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Appleのクレイグ・フェデリギ氏「児童虐待の防止方策は誤解されている」

 
Appleのソフトウェアエンジニアリング担当上級副社長クレイグ・フェデリギ氏は、The Wall Street Journalのインタビューに答え、iCloudとiMessageの2つのサービスで実施される児童虐待の防止方策について、「大きく誤解されている」と述べました。
2つの機能を同時に発表したのが誤解の原因?
Appleは先日、iCloudに保存される写真とiMessageの両方で導入される新たな児童虐待の防止方策を発表しました。フェデリギ氏は、新しいCSAM(児童性的虐待のコンテンツ)検知システムと、性的な写真を検知する新しいコミュニケーションの安全性機能を同時に発表したことにより、「このような誤解を招くことになった」とコメントしています。
 
「(伝えたかった)多くのメッセージがひどくごちゃ混ぜになってしまった」
クラウドストレージのスキャンはみな行っている
フェデリギ氏によれば、Appleがユーザーの写真をスキャンしているというのは、「ただ間違いである」とのことです。「AppleはiPhoneの中の児童性的虐待写真を探しているわけではない。(中略)当社がやっているのはiCloudに保存された違法画像を見つけ出すことだ」
 
他のクラウドサービスもCSAMの検知を行っていますが、フェデリギ氏いわく、Appleの手法では写真を見ることなく振り分けができるとのことです。
 
同氏によると、“マルチパートアルゴリズム”を使用し、一定の解析をオンデバイスで行い、ある程度の分析をクラウド上で行って児童ポルノ写真を検知しているそうです。
 
30枚の違法画像が検知されるまで、Appleはアカウント情報や問題の写真について知らされることはないといいます。ちなみに、もし仮にアカウントが境界線を超えたとしても、違法画像以外の写真を確認したりすることはないとのことです。
フェデリギ氏はバックドアではないと主張
電子フロンティア財団(EFF)は、Appleの新CSAM検知システムに関して「バックドアの設置にほかならない」と批判しましたが、フェデリギ氏は「バックドアではない」と真っ向から否定しています。
 
また、同時に発表されたコミュニケーションの安全性機能は、機械学習を使って、子どもが送受信する性的コンテンツを検知するというもので、「100%、CSAMの検知とは異なる」と同氏は述べています。
 

 
 
Source:iMore
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iOS15で導入の児童ポルノスキャン機能、Apple従業員からも懸念の声

 
AppleがiOS15で導入すると発表した、児童への性的虐待画像をスキャンする機能については、政府による検閲につながるのでは、といった懸念が提起されていますが、Appleの従業員からも疑問の声が上がっている、とReutersが報じています。
議論を呼んでいるAppleの児童ポルノスキャン機能
Appleは先日、子供を守るための機能として、子どもが性的なメッセージを送受信しようとした場合に保護者に通知する機能や、児童への性的虐待画像(CSAM)として登録された画像のハッシュが一致する画像をスキャンする機能を今秋公開予定のiOS15に実装すると発表しました。
 
特にCSAM画像のスキャン機能については、政府による検閲や監視に使われる懸念や、Appleが標榜するプライバシーの尊重という方針との矛盾が指摘されて議論を呼んでおり、Appleの担当役員も内部向けメッセージで丁寧な説明が必要だとの認識を明かしています。
 
Appleは最近、よくある質問と回答(FAQ)を公開し、政府による目的外の情報提供要請に従うことはない、と否定しています。
 
CSAM画像のスキャン機能は当初、アメリカでのみ有効化し、他の国・地域には現地の法規制を踏まえて順次拡大する、iCloud写真を無効にしていた場合、同機能は有効化されない、とAppleは説明しています。
Appleの社内Slackスレッドでも懸念の声
CSAM画像の自動スキャンについては、Appleの従業員からも懸念の声が多く寄せられている、と複数のApple従業員が匿名を条件にReutersに語っています。
 
Apple従業員向けSlackの専用スレッドには、数日間で800通以上のメッセージがやり取りされており、その多くは政府による検閲や弾圧に使われる可能性を心配しているそうです。
 
スレッドには、このテーマはSlackで議論するのにふさわしくないのではないか、との意見も書き込まれているとのことです。
 
一方で、非合法な画像を根絶するためにAppleの姿勢は妥当だ、とする意見もみられるそうです。
コロナ禍をきっかけに全社的に導入されたSlack
Appleは、2020年のパンデミックにより自宅勤務を推進するにあたり、Slackを全社的に導入しています。
 
先日、リモートワークが続けられないなら退社するという書き込みや、Appleの人事部が禁止した賃金に関する社内アンケートには、Slackが使われていました。
 
 
Source:Reuters, 9to5Mac
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エディ・キュー氏の肩書きが「サービス担当上級副社長」に変更

 
Appleの必殺仕事人とも呼ばれたエディ・キュー氏のApple公式Webサイト上の役職名が変わったことが明らかになりました。
よりシンプルでわかりやすい肩書きに
キュー氏の肩書きは、これまでインターネット・ソフトウェア・サービス担当上級副社長となっていましたが、サービスへのさらなる注力を強調するためか、「サービス担当上級副社長」へと変更されました。
 
キュー氏の役職に関する新たな説明書きは下記のとおりです。
 

エディは、Apple Music、Apple News、Apple Podcasts、Apple TVアプリ、Apple TV+、Apple Pay、Apple Card、マップ、Search Ads、AppleのiCloudサービス、Appleの生産性・創造性向上アプリなど、Appleのサービス全般を統括しています。エディのチームは、Appleのお客様の高い期待に応え、それを上回る世界クラスのサービスを構築・強化し、クリエイターやストーリーテラーの方々に、その創造的なビジョンを世界中の人々に届ける機会を提供してきた素晴らしい実績を持っています。
 
 
Source:Apple
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Apple、児童ポルノ検出機能に対する批判に反論、iOS15で導入予定

 
英大手メディアBBCは8月10日、iOS15等で導入予定の「児童ポルノ検出機能」が批判されていることに対して、Appleが反論を行ったと報じました。
子どもを性的虐待から守る
Appleは現地時間8月5日、iOS15やiPadOS15等において、子どもを性的虐待から守るための機能を追加すると発表しました。
 
Appleは、ユーザーがiCloudに保存している写真をスキャンし、子どもの性的虐待画像(児童ポルノ)を自動検出する機能を実装する予定です。
 
児童ポルノが自動検出された場合は、Appleのスタッフによる確認作業を経て、非営利団体の全米行方不明・被搾取児童センター(NCMEC)に報告される可能性があります。
 
プライバシー保護団体や活動家は、Appleに対し、「写真の自動検出機能が政治的に悪用される可能性がある」との懸念を表明し、導入を進めるAppleを批判しています。
Appleが反論
Appleは、児童保護機能を説明する「子どものための保護拡大(Expanded Protections for Children)」と題した特設ページにおいて、よくある質問と回答(FAQ)を記載したPDFファイルを公開しました。
 
FAQでは「政府に強制され、Appleが児童ポルノ以外の画像を自動検出することはあり得るか」との質問に対し、Appleは「そのような政府要請に従うことは無い」と強く否定しました。
 
またAppleは、ユーザーのプライバシーを低下させる政府要請を今までも断固拒否してきたとし、iCloud保存画像の検出対象を児童ポルノ以外に拡張することは無いと表明しています。
 
