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watchOS8 RCのリリースノート全文掲載

 
Appleが開発者と登録ユーザー向けにリリースした、watchOS8のRC(リリースキャンディデート)のリリースノート全文を掲載します。
 
※記事中の機能や使用しているスクリーンショットは、取材に基づく特別な許可に基づき使用しています。機能やデザインは、watchOS8パブリックベータのものであり、9月21日に公開予定のwatchOS8正式版では変更される可能性がありますのでご了承ください。
ベータテストの最終段階
Appleは現地時間9月14日、開発者とパブリックベータテスト登録者向けにwatchOS8 RCをリリースしました。
 
RCは、正式版とほぼ同じ内容の、ベータテストの最終段階のバージョンです。この記事では、Appleが公開したwatchOS8 RCのリリースノート全文を紹介します。
 
watchOS8の一般ユーザー向け正式版は、iOS15、iPadOS15、tvOS15とともに、日本時間9月21日に公開予定です。
 
なお、AppleはApple Watch Series 7について具体的な発売日を明かしておらず「今秋」とだけ案内しています。
watchOS8 RCのリリースノート全文
watchOS 8は、健康でアクティブな生活を送り、つながりを保つための新しい方法を提供します。デザインが一新された“写真” Appによって、一番大切な思い出とのつながりを保つことができます。また、新しい“マインドフルネス” Appと、新しい太極拳とピラティスのワークアウトタイプは、健康で健やかな生活を送るために役立ちます。“ウォレット”と“ホーム”もアップデートされ、自宅や車だけでなく、お気に入りの場所にも簡単かつ便利にアクセスできるようになります。
 
文字盤

“ポートレート”の文字盤では、iPhoneで撮影したポートレート写真のセグメンテーションデータを使用して、没入感のある多層構造の文字盤を作成(Apple Watch Series 4以降)
“ワールドタイム”の文字盤では、24の異なるタイムゾーンの時刻を一度に追跡可能(Apple Watch Series 4以降)

 
ホーム

家にあるアクセサリの状況とコントロールを“ホーム” Appの上部に表示
アクセサリがオンかどうか、アクセサリのバッテリー残量低下、アクセサリのソフトウェア・アップデートが必要かなどの状況をクイックビューで確認
時間帯と使用頻度に応じて自動的にアクセサリとシーンを表示
利用可能なすべてのHomeKitカメラフィードを1か所に表示できる専用のカメラルーム(複数のアスペクト比に対応)
よく使うシーンとアクセサリに“よく使う項目”領域からアクセス可能

 
ウォレット

ホームキーを追加して、対応している自宅やマンションのドアの鍵をタップして解錠可能
参加しているホテルのルームキーを追加して、ホテルの部屋のドアをタップして解錠可能
参加している企業のオフィスのキーを追加して、オフィスのドアをタップして解錠可能
車のキーと超広帯域無線を搭載したApple Watch Series 6で、対応している車に近づくことで車のロック、ロック解除、始動が可能
車のキーのリモート・キーレス・エントリー機能で、車のロック、ロック解除、クラクションの鳴動、事前暖機、トランクを開くことが可能

 
ワークアウト

“ワークアウト” Appの太極拳とピラティス用の新しいカスタムアルゴリズムによってカロリー指標の正確なトラッキングが可能
サイクリングワークアウトが自動的に検出され、“ワークアウト” Appを開始するようにリマインダーが送信され、すでに開始したエクササイズも遡って記録可能
サイクリングワークアウトで自動的に一時停止および再開
電動自転車でのサイクリングワークアウトのカロリー指標の精度を改善
13歳以下のユーザのハイキングワークアウトの指標のトラッキング精度を改善
音声フィードバックによってワークアウトのマイルストーンを内蔵スピーカーまたは接続されているBluetoothデバイスを使って通知

 
Fitness+

メディテーションガイドがメディテーションの練習をサポート。Apple Watchのオーディオセッションや、iPhone、iPad、Apple TVのビデオセッションが特定のテーマに沿ってガイドを提供
ピラティスワークアウトが利用可能。筋力と柔軟性が向上するように考えられた新しいワークアウトを毎週提供
iPhone、iPad、Apple TVでのピクチャ・イン・ピクチャ表示に対応しているため、対応Appでほかのコンテンツを見ながらワークアウトも視聴可能
ヨガ、筋力、コア、HIITワークアウトのワークアウトフィルタを拡張。機器が必要かどうかもフィルタリング可能

 
マインドフルネス

“マインドフルネス” Appの呼吸を強化。新しいリフレクトセッションも追加
呼吸セッションでは、深呼吸の練習に心と体のつながりを持てるようにするヒントが提供され、セッションをガイドする新しいアニメーションも追加
リフレクトセッションでは、思考を研ぎ澄ますためのシンプルなアイデアが提供され、1分の経過も視覚化

 
睡眠

睡眠中にApple Watchが呼吸数を計測
睡眠中の呼吸数は“ヘルスケア” Appで確認可能。トレンドが検出された場合に通知

 
メッセージ

同じ画面からスクリブル、音声入力、絵文字のすべてを使ってメッセージを作成または返信可能
編集したい場所までDigital Crownを使ってスクロールして、音声入力したテキストを調整可能
“メッセージ”が“#イメージ”に対応し、GIFの検索や最近使用したものの選択が可能

 
写真

“写真” Appのデザインが一新され、写真ライブラリの表示と管理が手首から可能
お気に入りの写真に加え、メモリーとおすすめの写真からハイライトが毎日新しく生成されてApple Watchに同期
同期されたメモリーの写真をモザイク調のグリッドに表示。いくつかのベストショットはより大きな写真で強調表示
“メッセージ”と“メール”で写真を共有可能

 
探す

“持ち物を探す” Appでは、AirTagが取り付けられた持ち物や“探す”ネットワークと互換性のある他社製の製品の場所を確認可能
“デバイスを探す” Appでは、紛失したAppleデバイスやファミリー共有グループの誰かが所有しているデバイスの場所を確認可能
Appleデバイス、AirTag、互換性のある他社製の製品を置き忘れそうなときに、“探す”によって手元から離れたときに通知

 
天気

“これから1時間の降水の強さ”の通知で、雨や雪の降り始めや、やんだときに通知を受け取ることが可能
重大な気象警報によって、竜巻、冬の嵐、鉄砲水などの特定の気象について警告
降水量チャートで雨の強さを視覚化

 
その他の機能と改善点:

集中モードを使用して、フィットネス、睡眠、ゲーム、読書、運転、仕事、パーソナルな時間など、現在のアクティビティに合わせて自動的に通知をフィルタリング可能
Apple Watchでは、iOS、iPadOS、macOSに設定されている集中モードが自動的に同期されるため、通知を管理して集中を維持可能
“連絡先” Appで、連絡先のアクセス、共有、編集が可能
“ヒント” Appで、Apple Watchとその内蔵Appを最大限に活用するために役に立つヒントや提案を提供
“ミュージック” Appのデザインが一新され、ミュージックやラジオを1か所で検索して視聴可能
“ミュージック” Appの中で曲、アルバム、プレイリストを“メッセージ”や“メール”経由で共有可能
複数のタイマーに対応し、Siriではタイマーにラベルを追加可能
周期記録でApple Watchの心拍数データが使用されるようになり予測が改善
シャカ、手を振る、ひらめいた瞬間などを送信するための新しいミー文字ステッカー
40以上の衣服で最大3色の異なるカラーを選択して、ミー文字ステッカーの衣類や帽子類をカスタマイズ可能
メディアの視聴時にコントロールセンターでヘッドフォンの音量をリアルタイムに計測
香港、日本、中国本土(一部の都市)、米国で交通系ICカードをファミリー共有設定のユーザの“ウォレット”に追加可能
ファミリー共有設定のユーザの“カレンダー”と“メール”でGoogleアカウントに対応
AssistiveTouchで、上肢に障がいがあるユーザがピンチやクレンチのようなハンドジェスチャを使って電話に出たり、画面上のポインタを制御したり、アクションのメニューを起動したりすることが可能
より大きなテキストサイズのオプションが“設定”に追加
リトアニアでApple Watch Series 4以降の“心電図” Appに対応
リトアニアで不規則な心拍の通知に対応

 
一部の機能は国や地域によっては利用できないことがあります。詳しくは、以下のWebサイトをご覧ください:
https://www.apple.com/jp/watchos/feature-availability/
 
Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:
https://support.apple.com/kb/HT201222
 
 
Source:Apple
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iOS15 RCのリリースノートを全文掲載

 
Appleは、iOS15のRC(リリースキャンディデート)を、開発者とパブリックベータテスト参加者向けにリリースしました。Appleが公開したリリースノート全文を掲載します。
 
※記事中の機能や使用しているスクリーンショットは、取材に基づく特別な許可に基づき使用しています。機能やデザインは、iOS15パブリックベータのものであり、9月21日に公開予定のiOS15正式版では変更される可能性がありますのでご了承ください。
iOS15の一般ユーザー向け正式版は9月21日公開予定
Appleは、iOS15のRCを開発者とパブリックベータの登録ユーザー向けにリリースしました。
 
RCは、正式版とほぼ同内容の、ベータテストの最終段階です。iOS15正式版は、iPadOS15、watchOS8、tvOS15とともに、日本時間9月21日に公開予定です。
 
以下、iOS15 RCの新機能や変更点がまとまったリリースノートを全文掲載します。
iOS15 RCリリースノート
iOS15では、空間オーディオやポートレートモードを含め、FaceTimeのオーディオとビデオが改善されます。“あなたと共有”では、“メッセージ”のチャットで共有された記事や写真などのコンテンツを対応するAppに表示させることができます。集中モードを使えば、今していることに合わせて通知をフィルタリングし、気が散らないようにすることができます。通知のデザインも新しくなり、新しい通知の要約では通知がまとめて配信されるので、都合のよい時間にあとからチェックできます。“マップ”のデザインも美しく生まれ変わり、都市を3Dで探索したり、拡張現実の中で徒歩の経路を体験したりできます。テキスト認識表示ではデバイス上の人工知能機能を使用して、システム内やWeb上の写真の中に含まれているテキストを認識できます。Siriや“メール”などでの新しいプライバシーコントロール機能によって、透明性が高まり、個人情報をより細かく管理できます。
 
FaceTime

空間オーディオにより、グループFaceTime通話でほかの人の声が画面上のそれぞれの人の位置から聞こえるようにすることが可能(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降)
周囲の雑音を遮断して、自分の声がはっきりと聞こえるようにする“声を分離”機能(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降)
周囲のすべての音を通話に取り込めるワイドスペクトル機能(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降)
背景をぼかして自分にピントを合わせることができるポートレートモード(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降)
グループFaceTime通話で同時に最大6人を同じサイズのタイルに表示することができ、現在話している人が強調表示されるグリッド表示
FaceTimeリンクを使用して友達にFaceTime通話への参加を依頼でき、AndroidやWindowsのデバイスを使っている友達もブラウザから参加可能

