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5Gスマホ、販売されているモデル数が2021Q3に200超え~シェアも50%に近づく

 
5G通信は世界中で急速に普及が進んでおり、端末の選択肢も急速に増えています。
 
2021年第3四半期(7月~9月)末には販売されている5G通信対応スマートフォンのモデル数が200を超えたそうです。特に中国ブランドのモデル数が多いといいます。
5Gスマホのモデル数が200を突破
調査会社のStrategy Analyticsによると、2021年第3四半期末までに5G通信対応スマートフォンの販売されているモデル数は210となり、はじめて200を超えました。
 

 
2020年第1四半期(1月~3月)にはわずか45モデルだったのに比べると、わずか1年半で4倍以上になったという計算になります。
 
また、世界のスマートフォン総出荷台数に占める5G通信対応スマートフォンの割合も、2021年第3四半期には50%に迫っています。
 
今後も、ホリデーシーズンを含む2021年第4四半期(10月~12月)や、アジアの旧正月を含む2022年第1四半期には、さらに大幅な上昇が見込まれているとのことです。
中国ブランドのモデル数が多い
メーカー別では、中国ブランドの5G通信対応スマートフォンのモデル数が非常に多いです。
 

 
Appleはわずか4モデル(iPhone13シリーズ含まず)、Samsungの16モデルしかないのに対し、XiaomiとVivoは30モデル、Oppoha28モデルも5G通信対応スマートフォンを販売しています。
 
ただし、シェアの面ではAppleが強く、2021年第2四半期(4月~6月)にはスマートフォン販売台数のトップ3をiPhone12シリーズが占めました。
 

 
今後も価格の低下などにより5G通信対応スマートフォンの魅力は増し、4G通信対応スマートフォンを選ぶ人は減っていくことが予想されます。
 
5G通信対応端末については、2G~5Gのなかで全携帯電話販売台数に占める販売台数が最速で50%を超えると予想されています。
 
 
Source: Strategy Analytics
Photo: Pixabay
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5Gスマホ、2G~5Gのなかで最速で普及の見込み~2023年までに50%超え

 
iPhone12シリーズおよびiPhone13シリーズをはじめ、最近では5G通信に対応したスマートフォンが数多く売られています。
 
調査によると、5G通信対応スマートフォンの普及の勢いは強く、2G~5Gのなかで最も早く販売台数が50%以上を占めることになりそうです。
2023年までに50%超えの5Gスマホ
調査会社のStrategy Analyticsによると、2021年の世界の携帯電話販売台数は前年比で9%以上となる見込みです。
 
このうち、5G通信対応スマートフォンが143%以上の伸びとなり、市場を牽引します。
 
5G通信対応スマートフォンの普及は非常に早く、2G~5Gのなかでも最も早く全携帯電話販売台数に占める割合が50%を占めると予測されています。
 

 
4G通信対応スマートフォンの場合は全携帯電話販売台数のなかに占める割合が50%を超えるのに5年かかりました。
 
これに対して5G通信対応スマートフォンは4年で達成するとみられています。
4G(LTE)もまだまだ生き残る
一方、4G(LTE)通信対応端末もすぐに消え去るわけではありません。
 
2021年には前年比で26%出荷台数が減少するものの、2021年における世界の携帯電話市場では40%のシェアを占めるとみられています。
 
今後も世界中の携帯電話ネットワークのなかで重要な役割を担っていくことでしょう。
 
 
Source: Strategy Analytics
Photo: Pixabay
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Huawei、欧州でV-Pencilを商標登録〜次期折りたたみスマホ用スタイラスか

 
Huaweiが欧州連合知的財産庁(EUIPO)において、「V-Pencil」の商標登録を申請しました。オランダメディアLetsGoDigitalは、このV-Pencilは、次期折りたたみスマートフォン「Mate V」用のスタイラスペンの可能性がある、と報じています。
年内に次期折りたたみスマホMate-Vが登場?
先日中国のソーシャルメディアWeiboに、リーカーの熊猫很禿然氏(@PandaIsBald)が、Huaweiは年内に新しい折りたたみスマホ「Mate V」を発表すると投稿しました。
 
LetsGoDigitalは、今回の「V-Pencil」の商標登録は、新型折りたたみスマホMate Vの登場を裏付けるものだと記しています。
 

 
Mate VはSamsung Galaxy Z Flip3と同じ縦に折りたたむデザイン(クラムシェルデザイン)で、Kirin 9000チップを搭載するとの情報があります。
10月21日にイベントを開催
Huaweiは今年6月、HarmonyOSを搭載した初のタブレット「MatePad Pro 2」用スタイラスペンとして、「M-Pencil」を発表しています。
 
同社は2021年10月21日にオーストリア・ウィーンにおいてイベントの開催を予定しており、その際にMate VやV-Pencilの詳細が明らかにされる可能性があると、LetsGoDigitalは予想しています。
 
 
Source:LetsGoDigital
Photo:@CConceptCreator
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Samsung、新技術「RAM Plus」をハイエンド〜ミッドレンジスマホに順次搭載

 
Samsungは、スマートフォンの内蔵ストレージを仮想メモリとして使うことで、RAM容量を増大させる新技術「RAM Plus」を、同社のフラッグシップスマホだけでなくミッドレンジスマホにも導入していることが明らかになりました。
内蔵ストレージを仮想メモリとして使用
RAM Plusとは、スマホの内蔵ストレージのうち4GBを仮想メモリとして使うことでRAM容量を増やす機能です。
 
Samsung専門メディアSamMobileによると、RAM Plus機能はソフトウェア・アップデートによって追加されているようです。当初は同機能を備えていなかったGalaxy Z Fold3、そしてGalaxy S21シリーズにおいて、現在はRAM Plus機能が使えるようになっています。
Galaxy A52にも追加
またこれらハイエンドのスマートフォンだけでなく、ミッドレンジに相当するGalaxy A52にも、10月のセキュリティアップデートにより、RAM Plus機能が追加されました。
 
SamMobileは、RAM Plusは今後さらにほかのGalaxyスマホに導入されるだろうと予想しています。
 
自分のGalaxyスマホでRAM Plusが利用可能かどうかは、設定アプリでバッテリーとデバイスケアのサブメニューを開き、メモリをタップすれば確認可能です。
 
 
Source:SamMobile(1), (2)
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Galaxy Z Flip3はセンサーで落下を監視している?場合により保証外修理に?

 
リーカーのTron氏(@FrontTron)が、Galaxy Z Flip3 5Gは加速度センサーを使って落下した場合などの状況を記録しており、場合によっては修理保証対象外になると述べています。
落とした履歴があると修理保証対象外に?
Tron氏(@FrontTron)によれば、あるユーザーがGalaxy Z Flip3 5Gのファームウェアを調べたところ、落下を登録するための特別なアルゴリズムを発見したとのことです。
 
このアルゴリズムでは、1メートル以上の高さからデバイスが落下した場合、すべてのケースを記録しているため、サービスセンターの従業員はログを取得し履歴を得ることができるようです。
 
アルゴリズムは、意図的に実装された可能性があるようです。そのため、Samsungは、Galaxy Z Flip3 5Gの落下を理由に、端末の保証サービスを拒否する可能性があると同氏は指摘しています。
 
韓国では実際に、1メートル以上の高さからスマートフォンを落下させた事例が3件記録されていたことで、無償保証修理を拒否された事例があるとし、例えソファーやベッドにであっても放り投げない方が良いと、Gizchinaは注意喚起しています。
 

DO NOT THROW your Flip3 to your bed or sofa.
Galaxy Z Flip3 records all past acceleration based free-fall to be used to point out customer's fault for broken Z Flip3 during official repair. Free-fall criterion is 1 meter. (1/2)
— Tron ❂ (@FrontTron) October 4, 2021

 

