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M1チップ搭載iPad Proの消費電力が報告〜ゲームプレイ時に約20Wの最大消費

 
M1チップ搭載11インチiPad Proの、使用状況ごとのCPUとGPUの合計消費電力がTwitterユーザーから報告されました。ゲームプレイ時に19.9ワットの最大消費電力が記録されたと、同ユーザーが報告しています。
 
また、M1チップ搭載11インチiPad Proにおける、「PUBG Mobile」での平均フレームレートも明らかになりました。
19.9ワット消費も、サーマルスロットリングの心配なし
スマートフォンのレビューやテスト結果を公開してきたゴールデン・レビュアー氏(@Golden_Reviewer)が、新たに購入したM1チップ搭載11インチiPad Proを使い、使用状況ごとの消費電力を報告しました。
 
同氏によれば、テストにおける低消費電力状態時には10.7ワットの消費電力が、「Divinity: Original Sin 2」をプレイした際にはCPUとGPUへの負荷が高まったことで、19.9ワットに増加したとのことです。
 

iPad Pro M1 Approx. CPU GPU Power Figures(sans idle):CPU Single Core Float 10.7Watt – LinpackCPU: 8-Core Float 14.3W – LinpackGPU: 16.3W – 3DMark Wildlife Stress TestCPU + GPU in Game: 19.9W – Divinity: Original Sin II#iPadPro2021 #iPadProM1 pic.twitter.com/McElpf3LAh
— Golden Reviewer (@Golden_Reviewer) May 23, 2021

 
テック系メディアWccftechはこのテスト結果について、「M1チップは11インチiPad Proの薄い筐体に搭載されているにも関わらず、高消費電力時でもサーマルスロットリングによってパフォーマンスが低下することはない」と記しています。
「PUBG Mobile」で平均フレームレート88.2FPSを記録
ゴールデン・レビュアー氏(@Golden_Reviewer)は「PUBG Mobile」によるパフォーマンステストも実施、平均フレームレート88.2FPSが記録されたと自身のYouTubeチャンネルで報告しています。
 

 
テスト結果は、下記動画の再生時間20分50秒からご確認下さい。
 

 
 
Source:Golden Reviewer(@Golden_Reviewer)/YouTube via Wccftech, Divinity: Original Sin 2/App Store
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TikTokユーザー、撮影中に自分自身を銃で撃ってしまい死亡

 
海外メディアは、現地時間5月21日、パキスタンのTikTokユーザーが、動画の撮影中に自分自身を誤って銃で撃ってしまい、死亡する事故が発生したと報じました。
誤って銃で自分を撃ってしまう
パキスタンメディアのDawnは、同国北西部のスワト地方において、人気TikTokユーザーが動画の撮影中にピストルで自分を撃ってしまい、死亡したと報じています。
 
現地警察の発表によると、死亡したのは19歳男性のハミードッラーさんで、TikTokで投稿するために、近所の山林で友人たちと自殺シーンを演出した動画を撮影していました。
 
目撃者が語ったところによると、ハミードッラーさんは、自殺シーンを演出するためにピストルを自分のこめかみに当てました。
 
ハミードッラーさんは気づいていませんでしたが、悲運なことに銃の弾倉には実弾が装填されていました。
 
引き金を引いてしまったのか、こめかみに当てていたピストルから実弾が発射され、ハミッドラーさんは亡くなりました。
 
その後、現地警察が現場に急行し、被害者の遺体を検視のために搬送しています。
TikTokユーザーの死亡事故
TikTokは世界各地で人気となっており、2021年4月にはApp Storeのダウンロード数で1位となっています。
 
TikTokで注目を集めようとして危険な行動をするユーザーもおり、今年1月にはTikTokユーザーが撮影中に列車にひかれて死亡し、また「失神チャレンジ」と呼ばれる遊びをしていた10歳の少女が亡くなる事故が発生しました。
 
なお、パキスタンでは2020年10月にTikTokを「不道徳や卑猥さ」を理由に禁止しましたが、10日後に禁止措置を解除していました。
 
 
Source:Dawn via AFPBB News
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AppleクックCEO、対Epic Games裁判で証言〜アプリストアの正当性を主張

 
Appleが反トラスト法(独占禁止法)違反の疑いで人気のサードパーソンシューター「フォートナイト」を運営するEpic Gamesから訴えられている問題で、Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)が裁判で証言を行い、「App Storeの支払いシステムはセキュリティと手数料のため必要である」と述べた、と伝えられています。
App Storeなしでは利便性とセキュリティが損なわれる
対Epic Games裁判で証言台に立ったAppleのクックCEOは、App Storeはユーザーセキュリティの確保に役立っているだけでなく、ソフトウェアの配布という面でも利便性が高い、と出張しました。もしApp Storeがなかった場合、それぞれのアプリが独自のやり方で料金を請求することになり、複雑化が避けられないというのが同氏の見方です。
 

ユーザーはすべての異なるアプリそれぞれにクレジットカード情報を入れる必要が出てくる。これは利便性の問題でもあるが、詐欺の問題も発生してくるだろう。
手数料の徴収も困難に
クックCEOは裁判での証言で、大量のアプリへの支払いが生じる場合、それぞれのソフトウェア企業から手数料の徴収を行う必要が出てくる、とも述べています。
 

(App Storeを介さない場合)手数料を徴収する別の方法を考えなければならないだろう。どのような取引が行われているかトラッキングする方法を考えなければならないし、開発者に請求書を送るため追いかけ回すことになるだろう。これらは必要のないプロセスのように思えるのだが。
 
約3週間に及んだ公判はほぼ終了したというのが米カリフォルニア州北部地区連邦地裁のロジャース判事の認識で、陪審制によって8月13日までに裁判の結論が導かれる見通しです。
 
 
Source:AppleInsider, 日本経済新聞
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Googleフォト、機械学習で静止画をアニメーション化する新機能を近日中に追加

 
Googleフォトに、機械学習で2枚の似た写真から短いアニメーションを生成する新機能が追加されることが明らかとなりました。
複数の静止画がアニメーション動画に
この新機能は「Cinematic Moments(シネマティック・モーメント)」と呼ばれ、Googleによると機械学習を利用して2つの画像間に追加のフレームを生成することで、動きがあるように見せられるとのことです。例えば複数の写真を連続撮影した場合、Googleフォトではそれらのシーンを動画にすることで命を吹き込むことができます。
 
