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Pixel 6/6 Proの発表は10月19日?複数の証拠が見つかる

 
いまだ公式な発表日が発表されないGoogleのPixel 6/6 Proですが、その発表がおこなわれる日を示唆するいくつかの証拠が見つかったそうです。
 
それらはPixel 6/6 Proが10月19日に発表されることを示しています。
オーストラリアの携帯電話キャリアが10月19日であることを示唆
あるRedditユーザーは、オーストラリアの携帯電話キャリアであるTelstraが「Google製品の最新ニュースとオファー」に関するプロモーションをおこなっており、そこに証拠があるとしています。
 

 
下部の細かい文字に、「Googleの最新製品について知るためには10月19日までサインアップしなければならない」と書かれています。
 
つまり、Googleの最新製品であるPixel 6/6 Proの詳細な情報の公開は10月19日におこなわれ、その日に公式発表がおこなわれるということです。
発売日が10月19日であるという情報はほかにも
Pixel 6/6 Proの発表が10月19日であることを示す情報はほかにもあります。
 
Googleがインスタグラムに投稿したPixel 6のものと思われる画像において、時計ウィジェットが19日の火曜日を示していますが、2021年において19日が火曜日であるのは1月と10月しかありません。
 

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また、リーカーのジョン・プロッサー氏は10月19日にPixel 6シリーズが発表され、その後10月28日に発売されるとしています。
 
Pixel 6およびPixel 6 ProはGoogleの次世代フラッグシップスマートフォンであり、強力なAI処理能力を持つ独自開発したSoCであるTensorチップの搭載など、さまざまな特徴を持っています。
 
 
Source: Reddit via Android Central
(ハウザー) …

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iPhone13シリーズを買うべき?それともPixel 6?機能や価格を比較

 
9月14日のイベントで発表され、予約が開始されたAppleのiPhone13シリーズは予約サイトで完売が出るなど今年も好調なようです。一方、GoogleのフラッグシップスマートフォンであるPixel 6/6 Proももうすぐ登場するといわれ、どちらを買うべきか迷っているかたもいるのではないでしょうか?
 
そんな方のため、iPhone13シリーズを今買うべきか、Pixel 6シリーズを待つべきかについて、機能や価格の比較を紹介します。選択の一助になれば幸いです。
機能や価格を比較
それぞれのスマートフォンの機能は価格の比較をおこないます。
 
比較するのは、
 

CPU/GPU性能
ディスプレイ
カメラ機能
入手可能時期
製品寿命
価格
その他機能

 
の7点についてです。
1. CPU/GPU性能
iPhone13シリーズのシステム・オン・チップ(SoC)として搭載されたA15 Bionicは、先代のA14 Bionicよりも大きく性能が向上し、現世代のAndroidスマートフォンの性能を大きく上回っています。
 
ゲームなどの重い処理を要求するアプリを使う方にとっては頼れる存在となりそうです。
 
一方、Pixel 6シリーズには独自SoCのTensorチップを搭載していますが、そのCPU性能やGPU性能はそれほど高くないという情報もあり、処理速度を追求したい方にとっては物足りないかもしれません。
2. ディスプレイ
iPhone13 Pro/Pro Maxにはリフレッシュレートが最高120HzのProMotion機能が搭載された、Super Retina XDR OLEDディスプレイが搭載されます。
 
サイズはProが6.1インチ、Pro Maxが6.7インチで、解像度はそれぞれ2,532 x 1,770ピクセルと2,778 x 1,284ピクセルです。
 
このディスプレイは10Hz~120Hzの可変リフレッシュレートに対応し、滑らかな表示と低消費電力を両立させることが可能です。
 
これまでディスプレイのリフレッシュレートの面ではAndroidスマートフォンに後れを取っていたiPhoneですが、ようやく追いついたといえます。
 
一方、iPhone13/13 miniのディスプレイは従来通り60Hzのリフレッシュレートで、iPhone13が6.1インチ2,532 x 1,170ピクセル、iPhone13 miniが2,340 x 1,080ピクセルのものを搭載します。
 
Pixel 6 Proは6.7インチQHD+(2,880 x 1,620ピクセル?)解像度のリフレッシュレート120Hzのものを搭載し、Pixel 6は6.4インチFHD+(2,400 x 1,080ピクセル?)解像度のリフレッシュレート90Hzのものを搭載するといわれています。
3. カメラ機能
Pixel 6シリーズのTensorチップは強力なAI処理能力を備えているといわれ、特に写真撮影で革新的な機能が搭載される可能性があります。
 
また、2.4μmの画素サイズを誇るSamsungの5,000万画素センサーであるGN1を搭載し、これはiPhone13 Pro/Pro Maxの1.9μmを上回っています。画素サイズが大きいほど一般的には低照度環境でもノイズ耐性が高いです。
 
さらに、ズームカメラはiPhone 13 Pro/Pro Maxの3倍を超える、4倍ズームカメラが搭載され、スペック面ではカメラ性能はPixel 6のほうが上といえそうです。
 
一方、iPhone13シリーズでは、ボケを活用した動画撮影ができる「シネマティックモード」が魅力的な機能でしょう。ProResというビデオ編集用のフォーマットに対応しているのも、本格的なビデオ編集をおこなう方にはうれしい仕様です。
4. 入手可能時期
入手可能時期については、iPhone13シリーズがすでに予約を開始し、一部ではすでに「出荷完了」となっているのに対し、Pixel 6シリーズはまだ公式に発売時期が発表されておらず、数週間から数ヶ月待つ必要があります。
 
今すぐスマートフォンを買い替えたい方にはiPhone13シリーズ一択となりそうです。
5. 製品寿命
どれだけ長く使えるかという点では、Pixel 6シリーズは少なくとも2024年まで、噂では2026年までOSのアップデートを受けられるとされ、Androidのなかでは類を見ない長期間の使用が可能になりそうです。
 
一方、iPhoneシリーズは、iOS15でもいまだに6年前のiPhone 6sがサポートされており、サポート期間の長さには定評があります。
6. 価格
価格面では、Pixel 6 Proは1,000ドル(約109,972円)超程度になるといわれており、iPhone13シリーズの多くのモデルに比べて安価になりそうです。
 
Pixel 6はさらに安いとみられ、価格面ではPixel 6シリーズのほうが有利といえるかもしれません。
7. その他の機能
その他の機能としては、どちらも5G通信に対応し、IP68相当の防水機能を備え、ワイヤレス充電に対応しています。
 
5G通信に関しては、iPhone13シリーズがアメリカのみミリ波通信に対応するのに対し、Pixelシリーズも従来機種ではやはりアメリカでのみミリ波通信に対応していました。
 
Pixel 6/6 Proはミリ波に対応するとみられますが、日本で対応するかどうかは不明です。
iPhone13シリーズとPixel 6シリーズ、どちらを買うべきか?
ここまで見てきたように、どちらのほうが圧倒的に優れているということはなく、最終的にはそれぞれの方が重視する機能を取捨選択して選ぶことになりそうです。
 
今すぐiPhone13シリーズを購入するか、Pixel 6シリーズの発売を待つか、さらに両方のレビューが出そろうまで我慢するか、その答えは自分で出すしかないのでしょう。
 
 
Photo: Android Authority
(ハウザー)
 
 

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Vivo、独自開発の画像処理用チップ「V1」を発表~SoC開発には当面取り組まず

 
スマートフォンメーカーのVivoは独自開発した画像処理チップである「Vivo V1」を発表しました。このチップは同社の新型スマートフォンであるVivo X70 Pro/Pro+に搭載されます。
 
一方、Vivoは独自のシステム・オン・チップ(SoC)の独自開発には当面取り組まない考えを明らかにしました。
大容量キャッシュでリアルタイム画像処理を可能にしたVivo V1
Vivo V1の特徴は、32MBもの大容量キャッシュを搭載した点です。
 
パソコン向けのCPUであるIntelのCore i9-11900Kですら最も大きいL3キャッシュの容量が16MBであり、Vivo V1のキャッシュ容量がかなり大きいことがわかります。
 
この大容量キャッシュは、リアルタイムでの画像処理を可能にするためです。
 
一般的にカメラセンサーから送られてくる画像データはサイズが大きく、暗い場面での撮影などでは複数フレームのデータを使って処理をすることもあり、容量が大きいDRAMにデータを格納する必要があります。
 
