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スマホを顔の表情でコントロールすることが可能になる「カメラスイッチ機能」が見つかる

 
iOSやAndroidには障がいがある方でもスマートフォンを利用しやすくするためのアクセシビリティ機能が搭載されています。現在ベータテストが進められているAndroid 12で新しく見つかったのは、顔の表情でスマートフォンをコントロールできるアクセシビリティ機能です。障がいがある方以外でも便利に使えるかもしれません。
口を開けたり眉を上げたりしてスマホをコントロール
XDA Developersによると、Android 12 beta 4に含まれる”Android Accessibility Suite”アプリのベータ版であるバージョン12.0.0には「カメラスイッチ」という機能が搭載されています。
 
この機能を有効にすると、フロントカメラで画面を見ているかどうかを確認したり、顔の表情によるジェスチャーを認識したりできます。
 
そして、表情のジェスチャーによってスマートフォンをコントロールすることができ、たとえば口を開けて通知パネルを表示したり、眉毛を上げてホーム画面に戻ったりといったことが可能です。
 
利用できる顔の表情には以下のようなものがあります。
 

口を開ける
笑顔
眉を上げる
左を見る
右を見る
上を見る

 
これらに対して引き起こされる動作は自由にカスタマイズすることができ、前方/後方へのスクロール、次へ/前へ、ホーム画面を表示、通知パネルを表示といった操作を結びつけることが可能です。
 
障がいのある方はもちろん、障がいのない方であっても手がふさがっているときにスマートフォンを使うのに役立つかもしれません。
Android 12よりも古いAndroidでも使用可能?
このカメラスイッチ機能はAndroid 12特有の機能というわけではないようです。
 
XDA Developersがこのベータ版のAndroid Accessibility SuiteアプリをAndroid 11搭載端末にAPKとしてサイドロードさせたところ、Android 11の端末でもカメラスイッチ機能が利用できることを確認しています。
 
このアプリの今後のアップデートにより、多くのAndroidスマートフォンでカメラスイッチ機能が利用可能になるのかもしれません。
 
 
Source: XDA Developers via Android Authority
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中国で出荷された携帯電話の70%以上が5G通信対応スマホ~2021年1月から7月

 
中国では2年前にサービスが開始されて以降、急速に5G通信対応スマートフォンの普及が進んでいます。2021年1月から7月までに中国で出荷された携帯電話のうち、70%以上が5G通信対応のスマートフォンであったとのことです。
1億5,100万台が出荷された5G通信対応スマートフォン
中国情報通信技術研究院の市場データによると、2021年1月から7月に中国で出荷された携帯電話の総数は2億300万台で、前年同期比で15.6%の増加でした。
 
このうち5G通信対応スマートフォンは1億5,100万台であり、全体の74.3%を占めています。
 

 
全体に占める5G通信対応スマートフォンの割合は増加し続けており、2021年7月には80%に達しました。
 
Juniper Researchによると2025年までに世界のスマートフォン売上の50%以上を5G通信対応のものが占めるとされています。
 
台数と売上という異なるデータなので単純比較はできませんが、一般に5G通信対応スマートフォンの価格が非対応のものよりも高いことを考えると、中国での5G通信対応スマートフォンの普及は世界に先駆けているといえそうです。
中国では中国ブランドの携帯電話が人気
ブランド別では、2021年7月に出荷された2,867万6,000台の携帯電話うち、中国の携帯電話ブランドが90.3%を占めました。
 
2021年1月~7月の累計でも89.4%を占めています。
 
中国ブランド以外の携帯電話のなかには世界市場で人気のAppleやSamsungが含まれていますが、データ上は中国ブランドに後れを取っているようです。
 
 
Source:快科技 via Gizchina
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2025年までにスマホの売上の50%以上は5Gデバイスに?

 
5G対応スマートフォンの売上額は2025年までにスマホ市場全体の50%以上を占めるようになる、と調査会社Juniper Researchが発表しました。
iOSデバイスの人気は継続する見通し
5Gスマホの売上額は、2021年の1,080億円ドル(約11兆8,084億円)から2025年には3,370億ドル(約36兆8,467億)まで伸びる見通しだそうです。
 
報告書によれば、鍵となってくるのはエントリーレベルおよびミッドレンジの5Gスマホがどれだけ購入可能となっているかであるとのことです。
 
2025年までに、Androidスマホの価格はiOSスマホの価格よりも65%低くなる見込みで、南米などの地域ではAndroidの5Gスマホが市場を占有するとみられています。
 
しかしながら、iOSデバイスの人気も衰えることはなく、2025年までに北米とヨーロッパでは5Gスマホの40%はiOSデバイスになると予測されています。
 
「修理する権利」に関する法律で出荷収益は減少する?
北米とヨーロッパでは「修理する権利(Right to repair)」に関する法律が施行されることにより、長期的に見た5Gスマホの出荷収益は制限される、というのがJuniper Researchの見方です。より多くのユーザーが旧モデルのスマホを修理することを選択するようになるためです。
 