なお同社には、機械学習で写真にアニメーションのような奥行き効果を加えることができる既存の「Cinematic Photos」がありますが、これとは区別されます。
 
新機能「Cinematic Moments」は、Android及びiOS版のGoogleフォトアプリに近日中に追加される予定です。Googleフォトは、iPhone及びiPad向けにApp Storeから無料でダウンロードできます。
 

When you’re trying to get the perfect photo, you usually take the same shot a few times. @GooglePhotos will use machine learning to fill in the gaps between two similar photos and create a vivid, moving image. These Cinematic moments will be available across Android & iOS. pic.twitter.com/c2BekFVhaB
— Google (@Google) May 18, 2021

 

 
 
Source:THE VERGE via MacRumors
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Apple、iPad向けApple Storeアプリのデザインを刷新

 
Appleは現地時間5月19日、iPad向けのApple Storeアプリをバージョン5.12にアップデートし、iPadのユーザーインターフェースを刷新しました。
iPad版「App Store」デザインを刷新
新しくなったデザインでは画面左側にサイドバーが設置されており、表示または非表示を選択できます。サイドバーには「最近のご注文」というカテゴリが追加されており、より素早く購入手続きに進めるようになりました。また、これまでグリット形式でしか表示されていなかった全てのカテゴリが、サイドバーにも表示されるようになり、それぞれのカテゴリに素早く移動できるようになっています。
 
新しいデザインに加えて、AppleはiPadを購入する際に、キーボードやApple Pencilをシームレスに追加できるように変更を加えています。これにより、iPadのサイズとストレージ容量を選択する際に、追加するかしないかを選択できるオプションも一緒に表示されるようになりました。
 
さらに、AppleはToday at Appleにバーチャルセッションを導入し、「基本から生産性を維持する方法まで全てを学ぶことができる」と述べています。
 
 
Source:MacRumors,9to5Mac
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Facebookアプリのダウンロード数、1年間で30%減少

 
AppleのApp StoreおよびGoogleのGoogle PlayでのFacebookアプリのダウンロード数が、1年間で約30%も減少したことがわかりました
TikTokが影響
アプリ解析企業AppFiguresの調査によると、2020年5月時点では、Facebookアプリのダウンロード数は週あたり平均1,500万ダウンロードでした。しかし2021年4月には1,100万以下まで落ち込んでいます。
 
AppFiguresは、Facebookのダウンロード数が大幅に落ち込んだ理由はTikTok人気にあると分析しています。
 

4月のアプリダウンロード数ランキング
AppFiguresがまとめた、2021年4月1日〜4月30日の期間における全世界でのアプリダウンロード数を見ると、首位はApp Store、Google PlayともにTikTokとなっています。
 
両アプリストアを合わせると、1位TikTok、2位Instagram、3位WhatsAppの順でした。
 
ダウンロード数の多い上位10アプリの総ダウンロード数は3億3,700万で、3月と比べ約4%減となりました。
 

 
AppFiguresはAppleがiOS14.5から新たに導入した「アプリのトラッキングの透明性」(ATT)が、App Storeのアプリのダウンロード数に今後影響を与えると見ています。
 
 
Source:AppFigures via 9to5Mac
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Apple、元FBの広告担当者を採用するもすでに解雇〜差別的な言動により

 
Appleは現地時間5月10日に、Facebookで広告を担当していた経歴を持つ人物を採用したと報じられましたが、同氏は5月12日の時点ですでに解雇されていたことが判明しました。これまでの差別的な言動が理由とされています。
Appleで広告を担当する予定だったが…
米メディア9to5Macによると、Appleは4月、Facebookにおいて2011年から2013年にかけて広告プラットフォームのプロダクト・マネージャーを担当、その後独立して起業家となり、ベストセラーとなった”Chaos Monkeys”(2016)を執筆したアントニオ・ガルシア・マルティネス氏を採用しました。
 
マルティネス氏はApp StoreおよびApple Newsの広告チームを率いる予定でした。
差別的な発言をしていたマルティネス氏
しかしマルティネス氏が過去にブログや前述の著作において、女性に対する差別的な発言をしていたことが判明。Appleの複数の従業員から、マルティネス氏の採用に反対する嘆願書が提出されていました。
 

you should update the article – there's an internal petition! https://t.co/wSqpG166eP
— Theo Newton (@TheoNewton15) May 12, 2021

 
たとえば”Chaos Monkeys”において同氏は、ベイエリアの大半の女性は「情に流されやすく意思が弱い」、ブログにおいては「(女性は)自分が押されていると思うと男性と目を合わせない」など、女性を下に見る記述や発言を繰り返していたと指摘されています。
 
9to5MacがAppleに問い合わせたところ、マルティネス氏はすでにAppleを退社している事実が確認できたとのことです。
 
 
Source:9to5Mac
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Apple、App Storeにおける規約違反アプリ削除などの実績数を公表

 
Appleは5月11日付けで、App Storeにおける不正防止の取り組みについて発表しました。ユーザーの個人情報保護やセキュリティの確保のため、App Storeのアプリ審査における取り組みが紹介されています。
悪質な違反アプリだけで48,000本を削除
Appleの運営するApp Storeでは180万本以上のアプリが公開されており、公開やアップデートの前に厳しい審査が行われていることで知られますが、Appleは2020年のアプリ削除数などの具体的な数字を公表しました。
 
2020年だけで、18万組の新規デベロッパがApp Storeでアプリを発表しています。ただし、新規アプリのうち約100万本は動作が不完全などの理由で却下され、アプリのアップデートも約100万本が却下または削除されているそうです。
 
また、隠された機能や文書化されていない機能がある、といった悪質な違反が認められたアプリ48,000本以上の登録が却下、ユーザーの連絡先に勝手に宣伝メールなどを送りつけるスパムや、既存アプリの内容と同じ盗作アプリなど15万本以上の登録を却下したそうです。
 
