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折りたたみスマホの出荷台数、2021Q3に過去最高を記録~Q4以降はさらに増加見込み

 
折りたたみスマートフォンの人気が急速に高まっているようです。
 
2021年第3四半期(7月~9月)の出荷台数は260万台と、3カ月で過去1年の合計を上回りました。また、第4四半期(10月~12月)以降はさらなる出荷台数の伸びが期待されています。
260万台の出荷で、過去4四半期の合計を上回る
Display Supply Chain Consultants(DSCC)のレポートによると、2021年第3四半期における折りたたみスマートフォンの出荷台数は260万台でした。
 

 
これは2020年第3四半期から2021年第2四半期(4月~6月)にわたる1年間の合計を上回る出荷台数であり、折りたたみスマートフォン人気が急速に高まったといえます。
 
機種別ではSamsungのGalaxy Z Flip 3が60%のシェアで首位でした。
 

 
2位は同時に発売されたGalaxy Z Fold 3であり、Samsungが93%のシェアを占めています。
 
一方、他メーカーで一番人気のHuawei Mate X2のシェアは6%に過ぎませんでした。
2021第4四半期および2022年はさらに増加見込み
今後も折りたたみスマートフォンの出荷台数は伸びることが期待され、2021年第4四半期には380万台、2022年全体では前年比132%増となる1,750万台の出荷が予想されています。
 

 
2021年第4四半期は引き続きSamsungがこの市場を牽引しますが、2022年にはOppo、Honor、Huawei、Xiaomi、Motorolaといったメーカーが製品をリリースし、市場全体が活性化するとみられます。
 
Counterpointは、2023年に折りたたみスマートフォンの出荷台数が2020年の10倍になると予測しており、Samsungがトップシェアをキープするとしています。
 
Appleも折りたたみiPhoneを開発しているといわれていますが、2023年までに発売される可能性は低いとのことです。
どのような折りたたみ方式が主流になるかはまだ不明
折りたたみスマートフォンの折りたたみ方式についてアナリストは、Galaxy Z Flip 3のようなクラムシェル型は将来性がないと考えているそうです。
 
しかし、まだまだ折りたたみスマートフォンの価格は高く、台数的にもスマートフォン市場全体のなかではニッチな存在です。
 
Strategy Analyticsは2022年のスマートフォン出荷台数を14億1,000万台と予測しており、折りたたみスマートフォンが1,750万台出荷されたとしてもスマートフォン市場全体の1%程度に過ぎません。
 
折りたたみスマートフォンの価格が十分下がるまでには時間が必要であり、その頃にどのような方式が存在し、どのような方式が主流となっているかはわかりません。
 
 
Source: DSCC via Android Central
(ハウザー) …

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登らずにはいられない…。HUAWEI WATCH GT 3で、ワークアウト管理スキルと“登り欲”が向上した男の話

Photo:小原啓樹そこに山があるから。ギズモード編集部のリチャード。彼の最近のブームは「週末登山」。あまり遠くには行けないご時世ではあるものの、近場の手頃な山をせっせと登っています。適度な運動にもなるし、山の空気が気持ちいいので心のリフレッシュにもなっているようです。登山にハマってくると、次に興味をひかれたのが体調管理やワークアウト管理。せっかく山に登っているのだから、その結果自分の身体がどうい …

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コスパでいったら最高じゃねえか! 約1万円オフの「HUAWEI FreeBuds Pro」まだ在庫あるみたい【Amazonブラックフライデー】

Image:Amazonまだ売ってる。まだ在庫ある!こちらで紹介した、HUAWEIの完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEIFreeBudsPro」。心地よい装着感に高音質、その上ノイキャンまで付いてます。それが普段より9,280円オフの1万5800円になってるんだから、いつ品切れになってもおかしくない!HUAWEIFreeBudsPro/カーボンブラック/Bluetoothワイヤレスイヤホン/アクテ …

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次世代スナドラ搭載予定のGT2 Pro、ユニークなレンダリング画像が登場

 
中国のスマートフォンメーカーrealmeの次期フラッグシップスマートフォン「GT2 Pro」のレンダリング画像が公開されました。同端末はQualcommの次世代チップSnapdragon 8Gx Gen1を世界で初めて搭載する端末になると考えられています。
まさかのレンズ横一列
GT2 Proのレンダリング画像を公開したのは、著名リーカーのOnLeaksです。同氏が公開した画像で目を引くのは、なんと言ってもユニークなカメラの形状でしょう。
 
基本的に複数レンズ搭載したカメラは縦向きにレンズが並ぶパターンが多いのですが、GT2 Proはレンズが横一列に並び、存在感たっぷりに飛び出しています。Galaxy S10など、Samsungのハイエンドモデルも以前は同じような横一列の形状を採用していましたが、現在はiPhone同様にメインカメラは左寄せの縦並びとなっています。
 

 
またニュースサイト91mobilesは、Huaweiが製造していたNexus 6Pを彷彿とさせると指摘しています。
死角なしのスペックに
今とは珍しくなったデサインとも相まって、一般消費者に「何だかカメラがすごそうだ」と思わせることができたなら勝ちでしょう。
 

