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自分の死後、iPhoneのデータを託せる「デジタル遺産プログラム」を使ってみた

 
iOS15.2ベータ2で利用可能になった、ユーザーの死後にApple IDのアカウントからデータをダウンロード可能な人物を指定できる「デジタル遺産プログラム」を、iOS15.2パブリックベータ3で試してみました。
 
※記事中の機能や使用しているスクリーンショットは、取材に基づく特別な許可に基づき使用しています。機能やデザインは、iOS15.2パブリックベータ3のものであり、正式版では変更される可能性がありますのでご了承ください。
iOS15の新機能「デジタル遺産プログラム」
ユーザーが亡くなった後、Apple IDのアカウントにアクセスしてデータをダウンロード可能な人物を指定できる「デジタル遺産プログラム(Digital Legacy Program)」は、iOS15の新機能として発表され、iOS15.2ベータ2で操作画面が公開されました。
 

 
日本語版のiOS15.3パブリックベータ2以降でも「故人アカウント管理連絡先」メニューが追加されており、先日公開されたiOS15.2ベータ3(パブリックベータ3も)では、アクセスできる範囲が拡大しています。
 
なお、Appleは以前からユーザーの死亡後のデータに遺族などがアクセスする方法を公開しています。以前は亡くなった方の個人情報を相続する権利を持つ人を指名した裁判所命令が必要とされていましたが、「デジタル遺産プログラム」により、ユーザー本人による選択が可能となります。
データへのアクセスには、アクセスキーと死亡証明書が必要
「故人アカウント管理連絡先」には「設定」アプリを開くと一番上に表示されるユーザー名をタップし「パスワードとセキュリティ」からアクセスできます。
 
「故人アカウント管理連絡先」メニューには、自分のアカウントにアクセスできる人物を追加するメニューと、自分が追加した故人アカウント管理連絡先、そして自分を故人アカウント管理連絡先として追加した友達や家族が表示されます。
 

 
「故人アカウント管理連絡先を追加」をタップすると、以下の説明が表示されます。
 

信頼できる人を追加:あなたが亡くなったあとに、あなたのアカウントのデータにアクセスできる信頼できる人を選んでください。
アクセスキーを共有:あなたのアカウントのデータにアクセスするためには、個人アカウント連絡先はアクセスキーと死亡証明書のコピーを提出する必要があります。
あなたのデジタル資産を継承する:写真、ビデオ、メモ、文書、個人情報などを、大切な人に引き継ぐことができます。

 

 
Face IDまたはTouch IDによるユーザー認証後、ファミリー共有を設定している家族がいれば、故人アカウント管理連絡先を追加する画面で候補として表示されます。「ほかの人を選択」をタップすると、連絡先が表示され、検索して選択できます。
 

 
故人アカウント管理連絡先を選択すると「デジタル遺産へのアクセス」画面が表示され、故人アカウント管理連絡先となった人物ができること、できないことが表示されます。
 
アクセスできるデータは、写真、メッセージ、メモ、ファイル、連絡先、カレンダーイベント、ダウンロードしたアプリ、デバイスのバックアップなどが含まれます。
 
アクセスできないデータとして、iCloudキーチェーンやライセンスで保護されたメディアが挙げられています。
 
なお、パブリックベータ3の段階では「詳しい情報」をタップしてもAppleのサポートページ(英語版)にジャンプしてしまいます。
 

 
次の画面では、データにアクセスするために必要なアクセスキーの共有方法として「メッセージを送信」と「控えをプリント」を選択できます。
 
「メッセージ」を選ぶと、相手に通知するメッセージを送信できます。メッセージの編集も可能です。
 

 
「控えをプリント」を選ぶと、AirPrintで接続可能なプリンタで、2次元バーコードを含むアクセスキーを印刷できます。なお、この紙に記載されている「support.apple.com/digital-legacy」も、本稿執筆時点ではアクセスできません。アクセスキーは、4つの英数字22個の組み合わせにより構成されています。
 

 
なお、本稿執筆時点ではこの2次元バーコードをiPhoneでスキャンしても「検索結果が見つかりませんでした」と表示されます。
 
アクセスキーの共有が完了すると「故人アカウント連絡先が追加されました」と表示されます。アカウントのデータにアクセスするための確認情報として、ユーザーの誕生日が使用されるとの案内も表示されます。「誕生日をアップデート」をタップすると「設定」アプリで生年月日を確認できます。
 

 
同じ手順を繰り返すことで、故人アカウント管理連絡先は複数設定できます。
 
登録した故人アカウント連絡先をタップすると、自分のアカウントのデータにアクセスするためのアクセスキーを表示でき、ここから控えをプリントすることもできます。
 

 
追加された相手には何が起きる?
故人アカウント管理連絡先として追加した相手に届くメッセージをクリックすると「故人アカウント管理連絡先として追加されました」という画面が表示されます。予告なくこのメッセージが届いた相手はかなり驚くと思われます。事前に伝えておくか、メッセージを編集して驚かせないように工夫したほうが良さそうです。
 
なお、パブリックベータ3では「詳しい情報」をタップしても、先ほどと同じくAppleのサポートページに飛ばされます。
 

 
追加された相手は、「設定」アプリの「故人アカウント管理連絡先」メニューを開くと、自分が誰の故人アカウント管理連絡先として設定されているかを知ることができます。自分を故人アカウント管理連絡先から削除することもできます。
 

 
そして、プリントされたアクセスキーに記載されていた「https://digital-legacy.apple.com」にアクセスすると「デジタル遺産」のWebページにアクセスできます。
 
このページでは、故人アカウント管理連絡先として故人のアカウントにアクセスする権利のリクエストやデバイスのアクティベーションロック解除ができる、アクセスする権利のリクエストができます。
 
