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Googleのスマホ、市場シェアは5%未満

 
Googleは今秋新たにフラッグシップスマートフォンPixel 6シリーズを発表する見通しです。しかし同社のスマホは決して売れているとはいえず、そのシェアも非常に低いことが、最新調査から明らかになりました。
Pixel 6シリーズを年内に発売するGoogle
Googleはこのほど、年内の発売を予定している次期スマホPixel 6およびPixel 6 Proのティーザー画像をTwitterに投稿しました。Pixel 6シリーズは、同社が独自開発したシステムオンチップ(SoC)「Google Tensor」を搭載します。
 
Android OSやブラウザを含むインターネット業界においては、圧倒的な存在感を誇るGoogleですが、自社ブランドを冠したスマホではあまり成功しているとは言えないようです。
スペインでのシェアは0.9%
Googleは2016年に、独自設計のPixelスマートフォンを発売しました。機能や価格では決して競合他社にひけを取らないにも関わらず、Pixelスマホの売上はSamsung、Apple、Xiaomiなどに大きく水をあけられています。
 
調査会社Statistaの最新調査によると、Pixelスマホの市場シェアは最も多いカナダでもわずか4.2%、スペインに至っては0.9%と、多くても5%にも満たないことが判明しました。調査は2020年7月〜2021年6月の期間中、各国につき1,900人〜5,500人の成人を対象にオンラインで実施されたものです。
 

 
 
Source:Statista
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Samsungの最新ディスプレイ搭載スマホ「iQOO 8」シリーズが8月17日に発売

 
中国ブランドiQOOの「iQOO 8」シリーズに、Samsungの最新E5 OLEDディスプレイパネルが搭載されることが明らかになりました。デバイスは8月17日に発売となります。
前モデルよりもより明るく、色彩表現が正確
「iQOO 8」シリーズに搭載されるディスプレイの解像度は3,200 x 1,440pで、低温多結晶酸化物(LTPO)ディスプレイ技術を用いたSamsung E5 AMOLEDパネルが使用されています。最新のE5は、E4と比べてより明るく、色彩表現がより正確であるとされています。
 
10ビット駆動のパネルで、10億色の表示が可能となっています。LTPOディスプレイが使用されていることから、リフレッシュレートは1Hz〜120Hzの間で調整できると推測されます。
Samsungの最新ディスプレイはGalaxy端末でデビューならず?
「iQOO 8」シリーズは8月17日に発売となります。SoCはSnapdragon 888+、12GBのLPDDR5 RAM、256GBのUFS 3.1内部ストレージが搭載され、120Wの急速充電にも対応となる見通しです。
 
Samsungの最新ディスプレイパネルが、同社のGalaxyシリーズでデビューとならないのは興味深い、とSamsungの動向に詳しいSamMobileはコメントしています。
 
 
Source:SPARROWS NEWS [1], [2] via SamMobile
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Galaxy S21の販売不調が原因?Samsungがモバイル事業のレビュー実施中

 
韓国メディアThe Elecが、Samsungの経営陣によるモバイル事業のレビューが8月末まで延長して行われていると報じました。このレビューは当初7月末に終了する予定でしたが、同社スマートフォンの販売台数が想定以下だったことからレビュー期間が延長されたようです。
Galaxy Sシリーズの販売台数が減少
Samsung経営陣による事業部ごとのビジネスレビューは4年〜5年おきに行われていると、The Elecが説明しています。
 
今回、モバイル事業のレビューが当初予定の7月末から8月末までに延長されたのには、Galaxy S21シリーズの販売台数が低調だったことが関係しているようです。
 
The Elecによれば、かつてのGalaxy Sシリーズは半期(6カ月)で3,000万台以上、Galaxy S20シリーズは2,000万台半ばの販売台数を達成しましたが、Galaxy S21シリーズの2021年上半期(1月〜6月)の販売台数は1,350万台にとどまったとのことです。
シェア低下により、サプライヤーとの関係も悪化?
また、5G対応スマートフォンのラインナップ拡充においてもSamsungは競合他社と比べて対応が遅れたと、同メディアは記しています。
 
Strategy Analyticsによれば、世界の5G対応スマートフォン市場においてSamsungのシェアは12.5%と4位で、1位のAppleの29.8%、2位のOPPOの15.8%、3位のVivoの14.3%に及びませんでした。
 
Samsung製スマートフォンの販売台数が予想を下回ったことに加え、同社のモバイル事業はサプライヤーとの問題も抱えているようです。
 
SamsungはGalaxy AシリーズなどにMediatekのチップを採用していますが、最近になってMediatekはSamsungに対し「全ての注文に応えることはできない」と伝えたようで、その原因として販売台数低迷による影響力低下が考えられるとThe Elecは指摘しています。
 
 
Source:The Elec
Photo:Samsung
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折りたたみスマホの出荷台数、2023年に10倍に~Samsungがシェアトップ

 
たためば小型ディスプレイのスマートフォン、広げれば大型ディスプレイのスマートフォンとして使える折りたたみスマートフォンは各社が発売していますが、まだまだニッチな存在です。
 
しかしながら、2023年には折りたたみスマートフォンの出荷台数が2021年の10倍になるとの予測が出てきました。メーカー別ではSamsungが圧倒的なシェアを維持するようです。
2021年には3倍、2023年には10倍になる折りたたみスマートフォン市場
調査会社のCounterpointによると、2021年の折りたたみスマートフォン出荷台数は約900万台と予測されています。
 
これは2020年比で3倍の成長だとのことです。
 
さらに、2023年には2020年比で10倍に成長すると予測されています。
 

 
メーカー別ではSamsungが2021年には88%以上、2023年でも75%近いシェアを占めて圧倒的なトップを保ちます。
 
Samsungの新しい折りたたみスマートフォンであるGalaxy Z Fold3とFlip3は従来に比べて安価であるとされており、この市場をけん引することが期待される存在です。
折りたたみiPhoneは2023年?
一方、Appleの折りたたみiPhoneはすぐに発売されるとは予測されておらず、2023年の発売が想定されています。
 
また、Googleは年内に折りたたみスマートフォンを発売するといわれています。
 
より多くのメーカーが参入し、より多くの折りたたみスマートフォンが製造されることで、コストが下がって消費者がより入手しやすくなることでしょう。
 
 
Source: Counterpoint via PhoneArena
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Xiaomi、史上初めてスマホシェアNo.1に~Counterpoint

