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ミニLED搭載のMacBook Air、2022年中頃に発売か〜ミンチー・クオ氏予測

 
次期MacBook Airが、ミニLEDディスプレイを搭載して2022年中盤に発売されるだろう、との予測を著名アナリストのミンチー・クオ氏が発表しました。次期MacBook Airについては、カラーバリエーションが豊富になるなどの噂もあります。
2021年のMacBook Proに続くミニLED搭載Macに
サプライチェーンに独自の情報網を持ち、Apple関連の精度の高い予測で知られるミンチー・クオ氏が、ミニLEDディスプレイを搭載したMacBook Airが2022年中頃に発売されるとの予測を、投資家向けのメモで発表しました。
 
クオ氏の予測では、ミニLED搭載MacBook Airの画面サイズは、現行モデルと同じ13.3インチで、2021年に発売されるMacBook Proに続く、第2のミニLEDディスプレイ搭載Macになる、とのことです。
 
クオ氏は、以前もMacBook AirにミニLEDディスプレイが搭載されると予測しており、台湾メディアDigiTimesも同様の情報を報じていました。
 
ミニLEDディスプレイの搭載により、バックライトを細かく制御可能となることで、薄型軽量を維持しながら広色域、高コントラスト、高ダイナミックレンジで引き締まった黒が表示でき、鮮明な表示が可能になると期待されます。
 
また、世界的な半導体不足が2021年後半から2022年にかけて改善し、MacBookの出荷は2022年に2,000万台〜2,200万台に増えるだろう、とクオ氏は述べています。
豊富なカラバリ、進化したAppleシリコン搭載か
次期MacBook Airについては、画面周囲のベゼルが薄くなり、MacBook Proと同様、電源との接続にMagSafeが採用され、Thunderbolt/USB4ポートを搭載し、iMacのようなカラーバリエーションが追加されるなど、と噂されています。
 
Bloombergのマーク・ガーマン記者は、2022年のMacBook AirにはM1プロセッサの高速版が採用され、CPUは8コアのまま、GPUが現行の7コアまたは8コアから9コアまたは10コアに強化される、と報じています。
 
 
Source:MacRumors
Photo:Apple
(hato) …

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iPhone XRとiPadの内蔵スピーカーでは、空間オーディオが動作しない模様

 
Appleがサポート文書を更新、iPhone XRとiPadの内蔵スピーカーでは空間オーディオが動作しないことが明らかになりました。
空間オーディオ対象デバイスが減少
現地時間2021年7月22日にサポート文書が更新されるまで、空間オーディオが対応する機種は、iPhone XR以降(iPhone SEを除く)、iPad Pro 12.9インチ(第3世代以降)、iPad Pro 11インチ、iPad(第6世代以降)、iPad Air(第3世代以降)、またはiPad mini(第5世代)の内蔵スピーカーと記されていました。
 
更新後は、対応する機種がiPhone XS以降(iPhone SEを除く)、iPad Pro 12.9インチ(第3世代以降)、iPad Pro 11インチ、またはiPad Air(第4世代)の内蔵スピーカーと変更されています。
一方、Android版Apple Musicが空間オーディオに対応
今回の変更でiPhone XRとiPadの記述が消えたことから、同モデルの内蔵スピーカーで空間オーディオを再生することはできないようです。
 
同日には、Android版Apple Musicが空間オーディオとロスレスオーディオに正式対応しています。
 
 
Source:Apple, MacRumors via iMore
(FT729) …

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MagSafeバッテリーパックで充電スタンドを制作、あれと組み合わせたお笑い画像も

 
発売されたばかりのMagSafeバッテリーパックを使い、充電スタンドに応用した事例が報告されました。また、Lightning端子を搭載した新たなデバイスということで、いつものお笑い画像も投稿されています。
純正品同氏の組み合わせでスタンドに応用
デザイナーのパーカー・オルトラーニ氏が、MagSafeバッテリーパックとiPhone Lightning Dockを組みあせた充電スタンドを公開しました。
 
こちらは単に、MagSafeバッテリーパックをiPhone Lightning Dockに差すだけなので制作は容易ですが、肝心のiPhone Lightning Dockは品切れで入手困難です。
 

You can turn the MagSafe battery into a magnetic iPhone stand/dock if you plug it into the lightning dock! pic.twitter.com/A0D68QGxwy
— Parker Ortolani (@ParkerOrtolani) July 22, 2021

Lightning端子で充電できる?
また、 MagSafeバッテリーパックの外部接続端子はLightning端子であることから、いつものお笑い画像「Apple Pencil(第1世代)を差してみました」も投稿されています。
 

Finally! pic.twitter.com/0ud1ShgPYn
— Gregory McFadden (@GregoryMcFadden) July 22, 2021

 
 
Source:Parker Ortolani(@ParkerOrtolani)/Twitter via iPhoneHacks, Gregory McFadden(@GregoryMcFadden)/Twitter
(FT729) …

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Android版Apple Music、空間オーディオとロスレスオーディオに正式対応

 
Appleは現地時間7月22日、Android版Apple Musicアプリをアップデートし、空間オーディオとロスレスオーディオに正式対応しました。
空間オーディオとロスレスオーディオに正式対応
空間オーディオとロスレスオーディオは、6月にAppleデバイスでの利用が可能となり、Android版でもベータ版が提供されていました。
 
今回のアップデートでは、対応デバイスのApple Musicで空間リスニング体験が新たに実現し、起動時に数千もの曲をDolby Atmosで再生できるようになりました。
 
そのほか、アップデートには以下の機能が含まれます。
 

ロスレスオーディオ:ビット精度の妥協のない新しいサウンド体験。
自動クロスフェード:曲から曲への移行をシームレスにつなげる新しいリスニングの方法。
強化されたライブラリの検索機能:インライン検索でお気に入りの音楽をより簡単に見つけることが可能に。

 
Android版のApple Musicアプリの「設定」メニューには、「音質」のサブメニューが用意されており、ロスレスオーディオを有効にしたり、必要に応じて異なる音質を選択することができます。
 
