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Snapdragon 8 Gen 1をTSMCも製造?A9チップと同じ状況に?

 
台湾メディアDigiTimesが、Samsungが製造しているSnapdragon 8 Gen 1において、良品率が低いため、製造の一部をTSMCに移管することをQualcommが検討していると報じました。
QualcommがTSMCと交渉開始か
Snapdragon 8 Gen 1の製造は全て、Samsungの4nmプロセスで行われると先日伝えられたばかりです。
 
それから1週間も経っていない今回の報道の真偽は不明ですが、DigiTimesによればQualcommはSamsungで製造しているSnapdragon 8 Gen 1の歩留まりが悪い点、つまり良品率が低い点に嫌気がさしているとのことです。
 
TSMCの4nmプロセスはAppleが製造枠を予約しているとみられており、Snapdragon 8 Gen 1の製造を担う余地があるかは不明ですが、もし何らかの条件で請け負った場合、市場には2種類のSnapdragon 8 Gen 1が供給されることになるとWccftechは指摘しています。
 
同メディアは、TSMCの半導体製造プロセスはSamsungと比べて性能と電力効率が優れていると指摘、TSMC製のものとSamsung製のものが同じデバイスに搭載された場合、性能面で違いが出てしまうことが懸念されると伝えています。
A9チップをTSMCとSamsungが製造した結果
現在のところ、TSMCがSnapdragon 8 Gen 1の製造を請け負う可能性は低いと予想されていますが、Qualcommは交渉を続けているようで、今後2ケ月〜3ケ月でどうなるか明らかになりそうです。
 
TSMCとSamsungが製造する同一チップで性能が異なるという問題は、iPhone6s/6s Plusに搭載されたA9で指摘されていました。
 
 
Source:DigiTimes via Wccftech
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AR HoloLensプロジェクトで協業開始〜MicrosoftとSamsung

 
韓国メディアThe Elecが、SamsungとMicrosoftは、拡張現実(AR)デバイスであるHoloLensプロジェクトでの協業を開始したと報じました。
2021年3月から協議していた
The Elecが関係者から入手した情報によれば、MicrosoftのARデバイス「HoloLens」の開発に関する協業プロジェクトは2年間の予定で、今年の夏頃に開始されたようです。
 
同メディアは、協業プロジェクトの開始に先立ち、Samsungは2021年年3月にこのプロジェクトのための準備組織を結成していたと伝えています。
 
「HoloLens」の開発に関する3月の打ち合わせには、Samsung Display、Samsung Electro-Mechanics、Samsung SDIなど複数の部署が参加した模様です。
2024年に実製品が登場見込み
SamsungとMicrosoftによる次世代「HoloLens」開発プロジェクトは2023年まで継続し、2024年にその成果を取り入れた実製品が登場する見込みです。
 
その際は、デバイスの製造をSamsungが担うとThe Elecは述べています。
AppleはARヘッドセットを開発中と噂
AppleはARヘッドセットを開発しており、2022年に発売される可能性があるとアナリストのミンチー・クオ氏は予想しています。
 
一方、Bloombergのマーク・ガーマン記者は、同デバイスは発表されたとしても発売までの間しばらく待たされると伝えていました。
 
 
Source:The Elec
Photo:Microsoft
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カメラがあるのに「穴」がない〜ディプレイ埋め込み型カメラの台頭目立つ

 
今ではすっかりAndroid端末でお馴染みとなった、ディスプレイ下の指紋認証センサー埋め込みですが、埋め込む欲望はそれでも満たされないようです。スマートフォン市場では新たに、ディスプレイ下にインカメラを埋め込む技術の採用が本格化しています。
カメラがあるのに「穴」がない
初めてディスプレイ下埋め込み型カメラ(アンダーディスプレイ・カメラ)の存在を知った消費者のほとんどは、ディスプレイの下からどうやって被写体を捉えるのかという疑問が真っ先に湧くでしょう。この技術では、画素(ピクセル)同士の非常に小さな隙間とソフトウェア処理を利用し、透過度の高い特殊な素材越しに被写体を撮影します。
 

 
突然降って湧いたものではなく、何年も前から複数のスマートフォンメーカーがこぞって開発に取り組んできました。2018年にはAppleも関連特許を取得しています(ただし、2021年時点でインカメラを埋め込んだiPhoneは登場していません)。
Motorolaからも新たに登場
2020年のZTE Axon 20 5Gを皮切りに、実際にスマートフォン市場でも埋め込み型カメラの登場が目立ち始めました。ZTE以外にも、XiaomiがMi Mix 4、SamsungがGalaxy Z Fold3で同様の技術を実装しています。
 
そんな彼らに負けじと、新たにMotorolaも12月9日に発表するフラッグシップモデルMoto Edge X30で、アンダーディスプレイ・カメラの採用に踏み切ることが判明しています。
 
親会社のLenovoで上級管理職(ジェネラル・マネージャー)の地位にあるチェン・ジン氏は「この業界において、アンダーディスプレイ・カメラが依然として思い切った選択なのは間違いない」としながらも、「この機能に対するユーザーの需要やフィードバックが桁外れに増えていることが、我々に正しい道を選ばせたのだ。簡単な道ではないが」と語り、新技術の導入をアピールしました。
 

 
同氏がSNS上で公開した画像では、インカメラの穴がディスプレイのどこにも見当たりません。以前に公開された画像では、くっきりと穴がディスプレイ上に確認できました。
 
インカメラの画素数は6,000万画素となる見込みです。また、Qualcommの次世代チップであるSnapdragon 8 Gen 1(Snapdragon 898)をいち早く搭載することも明らかになっており、Motorolaの復権に期待が高まるところです。
 
 
Source:微博/神奇的劲哥 via GSMArena,Xiaomi
(kihachi) …

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Galaxy S21 FEの公式サポートページでデザインが明らかに

 
91mobilesが、Galaxy S21 FEの公式サポートページで実機のレンダリング画像されデザインが明らかになったとし、スクリーンショットを掲載しました。
これまでの噂に合致したデザイン
Galaxy S21 FEの公式サポートページに掲載された画像は、これまでの噂に合致したものです。
 