しかしながら、DRAMへのアクセスには時間がかかるため、データの入出力に時間を取られ、リアルタイムでおこなえる画像処理にかけられる時間に大きな制限がかかります。
 
これに対して、チップ内に高速アクセス可能な大容量キャッシュを備えることにより、短時間でのデータ入出力が可能となり、低遅延のリアルタイムノイズリダクションなどの高度な処理が可能となるのです。
消費電力を50%削減
また、Vivo V1には、画像処理のアルゴリズムをハードウェアで実装しています。
 
一般に、同じアルゴリズムを処理する場合、ハードウェアで実装したほうが、ソフトウェアで実装してCPUで処理するよりも高速で、かつ消費電力が少なく済みます。
 
Vivo V1ではこれにより、50%の消費電力削減を実現したそうです。
 
Vivo V1はVivoの新型スマートフォンであるX70 Pro/Pro+に搭載されています。
SoC開発には当面取り組まない
一方、Vivoの胡柏山執行副総裁は、スマートフォン向けのSoC開発には当面取り組まない考えを示しました。
 
これは、短期的に能力や資源に限りがあり、さらに業界にはすでに多くの成熟企業が存在するため、SoC開発への資源投入は必要ないと考えているからだそうです。
 
スマートフォンメーカーのなかでは、Apple、Google、Samsungが独自SoCを開発し自社のスマートフォンに搭載しています。
 
 
Source: Gizchina, AFP BB News
(ハウザー) …

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Galaxy S22がGeekbenchに登場~SD898の動作周波数が判明

 
Samsungの次期フラッグシップスマートフォンであるGalaxy S22シリーズには、システム・オン・チップ(SoC)としてQualcommのSnapdragon 898を搭載するものと自社製のExynos 2200を搭載するものが存在するといわれています。
 
このうち、Snapdragon 898を搭載したGalaxy S22のものとされるベンチマーク結果がGeekbenchに投稿され、CPUの動作周波数が明らかになりました。
Cortex-X2の動作周波数は3.0GHz
Geekbenchに投稿された、Snapdragon 898を搭載したGalaxy S22のものとされる結果は以下のようになっています。
 

 
CPUコアの構成は、
 

1 x 3.0GHz
3 x 2.50GHz
4 x 1.79GHz

 
とされており、Armの新型CPUコアであるCortex-X2が3.0GHzで動作するものと思われます。また、ほかの2種類のCPUコアもArmの新型CPUコアであるCortex-A710とCortex-A510であると考えられます。
 
CPU性能については、シングルコアで475、マルチコアで1,393と、現世代のフラッグシップSoCであるSnapdragon 888+どころか、ミドルレンジのSamsung Exynos 1200のものとされる結果よりも低く、チューニング等が十分におこなわれていない状態での結果なのかもしれません。
 
以前にもSnapdragon 898のものとされるGeekbenchの結果が投稿されていましたが、Cortex-X2の動作周波数が2.42GHzと低いものでした。しかしながら、スコアはシングルコアで720、マルチコアで1,919と、今回の結果より良い結果となっています。
 
Appleが新しく発表したiPhone13のGeekbenchのスコアは、シングルコアで1,730、マルチコアで4,621でした。
従来よりも多くの地域で採用されるSnapdragon 898
Galaxy S22にはQualcommのSnapdragon 898とSamsungのExynos 2200を搭載するものが存在するといわれていますが、従来に比べてSnapdragon 898を使ったものが販売される地域が増えるといわれています。
 
これらの2つのSoCのうち、GPU性能についてはAMD製のmRDNAアーキテクチャを採用するExynos 2200のほうが高いといわれています。
 
また、Galaxy S22シリーズには45Wの急速充電機能が搭載され、Galaxy S22 Ultraのみ画面下埋込み型カメラが搭載されるとのことです。
 
Galaxy S22シリーズの発表は2021年12月と予想されています。
 
 
Source: Geekbench, Notebookcheck
(ハウザー) …

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新型iPad miniのGPU性能はiPhone13 Proと同等~同じ動作周波数?

 
第6世代iPad miniにはiPhone13シリーズと同じシステム・オン・チップ(SoC)であるA15 Bionicが搭載されていますが、そのCPUの動作周波数はiPhone13シリーズよりも低く設定されているといわれています。
 
同様に、GPUについても動作周波数が低いのではないかという危惧がありましたが、ベンチマーク結果を見る限り杞憂のようです。
iPhone13 Proと同等のGPU性能を発揮する第6世代iPad mini
Geekbenchに投稿された第6世代iPad miniのGPU性能は13,759ポイントでした。
 

 
これに対してiPhone13 Proは14,216ポイントであり、第6世代のiPad miniのGPU性能はiPhone13 Pro/Pro Maxと同等といえそうです。
 
第6世代iPad miniはiPhone13シリーズに比べてCPUの動作周波数が低く、GPUについても同じことが懸念されていましたが、このベンチマーク結果を見る限りでは同じ周波数で動作し、コア数も同じだと考えられます。
 
一方、iPhone13/13 miniはGPUコア数が5から4に減らされており、GeekbenchのスコアはiPhone13 Proに比べて25%低い10,608ポイントでした。
CPUの周波数が低く、GPUのコア数が少ないA15 Bionicも登場する?
A15 Bionicには、CPUの周波数が低いバージョンと、GPUのコア数が少ないバージョンが存在することから、これらの部品が製造上のネックになっている可能性が高いといえます。
 
しかしながら、今のところCPUとGPUの両方の性能が落ちたバージョンは確認されていません。
 
あるいは、来年の発売がうわさされる第3世代iPhone SEに両方の性能が落ちたA15 Bionicが搭載される可能性もあるかもしれません。
 
第3世代iPhone SEには、今のところA14 Bionicが搭載されるといわれています。
 
 
Source: Wccftech
(ハウザー)
 
 

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Samsung、Exynos 1200にはAMDのmRDNAアーキテクチャGPUを搭載しない?

 
Samsungは次期フラッグシップ システム・オン・チップ(SoC)であるExynos 2200にAMDと協業して開発したmRDNAアーキテクチャのGPUを搭載するといわれています。
 
同じく新登場するといわれているExynos 1200にもこのGPUを採用するという情報がありましたが、どうやら従来のExynosシリーズと同じく、Arm製のGPUを搭載するようです。
GPUとしてArm Mali-G68を搭載
Geekbenchに投稿されたExynos 1200のものとされる結果によると、このSoCにはGPUとしてArm Mali-G68を搭載するようです。
 
このExynos 1200には、Exynos 2200と同じく、AMD製のGPUが搭載されるといわれていましたが、実際には従来のExynosシリーズと同様Arm製GPUの採用でした。
 
Geekbench上のCPU性能は、シングルコアで759、マルチコアで1,878であり、このチップが狙うミドルレンジスマートフォン市場に適したスコアとなっています。
 

Samsung製のスマートフォンには搭載されない?
このExynos 1200は、Samsung製のSoCでありながら、SamsungのGalaxyシリーズのスマートフォンには搭載されないとみられています。
 
Exynos 1200の前世代に当たるExynos 1080もVivoのスマートフォンのみに採用されており、Exynos 1200も同じく外販専用のSoCとなるようです。
 
SamsungはExynos 2200に仕様違いの3つのバリエーションを作るといわれており、自社のスマートフォンはこれで賄うのかもしれません。
 
Exynos 1200の正式発表時期は不明です。
 
 
Source: SamMobile
(ハウザー) …

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全3種類のA15 Bionicのベンチマーク性能がAnTuTuに出そろう

 
Appleの新しいシステム・オン・チップ(SoC)であるA15 Bionicは、iPhone13シリーズと第6世代iPad miniに搭載されていますが、仕様の違いにより全部で3種類存在するといわれています。
 
それら全3種類のA15 BionicのAnTuTuベンチマーク上での性能が公開されました。
GPU性能はほぼ同等もiPad miniが少し高い?
これまでに出てきているGeekbenchの結果から、A15 Bionicは仕様の違いで以下の3種類存在するといわれています。
 

搭載製品
CPUの動作周波数
GPUコア数

iPhone13/13 mini
3.22GHz~3.23GHz
4

iPhone13 Pro/Pro Max
3.22GHz~3.23GHz
5

第6世代iPad mini
2.93GHz
5

 
まず、AnTuTuベンチマークのGPU性能については、iPad miniが若干高く、iPhone13が若干低いようです。
 

 
5コアGPUのiPhone13 Proと4コアGPUのiPhone13で大きな差がついていないのはGeekbenchの結果とは異なっており、理由は定かではありません。これらの新製品はまだ予約受付を開始したばかりであり、まだベンチマークを実行した個体や回数が限られていることが原因である可能性は考えられます。
 
iPad miniの性能が若干高いのは、筐体が大きく熱設計に余裕があり、GPUが高い周波数で動作できる時間が長いためかもしれません。
CPU性能はiPad miniが低い
一方、CPU性能はやはり動作周波数が低いiPad miniが一段低くなっており、iPhone13 ProとiPhone13では若干iPhone13 Proが高いという結果になっています。
 
iPad miniのCPU性能はiPhone13 Proに比べて約8%低く、動作周波数の差である約9%とほぼ一致する性能差です。
 
これらのデータは現状入手可能なデータに基づいており、最終的な性能差の確認には来月AnTuTuが発表する平均スコアを待つ必要があります。
 
 
Source: AnTuTu via Sparrows News
(ハウザー)
 
 

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Exynos 2200のCPUコア構成がリーク~S22はモデルごとに周波数が違う?

