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Apple、iOS15を正式リリース〜リリースノート全文を掲載

 
Appleは2021年9月21日未明、iOS15の正式版をリリースしました。以下、リリースノートの全文を掲載します。
iOS15リリースノート
FaceTime

空間オーディオにより、グループFaceTime通話でほかの人の声が画面上のそれぞれの人の位置から聞こえるようにすることが可能(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降)
周囲の雑音を遮断して、自分の声がはっきりと聞こえるようにする“声を分離”機能(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降)
周囲のすべての音を通話に取り込めるワイドスペクトル機能(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降)
背景をぼかして自分にピントを合わせることができるポートレートモード(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降)
グループFaceTime通話で同時に最大6人を同じサイズのタイルに表示することができ、現在話している人が強調表示されるグリッド表示
FaceTimeリンクを使用して友達にFaceTime通話への参加を依頼でき、AndroidやWindowsのデバイスを使っている友達もブラウザから参加可能

 
メッセージとミー文字

“メッセージ”の会話内で友達から送られたコンテンツをが“写真”、Safari、Apple Music、Apple Podcast、またはApple TVの各Appの“あなたと共有”に表示
選択した共有コンテンツをピンで固定して“あなたと共有”、“メッセージ”の検索、および会話の“詳細”表示で上部に表示して目立たせることが可能
“メッセージ”で送られた複数の写真を、一目で分かるコラージュまたはスワイプ可能なスタックとして表示
ミー文字用の40以上の衣服で最大3色の異なるカラーを選択して、ミー文字ステッカーの衣類や帽子類をカスタマイズ可能

 
集中モード

集中モードを使用して、フィットネス、睡眠、ゲーム、読書、運転、仕事、パーソナルな時間など、今していることに合わせて自動的に通知をフィルタリング可能
集中モードは設定時にデバイス上の人工知能機能を使用して、集中モードの間に通知を許可するAppや連絡先の候補を提案
特定の集中モードに合ったAppやウィジェットを表示するように、ホーム画面のページをカスタマイズ可能
場所や時間帯などの情報を使用して、状況に合わせた集中モードをインテリジェントに提案
自分の状況を“メッセージ”の会話に表示して、連絡先に集中モードで通知がオフになっていることを知らせることが可能

 
通知

連絡先に登録されている人の写真が表示され、Appのアイコンがより大きく表示されるようになった新しい外観のデザイン
通知の要約により、設定したスケジュールに基づいて、毎日都合のよい時間に通知をまとめて配信
今後1時間またはその日の間、任意のAppやメッセージスレッドからの通知を消音にすることが可能

マップ

サンフランシスコベイエリア、ロサンゼルス、ニューヨーク市、ロンドンなどの都市(今後、さらに都市を追加予定)で、高度、木々、建物、ランドマーク、横断歩道、右左折車線、そして複雑なインターチェンジを案内する3D表示を街の地図に詳しく表示(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降)
新たなドライブの機能として、交通情報や事故などの詳細が強調表示されるドライバー向けの新しい地図や、今後の出発時刻または到着時刻を選択して移動経路を確認できる経路プランナーなどを追加
臨場感あふれる徒歩での経路案内で、ステップバイステップの経路案内を拡張現実で表示(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降)
交通機関での移動体験がアップデートされ、最寄りの交通機関の出発時刻にワンタップでアクセスしたり、経路を片手で簡単に表示/操作したり、降車駅に近づくと通知で知らせたりすることが可能
インタラクティブな3D地球儀に、山岳地帯、砂漠、森林、海などの拡充した詳細情報を表示(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降)
デザインが新しくなった場所カードでは、場所の詳細確認や操作を行いやすくし、ガイドが新たに表示され、好みに合わせてエディタが厳選したおすすめの観光スポットを表示

 
Safari

下のタブバーにより、タブにアクセスしやすくなり、左右にスワイプしてタブ間の移動が可能
タググループは、タブの保存や整理に役立ち、すべてのデバイスから簡単にアクセス可能
タブの概要で開いているタブをグリッド表示
背景イメージのカスタマイズや、“プライバシーレポート”、“Siriからの提案”、“あなたと共有”などの新しいセクションをスタートページに追加
ブラウズ操作のパーソナライズに役立つiOSのWeb機能拡張をApp Storeからダウンロード可能
音声検索により、自分の声でWeb検索が可能

 
ウォレット

ホームキーを追加して、対応している自宅やマンションのドアの鍵をタップして解錠可能(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降)
参加しているホテルのルームキーを追加して、ホテルの部屋のドアをタップして解錠可能
参加している企業のオフィスのキーを追加して、オフィスのドアをタップして解錠可能
車のキーと超広帯域無線により、バッグやポケットからiPhoneを取り出さなくても、対応する車のロックを解除したり、車をロックしたり、エンジンをかけたりすることが可能(iPhone 11およびiPhone 12のモデル)
車のキーのリモート・キーレス・エントリー機能を使って、対応している車両で、車のロック、ロック解除、クラクションの鳴動、事前暖機、トランクを開くことが可能

 
テキスト認識表示

テキスト認識表示により写真の中のテキストが操作可能なテキストになるため、写真、スクリーンショット、クイックルック、Safari、およびカメラを使ったライブプレビューでのコピー&ペースト、“調べる”、翻訳が可能(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降)
テキスト認識表示のデータ検出機能により、写真の中の電話番号、メール、日付、住所などが認識されるため、それらに対するアクションを実行可能
テキスト認識表示はキーボードからアクセスでき、直接カメラのビューファインダーからテキストフィールドにテキストを挿入することが可能

 
Spotlight

探している連絡先、俳優、ミュージシャン、映画、テレビ番組などに関する情報をすべてまとめて詳しく検索結果に表示
自分の写真ライブラリから場所、人、シーン、写真に写っているテキストやその他のもの(犬や車など)を指定して、写真を検索することが可能
Web画像検索では、人、動物、モニュメントなどの検索が可能

 
写真

メモリーのデザインが一新され、インタラクティブなインターフェイス、内容に合わせてスマートに変わるタイトル付きのアニメーションカード、アニメーションとトランジションのスタイル、複数の画像のコラージュが新たに追加
Apple Musicのサブスクリプションに登録している場合は、Apple Musicをメモリーに追加でき、エクスパートによるおすすめと自分の音楽の好みを写真やビデオに写っているものに組み合わせて、パーソナライズされた曲を提案
メモリーミックスでは、さまざまな曲から選択して、メモリーに合う雰囲気を設定することが可能
新しいメモリータイプとして、世界各地の新しい祝日、子ども中心のメモリー、一定期間のトレンド、改善されたペット用のメモリーを追加
情報パネルに、使用されたカメラとレンズ、シャッタースピード、ファイルサイズなど、写真に関する詳細な情報を表示

 
ヘルスケア

“共有”では、大切な人や介護者と共有するヘルスケアデータ、通知、およびトレンドを選択して共有することが可能
“トレンド”を使って、特定のヘルスケア指標が時間の経過と共にどのように進行しているかを確認したり、新たなトレンドが検出されたときに通知を受けることが可能
新しい指標の“歩行安定性”では、転倒のリスクを評価して歩行安定性が低下したときに通知することが可能(iPhone 8以降)
証明可能なヘルスケアレコードにより、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン接種や検査結果の証明書のダウンロードと保存が可能

 
天気

各地域で最も重要な天気情報を表示し、新しいマップモジュールが追加された新しいデザイン
天気図をフルスクリーンで表示し、対応する地域では降水量、気温、空気質を見ることが可能
アイルランド、英国、および米国では、“これから1時間の降水の強さ”の通知で、雨や雪の降り始めや、やんだときに通知を受け取ることが可能
太陽の位置、雲、降水量をより正確に表すことができる新しいアニメーションの背景(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降)

 
Siri

Siriへのリクエストの音声はデバイス上で処理されるので、特に設定しなくてもこのデータがデバイスの外に出ることはなく、オフラインでもSiriで多くのリクエストを処理することが可能(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降)
Siriで項目を共有で、写真やWebページ、“マップ”の位置情報などの画面上の項目を任意の連絡先に送信可能
Siriは画面上の文脈に沿って、画面に表示されている連絡先にメッセージを送信したり電話をかけたりすることが可能
デバイス上でのパーソナライズにより、Siriの音声認識と理解能力が各ユーザに合わせて向上(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降)

 
プライバシー

“メール”でのユーザアクティビティ、IPアドレス、またはメールを開いたかどうかを、メールの送信者に知られないようにしてプライバシーを守るメールプライバシー保護機能
Safariで既知のトラッカーによるIPアドレスを使ったプロファイリングからも保護できるようになったインテリジェント・トラッキング防止機能

 
iCloud+

特別な機能や追加のiCloudストレージを提供するクラウド型のサブスクリプションサービス

iCloudプライベートリレー(ベータ)で、2つの異なるインターネットリレーを使ってリクエストを送信し、デバイスから発信されるインターネット・トラフィックを暗号化することで、SafariでWebサイトを閲覧するときのセキュリティとプライバシー保護を強化

一意のランダムなメールアドレスを作成し、個人の受信ボックスに転送することで、実際のメールアドレスを共有せずにメールを送受信することができる“メールを非公開”機能
iCloudストレージプランの容量を消費することなく、これまで以上に多くの防犯カメラを接続できるHomeKitセキュアビデオ
カスタムのメールドメインを使ってiCloudメールアドレスをパーソナライズし、家族もそのドメインを使えるように招待することが可能

 
アクセシビリティ

VoiceOverを使って画像を調べて、写真の中の人物やオブジェクトをより詳しく把握したり、テキストや表データを理解することが可能
マークアップのVoiceOver画像説明を使って、VoiceOverで読み上げることができる画像の説明を独自で作成して追加することが可能
Appごとの設定では、画面表示やテキストサイズの設定を目的のAppだけでカスタマイズすることが可能
バランスの取れたノイズ、ブライトノイズ、ダークノイズ、オーシャン、雨、ストリームの音をバックグラウンドで連続的に再生し、外部からの不要な雑音を隠すことができるバックグラウンドサウンド
スイッチコントロールのサウンドアクションにより、単純な音を発するだけでiPhoneをコントロール可能
オージオグラムを“設定”で読み込むと、聴力検査の結果に合わせてヘッドフォン調整をカスタマイズ可能
音声コントロールの言語に中国語(中国本土)、広東語(香港)、フランス語(フランス)、およびドイツ語(ドイツ)を追加
ミー文字に人工内耳、酸素チューブ、ソフトヘルメットなどのオプションを追加

 
このリリースには、以下の機能と改善も含まれます:
 