 
もちろん見掛け倒しではありません。カメラは、5,000万画素の広角レンズ&超広角レンズ、800万画素の望遠レンズから構成されるトリプルカメラになると予測されています。またGRレンズが活用され、写真撮影の障壁となるゴースト(反射光の像)対策やマルチコーティング技術(反射光を極限まで抑える)にも気を配っています。これによって、逆光でも自然な撮影が可能となるとされています。
 
カメラ以外にも、リフレッシュレート120Hzに対応した6.8インチのWQHD+有機EL(OLED)ディスプレイ、さらには前述したようにQualcommの次世代チップSnapdragon 8Gx Gen1、メモリは12GB~16GB、内蔵ストレージは最大1TB、ディスプレイ埋込み型指紋認証と、死角なしのスペックになる見込みです。
 
 
Source:91mobiles
(kihachi) …

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Galaxy Z Flip3対抗のHuawei折りたたみスマホ、革新ヒンジで価格抑える

 
苦境に陥りながらもスマートフォン業界で強い存在感を発揮しているHuaweiが、次世代折りたたみスマートフォンで、先行製品にはない新たなヒンジを採用するとの観測が浮上しています。
成長著しい折りたたみスマホ市場
現在折りたたみスマートフォン市場を牽引しているのは、Galaxy Z Flip/Foldシリーズで知られるSamsungですが、まだ成長途上の技術とあって、様々な課題を抱えています。
 
例えば初代Galaxy Foldは、耐久性に著しい問題が生じ、発売時期を当初の予定から大きく遅らせました。初代Z Flipからは、折りたたみの肝となるヒンジにゴミが入るのを防ぐべく、内部にゴミを掻き出すブラシまで搭載しています。
 
先日新たな折りたたみスマートフォンの量産を開始したと報じられたHuaweiも、これまでにない次世代型のヒンジが採用されると言われています。事情通によると、Huaweiはかなり前からヒンジデザインの開発に取り組んでおり、部品数を抑えてシンプルな構造であることを目指したとのことです。これによって価格が抑えられ、耐久性も向上しているのだとか。
5G非対応のハンデを乗り越えられるか
Huaweiの次世代折りたたみスマートフォンは、SamsungのGalaxy Z Flip3への対抗を意識した、クラムシェル型になると考えられています。折りたたむとコンパクトな正方形になるタイプながら、Flip3よりも価格が抑えられているのが特徴です。名称は「Huawei Mate V」で、12月のリリースとなる見込みです。
 
決して安価ではないFlip3が世界各地で人気を博していることを思うと、Huaweiの戦略は正しいようにも思えます。ただしHuaweiは現在、米政府の禁輸措置によって5G対応チップを自社開発できず、頼みの綱であるQualcommからも5G非対応チップしか供給されていないため、ハード面で消費者の関心をどれだけ買えるかは不明です。
 
 
Source:GSMArena,LETSGODIGITAL
(kihachi) …

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Tesla、欧州工場の計画遅延で11億ユーロの莫大な補助金を断念

 
Teslaがドイツのベルリン近郊に設立を計画していたバッテリー工場について、主要プロジェクトの遅延により、補助金11億ユーロ(約1,408億円)の放棄を余儀なくされることが分かりました。
計画遅延と変更で補助金断念
もともとTeslaは、EUの電池産業の発展を目的として設立されたプログラムに基づいて、11億ユーロの補助金を申請していました。
 
しかし、この補助金はあくまでも申請されたドイツのブランデンブルク工場で「最初の産業展開」を行う場合のみ、支払われることになっています。つまり、Teslaは他の工場で電池を先に製造してはいけないのですが、ブランデンブルク工場で生産されるのは電池ではなく電気自動車だっため、法的異議申し立てがEUから出されていました。
 
その結果、工場の開所が数カ月遅れ、さらには電池の生産を他の場所で始める可能性が高くなったため、11億ユーロの莫大な補助金は受け取ることができなくなりました。
 
ドイツ政府はこの事実を認め、Teslaがもはや補助金を求めていないことを明らかにしました。「Teslaが使用しなかった国の補助金は、他のプロジェクトに使用できるようになった」。もっとも時価総額が1兆ドル(約113兆円)を突破したTeslaにとって、1,000億円の補助金は微々たる金額なるのかもしれません。
Teslaの本命は上海工場?
ドイツの工場は補助金を受け取れず終いとなりましたが、それ以外の国でもTeslaは補助金を武器にして、海外で工場を意欲的に展開しています。最も注目されているのは、中国上海の自動車工場でしょう。
 
2019年末に生産が始まった上海の拠点は、現時点で年間45万台の自動車を生産することが可能です。これはTeslaが昨年世界で販売した自動車の数にわずかに及ばない程度で、理論上は上海だけでほぼ大半をまかなえてしまう計算です。
 
イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)によれば、上海の拠点はすでに米カリフォルニア州フリーモントにある工場よりも多くの車両を生産できるとのことです。さらに同社は、約12億元(約210億円)を投資して、工場の生産能力を増強し、従業員を15,000人から19,000人へと増やすのですから驚きです。
Appleの電気自動車はどうなる?
ちなみに電気自動車の生産に意欲的なのは、Teslaだけではありません。AppleやHuawei、Xiaomiなど、スマートフォン業界で強い存在感を放ってきたメーカーが、続々と電気自動車や自動運転車といった分野への参入に意欲を強めています。
 
Appleは現時点で公式に明らかにしていないものの、TeslaのマスクCEOに言わせれば、開発は「公然の秘密」とのことで、Apple Carは数年以内の登場が予測されています。なお、投資銀行Morgan Stanleyによると、Apple Carは個人所有ではなく共有サービスになる可能性もあるとのことで、技術だけでなく所有の概念にも革命を起こすことが期待されています。
 
 
Source:Ars Technica
Photo:Tesla
(kihachi) …

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高精度血圧測定機能搭載スマートウォッチ「Huawei Watch D」、年末に発売?

