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Samsungがスティーブ・ジョブズを嘲笑する文言を掲載〜ユーザーから悪趣味と批判

 
SamsungがiTestアプリの説明文の中に、「あなたの携帯電話を決めるのはタートルネックを着た人ではありません」と記載し、暗にスティーブ・ジョブズを嘲笑しているとしてユーザーから悪趣味と批判を浴びています。
「タートルネックを着た人」とは?
Gizchinaによれば、SamsungがiTestアプリの説明文に「Samsungのユーザーはみんな個性的で、自分の携帯電話も個性的でありたいと思っています。タートルネックを着た人が、あなたの携帯電話の見た目を決めるべきではありません。他のテーマもチェックしてみてください」と記載しているとのことです。
 
同メディアは、説明文で言及されている「タートルネックを着た人」はスティーブ・ジョブズのことを指していると指摘しています。
 
Gizchinaは、スティーブ・ジョブズが亡くなってから約10年経過しており、現在のAppleのデバイスやソフトウェアに彼の影響が及んでいないのは明らかだとし、Samsungが用いた文言は馬鹿げていると批判しています。
Samsungのスマートフォンのユーザーも批判
Samsungのスマートフォンを使用しているTwitterユーザーも、「この文言は極めて悪趣味であり、これまで目にした中で最悪だ。亡くなった方を嘲笑するのか。こうしたものを見ると、自分がSamsungのスマートフォンを使用してきたことを後悔する」と述べています。
 

#Samsung has gone too far. This kind of marketing is the worst I've ever seen in a company on Earth. Really sammy? Mocking a dead man? This makes me regret every second of using my samsung phone by now. Thread. pic.twitter.com/dQNCcUzGAV
— Yahia Sayed (@_YahiaSayed_) August 22, 2021

 
Samsungは、iPhone12シリーズに電源アダプタが同梱されないことを批判しながら、自身も電源アダプタの同梱を廃止して批判を浴びていました。
 
 
Source:Gizchina
Photo:Ben Geskin(@BenGeskin)/Twitter
(FT729) …

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iPhone14シリーズが台湾GISのディスプレイ下埋め込み型指紋認証センサー搭載か

 
経済日報が、早ければ2022年モデルのiPhone(仮称:iPhone14)には台湾GISのディスプレイ下埋め込み型指紋認証センサーが搭載される可能性があると報じました。
かつてiPhone用のタッチパネルを供給していたGIS
タッチパネルに関する高い技術力を有するGISはかつてiPhone用のタッチパネルを供給していましたが、有機ELディスプレイの採用、生体認証としてFace IDを採用する中で、iPhoneのサプライチェーンから消えていったと経済日報は説明しています。
 
ただし、iPadやMacBook向けの部品供給において同社が引き続き存在感を示していることも、経済日報は伝えています。
GISのディスプレイ下指紋認証センサーはSamsung、Xiaomiが採用済み
GISの周相寧会長は先日、スマートフォン、タブレット、ノートパソコンに加えて、自動車、自動車用ドアロック向け指紋認証機構開発の可能性について言及しました。
 
車両盗難率の高いトヨタ・ランドクルーザーの新型には指紋認証センサーが搭載されており、認証に失敗した場合はエンジンが始動できないようになっています。
 
経済日報によれば、周相寧会長は次世代iPhoneがディスプレイ下指紋認証センサーを搭載するという報道についてはコメントしなかったとのことです。
 
GISのディスプレイ下指紋認証センサーは既に、SamsungやXiaomiのスマートフォンに搭載されています。
 
来年発売のiPhone14には、Appleと取引実績のあるGISのディスプレイ下指紋認証センサーが搭載されるかもしれません。
 
 
Source:経済日報
Photo:EverythingApplePro EAP/YouTube
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メインストリームUI/OSのアニメーションの快適性とスムーズさをテスト

 
様々なブランドのフラッグシップ機を所有するリーカーのIce universe氏(@UniverseIce)が、AppleのiOS15やSamsung One UI 3.1、Xiaomi MIUI 12.5など、多岐にわたるメインストリームのユーザーインターフェース(UI)やOSのアニメーションの快適性とスムーズさを比較する実験を行いました。
キングレベルのUI/OSとは?
アニメーションの快適性とスムーズさのテストが行われた1〜7番目までのUI/OSは、以下のとおりです。「どれがベストで、どれがワースト?」と、Ice universe氏は問いかけています。
 

Human mainstream smartphone UI / OS animation comfort and system fluency test1. Xiaomi MIUI 12.5 2. Samsung One UI 3.1 3. Meizu Flyme 9.0 4. OPPO ColorOS 11.2 5. HUAWEI HarmonyOS 2.06. vivo OriginOS 1.07. Apple iOS 15.0 60HzWhich one is best, which is the worst? pic.twitter.com/Q7U34XkHJo
— Ice universe (@UniverseIce) August 23, 2021

 
Ice universe氏の個人的なフィーリングでは、次のように格付けされるとのことです。
 

アニメーションの快適性とスムーズさ

最高レベル
Xiaomi MIUI 12.5、Huawei HarmonyOS 2、Vivo OriginOS

準最高レベル
iOS15 60Hz、Oppo ColorOS 11.2、Meizu Flyme 9

標準レベル
Samsung One UI 3.1

 

Conclusion based on my feelingsFirst levelMIUI 12.5, HarmonyOS 2, OriginOSSecond leveliOS 15 60Hz, ColorOS 11.2, Flyme 9Third levelOne UI 3.1King level (reasonable guess)iPhone13 Pro Max iOS 15 120Hz
— Ice universe (@UniverseIce) August 23, 2021

 
よく見ると、同氏の格付けの枠外があるのに気づきます。最高レベルより上のキングレベルとして、「iPhone13 Pro Max iOS15 120Hz」が位置づけられており、コメントとして「合理的な推測である」と添えられています。
 
8月22日時点のiPhone13シリーズに関する噂とリーク情報まとめによれば、iPhone13シリーズ最高位のiPhone13 Pro Maxには120HzのProMotionディスプレイが搭載されるとのことです。
 
iPhone13シリーズは、9月の第1週か2週に発表される可能性が囁かれています。
 
 
Source:@UniverseIce/Twitter
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Galaxy Noteシリーズは終了か〜今後はZ Fold3がNoteZに?