 
AMDのmRDNAアーキテクチャ採用GPUで注目を集める、Samsungの次期フラッグシップ システム・オン・チップ(SoC)であるExynos 2200のCPUに関するリーク情報が出てきました。
 
CPUコアとしてはArmのCortex-X2をはじめとする最新CPUコアを採用するようです。また、Exynos 2200が搭載されるGalaxy S22シリーズはモデルごとに動作周波数が異なるという情報も入ってきました。
Armの最新CPUコアを採用するExynos 2200
TwitterユーザーのIce universe氏(@UniverseIce)によると、Exynos 2200のCPUコア構成は以下のようになるとのことです。
 

Exclusive! Exynos 2200 official version frequency dataCPU: 1× Cortex-X2 2.9GHz + 3 × 2.8GHz + 4 × 2.2GHzGPU: AMD GPU 1250MHz
— Ice universe (@UniverseIce) September 15, 2021

 
注目すべきはArmの最新CPUコアであるCortex-X2の採用です。ほかの2つのCPUコアについては不明ですが、Cortex-X2とともに発表されたCortex-A710とCortex-A510ではないかと考えられます。
 
Qualcommの次期フラッグシップSoCであるSnapdragon 898や、MediaTekの次期フラッグシップSoCであるDimensity 2000にもCortex-X2が搭載され、このCPUコアを搭載することがトレンドといえそうです。
 
また、AMDのmRDNAアーキテクチャを採用したGPUは1.25GHz駆動とされています。
Galaxy S22+とS22 UltraでCPU/GPUの動作周波数が異なる?
Ice universe氏によると、Exynos 2200に搭載されるCPUやGPUは、搭載されるGalaxy S22のモデルによって動作周波数が異なるとのことです。
 

Correct, this is only the frequency of S22 Ultra, S22+ is different
— Ice universe (@UniverseIce) September 15, 2021

 
以前、Exynos 2200のCPUの動作周波数が低く、性能が期待外れだったという情報がありましたが、これは動作周波数が低いモデルのものであったのかもしれません。
 
Exynos 2200と同じ5nmプロセスで製造されるAppleのA15 Bionicも、iPhone13シリーズとiPad miniで動作周波数を変えたり、iPhone13 Pro/Pro MaxとiPhone13/13 miniでGPUのコア数を変えたりしています。
 
製造しているのがTSMCとSamsungという違いはあるものの、5nmプロセスは歩留まりが悪く、個体によって動作周波数やコア数を変えないと良品として使えるチップの数が足りないような状態であることを示しているのかもしれません。
 
 
Source: Ice universe/Twitter via Notebookcheck
(ハウザー) …

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iPhone13 ProのAnTuTuスコア、iPhone12 Proより大きく向上

 
9月14日の発表以降、続々とiPhone13シリーズのベンチマークプログラムの実行結果が出てきていますが、今度はAnTuTuベンチマークの結果の登場です。
 
iPhone13 Proは前世代のiPhone12 Proに比べ、大きく性能が向上しているようです。
iPhone12 Proより約20%スコアが向上したiPhone13 Pro
Weiboに投稿されたiPhone13 ProのものとされるAnTuTuベンチマークの結果は、Total性能が839,675ポイントでした。
 

 
前世代にあたるiPhone12 Proのスコアが705,725でしたので、約20%スコアが向上したことになります。
CPU、GPU、MEMの項目で大きくスコアが向上
AnTuTuベンチマークの各項目について見てみると、CPU、GPU、MEMの項目で大きくスコアが向上しています。
 

 
Geekbenchにおいても、iPhone13 ProはCPUとGPUのスコアが大きく向上しており、搭載されたシステム・オン・チップ(SoC)であるA15 Bionicの性能の高さがうかがえます。
 
一方、実利用時の快適さを示すといわれるUXについてはあまり差がない結果となりました。
 
 
Source:安兔兔/Weibo via Sparrows News
(ハウザー)
 
 

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手ぶれ補正がすごい!新アクションカム「GoPro HERO10 Black」で高速クルーズを撮ってみた

Image:ギズモード・ジャパン/YouTubeたのしそう!アクションカムの代名詞となっているGoPro、その新型「GoProHERO10Black」が登場しました。今回は、高速クルーズしながら試す機会をいただいたので、どんな感じで撮れるのか、動画でお見せします!SoCが「GP2」に進化して高速化し、撮影性能もアップ。5.3K・60fps、4K・120fps、2.7K・240fps、1080p・2 …

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iPhone13のRAM容量は4GB、13 Proは6GB〜新型iPad各モデルは?

 
MacRumorsが、Xcode 13ベータ版を解析した結果判明したとし、iPhone13シリーズおよびiPhone13 ProシリーズのRAM容量を報告しました。同メディアは、iPad mini(第6世代)と、iPad(第9世代)のRAM容量も報告しています。
RAM容量は4GB/6GB
MacRumorsによれば、iPhone13 miniおよびiPhone13のRAM容量は4GB、iPhone13 ProおよびiPhone13 Pro MaxのRAM容量は6GBとのことです。
 
これらのRAM容量は、先代機種であるiPhone12シリーズの各モデルと同じです。
 
RAM容量は同じながらも、iPhone13シリーズおよびiPhone13 Proシリーズのシステム・オン・チップはA15 Bionicに進化しています。
 
AシリーズSoCのRAM容量は、同時期のSnapdragonよりも少ないことが話題になりますが、RAM容量6GBのA14 Bionicを搭載するiPhone12 Proと、RAM容量12GBのSnapdragon 865+を搭載するGalaxy Note 20 Ultraとの比較では、iPhone12 Proのほうが高いパフォーマンスを示し、iOSのメモリ管理が優れているとの検証結果が報告されていました。
GPUコア数やリフレッシュレートでシリーズ間を差別化
iPhone12シリーズとiPhone12 Proシリーズでは、RAM容量は異なってもA14 Bionicの仕様は共通でした。
 
iPhone13シリーズでは、iPhone13 miniおよびiPhone13に搭載されるA15 BionicのGPUが4コアなのに対し、iPhone13 ProおよびiPhone13 Pro Maxでは5コアと差別化されています。
 
また、両シリーズ間ではディスプレイのリフレッシュレートも異なっています。
iPad mini(第6世代)と、iPad(第9世代)のRAM容量は?
MacRumorsは、iPad mini(第6世代)と、iPad(第9世代)のRAM容量も報告しています。
 
同メディアによれば、iPad mini(第6世代)はA15 BionicとRAM容量4GBの組み合わせ、iPad(第9世代)はA13 BionicとRAM容量3GBの組み合わせになっているとのことです。
 
 
Source:MacRumors
Photo:Appledsign/Facebook
(FT729) …

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iPhone13 Pro/Pro MaxのGPU性能は13/13 miniより高い

 
9月14日に発表されたiPhone13シリーズでは、搭載されたシステム・オン・チップ(SoC)であるA15 Bionicの高いグラフィック性能がアピールされています。
 
しかしながら、実はiPhone13/13 miniとiPhone13 Pro/Pro MaxではGPU性能が異なっており、Pro/Pro Maxのほうが高い性能となっています。
iPhone13 Pro/Pro Maxは5コアGPU、iPhone13/13 miniは4コアGPU
iPhone13 Pro/Pro MaxのA15 Bionicに搭載されたGPUは公式サイトにおいて、「A15 Bionicが搭載した新しい5コアGPUの驚異的なグラフィックパフォーマンス」とされており、5コア構成となっています。
 
その性能は、「他社よりも最大50パーセント速いグラフィックス性能を実現」とのことです。
 
これに対して、iPhone13/13 miniのGPUは「新しい4コアGPUは、他社よりも最大30パーセント高速」とされており、iPhone13 Pro/Pro Maxに比べて性能が劣化しています。
 