なお、AppleとEpicの訴訟で提出された資料でも、App Storeの審査における却下件数が公表されています。
 

 
不正な動作をするアプリはユーザーも通報可能
App Storeのガイドラインをかわして、アプリの評価後に動作を変更して犯罪行為を実行しているアプリは、発見されるとただちにApp Storeから削除され、デベロッパのアカウント永久停止などの措置がとられます。2020年だけで、95,000本のアプリがこうした不正行為を理由に削除されているそうです。
 
機能と無関係なユーザーデータを収集するアプリも、ユーザーのプライバシー侵害につながるとして、2020年に215,000本以上が承認を却下されています。
 
また、Appleは、問題のあるアプリについてはユーザーがApp Storeから報告したり、Appleのサポートに連絡することもできると案内しています。
不正なレビューを削除、検証ツールも導入
App Storeでユーザーからの評価が記載されるレビューは、機械学習、人工知能に加えて人力による確認を行い、2020年以降に処理された10億件以上の評価と1億件以上のレビューのうち、2億5,000万件以上について中立的な基準を満たさないとして削除されています。
 
Appleは、「評価とレビュー」を行っているアカウントが真正なものかを検証するツールを導入し、投稿されたレビューに詐欺の兆候がないかを分析しているとのことです。
不正デベロッパ、不正ユーザーのアカウントを削除
Appleは、不正を目的としたデベロッパの排除にも取り組んでおり、2020年だけで47万人分のデベロッパアカウントを削除、20万5,000件分を詐欺の疑いで登録拒否しているそうです。
 
また、不正利用の疑いがあるユーザーアカウントも非アクティブ化されており、2020年だけで2億4,400万アカウントが非アクティブ化されています。
盗難カードによる被害1,630億円以上を防止
Appleは、App Storeで盗まれたクレジットカード情報の悪用防止にも取り組んでおり、2020年だけで300万枚以上のカードが悪用されるのを阻止し、15億ドル(約1,630億円)以上の不正な取引からユーザーを保護したことになる、と説明しています。
 
 
Source:Apple
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「ウマ娘 プリティーダービー」、日本のみでの配信で4月の課金ランキング世界3位に

 
Cygamesが手掛ける育成シミュレーションゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」が、日本語のみでの配信にも関わらず、iOSとAndroidを含めた4月のゲームアプリの売上額ランキングで世界3位となったことが明らかになりました。
ワケあって今年にリリースとなった“ウマ娘”
調査会社Sensor Towerによれば、2021年4月のiOSとAndroid両方をあわせたゲームアプリの売上額のランキングトップ10は、以下のとおりとなりました。
 

王者榮耀(Honor of Kings)
PUBG MOBILE
ウマ娘 プリティーダービー
Roblox
Coin Master
GENSHIN IMPACT
Rise of Kingdoms ―万国覚醒―
キャンディークラッシュ
クラッシュ・オブ・クラン (Clash of Clans)
Garena Free Fire: World Series

 
特筆すべきは、世界3位につけた「ウマ娘 プリティーダービー」です。アプリは日本のみでのリリースとされていますが、数々の強豪アプリを抑えてのトップ3入りを果たしています。
 
「ウマ娘 プリティーダービー」は、App Storeの売上額ランキングでも3位にランクインしており、Google Playでも「ポケモンGO」を抑えて5位につけています。
 

 

 

 
 
Source:Sensor Tower
Photo:Cygames
(lexi) …

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iPhone/iPad向けChrome 90がリリース~ウィジェットが利用可能に

 
iPhoneおよびiPad向けChromeブラウザが久しぶりにメジャーアップデートされました。このアップデートでは3種類のウィジェットが利用可能になるなどの変更が行われています。
3種類のウィジェットが利用可能に
iPhone/iPad向けのChromeブラウザは昨年11月にバージョン87がリリースされて以降、しばらくアップデートはマイナーアップデートにとどまっていました。
 
しかしながら、5月10日に久しぶりにメジャーアップデートがリリースされ、バージョンは一気に90に上がっています。
 

 
このアップデートでは3種類のウィジェットが利用可能になったことが最大の特徴です。
 

 
1つ目は横長のウィジェットで、Chromeのアドレスバーにアクセスするためのボタン、シークレットタブを開くボタン、音声検索を行うボタン、QRコードのスキャンを行うボタンが存在しています。
 
2つ目は正方形で、Chromeのアドレスバーにアクセスするためだけのシンプルなものです。
 
3つ目は、Chromeのアドレスに”chrome://dino/”を入力するとプレイできる、いわゆる「恐竜ゲーム」がプレイできるウィジェットになっています。
保存済みのユーザー名とパスワードの編集機能も
また、このバージョンではChromeの設定から保存済みのユーザー名とパスワードを編集できる機能も追加されました。
 
その他、安定性とパフォーマンスの改善も行われています。
 
 
Source:App Store via 9to5Google
(ハウザー) …

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IIJmio、eSIMサービス「データプランゼロ」契約者向けのスマホアプリを提供開始

 
IIJmioは5月10日より、同社のeSIMサービス「データプラン ゼロ」において、データ残量やデータ利用料の確認、リチャージができるスマホアプリ「eSIMデータプラン ゼロ専用アプリ」を提供開始しました。
これまでWebサイト上でしかできなかった操作がアプリ上で可能に

 
IIJmioの「データプランゼロ」契約者向けアプリ「eSIMデータプラン ゼロ専用アプリ」は、アプリ上からデータ残量や利用料を確認できるほか、必要に応じて1GB単位でデータ容量のリチャージも可能です。
 
アプリはiOS端末、Android端末のいずれにも対応しており、App StoreまたはGoogle Playより無料でダウンロードが可能です。
 
なお、利用可能なプランは「IIJmio eSIMサービス データプランゼロ」のみで、「IIJmioモバイルサービス ギガプラン(eSIM)」や「ライトスタートプラン(eSIM ベータ版)」では利用できません。
 
IIJmio eSIM ゼロ カテゴリ:ユーティリティ現在の価格:無料
※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
 
 
Source:IIJmio
(kotobaya) …

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iOS15の初期ビルドでテーマ機能搭載検討も、最終的に中止〜リーカーが投稿

 
リーカーのマクガイア・ウッド氏(@Jioriku)が、「iOS15の初期ビルドではカスタムテーマ機能搭載が検討されたが、最終的に搭載中止になった」とTwitterに投稿しました。
Appleが承認したカスタムテーマファイル提供を検討?
ウッド氏によれば、iOS15の初期ビルドで検討されたカスタムテーマ機能搭載は、Appleが承認したもので適切な署名がなされているものを、ユーザーがインストールできるようにするものだったようです。
 

