ガジェット


自分の死後、iPhoneのデータを託せる「デジタル遺産プログラム」を使ってみた

 
iOS15.2ベータ2で利用可能になった、ユーザーの死後にApple IDのアカウントからデータをダウンロード可能な人物を指定できる「デジタル遺産プログラム」を、iOS15.2パブリックベータ3で試してみました。
 
※記事中の機能や使用しているスクリーンショットは、取材に基づく特別な許可に基づき使用しています。機能やデザインは、iOS15.2パブリックベータ3のものであり、正式版では変更される可能性がありますのでご了承ください。
iOS15の新機能「デジタル遺産プログラム」
ユーザーが亡くなった後、Apple IDのアカウントにアクセスしてデータをダウンロード可能な人物を指定できる「デジタル遺産プログラム(Digital Legacy Program)」は、iOS15の新機能として発表され、iOS15.2ベータ2で操作画面が公開されました。
 

 
日本語版のiOS15.3パブリックベータ2以降でも「故人アカウント管理連絡先」メニューが追加されており、先日公開されたiOS15.2ベータ3(パブリックベータ3も)では、アクセスできる範囲が拡大しています。
 
なお、Appleは以前からユーザーの死亡後のデータに遺族などがアクセスする方法を公開しています。以前は亡くなった方の個人情報を相続する権利を持つ人を指名した裁判所命令が必要とされていましたが、「デジタル遺産プログラム」により、ユーザー本人による選択が可能となります。
データへのアクセスには、アクセスキーと死亡証明書が必要
「故人アカウント管理連絡先」には「設定」アプリを開くと一番上に表示されるユーザー名をタップし「パスワードとセキュリティ」からアクセスできます。
 
「故人アカウント管理連絡先」メニューには、自分のアカウントにアクセスできる人物を追加するメニューと、自分が追加した故人アカウント管理連絡先、そして自分を故人アカウント管理連絡先として追加した友達や家族が表示されます。
 

 
「故人アカウント管理連絡先を追加」をタップすると、以下の説明が表示されます。
 

信頼できる人を追加:あなたが亡くなったあとに、あなたのアカウントのデータにアクセスできる信頼できる人を選んでください。
アクセスキーを共有:あなたのアカウントのデータにアクセスするためには、個人アカウント連絡先はアクセスキーと死亡証明書のコピーを提出する必要があります。
あなたのデジタル資産を継承する:写真、ビデオ、メモ、文書、個人情報などを、大切な人に引き継ぐことができます。

 

 
Face IDまたはTouch IDによるユーザー認証後、ファミリー共有を設定している家族がいれば、故人アカウント管理連絡先を追加する画面で候補として表示されます。「ほかの人を選択」をタップすると、連絡先が表示され、検索して選択できます。
 

 
故人アカウント管理連絡先を選択すると「デジタル遺産へのアクセス」画面が表示され、故人アカウント管理連絡先となった人物ができること、できないことが表示されます。
 
アクセスできるデータは、写真、メッセージ、メモ、ファイル、連絡先、カレンダーイベント、ダウンロードしたアプリ、デバイスのバックアップなどが含まれます。
 
アクセスできないデータとして、iCloudキーチェーンやライセンスで保護されたメディアが挙げられています。
 
なお、パブリックベータ3の段階では「詳しい情報」をタップしてもAppleのサポートページ(英語版)にジャンプしてしまいます。
 

 
次の画面では、データにアクセスするために必要なアクセスキーの共有方法として「メッセージを送信」と「控えをプリント」を選択できます。
 
「メッセージ」を選ぶと、相手に通知するメッセージを送信できます。メッセージの編集も可能です。
 

 
「控えをプリント」を選ぶと、AirPrintで接続可能なプリンタで、2次元バーコードを含むアクセスキーを印刷できます。なお、この紙に記載されている「support.apple.com/digital-legacy」も、本稿執筆時点ではアクセスできません。アクセスキーは、4つの英数字22個の組み合わせにより構成されています。
 

 
なお、本稿執筆時点ではこの2次元バーコードをiPhoneでスキャンしても「検索結果が見つかりませんでした」と表示されます。
 
アクセスキーの共有が完了すると「故人アカウント連絡先が追加されました」と表示されます。アカウントのデータにアクセスするための確認情報として、ユーザーの誕生日が使用されるとの案内も表示されます。「誕生日をアップデート」をタップすると「設定」アプリで生年月日を確認できます。
 

 
同じ手順を繰り返すことで、故人アカウント管理連絡先は複数設定できます。
 
登録した故人アカウント連絡先をタップすると、自分のアカウントのデータにアクセスするためのアクセスキーを表示でき、ここから控えをプリントすることもできます。
 

 
追加された相手には何が起きる?
故人アカウント管理連絡先として追加した相手に届くメッセージをクリックすると「故人アカウント管理連絡先として追加されました」という画面が表示されます。予告なくこのメッセージが届いた相手はかなり驚くと思われます。事前に伝えておくか、メッセージを編集して驚かせないように工夫したほうが良さそうです。
 
なお、パブリックベータ3では「詳しい情報」をタップしても、先ほどと同じくAppleのサポートページに飛ばされます。
 

 
追加された相手は、「設定」アプリの「故人アカウント管理連絡先」メニューを開くと、自分が誰の故人アカウント管理連絡先として設定されているかを知ることができます。自分を故人アカウント管理連絡先から削除することもできます。
 

 
そして、プリントされたアクセスキーに記載されていた「https://digital-legacy.apple.com」にアクセスすると「デジタル遺産」のWebページにアクセスできます。
 
このページでは、故人アカウント管理連絡先として故人のアカウントにアクセスする権利のリクエストやデバイスのアクティベーションロック解除ができる、アクセスする権利のリクエストができます。
 
「アクセスする権利のリクエスト」をタップするとApple IDでのログインが求められます。
 

 
次の画面では、アクセスキーの初めの32文字の入力が求められます。本稿執筆時点では、アクセスキーを入力してもエラーとなり、リクエストは送信できませんでした。
 

 
家族や大切な人と「デジタル遺産」について話す機会を
数週間後にiOS15.2の正式版が公開されると、自分の死後にApple IDに紐付いたデータを誰に託すか(あるいは誰にも託さないか)を選択できるようになり、話題になることも増えると思われます。
 
家族や大切な人と「デジタル遺産」の扱いについて、話し合う機会を持っておいても良いかもしれません。
 
 
Source:Apple, MacRumors
(hato)
 
 

あわせて読みたいiPhone13シリーズ 関連特集
【総力特集】iPhone13の料金、性能を徹底比較!
【随時更新】iPhone13シリーズのケース・保護フィルム 製品情報まとめ
iPhone13シリーズの予約・入荷・在庫状況掲示板:人気端末はこれ!
【速攻予約】iPhone13を予約!オンラインでいち早く購入する方法まとめ