ゲームなどで高いGPU性能を求める方はiPhone13 Pro/Pro Maxを購入したほうが良いかもしれません。
製造上の欠陥で4コアしか動かなかったものがiPhone13/13 miniに使われている?
同じA15 Bionicが搭載されているにもかかわらず、このような違いが生まれた理由は2つ考えられます。
 
1つ目の理由は、iPhone13 Pro/Pro MaxのみがサポートするProResコーデックの存在です。このコーデックの処理にはGPUが使われていると考えられ、iPhone13/13 miniより高いGPU性能が求められます。
 
もう1つは製造上生じた欠陥品に対応するためです。半導体は製造上、ある一定の割合で欠陥が生じます。そして、欠陥が生じる箇所の割合はチップ内に占める面積に比例するため、大きな面積を占めるGPUは欠陥が起こりやすいといえます。
 
このため、製造されたA15 Bionicのうち、GPUが5コアすべて動作するものをiPhone13 Pro/Pro Maxに、4コアしか動作しないものをiPhone13/13 miniに使うことにより、欠陥品として廃棄する数を減らそうとしている可能性があります。
 
このようなことは半導体業界では昔からおこなわれており、たとえばソニーのPS3に搭載されたCell Broadband EngineではSynergistic Processor Element(SPE)をチップ上は8コア実装しながら、実際には7コアしか使いませんでした。これは、SPEのなかの1コアに欠陥が生じても良品としてそのチップを使うためです。
 
 
Source: Apple (1), (2), (3) via 9to5Mac
(ハウザー) …

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Pixel 6 ProのカメラにはAIによる「赤ちゃんモード」や手振れ除去機能搭載?

 
Googleの次世代フラッグシップスマートフォンであるPixel 6 Proのカメラに関する新しい情報が入ってきました。Pixel 6 Proには新しいTensorチップのAI性能を活用した「赤ちゃんモード」や手振れ除去機能が搭載されるようです。
AIを活用した新しいカメラモード機能を搭載
これはXDAが実機を入手したとされる情報筋の話として伝えたものです。
 
それによると、Pixel 6 Proには新しいカメラ機能として、「赤ちゃんモード(baby mode)」と手振れ除去機能が搭載されるとのことです。
 
赤ちゃんモードがどのようなものかはわかっていませんが、赤ちゃんをきれいに撮影できたり、赤ちゃんが笑顔になった瞬間を狙ってシャッターを切ったりするような機能なのかもしれません。
 
これらの機能は、Googleが独自開発したシステム・オン・チップ(SoC)であるTensorチップのAI機能を活用したものであると考えられます。
120Hz/1440pのディスプレイ搭載、カメラは3カメラ構成
その他のスペックについては、ディスプレイとして1440p解像度のリフレッシュレートが120Hzのものが搭載されるそうです。
 
また、カメラについては、メインカメラに5,000万画素のSamsung GN1センサー、超広角カメラとして1,200万画素のソニー IMX386センサー、そして4倍望遠カメラにソニー IMX586センサーが採用されるとしています。
 
さらに、5,000mAhのバッテリー、128GBのストレージモデルの存在、Wi-Fi 6Eへの対応、Goodix社製のディスプレイ下埋め込み型指紋センサー、Cirrus Logic社製のオーディオアンプの搭載が確認されたとのことです。
 
Android OSにはLinuxのカーネルバージョン5.10が搭載され、このカーネルは2026年までサポートされることから、Pixel 6 Proでうわさされる5年間のソフトウェアサポートが用意されるといううわさを裏付けています。
 
Pixel 6 ProはPixel 6とともに、日本ではソフトバンクから2021年の秋ごろに発売が予告されています。また、Googleの直販サイトでの販売も予定されているとのことです。
 
 
Source: XDA Developers via 9to5Google
(ハウザー) …

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Snapdragon 898のGPU、性能はA15やExynos 2200に劣る?

 
次世代フラッグシップ システム・オン・チップ(SoC)の一角であるQualcommのSnapdragon 898のGPU性能に関するリーク情報が出てきました。
 
現世代のSoCは上回るものの、次世代フラッグシップSoCのなかではGPU性能が低いようです。ただし、発熱が少なく、連続して動作させた場合の性能の安定性は高いといいます。
Apple A15 BionicやSamsung Exynos 2200を下回るGPU性能
最新のリーク情報によると、QualcommのSnapdragon 898、AppleのA15 Bionic、SamsungのExynos 2200、およびAppleのA14 BionicのGFXBenchにおけるスコアは以下のようになっています。
 

SoC
Manhattan 3.1
Aztec Normal
Aztec High

Snapdragon 898
158.4 fps
112.7 fps
43.1 fps

A15 Bionic
198.0 fps
? fps
? fps

Exynos 2200
170.7 fps
121.4 fps
51.5 fps

A14 Bionic
120.0 fps
79.9 fps
30.0 fps

 
Snapdragon 898のGPU性能は、iPhone12シリーズに搭載されている現世代最速といわれるA14 Bionicは上回ったものの、次世代フラッグシップSoCであるA15 BionicやExynos 2200には劣る結果となりました。
発熱が少なく、性能の安定性が高いSnapdragon 898
ただし、Snapdragon 898には発熱が少なく、性能の安定性が高いという特徴があるとのことです。
 
一般的にSoCは最高性能で稼働させた場合は発熱が大きく熱暴走する可能性があり、それを防ぐために温度に応じて動作周波数を低下させます。
 
GFXBenchを連続動作させた場合の性能低下率は、A15 Bionicが約35%、Exynos 2200が約25%であったのに対し、Snapdragon 898は約20%でした。
 
このリークされた性能はいずれもまだサンプル段階のものと考えられ、ここからの各社のチューニングが期待されます。
 
 
Source: 快科技 via Gizchina
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【iPadまとめ】お値段そのままで(米国では)ますますパワフルに #AppleEvent

Image:Apple日本では3万9800円から。iPadProとiPadAirに続き、プレーンなiPadもよりパワフルになりました。全体的な構成は大きく変わってないものの、新iPadは側面がちょっぴりフラットなデザインに変わり、SoCはA13BionicでCPU・GPU・機械学習パフォーマンスすべて20%高速化しました。Image:AppleiPadOS15(来週どこかでリリース予定)の搭載によ …

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Qualcomm、144Hz対応低価格ゲーミングスマホ向けチップを開発中?

 
大手スマートフォン向けシステム・オン・チップ(SoC)メーカーのQualcommは、ライバルのMediaTekに奪われたシェアを奪還すべく、さまざまな製品を開発しています。
 
そんなQualcommが「SM6375」と呼ばれるゲーミングスマホ向けのSoCを開発しているという情報が入ってきました。安価にもかかわらず、144Hz駆動のディスプレイをサポートするそうです。
低価格にもかかわらず144Hz駆動ディスプレイをサポート
このSM6375の最大の特長は、低価格にもかかわらず、144Hzという高いリフレッシュレートのディスプレイをサポートする点です。
 
リフレッシュレートとは、画面が1秒間に書き換えられる回数のことであり、高ければ高いほど滑らかな表示が可能となります。
 
ゲームにおいてはフレームレートが高いほど高スコアを獲得できるとされており、高いフレームレートに対応できるリフレッシュレートの高いディスプレイが好まれています。
 
このSM6375は比較的低価格のスマートフォン向けSoCであり、ゲーミングスマホのバリエーションを増やすのに貢献するかもしれません。
4つのバリエーションをテスト中
SM6375は現在、CPUの動作周波数の違いで4つのバリエーションがテストされているそうです。
 

4x Gold cores at 2.5GHz + 4x Silver cores 2.2GHz
4x Gold cores at 2.3GHz + 4x Silver cores 2.1GHz
4x Gold cores at 2.2GHz + 4x Silver cores 2.0GHz
4x Gold cores at 2.1GHz + 4x Silver cores 1.8GHz

 
また、GPUの動作周波数についても、800MHz、940MHz、960MHzがテストされています。
 
そして、バリエーションの1つが144Hzのリフレッシュレートに対応したものになるとのことです。
 
以前からQualcommは、Snapdragon 765/765Gのように、末尾に「G」がつくゲーミング向けモデルとつかないモデルを発売しています。
 
このSM6375の正式名称は不明ですが、同じように「G」ありと無しの2モデルが登場するのかもしれません。
 
 
Source: WinFuture via Wccftech
(ハウザー) …

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Exynos 2200のCPU性能は期待外れ?Snapdragon 888と同等

