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Anker Nano Ⅱ 30Wと65W〜発売前製品で純正電源アダプタと充電速度比較

 
Anker Japanが販売中の「Anker Nano Ⅱ 30W」と、7月下旬発売予定で予約受付中の「Anker Nano Ⅱ 65W」を使い、Apple純正USB-C電源アダプタとの充電速度を比較してみました。大きさは圧倒的に小さい両製品の、充電能力が明らかになりました。
発売前の「Anker Nano Ⅱ 65W 」を試す!
Anker Japanは7月8日に、超小型GaN充電器「Anker Nano Ⅱ 30W」を発売、「Anker Nano Ⅱ 65W」の予約販売を開始しました。
 
今回、Anker Japanより両製品を試す機会を頂きましたので、12インチMacBook(2015)と、Intelプロセッサ搭載13インチMacBook Pro(2020)を使って、充電速度を比較してみました。
 
比較実験は、12インチMacBook(2015)に、「Anker Nano Ⅱ 30W」「Anker Nano Ⅱ 65W」「Apple 29W USB-C電源アダプタ」を、Intelプロセッサ搭載13インチMacBook Pro(2020)に「Anker Nano Ⅱ 30W」「Anker Nano Ⅱ 65W」「Apple 61W USB-C電源アダプタ」を使い、バッテリーが空の状態から100%充電されるまでの時間を計測しました。
 

 
なお、実験条件は下記の通りです。
 

Finder以外は動作停止
ディスプレイの輝度最高
充電ケーブルはAnker PowerLine Ⅲ USB-C & USB-C 2.0 ケーブル(3メートル)を使用
実験は同条件で2回実施し、大きな差があれば3回目を実施(2回の実験で、大きな差はみられませんでした)

12インチMacBook(2015)の充電速度比較テスト
12インチMacBook(2015)を使った充電速度比較では、「Anker Nano Ⅱ 30W」を使った場合が最速で、1時間45分で満充電になりました。
 
「Anker Nano Ⅱ 65W」と「Apple 29W USB-C電源アダプタ」はそれから約5分後に満充電になりました。
 

製品は「Anker Nano Ⅱ 30W」が圧倒的に小さく、次に「Anker Nano Ⅱ 65W」、「Apple 29W USB-C電源アダプタ」の順に大きくなります。
 
「Anker Nano Ⅱ 30W」ではなく「Apple 29W USB-C電源アダプタ」を持ち歩くメリットは、プラグが折りたためる点だけと評価します。
 

Intelプロセッサ搭載13インチMacBook Pro(2020)の充電速度比較テスト
Intelプロセッサ搭載13インチMacBook Pro(2020)を使った充電速度比較では、「Anker Nano Ⅱ 65W」「Apple 61W USB-C電源アダプタ」を使った場合が同じで、1時間40分で満充電になりました。
 
満充電になるまでの経過が、「Anker Nano Ⅱ 65W」と「Apple 61W USB-C電源アダプタ」で異なります。
 
「Apple 61W USB-C電源アダプタ」では、満充電に近づくと充電速度を緩やかにする制御を行っているのかもしれません。
 
「Anker Nano Ⅱ 30W」でも充電できましたが、満充電になるまで2時間45分を要しました。
 

 
満充電までの所要時間が同じだった「Anker Nano Ⅱ 65W」と「Apple 61W USB-C電源アダプタ」ですが、製品の大きさは「Anker Nano Ⅱ 65W」が圧倒的にコンパクトです。
 

どちらの製品も、純正電源アダプタよりかなり小さい
「Anker Nano Ⅱ 30W」と「Anker Nano Ⅱ 65W」、いずれの製品もMacBookおよびMacBook Proの同梱電源アダプタよりかなり小さく、荷物の軽量化という点でも有効な製品です。
 
特に、「Anker Nano Ⅱ 30W」は比較対象をApple 5W USB電源アダプタにするのが適当と思われる小ささです。
 
プラグが折りたためないという点も、共通しています。
 

 
「Anker Nano Ⅱ 65W」は折りたたみプラグを採用していますので、「Apple 61W USB-C電源アダプタ」よりも圧倒的に小さいメリットを実感できます。
 