なお、AppleはどのAndroidデバイスが新機能に対応しているのかについては明記しておらず、サポートドキュメント上で、それぞれのデバイスメーカーに確認するよう促しています。
 
 
Source:Apple via MacRumors
(m7000) …

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米政府機関が「修理する権利」への対応を本格化、iPhoneの自宅修理が可能になるか

 
米国連邦取引委員会(FTC)は現地時間7月21日、iPhone等が壊れた際の「修理する権利」を保護するため、スマホメーカーの修理制限に対して、法的関与を強めるとの声明を発表しました。
修理する権利
Apple等の一部メーカーは、スマホが破損した際にユーザー自身が修理することを想定しておらず、修理はメーカー修理等に制限されています。
 
Appleは2019年、独立系修理プロバイダプログラムを開始し、従来の正規サービスプロバイダに加え、より多くの業者がiPhone等の修理を行えるよう、制度を見直しました。
 
しかし、独立系修理プロバイダとして認定されるためには、Appleの認定資格を持つ技術者が所属していることや、店舗の立地等の条件があり、Appleの審査に合格する必要があります。
 
また、ユーザーは、自身でバッテリーや部品の交換などの修理を行うことができないため、メーカー認定業者に修理を依頼し、サービス料等を支払う必要があります。
修理制限は違法と表明
FTCは、スマホメーカーによる修理制限は、ユーザーやサードパーティによる修理を著しく困難にしているとして、独占禁止法や消費者保護法に違反している可能性を指摘しました。
 
バイデン政権は2021年7月、「修理する権利」の確保を念頭に、メーカーによる修理制限を禁止するようFTCに指示しています。
 
FTC現地時間7月21日、違法な修理制限に対する法的な関与を強めることを全会一致で可決し、米政府による「修理する権利」への対応が本格化しました。
 
なお、FTCは2021年5月、メーカーは以下の手法等により、ユーザー修理を不当に制限しているとする報告書を提出しています。
 

(パネル等の)部品を接着し、パーツ交換を困難にしている
修理用部品の流通を制限している
故障診断プログラムの利用を制限している

 
FTCは声明において、各州の法執行機関や議会と協力し、違法な修理制限の撤廃に向けた法改正に取り組んでいく予定だと言及しました。
 
今後、メーカーによる修理制限が禁止された場合は、米国ではiPhoneを自宅で修理可能になるかもしれません。
 
一方でAppleは、安全性やセキュリティへの懸念から、修理は認定技術者が行なうべきと主張していると言われています。
 
 
Source:連邦取引委員会 via 9to5Mac
(seng) …

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Apple Watchの新作CM、スポーツに打ち込む夏をコミカルに描く

 
米Appleは、Apple Watch Series 6の新作CM「Hello Sunshine」を公開しました。Apple Watchに励まされ、女性がスポーツにのめり込んでいく様子をコミカルに描写しています。
Apple Watchに励まされ、スポーツに打ち込む女性
Appleが公開した「Hello Sunshine」は、Apple Watch Series 6のフィットネス機能をはじめ、血中酸素ウェルネス、転倒検出を紹介した新作CMです。
 
「この夏、したいことはリラックスして過ごすこと」と話していた女性は、Apple Watchに促されて、軽いジョギングを始めます。
 

 
Apple Watchでゴールの達成状況が見えるのが楽しくなったのか、女性の運動に水泳が加わり、久々にダンスを再開し、ロッククライミングも始めます。
 

 
ロッククライミング中に落下すると、転倒検出が表示されます。
 

 
さらに大型トラックのタイヤ持ち上げにも挑戦し、血中酸素濃度ウェルネス機能を活用しながら、アルパカのいる高い山にも登ってしまいます。
 

 
最終的に、女性の目標は、世界的に知られるテコンドーの師範へと切り替わっていました。
 

 
使用楽曲と動画はこちら
使用されている楽曲は、イタリア出身の歌手リトル・トニーのCuore Matto (Planet Funk Remix) です。リトル・トニーは2013年に亡くなっていますが、このリミックス曲は2021年7月16日にリリースされたばかりです。
 

 
動画はこちらでご覧ください。
 

 
Appleは6月に、日本限定のApple WatchのCM「さあ、アクティブな方へ」を公開しています。また、オリンピック開催に合わせて、22の国旗をモチーフにした限定デザインのApple Watchバンドも発売されています。
 
 
Source:Apple/YouTube
(hato)
 
 
※Apple Watchの血中酸素ウェルネスアプリの測定値は、自己診断または医師との相談を含む医療での使用を目的とするものではなく、一般的なフィットネスとウェルネスのみを目的としています。 …

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Corning、スマホカメラのレンズカバーガラスを発表〜高画質と耐久性を両立

 
Corning(コーニング)が、強化ガラス製品「Gorilla Glass DX」「Gorilla Glass DX+」が、スマートフォンなどのカメラレンズに対応すると発表しました。従来のレンズコーティングよりも傷に強く、写真や動画の画質を犠牲にしない強化ガラスです。
優れた光学特性と高い耐久性
Appleの主要サプライヤーでもあるCorningは、「Gorilla Glass DX」「Gorilla Glass DX+」を、スマートフォンなどのカメラレンズカバーに最適化して提供すると発表しました。
 
スマートフォンのカメラレンズカバーには、光を多く取り込みながら反射を避けるための特殊コーティングが施されています。しかし、このコーティングは傷つきやすい弱点がありました。
 
「Gorilla Glass DX」「Gorilla Glass DX+」は、従来のコーティングよりも傷つきにくい耐擦傷性と、高い耐久性を持ちながら、優れた光学特性を持ち、きれいな写真や動画撮影が可能です。
 
Corningの副社長でゼネラルマネージャーのジェイミン・アミン氏は同製品について「光の98%を取り込むことができ、カメラの性能を最大に引き出せる、理想的な解決策を開発できた」と語っています。
 