“メモ”と“リマインダー”ではタグを使って項目を素早く分類して見つけやすくしたり、独自のスマートフォルダやスマートリストを使って、定義したルールに基づいてメモやリマインダーを自動で集めることが可能
“メモ”の“名前の言及”で、共有メモでの重要なアップデートをほかの人に知らせたり、新しいアクティビティ表示でメモで行われた最近の変更内容をすべて1つのリストに表示したりすることが可能
Apple Musicがダイナミックヘッドトラッキング機能を備えた空間オーディオに対応し、AirPods ProおよびAirPods Maxで一段と迫力のあるドルビーアトモス体験が可能
システム全体での翻訳機能により、写真の中のテキストも含め、システム内のどこでもテキストを選択してタップして翻訳可能
“探す”、“連絡先”、App Store、“睡眠”、Game Center、“メール”などの新しいウィジェットを追加
App間のドラッグ&ドロップ機能により、1つのAppからイメージ、書類、ファイルを選んで、別のAppにドラッグすることが可能
キーボードの拡大ルーペで、カーソルを動かしたときにテキストを拡大表示することが可能
Apple IDのアカウント復旧用の連絡先として信頼できる人を1人以上選び、パスワードのリセットやアカウントへのアクセスの復旧を手伝ってもらうことが可能
新しいデバイスを購入した場合は、一時的なiCloudストレージを使い、データの一時的なバックアップを作成するのに必要なストレージ容量を最大3週間、無料で提供
“探す”の手元から離れたときの通知機能では、対応するデバイスや持ち物が手元から離れた場合に、“探す”で持ち物までの経路を検索可能
XboxシリーズX|SワイヤレスコントローラーやSony PS5 DualSenseワイヤレスコントローラーなどのゲームコントローラーを使って、直近15秒までのゲームプレイのハイライトを保存可能
App StoreのApp内イベントにより、ゲームの対戦や新作映画のプレミア上映、ライブストリーミング体験など、Appやゲーム内のタイムリーなイベントを見つけることが可能

 
 
Source:Apple
(lunatic) …

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Apple、iPadOS15が提供開始〜ウィジェット配置など多数の改良

 
Appleは現地時間9月20日、iPadOS15をリリースしました。以下、iPadOS15のリリースノートを転載します。
iPadOS15リリースノート
iPadOS15では、マルチタスキング機能がさらに見つけやすく、使いやすく、パワフルになります。
 
ホーム画面にAppと一緒にウィジェットを配置できるようになり、Appライブラリを使ってDockから直接すべてのAppにアクセスできます。
 
クイックメモを使えば、どのAppや画面を開いていても素早く簡単にメモを書き留められます。また、新しい翻訳機能とiPad用の“翻訳” Appを使えば、あなたの周りの世界を一段と簡単に理解できるようになります。
 
空間オーディオやポートレートモードなど、オーディオ/ビデオの機能強化により、FaceTime通話の音や使い心地も一段と自然に。集中モードを使えば、今していることに合わせて通知をフィルタリングし、気が散らないようにすることができます。
 
マルチタスキング

Appの上部にあるマルチタスキングメニューを使って、Split View、Slide Over、全画面で表示可能
マルチウインドウシェルフがApp内に表示されるため、開いているすべてのウインドウに素早くアクセス可能
AppスイッチャーにAppをSlide Overする機能が加わり、Appの上に別のAppをドラッグすることでSplit Viewを作成可能
“メール”、“メッセージ”、“メモ”、“ファイル”、および対応している他社製Appで、現在の表示から離れることなく画面の中央にウインドウを開くことできる新しいオプションを追加
外部キーボードでキーボードショートカットを使用してSplit ViewまたはSlide Overを使用可能

 
ウィジェット

ウィジェットをホーム画面にAppと一緒に配置可能
iPad専用に設計された特大サイズのウィジェット
“探す”、“連絡先”、App Store、Game Center、“メール”などの新しいウィジェットを追加
使用頻度の高いAppのウィジェットをホーム画面に配置したレイアウトを提案
使用状況に基づいて適切なタイミングで、デバイス上の人工知能によるウィジェットの提案が自動的にスマートスタックに表示

 
Appライブラリ

Appライブラリは、iPadのAppをナビゲートしやすい表示に自動的に整理
DockのAppライブラリのアイコンから利用可能
必要に応じて、ホーム画面のページを並べ替えたり非表示にすることが可能

 
クイックメモとメモ

クイックメモを使うと、指またはApple Pencilでスワイプすることで、iPadOSのどこからでもメモをとることが可能
AppまたはWebページからのリンクをクイックメモに追加しておくことで、情報を結び付けることが可能
タグを使ってメモを簡単に分類および整理
サイドバーのタグブラウザで任意のタグまたはタグの組み合わせをタップして、タグ付きのメモを素早く表示可能
アクティビティ表示には、最後にメモを表示してからのアップデートの概要と、それぞれの共同作業者のアクティビティが日ごとにリストで表示
“名前の言及”をして、共有メモで人に通知可能

 
FaceTime

空間オーディオにより、グループFaceTime通話でほかの人の声が画面上のそれぞれの人の位置から聞こえるようにすることが可能(A12 Bionic以降を搭載したiPad)
周囲の雑音を遮断して、自分の声がはっきりと聞こえるようにする“声を分離”機能(A12 Bionic以降を搭載したiPad)
周囲のすべての音を通話に取り込めるワイドスペクトル機能(A12 Bionic以降を搭載したiPad)
背景をぼかして自分にピントを合わせることができるポートレートモード(A12 Bionic以降を搭載したiPad)
グループFaceTime通話で同時に最大6人を同じサイズのタイルに表示することができ、現在話している人が強調表示されるグリッド表示
FaceTimeリンクを使用して友達にFaceTime通話への参加を依頼でき、AndroidやWindowsのデバイスを使っている友達もブラウザから参加可能

 
メッセージとミー文字

“メッセージ”の会話内で友達から送られたコンテンツをが“写真”、Safari、Apple Music、Apple Podcast、またはApple TVの各Appの“あなたと共有”に表示
選択した共有コンテンツをピンで固定して“あなたと共有”、“メッセージ”の検索、および会話の“詳細”表示で上部に表示して目立たせることが可能
“メッセージ”で送られた複数の写真を、一目で分かるコラージュまたはスワイプ可能なスタックとして表示
ミー文字用の40以上の衣服で最大3色の異なるカラーを選択して、ミー文字ステッカーの衣類や帽子類をカスタマイズ可能

 
集中モード

集中モードを使用して、フィットネス、睡眠、ゲーム、読書、運転、仕事、パーソナルな時間など、今していることに合わせて自動的に通知をフィルタリング可能
集中モードは設定時にデバイス上の人工知能機能を使用して、集中モードの間に通知を許可するAppや連絡先の候補を提案
特定の集中モードに合ったAppやウィジェットを表示するように、ホーム画面のページをカスタマイズ可能
場所や時間帯などの情報を使用して、状況に合わせた集中モードをインテリジェントに提案
自分の状況を“メッセージ”の会話に表示して、連絡先に集中モードで通知がオフになっていることを知らせることが可能

 
通知

連絡先に登録されている人の写真が表示され、Appのアイコンがより大きく表示されるようになった新しい外観のデザイン
通知の要約により、設定したスケジュールに基づいて、毎日都合のよい時間に通知をまとめて配信
今後1時間またはその日の間、任意のAppやメッセージスレッドからの通知を消音にすることが可能

 
マップ

サンフランシスコベイエリア、ロサンゼルス、ニューヨーク市、ロンドンなどの都市(今後、さらに都市を追加予定)で、高度、木々、建物、ランドマーク、横断歩道、右左折車線、そして複雑なインターチェンジを案内する3D表示を街の地図に詳しく表示(A12 Bionic以降を搭載したiPad)
新たなドライブの機能として、交通情報や事故などの詳細が強調表示されるドライバー向けの新しい地図や、今後の出発時刻または到着時刻を選択して移動経路を確認できる経路プランナーなどを追加
交通機関での移動体験がアップデートされ、最寄りの交通機関の出発時刻にワンタップでアクセス可能
インタラクティブな3D地球儀に、山岳地帯、砂漠、森林、海などの拡充した詳細情報を表示(A12 Bionic以降を搭載したiPad)
デザインが新しくなった場所カードでは、場所の詳細確認や操作を行いやすくし、ガイドが新たに表示され、好みに合わせてエディタが厳選したおすすめの観光スポットを表示

 
Safari

タググループは、タブの保存や整理に役立ち、すべてのデバイスから簡単にアクセス可能
背景イメージのカスタマイズや、“プライバシーレポート”、“Siriからの提案”、“あなたと共有”などの新しいセクションをスタートページに追加
ブラウズ操作のパーソナライズに役立つiPadOSのWeb機能拡張をApp Storeからダウンロード可能
音声検索により、自分の声でWeb検索が可能

 
翻訳

iPad用の“翻訳” Appは会話で使用できるように設計されていて、完全にオフラインでも使用できるので会話のプライバシーを確保
システム全体での翻訳機能によりiPad内のどこでもテキストや手書き文字を選択してタップして翻訳可能
自動翻訳では、話し始めたときと会話をやめたときが検出されるため、マイクボタンをタップせずに音声を自動的に翻訳可能
対面表示では、お互いが自分側から会話の内容を見ることが可能

 
テキスト認識表示

テキスト認識表示によりすべての写真の中のテキストが操作可能なテキストになるため、写真、スクリーンショット、クイックルック、Safari、およびカメラを使ったライブプレビューでのコピー&ペースト、“調べる”、翻訳が可能(A12 Bionic以降を搭載したiPad)
テキスト認識表示のデータ検出機能により、写真の中の電話番号、メール、日付、住所などが認識されるため、それらに対するアクションを実行可能

 
Spotlight

探している連絡先、俳優、ミュージシャン、映画、テレビ番組などに関する情報をすべてまとめて詳しく検索結果に表示…

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Apple、iOS15の機能紹介ページを新たに追加〜iOS15の正式版リリース直前

 
iOS15の正式版の公開がすぐそこまで迫っていますが、Appleは公式Webサイトに新たなiOS15の機能紹介ページを設置しました。
メッセージアプリ内で電話番号を切り替え
デュアルSIMを搭載したiPhoneでは、会話の途中で電話番号を切り替えられるようになります。
 
対応モデルは、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降となっています。
音声コントロールの対応言語に日本語が追加
iOS15のアクセシビリティの変更点として。音声コントロールの新しい言語の追加が挙げられます。音声コントロールの対応言語に日本語が加わっており、Siriの音声認識テクノロジーにによりコマンドが驚くほど正確に処理されるようになりました。
空気質マップがシンガポールでも利用可能に
iOS15の天気アプリの空気質マップに対応する国や地域のリストに、シンガポールが新たに加わっています。
 
なお、空気質マップはカナダ、中国本土、ドイツ、フランス、インド、イタリア、日本、メキシコ、オランダ、韓国、スペイン、英国、米国でも利用できます。
マップアプリで3D仕様に関する記述が削除
複雑なインターチェンジに近づいたとき、自動で3Dに切り替わるマップシステムの表記が新たな機能紹介ページから削除されており、機能が撤廃された可能性が指摘されています。
iCloudプライベートリレーは“Beta”表記
ほぼすべてのネットワークに接続し、よりしっかりプライバシーを守りながらSafariを見られるようにするiCloudプライベートリレーは、ベータ版の使用時に、一部のウェブサイトで異なる地域のコンテンツが表示されたり、サインインのために追加の手順が求められるなどの問題が発生する場合がある、と記載されています。
 