続きを読む シェア
0

Appleは独立型のカメラを作るべき?コンセプト画像が公開

 
iPhoneカメラのクオリティの向上が続いていることを考慮すると、Appleはそろそろスタンドアローンのカメラの販売を開始しても良いのではないか、と未発売のApple製品のコンセプト制作で知られるユーザーが画像を公開しました。
Apple Watchの本体をもとにしたようなデザイン
Apple Hub(@theapplehub)が投稿した「Apple Camera」と名付けられたコンセプトデバイスの画像は、ジェヒョ・リー氏により制作されたものです。
 

Considering how good iPhone cameras are getting, should Apple make a standalone camera one day? Concept from Jaehyo Lee pic.twitter.com/NRTuGys66Y
— Apple Hub (@theapplehub) November 19, 2021

 
Appleがあたかもこれまで独立型のカメラを作ったことがないかのような言い方で画像は投稿されましたが、一部のユーザーはAppleの歴史を良く知っているようです。
 
「こういうもののこと?」と、Apple QuickTake 200の画像が返信で投稿されています。
 

Ya mean like this? pic.twitter.com/ZYMrMhaxrG
— That iPod Guy (Fall Scented Edition) (@iPodEnthusiast) November 19, 2021

Appleは過去にデジタルカメラを販売
Appleは、1994年にMacintosh専用のデジタルカメラとしてQuickTake 100を発売しました。カシオQV-10より1年以上早く、デジタルカメラの黎明期を代表するモデルのひとつとして知られています。なお、製造はKodakが行っていました。
 

 
1997年には富士フイルムとの共同開発で、富士フイルムのデジタルカメラ、「クリップ・イットDS-8」のOEMであるQuickTake 200が発売されました。
 
デジタルカメラ専用設計の正方画素CCDを採用、液晶ディスプレイ、撮影モードダイヤルなどを備えており、現在のデジタルカメラに近い外観が特徴となっていましたが、スティーブ・ジョブズ氏のApple復帰による不採算事業の整理に伴って、デジタルカメラ事業は廃止となりました。
 
 
Source:@theapplehub/Twitter
Photo:Eduort~commonswiki/Wikimedia Commons
(lexi) …

続きを読む シェア
0

iPhone14 ProがUSB-C端子を搭載する?リーカーが予想

 
リーカーのLeaksApplePro氏(@LeaksApplePro)が、iPhone14 ProシリーズにはUSB-C端子が搭載される可能性があるとの予想を伝えました。
Lightning端子の転送速度の遅さ解消のため?
同氏が入手した情報によれば、AppleはiPhone14 Proシリーズの外部接続端子を、LightningではなくUSB-Cにすることを検討しているとのことです。
 
その理由としてLeaksApplePro氏(@LeaksApplePro)は、大容量ファイルを取り扱う際の転送速度をあげています。
 
iPhone14 Proシリーズでは引き続き4K ProRes形式による動画が利用できるようになりますが、同形式で録画した場合のファイルサイズは1分間あたり6GBになります。
 
4K ProResで2時間撮影した場合、ファイルサイズは720GBになるとし、これをLightning端子経由で転送する場合、3時間45分かかるとLeaksApplePro氏(@LeaksApplePro)は指摘しています。
 
しかし、iPhone側の端子がUSB-Cで、Mac側がUSB 4であれば、そのファイルをわずか2分38秒で転送することが可能であるため、「Pro」モデルを名乗るのであれば必要な変更だと同氏は述べています。
Lightning端子の次はポートレスと噂されているが
将来的にiPhoneは、Lightning端子の次はポートレスに向かうとの予想もあります。
 
 
Source:iDrop News
(FT729) …

続きを読む シェア
0

米ロサンゼルスのApple Storeが再オープン〜クックCEOも駆けつけ祝福

 
現地時間11月19日、ロサンゼルスの人気ショッピングスポットに全く新しいApple The Groveがオープンしました。オープンエアのプラザの中心に位置する新店舗は、元の建物の約2倍の広さで、Appleの製品やサービスを発見したり、サポートを受けたり、無料のToday at Appleセッションや人気のPhoto Walks at The Groveに参加したりと、ロサンゼルスのコミュニティが集う新しい場所として再設計されました。
Apple初の鏡面仕上げの天井
Apple The Groveの店内に入ると、Apple初の鏡面仕上げの天井や、16本のフィカスの木を配したインテリアの風景が目に飛び込んできます。
 

 

 
Apple The Groveの新店舗のオープニングには、Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)も駆けつけました。
 

 
クックCEOと写真を撮ってもらった人たちからは、感嘆の声が聞かれています。
 

Had a blast meeting @Apple CEO @tim_cook today at the new Apple The Grove store. got some early holiday shopping done pic.twitter.com/XoWpVEY3PE
— Kenley Jansen (@kenleyjansen74) November 19, 2021

 

It was such an honor to be able to meet @tim_cook today during the opening of the new #Apple Store at The Grove! pic.twitter.com/Jy4GJ3dQeD
— Ryan Zohoury (@RyanZohoury) November 19, 2021

 
 
Source:Apple via MacRumors
(lexi) …

続きを読む シェア
0

AndroidでiMessageのリアクション表示が可能に?

 
iOSおよびMac端末の「メッセージ(iMessage)」アプリでは、ハート、親指を立てる、親指を下げる、笑う、疑問符、感嘆符などのリアクションを追加することができます。しかし、これらのリアクションはAndroid端末上ではすべてiMessageの注釈として表示されてしまうため、iOSユーザーはAndroidユーザーとのコミュニケーションで気まずい思いをすることになります。Googleメッセージで、近いうちにiMessageのリアクションが絵文字に翻訳される可能性が浮上しました。
リアクションがテキストで表示され誤解のもとに
iPhoneでメッセージにハートマークを付けると、同じiPhoneユーザーにはメッセージに小さなハートマークが表示されます。しかし、iMessageでAndroidユーザーからの「緑の泡」メッセージに同じようにリアクションを適用した場合、テキストに変換されてしまうため、ミスコミュニケーションを生む原因となっていました。
最新ベータで絵文字変換の可能性が示唆
9to5Googleが、Googleメッセージの最新ベータアップデートに含まれるコードを調べたところ、iMessageのリアクションをテキスト表示するのではなく、絵文字に変換する可能性があることがわかったとのことです。
 
“Show iPhone reactions as emoji(iPhoneのリアクションを絵文字として表示する)”と書かれたコードが“ios_reaction_classification”の下に表示されています。
 
iMessageのリアクションが絵文字に変換されるようになれば、iOSユーザーとAndroidユーザーの間のやりとりで生じる気まずさを回避できるようになるかもしれません。
 