「アクセスする権利のリクエスト」をタップするとApple IDでのログインが求められます。
 

 
次の画面では、アクセスキーの初めの32文字の入力が求められます。本稿執筆時点では、アクセスキーを入力してもエラーとなり、リクエストは送信できませんでした。
 

 
家族や大切な人と「デジタル遺産」について話す機会を
数週間後にiOS15.2の正式版が公開されると、自分の死後にApple IDに紐付いたデータを誰に託すか(あるいは誰にも託さないか)を選択できるようになり、話題になることも増えると思われます。
 
家族や大切な人と「デジタル遺産」の扱いについて、話し合う機会を持っておいても良いかもしれません。
 
 
Source:Apple, MacRumors
(hato)
 
 

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Apple純正のPodcastsアプリ、App Storeで評価が謎の急上昇

 
App Storeでユーザーによる評価が可能になったApple純正アプリのうち、以前は5点満点中1.8点と低迷していた「Apple Podcasts」アプリの評価が、最近になって4.6へと急上昇しているとアプリ開発者が指摘しています。大きなアップデートもされていないアプリに、何があったのでしょうか?
低評価の代表から一気にほぼ満点評価への急上昇
2021年秋から、App StoreにおいてApple純正アプリの評価とレビューができるようになりました。
 
当初、平均評価が5段階評価中1.8と低迷していたApple Podcastsアプリの評価が最近になって4.6へと急上昇している、とアプリ開発者でApp Storeウォッチャーのコスタ・エレフテリウー氏が指摘しています。
 
同氏は10月に「もしあなたが自分のアプリの低評価に落ち込んでいるなら、Apple Podcastsアプリを見るといい」とツイートし、低評価アプリの代表的存在として挙げていました。
 

If you ever feel bad about your own app’s ratings, just look at Apple Podcasts: pic.twitter.com/DvL9ezeEbS
— Kosta Eleftheriou (@keleftheriou) October 8, 2021

 
しかし、最近になって平均スコアが4.6と、満点に近いスコアへと急上昇していることを指摘し、Appleは評価を操作しているのではないか、と疑問を投げかけています。
 

How did “Apple Podcasts” suddenly go from 1.8 to 4.6 stars? Is Apple manipulating their own app ratings now? https://t.co/bSAr8sFKqQ pic.twitter.com/5kJKYd54VP
— Kosta Eleftheriou (@keleftheriou) November 17, 2021

 
The Vergeが公開したAppFiguresのデータによると、11月5日頃から急激に評価の投稿数が増え、そのほとんどが満点の5つ星評価であることが分かります。特に、11月17日には6,292件もの満点評価が投稿されています。
 

 
高評価コメントの大半はアプリではなく番組に対するもの
しかし、App Storeのレビューをよく読むと、高評価の大半がアプリそのものではなく、公開されているエピソードや番組に対するものであることが分かります。
 
本稿執筆時点で、日本のApp StoreでApple Podcastsアプリの評価は5点満点中4.5点となっていますが、レビューにはアプリの動作に対する不満のコメントばかりが並んでします。
 
App StoreでプリインストールされているPodcastsアプリに評価を投稿するユーザーは、アプリに不満を持っている傾向にあると考えると、この低評価も妥当なものと思えます。
 

 
iOS15.1でユーザーにアプリの評価を要求するように
The Vergeに対してAppleは、10月にリリースされたiOS15.1で、Apple Podcastsアプリは多くのサードパーティアプリと同様に、ユーザーにApp Storeでの評価を求めるようになったと述べています。
 
The VergeはApple Podcastsアプリの使用中に同様の表示が確認できなかったため、どういった条件でアプリの評価を依頼されているのかは分からないとしながらも、評価をねじ曲げていると疑われるようなことは避けるべきではないか、と批判的にコメントしています。
 
 
Source:The Verge
(hato) …

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AndroidでiMessageのリアクション表示が可能に?

 
iOSおよびMac端末の「メッセージ(iMessage)」アプリでは、ハート、親指を立てる、親指を下げる、笑う、疑問符、感嘆符などのリアクションを追加することができます。しかし、これらのリアクションはAndroid端末上ではすべてiMessageの注釈として表示されてしまうため、iOSユーザーはAndroidユーザーとのコミュニケーションで気まずい思いをすることになります。Googleメッセージで、近いうちにiMessageのリアクションが絵文字に翻訳される可能性が浮上しました。
リアクションがテキストで表示され誤解のもとに
iPhoneでメッセージにハートマークを付けると、同じiPhoneユーザーにはメッセージに小さなハートマークが表示されます。しかし、iMessageでAndroidユーザーからの「緑の泡」メッセージに同じようにリアクションを適用した場合、テキストに変換されてしまうため、ミスコミュニケーションを生む原因となっていました。
最新ベータで絵文字変換の可能性が示唆
9to5Googleが、Googleメッセージの最新ベータアップデートに含まれるコードを調べたところ、iMessageのリアクションをテキスト表示するのではなく、絵文字に変換する可能性があることがわかったとのことです。
 
“Show iPhone reactions as emoji(iPhoneのリアクションを絵文字として表示する)”と書かれたコードが“ios_reaction_classification”の下に表示されています。
 
iMessageのリアクションが絵文字に変換されるようになれば、iOSユーザーとAndroidユーザーの間のやりとりで生じる気まずさを回避できるようになるかもしれません。
 
 
Source:9to5Google via MacRumors
Photo:Apple
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iOS 15.2ベータで今わかっている変更点まとめ

Image:nikkimeel/Shutterstock.comまもなくリリースのはず。iOSの最新バージョンは15.1.1ですが、すでに次期マイナーアップデートとなる「iOS15.2」がパブリックベータまで配布され、正式公開が迫っています。というわけで、現時点で判明しているiOS15.2での変更点をお伝えしましょう。・アプリのプライバシーレポート:サードパーティ製アプリがどのセンサーやデータ、イ …