 
メッセージとミー文字

“メッセージ”の会話内で友達から送られたコンテンツを“写真”、Safari、Apple Music、Apple Podcast、またはApple TVの各Appの“あなたと共有”に表示
選択した共有コンテンツをピンで固定して“あなたと共有”、“メッセージ”の検索、および会話の“詳細”表示で上部に表示して目立たせることが可能
“メッセージ”で送られた複数の写真を、一目で分かるコラージュまたはスワイプ可能なスタックとして表示
ミー文字用の40以上の衣服で最大3色の異なるカラーを選択して、ミー文字ステッカーの衣類や帽子類をカスタマイズ可能

 
集中モード

集中モードを使用して、フィットネス、睡眠、ゲーム、読書、運転、仕事、パーソナルな時間など、今していることに合わせて自動的に通知をフィルタリング可能
集中モードは設定時にデバイス上の人工知能機能を使用して、集中モードの間に通知を許可するAppや連絡先の候補を提案
特定の集中モードに合ったAppやウィジェットを表示するように、ホーム画面のページをカスタマイズ可能
場所や時間帯などの情報を使用して、状況に合わせた集中モードをインテリジェントに提案
自分の状況を“メッセージ”の会話に表示して、連絡先に集中モードで通知がオフになっていることを知らせることが可能

 
通知

連絡先に登録されている人の写真が表示され、Appのアイコンがより大きく表示されるようになった新しい外観のデザイン
通知の要約により、設定したスケジュールに基づいて、毎日都合のよい時間に通知をまとめて配信
今後1時間またはその日の間、任意のAppやメッセージスレッドからの通知を消音にすることが可能

 
マップ

サンフランシスコベイエリア、ロサンゼルス、ニューヨーク市、ロンドンなどの都市(今後、さらに都市を追加予定)で、高度、木々、建物、ランドマーク、横断歩道、右左折車線、そして複雑なインターチェンジを案内する3D表示を街の地図に詳しく表示(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降)
新たなドライブの機能として、交通情報や事故などの詳細が強調表示されるドライバー向けの新しい地図や、今後の出発時刻または到着時刻を選択して移動経路を確認できる経路プランナーなどを追加
臨場感あふれる徒歩での経路案内で、ステップバイステップの経路案内を拡張現実で表示(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降)
交通機関での移動体験がアップデートされ、最寄りの交通機関の出発時刻にワンタップでアクセスしたり、経路を片手で簡単に表示/操作したり、降車駅に近づくと通知で知らせたりすることが可能
インタラクティブな3D地球儀に、山岳地帯、砂漠、森林、海などの拡充した詳細情報を表示(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降)
デザインが新しくなった場所カードでは、場所の詳細確認や操作を行いやすくし、ガイドが新たに表示され、好みに合わせてエディタが厳選したおすすめの観光スポットを表示

 
Safari

下のタブバーにより、タブにアクセスしやすくなり、左右にスワイプしてタブ間の移動が可能
タググループは、タブの保存や整理に役立ち、すべてのデバイスから簡単にアクセス可能
タブの概要で開いているタブをグリッド表示
背景イメージのカスタマイズや、“プライバシーレポート”、“Siriからの提案”、“あなたと共有”などの新しいセクションをスタートページに追加
ブラウズ操作のパーソナライズに役立つiOSのWeb機能拡張をApp Storeからダウンロード可能
音声検索により、自分の声でWeb検索が可能

 
ウォレット

ホームキーを追加して、対応している自宅やマンションのドアの鍵をタップして解錠可能(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降)
参加しているホテルのルームキーを追加して、ホテルの部屋のドアをタップして解錠可能
参加している企業のオフィスのキーを追加して、オフィスのドアをタップして解錠可能
車のキーと超広帯域無線により、バッグやポケットからiPhoneを取り出さなくても、対応する車のロックを解除したり、車をロックしたり、エンジンをかけたりすることが可能(iPhone 11およびiPhone 12のモデル)
車のキーのリモート・キーレス・エントリー機能を使って、対応している車両で、車のロック、ロック解除、クラクションの鳴動、事前暖機、トランクを開くことが可能

 
テキスト認識表示

テキスト認識表示により写真の中のテキストが操作可能なテキストになるため、写真、スクリーンショット、クイックルック、Safari、およびカメラを使ったライブプレビューでのコピー&ペースト、“調べる”、翻訳が可能(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降)
テキスト認識表示のデータ検出機能により、写真の中の電話番号、メール、日付、住所などが認識されるため、それらに対するアクションを実行可能
テキスト認識表示はキーボードからアクセスでき、直接カメラのビューファインダーからテキストフィールドにテキストを挿入することが可能

 
Spotlight

探している連絡先、俳優、ミュージシャン、映画、テレビ番組などに関する情報をすべてまとめて詳しく検索結果に表示
自分の写真ライブラリから場所、人、シーン、写真に写っているテキストやその他のもの(犬や車など)を指定して、写真を検索することが可能
Web画像検索では、人、動物、モニュメントなどの検索が可能

 
写真

メモリーのデザインが一新され、インタラクティブなインターフェイス、内容に合わせてスマートに変わるタイトル付きのアニメーションカード、アニメーションとトランジションのスタイル、複数の画像のコラージュが新たに追加
Apple Musicのサブスクリプションに登録している場合は、Apple Musicをメモリーに追加でき、エクスパートによるおすすめと自分の音楽の好みを写真やビデオに写っているものに組み合わせて、パーソナライズされた曲を提案
メモリーミックスでは、さまざまな曲から選択して、メモリーに合う雰囲気を設定することが可能
新しいメモリータイプとして、世界各地の新しい祝日、子ども中心のメモリー、一定期間のトレンド、改善されたペット用のメモリーを追加
情報パネルに、使用されたカメラとレンズ、シャッタースピード、ファイルサイズなど、写真に関する詳細な情報を表示

 
ヘルスケア

“共有”では、大切な人や介護者と共有するヘルスケアデータ、通知、およびトレンドを選択して共有することが可能
“トレンド”を使って、特定のヘルスケア指標が時間の経過と共にどのように進行しているかを確認したり、新たなトレンドが検出されたときに通知を受けることが可能
新しい指標の“歩行安定性”では、転倒のリスクを評価して歩行安定性が低下したときに通知することが可能(iPhone8以降)
証明可能なヘルスケアレコードにより、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン接種や検査結果の証明書のダウンロードと保存が可能

 
天気

各地域で最も重要な天気情報を表示し、新しいマップモジュールが追加された新しいデザイン
天気図をフルスクリーンで表示し、対応する地域では降水量、気温、空気質を見ることが可能
アイルランド、英国、および米国では、“これから1時間の降水の強さ”の通知で、雨や雪の降り始めや、やんだときに通知を受け取ることが可能
太陽の位置、雲、降水量をより正確に表すことができる新しいアニメーションの背景(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降)

 
Siri

Siriへのリクエストの音声はデバイス上で処理されるので、特に設定しなくてもこのデータがデバイスの外に出ることはなく、オフラインでもSiriで多くのリクエストを処理することが可能(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降)
Siriで項目を共有で、写真やWebページ、“マップ”の位置情報などの画面上の項目を任意の連絡先に送信可能
Siriは画面上の文脈に沿って、画面に表示されている連絡先にメッセージを送信したり電話をかけたりすることが可能
デバイス上でのパーソナライズにより、Siriの音声認識と理解能力が各ユーザに合わせて向上(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降)

 
プライバシー

“メール”でのユーザアクティビティ、IPアドレス、またはメールを開いたかどうかを、メールの送信者に知られないようにしてプライバシーを守るメールプライバシー保護機能
Safariで既知のトラッカーによるIPアドレスを使ったプロファイリングからも保護できるようになったインテリジェント・トラッキング防止機能

 
iCloud+

特別な機能や追加のiCloudストレージを提供するクラウド型のサブスクリプションサービス
iCloudプライベートリレー(ベータ)で、2つの異なるインターネットリレーを使ってリクエストを送信し、デバイスから発信されるインターネット・トラフィックを暗号化することで、SafariでWebサイトを閲覧するときのセキュリティとプライバシー保護を強化
一意のランダムなメールアドレスを作成し、個人の受信ボックスに転送することで、実際のメールアドレスを共有せずにメールを送受信することができる“メールを非公開”機能
iCloudストレージプランの容量を消費することなく、これまで以上に多くの防犯カメラを接続できるHomeKitセキュアビデオ
カスタムのメールドメインを使ってiCloudメールアドレスをパーソナライズし、家族もそのドメインを使えるように招待することが可能

 
アクセシビリティ

VoiceOverを使って画像を調べて、写真の中の人物やオブジェクトをより詳しく把握したり、テキストや表データを理解することが可能
マークアップのVoiceOver画像説明を使って、VoiceOverで読み上げることができる画像の説明を独自で作成して追加することが可能
Appごとの設定では、画面表示やテキストサイズの設定を目的のAppだけでカスタマイズすることが可能
バランスの取れたノイズ、ブライトノイズ、ダークノイズ、オーシャン、雨、ストリームの音をバックグラウンドで連続的に再生し、外部からの不要な雑音を隠すことができるバックグラウンドサウンド
スイッチコントロールのサウンドアクションにより、単純な音を発するだけでiPhoneをコントロール可能
オージオグラムを“設定”で読み込むと、聴力検査の結果に合わせてヘッドフォン調整をカスタマイズ可能
音声コントロールの言語に中国語(中国本土)、広東語(香港)、フランス語(フランス)、およびドイツ語(ドイツ)を追加
ミー文字に人工内耳、酸素チューブ、ソフトヘルメットなどのオプションを追加

 
その他

このリリースには、以下の機能と改善も含まれます:
 
“メモ”と“リマインダー”ではタグを使って項目を素早く分類して見つけやすくしたり、独自のスマートフォルダやスマートリストを使って、定義したルールに基づいてメモやリマインダーを自動で集めることが可能
“メモ”の“名前の言及”で、共有メモでの重要なアップデートをほかの人に知らせたり、新しいアクティビティ表示でメモで行われた最近の変更内容をすべて1つのリストに表示したりすることが可能
Apple Musicがダイナミックヘッドトラッキング機能を備えた空間オーディオに対応し、AirPods ProおよびAirPods Maxで一段と迫力のあるドルビーアトモス体験が可能
システム全体での翻訳機能により、写真の中のテキストも含め、システム内のどこでもテキストを選択してタップして翻訳可能
“探す”、“連絡先”、App Store、“睡眠”、Game Center、“メール”などの新しいウィジェットを追加
App間のドラッグ&ドロップ機能により、1つのAppからイメージ、書類、ファイルを選んで、別のAppにドラッグすることが可能
キーボードの拡大ルーペで、カーソルを動かしたときにテキストを拡大表示することが可能
Apple IDのアカウント復旧用の連絡先として信頼できる人を1人以上選び、パスワードのリセットやアカウントへのアクセスの復旧を手伝ってもらうことが可能
新しいデバイスを購入した場合は、一時的なiCloudストレージを使い、データの一時的なバックアップを作成するのに必要なストレージ容量を最大3週間、無料で提供
“探す”の手元から離れたときの通知機能では、対応するデバイスや持ち物が手元から離れた場合に、“探す”で持ち物までの経路を検索可能
XboxシリーズX|SワイヤレスコントローラーやSony PS5 DualSenseワイヤレスコントローラーなどのゲームコントローラーを使って、直近15秒までのゲームプレイのハイライトを保存可能
App StoreのApp内イベントにより、ゲームの対戦や新作映画のプレミア上映、ライブストリーミング体験など、Appやゲーム内のタイムリーなイベントを見つけることが可能

 
このリリースにはその他の機能と改善も含まれます。詳しくは、以下のWebサイトをご覧ください:
https://www.apple.com/jp/ios/ios-15/features/
 
Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:
https://support.apple.com/kb/HT201222
 
 
Source:Apple
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【まとめ】AppleイベントでiPhone13、iPad miniなど発表!