 
高精度な血圧測定機能を備えたスマートウォッチであるHuawei Watch Dがついに発売されるようです。
 
12月末にHuawei Watch Dが発売されるという情報が入ってきました。
精度の高い血圧測定を実現するHuawei Watch D
Huawei Watch D最大の特徴は、精度の高い血圧測定機能を備えているという点です。
 
これまでにも血圧測定ができるスマートウォッチは存在していますが、Huawei Watch Dの血圧測定機能は精度が高く、国家薬品監督管理局の第二種医療機器登録証を取得しているといいます。
 
すでにこの製品を体験したという人の話でも、その精度はやはり非常に高いそうです。
 
血圧測定の方式としては、Huaweiの特許によると、2つのセンサーを使って手首の周囲の長さと脂肪レベルを計測し、さらにもう1つのセンサーで血圧を測定し、それらのデータを元にスマートウォッチのプロセッサが補正された血圧を算出するという仕組みのようです。
 

12月末に発売予定、日本での発売は不明
Huawei Watch DについてWeiboユーザーの菊厂影业Fans氏は、2021年12月末に発売されるとしています。
 
おそらく中国では販売されるでしょうが、その他の国については不明です。
 
欧州連合知的財産庁(EUIPO:European Union Intellectual Property Office)において、「Huawei Watch D」の商標申請がおこなわれていることから、ヨーロッパでの発売は期待されますが、日本に関する情報はありません。
 
血圧測定機能についてはApple Watch Series 7にも搭載が見込まれていましたが、実際には搭載されませんでした。
 
 
Source: 菊厂影业Fans/Weibo via Sparrows News, Notebookcheck
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【Amazonブラックフライデー】27万→20万ってやばくね? HUAWEI MateBook X Pro、お買い得すぎる

Image:Amazon引くくらいセールしてるじゃん、こわ。ファーウェイのスタイリッシュノートPC「HUAWEIMateBookXPro」が、28%オフなんちゅー狂ったセールを実施中。7万7780円オフって、差額でPS5買えるやん…。HUAWEIMateBookXProノートパソコン13.9インチWindows10HomeCorei7メモリ16G/SSD1TB指紋認証付き電源ボタンエメラルドグリー …

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RISC-V CPU搭載スマホが2022年に初登場?~すでにAndroidが動作

 
スマートフォン向けのCPUアーキテクチャのシェアは、現状Armアーキテクチャがほぼ独占状態ですが、オープンアーキテクチャであるRISC-Vを採用したスマートフォンが2022年に初登場するようです。
 
すでにAndroid OSが動作している様子が動画で公開されています。
2022年にRISC-Vアーキテクチャ採用スマホが登場
この動画はTwitterユーザーのSipeed氏(@SipeedIO)によって投稿されたものです。
 

RISC-V 64bit chip (C910) run Android 10~ RV64 phone will coming next year~ pic.twitter.com/qc7ubSd2DW
— Sipeed (@SipeedIO) November 8, 2021

 
RISC-VアーキテクチャのCPUを搭載したXuanTie C901ボード上で、Android 10が動作している様子が見て取れます。
 
このボードはAlibabaグループのT-Head Semiconductorによって開発されたもので、T-Head Semiconductorは今年初めにAndroid OSをプロトタイプボード上で動作させるデモをおこなっていました。
 
Sipeed氏はこの投稿で、2022年にRISC-Vアーキテクチャ採用CPUを搭載したスマートフォンが登場すると述べています。
中国企業を中心に注目を集めるRISC-Vアーキテクチャ
RISC-Vアーキテクチャに強い関心を持っているのは中国企業です。
 
Armアーキテクチャは海外の特許や権利に多く縛られており、Huaweiが制裁によって大きな打撃を受けたように、政治的な要因によってある日突然使えなくなる可能性もあります。
 
これに対してRISC-Vはオープンアーキテクチャであり、欧米への依存を減らしたい中国企業にとって魅力的といえます。
 
また、ライセンス料不要で使えることから、中国企業だけでなくAppleやIntelも注目しており、今後普及が進むと予想されているアーキテクチャです。
 
すでにGoogle Pixel 6シリーズのセキュリティチップにRISC-Vアーキテクチャが採用されています。
 
 
Source: Sipeed/Twitter via Notebookcheck, AXION
(ハウザー) …

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【Amazonブラックフライデー】34インチのウルトラワイド曲面ディスプレイが、5万円台なんてことある?