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iOS 15でアラームのキーパッド入力を復活させる方法

Image:JerameyLende/Shutterstock.comライフハッカー[日本版]2021年11月3日掲載の記事より転載iOSのアラームアプリをよく使う人なら、AppleがiOS14で時刻の設定方法を突然テンキー入力に変えて、みんなを驚かしたのを覚えていることでしょう。アラーム時刻の設定が楽になったと感じたユーザーも多かった一方、旧来のドラムロールでの時刻設定を好むユーザーもいました。 …

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iOS版Clubhouse、リアルタイムに字幕を表示する機能を追加。日本語にも対応

 
現地時間11月17日、ClubhouseはiOS向けに音声をリアルタイムで字幕表示する「ライブキャプション」機能の提供を開始したことを発表しました。この不可欠なアクセシビリティ機能は、同アプリでは長い間見落とされてきました。この機能がないことで、Clubhouseは聴覚障がい者にとっては使い勝手の悪いものになっていました。
ライブキャプション機能は、13言語に対応
ライブキャプション機能は現在、英語、広東語、北京語、越語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、スペイン語、アラビア語、ロシア語、トルコ語の13言語に対応しています。
 
しかし、Clubhouseのエンジニアによると、この機能はまだベータ版であるため、英語以外の言語をうまく検出できない可能性があるとのことです。
 

closed captioning is here for iOS! update your app now to see it in action in live rooms.
here's a lil' example, in case you need convincing… pic.twitter.com/v2poAjE2Pl
— Clubhouse (@Clubhouse) November 17, 2021

空間オーディオにも対応し、ミュージックモード機能なども追加
Clubhouseは今年に入って人気沸騰となりましたが、Twitterの音声チャット機能「スペース」が登場するなど他のプラットフォームも大きく成長しているため、ユーザーからの支持を失いつつあります。しかし、Clubhouseは、音声ライブ機能を提供する他のSNSに対抗するため、アプリにさらなる機能を追加することを計画しているようです。
 
先月、iOS版Clubhouseアプリがアップデートされ、ライブオーディオルームにおいて歌や楽器などの音質を最適化する「ミュージックモード」機能が新たに追加されました。また、空間オーディオにも対応し、オープンルームの会話の30秒クリップを作成し、他のSNSで共有できる機能も導入されています。
 
iOS版Clubhouseは、App Storeより無料で入手可能です。
 

 
 
Source:TechCrunch via 9to5Mac
(m7000) …

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お前だったのか…。iOS15.1.1で通話音声が途切れる問題が修正

最近何度か「すみません、もう一度良いですか?」と聞き返されることがあって、なんでだろ?って思ってたんですが、謎が解けました。本日公開されたiOS 15.1.1では、iPhone 12とiPhone 13で通話中に音声が途切れる問題が解決されているとのこと。そうか、お前か。 …

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iOS15.2のベータ3で、Apple Musicのプレイリスト内検索が可能に

 
Appleは現地時間11月16日に、iO15.2のベータ3を開発者向けに公開しました。このアップデートにより、Apple Musicアプリのプレイリスト内で、特定の曲を検索できるようになりました。
iO15.2のベータ3で、Apple Musicのプレイリスト内検索が可能に
iO15.2のベータ3で追加されたApple Musicの新機能は、長い間、多くのユーザーから要望が寄せられていたものです。
 
検索バーは通常、画面上で非表示になっています。iPhoneのMusicアプリでプレイリストを開き、上から下にスワイプすると新たに追加された検索バーが表示されます。
 
米国の巨大掲示板Redditのユーザーからは、Apple Musicのプレイリストには、最新のコラボレーション機能やソート機能など多くの機能がまだ不足していると指摘されています。そのため、Apple Musicが競合サービスに追いつくには、まだまだ時間がかかると予想されます。
 
なお、iO15.2のベータ3では、iPhone13の画面のサードパーティー修理が可能になっています。
 
 
Source:9to5Mac
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iOS15.1.1がリリース〜通話中に音声が途切れる問題が解消

 
Appleは現地時間11月17日、iOS15.1.1をリリースしました。
iPhone12、iPhone13ユーザーはアップデートすべき
Appleは現地時間11月17日に、iOS15.1.1をリリースしました。同OSでは、iPhone12およびiPhone13のモデルで通話中に、音声が途切れる現象が改善されています。
 
リリースノートには上記のように記されているのみで、ほかに説明はありません。
 
Appleは現地時間11月16日に、iOS15.2開発者ベータ3をリリースしています。
 
 
Source:Apple
(lunatic) …

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Appleが方針転換!ユーザーにiPhoneやMacの修理用部品やツールを提供と発表

 
Appleは現地時間11月17日、ユーザーがiPhoneやMacを修理するために、正規の部品や修理用ツールを提供するセルフサービス・リペア・プログラムを2022年初頭から開始すると発表しました。認定サービスプロバイダ以外の修理を認めなかった姿勢から大きな方針転換です。
2022年初頭、アメリカから順次拡大
Appleが発表したセルフサービス・リペア・プログラムによって、一般のユーザーがiPhoneなどを修理するためにAppleの純正部品や修理用ツールを購入可能になります。
 
同プログラムは、2022年初頭にアメリカから提供が開始され、2022年のうちに、その他の国・地域に拡大予定です。
 
もちろん、従来と同様、Apple認定サービスプロバイダ(AASPs)でプロの技術者に修理を依頼することも可能です。
 

 
iPhone12、iPhone13から開始、M1 Macにも
対象となる製品は、当初はiPhone12シリーズとiPhone13シリーズ、追ってM1 Macにも拡大する予定です。
 