 
Source:Juniper Research
Photo:Qdjuncheng/Wikimedia Commons
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50ドル以下で発売見込みの「JioPhone Next」のスペックが明らかに

 
Jio Platformsは、Googleとコラボしたエントリーレベルのスマートフォン「JioPhone Next」を約2カ月前に発表しました。今回、デバイスのスペック詳細が明らかになりました。
ブランド名にGoogleの表記
テックメディアXDA Developersの編集長ミシャール・ラーマン氏(@MishaalRahman)は、JioPhone Nextに関する様々な新情報を連投しました。
 
まずブランディングの表記ですが、“CREATED WITH GOOGLE”とデバイス名称につけられるのがわかっています。
 

Interesting branding on the JioPhone Next's boot animation: "Created with Google." pic.twitter.com/iyFUIWjTpK
— Mishaal Rahman (@MishaalRahman) August 12, 2021

販売価格は50ドル以下か
ラーマン氏によれば、JioPhone Nextには、解像度1,440 X 720のディスプレイ、QualcommのエントリーレベルチップセットSnapdragon 215、2GBのRAM、Android 11(Go Edition)が搭載されるとのことです。
 
自撮りカメラは800万画素、リアカメラはOmniVision OV13B10センサー搭載の1,300万画素であることも判明しています。
 
気になる販売価格ですが、一説では50ドル(約5,500円)以下になるともいわれています。
 
 
Source:GSMArena, mint
Photo:91Mobiles
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修理しやすさナンバーワン「Fairphone」の5G対応最新モデルが近日中に発売か

 
Appleデバイスの分解で知られるiFixitの修理しやすさ度の格付けや、フランス政府の「修理しやすさ」のスコアラベルで1位を獲得してきたFairphoneが、新たなデバイスを近く発売する可能性が濃厚となりました。
Fairphone 4が早ければ数週間以内に発売か
無線LAN製品の普及促進を図ることを目的とした業界団体「Wi-Fi Alliance」のWebサイトに、Fairphoneのこれまでに確認されていない新たなデバイスが登録されているのが明らかになりました。
 
このことから、数週間から数カ月以内に「Fairphone 4」が発売される可能性が指摘されています。
 
Wi-Fi Allianceへの登録情報から、Fairphone 4は同ブランド初の5G対応となることがわかっています。
修理のしやすさで知られるFairphone
Fairphoneの最新モデルFairphone 3+は、昨年9月のiFixitの修理しやすさ度の格付けで唯一10点満点を獲得した、モジュラースマートフォンです。
 
Fairphone 3+は、フランスで今年1月から掲示が義務化された「修理しやすさ」の評価でも10点満点中9.5点を獲得しており、他ブランドを寄せ付けません。
 
これから発売される電子製品は、環境的な側面への考慮がより重要視されていくともいわれており、Fairphoneのスタンスは注目を集めています。
 
 
Source:WinFuture via Notebookcheck
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2020年のCMOSイメージセンサー市場はソニーが首位をキープ~今後も成長が続く

 
スマートフォンをはじめ、カメラを搭載したさまざまな製品に使われるCMOSイメージセンサーの市場シェアは、2020年もソニーがトップを維持しました。しかしながら、少しずつ2位のSamsungのシェアが近づいています。CMOSイメージセンサー市場自体は好調であり、今後も成長見込まれているとのことです。
約2兆2,645億円を記録した2020年のCMOSイメージセンサー市場
半導体市場動向調査会社であるYole Developmentによると、2020年におけるCMOSイメージセンサー市場の売上は207億ドル(約2兆2,645億円)でした。
 
このうち、スマートフォン向けとコンシューマ向け製品で全体の72%を占めています。
 
メーカー別ではソニーが40%のシェアでトップの座を維持しました。
 

 
ただし、2019年に比べて売上は5%減り、シェアが2%ポイント低下しています。
 
これは、Huaweiに対する米国の制裁により、Huaweiのスマートフォン生産が激減したためだといわれています。
 
その分シェア伸ばしたのがSamsungで、前年の21%から22%へと増加しました。
 
Samsungは2018年までのシェアは20%以下でしたが、徐々にソニーとの差を縮めています。
 
3位はOmniVisionで、12%のシェアでした。
2026年末には約3兆4,456円規模の市場に
Yole DevelopmentによるとCMOSイメージセンサー市場は今後も好調で、2026年末には315億ドル(約3兆4,456億円)規模の市場に成長するとのことです。
 
ソニーは4月に長崎の新工場を稼働させましたが、さらにスマートフォン用CMOSイメージセンサーのために工場を拡張する予定です。
 
また、2025年には市場シェアを60%に伸ばすとしています。
 
Samsungは”ISOCELL Auto 4AC”という製品で、自動車分野への進出を狙っています。
 
 
Source: Yole Development via The Elec, Gizmochina
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Apple Watchのニセ物(約6,500円)と本物を動画で比較〜見た目は普通だが