掲載されたデバイスのリアカメラ部は、左上に突き出たカメラモジュールがあり、3眼カメラが搭載されています。
 
Galaxy S21 FEのフロント部の画像ではベゼル幅が狭く、ディスプレイ上部中央にパンチホールデザインのフロントカメラが搭載されているのが確認できます。
 

Galaxy S21 FEの販売期間は短くなる?
これまでの情報では、Galaxy S21 FEは米国と欧州、インドで発売される見通しです。
 
同デバイスは半導体不足の影響により生産数が少ないようで、それ以外の地域で販売されるとの情報はありません。
 
Galaxy S21 FEは2022年1月中に発表・発売されると噂されています。
 
本来であれば2021年の発売が計画されていたGalaxy S21 FEが2022年に発売されるとはいえ、Samsungは2022年中に後継モデルとなるGalaxy S22 FEの発売を計画しているようです。
 
 
Source:91mobiles
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LGの撤退で韓国スマホ市場でのSamsungのシェアが85%に

 
同じ韓国メーカーのLGのスマートフォン市場からの撤退により、韓国スマホ市場におけるSamsungのシェアがかつてないほど高くなり、ほぼ独占状態となっていることが、最新調査から明らかになりました。
2021年第3四半期のシェアは85%
調査会社Counterpoint Researchの調査によれば、2021年第3四半期(7月〜9月)の韓国スマートフォン市場におけるSamsungのシェアは、85%でした。
 
LGがまだスマホを販売していた頃も、韓国市場でのSamsungのシェアは60%後半とかなり高い数字でした。
LGの撤退でSamsungの独壇場に
しかしLGがスマホ事業から撤退してからは完全にSamsungの独壇場となり、2021年第2四半期(4月〜6月)の同社のシェアは73%に急増しました。そして第3四半期には85%と、ライバルをまったく寄せ付けない状態となっています。
 
2位はAppleですが、シェアはわずか12%と、首位のSamsungから大きく引き離されています。Appleの前年同期(2020年第3四半期)のシェアは13%だったので、1%ポイント減少したことになります。
一番売れたスマホはGalaxy Z Flip3
Samsungがこれほどまでにシェアを伸ばした理由は、折りたたみスマホGalaxy Z Flip3の好調にあるようです。2021年第3四半期に韓国スマホ市場で最も売れたスマホはGalaxy Z Flip3でした。
 
売上台数2位はGalaxy S21、3位はGalaxy A32、そして4位にはもうひとつの折りたたみスマホ、Galaxy Z Fold3がランク入りしています。
 
 
Source:The Elec via SamMobile
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世界で最も「革新的な」テクノロジー企業とは?特許申請数ランキング

 
Capital on Tapが、過去12カ月間にテクノロジー企業が申請した260万件以上の特許申請書を調べ、申請数でのランキングトップ25位を作成、公開しました。
 
それによると1位はHuawei、2位はSamsung Electronics、3位はBOE Technologyとなっています。
2021年の特許申請数トップはHuawei
ランキング上位10社を見ると、Huawei、BOE、Tencent、Baiduと4社が中国企業、そしてSamsung Electronics、LG Electronics、Samsung Displayと3社が韓国企業、残り3社(Qualcomm、Intel、IBM)がアメリカ企業となっています。
 
Appleは11位にランク入りしています。
 
日本企業では、パナソニックIPマネジメント(12位)、三菱電機(21位)、ソニー(24位)の3社が25位内に入っています。
 

5Gなど5分野でもランキング
なおCapital on Tapは、仮想現実(VR)&拡張現実(AR)、5G、自動運転、ブロックチェーン、人工知能(AI)&機械学習の5分野についても特許申請数でランク付けを行っており、VR&ARではHuawei、5GではQualcomm、自動運転ではLG、ブロックチェーンではTencent、AI&機械学習ではIBMが、それぞれ特許申請数で1位となっています。
 

 
 
Source:Capital on Tap via SamMobile
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Galaxy Tab S8 Ultraにはノッチあり、S8、S8 Plusにはない?

 
リーカーのエバン・ブラス氏(@evleaks)がTwitterに、Samsungの新型タブレット、Galaxy Tab S8シリーズのレンダリング画像を投稿しました。
Galaxy Tab S8シリーズ3モデルのレンダリング画像
エバン・ブラス氏(@evleaks)が投稿したGalaxy Tab S8 Ultraのレンダリング画像では、同モデルはノッチを備えています。
 
Galaxy Tab S8 UltraのノッチはiPhone13シリーズなどとは異なり、横画面表示にした際に画面上部に位置するようです。
 
エバン・ブラス氏(@evleaks)はGalaxy Tab S8と、S8 Plusのレンダリング画像も投稿していますが、両モデルにはノッチはありません。
 

Samsung Galaxy Tab S8, S8 Plus, and S8 Ultra. pic.twitter.com/tQZNW30Dn1
— Ev (@evleaks) December 6, 2021

14.6インチのディスプレイ搭載か
Wccftechは、Galaxy Tab S8 Ultraは2つのフロントカメラを搭載、バッテリー容量は11,500mAhで、14.6インチのディスプレイを搭載する可能性があると伝えています。
 
 
Source:Wccftech
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Google Pixel 6やGalaxy S21でデジタル・カー・キーが利用可能に

 
Android 12が実行されているGoogle Pixel 6シリーズやGalaxy S21で、デジタル・カー・キーが利用可能になりました。
BMWデジタル・キーが早速対応
Android 12が動作するGoogle Pixel 6シリーズとGalaxy S21で、Googleが提供するデジタル・カー・キー機能が利用可能になりました。
 
BMWは、この機能がBMWデジタル・キーで利用可能になったことを発表しています。対応する車両とAndroidスマホを所有するユーザーは、車両のロック解除をスマートフォンで行うことができるようになります。
 
BMWデジタル・キーが利用可能な国や地域は、今後順次拡大される見通しです。
 

 
XDA Developersによれば、Googleが提供するデジタル・カー・キー機能は、Samsungの独自仕様によるデジタルキー機能とは異なるとのことです。
Android Autoに複数の新機能導入
Android 12のAndroid Autoで、互換性のある車両に乗車すると同時に自動的に起動するようになるようです。
 
Android Autoのホーム画面には新たに再生ボタンが追加され、タップするだけでお気に入りの音楽に簡単にアクセスできるようになります。
 
また、GoogleはAndroid Autoに新しい検索アイコンを導入し、音声検索を素早く開始できるようにします。
 
Googleは今後数カ月のうちに、Googleアシスタントの返信機能を利用し、Android Autoで簡単にテキストメッセージへの返信が行える機能を導入予定とXDA Developersは伝えています。
 

 
 
Source:XDA Developers, BMW
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Galaxy S22、インドではSnapdragon 8 Gen 1搭載モデルを発売