セルフサービス・リペア・プログラムの開始当初は、一般的な修理であるiPhoneのディスプレイ、バッテリー、カメラといったパーツをユーザーが自分で交換できるようになります。
 
Appleは、200以上の正規部品や修理用ツールをAppleのセルフサービス・リペア向けオンラインストアで販売すると発表しています。修理後に不要となったパーツをAppleに返却すれば、次回の買い物に使えるクレジットが付与されます。
 
現時点では、部品の販売価格や販売条件などの詳細は明らかにされていません。
 

 
「修理する権利」への対応か
Appleはこれまで、ユーザーによる修理はもちろん、非正規の部品を使った修理を行なった製品を保証対象外とし、Appleでの修理を拒否するなど厳しい姿勢をとっていました。
 
最近では、アメリカの公正取引委員会が、ユーザーが製品を修理できないのは消費者の「修理する権利」に反しており違法だと表明し、厳しい姿勢を示していました。
 
Appleは今回の発表にあたり「耐久性が高く寿命が長く修理しやすい製品を設計することで、ユーザーは長期にわたって製品を利用し続けることができます。Appleは、長期間にわたるソフトウェア・アップデートで新機能を提供し続けます」と説明しています。
 
最近では、iPhone13シリーズのディスプレイを非正規品に交換するとFace IDが動作しなくなることが判明しましたが、Appleはサードパーティー業者でもiPhone13シリーズのディスプレイが交換できるようにすると発表し、iOS15.2のベータ3では非正規品のディスプレイに交換した後もFace IDが利用可能になっています。
 
 
Source:Apple
(hato)
 
 

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iOS15.2のベータ3でiPhone13画面のサードパーティー修理が可能に

 
iOS15.2のベータ3が開発者向けにリリースされたばかりですが、さっそく英修理業者がiPhone13のディスプレイ修理を試み、かねてから約束されていたサードパーティー業者への修理の解放がすでに実現していることが明らかになりました。
英修理業者が動画を公開
AppleもしくはAppleの正規サービスプロバイダ以外が画面修理を行った場合、iPhone13のFace IDが動作しなくなる新仕様が物議を醸していましたが、Appleはサードパーティーでも業者も修理できるようにする、と米メディアThe Vergeに対して述べていました。
 
iOS15.2のベータ3がデベロッパ向けに公開されたばかりですが、英修理業者iCorrectがiPhone13のディスプレイ修理ができるようになっているかどうが調べたところ、実際に可能になっていることが判明したとのことです。
 

エラーメッセージが表示
それでも、サードパーティー画面交換ではエラーメッセージが出ることがわかっています。“お使いのiPhoneのディスプレイがApple純正品かどうか判断できません。設定で詳細を確認してください”というポップアップ通知が表示されるとのことです。
 
似たような通知がサードパーティー業者によるバッテリー交換でも起こることが報告されています。自力での修理を防ぐ目的があるようですが、機能上支障をきたすことはないとされています。
 
 
Source:AppleInsider
(lexi) …

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Apple、新しいフレームワーク「Sportskit」を開発中。スポーツ分野に注力か

 
Appleは現在、スポーツ分野への取り組みを進めていると噂されていますが、米メディア9to5Macによると、開発者向けのiOS15の最新のベータ版において、iOS及びtvOSアプリ用のフレームワーク「SportsKit」に関するコードが見つかったとのことです。
Apple、スポーツ分野へ注力か
同メディアは、今年10月下旬に開発者向けにiOS15.2ベータ1がリリースされて以来、システム内部ファイルに「SportsKit」に関する記述があることを確認しています。このフレームワークは開発初期の段階である可能性が高く詳細は不明ですが、スポーツ中継において、iPhone、Apple TV、Siri、及び、恐らくiPadの間での連携が強化されるとのことです。
 
さらに、ホーム画面のウィジェット「SportsKit」には、スポーツの試合の最新情報をリアルタイムに受け取ることができる機能が含まれているとしています。
 
現在、SportsKitは非公開のフレームワークとして開発されているため、全てのアプリ開発者がこの機能を利用できるわけではありません。代わりに、Appleが将来的にさらにスポーツ中継を増やした場合、Apple TVやApple TV+を通じて提供される独自のコンテンツに使用される見込みです。
 
同社はかねてより、スポーツ分野への進出が噂されていました。最近では、大学スポーツの放映権を巡りPac-12と交渉したり、NFLのSunday Ticketのストリーミング権を獲得しようとしていると報じられています。
 
 
Source:9to5Mac via iMore
(m7000) …

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Apple Watch、メールプライバシー保護機能に非対応であると開発者が指摘

 
Apple Watchの「メール」アプリが、Apple独自の「メールプライバシー保護」機能に非対応であることが、iOSアプリ開発者によって発見されました。
メールプライバシー保護機能が利用できず
メールプライバシー保護機能は、iOS15、iPadOS15、及びmacOS Montereyで初めて導入された新機能です。IPアドレスを非公開の状態にすることにより、メール送信者が受信者の位置情報を特定したり、オンライン上のアクティビティの情報を読取ることを防ぎます。また、メール送信者にはメールを開封したか、何回見たか、転送したのかどうかなどの情報も知られることはありません。
 
この機能は、メールアプリでダウンロードされた全てのコンテンツを複数のプロキシサーバーを経由してルーティングし、ユーザーのIPアドレスを削除した上で、ユーザーの地域に対応するランダムなIPアドレスを割り当てるものです。これにより、メール送信者にユーザーに関する特定の情報ではなく、一般的な情報を表示させます。
 