 
Samsungの次世代フラッグシップ システム・オン・チップ(SoC)であるExynos 2200にはAMDのmRDNA GPUが搭載されるといわれており、注目が集まっています。
 
そんなExynos 2200のCPU性能がGeekbench上に掲載されました。ベンチマークスコアはSnapdragon 888と同等であり、期待外れなものとなっています。
Exynos 2200はSnapdragon 888と同等のCPU性能?
Geekbenchはさまざまなプラットフォームで動作する、CPUやGPUの性能を測定するためのベンチマークプログラムです。
 
このGeekbenchに掲載されたExynos 2200のものと思われるCPU性能のベンチマーク結果は、シングルコアのスコアが1,073、マルチコアのスコアが3,389となっています。
 

 
これに対して、Qualcommの現行のハイエンドSoCであるSnapdragon 888を搭載したOnePlus 9 Proのスコアは、シングルコアが1,105、マルチコアが3,255であり、Exynos 2200はこれと同等の性能となっています。
 

 
Exynos 2200にはArmの新型CPUコアであるCortex-X2が搭載されるといわれ、CPU性能に関しても期待されていただけに残念な結果です。
クロック周波数が低いExynos 2200のCPU
このベンチマーク結果についてもう少し詳しく見てみると、Exynos 2200の高速CPUコアであるCortex-X2の動作周波数が低いことに気づきます。
 

Exynos 2200: 2.59GHz x 1 + 2.50GHz x 3 + 1.73 GHz x 4
Snapdragon 888: 2.84GHz x 1 + 2.42GHz x 3 + 1.8GHz x 4

 
動作周波数が低いにもかかわらずSnapdragon 888と同等の性能を発揮したのはCortex-X2の性能のおかげなのでしょう。
 
Exynos 2200の動作周波数の低さが、開発中のためなのか、あるいはAMDのmRDNA GPUの発熱が大きすぎるために抑えざるをえないのかは不明です。
 
Exynos 2200のGPU性能は、iPhone12シリーズに搭載されているA14 Bionicを超えるとされていますが、iPhone13シリーズに搭載される予定のA15 Bionicには及ばないとされています。
 
 
Source: Notebookcheck via Wccftech
(ハウザー) …

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Geekbenchに複数のPixel 6 Proが登場~ただしCPUコア構成が異なる

 
もうすぐ発表が予想されているGoogleの新型スマートフォンであるPixel 6 ProにはGoogleが独自開発したTensorチップが搭載されるといわれています。しかしながら、その詳細についてはまだ公式発表がありません。
 
そんななか、GeekbenchにPixel 6 Proのものとされるベンチマーク結果が2つ投稿されました。しかしながら、それらのCPU構成は異なり、かつベンチマーク結果自体もおかしなものとなっており、信憑性については疑問が残ります。
Cortex-X1を1コア搭載したものと2コア搭載した結果が投稿される
Geekbenchはさまざまなプラットフォームで動作する、CPUやGPUの性能を測定するためのベンチマークプログラムです。
 
このGeekbenchにGoogle Pixel 6 Proのものとされる結果が2つ投稿されています。
 

 
上の画像のうち、左側が高速CPUコアとしてArm Cortex-X1を2基搭載していると思われるもの、右側が1基搭載していると思われるものです。
 
先日の情報では、Pixel 6 ProにはCortex-X1が2基搭載されるとされています。
 
Geekbenchの結果上に表示されているCPU構成は、
 

左側: 2.80GHz x 2 + 2.25GHz x 2 + 1.80GHz x 4
右側: 2.84GHz x 1 + 2.42GHz x 3 + 1.80GHz x 4

 
となっていますが、なぜか同等になるはずのシングルコア性能で2倍以上の差がついていたり、左側のほうが高性能になると考えられるマルチコア性能が右側のほうが大幅に高かったりと、結果には疑問が残ります。
他のSoCと比べても首をひねる結果、信憑性は低い?
現在販売されているフラッグシップスマートフォンに搭載されているシステム・オン・チップ(SoC)である QualcommのSnapdragon 888の結果は、シングルコアで1,135、マルチコアで3,794です。
 
それに比べて、今回投稿されたPixel 6 Proの結果はいずれも低いものとなっています。
 
Snapdragon 888のCPUコア構成は、
 

2.84GHz x 1 + 2.42GHz x 3 + 1.80GHz x 4

 
であり、Pixel 6 Proであるものとされる右側のものと一致します。
 
それにも関わらず大きな性能差がついており、この点でも腑に落ちません。
 
今回投稿された結果は、開発中のものであるか、あるいはGeekbenchの結果は悪質なユーザーによって改ざんされることもあるため、偽造されたものなのかもしれません。
 
 
Source: Geekbench (1), (2) via Notebookcheck
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iPhone SE(第3世代)、XRの筐体にA14搭載し来年発売?約52,280円?

 
中国のソーシャルメディアWeiboに、iPhone SE(第3世代)はiPhone XRの筐体を活用し、A14 Bionicを搭載して2022年に発売されるとの情報が投稿されました。
iPhone 8ベースからXRベースに変更?
iPhone SE(第3世代)はiPhone SE(第2世代)のデザインのままモデムを変更し5Gに対応すると予想される中、Weiboに投稿された情報はこれとは全く異なります。
 
似たような情報として以前、iPhone XRの筐体に新しいシステム・オン・チップ(SoC)を搭載したモデルがiPhone SE Plusとして発売されるとの情報がありました。
販売価格が約6.1%値上げ
Weiboに投稿された情報では、iPhone SE(第3世代)の予想販売価格は3,499元で、iPhone SE(第2世代)の中国での販売価格3,299元から200元、約6.1%の値上げになります。
 
日本で発売されるiPhone SE(第3世代)が同程度の値上げになった場合、約52,580円(税込)になることが予想されます。
 
 
Source:Weibo via Notebookcheck
Photo:Majin Bu(@MajinBuOfficial)/Twitter
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Xiaomi 12 Ultraは2億画素センサーカメラを搭載?SD898も採用

 
XiaomiのフラッグシップスマートフォンであるMi 11 Ultraは、1/1.12型の大型センサーを備えるなど、意欲的なカメラスペックを持った機種でした。
 
Xiaomiの次世代フラッグシップスマートフォンとみられるXiaomi 12 Ultraではさらにカメラを進化させ、Samsung製の2億画素センサーを搭載するとのことです。
 
また、SoCとしてもQualcommの次世代フラッグシップシステム・オン・チップ(SoC)であるSnapdragon 898を採用し、まさにフラッグシップにふさわしいスペックに仕上がりそうです。
Samsung製の2憶画素センサーを搭載
WeiboユーザーのDigital Chat Station氏によると、Xiaomiの次期フラッグシップスマートフォンであるXiaomi 12 UltraにはSamsung製の2億画素センサーを使ったカメラが搭載されるとのことです。
 
このセンサーはSamsungのGalaxy S22シリーズでの採用が見送られるとされており、Xiaomi 12 Ultraが初の採用機種となるかもしれません。
 
Samsungの2億画素センサーのピクセルサイズは0.64μmとあまり大きくなく、低照度環境には強くない可能性があります。
 
このため、Xiaomi 12 Ultraにはほかに5,000万画素のメインセンサーが搭載されるといわれており、そちらはピクセルサイズが大きいのかもしれません。
SoCにQualcommのSnapdragon 898を採用
Xiaomi 12 Ultraには、SoCとしてQualcommの次期フラッグシップSoCであるSnapdragon 898を採用するといわれています。
 
Snapdragon 898にはArmの最新CPUコアであるCortex-X2のほか、大幅に強化されたGPUが搭載されるとの情報があります。
 
Xiaomi 12 Ultraの発売時期や日本での入手の可否については現時点では不明です。
 
 
Source: Digital Chat Staion/Weibo via Android Central
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【発表直前】iPhone13シリーズに関する噂とリーク情報まとめ〜全情報再確認

 
iPhone13シリーズに関する、2021年9月12日10時時点での、リーク情報や噂に基づく予想スペックは下記の通りです。
iPhone13リーク情報まとめ 2021年9月12日10時時点
iPhone13シリーズ発表イベント「California streaming.」の案内が、予想通り現地時間9月7日に発表されました。
 
イベントの開催日時は、現地時間9月14日午前10時、日本時間では9月15日午前2時です。
 
イベント開催を間近に控えたこの1週間でも、iPhone13シリーズのバッテリー容量と駆動時間、リフレッシュレート、本体カラーとストレージ容量に関する新しい情報が伝えられました。
 
