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iOS15/iPadOS15ベータ4での変更点まとめ

 
現地時間7月27日にリリースされたiOS15、iPadOS15の開発者向けベータ4では、Safariなどで多くの変更が行われています。
 
Safariのメニューなどに多くの変更
iOS15やiPadOS15のベータ4では、iOS15で大きくデザインの変わるSafariだけでも多くの変更が行われています。
 

 

「共有」ボタン:タブバーに移動し、3つの点が並ぶメニューボタンから置き換えられています。
 
「再読み込み」ボタン:URLのすぐ隣に配置され、メニューを開かなくても再読み込みができるようになりました。
 
ブックマーク:URLバーを長押しするとブックマークを開けるようになりました。
 
リーダーモード:利用可能なWebサイトでは小さいアイコンが表示されます。リーダーモードは「共有」メニューからも呼び出せます。
 
iPadOS15:macOS MontereyのSafariと同様、タブバーとURL/検索窓が独立したデザインと、コンパクトなデザインが選択可能になっています。
 

 
ロック画面のカメラアイコン変更など、多くの変更点

iOS15でも、ウィジェットからMagSafeバッテリーパックのバッテリー残量を確認可能になりました。
 

 
ロック画面に表示されるカメラアイコンが、シャッターボタンのある変更前(左)から、変更後(右)はシンプルなデザインに変更されています。
 

 
「ショートカット」アプリのオートメーションで「ホーム画面に戻る」アクションが利用可能になっています。
 

Shortcuts has a new “Return to Home Screen” action in iOS 15 developer beta 4 – this has been long requested from the community and is great to see! pic.twitter.com/8E3ZB7FIYX
— Matthew Cassinelli (@mattcassinelli) July 27, 2021

 
スクリーン共有、スクリーンミラーリング中に通知をオフにできるオプションが追加されています。
 

 
「集中モード」の状態を共有するかどうか、「メッセージ」アプリで相手ごとに設定可能となりました。
 

 
「App Store」アプリのアカウント情報画面が、メニューが独立した角の丸いデザインに変更されています。
 

 
「写真」アプリで自動作成されるメモリーを共有する際、Apple Musicの楽曲が著作権の問題で利用できない場合に代わりの曲が選択可能になります。
 

 
iPadOS15は、「Podcast」アプリのXLサイズウィジェットが利用可能になっています。
 

 
 
Source:MacRumors, 9to5Mac
(hato) …

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決算発表会迎えるAppleの業績、米国の旺盛なiPhone需要が下支えか

 
投資銀行Goldman Sachsは、Appleの第3四半期決算(4月〜6月:Apple独自の会計年度)がそう悪い内容ではなく、第4四半期(7月〜9月)も引き続き堅調だろうとの見通しを示しました。第3四半期における米国内のiPhone出荷台数が好調なことや、続く四半期のiPhone量産台数予測が強気なことを受けてのものです。
米国内の力強い需要が下支え
Goldman Sachsで主席アナリストを務めるロブ・ホール氏によると、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン供給の目処が立ち、各地のApple Storeが営業再開にこぎつけたことが、iPhone需要に「一時的な勢い」をつけたそうです。同じような現象は、2021年始めの中国内で出荷台数が急増した時にも確認されています。
 
Appleは7月27日(現地時間)、第3四半期の業績を発表します。同社のルカ・マエストリ最高財務責任者(CFO)は「売上高が前期比で減収する」との慎重な見通しを示していますが、ホール氏は米国での好調なiPhone売れ行きが中国での弱い需要を相殺するとし、幾分かのポジティブサプライズを期待しています。また第4四半期についても、昨年はiPhone12シリーズの発売日が例年よりも遅い10月以降となったため、対前年同期比で大きく業績を落とすことにはならないと考えています。
決算発表会の注目ポイントは
決算発表会で注目すべきポイントとして、ホール氏は業績を牽引するiPhone以外にも、約30億ドル〜40億ドル(約3,300億円〜4,400億円)と見積もられる未計上ぶんのiPad売上や、「App Tracking Transparency(アプリのトラッキングの透明性)」のApp Storeへの影響に関する取締役からの説明などを挙げています。
 
ホール氏は、Appleの第3四半期における売上高を、ウォール街のアナリストのコンセンサスである727億ドル(約8兆167億円)よりわずかに少ない、725億ドル(約7兆9,948億円)と予想しています。また、今後12カ月の目標株価を130ドル(約1万4,335円)としています。
 
 
Source:AppleInsider
(kihachi) …

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App Store、オリンピック関連アプリを紹介、ゲームアプリも

 
App Storeは7月23日、東京2020オリンピックの開幕を受け、オリンピック観戦に役立つアプリを紹介しています。
オリンピック関連アプリ
App Storeの特集では、まず国際オリンピック委員会が配信している公式アプリ「Olympics」を紹介しています。
 
Olympicsでは各競技の詳細なスケジュールや、ニュース等を閲覧することができ、またお気に入りの競技種目やチームを設定しておくことで、競技開始時間のリマインダー通知等を受け取ることが可能です。
 

 

 
次に、オリンピックのライブ中継を視聴できるアプリとして、NHKの公式アプリ「NHKプラス」と、民放テレビ局の「TVer」を紹介しています。
 
NHKプラスとTVerでは、無料でオリンピック関連動画を閲覧することが可能です。
 

 

公式ゲームアプリも

 
東京2020オリンピックでは、セガが提供する「ソニック AT 東京2020オリンピック」が公式モバイルゲームとして認定されています。
 
ソニック AT 東京2020オリンピックでは、ソニック等のキャラクターを操り、タップ操作で陸上100メートルや、アーチェリー、空手、スポーツクライミング等のオリンピック競技を楽しむことができます。
 
ゲームは無料でダウンロードでき、最初の10ステージまでは無課金で遊ぶことが可能となっています。
 

 
 
Source:App Store, セガ / App Store
(seng) …

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App Store、8月1日から7日の「夏祭り」を予告。対象アプリも公開

 
App Storeが、8月1日から7日の期間、「夏」をテーマとしたイベント「App Storeの夏祭り」を実施すると案内しています。イベントの対象となるアプリのリストも公開されています。
8月1日から7日のイベントを予告
App Storeが「App Storeの夏祭り」として、8月1日から7日の期間に、特別なイベントやオファーが実施されるアプリやゲームを紹介しています。
 
また、8月1日から7日の期間中は「Today」タブで「夏」をテーマとしたストーリーを毎日掲載する、と予告しています。
 
App Storeのプレビューページでは、以下の案内文が掲載されています。
 

夏といえば、あなたは何を連想しますか?
 