More to the storyhttps://t.co/oqUHZBfLma
— Tron ❂ (@FrontTron) October 5, 2021

 
 
Source:Gizchina
Photo:Samsung
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ドコモが「エコノミーMVNO」を発表 MVNOと連携して低廉な料金サービスを提供

 
NTTドコモは10月7日、MVNOと連携して、より安価な料金サービスを提供する「エコノミーMVNO」を発表しました。
 
エコノミーMVNOの第一弾となるのは「NTTコミュニケーションズ(OCNモバイルONE)」と「フリービット(トーンモバイル for docomo)」で、今後は両ブランドの料金プランを全国のドコモショップで契約できるようになります。
エコノミーMVNOとは?
「エコノミーMVNO」は、「現在のドコモの料金プランよりもさらに安いプランを契約したい」「安いプランを契約したいけれど、インターネットでの手続きやスマートフォンの初期設定は不安」というユーザー向けに設立された制度です。
 
今後は全国のドコモショップ約2,300店舗で、エコノミーMVNOによって連携したMVNOの料金プランを契約したり、ドコモショップで購入した端末の初期設定サポート等を受けられるようになります。
 
また、連携したMVNOにおいては、利用料金に応じてdポイントが進呈されるほか、マイページなどのdアカウントでの認証、通信料金へのdポイント充当が可能になります。
エコノミーMVNOの第一弾は「OCNモバイルONE」と「トーンモバイル」
エコノミーMVNOの第一弾となるのは、NTTコミュニケーションズが提供する「OCNモバイルONE」とフリービットが提供する「トーンモバイル for docomo(仮称)」です。OCNモバイルONEは10月21日より、トーンモバイル for docomoは12月よりサービス開始予定です。
 
また、OCNモバイルONEは新たに月額550円のデータ容量0.5GBコースを、トーンモバイルは家族が使用しているiPhoneを見守れるようになる「TONEファミリー」搭載のティーン向けSIMサービスを提供すると発表しています。
 
 
Source:NTTドコモ
(kotobaya) …

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Samsung、加速度センサーでスマホを落としたかどうかを記録~保証適用可否に利用

 
スマートフォンは今や生活に欠かせないものであり、多くの人が気軽に持ち歩いています。しかしながら、スマートフォンは繊細な電子機器であり、落としたり強い衝撃を与えたりするべきではありません。
 
SamsungはGalaxy Z Flip3において、加速度センサーを利用して、スマートフォンを落下させたかどうかを記録しているとのことです。このデータは、故障発生時に保証を適用するか判断するために使われます。
Galaxy Z Flip3が加速度センサーのデータを記録
TwitterユーザーのTron氏(@FrontTron)によると、SamsungはGalaxy Z Flip3において、加速度センサーのデータを内部に記録しているとのことです。
 

Samsung can reject free repairs even if you are under warranty and there are no visible cracks or scratches along the chassis. (2/2)
— Tron ❂ (@FrontTron) October 4, 2021

 
その目的は、故障が発生したときに、修理に保証を適用するかどうか判断するためだとしています。
 
スマートフォンのメーカー保証は一般的に自然に起こった故障にのみ適用され、ユーザーがスマートフォンを落としてしまった場合には適用されません。
 
しかしながら、落としたときにできたとみられる傷がない場合には、落下させたかどうかの判断が難しいのが実情です。
 
そこでSamsungは、加速度センサーが落下を検知した場合には、保証による無料の修理を提供しないことにより、コストを削減する意図があるものとみられます。
柔らかいベッドや枕に対しても投げるべきではない
Tron氏によると、ユーザーが落としたかどうか判断する基準は、高さ1m以上からの落下かどうかという点だそうです。
 
このため、たとえ柔らかいベッドや枕に対してでも、スマートフォンを投げるべきではないとしています。
 
一方、実際にGalaxy Z Flip3を落下させてガラスを壊してしまった人の事例を挙げており、この場合は買ってから14日経っていなかったため、無償で修理されたとのことです。
 

This customer eventually got a free repair since 14 days hasn't passed after initial purchase.
Diagnostics may differ by engineers so try visiting another center or make a contact with another engineer.https://t.co/540yWmq4dp
— Tron ❂ (@FrontTron) October 5, 2021

 
また、落下があったかどうかの判断は修理担当者によっても変わる可能性があり、有償修理となった場合はほかの修理センターやほかの修理担当者に依頼してみるのも手だとしています。
 
SamsungのGalaxy Z Fol3/Flip3については販売の好調さが伝えられています。
 
また、Galaxy Z Flip3に対しておこなわれた耐久性テストの結果は良好だったとのことです。
 
 
Source: Tron/Twitter via Sparrows News
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YouTube、スマホで一時停止した動画の続きをパソコンやテレビで見られるように

 
オンライン動画共有プラットフォームのYouTubeに新機能が追加されました。
 
スマートフォンで一時停止した動画の続きを、かんたんにパソコンやテレビから見られるというものです。
アプリ上で一時停止した続きを視聴可能
9to5Googleによると、AndroidやiOSのYouTubeアプリで再生を一時停止した後にWeb版のYouTubeを開くと、右下に以下のスクリーショットのようなミニプレーヤーが表示されます。
 

 
このミニプレーヤーはスマートフォンで一時停止した位置の1秒ほど前で停止しており、動画タイトルに下にチャンネル名の代わりに「Continue Watching」と表示されます。
 
そして、再生ボタンを押せばスマートフォンで見ていた続きがWeb版のYouTubeで見られるという仕組みです。
 
この機能を利用するには、続きを受け渡すデバイス間で同じGoogleアカウントでログインしている必要があります。
Android TVでも使える
この機能は、Web版YouTubeのほか、Android TVでも使えるとのことです。
 
スマートフォンで見つけた面白そうな動画を、そのまま大画面で楽しむのに役立つでしょう。
 
ただ、逆にWeb版YouTubeやAndroid TVで途中まで見ていた動画を、スマートフォンのYouTubeアプリを使って続きを視聴することはできないそうです。
地域/人限定?プレミアム契約が必要?
筆者もiOSのYouTubeアプリを最新版にアップデートして試してみたのですが、残念ながらこの機能を使うことができませんでした。
 
地域あるいは人を限定して機能をロールアウトしているのかもしれません。
 
GoogleはYouTube Musicのバックグラウンド再生を、カナダ限定で無料ユーザーに解放しています。
 
また、上記のスクリーンショットがYouTube Premiumのものであることから、プレミアム契約が必要である可能性もあります。
 
 
Source: 9to5Google
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公正取引委員会がスマホOS関連でAppleとGoogleを調査~日経新聞報道

 
日本経済新聞は10月6日、公正取引委員会がスマホ向けOS市場の実態調査を行う意向だと報じました。AppleとGoogleが調査対象となるとみられます。
AppleとGoogleが調査対象に
日本経済新聞によると、公正取引委員会の菅久事務総長が記者会見において、スマホ向けOSを提供する事業者や、アプリのデベロッパー、一般ユーザーを対象に、聞き取り調査等を実施すると表明しました。
 
実質的には、Androidを提供するGoogleとiOSを提供するAppleが対象となり、市場の寡占状態を利用して不当に競争を阻害していないか調査されると推察されます。
 
記事執筆時点において、公正取引委員会は公式ページに「デジタル・プラットフォーマーに関する取引実態や利用状況についての情報提供窓口」を設置しています。
 
情報提供窓口の説明文には、特にクラウドサービス及びモバイルOS等に関する情報提供を受け付けていると記載されており、所定のフォームにより「問題と思われる行為の内容」等の情報が送信できる仕組みとなっています。
 
Googleは2021年9月、インド当局によりAndroid端末にGoogle製アプリをプレインストールするよう強制し、市場の競争を阻害していると判断されました。
 