 
Appleは、日本時間9月15日に開催したオンラインイベントにて、新製品のiPhone13、iPhone13 mini、iPhone13 Pro、iPhone13 Pro Maxと、iPad(第9世代)、iPad mini6、Apple Watch Series 7を発表しました。
 
このうちiPhone13シリーズは9月17日(金)午後9時から予約受付を開始、iPad(第9世代)とiPad mini6はきょう15日から注文可能で、いずれも発売日は9月24日(金)となっています。
 
なおApple Watch Series 7については”この秋登場”とだけ案内され、本稿執筆時点では製品価格や予約開始日、発売日は不明です。
 
▼まとめ:Apple Storeでの新製品 予約開始日・発売日・価格
▼まとめ:各デバイス向けOS リリース日
▼iPhone13:豊富な新色展開。13/13 miniはデュアルカメラ性能、Proもスペックがさらに進化
▼Apple Watch Series7:画面が大型化&AW史上最高の耐久性
▼iPad(第9世代):前機種から順当進化。ストレージ容量が増加
▼iPad mini(第6世代):ホームボタン廃止でiPad Proのようなデザインに!スペックも大幅アップ
▼イベントでは触れられなかった新製品や販売終了の動き

まとめ:Apple Storeでの新製品 予約開始日・発売日・価格

予約開始日発売日(日本時間)
ストレージ容量
価格(税込)

iPhone13
予約:9月17日(金)午後9時発売:9月24日(金)
128GB
98,800円

256GB
110,800円

512GB
134,800円

iPhone13mini
予約:9月17日(金)午後9時発売:9月24日(金)
128GB
86,800円

256GB
98,800円

512GB
122,800円

iPhone13Pro
予約:9月17日(金)午後9時発売:9月24日(金)
128GB
122,800円

256GB
134,800円

512GB
158,800円

1TB
182,800円

iPhone13Pro Max
予約:9月17日(金)午後9時発売:9月24日(金)
128GB
134,800円

256GB
146,800円

512GB
170,800円

1TB
194,800円

Apple WatchSeries 7
予約:この秋発売:この秋
未発表

iPad(第9世代)
予約:9月15日(水)発売:9月24日(金)
64GB
Wi-Fi:39,800円Wi-Fi+セルラー:56,800円

256GB
Wi-Fi:57,800円Wi-Fi+セルラー:74,800円

iPad mini(第6世代)
予約:9月15日(水)発売:9月24日(金)
64GB
Wi-Fi:59,800円Wi-Fi+セルラー:77,800円

256GB
Wi-Fi:77,800円Wi-Fi+セルラー:95,800円

 
まとめ:各デバイス向けOS リリース日
各デバイス向けOSの正式リリースも一部判明しました。iOS15、iPadOS 15、watchOS8、tvOS15は日本時間9月21日(火)にリリースされます。macOS Montereyについては”この秋登場”の案内のままで具体的なリリース日は不明です。
 
詳細記事:
iOS15、iPadOS15、watchOS8、tvOS15は9月21日に正式公開
 

現在の最新バージョン
正式版リリース日(日本時間)

iOS15
9/15(水) RC
9/21(火)

iPadOS 15
9/15(水) RC
9/21(火)

watchOS8
9/15(水) RC
9/21(火)

tvOS15
9/15(水) RC
9/21(火)

macOS Monterey
8/31(火)開発者向けベータ6
未発表

 
iPhone13:豊富な新色展開。13/13 miniはデュアルカメラ性能、Proもスペックがさらに進化

 
昨年発売のiPhone12シリーズに引き続き、iPhone13シリーズも5.4インチのiPhone13 mini、6.1インチのiPhone13、iPhone13 Pro、6.7インチのiPhone13 Pro Maxと4モデルで展開します。
 
詳細記事:
iPhone13シリーズの修理料金とApple Care+の価格は?
iPhone13シリーズ、初めてデュアルeSIMに対応
楽天モバイル、iPhone13シリーズを発売当初から販売か
iPhone13で5Gが60カ国、200キャリアへと拡大
 
iPhone13、iPhone13 mini

 
iPhone13、iPhone13 miniは、iPhone12/12 miniと比較すると、見た目には大きな変化はないように見えますが、カメラ性能でさまざまなアップデートがなされているほか、最新のA15チップ搭載により処理性能や電力効率もアップ。カラーバリエーションは新色のブルー、スターライト、ミッドナイトを含む5色となっています。
 
背面レンズの配置は噂通りななめ配置となり、これまではiPhone12 Pro Maxにのみ搭載されていたセンサーシフト光学式手ぶれ補正が搭載されました。新しいデュアルカメラでは、写真の暗いエリアからさらなるディテールを引き出したり、光を47%多く取り込めるなど、暗所での撮影性能が向上します。
 
詳細記事:
【速報】iPhone13とiPhone13 mini発表!5色のカラバリを用意
iPhone13シリーズはiPhone12シリーズよりも若干重くて厚い!
【比較】iPhone13シリーズのバッテリー動作時間、どの程度長くなった?
 
iPhone13 Pro、iPhone13 Pro Max

 
発表イベントで何度も”プロ向け製品”と紹介されたiPhone13 Pro、iPhone13 Pro Maxは、iPhoneとしては初めて、リフレッシュレート120Hzが可能になる「ProMotionテクノロジー」を搭載しました。グラファイト、シエラブルーの新色を含む4色から選択でき、ストレージ容量にはiPhone初の1TBがラインアップしています。
 
筐体素材は医療に使われるレベルのステンレススチール、ディスプレイはどんなスマホのガラスよりも頑丈とするCeramic Shieldを採用しており、耐水性能はIP68等級と耐久性、防水性能ともに高水準です。
 
カメラでは接写に特化したマクロ写真撮影に対応するほか、より明るい絞り値とApple史上最大のセンサーにより暗い場所でもより美しく撮影できるようになっています。望遠カメラでもナイトモードが利用可能になり、広角カメラは最大2.2倍、超広角カメラは最大92%多くの光を取り込むことができます。
 
詳細記事:
【速報】Apple、iPhone13 Pro/iPhone13 Pro Maxを発表!
iPhone13/13 Pro用MagSafe対応アクセサリーが発売〜新色を追加
iPhone13シリーズはiPhone12シリーズよりも若干重くて厚い!
【比較】iPhone13シリーズのバッテリー動作時間、どの程度長くなった?
 
Apple Watch Series7:画面が大型化&AW史上最高の耐久性

 
iPhoneやiPadと同じぐらい注目を集めたのがApple Watch Series7です。新しいRetinaディスプレイの画面は、Apple Watch Series6より約20%、Series3と比べると約50%ほど、画面領域が拡大しました。Series6よりも約50%ほど、多くのテキストを表示できるようになります。
 
Apple Watchシリーズで最も耐久性が高く、同シリーズ初のIP6X認定で防塵性能も充分。バッテリー駆動時間はこれまでのモデルとかわらず18時間で、新しく発売される高速充電USB-Cケーブルを使うことで、Series6よりも最大33%早く充電できます。具体的には45分間で、電池残量0%から80%まで充電できるとのこと。
 
詳細なスペックや販売価格は、現時点では明らかになっていません。予約開始日、発売日ともに未発表で、”この秋登場”と案内しています。
 
詳細記事:
【速報】Apple Watch Series 7発表!表示領域が20%拡大
Apple Watch Series 7のケースサイズは41ミリと45ミリで決定か
Apple Watch Series 7でもこれまでのバンドが使用可能

 
iPad(第9世代):前機種から順当進化。ストレージ容量が増加

 
イベントの冒頭で発表されたiPad(第9世代)は、前モデルから順当に進化した製品です。第8世代からの変更点は、ディスプレイがTrue Toneに対応したほか、A13チップを搭載、ストレージ容量は32GB/128GBから64GB/256GBになりました。
 
カメラ性能やApple Pencil(第1世代)への対応などは変わらずで、画面サイズも同じ10.2インチ Retinaディスプレイです。カラーは第8世代の3色からゴールドがなくなり、シルバーとスペースグレイの2色となりました。
 
詳細記事:
【速報】iPad(第9世代)発表!A13 Bionic搭載
iPad mini用Smart Folio、iPad 9用Smart Cover発売
 
iPad mini(第6世代):ホームボタン廃止でiPad Proのようなデザインに!スペックも大幅アップ

 
前機種から大きな変化を遂げたのがiPad mini(第6世代)です。iPad Air(第4世代)やiPad Proのようなホームボタンのないデザインを採用し、カラーバリエーションには、第5世代のゴールドがなくなり、新たにピンク、パープル、スターライトが追加されました。
 
ディスプレイは7.9インチのRetinaディスプレイから、8.3インチのLiquid Retinaディスプレイになり、搭載チップはA12からA15に変更。カメラは前面700万画素、背面800万画素から、ともに1,200万画素にスペックアップしています。
 
また5G通信に対応し、充電端子はLightning端子からUSB-Cに変更されました。前機種で対応していたApple Pencilは、第1世代から第2世代が利用できるようになっています。
 
詳細記事:
【速報】iPad mini(第6世代)発表!ホームボタンのないデザインに刷新
iPad mini用Smart Folio、iPad 9用Smart Cover発売
 
イベントでは触れられなかった新製品や販売終了の動き
アクセサリー新製品も販売開始
詳細記事:
Apple Watch Series 7のための磁気高速充電ケーブルが販売開始
Apple Watchのバンドが幅広く一新〜スポーツループの縦ストライプなど
AirTagレザーキーリング、ループに新色が追加〜「ウィステリア」「ピンクシトラス」
Apple、MagSafe対応アクセサリーを発表、「探す」対応のレザーウォレットも
 
型落ち旧製品が一部販売終了
詳細記事
Apple、iPhone12シリーズの下取り価格を公開。最大84,000円
iPhone XRとiPhone12 Proシリーズが販売終了〜11と12は販売継続

 
Twitterアンケート実施中!(9/17まで)

【アンケート】先ほどの #AppleEvent で #iPhone13 シリーズが正式発表されました。購入予定・検討中の方、どのモデルを購入しますか?
— iPhone Mania (@iPhoneMania_jp) September 14, 2021

 
 
Source:Apple
(asm)

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Apple Fitness+が字幕対応で提供国拡大 日本での提供は未定

 
15日未明に開催されたAppleのスペシャルイベントで数多く発表された新製品の合間にApple Fitness+についても重要な発表がありました。現在英語圏の6カ国で提供されている同サービスが年内にさらに15の国で利用できるようになります。
6カ国語の字幕に対応
Apple Fitness+はApple WatchとiPhone、iPad、Apple TVを使って自宅でもトレーニングスタジオにいるようなワークアウトを可能にするサブスクリプションサービスです。有名トレーナーが動画でユーザーの運動レベルに応じたプログラムを丁寧に指導してくれ、モチベーションが持続するようなアドバイスも貰えるなど、これまでにないフィットネスサービスとして多くの会員を集めています。
 