 
Source:9to5Google via MacRumors
Photo:Apple
(lexi) …

続きを読む シェア
0

iOS版Clubhouse、リアルタイムに字幕を表示する機能を追加。日本語にも対応

 
現地時間11月17日、ClubhouseはiOS向けに音声をリアルタイムで字幕表示する「ライブキャプション」機能の提供を開始したことを発表しました。この不可欠なアクセシビリティ機能は、同アプリでは長い間見落とされてきました。この機能がないことで、Clubhouseは聴覚障がい者にとっては使い勝手の悪いものになっていました。
ライブキャプション機能は、13言語に対応
ライブキャプション機能は現在、英語、広東語、北京語、越語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、スペイン語、アラビア語、ロシア語、トルコ語の13言語に対応しています。
 
しかし、Clubhouseのエンジニアによると、この機能はまだベータ版であるため、英語以外の言語をうまく検出できない可能性があるとのことです。
 

closed captioning is here for iOS! update your app now to see it in action in live rooms.
here's a lil' example, in case you need convincing… pic.twitter.com/v2poAjE2Pl
— Clubhouse (@Clubhouse) November 17, 2021

空間オーディオにも対応し、ミュージックモード機能なども追加
Clubhouseは今年に入って人気沸騰となりましたが、Twitterの音声チャット機能「スペース」が登場するなど他のプラットフォームも大きく成長しているため、ユーザーからの支持を失いつつあります。しかし、Clubhouseは、音声ライブ機能を提供する他のSNSに対抗するため、アプリにさらなる機能を追加することを計画しているようです。
 
先月、iOS版Clubhouseアプリがアップデートされ、ライブオーディオルームにおいて歌や楽器などの音質を最適化する「ミュージックモード」機能が新たに追加されました。また、空間オーディオにも対応し、オープンルームの会話の30秒クリップを作成し、他のSNSで共有できる機能も導入されています。
 
iOS版Clubhouseは、App Storeより無料で入手可能です。
 

 
 
Source:TechCrunch via 9to5Mac
(m7000) …

続きを読む シェア
0

Apple自社開発5GモデムはAシリーズチップに統合されず単独で搭載

 
台湾メディアDigiTimesが、2023年に向けてAppleが開発中の5GモデムがAシリーズチップに統合されることはないと報じました。
Aシリーズチップとは別に、5Gモデムを搭載
DigiTimesによれば、Appleが開発中の5GモデムがAシリーズチップセットの一部になることはないようです。
 
その場合、Aシリーズチップとは別に5Gモデムをロジックボードに搭載する必要があるため、部品点数削減や、電力効率という点では不利になるとWccftechは指摘しています。
 
また、同メディアは5Gモデムの開発はiPhone、iPad、Mac用の自社開発チップ(AシリーズおよびMシリーズなど)を開発するよりも複雑との専門家の意見があることを伝えています。
2023年以降、Qualcomm製モデムの搭載割合低下
iPhoneやiPadの5Gモデムは現在、Qualcomm製のものが搭載されています。
 
Appleが2023年に自社開発の5Gモデムを搭載した場合、Qualcomm製5Gモデムが搭載される製品の割合は、20%に低下すると予想されています。
 
 
Source:DigiTimes via Wccftech
Photo:Apple Hub/Facebook
(FT729) …

続きを読む シェア
0

元診療看護師の女性、Apple Watchが命を救ったと語る。心拍数の異常を探知

 
米ミズーリ州の元診療看護師の女性、Apple Watchが命を救ったと語る。心拍数の異常を探知の女性が、Apple Watchが2度にわたり心拍数の異常な低下を知らせてくれたおかげで命を救われたと自身の体験を語っています。最終的に、彼女の心臓にはペースメーカーが必要であると医師に診断されています。
Apple Watch、心拍数の異常な低下を探知
ミズーリ州セントルイスのテレビ局KMOVのニュース番組において、パティ・ソン氏は自身の体験を語っています。ソン氏は、母の日に息子からApple Watchをプレゼントされたことに感謝していると話し、「これは医療機器ではありませんが、心拍数を知らせてくれたおかげで、私は命を救われたと思っています。なぜなら、それがなければ私は病院に行かなかったからです」と語りました。
 
ソン氏は最初に、自身の心拍数が1分間に40回以下になったことをApple Watchの通知によって知りました。Apple Watchは、心拍数が正常値を上回る、もしくは下回る状態が続いた場合、通知を送信してユーザーに知らせてくれます。彼女は安静時の心拍数が40bpmを下回ったという通知を受け、病院に行き検査を受けました。
 
その日は心拍数が正常値に戻ったため帰宅したものの、数日後にも、Apple Watchから同様の警告を受け、医師はソン氏の心臓には、心拍数を調整するためのペースメーカーを装着する必要があると最終的に判断しました。
 
これまでも、Apple Watchが命を救った例は数多く報告されています。例えば、Apple Watchの転倒検知機能がユーザーの命を救った事例や、ユーザーの心房細動を検知し、早期の受診に貢献したことなどが報じられています。
 
 
Source:KMOV via 9to5Mac
(m7000) …

続きを読む シェア
0

Appleのユーザーへの修理部品供給、iPhoneの売れ行きには影響なし?

 
Appleはユーザーに、同社製品の修理に必要な部品や工具を提供する方針を発表しましたが、これによりユーザーのiPhone買い換えサイクルが長くなり、iPhoneの売れ行きに影響が出ることが懸念されています
 
しかしながら、調査会社の発表によるとその心配はないようです。
修理が必要な状態でiPhoneを使っている人は少ない
調査会社のConsumer Intelligence Research Partners(CIRP)は9月までの12カ月間に、アメリカのAppleユーザー2,000人を対象にした調査結果を発表しました。
 
それによると、ユーザーが自分で修理することが想定されるiPhoneのディスプレイとバッテリーについて、修理が必要な状態でiPhoneを使い続けている人は少ないとのことです。
 

 
ディスプレイが割れていて交換が必要な人は6%、数時間ごとにバッテリーを充電しなくてはならない人は14%しかいません。
 
このため、iPhoneを自分で修理することによってiPhoneの買い換えを先延ばしにする人は少なく、iPhoneの売れ行きへの影響は小さいとしています。
iPhoneから始まり、M1 Macへも拡大されるセルフサービスリペアプログラム
Appleが発表したのはセルフサービスリペアプログラムと呼ばれるもので、2022年中にアメリカで開始されます。
 
iPhone12シリーズとiPhone13シリーズを皮切りに、ディスプレイやカメラ、バッテリーなどの交換部品および交換のためのツールを、自分で修理をおこなうユーザーのために提供するとのことです。
 