なお「Gorilla Glass DX」をカメラレンズカバーに最初に採用するのはSamsungとのことです。

iPhone12シリーズの「Ceramic Shield」もCorning製
Appleは、2017年に米国内の製造業のために10億ドル(約1,100億円)の大規模ファンドを設立し、最初の出資先としてCorningに2億ドル(約220億円)を出資しています。
 
その後も、2019年に2億5,000万ドル(約275億円)、2021年にも4,500万ドル(約50億円)の追加投資を行なっています。
 

 
iPhone12シリーズが搭載する、ガラスにナノセラミッククリスタルを組み込むことで対落下性能を従来比4倍に強化した「Ceramic Shield」も、Corningが製造を担当していると伝えられています。
 
Corningは、折りたたみスマホ向けのガラスの開発を進めており、2021年に搭載製品が発売されると予測されています。
 
 
Source:Corning
(hato) …

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iPhone13シリーズ用半導体購入を強化〜日本の自動車会社以上の数量確保に動く?

 
台湾メディアDigiTimesが、Apple(iPhone12s、iPhone12Sとの噂もあり)はiPhone13シリーズ用半導体の購入を強化しており、それは日本の自動車会社やそのサプライチェーンを上回るものだと報告しました。
日本の自動車会社のサプライヤーを超える購買活動
長期化する半導体不足は、Apple製品の製造にも影響を及ぼしていると伝えられていました。
 
そうした状況下でAppleは、iPhone13シリーズに用いる半導体や各種部品の確保に向け、日本の自動車会社やサプライヤーを上回る勢いで活動しているようです。
A15チップの生産枠は確保されているようだが
iPhone13シリーズの基幹部品であるA15チップは、TSMCにおいてその生産枠を抑えていることにより必要数を確保できると思われますが、iPhoneにはそれ以外にも汎用品を含めて多くの半導体が搭載されているのがiPhoneの分解レポートからも明らかになっています。
 
A15チップには環境光センサーなどが統合されるとみられていますが、1チップが全ての機能を担うことはできません。
 
iPhone13シリーズはiPhone11シリーズまでがそうだったように9月に発表されると噂されていますので、それに間に合うよう必要な部品の確保が重点的に行われていると思われます。
 
 
Source:DigiTimes
Photo:Appledsign/Facebook
(FT729) …

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iOS15の、電源オフとバッテリー切れでの「探す」利用可能なiPhoneは?

 
iOS15では、iPhoneの電源がオフになっていたりバッテリー切れになっていても「探す」ネットワークで位置情報が取得できるようになります。この機能に対応するiPhoneがどのモデルか、9to5Macが伝えています。
電源オフ状態での「探す」に対応するiPhoneは?
iOS15をインストールしたiPhoneでは、電源がオフになっていたりバッテリー切れになっていても「探す」ネットワークによってiPhoneを探し出せることが報告されています。
 
この機能を利用可能なiPhoneが明らかになりました。
  

iPhone11
iPhone11 Pro
iPhone11 Pro Max
iPhone12 mini
iPhone12
iPhone12 Pro
iPhone12 Pro Max

超広帯域無線(UWB)を利用
電源オフの状態でも利用可能な「探す」ネットワーク機能は超広帯域無線(UWB)通信が利用されることから、対応するiPhoneはいずれもU1チップ搭載機種になります。
 
9月発表と噂のiPhone13シリーズにも、U1チップが搭載されると思われます。
 
 
Source:9to5Mac via iPhone Hacks
Photo:Appledsign/Fecebook
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iPhone SE(第2世代)が限定台数32,800円〜じゃんぱらがオープセール実施

 
じゃんぱらが、仙台駅西口店の開店を記念し、7月24日から7月31日までオープンセールを実施、iPhone SE(第2世代)やiPad Air(第4世代)など多数のApple製品を限定台数で特価販売すると案内しています。
仙台駅西口店オープンセール対象製品
じゃんぱらが7月24日から7月31日まで実施する、仙台駅西口店オープンセール対象のApple製品は下記の通りです。
 

商品名
価格(税込)
程度
限定台数

iPhone SE(第2世代)/ 64GB
32,800円
未使用
30台

iPhone XR / 64GB
24,800円
中古
20台

iPhone8 / 64GB
15,800円
中古
20台

iPhone7 / 32GB
9,980円
中古
20台

AirPods Pro
23,800円
未使用
30台

Apple Watch Series 644ミリ/ GPS / スポーツバンド
23,800円
未使用
5台

iPad Air(第4世代)/ 64GB
59,800円
未使用
30台

M1チップ搭載MacBook ProMYD82J/A
99,980円
中古
4台

 

 
 
Source:じゃんぱら
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Apple Watch S8への血糖値測定搭載もある?センサーメーカーがテスト開始

 
英Rockley Photonicsが開発した、血糖値ほか多数の項目を測定可能な新型センサーが完成しました。Notebookcheckが、早ければ2022年にもRockley Photonicsが開発した新型センサーがスマートウォッチに搭載されると報じています。
リストバンド型デバイスと専用アプリで試験を開始
Rockley Photonicsは、現地時間2021年7月14日に、体温、血圧、身体の水分補給の必要性、アルコール濃度、乳酸値、ブドウ糖(血糖)値の測定が可能なセンサーが完成したと発表していました。
 
同社はこのセンサーをリストバンド型のデバイスに組み込み、専用アプリを使用して被験者を対象としてデータ収集を行います。Rockley Photonicsはこのセンサーに、「手首の上の診療所」との愛称をつけているようです。
 
このセンサーは血中酸素飽和度(SpO2)センサーのように常時、穿刺することなく各項目を測定可能です。
 

2022年に消費者向けデバイスに搭載し発売か
Rockley Photonicsは、研究開発分野においてAppleと緊密な関係にあると報じられています。
 
同社は新型センサーが消費者向けデバイスにも搭載できると述べていることから、今回の試験結果が良好であれば来年にもそれを搭載したスマートウォッチが発売されると、Notebookcheckが伝えています。
 