 
リーカーのTron氏(@FrontTron)によれば、インドで発売されるGalaxy S22シリーズにはExynos 2200ではなくSnapdragon 8 Gen 1が搭載されるようです。
インドではこれまで、Exynos搭載モデルを販売
インドで販売されるGalaxy Sシリーズにはこれまで、Exynosが搭載されてきましたが、Galaxy S22シリーズではSnapdragon 8 Gen 1搭載モデルが販売されるようです。
 

India S22 Series will be getting a Snapdragon 8 Gen 1 chip, instead of an Exynos 2200 chipset.
— Tron ❂ (@FrontTron) December 5, 2021

2022年2月に発売されると噂
Snapdragon 8 Gen 1を搭載したスマートフォンを発売するとみられるメーカー名にはSamsungが含まれていませんでしたが、Tron氏(@FrontTron)の情報通りであれば同社も搭載モデルを発売するようです。
 
リーカーのジョン・プロッサー氏は、Galaxy S22シリーズは2022年2月8日に予約受付が開始され、2月18日に発売されると予想しています。
 
 
Source:Notebookcheck
Photo:LetsGoDigital
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Samsung Display、折りたたみスマホ用ディスプレイ製造ライン増設

 
Samsung Displayは、折りたたみスマートフォンに搭載する有機EL(OLED)ディスプレイの製造ラインを増設し、出荷数を増やすようです。
ベトナム工場に製造ラインを増設
韓国メディアThe Elecが、Samsung Displayは2022年中にベトナムの工場に折りたたみスマートフォン用ディスプレイ製造ラインを3本増設し、生産能力を拡大する予定と報じました。
 
今回の増設により、Samsung Displayの折りたたみスマートフォン用ディスプレイ製造ラインの数は7本から10本になります。
 
その結果、生産能力は現在の月間140万枚~150万枚から、月間200万枚に増加すると関係者は述べています。
2022年の出荷枚数は2021年に約2倍に
Samsung Displayは2022年に、1,800万枚の折りたたみスマートフォン用ディスプレイ出荷を目指しています。この数は、2021年の予想出荷枚数である810万枚の約2倍になります。
 
1,800万枚のうち1,400万枚は、Galaxy Z Fold3およびFlip3や、登場が噂されるGalaxy Z Fold4やFlip4などのSamsung製折りたたみスマートフォンに搭載される見通しです。
 
 
Source:The Elec
Photo: Technical cheez/YouTube
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Dimensity 9000、Snapdragon 8 Gen1より業界では高評価?

 
Androidスマートフォン向け新型フラッグシップ システム・オン・チップ(SoC)がMediaTekとQualcommから発表され、その戦いの行方に注目が集まっています。
 
これまでハイエンドSoC市場ではQualcommの方が強かったですが、新型SoCに関しては今のところMediaTekのDimensity 9000の方がスマートフォン業界の評価が高いという情報が入ってきました。
Dimensity 9000の方が業界の評価が高い?
WeiboユーザーのDigital Chat Station氏は、MediaTekのDimensity 9000について、QualcommのSnapdragon 8 Gen1よりも業界の評価が高いと伝えています。
 

 
現在のAndroidスマートフォン向けSoC市場では、全体のシェアとしてはMediaTekの方が高いものの、高価格帯のスマートフォン向けではQualcommのSnapdragonの方が人気が高いです。
 
2022年にはこの構図が変わるのかもしれません。
 
MediaTekは、ミドルハイエンドクラスのスマートフォン向けにDimensity 7000を開発しているといわれ、Qualcommの牙城を崩そうとしています。
CPUスペックはDimensity 9000の方が上、Snapdragon 8 Gen1には発熱問題が存在?
これらのSoCのスペックを比較すると、CPUコア構成はまったく同じですが、動作周波数はDimensity 9000の方が上です。
 
 

Snapdragon 8 Gen1
Snapdragon 888
Dimensity 9000

CPU
Cortex-X2 x 1(@3.00GHz) +
Cortex-A710 x 3(@2.5GHz) +
Cortex-A510 x 4(@1.8GHz)
Cortex-X1 x 1(@2.84GHz) +
Cortex-A78 x 3(@2.4GHz) +
Cortex-A55 x 4(@1.8GHz)
Cortex-X2 x 1(@3.05GHz) +
Cortex-A710 x 3(@2.85GHz) +
Cortex-A510 x 4(@1.8GHz)

製造プロセス
4nm(Samsung)
5nm(Samsung)
4nm(TSMC)

 
また、過去の傾向からすると、MediaTekが使用するTSMCの半導体製造プロセスは、Qualcommが使用するSamsungのものよりも消費電力あたりの性能が良いといわれています。
 
さらに、Snapdragon 8 Gen1には発熱の問題があるという発言がスマートフォンメーカーから出ている一方、MediaTekはDimensity 9000の発熱の小ささに自信を持っています。
 
Snapdragon 8 Gen1を搭載したスマートフォンは年内に、Dimensity 9000を搭載したスマートフォンは来年2月に発売されるとのことです。
 
 
Source: Digital Chat Station/Weibo via Gizchina
(ハウザー) …

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折りたたみスマホの出荷台数、2021Q3に過去最高を記録~Q4以降はさらに増加見込み

 
折りたたみスマートフォンの人気が急速に高まっているようです。
 
2021年第3四半期(7月~9月)の出荷台数は260万台と、3カ月で過去1年の合計を上回りました。また、第4四半期(10月~12月)以降はさらなる出荷台数の伸びが期待されています。
260万台の出荷で、過去4四半期の合計を上回る
Display Supply Chain Consultants(DSCC)のレポートによると、2021年第3四半期における折りたたみスマートフォンの出荷台数は260万台でした。
 

 
これは2020年第3四半期から2021年第2四半期(4月~6月)にわたる1年間の合計を上回る出荷台数であり、折りたたみスマートフォン人気が急速に高まったといえます。
 
機種別ではSamsungのGalaxy Z Flip 3が60%のシェアで首位でした。
 

 
2位は同時に発売されたGalaxy Z Fold 3であり、Samsungが93%のシェアを占めています。
 
一方、他メーカーで一番人気のHuawei Mate X2のシェアは6%に過ぎませんでした。
2021第4四半期および2022年はさらに増加見込み
今後も折りたたみスマートフォンの出荷台数は伸びることが期待され、2021年第4四半期には380万台、2022年全体では前年比132%増となる1,750万台の出荷が予想されています。
 

 
2021年第4四半期は引き続きSamsungがこの市場を牽引しますが、2022年にはOppo、Honor、Huawei、Xiaomi、Motorolaといったメーカーが製品をリリースし、市場全体が活性化するとみられます。
 