 
このApple Finess+の提供国が現在の6カ国(全て英語圏)に15カ国追加されます。追加されるのはオーストリア、ブラジル、コロンビア、フランス、ドイツ、インドネシア、イタリア、マレーシア、メキシコ、ポルトガル、ロシア、サウジアラビア、スペイン、スイス、アラブ首長国連邦の国々です。これらの国では英語で配信される動画にそれぞれの言語の字幕をつけることで対応します。
 
Apple Fitness+の日本でのサービス開始を待っているユーザーも多いかと思いますが、本日発表された年内追加国の中には日本は入っていませんでした。しかしApple Fitness+は国ごとに対応する際、コンテンツを作り直すのではなく字幕で対応することが判明したことで、日本でのサービス開始も現実的なものになったと考えられます。
 

 
対応国拡大以外にもApple Fitness+はiOS15の新機能であるSharePlayに対応し、最大32人で同時にワークアウトを行えるようになります。またウインタースポーツシーズン前のトレーニング用のプログラムも用意されるなど、機能、コンテンツの充実も進められます。
 
 
Source:Apple
(KAZ) …

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今年後半に追加される絵文字のリストが公開〜溶ける顔、敬礼、のぞき見など

 
Unicode Consortiumは現地時間9月14日、Emoji 14アップデートで追加される新しい絵文字のリストを公開しました。今年後半にAppleデバイスで使用可能となる絵文字はどのようなものなのでしょうか。
iOS15のアップデートで今年後半に利用可能に
Emojipediaは、37の新しい絵文字と、75の肌の色のバリエーションの、計112の新絵文字をまとめています。
 

 
顔文字は、「溶ける顔」「目を開けて手に口をあてた顔」「のぞき見の顔」「敬礼の顔」「ドットラインの顔」「斜めの口の顔」「涙をおさえる顔」の7種類です。
 

 
動物では、「サンゴ礁」「蓮の花」「トロール」「鳥の巣(卵なし)」「鳥の巣(卵有り)」が追加されています。
 
食べ物では「豆」、道具では「タイヤ」「救命ブイ」などが加えられています。
 

Among the 838 new characters in #Unicode14 are 37 new #emoji, along with new emoji sequences, that are expected to show up on s, s, and other platforms sometime next year → https://t.co/deSr1g6m8k #絵文字 pic.twitter.com/xuTf8Os02K
— The Unicode Consortium (@unicode) September 7, 2021

 
新しい絵文字は、今年後半にiOS15のアップデートで利用可能となる見通しです。
 
 
Source:Emojipedia via MacRumors
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iOS 15、iPadOS 15、watchOS 8、macOS Monterey リリース日まとめ #AppleEvent

Image:Appleバックアップを忘れずに!新型iPadminiやiPhone13Proなど、数多くの魅力的なデバイスが発表された今回のApple(アップル)スペシャルイベント。6月に行われたWWDC2021ではそれぞれのプラットフォーム向けの新OSが発表されましたが、本日のイベント終了後にそれぞれのOSの配信日が明らかとなっています。Image:AppleiOS15は9月21日リリース。友達や …

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Apple Watch Series 7のケースサイズは41ミリと45ミリで決定か

 
Appleは日本時間の15日午前2時から新製品発表イベントを開催し、iPhone13シリーズやApple Watch Series 7などを発表しました。新型Apple Watchの商品ページには、生産遅延の影響かほとんどスペックに関する情報は掲載されていないものの、ケースサイズだけは「41ミリ」と「45ミリ」との記載を見つけた、とApple社内に独自のコネクションを持つとされるBloombergのマーク・ガーマン氏が投稿しました。
遅延の影響で商品ページにスペックに関する情報はほぼなし
Apple Watch Series 7は、兼ねてから生産遅延が報じられていましたが、サプライヤー3社の貢献により製造問題が解決された、と最新の報道で伝えられました。
 
遅延の影響か、Apple公式サイトの商品ページにはスペックに関する情報がほとんど掲載されていませんが、「ケースサイズが41ミリと45ミリであることだけがわかった」と、ガーマン氏が画像を添えて投稿しました。
 

Apple Watch Series 7 site lacks usual detail and specs due to the delay, but the Watch band pages confirm: these are 41mm and 45mm cases. pic.twitter.com/8kKeqTpSs2
— Mark Gurman (@markgurman) September 14, 2021

iOS15 RCにも41ミリと45ミリとの表記
同氏のツイートに対して、「iOS15 RCでもApple Watch Series 7のケースサイズが41ミリと45ミリであるとの記載がある」と、リプライするユーザーも登場しており、ケースサイズはその2種類でほぼ間違いないようです。
 

iOS 15 RC confirms Apple Watch Series 7 case sizes and resolution as well. pic.twitter.com/NTSfjLXvjR
— Steve Moser (@SteveMoser) September 14, 2021

 
Appleは公式サイトに「この秋に発売」とだけ記しており、具体的な日時は明らかにしていません。
 
 
Source:Apple via @markgurman/Twitter
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iOS15 RCが開発者向けに公開

 
正式版公開前の最終ベータとなるiOS15リリースキャンディデート(RC)が、開発者向けにリリースされました。
正式版のリリースまで5日間ほどの猶予
昨年のiOS14のリリース時、iOS14 RCがリリースされてからわずか1日後に正式版が公開され、開発者たちはアプリ申請のため再びすべての作業を終えるのに1日しか猶予が与えられませんでした。
 
今年のiOS15でも同じような目に遭うのではないかと危惧する声が開発者から聞かれていましたが、すでにiOS15 RCが開発者向けに公開されており、iOS15の正式版のリリースは9月20日であることが明らかになったため、アプリ申請までに十分な準備期間が与えられたと言えそうです。
 
iOS15 RCとあわせて、iPadOS15 RC、tvOS15 RC、watchOS8 RC、Xcode13 RCも同時にリリースされています。
 

Along with iOS 15 RC Apple also released…
– iPadOS 15 RC – tvOS 15 RC – watchOS 8 RC – Xcode 13 RC pic.twitter.com/yFn73lWy9h
— Aaron Zollo (@zollotech) September 14, 2021

 
 
Source:9to5Mac
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iOS15、iPadOS15、watchOS8、tvOS15は9月21日に正式公開

 
Appleは、iOS15、iPadOS15、watchOS8、tvOS15の一般ユーザー向け正式版を日本時間9月21日に公開すると発表しました。
iOS15などを9月21日に公開
Appleは、iPhone13、iPhone13 Pro、iPad mini(第6世代)、Apple Watch Series 7などの発表とあわせて、iOS15、iPadOS15、watchOS8、tvOS15の正式版を日本時間9月21日(火)に公開すると発表しました。
 

 
これらのOSは、6月の世界開発者会議(WWDC21)で今秋公開と予告されていました。
 
なお、今回のイベントで、macOS Montereyの正式版公開予定日については明らかにされていません。
多くの新機能を追加
iOS15やiPadOS15では、Safariのデザインが刷新され、FaceTimeで通話しながら相手と同じ映像を見られる「SharePlay」、余計な通知を抑えられる「集中モード」、カメラや写真から検索や翻訳できる「テキスト認識表示」など、多くの新機能が利用可能になります。
 
watchOS8では、Apple Watchから「探す」アプリでAirPodsなどのデバイスを探せるほか、ポートレートモードで撮影した写真を立体的な文字盤にできるほか、「集中モード」や、呼吸アプリを刷新した「マインドフルネス」などが利用できます。
 

 
 
Source:Apple (1), (2), (3)
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【速報】Apple、iPhone13 Pro/iPhone13 Pro Maxを発表!

 
Appleは新製品発表イベント「California streaming.」において、iPhone13シリーズの上位モデルとなる、iPhone13 Pro、iPhone13 Pro Maxを発表しました。リフレッシュレート120HzのProMotionディスプレイ、3眼カメラを搭載している点などが、iPhone13/13 miniと異なります。
ディスプレイ
iPhone13 Proは6.1インチ、iPhone13 Pro Maxは6.7インチの有機EL(OLED)ディスプレイを搭載、ノッチはiPhone12シリーズと比べ20%縮小しています。
 
そしてProシリーズの最大の特徴は、リフレッシュレートが10〜120Hzのアダプティブフレームレートを実現するProMotionディスプレイを搭載している点です。
 

カメラ
カメラはiPhone12 Proシリーズと同じくトリプルカメラ(超広角、広角、望遠)を搭載し、さらにProシリーズでは、全カメラにナイトモードを採用しました。
 
超広角カメラにはオートフォーカスを搭載することで、マクロ写真撮影が可能になっています。
 
なおビデオ撮影機能が向上し、新たにシネマティックモードが追加されました。ピントを合わせ続けながらの撮影が可能です。
 
またiPhone13 Proシリーズでは、ProResビデオが今年後半にiOSのアップデートにより利用可能となる予定です。
ストレージ容量に1TBが追加
プロセッサは2つの高性能コア、4つの高効率コアで構成されるA15 Bionicです。GPUは4コア、ニューラルエンジンは16コアとなっています。
 
ストレージ容量はこれまでの128GB、356GB、512GBに、1TBが追加されました。
 
本体素材はステンレス、本体カラーはグラファイト、ゴールド、シルバー、そしてシエラブルーの4色が用意されています。
 

バッテリー持続時間
iPhone13 Proシリーズは、バッテリー持続時間が延長されているのも特徴のひとつです。Appleによると、iPhone13 ProはiPhone12 Proと比べて1.5時間、iPhone13 Pro MaxはiPhone12 Pro Maxと比べて2.5時間長くなっており、後者はiPhone史上最長のバッテリー持続時間を実現しているとのことです。
 

価格、予約開始日
価格はiPhone13 Proが122,800円から、iPhone13 Pro Maxが134,800円からで、予約受付開始日は9月17日、発売は9月24日です。
 

 
Appleによる公式iPhone13 Pro/Pro Maxの動画は以下でご覧ください。
 

 
 
Source:Apple
(lunatic) …

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iOS14.8のアップデート内容はiOS15にも含まれている?コードネームにヒント

 
新iOSであるiOS15の正式リリース直前に、セキュリティパッチとなるiOS14.8が発表されましたが、すでに新iPhoneに搭載されているiOS15にも、このセキュリティアップデートは含まれていると考えられています。
iOS14.8のコードネームにヒント
Appleの新作発表会を前に、iOS14の最後のバージョンとなるiOS14.8の正式版が、半ば緊急気味にリリースされました。このiO14.8は悪意ある攻撃を防ぐためのセキュリティアップデートで、とりわけユーザーの安全性に重大な影響を及ぼすと考えられています。
 
しかしiOS15.0の正式版はすでに完成されており、工場で目下量産され出荷を待つiPhone13シリーズにもインストールされていることを思うと、iOS14.8のセキュリティアップデートは適用されているのでしょうか。
 
Appleは現時点で正式発表していませんが、著名デベロッパーのギレミー・ランボー(Guilherme Rambo:@_inside)氏によれば、すでにiOS15にも同様のセキュリティアップデートが含まれている公算が大きいそうです。
 
ランボー氏はTwitter上で、iOS14.8のコードネームが「AzulSecuritySky」であることを指摘しました。iOS14のコードネームは「Azul」、iOS15のコードネームは「Sky」なので、彼は“Sky”を含むiOS14.8のセキュリティパッチが、iOS15にも含まれているだろうと見ています。
 

The name of the branch for the 14.8 release was “AzulSecuritySky” (Azul = iOS 14, Sky = iOS 15), so presumably those patches were already present in the iOS 15.0 branch
— Guilherme Rambo (@_inside) September 14, 2021

 
iOS14がiPhone発表イベントの翌日に公開されたことを思えば、今年もiOS15のリリースキャンディデート(RC)版が9月14日、正式版が9月15日にリリースされる可能性は高そうです(いずれも現地時間)。
 
 
Source:@_inside/Twitter
(kihachi) …

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今夜2時から!2021年秋Appleイベント 発表が期待される製品&視聴方法まとめ

 
Appleは、現地時間9月14日(日本時間15日午前2時)より、新製品発表イベント「California streaming.」を開催します。例年通りであればこのイベントで、次期iPhone(iPhone13 または iPhone12s)、次期Apple Watchなどの発表が期待されています。
 
また、iOS、iPadOS、macOS、tvOS、watchOSの次期バージョン正式リリース日も明らかになるとみられています。
 
▼2021年秋のイベントライブ配信を視聴しよう
▼2021年秋のイベント、何が発表される?
 