Image:Amazonあったわ。あっちゃったわ。ファーウェイが今年9月に発売したばかりのディスプレイ「MateViewGT34インチ」が、早速ブラックフライデー価格になってますよ! 思いつきで検索したら、まさかマジで安くなってるとは…。【Amazon.co.jp限定】HUAWEIMateViewGT34インチウルトラワイド曲面ゲーミングモニター3年保証付きHDR165Hzリフレッシュレート344 …

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iPhoneが中国の独身の日セール期間に最も売れたスマートフォンに~約360万台

 
中国の大きなショッピングイベントの1つである独身の日セール期間において、AppleのiPhone シリーズが最も売れたスマートフォンブランドになりました。
 
その出荷台数は約360万台で、販売シェアは25%を超えています。
iPhoneが飛ぶように売れた2021年の独身の日セール
MyDriversによると、2021年の独身の日セールにおいて、AppleのiPhoneシリーズが最も売れたスマートフォンブランドになりました。
 

 
Appleは、2021年第45週(11月1日(月)から11月7日(日))には170万台を出荷しシェア24.7%、第46週(11月8日(月)~11月14日(日))には186万台を出荷しシェア27.0%となっています。
2位以降の顔ぶれが大きく変わる
2位以降に目を向けると、以前はHuaweiなどのブランドがランキングの上位にいましたが、今年はその様子が変わっています。
 
2位にはXiaomiが入り、第45週と第46週の両方で100万台以上を出荷しました。
 
中国のオンライン小売店大手のJD.comの集計ではXiaomiがもっと売れたスマートフォンブランドとなっています。
 
Xiaomiは今年の独身の日セールに向け、20億ドル(約2,280億円)の補助金をつぎ込んだとのことです。
 
Xiaomiは2024年までに中国市場と世界市場の両方で出荷台数世界一となることを宣言しています。
 
3位以降にランクインしたスマートフォンブランドは、Oppo、Honor、Vivoでした。
 
 
Source: MyDrivers via Gizchina
Photo: ぱくたそ
(ハウザー) …

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おかえり! ファーウェイの「キーボードを外して使えるノートPC」

Image:Huaweiタブレットとしても使えるってことですね。キーボードカバーを装着すればノートパソコンとしても使えるタブレットとしては、Microsoft(マイクロソフト)のSurfaceシリーズがおなじみ。そんな牙城に猛然と挑むべく、Huawei(ファーウェイ)から2in1ノートパソコン「MateBookE(2021年モデル)」が登場しました!私も過去にSurfaceProを所有していたこと …

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Huawei、スマホ設計をライセンス供与する事業を計画~米国からの制裁逃れのため

 
アメリカからの制裁で大きくスマートフォンの出荷台数を減らしたHuaweiが、制裁から逃れるための新たな事業を計画しているそうです。
 
これは、スマートフォンの設計をライセンス供与することにより、制裁によって入手できなくなった部品を使ったスマートフォンの生産が可能になるという計画です。
スマートフォンの設計をライセンス供与する事業を計画するHuawei
Bloombergの報道によると、Huaweiはスマートフォンの設計を他社にライセンス供与する事業を計画しているそうです。
 
現在Huaweiはアメリカからの制裁を受けており、5G通信を実現するための部品などを入手できなかったり、先端製造プロセスで自社製チップを生産できなかったりしています。
 
今回の計画は、スマートフォンの設計のみをアメリカからの制裁を受けていない他社に提供することにより、Huaweiが入手できない部品を使ったスマートフォンを生産するためのものとのことです。
 
すでに中国国有企業である中国郵電器材集団公司(China National Postal And Telecommunications Appliances Corp., PTAC)に設計をライセンス供与することを検討しており、PTACはHuaweiが入手することを禁止された部品を購入しようとしているといいます。
 
また、中国の通信機器メーカーであるTD Techも、Huaweiの設計を採用したスマートフォンを自社ブランドで販売する予定があるとされています。
 
Huaweiは過去にも、自社のスマートフォンブランドであったHonorを独立させ、Qualcommなどのチップを利用できるスマートフォンの生産を可能にしています。
自社とパートナーをあわせて3,000万台以上の出荷台数を期待
Bloombergに情報を提供した人物によると、Huaweiは自社とライセンスを供与したパートナーで生産されるスマートフォンの出荷台数について、2022年には3,000万台以上になることを期待しているとのことです。
 
Huaweiは、これまで自社のHiSilicon製チップを搭載していたスマートフォンを再設計し、QualcommやMediaTekのチップに対応できるようにする作業をすでに開始しているといいます。
 
この件についてHuaweiは回答を拒否し、PTACとTD Techはコメントを求めるメールや電話に応じなかったそうです。
 
Huaweiはスマートフォン事業を売却することはないとしていますが、バイデン政権も前政権と変わらずHuaweiへの制裁を続けるとみられています。
 
 
Source: Bloomberg via 9to5Google
(ハウザー) …

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スマホメーカーごとの過去10年間のデバイス進化をまとめた投稿が話題に

 
スマートフォンはこれまでの10年間で大きな進化を遂げてきました。スマホメーカーごとに10年前のデバイスと最新のデバイスを見比べるとその変化が顕著にわかって面白い、と投稿が話題になっています。
10年前のスマホと今のスマホの違い
Apple – 2011年:iPhone4s、2021年:iPhone13 Pro Max

The smartphone world:A decade ago vs Now
1. Apple
2011: iPhone 4s2021: iPhone 13 Pro Max pic.twitter.com/sqEtOtKiE0
— Alvin (@sondesix) November 13, 2021