一方でBBCは、Appleが2020年の12月末に中国のApp Storeから、政府当局からライセンスを取得できなかった39,000のゲームアプリを削除した事例に触れ、プライバシー保護団体の主張に言及しました。
 
iOS15で導入される、iCloudの写真に対する児童ポルノ検出機能の是非については、今後も議論が続きそうです。
 
なお、検出機能はまず米国で導入され、日本等の他国については今後各国の法制度等を検討の上で展開される予定です。
 
 
Source:Apple(PDF) via BBC
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ソフトバンク、App Store等でのキャリア決済で10%還元キャンペーンを実施

 
ソフトバンクは8月6日、App Store等でのキャリア決済を対象に、10%相当のPayPayボーナスを還元するキャンペーンを開始しました。
キャリア決済で10%還元

 
ソフトバンクの「キャリア決済でPayPayボーナスプレゼントキャンペーン」は、8月6日(金)から9月6日(月)までの期間限定で実施されます。
 
ソフトバンクおよびワイモバイルのキャリア決済「まとめて支払い」を初めて利用するユーザーや、過去3カ月(5月1日~8月5日)に利用しなかったユーザーに、App Store等での購入額の10%相当のPayPayボーナスが付与されます。
 
なお、付与上限は10,000相当で、期間中の利用額が1,000円未満の場合は、一律100円相当のPayPayボーナスが付与される予定です。
 
PayPayボーナス還元の対象となるストアは以下の通りです。
 

App Store
Apple Music
iTunes Store
iBooks
iCloud
Google Play

 
また、3カ月以内にキャリア決済を利用したことがあるユーザーについては、10,000円以上を購入する等の指定の条件を満たすことで、抽選で200名に5,000円相当のPayPayボーナスが当たるキャンペーンに参加できます。
 
注意事項も

 
ソフトバンクのキャンペーンに参加するためには、専用フォームから応募することが必要となっています。
 
また今月、低料金プランのLINEMOでも「ソフトバンクまとめて支払い」が利用可能となりましたが、LINEMOユーザーは今回のキャンペーンの対象外です。
 
「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」には、利用可能額が設定されており、上限額はユーザーごとに異なります。
 
専用フォームへのリンクや、注意事項等の詳細については、以下のソフトバンクの特設ページからご確認ください。
 

ソフトバンクのキャンペーンページ

 
App StoreやiTunesについては、大手コンビニエンスストアにおいても、ギフトカード バリアブルを購入した人を対象に10%分のボーナスコードを進呈するキャンペーンが開催されています。
 
 
Source:ソフトバンク
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iOS15で導入予定の画像およびメッセージのスキャンはプライバシー侵害にあたると警鐘

 
子どもを性的虐待から守るため、Appleは性的内容を含むメッセージへの警告や、児童ポルノ画像などの検出機能などをiOS15で導入すると発表しました。これに対して、プライバシーの重要性を訴えてきたエドワード・スノーデン氏や電子フロンティア財団(EFF)が、プライバシーの侵害にあたると警鐘を鳴らしています。
iCloudとiMessageをスキャン
Appleの子どものための保護拡大政策は、iCloudとiMessage(日本語では「メッセージ」)の両プラットフォーム上で実施されます。
 
iCloud写真ライブラリのスキャンは、非営利団体の全米行方不明・被搾取児童センター(NCMEC)が把握している、児童への性的虐待として報告された画像(CSAM:Child Sexual Abuse Material)と一致するものがないか調べるというものです。
 
iMessageのメッセージのスキャンは、未成年者が所有するアカウントが性的表現を含むコンテンツを送受信する際に、親に通知するという内容です。この機能は親によりオン/オフの切り替えが可能となる見通しです。
バックドアの設置に他ならない
プライバシーの重要性を訴えるEFFは、スキャン機能の導入後でもプライバシーとセキュリティが保たれるかをAppleがいくら説明したとしても、「バックドアの設置に他ならない」と一蹴しています。
 
EFFいわく、AppleのiCloud写真スキャンは、類似する画像を識別するために画像のハッシュ値を計算するMicrosoftのPhotoDNAに似ているとのことです。
 
唯一異なるのは、Appleのスキャンはオンデバイスで行われることです。それぞれのデバイスに上述のNCMEC CSAMデータベースがアップロードされ、児童への性的虐待として報告された既知の画像と一致するかの照合が行われます。照合した写真の数が一定数を超えると、問題の画像はAppleの調査班へと送信されます。調査班が確認を終えると、画像はNCMECへと送られ、ユーザーアカウントが停止されます。
 
結論として、iCloudにアップロードされる画像はすべてスキャンされるということを意味します。「これはすべてのiCloud写真ユーザーのプライバシーの低下であり、改善ではない」と、EFFは機能の実装には大きな代償が伴うと主張しています。
エンドツーエンド暗号化されているとは言えなくなる?
iMessageのスキャンは、送受信されるメッセージの内容に応じて送られる通知機能です。Appleが導入するオンデバイスの機械学習(ML)分類子が、“性的な表現を含む画像”を検出します。
 
Appleによれば、米国内の家族アカウントを使用する13歳以下のユーザーがiMessageで性的な表現を含む画像を送信しようとした場合、“送信すれば親にコンテンツ内容が通知される”との警告が発せられるとのことです。13歳〜17歳のユーザーにも同様の警告が表示されますが、親に通知されることはないとされています。
 
なお、13歳以下のユーザーがiMessageが“性的な表現を含む画像”を受信しようとした場合でも、親に通知されるとの警告が表示されます。
 
EFFは、エンドツーエンド暗号化とは、メッセージの送信者と受信者のみが内容を見ることができるというもので、もし仮にオンデバイスで行われる機械学習アルゴリズムでも、仲介があれば真にエンドツーエンド暗号化されているとは言えなくなる、とコメントしています。
検閲は児童ポルノ画像のみにとどまらない?
内部告発者で、プライバシーの重要性を訴えてきたエドワード・スノーデン氏は、Appleの新ポリシーを“監視社会”と表現しており、「もし彼らが今日、児童ポルノ画像をスキャンできるなら、明日にはどんなものでもスキャンできるだろう」と、検閲がさらに拡大する可能性を指摘しています。
 

No matter how well-intentioned, @Apple is rolling out mass surveillance to the entire world with this. Make no mistake: if they can scan for kiddie porn today, they can scan for anything tomorrow.
They turned a trillion dollars of devices into iNarcs—*without asking.* https://t.co/wIMWijIjJk
— Edward Snowden (@Snowden) August 6, 2021

 
 
Source:EFF via MacRumors
Photo:Apple
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Apple Arcade、配信タイトルが200本を突破。サービス開始から2年弱

 
Appleが提供するゲーム遊び放題サービス、Apple Arcadeでプレイ可能なゲームアプリが200タイトルを超えました。
2年足らずで200タイトルを突破
Apple Arcadeは、2019年9月のサービス開始から2年足らずで、プレイ可能なゲームが200タイトルを超えた、と米メディアCNETが報じています。
 
Appleは2021年4月に、Apple Arcadeでプレイ可能なタイトルが180を越えたと発表していました。
 
Apple Arcadeでプレイできるゲームは、「FΛNTΛSIΛN」などのオリジナルタイトルのほか、皆が知っている定番タイトルを集めた「クラシックコレクション」、App Storeで受賞歴のあるゲームが揃う「App Storeグレイツ」でゲームが提供されています。
新作の公開も予告
Apple Arcadeには、最近もハイペースで新タイトルが追加されています。
 