App Storeでは8月1日から7日まで、「夏」がテーマの様々なAppやゲーム、イベントを皆さんにお届けします。
 
潮風を感じたい。音楽に浸りたい。お祭りに興じたい。ちょっぴり肝を冷やしたい —— 様々な夏の体験と、App Storeで出会いましょう。
 
期間中に特別なイベントやオファーが用意されるAppやゲームを、一足先に紹介します。

 
App Store Japanの公式Twitterは「#App Storeの夏祭り」のハッシュタグをつけてツイートしています。
 

App Storeの夏祭りが、もうすぐやって来る。
App Storeでは8月1日から7日まで、「夏」がテーマの様々なAppやゲーム、イベントを皆さんにお届けします。注目のコンテンツを一足お先にお見せします。https://t.co/jK0kMYe7rl#AppStoreの夏祭り pic.twitter.com/WV4MNVvRZt
— App Store Japan (@AppStoreJP) July 25, 2021

 
20本のアプリが対象に
「App Storeの夏祭り」の対象として紹介されているのは、以下の20本のアプリです。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
Source:App Store Japan/Twitter, App Store
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開発者向けApp Store Connectで、税金カテゴリーの設定の利用が可能に

 
Appleは現地時間7月20日、開発者がApp Storeにアプリを提出する際に利用するツール「App Store Connect」に、新機能「税金カテゴリーの設定」を追加しました。この機能により、開発者は各地域やコンテンツによって異なる税金を簡単に設定することができます。
納税管理がより簡単に
App Storeでは、175地域で簡単にトランザクションを行うことができ、そのうち64地域では、Appleが開発者に代わり納税の管理を行っています。これに加えて、App Store Connectでアプリのコンテンツに基づいての税金カテゴリーの指定が可能となり、各地域で適用される税法や規制の確認ができるようになりました。
 

App Store Connectでアプリ及びアプリ内課金に対して税金カテゴリーを指定できるようになりました。これらのカテゴリーは、アプリのコンテンツ(ビデオ、ブック、ニュース関連出版物など)に基づくもので、各地域の税法や規制に従って定義されます。これにより、Appleでは開発者に代わり、アプリに関わる納税を所定の税率で管理することができます。
カテゴリーの指定は 「価格および配信状況」セクションから可能
カテゴリーを指定するには、App Store Connectの 「価格および配信状況」セクションに移動します。カテゴリーはアプリに対して、もしくはアプリ内課金に対して定義することも可能です。Appleによると、この指定は以降のトランザクションに適用され、設定後満1カ月以降に新しい取引税レポートで確認することができるとのことです。
 
開発者がレート設定を変更しない場合は、App Storeソフトウェアカテゴリーが指定され、現在と同じ税率が適用されます。
 

変更しない場合、アプリ及びアプリ内課金にApp Storeソフトウェアカテゴリーが指定され、現在と同じ税率が適用されます。税金カテゴリーの設定は、アプリ及びアプリ内課金の特性が変化したり、税法が改正された場合に合わせて、いつでも変更することができます。
 
税金カテゴリーの詳細については、App Store Connectのヘルプを参照してください。
 
 
Source: Apple Developer via 9to5Mac
(m7000) …

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言論の自由にフォーカスした「Freedom Phone」はフェイクだった?

 
自称最年少Bitcoin億万長者のエリック・フィンマン氏は、言論の自由が妨げられることのない「Freedom Phone」を発表しました。しかしながら、同機は既存のOSとアプリストアの上に見せかけの構築をしただけのフェイクデバイスである可能性が指摘されています。
“検閲不可能”がキャッチフレーズのスマホ
フィンマン氏が現地時間7月14日にソーシャルメディアで発表した「Freedom Phone」は、“検閲不可能”をキャッチフレーズとして掲げていますが、そもそもなぜこのような発想に至ったのでしょうか?
 
時は2021年1月のトランプ支持者による連邦議会占拠事件に遡ります。GoogleおよびAppleは、不適切な内容の規制を行っていないことを理由に、SNSアプリ「Parler」をアプリストアから削除しました。
 
加えて、投稿に規約違反があったとしてトランプ前米大統領のTwitterアカウントが永久に停止されました。
 
これらの“言論の自由の侵害”を受け、フィンマン氏は“巨大テック企業”と闘うための「Freedom Phone」の発表に至ったとされています。
検閲不可能なアプリストアは既存のストアだった?
「Freedom Phone」のアプリストアは、あらゆる検閲を受けない仕様となっているため、言論の自由が保たれるというのがフィンマン氏の主張ですが、XDA DevelopersはアプリストアはおそらくリブランドされたAurora Storeだろう、とコメントしています。
 
Aurora Storeとは、Google Playストアのオープンソースのフロントエンドです。つまり、Freedom Phoneの「PatriApp Store」のアプリは、すべてGoogle Playから供給されていると考えられます。
 
もしフィンマン氏が独自のアプリストアを運営していないとなれば、“検閲不可能”を保証することは難しくなります。
中国ブランドUmidigiの中堅モデルとまったく同じ?
499ドル(約55,000円)で販売されているFreedom Phoneは、中国深セン市に拠点を置くUmidigiによって製造されていると、フィンマン氏はThe Daily Beastのインタビューで認めています。
 
Freedom Phoneのスペック詳細は公開されていませんが、見た目は179.99ドル(約19,800円)でAmazon上で販売されているミッドレンジ機Umidigi A9 Proとそっくりであることがわかっています。
 

OSも独自のものではない可能性
Freedom Phoneには、独自のオペレーティングシステム「FreedomOS」が搭載されているとフィンマン氏は謳っていますが、表示されている“信頼(Trust)”機能のロゴは既存のLineageOSのものと同じであり、ハンズオン動画に映っているOSもLineageOSにしか見えない、とXDA Developersは分析しています。
 

 
これらの情報をもとにすると、Freedom Phoneはあやしい点が多すぎると言えます。購入をお考えの方は、言論の自由を求めてフェイクデバイスを買わないよう注意したほうが良いかもしれません。
 
 
Source:Freedom Phone via XDA Developers
(lexi) …

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Amazon上のフェイク商品レビューを見極めるアプリがApp Storeから削除

 
6月に始動したばかりの「Fakespot」が、Amazonからの要請によりApp Storeから削除された、と報じられています。
Fakespotは脆弱性はなかったと主張
「Fakespot」は、Amazon上のフェイクレビュー、偽造品、悪徳業者を独自の方法でフィルタリングすることで消費者に安全なショッピング体験の提供を目指すアプリです。
 
6月に配信が始まったばかりのアプリですが、早くもApp Storeから取り下げられた、と米メディアThe Vergeが伝えています。
 
Fakespot創業者のサウド・カリファ氏が同メディアに語ったところによると、Appleからはアプリの削除理由の説明はいっさいなかったとのことです。
 
Amazonいわく、FakespotはAmazonのWebサイトにコードのインジェクションを行い、攻撃ベクトルを開くことで顧客データ(Eメールアドレス、住所、クレジットカード情報、ブラウザ履歴)を危険にさらしていたとのことです。
 