AppleのWebページ「メールプライバシー保護とプライバシー」によると、この機能はiPhone、iPad、Macのみで利用可能となっていますが、セキュリティ研究者及びiOSアプリ開発者のタラル・ハジ・ベーカリー氏とトミー・ミスク氏は、Apple Watchが受信者のIPアドレスを非表示にしないため、メールプライバシー保護機能が提供するセキュリティ全体を侵害する可能性があることを発見しました。
 
Apple Watchでは、メール通知の受信時とメールの開封時の両方で、受信者の実際のIPアドレスを使用して画像などのリモートコンテンツをダウンロードするため、iPhoneでメールのプライバシー保護を有効にしているユーザーでも、IPアドレスが公開されてしまうことになります。
 

Heads-up: The mail privacy protection introduced in iOS 15 doesn't apply to the Mail app on the Apple Watch. Both the Mail app and the notification preview on the Apple Watch download remote content using your real IP address.#Cybersecurity #iOS pic.twitter.com/o0lh9rPQTd
— Mysk (@mysk_co) November 15, 2021

 
 
Source:Mysk/Twitter via MacRumors,9to5Mac
(m7000) …

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iOS及びAndroid版Googleマップ、混雑状況が簡単に把握可能に。順次展開

 
Googleは現地時間11月16日、ホリデーシーズンに向けてiOS及びAndroid版Googleマップアプリにおいて、新機能「Area Busyness」と「ディレクトリ」の提供を開始したと発表しました。
混雑状況を簡単に把握可能に
「Area Busyness」は、近くにある企業や場所の混雑傾向の情報を組み合わせて、その地域や街が最も混雑する時間帯を知らせてくれる機能です。Googleによると、避けるべき混雑した地域を特定したり、旅行などで初めて来た街の人気エリアを確認したい時に、どの地域が賑わっているのかを簡単に把握することができるとのことです。
 
この機能は、今年のホリデーシーズンに合わせてiOS及びAndroid版でグローバルに展開される予定です。
空港などの建物内の移動が容易に
また、ショッピングモール、空港、駅など建物内の移動を容易にするための機能として「ディレクトリ」も追加されています。ディレクトリのタブをクリックすると、建物内にどのような種類の店舗があるのかを確認したり、空港ラウンジや駐車場などを検索することができます。また、その店舗が営業中なのか、何階にあるのか、評価などの役立つ情報も表示されます。
 
このようなインドアマッピング機能は、Appleマップアプリでは既に提供されています。
米国では、ピックアップ機能が追加
さらに、Googleマップには「ピックアップ」機能も追加されています。この機能を利用すると、アプリ上から注文でき、注文状況を確認したり、到着予定時刻や店舗に到着したことをお店側に知らせることが可能です。待ち時間を減らすことができるため、買い物にかかる時間を短縮することができます。現在、全米30州以上2,000以上の店舗でこの機能が利用可能とのことです。
 
また、米国ではGoogleマップユーザーから提供された米国内のレストランの価格帯が表示されるようになり、そのお店の料理の料金をより把握しやすくなりました。また、訪問した場所に関するレビューを提供する方法も簡素化されています。
 
 
Source:Google via MacRumors
(m7000) …

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iPhone 13 Proカメラの最大の問題、もうすぐ直りそう

Image:CaitlinMcGarry/Gizmodo個人的にも期待大。みなさん、「iPhone13Proシリーズ」はもうゲットされましたか?iPhone13Proシリーズには被写体にぐぐっと近づけるマクロ撮影機能が搭載されているのですが、次のバージョンとなる「iOS15.2」ではこの動作が大きく改善されるかもしれません。iPhone13Proシリーズのマクロ撮影機能の問題とは、もともとこれをオ …

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AirPods Pro、AirPods(第3世代)用ファームウェアアップデートが公開

 
Appleは現地時間11月16日、AirPods ProとAirPods(第3世代)向けにファームウェアのアップデートを公開しました。アップデートは自動で実行されるため、ユーザーが操作して実行することはできません。
AirPods ProとAirPods(第3世代)向けアップデート
Appleが配信したAirPods Proの最新ファームウェアはバージョン4A402です。10月初旬に公開されたバージョンは4A400でした。
 
AirPods(第3世代)用に公開されたファームウェアバージョンは4B66です。直前のバージョンは4B61でした。
 
Appleはファームウェアバージョンアップの内容を公開していないため、今回のアップデートによる変更点や修正されたバグなどは不明です。
アップデートは自動実行
AirPodsシリーズのファームウェアアップデートは、ペアリングされたiPhoneがWi-Fiに接続されており、AirPodsの充電ケースが電源に接続されているときに自動で実行されます。
 
iOSやアプリのアップデートとは違って、ユーザーの操作によってアップデートを行うことはできません。
 
AirPodsシリーズのファームウェアバージョンは、iPhoneとAirPodsが接続された状態で、「設定」アプリから「一般」>「情報」からAirPodsを開くと確認できます。
 
 
Source:MacRumors
Photo:Apple
(hato) …

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iOS15.2/watchOS8.3/tvOS15.2など各OSベータ3がリリース

 
Appleは現地時間11月16日、iO15.2、iPadOS15.2、watchOS8.3、tvOS15.2、HomePod 15.2の各OSのベータ3を、それぞれ開発者向けにリリースしました。
 
同社は約1週間前に、それぞれのOSのベータ2をリリースしています。
iOS15.2の新機能
iOS15.2では、いくつもの新しい機能が追加されています。これまでのベータ版で判明している主な機能は以下のとおりです。
 

Appプライバシーレポートによる、アプリのアクティビティの記録閲覧
 
iMessageのスキャン機能
死亡時にデータを家族などに継承できる「デジタルレガシー」機能
AirTagによるストーキング防止機能の強化
iPhone13 Proシリーズのカメラアプリでマクロ撮影機能のオン・オフが可能に

 
iOS15.2、iPadOS15.2、watchOS8.3、tvOS15.2、HomePod 15.2の各ベータ3において、追加された新機能や改良点が判明し次第、お伝えします。
 