過去の作品ではアプリ内課金が必要だったゲームでも、Apple Arcadeなら課金不要で全ての機能が利用できるのが特徴です。
 
さらに、近日公開予定のタイトルとして、世界のプレイヤーと料理対戦ができる「MasterChef: Let’s Cook」や、人気アドベンチャーゲームシリーズの「レイトン ミステリージャーニー+」などが予告されています。
Apple製品購入で最大3カ月間無料。Apple Oneならお得
Apple Arcadeは、同じApple IDでログインしたiPhone、iPad、Macなどのデバイスで、デバイスを切り替えてもいつでも続きをプレイできます。
 
利用料金は月額600円で、最初の1カ月間は無料でトライアルが可能で、iPhone、iPad、MacなどのApple製品を購入すると無料で3カ月間利用できます。
 
また、Apple MusicやiCloudストレージ、Apple TV+とセットになった「Apple One」の一部としても提供されています。
 
Apple Oneは、Apple MusicとiCloudストレージの有料プランの個別契約よりも割安で利用可能です。
 
 
Source:CNET
Photo:Apple
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iOS15の性的虐待画像の検出「誤解を解く説明必要」ソフトウェア担当副社長語る

 
AppleがiOS15などで導入すると発表した、子どもを性的虐待から保護するための機能について、他目的への流用などの懸念について、誤解を解くための説明が必要とAppleのソフトウェア担当副社長が記した内部文書を入手した、と米メディア9to5Macが公開しました。
児童への性的虐待防止機能の開発メンバーへのメッセージ
AppleがiOS15などで導入すると発表した、子どもを保護するための新機能のうち、児童への性的虐待画像の検出機能については、効果が期待される一方で、他の目的への使用について懸念する声もあがっています。
 
Appleが同機能を発表した8月5日の深夜、ソフトウェア担当副社長のセバスチャン・マリノー・メス氏が開発チームメンバーに送った内部文書を9to5Macが公開しました。
誤解を解くために詳しい説明を続ける姿勢
マリノー・メス氏はメッセージの冒頭で、児童保護機能の公式発表が、チームメンバーの数年間にわたる絶え間ない献身的な努力のおかげで実現した、とチームメンバーを称えています。
 
そのうえで、「子どもの安全を守ることは非常に重要なミッションです」「子どもを守るツールというだけでなく、Appleが重視するユーザープライバシー尊重の理念を貫いた製品を、Appleの全社的な連携により実現しました」と、その意義を強調しています。
 
マリノー・メス氏は「多くの好意的反応があった一方、一部の人々が新機能による影響について誤解しています」とも述べ「人々がこの機能を理解できるよう、詳しく説明していきます」と、一部で提起されている懸念に対して丁寧な説明を続ける姿勢をみせています。
児童保護団体からのメッセージも紹介
マリノー・メス氏は、性的虐待写真を検出する機能の開発で連携している非営利団体、全米行方不明・被搾取児童センター(NCMEC)からのメッセージを紹介したうえで、「この素晴らしいチームと一緒にAppleで仕事ができていることを誇りに思います。ありがとう!」と自身のメッセージを締め括っています。
 
NCMECからのメッセージには、新機能開発に関わった全員の努力に対する感謝とともに、多くの子どもたちを性的虐待から救うことにつながることへの期待が綴られています。
iOS15正式版は今秋公開予定
児童への性的虐待画像の検出機能についてAppleは、アメリカで導入を開始し、それ以外の国・地域では現地の法規制を踏まえて順次導入する予定であること、iCloud写真をオフにすると同機能が無効化されることを説明しています。
 
iOS15は現在、開発者向けベータ4、登録ユーザー向けパブリックベータ4が提供されており、一般ユーザー向け正式版は今秋公開される予定です。
 
 
Source:9to5Mac
Photo:Apple
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iOS15の児童虐待写真検出はiCloud写真有効時のみ、米以外には後日導入

 
Appleは、iOS15などで導入する児童への性的虐待写真を検出する機能について、iCloud写真を有効にしている場合のみ機能すること、機能の有効化はアメリカ以外の国・地域は法制度を確認した上で導入する予定であることを説明しています。
iOS15で導入と発表の新機能には議論も
Appleは、子どもを性的虐待から保護する機能を、iOS15などで導入すると発表しました。
 
特に、児童への性的虐待写真として非営利団体の全米行方不明・被搾取児童センター(NCMEC)に登録された情報と一致する画像がユーザーのフォトライブラリ内にあれば検出する機能については、政府などによる弾圧につながる可能性もあるのではないか、と議論を呼んでいます。
iCloud写真がオフの場合は機能せず
Appleは、米メディアMacRumorsに対して、写真の自動検出機能は、ユーザーが機能の有効/無効を選択するのではなく、デバイス上で自動実行されるものの、iCloud写真がオフになっている場合は動作しないと説明しています。
 
iCloud写真がオフの状態で、iCloudにバックアップされた写真をスキャンして性的虐待写真を検出することはできない、ともAppleは説明しています。
 
これは、デバイス上でスキャンされた写真が、NCMECに登録された画像と一致した場合のアップロードが停止されることにより、機能しなくなるためです。
 

 
iCloud写真のオン/オフは「設定」アプリのユーザー名をタップし、「iCloud」のメニューから切り替えることができます。
アメリカ以外には各国の法制度踏まえて導入
Appleは、写真の児童検出機能はアメリカで導入され、アメリカ以外への拡大は各国・地域の法制度を踏まえて展開する予定だ、とも説明しています。
 
Appleは新サービスや機能を導入する際、最大の市場であると同時に、法制度をよく把握できているアメリカから導入した後、他の国・地域に拡大する手法をとることが多いので、今回も同様の手法をとる方針とみられます。
 
 
Source:Apple, MacRumors, 9to5Mac
Photo:Apple (1), (2)
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Twitterで「Appleでサインイン」が利用可能に

 
Twitterに、「Appleでサインイン」の新たなログインオプションが追加されました。Apple IDと紐つけたTwitterアカウントを作ることができます。
iOSではすでに利用可、Web版も近日中に公開
開発中の機能に詳しい研究者のジェーン・マンチュン・ウォング氏(@wongmjane)が、Twitterが「Appleでサインイン」の実装に向けて動いている、と証拠画像を投稿していましたが、実際に「Appleでサインイン」がTwitterで利用可能になったとの発表がTwitterからありました。
 
「Appleでサインイン」はすでにiOSアプリで利用可能となっていますが、Web版でも近日中に導入される見通しです。
 

Sign on with ease and start scrolling your timeline.
Now, when you log in or sign up to join the conversation on Twitter, you have the option to use: Your Google Account on the app and on web Or your Apple ID on iOS, and soon on web pic.twitter.com/Nf56H1ghmY
— Twitter Support (@TwitterSupport) August 2, 2021

 
「Appleでサインイン」を使うには、2ファクタ認証を使い、2ファクタ認証が有効なApple IDを使ってApple製デバイスでiCloudにサインインしておく必要があります。  
「Appleでサインイン」は、WWDC 2019で発表された機能で、昨年The New York Timesなどでも利用可能になっています。
 
 
Source:AppleInsider
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iOS15やwatchOS8、デバイスの空き容量が少なくてもアップデート可能に