 
Samsungはここ数年、年前半にGalaxy Sシリーズ、年後半にGalaxy Noteシリーズを発表してきましたが、2021年はこの慣例が破られ、8月のイベントでは折りたたみスマートフォン2種類が発表されました。
 
リーカーのToron氏(@FrontTron)は、Samsungは今後Noteシリーズを発表することはない、とツイートしています。
8月のイベントでは新型Galaxy Noteは発表されず
Samsungは8月11日に開催したUnpackedイベントにおいて、新型折りたたみスマホGalaxy Z Fold3 5GとGalaxy Z Flip3を発表しました。
 
Galaxy Noteシリーズについては7月の時点で、Unpackedイベントでは新製品を発表しないことを、米Samsungのモバイル・コミュニケーション部門の社長であるTMロウ氏が明らかにしています。
Z Fold3が「NoteZ」になる?
Noteシリーズの新製品発表が見送られるのは2021年のみとの見方もありましたが、Tron氏は、同シリーズの新製品が今後発表されることはない、とツイートしています。
 
「Noteファンには気の毒だが、Galaxy Noteは終わった。Noteシリーズに今後新製品が登場することはない。その代わりSamsungは、Z Fold3を「NoteZ」と呼ぶようだ。Samsung Koreaの公式開封動画を確認して欲しい」
 
ただしこの動画はその後削除されたようで、現在は視聴できなくなっています。
 

Sorry Note fans, Galaxy Note is dead. No more new products on bar type Note Series as of now.Instead, Samsung is calling the Z Fold3 as the "NoteZ" themselves.Check out this official unboxing video from Samsung Korea.
YT: https://t.co/DVs25RZnp4Backup: https://t.co/qq8qulem3c pic.twitter.com/Rq8BQieAMV
— Tron ❂ (@FrontTron) August 19, 2021

 
 
Source:Tron/Twitter via Notebookcheck
Photo:Samsung
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Huawei Mate 50のコンセプト画像が公開〜曲面ディスプレイが特徴

 
Huaweiが、曲面ディスプレイを持つ新たなデバイスの特許を申請していたことが明らかになりました。Huaweiの次期ハイエンドモデルMate 50シリーズにデザインが反映される可能性が指摘されています。
中国ブランドに人気の曲面ディスプレイ
スマートフォンの曲面ディスプレイは、よりスタイリッシュに見えますが、タッチ感応は側面方向に行くに従って鈍り、生産も高価となりがちです。その結果、韓国Samsungは曲面ディスプレイを搭載するデバイスの数を減らしていますが、中国のスマホブランドは積極的にこの領域でのイノベーションを進めているようです。
 
Huaweiが2019年3月に申請し、2021年7月15日に公開された特許には、曲面ディスプレイを搭載したデバイスが描かれています。
 

 
ディスプレイ側面はボタンにもなっており、様々なコントロールが可能となっています。
 

 
サイトタッチ機能は感圧式で、強く押すと、弱く押したときとは別の機能が作動するようになっています。また、デバイスはAIチップ、放熱制御システム(冷却システム)、振動部品、ステレオスピーカーを搭載するとも記載されています。
 
LetsGoDigitalは、これらの情報をもとにTechnizo Conceptとコラボし、Huawei Mate 50 Proのコンセプト画像を制作しました。
 

 

 
Huaweiはスマホ市場での返り咲きを宣言しており、今後のデバイス展開に注目が集まっています。
 
 
Source:LetsGoDigital
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【8月22日時点】iPhone13シリーズに関する噂とリーク情報まとめ〜A15の性能

 
iPhone13シリーズ(iPhone12sおよびiPhone12Sとの噂もあり)に関する、2021年8月22日午前13時30分時点での、リーク情報や噂に基づく予想スペックは下記の通りです。
iPhone13リーク情報まとめ 2021年8月22日午前13時30分時点
米有力紙The Wall Street Journalが、新型iPhoneの名称は「iPhone13」になると報じました。
 
Wedbush証券のアナリスト、ダニエル・アイブス氏が、iPhone13 Proシリーズへのストレージ容量1TBモデルの追加と、iPhone13 miniおよびiPhone13へのLiDARスキャナ搭載を改めて伝えています。
 
また、中国メディアからの情報として今週も、iPhone13シリーズはiPhone12シリーズよりも値上げされる可能性があるとの推測がなされています。
 
MyDriversによれば、iPhone13シリーズが搭載するシステム・オン・チップ(SoC)A15は、A14と比較して処理能力が約20%向上、電力効率も改善されるとのことです。
 
この1週間でのiPhone13シリーズに関する新たな情報や噂は、下記の動画にまとめています。
 

 
▼ 基本情報
▼ ディスプレイ
▼ カメラ
▼ 価格/予想外寸
▼ 発表/予約受付開始/出荷開始日
 
基本情報

 

モデル名 (注1)
iPhone13 mini
iPhone13
iPhone13 Pro
iPhone13 Pro Max

コードネーム

D16

D17

D63

D64

製品番号

A2628、A2630、A2634、A2635、A2640、A2643、A2645

先代機
iPhone12 mini
iPhone12
iPhone12 Pro
iPhone12 Pro Max

SoC

A15 Bionic(6コア)
(A14比で約20%処理能力向上、電力効率改善)

SoC仕様
2つの高性能コア/4つの高効率コア、GPUコア数が5つに増加

RAM

4GB

6GB

生体認証

Face ID

外部接続端子

Lightning端子(25W急速充電対応)

5G対応

5Gミリ波とサブ6GHz対応

Wi-Fi

Wi-Fi 6E

防水・防塵性能

IPX68(水深8メートルで30分間)

 
*注1:モデル名は、サプライヤー間ではiPhone13(iPhone13シリーズ)と呼ばれているようですが、リーカーなどはiPhone12sもしくはiPhone12Sになると予想しています。
 
ディスプレイ

 

モデル名
iPhone13 mini
iPhone13
iPhone13 Pro
iPhone13 Pro Max

対角長(インチ)
5.4
6.1
6.1
6.7

解像度(ピクセル)
2340 x 1080
2532 x 1170
2532 x 1170
2778 x 1128

画素密度
465ppi
460ppi
460ppi
458ppi

OLEDパネル供給元
Samsung DisplayLG Display
Samsung DisplayLG DisplayBOE
Samsung Display

ノッチのサイズ

iPhone12シリーズよりも横幅が約33%もしくは26%短くなる

タッチフィルム

Y-OCTA

リフレッシュレート

60Hz

120Hz(ProMotionディスプレイ)

その他

常時点灯ディスプレイ(注2)

 
*注2:Bloombergのマーク・ガーマン記者も、iPhone13 Proシリーズへの常時点灯ディスプレイ搭載を予想しています。
 
カメラ

 

モデル名
iPhone13 mini
iPhone13
iPhone13 Pro
iPhone13 Pro Max

リアカメラ
2眼(広角、超広角)1,200万画素(5P) + 1,200万画素(7P)f/1.8
3眼(望遠、広角、超広角)1,200万画素(7P) + 1,200万画素(6P) + 1,200万画素(6P)f/1.6、超広角にオートフォーカス搭載
3眼(望遠、広角、超広角)1,200万画素(7P) + 1,200万画素(6P) + 1,200万画素(6P)f/1.5超広角にオートフォーカス搭載

手ぶれ補正機構

センサーシフト光学式手ぶれ補正機構

LiDAR
未搭載(計画あったが断念)(注3)

フロントカメラ

1,200万画素(5P)

写真撮影
新しい、フィルターのような機能

ビデオ撮影
センターフレーム(Center Stage)、ポートレート動画、天体撮影、ポートレートモード機能の動画対応版、高品質フォーマットでの動画撮影

 
*注3:Wedbush証券のアナリスト、ダニエル・アイブス氏はLiDAR搭載と1TB(Proシリーズ)をラインナップすると予想
 
価格/予想外寸/本体カラー

 
iPhone13シリーズの米国での販売価格は、iPhone12シリーズと同じと噂されています。
 
一方、中国メディアMyDriversは、iPhone13 Proシリーズのみ販売価格が50ドル(約5,500円)値上げされ、1TBモデルも用意されると予想しています。
 