Fakespotは独自のスコアを導き出すためコードのインジェクションを行っていることは認めているものの、脆弱性があることをきっぱりと否定し、Webブラウザ表示を含むアプリは一般的である、と主張しています。
Amazonは小規模会社のいじめを厭わない?
AmazonはAppleに対して、App Store Reviewガイドラインの項目5.2.2に準じてFakespotアプリの削除を要請したとのことです。
 

5.2.2 サードパーティのサイトおよびサービス:Appがサードパーティのサービスのコンテンツを使用、アクセス、または表示する場合、あるいはそのコンテンツへのアクセスを収益化する場合、当該サービスの利用規約に従って特別の許可を得る必要があります。また、要望に応じて承認書類を提示していただく必要があります。
 
Fakespotの開発者たちによると、AmazonはApp Store上で“Fakespot”のキーワードによる検索結果の買い占めを行っていたとのことで、ユーザーがアプリを見つけられないよう策を講じていたようです。App Storeで“Fakespot”と検索すると、「Amazon Shopping」の広告が真っ先に出てくるようになっていたのが確認されています。
 
「Amazonは、自分たちの会社の亀裂を公に晒す、我々のような小規模な会社をいじめることを厭わない」と、上述のカリファ氏はコメントしています。
 
Fakespotは、配信開始から取り下げまでにApp Store上で15万ダウンロードを記録していました。
 
 
Source:The Verge via 9to5Mac, Apple
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「My IIJmio」が提供開始〜IIJmioモバイルサービス ギガプラン専用アプリ

 
IIJが7月15日、IIJmioモバイルサービス ギガプラン専用アプリである「My IIJmio」の提供を開始しました。App Storeからダウンロード可能です。
IIJmioモバイルサービス ギガプランに適したアプリ提供開始
「My IIJmio」では以下の機能が利用可能です。
 

データ残量照会(データシェアを利用している場合、データ残量はシェアグループで合算されたデータ量が表示されます)
データ残量有効期限確認
データ利用量確認
データ購入履歴
請求金額
高速通信ON/OFF切り替え
5Gオプション、データシェアの設定状態の確認
契約内容の確認

 
My IIJmioカテゴリ:ユーティリティ現在の価格:無料
※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
「みおぽん」で不具合のあった表示が改善
IIJmioモバイルサービス ギガプランを5回線利用中の筆者も早速、「My IIJmio」をインストールしてみました。
 
結果、「みおぽん」では正確に表示されななかった残りギガ数(下記画像上段)が、「My IIJmio」(下記画像下段)では正しく表示されるのが確認できました。
 

 

 
 
Source:プレスリリース/IIJ
(FT729) …

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iOS15ベータ3の主な変更点まとめ

 
Appleが開発者向けにリリースしたiOS15のベータ3では、多くの変更点が加えられています。Safariや集中モードなどでデザイン変更、新たなメニューの追加などが行われています。
Safariだけでも多くの変更点
Appleは現地時間7月14日、開発者向けにiOS15などのベータ3をリリースしました。米メディア9to5Mac、MacRumorsが報じたベータ3での変更点をご紹介します。
 

App Storeアプリ初回起動時のスプラッシュスクリーンが変更され、アプリ内イベント、Safariの拡張機能、App Storeウィジェットを紹介
 

 
大幅な変更に戸惑いの声も多いSafariは、ナビゲーションバーのデザインなどが変更
 

 
Safariのアドレスバーを長押しして表示されるメニューに「再読み込み」が追加
 

 
Safariのアドレスバーに表示される「カメラからテキスト入力」の文字がアイコンに変更
 

 

「バックグラウンドサウンド」がショートカットに対応

設定アプリの「集中モード」に新しいアイコンが追加され、おやすみモードは紫、のように色を選択可能に。「自動的にオンにする」ボタンが大型化
 

 
「集中モード状況」に説明文が追加
ショートカットから「バックグラウンドサウンド」を起動可能に
 

There’s new actions for Background Sounds in the iOS betas pic.twitter.com/j3o5oiMiRT
— Matthew Cassinelli (@mattcassinelli) July 14, 2021

 
ホーム画面の「ミュージック」ウィジェットで、再生/一時停止中のデザインが変更。再生中のアートワークに応じて色が変化
 

 
設定アプリの「一般」メニューにある「リセット」が、「移行またはiPhoneのリセット」に変更
 

 

 
Source:MacRumors, 9to5Mac
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Appleのアプリのトラッキングの透明性でiOS開発者の収益が15%〜20%減

 
Appleは今年4月にリリースしたiOS14.5から、「アプリのトラッキングの透明性(ATT)」を導入し、App Storeに掲載されるアプリに対して、パーソナライズされた広告のためトラッキングを許可するかどうか、ユーザーの承認を得ることを義務化しました。今回マーケティング会社とのインタビューにより、iOSアプリ開発者の収益はすでに15%〜20%減少していることが明らかになりました。
30%〜40%の利益減が生じている開発者も
iOS14.5でのATTの導入により、IDFA(Identifier for Advertisers)の追跡を許可するかどうかのプロンプトが表示されるようになり、ユーザー自身がトラッキングされるか、されないかを決定できるようになりました。
 
ATTのプロンプトに“許可する”を選択するユーザーは全体の20%にしか満たないといわれていますが、その結果として広告のパフォーマンスが低下しているようです。
 
マーケティングサービス会社Consumer Aquisitionのブライアン・ボウマン氏によれば、まだATTの影響の全貌はわかっていないとのことで、同氏は7月末までにより具体的な数字となって現れてくると推測しています。
 
ボウマン氏いわく、30%〜40%の収益減がすでに生じているクライアントもいれば、あまり影響を受けていない人もいるとのことで、混沌とした状況が続いているようです。
中小規模の開発者が最も影響を受ける?
ボウマン氏によると、ATTの影響を特に受けやすいのは中小規模の開発者であるとのことです。経済的にアプリ内課金に切り替えるのが容易でなく、ビジネスモデルの変更が難しいためです。
 
ボウマン氏は、広告費はAndroidへと流れつつある、ともGamesBeatsとのインタビューの中で述べています。
 
7月初旬には、ATTによりAndroid端末向けの広告費が高騰している、と報じられたばかりです。
 
 
Source:GamesBeats via AppleInsider
(lexi) …

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Twitter、ツイート投稿後でも返信できる人の変更が可能に

 
Twitterは昨年より、ユーザーがツイートにリプライできる相手を制限できる機能を提供しています。同社は現地時間7月13日、これらの機能を拡張し、投稿後にツイートに返信できる人を変更できるようになったことを発表しました。
ツイート後にも、リプライ相手の制限が可能に
Twitterでは昨年初めて、リプライ制限機能が登場しました。ツイートを投稿する際に、全員、フォローしているアカウント、メンションしたアカウントの3つの選択肢から返信できる相手を選ぶことができます。これまで、ツイート投稿後に返信できる人を変更することは出来ませんでしたが、今回、ツイート投稿後でも変更ができるようになりました。
 