提供される部品は今後拡充され、M1 Macシリーズについても対象となる予定とされています。
 
アメリカ以外の国にも順次このプログラムが提供されるとのことですが、日本での提供開始時期は不明です。
 
iFixtitは、Appleのこの取り組みを評価しつつも、さらに制限をなくすよう求めています。
 
Appleは従来、いわゆる「修理する権利」には反対の姿勢をみせていました。
 
 
Source: CIRP via AppleInsider
Photo: ぱくたそ
(ハウザー) …

続きを読む シェア
0

Apple、来年2月に従業員のオフィス復帰を計画。ハイブリッド型勤務に

 
現地時間11月18日、Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)が従業員に送付したメモによると、同社が、2月1日からの従業員のオフィス復帰を目指していることが明らかとなりました。
2月1日からの従業員の出社再開を目指す
Appleは2月1日に従業員をオフィスに戻し、週に1〜2日、オフィス以外の場所で仕事をする「ハイブリッド型勤務形態」を試行することを目指しています。従業員は3月以降、月、火、木曜日を出社日とし、水、金曜日は在宅で勤務することとなります。ただし、対面で仕事をする必要性が高いチームについては、ハイブリッド型勤務の対象にはならないとのことです。
 
また同社は従業員に対して、1年のうち最大4週間のリモートワークを認める予定です。
これまで従業員のオフィス復帰時期は何度も延期に
リモートワーク中でも多くの新製品をリリースできたことから、Appleのオフィス再開計画に対して不満を抱く社員もいるようです。Appleの経営陣は、オフィス再開の意向を常に明確にしてきました。クックCEOは6月、従業員に送付したメールにおいて、「ビデオ会議は私たちの距離を縮めるのに役立ちましたが、それだけでは再現できないものがあります」と述べています。
 
これまで同社は新型コロナウイルス感染拡大を受け、従業員のオフィス復帰時期を何度も延期しています。8月には、2021年10月に予定していたオフィス復帰を少なくとも2022年1月まで遅らせると発表していました。
 
 
Source:The Information via MacRumors
(m7000) …

続きを読む シェア
0

Apple、広告シリーズ「iPhoneで撮影」において新ビデオ「1ダースの卵」を公開

 
Appleは現地時間11月18日、iPhoneのカメラ性能をアピールする広告シリーズ「iPhoneで撮影(Shot on iPhone)」において、新しいビデオを公開しました。
 
今回のビデオは、映画「エターナル・サンシャイン・オブ・ザ・スポットレス・マインド」「僕らのミライへ逆回転」などで知られるフランスの映画監督ミシェル・ゴンドリー氏が手掛けています。
新ビデオ「1ダースの卵」、iPhone13 Proで撮影
このビデオのタイトルは、「1ダースの卵(A Dozen Eggs)」で、様々なファンタジーな設定や状況における卵に焦点を当てた内容となっています。なお、この作品は全てiPhone13 Proで撮影されています。
 

1ダースの卵を用意し、iPhone13 Proとミシェル・ゴンドリー氏の独創的な発想を加えたらどうなるでしょうか?シンプルなものが、映画になります。
 
Appleは、「iPhoneで撮影」シリーズにおいて写真やビデオを定期的に公開しており、同社で最も長い歴史を持つ広告キャンペーンの1つとなっています。
 

 
 
Source:Apple/YouTube via MacRumors
(m7000) …

続きを読む シェア
0

この自転車の反射板、じつはAirTagケースなんです

Image:KICKSTARTERどこから見ても反射板なのに。アップルの落とし物トラッカー「AirTag」には色んな保護ケースがありますが、誰かに盗まれそうなものには「AirTagがあることを知られたくない」場合もありますよね。おそらくそのひとつが自転車。そこでシートポストに巻きつける反射板が、ケースになった「MacoTrace」が生まれました。外から見えないし警告音も聞こえない「MacoTrac …

続きを読む シェア
0

Apple、全面ガラス製筐体のiPhone、Mac Pro、Watchの特許取得

 
Appleが現地時間2021年11月16日、米国特許商標庁(USPTO)において、iPhoneやMac Pro、Apple Watchの筐体を全てガラス製にする特許を取得しました。
ガラス製筐体を採用する電子機器に関する特許
Appleが今回取得した特許名は、「ガラス製筐体を持つ電子機器」です。
 
特許内に図示されたiPhoneのようなデバイスは、6面(前後左右と上下面)全てがガラスで作られています。
 
ガラス製筐体は下記図表2のような一体型のもの、および、図表26A〜26Cのような組み立て式のものが想定されています。
 

 

Mac ProやApple Watchの筐体の画像も
透明なガラスを筐体に用いることから、ディスプレイを全面に搭載することも考えられるようです。
 
その場合、図表53Bのように、アイコンの表示されたホーム画面を側面および背面に移動させることもできるようになると、Patently Appleが説明しています。
 

 
Appleが今回取得した特許には、iPhoneのようなデバイスだけではなく、図表4EのようなMac Proらしきケース、図表57のようなApple Watchもガラス製筐体採用例として描かれています。
 

 
 
Source:USPTO via Patently Apple
Photo:You Tech/YouTube
(FT729) …

続きを読む シェア
0

4Kモニタが3枚使えちゃう。やりすぎな15ポートを備えたUSB-Cハブ

Image:Hyper振り切り感がすごい。皆さん、MacBookProの外部ポートに満足していますか?M1Pro/Maxを搭載したMacBookPro(2021年モデル)ではHDMIポートやSDカードスロットが復活しましたが、USB-Cポートしか搭載していないという点は過去モデルと変わらず、とも言えます。ときには取り回しに苦労することもあるのではないでしょうか。そんなときにおすすめしたいのが、Hy …

続きを読む シェア
0

iOS15.2のベータ3で、Apple Musicのプレイリスト内検索が可能に

 
Appleは現地時間11月16日に、iO15.2のベータ3を開発者向けに公開しました。このアップデートにより、Apple Musicアプリのプレイリスト内で、特定の曲を検索できるようになりました。
iO15.2のベータ3で、Apple Musicのプレイリスト内検索が可能に
iO15.2のベータ3で追加されたApple Musicの新機能は、長い間、多くのユーザーから要望が寄せられていたものです。
 
検索バーは通常、画面上で非表示になっています。iPhoneのMusicアプリでプレイリストを開き、上から下にスワイプすると新たに追加された検索バーが表示されます。
 
米国の巨大掲示板Redditのユーザーからは、Apple Musicのプレイリストには、最新のコラボレーション機能やソート機能など多くの機能がまだ不足していると指摘されています。そのため、Apple Musicが競合サービスに追いつくには、まだまだ時間がかかると予想されます。
 