Some early builds of iOS 15 included a custom theming option similar to what the jailbreak tweak Snowboard offers from what I’m told.
Mains difference being that developers would have to have Apple approved themes that are properly signed to install and use.
Was not approved
— McGuire Wood (@Jioriku) May 8, 2021

 
本機能搭載が実現していた場合、App Storeからカスタムテーマファイルをダウンロードし、インストールできるようになっていたかもしれません。
世界開発者会議でiOS15を発表
Appleは、現地時時間6月7日から6月11日に開催する世界開発者会議(WWDC2021)で、iOS15やiPadOS15、watchOS8、macOS 12などを発表する予定です。
 
 
Source:McGuire Wood(@Jioriku)/Twitter
Photo:Appledsign/Facebook
(FT729) …

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2017年〜2019年にApp Storeに提出されたアプリの35%が却下されていた

 
人気のサードパーソンシューター「フォートナイト」を運営するEpic GamesとAppleとの裁判が続いていますが、証拠の資料からApp Storeに提出されたアプリの数と、アプリの精査プロセスによって却下されたアプリの数が明らかになりました。
年々上がり続けるアプリの却下率
Appleは2017年〜2019年、毎年平均で500万個のアプリ提出を受けており、Appleのアプリ精査チームはそのうち33%〜35%を却下していたことがわかりました。平均で170万個のアプリが毎年却下されている計算になります。なお、裁判での証言によれば、2020年にはおおよそ40%のアプリが却下されたとのことです。
 

年度
提出されたアプリの数
平均却下率
却下されたアプリの数

2017
5,176,583
33%
1,694,664

2018
4,793,826
35%
1,697,787

2019
4,808,685
36%
1,747,278

500人のApple従業員が人界戦略でアプリを精査
Appleの資料を見ると、App Storeには毎週10万個のアプリが提出されていることがわかります。Appleは500人のアプリ精査の専門家を雇用しているとされていますが、単純計算で一人あたり毎週200個のアプリを精査していることになります。
 
裁判では、Appleでマーケティングディレクターを務めるトリスタン・コスミンカ氏に、アプリ精査をすり抜ける悪質がアプリが存在する中、人界戦略でアプリ精査を続ける意味が問われましたが、同氏は「誰でも自由にアプリをApp Storeに掲載できてしまえば、顧客や子どもは大きな危険にさらされるだろう」とコメントしたとのことです。
 
 
Source:MacRumors
(lexi) …

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TikTok、4月のトップダウンロードiOSアプリに

 
アプリ分析会社Sensor Towerによれば、TikTokが2021年4月にApp Storeのダウンロード数でトップの座を維持したことが明らかになりました。
TikTokはブラジルで最も人気
TikTokの4月のiOSとAndroidをあわせたダウンロード数は、5,900万回に達し、3月の5,800万回から若干の増加がみられます。
 
4月に最も多くのオーディエンスを集めたのはブラジルで、ダウンロード数は全体の13%を占めるに至っています。アプリ名“Douyin”として同じアプリが配信されている中国では、ダウンロード数は12%を占めました。
 
iOSアプリのダウンロード数ランキングトップ10は以下のとおりとなりました。
 

TikTok
YouTube
Instagram
WhatsApp
Facebook
Zoom
Facebook Messenger
CapCut
Gmail
Googleマップ

 
iOSとAndroidをあわせたダウンロード数で2位についたFacebookは、4月に5,300万件のダウンロードを記録しています。
App Storeを席巻するTikTok
TikTokは2020年4月以降、YouTubeに一度だけ抜かれた8月を除いて、毎月App Storeでのダウンロード数トップの座を維持しています。話題性のあるアプリは移り変わりが激しいものですが、TikTokはその例外といえるでしょう。
 
音声SNSの「Clubhouse」は、今年始めにダウンロード数のピークを迎えましたが、4月にダウンロード数は急下降しています。
 
 
Source:Sensor Tower via Cult of Mac
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1億2,800万人のiOSユーザーがXcodeGhostマルウェアに感染していた

 
2015年、中国を発生源とするマルウェア「XcodeGhost」がAppStoreで猛威をふるい、深刻な問題となりました。
 
当時は感染規模が公表されていませんでしたが、現在も進行中のApple対Epic Gamesの裁判で資料として提出されたメールから、当時1億2,800万人以上のiOSユーザーが、XcodeGhostマルウェアに感染していたことが判明しました。
裁判資料から当時の感染状況が明らかに
米メディアMotherboardの報道によると、2015年当時AppleでiTunesカスタマー・エクスペリエンス・マネージャーを務めていたデール・バグウェル氏はメールにおいて、1億2,800万人のユーザーがXcodeGhostマルウェアに感染した2,500以上のアプリをダウンロードしていたこと、またこれら2,500以上の感染したアプリは合計2億300万回以上、App Storeからダウンロードされた事実を記しています。
 
また別のApple社員は、マルウェアをダウンロードしたユーザーのうち55%が中国のユーザーで、感染アプリの総ダウンロード数の66%を占めたとも記しています。
Appleのサーバの速度が遅かったのが理由?
米メディア9to5Macによると、複数のアプリ開発者が、Appleのサーバの速度が遅いため、ほかのダウンロードリンクからXcode(つまりこれがマルウェアに感染していた)をダウンロードしたと述べており、感染拡大を誘因したと見られています。
 
 
Source:Motherboard via 9to5Mac
Photo:Pixabay
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Apple IDの「オートチャージ」機能が登場。金額かスケジュールを指定可能

 
Apple IDの残高を自動で追加できる「オートチャージ」機能が提供されています。残高が指定金額以下になった場合、もしくは一定期間ごとに残高を自動追加することができます。
App Storeなどから設定可能
Apple IDの残高は、App Storeでのアプリ課金や、Apple MusicやApple Oneの料金支払い、iTunes StoreやApple Booksでのコンテンツ購入に利用できます。
 
Apple ID残高のオートチャージ機能の設定画面は、iPhoneの場合「App Store」アプリなどから自分のアイコン>自分の名前をタップして「アカウント」画面から「Apple IDに入金」を選択すると開くことができます。
 