Counterpointは、2023年に折りたたみスマートフォンの出荷台数が2020年の10倍になると予測しており、Samsungがトップシェアをキープするとしています。
 
Appleも折りたたみiPhoneを開発しているといわれていますが、2023年までに発売される可能性は低いとのことです。
どのような折りたたみ方式が主流になるかはまだ不明
折りたたみスマートフォンの折りたたみ方式についてアナリストは、Galaxy Z Flip 3のようなクラムシェル型は将来性がないと考えているそうです。
 
しかし、まだまだ折りたたみスマートフォンの価格は高く、台数的にもスマートフォン市場全体のなかではニッチな存在です。
 
Strategy Analyticsは2022年のスマートフォン出荷台数を14億1,000万台と予測しており、折りたたみスマートフォンが1,750万台出荷されたとしてもスマートフォン市場全体の1%程度に過ぎません。
 
折りたたみスマートフォンの価格が十分下がるまでには時間が必要であり、その頃にどのような方式が存在し、どのような方式が主流となっているかはわかりません。
 
 
Source: DSCC via Android Central
(ハウザー) …

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Google、Pixel Watchを2022年春に発売?Fitbitの技術を利用

 
Google自らが販売するスマートウォッチである、Pixel Watchがついに発売されるかもしれません。
 
買収したFitbitの技術を取り込み、2022年春に発売されるという情報が入ってきました。
円形のベゼルレスデザイン
リークされたレンダリング画像によると、Google製のスマートウォッチは円形のベゼルレスデザインを採用するようです(本記事トップ画像参照)。
 
製品名が「Pixel Watch」であるかは定かではありませんが、コードネームは「Rohan」とされ、Google内部では「Android watch」とも呼ばれています。
Fitbitの技術を利用
Googleはスマートウォッチ/スマートバンド大手のFitbitを買収しており、すでにFitbitのチームがGoogleのウェアラブル製品チームに加わっているそうです。
 
このため、Googleが発売するスマートウォッチにはFitbitのノウハウが用いられ、Fitbit製デバイスの人気機能が搭載されると考えられます。
 
OSとしてはSamsungと共同開発された、Wear OSが搭載されるとPhoneArenaは考えています。
 
スマートウォッチ市場のOS別シェアは、AppleのwatchOSが首位を維持し続けているものの、Wear OSのシェアが2021年第3四半期(7月~9月)に大幅に増加しました。
順調なら2022年春に発売、価格は3万円以上?
Googleのスマートウォッチは現在、Googleの従業員が実際に使ってテストする「ドッグフィーディング」と呼ばれる開発段階にあるとされています。
 
順調なら2022年春に発売されるかもしれません。
 
気になる価格については、Fitbit製品よりも高価であり、300ドル(約34,000円)以上になるだろうとのことです。
 
GoogleはPixel 6シリーズと同時にスマートウォッチを発表するという予想もありましたが、チップ不足のため発売が延期されたといわれています。
 
 
Source: Business Insider via PhoneArena, The Verge
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Android 12使用のPixelシリーズでネットワーク接続が切れる問題が発生

 
Googleの最新版Android OSであるAndroid 12において、接続が切れるという問題が発生しているようです。
 
Pixel 6シリーズだけでなく、古いPixelシリーズをアップデートした場合も発生するとされており、原因は定かではありません。
 
公式な見解および解決方法は提示されていませんが、ユーザーから解決策が2つ提示されています。
基地局との接続ができない問題が発生
RedditやGoogleのフォーラムでの報告によると、Android 12を使用しているスマートフォンにおいて、基地局との接続問題が発生しているそうです。
 
この問題の発生の仕方には、大きく分けて2つのパターンがあります。
 

SIMがネットワークに接続しているかのように表示されるが、実際には接続されていない
そもそもSIMが存在しないと報告される

 
また、9to5Googleによると1番目のケースでデュアルSIMを使い、片方のネットワークに接続できている場合は、問題があるネットワーク側が以下のような「!」マーク付きのアンテナピクト表示になるそうです。
 

Pixel 6での報告が大半だが、古いモデルでの報告も
この問題に関する報告の大半は、Pixel 6シリーズを使っているユーザーからおこなわれています。
 
このため、Pixel 6シリーズが使用しているSamsung 5123bモデムの問題ではないかという見解もありましたが、少数ながらAndroid 12にアップグレードしたPixel 4/4a/5などの古いモデルでの報告もあり、原因は明らかではありません。
 
また、この問題はここ数日の間にランダムなタイミングで発生しており、最近のアップデートやサーバー側の変更が原因である可能性もあります。
現状の解決策は2種類
この問題に対する解決策は、現状2種類がユーザーから提示しています。
 
1つ目は端末を再起動するというもので、これだけで解決したというユーザーもいます。
 
もう1つは、設定からアダプティブコネクティビティ機能をオフにするというものであり、RedditやGoogleのフォーラム上では改善したという報告が上がっています。
 
Pixel 6シリーズに関してはさまざまな不具合が報告されており、最近では充電に関する問題が新たに確認されています。
 
 
Source: Reddit, Pixel Phone Help Community via 9to5Google, Android Police
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Snapdragon 8 Gen 1はSamsungが4nmプロセスで単独生産

 
Qualcommの最新スマートフォン向けシステム・オン・チップ(SoC)Snapdragon 8 Gen 1の生産は、Samsungが単独で担うことが判明しました。
Samsungが4nmプロセスで生産
Qualcommは現地時間12月1日、Snapdragon 8 Gen 1を正式に発表しました。そのメディア向け発表会の質疑応答の場面で、クリスティアーノ・アモン最高経営責任者(CEO)は質問に答える形で、同SoCの生産には、Samsungの4ナノメートル(nm)プロセスノードのみを使用することを明らかにしました。
 
さらにQualcommのモバイル・コンピュート&インフラストラクチャ事業部門責任者兼上級副社長のアレックス・カトウジアン氏は別のインタビューで報道関係者に対し、Snapdragon 8 Gen 1の生産にはTSMCを利用しない、と語ったとのことです。
 
2人の発言は、Snapdragon 8 Gen 1の生産を、Samsungが単独で担うことを示唆しています。
Nvidiaとの契約を失ったばかりのSamsung
TSMCは、Appleから大量に受注しているために、他のメーカーからの注文を受けられる余裕がないとの噂が、繰り返し報じられています。
 