 
現地時間7月14日にリリースされたiOS15、watchOS8のベータ3では、Apple Watchのストレージの残容量が少なくてもアップデートが可能になっています。
空き容量500MB未満でもアップデート可能に
Appleが開発者向けにリリースしたiOS15、iPadOS15、watchOS8それぞれのベータ3のリリースノートには、以下の記載があります。
 

デバイスのストレージ空き容量が500MB未満でも、ソフトウェアアップデートからアップデートが可能です
 
なお、AppleはiOS15を発表した際、データをバックアップして新しいiPhoneに移行する際、一時的にiCloudストレージが無料で増量されると発表していますが、今回の変更との関係は不明です。
Apple Watch Series 3のアップデート問題も解決か
Appleが現在も販売を継続しているApple Watch Series 3のGPSモデルで、ストレージ容量が不足し、OSをアップデートできない問題が発生しています。
 
iOS14.6では、アップデートの前にApple WatchとiPhoneのペアリングを解除しデータを消去するよう案内されるようになりました。
 
今回追加された新機能により、ストレージ容量が少ないデバイスでもOSのアップデートが可能になることが期待されます。
 
iOS15やwatchOS8の一般ユーザー向け正式版は、2021年秋に公開される予定です。
 
 
Source:Apple (1), (2) via 9to5Mac
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Twitterで「Appleでサインイン」が実装中か

 
すでに持っているApple IDで他社のアプリやWebサイトにサインインできる「Appleでサインイン」が、Twitterで近く利用できるようになる可能性が浮上しました。
実装を裏付ける証拠を研究者が発見
研究者のジェーン・マンチュン・ウォング氏(@wongmjane)は、Twitterが「Appleでサインイン」の実装に向けて動いている証拠として、“接続されたアカウント”の設定ページにその記載があることなどを挙げており、スクリーンショットもあわせて投稿しています。
 

Twitter is working on Apple Sign-In integration, as indicated in:
– the entry description for “Connected accounts” settings page (WIP)
– the “Connected accounts” settings page (WIP)
– the CSP header of https://t.co/lku1DJFE5E’s HTTP response https://t.co/rKdDOWLEml pic.twitter.com/cEOgOoAEx1
— Jane Manchun Wong (@wongmjane) July 9, 2021

 
「Appleでサインイン」を使うには、2ファクタ認証を使い、2ファクタ認証が有効なApple IDを使ってApple製デバイスでiCloudにサインインしておく必要があります。
 
「Appleでサインイン」は、WWDC 2019で発表された機能で、昨年The New York Timesなどでも利用可能になっています。
 
 
Source:9to5Mac, Apple
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Appleのエディ・キュー氏、米デューク大学の理事に就任

 
Appleのインターネット・ソフトウェア・サービス担当上級副社長を務めるエディ・キュー氏が、米国ノースカロライナ州にあるデューク大学の理事に就任しました。キュー氏は、他の新任理事6人とともに6年間の任期で理事会に加わることとなります。
エディ・キュー氏、デューク大学で学士号を取得
キュー氏は、デューク大学でコンピュータサイエンスと経済学の学士号を取得しています。また、同大学のバスケットボールの熱心なファンでもあり、息子2人もデューク大学を卒業しています。
 
同大学のプレスリリースによると、キュー氏はテクノロジー分野の学生を支援するために何度も大学に足を運んでおり、2017年には同大学の女子学生が、コンピューターサイエンスや電気・コンピュータ・エンジニアリングの分野で活躍できるよう支援することを目的とした「Duke Technology Scholars」において講演を行っています。
 
キュー氏は、1989年にAppleに入社し、同社のエグゼクティブチームの一員として、Apple TV+、iTunes Store、Apple Music、Apple Pay、マップ、iCloudを統括しています。また、1998年に同社のオンラインストア、2003年にiTunes Store、2008年にはApp Storeの立ち上げにも携わってきました。さらに、同社の生産性アプリ「iLife」の開発にも重要な役割を果たしています。
 
 
Source:Duke University via MacRumors
(m7000) …

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iOS15とmacOS 12で作ったメモ、旧バージョンのOSで開けない可能性

 
AppleはiOS15とmacOS 12で「メモ」アプリの機能拡充を行いましたが、最新のOSで作成したメモが旧バージョンのOSでは閲覧できない可能性があることが明らかになりました。
2つの新機能は旧OSバージョンでは使用不可
iOS15とmacOS 12の「メモ」アプリでは、メモを素早く簡単に分類できるように、ユーザーがタグを作成する機能が追加されたほか、「名前の言及」機能により、共有メモのメンバーが重要なアップデートについて互いに通知できるようになりました。また、まったく新しい「アクティビティ表示」を使うと、共有メモの最近の履歴を表示できます。
 
しかしながら、“タグの作成”と“名前の言及”機能は、旧OSバージョンのアプリには対応していないため、iCloudアカウントがiOS 14.5もしくはmacOS Big Sur 11.3以前のOSを使用しているのを検知した場合、2つの機能は使用できないと警告が発せられることがわかりました。
 
 
Source:9to5Mac, Apple
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Apple、Google Cloudに約332億円支出見込み。昨年より50%増

 
Appleはデーターの保管にGoogle Cloudを使用していますが、この1年、その使用量が劇的に増加していると米メディアThe Informationが報じています。
Apple、Google Cloudに約3億ドルを費やす見込み
Appleは現在、800万テラバイト以上のデーターをGoogleのサーバーに保管していると報じられています。5月中旬の時点で、同社は今年、Googleのクラウドストレージサービスに約3億ドル(約331億7,000万円)を費やす見込みで、これは2020年と比較すると約50%の増加となります。Appleは、Spotifyのような有名企業を大きく引き離し、Google Cloudの最大の法人顧客であると言われています。
 
Google Cloudのスタッフは、Appleの顧客としての大きさを示唆する「ビッグフット(Bigfoot)」という社内コードネームを付けているとのことです。ビッグフットとは、大きな足跡を残すとされる未確認動物を意味します。
Apple、データーの保存にサードパーティーのサービスも活用
Appleは、写真やメッセージなどのiCloudユーザーデーターの保存に、自社のデーターセンターとGoogle CloudやAmazon Web Servicesなどサードパーティーのクラウドストレージサービスを組み合わせて利用しています。同社は、サードパーティーのクラウドストレージプロバイダーに対して、自社サーバーに保存されているユーザーデーターを復号化するための鍵を提供しておらず、強力なセキュリティーレベルを確保しています。
 
AppleのGoogle Cloudの使用量が増加した理由については、自社クラウドストレージへの需要が高まり、その増大する需要に対応が追いついていないのではないかと推測されています。
 
 
Source:The Information via MacRumors
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Apple、macOS Monterey 12ベータ2を開発者向けにリリース

 
macOS Monterey 12ベータ1が開発者向けに公開となってから3週間後、AppleはmacOS Monterey 12ベータ2をリリースしました。
最初のリリースの様々なバグを修正
macOS Monterey 12ベータ2は、すでに登録されている開発者向けにOTA(Over The Air)で公開されていますが、AppleのデベロッパWebサイトからのダウンロードも可能です。
 
macOS 12 Montereyは、デザインが刷新されたSafariや、Macの「ショートカット」アプリや、FaceTimeの新たな「SharePlay」機能、「ユニバーサルコントロール」「MacにAirPlay」「集中モード」「クイックメモ」など、様々な新機能が満載です。
 
ベータ2では、Bluetooth、メール、メッセージ、マップ、FaceTime、探す、集中、iCloud、音楽、ネットワーク、メモ、写真、Safari、ショートカットなど、最初のリリースで見つかった問題が多数修正されています。
 