 
売上が好調な中国のスマートフォンブランドであるXiaomiが、ついに史上初めて月間スマートフォン売上台数シェアNo.1の座に輝きました。しかしながら、シェア争いは僅差でSamsungとAppleが後ろから迫っており、このままXiaomiがトップの座を守り続けられるかどうかは不透明です。
2021年6月に史上初めてシェアNo.1になったXiaomi
調査会社のCounterpointによると、2021年6月にXiaomiが史上初めて月間スマートフォン売上台数シェアNo.1になりました。
 
同月のXiaomiのスマートフォン出荷台数は前月比26%増で、シェアは17.1%を獲得しています。
 

 
また、Xiaomiは2021年第2四半期(4月~6月)のスマートフォン出荷台数でも世界第2位、ヨーロッパではシェアNo.1となっており、2011年の創業以来累計で8億台近いスマートフォンを販売しているとのことです。
供給難でシェアを落としたSamsung
一方、Samsungは工場を持つベトナムでの新型コロナウイルスの流行により、供給難に陥りました。
 
このため、2021年6月はシェア15.7%の2位に転落しています。
 
今後はベトナムの状況が改善されるかどうかによって、Xiaomiがトップの座を守り続けるのか、Samsungが再びトップに立つのかが変わりそうです。
 
Appleはシェア14.3%で第3位につけています。
 
 
Source: Counterpoint via Gizchina
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折りたたみiPhoneの発売が遅れている理由は?海外メディアが推察

 
iDrop Newsが、発売されるまでまだ数年かかると噂の折りたたみiPhoneについて、折りたたみスマートフォン市場の現状も踏まえて推察しています。
折りたたみiPhoneの登場は2023年以降?
Bloombergのマーク・ガーマン記者は、折りたたみiPhoneが発売されるまでには少なくとも2年〜3年かかると伝えています。
 
また、アナリストのミンチー・クオ氏は、折りたたみiPhoneの登場時期を2023年と予想していました。
 
SamsungはGalaxy Z Fold3およびGalaxy Z Flip3の発表を控えており、Googleも折りたたみGoogle Pixelを年内に発売、巻き取り型ディスプレイ搭載Google Pixelを開発中とみられています。
 
そうした状況下で、折りたたみiPhoneの登場が遅れている理由をiDrop Newsが推察しました。
新技術の導入に慎重なApple、サプライヤー数が少ないことも原因か
iDrop Newsはまず、Appleは新技術や新機能の導入に慎重であることを指摘しています。
 
また、折りたたみスマートフォンの耐久性はまだ低く、Appleの品質基準を満たすのは難しい可能性もあわせて記しています。
 
更に、折りたたみスマートフォンの価格が高すぎることも、早期の発売を検討するのを難しくしている理由と考えられます。Appleは折りたたみiPhone用のディスプレイをSamsung Displayから購入するとも噂されていますが、サプライヤーの選択肢が少ない現状では、ある程度言い値で買わざるを得ないかもしれません。
 
そうなれば、部品の仕入れ価格は高く、それに利益を上乗せするとあまりにも本体価格が高額過ぎて消費者からの人気を獲得できないかもしれません。対して、利益を抑えればAppleにとって旨味のないビジネスになります。
数年後に発売されたら人気を集めるはず
iDrop Newsは、Samsungの折りたたみスマートフォンの存在感が高い現状は参入時期として適切でないとし、各社の折りたたみスマートフォンが一定の市場を形成する2年〜3年後であれば「Samsungの真似をした」と言われることもなく、適切な時期だろうと記しています。
 
数年後の登場が期待される折りたたみiPhoneの価格は高いだろうが、素晴らしいデザインを備えた信頼性の高いデバイスとして人気を集めるだろうと、同メディアは期待を示しています。
 
 
Source:iDrop News
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Vivoも「VIVOCARD」の商標出願〜Apple Cardのライバルとなるか?

 
AppleによるGoldman Sachsとの提携カードApple Cardを皮切りに、テック企業によるカード業界への参入がトレンドとなっています。今回、中国ブランドVivoが「VIVOCARD」の商標出願を行ったことが明らかになりました。
どのようなサービスかは不明
2021年7月28日付けで国家知識産権局(CNIPA)に出願された、Vivoの「VIVOCARD」の商標が出願番号58046996、国際規格分類36として公開されました。
 

 
具体的にどのようなサービスとなるかは現時点ではわかっていません。
同じく中国のOppoも商標を出願済み
Apple Cardに続く形で、Samsungが「Samsung Pay Card」を展開し、中国ブランドOppoも「Oppo Card」の商標出願を行っています。
 
Huaweiも中国国内で「Huawei Card」なるサービスをすでに開始しており、テック企業によるカード業界への参入はひとつのトレンドとなっているようです。
 
 
Source:DroidMaze via MacRumors
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Galaxy S21 FEの米国モデルの本体カラーは4種類、T-Mobileが発売か

 
Samsung Galaxy S21 FEの米国モデルの本体カラーは4種類で、T-Mobileから発売されるとの情報がTwitterに投稿されました。
噂通り4種類の本体カラーでT-Mobileから発売か
リーカーのマックス・ワインバック氏がTwitterに、「T-Mobileから発売されるGalaxy S21 FEの本体カラーは4種類」と投稿しました。
 

T-Mobile will have 4 S21 FE colors
— Max Weinbach (@MaxWinebach) August 3, 2021

 
T-Mobileが発売する4色の内訳は、「グレー」「ライトグリーン」「ライトバイオレット」「ホワイト」になるようです。
8月のイベントで発表されると予想
Galaxy S21 FEは半導体不足の影響を受け一時的に生産停止、その影響は解消されていないようで供給数の問題から販売地域が限定されると噂されています。
 
GizmoChinaは、Galaxy S21 FEはSamsungが来月開催するイベント「Galaxy Unpacked」で発表されると予想しています。
 
 
Source:GizmoChina
Photo:LetsGoDigital
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GoogleのWear OS 3、将来的にはAmazon Alexaにも対応か

 
Googleが提供するスマートウォッチ向けOS「Wear OS」は、現時点ではGoogle Assistantにしか対応しませんが、次期OS「Wear OS 3」は、SamsungのBixbyなど、その他の音声アシスタントにも対応するようです。
Galaxy Watch 4は2つの音声アシスタントに対応?
Wear OS 3は、GoogleのWear OS by Googleと、Samsungのスマートウォッチ向けOS「Tizen」を統合したものです。
 
Samsungは今月発表見込みのGalaxy Watch 4シリーズに、この最新OSであるWear OS 3を搭載する見通しですが、同シリーズでは音声アシスタントとして、Google AssistantだけでなくBixbyも使用可能になると、リーカーのSnoopy氏(@_snoopytech_)が伝えています。
 