この機能は、Twitter関連リサーチャーのジェーン・マンチュン・ウォン氏によって先月初めて発見され、現在は正式にリリースが発表されています。
 

Your Tweets = Your space. Now you can change who can reply to you even after you Tweet. https://t.co/rNWJk6zWTr pic.twitter.com/3HFSjAotg7
— Twitter Safety (@TwitterSafety) July 13, 2021

 
ツイート投稿後、ツイートの詳細画面の右上にある三本線のメニューボタンをタップすると、新たに「返信できるユーザーを変更」と表示されます。このオプションを選択すると、過去に投稿したツイートであっても返信できる相手を変更できるようになります。
 
Twitterにこの新機能が表示されていない場合、App Storeより最新バージョンにアップデートされているかどうかを確認してください。また、この機能は段階的に展開されているとのことです。
 

 
 
Source:Twitter Safety/Twitter via 9to5Mac
(m7000) …

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カリフォルニア州立大学、35,000人の新入生にiPad Airやキーボード等を提供

 
米カリフォルニア州立大学(CSU)は現地時間7月12日、テクノロジーを通して学生に公平な機会を提供する為のプログラム「CSUCCESS(California State University Connectivity Contributing to Equity and Student Success)」を開始することを発表しました。
2021年秋の新入生と編入生全員にiPad Air等を提供
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)蔓延の影響により、パソコンやモバイル機器にアクセスできないことが学力向上の妨げとなっていると学生達から指摘されていました。このプログラムの目的は、高品質で信頼性のあるパーソナルコンピューティングデバイスを提供し、公平性のギャップを埋め、学生たちの学習をサポートすることです。
 
最初の取り組みとして、CSUは2021年秋の新入生及び編入生全員に、iPad Air(64GB)、Apple Pencil、Smart Keyboard Folioを提供します。学生がこのプログラムに参加するには登録が必要で、大学は「キーボードアタッチメントとペンシルを使用すれば、iPad Airはラップトップにも匹敵する」としています。
 
CSUのジョセフI.カストロ学長は、「学習をサポートするために必要な革新的で新しいモバイルツールに、学生がすぐにアクセスできるようにすることを保証します」と述べ、iPad Airは学生が将来のキャリアに備えるための「強力なツール」としての役割を果たすとしています。
CSUの8つのキャンパスの学生がプログラムに参加
エンタープライズおよびエデュケーションマーケティング担当バイスプレジデント、スーザン·プレスコット氏は次のように述べています。
 

Appleは、教育は公平性と機会をもたらす強力な力であり、テクノロジーによって全ての学生が目標を達成できるようになると信じています。
 
iPad Air‌とApp Storeの素晴らしい教育アプリケーションが、カリフォルニア州のCSUキャンパスでの体験の中心となり、ハンボルトからサンマルコスまでの学生の学習とキャリア開発の一翼を担うことになると思うとワクワクします。
 
まず、カリフォルニア州にあるCSUの8つのキャンパス(ベーカーズフィールド、チャンネル​アイランド、フレズノ、ハンボルト、ロサンゼルス、マリタイムアカデミー、ノースリッジ、サンマルコス)の学生が、第1段階プログラムに参加する予定です。
 
 
Source:The California State University via MacRumors
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ポケモンGOの総収益、配信開始から5年で50億ドルを突破

 
リリースから5周年を迎え、記念イベントも行われているポケモンGOですが、2016年の配信開始からこれまでに得た総収益が、50億ドル(約5,505億円)を突破したことが明らかになりました、
昨年のプレイヤー支出額は過去最高に
調査会社Sensor Towerが発表したポケモンGOの収益に関する報告書を見ると、2020年上半期〜2021年上半期に著しくプレイヤー支出額が増加したのがわかります。iOSとAndroidを合わせて34%という成長率は、ゲーム配信開始から最大の数字となっています。
 

 
2020年のプレイヤー支出額は過去最高となっており、前年比で41%増を記録しました。2021年後半に差し掛かるにあたって、ポケモンGOのプレイヤー支出額はすでに昨年の約半分まで達しているとのことです。
プレイヤー支出額が最も多かったのは米国
ポケモンGOのプレイヤー支出額が最も多かった国は米国で、19億ドル(約2,092億円)に上り、総支出額の36.6%を占めました。
 
2番目にプレイヤー支出額が多かったのは日本で、全体の32%を占めるに至っています。3位はドイツで、プレイヤー総支出額の5.4%を占めました。
総ダウンロード数は6億回超え
アプリストアごとでは、Google Playが全体52.7%となる27億ドル(約2,973億円)を計上しました。App Storeでの支出額は24億ドル(約2,643億円)で、47.2%を占めています。
 
ポケモンGOは、これまでに6億3,200万回ダウンロードされています。
 
 
Source:Sensor Tower via 9to5Mac
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Microsoft Pix〜人気のカメラアプリがパノラマ写真撮影に対応

 
人気のカメラアプリ、Microsoft Pixがバージョン2.4にアップデートし、ポートレートモードでの肌の自動補正とパノラマモードに対応しました。
ポートレートモードの機能向上
ポートレートモード撮影時の人物の肌の自動補正とパノラマモードは、2021年7月9日から提供開始されたMicrosoft Pixバージョン2.4で利用可能です。
 

 
MicrosoftはPixのバージョン2.3でポートレートモード対応を行い、被写体背景のぼかし効果を利用可能にしていました。
 
バージョン2.4ではポートレートモードでの機能が向上し、背景のぼけ効果に加え、撮影した人物の肌の補正が利用可能になりました。
 

パノラマ写真の撮影が可能に
また、パノラマモードも新たに搭載しています。パノラマモードで撮影を行うには、画面下の撮影開始ボタンを押したあと、画面中央に表示される四角い枠を任意の方向に動かします。
 

 
 
Source:App Store
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Apple、カナダとオーストリアでも新しいギフトカードの提供を開始

 
これまでは米国のみで提供されていた、コンテンツと製品の両方に使用可能なAppleの新しいギフトカードが、カナダとオーストラリアでも利用可能になった、と報じられています。
カナダではデザインの選択オプションも
Appleは「App Store & iTunes ギフトカード」と「Apple Store ギフトカード」を統合し、デジタルコンテンツの購入、ハードウェア製品の購入のどちらにも利用可能な新しい「Apple Gift Card」の提供を2020年に米国で開始しました。
 
今回、Apple Gift Cardの利用可能地域が拡大し、カナダとオーストラリアでもカードが利用できるようになりました。
 
アメリカとカナダでは、ギフトカードのデザインを選択し、Eメールまたは郵送で相手に送ることができます。オーストラリアでは、少なくとも記事執筆時点では、電子メールでの送付のみが可能となっています。
ギフトカード金額のカスタム設定も可能
アメリカとカナダでは25ドル、50ドル、100ドル、オーストラリアでは30ドル、50ドル、100ドルがギフトカードの推奨金額として設定されています。
 