いずれの製品も、純正品より安いが、充電性能に優れ、圧倒的に小さいという点で、日常的に持ち運ぶ際の第1選択にすべき良い製品と評価します。
 
今後もし、30W USB-C充電端子を2つ搭載したAnker Nano Ⅱシリーズの新製品が発売されたら、筆者の環境では「Anker PowerPort Atom Ⅲ(Two Ports)」と「Anker PowerPort Atom Ⅲ 30W Slim」の2台持ちから移行しようかと期待しています。
 

製品名
価格

Anker Nano Ⅱ 30W
税込2,990円

Apple 30W USB-C電源アダプタ(29W 電源アダプタ後継品)
税込5,280円

Anker Nano Ⅱ 65W
税込3,990円

Apple 61W USB-C電源アダプタ
税込7,480円

 
iPhone Maniaでは、先に発売された「Anker Nano Ⅱ 45W」のレビュー結果を報告済みです。パッケージは全製品共通ですので、よろしければ参考にして下さい。
 
 
参考製品情報:Anker Nano Ⅱ/Anker Japan
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Amazonタイムセール祭りにiPad Air 4とApple Watch 5が登場

 
Amazonが7月16日より開始した「タイムセール祭り」において、iPad Air(第4世代)とApple Watch Series 5が登場しています。
現行モデルのiPad Air(第4世代)が11%オフに!
Amazonのタイムセール祭り「Apple iPad・Watchがお買い得」ページでは、iPad Air(第4世代)とApple Watch Series 5がセール価格で販売されています。
 

 
iPad Air(第4世代)は、2020年10月に発売されたiPad Airの現行モデルです。10.9インチのディスプレイにiPad Airシリーズでは初となるベゼルレスデザインを採用、また本体上部のトップボタンにTouch IDが組み込まれていることも特徴です。
 
プロセッサはA14 Bionicを搭載し、従来モデルよりも処理性能が向上しています。USB-Cポートを搭載し、Apple Pencil(第2世代)やMagic Keyboardといったアクセサリにも対応します。
 
タイムセール祭りでのセール価格は、64GBモデルが11%オフの61,380円、256GBモデルが9%オフの80,080円となっています。
 

 
Apple Watch Series 5は、2019年9月に発売された、現行モデルより一つ古いモデルです。省電力性能に優れたディスプレイが採用されたことで、ディスプレイ常時点灯が可能になりました。
 
タイムセール祭りでのセール価格は、44,800円〜67,800円となっています。
 
 
Source:Amazon
(kotobaya) …

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iPhone13シリーズの年内出荷台数、iPhone12シリーズから20%増に?

Appleは今年発売するiPhone13シリーズの年内出荷台数を、iPhone12シリーズの2020年出荷台数から最大20%増やすべく、サプライヤーに発注していると米メディアBloombergが報じています。
iPhone13シリーズの売れ行きに期待
Appleはここ数年、その年に発売した新型iPhoneの年内出荷台数を7,500万台程度としています。その数字を最大20%増やし、9,000万台出荷するというのは、AppleがiPhone13シリーズの売れ行きに大きな期待を抱いていることを意味します。
 
新型コロナウイルスのワクチン接種が普及しつつあり、新型iPhone需要に拍車がかかると見込んでいるようです。
 
またAppleが発注台数を昨年より20%も増やしている背景には、米国による制裁措置で、Huaweiのスマートフォン出荷台数が大幅に減少しているという理由もある模様です。
 
なおiPhone13シリーズの生産台数がiPhone12シリーズと比べ20%多いというのは、Wedbush証券の主席アナリストであるダニエル・アイブス氏の情報とも一致しています。
目立った新機能の導入やデザインの刷新はない?
iPhone13シリーズは昨年のiPhone12シリーズと比べ、より高速なプロセッサを搭載し、カメラとディスプレイは機能向上するものの、それほど目立った新機能の導入やデザインの刷新などは行われないと、Appleの計画に詳しい人物は語っています。
 