Also: Google Assistant or Bixby
— Snoopy (@_snoopytech_) August 2, 2021

「別のアシスタント」に対応
米メディア9to5Googleがアンドロイドアプリケーションパッケージ(APK)を分析したところ、Wear OSアプリ内に、Googleがウェアラブル(例:スマートウォッチ)において、「別のアシスタント(alternate assistant)」をサポートすることを示唆するリファレンスが見つかりました。
 
com.google.android.wearable.alternate_assistant
 
現時点で見つかったのはこのコードのみですが、この「別のアシスタント」というのが、Wear OS 3がBixbyにも対応することを意味しているのではないかと、9to5Googleは推察しています。
 
となると気になるのは、Bixby以外の音声アシスタント、特にAmazonのAlexaにも対応する可能性です。現在Alexaは、Fitbitでは利用することができます。
 
 
Source:9to5Google
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Snapdragon Wear 5100が開発中?~次世代スマートウォッチ向けSoC

 
今年はGoogleからWear OS 3のリリースが予定されていたり、Samsungが独自システム・オン・チップ(SoC)の新型であるExynos W920をリリースしたりと、スマートウォッチ業界には大きな変化が訪れそうです。
 
そんななか、Qualcommの新型スマートウォッチ向けSoCの情報が出てきました。このチップはSnapdragon Wear 5100という名前のようです。
Snapdragon Wear 4100の後継であるSnapdragon Wear 5100
XDA Developersによると、Qualcomm製チップのオープンソース開発を行っているCode Aurora Forumに、ビルドIDが「LAW.UM.2.0-00700-SW5100.0」であるコードがアップロードされました。
 

 
この「LAW」は「Linux Android Wear」を、そして「SW5100」は「Snapdragon 5100」を表しており、Qualcommの新型スマートウォッチ向けSoCがSnapdragon 5100という名前であることを示しているとのことです。
 
このフォーラム上では、Snapdragon Wear 2100や4100向けのビルドに同じ「LAW」という頭文字がつけられています。
Cortex-A73を搭載?
Snapdragon Wear 5100はコードネーム「Monaco」と呼ばれており、「Bengal」と呼ばれるプラットフォームをベースにしています。
 
「Bengal」はスマートフォン向けSoCであるSnapdragon 662と460のプラットフォームのことであり、これらはどちらもArm Cortex-A73を4コアとCortex-A53を4コア搭載するものです。
 
Snapdragon Wear 5100はArm Cortex-A73を4コアのみ搭載するとみられますが、Snapdragon 4100のCortex-A53からはCPU性能がアップグレードされます。
 
Snapdragon Wear 4100はWear OS 3が動作可能であると正式発表されており、後継であるSnapdragon Wear 5100も同様でしょう。
 
Wear OS 3対応SoCに関しては、SamsungもExynos W920と呼ばれるチップを開発しているといわれています。
 
 
Source: XDA Developers via 9to5Google
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Pixel 6に搭載のTensorチップはSamsung 5nmプロセスで製造?

 
Googleから発売が正式に発表されたPixel 6には、Googleが独自開発したTensorと呼ばれるシステム・オン・チップ(SoC)が搭載されます。このTensorはSamsungの5nmプロセスで製造されるという情報が入ってきました。
Snapdragon 888と同じプロセスで製造されるTensor
Nikkei Asiaの報道によると、GoogleのTensorはSamsungの5nmプロセスで製造されます。
 
このSamsungの5nmプロセスは、QualcommのフラッグシップSoCであるSnapdragon 888や、SamsungのフラッグシップSoCであるExynos 2100と同じプロセスです。
 
また、AppleのA14 BionicやM1チップも、Samsungではなく、TSMCですが、同じ5nmプロセスで製造されています。
Pixel 5に対して高い性能とエネルギー効率が期待できる
半導体製品は一般に、プロセス世代が進むと動作周波数が高くなり、エネルギー効率も高くなります。
 
Pixel 6の前世代のPixel 5は7nmプロセスで製造されるSnapdragon 765Gを採用していましたので、5nmに進化したPixel 6には期待できそうです。
 
GoogleはTensorの開発に4年を費やしたといわれています。まだ詳細な仕様はベールに包まれており、公開が待たれます。
 
 
Source: Nikkei Asia via 9to5Google
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iPhone13向け部品の出荷数が大幅増〜5Gミリ波対応モデルと中国市場向けが増加

 
台湾メディアDigiTimesが、iPhone13シリーズ(iPhone12sもしくはiPhone12Sとの噂もあり)向け部品の出荷数が大幅に増えていると報じました。
5Gミリ波対応モデル販売地域拡大に伴う関連部品の需要増
DigiTimesが業界関係者から入手した情報によれば、iPhone13シリーズ向け部品の出荷数が大幅に増えているようです。
 
その要因として、5Gミリ波対応モデルの生産数が大幅に増えていること、中国市場向け5G対応端末の需要が堅調であることを関係者はあげています。
中国市場における5G対応モデルの潜在需要
関係者は、中国市場においてHuaweiがハイエンドスマートフォンから撤退したことによる恩恵を最も受けているのはApple(iPhone)で、端末価格が600ドル(約66,000円)〜800ドル(約88,000円)以上のセグメントにおいてSamsungやOPPO、Vivo、Xiaomiを上回る勢いだと伝えています。
 
現在、中国における5G対応端末の普及率は30%未満であるため、Appleは今後、5G対応iPhoneの出荷台数を増やすことを検討しているようです。
 
 
Source:DigiTimes
Photo:Apple Hub/Facebook
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2021年後半はOSのシェア争いが激化?Chromebookがさらに出荷台数を増やす

 
Chromebookが2021年第2四半期(4月~6月)にさらにシェアを伸ばしました。前年同期比75%増を記録し、特に教育分野での地位は安定しています。
 
2021年後半にはWindows 11がリリースされたり、新型Appleシリコン搭載Macの発売がうわさされたりしており、パソコン用OSのシェア争いが激化しそうです。
75%増の1,190万台を出荷したChromebook
調査会社のCanalysによると、2021年第2四半期にChromebookは世界で1,190万台出荷されました。これは、前年同期比75%増の出荷台数です。
 

 
2021年第1四半期(1月~3月)の350%増という成長率に比べると見劣りするものの、依然として高い成長率を誇っているといえます。
 
メーカー別では、HPが前年同期比115.7%増の432万台を出荷し、シェアトップの座を維持しました。
 

 
また、5位のSamsungが324.4%増と、高い成長率を見せています。
2021年後半はパソコン用OSのシェア争いが激化?
Chromebookは教育分野でその地位が安定していますが、Googleはさらにビジネス向けでChromebookのシェアを伸ばそうとしています。
 