また、韓国の規制当局はGoogleがライバルOSの台頭を妨害したとの判断を下しています。
 
なお今年の7月には、iPhoneやAndroidスマートフォンにインストールされているアプリの多くがApple製とGoogle製であるとの調査結果が報じられました。
App Store関連の調査は9月に終了

 
Appleは9月1日、2016年から実施されていたApp Storeに関する公正取引委員会の調査が終了し、2022年初めからアプリにおけるコンテンツ購入のルールを変更すると発表していました。
 
 
Source:日本経済新聞, 公正取引委員会
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OLED搭載12.9インチiPad Pro用ディスプレイをLGが開発開始

 
韓国メディアThe Elecが、LG Displayが12.9インチiPad Pro向けの有機EL(OLED)ディスプレイパネルの開発を開始したと報じました。
LG Displayが、iPad Pro向けOLEDディスプレイパネルの開発開始
2023年か2024年に発売されると噂のOLEDディスプレイ搭載iPad Pro向けの12.9インチディスプレイパネルの開発を、LG Displayが開始したようです。
 
LG Displayが開発する12.9インチOLEDディスプレイパネルは、赤・緑・青の発光層を2層にしたスタック型の低温多結晶酸化物(LTPO) – 薄膜トランジスタ(TFT) 方式になるようです。
 
これにより、輝度が2倍、寿命が最大4倍に延びるとThe Elecは説明しています。
Samsung Displayに先行し、LG Displayが受注か
LG Displayは2019年に、スマートフォン用OLEDディスプレイパネル用として、赤・緑・青の3色の発行層の上に、さらに青の層を1枚重ねた2層技術を持っています。
 
現時点では、Appleの初のOLEDディスプレイ搭載iPadに、LG Displayのディスプレイパネルが採用される可能性が高いとThe Elecは伝えています。
 
 
Source:The Elec
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Xiaomi、中欧と東欧の5Gスマホ市場において41.8%のシェア獲得~2021Q3

 
中国のスマートフォンメーカーであるXiaomiが中欧と東欧で躍進しています。
 
2021年第3四半期(7月~9月)の5G通信対応スマートフォン市場において、41.8%のシェアを獲得し首位となりました。
中欧と東欧の5Gスマホ市場で首位となったXiaomi
調査会社のStrategy Analyticsによると、Xiaomiは中欧と東欧の5G通信対応スマートフォン市場において41.8%のシェアを獲得し、首位となりました。
 

 
Xiaomiの前年同期のシェアはわずか4.3%であったのに対し、5G通信対応スマートフォンの広がりもあって出荷台数の年間成長率は5,700%に達したとのことです。
 
Xiaomiは今年一年首位の座を維持するとみられるだけでなく、2022年も首位となることが予想されています。
Appleも大幅贈、Samsungは激減
2位はAppleで前年の0%から26.0%にシェアを大きく伸ばしました。
 
2021年第4四半期(10月~12月)もiPhone13のおかげで好調が予想されますが、価格の上昇により、この地域でのシェアを大きく伸ばすことには至らないとみられます。
 
3位のSamsungは、前年同期の34.3%から11.5%にシェアを大きく落としました。
 
また、世界中で勢力を伸ばしているRealmeが、前年同期の0.9%から7.9%にシェアを増やしています。
 
 
Source: Strategy Analytics via Gizchina
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【レポ】800人待ち!39人で3時間以上!強制切断!povo2.0のチャットに大苦戦

 
最近、デフォルト状態では月額料金0円で使え、必要に応じて「トッピング」と呼ばれるオプションをオンデマンドで追加できるpovo2.0が大きな話題となっています。
 
povo2.0はコスト削減のためか、契約後のさまざまな手続きをチャットでおこなうのですが、このチャットに苦戦する人がSNS上で続出しています。筆者も実際に試してみましたが、大苦戦し、未だに手続きを終えられていません。
いきなり800人待ちの列に遭遇
希望していた手続きはeSIMから物理SIMへの変更です。
 
筆者はpovo2.0を契約した際、まずはお試しということですぐに発行されるeSIMを選択しました。
 
思っていたよりも良さそうなので、メイン回線としている楽天モバイルとのデュアルSIMにしたいと考えたのですが、楽天モバイルもeSIMで契約しています。
 
使っているスマートフォンがiPhone XRで、物理SIMとeSIMのデュアルSIMのため、どちらかは物理SIMにしなくてはなりません。
 
そこで、povo2.0のほうを物理SIMに変更しようと考え、方法を調べたところ、povoサポートにチャットで問い合わせるよう指示がありました。
 

 
早速チャットシステムにアクセスしてみると、キュー内の順番:828と表示され、800人以上待ちの列に並ばされることになりました。
 

 
ランチ時というアクセスが集中しそうな時間帯ではあったものの、こんなに並んでいるとは思いませんでした。
そのまま待っていると強制切断が発生
しょうがないから待つか、と考え、スマートフォン上で別の作業をしていたところ、なんといつの間にかチャットから強制切断されていました。
 
そして、下記のような、「よくある質問」から回答を探すよう指示するメールが届きます。
 

 
その「よくある質問」を探すとチャットで問い合わせるよう指示があったので、チャットにアクセスしたのですが…。
2回目は154人待ち、再び強制切断
気を取り直して今度は少しは空いているであろう夕方16:00頃にチャットにアクセスしてみました。
 
すると、今回は154人待ちと前回よりかなりましな列に並ぶことができました。
 

 
これは行けるか?と思い、前回の反省を生かして同じ画面を開いたまま待ちます。
 
しかしながら、やはり強制切断が発生し、列から追い出され、今回も手続きを終えることはできませんでした。
3回目は39人待ち!も、3時間以上待って強制切断
ほかの方の経験を色々調べたところ、どうやらチャット上に新しいメッセージがしばらくないと強制切断される仕様のようです。
 
また、スマートフォンからチャットにアクセスしていると、画面が消えた際に強制切断される恐れもあるので、今度はパソコンからチャットにアクセスすることにしました。
 
さらに、チャットサポート開始の朝9時にアクセスし、時々こちらから「このまま待ちます」というメッセージを送る作戦で挑みます。
 
すると、朝一にアクセスするという作戦が功を奏したのか、39人待ちというかなり短い列に並ぶことに成功しました。
 

 
しかしながら、ここからが長かったです。
 
39人が2人になるまで3時間以上を要しました。
 
さらに、あと2人になったところで油断していたら、ここで強制切断が発生し、すべては水の泡と消えました。
povo2.0にはチャットサポートを早急に改善してほしい
この記事で紹介したように、povo2.0のチャットサポートには現在、かなり多くのアクセスが集中し、手続きを終えるのが難しい状態です。
 
コストを下げるためにサポートをチャットに集約し、その分料金を安くするというコンセプトは良いのですが、さすがにこの状態は使用者にとってはつらいのではないでしょうか。
 
ぜひ早急に状況を改善してくれることを願ってやみません。
 
ちなみに筆者は残り2人のところで強制切断が発生したことで心が折れました。
 
楽天モバイルの方をeSIMから物理SIMに変えるか、このまま意地でpovo2.0のSIM変更にこだわるか、悩み中です。
 
 
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Google Pixel 6シリーズの発表イベントは10月20日深夜2時からだよ!