今年も昨年同様、5.4インチのiPhone13 mini、6.1インチのiPhone13/13 Pro、6.7インチのiPhone13 Pro Maxというラインアップで、新型コロナウイルスの影響を受けた昨年とは異なり、全モデルが9月に発売される見通しです。
 
また少なくとも1モデル(おそらくiPhone13 Pro Max)は、Apple Watchが搭載するLTPOディスプレイを搭載し、常時点灯が実現すると見られています。またiPhone13 Pro Maxの搭載するLTPOディスプレイはIGZO(インジウム、ガリウム、亜鉛で構成する酸化物)技術の採用により、低消費電力を実現するとも予想されています。
 
なおiPhone Maniaでは、iPhone13シリーズに関する噂とリーク情報をまとめ、常時アップデートしてお伝えしています。
 
 
Source:Bloomberg
Photo:EverythingApplePro E A P/YouTube
(lunatic) …

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14インチMacBook Pro発売後も13インチMacBook Proの販売継続か

 
Macworldが、新型14インチおよび16インチMacBook Proの発表時期に関する予想を伝えました。新型14インチMacBook Pro発売後も、M1チップ搭載13インチMacBook Proは継続して販売される可能性があると、同メディアは記しています。
新型MacBook Proの発表時期は?
Macworldは、新型MacBook Proの発表は、下記の3つの選択肢のいずれかで行われると予想しています。
 

10月か11月にイベントを開催して発表
現地時間2021年9月14日開催と噂の、iPhone13シリーズ発表イベントで一緒に披露される
プレスリリースで発表

 
iPhone13シリーズの発表イベントでは、Apple Watch Series 7も発表されると噂されています。
M1チップ搭載13インチMacBook Proも併売か
Macworldは、新型14インチMacBook ProはIntelプロセッサ搭載13インチMacBook Proを置き換えるが、M1チップ搭載13インチMacBook Proは継続して販売されると伝えています。
 
Macworldの予想通りとなった場合、MacBook ProもiPhoneのように「廉価モデルや型遅れ品」と「最新モデル」の併売となり、選択肢が増えると期待されます。
 
 
Source:Macworld
Photo:Matt Talks Tech/YouTube
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Apple、新作CMでiPhone12シリーズのナイトモードセルフィーを紹介

 
Appleは、iPhone12シリーズのナイトモードセルフィーをアピールする新作CM「In The Dark」(闇の中で)を公開しました。
セルフィーで使えるナイトモードをアピール
Appleが公開した新作CM「In The Dark」では、インカメラでもナイトモードが利用でき、フラッシュに頼らずにきれいなセルフィーが撮影できる、ナイトモードセルフィーを紹介しています。
 

 
明かりを消して暗くなった部屋の中で、さらに暗いクローゼットに入り、ベッドの下に潜り込み、カーテンにくるまり、大きな段ボール箱に入り、ノリノリでセルフィーを撮影する男性。
 

 
落ち着いた雰囲気のレストランでも写真を撮る男性に、パートナーも呆れ顔。
 

 
なお、暗い場所で背景をぼかせるナイトモードポートレートは、iPhone12 ProとiPhone12 Pro Maxで利用可能です。
 

 
最後は、庭に寝転んだ男性のセルフィーに「暗い場所でセルフィー?」「ご安心ください、これがiPhone。」というキャッチコピーが重なります。
 

 
使用されている楽曲は、ラッパーYGが2019年にリリースしたアルバム「4REAL 4REAL」に収録されている「In the Dark」です。
 

 
動画はこちらでご覧ください。
 

 
なお、Appleはほぼ同じタイミングで、Apple WatchからiPhoneを探せる機能をアピールしたCM「Haystack」も公開しています。
暗所撮影性能が向上したiPhone12シリーズ
iPhone12シリーズでは、センサーの大型化と、A14 Bionicプロセッサによる高度な画像処理により、暗い場所でもきれいな写真と動画が撮影可能です。
 