一方Samsungの状況に詳しい人物は韓国メディアThe Elecに対し、Samsungはこのほど、NvidiaからのGPU受注契約を失っており、Qualcommに割ける生産能力がさらに増えていると語っています。
 
 
Source:The Elec
(lunatic) …

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Galaxy A73のレンダリング画像とサイズに関する情報

 
SamsungのGalaxy A73のレンダリング画像とサイズに関する情報を、リーカーがTwitterに投稿しました。
Galaxy A72に似たデザインで、ヘッドホンジャック無し
Galaxy A73はGalaxy A72よりも小さく、Galaxy A71と同じくらいの大きさになるようです。
 
デザインはGalaxy A72に似ており、ヘッドホンジャックは搭載されないようです。
 
リーカーのスティーブ・H・マクフライ氏(@OnLeaks)は、流出したCADデータをもとに制作したとする、Galaxy A73のイメージ画像を投稿しました。
 

Sooo… By popular demand following my #Samsung #GalaxyA13, #GalaxyA33 and #GalaxyA53 leaks, here comes your very first look at the #GalaxyA73! (360° video + gorgeous 5K renders + dimensions) #FutureSquad
On behalf of @Zoutons -> https://t.co/5X2sz9rrx6 pic.twitter.com/qpLZ4qxEn2
— Steve H.McFly (@OnLeaks) December 2, 2021

Galaxy A73のサイズ
マクフライ氏によれば、Galaxy A73の高さ×幅×厚さは、163.8ミリ×76ミリ×7.6ミリで、Galaxy A72の高さ×幅×厚さである、165ミリ×77.4ミリ×8.46ミリよりも小さくなると予想しています。
 

 

 
 
Source:Zoutons via Notebookcheck】
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Samsung、同社の最新プロセス3nm GAAを各社に積極的に売り込み

 
Samsung Electronicsは、同社最新の半導体製造プロセスである3nm ゲート・オール・アラウンド(GAA)を、各社に積極的に売り込んでいるようです。
AMDやQualcomm
台湾メディアDigiTimesによれば、Samsung Electronicsは3nmプロセス「3nm GAA」での半導体製造の受注獲得に向け、AMDやQualcommに積極的に売り込んでおり、両社が最初の顧客になる可能性があるとのことです。
 
また、Samsung ElectronicsはNVIDIAからも3nm GAAでの半導体製造を受注できると見込んでいるようです。
早ければ2022年6月から3nmプロセスでの半導体製造開始か
TSMCも3nmプロセスでの半導体製造準備を進めていますが、製造キャパシティの多くをAppleが予約済みとの情報があります。
 
そのような状況から、AMDやQualcommがSamsung Electronicsの3nm GAAでの半導体製造を選択する可能性が取り沙汰されています。
 
また、Samsung Electronicsの3nm GAA製造ラインはは2022年6月にも立ち上がるとの見通しもあるだけに、それが実現した場合、同社のほうがTSMCよりも微細化プロセスで先行することになりそうです。
 
 
Source:DigiTimes
Photo:Wccftech
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Galaxy S22シリーズ3機種のリアカメラ部パーツがリーク

 
中国のソーシャルメディアWeiboに、Samsung Galaxy S22シリーズ3機種のリアカメラ部周辺パーツの画像が投稿されました。
デザインと仕様はS22およびS22+とS22 Ultraで異なる
Weiboユーザーの8090数码美视氏が、Galaxy S22、Galaxy S22+、Galaxy S22 Ultraのリアカメラ部周辺パーツの画像を投稿しました。
 
Wccftechによれば、これらのパーツはガラス製で、Galaxy S22とS22+のものはS21に似たデザインですが、S22 Ultraのみ異なっています。
 
Galaxy S22とS22+のリアカメラ部には、5,000万画素の広角カメラ、1,200万画素の超広角カメラ、光学3倍ズームを備える1,000万画素の望遠カメラが搭載されるようです。
 
対して、リアカメラ部周囲のデザインが大きく異るGalaxy S22 Ultraには、1億800万画素の広角カメラ、1,200万画素の超広角カメラと、光学3倍ズームおよび10倍ズームと組み合わせられる1,000万画素の2つの望遠カメラが搭載されると噂されています。
3種類のディスプレイ保護フィルム
8090数码美视氏は、Galaxy S22シリーズのディスプレイ保護フィルムらしきものの画像も投稿しています。
 

 
これらは、数日前にリーカーのIce universe氏(@UniverseIce)が報告したものと同じもののようです。
 
 
Source:Weibo via Wccftech
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iPhoneの出荷台数予測、引き下げられるもシェア2位をキープ~2022年

 
調査会社のStrategy Analyticsが2022年のスマートフォン市場に関する予測を発表しました。
 
それによると、Appleは引き続きシェア第2位となり、Samsungが首位の座をキープするとのことです。
 
ただ、iPhoneの出荷台数予測は引き下げられています。
Appleが2位の座をキープ、中国メーカーの成長が鈍化
Strategy Analyticsの発表によると、2022年のスマートフォン市場においてシェアトップとなるのはSamsungであるとのことです。
 

 
2位はApple、3位はXiaomiとなっています。
 
Samsungは年間を通して緩やかにシェアを落とし続け、2022年第4四半期(10月~12月)にはiPhone14シリーズ発売の影響で2位に転落するものの、通年ではトップシェアとなります。
 
特に好調な折りたたみスマートフォンから恩恵を受けるとStrategy Analyticsは考えています。
 
Appleは2021年時点において5G通信対応スマートフォンではSamsungを超えるシェアを誇るものの、逆転には至らないようです。
 
また、中国で5G通信対応スマートフォンがすでにかなり普及しているため、Xiaomiなどの中国メーカーの成長が鈍化すると予測されています。
出荷台数は+5%
一方、2022年のスマートフォン出荷台数は、前年比+5%の成長となる14億1,000万台と予測されています。
 

 
これは新型コロナウイルス流行前の2019年と同等の水準です。
 
2022年上半期は部品不足と新型コロナウイルスの影響により出荷台数が抑えられますが、下半期には緩和されるとのことです。
 
ただ、Strategy Analyticsは多くのスマートフォンメーカーの出荷台数予測を前回に比べて引き下げており、そのなかにはAppleとXiaomiも含まれています。
 
 
Source: Strategy Analytics (1), (2)
Photo: ぱくたそ
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Galaxy S22シリーズの公式壁紙4種類をリーカーが投稿

 
リーカーのIce universe氏(@UniverseIce)がTwitterに、Galaxy S22シリーズの公式壁紙4種類を投稿しました。
本体カラーにあわせた4種類の公式壁紙?
Ice universe氏(@UniverseIce)が投稿した壁紙は、グリーン系、イエロー系、レッド系、ブラック系の色合いのものです。
 