 
YouTubeチャンネル「Custom Adventurist」が、Apple Watch Series 6と、中国製のニセ物「IP8 Pro」を比較し、動画で報告しました。
梱包方法や見た目は良く似ているが
Custom Adventuristは、IP8 ProとApple Watch Series 6のパッケージは大きさが異なるも、梱包方法などは良く似ていると報告しています。
 

 
アイコンが多数並ぶインターフェースも似ていますが、ユーザーの操作通りに動くApple Watch Series 6に対して、IP8 Proの動きはぎこちなく反応しないものもあるとCustom Adventuristは述べています。
 

 
IP8 Proは50ユーロ(約6,500円)と安価ながら血中酸素ウェルネスも搭載していますが、その精度は不明です。
 

 
Custom Adventuristは、IP8 ProはApple Watch Series 6に良く似ており価格も安いがまともに動作しないことから、Apple Watchのニセ物ではない他のスマートフォンを買った方が良いと結論づけています。
 

 

 
 
Source:Custom Adventurist/YouTube via Svetapple.sk
(FT729) …

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LINEMO、オリジナルゲーム参加で500円・3万円相当が当たるキャンペーンを開催

 
ソフトバンクは、同社のオンライン専用ブランドLINEMO(ラインモ)において、オリジナルゲームを公開しました。抽選で500円相当や3万円相当のPayPayボーナスが当たります。
オリジナルゲーム

 
LINEMOは8月11日、公式ページにおいてオリジナルのブラウザゲーム「モモンキーRUN」を公開しました。iPhone等のスマートフォンから遊ぶことが可能です。
 
LINEMOのオリジナルキャラクター「モモンキー」が障害物を避けながら走っていく横スクロールアクションとなっており、画面をタップすることでジャンプすることができます。
 
また、LINEMOの少額プラン「3GBミニプラン」や、LINEでのビデオ通話等が通信量にカウントされない「LINEギガフリー」等が描かれたアイテムが登場します。
 
モモンキーが走っている時間や、アイテムの取得によりポイントを獲得することができ、飛んでくる小鳥等の障害物にぶつかるとゲームオーバーになる仕組みです。
PayPayボーナスが当たるキャンペーンも

 
LINEMOは8月11日から8月24日までの期間限定で「モモンキーRUN連動Twitterキャンペーン」を開催しています。
 
LINEMOの公式Twitterアカウント(@LINEMO_official)をフォローした上で、モモンキーRUNをプレイし、ゲーム後の投稿ボタンを押して結果をツイートすることでキャンペーンに応募することが可能です。
 
ゲーム結果をツイートした人の中から毎日100名にPayPayボーナス500円相当が、ゲームでSランクの成績を収めた人の中から10名にPayPayボーナス3万円相当が当たります。
 
LINEMOのモモンキーRUNは以下の特設ページからプレイすることができます。
 

モモンキーRUNのページ

 
 
Source:LINEMO
(seng) …

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Galaxy Z Fold3で対応品以外のS Penを使うと画面破損の恐れ

 
先日発表されたSamsungの最新折りたたみスマートフォン、Galaxy Z Flip3 5Gで以前から販売されているS Penを使用すると、ディスプレイが損傷する可能性があるようです。
専用S Penとそれ以外のS Penの先端チップの硬さに違い
Galaxy Z Fold3 5Gでは、専用のS Pen Fold Editionと、Bluetoothに対応するS Pen Proが利用可能です。
 
これらのS Penは、先端チップが柔らかいものになっています。
 
そのため、両製品以外のS PenをGalaxy Z Fold3 5Gで使うと先端チップが硬いことでディスプレイが損傷してしまうと、Gizchinaが伝えています。
2種類の、Galaxy Z Fold3 5G対応S Penの価格
Galaxy Z Fold3 5Gで利用可能なS Pen Fold Editionの価格は49.99ドル(約5,500円)、Bluetoothに対応するS Pen Proの価格は99.99ドル(約11,000円)です。
 
 
Source:Gizchina, Samsungオンラインストア(米国)
Photo:Galaxy Z Fold3 5G/Samsung
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一部家電量販店、キャリア版iPhone SEを一括10円で販売か

 
Twitterにおいて、一部家電量販店でキャリア版のiPhone SE(第2世代)が一括10円等の価格で販売されているとの投稿が相次いでおり、8月15日までの期間限定で特別セールが行われている可能性があります。
iPhone SE(第2世代)新規契約で一括10円
TwitterユーザーのSkyblue氏(@skyblue_1985jp)は8月14日、秋葉原のヨドバシカメラのauおよびNTTドコモのスマートフォン売り場において、iPhone SE(第2世代)のセールが行われているとツイートしました。
 
投稿された画像によると、MNPによる他社からの乗り換えを対象に、au版のiPhone SE(第2世代)の64GBモデルが10円、128GBモデルが15,780円で販売されている模様です。
 
また、ドコモ版では、MNPに加えて新規契約も対象となっており、64GBモデルが10円、128GBモデルが4,268円で販売されている可能性があります。
 

【速報】ヨドバシアキバ、auとドコモコーナーでiPhoneSE第二世代、MNP一括10円やってるよぉ!
ドコモ128GBは一括4,268円。本体単体購入可。みんな、ヨドバシアキバにきちゃいなよ pic.twitter.com/KaQmRPFZAs
— Skyblue (@skyblue_1985jp) August 14, 2021