 
さらに、iPhone12 ProとiPhone12 Pro Maxに搭載されたLiDARスキャナにより、暗い場所でのオートフォーカス速度も向上しています。
 
 
Source:Apple/YouTube
Photo:Apple
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Appleシリコン搭載製品の出荷台数が累計28億個超〜Q1実績は前年同期比54%増

 
2021年第1四半期に、Appleシリコン搭載製品の売り上げが前年同期比54%増を記録したようです。
Appleシリコン搭載製品の比率が57%超に
Strategy Analyticsが、Aシリーズチップを搭載するiPhoneと、Mシリーズチップを搭載するMacによる売上金額が20億ドル(約2,200億円)に達したことを報告しました。
 
Apple製品におけるチップ別売上金額において、Aシリーズチップ搭載製品が64%、M1チップ搭載製品は13%超を占めたようです。
5Gモデムなどの新しいAppleシリコンも開発中
Apple初の自社設計チップは2010年に登場、それ以来数多くの変遷を経て2021年第1四半期(1月〜3月)時点での累計出荷数は28億個に達したと韓国メディアThe Elecが記しています。
 
今後も、A15 BionicがiPhone13シリーズに、M2チップが新型MacBook Airに、M1Xチップが新型MacBook Proや新型Mac miniに搭載されることで、Appleシリコンの出荷数がこれまで以上のペースで増えそうです。
 
また、プロセッサやGPUだけではなく、Appleは自社設計の5Gモデムも開発中であることを、Appleのハードウェア技術部門の上級副社長ジョニー・スロウジ氏が明らかにしていました。
 
 
Source:The Elec
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ソニー WF-1000XM4の分解レポート公開〜V1プロセッサはMediaTek製

 
52Audioがソニー WF-1000XM4を分解し、搭載される部品などの写真を掲載しました。
ソニー WF-1000XM4本体を分解
52Audioがソニー WF-1000XM4を分解、それに対してThe Walkman Blogが解説を加えました。
 
イヤーチップ
 
WF-1000XM4のイヤーチップ内部にはポリウレタンフォームが用いられています。
 
The Walkman Blogは、イヤーチップをアルコールで拭いたら酷いダメージを与えた事例がReddittで報告されているとし、アルコールや洗剤を使ったクリーニングは推奨されないと注意喚起しています。
 

 
マイク
 
マイクは風切り音を抑えるデザインになっています。
 

 
イヤーピース内部の基板
 
イヤーピース内部には、WF-1000XM3には無かった黒いゴム製シールリングが確認できます。
 

 
マイク用の穴
 
1がフィードフォワードマイク、2が音声検知マイク用の穴で、どちらも防水用の膜が装着されています。
 

 
「V1」プロセッサ
 
ソニーが「V1」プロセッサと呼ぶチップは、Mediatek MT2822Sです。
 
画像左側に矢印で示されているはBluetoothアンテナの接点で、右側は音声マイク用の穴です。
 

 
イヤーピース用基板のチップ
 
イヤーピース用基板の裏面には、メモリチップ「Winbond W25Q128JW」が装着されています。
 

 
コネクタ基板
 
コネクタ基板には、フィードバックマイクのコネクタ(黄矢印)が、下側にはバッテリーの接続端子(赤矢印)があります。
 

 
バッテリー
 
バッテリーは、独VARTA製から中国ZeniPower製に変わったようです。バッテリー容量は、3.85ボルト、0.29ワット・アワー(65ミリ・アンペア・アワー)です。
 

 
骨伝導センサー
 
画像中の黄色い矢印が骨伝導センサー、赤い矢印がバッテリー用端子です。
 

 
赤外線近接センサー
 
プリント基板下部には、赤外線近接センサー(黄色の矢印)とスピーカーユニット用コネクタ(赤の矢印)があります。
 

 
プリント基板の接点
 
赤い矢印で示されているのはプリント基板の接点で、その左側にはケースと磁気吸着するためのマグネットが装着されていると、The Walkman Blogが説明しています。
 