 
残高とスケジュールで指定可能
オートチャージの設定方法は、「残高不足」と「スケジュール設定」の2つがあります。
 

 
「残高不足」を選ぶと、Apple ID残高が指定額を下回った時にオートチャージが実行されます。オートチャージの実行基準となる「最低残高」は100円〜5,000円の範囲で、チャージ額は1,000円〜30,000円の範囲で、それぞれ選択できます。
 
「スケジュール設定」を選ぶと、指定した頻度で指定額がApple ID残高に追加されます。頻度は「毎週」か「隔週」なら指定曜日、「毎月」なら指定日にオートチャージが実行されます。チャージ額は、500円〜30,000円の範囲で選択できます。
 
指定したオートチャージの1日前までなら、オートチャージをキャンセルすることが可能です。
ユーザーにとってのメリットは不明
オートチャージ機能の目的は、Apple IDの残高不足を防ぐことですが、有料アプリ等の購入にはキャリア決済(ソフトバンク、NTTドコモ、au)やクレジットカードの設定が必要であり、また、オートチャージした場合はこれらの決済方法で支払いが実行されるため、オートチャージのメリットは薄いように思われます。
 
Apple関連情報メディアのiをありがとうは、今後、オートチャージを対象としたキャンペーンが実施されるかもしれない、と推測しています。
10%ボーナスキャンペーンも実施中
現在、Apple IDへの残高追加に対して、10%のボーナスが受け取れるキャンペーンが実施されています。
 
10,000円分の残高を追加すると、ボーナスの1,000円分と合わせた11,000円分が残高に追加されます。
 
キャンペーン期間は6月3日までで、利用可能なのは1人につき1回のみです。
 
 
Source:Apple(利用規約) via iをありがとう
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App Storeの検索タブに広告専用スペースが出現

 
Appleが、ユーザーがアプリを検索する前に広告を表示できる新たな広告スペースをApp Storeに設置したことが明らかになりました。
設定からターゲット広告を無効にすることも可能
App Storeでの広告自体は2016年から導入されていますが、広告は検索後に表示される仕組みでした。今回、App Storeの検索タブに広告スペースが新たに出現したため、アプリ開発者はユーザーがアプリ検索を行う前に広告を表示できるようになりました。
 
ユーザーがApp Storeアプリの検索バーをタップすると、アプリのリストが“発見する”と“おすすめ”のセクションに表示されます。Appleは、このおすすめセクションの下で新たな広告スペースのテストを行っており、現在では公式に開発者に解放されているとのことです。
 
広告は、“Appleの広告”指標にもとづいて表示されるようになっており、ユーザーはプライバシー設定の“Appleの広告”から、App Storeのターゲット広告をオフにすることも可能です。
 
パーソナル広告を無効にしたからといって、App Storeで広告がまったく表示されなくなるわけではなく、広告の量が減るというわけでもないようなので注意が必要です。
iOS14.5でAppleの広告に大きな変化
iOS14.5の新機能のひとつとして、「アプリのトラッキングの透明性」(ATT)が挙げられます。
 
ATTにより、アプリに他社のアプリやWebサイトを横断してアクティビティを追跡することを許可するかどうか、ユーザー自身が選択できるようになりましたが、FacebookやAlibabaなど、広告から大きな収益を得ている企業は収益モデルへの影響を憂慮している、と伝えられています。
 
 
Source:AppleInsider
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EpicのCEO、App Storeの30%手数料は任天堂やMSなどと同率と認める

 
AppleがApp Storeにおいてアプリ開発者に課している30%の手数料が高すぎると異議申し立てをしているEpic Gamesが、任天堂、Microsoft、ソニーなどのゲームプラットフォーム企業がアプリ内課金に課している手数料も30%であることを認めました。
EpicのCEOがAppleに有利な証言?
Epicは、App Storeの手数料やApp Storeの運営方法が独占禁止法に抵触するとしてAppleを提訴、5月から裁判が始まりました。
 
その裁判の2日目、証言台に立ったEpicのティム・スウィーニー最高経営責任者(CEO)は、Apple側の弁護士からの質問に対し、Appleにむしろ有利になる証言をしたと、米MacRumorsが伝えています。
ゲーム機器メーカーの手数料も30%
同メディアによるとスウィーニーCEOは、アプリ内課金に大して30%の手数料を課しているのはAppleだけでなく、ゲームソフトストアを運営するゲーム機器メーカーの任天堂、Microsoft、ソニーもストア内課金について、同じく30%の手数料を徴収していることを認めました。
 
また裁判資料から、Epicのゲーム機器向けアプリ売上は、iOSアプリ売上よりもはるかに大きいことがわかっています。
 
スウィーニーCEOはまた証言のなかで、iPhoneを愛用していること、その理由がAppleがプライバシーとセキュリティーを重視しているからであることも語っています。
 
 
Source:MacRumors
Photo:Epic Games
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フィリップ・シラー氏、App Storeの手数料を下げるべきと10年前に提言していた

 
Appleで長年ワールドワイドマーケティング担当上級副社長を務め、2020年にAppleフェローとなったフィリップ・シラー氏は、2011年にApp Storeの30%の手数料は取りすぎではないか、とApple役員に提言していたことがEpic Gamesが提出した証拠から明らかになりました。
2011年に手数料は今後変わるとコメント
シラー氏は今から10年前、Appleのインターネット関連ソフトウェア・サービス担当上級副社長エディ・キュー氏に対して、“70/30の分け前がずっと続くと思うか?”と、App Storeでの有料アプリのダウンロード、アプリ内課金、サブスクリプションへの30%の手数料について意見を述べていたとのことです。2011年7月のメールでシラー氏は、“手数料はあるべき”主張する一方、“永遠に変わらないとは思わない”とも記していたことが判明しています。
 
30%の手数料とアプリ内課金に関するルールが、人気のサードパーソンシューター「フォートナイト」を運営するEpic GamesのがAppleを訴える理由となっているため、シラー氏の過去の発言に注目が集まっています。
年間10億ドルの利益を突破したら手数料を下げるべき
シラー氏は上記のメールの中で、Appleはやがては手数料に変更を加えるべきと述べており、ひとつの目安として、App Storeの年間の利益が10億ドル(約1,093億円)を超えるようになったときというタイミングを例に挙げています。年間10億ドルの利益を保つことが可能ならば、25%か20%の手数料に引き下げても良いのではないか、と提言していたようです。
 