そのために、Google Workspaceに新しい「Individual」と呼ばれるプランを用意したり、古いパソコンをChromebookとして利用するためのCloudReadyライセンスのプロモーションを行ったりするなど、この分野に力を入れているようです。
 
ただ、2021年後半にはChromebookの成長が鈍化し、2022年にはマイナス成長になるという予測があります。
 
一方、2021年後半にはMicrosoftはWindows 11のリリースを予定していたり、Appleも新しいAppleシリコン搭載Macの発売がうわさされていたりするなど、パソコン用OSのシェア争いが激化しそうです。
 
 
Source: Canalys via Gizchina
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Xiaomiが史上初めてヨーロッパスマートフォン市場でトップに~2021年第2四半期

 
Xiaomiの勢いはとどまるところを知りません。2021年第2四半期(4月~6月)のヨーロッパスマートフォン市場において、長年トップだったSamsungを抜き首位の座を獲得しました。
 
Appleも前年同期比15.7%増と好調でしたが、OPPOとrealmeを含む中国ブランドはそれを大幅に上回る成長を見せています。
1,270万台の出荷で首位を獲得したXiaomi
調査会社のStrategy Analyticsによると、2021年第2四半期のヨーロッパ市場において、Xiaomiが1,270万台を出荷しシェアランキングトップに躍り出ました。
 

 
一方、長年トップを守っていたSamsungは前年同期比-7%の1,200万台で2位に転落しました。
 
Xiaomiは特にロシア、ウクライナ、スペイン、イタリアで高い需要があるとのことです。
 
Xiaomiは2021年第1四半期に初めてヨーロッパでシェアランキング2位になったばかりであり、急速な成長を見せています。
ヨーロッパで躍進する中国ブランド
Appleも前年同期比15.7%増の960万台のiPhoneを出荷し、好調でした。
 
しかしながら、Xiaomiは67.1%増、OPPOは180.0%増、realmeは1800.0%増と、これを大きく上回る成長率であり、中国ブランドの躍進が見られます。
 
また、シェアランキングには入っていませんが、OPPOグループのOnePlusも2021年上半期にヨーロッパで304%の非常に高い成長率を見せました。
 
 
Source: Strategy Analytics
Photo: Pixabay
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ベトナムスマホ市場でAppleがシェアランキング5位に浮上~2021年第2四半期

 
経済成長が著しいベトナムにおいて、Appleがスマートフォンのシェアを伸ばしています。2021年第2四半期(4月~6月)のベトナムスマートフォン市場において、Appleがシェアランキング5位に浮上しました。
 
ベトナムでは5G通信のインフラがまさに立ち上がろうとしているところであり、今後さらにiPhoneのシェアが伸びる可能性があります。
シェア7%で5位に浮上したApple
調査会社のCounterpointによると、2021年第2四半期におけるベトナムスマートフォン市場の出荷台数は、前年同期比で11%増でした。
 
最初の2ヶ月は順調に推移したものの、6月にベトナムで新型コロナウイルスの症例が過去最高の頻度で発生したため、出荷数が大幅に減少したとのことです。
 
メーカー別では、Appleが7%のシェアを獲得し、シェアランキング5位に浮上しました。
 

 
ベトナムの消費者はiPhoneに対して強いあこがれを抱いており、それがiPhoneの販売を後押ししているとのことです。
 
また、ベトナムでは5G通信の試験が開始されており、今後5Gネットワークが整備されるとみられます。
 
現在、ベトナム市場における5G通信対応スマートフォンのシェアは14%ですが、今後はこのシェアが拡大し、5G通信に対応したiPhoneの販売数もさらに増加することが期待されます。
中国ブランドが約半分を占めるベトナム市場
他メーカーに目を向けると、中国ブランドの強さが目立ちます。
 
首位こそ37%のシェアでSamsungが堅持したものの、Xiaomiが大きくシェアを伸ばし2位に入り、OPPOやVivoがそれに続いています。
 
中国ブランドのシェアは全体の約半分を占めるとのことです。
 
 
Source: Counterpoint
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Samsung、折りたたみタブレットを開発中か〜新たな特許を取得

 
Samsungが、米国特許商標庁(USPTO)において、ディスプレイが折りたたみ可能なタブレットに関する新たな特許を取得したことがわかりました
折りたたみスマホだけでなくタブレットも開発中
Samsungは、現地時間8月11日に開催するイベント「Galaxy Unpacked」で、Galaxy Z Fold3、Galaxy Z Flip3の2モデルの折りたたみスマートフォンを発表する見通しです。
 
今回USPTOが公開した特許申請書は、同社が折りたたみスマホに加え、折りたたみ可能な大型ディスプレイを搭載したタブレットの開発を進めていることを示すものです。
 
折りたたみタブレットについては、Samsungは今年2月にも関連する特許を取得しています。
折りたたみタブレットに関する2つの特許
GizChinaによると、USPTOが公開した特許は2つで、ひとつは「タブレットコンピューター(Tablet computer)」、もうひとつは「遷移するグラフィカルユーザーインターフェースを搭載した折りたたみ携帯電話(Foldable mobile phone with transitional graphical user interface)」というタイトルがついています。
 
1つめの特許は、画面を折りたたむタブレットについて説明しています。画面中央部分の側面には、USB-Cポートが設置されるようです(トップ画像)。
 
2つめの特許に掲載されている画像の折りたたみタブレットには、右上にノッチがあります。ここにセンサーやインカメラが内蔵されるようです。
 

 
画面を内側に折りたたむと、カバーとなる片方には画面、もう片方には縦に3つ並んだリアカメラがあります。またこのカバー側の画面の上部にも、カメラが搭載されています(横に並んだ3つの丸)。
 

 
どちらの特許もデザイン分野で登録されているため、技術的な特徴に関する説明はありません。
 
 
Source:USPTO(1), (2) via GizChina
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【8月1日時点】iPhone13シリーズに関する噂とリーク情報まとめ〜量産開始か

 
「iPhone13シリーズ」(iPhone12sおよびiPhone12Sとの噂もあり)に関する、2021年8月1日午前13時30分時点での、リーク情報や噂に基づく予想スペックは下記の通りです。
iPhone13リーク情報まとめ 2021年8月1日午前13時30分時点
iPhone13シリーズ用バッテリーは、日産とEV用バッテリーを研究開発中のサプライヤーが供給するようです。
 