 
Source:Apple via 9to5Mac
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Appleが「i」で始まる製品名をやめてしまった理由

 
Apple製品には、iPhone、iMac、iPodと製品名が「i」で始まるものが多かったのですが、最近のAppleは「i」で始まる名称の製品を発売していません。その理由を海外メディアiDropNewsが考察しています。
iMac、iPod、iPhone、iPadという栄光の「i」
製品名に「i」がつくApple製品として最初に発売されたのは、1998年のiMacでした。
 
「i」には、「インターネット」の意味がありました。当時、一般的には普及途上だったインターネットを簡単に使えるiMacの製品特徴をうまく表現したネーミングでした。
 
「i」には、インターネットのほか、「individual(個人の)」「inform(知らせる)」「inspire(奮い立たせる)」などの意味も込められているとされています。
 
iMacに続き、AppleはiPod、iPhone、iPadを投入し、いずれも大成功を収めました。
 
ちなみに、iMacの名称についてスティーブ・ジョブズ氏は「MacMan」という案を気に入っており、クリエイティブ・ディレクターのケン・セガール氏が全力で止めた、というエピソードもあります。
「iPhone」の名称に55億円超を支払ったApple
しかし、Appleは「i」で始まる名称の新製品を久しく投入していません。
 
Appleが腕時計型デバイスを開発していると噂されていた当時、その製品名は「iWatch」になると見込まれていましたが、実際にはApple Watchとして発売されました。
 
Appleが「i」で始まる製品名をやめたのは、訴訟リスクを避けるためとみられます。
 
「iWatch」は、Appleが商標登録する前にアメリカ、ヨーロッパ、中国の企業がすでに登録してしまっていました。
 
AppleはiPhoneの発表後、ネットワーク機器大手のCiscoから商標権侵害で訴訟を起こされています。AppleはCiscoに巨額の和解金を支払っており、その金額は5,000万ドル(現在のレートで約55億4,000万円)と推測されています。
 
頭に「i」をつけた製品名は、Apple以外の企業が使用する可能性も高く、また、Appleによる製品やサービスであることを印象付けるためにも、Appleは製品名の頭に「Apple」をつけることを選んだのです。
「i」使うのをやめるケースも
Appleは、アプリの名称でも「i」を使わなくなりました。従来の「iChat」は「メッセージ」に、「iPhoto」は「写真」へと変更されています。
 
この場合は、インターネットを指す「i」とアプリの用途が一致しないため、アプリの名称が変更されたと考えられます。
 
一方、インターネットを用いたサービスである「iCloud」には現在も「i」で始まる名称が用いられています。
MicrosoftやGoogleも名称を変更
他のテクノロジー企業も、Appleと同様にサービス名を変更しています。
 
Microsoftは、Windows StoreをMicrosoft Storeに、Windows DefenderをMicrosoft Defenderに変更しています。
 
Googleも、Android MarketをGoogle Playに、 Android PayをGoogle Payに変更しています。
 
これらの企業も、サービス名に自社名を含めることによるブランディング効果を狙ったと考えられます。
噂の眼鏡型デバイスや自動車の名称は?
Appleは、メガネ型デバイスや、自動運転自動車を開発していると噂されています。
 
これらの製品名には、「Apple」あるいは、AirPodsやAirTagのような「Air」がつく可能性が高そうです。
 
 
Source:iDropNews
Photo:Apple/Podcast
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iOS15ベータで確認されているバグと不具合まとめ

 
iOS15は現在、開発者向けベータ2がリリースされていますが、まだ多くのバグや不具合が残っています。海外メディアiPhoneHacksが、現在までに確認されているiOS15のバグをまとめているのでご紹介します。
iOS15正式版の公開は秋
iPhone向けの次世代OSであるiOS15は、現地時間6月7日に世界開発者会議(WWDC21)の基調講演で発表され、基調講演の直後にベータ1が、先日ベータ2が開発者向けにリリースされています。
 
なお、登録ユーザー向けのパブリックベータは7月にリリース予定です。
 
ベータテストを繰り返して不具合を修正し、一般ユーザー向けの正式版が秋に公開される予定ですが、現時点では多くの不具合が確認されています。
 
iOS15で確認されている不具合とバグ
以下が、現在までに確認されているiOS15の不具合やバグです。
 

「手前に傾けてスリープ解除」で画面が明るくならない
AssitiveTouch機能の一部が正常に動作せず、意図せずSiriが起動してしまう
ミー文字が正常に描画されない場合がある
バッテリーウィジェットで、接続されたデバイスのバッテリー残量が正常に表示されない
CarPlayで、ミュートとルート全体表示のボタンが一部の車種で表示されない
Siriを短時間に何度も呼び出すと、Siriが出てこなくなる
FaceTimeでリアカメラを使っているとズームのインジケーターが表示されない
グループFaceTimeでポートレートモードを使うと、ズームされてしまう
名前に絵文字を含む連絡先に発信しようとすると、FaceTimeが応答しなくなる
集中モードで自動返信機能が正常に機能しない
いくつかの状況でガイドアクセス機能が起動に失敗する
ヘルスケアアプリのデータ共有機能は、データの不足、変更、表示まで長時間かかるなど、問題が多い
集中モードを有効にしていると、ホーム画面のページが表示されないことがある
App Libraryをスクロールすると、ヘッダー部分がフェードアウトせずに重なってしまう
iPadOS15で、ホーム画面にウィジェットを追加するとレイアウトに問題が生じる
メールアプリのスキャン機能が動作しない

 
iOS15ベータ2で確認されている不具合とバグ
先日リリースされたベータ2でも、すでに以下の不具合とバグが確認されています。
 

iPadOS15ベータ2が、9.7インチiPad ProのWi-Fi + Cellularモデルにインストールできない
Safariで一部のWebサイトを閲覧すると、操作ボタンが重なって表示される
一部のiPhoneで、iCloud Private RelayがiCloudの設定メニューに表示されない
Safariのおすすめ機能が一部のユーザーで表示されなくなる
メッセージアプリで、最新の会話がアップデートされなくなる。アプリを再起動すると修正される
iPhone12ユーザーが、iOS15ベータ2では5GからLTEへのフォールバックが起こりやすいと報告
iOS15ベータ2のカメラアプリで、テキストの認識表示が動作しない
背面タップでiPhoneをロックしようとしても正しく動作しない
iCloudメールのプッシュ通知が動作しない

 
 
Source:iPhoneHacks
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iPhoneのカレンダーに表示される不審な通知問題、現在も解決されず

 
iPhoneのカレンダーに不審な通知が表示される問題は、2016年頃から報告されており、Appleは対応のため度々カレンダーの修正や変更を行っています。
 
しかし現時点でも同問題は解決されないばかりか、再び被害が拡大していると、米メディア9to5Macが報じています。
カレンダー共有機能や写真共有機能を悪用
iPhone Maniaでも2018年3月に取り上げたこの問題は、iCloudカレンダーの「共有機能」などを悪用したスパム・詐欺ですが、その手口は複数存在します。
 