なお、iO15.2のベータ3では、iPhone13の画面のサードパーティー修理が可能になっています。
 
 
Source:9to5Mac
(m7000) …

続きを読む シェア
0

Apple、インドでApple Storeを開くための人材募集を開始

 
巨大市場であるインドにApple Storeをオープンするという計画は以前からありましたが、これまでは新型コロナウイルスの影響で延期されていました。
 
しかしながら、Appleは正式にインドでApple Storeを開くための人材募集を開始し、ようやく計画が進み始めたようです。
ムンバイとデリーで初のApple Storeをオープン
Appleの採用担当であるニディ・シャルマ氏はLinkedIn上に、インドで最初の2つのApple Storeをムンバイとデリーにオープンすると投稿しました。
 
Appleの求人ページにもすでに情報があり、テクニカルスペシャリスト、ストアリーダー、スペシャリスト、シニアマネージャー、オペレーションエキスパート、マネージャー、ジーニアスといった職種の募集がおこなわれています。
 
具体的なApple Storeのオープン時期については明らかにされていません。
Apple Storeのオープンでシェアを伸ばせるか
調査会社のCounterpointによると、2021年第3四半期(7月~9月)において、Appleはインドのスマートフォン市場でシェア上位5メーカーに食い込めていません。
 
ただ、その出荷台数は前年同期比で全メーカー中トップとなる212%増を記録しています。
 
さらに、30,000ルピー(約46,123円)以上の価格帯では44%、45,000ルピー(約69,184円)から65,000ルピー(約99,932円)の価格帯では74%という圧倒的なシェアを持っています。
 
インドでのApple Storeのオープンにより、Appleは同地のスマートフォン市場におけるシェアをさらに伸ばすことでしょう。
 
 
Source: Nidhi Sharma/LinkedIn, Apple, Counterpoint via 9to5Mac
(ハウザー) …

続きを読む シェア
0

iFixit、Appleの修理を認める方向転換を高く評価しつつも制限を減らすよう要求

 
Appleはこれまで、正規サービスプロバイダ以外での同社製品の修理を認めない方針を貫いてきました。しかしこの度その姿勢を一転、ユーザーにiPhoneやMacの修理に必要なツールや正規部品を提供すると発表、大きな注目を集めています。
 
iPhoneを含むガジェットの分解報告で知られ、「修理する権利」を声高に主張してきたiFixitは、Appleの新方針を高く評価しつつも、制限をさらに緩和するよう求めています。
基本は「独立系修理プロバイダプログラム(IRP)」
iFixitによれば、今回Appleが発表した「セルフサービス・リペア・プログラム」は、既存の「独立系修理プロバイダプログラム(IRP)」を基本としていますが、同プログラムにはいくつかの制限が設けられているそうです。
 
IRPのメンバーによると、たとえばiPhone(A)に、iPhone(B)のディスプレイを外して付け替えることはできないそうです。修理が必要なiPhoneと、Appleから購入した正規部品の両方のシリアル番号をスキャンしないと、交換後に警告が表示される仕組みになっているからだと、iFixitは説明しています。
 
自分で修理可能になるといっても、Appleから正規に購入した部品しか使えない可能性が高いということです。
 
またAppleがシリアル番号とソフトウェアで部品を管理しているため、サードパーティーが部品(バッテリー、ディスプレイなど)を供給することは難しくなります。
より制限を減らすよう要求
iFixitはさらに、Appleが部品を管理しているということは、どのデバイスをいつ使えないようにするかの権限も、Appleが完全に握っていることを意味すると指摘します。Appleが古いデバイスの部品の販売を中止すれば、そのデバイスはその時点から数年後には修理不可能になるからです。
 
そのためiFixitは、Appleの今回の発表を評価しつつも、より制限を減らすよう、今後も働きかけていくと述べています。
 
 
Source:iFixit via iMore, Apple
(lunatic) …

続きを読む シェア
0

【レビュー】Ankerから発売の2ポート65W高速充電器、使って分かった注意点

 
Ankerが販売を開始した、第2世代の窒化ガリウム(GaN)を採用し、最大出力65Wの2ポート高速充電器「Anker PowerPort lll 2-Port 65W」を購入したのでレビューします。iPhoneとMacBook Prodを同時に充電できる便利さと同時に、注意点も見えてきました。
第2世代GaN搭載の2ポート高速充電器
Ankerが11月16日に発売した「Anker PowerPort lll 2-Port 65W」は、2021年5月から販売されている第2世代GaN搭載の高速充電器「Nano II」シリーズに続く、2ポートを搭載したモデルです。
 
USB Power Delivery (USB PD)の拡張機能で高速かつ高効率な充電が可能なProgrammable Power Supply(PPS)にも対応しています。
 
1ポート使用時は、5.0V=3.0A / 9.0V=3.0A / 15.0V=3.0A / 20.0V=3.25Aの最大65W(PPS出力時は3.3V-16.0V=3.25Aの最大52W)、2ポート使用時は最大20W(5.0V=3.0A / 9.0V=2.22A)と最大45W(5.0V=3.0A / 9.0V=3.0A / 15.0V=3.0A / 20.0V=2.25A、PPS出力時は3.3V-16.0V=3.0A)の高速充電が可能です。
 
パッケージは、Anker製品らしい白とブルーのシンプルなパッケージです。以前レビューした「Nano II」の45Wモデルは凝った作りの箱に入っていましたが、ユーザーとしてはコストのかかった箱よりも製品が安くなる方が嬉しいので、歓迎できる変化だと感じます。
 

 
ブラックボディにメタリックがアクセント
マットなブラックのボディに、USB-Cポート側にメタリックカラーを配したカラーリングは、Nano IIシリーズと共通です。
 

 
2つのポートには、スマートフォンとパソコンのアイコンがついています。
 

 
電源プラグは折りたたみ式です。
 

 
手元のはかりで計測したところ、本体重量は138グラムでした。
 

 
13インチMacBook Proに同梱の61W電源アダプタと比較すると、サイズの違いは歴然としています。ちなみに、61W電源アダプタの重量は192グラムです。
 

 
MacBook ProとiPhoneを同時に高速充電してみた
MacBook Proに接続してみたところ、1ポートからの充電の場合は、どちらのポートからも約65Wの出力が確認できました。
 

 
ポートの1つにiPhone12 Pro Max、もう1つにMacBook Proを接続してみたところ、出力は片方が約20W、もう片方が約45Wでした。
 
MacBook Proと「PowerPort lll 2-Port 65W」を、USB-C – MagSafe3ケーブルで接続して充電したところ、約65Wで安定して充電できており、30分間でバッテリー残量20%から56%まで充電できました。
 