MyDriversの予想価格を、iPhone12シリーズ発売時の平均的な為替レートである105円をもとに、現在の為替レート110円で試算すると、iPhone13シリーズの販売価格は下記のようになりそうです(iPhone12シリーズの税別価格/105*110+価格上昇分+消費税10%)。
 

 

モデル名
iPhone13 mini
iPhone13
iPhone13 Pro
iPhone13 Pro Max

本体素材

アルミニウム

ステンレス

バッテリー容量(mAh)
2,405
3,095
3,095
4,352

バッテリー供給元

Sunwoda Electronic

高さ(ミリ)

iPhone12シリーズと同じ

幅(ミリ)

iPhone12シリーズと同じ

厚さ(ミリ)本体 / リアカメラ部
7.57 / 10.07

7.53 / 10.36
7.65 / 11.27

本体カラー新色

オレンジ

マットブラック、ピンク(注4)、ローズゴールド、サンセットゴールド

 
*注4:iPhone13 Proシリーズにラインナップされると噂の新色ピンクは、ローズゴールドと同一の可能性があります。
 
発表/予約受付開始/出荷開始日

 

モデル名
iPhone13 mini
iPhone13
iPhone13 Pro
iPhone13 Pro Max

発表日

9月14日(火):日本時間9月15日(水)午前2時〜もしくは9月7日(火):日本時間9月8日(水)午前2時〜

予約開始日

9月10日(金)か9月17日(金)(注5)

発売日

9月17日(金)か、9月24日(金)

 
*注5:予約開始日は、発表日および発売日に関する噂をもとに、過去の事例から筆者が推測した日時です。
 
 
Photo:Apple Hub/Twitter, Apple Hub/Facebook (1), (2), Matt Talks Tech/YouTube, mydrivers, Appledsign/Facebook (1), (2), 9TechEleven(@9techeleven)/Twitter, Tech Limited(@TechLimitedOne)/Twitter
(FT729) …

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Samsung Z Fold 3 Review: Let's Talk Ambition!

https://www.youtube.com/watch?v=iLLi02P1FN4
Samsung Z Fold 3 is the second best folding phone on earth for a reason.
That shirt! http://shop.MKBHD.com
dbrand: https://dbrand.com/fold3 Tech I'm using right now: https://www.amazon.com/shop/MKBHD Intro Track: http://youtube.com/20syl
Playlist of MKBHD Intro music: https://goo.gl/B3AWV5 Phone provided by Samsung for review. ~
http://twitter.com/MKBHD
http://instagram.com/MKBHD
http://facebook.com/MKBHD YouTube…

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スマホの画面下埋め込み型カメラ導入が加速〜Appleは2024年頃に採用か

 
調査会社Counterpoint Technology Market Researchは、ディスプレイ下埋め込み型カメラを搭載したスマートフォンの台数は、2022年に1,000万台、2025年には1億台を超える見通しであるとの最新調査結果を発表しました。
iPhone Xから加速したフルスクリーンへの動き
Appleが2017年に、iPhone Xでノッチ型デザインを採用して以来、スマホメーカー各社は筐体に対する画面の割合を広げるべく、様々な工夫をこらしてきました。
 
画面からノッチ部分を取り除くため、ポップアップ式、回転式、スライド式などさまざまなデザインが創出されてきましたが、将来的にはディスプレイ下埋め込み型カメラがこれからの流れになると、Counterpointは記しています。
 

ディスプレイ下埋め込み型カメラには課題あり
ディスプレイ下埋め込み型カメラの商品化に関して、Counterpointのリサーチアナリストであるアリシア・ゴン氏は、次のようにコメントしています。
 

Visionox(中国の有機ELディスプレイ企業)と共同で、ZTEは第2世代のディスプレイ下埋め込み型カメラをAxon 30 5Gに搭載した。この機種は、アルゴリズムとハードウェアの最適化によって、カメラの真上の表示エリア解像度は200ppiから400ppiに倍増し、ディスプレイの性能は表示場所によらず均質化した模様である。Visionoxだけではなく、Samsung Display、BOE、CSOTなどの、代表的なパネルメーカーの新型パネル供給開始も近い。CSOTは液晶パネルにおいても、カメラを裏側に隠すことができる。このように、Xiaomi、Samsung、OPPOなどのスマートフォンメーカーにとって、埋め込み型カメラのソリューションを採用する下地は整備されつつある。
 
しかしディスプレイ下埋め込み型カメラの大々的な商品化には次のような課題があるとCounterpointは記しています。
 

新材料や製造工程の増加に伴うパネルのコスト上昇
量産立ち上げ時の低歩留まりと、2023年ころまでの材料供給量の制約
撮影画像とディスプレイ表示の画質低下(特に撮影した画像の鮮明さの低下)スマートフォンメーカー各社のディスプレイ下埋め込み型への要求が異なるため、それぞれ別のディスプレイベンダーと協業する形にならざるを得ないこと

 
こうした障壁はあるものの、大手メーカーの参入によって、性能向上と成熟化が加速すると考えられます。またパネルメーカー、イメージセンサー、チップセットベンダーといったサプライチェーン上の各社による投資が増えることが今後の鍵となると、Counterpointは述べています。
Appleは2024年頃から採用か
メーカーごとの状況をみると、まずXiaomiがMIX4でディスプレイ下埋め込み型カメラセグメントに参入する見通しです。Samsungは、自社の製造能力を活かして、ディスプレイ下埋め込み型カメラの普及をリードするとみられ、Galaxy FoldやSシリーズへの搭載を徐々に進めると予測されます。また、OPPOやHonorも来年にはこの技術を取り込む可能性があります。
 
Appleは、この技術が成熟しディスプレイや撮影画像の画質低下がほぼ解消される2024年頃から、この技術を採用開始するだろうとCounterpointは予想しています。
 
 
Source:Counterpoint Technology Market Research /PR Times
Photo:Ben Geskin/Twitter
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Apple、2021年第2四半期もスマホ売上高シェアで1位を維持~44%で独走

 
AppleのiPhoneシリーズは、数量で比較すると他メーカーのスマートフォンに負けるものの、売上高の比較では他の追随を許さず1位をキープしてきました。2021年第2四半期(4月~6月)もAppleはその座を明け渡さなかったようです。44%ものシェアで圧倒的な1位の座をキープしています。
44%の売上高シェアで首位のApple
調査会社のStrategy Analyticsによると、Appleは2021年第2四半期に44%の売上高シェアを獲得し、売上高シェア首位の座をキープしました。
 

 
Appleの売上高シェアは2020年第3四半期(7月~9月)までは下降傾向でしたが、iPhone 12シリーズが発売された2020年第4四半期(10月~12月)に55%に跳ね上がりました。
 
2021年第1四半期(1月~3月)と第2四半期は例年通りシェアが減少しているものの、その勢いは続いており、他のメーカーの追随を許さない圧倒的なシェアとなっています。
Android勢ではSamsungが首位
一方、Android勢のなかではHuaweiが持っていたシェアの奪い合いが起きています。
 
Huaweiは2020年第2四半期には20%近い売上高シェアを持ちSamsungを上回っていましたが、アメリカからの制裁の影響でその後はシェアが激減し、2021年第2四半期のシェアはわずか2%と、新興メーカーのrealmeと同等の売上高シェアとなりました。
 
ただし、Huaweiはこのままで終わるつもりはなく、スマートフォン市場での返り咲きを宣言しています。
 
Android勢のなかで首位なのがSamsungです。
 
Samsungは900ドル(約98,803円)から999ドル(約10,9671円)の価格帯では30%以上のシェアを獲得するなど、Androidスマートフォンのなかでは競合他社よりも高い平均小売価格を維持しています。
 
また、比較的高価な折りたたみスマートフォン市場で圧倒的なシェアを獲得していることも、売上高シェアに貢献していると考えられます。
 
 
Source: Strategy Analytics
Photo:ぱくたそ
(ハウザー) …

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サムスンの手のひらサイズSSDが、タイムセール祭りの横で安くなってる。1TB、1万3,500円。PS4にもどうぞ!