 
Source:9to5Mac
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iOS版PayPayでマイナンバーカードを使った本人確認が可能に

 
11月15日より、iOS版のPayPayでマイナンバーカードによる本人確認手続きができるようになりました。PayPayのアプリバージョン3.19.0以降から利用可能です。
マイナンバーカードのICチップ読み取りのみ、本人確認書類や顔写真の撮影は不要
PayPayのマイナンバーカードを利用した本人確認手続きは、Android版では2021年11月10日より対応開始していましたが、iOS版でも11月15日より開始しました。アプリバージョン3.19.0以降から利用可能です。
 
本サービスは、PayPayにてマイナンバーカードのICチップをスキャンすることにより、ICチップに格納されている署名用電子証明書の情報を利用でき、最短2分で本人確認が完了します。本人確認書類や利用者の顔写真撮影が不要なため、より簡単に本人確認が行えるようになります。
マイナンバーカードを使った本人確認の手続き方法

 
マイナンバーカードでPayPayの本人確認をするには、ホーム画面の「アカウント」を選択し、右上にある「詳細」をタップします。
 

 
「本人確認・口座認証」から「マイナンバーカード」を選択し、年齢・職業・利用目的を選択します。
 

 
署名用電子証明書暗証番号を入力し、マイナンバーカードのICチップをスキャンします。
 

 
最後に、氏名、国籍を入力して申し込みをします。
 
手続きの詳細については、PayPay公式HPをご確認ください。
 

 
 
Source:PayPay
(kotobaya) …

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ポケモンGO、iOS12のサポート終了へ

 
Nianticは11月16日、ポケモンGOにおいてiOS12のサポートを終了すると発表しました。iOS12搭載端末を使用しているユーザーが引き続きゲームをプレイするには、iOS13へのアップグレードが必要です。
iOS12搭載端末ではゲームへのアクセスが不可に
ポケモンGOがiOS12のサポートを終了します。これにより、リリースバージョン225以降では、iOS12を搭載した端末でポケモンGOへのアクセスができなくなります。
 
NianticはiOS12のサポートを終了することにより、開発プロセスを効率化し、より新しいOSやテクノロジーのサポートにリソースを集中させることができる、と説明しています。
 
現在、iOS12搭載端末を利用しているユーザーが引き続きゲームをプレイするには、iOS13へのアップグレードが必要です。
 
アップグレードは設定>一般>ソフトウェア・アップデートより行えます。なお、iOS13は2021年11月時点でiPhone6s以上に対応しています。
 
 
Source:Niantic
Photo:flickr-Eduardo Woo
(kotobaya) …

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Appleマップのクラウドソーシングの危険報告がドイツでも利用可能に

 
iOS14.5で導入された、Appleマップの事故・危険報告機能がより多くの地域で利用可能となっているようです。今回、ドイツで同機能が利用できるようになったと伝えられています。
Siri越しに報告が可能
Siriを使って、「ヘイSiri、事故を報告して」と言うだけで危険を報告したり、CarPlayのAppleマップインターフェースを使って、危険、スピード違反摘発装置、事故の報告も可能です。
 
この機能は、オーストラリア、ブラジル、シンガポール、英国、米国で利用可能となっていましたが、同機能がドイツでも利用できるようになったことが明らかになりました。
 
機能の利用方法
運転中にAppleマップのナビゲーションを利用して運転しているときに、「この先で事故が発生しています」「道路上に何かがあります」「事故は解消されました」などのSiriコマンドを使って報告を行うことができます。Siriは「了解です、報告を送っています」などと言って確認します。
 
同乗者も、手動での事故報告が可能です。右下の上矢印をタップし、「報告」を選択し、「事故」または「危険」を選ぶことができます(ドイツの場合)。Appleマップにすでに表示されている事故については、その事故をタップして「解消されている」もしくは「まだある」を選択できます。
 
 
Source:Macerkopf via 9to5Mac
(lexi) …

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「宅急便をスマホで送る」がApple Walletに対応、領収書のPDF発行も開始

 
ヤマト運輸は11月15日から、送り状作成から運賃の決済までスマートフォン上で完結できるサービス「宅急便をスマホで送る」において、荷物の発送予約をした2次元コードをiPhoneなどのApple Walletで管理できるようになるほか、運賃をWebからPDFでダウンロード可能になると発表しました。
発送用2次元コードをApple Walletに保存可能に
「宅急便をスマホで送る」は、2019年9月に提供が開始され、送り状作成や運賃の支払いをスマートフォンの専用サイトで完結できるため、利用者は荷物を対応コンビニ(セブン-イレブン、ファミリーマート)に持ち込んで2次元コードを提示するだけで発送できるのが特徴のサービスです。
 
2021年11月15日から、発送用2次元コードをiPhoneなどの標準アプリ「Wallet」に保存できるようになりました。
 

 
Apple Walletに2次元コードを保存しておけば、発送予定日に予約した店舗に近付くとiPhoneなどの端末に通知が表示され、簡単に2次元コードを呼び出せます。
 
「宅急便をスマホで送る」で荷物の発送予約をした2次元コードがApple Walletに保存できるのは、iOS9.0以上のiPhoneです。
 
発送用2次元コードのApple Walletへの保存は、2021年11月15日から利用できます。
 

 
履歴画面から領収書のPDFを発行可能に
「宅急便をスマホで送る」は、運賃の支払いにApple Payやクレジットカード払いなどのオンライン決済が利用できたものの、領収書は利用者からの申込に応じて手書きの領収種を発行していました。
 