Bloombergのマーク・ガーマン記者は、Apple Watchで血糖値測定が行えるようになるまではなお数年を要すると述べていましたが、Rockley Photonicsの試験結果次第では、新型センサー搭載第一号製品がApple Watch Series 8(仮称:2022年モデル)になることも期待されます。
 
 
Source:Notebookcheck
Photo:Appledsign/Facebook
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iPhone14 miniがラインナップされないことで、サプライヤーの受注比率が変化

 
台湾メディア経済日報が、iPhone14シリーズ(仮称:2022年モデル)に5.4インチモデルがラインナップされないのであれば、iPhone13 mini(iPhone12s mini、iPhone12S miniとの噂もあり)全数の組み立てを担っているPegatronの受注状況も変化するだろうと報じました。
5.4インチモデルの組み立て作業を担当してきたPegatron
Nikkei Asiaは、iPhone14シリーズには5.4インチディスプレイ搭載モデルは用意されず、ベースモデルもProシリーズも6.1インチおよび6.7インチのラインナップになると伝えています。
 
それが事実であれば、iPhone12 mini、iPhone13 miniの全数の組み立てを担当するPegatronの受注比率が大きく下がることになります。
 
iPhone13シリーズの組み立て作業において、5.4インチモデル(仮称:iPhone13 mini)の全数と、iPhone13の32%をPegatronが担当する見通しです。
新たに、iPhone14 Maxの組み立て作業を担当か
経済日報は、iPhone14 miniがラインナップされないことで受注比率が下がるPegatronが、新たに追加される6.7インチのベースモデル、iPhone14 Max(仮称)の組み立て作業を受注する可能性があると予想しています。
 
iPhone14シリーズでは、4モデル全てが最大リフレッシュレート120HzのProMotionディスプレイを搭載すると噂されています。
 
 
Source:経済日報
Photo:Apple Hub/Facebook
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Apple、約5年ぶりにMagSafeアダプタのページを更新、その真意とは?

 
Appleが、5年近くそのままにしていたMagSafeアダプタに関するサポート文書のページを突如更新、「MacBookにMagSafeが復活する兆しでは?」と話題になっています。
約5年ぶりの更新
Appleは現地時間2021年7月20日、「Appleポータブル:MagSafeアダプタのトラブルシューティング」のページを更新しました。日本語の同一内容のページはまだ更新されておらず、最後の更新日は2016年12月1日です。
 
米メディアMacRumorsの記者サミ・ファシ氏が、約6年ぶりに同ページが更新されていることを発見。Bloombergやアナリストのミンチー・クオ氏が、MacBookにおいてMagSafeアダプタが復活すると予想していることを引き合いに出し、「非常に興味深い」と述べています。
 
「これは興味深い。AppleはMacBook MagSafe充電器のサポート文書を大幅変更する決断を下したようだ。このサポート文書が最後に更新されたのは2016年11月なので、ほぼ5年ぶりの更新ということになる。現行のMacBookにMagSafeを搭載しているモデルは存在しない」
 

This is interesting – Apple randomly decided to give a major overhaul to one of its support documents about MacBook MagSafe chargers. This support document had last been updated in Nov of 2016, making it the first update in 5 years. No current MacBook in the lineup uses MagSafe. pic.twitter.com/Z8IFjPTZDF
— Sami Fathi (@SamiFathi_) July 21, 2021

 
「Appleは説明をわかりやすくする、新しい説明を追加するなどして、サポート文書をしばしば更新しているが、今回のケースが特に興味深いのは、Bloombergとクオ氏の両方が、MagSafeが復活すると予想していることだ。ただしこのアップデートは単に旧型Macのユーザー向けということもありうる」
 

Apple often updates support docs with clarity around wording, new steps, etc… This case is particular interesting, however, given that Bloomberg and Kuo have both said MagSafe is returning. This specific update could simply be for users of older Macs. https://t.co/v4FX5Zpqhw
— Sami Fathi (@SamiFathi_) July 21, 2021

MagSafe復活を歓迎
ファシ氏のツイートに対し複数のフォロワーが、MacBookへのMagSafe復活を歓迎するという内容のコメントを投稿しています。
 
 
Source:Appleサポート文書(英語) via Sami Fathi/Twitter
Photo:Appledsign/Facebook
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iOS14.7でiPhoneのバッテリー持続時間は改善した?7機種でテスト

 
iOS14.7のバッテリーテストの動画を、YouTubeチャンネルiAppleBytesが公開しました。バッテリーの持ちが短いとの指摘があったiOS14.6から改善がみられるのでしょうか。
iOS14.7のバッテリー持続時間をテスト
現地時間7月19日に公開されたiOS14.7のバッテリー持続時間の比較結果を、iOSバージョン別のバッテリーテストや動作速度テストの動画を公開しているYouTubeチャンネルのiAppleBytesが公開しました。
 
直前バージョンのiOS14.6では、iPhoneのバッテリーの持ちが悪くなったという指摘もありましたが、iOS14.7で改善しているのでしょうか。
 
テストに使用しているのは、iPhone SE(第1世代)、iPhone6s、iPhone7、iPhone8、iPhone XR、iPhone11、iPhone SE(第2世代)の7モデルで、いずれもiOS14.7をインストールして3日が経過しています。
 

 
画面の明るさを25%に統一し、ベンチマークアプリGeekBench 4でバッテリーテストを実行しています。バッテリーの劣化度を示すバッテリー状態は、90%〜100%の間です。
バッテリーテストの結果はこちら
バッテリー残量がゼロになるまでにかかった時間と、GeekBench4によるバッテリースコアは以下のとおりです。
 

 