 
また、Twitterユーザーのえどどん氏(@edwin_yzq)は、ヨドバシカメラのレジ袋の画像とともに「iphone SE一括10円ご馳走様です」とのツイートを投稿しています。
 

iphoneSE一括10円ご馳走様です pic.twitter.com/YF49JeylyQ
— えどどん (@edwin_yzq) August 14, 2021

 
さらに、レビューメディアを運営するTwitterユーザーのACTIVATE【公式】/スマホ・ガジェット・SIM/YouTuber氏(@citywadakatsu)は、ビックカメラ福岡天神において、MNPや22歳以下の新規契約等を条件に、au版とソフトバンク版のiPhone SE(第2世代)64GBモデルが一括1円で販売されていると投稿しています。
 

ビックカメラ福岡天神もiPhone SE 64GB 一括1円きてます。
・au 1円(MNP or 22歳以下新規)・ソフトバンク 1円(MNP+メリハリ無制限 or 22歳以下)・ドコモ 9,724円(MNP or 新規) pic.twitter.com/UZFz2eawMu
— ACTIVATE【公式】/スマホ・ガジェット・SIM/YouTuber (@citywadakatsu) August 13, 2021

 
一部家電量販店でのiPhone SEの特別セールは、店舗限定かつ数量限定で実施されている可能性があります。購入を検討される場合は、お近くの店舗にセールの実施有無をご確認ください。
 
 
Source:Skyblue / Twitter, えどどん / Twitter, ACTIVATE【公式】/スマホ・ガジェット・SIM/YouTuber / Twitter
(seng) …

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【日本正規代理店品】UMIDIGI A9 Pro【2021年モデル】SIMフリースマートフォン【オクタコアCPU/RAM:8GB/ROM:128GB/4眼カメラ/デュアルSIM(DSDV)/Andro...

【日本正規代理店品】UMIDIGI A9 Pro【2021年モデル】SIMフリースマートフォン【オクタコアCPU/RAM:8GB/ROM:128GB/4眼カメラ/デュアルSIM(DSDV)/Android 11】技適認証取得済・PSE電源アダプタ付 【本体カラー:オニキスブラック】  (1) ¥22,999 (2021-08-13 以降 – 追加情報商品価格と取扱状況は記載された日時の時点で正確で、また常に変動します。Amazon のサイトに表示された価格と取扱状況の情報は、この商品が購入され…

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AIの力だけじゃない…Pixel 6のカメラ、一気に5000万画素へパワーアップ?

Image:Googleこれ、もしや最強カメラのスマホに?Google(グーグル)のPixelシリーズのスマートフォンは、AIとソフトウェアの力で、とにかく美しい写真を、さまざまなシーンで撮影できると評判です。でも、それはあくまでも、レンズでとらえられた画像を処理する能力が優れているゆえという意味合いが強く、もともとのハードウェアのスペックはねって、ちょっぴり一部では見下げられていたのも確かですよ …

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ArmベースのノートPC用CPUの売り上げが2020年に9倍に~今後も伸びるとの予想

 
スマートフォンやタブレットで圧倒的なシェアを誇るArmベースのCPUですが、パソコン市場では長年苦戦してきました。
 
しかしながら、最近ではTSMCやSamsungといったファウンダリの進化によって、Intelに対して性能面で引けを取らない製品を製造できるようになったことなどにより、風向きが変わりつつあります。2020年のArmベースのノートパソコン用CPUの売上は9倍に達したとのことです。
追い風に乗るArmベースのノートパソコン用CPU
これまでArmベースのノートパソコン用CPUは、IntelやAMDのx86ベースのものに比べて、長年苦戦を強いられてきました。
 
この理由としては、x86ベースの膨大なソフトウェア資産の存在や、x86ベースCPUの性能面での優位性が挙げられます。
 
しかしながら、ソフトウェア資産についてはAppleのRosetta 2やMicrosoftのArm向けx86/x64エミュレーションなどで問題を克服しつつあります。
 
また、性能面でも、TSMCやSamsungといった、ArmベースのCPUを多く製造するファウンドリがIntelを超える技術を持つようになり、ArmベースのCPUはIntelのものに十分対抗できるものとなりました。
 
実際、Macに搭載されるAppleのM1チップはIntelのCPUを超える性能を発揮しています。
 
また、QualcommもM1チップ対抗のSC8280XPを計画しているといわれたり、NVIDIAがMediaTekと組んで高性能GPUをChromebookに搭載できるようにしたりと、各社とも高性能なArmベースのCPUをノートパソコン向けに投入しています。
2020年に売上高ベースで9倍、台数ベースで5倍に達したArmベースのノートパソコン用CPU
この結果、調査会社のStrategy Analyticsによると、Armベースのノートパソコン用CPUは、2020年に売上高ベースで9倍、ユニットベースで5倍に成長したとのことです。
 