 
Samsung – 2011年:Galaxy S II、2021: Galaxy Z Fold3

2. Samsung
2011: Galaxy S II2021: Galaxy Z Fold3 pic.twitter.com/PQSN3HWr5U
— Alvin (@sondesix) November 13, 2021

 
ソニー – 2011年:Xperia arc、2021年:Xperia 1 III

3. Sony (Ericsson)
2011: Xperia arc2021: Xperia 1 III pic.twitter.com/uMM5Bwk9Ec
— Alvin (@sondesix) November 13, 2021

 
Xiaomi – 2011年:Mi 1、2021年:Mi 11 Ultra

4. Xiaomi
2011: Mi 12021: Mi 11 Ultra pic.twitter.com/2t1gaM1g9r
— Alvin (@sondesix) November 13, 2021

 
Huawei – 2011年:IDEOS X6、2021年:P50 Pro

5. Huawei
2011: IDEOS X62021: P50 Pro pic.twitter.com/Kx8NsVbSbB
— Alvin (@sondesix) November 13, 2021

 
Google – 2011年:Galaxy Nexus、2021年:Pixel 6 Pro

6. Google
2011: Galaxy Nexus2021: Pixel 6 Pro pic.twitter.com/kbTaARdacV
— Alvin (@sondesix) November 13, 2021

 
Oppo – 2011年:X903、2021年:Find X3 Pro

7. Oppo
2011: X9032021: Find X3 Pro pic.twitter.com/3HhRupfyUW
— Alvin (@sondesix) November 13, 2021

 
Vivo – 2012年:X1、2021年:X70 Pro+

8. Vivo
2012: X12021: X70 Pro+ pic.twitter.com/yi3VIWbskT
— Alvin (@sondesix) November 13, 2021

 
ZTE – 2011年:Skate、2021年:Axon 30 Ultra

9. ZTE
2011: Skate2021: Axon 30 Ultra pic.twitter.com/GbNa4JUWcb
— Alvin (@sondesix) November 13, 2021

 
Nokia – 2011年:Lumia 800、2021年: X20

10. Nokia
2011: Lumia 8002021: X20 (not a flagship phone, but their best for 2021 indeed) pic.twitter.com/rIw7e8dYzj
— Alvin (@sondesix) November 13, 2021

 
LG – 2011年:Optimus 2X、2021年:Velvet 2 Pro

11. LG
2011: Optimus 2X2021: Velvet 2 Pro pic.twitter.com/QrAnTd2KXd
— Alvin (@sondesix) November 13, 2021

 
Motorola – 2011年:ATRIX 4G、2021年:Edge 30 Ultra

12. Motorola (Moto)
2011: ATRIX 4G2021: Edge 30 Ultra pic.twitter.com/V1TnTFReay
— Alvin (@sondesix) November 13, 2021

 
HTC – 2011年:Sensation、2021年:Desire 21 Pro 5G

13. HTC
2011: Sensation2021: Desire 21 Pro 5G pic.twitter.com/yuBw4plin8
— Alvin (@sondesix) November 13, 2021

 
シャープ – 2011年:AQUOS SH80F、2021年:AQUOS R6

14. Sharp
2011: AQUOS SH80F2021: AQUOS R6 pic.twitter.com/9NMLHGwtSH
— Alvin (@sondesix) November 13, 2021

 
Asus – 2012年:PadFone、2021年:ZenFone 8 Flip

15. Asus
2012: PadFone2021: ZenFone 8 Flip pic.twitter.com/cfHorDSR9f
— Alvin (@sondesix) November 13, 2021

 
 
Source:@sondesix/Twitter
(lexi) …

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UQmobile HUAWEI P30 lite SIMフリー パール ホワイト MAR-LX2J HWU36 白ロム

UQmobile HUAWEI P30 lite SIMフリー パール ホワイト MAR-LX2J HWU36 白ロム  (24) ¥20,200 (2021-11-13 以降 – 追加情報商品価格と取扱状況は記載された日時の時点で正確で、また常に変動します。Amazon のサイトに表示された価格と取扱状況の情報は、この商品が購入されたその時のものが適用されます。)

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“健康管理”は腕時計におまかせする時代。HUAWEIのスマートウォッチ、フィットネス動画が入ってる

Screenshot:HUAWEIスマートウォッチにパーソナルトレーナーが入ってるかんじ?「腕時計」という小さな端末で、生活を助けてくれるスマートウォッチ。使っている人からは「もうなくてはならない存在」という声もよく聞くようになりました。11月19日に発売されるHUAWEIのスマートウォッチ「HUAWEIWATCHFITnew」は、健康を気遣う人には、さらになくてはならない存在になりそう。だって、 …

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【楽天お買い物マラソン開催中】HUAWEIの9.7インチタブレット、ケロッグ コーンフロスティなどがお買い得

楽天市場では、現在、複数ショップでの買い回りでポイントがアップする「お買いものマラソン」を 11月11日(木) 1:59 まで開催中。最大50%と高ポイント還元イベント「楽天スーパーDEAL」では、20%ポイント還元・HUAWEI MatePad T10や、ケロッグ コーンフロスティ395g×6個など …

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2021年の「独身の日」セールでiPhoneが3秒で18億円分売れる