Galaxy S22とS22+には、ブラック、グリーン、ピンクゴールド、ホワイトの4種類、Galaxy S22 Ultraには、ブラック、グリーン、ダークレッド、ホワイトの4種類の本体カラーが用意されると噂されています。
 
今回投稿された壁紙は、それらの本体カラーにあわせて初期設定されるものかもしれません。
 

It is said that this is the wallpaper of S22 series. Similar to S21. Samsung is really lazy. Even wallpaper is lazy to innovate. pic.twitter.com/t8fDpD6lun
— Ice universe (@UniverseIce) December 1, 2021

2022年2月に発売されると噂
リーカーのジョン・プロッサー氏は、Galaxy S22シリーズは2022年2月8日に予約受付が開始され、2月18日に発売されると予想しています。
 
 
Source:Wccftech
Photo:LetsGoDigital
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Galaxy S21 FEの最新イメージ画像〜4種類の本体カラー

 
WinFutureが、Samsung Galaxy S21 FEの最新イメージ画像を掲載しました。同製品は、2022年1月に発表されるとみられています。
発売が大幅に遅れているGalaxy S21 FE
Galaxy S21 FEには、「グレー」「ライトグリーン」「ライトバイオレット」「ホワイト」の、4種類の本体カラーがラインナップされると噂されています。
 

 
本製品の発売は本来の計画から大幅に遅れており、一時は生産中止との情報も流れました。
 

 
その後、生産は再開されたようですが、半導体不足に直面していることから販売地域が限定される見通しです。
 

 
最新の情報では、Galaxy S21 FEは2021年中に発表されることはなく、現地時間2022年1月4日に発表イベントを開催し、1月11日に発売されるとみられています。
 
Samsungは2022年に、後継モデルとなるGalaxy S22 FEの発売を予定していると噂されていることから、本モデルは早々に新型に切り替わる可能性がありそうです。
 
 
Source:WinFuture via Wccftech
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西ヨーロッパタブレット市場でAppleのiPadが一人勝ち~2021Q3

 
2021年第3四半期(7月~9月)における、西ヨーロッパタブレット市場の出荷台数の統計が発表されました。
 
市場全体が落ち込むなか、AppleのiPadが一人勝ちとなっています。
前年同期比33%の成長で一人勝ちのApple
調査会社のCanalysによると、2021年第3四半期における西ヨーロッパタブレット市場で、Appleは前年同期比33%増を記録しトップシェアとなっています。
 

 
Appleの好調についてCanalysは2つの要因を挙げています。
 
1つ目は年間を通じて新しいiPadをリリースし続けている点で、これにより消費者の需要を喚起しています。
 
また供給面でも、垂直統合型のサプライチェーンを採用することで、世界的な部品不足にもかかわらず影響を他社に比べて抑えているとのことです。
Samsungは53%の大幅減
一方、ほかの上位5社を見ると、軒並み2桁の出荷台数減少を記録しています。
 
特にSamsungは前年同期比53%減と、最も大きく出荷台数を減少させました。
 
2021年第3四半期における西ヨーロッパのタブレット市場全体としても、前年同期比20%減の690万台という出荷台数でした。
 
これは、2020年第3四半期はPCが不足した影響でタブレットがよく売れたのに対し、今年はすでに消費者へ浸透しきっていることから反動で出荷台数が大きく減少したためとCanalysは考えています。
 
 
Source: Canalys via 9to5Mac
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Qualcomm、Snapdragon 8 Gen1を正式発表~888との違いは?

 
スマートフォン向けシステム・オン・チップ(SoC)大手のQualcommが、新型フラッグシップSoCを正式発表しました。
 
そのSnapdragon 8 Gen1は、前世代のSnapdragon 888に比べて大幅な性能向上を達成したとQualcommは述べています。
Snapdragon 8 Gen1の仕様
Snapdragon 8 Gen1のスペックを前世代に当たるSnapdragon 888、およびライバルであるMediaTekのDimensity 9000と比べると以下の表のようになります。
 

Snapdragon 8 Gen1
Snapdragon 888
Dimensity 9000

CPU
Cortex-X2 x 1(@3.00GHz) +
Cortex-A710 x 3(@2.5GHz) +
Cortex-A510 x 4(@1.8GHz)
Cortex-X1 x 1(@2.84GHz) +
Cortex-A78 x 3(@2.4GHz) +
Cortex-A55 x 4(@1.8GHz)
Cortex-X2 x 1(@3.05GHz) +
Cortex-A710 x 3(@2.85GHz) +
Cortex-A510 x 4(@1.8GHz)

GPU
Adreno
Adreno 660
Mali-G710

AI処理
Hexagon(第7世代)
Hexagon 780
APU 5.0(6コア)

製造プロセス
4nm(Samsung)
5nm(Samsung)
4nm(TSMC)

 
 
QualcommはSnapdragon 8 Gen1について、CPU性能がSnapdragon 888より20%向上する一方、30%の消費電力削減を達成したとしています。
 
また、GPUについても30%の性能向上と25%の消費電力削減を達成したそうです。
 
一方、Dimensity 9000とスペックを比較すると、Cortex-X2とCortex-A710のCPUの動作周波数が低いようです。
 
Snapdragon 8 Gen1は発熱が大きいという情報もあり、実使用環境でのDimensity 9000との性能差がどの程度か気になります。
「リアルタイムフェイスロック」を実現可能に
Snapdragon 8 Gen1の特徴として、カメラ機能を極めて低い消費電力で動作させることができるというものがあります。
 
これにより、前面カメラを常に動作させておくことができ、たとえば顔が映らなくなると即スマートフォンをロックするというような機能が実現できるでしょう。
 
OmniVisionが常時オン状態で使える低消費電力なイメージセンサーを発表しており、このようなイメージセンサーと組み合わせて使われるのかもしれません。
シャープ、ソニーを含む多くのメーカーが採用、2021年末までに搭載製品リリース予定
QualcommはSnapdragon 8 Gen1を搭載した端末を発売するメーカーとして、
 

Black Shark
Honor
iQOO
Motorola
Nubia
OnePlus
OPPO
Realme
Redmi
シャープ
ソニー
vivo
Xiaomi
ZTE