Image:Amazonこの小ささが良き。「タイムセールで何かないかな~?」と探していたら、Samsung(サムスン)外付けSSD「T5」シリーズが、一時期よりガクンと値下がりしているのを見つけちゃいました。ゲームのロード時間を圧倒的に短縮できちゃうので気になってたのです。もしPS4が現役で、そろそろ手持ちの空き容量が心許ないなーと感じているなら、もしくはテレワークで資料の整理や持ち運びがしたいな …

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Google Pixel 5aがラスト。Pixel 6以降は電源アダプタの同梱なし

Image:Google世の中の流れです。先日発表されたばかりのPixel5a。ほぼPixel5でお買い得感のある端末となっていますが、PIxel5aはある点で歴史の1歩とも言える特徴があるんです。それは、Pixel端末で充電器(電源アダプタ)が同梱される最後のモデルだということ。Apple、Samsungと続いて、Googleも昨今の充電器なしの流れに追随します。すでにほとんどの人がUSB-Cの …

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Nvidia、Armの買収交渉は当初予定していた18カ月よりも長期化すると認める

 
米半導体メーカーNvidiaは、モバイルチップに使用されるARMアーキテクチャの開発・ライセンシングなどで知られる英ファブレス企業Armホールディングスの買収を進めていますが、交渉締結には当初予定していた18カ月よりも長くかかる見通しであることが明らかになりました。
Nvidiaは買収に自信
Nvidiaの最高経営責任者(CEO)のジェンセン・ファン氏は、「規制当局との話し合いに当初の想定よりも時間がかかっており、スケジュールが遅れています」と、英Financial Timesに対して述べました。「しかしながら、我々はこの買収に自信を持っており、規制当局も買収のメリットを認めてくれると確信しています」
 
ソフトバンク傘下Armの米企業のNvidiaによる買収は、現在アメリカ、イギリス、中国の規制当局の精査を受けています。
買収の精査にはそれぞれの思惑が交差
イギリスは、NvidiaによるArm買収を国家安全保障上から精査しています。政治家からは、この買収は英国のハイテク産業と国際舞台での主権に打撃を与えるものであるとの批判の声も聞かれています。
 
アメリカでは、Google、Microsoft、Qualcommから競争が制限されるとの苦情が寄せられたため、連邦取引委員会(FTC)が買収に関する調査を開始しています。
 
世界的に重要なチップ産業の主導権を握ることが、米国との地政学的な争点になるというのが中国の見方です。中国当局は以前、米企業Qualcommによる蘭企業NXP Semiconductorsの買収を却下しています。
ARMチップはパソコン業界でも重要に
今回の買収がここまで精査を受ける必要があるのは、Armがチップ業界において非常に重要で汎用的な位置を占めているためです。ArmはApple、Amazon、Samsungなどにデザインを販売しています。
 
ソフトバンクは直接これらの企業と競争していないため、Armが傘下に入っていても特に問題はありませんでしたが、Nvidia所有となれば事情は大きく異なってきます。最近パソコン業界でもARMチップがより好まれるようになってきたことも、買収交渉の難航に拍車をかけているようです。
 
 
Source:Financial Times via The Verge
Photo:Nvidia
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iQOO 8 Pro、現行スマホでベストなスクリーンとの評価〜DisplayMate

 
中国のスマホメーカーVivoのサブブランドiQOOの「iQOO 8」シリーズが発表されました。上位モデルのiQOO 8 Proには、Samsung Displayの最新E5 LTPO OLEDディスプレイが搭載されており、スマートフォンディスプレイの包括的なラボテストを実施するDisplayMateの格付けで「ベストディスプレイ」および「A+」の評価を獲得しました。
14項目の記録を更新
iQOO 8 Proは、6.78インチのパンチホールスクリーンを搭載し、画面占有率は92.22%に達しています。3,200×1,440ピクセルのQHD+解像度、10ビット色深度、P3色域、8000000:1コントラスト比、最大120Hzのリフレッシュレートを実現しており、HDR10+とDolby Visionにも対応しています。
 
iQOO 8 ProにはSamsung Displayの最新E5 LTPO 有機EL(OLED)ディスプレイが搭載されています。LTPOとはLow-Temperature Polycrystalline Oxideの略で、OLEDディスプレイに見られる特殊なバックプレーン技術のことです。
 
LTPOは、ダイナミックなリフレッシュレートを実現するために、ディスプレイコントローラーとグラフィックプロセッシングユニット(GPU)の間に追加の部品を必要としないという点で、画期的な技術であるといわれています。
 
DisplayMateの評価では、iQOO 8 Proのディスプレイは、スマートフォンのディスプレイ性能の14の記録を更新またはそれらと一致したとのことで、「A+」の評価が与えられました。
販売価格は84,600円〜
最も高い結果が得られたテストは、絶対色精度、画像コントラスト精度、強度スケール精度、フルスクリーン輝度、ピークディスプレイ輝度、ネイティブカラーガモット、コントラスト比、環境光におけるコントラスト評価、可視画面解像度などです。
 
iQOO 8 Proは、Snapdragon 888+、最大12GBのLPDR5 RAM、最大256GBのUFS 3.1ストレージ、OriginOS 1.0 UIベースのAndroid 11、120Wの急速充電50Wのワイヤレス充電、10Wの双方向ワイヤレス充電に対応した4,500mAhのバッテリーなどを搭載しています。
 
カメラは、1,600万画素のフロントカメラ、5,000万画素(Sony IMX766)+4,800万画素(超広角)+1,600万画素(ポートレート)のトリプルカメラ構成となっています。セキュリティ面では、画面内に超音波式の指紋センサーを搭載しています。iQOO 8 Proは、中国で4,999元(約84,600円)〜で販売されます。
 
 
Source:DisplayMate via Gizmochina, Pandaily
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中国でiPhone需要が急増〜モルガン・スタンレー

 
中国におけるiPhone需要が大幅に増えているようです。次期iPhone、すなわちiPhone13シリーズの発表・発売を翌月に控えたAppleにとって、これはよい兆しといえそうです。
中国における7月のiPhone出荷台数は79%増に
Morgan StanleyのアナリストでApple関連情報に詳しいケイティ・ヒューバティ氏は、中国国営のシンクタンク、中国情報通信研究院(China Academy of Information and Communications Technology, CAICT)が公表しているデータをもとに、2021年7月、中国におけるiPhone出荷台数は、前年同月比で79%も増えたと推測しています。
 