 
毎年11月11日は「独身の日」とされ、中国ではさまざまなセールがおこなわれます。
 
ネット通販のJD.comではセール開始3秒以内に18億円分のiPhoneが売れたそうです。
3秒で18億円分売れたiPhone
11月11日は「独身の日」とされ、中国ではアンチ・バレンタインデーとして、自分のためにご褒美を買う日になっています。
 
このため、独身の日を利用したセールを各社が開催しており、JD.comも11月5日の20時から「ダブル・イレブン・ショッピング・フェスティバル」を開催しました。
 
すると、iPhoneが開始3秒以内に1億元(約18億円)以上を売上げ、Xiaomi、OPPO、Realme、Huawei、Honor、iQOO、vivoのスマートフォン売上高も前年同期比で300%以上増加したとのことです。
 
売上高トップはXiaomiのスマートフォンでした。
大きなかき入れ時である独身の日
中国の独身の日は、中国のメーカーにとって大きなかき入れ時です。
 
世界的なコンサルティング会社のAlixPartnersによると、調査をおこなった半数が2021年の独身の日に3,000元(約53,133円)以上の買い物をすると回答しています。
 
実際、JD.comの2021年のセールにおいて、開始20分で2020年11月1日に24時間で記録した売上高を上回ったとのことです。
 
 
Source: Pandaily via Gizmochina
(ハウザー) …

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スマホ向けSoCメーカーのUNISOC、2021Q3に中国で出荷数147倍に

 
スマートフォン向けシステム・オン・チップ(SoC)メーカーというと、MediaTek、Qualcomm、Appleといったメーカーが思い浮かびますが、中国企業であるUNISOCの躍進がめざましいです。
 
2021年第3四半期(7月~9月)の中国における出荷数は、前年同期比147倍という驚異的な増加となりました。
出荷数が147倍になったUNISOC
調査会社のCINNOによると、2021年第3四半期の中国市場におけるUNISOCのSoC出荷数は410万個で、前年同期比147倍となりました。
 

 
9月単月で見ても、前年同期比で103倍の120万個を出荷しています。
 

 
UNISOCはHonorやNokiaなどにチップが採用されたことで、大幅に出荷数を伸ばしました。
 
ただ、それでも出荷数ランキングでは5位と、凋落しつづけているHuaweiのHisiliconにすら負けています。
 
しかしながら、DigiTimesやCounterpointは今後UNISOCがシェアを伸ばしていくと見ており、Hisiliconを抜き去るのは時間の問題でしょう。
 
Appleは2021年第3四半期、2021年9月ともに3位でした。
国内での半導体生産に力を入れる中国
UNISOCの台頭には、サプライチェーンの強化の一環として、中国政府によるチップ製造能力を高めようとする政策があります。
 
中国は製品製造のために外国製のチップに依存していますが、これはHuaweiがアメリカからの制裁で大きな打撃を受けたことに象徴されるように、政治的な動向に大きな影響を受ける状態であるといえます。
 
2021年1月から9月の間に、中国は251億ドル(約3兆円)の半導体装置を輸入し、前年比35%増加しています。
 
一方、同時期に3,126億ドル(約35兆円)の半導体チップを輸入しており、こちらは前年比24%の増加です。
 
 
Source: CINNO via South China Morning Post
(ハウザー) …

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Snapdragon 898が今月中に発表〜SD 898+は2022年半ばに発表か

 
リーカーのDigitalChatStation氏が中国のソーシャルメディアWeiboに、Qualcomm Snapdragon 898とSnapdragon 898+(仮称)の発表時期に関する情報を投稿しました。
今月中にSnapdragon 898を発表?
DigitalChatStation氏は、Qualcommが2021年11月中にSnapdragon 898を発表、その後、各社から同チップを搭載したスマートフォンが発売されると予想しています。
 
GizmoChinaは、Snapdragon 898搭載スマートフォンはまず、Samsung、Xiaomi、Huawei、Lenovo、Motorola、Vivo、OPPOから発売されると伝えています。
コードネーム「sm8475」はSnapdragon 898+か
また、コードネーム「sm8475」のSnapdragon 898+が2022年半ばに発売される可能性があるようです。
 
Snapdragon 898+は、Samsungの4nmプロセスで製造されるとGizmoChinaは記しています。
 
 
Source:DigitalChatStation/Weibo via GizmoChina
Photo:Wccftech
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半導体不足は来年クリスマスまで解消しない可能性〜ARMのトップが警告

 
スマートフォンやタブレットを始め、さまざまな機器に搭載されているチップを開発・設計するARMのCEOが、現時点でクリスマス・プレゼント用のデバイスを購入していないなら、入手できないかもしれないと警告しています。
納品までに60週間かかるケースも
ARMの最高経営責任者(CEO)、サイモン・シガース氏が、ポルトガル・リスボンで開催中のWeb Summit(11月1日〜4日)において、半導体の需要と供給がまったく合っておらず、半導体が極端に不足していると語りました。
 
同CEOは、この前代未聞の危機的状況が完全に解消するのは「2022年のクリスマスまでかかる」とも述べています。
 
現時点で半導体の納品までに60週間かかると見積もられているケースもあるとのことです。
クリスマスに欲しいものが手に入らない?
そのため今年のクリスマスは、欲しい物が手に入らないかも知れないと語っています。
 