この1週間で多く伝えられた情報は、iPhone13シリーズが搭載する各種部品のサプライヤーに関するものと、半導体不足に関するものでした。
 
iPhone13シリーズの量産は、今月から本格化する見通しです。
 
各項目の元記事は、項目名のリンクからご確認ください。
 
▼ 基本情報
▼ ディスプレイ
▼ カメラ
▼ 価格/予想外寸
▼ 発表/予約受付開始/出荷開始日
 
基本情報

 

モデル名 (注1)
iPhone13 mini
iPhone13
iPhone13 Pro
iPhone13 Pro Max

コードネーム

D16

D17

D63

D64

モデル番号

不明

先代機
iPhone12 mini
iPhone12
iPhone12 Pro
iPhone12 Pro Max

SoC

A15 Bionic(6コア)

SoC仕様
2つの高性能コア/4つの高効率コア、GPUコア数が5つに増加

RAM

4GB

6GB

生体認証

Face ID

外部接続端子

Lightning端子(25W急速充電対応)

5G対応

5Gミリ波とサブ6GHz対応

Wi-Fi

Wi-Fi 6E

 
*注1:モデル名は、サプライヤー間ではiPhone13(iPhone13シリーズ)と呼ばれているようですが、リーカーなどはiPhone12sもしくはiPhone12Sになると予想しています。
 
ディスプレイ

 

モデル名
iPhone13 mini
iPhone13
iPhone13 Pro
iPhone13 Pro Max

対角長(インチ)
5.4
6.1
6.1
6.7

OLEDパネル供給元
Samsung DisplayLG Display
Samsung DisplayLG DisplayBOE
Samsung Display

ノッチのサイズ

iPhone12シリーズよりも横幅が約33%もしくは26%短くなる

タッチフィルム

Y-OCTA

リフレッシュレート

60Hz

120Hz(ProMotionディスプレイ)

その他

常時点灯ディスプレイ(注2)

 
*注2:Bloombergのマーク・ガーマン記者も、iPhone13 Proシリーズへの常時点灯ディスプレイ搭載を予想しています。
 
カメラ

 

モデル名
iPhone13 mini
iPhone13
iPhone13 Pro
iPhone13 Pro Max

リアカメラ
2眼(広角、超広角)1,200万画素(5P) + 1,200万画素(7P)f/1.8
3眼(望遠、広角、超広角)1,200万画素(7P) + 1,200万画素(6P) + 1,200万画素(6P)f/1.6、超広角にオートフォーカス搭載
3眼(望遠、広角、超広角)1,200万画素(7P) + 1,200万画素(6P) + 1,200万画素(6P)f/1.5超広角にオートフォーカス搭載

手ぶれ補正機構

センサーシフト光学式手ぶれ補正機構

LiDAR
未搭載(計画あったが断念)(注3)

フロントカメラ

1,200万画素(5P)

ビデオ撮影
センターフレーム(Center Stage)、ポートレート動画、天体撮影

 
*注3:Wedbush証券のアナリスト、ダニエル・アイブス氏はLiDAR搭載と1TB(Proシリーズ)をラインナップすると予想
 
価格/予想外寸/本体カラー

 
iPhone13シリーズの米国での販売価格は、iPhone12シリーズと同じと噂されています。
 
iPhone12シリーズ発売時の平均的な為替レートである105円をもとに、現在の為替レート110円で試算すると、iPhone13シリーズの販売価格は下記のようになりそうです(iPhone12シリーズの税別価格/105*110+消費税10%)。
 

 

モデル名
iPhone13 mini
iPhone13
iPhone13 Pro
iPhone13 Pro Max

本体素材

アルミニウム

ステンレス

バッテリー容量(mAh)
2,405
3,095
3,095
4,352

バッテリー供給元

Sunwoda Electronic

高さ(ミリ)

iPhone12シリーズと同じ

幅(ミリ)

iPhone12シリーズと同じ

厚さ(ミリ)本体 / リアカメラ部
7.57 / 10.07

7.53 / 10.36
7.65 / 11.27

本体カラー新色

オレンジ

マットブラック、ピンク(注4)、ローズゴールド、サンセットゴールド

 
*注4:iPhone13 Proシリーズにラインナップされると噂の新色ピンクは、ローズゴールドと同一の可能性があります。
 
発表/予約受付開始/出荷開始日

 

モデル名
iPhone13 mini
iPhone13
iPhone13 Pro
iPhone13 Pro Max

発表日

9月14日(火):日本時間9月15日(水)午前2時〜もしくは9月7日(火):日本時間9月8日(水)午前2時〜

予約開始日

9月10日(金)か9月17日(金)(注5)

発売日

9月17日(金)か、9月24日(金)

 
*注5:予約開始日は、発表日および発売日に関する噂をもとに、過去の事例から筆者が推測した日時です。
 
 
Photo:Apple Hub/Twitter, Apple Hub/Facebook, Matt Talks Tech/YouTube, mydrivers, Appledsign/Facebook (1), (2), 9TechEleven(@9techeleven)/Twitter, Tech Limited(@TechLimitedOne)/Twitter
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Galaxy Z Fold3のレンダリング画像をリーカーが投稿〜カラーは3色

 
リーカーのIce universe氏が、8月のイベントで発表見込みのSamsungの新型折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold3」のレンダリング画像をWeiboに投稿しました。
8月11日のイベントで発表
Samsungは、米国東部標準時8月11日午前10時(日本時間8月11日午後11時)から開催するGalaxy Unpackedイベントで、Galaxy Z Fold3、Galaxy Z Flip3の、2モデルの折りたたみスマートフォンを発表します。
 
そのGalaxy Z Fold3の明瞭なレンダリング画像計9枚を、リーカーのIce universe(i冰宇宙)氏がWeiboに投稿しました。
 
画像は、3カラーの各モデルにつき3枚で、畳んだ状態、広げて背面から見た状態、広げてディスプレイ側から見た状態を写したものとなっています。
 
これまでの情報では、Galaxy Z Fold3のカラーは「ブラック」「ホワイト(シルバー)」「グリーン」の3種類と伝えられています。ここではホワイト(シルバー)モデルの全画像3枚と、ブラック、グリーンのそれぞれ背面から写したものを1枚ずつ掲載しています。
 

 

 

 

 
 
Source:i冰宇宙/Weibo
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Samsung、東京オリパラ選手全員にGalaxy S21の限定版を無料配布

 
東京オリンピック・パラリンピックに参加する17,000人の選手に対し、SamsungがGalaxy S21 5Gのオリンピック限定バージョンを無料で配布したことが分かりました。
東京オリンピック選手限定モデル
今回の東京オリンピックとパラリンピックに出場する選手たちは、手にはSamsungのGalaxy端末、胸には思い出、そして運が良ければメダルを国に持って帰ることができます。
 