ただし、スマートフォンやタブレットを含めたArmベースのチップの収益は2020年に合計で280億ドル(約3兆908億円)だったのに対し、ノートパソコン向けチップの売上高はその1%に過ぎませんでした。
 

 
また、2020年におけるスマートフォン向けシステム・オン・チップ(SoC)市場はArmベースのものがシェア100%、タブレット市場においてもシェア89%だったのに対し、ノートパソコン向けのシェアは10%未満でした。
 
しかしながら、AppleのM1チップの後継製品や、Qualcommが買収したNuviaのCPUコアを使った製品、前述のNVIDIAとMediaTekが提携した製品、SamsungがAMDと共同開発したチップなどにより、今後はArmベースのノートパソコン向けチップの収益が大きく伸びると予想されています。
 
 
Source: Strategy Analytics
Photo:Pixabay
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iPhone13シリーズがバッテリー容量拡大、販売価格は現行モデルと変わらず?

 
調査会社TrendForceが、iPhone13シリーズに関する予測を発表しました。
iPhone13シリーズの価格は現行モデルと同程度と予測
iPhone13シリーズはTSMCの5nm+プロセス(N5P)で製造されるA15チップを搭載、バッテリー容量が増加し、5Gミリ波対応モデルの販売国が増えるとTrendForceが伝えています。
 
また、AppleがiPhone13シリーズの製造コストを上手く管理できれば、販売価格はiPhone12シリーズと同程度になるとTrendForceは予測しています。
iPhone XS/XRの販売台数減少の理由は値上げだった?
TrendForceによれば、中国市場においてHuaweiが失ったハイエンドスマートフォン市場をiPhoneが獲得したことで、iPhoneの売上高に占める中国市場の割合が2020年前半は16.33%だったのが2020年第4四半期(10月〜12月)に19.13%に増加し、それ以降も18%以上を維持しているとのことです。
 
iPhoneの過去数年間の出荷台数の推移として、iPhone XSおよびiPhone XRはiPhone 8およびiPhone Xと比べて機能向上はわずかだったにも関わらず販売価格を値上げしたために、出荷台数が大幅に減ったとTrendForceは指摘しています。
 
TrendForceは、Appleはこれに危機感を感じてiPhone11シリーズでは価格戦略を見直しベースモデルの販売価格を50ドル(約5,500円)値下げ、更にiPhone SE(第2世代)を投入して出荷台数の減少傾向に歯止めをかけたと記しています。
 
TrendForceの予測では、iPhone13シリーズは2021年9月に発表される見通しです。
 
 
Source:TrendForce via iMore
Photo:Tech Limited(@TechLimitedOne)/Twitter
(FT729) …

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Google、9/6までにコロナ陽性者数が91万人増加すると予測

 
Googleは、日本国内の新型コロナウイルス感染症陽性者数について、9月6日までに約91万人増加すると予測しています。
陽性者数を予測
Googleは、厚生労働省等が公表する一般データを基に人工知能(AI)を活用して、新型コロナウイルス陽性者数の推移を予測しており、2020年11月からインターネット上で公開しています。
 
Googleは予測を提供する目的について「医療機関等が、今後に向けてより適切な対処を検討・準備する上で手がかりとなる情報の一つとして利用されること」と表明しており、感染拡大のトレンドを大まかに把握するために利用されることを想定しています。
 
Googleの予測モデルの詳細については、以下のユーザーガイドをご確認ください。
 

日本版ユーザーガイド(PDF)

陽性者数が約91万人増と予測

 
記事執筆時点では、8月10日から9月6日までの期間の予測が公開されており、陽性者数は912,399人、死亡者数は2,016人増加すると予測されています。
 
なお、Googleの予測は、過去のデータをもとに将来の陽性者数を予測しているため、実際の陽性者数の推移により、予測数も日々変化します。
 
対象期間の新規陽性者数の予測が5万人を超えている都府県は以下のとおりです。
 

東京都:336,162人
神奈川県:127,701人
埼玉県:97,749人
大阪府:73,723人
福岡県:51,252人

 
2021年1月11日時点の予測と比較すると、予測される死亡者数は半分程度に減少したものの、陽性者数が3倍以上に増加しています。
 
Googleは、予測結果を以下のページで公開しており、iPhone等のスマートフォンからも閲覧することが可能です。
 

陽性者数の予測ページ

 
 
Source:Google
(seng) …

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気象庁、大雨による災害への警戒を呼びかけ、スマホで防災情報のチェックを

 
気象庁は、西日本を中心に大雨が続くおそれがあるとして、土砂災害に厳重な警戒が必要だと発表しました。ハザードマップや、防災気象情報「キキクル」を活用し、早めに避難を開始するよう呼び掛けています。
災害級の大雨のおそれ
気象庁は8月12日午後0時5分、活発な前線が日本付近に長期間停滞し、今後1週間は西日本から北日本の広い範囲にかけて大雨が長く続くおそれがあると発表しました。
 