もし(希望する)デバイスを買っていないなら、がっかりすることになるかも知れない。こんな状況は今まで体験したことがない。
半導体不足、複数の要因が絡み合う
シガースCEOは半導体不足には、新型コロナウイルスの影響による需要の急増(リモートワークや家で過ごす時間が増えたため)を含む、複数の要因が絡んでいると述べています。
 
こうした状況に加え、自動車需要の突然の増加や、アジアおよび欧州における政治的緊張感の高まりも、半導体不足に拍車をかけているとのことです。
 
さらに5G通信の普及、Huaweiに対する米国の締め付けなども、半導体流通に影響を及ぼしています。
 
またARM自身が、調査のさなかにあります。同社は2020年9月にNvidiaによって買収されましたが、買収によりNvidiaがARMの技術を他社が利用することを制限する可能性があるとして、欧州委員会(EC)が現在調査を行っています。
 
 
Source:BBC
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2021年第3四半期タブレット市場、上位5ベンダー中Appleは唯一2桁増

 
新型コロナウイルス感染症の影響で、継続する半導体不足や流通問題などにより、2021年第3四半期(7月〜9月)における世界タブレット出荷台数は、前年同期比で10%減となったと、調査会社Strategy Analyticsが伝えています。
Appleのみが2桁増
しかし市場全体が低迷するなかでも、AppleのiPadの出荷台数は好調でした。Strategy Analyticsの調査では、2021年第3四半期のiPad出荷台数は1,730万台で、前年同期と比較して15%の増加となっています。
 
タブレット出荷台数上位5ベンダーのうち、2桁成長を記録したのはAppleのみでした。これによりAppleの市場シェアは、前年同期から8%ポイント増の38%となっています。
 

AppleとLenovo以外は2桁減
上位5ベンダー中、Apple以外で出荷台数増を記録したのは3位のLenovoのみです。出荷台数は430万台で対前年同期比5%ポイント増、2021年第3四半期のシェアは前年同期比1.4%ポイント増の9%で3位でした。
 
2位のSamsung、4位のAmazon、そして5位のHuaweiの出荷台数は、いずれも前年同期と比べると2桁減の大幅ダウンを記録しました。
 
Samsungのタブレット出荷台数は前年同期比23%減の750万台で市場シェアは2.1%ポイントダウンの17%、Amazonの出荷台数は同26%減の370万台で市場シェアは1.4%ポイントダウンの8%、Huaweiの出荷台数は同64%減の180万台で市場シェアは6%ポイントダウンの4%となりました。
 
 
Source:Strategy Analytics
Photo:Apple
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iPhoneの価値、12カ月後も59%を維持~Huaweiは25%しか残らない

 
iPhoneの価値はほかのスマートフォンよりも落ちにくいことで知られていますが、2021年の調査でも同様でした。
 
リリース12カ月後でも価値を59%維持し、スマートフォンブランド間でトップとなっています。
 
一方、Huaweiは12カ月後には25%しか価値が残っていません。
依然として価値を維持するiPhone
この調査は、イギリスで中古電子機器やビデオゲームをオンラインで販売しているmusicMagpieが毎年おこなっています。
 
2021年の調査結果が公表され、Appleは最も価値が落ちないブランドの座を維持しました。
 

 
iPhoneは12カ月で41%、24カ月で60%の価値を失いますが、他のブランドに比べると高い価値を維持しています。
 
たとえばHuaweiは12カ月で75%、24カ月後には87%の価値を失います。
 
また、AndroidスマートフォンメーカーのなかでトップのSamsungですら、64%/77%の価値を失っており、iPhoneは圧倒的に価値を維持しやすいブランドです。
12カ月で87%の価値を失うスマートフォンも存在
各スマートフォンを個別に見ると、最も価値を維持したのはiPhone11で、12カ月後でも67%の価値を維持していました。
 

 
また、ランキングの上位10機種をiPhoneが独占しています。
 
一方、最も価値を失ったのはHuawei Mate 30 Proで、12カ月後には13%の価値しか残っていません。
 
この図にはありませんが、iPhone12 Proは発売6カ月で32%しか価値が落ちなかったそうです。
価格の高いスマートフォンほど価値の維持率が高い
また、このレポートによると、価格の高いスマートフォンほど価値の維持率が高いそうです。
 
999ポンド以上(約155,824円)以上の機種では6カ月後に53%価値を失ったのに対し、600ポンド(約93,588円)~899ポンド(約140,226円)では54%、599ポンド(約93,432円)以下では62%の価値を失いました。
 
musicMagpieの最高経営責任者(CEO)であるスティーブ・オリバー氏は「当社のデータによると、アップグレードしたらすぐに古いデバイスを下取りに出すことが、デバイスの価値を最大限に引き出す方法であることがわかっています。」とし、新しい機種に買い換えたらできるだけ早く古いスマートフォンを売るようすすめています。
 
 
Source: musicMagpie via PhoneArena
(ハウザー) …

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iPhone13シリーズはお買い得?iPhone 4Sより原価率が14%ポイント高い

 
iPhone13シリーズの原価率(販売価格に対する製造コストの割合)は約37%であるという分析結果が出てきました。
 
これは、10年前のiPhone 4Sより14%ポイント高く、消費者にとってはお買い得になったといえるのかもしれません。
原価率が約37%のiPhone13シリーズ
Nikkei Asiaの分析によると、iPhone13 Pro Max 256GBモデルの製造コストは438ドル(約49,907円)、iPhone13 512GBモデルの製造コストは407ドル(約46,375円)であったとのことです。
 