2021年秋のイベントライブ配信を視聴しよう
イベントの基調講演の様子は、Apple公式サイト内の特設ページ、Apple公式YouTubeチャンネル、Apple TVアプリなどでライブストリーミング配信されます。ブラウザで視聴する方は、下記URLからライブ配信ページにアクセスしましょう。
 

Apple公式サイト内 イベント特設ページ
https://www.apple.com/apple-events/livestream/
Apple公式YouTubeチャンネル

 
ライブ配信は、Apple TV、iPhone、iPad、iPod touchなどのiOS端末、Mac、Windowsパソコンのお好きな方法で視聴できます。どの端末での配信内容は同じですので、お好きな視聴環境で楽しみましょう。リアルタイムに視聴できない場合でも、ライブ配信終了後に公開される動画で基調講演の様子を視聴できます。
 

端末
対応バージョン等
視聴方法

iPhone
iPod touch
iPad
iOS12以降
ブラウザ「Safari」でイベント特設ページにアクセス

Mac
macOS Mojave 10.14以降
ブラウザ「Safari」でイベント特設ページにアクセス

Windows PC
Windows10
ブラウザ「Microsoft Edge」でイベント特設ページにアクセス

Apple TV
(第2世代以降)
最新のtvOS
アプリ「Apple イベント」を利用

ChromeまたはFirefox
MSE、H.264、AACが必要
各ブラウザでイベント特設ページにアクセス

 
2021年秋のイベント、何が発表される?
毎年秋のイベントでは、iPhone、Apple Watch、iPadなどの新製品、そして各デバイス向けのOS次期バージョンの正式リリース日が発表されていました。
 
昨年はイベント2回、iPhone12は10月に発表
2020年秋は9月と10月にイベントが開催され、9月のイベントではApple Watch Series 6、Apple Watch SE、iPad(第8世代)、iPad Air(第4世代)と、新サービスのApple Fitness+、Apple Oneが発表されました。
 
遅れて10月に開催されたイベントでは、HomePod miniと、iPhone12、iPhone12 mini、iPhone12 Pro、iPhone12 Pro Maxが発表されました。
 
今年はiPhone13、Apple Watch S7、AirPods(第3世代)が発表?
今年のイベントでは、iPhone13シリーズのほか、Apple Watch Series 7、AirPods(第3世代)が発表されると繰り返し報じられています。イベント開催を前に、すでにApple公式オンラインストアがメンテナンス入りしていることから、ハードウェア製品の発表は確実視されています。
 

【発表直前】iPhone13シリーズに関する噂とリーク情報まとめ〜全情報再確認
Apple Watch Series 7はどうなる?仕様や発売日など噂まとめ
 
iPhone13のこれまで報じられた噂をすべてまとめた約9分の動画もどうぞ!
 

 
今年もイベント2回開催?MacBook Pro、iPad mini6などは10月か
昨年と同様に、今秋もイベントが2回に分けて開催される可能性が指摘されており、2回目のイベントではMacBook Pro、iPad mini6などが発表されるのではと噂されています。
 
2021年9月に新製品発表イベントが2回開催か?iPhone13とiPad 9
新型MacBook Proのデザイン、プロセッサ、仕様、新機能は?噂まとめ
新型MacBook Pro発売時期は10月か11月?半導体不足により9月発売から延期
iPad mini(第6世代)の発表時期、画面サイズ、仕様、新機能は?噂まとめ

 
 
Source:Apple
(asm) …

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iPhone13など発売目前!Apple公式ストアがメンテナンスモード入り

 
Appleの公式オンラインストアのページが「少しだけお待ちください」と表示され、新製品発表前恒例のメンテナンスモードに入りました。iPhone13やApple Watch Series 7などの発表に向けた準備とみられます。
新製品発表前恒例のメンテナンスモード入り
現地時間9月14日(日本時間9月15日午前2時)のイベント「California streaming.」を前に、9月14日午後8時頃から、Appleのオンラインストアに「しばらくお待ちくださいと表示され、製品の購入ができないメンテナンスモードに入っています。
 
この表示は、新型iPhoneなどの新製品発表イベント前や、新製品の予約受付前の恒例となっており、Webサイトに新製品を掲載し、更新する準備のためとみられます。
 

 
アメリカのWebサイトでは「Be right back.」のメッセージが表示されます。
iPhone13、Apple Watch Series 7など発表へ
イベント「California streaming.」では、iPhone13シリーズのほか、Apple Watch Series 7、AirPods(第3世代)が発表されると見込まれています。
 
また、iOS15やwatchOS8、macOS Montereyなどの次世代OSの一般ユーザー向け正式版公開日も発表されると考えられています。
 
なお、次期MacBook ProやiPadシリーズは、今回のイベントではなく、10月に開催されるイベントで発表されるのではないかと噂されています。
 
iPhone Maniaの公式Twitterでは、買いたい新製品のアンケートを実施しています。回答結果はのちほど、記事にて公開予定です。ぜひご回答ください。
 

【アンケート】日本時間今夜深夜2時から開催される #AppleEvent ですが、#iPhone13 や #AppleWatchSeries7 #AirPods3 #iPadmini6 などの発表が期待されます。Twitterの投票機能でアンケートを実施します(頂いたリプライは記事で紹介する可能性があります)。
— iPhone Mania (@iPhoneMania_jp) September 14, 2021

 
AppleのWebサイトでは日本語字幕付きで視聴可能
イベントの模様は、AppleのWebサイト、AppleのYouTubeチャンネルなどで視聴可能です。
 
ここ1年間ほど、AppleのWebサイトでの中継には日本語の字幕がついています。
 
 
Source:Apple Japan, Apple US
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iPhone13シリーズに4つのストレージ選択、何GBあれば十分?

 
iPhone13シリーズでは、これまでになかった1TBのストレージ選択が追加され、最低ストレージも128GBへと増加する見通しですが、どれくらいの容量があればユーザーは満足なのでしょうか?アンケート調査が行われました。
半数が128GBで十分と回答
iOSとAndroid歴史家のアーロン・ゾロ氏(@zollotech)は、「iPhone13シリーズには、最大1TBまでの4つのストレージから選択可能となるとのことです。どれくらいのストレージがあれば十分だと感じますか?私は128GBあれば余裕だと思うのですが」と、Twitterでアンケート調査を実施しました。
 
約8,000人がアンケートに回答しましたが、最も多かったのは128GBで、49.4%を占めました。次に多かったのは256GBで30.4%で、最大容量の1TBは11.3%で3位となり、512GBが9%で最も人気のない選択肢となりました。
 

iPhone 13 is said to now offer up to 1TB as an option. Maybe for Pro-Res video? How much storage is enough for you? I can get by with 128GB easily most of the time.
— Aaron Zollo (@zollotech) September 12, 2021

 
著名アナリストのミンチー・クオ氏は、iPhone13とiPhone13 miniのストレージは、128GB、256GB、512GBから選択できるようになり、iPhone13 ProとiPhone Pro Maxのストレージは、128GB、256GB、512GB、そして1TBから選択可能となる、と先日新たな予測を発表したばかりです。
 
2年前のアンケート調査では、iPhoneのストレージ容量は64GBで十分と約6割の人が答えた結果が出ています。
 
 
Source:@zollotech/Twitter
Photo:@RanAvni1/Twitter
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iMessageに脆弱性、最新OSへのアップデートが必要

 
AppleのメッセージアプリiMessage(日本語版では「メッセージ」と表示)に、セキュリティ上の重大な脆弱性があったことがわかりました。Appleが本日9月14日にリリースした各最新OSではその脆弱性が修正されているため、全ユーザーはできるだけ早く最新OSへとアップデートする必要があります。
クリックしなくても感染
iMessageの脆弱性を発見したのはカナダ・トロント大学の研究チームCitizen Labです。同チームが公開した報告書によると、この脆弱性を突いたゼロクリック攻撃がイスラエル企業NSO Groupの開発したスパイウェア「Pegasus」によって実行可能であり、攻撃を受けると盗聴などの被害を受ける可能性があります。
 
ゼロクリック攻撃とは、特定のURLなどをクリックしなくても、マルウェアなどに感染してしまうことを指します。Citizen Labによると、iMessageの脆弱性により、iPhoneやiPad、Mac、Apple WatchなどでiMessageのメッセージを開き、画像を表示するだけでPegasusに感染、Appleデバイスが乗っ取られる危険性があるとのことです。
 
Pegasusの存在が初めて確認されたのは2016年のことです。2019年にはメッセージアプリWhatsAppの脆弱性を突き、1,400人以上のスマートフォンに対し攻撃が行われたことがわかっています。またNSO Groupは同年、PegasusでiCloudのデータを取得できるとの声明を発表していました。
最新OSで脆弱性が修正、今すぐアップデートを
AppleはCitizen Labからの報告を受け、脆弱性を修正したiOS14.8、iPadOS14.8、watchOS7.6.2、macOS 11.6をリリースしています。全ユーザーにアップデートが推奨されています。
 
 
Source:Citizen Lab
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Epic Games、Appleに約6億6,000万円を支払う

 
対Appleとの裁判の判決に従い、Epic GamesはAppleに対し600万ドル(約6億6,000万円)を支払ったことが明らかになりました。Epic Gamesの最高経営責任者(CEO)であるティム・スイーニー氏がツイートしました。
裁判所、Epic Gamesに滞納分の手数料支払いを命じる
米地方裁判所は、App Storeの手数料を巡るEpic Games対Appleの裁判において、AppleがApp Store内でアプリ内課金以外の決済システムを認めないのは反競争的であるとの判決を下した一方で、Appleが独占禁止法に違反しているとのEpic Gamesの主張は退け、Epic Gamesに対し、滞納している未払いの手数料を支払うよう命じました。
 
判決が下された時点では、Epic GamesがAppleに対して支払う未払い手数料の金額は明かされていませんでしたが、スイーニーCEOのツイートにより、600万ドルであることが判明しました。
 

Epic has paid Apple $6,000,000 as ordered by the court. pic.twitter.com/trulCfjE9S
— Tim Sweeney (@TimSweeneyEpic) September 13, 2021