フルパワーでの給電を続けた結果、ポート部分の温度は、充電開始時点と比べて、30分間の充電後には約27度上昇していました。
 

 
同時充電時は接続先のポートに注意!
iPhone12 Pro Maxと14インチMacBook Proを同時に充電して計測したところ、パソコンのアイコンのあるポートにMacBook Proを接続すれば約45Wの出力で充電できましたが、スマートフォンのアイコンのポートにMacBook Proを接続すると、出力は約20Wにとどまりました。
 

 
iPhone12 Pro Maxはどちらのポートに接続しても最大出力20Wで充電されるので、iPhoneとMacなどを同時充電する場合は、接続するポートを間違うと「PowerPort lll 2-Port 65W」の能力が無駄になるので、注意が必要です。
 

 
なお、充電器に挿したLightningケーブルのもう一方をiPhoneに繋いでいなくても、ケーブルが挿さっていると充電器からの出力が抑制されます。充電に使っていないケーブルを挿しっぱなしにしていると、十分な出力が得られず充電に時間がかかるのでご注意ください。
 
「Anker PowerPort lll 2-Port 65W」は、Amazon.co.jpなどで5,490円(税込)で販売されています。MacBookシリーズやiPhoneと一緒に持ち歩き、同時に高速充電したい方は「Anker PowerPort lll 2-Port 65W」をチェックしてみてはいかがでしょうか。
 
 
参照:Anker
(hato)
 
 

あわせて読みたいiPhone13シリーズ 関連特集
【総力特集】iPhone13の料金、性能を徹底比較!
【随時更新】iPhone13シリーズのケース・保護フィルム 製品情報まとめ
iPhone13シリーズの予約・入荷・在庫状況掲示板:人気端末はこれ!
【速攻予約】iPhone13を予約!オンラインでいち早く購入する方法まとめ

続きを読む シェア
0

タッチスクリーン付キーボードがクラウドファンディングで支援を受付中

 
クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」において、12.6インチタッチスクリーンを搭載したキーボード「FICIHP」が支援を受付中です。
 
※クラウドファンディングは、製品・サービスの購入ではなく”投資”であるため、プロジェクトの進行が遅れてお礼のリターン(製品やサービス)が予定通り届かない場合や、目標額に到達しないなどの理由で開発自体が中止となることもあります。また海外プロジェクトの無線機では、日本国内での利用に必要な技適マークを取得していないケースがあります。これらのリスクを理解した上でご利用ください。
手元にデュアルディスプレイ環境を実現
FICIHPは液晶ディスプレイを搭載したキーボードです。Android/Windows/macOSに対応しているため、パソコンと接続すればウィンドウをキーボードの上にあるサブディスプレイに移動可能です。また、液晶ディスプレイは、12.6インチのタッチパネルになっており、指やタッチペンで直感的な操作ができます。
パンタグラフ式とメカニカル式の2種類が登場

 
今回のクラウドファンディングでは、シザースイッチを採用した「K1」とGATERONメカニカルスイッチを採用した「K2」の2種類が用意されています。K2のリターンを支援した場合は、標準では青軸が装着されたキーボードとなりますが、茶軸と赤軸のサブリターンも用意されてるので、用途や好みに応じて、スイッチを交換することが可能です。
 

ながら作業に最適
FICIHPは手元にサブディスプレイが設置される状態なので、さまざまな「ながら作業」に利用することができます。例えば、攻略サイトを見ながらゲームを楽しんだり、Web会議に参加しながら手元で議事録を作成したり、映像制作の際に動画を確認しながら字幕を編集することが可能です。
 

 

 
 
Source:FICIHP /CAMPFIRE
(藤田尚眞) …

続きを読む シェア
0

iPhone14はWi-Fi 6E対応に〜ただし主要部品が供給不足となる可能性も

 
iPhone13シリーズはWi-Fi 6をサポートしていますが、次のiPhone、つまりiPhone14シリーズ(仮称)は、新しいWi-Fi 6Eに対応することが期待されています。
 
しかしTF Securitiesのアナリスト、ミンチー・クオ氏は投資家向けレポートの中で、iPhone14用のWi-Fi 6E主要部品が不足する可能性があると記しています。
iPhone14シリーズとヘッドマウント・ディスプレイがWi-Fi 6E対応に
Wi-Fi 6Eとは2020年1月にWi-Fi Allianceが発表した規格で、新たに6GHz帯の周波数に対応しています。クオ氏はAppleが、iPhone14シリーズと、現在開発中とされるヘッドマウント・ディスプレイをWi-Fi 6Eに対応させると以前から予想しており、Wi-Fi 6E対応にすることの利点を次のように説明しています。
 

(前略)(Wi-Fi 6E対応デバイスは)従来のデバイスがアクセスできない6GHz帯が使える。Wi-Fi 6E対応デバイスはWi-Fi 6以前の規格に対応するが、古いデバイスはスーパーハイウェイ(6GHz帯のこと)にアクセスできない。容量から見ると、6GHz帯というのは59もの他と重ならないチャンネルにアクセスするようなものだ。つまりスポーツアリーナやコンサートホールなど人が密集する場所でも、干渉されずに通信可能となる。
必要なLTCCの数が5倍に
Wi-Fi通信用として低音同時焼成セラミックス(LTCC)チップアンテナが採用されており、クオ氏によればWi-Fi 6Eでは必要なLTCCチップの個数はWi-Fi 6と比べて5倍程度増えるそうです。したがってiPhone14などを筆頭にWi-Fi 6E対応デバイスが増えれば、2022年にはLTCCの供給がひっ迫すると、同氏は予想しています。
 
 
Source:9to5Mac
(lunatic) …

続きを読む シェア
0

Appleが方針転換!ユーザーにiPhoneやMacの修理用部品やツールを提供と発表

 
Appleは現地時間11月17日、ユーザーがiPhoneやMacを修理するために、正規の部品や修理用ツールを提供するセルフサービス・リペア・プログラムを2022年初頭から開始すると発表しました。認定サービスプロバイダ以外の修理を認めなかった姿勢から大きな方針転換です。
2022年初頭、アメリカから順次拡大
Appleが発表したセルフサービス・リペア・プログラムによって、一般のユーザーがiPhoneなどを修理するためにAppleの純正部品や修理用ツールを購入可能になります。
 
同プログラムは、2022年初頭にアメリカから提供が開始され、2022年のうちに、その他の国・地域に拡大予定です。
 
もちろん、従来と同様、Apple認定サービスプロバイダ(AASPs)でプロの技術者に修理を依頼することも可能です。
 

 
iPhone12、iPhone13から開始、M1 Macにも
対象となる製品は、当初はiPhone12シリーズとiPhone13シリーズ、追ってM1 Macにも拡大する予定です。
 
セルフサービス・リペア・プログラムの開始当初は、一般的な修理であるiPhoneのディスプレイ、バッテリー、カメラといったパーツをユーザーが自分で交換できるようになります。
 
Appleは、200以上の正規部品や修理用ツールをAppleのセルフサービス・リペア向けオンラインストアで販売すると発表しています。修理後に不要となったパーツをAppleに返却すれば、次回の買い物に使えるクレジットが付与されます。
 