 
を挙げています。
 
これまでSnapdragonを多く採用してきたSamsungの名前がないのが気になりますが、非常に多くのメーカーが採用するようです。
 
また、Snapdragon 8 Gen1を搭載したスマートフォンは、2021年末までに発売されるとのことです。
 
XiaomiがこのSoCを搭載したXiaomi 12を12月12日に発表するという情報があります。
 
 
Source: Qualcomm via Android Authority, 9to5Google, Android Central
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Apple、2021Q4にスマホシェア首位に~iPhone SEは2022Q1発売

 
在庫切れが続くiPhone13シリーズですが、その人気は本物のようです。
 
2021第4四半期(10月~12月)に、AppleがSamsungを抜いてスマートフォンシェア首位になるという予測が発表されました。
 
また、第3世代iPhone SEやiPhone14シリーズについては、予想通りの時期に発売されるとのことです。
23.2%のシェアでAppleが首位に
調査会社のTrendForceは、2021年第4四半期においてAppleがSamsungを抜いてスマートフォンシェアトップの座を獲得するという予測を発表しました。
 

 
Appleは中国市場で好調が伝えられるなど、iPhone13シリーズの発売によって大きくシェアを伸ばすものとみられます。
 
また、第3世代iPhone SEを2022年第1四半期(1月~3月)に、iPhone14シリーズを2022年下半期に発売する計画をAppleは維持しているとTrendForceは伝えています。
 
iPhone14シリーズの2022年における生産台数は、2,500万台から3,000万台と予測しているとのことです。
2021年のスマートフォン出荷台数は下方修正
一方、スマートフォン市場全体に目を向けると、TrendForceは2022年の出荷台数予測を13億4,500万台から13億3,500万台に下方修正しました。
 
これは、主に部品不足の影響によるものです。
 
特に4G対応システム・オン・チップ(SoC)、ローエンドの5G対応SoC、ディスプレイドライバーICが大幅に不足しており、スマートフォンメーカーは端末の生産量を増やしたくても増やせない状況だそうです。
 
TrendForceは、今後の新型コロナウイルスの動向によってはさらに需要が弱まる可能性があるとしています。
 
 
Source: TrendForce via AppleInsider
(ハウザー)
 
 

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Samsung、LCD生産ラインからOLED生産ラインへの転換進める

 
中国メディアGizmoChinaが、Samsung Displayは液晶ディスプレイ(LCD)生産ラインの稼働を停止し、有機EL(OLED)ディスプレイ生産ラインへの転換を進めていると報じました。
OLED生産ラインに順次転換
GizmoChinaによれば、Samsung Displayは2つのLCD生産ラインの稼働を2022年中に停止し、OLEDディスプレイ生産ラインに転換する予定です。
 
Samsung Displayは2016年にL7-1生産ラインでのLCD生産を停止し、第6世代OLEDディスプレイ生産ラインに転換し、生産ラインの名称もA4-1と改称しました。
売却進むLCD生産工場と装置
Samsung Displayの蘇州工場でLCDを生産していましたが、2020年8月に、China Star Optoelectronicsに売却されました。
 
Samsung Displayはさらに、LCD製造装置の売却も検討しており、中国とインドの企業が関心を示していると伝えられていました。
 
 
Source:GizmoChina
Photo:コリア・エレクトロニクス

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Samsung、2022年にスマートフォン市場で21.9%のシェアを目指す

 
韓国メディアThe Elecが、Samsungは2022年にスマートフォン市場において21.9%の市場シェアを獲得することを目指していると報じました。
2021年よりも2.9%高いシェアを目指す
Samsungは、2022年通年での市場シェア21.9%を達成するために、合計合計15億2,000万台のスマートフォンの販売を目指しています。この台数は、2021年の同社の販売予測台数と比べて7.6%増になります。
 
2022年の販売台数が大きく伸びる理由としてSamsungは、新型コロナウイルス感染症の影響が緩和され、消費者の購買意欲が高まっていることと、多くのユーザーがスマートフォンの買い替え時期を迎えると考えているようです、
 
Samsungが2022年に市場シェア21.9%を達成した場合、2021年の市場シェア(現状の推移での予想)よりも2.9%高いシェアを獲得することになります。
 
Samsung独自の調査では、同社の市場シェアは2019年に20.9%、2020年は19.6%、そして2021年は19%になると予測しています。
2022年に52機種のスマートフォンを発売する見通し
Samsungは2022年に、Galaxy Z Fold4やGalaxy Z Flip4など、合計52機種のスマートフォンを発売するとみられています。
 
 
Source:The Elec
Photo:Tech Chat/YouTube
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Galaxy S22シリーズが超薄型放熱部品ベイパーチャンバーを復活搭載か

 
台湾メディアDigiTimesが、Samsungは2022年に発売する新型スマートフォンに、超薄型放熱部品ベイパーチャンバーを搭載すると報じました。
Galaxy S20シリーズに採用、S21シリーズに未搭載
SamsungはGalaxy S20シリーズおよびGalaxy Note 20の一部モデルにベイパーチャンバーを搭載していましたが、Galaxy S21シリーズには採用しませんでした。
 
過去にベイパーチャンバーを搭載していたSamsung製スマートフォンを考えると、2022年に発売する新型モデルはGalaxy S22シリーズの可能性が高そうです。
Snapdragon 8Gx Gen1の発熱対策か
Galaxy S22シリーズに搭載されるシステム・オン・チップのうちの1つ、Snapdragon 8Gx Gen1(以前はSnapdragon 898と噂されていた)は、消費電力や発熱の問題を持つ可能性が高いと噂されています。
 
その場合、増加した発熱に対応するためにも、より放熱性能の高いベイパーチャンバーを復活搭載する必要性が生じたのかもしれません。
 
 
Source:DigiTimes
Photo:LetsGoDigital
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次世代スナドラ搭載予定のGT2 Pro、ユニークなレンダリング画像が登場

 
中国のスマートフォンメーカーrealmeの次期フラッグシップスマートフォン「GT2 Pro」のレンダリング画像が公開されました。同端末はQualcommの次世代チップSnapdragon 8Gx Gen1を世界で初めて搭載する端末になると考えられています。
まさかのレンズ横一列
GT2 Proのレンダリング画像を公開したのは、著名リーカーのOnLeaksです。同氏が公開した画像で目を引くのは、なんと言ってもユニークなカメラの形状でしょう。
 
基本的に複数レンズ搭載したカメラは縦向きにレンズが並ぶパターンが多いのですが、GT2 Proはレンズが横一列に並び、存在感たっぷりに飛び出しています。Galaxy S10など、Samsungのハイエンドモデルも以前は同じような横一列の形状を採用していましたが、現在はiPhone同様にメインカメラは左寄せの縦並びとなっています。
 