他にも、洗練された現代的なデザインが特長の新しいSF Arabicシステムフォントが、SFフォントと統合されており、テキスト全体がクリアでまとまりのある印象になっています。また、インドで複数のUPI(決済システム)支払いアプリから選択可能になっています。
 
 
Source:iOS15で利用できる新機能/Apple via MacRumors
(lexi) …

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明日(21日)のiOS15リリース前に確認すべき3つのこと

 
iOS15、iPadOS15の正式版が、いよいよ明日9月21日にリリースされます。その前に確認すべき3つのことを米メディアCNETがまとめていますのでご紹介します。
新機能続々!iOS15/iPadOS15
iOS15、iPadOS15では、映画やテレビ番組、音楽などを友達と一緒に楽しめる「SharePlay」、状況に合わせて通知の受け取りを設定できる「集中モード」、写真の中のテキストを認識する「テキスト認識表示」など、様々な新機能が追加されます。
 
iOS15/iPadOS15へアップデートする前に、いくつか確認すべきこと、また準備しておくべきことがあります。正式リリース後スムーズにアップデートできるよう、以下の項目をチェックしておきましょう。
 
1.自分のデバイスがiOS15対応かどうかを確認する
古いiPhone、iPadのなかには、iOS15/iPadOS15 に対応しない機種があります。以下がアップデート可能なデバイスの一覧です。
 
iPhoneとiPod Touch:iPhone13/13 mini/13 Pro/13 Pro Max、iPhone12/12 mini/12 Pro/12 Pro Max、iPhone11/11 Pro/11 Pro Max、iPhone XS/XS Max、iPhone X、iPHone8/8 Plus、iPhone7/7 Plus、iPhone6S/6S Plus、iPhone SE/SE(第2世代)、iPod Touch(第7世代)
 
iPad:iPad Pro 12.9インチ(全世代)、iPad Pro 11インチ(全世代)、iPad Pro 10.5インチ、iPad Pro 9.7インチ、iPad(第5世代以降)、iPad mini(第4世代以降)、iPad Air(第2世代およびそれ以上の性能)
 
2.バックアップをとる
たいていの場合、iOSやiPadOSのアップデートは問題なく行うことができます。しかしまれに問題が発生する場合があるので、iOS15/iPadOS15へアップデートする前には、念のためバックアップをとっておいたほうがよいでしょう。
 
また時間があれば、写真のライブラリやアプリをチェックして、新しいデバイスへ移す必要のない不要なものは、あらかじめ削除しておきます。
 
バックアップを取る方法は複数あります。iPhone Maniaではバックアップをとる方法を順序を追って案内していますので、参考にしてください。
 
【Tips】iPhoneのバックアップをiCloudやMacでとる方法
【Tips】iPhoneのバックアップをMacに保存する方法
【Tips】iPhoneのバックアップをMacから復元する方法
 
3.iPhone/iPadのOSが最新のものかどうかを確認する
iOS15/iPadOS15へアップデートする前に、現在インストールしているOSが最新のものかどうかを確認しましょう。現在のOSが最新かどうかは、「設定」アプリ→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」でチェックできます。
 
以上の確認をしておけば、スムーズにiOS15/iPadOS15へアップデートできるはずです。
 
 
Source:CNET
(lunatic) …

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NTTドコモ、iOS15のプライベートリレーでdアカウント認証などに影響と注意喚起

 
NTTドコモは、iOS15の新機能「プライベートリレー」がオンになっていると、dアカウントの2段階認証や、iチャネルの一部機能に影響が出ると注意を呼びかけています。「プライベートリレー」をオフにすると問題なく利用可能です。
 
※記事中の機能や使用しているスクリーンショットは、取材に基づく特別な許可に基づき使用しています。機能やデザインは、iOS15パブリックベータのものであり、9月21日に公開予定のiOS15正式版では変更される可能性がありますのでご了承ください。
dアカウントの2段階認証などに影響
NTTドコモは、9月21日に公開予定のiOS15/iPadOS15にアップデートしたiPhoneやiPadでiCloudプライベートリレーがオンになっていると、dアカウントメニューの一部機能が利用できない可能性があると案内しています。
 
影響を受けるのは、パスワードの確認、2段階認証の設定、dアカウント利用履歴、ログイン通知/ログイン情報詳細、ID発行などです。
 
プライベートリレーをオフにすることで問題を回避できます。
「iチャネル」の一部コンテンツにも影響
NTTドコモの情報配信サービス「iチャネル」でも、iCloudプライベートリレーがオンになっていると一部コンテンツの利用が制限されます。
 
影響が出るコンテンツは、以下のとおりです。
 

iPhoneアプリ版:天気チャンネル内の10分天気が利用できなくなる
iPadブラウザ版(Safari):パケット定額サービスを利用していなくても動画再生が可能になってしまう

 
なお、iPhoneアプリ版では、プライベートリレーがオンの場合、パケット定額サービスでないと動画再生されません。
ソフトバンクは通信量カウントフリーなどに影響と発表
ソフトバンクも、プライベートリレーにより一部サービスに影響があると呼びかけています。
 
青少年向けフィルタリングサービス「ウェブ安心サービス」が利用できなくなるほか、ソフトバンクの「動画SNS放題」やLINEMOの「LINEギガフリー」でデータ通信量が消費されます。
 
いずれも、プライベートリレーをオフにすれば通常どおり利用可能です。
ベータ版として提供されるプライベートリレー
プライベートリレーのオン/オフは、「設定」アプリでユーザー名をタップし、「iCloud」メニューから切り替えられます。
 
プライベートリレーは、Safariの閲覧履歴やiPアドレスなどの情報を保護するプライバシー機能で、iOS15の公開当初はベータとして提供されます。
 
 
Source:NTTドコモ (1), (2) via ケータイwatch
(hato)
 
 

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ソフトバンクとLINEMO、iOS15のプライベートリレーでギガ消費と注意喚起

 
ソフトバンクが、iOS15の新機能「プライベートリレー」について、ソフトバンクとLINEMOでデータ通信量カウントフリーの対象外とならず、データ量を消費する場合があると注意を呼びかけています。
 
※記事中の機能や使用しているスクリーンショットは、取材に基づく特別な許可に基づき使用しています。機能やデザインは、iOS15パブリックベータのものであり、9月21日に公開予定のiOS15正式版では変更される可能性がありますのでご了承ください。
ソフトバンク:動画SNS放題の対象外に
ソフトバンクが、9月21日に公開されるiOS15の新機能、プライベートリレーがオンだと、データ量のカウントフリーが動作しない場合があると案内しています。
 
ソフトバンクは、料金プラン「ウルトラギガモンスター+」、「メリハリプラン」において、iOS15のプライベートリレーがオンだと、動画SNS放題の対象とならず、データ量を消費する場合があると注意を呼びかけています。
 
Y!mobileが呼びかけていたのと同様、青少年向けフィルタリングサービス「ウェブ安心サービス」も、利用できなくなります。
LINEMO:LINEギガフリーの対象外に
LINEMOでは、プライベートリレーをオンにしていると、LINEの各種サービス利用時のデータ通信量をカウントしない「LINEギガフリー」の対象外となる場合があります。
 
「LINEギガフリー」の対象外となり、データ量を消費するのは、ギガフリー対象サービスをSafariから利用した場合です。
 
LINEMOでも、プライベートリレーがオンだと「ウェブ安心サービス」が利用できなくなります。
プライベートリレーをオフにすれば問題なし
ソフトバンクは、プライベートリレーをオフにすることで、上記のサービスをiOS14以前と同様に問題なく利用できると案内しています。
 
プライベートリレーのオン/オフは、「設定」アプリでユーザー名をタップし、「iCloud」メニューから切り替えられます。
 
プライベートリレーは、Safariの閲覧履歴やiPアドレスなどの情報を保護するプライバシー機能で、iOS15の公開当初はベータとして提供されます。
 
 
Source:ソフトバンク, LINEMO
(hato)
 
 

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iOS15の「iCloudプライベートリレー」機能、突然ロシアで使用不能に

 
AppleがiOS15やiPadOS15などで提供を開始する、プライバシー保護機能「iCloudプライベートリレー(Cloud Private Relay)」が、ロシアで使用不能となったことが分かりました。政府当局の圧力が掛かったのではないかと考えられています。
突如プライベートリレーが使用不能に
iCloudプライベートリレーは、9月20日にリリースとなるiOS15で追加されるプライバシー保護機能で、設定をオンにするとIPアドレスやSafariの閲覧履歴などが、Appleを含めて誰にも分からないようにできるシステムです。
 
ところが、ロシア在住ユーザーなどがTwitterで明らかにしたところによると、先日まではロシアでもベータ版で利用できたこの機能が、17日に突如利用できなくなったそうです。公開された画像では「プライベートリレーはこの国や地域ではサポートされていません」といった表示が確認できます。
 

iCloud Private Relay is no longer supported in Russia pic.twitter.com/df4z1q0gLQ
— Абдулла Хасан Иванов (@abdulla_hasan) September 16, 2021

政府当局の圧力強まるロシア
ロシアでiCloudプライベートリレーを利用不能にした理由を、Appleは現時点で明らかにしておらず、今後もこの状況が続くかは不明です。
 
しかし、多くのユーザーが指摘しているように、ロシア政府当局からの圧力が掛かったことは明白でしょう。誰がWebサイトにアクセスしているか分からない状況は、監視を強める政府にとって好ましいはずもないからです。事実、ほぼ時を同じくして、現政権批判に繋がるとされる投票アプリがApp Storeから公開を取り下げられています。
 
 
Source:iMore,@abdulla_hasan/Twitter
(kihachi) …

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ロシア政府当局からの要請遵守で、Appleの監視システムに警戒感強まる

 
ロシアの政府当局にAppleが立て続けに従う姿勢を示したことで、同社が最近導入を発表して問題となった児童性的虐待コンテンツ(CSAM)の監視システムについて、改めて警戒する声が上がっています。
政府当局の意向にあっさりと従う
Appleは今週に入り、市民的自由を左右する問題で二度、ロシア政府当局の要請に従いました。
 
一度目は同社が提供しているPrivate Email Relay Service(メールアドレスの匿名化サービス)の停止、そして二度目は反体制派の投票アプリのApp Storeからの削除です。Appleは詳細を明らかにしていませんが、いずれも政府当局からの圧力を受けての行動だと考えられています。
 