ストレージ容量について、iPhone13 Proシリーズに256GBモデルは引き続きラインナップされるのか、1TBモデルはあるかという点で予想が分かれています。
 
これらの情報も含め、下記の動画ではiPhone13シリーズに関する噂や予想などの全情報をまとめてお伝えします。
 

 
▼ 基本情報
▼ ディスプレイ
▼ カメラ
▼ 価格/予想外寸
▼ 発表/予約受付開始/出荷開始日
 
基本情報

 

モデル名
iPhone13 mini
iPhone13
iPhone13 Pro
iPhone13 Pro Max

コードネーム

D16

D17

D63

D64

製品番号

A2628、A2630、A2634、A2635、A2640、A2643、A2645

先代機
iPhone12 mini
iPhone12
iPhone12 Pro
iPhone12 Pro Max

SoC

A15 Bionic(6コア)
(A14比で約20%処理能力向上、電力効率改善)

SoC仕様
2つの高性能コア/4つの高効率コア、GPUコア数が5つに増加

RAM

4GB

6GB

生体認証

Face ID (注1)

外部接続端子

Lightning端子(25W急速充電対応)

5G対応

5Gミリ波とサブ6GHz対応

Wi-Fi

Wi-Fi 6E

防水・防塵性能

IPX68(水深8メートルで30分間)

 
*注1:Face IDは、マスク着用対応に対応する新型になる可能性もあるようです。
 
ディスプレイ

 

モデル名
iPhone13 mini
iPhone13
iPhone13 Pro
iPhone13 Pro Max

対角長(インチ)
5.4
6.1
6.1
6.7

解像度(ピクセル)
2340 x 1080
2532 x 1170
2532 x 1170
2778 x 1128

画素密度
465ppi
460ppi
460ppi
458ppi

OLEDパネル供給元
Samsung DisplayLG Display
Samsung DisplayLG DisplayBOE
Samsung Display

ノッチのサイズ

iPhone12シリーズよりも横幅が約33%もしくは26%短くなる

タッチフィルム

Y-OCTA

リフレッシュレート

60Hz

120Hz(ProMotionディスプレイ)

その他

常時点灯ディスプレイ(注2)

 
*注2:Bloombergのマーク・ガーマン記者も、iPhone13 Proシリーズへの常時点灯ディスプレイ搭載を予想しています。
 
カメラ

 

モデル名
iPhone13 mini
iPhone13
iPhone13 Pro
iPhone13 Pro Max

リアカメラ
2眼(広角、超広角)1,200万画素(5P) + 1,200万画素(7P)f/1.8
3眼(望遠、広角、超広角)1,200万画素(7P) + 1,200万画素(6P) + 1,200万画素(6P)f/1.6、超広角にオートフォーカス搭載
3眼(望遠、広角、超広角)1,200万画素(7P) + 1,200万画素(6P) + 1,200万画素(6P)f/1.5超広角にオートフォーカス搭載

手ぶれ補正機構

センサーシフト光学式手ぶれ補正機構

レンズ径
14.1ミリ(2.1ミリ大型化)
15.8ミリ(3.8ミリ大型化)
15.8ミリ(1.6ミリ大型化)

LiDAR
未搭載(計画あったが断念)(注3)

フロントカメラ

1,200万画素(5P)

写真撮影
新しい、フィルターのような機能

ビデオ撮影
センターフレーム(Center Stage)、ポートレート動画、天体撮影、ポートレートモード機能の動画対応版、高品質フォーマットでの動画撮影

 
*注3:Wedbush証券のアナリスト、ダニエル・アイブス氏はLiDAR搭載と1TB(Proシリーズ)をラインナップすると予想
 
価格/予想外寸/本体カラー

 
iPhone13シリーズの米国での販売価格は、iPhone12シリーズと同じと噂されています。
 
一方、中国メディアMyDriversは、iPhone13 Proシリーズのみ販売価格が50ドル(約5,500円)値上げされ、1TBモデルも用意されると予想しています。
 
MyDriversの予想価格を、iPhone12シリーズ発売時の平均的な為替レートである105円をもとに、現在の為替レート110円で試算すると、iPhone13シリーズの販売価格は下記のようになりそうです(iPhone12シリーズの税別価格/105*110+価格上昇分+消費税10%)。
 

 
iPhone13 Pro Max 1TBモデルの販売価格は、22万円以上になる可能性もありそうです。
 

モデル名
iPhone13 mini
iPhone13
iPhone13 Pro
iPhone13 Pro Max

本体素材

アルミニウム

ステンレス

バッテリー容量(mAh)
2,405
3,095
3,095
4,352

バッテリー供給元

Sunwoda Electronic

高さ(ミリ)

iPhone12シリーズと同じ

幅(ミリ)

iPhone12シリーズと同じ

厚さ(ミリ)本体 / リアカメラ部
7.57 / 10.07

7.53 / 10.36
7.65 / 11.27

本体カラー新色

オレンジ、コーラル(注4)、ホワイト、ブラック、パープル、PRODUCT(RED)、イエローグリーン、ピンク、ブルー(注5)

マットブラック、ピンク(注6)、ローズゴールド、サンセットゴールド、ブロンズ(注7)

 
*注4:iPhone13シリーズにラインナップされると噂の新色オレンジは、コーラルと同一の可能性があります。
 
*注5:iPhone13シリーズにはイエローグリーンとオレンジ、コーラルはラインナップされず、代わりにピンクとブルーがラインナップされるとの海外ECサイトからの情報があります。
 
*注6:iPhone13 Proシリーズにラインナップされると噂の新色ピンクは、ローズゴールドと同一の可能性があります。
 
*注7:iPhone13 Proシリーズにはローズゴールドとサンセットゴールドはラインナップされず、代わりにブロンズがラインナップされるとの海外ECサイトからの情報があります。
発表/予約受付開始/出荷開始日

 

モデル名
iPhone13 mini
iPhone13
iPhone13 Pro
iPhone13 Pro Max

イベント開催案内日

9月7日(火)

発表日

9月14日(火):日本時間9月15日(水)午前2時〜

予約開始日

9月17日(金)

発売日

9月24日(金)

 
 
Photo:Apple Hub/Twitter, Apple Hub/Facebook (1), (2), mydrivers (1), Majin Bu(@MajinBuOfficial)/Twitter, Appledsign/Facebook (1), Tech Limited(@TechLimitedOne)/Twitter
(FT729) …

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VivoのX70シリーズ3製品には異なるチップメーカーのSoCをそれぞれ使用

 
中国のスマートフォンメーカーであるVivoが2021年9月9日に発表したV70シリーズには面白い特徴があります。なんと、3製品のラインナップそれぞれに異なる半導体メーカーのシステム・オン・チップ(SoC)を採用しているのです。
 
さらに、X70には専用にカスタマイズされたSoCが使われています。
Snapdragon 888+、Exynos 1080、Dimensity 1200を使い分け
VivoのフラッグシップスマートフォンであるV70シリーズには、製品ごとにそれぞれ異なるメーカーのSoCが使われています。
 

製品
SoC

X70 Pro+
Qualcomm Snapdragon 888+

X70 Pro
Samsung Exynos 1080

X70
Mediatek Dimensity 1200-Vivo

 
通常、AppleのiPhone12シリーズやSamsungのGalaxy S21シリーズのように、同じシリーズの製品には同じチップを使用します。差別化のために異なるチップを使う場合でも、メーカーを統一するのが一般的です。
 
これは、チップを基盤に実装する際のノウハウや、ソフトウェア資産の流用が可能になり、コストが下げられるためです。
 
しかしながら、V70シリーズは見事に異なるメーカーのSoCを採用しており、大変興味深いラインナップといえます。
X70にはカスタマイズされたDimensity 1200を搭載
さらにX70には、Vivo向けにカスタマイズされたDimensity 1200-Vivoと呼ばれるSoCが採用されています。
 
これは、MediaTekの「MediaTek Dimensity 5G Open Resource Architecture」と呼ばれるプログラムに基づいて開発されたものであり、VivoによるとAIを使ったカメラ撮影が40%以上高速化され、エネルギー消費量が10%削減されたとのことです。
 
同様のDimensity 1200のカスタマイズはOnePlusのNord 2でもおこなわれました。
 
 
Source: Sparrows News (1), (2)
(ハウザー) …

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Pixel 6は現行ハイエンドスマホを上回るCPU性能を発揮?