アプリが削除されても支払い義務は消滅しない
米メディアWashington Postによると、2020年8月〜10月のiOS版Fortniteの売上高は1,200万ドル超でした。裁判所はこの30%(App Storeの手数料)、つまり約360万ドルに加え、その後裁判継続中にEpic GamesがiOS版Fortniteから得た売上の30%も、Appleに支払うよう命じています。
 
Fortniteは2020年8月にApp Storeから削除されていますが、すでに同ゲームをダウンロードしているユーザーが課金する場合はApp Storeを利用するため、2020年8月以降もEpic GamesにはAppleへの手数料支払い義務がある、と裁判所は判断したことになります。
 
なおEpic Gamesはこの判決を不服として、上告する構えです。
 
 
Source:Tim Sweeney/Twitter, Washington Post
(lunatic) …

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Apple、カナダの三大都市で「マップ」画像収集のための歩行調査開始

 
Appleマップの機能向上のため、カナダの三大都市であるトロント、モントリオール、バンクーバにおいて、Appleマップチームのスタッフが、カメラを搭載した専用のバックパックを身に着けて歩行によるデータ収集を行っています。バックパックシステムを使ったデータ収集は、10月まで行われる予定です。
カナダの三大都市で歩行調査を開始
Appleは、世界各地で車両を使用した調査を行いデータを収集をしていますが、車が通れない場所では歩行調査を行っています。同社は、歩行調査であっても、車両による調査同様のプライバシー保護の方針の下に行うことを約束しています。
 
AppleのWebサイトに掲載されているリストによると、9月11日より、トロント、モントリオール、バンクーバーで歩行調査を開始したことがわかります。また、トロントの東に位置するダラム地域でも調査が行われる予定です。
 
Appleは、これらの調査を行う際に、一般人のプライバシー保護を最重要視しています。Googleのストリートビューと同様、同社はLook Aroundで公開される画像上の顔や車のナンバープレートのぼかしを行っています。このプロセスやプライバシーの権利についてのコメントや質問がある場合、また、顔、ナンバープレート、自宅の情報の削除をリクエストする場合は、AppleのWebサイトの「Appleマップの画像収集作業について」のページより行うことができます。
Look Around機能は、日本の一部地域でも利用可能
iOS13で導入された「Look Around」機能では、インタラクティブな3D表示で都市を見ることができ、ストリートレベルでクローズアップ表示することも可能です。この機能は、既にカナダで提供されていますが、Appleは、高品質で最新のマップを維持するために、定期的に同じ場所を訪れて、データを再収集しています。
 
Look Around機能は、米国、英国、アイルランド、日本の一部の地域でも利用できます。
 
 
Source:Apple, Joanna Stern/Twitter via MacRumors
(m7000) …

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Shazam、iOSのコントロールセンターからの音楽検索が10億回を突破

 
Apple傘下の音楽認識サービスShazamは、iOSのコントロールセンターからのShazam検索の数が10億回を突破したと発表しました。コントロールセンターからのShazam検索は、2020年9月リリースのiOS14.2で利用可能になっています。
機能提供開始から1年間で10億検索を突破
Shazamは、2020年の9月に公開されたiOS14.2でコントロールセンターからの起動に対応しました。
 
約1年間で、コントロールセンターからのShazam検索数が10億人を突破しています。
 
Shazamによると、コントロールセンターから検索された楽曲トップ10は以下のとおりです。
 

「Talking To The Moon」 Bruno Mars
「Astronaut In The Ocean」 Masked Wolf
「Montero (Call Me By Your Name)」 Lil Nas X
「Beggin」 Maneskin
「Another Love」 Tom Odell
「Runaway」 Aurora
「Dick」 StarBoi3 Feat. Doja Cat
「Arcade」 Duncan Laurence
「Stay」 The Kid LAROI & Justin Bieber
「drivers license」 Olivia Rodrigo

 
現在はアプリを入れなくてもコントロールセンターから起動可能
Shazamは、2018年9月にAppleが買収した音楽認識サービスで、2021年6月に1カ月あたりの楽曲検索数が10億に到達したと発表していました。
 
5月に公開されたiOS14.6では、ShazamアプリをインストールしていなくてもコントロールセンターからApp Clipを使って起動できます。
 
最近は、Apple Musicが配信されているDJミックスされた楽曲を認識し、権利者にロイヤルティを支払うのにShazamの技術が活用されています。
Apple Musicで独自プレイリストも公開
Shazamは、Apple Musicで独自のプレイリストを公開しており、1月にはShazam検索の傾向をもとに2021年にヒットする楽曲を予測、発表しています。
 
このほか、日本でこの1週間にShazam検索されている楽曲上位20曲のプレイリストも公開されています。
 

 
 
Source:9to5Mac, iDownloadBlog
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macOS 11.6がリリースがパブリック向けにリリース、重要なセキュリティアプデ

 
AppleはmacOS 12 Montereyのベータテストを続けていますが、新たなmacOS Big SurのアップデートであるmacOS 11.6をリリースしました。2つの重要なセキュリティアップデートが含まれています。
macOS Catalina向けのアップデートも公開
Appleは現地時間の9月13日、iOS14.8とwatchOS7.6.2とあわせて、macOS 11.6をリリースしました。リリースノートには、2つの主なセキュリティアップデートの内容が記されています。
 

コアグラフィックス
 
対象製品:macOS Big Sur
 
影響:悪意を持って作成された PDF を処理すると、任意のコードが実行される可能性があります。Appleは、この問題が積極的に悪用されている可能性があるという報告を認識しています。
 
説明:入力検証の改善に伴い、整数オーバーフローが修正されました。
 
WebKit
 
対応機種:macOS Big Sur
 
影響:悪意を持って作成されたWebコンテンツを処理すると、任意のコードが実行される可能性があります。Appleは、この問題が積極的に悪用されている可能性があるという報告を認識しています。
 
説明:Use After Freeの問題は、メモリ管理の改善により解決されました。
 
macOS 11.6のビルド番号は「20G165」で、すべてのユーザーが利用可能となっています。
 
加えて、macOS Catalina向けのセキュリティアップデート「2021-005 Catalina」も公開されています。
 
 
Source:Apple [1], [2]via 9to5Mac
(lexi) …

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iOS14.8とiPadOS14.8がパブリック向けに公開

 
iOS15のリリースが直前にまで迫っていますが、iOS14.8がパブリック向けに公開されました。
ベータテストなしでパブリック向けにリリース
初の「.8」アップデートとなる、iOS14.8の開発が進行中と8月上旬に報じられましたが、Appleは現地時間9月13日、iOS14.8とiPadOS14.8をパブリック向けにリリースしました。
 
iOS14.8のビルド番号は「18H17」で、設定アプリからアップデートすることができます。
 
iOS14.8は、ベータテストが行われることがなく、いきなりのパブリック向けへのリリースとなりました。Appleのリリースノートには、「重要なセキュリティアップデートを提供しています」とのみ記されています。
 
iOS15の正式版のリリースがすぐ直前に迫ってのiOS14.8の公開は不思議なようにも思えますが、Appleは以前から、iOS15がリリースされてもiOS14を使い続けることもできる、と述べています。
 

ソフトウェアアップデート
 
iOSでは、2つのソフトウェアアップデートバージョンのどちらをインストールするか、設定アプリで選べる場合があります。iOS15の最新バージョンがリリースされたらすぐにアップデートを行って、最新の機能と最も充実したセキュリティアップデートを利用することも、重要なセキュリティアップデートを利用しつつ、iOS14を使い続けることもできます。
 
 
Source:9to5Mac, Apple
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「もう待つのは嫌だ」一部フォートナイトファン、Epicの控訴に怒り

 
AppleとEpic Gamesとの裁判の判決が先日下され、両社はすぐに控訴する構えを見せました。しかし、Epic Gamesの控訴によって「フォートナイト」が今後しばらく遊べなくなるため、激怒しているユーザーも少なからず存在するようです。
ユーザーの方向を見ていない?
先日判決が下されたAppleとEpic Gamesの裁判では、Appleが独占企業だとするEpic側の主張は認められず損害賠償金の支払いが命じられたものの、Appleに対してもアプリ内で決済手段の選択肢を提示させない行為を止めるよう命じました。
 
AppleとEpicのいずれもこの判決を不服とし、控訴する意向を示しました。この命令が実効されれば“Apple税”と呼ばれる15%〜30%の手数料が減るため、一部のデベロッパーからすればAppleの負けとも言える判決ですが、10項目の訴訟のうち9項目でEpicの主張は退けられているため、少なくともEpicのティム・スウィーニー最高経営責任者(CEO)も勝利だとは考えていないようです。
 
ところが、この控訴によってAppleとの戦いが今後も続き、人気ゲーム「フォートナイト」がApp Storeに戻ってくる日がさらに遠くなるため、プレイに支障をきたす一部のファンがCEOに怒りをぶつけています。
 

Absolutely disgusting how you used the Fortnite Mobile platform as leverage in your war against App Stores. You must have forgot about the MILLIONS of players who no longer have access to a game we once loved and supported. Was a fun run, thanks for ruining it.
— 1% Ducky (@duckybtw) September 10, 2021

 

「フォートナイト」のモバイルプラットフォームを利用して、App Storeとの戦いを有利に進めようとする姿勢には、はっきり言って反吐が出る。我々がかつて愛し、支持していたゲームにアクセスできなくなった何百万人ものプレイヤーの存在をすっかり忘れてしまったに違いない。楽しいゲームだったのに、台無しにしてくれてありがとうな。
 

We just want to play again. We’ve stayed loyal over 4 seasons which has been equivalent to over a year in game. I’ve spent so much money on vbucks and so have others. We just want to play again. You’re just losing player base and your fans
— Manager Mairu (@MairuFn) September 10, 2021

 

ただもう一度プレイしたいだけなんです。1年以上、ゲーム内なら4シーズンに相当する期間を律儀に待っていたのに。私も他の人もたくさんのお金をvbucks(ゲーム内通貨)に費やしてきました。またプレイしたいだけなのに。このままではプレイヤーとファンを失うだけでしょう。
 
もちろん、全てのファンがこのように不満を抱いているわけではありません。アプリ内課金でサードパーティーの選択肢を認めるよう命じた判決は、今後の業界の動向を左右する画期的な判決だと言えるでしょうし、Epic Gamesが一部デベロッパーに希望を与えたことも間違いないはずです。
 
Appleは「Epic Gamesが他の企業と同じルールを守ることを条件に、App Storeでの『フォートナイト』復活を喜んで認める」と述べていますが、スウィーニーCEOの態度を見るに、iOSユーザーのフォートナイトファンは、裁判の最終的な決着を待つ必要がありそうです。
 
 
Source:iMore
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WhatsApp、iOS向けに音声メッセージをテキストに変換する新機能を開発中

 
WhatsAppが、iOSユーザー向けに音声メッセージをテキストメッセージに変換する新機能を開発中であることが明らかとなりました。
iOS版で、音声メッセージをテキストに変換できるように
音声データは、WhatsAppやFacebookのサーバーに送信されることはありませんが、Appleに送信され処理されます。これは、Appleの音声認識の機能向上にも役立ちます。なお、新機能はオプション機能として提供される予定です。
 