これまでもAppleは現地法に準拠することを明らかにしてきたため、ロシア政府当局の意向に従うこと自体は驚きではありません。
 
しかし、同社がユーザーのiCloudやiMessageをスキャンして、児童性的虐待コンテンツの発見に取り組む方針を打ち出した際、少なくないユーザーやセキュリティ専門家が政治的検閲に転用される危険性を指摘していたことを忘れてはならないでしょう。
監視システム導入に警戒感強まる
セキュリティ専門家は、デジタルフィンガープリントを児童性的虐待コンテンツに限らず、あらゆる種類のコンテンツに対して作成することができるため、権威主義的な政府が政治的キャンペーンポスターの画像をデータベースに追加することもあり得ると指摘します。
 
これに対し、Appleはそのようなことは絶対に許されないとし、iCloudなどで導入を計画しているシステムは、児童性的虐待コンテンツのデータベースにある画像のハッシュを検索するだけに過ぎないと述べています。
 
また、抑圧的な政府が特定のコンテンツを検索するよう強制する場合においても、Appleは「そのような要求は拒否する」と強調しています(後に導入延期を発表)。
 
とはいえ、今回のようにあっさりと現地法に準拠する姿勢を見せられると、このような表明もどこまで信じていいのか分からないと語る、セキュリティ専門家の指摘にも頷けるところはあります。ニュースサイト9to5Macも「どうやってAppleがこの件を貫き通せるのか分からない」と厳しい口調で、監視システムの導入に警戒感を示しています。
 
なおGoogleも先日、米司法省を経由しない限りは香港政府当局からのユーザーデータの提供要請には一切応じないと表明していたにもかかわらず、香港政府当局にユーザデータを開示していたことが判明しています。
 
 
Source:9to5Mac
(kihachi) …

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iOS15のプライベートリレーでフィルタリングが利用不可、ワイモバイルが注意喚起

 
Y!mobileが、iOS15、iPadOS15に搭載されるプライバシー保護の新機能「プライベートリレー」を有効にしているとフィルタリングサービスが正常に動作しない場合があると注意を呼びかけています。iOS15、iPadOS15の正式版は9月21日に公開予定です。
 
※記事中の機能や使用しているスクリーンショットは、取材に基づく特別な許可に基づき使用しています。機能やデザインは、iOS15パブリックベータのものであり、9月21日に公開予定のiOS15正式版では変更される可能性がありますのでご了承ください。
プライベートリレーが「ウェブ安心サービス」に影響
Y!mobileは9月16日、青少年が安全にインターネットを楽しむためのフィルタリングを提供する「ウェブ安心サービス」が、iOS15のプライベートリレーをオンにしていると利用できなくなる、と発表しました。
 
プライベートリレーをオフにすることで、iOS14以前と同様、問題なく利用できます。
iOS15/iPadOS15ではベータ版として提供
「プライベートリレー」は、iOS15、iPadOS15に追加された、ユーザーのWebサイト閲覧履歴やIPアドレスなどの情報を非公開にすることで、ユーザーのプライバシーを保護する新機能です。
 

 
日本時間9月21日に公開されるiOS15、iPadOS15の正式版では、当初、ベータ版として提供されます。
 
プライベートリレーは、iOS15の「設定」アプリでユーザー名をタップし、iCloudのメニューからオン/オフを設定できます。
 
 
Source:Y!mobile
(hato)
 
 

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ニコニコ動画アプリ、iOS15では正常に動作しない可能性

 
21日に正式版が公開されるiOS15のiCloudプライベートリレー機能は様々なアプリの作動に問題を起こす可能性があるようです。ニコニコ動画アプリでも正常に作動しなくなる可能性を公式ブログが認めています。
ユーザーのプライバシー保護機能
iOS15から実装されるiCloudプライベートリレーはユーザーのWebサイトへのアクセスに関する情報をサイト管理者、ネットワーク管理者にも正確に把握できなくする機能です。そのためこれまでユーザーのアクセス元(IPアドレス)から居住地(都道府県、国)を割り出して、それに応じたサービスを提供していたアプリが、iOS15では正確な情報を得られずサービス提供に支障をきたし得るとの指摘が出ていました。
 

 
この指摘は現実のものになりそうです。本日、ニコニコ動画はiOS15でアプリが正常に作動しなくなる可能性があると告知しました。告知ではその理由には触れられていませんが、iCloudプライベートリレーによってユーザーがアクセスしている国(地域)がわからなくなることで、サービス提供に問題が出ていると推測されています。
 
この問題は他のサービスでも広く確認されており、Appleも正式版公開までに何らかの対策を施す可能性はあります。さらにアプリ側も問題を解決するための対処を実施することも十分に考えられます。そのためニコニコ動画アプリや他のアプリで予想される問題が21日のiOS15の正式版リリースまでにこの問題が解決されている可能性はあります。ただニコニコ動画アプリを頻繁に使うならこの問題の解決が確認されるまでiOS15へのアップデートは控えた方がいいかもしれません。
 
 
Source:ニコニコ動画公式ブログ
(KAZ) …

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iOS15 RCのリリースノートを全文掲載

 
Appleは、iOS15のRC(リリースキャンディデート)を、開発者とパブリックベータテスト参加者向けにリリースしました。Appleが公開したリリースノート全文を掲載します。
 
※記事中の機能や使用しているスクリーンショットは、取材に基づく特別な許可に基づき使用しています。機能やデザインは、iOS15パブリックベータのものであり、9月21日に公開予定のiOS15正式版では変更される可能性がありますのでご了承ください。
iOS15の一般ユーザー向け正式版は9月21日公開予定
Appleは、iOS15のRCを開発者とパブリックベータの登録ユーザー向けにリリースしました。
 
RCは、正式版とほぼ同内容の、ベータテストの最終段階です。iOS15正式版は、iPadOS15、watchOS8、tvOS15とともに、日本時間9月21日に公開予定です。
 
以下、iOS15 RCの新機能や変更点がまとまったリリースノートを全文掲載します。
iOS15 RCリリースノート
iOS15では、空間オーディオやポートレートモードを含め、FaceTimeのオーディオとビデオが改善されます。“あなたと共有”では、“メッセージ”のチャットで共有された記事や写真などのコンテンツを対応するAppに表示させることができます。集中モードを使えば、今していることに合わせて通知をフィルタリングし、気が散らないようにすることができます。通知のデザインも新しくなり、新しい通知の要約では通知がまとめて配信されるので、都合のよい時間にあとからチェックできます。“マップ”のデザインも美しく生まれ変わり、都市を3Dで探索したり、拡張現実の中で徒歩の経路を体験したりできます。テキスト認識表示ではデバイス上の人工知能機能を使用して、システム内やWeb上の写真の中に含まれているテキストを認識できます。Siriや“メール”などでの新しいプライバシーコントロール機能によって、透明性が高まり、個人情報をより細かく管理できます。
 
FaceTime

空間オーディオにより、グループFaceTime通話でほかの人の声が画面上のそれぞれの人の位置から聞こえるようにすることが可能(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降)
周囲の雑音を遮断して、自分の声がはっきりと聞こえるようにする“声を分離”機能(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降)
周囲のすべての音を通話に取り込めるワイドスペクトル機能(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降)
背景をぼかして自分にピントを合わせることができるポートレートモード(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降)
グループFaceTime通話で同時に最大6人を同じサイズのタイルに表示することができ、現在話している人が強調表示されるグリッド表示
FaceTimeリンクを使用して友達にFaceTime通話への参加を依頼でき、AndroidやWindowsのデバイスを使っている友達もブラウザから参加可能

 
メッセージとミー文字

“メッセージ”の会話内で友達から送られたコンテンツを“写真”、Safari、Apple Music、Apple Podcast、またはApple TVの各Appの“あなたと共有”に表示
選択した共有コンテンツをピンで固定して“あなたと共有”、“メッセージ”の検索、および会話の“詳細”表示で上部に表示して目立たせることが可能
“メッセージ”で送られた複数の写真を、一目で分かるコラージュまたはスワイプ可能なスタックとして表示
ミー文字用の40以上の衣服で最大3色の異なるカラーを選択して、ミー文字ステッカーの衣類や帽子類をカスタマイズ可能

 
集中モード

集中モードを使用して、フィットネス、睡眠、ゲーム、読書、運転、仕事、パーソナルな時間など、今していることに合わせて自動的に通知をフィルタリング可能
集中モードは設定時にデバイス上の人工知能機能を使用して、集中モードの間に通知を許可するAppや連絡先の候補を提案
特定の集中モードに合ったAppやウィジェットを表示するように、ホーム画面のページをカスタマイズ可能
場所や時間帯などの情報を使用して、状況に合わせた集中モードをインテリジェントに提案
自分の状況を“メッセージ”の会話に表示して、連絡先に集中モードで通知がオフになっていることを知らせることが可能

 
通知

連絡先に登録されている人の写真が表示され、Appのアイコンがより大きく表示されるようになった新しい外観のデザイン
通知の要約により、設定したスケジュールに基づいて、毎日都合のよい時間に通知をまとめて配信
今後1時間またはその日の間、任意のAppやメッセージスレッドからの通知を消音にすることが可能

 
マップ

サンフランシスコベイエリア、ロサンゼルス、ニューヨーク市、ロンドンなどの都市(今後、さらに都市を追加予定)で、高度、木々、建物、ランドマーク、横断歩道、右左折車線、そして複雑なインターチェンジを案内する3D表示を街の地図に詳しく表示(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降)
新たなドライブの機能として、交通情報や事故などの詳細が強調表示されるドライバー向けの新しい地図や、今後の出発時刻または到着時刻を選択して移動経路を確認できる経路プランナーなどを追加
臨場感あふれる徒歩での経路案内で、ステップバイステップの経路案内を拡張現実で表示(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降)
交通機関での移動体験がアップデートされ、最寄りの交通機関の出発時刻にワンタップでアクセスしたり、経路を片手で簡単に表示/操作したり、降車駅に近づくと通知で知らせたりすることが可能
インタラクティブな3D地球儀に、山岳地帯、砂漠、森林、海などの拡充した詳細情報を表示(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降)
デザインが新しくなった場所カードでは、場所の詳細確認や操作を行いやすくし、ガイドが新たに表示され、好みに合わせてエディタが厳選したおすすめの観光スポットを表示

 
Safari

下のタブバーにより、タブにアクセスしやすくなり、左右にスワイプしてタブ間の移動が可能
タググループは、タブの保存や整理に役立ち、すべてのデバイスから簡単にアクセス可能
タブの概要で開いているタブをグリッド表示
背景イメージのカスタマイズや、“プライバシーレポート”、“Siriからの提案”、“あなたと共有”などの新しいセクションをスタートページに追加
ブラウズ操作のパーソナライズに役立つiOSのWeb機能拡張をApp Storeからダウンロード可能
音声検索により、自分の声でWeb検索が可能

 
ウォレット

ホームキーを追加して、対応している自宅やマンションのドアの鍵をタップして解錠可能(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降)
参加しているホテルのルームキーを追加して、ホテルの部屋のドアをタップして解錠可能
参加している企業のオフィスのキーを追加して、オフィスのドアをタップして解錠可能
車のキーと超広帯域無線により、バッグやポケットからiPhoneを取り出さなくても、対応する車のロックを解除したり、車をロックしたり、エンジンをかけたりすることが可能(iPhone 11およびiPhone 12のモデル)
車のキーのリモート・キーレス・エントリー機能を使って、対応している車両で、車のロック、ロック解除、クラクションの鳴動、事前暖機、トランクを開くことが可能