モデル
持続時間
スコア

iPhone SE(第1世代)
3時間02分
1,820

iPhone6s
2時間47分
1,670

iPhone7
4時間00分
2,393

iPhone8
3時間46分
2,245

iPhone XR
5時間06分
3,042

iPhone11
5時間15分
3,139

iPhone SE(第2世代)
3時間22分
2,015

 
各モデル、iOS14.7でバッテリー持続時間は改善傾向
iAppleBytesは、各モデルでiOSバージョンごとにバッテリースコアを比較したグラフを公開しています。
 
iPhone SE(第1世代)、iPhone6sがこちらです。いずれも、iOS14.6で落ち込んだスコアがiOS14.7で伸びています。
 

 
iPhone7、iPhone8では、大きくスコアが改善しており、iPhone8では過去最高のスコアが出ています。
 

 
iPhone XRでもバッテリースコアが伸びています。iPhone11ではiOS14.6を若干下回っています。
 

 
iPhone SE(第2世代)では、iOS14.6からiOS14.7でスコアが改善しています。
 

 
iOS14.7のバッテリーテスト結果についてiAppleBytesは、大幅にバッテリーパフォーマンスが改善しており、iOS14.7にアップデートしない理由は見つからない、と評価しています。
 
バッテリーテストの動画はこちらでご覧ください。
 

 
 
Source:iAppleBytes/YouTube
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Foxconnの鄭州工場、記録的豪雨で操業を一時停止

 
中国南部の河南省鄭州市では、記録的な豪雨により洪水が発生、同市にあるAppleの主要サプライヤー、Foxconnの工場も、操業の一時停止を余儀なくされています。
多くの従業員は自宅勤務や臨時休暇に
The Wall Street Journal(WSJ)によると、洪水によりiPhone組立工場のある鄭州市では大規模な停電が発生、工場は操業を停止しています。
 
Foxconnは鄭州の3カ所に工場を持ち、世界に出荷される全iPhoneの半数以上を生産しています。工場で働く人々の多くはFoxconnが提供する工場敷地内の寮で寝泊まりしています。
 
Foxconnによると、一部生産ラインは稼働を継続しているものの、多くの従業員は現在自宅勤務もしくは臨時休暇を言い渡されているとのことです。
iPhone生産への影響は?
気になるのはiPhone生産への影響です。Foxconnは水害による工場への直接的な被害はないと説明していますが、9月発売と見られるiPhone13シリーズの量産は、つい最近始まったばかりと推測されています。
 
 
Source:The Wall Street Journal
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AirTagループに新色「カプリブルー」が追加か?Amazonで5,284円で販売中

 
AmazonのApple製品販売ストアが、AirTagループの新色「カプリブルー」を5,284円で販売開始しました。Apple Storeではまだ販売されていません。
Apple Storeでは未発売
Amazonが販売中のAirTagループの新色の可能性がある「カプリブルー」の販売価格は税込5,284円で、Apple StoreでのAirTagループの販売価格である税込3,800円よりも高価な価格設定がなされています。
 
Amazonの販売ページには販売元としてAmazon.co.jpの記載が、製造元として「Apple(アップル)のストア」と表示されていることから、Apple純正品の可能性が高そうです。
 
Amazonでの商品販売価格を確認できるアプリKeepaで価格履歴を確認すると、AirTagループ「カプリブルー」が発売されたのは2021年7月22日午前2時15分です。
AirTagレザーループなみの価格で販売中
Amazonが販売中のAirTagループ「カプリブルー」の在庫数は2021年7月22日午後3時時点で8個となっています。
 
同商品は注文可能な状態ですが、Apple StoreでのAirTagループの販売価格よりも大幅に高く、AirTagレザーループの販売価格である税込5,500円に近いものです。
 
AirTagレザーループとAirTagレザーキーリングには先日、新色が追加されていました。
 
 
 
Source:AirTagループ-カプリブルー/Amazon
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iOS14.7/iPadOS14.7では大量のセキュリティ問題が修正

 
Appleが、リリースしたばかりのiOS14.7とiPadOS14.7において修正したセキュリティ上の問題について、詳細を公開しています。なお現時点(7月22日午後2時)では、日本語版はまだ公開されていません。数日中に公開されると思われます。
多くの問題点が修正されたセキュリティアップデート
AppleはiOS14.7およびiPadOS14.7のセキュリティアップデートをまとめたページを公開しました。今回のセキュリティアップデートは広範囲に及び、多くの項目が列記されています。
 
たとえば「探す」については、「悪意あるアプリが『探す』データにアクセスできる」問題が解決されています。これはiPhone62以降のiPhone、iPad Proの全モデル、iPad Air 2以降、第5世代iPad以降、iPad mini 4以降、第7世代iPod touch以降に影響します。
 
また悪意あるWi-Fiネットワークを使用すると、DoS攻撃や任意コード実行の被害にあう可能性のある問題を含む、多くの問題が解消されていますので、早めのiOS14.7、iPadOS14.7へのアップデートをお勧めします。
 
なお今回iPadOS14.7は、iOS14.7よりも2日遅れてリリースされるという、異例のパターンでした。
 
 
Source:Apple via iMore,Apple(日本語のセキュリティアップデートページ)
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次期iPad miniはA15チップ搭載の噂? ノートPCの代わりになるかも

秋頃発表と言われているiPad miniにはA15チップが搭載されるようです。A15チップは、Apple独自チップの次モデルであり、iPhone 13(仮)に搭載されると言われていますね。他にも、次期iPad miniは、USB-C対応、マグネットのSmart Connentor採用など、でている噂を見るとかなり期待できるアップデートになりそうです。 …

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iPadOS14.7の正式版が公開。異例のiOSとの時差リリース

 
現地時間7月21日、iPadOS14.7の一般ユーザー向け正式版が公開されました。iOS14.7から2日遅れての公開となりました。
USB-C – 3.5mmアダプタ接続時の不具合など修正
iPadOS14.7の正式版は、現地時間7月19日に公開されたiOS14.7から2日遅れて公開されました。
 