Galaxy S21 5Gの配布は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のために、東京オリンピックの開催が当初予定されていた2020年から2021年へと一年遅れたことが大きく影響しているでしょう。2020年であれば、最新デバイスはGalaxy S20シリーズだったからです。
 
Galaxy S21の選手用限定モデルはブルーのボディで、背面にオリンピックリングかパラリンピックのスリーアギトス(パラリンピックのシンボル)をあしらっているのが特徴です。
 

 
またオリンピック・パラリンピック村には、Galaxy Athlete Loungeと呼ばれる専用のラウンジも用意されています。Samsung製品のショールームも兼ねており、選手や家族、友人の交流が可能とのことです。
1988年から続いている端末配布
Samsungは1988年のソウルオリンピック以来、毎回のようにオリンピック用の専用端末を選手に提供してきました(もちろん当時配布されたのは携帯電話でスマートフォンではありません)。オリンピックでは2014年のソチオリンピック以降、パラリンピックでは2018年の平昌パラリンピック以降、すべての出場者が無料でスマートフォンを受け取っています。
 
同社のステファニー・チョイ上級副社長は「東京2020では5G機能を搭載した最新のGalaxyデバイスなど、当社の革新的なモバイル技術を通じ、アスリートとファンが繋がり、大会の興奮を体験できる機会を提供している」と語っています。
 
 
Source:PhoneArena,Samsung
(kihachi) …

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Galaxy Z Fold3がサポートすると噂のSペンProの仕様が判明か

 
SamMobileがリーカーからの情報として、Galaxy Z Fold3がサポートすると噂のSペンProの仕様を伝えました。
4,096段階の筆圧感知機能搭載か
リーカーのChun氏(@chunvn8888が、SペンProの仕様に関する予想を伝えました。
 
SペンProはGalaxy S21 Ultraと同時に発売されたSペンとは異なり、Bluetooth LE接続機能が搭載されるようです。
 
これにより、SペンProでは画面をタップしたり、文字を書いたりするだけではなく、スタイラスを使ってメディアを操作したり、写真を撮ったりすることができるようになるようです。
 
Chun氏(@chunvn8888)によれば、SペンProは、Galaxy Z Fold3のディスプレイを傷つけることがないよう特別に設計、0.7ミリのペン先と4,096段階の筆圧感知機能を備えているとのことです。
 

S Pen Pro:0.7 mm tip4096 pressure pointsCan be used with Z Fold3 without damaging the screenCharges via USB CAttaches magnetically with a few cases at the back of phonesPrice around 70 bucks in the UK? https://t.co/qed83EZ936 pic.twitter.com/IKLzXqA0KZ
— Chun (@chunvn8888) July 27, 2021

 
ケース背面に磁気で貼り付けておける?
Chun氏(@chunvn8888)はまた、SペンProはGalaxy Z Fold3用ケースの背面に磁石で張り付けておくことができると伝えています。
 
SペンProはGalaxy Z Fold3とともに、Samsungが来月開催するイベント、「Galaxy Unpacked」で発表されるとみられています。
 
 
Source:SamMobile via Tom’s Guide
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iPadの出荷台数、Chromebookの合計を上回る~2021年第2四半期

 
タブレット市場で人気のiPadシリーズは2021年第2四半期(4月~6月)もトップシェアを維持しました。その合計出荷台数は全Chromebookの合計を上回っています。
1,290万台を出荷したiPadシリーズ
調査会社のIDCによると、2021年第2四半期のタブレット市場は前年同期比4.2%増の4,050万台を出荷しました。
 
そのなかでAppleはシェア31.9%の1,290万台を出荷しています。
 

 
同期間におけるChromebookの出荷台数の合計は1,230万台なので、iPadシリーズだけでChromebook全体の出荷台数を上回っていることになります。
 
一方、タブレットメーカーのなかで最も成長率が高かったのはLenovoで、前年同期比64.5%増となりました。
 
CounterpointのデータでもLenovoの高い成長率が報告されています。
 
IDCは、タブレット市場は依然として活況を呈しているものの、以前のような急成長に比べると減速がみられるとしています。
 
また、消費者向けのタブレット端末の需要は、ChromebookやPCなどよりもはるかに早く減速する可能性が懸念されるとのことです。
依然として需要が高いChromebook
2021年第2四半期のChromebook市場は、前年同期比68.6%増の1,230万台を出荷しました。
 

 
依然として需要が高い状態が続いてはいますが、半導体不足の影響で各メーカーは利益率の高いWindowsノートパソコンを優先して製造しており、成長率が低く抑えられています。
 
メーカー別では前年同期比115.7%の成長を見せたHPが430万台を出荷し、シェアトップでした。
 
また、Samsungも179.2%と非常に高い成長を見せ、シェアランキング5位に食い込んでいます。
 
 
Source: IDC via Patently Apple
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2021年4月〜6月の世界タブレット出荷、iPadが35%のシェアを獲得

 
2021年第2四半期(4月〜6月)における世界タブレット出荷台数の推計値を調査会社Strategy Analyticsが発表しました。iPadシリーズの出荷台数は1,580万台でシェア35%を獲得してトップの座を維持しています。
5四半期連続で伸び続けるタブレット市場
Strategy Analyticsによると、2021年第2四半期(4月〜6月)における世界タブレット出荷台数は4,520万台で、前年同期比で5%のプラス成長となりました。プラス成長は5四半期連続です。
 
コロナ禍による在宅勤務、在宅学習の需要を受けて伸びているタブレット市場ですが、世界的な半導体不足の影響も受けており、直前の四半期(1月〜3月)からはほぼ横ばいでした。2021年度後半には、各メーカーが需要の高まりと供給不足にどう対応するかが試される可能性もある、とStrategy Analyticsは指摘しています。
タブレット上位4社が2桁増と好調
タブレット出荷台数トップ4のApple、Samsung、Lenovo、Amzaonの4社が、前年同期から2桁成長を記録しています。
 

 
Apple(iPadシリーズ)の出荷台数は1,580万台で、前年同期比で11%増加しています。出荷台数シェアは35%と堂々のトップを維持しています。
 
なお、MM総研によると、iPadシリーズは日本でGIGAスクール構想用端末としてシェア28.1%を獲得してトップとなっています。
 
しかし、Appleのルカ・マエストリ最高財務責任者(CFO)は先日の業績発表で、7月〜9月の四半期にはiPhoneとiPadが半導体不足の影響を受け、売り上げに影響が出る可能性がある、との見通しを示しています。
 