Image:Googleカレンダーに追加しましょう!こっちを待っていた!という人も絶対多いよね!Googleの新型スマートフォン「GooglePixel6」シリーズのローンチイベントが決まりました。10月19日の午前10時(日本時間10月20日午前2時)です。今回のPixelはGoogle初となる独自のSoC「Tensor」が搭載されるとのことで、真のGoogleスマートフォンとなりそうな予感がし …

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iPhone13 Pro Maxのディスプレイ、DxOMarkで過去最高スコアを記録

 
iPhone13 Pro Maxには6.7インチのOLEDディスプレイが搭載され、最大120Hz駆動のProMotion機能が実装されています。
 
このディスプレイについてDxOMarkが評価をおこなった結果、過去最高スコアを記録したことがわかりました。
99ポイントで過去最高を記録
カメラの性能などを科学的に評価するベンチマークであるDxOMarkは、スマートフォンのディスプレイについても評価をおこなっています。
 
新しく発売されたiPhone13 Pro Maxのディスプレイについて評価をおこなったところ、これまで最高だったHuawei P50 Proの93ポイントを抜き、99ポイントで過去最高のディスプレイに認定されました。
 

 
また、iPhone13についてもHuawei P50 Proと同じ93ポイントを記録しています。
「ただただ素晴らしい」と評価
DxOMarkはiPhone13 Pro Maxのディスプレイについて、「ただただ素晴らしい」と評価しています。
 

 
ほぼすべての環境下での優れた読みやすさ、斜めから見たときの色の再現性の高さなど、全体的に高い評価を得ています。
 
一方、デフォルトの設定では夜に読書をおこなうのに十分な明るさでなかったり、ブルーライトフィルターを使うとディスプレイにオレンジ色の影が生じたり、ゲームプレイ時にはよりスムーズなタッチ性能が求められたりする点が弱点とのことです。
 
iPhone13シリーズについては、カメラでもDxOMarkで高い評価を得ています。
 
 
Source: DxOMark via Gizmochina
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Dimensity 2000はSnapdragon 898より20%以上低消費電力?

 
スマートフォン向けシステム・オン・チップ(SoC)のシェア首位のMediaTekは、次期フラッグシップSoCとしてDimensity 2000を開発しているといわれています。
 
このDimensity 2000は電力効率を大幅に改善し、ライバルであるSnapdragon 898よりも20%以上消費電力が低いとのことです。
約20%~25%低消費電力なDimensity 2000
MyDriversのレポートによると、MediaTekはDimensity 2000を今年末から2022年初頭に発売するとされています。
 
そして、このDimensity 2000は、Qualcommの次期フラッグシップSoCであるSnapdragon 898よりも約20%~25%消費電力が低いとのことです。
 
Dimensity 2000はTSMCの4nmプロセスで製造されるといるのに対し、Snapdragon 898もTSMCあるいはSamsungの4nmプロセスで製造されるといわれています。
 
プロセス世代が同じにもかかわらず、これほどの差がつく理由については触れられていません。
 
価格はDimensity 2000のほうが安いとのことです。
 
Snapdragon 898については、発熱が激しいという情報もあります。
性能も改善されるDimensity 2000
Dimensity 2000は、消費電力だけでなく、性能も改善されるといわれています。
 
CPUにはArm Cortex-X2とCortex-A79を搭載し、GPUにはArm Mali G79を採用するとのことです。
 
また、MediaTek独自の「MediaTek Dimensity 5G Open Resource Architecture」にも対応し、各スマートフォンメーカーがある程度自由にチップをカスタマイズして使うことができます。
 
MediaTekは2021年第2四半期(4月~6月)にスマートフォン向けSoC市場において、43%のシェアを獲得して2位のQualcommに大きな差をつけました。
 
また、AMDとPC向けSoC開発で協業するという情報もあります。
 
 
Source: MyDrivers via Gizmochina
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Apple初となるSiri搭載の「iPhone4s」の発表から、10月4日で10周年

 
AppleのSiriを搭載した「iPhone4s」が発表されてから、現地時間2021年10月4日(日本時間では10月5日)に、10周年を迎えました。
Siriが搭載されたiPhone4sの発表から10周年
当時マーケティングのチーフを務めていたフィル・シラー氏は、インフィニット・ループ(旧Apple本社)で行われた小規模な記者会見で、何十年もの間、技術者たちは「テクノロジーに話しかけると、それが私たちの為に何かをしてくれる」という夢を私たちに見せてきましたと語りました。
 
その後、シラー氏は前iOS担当上級副社長スコット・フォーストール氏をステージに招き、Siriのデモを行いました。
 
天気予報の確認、アラームの設定、Web検索などSiriの基本的な操作を実演し、スマートフォン初のシステムレベルの音声アシスタントとなったSiriに、会場から大きな拍手が送られました。しかし、それから10年が経ち、SiriはGoogleアシスタントやAmazonのAlexaといった競合他社に遅れをとっているというのが、一般的な意見です。
Googleアシスタントなどに遅れをとる
米メディアThe Vergeのジェイムズ・ヴィンセン氏は、次のようにSiriの欠点について述べています。
 

Siriを使っている人なら誰でも、簡単な命令を実行できなかったり、明確な指示を聞き間違えたりして、Appleのアシスタントの賢さではなく愚かさに驚いた経験があるでしょう。
 
音声インターフェースはたしかに普及していますが、Appleは最初に市場に参入したにも関わらず、もはやリードする立場にありません。モバイルではGoogleアシスタントに劣っており、家庭ではAmazonのAlexaに圧倒されています。
 
2018年、一部の元Apple従業員が、SiriがGoogleアシスタントやAlexaに対して遅れをとっていることについて省察しました。これに対してAppleは、Siriのパフォーマンス、スケーラビリティ、信頼性を大幅に向上させたとし、Siriの品質を継続的に向上させるため、機械学習と人工知能(AI)に投資し続けていると述べていました。
 
発表の翌日には、Appleの共同創業者のスティーブ・ジョブズ氏が逝去したこともあり、イベントは全体的に厳粛な雰囲気に包まれていたと米メディアMacRumorsは報じています。
 

 
 
Source:The Verge via MacRumors
(m7000) …

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Samsung、Exynos 2200でレイトレーシングのサポートを明言~画像も公開

 
Samsungの時期フラッグシップ システム・オン・チップ(SoC)であるExynos 2200には、AMD製のmRDNAアーキテクチャのGPUが搭載されます。
 
このGPUがレイトレーシングをサポートするかどうかが注目されていましたが、Samsungはレイトレーシングのサポートを明言し、そのサンプル画像を公開しました。
レイトレーシングとは?
レイトレーシングとは、光が物体によって反射される現象を物理的かつ正確にシミュレーションする手法です。
 
従来の3Dモデルにおける照明付加が擬似的なものであったのに対し、よりリアルな反射光が得られるだけでなく、照明や影も本物のように作り出すことができます。
 
しかしながら、レイトレーシングには膨大な計算量が要求されるため、リアルタイムでの処理には専用のハードウェアサポートが必要とされています。
 
ゲーム機ではPS5やXbox Series Xがレイトレーシングをサポートしており、どちらも利用しているのはAMD製のGPUです。
スマートフォンでレイトレーシングを実現するExynos 2200
このレイトレーシングをスマートフォンに始めて持ち込むのが、これらのゲーム機と同じくAMD製のGPUを採用したExynos 2200です。
 
SamsungはWeibo上でレイトレーシングをサポートすることを明言するとともに、そのサンプル画像を投稿しました。
 

 
光と影が同居するシーンにおいて、リアルな陰影を描けている様子がわかります。
 
Exynos 2200はSamsungのGalaxy S22シリーズに搭載される予定です。
 
高クロック動作時はAppleのA15 Bionicを超えるGPU性能を発揮するともいわれています。
 
また、CPUやGPUの違いで3つのバージョンが存在するとのことです。
 
 
Source: Samsung/Weibo via Sparrows News
(ハウザー) …

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パーツ交換できるスマホ「Fairphone」さわってみた:普及の鍵はユーザーと市場の価値観の変化?