 
またニュースサイト91mobilesは、Huaweiが製造していたNexus 6Pを彷彿とさせると指摘しています。
死角なしのスペックに
今とは珍しくなったデサインとも相まって、一般消費者に「何だかカメラがすごそうだ」と思わせることができたなら勝ちでしょう。
 

 
もちろん見掛け倒しではありません。カメラは、5,000万画素の広角レンズ&超広角レンズ、800万画素の望遠レンズから構成されるトリプルカメラになると予測されています。またGRレンズが活用され、写真撮影の障壁となるゴースト(反射光の像)対策やマルチコーティング技術(反射光を極限まで抑える)にも気を配っています。これによって、逆光でも自然な撮影が可能となるとされています。
 
カメラ以外にも、リフレッシュレート120Hzに対応した6.8インチのWQHD+有機EL(OLED)ディスプレイ、さらには前述したようにQualcommの次世代チップSnapdragon 8Gx Gen1、メモリは12GB~16GB、内蔵ストレージは最大1TB、ディスプレイ埋込み型指紋認証と、死角なしのスペックになる見込みです。
 
 
Source:91mobiles
(kihachi) …

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Apple、Google、Samsungのフラッグシップ機のカメラ性能を徹底比較

 
3つのフラッグシップ機「iPhone13 Pro Max」「Google Pixel 6 Pro」「Samsung Galaxy S21 Ultra」で撮った写真の徹底的な比較が行われました。
シチュエーションごとにベストなデバイスは異なる?
Notebookcheckのシニア・テックライターのサンジブ・サティア氏(@t3mporarybl1p)は、様々な環境下でApple、Google、Samsung各社の3つのフラッグシップモデルのカメラ性能を比較する実験を行い、その都度デバイス名を伏せた状態で人気投票を行いました。
 
最初の比較実験では、Pixel 6 Pro(3番目の写真、以後数字のみ)が38%、iPhone13 Pro Max(1)が33%、Galaxy S21 Ultra(2)が29%の得票を集め、ほぼ互角の戦いとなりました。
 

153 votes cast and the winner with 38% of the vote is the Pixel 6 Pro (3). In 2nd with 33% is the iPhone 13 Pro Max (1). In 3rd place with 29% is the Galaxy S21 Ultra (2). Next blind test coming right up! https://t.co/GFBiZpyDXQ
— Sanjiv Sathiah (@t3mporarybl1p) November 14, 2021

 
ラウンド2でも、Pixel 6 Pro(1)が再び人気投票で1位となっており、iPhone13 Pro Max(2)は3位となりました。
 

Blind test Round 2 results are in. And the winner for the second time running is the Pixel 6 Pro with 40% of the vote (1). In second place is the Galaxy S21 Ultra with 33% of the vote (3). In third place is the iPhone 13 Pro Max with 27% of the vote (2). https://t.co/YYsfbrahp0
— Sanjiv Sathiah (@t3mporarybl1p) November 15, 2021

 
ラウンド3では、Galaxy S21 Ultra(1)とPixel 6 Pro(2)がともに33%を獲得し2位となり、iPhone13 Pro Max(3)が34%でトップとなりました。
 

And the results are in for Round 3 – with a substantial vote count of 626, we almost had a three-way dead heat here. Tied for second place with 33% of the vote each is the Galaxy 21U (1) and the Pixel 6 Pro (2). In first place is the iPhone 13 Pro Max with 34% of the vote (3). https://t.co/31EgVJOly6
— Sanjiv Sathiah (@t3mporarybl1p) November 16, 2021

 
ラウンド4では、iPhone13 Pro Max(1)が15%の得票を獲得し最下位となり、Galaxy S21 Ultra(2)が49%の圧倒的な人気で1位となりました。
 

The results of the Round 4 blind test is in and coming in dead last with just 15% of the vote is the iPhone 13 Pro Max (1). In second place with 36% is the Pixel 6 Pro (3). Taking out first place for the first time is the Galaxy S21 Ultra with 49% of the vote (2). https://t.co/fzJLYCsoah
— Sanjiv Sathiah (@t3mporarybl1p) November 17, 2021

 
ラウンド5でも、再びGalaxy S21 Ultra(2)が67%の得票で1位となりました。iPhone13 Pro Max(3)にはわずか5%の票しか集まらず、3位となりました。
 

Results are in for Round 5 with a 3x optical zoom test. Coming in first place with an overwhelming 67% of the vote…

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Galaxy Z Flip3対抗のHuawei折りたたみスマホ、革新ヒンジで価格抑える

 
苦境に陥りながらもスマートフォン業界で強い存在感を発揮しているHuaweiが、次世代折りたたみスマートフォンで、先行製品にはない新たなヒンジを採用するとの観測が浮上しています。
成長著しい折りたたみスマホ市場
現在折りたたみスマートフォン市場を牽引しているのは、Galaxy Z Flip/Foldシリーズで知られるSamsungですが、まだ成長途上の技術とあって、様々な課題を抱えています。
 
例えば初代Galaxy Foldは、耐久性に著しい問題が生じ、発売時期を当初の予定から大きく遅らせました。初代Z Flipからは、折りたたみの肝となるヒンジにゴミが入るのを防ぐべく、内部にゴミを掻き出すブラシまで搭載しています。
 
先日新たな折りたたみスマートフォンの量産を開始したと報じられたHuaweiも、これまでにない次世代型のヒンジが採用されると言われています。事情通によると、Huaweiはかなり前からヒンジデザインの開発に取り組んでおり、部品数を抑えてシンプルな構造であることを目指したとのことです。これによって価格が抑えられ、耐久性も向上しているのだとか。
5G非対応のハンデを乗り越えられるか
Huaweiの次世代折りたたみスマートフォンは、SamsungのGalaxy Z Flip3への対抗を意識した、クラムシェル型になると考えられています。折りたたむとコンパクトな正方形になるタイプながら、Flip3よりも価格が抑えられているのが特徴です。名称は「Huawei Mate V」で、12月のリリースとなる見込みです。
 
決して安価ではないFlip3が世界各地で人気を博していることを思うと、Huaweiの戦略は正しいようにも思えます。ただしHuaweiは現在、米政府の禁輸措置によって5G対応チップを自社開発できず、頼みの綱であるQualcommからも5G非対応チップしか供給されていないため、ハード面で消費者の関心をどれだけ買えるかは不明です。
 
 
Source:GSMArena,LETSGODIGITAL
(kihachi) …

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