また、ユーザーが自分でカード金額を指定することもできます。アメリカとカナダでは、10ドルから2,000ドルまでの金額を指定することができ、オーストラリアでは、10ドルから3,000ドルの範囲で指定できます。
 
 
Source:AppleInsider
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Appleのエディ・キュー氏、米デューク大学の理事に就任

 
Appleのインターネット・ソフトウェア・サービス担当上級副社長を務めるエディ・キュー氏が、米国ノースカロライナ州にあるデューク大学の理事に就任しました。キュー氏は、他の新任理事6人とともに6年間の任期で理事会に加わることとなります。
エディ・キュー氏、デューク大学で学士号を取得
キュー氏は、デューク大学でコンピュータサイエンスと経済学の学士号を取得しています。また、同大学のバスケットボールの熱心なファンでもあり、息子2人もデューク大学を卒業しています。
 
同大学のプレスリリースによると、キュー氏はテクノロジー分野の学生を支援するために何度も大学に足を運んでおり、2017年には同大学の女子学生が、コンピューターサイエンスや電気・コンピュータ・エンジニアリングの分野で活躍できるよう支援することを目的とした「Duke Technology Scholars」において講演を行っています。
 
キュー氏は、1989年にAppleに入社し、同社のエグゼクティブチームの一員として、Apple TV+、iTunes Store、Apple Music、Apple Pay、マップ、iCloudを統括しています。また、1998年に同社のオンラインストア、2003年にiTunes Store、2008年にはApp Storeの立ち上げにも携わってきました。さらに、同社の生産性アプリ「iLife」の開発にも重要な役割を果たしています。
 
 
Source:Duke University via MacRumors
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AppleとGoogleのアプリが他社のアプリを駆逐?調査データ

 
iPhoneやAndroidスマートフォンにインストールされているアプリの多くがApple製とGoogle製であることが、調査会社の最新調査で明らかになりました。
iOSでは75%がApple製
調査会社Comscoreが2020年11月、約4,000人(米国在住ユーザー)を対象に、スマホにどんなアプリをインストールしているか(プリインストールされているもの、自分でインストールしたもの)を尋ねたところ、iOSデバイスの場合は上位20アプリのうち75%がApple製、Androidデバイスの場合は60%がGoogle製でした。
 
両OSともに、上位4アプリはそれぞれApple製、Google製となっています。
 
iOSデバイスのアプリ順位においては、Apple製以外で複数のアプリがランクインにしているのはFacebookのみでした。Androidデバイスにおいては、3つのアプリがランクインしているのはFacebookのみで、2つのアプリがランクインしているのはSamsungだけです。
 

調査のスポンサーはFacebook
ちなみに今回の調査のスポンサーとなっているのはFacebookで、同社のスポークパーソンであるジョー・オズボーン氏は調査目的を「アプリエコシステム競争における、プリインストールされたアプリの影響」を示すため、と述べています。
 
Facebookは、App Store以外でのアプリ配信を認めないAppleの方針について、「適正な競争が阻害される」と訴えてきました。
 
一方Appleは今回のComscoreの調査結果について「Facebookの資金提供によるこの調査は、あたかもApp Storeで適正な競争が行われていないかのような印象を与えるため、調整されたものだ」とし、真っ向から否定しています。
 
米メディアThe Vergeは、いずれにしても、プラットフォーム所有者(AppleとGoogle)のアプリが他社アプリを圧倒しているというのは事実だと指摘しています。
 
 
Source:The Verge
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Apple株価が終値の最高値を更新、時価総額は2兆4,000億ドルに

 
現地時間7月7日、Apple株は144.57ドルで取引を終え、終値としては最高額の記録を更新しています。時価総額は2兆4,000億ドル(約265兆円)に達しています。
2021年1月の終値を更新
Appleの株価は直近7日間連続して上昇を続けており、7月7日には1日で1.8%上昇、終値で144.57ドルとなりました。
 
この終値は、1月に記録した最高値を更新し、同じく1月の取引時間中の最高値である145.09ドルにも迫る勢いです。
2021年に時価総額は9%増加
発行株式数と株価を掛け合わせたAppleの時価総額は2兆4,000億ドル(約265兆円)で、2021年に入ってから9%増加しています。
 
Appleの時価総額は、2018年8月にアメリカ企業として初の1兆ドルを突破し、約2年後の2020年8月には2兆ドルを突破しています。
iPhoneの販売好調、App Storeの好調などが好材料
JP Morganは最近、「iPhone13」と噂される次期モデルの販売が好調に推移すると予測し、Appleの目標株価を165ドルから170ドルに引き上げています。
 
5月には、Morgan Stanleyの主席アナリスト、ケイティ・ヒューバティ氏がApp Storeの好調を理由に2021年4月〜6月期の業績見込みを上方修正しています。
 
Appleは、現地時間7月27日に2021年4月〜6月期の業績発表を行う予定です。
 
 
Source:AppleInsider
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ポケモンGO、5周年記念イベント開催。7月6日〜15日まで

 
現地時間7月5日、iPhone用ゲームアプリ「ポケモンGO」は5周年を迎え、5周年記念イベントの詳細が発表されました。このゲームは、拡張現実(AR)技術を採用しており、AR機能を使えば見慣れた風景の中にポケモンが出現する様子を見ることができます。
日本時間7月6日10:00よりイベント開催
5周年記念イベントは、日本時間7月6日(火)午前10時〜7月15日(木)午後8時まで開催されます。イベントでは5の形をした風船をつけた「そらをとぶピカチュウ」や「ダルマッカ」が出現するほか、花火が上がるなど多数のイベントが用意されています。
 
イベントの詳細やボーナスの概要は、ポケモンGOの開発・運営を行うNianticの公式ブログに掲載されています。また、同社はブログ内にて「プレイヤーの皆様におかれましてはポケモンGOをプレイする際、周囲の状況に注意し、地域の保健当局のガイドラインに従ってください」と注意を促しています。
 
ポケモンGOはこの5年間で、AR+体験の向上、レイドバトル、フィールドリサーチなどいくつか大規模なアップデートを行っています。
 
このゲームは、App Storeで無料でダウンロードでき、ポケコインなどはアプリ内課金で購入できます。
 
なお、7月17日、18日には世界的なイベントである「ポケモンGO Fest 2021」が開催される予定です。
 

 
 
Source:Pokémon GO via MacRumors
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EU委員「プライバシーは不当な競争の言い訳にならない」とAppleを批判