 
Googleの新型スマートフォン、Pixel 6に搭載されるTensorチップに関する新たな情報が出てきました。
 
このチップには、高速なCPUコアであるArm Cortex-X1がデュアルコアで搭載されるとのことです。現行のハイエンドスマホが採用しているシステム・オン・チップ(SoC)はシングルコアでの搭載ですので、Pixel 6のCPU性能には期待できるかもしれません。
2.8GHz駆動のCortex-X1をデュアルコアで搭載
TwitterユーザーのDigital Chat Station氏(@chat_station)が、Googleの新しいスマホであるPixel 6に搭載されるTensorチップのCPUに関するリーク情報を投稿しました。
 
それによると、TensorチップにはArmの高速CPUコアであるCortex-X1が2基搭載されるそうです。
 

#DigitalChatStationSuspected Google self-developed chip: 2*2.8 GHz+2*2.25 GHz+4*1.8GHz, Mali-G78 GPU.Two 2.8GHz X1 super cores, Snapdragon 888 and Exynos 2100, and one X1 can't hold it down. It would be a bit brave if the mass production does not change. pic.twitter.com/bGEtHiYzkH
— Digital Chat Station (@chat_station) September 11, 2021

 
QualcommのSnapdragon 888/888+やSamsungのExynos 2100といった現行のフラッグシップSoCはCortex-X1を1基しか搭載しておらず、Tensorチップはこれらを超えるCPU性能を発揮しそうです。
 
クロック周波数に関しては、TensorチップのCortex-X1が2.8GHzなのに対し、Snapdragon 888は2.84GHz、888+は2.995GHz、Exynos 2100は2.9GHzとなっています。
 
しかしながら、次世代フラッグシップSoCであるQualcommのSnapdragon 898やSamsungのExynos 2200、それにMediaTekのDimensity 2000にはArmの新CPUコアでありCortex-X1より約16%性能が高いといわれるCortex-X2が搭載されるといわれ、これらにはTensorチップのCPU性能は劣る可能性があります。
 
Tensorチップにはほかに、2.25GHzのCPUコアが2基と、1.8GHzのCPUコアが4基搭載されるとのことです。CPUコアの種類は今のところ明らかにされていません。
GPUはExynos 2100と同じMali-G78
一方、TensorチップのGPUとしては、Exynos 2100と同じMali-G78が搭載されるようです。
 
動作周波数は不明ですが、同じ5nmプロセスで製造されることから、同等の動作周波数であることが予想されます。
 
Exynos 2100はGPU性能でSnapdragon 888を下回っており、Pixel 6に関しても同じことがいえるかもしれません。
 
ただし、実際のゲーム性能はGPUだけでなくCPU性能も重要であるため、ゲームでの性能に関しては少なくともExynos 2100は上回ることでしょう。
 
 
Source: Digital Chat Station/Twitter via Notebookcheck
Photo: Google
(ハウザー) …

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Galaxy S22 Ultraのみ画面下埋込み型カメラ搭載か〜搭載チップも流動的?

 
Notebookcheckが、Galaxy S22シリーズに関する新しい噂を伝えています。
Exynos 2200搭載モデルはS22 Ultraだけ?
韓国Navarブログやリーカーの情報から、Galaxy S22シリーズのディスプレイサイズは、Galaxy S22が6.06インチ、Galaxy S22+が6.55インチ、Galaxy S22 Ultraが6.81インチになる可能性が高いことがわかりました。
 
Galaxy S22シリーズが搭載するシステム・オン・チップ(SoC)は、Qualcomm Snapdragon 898とExynos 2200になるとみられていますが、搭載比率はまだ決まっていないようです。
 
Notebookcheckは、Exynos 2200の歩留まりの低さが解消できなければ、同SoC搭載モデルはGalaxy S22 ultraのみになると予想しています。
 
その場合でも、米国販売モデルはGalaxy S22 Ultraも含めてSnapdragon 898モデルのみになる可能性が高いようです。
Galaxy S22 Ultraのみ、フロントカメラも異なる
Galaxy S22 Ultraは、他モデルとの差別化のためシリーズ中唯一、画面下埋込み型カメラを搭載するようです。
 
既に、Galaxy Z Fold3 5Gが画面下埋込み型カメラを搭載していますので、採用機種が拡大することになります。
 
 
Source:Navarブログ via Notebookcheck
Photo:LetsGoDigital
(FT729) …

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Snapdragon 888+と888の比較ベンチマーク結果が登場~差は大きくない

 
Qualcommは2021年6月にそれまで同社のフラッグシップ システム・オン・チップ(SoC)であったSnapdragon 888を強化したSnapdragon 888+を発表しました。
 
この2つのSoCにどれくらいの速度差があるかについてベンチマークプログラムを実行した結果が公開されています。
CPUとAIを強化したSnapdragon 888+
Snapdragon 888+はSnapdragon 888を強化したSoCです。
 
具体的な差分としては、高速CPUコアのArm Cortex-X1の動作周波数が2.84GHzから2.995GHzに引き上げられています。
 
また、AI処理を担当するHexagon 780の性能も26TOPSから32TOPSに引き上げられているとのことです。
888+のほうが高速だが差は5%未満
これら2つのSoCについて、ベンチマークプログラムで速度差を検証した動画がYouTubeで公開されています。
 

 
検証にはSpeed Test G Suiteと呼ばれるスマートフォンの実使用時の性能を測定することを目的としたベンチマークプログラムが使われました。
 
また、スマートフォンにはできるだけSoC以外の差分が少ないものとして、AsusのゲーミングスマートフォンであるROG Phone 5(888搭載)とROG Phone 5S Pro(888+搭載)が用いられています。
 
ベンチマークプログラムの結果は、Snapdragon 888+の勝利に終わったものの、その差分は5%未満であったとのことです。
 
できるだけ性能が高いスマートフォンが欲しいユーザーであっても、Snapdragon 888から888+に乗り換える意味はあまりなく、Snapdragon 898を待ったほうが良いといえそうです。
 
 
Source: SpeedTest G/YouTube via Android Authority
Photo: Pixabay
(ハウザー) …

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Exynos 2200には3つのバリエーションが存在?AMD製GPUコア数の違いなど

 
Samsungはスマートフォン向け次期フラッグシップ システム・オン・チップ(SoC)として、AMDとの協業で開発されたGPUを搭載したExynos 2200を開発しているといわれています。
 
このExynos 2200には実は3つのバリエーションがあり、ハイエンドスマートフォンだけでなくミドルレンジスマートフォンもカバーするという情報が出てきました。
CPUとGPUの違いによる3バリエーション
TwitterユーザーのTron氏(@FrontTron)によると、Exynos 2200にはCPUとGPUの違いで3つのバリエーションが存在するとのことです。
 

Since it is using the Cortex A78 instead of the X line, the performance throttling is ver low. Around 10%.Even the 2CU mid-range, reports say it is a sufficient graphics considering its position.S.LSI will supply the 4CU version to two Chinese companies. (2/2)
— Tron ❂  (@FrontTron) September 5, 2021

 
CPUに関しては、最もハイエンドのものがArm Cortex-XシリーズのCPUコアを搭載するのに対し、ほかのものはCortex-A78を搭載するようです。これにより10%程度性能が低下するとされています。
 
また、GPUに関しては最もハイエンドのものが6CU(Compute Unit)構成なのに対し、ほかの2つは4CUと2CUとなるようです。
 

Further explanation:The midrange devices in the Galaxy A series will get the 2CU config. The highrange devices in the Galaxy A series will get the 4CU config. The flagship devices (S series) will get the 6CU config.
— Tron ❂  (@FrontTron) September 5, 2021

廉価版Exynos 2200でGalaxy Aシリーズをカバー
最もハイエンドのExynos 2200はSamsungのフラッグシップスマートフォンであるGalaxy S22シリーズに搭載されるのに対し、ほかの2つはハイエンドおよびミドルレンジに位置するGalaxy Aシリーズに搭載されるとのことです。
 
一般にSoCの開発には莫大なコストがかかり、さらにExynos 2200はAMDへの開発費が発生していることも予想されるため、できるだけ多くのスマートフォンに搭載したほうがコストの回収につながります。
 
CPUやGPUの変更だけであれば比較的開発予算を抑えられるため、フラッグシップのGalaxy S22シリーズよりも数が出るGalaxy Aシリーズにも廉価版Exynos 2200を搭載することにしたのかもしれません。
 
Exynos 2200のGPU性能は、iPhone12シリーズのA14 Bionicよりは高いものの、iPhone13シリーズに搭載されるといわれているA15 Bionicよりは低いとされています。
 