SamsungはAndroidタブレットメーカーとしてトップの820万台を出荷、前年同期比19%の伸びを記録しました。
 
Lenovoは、中国以外の地域でHuaweiのシェアを奪うことに成功した結果、前年同期比67%となる470万台を出荷しました。
 
Amazonは、2021年6月に2日間にわたって開催されたプライムデーセールの効果で前年同期比49%増の420万台を出荷しています。
 
上位4社が出荷台数を伸ばした一方、アメリカによる禁輸措置の影響を受けたHuaweiは前年同期比57%減の210万台と、大幅に出荷台数を減らしています。
 
 
Source:Strategy Analytics
Photo:Apple
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iPhone13シリーズが搭載して欲しい、Galaxyが搭載済みの機能 5選

 
Tom’s Guideが、Samsung Galaxyシリーズが搭載済みで、iPhone13シリーズ(iPhone12sもしくはiPhone12Sとの噂もあり)に導入されるのを期待したい機能を5つ紹介しています。
Galaxyシリーズは搭載済み、iPhoneは未搭載の5つの機能
Tom’s Guideが紹介している、Galaxyシリーズが搭載済みでiPhone13シリーズへの導入を期待したい5つの機能は以下のとおりです。
 
リフレッシュレート120Hz
iPhone13 Proシリーズでは、リフレッシュレート120Hzが実現すると噂されていますが、Galaxy S21シリーズは搭載済みです。
 
iPhone13 Proシリーズには低温多結晶酸化物(LTPO:Low Temperature Polycrystalline Oxide)有機EL(OLED)ディスプレイが搭載されることで、リフレッシュレート120Hzが実現される見通しです。
 
常時点灯ディスプレイ
常時点灯ディスプレイもリフレッシュレート120Hzと同様に、LTPOディスプレイ搭載により実現される可能性が高そうです。
 
もっとも、LTPO技術の特許をもっているのはAppleであることから、他社に先行して導入しないのはコストの問題とも考えられます。
 
ディスプレイ下指紋認証
Tom’s Guideは、Galaxy S21に搭載されているようなディスプレイ下指紋認証もiPhone13シリーズに導入すべきと指摘していますが、実現する可能性は低そうです。
 
Appleが最近取得した特許情報から、同社はGalaxy S21のような超音波式指紋認証だけではなく光学式指紋認証も研究しているようです。
 
倍率の高い光学ズーム
Galaxy S21は光学3倍ズームと30倍のデジタルズーム、Galaxy S21 Ultraは100倍ズームを搭載しているとし、iPhone13シリーズにも同様の高倍率光学ズームを搭載すべきとTom’s Guideは記しています。
 
この機能もiPhone13シリーズで実現することはなく、2022年のiPhone14(仮称)が搭載するとアナリストのミンチー・クオ氏が伝えていました。
 
急速充電のワット数向上
Galaxy S21シリーズはUSB-C PDによる25ワット(W)での急速充電が利用可能です。
 
iPhone13シリーズも25W急速充電に対応すると噂されています。
新技術に対する両社の考え方の違いか
Appleは新しいテクノロジーを他社に先駆けて採用することはなく、市場の評価を見ながら開発し、ユーザーが驚くような製品に仕上げてから発売すると、海外メディアが指摘していました。
 
AppleとSamsung、両社の考え方の違いが新機能の導入時期に現れているのかもしれません。
 
また、LTPOディスプレイはSamsungが製造していること、高倍率光学ズームのペリスコープレンズ搭載カメラもSamsung製になると噂されていることから、部品の仕入れ単価の違いも関係しているのかもしれません。
 
 
Source:Tom’s Guide
Photo:Vova LD(@ld_vova)/Twitter
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2021年4月〜6月の世界スマホ出荷、iPhoneが前年同期比30%増と好調

 
2021年第2四半期(4月〜6月)における、世界のスマートフォン出荷台数の推計値を、調査会社CounterPoint Researchが発表しました。Xiaomiが大きくシェアを伸ばしたほか、例年はこの時期に出荷台数が減少する傾向のあるiPhoneは、iPhone12シリーズの好調により前年同期比30%の伸びを記録しています。
世界のスマホ出荷台数は前年同期比19%増
CounterPoint Researchによると、2021年4月〜6月における世界全体のスマートフォン出荷台数は3億2,900万台で、前年同期比で19%増加していますが、直前の四半期(1月〜3月)からは7%減少しています。
 
CounterPoint Researchは、直前期からの出荷台数減少の要因を、世界的な半導体不足と、アジアや欧州でのコロナ禍による行動制限だろうと推測しています。
メーカー別シェア、Xiaomiが躍進
メーカー別では、出荷台数トップは5,800万台を出荷したSamsungで、シェアは約18%でした。
 
2位は初めて出荷台数5,000万台を突破したXiaomi(シェア約16%)、3位はApple(同約15%)、4位がOPPO(同約10%)、5位がVivo(同約10%)でした。
 

 
Samsungはシェアトップの座を維持しているものの、前年同期比でシェアを3ポイント落としています。
 
一方、Xiaomiは中国、東南アジア、ヨーロッパでの好調により、過去最高となる5,300万台を出荷しています。
iPhoneは買い控えに負けず前年同期比30%増
AppleはシェアでXiaomiに抜かれて第3位になったものの、前年同期比30%増となる4,890万台を出荷しています。第2四半期の出荷台数としては2015年以降で最多です。
 
この時期は、秋の新型iPhone発売から時間が経ち、次のモデルを待つ買い控えが発生するため、出荷台数が落ち込む傾向にありますが、初の5G対応となったiPhone12シリーズの好調が表れています。
 
また、iPhoneシリーズの出荷に半導体不足が大きく影響しなかったことも好調の要因となった、とCounterPoint Researchは分析しています。
 
しかし、先日の業績発表において、2021年7月〜9月期はiPhoneも半導体不足の影響を受ける可能性がある、と発表されています。
売上高シェアはAppleが41%を占めてトップ
売上高(卸売価格ベース)のメーカー別シェアは、トップがAppleの41%で、2位のSamsung(15%)を大きく引き話しています。以下、以下Xiomi(9%)、OPPO(9%)、Vivo(9%)と続いています。
 
Appleは先日、2021年4月〜6月期のiPhone売上高は、iPhone12シリーズの好調により前年同期比50%増加したと発表しています。
 

 
CounterPoint Researchは、Xiaomiは、プレミアムモデルと中・低価格帯モデルを組み合わせて出荷台数を大きく伸ばしており、特に東南アジア地域での好調が目立った、と指摘しています。
Xiaomiの出荷台数大幅増、各社の推計値に共通
スマートフォン出荷台数の推計値は、CounterPoint Researchのほか、CanalysやStrategy Analyticsといった調査会社からも発表されています。
 