2021年11月15日以降にオンライン決済が完了し、発送予定日から13カ月以内の荷物については、「宅急便をスマホで送る」の履歴画面から領収書をPDFでダウンロード可能になります。
 

 
Web領収書の発行回数に制限はありませんが、2回目以降に発行した場合は領収書に「再発行」と記載されます。
 

 
ヤマト運輸は、今回の変更により経理業務のペーパーレス化や効率化、紙の使用量削減に効果が期待されると説明しています。
「宅急便をスマホで送る」の使い方動画も
ヤマト運輸は「宅急便をスマホで送る」の使い方を紹介した動画も公開しています。
 

 

 
 
Source:ヤマト運輸 報道発表, サービスページ
(hato)
 
 

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iPhoneのイライラを解決する10の方法

Image:sergeycauselove/Shutterstockライフハッカー[日本版]2021年10月31日掲載の記事より転載ほとんどの人にとって、iOSの働きぶりは優秀ですが、それでも些細なイラっとすることはたくさんあります。しかし、ほんの少しの努力で、その手の問題のほとんどは解消でき、iPhoneを自分好みにすることができます。今回は、悩まされがちな10の問題とその解決法をご紹介しましょ …

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Primeビデオがクリップシェア機能を追加。オモシロシーンをシェアできちゃう

THE VERGE によると、AmazonはPrimeビデオの映像を切り取れるビデオクリップ機能を追加するとのこと。これはiOSで利用可能となり、一部の作品では再生中にクリップ共有ボタンが表示されるようになり、最大30秒のショートクリップを切り取り、iMessageやSNSでシェアできるとのこと。 …

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Apple、iPhoneのデジタルID計画の費用を州政府に負担させていた

 
AppleはiOS15で、免許証や州発行のIDカードをウォレットアプリに取り込む機能を追加、アメリカの各州政府と共同でこのiPhoneデジタルID化計画を進めています。
 
ところがデジタルID化に必要なシステムの維持費、人件費などのさまざまな費用は、すべて州政府、つまり州住民の税金でまかなうことが、州政府とAppleとの間の契約条件となっていることが、米メディアCNBCの取材で明らかになりました。
iOS15でデジタルIDがウォレットアプリに登録可能に
Appleは今年6月の世界開発者会議(WWDC21)において、iOS15やwatchOS8の新機能として、アメリカの一部の州で発行される運転免許証や州発行の身分証明書をiPhoneやApple Watchのウォレットアプリに登録できるようになると発表しました。
 
そして9月には、アリゾナ、ジョージア、コネチカット、アイオワ、ケンタッキー、メリーランド、オクラホマ、ユタのIDが、まずウォレットアプリに登録可能になると発表しています。
 
しかし専門家の間では、なぜ州政府が州民の個人情報の管理をAppleという一企業に委ねられるのか、プライバシー保護の観点で問題はないのかという疑問の声が上がっていました。
NBC、Appleと州政府との契約書を入手
CNBCが入手した、ジョージア、アリゾナ、ケンタッキー、オクラホマの各州とAppleとが交わした契約書には、デジタルID発行においてAppleが大きな権限を握っていることが記されていました。
 
CNBCが確認できた上記4州とAppleとの契約書の内容はほぼ同じだったそうです。残り4州の契約書内容は確認していないものの、ほぼ同じ内容だろうと同メディアは推察しています。
Appleに圧倒的に有利な内容?
契約書では、デジタルIDと互換性のあるデバイスの種類が指定され、またデジタルIDプログラムの開始時期、その進行具合をAppleに報告する義務まで記されていたそうです。さらにAppleは、デジタルIDプログラムをチェックし、必要なマーケティングを決める権限まで持つことが、契約内容に含まれていました。
 
しかも、同プログラムに必要なシステム管理や関連する人件費などは、州政府が負担することが条件となっているそうです。
 
CNBCは、今回の契約は一般にAppleがベンダーと結ぶものと似ているものの、対ベンダー契約であればAppleはベンダーに支払う必要がある、と指摘します。なぜならAppleはベンダー(州)にiPhoneをIDとして使ってもらう(iPhoneの必要性が増し、売れる機会が拡大する)からです。
 
しかも契約書には、デジタルIDの正当性の責任はAppleが負わないことも記されており、たとえデジタルIDで詐欺などの問題が発生しても、Appleの責任は問われないことが記されているとのことです。
 
 
Source:CNBC
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iPhone「メモアプリ」活用術~タグ・スマートフォルダを使いこなす

Image:XanderSt/Shutterstock.comライフハッカー[日本版]2021年10月27日掲載の記事より転載iPhoneユーザーなら、Apple純正のメモアプリを使ったことがあると思います。スケッチしたり、アイデアを書き留めたり、リストを作成してほかのAppleユーザーと共有できる便利なツールです。iOS15のリリースに伴い、Appleのメモ機能が更新されてタグとスマートフォルダ …

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Apple、アプリ売上を増やすため密かにGoogleに広告を出している?

 
AppleはApp Storeにおける人気アプリのサブスクリプション売上を増やすため、Googleにこれらのアプリを宣伝する広告を出していると、米メディアForbesが報じています。
Appleが勝手に広告を出している?
複数のアプリパブリッシャーが、少なくともこの2年ほど、Appleは彼らの同意を得ずに、勝手にGoogleにアプリ広告を出しているとForbesに語っています。
 
Forbesの調べによると、出会い系のTinderやBumble、大手メディアHBO、言語学習のBabbelなどのアプリの広告が、Google経由でWebに掲載されているようです。
 
消費者の目にはこれらの広告は、TinderやHBO自身が出しているように見えます。しかしForbesによれば、どの広告もほぼ同じパラメータを持つトラッキングリンクを含んでおり、これは同一の会社(つまりApple)がすべての広告を出稿していることを意味しているとのことです。
 