新機能を使用するには、データがAppleに送信されることを許可する必要があります。許可すると、新しく「Transcription(文字起こし)」セクションが開き、特定の日時に移動することもできます。
 
音声メッセージがテキストメッセージに1度変換されると、そのデータはWhatsAppのデータベースに保存されるため、再度、変換する必要はなく、いつでも保存されたデータを見ることができます。
 
この機能は現在開発中のため、将来的にアップデートでWhatsAppのパブリックベータテスター向けにリリースされる予定です。
 
先週には、WhatsAppが、特定の連絡先に対して「最終接続時間(Last Seen)」を非表示にする機能を導入予定であることも報じられています。
 

 
 
Source:WABetaInfo via 9to5Mac
(m7000) …

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Galaxy Z Fold3/Flip3香港版の販売好調、売り切れ間近〜イオシス

 
イオシスが、2021年9月11日からGalaxy Z Fold3 5G香港版およびGalaxy Z Flip3 5G香港版の販売を開始しました。売り切れになったモデルもあるなど、人気を集めています。
各モデルの販売価格
イオシスが販売開始した、Galaxy Z Fold3 5G香港版とGalaxy Z Flip3 5G香港版の価格は下記の通りです。
 
Galaxy Z Fold3 5G香港版
 

ストレージ容量
本体カラー
価格(税込)

512GB
ファントムブラック
242,800円

ファントムグリーン

256GB
ファントムブラック
232,800円

 
Galaxy Z Flip3 5G香港版
 

ストレージ容量
本体カラー
価格(税込)

256GB
ファントムブラック
129,800円

クリーム

ラベンダー

グリーン

 
イオシスのオンラインストアにおいて、2021年9月12日午前11時50分時点で在庫ありなのは、Galaxy Z Flip3 5G香港版 256GBのファントムブラックが3台、グリーンが3台のみで、Galaxy Z Fold3 5G香港版は全モデル売り切れです。
 

Z Fold3、完売ッFlip3は黒、緑ともに1台ありますっ#イオシス #akiba pic.twitter.com/Xe1guW2CuP
— イオシス アキバ路地裏店 (@iosys_rojiura) September 12, 2021

 
 
Source:Galaxy Z Fold3 5G香港版/イオシス, Galaxy Z Flip3 5G香港版/イオシス
(FT729) …

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【iOSショートカット】カフェイン摂取量をヘルスケアに記録する方法

 
iOS13から標準インストールのアプリとなった「ショートカット」は、よく使う機能やさまざまな操作を自動化して実行させる機能です。
 
今回ご紹介する「カフェインの摂取量を記録する」は入力したカフェインの摂取量をヘルスケアに記録することができる便利機能です
 
「カフェインの摂取量を記録する」の追加方法と、設定方法を解説します。
「カフェインの摂取量を記録する」を実行する手順

1

ショートカットアプリを起動する

「ショートカット」アプリをタップします

 
 

2

ショートカットの「ギャラリー」を選択する

すべてのショートカットの「ギャラリー」をタップします

 
 

3

「カフェインの摂取量を記録する」を表示させる

「朝の日課」の「すべて表示」をタップします

 
 

「カフェイン摂取量を記録」をタップします

 
 

4

マイショートカットに追加する

「ショートカットを追加」をタップします

 
 

5

設定をする

「カフェイン摂取量を記録する」の「…」をタップします

 
 

6

「カフェイン」を選択する

「ヘルスケアサンプルを記録」の「種類」をタップします

 
 

「カフェイン」を選択します

 
 

「完了」をタップします

 
 

7

「カフェイン摂取量を記録」を実行する

「カフェイン摂取量を記録」をタップします

 
 

8

飲んだ種類を選択する

「何を飲みましたか?」の項目で飲んだ種類を選択します

 
 

9

飲んだ量を選択する

「どのサイズですか?」の項目で飲んだ量を選択します

 
 

10

ヘルスケアアプリを起動する

「ヘルスケア」アプリをタップします

 
 

11

摂取したカフェイン量を確認する

概要ページから「カフェイン」をタップします

 
 

カフェイン摂取量の詳細が表示されます

 
 
ショートカットの実行方法
作成したショートカットの実行方法には「ホーム画面にアイコンを追加する」「ウィジェットに登録する」「Siriショートカットを設定する」と3種類あります。
 
ホーム画面にアイコンを追加する方法では、ホーム画面にアプリのようなショートカット実行用アイコンを追加でき、タップしてすばやく起動できます(ホーム画面に追加する方法解説記事)。
 
iPhoneのウィジェット機能では、ショートカットの項目を追加することですばやく起動できます(…

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iOS15の正式版のリリースはRC公開の1日後になるかも?

 
Appleソフトウェアのアップデート状況に詳しい人物が、最新版iOSのリリースは、昨年と同じくRC公開の1日後となる可能性がある、と投稿しています。
アプリ開発者によってクールではない状況
Appleソフトウェアのベータ版のリリースに関して逐一報告してきたアーロン・ゾロ氏(@zollotech)は、2020年に正式版公開前の最終ベータとなるiOS14リリースキャンディデート(RC)が9月のイベントの後にリリースされ、正式版がその1日後に発表された経緯を踏まえると、今年のiOS15も同様の足取りをたどる可能性がある、と投稿しました。
 

Last year Apple released iOS 14 RC after the September event and then just one day later they released iOS 14. Let’s hope this isn’t normal. 2020 was the only year they have done that.
— Aaron Zollo (@zollotech) September 10, 2021

 
同氏は、「これがノーマルとならないことを願う」と自身の希望を述べていますが、ニュアンス的にiOS15の正式版がRC公開の1日後にリリースされる可能性は十分あるとも理解できます。
 
RCと正式版の間の猶予期間に注目が集まっているのは、アプリ開発者にとってアプリ提出にOSの最終バージョンが必要であるためと推測されます。
 
RC公開の1日後に正式版がリリースされてしまう場合、開発者にとってApp Storeに申請するまでに1日しか時間がなくなり、すべての作業を終えるまで再び時間がかかるため、「あまりクールではない」との意見を述べるユーザーもいます。
 
 
Source:@zollotech/Twitter
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【レポ】ギターの自動調弦だけじゃない!Roadie 3はスマホとの連携で本領発揮

 
最近は新型コロナウイルスの影響でおうち時間が増え、ギターを始める方が増えているといいます。そんなギターなどの弦楽器を演奏することが趣味の方にとって調弦は面倒な作業です。
 
美しい音を出すためには弾き始める前に正確な調弦が必須ですが、意外と手間と時間がかかり、楽器を弾こうという意欲が下がってしまうかもしれません。
 
Roadie(ローディー)シリーズの3代目となるRoadie 3は、弦を鳴らすだけで自動的にペグを回し調弦してくれるチューナーです。単体でも便利なのですが、スマートフォンアプリとの連携機能があり、それによって本領が発揮されるデバイスとなっています。
 
このRoadie 3を実際に購入しましたので使用感などをレポートします。
Roadie 3とは?
Roadie 3はその名の通り、Roadieシリーズの3代目にあたる製品であり、クラウドファンディングでは目標額の倍以上を集めて終了するなど登場時に注目を集めたデバイスです。
 

 
小さくてシンプルな本体に、調弦のためのチューナーと、ペグを回すためのモーターを備えており、普通のチューナーのようにギターのチューニングの際に音が外れているかどうかを表示するだけでなく、ペグを回して調弦することも自動でおこなってくれます。
 
対応している楽器は幅広く、エレキギター、アコースティックギター、クラシックギターはもちろん、ウクレレ、バンジョー、マンドリン、多弦ギターなど、非常に多くの種類で使うことが可能です。
 
なお、ベースには対応しておらず、別製品のRoadie BASSを使う必要があります。
 
Bluetoothでスマートフォンとの連携ができるのも特徴であり、iOSアプリとAndroidアプリが用意されています。
 
電源は内蔵のリチウムポリマー電池で、USB-C端子を使って充電をおこないます。1回の充電で最大150弦チューニングできるそうです。
Roadie 3本体でできること
Roadie 3本体ではどんなことができるのでしょうか。実際に試した動画を交えて紹介します。
ギターなどの楽器を自動で調弦できる
Roadie 3最大の特長が、ギターなどの楽器を自動で調弦する機能です。
 
百聞は一見に如かず、ということで実際にギターを調弦した動画がこちらです。
 

 
本体にはカラー液晶が搭載され、現在調弦している音名や測定した周波数、理想的な周波数に対して現在の周波数が高いか低いかを示すグラフが表示されています。
 
そして、本体をギターのペグに挿し、弦を弾くと測定した結果に応じてペグが自動的に回り、調弦がおこなわれるという仕組みです。
 
1つの弦のチューニングが終わるとビープ音と振動、および表示で教えてくれます。また、自動的に次の弦の調弦に入るため、連続して弦を調弦していくことが可能です。
変則チューニングにも対応
さらにうれしいのが、スタンダードな調弦だけでなく、特殊な調弦にも対応している点です。たとえば、6弦をDに落とすドロップDチューニングをおこなうには以下の動画のようにします。
 

 
やり方は、本体に搭載されているカーソルボタンを操作し、調弦モードをドロップDに変え、本体をペグに挿して弦を弾くだけです。
 
もちろん、ドロップD以外にも多彩な変則チューニングがプリセットされており、さまざまな曲に利用できるでしょう。
 
変則チューニングが必要な曲を弾く際には調弦を変えるのが面倒ですが、Roadie 3があればまったく苦労せずに変えられます。
メトロノーム機能搭載
楽器で曲を練習する際には、一定のリズムを刻んでくれるメトロノームがあると便利です。
 
Roadie 3にはメトロノーム機能が搭載されており、練習の際に便利に使えます。
 

 
使い方は、本体のカーソルボタンを操作し、メトロノームモードに入れるだけです。
 
上下ボタンでリズムを変えることができるほか、4拍子や3拍子などの拍の変更もできます。
 
リズムは音と振動で伝えることができ、どちらか片方だけにすることも可能です。バイブレーション機能があるので、うるさい場所であってもポケットなどに入れれば振動でリズムを感じることができます。
電動ペグワインダーにもなる
Roadie 3は電動ペグワインダーにもなります。
 
ギターなどの弦楽器の弦を交換するには、ペグを回して弦を外す必要がありますが、かなりの回数ペグを回す必要があります。
 
さらに、新しい弦をつける際にも同じくらいの回数ペグを回す必要があり、すべての弦を交換するのは結構重労働です。
 
Roadie 3には、ペグを回せるモーターが内蔵されていることを活かし、電動ペグワインダーとして動作する機能が搭載されています。
 

 
こちらも本体のカーソルボタンを操作し、ワインダーモードを選択するだけで使えます。
 
弦を外すときもつけるときも3段階の速さが選べ、誤って回しすぎることを防ぐことができるでしょう。
Roadie チューナーアプリで本領発揮
ここまでは本体だけでできるのですが、Roadieシリーズにはスマートフォンと連携する機能があります。
 
むしろ、スマートフォンと連携することで本領が発揮されるといっても過言ではありません。
 
Roadieシリーズ以外にも自動で調弦をしてくれる機器は売られていますが、スマートフォンと連携できるのはRoadieシリーズぐらいであり、Roadieシリーズのアイデンティティといえそうです。
 