メジャースマホメーカーとは別の方向性で注目すべきスマートフォン、Fairphone。パーツごとに修理・交換ができ、長く使えるというのがモットーのオランダのスマホメーカーです。今回はFairphoneの最新モデルFiarphone 4の米Gizmodoレビューをお届けします。 …

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Suicaが誕生20周年〜Apple Payでのサービス開始から5年

 
東日本旅客鉄道(以下、JR東日本)がIC乗車券としてサービスを開始した「Suica」が2021年11月18日に誕生から20周年を迎えます。
 
当初は、乗車券としてサービスイン
首都圏を中心に利用されている交通系ICカード「Suica」は、2001年11月18日に首都圏424駅で利用できるIC乗車券としてサービスを開始しました。その名称は、「スイスイ」行ける「IC」「カード」として、「Super Urban Intelligent CArd」の頭文字が採用されています。
 
その後、2004年3月には、Suicaは乗車券としての役割だけでなく、電子マネーとしてのサービスを開始、今も多くの人に利用されています。
「モバイルSuica」「Apple PayのSuica」誕生でカードレスに
電子マネーとして利用できるようになってからわずか2年足らずの、2006年、Suicaは携帯電話(いわゆるガラケー、フィーチャーフォン)への搭載を実現します。また、2011年にはスマートフォン(Android)にも対応し、カードレスでの利用が一段と高まることになります。
 
この時点では、まだiPhoneには対応していなかったため、iPhoneユーザーが多い日本では、Suicaの実物カードを収納することのできるケースなどが多く出回ることになります。
 
そして、Androidから遅れること5年、2016年9月8日午前2時から開催されたAppleスペシャルイベントにおいて、「Apple PayのSuica」が大々的に発表され、同年10月25日にサービスが開始されました。当時は首都圏の各駅で大掛かりなプロモーションが行われ、Suicaのカードレス化が一気に進むことになりました。
今や首都圏では欠かせないインフラに〜一方で課題も
当初、首都圏424駅で利用できるIC乗車券として始まったSuicaですが、今では、JR東日本管内で840駅、全国相互利用対象エリアでは、およそ5,000駅、対応バス車両はおよそ50,000台という、生活に欠かせない存在となりました(2021年4月1日現在)。
 
また、首都圏では電子マネーとしての利用も活発で、改札はもちろんのこと、コインロッカーでもSuicaのみに対応したものが設置されているほどです。その証拠におよそ120万もの店舗で電子マネーとして利用可能となっています(2021年8月末現在)。
 
AndroidやiPhoneへの対応により、首都圏以外の全国の相互利用対象エリアでの普及が見込まれたSuicaですが、首都圏以外では、そもそも交通系ICに馴染みが薄かったり、Suicaでは地元の路線の定期券を購入できないなどの制約から、まだまだ全国に浸透しているとは言い難い状況です。
 
実際に、JR西日本が「モバイルICOCA(仮称)」の構想を発表(導入開始は2023年春を予定)したり、電子マネーとして人気の根強い「WAON」「nanaco」が2021年中のApple Pay対応を表明するなど、Suicaブランドが全国に普及するには、今後もさまざまな課題が待ち受けています。
 

 
 
Source:東日本旅客鉄道(PDF)
(藤田尚眞) …

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半導体チップの原料であるシリコンの価格、2カ月足らずで300%上昇~中国の減産により

 
スマートフォンなどのさまざまな機器に使われる半導体チップはシリコンを原料として生産されますが、このシリコンの価格が急激に上昇しています。
 
シリコンの価格は2カ月足らずで300%上昇しており、チップ生産を始め、さまざまなところに影響が出そうです。
中国が電力消費量を減らすためにシリコンを減産
Bloombergによると、この価格上昇は中国が減産をおこなったことによるそうです。
 
中国は国内の電力消費量を減らそうとしており、そのためにシリコンを製造している業者を含むサプライヤーの生産量が減っています。
 
たとえば、中国第2の生産地である雲南省では、9月から12月までの間、8月の水準より90%の減産が命じられたとのことです。
 
これにより、以前は1トンあたり1,200ドル(約133,129円)から2,400ドル(約266,255円)だったシリコンの価格が、現在では10,440ドル(約1,158,208円)にまで上昇しているといいます。
チップ不足がさらに進む可能性も?
この価格上昇はすでに太陽電池業界に影響を与えており、太陽電池用ポリシリコンは9月29日に13%の価格上昇をみせ、2011年以来の最高値を記録しました。
 
シリコンの価格は長期にわたって高止まりすることが予想されており、2022年夏まで高水準が続き、2022年下半期になると増産の可能性があるといいます。
 
さまざまな製品に使われるシリコンの価格上昇は、最終的には消費者が商品に支払う価格に影響を与え続ける可能性があります。
 
さらに、シリコンの供給量が減少することによって、世界的なチップ不足がさらに進む可能性も考えられるでしょう。
 
チップ不足は、これまでは2022年には落ち着き、2023年には逆にチップ余りになると予想されていました。
 
また、チップ不足によりCounterpointは2021年のスマートフォン出荷台数予測を引き下げています。
 
今のところAppleはチップの数量を確保できているといいますが、Appleがピンチを感じ始めているというアナリストもいるとのことです。
 
 
Source: Bloomberg via AppleInsider
(ハウザー) …

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Nubia、REDMAGIC 6S PROを日本で発売~SD888+搭載

 
ZTE傘下のスマートフォンメーカーであるNubiaが、ゲーミングスマホのREDMAGIC 6S PROを日本で発売することを発表しました。
 
Qualcommのフラッグシップ システム・オン・チップ(SoC)であるSnapdragon 888+を搭載し、2021年10月末前後に販売開始予定です。
透明な背面カバーで内部が見られるデザイン
REDMAGIC 6S PROの特徴は、背面カバーが透明になっている点です。
 

 
これにより、内蔵されたRGBライトを見ることができるなど、デザインのアクセントとなっています。
 
また、冷却用のターボファンは従来に比べて風圧を30%、空気圧を35%増加させており、ゲームプレイ中の性能低下を防ぐことができるとのことです。
 
背面に「Mキー」と呼ばれるタッチパッドエリアを新設したのも特徴で、1つまたは2つのアクションをカスタマイズすることができ、ゲーム体験を向上することができます。
Snapdragon 888+を搭載
スペックとしては、SoCにQualcommのSnapdragon 888+を搭載し、Androidスマートフォンとしては最高クラスの性能が期待できます。
 

 
ディスプレイは解像度が2,400 x 1,080ピクセルでサイズが6.8インチであり、最大165Hzのリフレッシュレートと720Hzのタッチサンプリングレートに対応しているという仕様です。
 
リフレッシュレートは60Hz、90Hz、120Hz、165Hzの間で切り替え可能となっています。
 
ブルーライト低減機能とモーションブラー低減機能の効果が認証機関のSGSによって認定されており、長時間ゲームをしても目が疲れにくいのも特徴です。
販売開始は2021年10月末前後、先行予約販売や特典の付与も
このREDMAGIC 6S PROは2021年10月末前後に日本で発売予定です。
 
価格は公表されていませんが、先行予約販売も実施予定で、特典の付与も考えているとされています。
 
NubiaはREDMAGIC 6/6 PROを4月22日に国内で発売していました。
 
 
Source: Nubia (1), (2) via PRTimes
(ハウザー) …

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iPhone13 ProのProMotion、「指」をリフレッシュレート決定に使用

 
iPhone13 ProおよびiPhone13 Pro Maxには、最大120Hzのリフレッシュレートで画面を更新するProMotionと呼ばれる機能が搭載されています。
 
ProMotionは、リフレッシュレートが可変である点も特徴であり、10Hz~120Hzに状況に合わせて変更することで、消費電力を下げることが可能です。このリフレッシュレートの決定に人間の「指」を利用していることがわかりました。
高いリフレッシュレートはバッテリー駆動時間を短くする
画面のリフレッシュレートを可変にすること自体は新しいことではなく、Androidスマートフォンでもおこなわれています。
 