 
プリント基板への接続方法
 
下記画像は、ドライバーユニット、プリント基板との接続端子の構成を表したものです。
 

 
フィードバックマイク
 
フィードバックマイクは、WF-1000XM3のハンダ付けから、リボンケーブルでプリント基板に接続する方式に変更されており組み立て作業の簡略化が図られています。
 

 
ドライバーユニット
 
ドライバーのサイズは、6ミリです。
 

 
防水防塵性能を向上させる黒いゴム製シールリング
 
イヤーピース内部各所に、防水防塵性能を向上させるための、黒いゴム製シールリングが装着されています。
 

 
充電ケースを分解
充電ケース底面には、ワイヤレス充電コイルが装着されています。
 

 
バッテリーは交換可能
 
充電ケースのバッテリーは、コネクタ接続されており交換可能な設計です。
 

 
バッテリー
 
バッテリーの定格電圧は3.85ボルト 2.0ワット・アワー(520ミリ・アンペア・アワー)です。
 

 
バッテリー用保護回路
 
バッテリーには、保護回路が取り付けられています。
 

 
プリント基板に装着された部品
 
52audioによれば、プリント基板の上部は電源管理用、下部はワイヤレス充電用とのことです。
 
プリント基板には、下記の部品が取り付けられています。
 

Texas Instruments BQ25618 充電制御IC
ルネサス・エレクトロニクス IDT P9222-R
Texas Instruments TPS6124x
2047 323 入力保護チップ
電圧調整器 – ミツミ A33

 

 
プリント基板裏面
 
プリント基板裏面には、NXP K32 L2 MCUというチップが装着されています。これは、充電、放電、バッテリーの電源管理、ヘッドセットとの通信など、主要な機能を制御しているようです。
 
52Audioは、このチップはソニーのために設計されたカスタムチップであると説明しています。
 

てソニー WF-1000XM3との比較
The Walkman Blogは今回の分解記事を通じてソニー WF-1000XM3と比較し、下記のようにまとめています。
 

すべてのマイクが、部品集積度の高いMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)に変更
重点的に、防水・防塵対策が施されている
ノイズキャンセリングと電源管理は、統合されたBluetooth接続システム・オン・チップで制御
基板間接続方式を、ケーブル接続からコネクタ接続に変更
バッテリー容量が少し増えている
部品点数の削減、コンパクト化、組み立ての容易さが図られている

 
 
Source:52Audio via The Walkman Blog
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中国ASRが5Gベースバンドプロセッサの量産化を実現~Appleも含めた競争に?

 
ベースバンドプロセッサは、スマートフォン本体からの通信を電波に乗せる信号へ変換する重要なパーツです。なかでも、普及が進む5G通信向けのベースバンドプロセッサ市場は近年大きく成長しています。そんな5G通信対応のベースバンドプロセッサ市場に中国の半導体設計会社のASRが参入することがわかりました。早ければ年末にも量産を開始するようです。
5Gベースバンドプロセッサに参入する中国ASR
ASRはMarvellのベースバンドIPやその製造ラインの一部、そしてベースバンドプロセッサ研究開発チームを買収した中国メーカーです。
 
すでに2Gから4G通信向けのベースバンドプロセッサをこれまでに数千万個出荷しており、さらに5G通信用のベースバンドプロセッサを早ければ2021年末に量産する予定だとのことです。
Appleを含めた競争に?
5G通信向けベースバンドプロセッサ市場は、2021年第1四半期には前年同期比で3倍に成長しています。
 
メーカー別ではQualcommが数量ベースで70%のシェアを持っており、独占状態です。
 
しかしながら、2023年のiPhoneにはApple独自のベースバンドモデムチップが搭載されるという情報もあり、この市場は今後熾烈な競争になる可能性があります。
 
 
Source:經濟日報 , EMSOne
(ハウザー) …

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オープンソースオーディオ編集ソフトウェア「Audacity」、買収でスパイウェアに?