中国全体でのスマートフォン出荷台数は、同年同月比で27%しか増えていないことを考えると、iPhone需要がいかに堅調かがわかります。
SamsungとHuaweiはシェアを落とす
またヒューバティ氏は、中国におけるスマートフォンのインストールベースにおいても、Appleの2021年7月時点でのシェアは20.7%と、前年同月比で90ベースポイント(1ベースポイントは100分の1パーセンテージポイント)伸び、過去27カ月で最高となっている、と分析しています。
 
ヒューバティ氏は、SamsungとHuaweiは7月、中国市場におけるシェアを減らしており、Oppo、Vivo、Xiaomiといった中国ベンダーのシェアは微増にとどまったと見ています。
 
 
Source:Barron’s
Photo:Sonny Dickson/Twitter
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Galaxy Z Fold3が電力効率を25%改善した新型有機ELディスプレイ搭載

 
先日発表されたSamsungの新しい折りたたみスマートフォン、Galaxy Z Fold3 5Gには電力効率が25%改善された新しい有機ELディスプレイ「Eco2 OLED」が搭載されています。
電力効率が25%、透過率が33%向上
Eco2 OLEDでは、従来の有機ELディスプレイと比べて電力効率が25%、透過率が33%向上しています。
 
これにより、バッテリー駆動時間の延長とディスプレイ下埋め込み型カメラによる写真撮影時の画質向上が実現されています。
透過率に影響を及ぼす偏光板を廃止、反射防止構造採用
Samsungによれば、Eco2 OLEDディスプレイは反射を抑えるための偏光板を搭載せず、その役割を果たす新しい画素構造を採用することでこれらの性能向上が実現されました。
 
Samsungは、Eco2 OLEDではプラスチック製の部品が削減されていることにより環境にもやさしい製品になっていると案内しています。
 
 
Source:Samsung via Notebookcheck
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スマホ上でのデビットカード決済の92%はApple Pay〜2020年米国

 
昨年米国のモバイル決済領域において、Apple Payがほとんどのシェアを獲得したことが明らかになりました。
Samsung、Googleのシェアは合わせてわずか8%
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックにより、モバイル決済分野は2020年に大きな成長を記録しましたが、米国内でのデビットカードを使用したモバイル決済のうち92%はApple Payによるものであったことがわかりました。
 
全米で4,400以上の金融機関にサービスを提供している電子送金会社Pulseの報告書によれば、2020年の約20億件のモバイル決済は、Apple Pay、Samsung Pay、Google Payのいずれかによるものであったとのことです。
 
昨年のモバイル決済の取引件数は、2019年から51%増加しましたが、最も恩恵を受けたのはApple Payだったそうです。
 
Samsung Payは5%、Google Payは3%のシェアを占めるにとどまったと伝えられています。
デフォルトでログイン状態になっているのが強み?
Apple Payはデフォルトでログイン状態となっているため、オンラインショップでの購入時にログインの手間が省けるのがコンバージョン率を上げる要因となっているとの意見もあります。
 
2014年にサービスが開始されたApple Payは、2021年5月12日時点で63の国や地域で利用可能となっています。
 
 
Source:AppleInsider, Apple
(lexi) …

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Xiaomiが欧州全体でシェアトップになるも西欧ではAppleが首位~2021Q2

 
中国のスマートフォンメーカーであるXiaomiは、2021年第2四半期(4月~6月)に史上初めてヨーロッパのスマートフォン市場でシェアランキング首位となりました。
 
しかしながら、ヨーロッパと一口にいっても国によって経済状況や文化が大きく違います。地域別にみるとランキングは変化し、西ヨーロッパではAppleが首位でした。
ロシアおよび旧独立国家共同体地域で強いXiaomi
Xiaomiは2021年第2四半期に史上初めてヨーロッパのスマートフォン市場でシェアランキング首位となりました。
 
調査会社のCounterpointが出している調査結果もXiaomiが首位という点では同じですが、地域ごとにみるとXiaomiが常に強いわけではないともしています。
 

 
たとえば、ヨーロッパからロシアと旧独立国家共同体(CIS)地域を除いたランキングでは、Samsungが首位になります。
 
これは、ロシアがヨーロッパ最大のスマートフォン市場(2位のドイツの約2倍の出荷台数)であり、ロシアに強みを持つXiaomiはこの地域を除かれると出荷台数の合計が大きく下がるためです。
 
またXiaomiは、ロシア以外にも、シェア40%を誇るスペインをはじめ、ベルギー、デンマーク、ウクライナで首位となっていますが、西ヨーロッパ地域においては3位に落ちます。
 
一方、Appleは西ヨーロッパ地域では首位であるものの、東ヨーロッパやロシアおよびCIS地域では3位です。
 
つまり、比較的経済が豊かな地域ではAppleが強く、経済状況がそれほど良くなく安いスマートフォンが好まれる地域ではXiaomiが強いという構図となっています。
 
Samsungはリーズナブルなスマートフォンからハイエンドスマートフォンまで幅広い製品ラインナップを持っており、西ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアおよびCIS地域のいずれの地域でも2位となりました。
2021年第3四半期はSamsungが首位に返り咲く?
ヨーロッパのスマートフォン市場の今後の見通しについては、Samsungが2021年第3四半期(7月~9月)に再びシェアランキングトップに返り咲くとみられています。
 
これは、新型コロナウイルスの影響によりベトナムの工場の問題で滞っていた供給が回復するためです。
 
また、Galaxy Fold 3やGalaxy Flip 3の発売もSamsungの業績改善を後押しすることでしょう。
 
しかしながら、ロシアやスペインではXiaomiが引き続きリードし、西ヨーロッパではAppleが首位の座を明け渡すことはないとみられ、引き続きヨーロッパ市場は混戦状態が続くとみられます。
 
 
Source: Counterpoint
(ハウザー) …

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Google、Pixel 6には電源アダプタを同梱せず〜Appleなどに追随

 
Googleは、次期フラッグシップスマートフォンとなるPixel 6/6 Proに、電源アダプタを同梱しないことが判明しました。
Pixel 5aが電源アダプタを同梱する最後のスマホに
Googleはここ数年、同社のPixelスマホに18W USB-C電源アダプタを同梱してきました。しかし米メディアThe Vergeの取材に対しGoogleは、Pixel 5aが電源アダプタを同梱する最後のスマホとなる見通しだと語りました。
 
つまり今秋発売見込みのPixel 6とPixel 6 Proには、USB-Cパワーアダプタが同梱されないことを意味します。
電源アダプタ非同梱が業界標準に
スマホへの電源アダプタ同梱を最初に廃止したのはAppleでした。同社は2020年発売のiPhone12シリーズから、電源アダプタとEarPodsの同梱を取りやめています。
 
競合するSamsungとXiaomiは当初この決断に批判的でしたが、その後SamsungがGalaxy S21で電源アダプタの廃止を決定、XiaomiもMi 11から電源アダプタ同梱をやめています。
 
Googleもこの動きに追随するとなれば、今後はスマートフォン市場において、新製品に電源アダプタを同梱しないのが標準となる可能性があります。
 
 
Source:9to5Google via The Verge
Photo:Google/Twitter
(lunatic) …

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【Amazonタイムセール】サムスンのSDカード、64GBがタイムセールで1,000円切ってる!