これまで、iOSとiPadOSはベータ版も含めて同時にリリースされることが多く、今回のように、iOSとiPadOSが分けてリリースされるのは異例です。iPadOS14.7とiOS14.7リリースキャンディデート(RC)までは同時にリリースされています。
 
iPadOS14.7では、iOS14.7での修正に加えて、USB-C – 3.5mmヘッドフォンジャックアダプタを使用した場合のオーディオ再生の問題が修正されています。
 
iPadOS14.7のリリースノートは以下のとおりです。
 
iPadOS 14.7には、iPad用の以下の機能改善とバグ修正が含まれます:

HomePodのタイマーを管理する機能が“ホーム” Appに追加
Podcastライブラリで、すべての番組を表示するか、フォローしている番組のみを表示するかを選択可能
Apple Musicの“プレイリストを共有”メニューオプションが表示されない問題
Apple Musicのロスレスオーディオとドルビーアトモスの再生が予期せず停止することがある問題
メールメッセージを作成していると点字ディスプレイに無効な情報が表示される可能性がある問題
iPadでUSB-C – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタを使用すると、オーディオがスキップする場合がある問題

秋にはiPadOS15が公開予定
iPad向けの次世代OSであるiPadOS15では、マルチタスキング機能が強化されるほか、いつでもメモを作成できるクイックメモ、FaceTimeの通話相手とコンテンツを同時に楽しめるSharePlay、Macとのシームレスな連携が可能になるユニバーサルコントロールなど、多くの新機能が追加されるほか、「ファイル」アプリがNTFSフォーマットに対応します。
 
iPadOS15は秋に正式版が公開される予定で、現在、開発者向けベータ3と登録ユーザー向けパブリックベータ3がリリースされています。
 
 
Source:Apple, 9to5Mac
Photo:Apple
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2020年のTwitterハッキング事件の容疑者が逮捕、FBI等が捜査

 
海外大手メディアReutersは現地時間7月21日、2020年7月に発生した大規模なTwitterハッキング事件に関与していたとして、22歳の英国人男性が逮捕されたと報じました。
Twitterハッキング事件
現地時間2020年7月15日午後、著名人や有名企業のTwitterアカウントがハッキングされ、仮想通貨Bitcoinの送付を呼びかける詐欺メッセージが投稿される事件が発生しました。
 
当時大統領候補だったジョー・バイデン氏や元アメリカ大統領のバラク・オバマ氏、Amazonの最高経営責任者ジェフ・ベゾス氏等の著名人や、AppleやUber等の有名企業の公式アカウントが大量にハッキングされました。
 
偽の投稿を見て実際にBitcoinを送付してしまった人もおり、14万ドル(約1,540万円)相当の被害が発生したと言われています。
 
2020年7月31日には、米フロリダ州の17歳の少年が主犯として逮捕され、その後も複数の若者に嫌疑がかけられており、米司法当局が捜査を行っていました。
スペインで22歳の英国人が逮捕
米司法省は現地時間7月21日、Twitterハッキング事件に関与した疑いで、22歳の英国人男性がスペインで逮捕されたと発表しました。
 
逮捕されたのはジョセフ・オコナー容疑者で、Twitterハッキング事件に関与した容疑に加え、複数のTikTokアカウント等に不正にアクセスした疑いや、児童に対してインターネット上でストーカー行為を行った疑いがかけられています。
 
Twitterハッキング事件については連邦捜査局(FBI)が中心となって捜査を行っており、米国の要請を受けたスペイン国家警察が容疑者の身柄を確保しています。
 
また米司法省によると、米国のシークレットサービスや英国の国家犯罪対策庁等も捜査に協力しており、捜査当局の国際的な連携により、今回の逮捕に至った模様です。
 
 
Source:米司法省 via Reuters
Photo:連邦捜査局
(seng) …

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macOS Big Sur 11.5が公開、Podcastなどの不具合を修正

 
Appleは現地時間7月21日、macOS Big Sur 11.5の一般ユーザー向け正式版を公開しました。Podcastやミュージックアプリの不具合が修正されています。
macOS Big Sur 11.5のリリースノート
Appleが公開した、macOS Big Sur 11.5のリリースノートは以下のとおりです。
 
macOS Big Sur 11.5には、以下のMacの改善が含まれています:

“Podcastライブラリ”タブで、すべての番組を表示するかフォロー中の番組のみを表示するかを選択できるようになります

 
このリリースでは以下の問題も解決されます:

“ミュージック”で再生回数と最後に再生した日がライブラリでアップデートされない場合がある
スマートカードがM1チップを搭載したMacコンピュータにログインする際に機能しない場合がある

 

 
macOSのアップデートは、「システム環境設定」から「ソフトウェア・アップデート」を開くとインストールできます。
秋にはmacOS Montereyが公開予定
秋に正式版が公開される予定のmacOS Montereyでは、Safariのデザインが大幅に変更され、MacとiPadがスムーズに連携できるユニバーサルコントロールなどの新機能が利用可能になります。
 
現在、macOS Montereyはベータ3がリリースされていますが、ユニバーサルコントロールはまだ利用可能になっていません。
 
Appleは2日前に、MagSafeバッテリーパックに対応したiOS14.7や、30カ国で心電図(ECG)が利用可能になったwatchOS7.6の正式版を公開しています。
 
 
Source:9to5Mac
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AirPods Pro用ファームウェアのベータ1がリリース、iOS15新機能に対応

 
AirPods Proの次期ファームウェアの開発者向けベータ1がリリースされました。iOS15のFaceTimeで利用可能になる新機能に対応しています。
FaceTimeの新機能に対応
AppleがリリースしたAirPods Pro用ファームウェアのベータ1は、Appleの開発者向けWebサイトからダウンロード可能です。
 
今回リリースされたベータ1では、iOS15で利用可能になる新機能のうち、FaceTimeで相手と対面で話しているように聞こえる空間オーディオ、周囲の雑音を遮断する「声を分離」モードに対応しています。
 
しかし、外部音取り込みのカスタマイズ機能、会話の音量自動調整機能は、今回のベータには含まれず、今後のバージョンで追加される模様です。
アップデートするとダウングレード不可
Appleは6月に、開発者向けにAirPods Pro用ファームウェアのベータをリリースすると予告していました。
 
ベータ版のファームウェアをインストールするには、iOS15がインストールされたiPhone、Xcode 13ベータがインストールされたMac、そしてフル充電されたAirPods Proが必要です。
 
Appleは、ファームウェアのインストールには最大24時間かかると説明しています。
 
AirPods Proのベータ版ファームウェアは、一度アップデートすると元のバージョンにダウングレードすることはできないため、注意が必要です。
 
 
Source:MacRumors
Photo:Apple
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iPhone13シリーズが9月第3週に発表、全モデルLiDAR、1TBもある?