各社の出荷台数は若干異なりますが、2021年第2四半期においてXiaomiの出荷台数が大きく伸びたという点が共通しています。
 
 
Source:CounterPoint Research
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中国、初めてアメリカを抜いてiPhoneにとって最大の市場に~2021年第2四半期

 
多くの人々が暮らす中国は各スマートフォンメーカーにとって魅力的な市場であり、それはAppleのiPhoneシリーズにとっても同様です。2021年第2四半期(4月~6月)に史上初めて、中国がアメリカを抜いてiPhoneにとって最大の市場となりました。
過去最高の業績を達成したApple
調査会社のStrategy Analyticsによると、2021年第2四半期にAppleは全世界で4,740万台のiPhoneを出荷し、15.1%のシェアを獲得しました。
 

 
これは第2四半期としては過去最高の業績であり、前年同期比で15.3%の成長を記録しています。
 
また、この四半期において中国がアメリカを初めて抜き、iPhoneにとって世界最大の市場となったとのことです。
 
5Gに対応したiPhone12シリーズは中国の熱心なiPhoneファンから引き続き高い評価を得ています。
Xiaomiが最も高い成長率を記録
市場全体を見ると、2021年第2四半期のスマートフォン出荷台数は前年同期比11%増の3億1,420万台となりました。
 
しかしながら、前四半期比でみると11%の減少であり、主にインドや東南アジア諸国で流行している新型コロナウイルスや、部品不足による在庫のなさが影響しています。
 
メーカー別では、Xiaomiが全メーカーのなかで最大の85.3%の成長率を記録し、初めて第2位に入っています。出荷台数は5,280万台、シェアは16.8%です。
 
Xiaomiは中南米でのLGの撤退や、欧州でのHuaweiの落ち込みの機会をとらえ、成功を収めています。
 
トップは18.2%のシェアで引き続きSamsungが維持していますが、その年間成長率は5.4%と、トップ5のなかで最も低い成長率となりました。
 
中国の新興ベンダーとの競争激化や、供給の制約が原因と考えられます。
 
 
Source: Strategy Analytics
Photo: ぱくたそ
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Galaxy Z Fip3用公式ケースの画像がリーク〜リング付きケースなどを用意?

 
91mobilesが、Galaxy Z Fip3用の公式ケースのものとするリーク画像を掲載しました。これらのケースはカラーが異なるだけではなく、リング付きやストラップ付きなど複数用意され、ユニークな形状をしています。
リング付き、ベルト付きなど複数の公式ケースの画像
Galaxy Z Flip3はSamsungが来月開催するイベント、「Galaxy Unpacked」で発表される見通しです。
 
同モデルの公式画像とするものがリークされる中、今度は公式ケースと称するものの画像がリークされました。
 

 
これらのケースは複数のカラーをラインナップするだけではなく、背面リング付きのもの、金具付きストラップを装備したものなど、公式ケースとしては個性的でユニークな形状をしています。
 

本体カラーにあわせた複数の素材とカラーのケースを用意?
Phone Arenaは、Galaxy Z Flip3の公式ケースには、下記のカラーバリエーションが用意されると予想しています。
 
レザーケース:「タン」
リング付きシリコンケース:「バイオレット」
シリコンケース(ストラップ付き):「ダークブルー」
クリアケース
 

 
同メディアは他にも、Galaxy Z Flip3の本体カラーにあわせた各種ケースが用意される可能性が高いと伝えています。
 
 
Source:91mobiles via Phone Arena
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LG、直営店でのiPhone販売を8月にも開始か

 
韓国LG Electronicsが、直営店LG Best Shopにおいて、早ければ8月にもiPhoneの販売を開始する見通しです。The Korea Heraldが伝えています。
LG、直営店では自社スマホのみを販売することで合意
LGは2021年4月にスマートフォン事業から撤退しました。その後自社ブランドのスマホに代わり、提携関係にあるAppleのiPhoneを直営店で販売すると報じられました。
 
しかし韓国の中小スマホ販売店は、直営店でのiPhone販売は、LGとKorea Mobile Distribution Association(韓国のモバイル機器販売店を代表する協会)との2018年の合意に反するとして、強く反発していました。
 
この合意においてLGは、直営店においては、LGブランドのスマホのみを販売すると約束しています。Samsungも同協会と同様の内容で合意しています。
半数以下の直営店でiPhoneの販売を開始
しかし現地時間7月28日、協会とLGは新たな契約を締結。LGは直営店でのiPhone販売が認められる代わりに、Apple製品の取扱店を増やす場合は、必ず事前に協会の許可を得るという条件がつけられました。
 
韓国国内には現在約400店のLG Best Shopが存在しますが、iPhoneを販売するのはその半分以下の店舗になるとのことです。またiMac、Mac Proなどのデスクトップ製品はLG Best Shopでは取り扱われません。
 
 
Source:The Korea Herald
Photo:LG
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TSMC、2nmプロセスでの半導体製造工場を2022年に建設〜2024年に量産開始

 
TSMCが、2nmプロセス(N2)による半導体製造工場を台湾に新設することが明らかになりました。N2での量産開始は、2024年〜2025年になる見通しです。
2024年後半以降、2nmプロセスで製造された半導体を出荷予定
台湾の新竹サイエンスパークにおけるTSMCの「N2」製造工場は、4段階に分けて建設される予定です。Nikkei Asiaによれば、TSMCは2022年初頭に「N2」製造工場の建設に着手します。
 
TSMCのロードマップでは、「N2」での半導体製造が量産可能になるのは、2024年後半から2025年にかけてです。
 

 
TSMCは「N2」に対する需要に応じて、製造ラインを段階的に増やしていく予定です。
 

 
TSMCの5nmプロセス「N5」では、A14 Bionicが製造されています。
 
9月に発表されると噂のiPhone13シリーズ(iPhone12sもしくはiPhone12Sとの噂もあり)が搭載するA15システム・オン・チップ(SoC)は、TSMCの改良型5nmプロセス「N5P」で製造されているとみられています。
Intelへの対抗強める
Tom’s Hardwareは、TSMCによる2nmプロセスでの半導体製造工場新設の動きは、Intelが、2024年までに世界最先端のチップを製造し、翌年にはTSMCやSamsungから半導体製造首位の座を奪還することを目指すと発表したことを受けたものだと報じています。
 
 
Source:Nikkei Asia via Tom’s Hardware
Photo:EverythingApplePro EAP/YouTube
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