たとえば9to5Macが2016年11月に紹介したスパムは、カレンダーの共有機能や写真の共有機能を悪用したものでした。カレンダーに表示された見知らぬイベントへの参加依頼や、不審な相手から送られてきた写真/画像を「拒否」しようとしてタップすると、アカウントが有効であることが相手に伝わり、さらにスパムが増えてしまいます。
再び注目を集めるカレンダースパム問題
最近ではWebサイトのポップアップ表示による感染も広がっており、カレンダースパム問題が再び注目を集めています。Redditに今週立てられた、iCloudカレンダースパム問題を訴えるスレッドには400を超えるコメントが寄せられ、また「Appleは真剣に対処すべき」という意見に、4,900以上の「賛成」票が投じられています。
 

Apple really needs to do something about these calendar scams. pic.twitter.com/BIVS0EIWpf
— ✦ (@bieberfluid) June 20, 2021

 
ポップアップ表示による感染は、Webサイトを訪問した際に「カレンダーを追加しますか」「購読しますか」など、簡単な問いかけをするポップアップに対し、「OK」をタップしてしまった場合に起こります。
Apple、対処法の解説動画を公開中
Appleも決してこの問題を軽視している訳ではありません。2021年6月5日付けでYouTube公式チャンネルに「iPhoneからカレンダースパムを削除する方法―Appleサポート」と題した動画を公開しています。
 

 
動画においてAppleは、対処方法を次のように説明しています。
 

「カレンダー」アプリを開く
該当するスパムのイベントをタップする
下にある「イベントを削除」をタップする

 
この作業を行うことにより、スパムによる他のイベントもカレンダーから削除されます。ただし複数のスパムからイベントが送信されている場合は、同じ作業を繰り返す必要があります。
 
 
Source:9to5Mac, Reddit
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iPhone13以外の名前が良い〜74%、iOS15は期待はずれ〜52.6%が回答

 
米オンラインマーケットSellCellが米国在住の3,005人のユーザーを対象に行なったアンケート調査で、74%のユーザーが「次のiPhoneの名前はiPhone13以外が望ましい」と回答しました。また、「iOS/iPadOS15は期待通りではなかった」と回答したユーザーが多数でした。
次のiPhoneの名前は、何が望ましいですか?「iPhone13」に対する印象は?
今秋に発売される新型iPhoneの名称に関し、74%が「iPhone13」以外の名称が望ましいと回答しました。
 
望ましい名称については、iPhone(2021年)が38%、iPhone13が26%、iPhone21が16%、iPhone12Sが13%、iPhone14が7%でした。
 

 
「iPhone13」以外の名称が望ましいとしたユーザー数で男性(24.9%)が女性(11.7%)の約2倍になっており、「縁起でもない」と考回答しています。
 
ただし、81.7%のユーザーは、「購入するかどうかに影響しない」とのことです。
 

次のiPhoneを待ちますか?すぐにiPhone12を購入しますか?
64%のユーザーが、iPhone12シリーズを購入せず、新しいiPhoneが出るのを待つと回答しています。
 

iOS/iPadOS15は期待通りでしたか?
世界開発者会議(WWDC21)で披露されたiOS/iPadOS15について、回答者の52.6%が「あまり(回答4)」または「まったく(回答5)」期待しておらず、28.1%が「やや(回答3)」期待しているにすぎないようです。
 

 
iOS/iPadOS15に期待する項目としてあげられたのは、アップグレードされたWallet(23%)、進化したSpotlight検索(17.3%)、電源を切ったデバイスや消去したデバイスも追跡可能な「探す」機能(14.2%)、「FaceTimeでの共有機能」(10.1%)、「ライブテキスト」(9%)などでした。
 

 
対してiOS/iPadOS15に足りない機能として、インタラクティブなウィジェット(32.3%)、常時表示(21%)、iPad用のXcode、Final Cut Proなどのアプリ提供(14.9%)、iPad用外部ディスプレイのサポート強化(13.2%)、複数ユーザアカウントのサポート(8%)などがあげられています。
 

他者とのデータの共有
53.1%のユーザが、自分の死後、Digital Legacy機能を使って友人や家族に自分のiCloudデータを管理させることに抵抗はないと回答しました。
 

 
71%のユーザーが、データを共有するとしてもその内容を選択したいと返答しました。この質問に否定的な回答をしたのは29%でした。
 

 
共有したくない項目として、閲覧履歴(27.3%)、メッセージ(16.4%)、キーチェーンのパスワード(13.7%)、購入履歴(12.1%)、クレジットカード情報(9.2%)があげられました。
 

 
 
Source:SellCell
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Windows 11でのiCloud動作状況についてAppleがサポート情報で説明

 
Appleがサポート情報「iCloud for Windowsをダウンロードまたはインストールできない場合」に、「Windows 11もしくはそれ以降のバージョンでの動作」との文章を掲載しました。
iCloud for WindosをWindows 11にインストールする方法
Microsoftが発表していないOSの名称、「Windows 11」がAppleのサポートページに登場しました。
 
掲載されたのは「iCloud for Windowsをダウンロードまたはインストールできない場合」に関するページで、「Windows 11およびそれ以降のバージョンでiCloud for Windosがダウンロードもしくはインストールできない場合の対処法」に取り上げられています
 
他にも、下記のような説明が記載されています。
 

Windows 11以降のiCloudは、Microsoft Windows 10以降のバージョンの2019年5月のアップデートで動作し、Microsoft Windowsとの統合が強化されています。
 
iCloud for Windows 11以降をダウンロードするには、Microsoftアカウントが必要です。
 
メディア機能が不足しているというメッセージが表示された場合の対処
 
Windows Media Playerは、PC上のビデオおよびオーディオファイルを再生します。iCloud for WindowsをインストールするにはMedia Playerが必要です。iCloud for Windows 11以降をダウンロードしようとし、「iCloudを使用するにはメディア機能パックのインストールが必要です」というメッセージが表示された場合は、「ダウンロード」を選択します。
Windows 7以降のOSで無償アップグレード可能?
日本マイクロソフトは、流出したWindows 11のISOにリンクしているインドのテクノロジーサイト「Beebom」のページを検索結果から除外するよう、Googleにデジタルミレニアム著作権法(DMCA:Digital Millennium Copyright Act)にもとづく通知を送っていたことが明らかになっていました。
 
同社が、次期Windowsの名称についてWindows 11と明言したわけではありません。
 
Windows 11は、Windows 7、8、8.1、10から無償アップグレードできる見通しです。
 
Microsoftは現地時間2021年6月24日にデジタルイベント「What’s next for Windows」を開催し、次期Windowsを発表するとみられています。
 
 
Source:Dylan(@dylandkt)/Twitter, Apple Support
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Apple、米量販店と組みApple Music/Arcadeなど最大半年間無料に

 
Appleは米量販店Targetと組み、同店のロイヤリティープログラム「Target Circle」会員向けに、Apple Music、Apple Arcade、Apple TV+、iCloudを、最大半年間無料で試せる特別オファーの提供を開始しました。
「Target Circle」会員向けの特別オファー
「Target Circle」は年会費などのない無料プログラムで、メンバーになるとTargetにおけるすべての買い物に1%のクレジットがつきます(同店発行のクレジットカードRedCardで決済すれば5%割引の特典もつく)。そのほか特別割引や、誕生日プレゼントなどの特典が受けられます。
 
今回の「Target Circle」会員向けの特別オファーの内容は、Apple Music、Apple TV+、およびiCloudストレージ50GBを4カ月間、さらにApple Arcadeを6カ月間無料で試せるというものです。
 