 
人気のオーディオ編集ソフトウェア「Audacity」が、最近行われた買収によりユーザーデータの収集を開始したため、“スパイウェアに成り下がった”と非難の声が上がっています。
当局のためのデータ収集を行う可能性も
オープンソースソフトウェア「Audacity」は2カ月前に、 Ultimate GuitarサイトやMuseScoreアプリを運営するMuse Groupに買収されましたが、ユーザープライバシーポリシーが変更され、ユーザーデータを、場合によっては州の規制当局を含むサードパーティーと共有するとの記載が追加されました。
 
新ポリシー導入により、コンピュータのプロセッサ、オペレーティングシステムとそのバージョン、ユーザーのIPアドレス、マシンで生成されたクラッシュレポート、致命的なエラーコード、メッセージなどが含まれるデータが収集されるようになります。
 
なお、データの保管場所は、米国、ロシア、欧州経済領域(EEA)で行われるとされています。
 
気になるのは、要請があれば、法の執行、訴訟、当局のためのデータ収集も行うと記されていることです。例えば、IPアドレスは1日だけ識別可能な形で保存された後にハッシュ化され、その後1年間サーバーに保存されるため、政府のデータ請求によりユーザーが特定されてしまうことを意味します。
新たなオープンソースプロジェクトの立ち上げも議論
Audacityの新たなポリシーには、13歳以下のユーザーによるソフトウェアを使用を禁じるとも記されていますが、この項目はGNU 一般公衆利用許諾書(GPLライセンス)に違反しているとの指摘もあります。
 
RedditやGitHubでは、AudacityをMuse Groupの所有権や疑わしいデータ収集方法から解放された、別のオープンソースプロジェクトにフォークすることがすでに議論されているようです。
 
 
Source:MacRumors
(lexi) …

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12.9インチiPad ProのミニLEDディスプレイを分析専門会社が画像と共に解説

 
プロセッサや各種部品の分析専門会社であるTechInsightsが、M1チップ搭載12.9インチiPad ProのミニLEDバックライト搭載ディスプレイに関し、拡大写真とともに解説しています。
0.2ミリ角の、10,384個のミニLEDを搭載
TechInsightsによれば、従来モデルでは72個のバックライト用LEDを用いていたのに対しM1チップ搭載12.9インチiPad Proでは、10,384個のミニLEDを搭載しているようです。
 
ミニLEDの大きさは従来のバックライト用LEDの120分の1の大きさで、1個あたり0.2ミリ x 0.2ミリまで小型化されていると、TechInsightsが明らかにしました。
 

 
このミニLEDにはSTMicroelectronics製の部品が組み合わせられているが、これはアクティブマトリクス方式のLED制御用かもしれないと、同社は指摘しています。
 

 
M1チップ搭載12.9インチiPad Proでは、これらのミニLEDバックライトを用いて2,596分割の部分制御を行っています。
 
下記画像は、12.9インチiPad Pro(第3世代)が搭載している液晶ディスプレイの拡大画像です。
 

2023年には有機ELディスプレイ搭載モデルをラインナップと噂
筆者が購入したM1チップ搭載12.9インチiPad Proでは、場合により発光部周囲に若干の滲みが発生しながらも、高いコントラストによる「深い黒の表現」が実現されているのが確認されていました。
 
iPad Proシリーズの2023年モデルには、自発光式の有機ELディスプレイがラインナップされると噂されています。
 
2023年以降のiPad Proでは、ミニLEDバックライト搭載モデルが併売されるのか、有機ELディスプレイ搭載モデルに切り替わるのか注目です。
 
 
Source:TechInsights
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AppleだけではなくIntelもTSMCの3nmノードを予約済み〜2つの製品が製造

 
Tom’s Hardwareが、TSMC(Taiwan Semiconductor Manufacturing Co.)の3ナノメートル(nm)ノード「N3」で初期に製造されるチップはAppleのものだけはなくIntelのものも含まれると伝えました。
「N3」で製造する最初のAppleシリコンはiPadが搭載
TSMCの3nmノード「N3」では、2022年モデルのiPadが搭載するチップが製造されるとNikkei Asiaが報じていました。
 