 
Wedbush証券のアナリスト、ダニエル・アイブス氏が、iPhone13シリーズ(iPhone12s、iPhone12Sとの噂もあり)は9月第3週に発表、ベースモデルにもLiDARが搭載され、1TBモデルも用意されるとの予想を伝えました。
1TBモデルがラインナップ、LiDARが全モデルに搭載?
アイブス氏は、iPhone13シリーズが9月第3週に発表されると予想しています。
 
同氏はまた、iPhone13シリーズにはストレージ容量1TBモデルも用意される、iPhone13 miniとiPhone13にもLiDARが搭載されると予想しており、最近の噂と異なっています。
 
現在出回っているiPhone13シリーズのものとするモックアップでは、iPhone13 miniとiPhone13にLiDARが搭載されているような痕跡は認められませんでした。
iPhone12シリーズ同様に、好調に売れると予想
アイブス氏は、iPhone13シリーズにもiPhone12シリーズと同様の高い需要があり、好調に売れると予想しています。
 
 
Source:iPhone Hacks
Photo:Appledsign/Facebook
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iPhone14全モデル搭載と噂のLTPOディスプレイ、LGが生産能力を5倍に拡大

 
Patently Appleがサプライチェーンからの情報として、LG Displayは2022年から2023年にかけて有機EL(OLED)ディスプレイの生産数を50%増加、その中で低温多結晶酸化物(LTPO:Low Temperature Polycrystalline Oxide)ディスプレイの生産数を5倍に増やすと報じました。
iPhone13シリーズではSamsung Displayが独占供給と噂のLTPOディスプレイ
省電力性能に優れ、リフレッシュレート120Hzを実現可能なLTPOディスプレイは、iPhone14シリーズ(仮称:2022年モデル)全4モデルが搭載すると噂されています。
 
iPhone13 ProとiPhone13 Pro Maxでの搭載が確実とみられているLTPOディスプレイは、Samsung Displayが独占供給する見通しです。
 
そうした中、LG DisplayがLTPOディスプレイを含め、OLEDディスプレイの生産数を増やすべく、投資を拡大しています。
約960億円を投資し、生産能力拡大
Patently Appleによれば、LG Displayは2017年から延期されていたApple専用のE6-3 OLED生産ライン(坡州市)への投資を再開、早ければ今月中にも生産ラインの整備を開始するとのことです。
 
LGディスプレイの投資額は8億6,700万米ドル(約960億円)以上で、これをもとに生産設備の整備を始める予定です。
 
LG Displayは坡州市のE6-3生産ラインで今後、第6世代(1500 x 1850ミリ)の基板を使用しApple向けのフレキシブルOLEDディスプレイを生産します。
 
E6-3の生産能力は最終的に、月産15,000枚になります。これは、E6-1、E6-2と同じで、E6-3が稼働すれば、LG DisplayはiPhone用OLEDディスプレイの生産数を50%増やすことが可能になります。
中国BOEの影響拡大前にLG Displayも投資
LG Displayはすでに、キャノントッキから有機材料の蒸着装置と封止装置を購入して工場内に設置しています。これらの装置が稼働することで、約8億ドル(約880億円)のコスト削減が可能になるとPatently Appleはその効果を説明しています。
 
E6-3での生産開始は、装置の設置と安定稼働、歩留まりの改善、Appleによる製品品質の確認と承認作業が必要であることから、早くても2022年後半になるとみられています。
 
今回、LG DisplayがLTPOディスプレイパネルを中心としたOLEDディスプレイの生産拡大を決めた理由は、中国BOEが新たにLTPOディスプレイの製造を2022年後半に開始する予定というニュースが影響しているかもしれないと、Patently Appleは予想しています。
iPad AirやiPad ProもOLEDに切り替わるとの噂あり
AppleはiPhone14シリーズの4モデル全てにLTPO-OLED-TFTディスプレイを搭載するだけではなく、iPad AirやiPad ProのディスプレイもOLEDに切り替えると噂されていることから、サプライヤーに対しても供給数拡大を要求していると思われます。
 
 
Source:Patently Apple
Photo:Appledsign/Facebook
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iPhone13用A15のGPUコア数は5コア〜35%の性能向上実現、機能統合も?

 
中国メディアIT之家が、iPhone13シリーズ(iPhone12s、iPhone12Sとの噂もあり)が搭載すると噂の新チップ、A15に関する情報を伝えています。
5コアGPU搭載か
香港メディアQooahによれば、A15は、2つの高性能コア(コードネーム:FireStorm)と4つ高効率コア(コードネーム:IceStorm)を備え、A14 Bionicと比較して処理能力が20%、電力効率が30%向上するほか、グラフィック性能は5コアGPU搭載により35%の性能向上が得られるとのことです。
 
業界関係者は、A15が大きなアーキテクチャ変更なしに性能向上を実現できた理由はSVE2(Scalable Vector Extension Ⅱ)に対応するからで、これによりデータ処理の高速化とセキュリティ保護強化が実現されたと推察しています。
アンビエントライトセンサーを搭載、5G関係の改良も?
A15のGPUコア数は5コアとなり、A14 Bionicの4コアから増加、これが35%のグラフィック性能向上に大きく寄与しているようです。
 
IT之家は、A15ではアンビエントライトセンサー(ALS)の制御も行われると伝えています。これにより、iPhone13シリーズでは画面の明るさや色温度の調整がチップレベルで行われる見通しです。
 
同メディアは、5Gベースバンドチップ関連でもA15は改良されていると予想しています。
 
A15は、iPhone13シリーズだけではなくiPad mini(第6世代)も搭載すると噂されています。
 
 
Source:IT之家, SVE2/Arm
Photo:Apple Hub/Facebook
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iPad mini 6とiPad Air 5がA15チップ搭載か〜10月発表?