 
テキスト認識表示

テキスト認識表示により写真の中のテキストが操作可能なテキストになるため、写真、スクリーンショット、クイックルック、Safari、およびカメラを使ったライブプレビューでのコピー&ペースト、“調べる”、翻訳が可能(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降)
テキスト認識表示のデータ検出機能により、写真の中の電話番号、メール、日付、住所などが認識されるため、それらに対するアクションを実行可能
テキスト認識表示はキーボードからアクセスでき、直接カメラのビューファインダーからテキストフィールドにテキストを挿入することが可能

 
Spotlight

探している連絡先、俳優、ミュージシャン、映画、テレビ番組などに関する情報をすべてまとめて詳しく検索結果に表示
自分の写真ライブラリから場所、人、シーン、写真に写っているテキストやその他のもの(犬や車など)を指定して、写真を検索することが可能
Web画像検索では、人、動物、モニュメントなどの検索が可能

 
写真

メモリーのデザインが一新され、インタラクティブなインターフェイス、内容に合わせてスマートに変わるタイトル付きのアニメーションカード、アニメーションとトランジションのスタイル、複数の画像のコラージュが新たに追加
Apple Musicのサブスクリプションに登録している場合は、Apple Musicをメモリーに追加でき、エクスパートによるおすすめと自分の音楽の好みを写真やビデオに写っているものに組み合わせて、パーソナライズされた曲を提案
メモリーミックスでは、さまざまな曲から選択して、メモリーに合う雰囲気を設定することが可能
新しいメモリータイプとして、世界各地の新しい祝日、子ども中心のメモリー、一定期間のトレンド、改善されたペット用のメモリーを追加
情報パネルに、使用されたカメラとレンズ、シャッタースピード、ファイルサイズなど、写真に関する詳細な情報を表示

 
ヘルスケア

“共有”では、大切な人や介護者と共有するヘルスケアデータ、通知、およびトレンドを選択して共有することが可能
“トレンド”を使って、特定のヘルスケア指標が時間の経過と共にどのように進行しているかを確認したり、新たなトレンドが検出されたときに通知を受けることが可能
新しい指標の“歩行安定性”では、転倒のリスクを評価して歩行安定性が低下したときに通知することが可能(iPhone8以降)
証明可能なヘルスケアレコードにより、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン接種や検査結果の証明書のダウンロードと保存が可能

 
天気

各地域で最も重要な天気情報を表示し、新しいマップモジュールが追加された新しいデザイン
天気図をフルスクリーンで表示し、対応する地域では降水量、気温、空気質を見ることが可能
アイルランド、英国、および米国では、“これから1時間の降水の強さ”の通知で、雨や雪の降り始めや、やんだときに通知を受け取ることが可能
太陽の位置、雲、降水量をより正確に表すことができる新しいアニメーションの背景(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降)

 
Siri

Siriへのリクエストの音声はデバイス上で処理されるので、特に設定しなくてもこのデータがデバイスの外に出ることはなく、オフラインでもSiriで多くのリクエストを処理することが可能(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降)
Siriで項目を共有で、写真やWebページ、“マップ”の位置情報などの画面上の項目を任意の連絡先に送信可能
Siriは画面上の文脈に沿って、画面に表示されている連絡先にメッセージを送信したり電話をかけたりすることが可能
デバイス上でのパーソナライズにより、Siriの音声認識と理解能力が各ユーザに合わせて向上(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降)

 
プライバシー

“メール”でのユーザアクティビティ、IPアドレス、またはメールを開いたかどうかを、メールの送信者に知られないようにしてプライバシーを守るメールプライバシー保護機能
Safariで既知のトラッカーによるIPアドレスを使ったプロファイリングからも保護できるようになったインテリジェント・トラッキング防止機能

 
iCloud+

特別な機能や追加のiCloudストレージを提供するクラウド型のサブスクリプションサービス
iCloudプライベートリレー(ベータ)で、2つの異なるインターネットリレーを使ってリクエストを送信し、デバイスから発信されるインターネット・トラフィックを暗号化することで、SafariでWebサイトを閲覧するときのセキュリティとプライバシー保護を強化
一意のランダムなメールアドレスを作成し、個人の受信ボックスに転送することで、実際のメールアドレスを共有せずにメールを送受信することができる“メールを非公開”機能
iCloudストレージプランの容量を消費することなく、これまで以上に多くの防犯カメラを接続できるHomeKitセキュアビデオ
カスタムのメールドメインを使ってiCloudメールアドレスをパーソナライズし、家族もそのドメインを使えるように招待することが可能

 
アクセシビリティ

VoiceOverを使って画像を調べて、写真の中の人物やオブジェクトをより詳しく把握したり、テキストや表データを理解することが可能
マークアップのVoiceOver画像説明を使って、VoiceOverで読み上げることができる画像の説明を独自で作成して追加することが可能
Appごとの設定では、画面表示やテキストサイズの設定を目的のAppだけでカスタマイズすることが可能
バランスの取れたノイズ、ブライトノイズ、ダークノイズ、オーシャン、雨、ストリームの音をバックグラウンドで連続的に再生し、外部からの不要な雑音を隠すことができるバックグラウンドサウンド
スイッチコントロールのサウンドアクションにより、単純な音を発するだけでiPhoneをコントロール可能
オージオグラムを“設定”で読み込むと、聴力検査の結果に合わせてヘッドフォン調整をカスタマイズ可能
音声コントロールの言語に中国語(中国本土)、広東語(香港)、フランス語(フランス)、およびドイツ語(ドイツ)を追加
ミー文字に人工内耳、酸素チューブ、ソフトヘルメットなどのオプションを追加

 
その他

このリリースには、以下の機能と改善も含まれます:
 
“メモ”と“リマインダー”ではタグを使って項目を素早く分類して見つけやすくしたり、独自のスマートフォルダやスマートリストを使って、定義したルールに基づいてメモやリマインダーを自動で集めることが可能
“メモ”の“名前の言及”で、共有メモでの重要なアップデートをほかの人に知らせたり、新しいアクティビティ表示でメモで行われた最近の変更内容をすべて1つのリストに表示したりすることが可能
Apple Musicがダイナミックヘッドトラッキング機能を備えた空間オーディオに対応し、AirPods ProおよびAirPods Maxで一段と迫力のあるドルビーアトモス体験が可能
システム全体での翻訳機能により、写真の中のテキストも含め、システム内のどこでもテキストを選択してタップして翻訳可能
“探す”、“連絡先”、App Store、“睡眠”、Game Center、“メール”などの新しいウィジェットを追加
App間のドラッグ&ドロップ機能により、1つのAppからイメージ、書類、ファイルを選んで、別のAppにドラッグすることが可能
キーボードの拡大ルーペで、カーソルを動かしたときにテキストを拡大表示することが可能
Apple IDのアカウント復旧用の連絡先として信頼できる人を1人以上選び、パスワードのリセットやアカウントへのアクセスの復旧を手伝ってもらうことが可能
新しいデバイスを購入した場合は、一時的なiCloudストレージを使い、データの一時的なバックアップを作成するのに必要なストレージ容量を最大3週間、無料で提供
“探す”の手元から離れたときの通知機能では、対応するデバイスや持ち物が手元から離れた場合に、“探す”で持ち物までの経路を検索可能
XboxシリーズX|SワイヤレスコントローラーやSony PS5 DualSenseワイヤレスコントローラーなどのゲームコントローラーを使って、直近15秒までのゲームプレイのハイライトを保存可能
App StoreのApp内イベントにより、ゲームの対戦や新作映画のプレミア上映、ライブストリーミング体験など、Appやゲーム内のタイムリーなイベントを見つけることが可能

 
このリリースにはその他の機能と改善も含まれます。詳しくは、以下のWebサイトをご覧ください:
https://www.apple.com/jp/ios/ios-15/features/
 
Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:
https://support.apple.com/kb/HT201222
 
 
Source:Apple
(hato) …

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iMessageに脆弱性、最新OSへのアップデートが必要

 
AppleのメッセージアプリiMessage(日本語版では「メッセージ」と表示)に、セキュリティ上の重大な脆弱性があったことがわかりました。Appleが本日9月14日にリリースした各最新OSではその脆弱性が修正されているため、全ユーザーはできるだけ早く最新OSへとアップデートする必要があります。
クリックしなくても感染
iMessageの脆弱性を発見したのはカナダ・トロント大学の研究チームCitizen Labです。同チームが公開した報告書によると、この脆弱性を突いたゼロクリック攻撃がイスラエル企業NSO Groupの開発したスパイウェア「Pegasus」によって実行可能であり、攻撃を受けると盗聴などの被害を受ける可能性があります。
 
ゼロクリック攻撃とは、特定のURLなどをクリックしなくても、マルウェアなどに感染してしまうことを指します。Citizen Labによると、iMessageの脆弱性により、iPhoneやiPad、Mac、Apple WatchなどでiMessageのメッセージを開き、画像を表示するだけでPegasusに感染、Appleデバイスが乗っ取られる危険性があるとのことです。
 
Pegasusの存在が初めて確認されたのは2016年のことです。2019年にはメッセージアプリWhatsAppの脆弱性を突き、1,400人以上のスマートフォンに対し攻撃が行われたことがわかっています。またNSO Groupは同年、PegasusでiCloudのデータを取得できるとの声明を発表していました。
最新OSで脆弱性が修正、今すぐアップデートを
AppleはCitizen Labからの報告を受け、脆弱性を修正したiOS14.8、iPadOS14.8、watchOS7.6.2、macOS 11.6をリリースしています。全ユーザーにアップデートが推奨されています。
 
 
Source:Citizen Lab
(lunatic) …

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iPhoneでiCloudバックアップを使用する前に知っておくべきこと

Image:Shutterstockライフハッカー[日本版]2021年8月16日掲載の記事より転載「iCloudを主要なバックアップサービスとして使用してはならない」と以前から言われていますが、Googleのある社員が遭遇した悲惨な出来事がこの言葉をあらためて思い出させてくれます。ErinSparlingさんは、「古いiCloudバックアップを削除する」というAppleのポリシーのせいで、何年分も …

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EFF、Appleに児童性的虐待コンテンツ対策機能導入を白紙に戻すよう要求

 
Appleは、児童性的虐待コンテンツ(CSAM)対策と児童虐待防止を目的とした、iCloudとiMessage上の2つの新機能の導入を発表しましたが、多くのユーザーから「プライバシーの侵害につながらないか」と危惧する声が上がっています。Appleは機能の導入を延期することを明らかにしましたが、完全に白紙に戻すべきとの意見が上がっています。
2つの機能の同時発表が誤解につながった?
AppleはiOS15において、iCloud写真ライブラリのスキャンと、iMessageのメッセージのスキャンの2つの新機能を導入すると発表しました。
 