現時点では、部品の販売価格や販売条件などの詳細は明らかにされていません。
 

 
「修理する権利」への対応か
Appleはこれまで、ユーザーによる修理はもちろん、非正規の部品を使った修理を行なった製品を保証対象外とし、Appleでの修理を拒否するなど厳しい姿勢をとっていました。
 
最近では、アメリカの公正取引委員会が、ユーザーが製品を修理できないのは消費者の「修理する権利」に反しており違法だと表明し、厳しい姿勢を示していました。
 
Appleは今回の発表にあたり「耐久性が高く寿命が長く修理しやすい製品を設計することで、ユーザーは長期にわたって製品を利用し続けることができます。Appleは、長期間にわたるソフトウェア・アップデートで新機能を提供し続けます」と説明しています。
 
最近では、iPhone13シリーズのディスプレイを非正規品に交換するとFace IDが動作しなくなることが判明しましたが、Appleはサードパーティー業者でもiPhone13シリーズのディスプレイが交換できるようにすると発表し、iOS15.2のベータ3では非正規品のディスプレイに交換した後もFace IDが利用可能になっています。
 
 
Source:Apple
(hato)
 
 

あわせて読みたいiPhone13シリーズ 関連特集
【総力特集】iPhone13の料金、性能を徹底比較!
【随時更新】iPhone13シリーズのケース・保護フィルム 製品情報まとめ
iPhone13シリーズの予約・入荷・在庫状況掲示板:人気端末はこれ!
【速攻予約】iPhone13を予約!オンラインでいち早く購入する方法まとめ

続きを読む シェア
0

Apple、新しいフレームワーク「Sportskit」を開発中。スポーツ分野に注力か

 
Appleは現在、スポーツ分野への取り組みを進めていると噂されていますが、米メディア9to5Macによると、開発者向けのiOS15の最新のベータ版において、iOS及びtvOSアプリ用のフレームワーク「SportsKit」に関するコードが見つかったとのことです。
Apple、スポーツ分野へ注力か
同メディアは、今年10月下旬に開発者向けにiOS15.2ベータ1がリリースされて以来、システム内部ファイルに「SportsKit」に関する記述があることを確認しています。このフレームワークは開発初期の段階である可能性が高く詳細は不明ですが、スポーツ中継において、iPhone、Apple TV、Siri、及び、恐らくiPadの間での連携が強化されるとのことです。
 
さらに、ホーム画面のウィジェット「SportsKit」には、スポーツの試合の最新情報をリアルタイムに受け取ることができる機能が含まれているとしています。
 
現在、SportsKitは非公開のフレームワークとして開発されているため、全てのアプリ開発者がこの機能を利用できるわけではありません。代わりに、Appleが将来的にさらにスポーツ中継を増やした場合、Apple TVやApple TV+を通じて提供される独自のコンテンツに使用される見込みです。
 
同社はかねてより、スポーツ分野への進出が噂されていました。最近では、大学スポーツの放映権を巡りPac-12と交渉したり、NFLのSunday Ticketのストリーミング権を獲得しようとしていると報じられています。
 
 
Source:9to5Mac via iMore
(m7000) …

続きを読む シェア
0

Apple Watch、メールプライバシー保護機能に非対応であると開発者が指摘

 
Apple Watchの「メール」アプリが、Apple独自の「メールプライバシー保護」機能に非対応であることが、iOSアプリ開発者によって発見されました。
メールプライバシー保護機能が利用できず
メールプライバシー保護機能は、iOS15、iPadOS15、及びmacOS Montereyで初めて導入された新機能です。IPアドレスを非公開の状態にすることにより、メール送信者が受信者の位置情報を特定したり、オンライン上のアクティビティの情報を読取ることを防ぎます。また、メール送信者にはメールを開封したか、何回見たか、転送したのかどうかなどの情報も知られることはありません。
 
この機能は、メールアプリでダウンロードされた全てのコンテンツを複数のプロキシサーバーを経由してルーティングし、ユーザーのIPアドレスを削除した上で、ユーザーの地域に対応するランダムなIPアドレスを割り当てるものです。これにより、メール送信者にユーザーに関する特定の情報ではなく、一般的な情報を表示させます。
 
AppleのWebページ「メールプライバシー保護とプライバシー」によると、この機能はiPhone、iPad、Macのみで利用可能となっていますが、セキュリティ研究者及びiOSアプリ開発者のタラル・ハジ・ベーカリー氏とトミー・ミスク氏は、Apple Watchが受信者のIPアドレスを非表示にしないため、メールプライバシー保護機能が提供するセキュリティ全体を侵害する可能性があることを発見しました。
 
Apple Watchでは、メール通知の受信時とメールの開封時の両方で、受信者の実際のIPアドレスを使用して画像などのリモートコンテンツをダウンロードするため、iPhoneでメールのプライバシー保護を有効にしているユーザーでも、IPアドレスが公開されてしまうことになります。
 

Heads-up: The mail privacy protection introduced in iOS 15 doesn't apply to the Mail app on the Apple Watch. Both the Mail app and the notification preview on the Apple Watch download remote content using your real IP address.#Cybersecurity #iOS pic.twitter.com/o0lh9rPQTd
— Mysk (@mysk_co) November 15, 2021

 
 
Source:Mysk/Twitter via MacRumors,9to5Mac
(m7000) …

続きを読む シェア
0

Safariの最新プレビュー版で、Webサイトの120Hzスクロール対応へ

Image:AppleDeveloperまもなくヌルヌルになります。新しいMacBookProは、120HzのProMotion対応。でもSafariのスクロールがなんだか120Hzらしくないんだけど…と感じていた方、正解。そう、SafariはProMotionの120Hz対応じゃなかったんすよ、ネイティブアプリなのに。でも、大丈夫!将来的にはちゃんと対応するみたいですよ!Appleが開発者向けに …

続きを読む シェア
0

iOS及びAndroid版Googleマップ、混雑状況が簡単に把握可能に。順次展開

 
Googleは現地時間11月16日、ホリデーシーズンに向けてiOS及びAndroid版Googleマップアプリにおいて、新機能「Area Busyness」と「ディレクトリ」の提供を開始したと発表しました。
混雑状況を簡単に把握可能に
「Area Busyness」は、近くにある企業や場所の混雑傾向の情報を組み合わせて、その地域や街が最も混雑する時間帯を知らせてくれる機能です。Googleによると、避けるべき混雑した地域を特定したり、旅行などで初めて来た街の人気エリアを確認したい時に、どの地域が賑わっているのかを簡単に把握することができるとのことです。
 