 
ここ最近、Apple製品に関する予想を発信しているルーク・ミアーニ氏が、iPad mini(第6世代)とiPad Air(第5世代)がA15チップを搭載して10月に発表されるとTwitterに投稿しました。
iPadのベースモデルのように毎年新チップに変わる?
iPad mini(第6世代)は、iPhone13シリーズ(iPhone12s、iPhone12Sとの噂もあり)と同じA15チップを搭載すると、9to5Macが昨日報じました。
 
その場合、A14チップを搭載したiPad Air(第4世代)はどうなるのかというやり取りの中でミアーニ氏は、iPad mini(第6世代)だけではなく、A15チップを搭載したiPad Air(第5世代)も10月に発表されるとの予想を投稿しました。
 

Who’s to say they don’t update the iPad Air as well? I could see an October event with new iPad mini, A15 getting in the iPad Air, and maybe a few other tidbits
— Luke Miani (@LukeMiani) July 20, 2021

 
同氏は、iPadのベースモデルがほぼ毎年新しくなるのに対し、iPad Airは変わらない理由はないと指摘しています。
iPhone13シリーズとApple Watch Series 7を9月に発表?
ミアーニ氏は、9月のイベントで発表されるのはiPhone13シリーズとApple Watch Series 7だけで、他のデバイスが一緒に発表されることはないと伝えています。
 

Yeah September will just be iPhones and Apple Watch, definitely not expecting any other hardware then
— Luke Miani (@LukeMiani) July 20, 2021

 
 
Source:Luke Miani(@LukeMiani)/Twitter
Photo:Svetapple.sk
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アップル、米国「第3波」により従業員のオフィス週3復帰計画を延期

Apple(アップル)は、アメリカ全体での新型コロナウィルスの感染拡大の影響を受けて、従業員のオフィス復帰を少なくても1ヶ月延期するようです。Bloombergが報じた内容によると、アップル従業員のオフィス復帰は早くても10月まで先延ばしにするとのこと。 …

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開発者向けApp Store Connectで、税金カテゴリーの設定の利用が可能に

 
Appleは現地時間7月20日、開発者がApp Storeにアプリを提出する際に利用するツール「App Store Connect」に、新機能「税金カテゴリーの設定」を追加しました。この機能により、開発者は各地域やコンテンツによって異なる税金を簡単に設定することができます。
納税管理がより簡単に
App Storeでは、175地域で簡単にトランザクションを行うことができ、そのうち64地域では、Appleが開発者に代わり納税の管理を行っています。これに加えて、App Store Connectでアプリのコンテンツに基づいての税金カテゴリーの指定が可能となり、各地域で適用される税法や規制の確認ができるようになりました。
 

App Store Connectでアプリ及びアプリ内課金に対して税金カテゴリーを指定できるようになりました。これらのカテゴリーは、アプリのコンテンツ(ビデオ、ブック、ニュース関連出版物など)に基づくもので、各地域の税法や規制に従って定義されます。これにより、Appleでは開発者に代わり、アプリに関わる納税を所定の税率で管理することができます。
カテゴリーの指定は 「価格および配信状況」セクションから可能
カテゴリーを指定するには、App Store Connectの 「価格および配信状況」セクションに移動します。カテゴリーはアプリに対して、もしくはアプリ内課金に対して定義することも可能です。Appleによると、この指定は以降のトランザクションに適用され、設定後満1カ月以降に新しい取引税レポートで確認することができるとのことです。
 
開発者がレート設定を変更しない場合は、App Storeソフトウェアカテゴリーが指定され、現在と同じ税率が適用されます。
 

変更しない場合、アプリ及びアプリ内課金にApp Storeソフトウェアカテゴリーが指定され、現在と同じ税率が適用されます。税金カテゴリーの設定は、アプリ及びアプリ内課金の特性が変化したり、税法が改正された場合に合わせて、いつでも変更することができます。
 
税金カテゴリーの詳細については、App Store Connectのヘルプを参照してください。
 
 
Source: Apple Developer via 9to5Mac
(m7000) …

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iPhone12などで提供される超広帯域無線がアルゼンチンやその他の国でも利用可能に

 
米Appleがサポートページを更新し、Apple Watch Series 6、iPhone11、iPhone12でサポートされている超広帯域無線通信(UWB)が、アルゼンチン、パキスタン、パラグアイ、ソロモン諸島などの国々で利用可能になったことが明らかになりました。
アルゼンチン、パキスタン等でUWBの利用が可能に
国際的な規制要件で、一部の国や地域ではUWBを無効にすることが義務付けられており、以前までは、上に挙げた全ての国でのUWBの利用は許可されていませんでした。
 
引き続き、アルメニア、アゼルバイジャン、ベラルーシ、インドネシア、カザフスタン、キルギス、ネパール、ロシア、タジキスタン、トルクメニスタン、ウクライナ、ウズベキスタンではUWBを利用することができません。
 
Appleデバイスに搭載されているU1チップは、BluetoothやWiFiよりもはるかに正確な位置情報を提供できるように設計されており、空間認識やより正確な屋内のマッピングに活用されています。
 
超広帯域テクノロジーは、「探す」アプリでAirTagの「正確な場所を見つける」機能を利用する際に必要なもので、Car Key機能やU1チップ搭載デバイス間で、AirDropを送る相手を探す精度をより上げるためにも活用されています。
 
 
Source:Apple via MacRumors
(m7000) …

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