これら2つの機能はまったく異なる仕組みとなっていますが、同時に発表されてしまったことにより誤解を招いた、とApple役員のクレイグ・フェデリギ氏はコメントしています。
 
プライバシーの重要性を訴える電子フロンティア財団(EFF)は、AppleのCSAM対策機能がどれだけプライバシーとセキュリティが保たれるとしても、バックドアの設置に他ならない、と導入に強い反対の意を表明していました。
機能導入を白紙に戻すよう要求
多くのユーザーからの憂慮を受け、Appleは現地時間9月2日、児童虐待防止を目的としたスキャン機能の導入計画をいったん延期すると発表しました。
 
これを受け、EFFは「Appleが人々の声を聞くようになったのは素晴らしい」と称賛しつつも、「暗号化にバックドアを設置するような計画は完全に取りやめるべき」と、機能導入を白紙に戻すよう要求しています。
 
EFFは、サービスのスキャン機能の導入中止をAppleに求める署名活動も行っており、現在までに5万人以上の署名が集まった、と発表しています。
 
 
Source:EFF via AppleInsider
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Apple従業員ら、ティム・クックCEOらに公開書簡。労働者の権利保護を要求

 
Appleの従業員グループが、性差別やハラスメントなどの問題を指摘している「#AppleToo」ムーブメントのWebサイトに、ティム・クック最高経営責任者(CEO)ら首脳陣に対する公開書簡が掲載されました。
Appleの労働環境問題を告発する「AppleToo」
「#AppleToo」ムーブメントは、Appleの元エンジニアと現職のエンジニアが開始され、職場におけるハラスメント、性差別、人種差別などの問題を告発しています。
最近では、アメリカの独立行政機関、全国労働関係委員会(National Labor Relations Board:NLRB)が調査に乗り出しています。
Apple首脳陣に問題改善への取り組みを求める
現地時間9月3日に「AppleToo」Webサイトに掲載された「ティム・クックと首脳陣へ」と題された公開書簡は、以下の書き出しで始まっています。
 

Appleは、多様性、平等、誰もが最高の仕事ができる環境への取り組みを誇っています。しかしながら、実際はかけ離れた状態です。ハラスメントや差別を担当する人事チームの対応によって、私たちの多くはより脆弱な状況に置かれています。
 

 
公開書簡では、Appleはプライバシーを重視している一方、従業員が休職や障害などへの配慮を希望すると2年間にわたる医療記録の提出を求められ、プライバシーが侵害されていると指摘しています。
 
また、数百人がいじめや差別、ハラスメントを人事チームに報告しているものの、改善が図られていないため、問題を明らかにすることで改善に役立てたい、と説明しています。
従業員の権利保護を求める公開書簡
公開書簡には、Appleに改善を求める以下の要望が記されています。
 

 

従業員のデジタルデータを仕事用とプライベートの分離:Appleの従業員は、仕事用のiCloudアカウントに個人アカウントを連携させるよう強く「推奨」されるそうです。これにより従業員はプライバシーを侵害されている、と主張しています。
 
公平で公正な給与制度:人種や障害、同性愛か否かによるバイアスのない、透明性の高い給与制度の実現を求めています。
 
医療情報の取り扱い:Appleが従業員の健康や障害などの医療情報の管理を委託しているSedgwickは従業員から多くの不満や訴訟が提起されており、信頼を置いてよいのか疑問だ、と指摘しています。
 
契約社員と人材派遣会社:Appleの契約社員は給与を含めて労働者としての権利が保障されていない、として正社員と同等の医療、休暇、福利厚生を提供するよう、人材派遣会社への管理を強化するよう求めています。また、多くの従業員が正社員になることが望ましい、と期待を述べています。
 
内部告発窓口:従業員の内部告発を受ける窓口を委託しているNAVEX Globalは、苦情を無視したり却下しており、従業員を保護していない、と批判しています。
 
経営陣、人事チームへの公正な監査の実施:Appleのイメージではなく労働者の権利を保護するため、公正な第三者による監査を実施し、差別やハラスメントなどの再調査を求めています。
 
従業員の声に耳を傾ける透明性の高いプロセス:従業員が安心して意見を表明できる体制の構築を求めています。

 
 
Source:AppleToo, AppleInsider
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児童保護を目的としたiCloudの監視機能、Appleが延期を発表

 
児童虐待防止を目的としたiCloudの監視機能について、Appleは導入を延期すると発表しました。同機能はユーザープライバシーの検閲だとして、幅広い層からの反発にあっていました。
数カ月ヒヤリングの機会設けると発表
Appleが8月上旬に発表したユーザーのiCloud監視機能は、Photoライブラリをスキャンして児童性的虐待コンテンツ(CSAM:Child Sexual Abuse Material)を検出するものです。監視はアルゴリズムが行うため写真を見ることなく振り分けができるほか、違法画像が一定数検知されるまでアカウント情報や写真について直接関知しない点をAppleは強調しましたが、多くのユーザーから批判や疑念が噴出しました。
 
とくにセキュリティ研究者やプライバシー保護団体からも、この仕組みを一旦導入してしまえば政治的転用に繋がりかねないとの指摘が相次ぎ、国際的なコンソーシアムも公開書簡で計画を断念するようAppleに求めていました。
 
こうした批判を受け、Appleは2日(現地時間)に声明を発表、さらに時間をかけて改善するべく導入計画を延期すると発表しました。
 

先月我々は、コミュニケーションツールを悪用して児童を誘ったり搾取したりする略奪者から子どもたちを守り、児童性的虐待コンテンツ(CSAM)の拡散を防ぐことを目的とした機能を発表しました。消費者、支援団体、研究者などからのフィードバックを受け、これらの極めて重要な児童保護機能をリリースする前に、我々は今後数ヶ月、意見収集と改善のためのさらなる時間を設けることにしました。
 
一連の児童保護機能は本来であれば、今年後半のiOS15、iPadOS15、watchOS8、macOS Montereyのリリースに合わせて米国から導入される予定でした。
 
改めて導入する時期は明らかになっていませんが、ティム・クック最高経営責任者(CEO)やクレイグ・フェデリギ副社長といった上級幹部の弁明にもかかわらず白紙化されてしまったということは、システムの設計自体が大きく見直される可能性もあります。
 
 
Source:MacRumors,Apple
(kihachi) …

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iOS15のベータ8が開発者向けに公開

 
Appleは、iOS15とiPadOS15のベータ8を開発者向けにリリースしました。
iOS15のベータ7は先週公開されたばかり
iOS15のベータ8とiPadOS15のベータ8は、「設定」アプリからの無線アップデートにより、開発者向けに提供されています。アップデートがすぐに現れない場合でも、チェックし続ければ次第に新ビルドは出てくるようです。
 
iOS15ベータ8のビルド番号は「19A5340a」となっています。
 
Appleの新たなソフトウェアバージョンの完成は秋以降で、その時点で一般に公開されることになります。iOS15のベータ版ではパフォーマンスや安定性の問題が発生することが予想されますが、今回のバージョンで安定したパブリックリリースへとさらに近づいています。
 
AppleはiOS15のベータ7を先週公開しましたが、Webブラウジング時のプライバシー保護を強化する新機能「iCloud Private Relay」は、iOS15の正式版公開当初にはベータ版として提供されるため、デフォルトでオフとなることも発表しています。
 
また、SharePlayなどの機能はiOS15の公開当初は利用できないことがわかっています。
 
 
Source:9to5Mac
(lexi) …

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iPhone13への機種変更を検討中のAndroidユーザーは18%〜昨年より低下

 
米オンラインマーケットSellCellが、5,060人のAndroidユーザーを対象にアンケート調査を実施した結果、18.3%のユーザーがiPhone13シリーズへの機種変更を検討していることがわかりました。この結果は、SellCellが2020年にiPhone12シリーズを対象に実施したときよりも低い割合です。
iPhone13シリーズへの機種変更を検討していますか?
今回の調査では、Androidユーザーを対象に、iPhone13シリーズへの機種変更を検討中のユーザーの割合、機種変更を検討する理由、しない理由を確認しました。
 
アンケート調査は米国在住かつ18歳以上のAndroidユーザーに対して行われ、5,060人から回答が得られました。
 
このうち、iPhone13シリーズへの機種変更を検討中と回答したユーザーの割合は18.3%で、iPhone12を対象に行なったアンケート調査と比較して14.8%減少しました。
 

購入を検討している機種は?
926人の回答から得られた購入検討機種の割合は、iPhone13 Pro Maxが39.8%で最も人気が高く、次いでiPhone13の36.1%、iPhone13 Proの19.5%と続き、iPhone13 miniと回答したユーザーはわずか4.6%でした。
 
昨年は48.1%のユーザーが購入検討機種にiPhone12 miniをあげていたのと比べると、5.4インチモデルへの注目度が著しく低くなっています。
 

機種変更を検討する理由は?
AndroidユーザーがiPhone13シリーズへの機種変更を検討する理由は下記の通りで、ソフトウェアのサポート期間の長さに対する関心が昨年同様に高いのが確認されました。
 

ソフトウェアのサポートが長い:51.4%
Appleエコシステムへの統合:23.8%
プライバシー保護が充実している:11.4%
価格が安い:5.2%
魅力的な機能やデザイン:4.3%
小型の筐体:1.8%
直感的に使えるUI:1.2%
子供が使うのに安心・安全:0.9%

 

iPhone13に興味がわかない理由は?
総数4,134人のAndroidユーザーの回答から得られた、iPhone13シリーズに興味がわかない理由は下記の通りです。
 

指紋認証ができない:31.9%
iOSはカスタマイズ性が低い:16.7%
iOSにおけるアプリのサイドロードの制限:12.8%
Androidスマホの方がiPhoneよりもハードウェアが優れている:12.1%
iCloudで写真スキャンが強制されるのが気に入らない:10.4%
値段が高い:4.5%
以前のiPhoneの方が良かった:3.9%
SiriよりもGoogleアシスタントが好み:2.6%
画面分割機能が使えない:2.3%
ユーザープロファイルの切り替えに対応していない:1.5%
折りたたみモデルがない:0.8%
アプリロック機能がないから:0.5%

 

 
 
Source:SellCell
Photo:Tech Limited(@TechLimitedOne)/Twitter
(FT729) …

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iOS15の個人情報保護機能「iCloud Private Relay」に不具合

 
iOS15で追加される、ユーザーのプライバシーを保護する新機能「iCloud Private Relay」は、現時点では意図したとおりの保護性能を発揮できていないことが分かりました。同機能は、iOS15正式公開当初はベータとして提供される予定です。
暗号化によるプライバシー保護が動作していない不具合
iOS15の新機能「iCloud Private Relay」は、SafariでWebにアクセスする際にデバイスから発信される情報を暗号化することで、IPアドレスや位置情報、閲覧履歴へのアクセスからユーザーを追跡するためのプロフィール情報が作成されないようにするプライバシー保護機能です。
 