それらはアプリによってリフレッシュレートを切り替えており、たとえば24fpsの映画を見ているなら24Hzまたは48Hzで、ゲームをプレイしているなら120Hzで画面を更新します。
 
しかしながら、同じアプリのなかでも常に要求される画面更新頻度が同じ訳ではありません。
 
たとえば、SNSアプリでは投稿を読んでいるときはほとんど画面更新の必要が無いのに対し、スクロールしたりアニメーションによるエフェクトが発生したりしたときは高いリフレッシュレートが必要となります。
「指」の速度でリフレッシュレートを決定
これに対してiPhone13 Pro/Pro MaxのProMotionでは、人間の指の速度を使ってリフレッシュレートを変更する点が新しいといいます。
 
たとえばTwitterにおいては、画面を動かさずに投稿を見ているときは10Hzで画面が更新されるのに対して、ゆっくりスクロールし始めるとリフレッシュレートが上がり、素早くスクロールすると最大120Hzで画面を更新するというような動作が可能です。
 
つまり、アプリによってリフレッシュレートを変えるのではなく、アプリの「使い方」によってリフレッシュレートを変えています。
 
これにより、なめらかな画面更新と、長いバッテリー駆動時間の両立が可能です。
 
iPhone13 Pro/Pro Maxは従来に比べて大幅なバッテリー駆動時間の延長がアピールされていますが、この機能が寄与しているのかもしれません。
 
iPhone13 Pro/Pro MaxのProMotionには12種類のリフレッシュレートが用意されています。
 
現状ではサードパーティ製アプリは最大60Hzまでに制限されていますが、ソフトウェア修正により改善される予定です。
 
120Hz駆動に関しては、非常になめらかだという感想がTwitterに投稿されています。
 
 
Source: Inc. via PhoneArena
(ハウザー)
 
 

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世界におけるスマートフォンの卸売価格、2021年に300ドルの大台超えの見込み

 
5Gへの対応に加えて、半導体不足が重なり、2021年のスマートフォン卸売価格は大きく上昇する見込みです。
 
2021年の平均卸売価格は310ドル(約34,434円)となり、2013年以降で最高値になると予想されています。
前年比+11%となる見込みのスマホ平均卸売価格
調査会社のStrategy Analyticsによると、2021年のスマートフォン平均卸売価格は310ドル(約34,434円)になる見込みだとのことです。
 

 
これは、2020年の279ドル(約30,990円)に対して+11%の増加であり、2013年以降で始めて300ドル(約33,323円)を超えて最高値となります。
 
価格上昇の背景としては、
 

5G通信対応スマートフォンへの移行
半導体不足による部品価格上昇
Samsungの折りたたみスマートフォンなどの新しいハードウェアイノベーション

 
が要因として挙げられています。
600ドル以上のスマートフォンの好調が拍車をかける
また、各社の600ドル(約66,646円)以上のスマートフォン販売が好調である点も、この価格上昇に拍車をかけます。
 
この価格帯のスマートフォンは、前年同期比で出荷台数が34%増、売上高が48%増となり、市場全体やほかの価格帯を大きく上回るとのことです。
 
具体的なスマートフォンとしては、
 

iPhone12シリーズ
Samsungの折りたたみスマートフォン
OnePlus 9シリーズ
Xiaomi 11シリーズ
OPPO Renoシリーズ
Vivo Xシリーズ

 
といった端末が挙げられています。
 
2021年第4四半期(10月~12月)からはiPhone13シリーズも要因に加わることでしょう。
2022年は第3世代iPhone SEが平均価格を下げるも、2023年からは再び上昇
2022年に関しては、世界のスマートフォン卸売売上高は300ドル(約33,323円)まで緩やかに低下するとみられます。
 
これは、部品の供給制約が緩くなり価格が下がることや、第3世代iPhone SEの登場がその要因です。
 
一方、2023年から2025年にかけては再び平均卸売価格は上昇基調になるとStrategy Analyticsは予想しています。
 
また、世界のスマートフォン卸売売上高は、中国、アメリカ、日本、インドが上位4カ国であり、2022年には全体の53%を占めるとのことです。
 
日本と韓国が最も高い平均卸売価格であり、インドとアフリカの一部の国が最も低い価格となっています。
 
 
Source: Strategy Analytics
Photo: ぱくたそ
(ハウザー)
 
 

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Realmeの好調の要因は価格コントロール~5Gスマホを安く販売

 
中国のスマートフォンメーカーであるRealmeは、史上最速で1億台の出荷台数を達成するなど、好調を維持しています。
 
この好調の要因は、価格コントロールであるとの分析結果が出てきました。
他の中国メーカーに比べても安い価格設定
調査会社のStrategy Analyticsは、中国の主要メーカーであるRealme、OPPO、Xiaomi、Vivoが販売するスマートフォンの平均販売価格を調査しました。
 
それによると、5G通信対応で128GBのストレージを持つスマートフォンの、世界での平均販売開始価格は以下のようになっているとのことです。
 

 
Realmeは2020年第1四半期(1月~3月)以降、一貫して最も低い価格を維持しています。
発売後の価格コントロールも積極的
Realmeはまた、発売後の価格コントロールも積極的におこなっています。
 
たとえば、Realme X50 Proの128GBモデルは、2020年第2四半期(4月~6月)に平均価格約700ドル(約77,754円)で発売されましたが、2021年第3四半期(7月~9月)には170ドル(約18,883円)まで値を下げました。
 
こうした価格コントロールによりRealmeは好調を維持しているとみられます。
 
Realmeは史上最速で累計出荷台数1億台を達成したことや、2021年第2四半期(4月~6月)に世界第6位のスマートフォンメーカーとなったことを発表しています。
 
RealmeはOPPOグループの一員であり、OPPOグループとしては2021年4月と5月に世界第2位のスマートフォン出荷台数を記録しました。
 
 
Source: Strategy Analytics
Photo: Pexels
(ハウザー) …

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2021年のスマホ売上高は前年比21%増の予想~日本のASPは世界の倍以上

 
2021年のスマートフォンの売上高は前年比21%増との予測が出ています。しかしながら、この増加率は2026年には頭打ちか横ばいになるとのことです。
 
また、日本におけるスマートフォンの平均販売価格(ASP)は世界平均の2倍以上と予測されています。
21%の成長が予測される2021年のスマホ卸売り売上高
調査会社のStrategy Analyticsによると、2021年の世界におけるスマートフォン卸売り売上高は、前年比で21%増となる見込みだとのことです。
 
また、今後5年は市場が成長するとみられ、要因としては、
 

ASPの上昇
高価格帯スマートフォンの買い換え販売
折りたたみスマートフォンなどのハードウェアの革新
5G通信への移行

 
が挙げられています。
 
IDCも2025年まではスマートフォンの出荷台数が伸びると予想し、特にiPhoneが好調だとしています。
ASPは日本と韓国が高い
ASPについては特に日本と韓国が高く、世界平均の2倍以上の最高値になるとのことです。
 

 
一方、アジア太平洋地域とアフリカの一部は最低のASPになります。
 
いずれも、それぞれの国民の可処分所得がこの傾向を生んでいるとされています。
2026年には頭打ちか横ばいに
スマートフォン市場の売上高はずっと好調が予測されているわけではありません。
 
Strategy Analyticsは、2026年には世界のスマートフォン卸売り売上高は頭打ちになるか、横ばいになると予測しています。
 
また、Counterpointは2021年のスマートフォン出荷台数について、半導体チップ不足を理由に予測台数を引き下げており、今後については直近でも不透明な面があるといえそうです。
 
 
Source: Strategy Analytics
Photo:ぱくたそ
(ハウザー) …

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「iPhone」でのGoogle検索数、iPhone5をピークに減少傾向