 
ただし過去にすでに無料体験を申し込んだことがある場合は、オファーは適用されません。
 
特別オファーの申し込み期限は2022年6月17日となっています。
Apple TV+の新製品購入者向け無料期間は短縮
AppleはこれまでApple製品の新規購入者に対し、Apple TV+の1年間の無料体験期間を提供していましたが、7月1日よりその期間を3カ月へと短縮することがわかっています。
 
 
Source:Target via 9to5Mac
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Apple Arcadeに、アングリーバードなど新作3本が近日追加

 
Appleは、ゲームのサブスクリプションサービスApple Arcadeに「Alto’s Odyssey: The Lost City」「Angry Birds Reloaded」「Doodle God Universe」を追加すると発表しました。
3タイトルが近日公開
Apple Arcadeへの追加が発表されたゲームは、以下の3タイトルです。いずれも「近日公開」と案内されており、具体的な公開日は不明です。
 
Alto’s Odyssey: The Lost City
ロスト・シティを見つけ出し、隠された謎を解き明かす、Apple Arcade限定のアクションゲームです。
 
同シリーズ作品「アルトのオデッセイ」は、2018年のApple Design Awardsを受賞しています。なお、2021年のApple Design Awardsを「原神」などが受賞しています。
 
Alto’s Odyssey: The Lost Cityカテゴリ:アクションApple Arcade会員は無料で利用可能
※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
 

Coming Soon to Apple Arcade: Alto’s Odyssey: The Lost City
Join Alto and his friends on an endless sandboarding journey with new adventures to explore and mechanics to discover.
Set a reminder: https://t.co/vxACcY27Jb pic.twitter.com/Mpq1zo0jFO
— Apple Arcade (@AppleArcade) June 15, 2021

 
Angry Birds Reloaded
一世を風靡した大人気スリングショットゲームのビジュアルが一新され、新キャラクターが登場します。アプリ内課金なしで楽しめます。
 
Angry Birds Reloadedカテゴリ:アクションApple Arcade会員は無料で利用可能
※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
 

Some of the most memorable games to hit the @AppStore are re-launching with new versions on Apple Arcade!@AngryBirds Reloaded brings back the world’s most famous, furiousest flock, remastered with colorful new characters.
Set a reminder: https://t.co/kzcnoI2LGe pic.twitter.com/t7VMvHBUYy
— Apple Arcade (@AppleArcade) June 15, 2021

 
Doodle God Universe
プレーヤーが創造主となり、風、水、火、土を組み合わせて惑星に命を吹き込む、パズル&世界構築ゲームです。
 
Doodle God Universeカテゴリ:パズルApple Arcade会員は無料で利用可能
※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
 

Coming Soon to Apple Arcade: @Doodle_God Universe
The classic world-builder has been fully redrawn, with new updates that make the puzzle gameplay feel even better.
Set a reminder: https://t.co/TmHHXfSjj2 pic.twitter.com/x6R25KIHQ0
— Apple Arcade (@AppleArcade) June 15, 2021

 
4月にも有名タイトルを多数追加
2019年9月のサービス開始当初はプレイできるゲームは71タイトルでしたが、2021年4月には180タイトルを超えました。
 
4月には、「FΛNTΛSIΛN」「太鼓の達人 Pop Tap Beat」といった日本発の人気タイトルが追加されたほか、定番作品を集めた「クラシックコレクション」、App Storeの受賞作をまとめた「App Storeグレイツ」のグループも追加されています。
最大6人で遊べるゲームのサブスクサービス
Apple Arcadeは、月額600円(最初の1カ月間は無料)で、ファミリー共有メンバーの最大6人で利用できるゲームのサブスクリプションサービスです。iCloudストレージ、Apple Music、Apple TV+とセットになったバンドルサービスApple Oneの一部として利用することも可能です。
 
プレイを中断しても、同じApple IDでログインしたiPhone、iPad、iPod touch、Mac、Apple TVで、続きから遊ぶことができるのが特徴です。
 
 
Source:MacRumors
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パスワードすぐ忘れる人へ。macの新OS・モントレーの設定に「パスワード」が登場

Photo:Shutterstockパスワード全部、おまかせしていいですか?2段階認証のコードを生成できるなど、着実にセキュリティが高まっているmacOSMonterey。そしてそのシステム環境設定にも「パスワード」という新たな項目が追加されました。MacRumorsこのパスワードという項目では、まずiCloudキーチェーンのすべてのログイン名とパスワードを確認したり、編集できます。これまでのSa …

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Apple、欧州ユーザー向けに新しいプライバシー機能に焦点を当てた動画を公開

 
Appleは、ヨーロッパのユーザー向けに新しいプライバシー機能に焦点を当てた動画「Privacy」をYouTubeチャンネル「Apple UK」にて公開しました。この動画には、ティム・クック最高経営責任者(CEO)からの特別なメッセージも含まれています。
欧州のユーザー向けにプライバシーに関する動画を公開
ヨーロッパでは特にプライバシーが重視されていることから、Appleはヨーロッパのユーザーに向けた動画を公開したと思われます。欧州連合(EU)は、2018年に世界で最も厳しい保護法であるEU一般データ保護規則(GDPR)を施行しました。Appleでさえも、この法律で定められた非常に高い基準を満たすためにはプライバシー保護策を強化する必要がありました。
 
ヨーロッパでのみGDPRに対応している企業もありますが、Appleは世界中のユーザーに同じように強化されたプライバシー基準を提供することを約束しています。
 

Appleは、プライバシー分野のリーダーシップ​を牽引し、プライバシーへの取り組みを継続​的に拡大することで業界全体の変革を促しています。WWDC21では、iOS15、iPadOS15、macOS Monterey、watchOS8、iCloudにまたがる数多くの新しいプライバシー機能が発表されました。これらの新機能は、ヨーロッパをはじめとする全世界のユーザーが、自分のデータへのアクセスをより適切に制御、管理できるようにするためのものです。
 
WWDC21のプライバシーに関するプレゼンテーションで新機能のハイライトを、そして、Apple Parkのスティーブ・ジョブズ・シアターから直接届けられたクックCEOのヨーロッパユーザーに向けた特別なメッセージをご覧ください。
「アプリのトラッキングの透明性」など既存機能を紹介
クックCEOは、プライバシー成分表示及びアプリのトラッキングの透明性の2つの既存機能を紹介し、最後にこの分野における企業理念をお馴染みの言葉で締めくくりました。
 

これらの新しいプライバシー機能は、透明性を向上させ、ユーザー自身が個人データをコントロールできるように、我々のチームが開発してきた革新的な技術の最新版です。これらの新しい機能は、ユーザーのコントロールを強化することで、ユーザーに安心感を与え、誰に見られているかを気にすることなくテクノロジーを自由に使えるようにします。Appleは、自分のデータがどのように扱われるかをユーザーに選択してもらい、プライバシーとセキュリティーを全ての製品に組み込んでいくことを約束します。
Appleの新しいプライバシー機能の詳細も
WWDCのクリップでは、Appleの新しいプライバシー機能の詳細が紹介されており、「メールプライバシー保護」「アプリケーションのプライバシーレポート」「デバイス上での音声認識」「Private Relay」「メールを非公開」について取り上げられています。
 

 
 
Source:Apple UK via 9to5Mac
(m7000) …

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Apple TV+、製品購入者の無料体験期間を1年から3カ月に短縮。7月1日から