「物議を醸すことだとは思うが、ビジネスの大きさ、何を達成しようとしているのか、そしてどのように競争力を保ち続けるのか、を考慮するひとつの方法だと思う」と、シラー氏がメールの中で手数料の引き下げについてコメントしていたことが裁判で明らかになっています。
 
 
Source:Bloomberg
(lexi) …

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Apple「我々はAndroidになるつもりない」〜Epicとの裁判で

 
世界的人気アプリ「フォートナイト」がApp Storeから取り下げられたことについて、Epic GamesとAppleの裁判が5月3日より始まりました。その中でApple側が「私たちはAndroidになりたくない」と発言し、注目が集まっています。
Apple税を改めて批判
「App Storeでダウンロードされたアプリは、売上の30%をAppleに納めなければならない」とする“Apple税”に対し、Epic Gameが反旗を翻した結果、同社とAppleの双方が互いを訴訟し合うのみならず、プラットフォーマーのあり方が問われる事態にまで発展しています。
 
5月3日から始まった裁判では、改めて両社の言い分が申し立てられました。
 
Epic Gamesは、App Storeが競争を阻害しており独占的で“Wall Garden(「塀で囲われた庭」の意)”であること、デベロッパーたちがAppleに手数料の支払いを強制されていること、30%の手数料が法外であることなどを指摘しました(ただし、Appleはサブスクリプションが一年経過しているか、収益が年間100万ドル≒1億円未満の事業者については手数料を15%に引き下げています)。Epic Gamesはこれらを踏まえ、iOSでサードパーティーのストアや、Appleの決済システム以外も認めるべきだとAppleに要求しました。
「Androidになるつもるはない」
これに対しAppleは、ユーザーが期待するようなセキュリティやプライバシー、信頼性、品質を提供する義務があるとして、App Storeを厳格にコントロールすることには理由があると反論しました。また、Appleは「Epicは我々にAndroidになるよう求めているが、そうなるつもりはない」と否定、正規のアプリストアを経由しない“野良アプリ(サイドロードアプリ)”の信頼性について疑問を呈しました。「我々同様に、我々の顧客も望んでいないのだ」
 
裁判は始まったばかりですが、裁判所側がオンライン傍聴者の発言をミュートできないトラブルが発生するなど、出だしから今後の波乱を予期させる展開となっています。
 
 
Source:MacRumors
(kihachi) …

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AppleとEpicの裁判が開始、電話傍聴をミュートできず大混乱

 
海外Apple関連メディアの9to5Macは現地時間5月3日、AppleとEpicの裁判が混乱とともに開始したと報じました。裁判所が電話傍聴システムをミュートすることに失敗し、大勢の傍聴者が発言した模様です。
AppleとEpic Gamesの裁判
2020年8月、人気ゲーム「フォートナイト」を運営するEpicは、App Storeでの手数料を回避するために、同社への直接課金システムを導入したことにより、App Store等から「フォートナイト」アプリ等を削除されました。
 
その後、EpicがApp Store反対運動「#FREEFORTNITE」を展開するなど、AppleとEpicの対立は激化の一途をたどり、互いが提訴し法廷での事前審理等を経て2021年5月3日から裁判官裁判を開始することになっていました。
 
5月3日からの裁判は、App Storeが反トラスト法(独占禁止法)に抵触しているかどうか判断される可能性があり、多くのユーザーやアプリ開発者から注目されています。
大混乱で幕開け
AppleとEpicの裁判では、ライブ配信は行われないものの、電話で傍聴することが可能となっています。
 
裁判開始当初、電話傍聴に大勢が接続していましたが、裁判所スタッフが傍聴者の通話をミュートにすることに失敗し、一時、AppleとEpic双方の支持者が思い思いに発言し、裁判は大混乱に陥りました。
 
9to5Macや海外メディアVentureBeatによると、例えば以下の発言があった模様です。
 

フォートナイトに自由を!
Epic Games!Epic Games!

奴らはしくじってiOSアプリを失った
私たちはただ携帯アプリに戻りたいだけなんだ
とても貧乏だから携帯電話を買えない
これってライブ通話だよな
お母さんに受話器とるなって言うつもり

 
さらに、フォートナイト上でコンサートを開いたトラヴィス・スコットの曲を演奏する人や、携帯アプリ版の自動照準機能のすばらしさを賞賛する人、自身のYouTubeチャンネルを宣伝する人等が続出し、支離滅裂な複数の音声が混じり合い、裁判所はまさしくカオスな状況に陥ったようです。
 
なお、その後裁判所スタッフが傍聴者の音声をミュートにすることに成功しており、今後同様の問題は起きずに済みそうです。
 
 
Source:9to5Mac, VentureBeat
(seng) …

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Facebook、“サービスを無料で提供するため”にトラッキングの許可を求めている?

 
iOS14.5から「アプリのトラッキングの透明性」(ATT)が導入され、使用するアプリに他社のアプリやWebサイトを横断してアクティビティを追跡することを許可するかどうか、ユーザー自身に選択権が与えられるようになりました。ATTは、広告収入を主な収益源とするソーシャルネットワーキングサービスへの影響が特に大きいとされていますが、Facebookが奇妙なATTプロンプトを表示している、と報じられています。
ATTプロンプトの内容はアプリ開発者が決められる
AppleがiOS14.5で新たに導入した「アプリのトラッキングの透明性」により、アプリを開くと、「(アプリ名)が他社のAppやWebサイトを横断してあなたのアクティビティを追跡することを許可しますか?」という質問が表示され、ユーザーは「トラッキングしないように要求」か「許可」するかを選択することができるようになりました。
 
トラッキングを求めるプロンプトの説明文の内容はアプリ開発者が決めることができますが、改訂されたガイドラインにはトラッキングの説明時にやってはいけない4つのことが記載されており、違反した場合にはApp Storeからアプリが取り下げられる可能性がある、とApple役員がコメントしています。
トラッキングを許可しなければ有料になることを示唆?
兼ねてからATTの導入に対して強い反発を示していたFacebookは、ユーザーがアプリにトラッキングを許可する理由として、“サービスを無料で提供し続けるため”という不可思議な文章をプロンプト内に掲載していることが明らかになりました。
 