海外掲示板サイトRedditユーザーu/WhatTheHomePod氏が、iCloud Private RelayをオンにしていてもユーザーのアドレスがISPから見られる状態になっていると指摘しています。
 
問題は、実験的なWebKit機能メニュー内のWebRTCソケットプロキシを有効にすると解決するものの、アプリ内で動作するSafariには対処できないようです。また、VPNやプロキシを経由すればユーザー情報は漏れないとのことです。
 
u/WhatTheHomePod氏はこの問題をAppleに報告している、と書き込んでおり、今後は修正されるとみられます。
 
Apple’s new Private Relay is leaking your original address through WebRTC. from privacy

 
iOS15公開当初はベータとして提供予定
Appleは「iCloud Private Relay」について、iOS15とiPadOS15のベータ7リリースにあたり、正式版の公開当初はユーザーからのフィードバックを収集し機能を改善するための「パブリックベータ」として提供すると発表しています。
 
iOS15やiPadOS15は、iPhone13シリーズの発表とあわせて9月に一般ユーザー向け正式版が公開されると見込まれています。
 
 
Source:Reddit via 9to5Mac
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GmailとGoogleドライブの容量を空ける6つの方法

Image:Shutterstockライフハッカー[日本版]2021年8月5日掲載の記事より転載Gmailの無料版は、iCloudなど他のサービスと違ってかなり寛大です。GmailとGoogleドライブに15GBのストレージがもらえるので、ほとんどの人はそれで十分。しかし、今や多くの人が10年以上Gmailを使っており、それほどの長期間にわたるデータを15GBに収められなくなっています。15GBの …

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iPhone12とiPhone12 Proの音の問題の修理サービスプログラムが開始

 
Appleによれば、ごく一部のiPhone12やiPhone12 Proで、レシーバーモジュールのコンポーネントの故障により、音の問題が起きる可能性があるとのことです。Appleは、「音の問題に対する修理サービスプログラム」の提供を開始しました。
電話をかけたとき、かかってきたときに音が出ない?
Apple公式Webサイトには、音の問題が確認されているのは、2020年10月から2021年4月までの間に製造されたiPhone12やiPhone12 Proである、と記載されています。
 
具体的な問題の内容を、Appleは次のように記しています。
 

お使いのiPhone12やiPhone12 Proで電話をかけたり電話がかかってきた時にレシーバーから音が出ない場合は、本プログラムの対象になる可能性があります。
 
Appleによると、プログラムの対象となるデバイスについては、AppleまたはApple正規サービスプロバイダにて無償修理サービスを受けることができるとのことです。
 
なお、iPhone12 miniおよびiPhone12 Pro Maxは今回の修理プログラムの対象外となっています。
修理サービス手続き
iPhone12やiPhone12 Proの修理サービスを受けるには、下記のいずれかの方法で手続きを行います。
 

Apple正規サービスプロバイダ
Apple Store直営店(要予約)

 
デバイスを修理に出す前に、iCloudまたはコンピュータにiPhoneをバックアップしておくことをAppleは奨励しています。
 
 
Source:iPhone12やiPhone12 Proの音の問題に対する修理サービスプログラム/Apple
Photo:Apple
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iOS15公開当初、iCloud Private Relayはベータとして利用可能

 
iOS15の正式版公開当初には、Webブラウジング時のプライバシー保護を強化する新機能「iCloud Private Relay」がベータとして提供されることが分かりました。
iOS15公開当初、ベータ版として提供
Appleは、現地時間8月25日に提供を開始したiOS15のベータ7とパブリックベータ7のリリースノートで、iCloud Private Relayはユーザーからのフィードバックを収集し、Webサイトの互換性を改善するためのパブリックベータとして提供する、と説明しています。
 
ベータ7では「iCloud Private Relay」のトグルボタン横に、ベータ6まではなかった「ベータ」の文字が追加されています。
 
9月とみられるiOS15正式版の公開時点では「iCloud Private Relay」は利用できるものの、あくまでもベータとしての提供にとどまります。
 
なお、iOS15の正式版公開当初には利用できない機能は、このほかiCloud+でオリジナルのEメールドメインが利用できる機能や、FaceTime通話相手とコンテンツを共有できるSharePlay、MacとiPadをシームレスに操作できるユニバーサルコントロールなどがあります。
Web閲覧のプライバシーを強化するiCloud Private Relay
iCloud Private Relayは、SafariでのWebブラウジング中に、IPアドレスや位置情報、閲覧履歴などをもとにユーザーが追跡されるのを防ぎ、プライバシーを保護する機能です。
 

 
Appleは、同機能について以下のとおり説明しています。
 

iCloud Private Relay
iCloud Private Relayは、ほぼすべてのネットワークに接続し、よりしっかりプライバシーを守りながらSafariを見られるようにします。あなたのデバイスから発信されるトラフィックを確実に暗号化するので、誰も傍受したり、読み取ることはできません。
 
そして、あなたのリクエストはすべて、2つの異なるインターネットリレーを使って送信されます。つまり、Appleも含め、誰もあなたのIPアドレス、位置情報、閲覧履歴から詳細なプロフィールを作ることはできません。

 
 
Source:MacRumors, Apple
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Apple、メールに添付された児童ポルノ画像は2019年からスキャンしていた

 
Appleがデバイス上の児童への性的虐待・搾取(CSAM)画像をスキャンする技術を導入すると発表して議論を呼んでいますが、iCloudメールに添付された画像のスキャンは2019年から実施していたことをAppleが認めた、と9to5Macが報じています。
以前から自動保護に取り組んでいるApple
Appleは、iOS15など今秋公開予定の次期OSで、デバイス上に保存されている写真のハッシュ値が、既知のCSAM画像と一致するかを自動スキャンする技術を導入すると発表しています。
 
ただし、iCloud写真に保存されたクラウド上のデータはスキャンしないと説明しています。
以前から児童保護の取り組みを公表していたApple
米メディア9to5Macは、AppleのWebページのアーカイブに、Appleは子供のCSMA画像を検出し報告する目的で電子署名技術を使った画像マッチング技術を導入している、との説明文があると指摘しています。
 
また、2021年1月には、Appleの不正アクセス対策の責任者が、Appleは児童を性的虐待・搾取から保護する取り組みで成果をあげている、と語っていました。
 
9to5MacはAppleに、iCloud写真のデータをスキャンせずに、どのように画像のスキャンを行なっているのか照会したところ、iCloudメールの添付ファイルを2019年から実施しているとの回答があったとのことです。
サーバー通過時にスキャン
Appleの説明によると、iCloudメールの添付ファイルのスキャンは、送信と受信の双方が、Appleのサーバーを通過する際に行われているそうです。
 
また、スキャン対象は写真以外のごく一部のデータ(iCloudバックアップを除く)も含まれるそうですが、その詳細については明らかにされていません。
CSAMスキャンには懸念の声も
CSAMスキャン技術導入については、導入当初からAppleの意図とは別に、プライバシー侵害につながる危険性や、政府による検閲や弾圧に使われるのではないかとの懸念が表明されており、Apple従業員の間でも意見が割れています。
 
同技術に詳しい研究者も、まだ未完成な部分がある、と危険性を指摘しています。
 
 
Source:9to5Mac
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iPhoneで漏洩したパスワードがないか確認する方法

Image:MakeUseOfライフハッカー[日本版]2021年8月9日掲載の記事より転載iCloudキーチェーンの最も貴重な機能の1つは、パスワードの監視です。保存したパスワードの1つがデータ漏洩で検出されたことを警告する通知をiPhoneやiPadで受信したら、パスワードの監視が行なわれている印です。iPhoneがパスワードを盗まれた時にどのように検出し、また警告が表示された際にどう対処すべき …

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Apple IDに残高追加で10%ボーナスを付与 9月2日まで

 
Appleが9月2日までの期間限定で、Apple IDへの残高追加で10%のボーナスを付与するキャンペーンを実施しています。
最大3,000円分のボーナスを付与
このキャンペーンでは、9月2日までにApple IDに残高を追加すると、1人1回に限り、入金額の10%分のボーナスを受け取ることができます。
 

 
対象の入金額は100円〜30,000円です。入金は、1,000円単位、3,000円単位、5,000円単位、10,000円単位で行えるほか、「その他」からは1円単位でも行えます。
 
Apple IDへの入金分は、以下の商品・サービスを購入、支払いする際に使用できます。
 

App、ゲーム、App内課金のアイテム
音楽、映画などのコンテンツ
Apple Music、Apple Arcade、Apple TV+ などのサブスクリプションの料金
iCloud ストレージの料金
Apple製品やアクセサリ

Apple IDヘ残高を追加する方法
iPhone、iPad、iPod Touchで入金する場合は、最初にApp Storeを開きます。
 
次に、画面上部にあるプロフィール写真またはサインインボタンをタップします。
 
Apple IDに入金をタップして、指定の入金額をタップまたは入力します。
 

 
Macで入金する場合は、最初にApp Storeを開きます。
 
次に、画面上部のメニューバーから「ストア」>「マイアカウントを表示」の順に選択し、「情報を表示」をクリックします。
 
「アカウント情報」ページで「Apple IDに入金」をクリックして、指定の入金額をクリックまたは入力します。
 

 
なお、アカウント情報や購入履歴によっては、今回のキャンペーンが利用できない場合もあるので、ご注意ください。
 
 
Source:Apple via iをありがとう
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「iPhone nano」開発、スティーブ・ジョブズ氏が指示していた

 
Appleが「iPhone nano」と呼ばれる小型の低価格モデル開発を検討していたことが、裁判資料として提出された故スティーブ・ジョブズ氏が2010年に送ったメールから明らかになりました。
スティーブ・ジョブズ氏のメールに「iPhone nano」の文字
「iPhone nano」の記述は、スティーブ・ジョブズ氏が2010年10月24日に送信したメールに記載があります。
 
会議の議題をまとめたこのメールは、AppleとEpic Gamesの裁判資料として裁判所に提出されたものです。
 
メールには、iPhoneについての議題の中で、「iPhone nano plan」として、コスト計画やジョナサン・アイブ氏が模型もしくはレンダリングを提出する、と記載されていますが、具体的なスペックについての情報はありません。
 
メールには、「2011年の戦略」として、iPhone3GSに代わる、iPod touchをベースとした低価格モデルについての計画も記されています。
 

 
2011年に噂されていた「iPhone nano」
2011年頃には、iPhone4よりも小型で低価格の「iPhone nano」が発売される、との噂がささやかれていました。
 
旧モデルをベースにした低価格のiPhoneという計画は、iPhone5sの筐体を活用して2016年3月に発表されたiPhone SEで実現しています。
 
2020年4月には、iPhone8の筐体を活用したiPhone SE(第2世代)が発表されています。
 
「nano」の製品名を持つiPod nanoは、2017年に販売が終了しています。
2011年は「Googleとの聖戦」「クラウドの年」
ジョブズ氏のメールには、多くの興味深い記述がみられます。
 