 
Source: Tron/Twitter via Gizmochina
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MediaTek、5G対応タブレット向け新SoC「Kompanio 900T」を発表

 
スマートフォン向けシステム・オン・チップ(SoC)市場で高いシェアを誇るMediaTekが新しいSoCを発表しました。「Kompanio 900T」と名付けられたこのチップは5G通信に対応し、AndroidタブレットやChromebookをターゲットとしたSoCです。
Kompanio 1300Tの廉価版
このKompanio 900TはMediaTekのタブレット向けのフラッグシップSoCであるKompanio 1300Tの廉価版に位置づけられています。
 
廉価版といっても、6nmプロセスで製造される点は共通です。
 
主な違いとしては、Kompanio 1300TはCPUコアにArm Cortex-A78 x 4 + Cortex-A55 x 4を搭載しているのに対し、Kompanio 900TはCortex-A78 x2 + Cortex-A55 x 6となっている点が挙げられます。
 
また、Kompanio 1300TはGPUにArm Mali-G77 MC9を搭載していますが、Kompanio 900TはMali-G68です。
 
Kompanio 900Tは、Kompanio 1300Tと同じく、5G通信に対応しています。
Kompanio 900T搭載デバイスは近日中に発売予定
MediaTekによると、Kompanio 900Tを搭載したデバイスは近日中に発売予定とのことです。
 
Kompanioシリーズは、Kompanio 500(MT8183)が多くのChromebookに搭載されており、Kompanio 900TもAndroidタブレットだけでなくChromebookにも広く用いられると考えられます。
 
また、NVIDIAがKompanio 1200と同社のGPUを組み合わせて本格的な3Dゲームをおこなうデモを発表しており、そちらの分野でも活躍するかもしれません。
 
MediaTekは2021年第2四半期(4月~6月)にスマートフォン向けSoC市場で43%のシェアを獲得するなど、非常に勢いがある半導体メーカーです。
 
 
Source: MediaTek via Android Central
(ハウザー) …

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Twitter、フォローワーをブロックせずに削除できる新機能をテスト中

 
先週、Twitterが「ソーシャル・プライバシー(social privacy)」の強化に取り組んでいると報道されました。今回、その取り組みの1つである、フォローワーをブロックすることなく削除できる新機能のテスト運用が開始されました。
ブロックせずにフォローワーの削除が可能に
公式Twitter Supportのツイートによると、Web版において、ブロックせずにフォローワーの削除が可能になる新機能のテスト運用を開始したとのことです。
 

We're making it easier to be the curator of your own followers list. Now testing on web: remove a follower without blocking them.
To remove a follower, go to your profile and click “Followers”, then click the three dot icon and select “Remove this follower”. pic.twitter.com/2Ig7Mp8Tnx
— Twitter Support (@TwitterSupport) September 7, 2021

 
フォローワーを削除する手順は、以下の通りです。
 

自分のプロフィールを開き、「フォローワー」をクリックします。
3本線アイコンをクリックします。
「このフォローワーを削除」を選択します。

 
テスト運用で、この機能が評価されれば、より多くの人がブロックすることなくフォローワーを削除できるようになります。
Twitter、プライバシー関連機能の強化を推進
先週、Twitterが、プライバシー関連機能の強化に取り組んでいると報じられましたが、同社はこれを、「ソーシャル・プライバシー」のアップグレードと呼んでいます。
 
例えば同社は、以下のような新機能の開発に取り組んでいます。
 

ツイートのアーカイブ:Twitterは、30日、60日、90日後に投稿を非表示にしたり、1年後にツイートを非表示にする機能を検討しています。この機能はリリース日が決まっておらず、構想段階にあります。
「いいね!」したツイートの非表示:自分が「いいね!」したツイートを非表示にします。また、「いいね!」したツイートを誰に表示するかを設定できるようになります。ただし、この機能がテストされる時期は未定です。
会話からの離脱:ユーザーは、会話から自分を削除できるようになります。2021年末までに、テストが開始されます。

 
またTwitterは現地時間9月7日、iOSの一部ユーザーに対して、Instagramを彷彿させるコンテンツが画面の端から端まで目一杯広がった新たなタイムラインのテストを開始しています。
 
今のところ、この新しいデザインが全てのユーザーに提供されるかどうかは不明で、テスト段階にあるとのことです。
 
 
Source:Twitter Support/Twitter via 9to5Mac
(m7000) …

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スマホ各社、2022年はハイエンド端末に注力~Appleもより高価な端末を検討?

 
最近のチップ不足により半導体製品の値上げがおこなわれ、それがスマーフォンメーカーの利益率に影響することが見込まれています。
 
このため、Appleをはじめとするスマートフォンメーカー各社は2022年に、より利益率の高いハイエンドデバイスに注力する可能性があるとのことです。
純利益率が5%~10%しかないスマートフォンメーカーの苦境
2020年10月から2021年6月の間に、スマートフォンの主要部品であるシステム・オン・チップ(SoC)大手のQualcommとMediaTekの売上原価はそれぞれ60%と64%上昇したとされています。
 
また、チップ不足の影響によりTSMCがさらに半導体価格を10%~20%値上げするといわれており、半導体価格の上昇がスマートフォンの価格に転嫁されるのは避けられない情勢です。
 
Appleを除くスマートフォンメーカーの純利益率は一般的に5%~10%に過ぎないといわれていますが、この半導体価格の上昇によりさらに利益率が低くなる可能性があります。
ハイエンドデバイスに注力して利益率の改善を図るスマートフォンメーカー
そこで、各スマートフォンメーカーは2022年にハイエンドデバイスに注力するといわれています。
 
ハイエンドデバイスは利益率が比較的高いため、スマートフォンメーカー各社は事業の利益率を改善することが可能です。
 
Appleもチップ価格上昇の影響を受けるとみられており、対策のため価格をより高く設定したり、より高価なハイエンドデバイスを検討したりしているかもしれません。
 
ただ、各社がハイエンドデバイスに注力すると、予算が限られている消費者が好むローエンドやミドルレンジのデバイスの選択肢が減ることになり、スマートフォンの平均販売価格も上昇する可能性があります。
 
9月14日のイベントで発表が予想されるiPhone13については、TSMCのチップ価格の値上げ前に量産が開始されており、このことが販売価格に影響を及ぼすことはないと予想されています。
 
 
Source: Nikkei Asia via Android Authority, iMore
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Huawei、米禁輸措置回避で5G未対応のQualcommチップを採用へ

 
米政府の禁輸措置リスト入りしているHuaweiは、最新鋭の技術を米企業から確保できないため、5G未対応のチップをハイエンドモデルに搭載せざるを得ないようです。
会長も「行き詰まっている」と嘆き
世界的な半導体の供給不足に加え、Huaweiには頭を悩ませる独自の問題があります。同社は米政府の禁輸措置リスト(エンティティーリスト)入りしているため、米企業や米企業と提携している海外企業からの半導体の入手が非常に困難となっています。
 
Huaweiのグオ・ピン(郭平)会長は8月、「現在、我々にとって最大の難関はスマートフォン事業だ。周知のように、スマートフォン向けのチップは小型で低消費電力であるため、高度な技術を必要とする。Huaweiは独自のチップを設計することはできるが、製造を請け負ってくれるところがない。行き詰まっている」と語り、チップの調達が困難であることを明かしました。
来年のモデルも5G未対応か
しかし、新たなフラッグシップモデルのP50シリーズは、大胆にも5G通信を諦めることで、ハイエンドチップの確保に漕ぎ着けたようです。搭載されているSoCは、Qualcommが開発した5G未対応のSnapdragon 888です。Snapdragon 888はGalaxy S21やGalaxy Z Fold3といったハイエンド端末に搭載されており、通常モデルは5Gに対応しています。製造は、従来の発注先だったTSMCではなく、Samsungが5nmプロセス技術で請け負っています。
 
また本来であれば、2021年第4四半期(10月〜12月)にリリースされるはずだったMate 50シリーズも、2022年に延期される見通しで、このまま行けばこちらも5G未対応のSnapdragon 898が採用される見込みです。
 
ちなみにHuaweiはAndroidもオープンソースしか使えないため、現在は独自OSのHarmonyOSを展開しています(最新バージョンはHarmonyOS2.1)。Huawei Mobile Services(HMS)のユーザー登録は7億人を超えており、登録しているデベロッパーの数も270万人で、AndroidやiOSに次ぐ3位となっています。
 
 
Source:PhoneArena
(kihachi) …

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