問題の文章は、FacebookとInstagramの両アプリのプロンプトに記載されているようです。
 

And it begins. @Facebook / @Instagram explore additional scare tactics to combat @Apple iOS14 #ATT privacy changes.
“Help keep Facebook free of charge” pic.twitter.com/mOB9WJpz9A
— ashkan soltani (@ashk4n) April 30, 2021

 
AppleのガイドラインのATTの説明でやってはいけないことのひとつに、ユーザーがトラッキングを許可しないと選択してもアプリの機能を制限してはならない、というものがありますが、Facebookのプロンプトは、あたかもトラッキングを許可しなければ今後アプリが有料化することを示唆しているようにも聞こえます。
 
Facebookのプロンプトに関して米メディアThe VergeはAppleに意見を求めましたが、コメントは得られていないようです。
 
 
Source:The Verge
(lexi) …

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Apple IDの残高追加で10%ボーナス付与、6月3日まで

 
Appleは、Apple IDに残高を追加(入金・チャージ)すると10%のボーナスを付与するキャンペーンを開始しました。今回のキャンペーンは2021年6月3日までの実施です。
1人1回限り、入金額の10%が即時付与!
Apple IDへ入金した残高は、音楽、映画、App、ブック、iCloudストレージなどの購入の際に使うことができます。
 
キャンペーン期間中の2021年6月3日までにApple IDへ入金をすると、1人1回に限り、入金額の10%がボーナスとして即時付与されます。
 
ボーナス対象となる入金額は100円~30,000円です。3,000円、5,000円、10,000円の規定額のほか、その他を選ぶことで自由に金額を決めて購入できます。
 

 
ただし過去に同様のキャンペーンを利用して10%ボーナスを受け取ったことがあるなど、アカウント情報や購入履歴によってはボーナスが利用できない場合もあります。
 
Apple IDへの入金方法
Apple IDへの入金は、iOS端末のiPhone/iPad/iPod touch、またはMacやWindowsパソコンからも行うことができます。
 
iOS端末で入金するには、App Storeを起動し、右上の人のアイコンをタップ後、「Apple IDに入金」をタップして入金する金額を指定します。
 

 
ボーナスの付与は購入時(入金時)にあわせて追加されます。
 

 
 
Source:Apple
(asm) …

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App Storeの利益率は80%近い〜法廷証言から判明

 
AppleがApp Storeで大きな収益を上げていることは周知の事実ですが、同社はiCloudやサブスクリプションサービスなどとまとめてサービス部門の売上として発表しているため、App Storeが単独でどのくらい利益を上げているかは公表されていません。
 
しかし対Epic Gamesとの裁判のための法廷証言から、2019年度のApp Storeの利益率は78%だったことが明らかになりました。
利益率は79.6%だった?
この数字はEpic側の証人で、財務関連の専門家であるネド・バーンズ氏が算出したものです。バーンズ氏は「Appleの企業財務計画および解析グループが準備し、ティム・クック最高経営責任者(CEO)が作成した」資料から計算した、と述べています。
 
これらの資料は情報共有プロセスにおいて共有されたものですが、バーンズ氏はAppleの従業員から、資料だけでは全容はわからないと告げられた、と語っています。同氏は再度計算を行った結果、2018年および2019年の利益率はどちらも79.6%となり、当初の75%と78%という数字よりも高くなったと述べています。
 
EpicはAppleがiPhoneおよびiPadのアプリ市場を独占しており、過剰な利益を上げていることを証明しようとしています。
Appleは「計算は間違っている」と主張
これに対しAppleは、バーンズ氏の計算は間違っており、法廷でそれを証明する、とあくまで抗戦の構えを崩していません。また同氏の計算にはApp Storeの運営コストなどが含まれていないとも述べています。
 
 
Source:Bloomberg via 9to5Mac
(lunatic) …

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1万個のiOSアプリが「アプリのトラッキングの透明性」のプロンプトを適用済み

 
iOS14.5から適用されている「アプリのトラッキングの透明性」(ATT)のプロンプトを、おおよそ1万個のiOSアプリがすでに組み込んでいることが、アプリデータ分析会社の調査で明らかになりました。
App Storeの0.5%のアプリがすでに新ガイドラインを遵守
「アプリのトラッキングの透明性」の導入からまだ1週間も経っていませんが、AppFiguresによれば、App Storeに掲載されている約1万個のアプリがIDFA(Identifier for Advertisers)の追跡を許可するかどうかのプロンプトをすでに表示しているとのことです。
 
App Storeには、現在200万個のアプリが存在しているとされているため、全体の0.5%が新ガイドラインに沿っている
トラッキングの説明書きの内容は様々
ATTをすでに導入済みのアプリのうち、ゲームアプリが全体の20%を占めています。ユーティリティ、エンターテインメント、ニュース、ショッピングなどのカテゴリのアプリはおおよそ6%となっており、ターゲティング広告から多くの利益を上げているソーシャルネットワーキングアプリのシェアは5%ほどとなっています。
 

 
AppFiguresの調査によると、アプリが掲載するトラッキング内容の説明文は、かなり凝ったものから、デフォルトの文章、誤解を招きそうな声明まで、様々なものがあったとのことです。トラッキングに関するアプリの説明書きは、今後Appleがアップデートの精査を重ねるにつれて変容していく可能性がありそうです。
 
 
Source:AppFigures via AppleInsider
Photo:Apple/YouTube
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欧州委員会、Spotifyの訴え認める〜Appleは不当に手数料を課していたとの判断

 
欧州連合(EU)の欧州委員会は現地時間の30日、Appleに対してEU競争法(独占禁止法)に違反している疑いがあると警告を発したことが明らかになりました。Appleから不当に手数料を課されているという、Spotifyの訴えが認められる形となった模様です。
Appleに制裁金の支払いが科される可能性
欧州委員会はAppleに、同委員会の見解を反映した「異議告知書」を送付した、と日本経済新聞が伝えています。欧州委員会の見解に対して反論する機会がAppleに与えられており、その上で最終的な判断が下される見通しです。
 