気象庁の発表によると、東北地方、北陸地方、中国地方、四国地方、九州地方等において、警報級の大雨となる可能性が高くなっています。
 
一部地域では今までの大雨で地盤が緩んでいるところがあり、土砂災害等に厳重に警戒する必要があるとしています。
 
また、気象情報会社のウェザーニュースは、西日本等で観測史上1位を上回る雨量が予想されるとして、未曾有の災害に警戒するよう呼び掛けています。
 

【大雨に警戒!】活発な前線が日本付近に停滞し西日本を中心に大雨となっている。向こう一週間程度は西日本から北日本の広い範囲で大雨が長く続くおそれ。これまでの大雨で、地盤の緩んでいるところがある。土砂災害に厳重警戒、河川の増水や氾濫、低い土地の浸水に警戒!https://t.co/OlRM3lQ5on pic.twitter.com/iSZXqGzzHo
— 気象庁防災情報 (@JMA_bousai) August 12, 2021

スマホで防災情報を確認

気象庁は、大雨が降る前にハザードマップマップを確認するよう、注意喚起を行っています。
 
ハザードマップは、地図上で浸水可能性や土砂災害のリスクを把握することが可能なため、安全な避難経路を事前に検討する際に有効なツールとされています。
 
iPhone等のスマートフォンからも、以下の国土交通省のページで閲覧可能です。
 

国土交通省ハザードマップのページ

 

【前線活動が活発化、大雨への備えを万全に】前線の活動が活発になります。大雨が降る前にハザードマップを確認、安全に避難できる早い段階で避難開始を判断することが重要!雨がやんでも、避難先から家に帰る前に自治体の避難情報や気象情報を確認!#キキクル →https://t.co/S1WTEloOGl pic.twitter.com/bq8wP5b4Vf
— 気象庁防災情報 (@JMA_bousai) August 11, 2021

気象防災情報のプッシュ通知も

 
気象庁は2021年から、大雨・洪水警報の「危険度」を地図上で示す、気象防災情報「キキクル」を発出しており、以下の気象庁のページで現在の危険度を確認することができます。
 

気象庁キキクルのページ

 
記事執筆時点においては、九州地方の一部において、土砂災害に関し「極めて危険」と表示されています。
 
一部の事業者は、ユーザーの登録地域でキキクルの「非常に危険」(うす紫)が発出された場合に、スマホ等にプッシュ通知を送信するサービスを提供しており、以下のアプリで利用可能となっています。
 

 
 
Source:国土交通省ハザードマップ, 気象庁(1),(2), ウェザーニュース
(seng) …

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折り畳みスマホを自腹長期レビュー:生活が変わるイノベーション! でも1つ重大な欠点が…

このタイミングで言いますね。 Samsungから(さんざんリークされたのちに)、最新の折りたたみスマートフォンGalaxy Z Flip 3とGalaxy Fold 3が発表されました。初代から比べると格段に使いやすさ、デザインがアップし、価格もちょい落ち着いてきており、もしかしたら一気に普及する…? …

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Samsung Galaxy Z Fold3の画面下埋め込みカメラは位置が丸分かり?

 
Samsungは、8月11日の新製品発表イベントで新型折りたたみスマホGalaxy Z Fold3 5Gを発表しましたが、同機に搭載されているアンダースクリーンカメラを覆うディスプレイの品質は最低レベルである、と未発表製品に詳しいリーカーの人物がコメントしています。
カメラがそこにあるというのが確実にわかる
「Samsung Galaxy UNPACKED 2021」で、7.6インチのQXGA+有機ELディスプレイのメインスクリーンを搭載するGalaxy Z Fold3 5Gが発表されました。
 
折りたたみスマートフォンとして世界初となる、IPX8防水規格に対応するなど、Galaxy Z Fold3 5Gには技術的革新がもたらされていますが、実機とみられるデバイスのアンダースクリーンカメラを見たリーカーのIce universe氏(@UniverseIce)は、「カメラ上を覆うディスプレイの品質に関して言うと、最低レベル」と酷評しています。
 

As I said before, we need to face reality. In terms of the display of the under-screen camera, Fold3 is indeed the worst. But I believe the effect of taking pictures will be better. pic.twitter.com/UqTfRY3KST
— Ice universe (@UniverseIce) August 11, 2021

 
実機を手にした米メディアThe Vergeも、「カメラがそこにあるということが確実にわかる」とコメントしています。
 
しかしながら、前述のIce universe氏は、「自撮りカメラの画質はおそらくより良いのだろう」とも述べており、Samsungが発展途上の技術を搭載するにあたって妥協点を模索しているのが伺えます。
 
Ice universe氏はかねてからアンダースクリーンカメラに関して幾度も最新情報を伝えてきたことで知られています。
Oppoが第3世代カメラを発表
中国スマホブランドOppoは先日、次世代のアンダースクリーンカメラ技術を発表したばかりです。
 
最新バージョンでは、ピクセルの数を減らすことなく各ピクセルのサイズが縮小されており、カメラ領域でも400ppiの高画質ディスプレイになっており、ユーザーはカメラが埋め込まれている部分とそれ以外のスクリーンの視覚的な違いにほとんど気づくことはない、とされています。
 