 
独占禁止法(反イラスト法)にApp Storeが抵触しているかを巡る問題で、Appleは同ストア以外の場所でアプリをインストールできるようにすると、ユーザーのプライバシーに危険が及ぶとの懸念を示しています。しかし欧州連合(EU)でデジタル競争担当責任者を務める、マルグレーテ・べステアー氏は、競争を制限するためにプライバシーを言い訳にすべきではないとし、Appleの主張に反論しました。
歩み寄りの姿勢も見せる
マルグレーテ・べステアー氏はReuterのインタビューに対し、プライバシーやセキュリティの重要性は認めつつも、ユーザーがアプリをサイドロード(公式ストア以外からダウンロード)する時に、セキュリティが犠牲にされるとは考えにくいと述べました。確かにセキュリティやプライバシーが危険に晒される可能性は高くなるでしょうが、ユーザーが両者を放棄するわけではないからです。
 
べステアー氏は何年も前から、EUでデジタルマーケット法の整備に取り組んできました。この法律が施行されれば、iPhoneやiPadといったiOSユーザーは、サードパーティのアプリストアからアプリをダウンロードすることができるようになります。
 
Appleはこの法律に従う必要があるため、同社のティム・クック最高経営責任者(CEO)は6月、アプリのサイドロードに関連する法案は、iPhoneのセキュリティや、App Storeに組み込まれているプライバシーについての取り組みを破壊しかねないと反対していました。ただしべステアー氏は、Appleらとの話し合いによってデジタルマーケット法を修正し「解決策を見出す」ことは可能だと述べ、歩み寄りの姿勢も見せています。
トラッキング防止機能は問題視せず
一方でべステアー氏は、AppleがiOS14.5より実装した「アプリのトラッキングの透明性(App Tracking Transparency)」については、誰もが利用できるオプションであるため、機能に問題はないとの見方を示しました。この透明性ポリシーでは、自分のアクティビティをアプリに追跡させるかどうかをユーザー自身が能動的に選択することはできます。
 
「誰もが同じ条件に置かれているならば、ユーザーがアプリ使用時以外でトラッキングされたいかを簡単に選択できるサービスをプロバイダーが提供してくれるのは良いことだ。今のところ、Appleの行為が問題にあたるとの考えは持っていない」。この機能については、広告ビジネスを主体とするFacebookらから強い反対の声が上がっていました。
 
とはいえ、全体としてみれば、Appleを取り巻く環境が厳しいものであることに変わりはないでしょう。EUのデジタルマーケット法に相当する法案を、複数の米下院議員が議会に提出しており、世界中でテック業界の置かれている状況は変化しつつあります(大した影響がないとみる向きも一部あります)。
 
 
Source:Reuters,MacRumors
Photo:Flickr-bobbsled
(kihachi) …

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中国配車サービス大手DiDi、政府がアプリ配信停止を命令、Appleも出資

 
国内外のメディアは7月4日、DiDiの名称で知られる中国大手配車サービス、Didi Chuxing(滴滴出行)が、中国政府からアプリの配信停止を命じられたと報じました。中国でのアプリの新規ダウンロードが不可能となる模様です。
DiDiのアプリ配信が停止
日本経済新聞によると、中国政府のインターネット規制機関は、DiDiが個人情報関連の法規制に違反したとして、アプリの配信停止命令を発出しました。
 
DiDiアプリが中国版App Store等のアプリストアから削除され、新規ダウンロードができなくなる見込みです。
 
海外大手メディアBloombergによると、Didi Chuxingは6月30日(水)に米国のニューヨーク証券取引所に上場しており、中国政府は上場直後の7月2日(日)、DiDiに対してサイバーセキュリティに関する調査を行うと発表していました。
 
調査開始からわずか2日でのアプリ配信停止命令となっており、中国政府内で異例のスピードで決定が下されたものとみられます。
 
Appleやソフトバンク等が出資
Didi Chuxingにはソフトバンクグループ等が出資しており、ソフトバンクはDidi Chuxingと共同でDiDiモビリティジャパンを設立し、日本でタクシー配車サービスを展開しています。
 
2021年3月には、「DiDi(ディディ‪)」利用者が新型コロナワクチン接種会場まで移動する場合には、タクシー代金を無料にすると発表し、話題になりました。
 
海外Apple関連メディア9to5Macによると、Appleは2016年、Didi Chuxingに10億ドル(約1,100億円)を出資しており、取締役の派遣も行っています。
 
なお、Didi Chuxingは現地時間7月4日、公式Weiboアカウントにおいて、当局への指導に感謝し、指摘を真摯に受け止めると表明しています。
 
なお、中国で既にDiDiアプリをダウンロードしている既存ユーザーは、引き続き配車サービスを利用できる模様です。
 
 
Source:Didi Chuxing / Weibo via 日本経済新聞, Bloomberg, 9to5Mac
(seng) …

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iPhone12 ProのLiDARで3D映像を撮影・編集できるアプリが公開

 
iPhone12 ProやiPhone12 Pro Max、iPad Proに搭載されているLiDARスキャナを使って、人物などの立体映像を簡単に撮影・編集できる無料アプリ「Rememory(リメモリー)」が、6月30日に公開されました。
立体映像を手軽に撮影・編集
「Rememory」は、iPhone12 ProやiPad ProのLiDARスキャナを使って、現実の人物や場所を三次元デジタルデータ化して高画質で再現する立体映像「ボリュメトリックビデオ」を簡単に撮影・編集できるアプリです。
 

 
iPhone Maniaでは、2020年12月に「時空間レコーダー」として試作段階だった頃の同アプリを取り上げています。
 
ボリュメトリックビデオの撮影には、これまで大型の撮影設備が必要とされてきましたが、「Rememory」では、被写体の立体イメージを高精度に捉えられるLiDARスキャナにより、iPhoneやiPadだけで撮影を可能としています。
 

立体として映像を記録するボリュメトリックビデオというコンテンツをiPhoneで気軽に撮影・編集・共有できるRememoryというアプリをApp Storeで正式公開しました!こんな映像を手軽に作れて、ARで見てもらうことができます。ぜひ使ってみてください!pic.twitter.com/WNY7Pd9a36https://t.co/Hw0a6tNfEm
— Takahiro Poly Horikawa 堀川隆弘 (@thorikawa) June 30, 2021

 
対応iPhone/iPadがあれば簡単に撮影・編集可能
「Rememory」を使ったボリュメトリックビデオの撮影の手順は、アプリの指示に従って操作するだけと簡単です。
 
撮影時には、楽器演奏する様子を合成してひとりセッション撮影などに便利なメトロノーム機能も利用できます。
 
撮影方法を紹介した動画も公開されています。
 

 
「Rememory」での編集は、撮影した人物の複製や回転、拡大・縮小、再生速度の変更などができるほか、映ってしまったゴミ箱などの不要なオブジェクトを三次元上で消すことのできる三次元クロッピングも可能です。
 

 
作成したコンテンツは共有も可能
「Rememory」で撮影・編集したコンテンツは、アプリ内のマイスタジオで管理でき、知り合いに限定して公開することも、同アプリのユーザー全体に広く公開することもできます。
 