もし仮にAppleの独占禁止法違反が認められた場合、Appleには制裁金の支払いなどが科されることになります。
Spotifyなどのサービスは価格上昇の負担をユーザー側に転嫁
今回の問題は、Apple MusicのライバルサービスであるSpotifyの欧州委員会への訴えが発端となっています。
 
AppleはApp Storeで配信されるアプリに対して30%の手数料を要求していましたが、これがSpotifyなどライバルサービスの価格上昇につながっており、競争がゆがめられた、と欧州委員会は判断したようです。
 
Appleはアプリ外での課金を基本的に許可していないため、これが音楽配信サービス業者のコンテンツ購入の代替手段の告知を妨げたとも説明されています。
 
 
Source:日本経済新聞
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Alibaba、「アプリのトラッキングの透明性」の収益モデルへの影響を憂慮

 
iOS14.5の新機能のひとつとして、「アプリのトラッキングの透明性」(ATT)が挙げられます。アプリに他社のアプリやWebサイトを横断してアクティビティを追跡することを許可するかどうか、ユーザー自身が選択できるようにするのがATTですが、広告から大きな収益を得ている中国Alibabaは、同機能のビジネスモデルへの影響を憂慮しており、協議を行っている、と報じられています。
Alibabaはポリシーへの対処方について合意に至らず
サブスクリプションメディアThe Informationによれば、中国杭州市のAlibabaの本社に5人のマーケティング業界の役員たちが集い、どのようにして「アプリのトラッキングの透明性」から収益を守ることができるか話し合ったとのことです。しかしながら、現在のところAlibabaはATTへの対応に関して意見の一致には至っていない模様です。
 
中国は、Appleにとって最も大きな市場のひとつであり、同国内には3億台以上のアクティブなiPhoneが存在するとされています。Appleがアプリのユーザーデータの取り扱い方を規定することで、収益の40%を広告収入から得ているAlibabaのような企業には大きな影響が出るといわれています。
ポリシー違反のアプリはApp Storeから削除も
今年の始め、中国企業数社がiOSのプライバシーシステムを回避し、トラッキング不許可とされていてもユーザー追跡を試みようとしている、との報道がありました。Appleはこれに対して、”アプリのトラッキングの透明性はどの地域でも当てはまる”と声明を発表しており、ポリシーを違反したアプリはApp Storeからの削除もあり得るとしています。
 
Appleの新プライバシーポリシーに反対の意を表明しているのはAlibabaだけではありません。Facebookも兼ねてから大々的に新聞広告を掲載するなど、AppleのATTに反する姿勢を見せています。
 
 
Source:The Information via 9to5Mac
Photo:Danielinblue/Wikimedia Commons
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App Store、検索のサジェスト機能を追加

 
App Storeアプリで、検索キーワードを入力すると、追加の検索ワードを提案してくれる「サジェスト」機能が追加されたことが明らかになりました。
機能の日本のApp Storeでの導入はこれから
App Storeアプリで、例えば“ゲーム”と入力すると、“パズル”、“マルチプレーヤー”、“子ども”、“オフライン”など、追加検索ワードの提案を行ってくれる機能が利用可能となりました。
 
App Storeの公式Twitterアカウント(@AppStore)は、「サジェスト」機能が米国、カナダ、英国、オーストラリアで展開開始となった、と動画を添えてツイートしています。
 

Introducing search suggestions on the App Store!
Select (or deselect) multiple suggestions to refine your search so you can find even more amazing apps and games.
Search suggestions roll out today starting with the USA, Canada, the UK, and Australia. pic.twitter.com/viaZHlCZMb
— App Store (@AppStore) April 29, 2021

 
検索のサジェスト機能は、一部ユーザー向けにテストが行われていましたが、今回公式な機能のリリースに至ったようです。
 
 
Source:MacRumors
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コンビニ、スーパーなど、iTunesカードの購入額10%相当の還元キャンペーン

 
コンビニやスーパー、家電量販店などで、App Store&iTunesギフトカード(iTunesギフトカード)を購入し、キャンペーンサイトで応募すると、購入額の10%分のボーナスコードがもらえるキャンペーンが実施中です。
 
またLINE Payでは、購入金額の10%引き(最大10,000円引き)となる割引クーポンも配布されています。
バリアブル(1,500円~50,000円)購入額の10%分を還元
キャンペーン対象店舗は、全国のセブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートなどのコンビニのほか、ドン・キホーテ、イトーヨーカドーなどのスーパー、ビックカメラ、ソフマップ、ヤマダ電機などの家電量販店などです。
 
購入額の10%相当のボーナスコードを受け取るには、対象店舗で対象となるiTunesギフトカードを購入後、各店舗に対応したキャンペーンサイトで応募する必要があります。
 
キャンペーンで対象となるiTunesギフトカードは、任意の金額(1,500円~50,000円)で購入できるバリアブルタイプのみで、1,500円、3,000円、5,000円、10,000円の固定券種は対象外となっています。
 
キャンペーン期間は、購入対象期間が2021年4月26日(月)~同5月9日(日)、応募締め切りは同5月10日(月)です。
固定券種(5,000円、10,000円)購入額の10%分を還元
キャンペーン対象店舗は、ヨークベニマル、ヨークマートのほか、ヨドバシカメラ、ジョーシン、PCデポです。こちらはバリアブルタイプではなく、固定券種のうち5,000円、10,000円がボーナスコード付与対象となります。
 
購入額の10%相当のボーナスコードを受け取るには、対象店舗で対象となるiTunesギフトカードを購入後、各店舗に対応したキャンペーンサイトで応募する必要があります。
 
キャンペーン期間は、購入対象期間が2021年4月26日(月)~同5月9日(日)、応募締め切りは同5月10日(月)です。
LINE Payでの購入時に利用できる10%オフクーポン配布中
LINE PayでiTunesギフトカードを購入する際に使用できる、最大10,000円割引クーポンが配布されています。500円~50,000円のiTunesギフトカードを購入時に、購入金額の10%引きとなります。
 
割引クーポンのダウンロード期間・利用期間は2021年4月26日(月)~同5月17日(月)です
 
 
Source:iTunes Card割引販売速報 [1], [2], [3]
(asm) …

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