 
Source:The Verge via Cult of Mac
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WhatsApp、AndroidとiOS間でチャット履歴を転送できる機能を導入

 
WhatsAppは、AndroidとiOSデバイス間でチャット履歴を簡単に転送できるようになると正式に発表しました。これまで、WhatsAppでは異なるOS間でチャット履歴を転送する公式的な手段はありませんでした。
AndroidとiOSデバイス間でチャット履歴の転送が可能に
Samsungのイベント「Galaxy Unpacked」が現地時間8月11日にオンラインで開催されましたが、その際、WhatsAppは今回の新機能を発表しました。
 
WhatsAppによると、この機能の実装は困難だったとのことです。メッセージはエンドツーエンドで暗号化されデバイス上に保存されているため、チャットを移行させるにはOS開発者や携帯電話メーカーらの追加作業が必要だと述べています。
 
この機能はまずAndroid端末に、中でも最初にSamsungのスマートフォンに搭載される予定で、ユーザーはiOSからSamsungのスマートフォンにチャット履歴を転送できるようになります。
 
チャット履歴だけでなく、写真、動画、ボイスメモも転送が可能で、「今後数週間」でSamsungユーザーにこの機能が提供される予定です。なお、WhatsAppは、この機能がiOSや他の対応デバイスに搭載される時期については明らかにしていません。
 
 
Source:Engadget via MacRumors
(m7000) …

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Galaxy Z Flip3が発表〜カバースクリーンが拡大、IPX8防水規格対応

 
Samsungが、新製品発表イベント「Samsung Galaxy UNPACKED 2021」で、Galaxy Z Flip3 5Gを発表しました。
カバースクリーンがGalaxy Z Flip比4倍に拡大
Samsungが、Galaxy Z Flip3 5Gを発表しました。同社は、Galaxy Z Fold3 5Gも発表しています。
 
Galaxy Z Flip3 5Gのカバースクリーンの面積は、Galaxy Z Flipと比較して4倍に拡大されました。また、Galaxy Z Flip3 5GはDolby Atmos対応ステレオスピーカーを搭載しています。
 
Galaxy Z Flip3 5Gの海外での販売価格は999ドル(約11万円)で、現在予約受付中です。
 
その他、Galaxy Z Flip3 5Gの主な特徴は、下記の通りです。
 
ディスプレイと本体のサイズ
Galaxy Z Flip3 5Gはメインスクリーンとして、6.7インチ有機ELディスプレイを搭載しています。本スクリーンはリフレッシュレート120Hzに対応しています。
 
また、カバースクリーンはGalaxy Z Flipの1.1インチから1.9インチに拡大されました。
 

 
Galaxy Z Flip3 5Gの本体サイズは、展開時が幅72.2ミリ x 高さ166ミリ x 厚さ6.9ミリです。折りたたんだ際の本体サイズは、幅72.2ミリ x 高さ171.1ミリ、厚さは最も厚い部分が17.1ミリ、薄い部分が15.9ミリです。
 
Galaxy Z Flip3 5GはGalaxy Z Flipと比較し、幅が1.4ミリ、高さが1.3ミリ、展開時の厚さが0.3ミリ、折りたたんだ際の厚さが0.2ミリ〜0.5ミリ小さくなりました。
 
Galaxy Z Flip3 5Gの重さは、Galaxy Z Flipと同じ183グラムです。
 
カメラと本体素材
Galaxy Z Flip3 5Gは、広角1,200万画素+超広角1,200万画素のリアカメラと、1,000万画素のフロントカメラを搭載しています。
 

 
Galaxy Z Flip3 5GはGalaxy Z Fold3 5Gと同様に、折りたたみスマートフォンとして世界初となるIPX8防水規格に対応しています。
 
また、本体素材にはCorning Gorillra Glass Victusと、Armorアルミニウムを採用しています。
標準4色とオンラインストア専用品となる3色を用意
Galaxy Z Flip3 5Gの本体カラーとして、「クリーム」「グリーン」「ラベンダー」「ファントムブラック」の4種類と、オンラインストア専用品となる「グレー」「ホワイト」「ピンク」の3種類を加えた合計7種類が用意されます。
 

 
Galaxy Z Flip3 5Gは、5nmプロセスで製造される64ビット・オクタコアプロセッサと8GB RAMを搭載します。
 
ストレージ容量は、128GBと256GBが用意されます。
 

 

 

 
 
Source:ニュースルーム/Samsung, Samsung(米国)
(FT729) …

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Galaxy Z Fold3 5Gが発表〜軽量化し、防水、S Pen Proに対応

 
Samsungが、新製品発表イベント「Samsung Galaxy UNPACKED 2021」で、Galaxy Z Fold3 5Gを発表しました。
Galaxy Z Fold3 5G発表、防水対応、Sペン利用可能
Galaxy Z Fold3 5Gは米国、英国、シンガポールなどで予約受付を開始しています。
 