Nikkei Asiaの報道では、どのiPadが搭載するのか明らかになっていません。2022年モデルのiPad Air(第5世代)は、有機ELディスプレイを搭載するとの情報があります。
5nmと比べ、電力効率、性能、トランジスタ密度が改善
TSMCの「N3」を予約しているのはAppleだけではないようです。Tom’s Hardwareは、Intelがラップトップ向けとサーバー向けの2つのプロセッサに関し、「N3」での製造委託準備をすすめていると記しています。
 
TSMCの「N3」は「N5」と比べ、消費電力とトランジスタ数が同じ状況で性能が10%~15%向上、同じ動作周波数で最大30%の消費電力削減、最大70%のロジック密度向上、最大20%のSRAM密度向上が実現される見通しです。
 

 
TSMCは「N3」で20層以上の極端紫外線リソグラフィ(EUVL:Extreme Ultraviolet Lithography)を導入するようです。
 
TSMCは最近開催した技術シンポジウムで、「N3」がスマートフォンとハイパフォーマンス・コンピューティング(HPC)の両方のアプリケーションを最初からサポートするように設計されており、高性能と高密度の両方が実現されると発表していました。
 

 
 
Source:Nikkei Asia via Tom’s Hardware
Photo:WccftechTV/YouTube
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Apple、OS X LionおよびMountain Lionのダウンロードを無償化

 
Appleはつい最近まで、Mac OSの古いバージョンであるOS X LionやMountain Lionをダウンロードするための費用として19.99ドルを課していましたが、この度無償化したことがわかりました。
 
つまり、誰でも無料でこれらOSをダウンロードすることができます。
つい最近まで19.99ドルだった
macOSの最新バージョンはmacOS 11 Big Surであり、年内にはmacOS 12 Montereyが公開されます。しかし一部には、最新macOS向けにアップデートされていないソフトウェアを使用したいなどの理由で、あえて旧版のOSを利用しているユーザーがいます。
 
つい最近まで、旧版であるOS X 10.7 LionとOS X 10.8 Mountain Lionへダウングレードするためのコード取得には、19.99ドルが必要でした。
AppleのWebページからダウンロード可能
米メディアMacworldによると、現在はOS X 10.7 LionとOS X 10.8 Mountain Lionが、無料でダウンロード可能となっています。以下のAppleのWebページからダウンロードが可能です。
 

Mac OS X Lionインストーラー
Mac OS X Mountain Lionインストーラー

 
Mac OS X Lionに対応するのは、Intel Core 2 Duo、Core i3、Core i5、 Core i7またはXeonプロセッサ、2GBメモリを搭載したMacで、7GBのストレージ容量が必要です。
 
Mac OS X Mountain Lionに対応するのは以下のMacです。
 

iMac (Mid 2007-2020)
MacBook (Late 2008 Aluminum、またはEarly 2009以降)
MacBook Pro (Mid/Late 2007以降)
MacBook Air (Late 2008以降)
Mac mini (Early 2009 以降)
Mac Pro (Early 2008以降)
Xserve (Early 2009)

OS X 10.9 Mavericksから無料に
ただしMac OS X Mavericks以降のOSがプリインストールされたMacにはOS X LionやMountain Lionをインストールすることができません。
 
Appleは、以前はMac向けOSのアップデートを有料としていましたが、OS X 10.9 Mavericksから無償化するとともに、OSの名称をそれまでの猫科の動物の名称からカリフォルニアの地名へと変更しています。
 
 
Source:Macworld via MacRumors
(lunatic) …

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Windows 11のプレビュー版が、Windows Insider向けに提供開始

 
Microsoftが、Windows 11のプレビュービルド22000.51をWindows Insider向けに提供開始しました。
プレビュービルド22000.51をInsiderプログラムで提供開始
MicrosoftがWindows Insiderプログラムに登録したユーザー向けに、Windows 11プレビュービルド22000.51の提供を開始しました。
 