 
同アプリで撮影した映像は、LiDARスキャナを搭載しないデバイスでも再生可能です。WebブラウザやMRヘッドセットなどで再生可能です。
 

 
今後は側面や背面の撮影も可能に
「Rememory」を開発した、XRアプリ開発企業curiosity代表の堀川隆弘氏は、パンデミックにより多くのクリエイターやパフォーマーらが発表の場を奪われる中、最新のテクノロジーを使うことで、動画配信では伝えきれない熱気や想いを共有できる体験を実現したい、とコメントしています。
 

 
今後のアップデートでは、より高品質を求めるクリエイターやアーティスト向けに、背面や側面の立体映像も撮影可能なシステムを提供予定とのことです。
 
Rememoryカテゴリ:エンターテインメント現在の価格: 無料
※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
 
 
Source:curiosity
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App Storeへの支出が22.1%伸び4兆円を突破~2021年上半期

 
新型コロナウイルスの影響で自宅での時間を過ごすことが求められる中、スマートフォンアプリの人気はさらに高まっているようです。2021年上半期(1月~6月)にApp Storeに支出された金額は前年同期比22.1%増の415億ドル(約4兆5,877億円)となりました。
649億ドルを売り上げた2021年上半期のアプリ市場
調査会社のSensor Towerによると、2021年上半期にスマートフォンアプリに支出された金額は前年同期比24.8%増の649億ドル(約7兆1,731億円)に達しました。
 
このうち、AppleのApp Storeが22.1%増の415億ドル(約4兆5,877億円)、Google Playが30%増の234億ドル(2兆5,863億円)となっています。
 

 
ゲーム以外の個別アプリでは、App StoreではTikTokが首位、Google PlayではGoogle Oneが首位となっており、全体ではTikTokが首位です。
 

App Storeのダウンロード数は減少
収益が上昇する一方で、App Storeでのアプリダウンロード数は前年同期の183億回から2021年上半期には163億回へと10.9%減少しました。
 
Google Playでは530億回から562億回へと6%増加しており、トータルでは1.7%の増加となっています。
 
Sensor TowerはApp Storeでの減少について、2020年前半にアプリのダウンロード数が急増した反動ではないかとしています。
 
 
Source:Sensor Tower via Apple Insider, MacRumors
(ハウザー) …

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App Storeのゲーム内課金を支払うため、愛車を売却せざるを得なかった父親〜英国

 
父親の知らぬうちに息子がApp Storeで約1,300ポンド(約20万円)もの課金を行った結果、それを支払うために車を売らざるを得なくなったニュースが、英Daily Mailで取り上げられました。
ペアレンタルコントロールについて、重要な教訓を得る
北ウェールズに住むムハンマド・ムタザ氏の息子アシャズさんが、「Dragons」をプレイするのに約1,300ポンド(約20万円)の課金を行いました。
 
ムタザ氏によれば、息子のアシャズさんはムタザ氏のiPhoneのパスワード入力操作を盗み見て記憶していた可能性があり、Apple IDがリンクされている出所不明な電子メールを確認するまでアプリ内課金に気づかなかったようです。
 
ムタザ氏がAppleに交渉した結果、207ポンド(約31,700円)を返金してくれましたが、残りの代金を支払うために、愛車であるトヨタ・アイゴを売るしかなかったとのことです。
有料アプリの購入は許可していなかったが・・・
ムタザ氏はアシャズさんに無料ゲームのプレイのみを許可しており、アプリ内課金があることを知らなかったようです。
 
アシャズさんがムタザ氏のiPhoneを操作して課金を行っていた可能性も考えらますが、ムタザ氏はペアレンタルコントロールにも問題があると考えており、Apple相手に裁判を起こすことを考えているようです。
 
 
Source:Daily Mail via Wccftech
(FT729) …

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聖剣伝説3のフルリメイク作品、スマートフォン版の発売が決定

 
スクエア・エニックスは6月27日、1995年に発売された人気ゲーム「聖剣伝説3」のフルリメイク版をスマートフォン向けに発売すると発表しました。配信開始日は7月15日となっています。
聖剣伝説3 トライアルズ オブ マナ

 
スクエア・エニックスは2020年4月、1995年にスーパーファミコン向けに発売され、大人気となったアクションRPG「聖剣伝説3」のフルリメイク版として、「聖剣伝説3 トライアルズ オブ マナ」をPlayStation4やNintendo Switch向けに発売しました。
 
2021年2月には世界累計出荷・ダウンロード本数が100万本を突破する人気作品となっています。
 
聖剣伝説3は、6人のキャラクターから主人公を選び、物語の展開が変わっていく「トライアングルストーリー」が採用され、やりこみ度が高いゲームとなっており、フルリメイク版ではグラフィックが向上し、キャラクターボイス等が追加されています。
 
スクエア・エニックスは、聖剣伝説3 トライアルズ オブ マナのトレーラー動画をYouTubeで公開しています。
 

スマートフォン版の発売が決定

 
スクエア・エニックスは6月27日、聖剣伝説シリーズ30周年を記念したライブ配信において、聖剣伝説3 トライアルズ オブ マナのスマートフォン版を7月15日に発売することを発表しました。
 

 
iOS端末とAndroid端末の両方に対応し、App StoreとGoogle Play Storeで販売されます。
 
記事執筆時点において、App Storeで予約注文が可能となっており、販売価格は2,940円(税込)です。
 
スクエア・エニックスは、ドラゴンクエストシリーズ等、過去の名作のスマートフォン版を配信しており、iPhone等でもプレイ可能です。
 
聖剣伝説3 トライアルズオブマナカテゴリ:RPG・3Dアクション現在の価格:¥2,940
※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
 
 
Source:スクエア・エニックス
Photo:スクエア・エニックス / App Store
(seng) …

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Photoshop Sketch、Illustrator Drawが7月に公開終了

 
Adobeの「Photoshop Sketch」と「Illustrator Draw」の両アプリが、2021年7月19日付けでApp StoreおよびGoogle Playストアで配信停止となることが明らかになりました。
アプリは来年1月まで使用可
外出時でもひらいめいたその場で自由にアイデアを形にできる「Photoshop Sketch」と、ベクタアートを作成できる「Illustrator Draw」の2つのAdobeアプリが、7月で配信が終了するとの発表がありました。なお、ダウンロード済みのアプリは2022年1月10日まで継続して使用が可能とのことです。
両アプリはAdobe Frescoへと統合
Photoshop SketchとIllustrator Drawの両アプリが配信終了となる理由として、Adobeはアプリ機能が「Fresco」への統合されたため、と説明しています。
 