本製品の主な特徴は、下記の通りです。
 
ディスプレイ
Galaxy Z Fold3 5Gのメインスクリーンは7.6インチのQXGA+有機ELディスプレイです。本製品はメインスクリーンおよび6.2インチのカバースクリーンともに、リフレッシュレート120Hzに対応します。
 

 
Galaxy Z Fold3 5Gは、5nmプロセスで製造される、64ビット・オクタコアプロセッサと12GB RAMを搭載します。
 
ストレージ容量は、256GBと512GBが用意されます。
外寸と重さ
Galaxy Z Fold3 5Gの本体サイズは、展開時が幅128.1ミリ x 高さ158.2ミリ x 厚さ6.4ミリです。折りたたんだ際の本体サイズは、幅67.1ミリ x 高さ158.2ミリ、厚さは最も厚い部分が16ミリ、薄い部分が14.4ミリです。
 
Galaxy Z Fold3 5Gの重さは271グラムで、Galaxy Z Fold2より11グラム軽くなりました。
 

 
本体カラーと防水性能
Galaxy Z Fold3 5Gには、ファントムブラック、ファントムグリーン、ファントムシルバーの3つの本体カラーが用意されます。
 
Galaxy Z Fold3 5Gは折りたたみスマートフォンとして世界初となる、IPX8防水規格に対応しました。
 

 
カメラと、その他の機能
Galaxy Z Fold3 5Gは、広角1,200万画素+超広角1,200万画素+望遠1,200万画素の3眼リアカメラを搭載します。
 
また、本製品はリアカメラ以外にも1,000万画素のカバーカメラと、400万画素のディスプレイ下埋込み型カメラを搭載しています。
 

 
Galaxy Z Fold3 5Gは5Gに対応、生体認証は顔認証と指紋認証が利用可能です。
 
Sペンに対応
Galaxy Z Fold3 5Gでは、2種類のS Penが利用可能になりました。
 
Galaxy Z Fold3 5Gが対応するSペンは、本製品専用のS Pen Fold Editionと、Bluetoothに対応するS Pen Proです。
 

 

 

 

 
 
Source:ニュースルーム/Samsung
(FT729) …

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OnePlusが折りたたみスマホをチラ見せ…今晩いきなり発表?

Image:OnePlusどっちが欲しい?Samsung(サムスン)によるGalaxyUnpackedイベントがまさに日本時間の今夜開催されるわけですが、それにかぶせるようにしてOnePlusも東部時間8月11日(水)午前10時(日本時間8月12日(木)深夜0:00)にイベントを開催するとサプライズ発表してきました!イベントでは「GalaxyZFold3」にも似た、折りたたみスマートフォンが発表さ …

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WAONなどが対応発表!LINE Payやd払いのApple Payはどうなる?

 
イオン、イオンリテール、イオンクレジットサービスの3社(以下、イオン)は、電子マネー「WAON」が年内にApple Payに対応することを発表しました。また同日、セブン&アイもグループの電子マネー「nanaco」を年内にApple Payで利用できるようにすると発表しています。
全国84万カ所以上で利用可能な「WAON」
WAONはイオンの電子マネーとして知られていますが、累計発行枚数は8,766万枚、利用できる場所は全国におよそ84万カ所以上あり、グループ以外の加盟店も多数存在します。
 
今回、イオンはWAONのApple Pay対応を年内に開始すると発表しました。これにより、iPhoneやApple WatchでWAONが利用可能になるとしていますが、サービス内容や開始日など詳細は決定次第、「電子マネーWAON 公式サイト」などで告知するということです。
全国約80万店で利用可能な「nanaco」
nanacoはセブン&アイグループ傘下のセブン・カードサービスが展開する電子マネーです。nanacoはおよそ7,400万人の会員を有し、セブン‐イレブン、イトーヨーカドーをはじめとするセブン&アイグループ各店や外部加盟店、およそ80万店で利用することができます。
 
こちらもiPhoneやApple Watchで利用できること以外のサービス内容や開始日などについては、詳細が決まり次第告知するとしています。
ICOCAのモバイル化やd払いのiD対応は?
電子マネーをめぐっては、JR西日本がICOCAのスマートフォン版「モバイルICOCA(仮称)」の導入を2023年春に予定していることを発表(iPhoneへの対応は不明)しているほか、スマホ決済サービスのd払いは「d払い(iD)」としてd払いをiDに対応させることを発表済みです。
ほかのスマホ決済のApple Pay対応は?
Apple Payをめぐっては、QRコード決済への対応が取り沙汰されていますが、今回発表された、WAON、nanacoのApple Pay対応やd払いのiD対応といった流れは、非接触決済の中でもこれまで電子マネーと呼ばれてきたサービスの利用を促進させることになるでしょう。
 
スマホ決済をめぐっては、LINE Payが既にコード決済とApple PayのiDによる決済の両方に対応していますが、国内ではPayPayに統一されることが発表されており、「Apple PayのiDによる決済」の扱いがどうなるかは現時点で不明です。
 
 
Source:イオン、イオンリテール、イオンクレジットサービス(PDF), セブン&アイ(PDF)
(藤田尚眞) …

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