Image:Amazonさて何枚買おうかな?何枚あっても困らないSDカード。Samsung(サムスン)の「EVOPlus」が、Amazonタイムセールでお安くなっています。32GBなら698円、64GBなら898円、128GBが1,798円で、256GBなら3,942円と、どれもセールなのですが…やっぱ1,000円でお釣りが来る64GBが特に魅力的ですよね。Image:Amazonとにかく頑丈!こ …

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中国で出荷された携帯電話の70%以上が5G通信対応スマホ~2021年1月から7月

 
中国では2年前にサービスが開始されて以降、急速に5G通信対応スマートフォンの普及が進んでいます。2021年1月から7月までに中国で出荷された携帯電話のうち、70%以上が5G通信対応のスマートフォンであったとのことです。
1億5,100万台が出荷された5G通信対応スマートフォン
中国情報通信技術研究院の市場データによると、2021年1月から7月に中国で出荷された携帯電話の総数は2億300万台で、前年同期比で15.6%の増加でした。
 
このうち5G通信対応スマートフォンは1億5,100万台であり、全体の74.3%を占めています。
 

 
全体に占める5G通信対応スマートフォンの割合は増加し続けており、2021年7月には80%に達しました。
 
Juniper Researchによると2025年までに世界のスマートフォン売上の50%以上を5G通信対応のものが占めるとされています。
 
台数と売上という異なるデータなので単純比較はできませんが、一般に5G通信対応スマートフォンの価格が非対応のものよりも高いことを考えると、中国での5G通信対応スマートフォンの普及は世界に先駆けているといえそうです。
中国では中国ブランドの携帯電話が人気
ブランド別では、2021年7月に出荷された2,867万6,000台の携帯電話うち、中国の携帯電話ブランドが90.3%を占めました。
 
2021年1月~7月の累計でも89.4%を占めています。
 
中国ブランド以外の携帯電話のなかには世界市場で人気のAppleやSamsungが含まれていますが、データ上は中国ブランドに後れを取っているようです。
 
 
Source:快科技 via Gizchina
(ハウザー) …

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Galaxy S22シリーズのリーク情報が投稿〜ディスプレイ下埋め込み型カメラは?

 
リーカーのTron氏(@FrontTron)がTwitterに、Galaxy S22シリーズのリーク情報を投稿しました。
Galaxy S22シリーズの仕様
Tron氏(@FrontTron)は、Galaxy S22シリーズは下記のような仕様になると予想しています。
 
同氏の予想では、Galaxy S22シリーズはディスプレイ下埋め込み型カメラを搭載しないようです。
 
また、Exynos 2200チップとAMD mRDNA GPUの組み合わせは、製造数が少ないことから限られた市場だけで発売される見通しです。
 

機種名
GalaxyS22
GalaxyS22 Plus
GalaxyS22 Ultra

CPU/GPU
Exynos 2200 + AMD mRDNASnapdragon 898 + Adreno GPU

ディスプレイ(インチ)
6.06LTPS
6.55LTPS
6.81LTPO

カメラ
広角:5,000万画素+超広角:1,200万画素+望遠:1,200万画素
広角:1億800万画素+超広角:1,200万画素+望遠:1,200万画素

バッテリー容量(mAh)
3,800
4,600
5,000

 

CPU/GPUExynos 2200 with AMD mRDNA GPU (low yield, available in select markets) – Samsung 4LPE (=5LPP)Snapdragon 898 with Adreno GPU (available in most markets) – Samsung 4LPX
RAM, ROM config/Design (https://t.co/sX5H7nvUZX)Identical to the S21 Series
(2/2)
— Tron ❂ (@FrontTron) August 15, 2021

 
 
Source:Notebookcheck
Photo:Wccftech
(FT729) …

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2020年のCMOSイメージセンサー市場はソニーが首位をキープ~今後も成長が続く

 
スマートフォンをはじめ、カメラを搭載したさまざまな製品に使われるCMOSイメージセンサーの市場シェアは、2020年もソニーがトップを維持しました。しかしながら、少しずつ2位のSamsungのシェアが近づいています。CMOSイメージセンサー市場自体は好調であり、今後も成長見込まれているとのことです。
約2兆2,645億円を記録した2020年のCMOSイメージセンサー市場
半導体市場動向調査会社であるYole Developmentによると、2020年におけるCMOSイメージセンサー市場の売上は207億ドル(約2兆2,645億円)でした。
 
このうち、スマートフォン向けとコンシューマ向け製品で全体の72%を占めています。
 
メーカー別ではソニーが40%のシェアでトップの座を維持しました。
 

 
ただし、2019年に比べて売上は5%減り、シェアが2%ポイント低下しています。
 
これは、Huaweiに対する米国の制裁により、Huaweiのスマートフォン生産が激減したためだといわれています。
 
その分シェア伸ばしたのがSamsungで、前年の21%から22%へと増加しました。
 
Samsungは2018年までのシェアは20%以下でしたが、徐々にソニーとの差を縮めています。
 
3位はOmniVisionで、12%のシェアでした。
2026年末には約3兆4,456円規模の市場に
Yole DevelopmentによるとCMOSイメージセンサー市場は今後も好調で、2026年末には315億ドル(約3兆4,456億円)規模の市場に成長するとのことです。
 
ソニーは4月に長崎の新工場を稼働させましたが、さらにスマートフォン用CMOSイメージセンサーのために工場を拡張する予定です。
 
また、2025年には市場シェアを60%に伸ばすとしています。
 
Samsungは”ISOCELL Auto 4AC”という製品で、自動車分野への進出を狙っています。
 
 
Source: Yole Development via The Elec, Gizmochina
(ハウザー) …

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Samsung Galaxy A02が男性の手から爆発〜英グラスゴー

 
約1カ月前に購入したばかりのSamsung Galaxy A02が突然熱くなり、床に落とした途端に爆発した、とスコットランドのタブロイド紙が伝えています。
デバイスを動かしたのが仇に
英グラスゴーのアンドリュー・グレンジャー氏(35)は、地元の販売店で新品のSamsung Galaxy A02を3週間前に購入しました。
 
同氏はデバイスを普通に使用していたところ、突然高熱を発したため、誤って家の床に落としてしまったといいます。デバイスは床に直撃した瞬間、“バン”という音を立て、発火した、とDaily Recordが報じています。
 
パニック状態に陥ったグレンジャー氏は、とっさにデバイスを前方の窓に移動させ、急いで水をかけましたが、逆にカーテンに燃え広がってしまいます。
 
恐怖に襲われたグレンジャー氏は、隣人の電話を借り、消防隊に連絡しました。
 
「背面全体とバッテリーが爆発した」とグレンジャー氏は当時を振り返っています。
 
「恐怖体験だった」
水害のため返金は受け付けてもらえず
通報の後、無事消防隊が到着し、鎮火に至りましたが、デバイスを落としたカーペットの部分にはいまだに跡が残っているといいます。
 
グレンジャー氏はデバイスを購入した店舗に赴き返金を求めましたが、店側は水による損傷があるとして同氏の要求を退けたそうです。
 
「愕然としました。こんなカスタマーサービスは見たことがありません」
Samsungの爆発事件は過去にも
Samsung Galaxy S7が寝室でいきなり爆発した、との報道が2018年にありました。
 