 
最近発売が開始されたiPhone13シリーズも好調が伝えられるなど、AppleのiPhoneシリーズの売れ行きは好調だといえます。
 
しかしながら、世の中の人々が「iPhone」という単語を使ってGoogle検索をおこなっている回数は年々減少傾向にあるようです。
iPhone5をピークに減少傾向
統計データプラットフォームのStatistaは、Googleトレンドのデータを利用し、2007年以降「iPhone」という単語がGoogleで検索された回数の統計を取りました。
 
その結果、iPhone5の発売時をピークとして徐々に「iPhone」での検索回数が減少傾向にあることがわかりました。
 
You will find more infographics at Statista
 
グラフの縦軸は、iPhone5登場時のピークを100としたときの相対的な検索回数を示しています。
 
iPhone12シリーズの登場時と同様、iPhone13シリーズの登場時も減少傾向は変わらなかったようです。
真のイノベーションが起きていないことが原因?
Statistaのフェリックス・リヒター氏によると、原因としては新型コロナウイルスによる影響も考えられるとしながらも、iPhone5の頃に比べてiPhoneの熱狂的なファンが減少している可能性があるとしています。
 
また、スマートフォンの世界で真のイノベーションが起きていないことを示しているのかもしれないとのことです。
 
Android Centralも、最近のスマートフォンはカメラばかりに注力していて、ほかのイノベーションが起きていないことを危惧しています。
 
ただし、iPhone12シリーズが過去最高の販売台数を記録する見通しだったり、iPhone13シリーズの販売も好調であったりするなど、iPhoneの売上高は依然として増加傾向にあります。
 
 
Source: Statista
Photo: ぱくたそ
(ハウザー)
 
 

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【レポ】0円SIM第3の刺客、povo2.0を試す~楽天やdonedoneとの比較も

 
携帯電話料金の低廉化が政府から要請されるなか、最近は低価格を売りにしたさまざまなSIMが登場しています。なかでも、楽天モバイルやdonedoneは0円で使用可能なプランを持ち、運用によっては無料でスマートフォンを利用することが可能です。
 
そんななか、auが提供する新料金プランである「povo」がバージョンアップし、「povo2.0」へと生まれ変わりました。povo2.0も基本料金が0円であるところが特徴ですが、楽天モバイルやdonedoneとはどのような違いがあるのでしょうか?
 
この記事では実際にpovo2.0を契約して使ってみたレポートと、楽天モバイルやdonedoneを含めた0円運用SIMの比較をお届けします。
基本料金が0円のpovo2.0
povoは4大キャリアの1つであるauが提供する新料金プランであり、auに比べて低廉な料金が特徴となっています。
 
当初はドコモのahamoやソフトバンクのLINEMOとある意味横並びの料金プランだったのですが、9月13日にpovo2.0として生まれ変わることが発表されました。
 
このpovo2.0は9月29日から提供開始され、基本料金が0円なのが特徴です。
 
基本料金が0円の場合、通話料金は従量制で30秒あたり22円、国内SMSは1通あたり3.3円かかり、通信速度は128kbpsに制限されます。
 
しかしながら、「トッピング」という形でさまざまなオプションを都度購入できるようになっており、これにより規定時間まで通話かけ放題にしたり、高速に通信できる通信容量(いわゆる「ギガ」)を購入したりすることが可能です。
 
ただし、最後に購入した有料トッピングの有効期限の翌日から180日間、有料トッピングの購入がない場合には、利用停止や契約解除となることがある点には注意が必要といえます。
 
それぞれのユーザーのニーズに合わせてオプションを都度足せるということで、うまく運用すればそれぞれの人にとって最適な料金にすることが可能といえるでしょう。
povo2.0のeSIMを契約
そんなpovo2.0を実際に契約してみました。
 
使用するスマートフォンはiPhone XRで、eSIMでの契約です。
povo2.0アプリで契約開始
povo2.0は「povo2.0」アプリを使って契約をおこないます。
 

 
最初にメールアドレスを使ってアカウント登録をおこなうのですが、メールで送られてくる6桁の認証コードを入力する有効期限が2分間しかありません。
 

 
認証コードに時間制限があるのはよくありますが、2分間というのはこれまで経験したなかで圧倒的に短いです。
 
メールアドレスが認証できたら契約に入ります。
 
まずは、SIMカードかeSIMか、そして新規契約か他社からの乗り換え(MNP)かを選択します。
 

 
今回はeSIMと新規を選択しました。
 
続いて契約内容やお申し込み内容が表示され、重要事項説明などへの同意が求められます。
 

 
支払い方法にはクレジットカードしか選べないようです。国内で普及している主要なブランドに対応しています。
 

 
今後の流れが表示されるので確認しましょう。
 

本人確認で大苦戦!
次に、運転免許証、マイナンバーカードまたは在留カードを使って本人確認をおこないます。
 

 
povo2.0はスマホのカメラを利用してアプリ上で契約が完結できるためかんたん、と思っていたのですが、ここで大苦戦しました。
 
まず、本人確認のために使えるブラウザはiPhoneの場合Safariのみです。Chromeの場合はカメラが起動できず、エラーとなりました。
 
しかも、使うブラウザをアプリから選ぶことができず、自動的にデフォルトのブラウザが使われます。このため、povo2.0の契約の前にはデフォルトのブラウザがSafariになっていることを確認しておくことをおすすめします。
 
無事Safariが起動してカメラが使えたら、まず、本人確認書類をカメラで撮影します。
 
確認書類を斜め上から撮影することにより、その書類がコピーでないことを確認する点が印象的でした。
 

 
次に顔を撮影するのですが、ここでも首を振ることにより写真を使って認証をしていないことが確認されます。
 

 
これらの撮影の際、ピンボケや枠内に入っていないなどの問題点は自動的に判定され、やり直しが促されます。
 
無事に撮影できたら名義や住所などを登録します。
 

 
上の画像では隠していますが、本人確認書類から名前や生年月日、住所を自動的に読み取っているらしく、入力する必要があるのは読み仮名や電話番号など一部のみでした。
 
ただし、筆者の場合はマンション/アパート名に関しては住所の一部として入力されてしまっており、自分でカット&ペーストしてマンション/アパート名の欄に記載する必要がありました。
 
無事に入力できたら本人確認処理が開始された旨のメールが来ます。
 

 
ところがここで再び苦戦を強いられます。
 
筆者の場合、2回も本人確認に失敗し、再度手続きが要求されました。
 

 
1回目は処理を始めて1分で失敗の旨のメールが来たのですが、2回は3時間くらいしてから来ました。
 
しかも、どちらも上の図のように明確な理由が書かれていません。
 
このため、何が悪いのかわからず、自分としては同じことを何回も繰り返すしかありませんでした。
 
最終的に3回目で通ったのですが、このときは3分でOKのメールが来ました。
 

 
3回目で変えたことといえば、マンション/アパート名と号室の間にスペースがなかったのを、書類にはあったので入れたことくらいです。スペースがなかったのはpovo2.0が読み取った内容そのままだったのですが…。
 
繰り返しますが、何が原因なのか明確に通知されないため、結局何が悪かったのかについては闇のなかです。
eSIMを発行して設定
続いて、eSIMの発行処理がおこなわれ、完了すると「eSIMを発行する」というボタンがアプリに現れます。
 