この機能は、今年のホリデーシーズンに合わせてiOS及びAndroid版でグローバルに展開される予定です。
空港などの建物内の移動が容易に
また、ショッピングモール、空港、駅など建物内の移動を容易にするための機能として「ディレクトリ」も追加されています。ディレクトリのタブをクリックすると、建物内にどのような種類の店舗があるのかを確認したり、空港ラウンジや駐車場などを検索することができます。また、その店舗が営業中なのか、何階にあるのか、評価などの役立つ情報も表示されます。
 
このようなインドアマッピング機能は、Appleマップアプリでは既に提供されています。
米国では、ピックアップ機能が追加
さらに、Googleマップには「ピックアップ」機能も追加されています。この機能を利用すると、アプリ上から注文でき、注文状況を確認したり、到着予定時刻や店舗に到着したことをお店側に知らせることが可能です。待ち時間を減らすことができるため、買い物にかかる時間を短縮することができます。現在、全米30州以上2,000以上の店舗でこの機能が利用可能とのことです。
 
また、米国ではGoogleマップユーザーから提供された米国内のレストランの価格帯が表示されるようになり、そのお店の料理の料金をより把握しやすくなりました。また、訪問した場所に関するレビューを提供する方法も簡素化されています。
 
 
Source:Google via MacRumors
(m7000) …

続きを読む シェア
0

Beats Flexのfragment designとのコラボモデルが発売

 
Beatsは現地時間11月16日、藤原ヒロシ氏が手掛ける「fragment design」とのコラボレーションによる「Beats Flex」のスペシャルエディションを発売することを発表しました。
日本での価格は、8,400円(税込)
このスペシャルエディションのカラーはブラックのみで、11月18日(木)よりApple Online Storeにて販売され、価格は8,400円(税込)となります。なお、米国での価格は69.99ドル(約8,040円)です。
 
Beats Flexはワイヤレスイヤホンで、インライン音量調節やBluetooth接続などの機能を備えています。Beats Flexは1年前に、49,99ドル(日本では税込み5,940円)で発売されていましたが、今年9月には価格が大幅に値上げされ、現在の価格になっていることが確認されました。
 
Beatsと藤原氏は、今年1月に「Powerbeats Pro」のスペシャルエディションを発売するなど、何度かコラボレーションを行っています。
 

 
 
Source:Apple via MacRumors
(m7000) …

続きを読む シェア
0

Qualcomm、M1/M2シリーズ対抗のチップを予告~2023年に搭載製品登場

 
スマートフォン向けシステム・オン・チップ(SoC)市場で大きなシェアを持つQualcommが、AppleのMシリーズのライバルとなる製品のリリースを予告しました。
 
このチップは今後9カ月で準備され、2023年中に搭載製品が市場に登場するとのことです。
M1チップ対抗製品を準備するQualcomm
これはQualcommのチーフテクノロジストであるジェームス・トンプソン氏が、Qualcommの投資家向けイベントで明らかにしたものです。
 
PCMagのリードアナリストであるサシャ・セガン氏(@saschasegan)がTwitter上に投稿した内容によると、QualcommはAppleのMシリーズのライバルとなるPC向けのチップを今後9カ月ほどでリリースするとしています。
 

Qualcomm just promised an Apple M series competitor PC chipset in "nine months" or so. Acknowledge they have weakness in CPU and are using Nuvia acquisition to fix that. #qualcomm pic.twitter.com/CdBsHhKQKr
— Sascha Segan (@saschasegan) November 16, 2021

 
Qualcommはこれまで消費電力を重視したスマートフォン向けのチップに注力しており、一部Arm版Windows向けの製品をリリースしているものの、その性能はAppleのMシリーズに比べると大きく劣るものでした。
 
しかしながら、Qualcommは元Appleの半導体部門トップが設立したベンチャーであるNUVIAを買収しており、その技術を活用して高性能なチップを開発するものとみられます。
「M2」シリーズとの戦いに?
一方、QualcommがMシリーズ対抗のチップをリリースする頃には、Appleはさらに性能を向上したM2シリーズを搭載したMacをリリースするとみられ、Qualcommの新型チップの相手はM1シリーズではなくM2シリーズになると考えられます。
 
Qualcommの新製品が果たしてM2シリーズのライバルとなるような性能を持ったチップとなるのか、今後の詳細情報に注目が集まることでしょう。
 
 
Source: Sascha Segan/Twitter via iMore
(ハウザー) …

続きを読む シェア
0

AirPods Pro、AirPods(第3世代)用ファームウェアアップデートが公開

 
Appleは現地時間11月16日、AirPods ProとAirPods(第3世代)向けにファームウェアのアップデートを公開しました。アップデートは自動で実行されるため、ユーザーが操作して実行することはできません。
AirPods ProとAirPods(第3世代)向けアップデート
Appleが配信したAirPods Proの最新ファームウェアはバージョン4A402です。10月初旬に公開されたバージョンは4A400でした。
 
AirPods(第3世代)用に公開されたファームウェアバージョンは4B66です。直前のバージョンは4B61でした。
 
Appleはファームウェアバージョンアップの内容を公開していないため、今回のアップデートによる変更点や修正されたバグなどは不明です。
アップデートは自動実行
AirPodsシリーズのファームウェアアップデートは、ペアリングされたiPhoneがWi-Fiに接続されており、AirPodsの充電ケースが電源に接続されているときに自動で実行されます。
 
iOSやアプリのアップデートとは違って、ユーザーの操作によってアップデートを行うことはできません。
 
AirPodsシリーズのファームウェアバージョンは、iPhoneとAirPodsが接続された状態で、「設定」アプリから「一般」>「情報」からAirPodsを開くと確認できます。
 
 
Source:MacRumors
Photo:Apple
(hato) …

続きを読む シェア
0

iOS15.2/watchOS8.3/tvOS15.2など各OSベータ3がリリース

 
Appleは現地時間11月16日、iO15.2、iPadOS15.2、watchOS8.3、tvOS15.2、HomePod 15.2の各OSのベータ3を、それぞれ開発者向けにリリースしました。
 
同社は約1週間前に、それぞれのOSのベータ2をリリースしています。
iOS15.2の新機能
iOS15.2では、いくつもの新しい機能が追加されています。これまでのベータ版で判明している主な機能は以下のとおりです。
 

Appプライバシーレポートによる、アプリのアクティビティの記録閲覧
 
iMessageのスキャン機能
死亡時にデータを家族などに継承できる「デジタルレガシー」機能
AirTagによるストーキング防止機能の強化
iPhone13 Proシリーズのカメラアプリでマクロ撮影機能のオン・オフが可能に

 
iOS15.2、iPadOS15.2、watchOS8.3、tvOS15.2、HomePod 15.2の各ベータ3において、追加された新機能や改良点が判明し次第、お伝えします。
 
 
Source:9to5Mac
(lunatic) …

続きを読む シェア
0

Popular Posts