 
Apple製品購入者を対象としたApple TV+の無料期間が、これまでの1年間から7月1日からは3カ月間に短縮されます。
1年間だった無料期間が3カ月間に
Apple TV+は、2019年11月1日のサービス開始以降、iPhone、iPad、iPod touch、Apple TV、Macを購入してアクティベートすると、1年間の無料体験期間が提供されてきました。
 
しかし、Appleは現地時間6月15日にWebサイトを更新し、2021年7月1日以降にアクティベートした場合の無料体験期間が3カ月になると案内しています。
 
利用規約には、以下の記載があります。
 

対象となるデバイスを2021年7月1日以降にアクティベートした場合は、3か月間のApple TV+体験利用の対象になります。
2021年6月30日以前にアクティベートした場合は、1年間のApple TV+体験利用の対象になります。
 
これまで無料期間を2度延長
Apple TV+の無料体験期間は、サービス開始当初に利用登録したユーザーの無料期間が終わる前に、2021年2月まで延長され、さらに2021年7月まで再延長されていました。
 
2度の延長により、最長で1年8カ月間にわたって無料サービスが提供されたことになります。
通常料金は月額600円
Apple TV+の通常料金は、最初の申し込みから7日間の無料体験期間の後は、月額600円の料金で、最大6人のファミリー共有メンバーで共有可能です。
 
Appleは、iCloudストレージ、Apple Music、Apple Arcade、Apple TV+の有料サービスをパッケージにしたApple Oneも提供しています。
 
Apple Oneの料金は、個人が月額1,100円、最大6人で共有できるファミリープランが月額1,850円で、Apple MusicとiCloudの有料プランを利用するのとほぼ同額で利用可能です。
Appleのサービス部門の売上高に影響か
アメリカで2020年10月〜12月に実施された調査によると、Apple TV+利用者の62%が無料トライアルによるもので、そのうち月額料金を支払って利用を継続したいと回答した利用者は3割にとどまっています。
 
Goldman Sachsのアナリスト、ロッド・ホール氏は、Apple TV+の無料トライアルが終了した場合、Appleの製品の売上高をサービス部門に付け替える処理ができなくなる影響で、直近の業績発表でも好調が目立っているサービス部門の売上高が4%減少すると予測しています。
 
 
Source:Apple TV+利用規約(PDF) via MacRumors
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Apple、パスワード不要でログインが可能となる新機能「passkey」を開発中

 
Appleは、ユーザーがパスワードの代わりにFace IDやTouch IDを使ったアカウント認証を行えるようにするための新機能「passkey」を開発中であると、世界開発者会議(WWDC21)にて発表しました。
将来的に、パスワード入力なしでのログインが可能に
「Passkeys in iCloud Keychain」は、iOS15とmacOS Montereyに搭載される機能で、「passkey」と呼ばれるWebAuthnの認証情報をiCloudキーチェーンに保存します。WebAuthnのシステムでは、パスワードの代わりに公開鍵と秘密鍵の組み合わせを利用して認証を行います。
 
passkeyを使ってアカウントを作成するとパスワード設定が必要ではなくなり、Touch IDやFace IDによるログインと認証だけで、アカウントにアクセスできるようになります。
 
Webサイトで使用する固有のpasskeyの生成と保存をAppleデバイスが処理するため、パスワードは不要で、ログインはユーザー名を入力して認証するのみとなります。passkeyは、iCloudキーチェーンによりエンドツーエンドで暗号化され、全てのAppleデバイス間で同期されます。全ての認証情報がiCloudキーチェーンに保存されているため、Appleデバイスを紛失したり盗難にあっても、認証情報を復元することが可能です。
現在、passkeyはAppleデバイスでのみ動作可能
passkeyは、従来のパスワード+二要素認証よりも安全性が高く、開発者はpasskeyによるログインのサポートを簡単に実装することができます。現時点で、この機能はAppleのデバイスでのみ動作するため、AppleはFIDOやWorld Wide Web Consortiumのパートナーと、ユーザーがAppleのデバイス以外でもパスワードを使わずに済むような幅広いソリューションについて議論を重ねています。
 
iOS15及びmacOS MontereyのPasskeysはテスト版のみの提供となり、正式にリリースされているわけではありません。Appleは、パスワードを置き換えるための複数年に渡る取り組みの一環として、開発者にこの機能のテストを許可しています。
 
 
Source:CNET via MacRumors
(m7000) …

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iCloud+の「プライベートリレー」、一部地域では利用できず…

Image:ReutersviaMacRumorsかゆい所に届かない感。先日Apple(アップル)が発表した、iCloud+サービスに含まれる「プライベートリレー(PrivateRelay)」。この機能、一部地域では利用できません。Apple(アップル)がロイター通信に伝えたところによると、プライベートリレーは中国、ベラルーシ、コロンビア、エジプト、カザフスタン、サウジアラビア、南アフリカ、トルク …

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tvOS15はTouch IDとFace IDでサインイン可能

 
Appleの年次の開発者会議「WWDC21」であまり脚光を浴びなかったtvOS15ですが、同OSバージョンでiPhoneを介してTouch IDとFace IDでサインイン可能となりました。
インテリジェントな通知が自動で正しいログイン情報を提案
tvOS15では、新たなシステムサインインビューにより、すべてのアプリで一貫したサインイン体験がユーザーに提供されるようになりました。特筆すべきは、これによりユーザーがiPhoneやiPadを使用してFace IDやTouch IDでtvOSアプリにサインインできるようになったことです。
 
新たなtvOSのサインインスクリーンには、“Appleデバイスでサインインする”という選択肢が追加されているのがわかります。ユーザーがこれを選択すると、通知が近くのiPhoneやiPadに送信されます。
 
このインテリジェントな通知は、iCloudキーチェーンの情報を自動で参照し、正しいログイン情報の提案を行います。例えば、ユーザーがNetflixへのサインインを試みている場合、通知はNetflixのログイン情報を選択します。
 
なお、この機能は購入の承認にも有効となっています。
 
 
Source:9to5Mac
(lexi) …

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iOS/iPadOS15が、Wi-Fiよりも5Gを優先しダウンロード速度向上の可能性

 
Cult of Macが、iOS/iPadOS15を搭載したiPhone12シリーズなどの5G通信対応デバイスにおいて、Wi-Fiでの通信速度よりも5Gでの通信速度が速い場合は優先的に接続することで、ダウンロード速度が向上する可能性があると伝えました。
iPhone12シリーズやM1チップ搭載iPad Proが対応
iOS/iPadOS15では、5Gの通信速度の方がWi-Fiよりも速い場合、それが優先されることでダウンロード速度が向上する可能性があると、Cult of Macが伝えました。
 
iOS/iPadOS15に導入される新機能により、iPhone12シリーズやM1チップ搭載iPad Proでの5G機能が拡張され、高解像度の映画や音楽のダウンロード、iCloudへのデータアップロードなど、特定のタスクが大幅に高速化されるようです。
Wi-Fiが遅い場合、5G通信を優先
iOS15のプレビューページには、「iPhone12シリーズでは、Wi-Fiスポットなどでの通信速度が遅い場合、5G通信が優先され、より速く安全な接続環境が利用できます」と記載されています。
 
iOS/iPadOS15では、iCloudへのバックアップやiCloudからの復元、オーディオやビデオのストリーミング、高品質なコンテンツのダウンロード、iCloud Photosの同期などで、5G接続での通信が強化される見通しです。
 
 
Source:iOS15 Preview via Cult of Mac
Photo:Appledsign/Facebook
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