筆者の場合は本人確認処理が夜遅くに完了したため、このボタンが現れたのは翌朝でした。
 

 
残念ながらメールでの完了通知はなく、自分で完了を確認する必要がありました。
 
意外だったのは、電話番号として090で始まる番号がもらえた点です。たまたまかもしれませんが、使われなくなった番号が回ってきたのかもしれません。
 
その後、20分ほどでSIMの有効化が完了した旨のメールがやってきました。
 
アプリを立ち上げると、「eSIMの設定」ボタンが現れるので、これを押すことで設定方法とQRコードなどが現れます。
 

 
しかしながら、eSIMを設定したいのはアプリを使っている端末であり、QRコードをカメラで撮影することができません。
 
どうすればいいのかと説明を読むと、アクティベーションコードを手動で設定せよとのことでした。
 
やり方は、設定→モバイル通信から「モバイル通信プランを追加」を選び、「詳細情報を手動で入力」を選んで各種コードをコピー&ペーストします。
 

 
楽天モバイルの時はQRコードの読み取りなしでも自動で設定してくれたので、ちょっと面倒です。
 
最後に発信テスト用番号である「111」に電話をかけます。この発信テストを実施しないと正常に利用できない場合があるそうなので、注意が必要です。
 

 
色々苦労しましたが、ようやくpovo2.0が使用可能な状態になりました。
 

povo2.0のトッピングあり/なしでの通信速度は?
通信できる環境が整ったので、povo2.0での通信速度を測定したいと思います。
 
測定にはSpeedtestアプリを使用しました。
 

まずは0円運用状態の、トッピングなしでの通信速度です。
 

 
前述の通りpovo2.0はトッピングなしだと最高通信速度が128kbpsに制限されます。このため、測定結果も下りが140kbps、上りが80kbpsとなりました。制限よりも少し速いのは誤差でしょう。
 
この制限は以前レポートしたdonedoneエントリープランと同じであり、かなり用途が制限されるものと考えられます。
 
次に、トッピングありでの通信速度を測定します。
 
トッピングを購入するには、アプリから利用したいトッピングを選択します。今回は試しに「データ追加1GB(7日間)」を購入してみました。
 

 
「購入」を押すと即時決済され、途中解約や返金はできないので注意してください。
 
また、高速通信に関するトッピングの適用は購入するとすぐにおこなわれるようで、自分の好きなタイミングで有効にするわけではありません。
 
このため、あらかじめ購入しておいて後から使い始めることはできず、使いたいときに買う必要があります。
 
無事、1.00GBがチャージされたことがアプリのホームに表示されます。
 

 
この状態でSpeedtestを実行した結果がこちらです。
 

 
下りが27.8Mbps、上りが6.88Mbpsとかなり高速化されました。
 
ちなみに、続いて楽天モバイルのSIMでSpeedtestを実行した結果がこちらです。
 

 
測定する場所や日時によっても結果は変わるので単純比較はできませんが、今回は楽天モバイルの方が高速でした。
できるだけ安く運用するのに適したSIMはpovo2.0?楽天モバイル?donedone?
0円で運用可能なSIMとしては、povo2.0のほかに、楽天モバイルとdonedoneのエントリープランがあります。
 
0円運用を含め、できるだけスマートフォンを安く運用するならどのSIMが良いのでしょうか?
 
さまざまな条件で考察してみました。
通話機能が必要なら楽天モバイルかpovo2.0
まず、通話機能が必要ならdonedoneのエントリープランが候補から外れます。
 
donedoneエントリープランは通信専用であり、通話ができないためです。
 
また、発信をよくおこなうならRakuten Linkアプリからの通話が無料の楽天モバイルが良いでしょう。
 
一方、電波が届きづらい場所での通話を想定するなら、基地局の整備が進んでいるauの電波が使えるpovo2.0がおすすめです。
 
povoはデフォルト状態では従量制の通話料金ですが、5分以内かけ放題(550円/月)や通話かけ放題(1,650円/月)のトッピングが用意されています。
高速通信を大量におこなうなら楽天モバイル
高速での通信を大量におこなう予定があるなら楽天モバイルがおすすめです。
 
どれだけ使っても最大3,278円/月であることを売りにしており、上限を気にせずに通信をおこなうことができます。ただし、通信しすぎると速度制御が発生する可能性はあります。
 
povo2.0はトッピングの種類が豊富で、自分が使う通信容量に合わせて購入すればお得に使える点が売りです。
 
ただ、実際比較してみると、どの容量を選んでもpovo2.0は対応する楽天モバイルの料金と同等か高くなることがわかりました。
 

通信容量
povo2.0
楽天モバイル

~1GB
390円(データ追加1GB(7日間))
0円

~3GB
990円(データ追加3GB(30日間))
1,078円

~20GB
2,700円(データ追加20GB(30日間))
2,178円

20GB以上
6,490円(データ追加60GB(90日間))or12,980円(データ追加150GB(180日間))
3,278円

 
また、3GBや20GBのトッピングの有効期限が「1カ月」ではなく「30日間」であるため、31日ある月が来るごとにチャージするタイミングがちょっとずつずれていくのも気になります。
 
1GBのトッピングの有効期限が7日間というのも、あまり使わない人には短いと感じられることでしょう。
 
なお、povo2.0にはほかにも330円で24時間高速データ通信が使い放題になるトッピングが用意されています。
 
donedoneエントリープランは今のところ最高128kbpsでの通信のみとなっており、高速通信ができません。
 
将来的には高速通信が可能になるチケットが用意されるとのことなので、その登場に期待したいところです。
Wi-Fiメインならどれでも
あまりSIMを使った通信をおこなわず、Wi-Fiがメインという人はどれを選んでも良いと思います。
 
SIMを使った通信をまったく使わなければ、どのSIMを選んでも0円運用が可能です。
 
ただし、povo2.0には180日間の間に一度もトッピングを購入しない場合は利用停止や契約解除となります。
 
このため、本当の0円運用をするにはpovo2.0はおすすめできません。
 
povo2.0のトッピングのなかには、スポーツ配信のDAZNやバーティカルシアターのsmash.が使い放題になるパックもあるので、そういったものに興味があるのであれば選ぶのもありです。
複数SIMの組み合わせは?
最近のiPhoneは、iPhone13シリーズであればデュアルeSIMまたは物理SIM+eSIM、それ以外のiPhone XR以降のモデルなら物理SIM+eSIMで複数SIMの組み合わせが可能です。
 
このため、複数の0円運用SIMを組み合わせるのも良いでしょう。
 

おすすめなのは、楽天モバイル+povo2.0か、楽天モバイル+donedoneという組み合わせです。
 
楽天モバイル+povo2.0の場合は、楽天モバイルの電波が届くエリアが狭いという欠点をpovo2.0が使えるauの電波で補うことができます。
 
さらに、povo2.0側でもトッピングを購入すれば高速通信ができたり、電話番号を2つ持てたりするのもメリットといえます。
 
また、楽天モバイルをメインに、donedoneエントリープランをサブにすることでも、同じように楽天モバイルの電波を補うことが可能です。
 
また、この組み合わせではpovo2.0のように有料トッピングを購入する義務がないので、真の0円運用が目指せます。
 
一方、povo2.0+donedoneは今のところメリットを見いだせません。
 
どちらもauの電波を利用する上に、donedoneエントリープランは今のところ高速通信ができず、povo2.0だけで十分です。
 
将来的にdonedoneエントリープランの有料チケットとして、povo2.0のトッピングラインナップを補えるようなものが提供されたら組み合わせる価値が出てくるかもしれません。
また1つスマホを安く運用する手段が増えた
この記事で紹介したとおり、povo2.0は基本料金が0円であり、うまく運用すればスマートフォンの利用料金を安く抑えることができる魅力的なSIMといえます。
 
また、デュアルSIMが使えるなら楽天モバイルとの組み合わせもおすすめです。
 
一方、契約の申込時には本人確認が理由もわからず失敗するなど、窓口を持たないサービスゆえの難しさもあると感じました。
 
ただ、povo2.0の登場によって、消費者にとってはスマートフォンを安く持つ手段がまた1つ増えたといえます。
 
さまざまな選択肢から自分に合ったものを賢く選びたいものです。
 
 
Source: povo2.0
(ハウザー) …

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