 
これを販売価格と比較すると、原価率はそれぞれ36.5%/37.1%となります。
 
iPhone 4Sの原価率は23%であったのと比べると、iPhone13シリーズの原価率は10年間で14%ポイント悪化しました。
 
それぞれの部品のコストが上がっており、たとえばカメラは10倍、半導体は3倍となり、トータルでは2.5倍になっているとのことです。
 
それにもかかわらず価格は60%増しにしかなっておらず、消費者にとってiPhone13シリーズは以前のシリーズに比べてお買い得であるといえるかもしれません。
 
別のレポートでもiPhoneの製造原価は年々上昇しているとされています。
 
ただし、スマートフォンの製造販売には、製造コスト以外にも、人件費、研究開発費、マーケティング費などが必要であり、原価率がそのまま利益率を示しているわけではありません。
依然として他社よりも原価率は低い
一方、競合他社のスマートフォンと比べるとiPhoneの原価率は依然として良好です。
 
レポートでは、ソニーのXperia 1 IIIは37.9%、XiaomiのMi Mix Foldは38.5%、SamsungのGalaxy Z Fold3は39.4%、GoogleのPixel 5は44.9%、HuaweiのMate40Eは51.0%となっています。
 
Counterpointの調査でも、2021年第2四半期(7月~9月)におけるAppleの台数シェアは13%に過ぎませんが、利益シェアは75%と他社を大きく引き離しています。
 
 
Source: Nikkei Asia via iMore
(ハウザー)
 
 

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HarmonyOS 3、4Kで60fpsのワイヤレス画面表示を実現~スマホからPCに

 
HuaweiがAndroidを捨てて移行した自社製のHarmonyOSは、すでにインストールされたデバイスが1億5,000万台を超え、順調な滑り出しを見せています。
 
その次世代版であるHarmonyOS 3についての発表があり、スマートフォンからPCに対して、分散型コンピューティングを利用し、4K解像度かつ60fpsでのワイヤレス画面表示を実現できるとのことです。
分散型処理で4K@60fps描画を実現
この発表はHuawei Developer Conferenceでおこなわれました。
 
それによるとHarmonyOS 3は、スマートフォンからPCに対し、4K解像度かつ60fpsでワイヤレス画面表示を実現できるとのことです。
 
この処理には分散型コンピューティングが使われているのが特徴で、単純にスマートフォンから画面をPCに転送するのではなく、PCに搭載されたGPUを呼び出して描画をおこないます。
 
これによりスマートフォンのバッテリー消費を節約することができ、「New Swordsman」というゲームを4K@60fpsでプレイしても2時間バッテリーが持続し、しかも描画の遅延が非常に少なくフレームレートも安定しています。
 
AppleのAirPlayもtvOS 14で4K解像度での画面表示に対応していますが、分散型コンピューティングの機能はありません。
史上最速で成長しているOSであるHarmonyOS
HuaweiはHarmonyOSについて、史上最も急速に成長している端末向けOSであるとしています。
 
その端末数はすでに1億5,000万台を超え、年末までには3億台に達するとのことです。
 
しかしながら、まだ現時点で最新版のHarmonyOS 2は中国限定でリリースされており、グローバルには年末に提供されるのではないかといわれています。
 
 
Source: WHYLAB/Webio, IT之家 via Sparrows News, Gizchina
(ハウザー) …

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Oppoも独自チップを開発?3nmプロセスで2023年~2024年発売

 
Appleをはじめ、数多くのスマートフォンメーカーが独自チップを開発するなか、新たにOppoも独自チップを開発するという情報が入ってきました。
 
ハイエンドスマートフォン向けのチップであり、2023年から2024年に発売されるとのことです。
ハイエンドスマートフォン向けのチップを開発するOppo
Oppoは現状、ハイエンドスマートフォンにはQualcomm製のチップを、そのほかのスマートフォンにはMediaTek製のチップを使用しています。
 
しかしながら、Oppoは独自チップの開発に取り組んでおり、そのためにMediaTek、Qualcomm、Huaweiといった企業のチップ開発者やAIの専門家を採用しているといいます。
 
このチップはTSMCの3nmプロセスで製造され、2023年から2024年に発売されるとのことです。
独自チップの増加でQualcommのハイエンドチップの先行きが怪しくなる?
独自チップを開発しているスマートフォンメーカーはすでに多く存在しており、Aシリーズを古くから開発しているAppleに加え、SamsungやHuawei、Googleが独自チップを自社のスマートフォンに搭載しています。
 
また、Xiaomiも独自チップの開発を再開するといわれているほか、Vivoは自社製の画像処理チップを同社のスマートフォンに搭載しました。
 
MediaTekも「MediaTek Dimensity 5G Open Resource Architecture」というプログラムで、各スマートフォンメーカーがカスタムチップに近い形で同社のチップを使えるようにする取り組みをしており、すでにVivoが採用しています。
 
現状、ハイエンドAndroidスマートフォンの多くがQualcommのチップを採用していますが、このまま独自チップが増え続ければ、Qualcomm製ハイエンドチップの売れ行きに影響しそうです。
 
 
Source: Nikkei Asia via Android Central
(ハウザー) …

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