2011年を「Googleとの聖戦」と位置付けているほか、「クラウドの年」として、2011年に発表されたiCloudを指す計画が記されています。
 

 
また、新社屋への移転が2015年と計画されていたこともわかります。実際にApple Parkへの移転が実現した2017年には、スティーブ・ジョブズ・シアターで初めて開催されたイベントで、iPhone Xが発表されました。
 
なお、AppleとEpicとの裁判資料からは、Appleが15インチのMacBook Air発売を計画していたことも分かっています。
 
 
Source:The Verge
Photo:Cult of Mac
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iCloudの児童性的虐待画像検知、国際団体が政治転用の懸念を指摘

 
Appleが悪意ある大人から児童を保護する目的で、ユーザーのiCloud内を監視する機能を発表したことについて、90以上の政策・権利団体からなる国際的なコンソーシアムは12日、同社が計画を断念するよう書簡を公開しました。
言論検閲や政治転用の恐れ
問題となっているのは、AppleがiOS15より導入すると発表している、iCloudに保存された違法画像を検知するためのシステムです。このシステムでは、アルゴリズムがユーザーのiCloud内を監視し、児童の性的虐待写真が非営利団体の全米行方不明・被搾取児童センター(NCMEC)に登録された情報と照合します。
 
この導入計画について、米国の非営利団体Center for Democracy & Technology(CDT)が組織するコンソーシアムは、将来的に言論検閲に利用されかねないとの懸念を公開書簡で発表しました。「これらの機能は児童を保護し、児童の性的虐待コンテンツ(CSAM)の拡散を抑制することを目的としているが、保障された言論の検閲に利用され、世界中の人々のプライバシーやセキュリティを脅かし、多くの児童に悲惨な結果をもたらしかねない」
 
公開書簡の署名者からは、CSAMのスキャンシステムが、法制度の異なる国で政治的だったり問題含みだったりするコンテンツを検索するために利用されるとの懸念も聞こえてきます。「このバックドア機能が組み込まれれば、政府はAppleに対し、他のアカウントへの通知や、露骨に性的であること以外の理由でも好ましくない画像を検出するよう強制することも可能だ」
 
この他にも同コンソーシアムは、ファミリーアカウントのiMessageで予定されている変更についても断念するよう求めています。この変更は、児童のメッセージに含まれるヌードを識別してぼかし、親に通知された場合のみ児童当人が閲覧できるようになるというものですが、コンソーシアムは杓子定規であるだけでなく、iMessageのエンドー・ツー・エンドの暗号化が破られることになると主張しています。
懸念を払拭したいApple
こうした批判や懸念は、Appleが発表した直後から、ユーザーだけでなくセキュリティ研究者やプライバシー保護団体によって数多く投げかけられてきました。
 
これに対してAppleは、画像検出システムの仕組みを説明したドキュメントやWebページを公開したほか、児童の性的虐待コンテンツのデータベースによってフラグが立てられた写真以外には拡大しないと明言してきました。ソフトウェアエンジニアリング担当上級副社長クレイグ・フェデリギ氏は「誤解が生じている」と述べ、アルゴリズムによって写真を見ることなく振り分けができる点、違法画像が一定数検知されるまでアカウント情報や写真についてAppleは直接関知しない点を強調しています。
 
しかし、依然としてこの技術が政治的分野に転用される可能性は残されているほか、米国以外では後日導入するとしているものの、中国やロシアなどの政府当局が要求する現地法を拒否してまで市場から撤退することに、Appleがこれまでも及び腰だったのも事実です。
 
 
Source:MacRumors,Reuters
(kihachi) …

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iOS15の公開当初、利用できない7つの新機能

 
iOS15では、多くの新機能が利用可能になりますが、そのうちいくつかは9月とみられる正式版の公開当初には利用できない見込みです。iOS15公開直後には利用できない新機能を米メディア9to5Macがまとめているのでご紹介します。
華々しく発表されたものの提供が見送られる新機能
Appleは6月の世界開発者会議(WWDC21)で、iOS15に追加される多くの新機能を発表していますが、開発中に不具合が発見された新機能は、公開当初の提供が見送られ、数カ月後のアップデートで利用可能になるとみられます。
 
iOS15の公開当初には利用できなさそうなのは、以下7つの新機能です。なお、iOS15の公開はiPhone13の発表・発売と同じ9月になるとみられます。
 
1. SharePlay

 
FaceTimeの通話相手と、映画やテレビ番組音楽などを一緒に再生し、一時停止や早送りなども共有できるSharePlayは、iOS15、iPadOS15、macOS Monterey、tvOS15の目玉機能のひとつとして発表されました。
 
Appleは、iOS15ベータ6のリリースに際してSharePlayはiOS15などの公開当初は利用できず、今秋後半のアップデートで利用できるようにすると発表しています。
 
2. iPhoneやApple Watchが身分証に

 
アメリカの一部の州で発行された運転免許証などの身分証明書をiPhoneやApple WatchのWalletアプリに、Apple Payと同等の高いセキュリティを保って追加し、空港の保安検査場をスピーディーに通過できるようになります。
 
Appleは同機能について「2021年後半に利用できるようになります」と案内していますが、iOS15の開発者ベータでは開放されていません。
 
なお、身分証明書の追加に際しては、iPhoneでセルフィーを撮影して本人認証を行うことがわかっています。
 
3. アプリのプライバシーレポート

 
最近7日間に、どのアプリがiPhoneのカメラや位置情報などにアクセスしているかを確認できる新機能についてAppleは「iOS15へのアップデートが必要」と説明しており、iOS15の公開当初は利用できない模様です。
 
Appleは、アプリのプライバシーレポートについて以下の説明を公開しています。
 

「設定」の中のセクションでは、過去7日間で各アプリがあなたの位置情報、写真、カメラ、マイク、連絡先に何回アクセスしたかを確認できます。どのアプリが他社製ドメインにコンタクトしたか、どのくらい最近コンタクトしたかも表示されます。このレポートはアプリのプライバシーラベルを補完して、あなたのプライバシーが安心できる方法で扱われていることを確認できるようにするものです
 
4. オリジナルのEメールドメイン
iCloudメールを独自のドメインで利用できる同機能では、家族で同じドメインを共有することもできます。
 

 
iCloud+の一部として提供されるこの機能は、ベータ6の段階でリリースされておらず、Appleから詳細な説明もありません。
 
そのため、iCloud+のほかの機能と同様、ソフトウェアアップデートにより年内に利用可能になると考えられます。
 
5. CarPlayでの高精細3Dマップ

 
インタラクティブな3D地球儀による高精細なマップは、iOS15ベータで利用可能になっていますが、CarPlayには未対応です。
 
Appleは、CarPlayでの3D高精細ナビゲーションは後日提供予定と説明しています。
 
6. デジタル遺産プログラム

 
ユーザーが故人アカウント管理連絡先を指定しておけば、亡くなった後にユーザーのアカウントと個人情報にアクセスできます。
 
この機能は、iOS15ベータ4までは利用可能でしたが、ベータ5では利用できなくなっており、Appleは将来のリリースで提供すると案内しています。
 
7. ユニバーサルコントロール

 
MacのキーボードやマウスでiPadをシームレスに操作できるユニバーサルコントロールは、WWDC21における最大の見せ場だったかもしれません。
 
しかし、Appleはユニバーサルコントロールが提供される具体的な時期について明らかにしておらず、これまでのベータでも利用できない状態が続いています。
 
9to5Macは、同機能が利用できるようになるまで、しばらく待たなくてはならないだろう、とコメントしています。
 
 
Source:9to5Mac, Apple
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Apple、「iCloud for Windows 12.5」を公開

 
Appleは現地時間8月16日、Windows向けiCloudパスワードアプリを実装した「iCloud for Windows 12.5」を公開しました。
Windows向けiCloudパスワードアプリを実装
iCloudパスワードアプリを使用すると、WindowsユーザーはiCloudキーチェーンにアクセスできるようになり、ユーザー名やパスワードの追加、編集、コピー&ペースト、削除、検索が可能になります。Appleは今年1月にiCloud for Windowsの新バージョンをリリースし、Windows向けiCloudパスワードアプリの導入を示唆していましたが、これまで実装には至りませんでした。
 
iCloud for Windows 12.5では、Microsoft Edge及びWindows向けのChrome拡張機能「iCloudパスワード」がアップデートされ、Windows上でもSafariと同様にiCloudパスワードを自動入力できるようになっています。なお、Webサイト用に作成されたユーザー名とパスワードは、iCloudパスワードアプリに自動的に追加されます。
 
Windows上のiCloud‌キーチェーンのパスワードは暗号化されたデータベースに保管され、暗号化されたチャネルを通してブラウザ拡張機能に転送されます。
 
iCloudパスワードアプリは、iCloud for Windows 12.5に実装されており、Windowsユーザーは、Microsoft Storeからダウンロードすることができます。
 
 
Source:MacRumors
(m7000) …

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Appleのクラウドやヘルスケア部門でもエンジニアが続々退職との報道

 
AppleのiCloud、人工知能(AI)、ヘルスケア関連部門から、要職者を含むエンジニアの退職が相次いでいると報じられています。原因として、リモートワーク終了への反発や、職場に楽観的な雰囲気が薄れていることが挙げられています。
退職者が続出、研究開発に遅れも?
AppleのiCloud、人工知能、ヘルスケア部門に勤務していた多くのエンジニアが退職している、とBloombergのマーク・ガーマン氏が、ニュースレターPower Onで伝えています。
 
なかでも、ヘルスケアと人工知能部門の責任者エミリー・フォックス氏が大学での仕事に移り、2020年にNetflixからAppleに転職しクラウドインフラを担当していたラスラン・メッシェンバーグ氏がGoogleに移るなど、各部門を率いる責任者の退職は、開発への影響が懸念されます。
リモートワーク終了の方針や、内部のトラブルが原因か
退職者が相次ぐ理由についてガーマン氏は、リモートワークからオフィスでの勤務への移行を進めるAppleの方針への反発や、ヘルスケア部門などでは悲観的な雰囲気を挙げています。
 
一部のApple従業員からは、リモートワークを活用した柔軟な勤務体系が認められないなら退職するとの声もあがっていると報じられていました。
 
ヘルスケア部門では、Apple Watchへの搭載が期待される血糖値センサー開発などをめぐる内部の問題により、悲観的な空気が漂っているようだ、とガーマン氏は伝えています。
 
ガーマン氏は先日、Appleに勤務する複数のエンジニアからの情報として、スマートホーム関連部門の様子を、事業の明確な戦略がなく、現場にあまり楽観的な雰囲気がないと伝えていました。
 
また、ヘルスケア部門については、ヘルスケア担当副社長で医学博士のサンバル・デサイ氏の姿勢に反発する従業員が多いこともあり、ヘルスケアのサブスクリプションサービスの計画が進んでいないようだ、とThe Wall Street Journalが6月に報じていました。
 
 
Source:Bloomberg via AppleInsider
(hato) …

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