スマートフォンと連携するには無料の「Roadie チューナー」アプリをインストールする必要があります。
 

楽器の追加がかんたん
Roadie 3には複数の楽器を個別に登録する機能があります。
 
さまざまな種類の楽器を弾く人はもちろんですが、同じタイプのギターであってもRoadie 3はギターを個別に学習・調整していくために、ギターの個体ごとにプロフィールを作成することが推奨されています。
 
この登録は本体でもできるのですが、名前を付ける作業など、小さくてボタンが限られている本体では面倒です。
 
スマホアプリなら名前の入力も含めた楽器の登録がかんたんにでき、さらに写真の追加もおこなうことができます。
 

 
なお、スマホアプリには日本語で楽器の名前を付けることができますが、残念ながらRoadie 3本体の液晶では文字化けが起きるため、アルファベットでつけたほうがよさそうです。
マニアックな変則調弦が作成できる
Roadie 3にはもともとさまざまな変則チューニングがプリセットされていますが、自分独自の変則チューニングを作ることも可能です。
 

 
しかも、単に各弦の音を変えられたり、カポタストの位置や基準音(A4)の周波数を変えられたりするだけではありません。
 
なんと、各弦の周波数をセント単位で調整することができるのです。
 

 
これにより、わざと和音が揺らぐような効果を与えたり、調に合わせてより和音をきれいに響かせる効果が得られたりするでしょう。
 
さらに、右上の「記録」ボタンを押すと、現在のギターの音をマイクで聴き取り、その音を新しい調弦として残すこともできます。奇跡的に生まれた調弦でもRoadie チューナーアプリを使って記録しておけば、いつでも再現可能です。
作成した調弦のクラウドへの保存ができる
せっかくこだわって作成した独自の調弦も、Roadie 3本体が壊れてしまったらまた作り直しになります。
 
そんなときのために、Roadie チューナーアプリには、クラウドにデータを保存する機能が搭載されています。
 
たとえ本体の故障や紛失があったとしても、かんたんにデータを復帰することが可能です。
ファームウェアの更新ができる
Roadie 3は、発売後も機能改善やバグフィックスのために新しいファームウェアが開発されています。
 
アプリを使えばBluetooth経由で本体のファームウェアアップデートが可能です。
 

 
筆者が受信したアップデートは、Low-G調弦のウクレレが楽器タイプに加わったというものでした。
 
ワイヤレスでアップデートできるので気軽に更新できます。
アプリにもチューナー機能内蔵
Roadie 3もチューナーなのですが、このRoadie チューナーアプリにもチューナー機能が内蔵されています。
 
もちろん、自動調弦機能はなく、単に音のずれを表示するだけなのですが、Roadie 3を忘れてしまったり手元になかったりした場合でもスマホさえあれば手動で調弦が可能です。
 
チューナー機能には楽器ビューとクロマチックビューがあり、楽器ビューの場合は作成したカスタムチューニングが使えます。
 

 

 
いずれのビューでもスマートフォンの表示機能を活かしたリッチな表現が使われており、音が合っているかどうかが視覚的にわかりやすいものとなっています。
非常に便利なスマートフォン対応自動チューナー、ネックは価格か?
この記事で紹介してきたとおり、Roadie 3は単に自動で調弦してくれるだけでなく、プロも含め幅広い層の方が便利に使える機能が満載された新世代のチューナーです。
 
ただ、価格は定価で16,500円(税込)と、普通のチューナーに比べると格段に高いのが消費者にとっては購入をためらうところでしょうか。
 
ただ、Roadie 3を使うことでギターを弾くときのチューニング作業が非常に楽になりますし、メトロノーム機能や電動ペグワインダー機能も役に立つのは確かです。
 
チューニングが苦手という方はもちろん、たくさんの楽器を持っている方や、音にこだわりがある方は購入を検討してみてはいかがでしょうか。
 
 
Source: Roadie, オカダインターナショナル
(ハウザー) …

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App Storeのアプリ内課金、“Apple税”以外の選択肢認めるよう命令〜米地裁

 
App Storeの手数料を巡るEpic GamesとAppleとの裁判で、米国地方裁判所は10日、Appleの市場コントロール(anti-steering)行為が反競争的であると結論づけました。一方、その他の訴因については「Appleの成功は違法ではない」と述べ、独占禁止法に抵触しないとして同社に有利な判決を下しました。
選択肢を与えないのはNG
Epic GamesとAppleとの裁判を担当する、米地方裁判所のイボンヌ・ゴンザレス・ロジャーズ判事は、Appleが消費者の選択を違法に妨げていると結論付け、同社の提供するアプリ内課金以外のサービスへ誘導する外部リンクやコミュニケーションも認めるべきとの判決を下しました。
 
アプリ内課金システム以外の支払い方法を、デベロッパーがユーザーに提示できないようにする行為は、一般的にアンチ・ステアリング(anti-steering)行為と呼ばれています。
 
ロジャーズ判事はAppleのアンチ・ステアリング行為が反競争的だとし、今後はアプリ内購入以外の購入メカニズムに消費者を誘導するボタンや外部リンクもデベロッパーに認めるよう命じたうえで、アプリ登録時に取得した情報からデベロッパーがユーザーとコミュニケーションを取ることも禁じてはならないとしました。
Appleも歩み寄る態度見せたが
この差止め命令は、デベロッパーの長年の不満を解消するものである一方、2020年におよそ640億ドル(約7兆円)の売上高を記録したApp Storeに強烈な一撃を加えることになるのは間違いありません。
 
Appleは判決が下される前に、アプリ外での購入を促すための消費者へのメール送信に関する規則を見直したり、アプリによっては外部リンクを許可したりといった緩和策を採っています。ただし、あくまでも外部リンクの許可は「リーダー」アプリに限られているため、この判決に従うとなればすべてのアプリに同緩和策を適用しなければなりません。そのためニュースサイトMacRumorsによれば、Appleは判決を不服として控訴する構えを見せているそうです。
 
このまま行けば、今回下された差止め命令は12月に発効します。
Epicは賠償支払い命令下される
一方でEpic GamesとAppleの裁判は、今のところ全体では10件のうち9件でAppleが勝訴しています。
 
またロジャーズ判事は、Appleがアンチ・ステアリング行為を行っていたことは認めましたが、「成功は違法ではない」として反トラスト法に抵触するような独占企業であるとの指摘は退けました。さらにEpic Gamesに対しては、iOSの「フォートナイト」アプリでユーザーからAppleを介さない直接支払いによって得た収益のうち30%などを、Appleに損害賠償金として支払うよう命じています。
 
 
Source:CNBC,MacRumors
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Epic Games、Appleに韓国での「フォートナイト」のストア再掲載を要求

 
人気のサードパーソンシューター「フォートナイト」を販売・配信するEpic Gamesは、Appleに対してゲームアプリを再び韓国内のApp Storeで再リリースするよう求めた、とソーシャルメディアで明らかにしました。韓国で新法案が可決され、サードパーティー製の決済システムの導入が認められたためです。
独自の決済システムの導入でアプリストアから削除
「フォートナイト」がそもそもApp Storeから取り下げとなったのは、アプリ内でAppleを介さない決済手段を掲示したからでした。Epic GamesはAndroid版アプリでも同様の機能を導入しており、Google Playストアからも削除されています。
 
Epic Gamesは、AppleやGoogleに支払わなければならない30%の手数料は法外だとし、App Store以外からのアプリダウンロードができないAppleのやり方は独占禁止法違反にあたるとして、訴訟を含めた激しい攻撃キャンペーンを展開してきました。
韓国での新法案の可決で形勢が逆転
韓国の国会で8月31日、プラットフォーム上のアプリのデジタル商品の販売方法ついての巨大テック企業の支配力を弱める、世界初の法案が可決され、アプリ開発者は韓国内でサードパーティー製の決済方法を使用することができるようになりました。
 
この知らせを受け、Epic Gamesは韓国内のApp Storeでフォートナイトを再リリースするようAppleに要求した、とソーシャルメディアに投稿しました。
 

EpicはAppleにFortniteの開発者アカウントの復元を依頼しました。Epicは、韓国の新しい法律に準拠して、Epic独自の支払い方法とAppleの決済システムの両方を並行して提供し、韓国でiOS上のFortniteを再リリースするつもりです。
 

Epic has asked Apple to restore our Fortnite developer account. Epic intends to re-release Fortnite on iOS in Korea offering both Epic payment and Apple payment side-by-side in compliance with the new Korean law.
— Fortnite (@FortniteGame) September 9, 2021

 
 
Source:MacRumors
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見やすい?それとも違和感? Twitterが画面いっぱいの画像・動画付きツイートをテスト中

Image:TwitterSupport/Twitterメディア付き投稿、今後変わりそうな気配です。TwitterがiOS版Twitterで現在テストしているのは、タイムラインの幅いっぱいに広がる画面レイアウト。これによって写真やGIF、ビデオがこれまでより大きな画面で確認できるようになります。どんな感じなのか?って、文字だけだと伝わりにくいと思うので、以下公式の投稿をどうぞ。Nowtesting …

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Belkin、AirPlay 2アダプターを国内発売。古いステレオもワイヤレスに

 
Belkin(ベルキン)は、手持ちのオーディオ機器に接続してiPhoneなどの音楽をCD音質でワイヤレス再生できる「Belkin SOUNDFORM CONNECT AirPlay 2対応オーディオアダプター」を発売しました。
手持ちのスピーカーがワイヤレス対応に!
「Belkin SOUNDFORM CONNECT AirPlay 2対応オーディオアダプター」は、iPhoneやiPad、MacからAirPlay 2経由で音楽をワイヤレス接続できるアダプタです。5月にアメリカで発売されていた製品です。
 

 
3.5ミリケーブルと光デジタルケーブルでの接続に対応し、手持ちのスピーカーやオーディオレシーバーにつなぐだけで、最新のワイヤレスオーディオと同様のワイヤレス再生を楽しめます。
 

 
レシーバー、アンプ、アクティブスピーカーのほか、サウンドバーやホームシアターのサウンドシステムとも組み合わせ可能です。
 

 
「Works with Apple AirPlay」認証を取得
Appleの「Works with Apple AirPlay」認証を取得しているので、安心して使用でき、ペアリングも簡単です。
 

 
CDと同等の、16ビット、サンプルレート44,100 Hz(44.1 kHz)の解像度に対応し、ワイヤレスでも高音質で音楽を楽しむことができます。
 
Belkin Soundformアプリを使用すると、音質調整、周波数調整、同期ができます。
価格は10,845円(税込)、2年間の保証つき
「Belkin SOUNDFORM CONNECT AirPlay 2対応オーディオアダプター 」は、iOS11.4以降のiPhone、iPadのほか、Mac、Apple TV、HomePodなどのAirPlay 2対応デバイスで利用可能です。
 
本体サイズは19ミリ × 62ミリ x 43ミリで、重量は95グラムです。カラーはブラックです。電源用のUSB-C – USB-Aケーブルが付属します。2年間の製品保証付きです。
 
本稿執筆時点でのAmazon.co.jpでの販売価格は10,845円(税込)で、全国の家電量販店などでも販売が開始されています。
 

 
 
Source:Belkin (報道発表, 製品情報), Amazon.co.jp
(hato) …

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