広告を出すには当然広告費がかかりますが、ユーザーがWeb広告を見てApp Storeにアクセスし、そこでアプリをダウンロードして、サブスクリプションを申し込んでくれれば、Appleはそこから30%の収入を得ることができます。
Appleが許可なく広告を出すのはあり?なし?
ここで問題なのは、果たしてAppleは、アプリパブリッシャーの許可なく、勝手に広告を出してもいいのか、ということです。
 
単純に考えると、Appleが広告費を出してくれて、自分たちのアプリを宣伝してくれるのですから、アプリパブリッシャーは損をしないように思えます。
 
しかし複数のアプリパブリッシャーは「自分たちのビジネスの妨げになっている」と語っています。
広告が競合する場合も
理由は複数あります。ひとつは先述したように、iOSアプリを経由すると売上の30%をAppleに支払わなければならないからですが、彼らのビジネスにダメージを与えるのはそれだけではないそうです。
 
たとえばAppleがHBOの広告を出した場合、HBOも自身の広告を出すとすれば、Appleと競合することになります(下の画像。上がHBO自身の広告(HBO Max)、下はAppleが出したとされるHBO Maxアプリの広告)。
 

 
また同じ広告スポットを複数の企業が求めるとすれば、当然広告費も高くなります。
 
ただし全てのアプリパブリッシャーがAppleによる広告出稿に反対しているわけではないようだと、Forbesは記しています。
 
 
Source:Forbes via iMore
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iOS15.2ベータ2の「自分を追跡可能な持ち物」検出機能を使ってみた

 
iOS15.2ベータ2、パブリックベータ2では、他人のAirTagなどが自分を追跡されている可能性がある場合に、iPhoneの「探す」アプリから簡単に検出して無効化する方法を確認できるようになっています。iOS15.2パブリックベータで実際にこの機能を使ってみました。
 
※記事中の機能や使用しているスクリーンショットは、取材に基づく特別な許可に基づき使用しています。機能やデザインは、iOS15.2パブリックベータ2のものであり、正式版では変更される可能性がありますのでご了承ください。
iOS15.2ベータ2で不明なAirTagの確認が簡単に
iOS15.2の開発者向けベータ2、登録ユーザー向けパブリックベータ2では、自分以外のAirTagや「探す」ネットワーク対応デバイスを簡単に確認し、無効化する方法を知ることができる機能が追加されています。
 
「探す」アプリを起動して「持ち物を探す」タブから「自分を追跡可能な持ち物」を開くと(登録されているアイテムが多い場合、メニュー画面を上にスワイプすると表示されます)「不明な持ち物」メニューが表示されます。
 

 
メニューを上にスワイプすると、所有者から50メートル以上離れている場合に検出できること、状況によって検出まで15分程度かかることが記載されています。パブリックベータ2の時点では英語で記載されています。
 
「検索」をタップすると、自分の近くにある他人のAirTagなどを検出できます。検索開始から終了までに数分間の待ち時間があります。正式版までに待ち時間が短縮されることに期待したいところです。
 

 
自分以外のアイテムが見つからない場合は「不明な持ち物は見つかりませんでした。」と表示されます。メニューを上にスワイプすると、先ほどと同じ内容が英語で記載されています。
 

 
自分以外のAirTagが発見された場合は「AirTagがあなたの近くで見つかりました」と表示され、最初に所持が確認されたのがいつかも確認できます。
 

 
「サウンドを再生」をタップすると、AirTagを見つけるために音を鳴らすことができます。「このAirTagについての詳しい情報」をタップすると、iPhoneをAirTagに近づけて、AppleのWebサイトにアクセスするよう案内されます。
 
画面下部には「身体の安全が脅かされていると感じた場合は、最寄りの法執行機関/警察に報告してください。AirTagと、このAirTagのシリアル番号を提供する必要がある場合があります。」との記載もあります。
 
なお、パブリックベータ2では、この先に進むことはできませんでした。
 

 
「AirTagを無効にする手順」をタップすると、バッテリーの蓋を開けてバッテリーを取り外す方法がアニメーションで案内されます。
「紛失した持ち物の返却に協力」メニューも
「探す」アプリには「紛失した持ち物の返却に協力」メニューも追加されています。これは、iOS15.1以前の「見つかった持ち物を識別」と同様に、所有者がメッセージを残しているかなどを確認できる機能です。
 
iOS15.2になって、メニュー名から目的ががわかりやすくなっています。
 
AirTag、AirPods、もしくはBelkinのワイヤレスイヤホンなどの「探す」ネットワーク対応製品に付いているアイコンで確認できます。
 

 
 
Source:Apple
(hato)
 
 

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iPhone13 ProのカメラアプリがマクロON/OFF対応〜iOS15.2ベータ

 
iOS15.2ベータ2で、iPhone13 Proシリーズのカメラアプリにマクロ撮影機能を有効・無効化するアイコンが追加されたことが報告されました。
マクロモードの有効・無効を切り替え可能に
YouTubeチャンネル「zollotech」が、iOS15.2ベータ2で、iPhone13 Proシリーズのカメラアプリにマクロ撮影機能を有効・無効化するアイコンが追加されたことを報告しました。
 
カメラアプリ画面に追加されたのは、チューリップのような花のアイコンで、マクロモードが必要な被写体にズームインすると、このアイコンが表示されます。
 
アイコンをタップすると、マクロモードの有効・無効を切り替えることができます。
 

「自動マクロ」をオフにしておく必要あり
iOS15.2ベータ2をインストールしたiPhone13 Proシリーズのカメラアプリでマクロ撮影機能を使うには、カメラの設定で「自動マクロ」をオフにする必要があると「zollotech」が説明しています。
 
 
Source:zollotech/YouTube via iDownloadBlog
(FT729) …

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