度重なる発火と爆発事故で、2016年にリコール・生産中止となったSamsung Galaxy Note 7ですが、発火事故の原因は狭い空間でバッテリー容量を無理に増やしたことにある、との調査結果が報告されています。
 
 
Source:Daily Record via Newsweek
Photo:Samsung
(lexi) …

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【8月15日時点】iPhone13シリーズに関する噂とリーク情報まとめ〜防水性能は?

 
iPhone13シリーズ(iPhone12sおよびiPhone12Sとの噂もあり)に関する、2021年8月15日午前13時30分時点での、リーク情報や噂に基づく予想スペックは下記の通りです。
iPhone13リーク情報まとめ 2021年8月15日午前13時30分時点
Bloombergのマーク・ガーマン記者が、iPhone13シリーズには「ポートレートモードの動画対応版」「ProResと呼ばれる高品質フォーマットでの動画撮影機能」「写真の雰囲気と色を改善する、フィルターのような機能」の、3つの新機能が導入されると伝えました。
 
今週は、販売価格に関する新たな予想も伝えられました。中国MyDriversは、iPhone13 Proシリーズのみ、iPhone12 Proシリーズより約5,500円高くなると予想しています。
 
また、同メディアによれば、iPhone13 Proシリーズには1TBモデルも用意されるとのことです。
 
iPhone13シリーズの防水・防塵性能について、「水深8メートルで30分間」のテストをクリアしたと、海外メディアMIN.NEWSが報告しています。
 
この1週間でのiPhone13シリーズに関する新たな情報や噂は、下記の動画にまとめています。
 

 
▼ 基本情報
▼ ディスプレイ
▼ カメラ
▼ 価格/予想外寸
▼ 発表/予約受付開始/出荷開始日
 
基本情報

 

モデル名 (注1)
iPhone13 mini
iPhone13
iPhone13 Pro
iPhone13 Pro Max

コードネーム

D16

D17

D63

D64

製品番号

A2628、A2630、A2634、A2635、A2640、A2643、A2645

先代機
iPhone12 mini
iPhone12
iPhone12 Pro
iPhone12 Pro Max

SoC

A15 Bionic(6コア)

SoC仕様
2つの高性能コア/4つの高効率コア、GPUコア数が5つに増加

RAM

4GB

6GB

生体認証

Face ID

外部接続端子

Lightning端子(25W急速充電対応)

5G対応

5Gミリ波とサブ6GHz対応

Wi-Fi

Wi-Fi 6E

防水・防塵性能

IPX68(水深8メートルで30分間)

 
*注1:モデル名は、サプライヤー間ではiPhone13(iPhone13シリーズ)と呼ばれているようですが、リーカーなどはiPhone12sもしくはiPhone12Sになると予想しています。
 
ディスプレイ

 

モデル名
iPhone13 mini
iPhone13
iPhone13 Pro
iPhone13 Pro Max

対角長(インチ)
5.4
6.1
6.1
6.7

解像度(ピクセル)
2340 x 1080
2532 x 1170
2532 x 1170
2778 x 1128

画素密度
465ppi
460ppi
460ppi
458ppi

OLEDパネル供給元
Samsung DisplayLG Display
Samsung DisplayLG DisplayBOE
Samsung Display

ノッチのサイズ

iPhone12シリーズよりも横幅が約33%もしくは26%短くなる

タッチフィルム

Y-OCTA

リフレッシュレート

60Hz

120Hz(ProMotionディスプレイ)

その他

常時点灯ディスプレイ(注2)

 
*注2:Bloombergのマーク・ガーマン記者も、iPhone13 Proシリーズへの常時点灯ディスプレイ搭載を予想しています。
 
カメラ

 

モデル名
iPhone13 mini
iPhone13
iPhone13 Pro
iPhone13 Pro Max

リアカメラ
2眼(広角、超広角)1,200万画素(5P) + 1,200万画素(7P)f/1.8
3眼(望遠、広角、超広角)1,200万画素(7P) + 1,200万画素(6P) + 1,200万画素(6P)f/1.6、超広角にオートフォーカス搭載
3眼(望遠、広角、超広角)1,200万画素(7P) + 1,200万画素(6P) + 1,200万画素(6P)f/1.5超広角にオートフォーカス搭載

手ぶれ補正機構

センサーシフト光学式手ぶれ補正機構

LiDAR
未搭載(計画あったが断念)(注3)

フロントカメラ

1,200万画素(5P)

写真撮影
新しい、フィルターのような機能

ビデオ撮影
センターフレーム(Center Stage)、ポートレート動画、天体撮影、ポートレートモード機能の動画対応版、高品質フォーマットでの動画撮影

 
*注3:Wedbush証券のアナリスト、ダニエル・アイブス氏はLiDAR搭載と1TB(Proシリーズ)をラインナップすると予想
 
価格/予想外寸/本体カラー

 
iPhone13シリーズの米国での販売価格は、iPhone12シリーズと同じと噂されています。
 
一方、中国メディアMyDriversは、iPhone13 Proシリーズのみ販売価格が50ドル(約5,500円)値上げされ、1TBモデルも用意されると予想しています。
 
MyDriversの予想価格を、iPhone12シリーズ発売時の平均的な為替レートである105円をもとに、現在の為替レート110円で試算すると、iPhone13シリーズの販売価格は下記のようになりそうです(iPhone12シリーズの税別価格/105*110+価格上昇分+消費税10%)。
 

 

モデル名
iPhone13 mini
iPhone13
iPhone13 Pro
iPhone13 Pro Max

本体素材

アルミニウム

ステンレス

バッテリー容量(mAh)
2,405
3,095
3,095
4,352

バッテリー供給元

Sunwoda Electronic

高さ(ミリ)

iPhone12シリーズと同じ

幅(ミリ)

iPhone12シリーズと同じ

厚さ(ミリ)本体 / リアカメラ部
7.57 / 10.07

7.53 / 10.36
7.65 / 11.27

本体カラー新色

オレンジ

マットブラック、ピンク(注4)、ローズゴールド、サンセットゴールド

 
*注4:iPhone13 Proシリーズにラインナップされると噂の新色ピンクは、ローズゴールドと同一の可能性があります。
 
発表/予約受付開始/出荷開始日

 

モデル名
iPhone13 mini
iPhone13
iPhone13 Pro
iPhone13 Pro Max

発表日

9月14日(火):日本時間9月15日(水)午前2時〜もしくは9月7日(火):日本時間9月8日(水)午前2時〜

予約開始日

9月10日(金)か9月17日(金)(注5)

発売日

9月17日(金)か、9月24日(金)

 
*注5:予約開始日は、発表日および発売日に関する噂をもとに、過去の事例から筆者が推測した日時です。
 
 
Photo:Apple Hub/Twitter, Apple Hub/Facebook, Matt Talks Tech/YouTube, mydrivers, Appledsign/Facebook (1), (2), 9TechEleven(@9techeleven)/Twitter, Tech Limited(@TechLimitedOne)/Twitter
(FT729) …

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Galaxy Z Fold3で対応品以外のS Penを使うと画面破損の恐れ

 
先日発表されたSamsungの最新折りたたみスマートフォン、Galaxy Z Flip3 5Gで以前から販売されているS Penを使用すると、ディスプレイが損傷する可能性があるようです。
専用S Penとそれ以外のS Penの先端チップの硬さに違い
Galaxy Z Fold3 5Gでは、専用のS Pen Fold Editionと、Bluetoothに対応するS Pen Proが利用可能です。
 