Adobe Frescoは、iPadとiPhoneで使用できる無償のドローイングおよびペインティングアプリです。
 
Frescoの無償機能は下記のとおりとなっています。
 

50種類以上のPhotoshopブラシ、ベクターブラシ、限定の新しいライブブラシ
Adobe Captureや他のライブラリからカスタムブラシへのアクセス
選択、マスキング、レイヤー、レイヤーグループなどの強力な作成用ツール
Adobe Photoshop SketchやAdobe Illustrator Drawプロジェクトの自動移行
書き出して作品を再生できるタイムラプスビデオ
PNGまたはJPEGでファイルを簡単に書き出し
ステップバイステップの学習コンテンツ

 

 
Adobeは、iOS無料アプリ「Photoshop Mix」と「Photoshop Fix」を2021年6月21日付けでApp Storeから削除したばかりです。
 
 
Source:Adobe via MacRumors
(lexi) …

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JR東日本「えきねっと」をリニューアル、アプリが大幅アップデート

 
JR東日本が2021年6月26日、チケットレスサービス「えきねっと」をリニューアルしました。App Storeでは、大幅アップデートされた「えきねっと」アプリがダウンロード可能です。
アプリを大幅アップデート、生体認証対応
JR東日本とJR北海道が2021年4月13日に発表した通り、「えきねっと」が本日(6月27日)リニューアル、新しいアプリの配布がApple Storeで行われています。
 
新しい「えきねっと」アプリは以下のような特徴を備えています。
 

生体認証(Face IDおよびTouch ID)が利用可能
ホーム画面で次の予約を一目で確認できる
お気に入り機能で最短3タップで予約
アプリから予約の申込・変更・払戻ができる
アプリのみ、「えきねっとチケットレスサービス事前受付」で最大2カ月先まで申し込みが可能に
最大6名分の予約に対応
アプリから「えきねっとご利用票兼領収書」が発行できる

 

 

リニューアル前の予約は、Webの「マイページ」からしか確認できない
なお、今回のリニューアルに伴い、昨日までに予約完了したチケットの確認は「えきねっと」Webサイトのマイページからしか確認できなくなりました。
 

 
確認するには、「えきねっと」Webにログインし、マイページ下部の「旧えきねっとで申込された申込内容の確認はこちら」を選択します。
 

 
選択後、「えきねっと」Webの旧画面が表示されますので、ここからリニューアル前の予約を確認します。
 

 
 
Source:JR東日本 リニューアルに伴う変更点と注意点, えきねっと, リニューアル前の予約の確認方法
(FT729) …

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Apple、Search Adsを中国本土で限定的に始動

 
Appleは、App Storeで検索するときに効率的かつ簡単にアプリケーションを見つけてもらうことができるSearch Adsを中国本土で限定的に開始した、と報じられています。
現在のところ中国本土では“検索結果”広告のみ利用可
国際的なApple Search Adsアカウントを使用している場合、“中国本土”を“1つまたは複数の国や地域を選択する”から選べるようになりました。
 
なお、“中国本土”のオプションは、現在のところ“検索結果”広告のみで利用可能となっており、“検索タブ”では利用不可となっています。
 
今後、“検索タブ”の広告が中国本土でも利用可能となるかどうかは今のところ定かではありません。
 
Appleは、中国本土でのSearch Adsの利用に関して、次のように忠告しています。
 

中国本土で広告を出すには、Apple Search Adsに必要な書類をアップロードし、アプリとアカウントが承認される必要があります。この手続きが完了するまで、キャンペーンは保留となります。
目的に応じて選べるApple Search Ads
Apple Search Adsは、インテリジェントな自動化によりApp Storeの検索結果の最上位に広告を表示してパフォーマンスを最大化できる「Basic」と、検索前に表示される検索タブ広告と、検索時に表示される検索結果のいちばん上の2か所にアプリを表示できる「Advanced」の2つのソリューションから選ぶことができます。
 
Apple Search Adsでのアプリケーションの関連性を高めるには、ユーザーが検索する可能性が高いキーワードを使い、タイトル、説明、メタデータを丁寧に作成することが重要です。顧客が広告をタップしなかった場合、Apple Search Adsはその広告を表示しなくなり、ユーザーの反応を分析して広告の関連性を高めてくれます。
 
 
Source:AppInChina via Apple via AppleInsider
(lexi) …

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ドイツ政府がAppleの調査を開始、App Storeでの市場独占に焦点

 
英大手メディアBBCは6月22日、ドイツ政府の連邦カルテル庁がAppleに対する調査を開始したと報じました。
市場独占について調査
ドイツの連邦カルテル庁は、市場で公正な競争が行われるよう企業等の監視を行う政府機関で、連邦経済エネルギー省が管轄しています。
 
ドイツでは2021年、競争関連法が改正され、GAFAと呼ばれる巨大テック企業のうち、Apple以外のFacebookやAmazon、Googleは既に調査対象となっていました。
 
連邦カルテル庁長官のアンドレアス・ムント氏は声明において、AppleがApp Storeを通じてアプリ開発者等への多大な影響力を保有していることに言及し「App Storeに焦点を当てた調査を実施する」と表明しました。
 
連邦カルテル庁の発表によると、Appleが独占的な地位を悪用して市場競争を不当に阻害しているとの意見が多く寄せられており、「Apple税」と呼ばれるアプリ開発者が支払う30%の手数料や、Appleが自社製アプリをiPhoneにプリインストールしていること等が批判されています。
 
また、Appleがプライバシー保護を強化したことに対して、広告業界からの批判が寄せられている模様です。
各国で調査対象に
Appleは、世界各地において独占禁止法関連の政府機関からの調査を受けており、例えば、米国や、ロシア、EUがAppleを調査しており、日本の公正取引委員会の委員も、監視を行うことを表明しています。
 
一方で、政府からの規制が強まったとしても、Appleへの影響は限定的だとするアナリストの意見も紹介されています。
 
 
Source:ドイツ連邦カルテル庁 via BBC
(seng) …

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人気ゲーム「Jetpack Joyride」がApple Arcadeに登場予定

 
Apple Arcadeは、古典的で人気のあるゲームを導入する戦略を続けており、最新の追加作品は人気のエンドレスランナーゲーム「Jetpack Joyride」になる予定です。
Apple Arcadeには、「Jetpack Joyride+」として登場
Jetpack Joyrideは2011年に発売され、ゲーム開発会社Halfbrickによって開発されました。このゲームは長年にわたり人気を集めており、主人公のバリーがジェット・パックを持って旅に出て、移動や障害物の回避などの操作をユーザーに委ねるといった構成となっています。なお、Apple Arcadeではゲーム名に「+」が追加され、「Jetpack Joyride+」として発売される予定です。
 
他にもApple Arcadeでは、「Fruit Ninja」や「Cut the Rope」などの人気クラシックゲームが今年初めに登場しています。Apple Arcadeのユーザーは、ゲームが利用可能になった際、App Store内で通知を受け取ることができます。
 
Apple Arcadeは月額600円で、1カ月の無料トライアルが利用できます。Apple製デバイスを購入すると、3カ月間無料で体験できます。
 
 
Source:MacRumors
(m7000) …

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