これらのS Penは、先端チップが柔らかいものになっています。
 
そのため、両製品以外のS PenをGalaxy Z Fold3 5Gで使うと先端チップが硬いことでディスプレイが損傷してしまうと、Gizchinaが伝えています。
2種類の、Galaxy Z Fold3 5G対応S Penの価格
Galaxy Z Fold3 5Gで利用可能なS Pen Fold Editionの価格は49.99ドル(約5,500円)、Bluetoothに対応するS Pen Proの価格は99.99ドル(約11,000円)です。
 
 
Source:Gizchina, Samsungオンラインストア(米国)
Photo:Galaxy Z Fold3 5G/Samsung
(FT729) …

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Galaxy S21 FEがBluetooth SIGの認証取得〜10月末発表と噂

 
10月末発表と噂のGalaxy S21 FEが、Bluetooth SIGのデータベースに登録されました。
製品番号「SM-G990N」として登録
Galaxy S21 FEがBluetooth SIGの認証を取得したのは2021年8月13日で、製品名が「Galaxy S21 FE 5G」、製品番号が「SM-G990N」としてデータベースに登録されています。
 

 
GizmoChinaによれば、Galaxy S21 FEの製品番号は、SM-G990B、SM-G990B_DS、SM-G990Nの3つになるとのことです。
発表日延期、販売地域限定と噂
Galaxy S21 FEは当初、「Samsung Galaxy UNPACKED 2021」でGalaxy Z Fold3 5GやGalaxy Z Flip3 5Gと一緒に発表される予定でしたが、半導体不足の影響で延期、販売される地域も限定されると噂されています。
 
Galaxy S21 FEは3,200万画素 + 1,200万画素 + 800万画素の3眼リアカメラを搭載、4.5ワットの双方向充電に対応し、グレー、ライトグリーン、ライトバイオレット、ホワイトの4種類の本体カラーで発売される見通しです。
 
 
Source:Bluetooth SIG via GizmoChina
Photo:Steve Hemmerstoffer/voice
(FT729) …

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東京オリパラ出場選手に配布されたGalaxy限定モデル、海外では使用不可の国も?

 
東京オリンピック、パラリンピックに出場するアスリートにSamsungが配布した限定モデル「Galaxy S21 5G Olympic Games Athlete Edition」の対応周波数帯が、国内で販売されているNTTドコモ版と同じであるため、海外では国・地域によって使えないようだ、と話題になっています。
出場選手に無償配布されたGalaxyの限定モデル
Samsungは、東京オリンピック・パラリンピックに出場するために世界から集まった約17,000人の選手に、限定モデル「Galaxy S21 5G Olympic Games Athlete Edition」を無償配布しています。
 
しかし、同モデルが対応する周波数帯が、NTTドコモが販売するモデルと同じであるため、選手が自国に持ち帰っても使うことができない場合がある、と掲示板サイトやTwitterで話題になっています。
 

可愛そすぎる pic.twitter.com/2JfY3bmsyX
— Nullpo(ぬるぽ) / Nanas (@Nullpo_x3100) August 12, 2021

 
この問題について、ジャーナリストの西田宗千佳氏は、おそらく現場では周波数帯の違いまで頭が回らなかったのではないか、と指摘しています。
 

いうまでもなく「全世界1モデルで、どの国のバンドにも合う」ようなシンプルさであることが望ましいのだけれど、現実問題としてそうではないからなあ……
— Munechika Nishida (@mnishi41) August 13, 2021

 
世界各地からオークションに出品、25万円超での取引も
大手オークションサイトeBayを見ると、「Galaxy S21 5G Olympic Games Athlete Edition」がイギリス、フランス、アメリカ、カナダ、香港から出品されていることが確認できます。
 

 
なお、同モデルは、メルカリやヤフオクでも出品が確認されており、ワイヤレスイヤホンのGalaxy Buds Proとあわせて25万円以上で取引された例もあります。
 

 
背面のロゴに違い
NTTドコモが販売するモデルと、選手たちに配布されたモデルは、背面のロゴに違いがあります。
 
NTTドコモ版には、ドコモとGalaxyのロゴが入っています。
 

 
選手に配布されたモデルには、Galaxyの代わりにSamsungのロゴが入っています。
 

 
 
Source:Nullpo(ぬるぽ)/Twitter, 5ちゃんねる
Photo:Galaxy Mobile Japan/YouTube, NTTドコモ, eBay, メルカリ
(hato) …

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ArmベースのノートPC用CPUの売り上げが2020年に9倍に~今後も伸びるとの予想

 
スマートフォンやタブレットで圧倒的なシェアを誇るArmベースのCPUですが、パソコン市場では長年苦戦してきました。
 
しかしながら、最近ではTSMCやSamsungといったファウンダリの進化によって、Intelに対して性能面で引けを取らない製品を製造できるようになったことなどにより、風向きが変わりつつあります。2020年のArmベースのノートパソコン用CPUの売上は9倍に達したとのことです。
追い風に乗るArmベースのノートパソコン用CPU
これまでArmベースのノートパソコン用CPUは、IntelやAMDのx86ベースのものに比べて、長年苦戦を強いられてきました。
 
この理由としては、x86ベースの膨大なソフトウェア資産の存在や、x86ベースCPUの性能面での優位性が挙げられます。
 
しかしながら、ソフトウェア資産についてはAppleのRosetta 2やMicrosoftのArm向けx86/x64エミュレーションなどで問題を克服しつつあります。
 
また、性能面でも、TSMCやSamsungといった、ArmベースのCPUを多く製造するファウンドリがIntelを超える技術を持つようになり、ArmベースのCPUはIntelのものに十分対抗できるものとなりました。
 
実際、Macに搭載されるAppleのM1チップはIntelのCPUを超える性能を発揮しています。
 
また、QualcommもM1チップ対抗のSC8280XPを計画しているといわれたり、NVIDIAがMediaTekと組んで高性能GPUをChromebookに搭載できるようにしたりと、各社とも高性能なArmベースのCPUをノートパソコン向けに投入しています。
2020年に売上高ベースで9倍、台数ベースで5倍に達したArmベースのノートパソコン用CPU
この結果、調査会社のStrategy Analyticsによると、Armベースのノートパソコン用CPUは、2020年に売上高ベースで9倍、ユニットベースで5倍に成長したとのことです。
 
ただし、スマートフォンやタブレットを含めたArmベースのチップの収益は2020年に合計で280億ドル(約3兆908億円)だったのに対し、ノートパソコン向けチップの売上高はその1%に過ぎませんでした。
 

 
また、2020年におけるスマートフォン向けシステム・オン・チップ(SoC)市場はArmベースのものがシェア100%、タブレット市場においてもシェア89%だったのに対し、ノートパソコン向けのシェアは10%未満でした。
 
しかしながら、AppleのM1チップの後継製品や、Qualcommが買収したNuviaのCPUコアを使った製品、前述のNVIDIAとMediaTekが提携した製品、SamsungがAMDと共同開発したチップなどにより、今後はArmベースのノートパソコン向けチップの収益が大きく伸びると予想されています。
 
 
Source: Strategy Analytics
Photo:Pixabay
(ハウザー) …

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