Windows 11プレビュー版には、新しいスタートメニュー、マルチタスク機能、更新されたMicrosoft Storeなどが含まれています。
 
MicrosoftはWindows 11について、「スナップレイアウト、デスクトップ、より直感的な新しい操作体系の導入により、すべてのアプリケーションにおいてマルチタスクを簡単に行うことができます」と述べています。
 
プレビュー版には、Windows 11の新しいテーマやダーク/ライトモードも含まれています。
 

プレビュー版をインストールするには対応PCが必要
なお、Intelプロセッサ搭載MacでWindows 11を動作させることはできないことから、プレビュー版を試すにはシステム要件を満たすPCを用意する必要があります。
 
 
Source:Windows Blog/Microsoft via iPhone in Canada
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iPhone14 miniはラインナップされず、Proシリーズがパンチホール採用?

 
ディスプレイ市場調査会社のStone Partnersが、iPhone14シリーズ(仮称:2022年モデル)には5.4インチディスプレイのiPhone14 miniがラインナップされないこと、iPhone14 Proシリーズのフロントカメラはパンチホールデザインで準備が進められていることを伝えました。
「mini」を廃止、「Max」が2機種に増加?
Stone Partnersが現地時間2021年6月27日に発表したレポートで、iPhone14シリーズにラインナップされる4モデルは、6.1インチディスプレイ搭載モデルが2つ、6.7インチディスプレイ搭載モデルが2つの合計4モデルになると記していることを韓国メディアET Newsが報じました。
 
このことから、5.4インチディスプレイを搭載する「mini」モデルは今秋発売のiPhone13 mini(iPhone12s miniとの噂もあり)が最後になりそうです。
 
現行モデルのiPhone12 miniの製造はすでに中止されており、今後の販売は積み上がった在庫から行われるとの報道がありました。
 

 
Stone Partnersだけではなく、iPhone14シリーズは6.1インチディスプレイを搭載する「iPhone14」、6.7インチディスプレイを搭載する「iPhone14 Max」と、それらのProシリーズとなる「iPhone14 Pro」および「iPhone14 Pro Max」の4モデル構成になると、複数ソースが予想している状況です。
2022年に「パンチホール」、2023年にディスプレイ下埋込み型カメラ搭載?
Stone Partnersはまた、「iPhone14 Pro」と「iPhone14 Pro Max」にはパンチホールデザインのフロントカメラが搭載されると予想しています。
 

 
同社によれば、iPhone13シリーズ発売前にも関わらずiPhone14シリーズの情報が漏れ聞こえてくるのは、「アプリケーションプロセッサ」(AP)やディスプレイ、カメラなどの重要なパーツの開発および仕様決定に1年〜2年の事前準備期間が必要なことが理由とのことです。
 
更に1年後となる2023年モデルのiPhoneには、「アンダーディスプレイカメラ(UDC)」や「アンダーパネルカメラ(UPC)」と呼ばれるディスプレイ下埋込み型カメラが搭載されるとの噂がありますが、発売まで時間があることからこれらの仕様は変更される可能性があると、Stone Partnersは説明しています。
 

 
 
Source:ET News
Photo:Apple Hub/Facebook (1), (2), (3)
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Apple Watch Series 7はバッテリー容量の拡大に焦点か

 
デザインが大きく刷新されると噂されているApple Watch Series 7には、より小型の“S7”プロセッサを搭載することで、さらにバッテリー容量が拡大する、と報じられています。
センサーの拡大は2022年までおあずけ
台湾紙の経済日報のサプライチェーンに関する報道によれば、Appleが今秋発売見込みのApple Watch Series 7は、両面のシステム・イン・パッケージ(SiP:System in Package)が採用された“S7”チップの搭載により、内部領域が広くなるとのことです。
 
空いたスペースには新たなセンサーが搭載されるのではないかとの期待が高まりますが、今年のApple Watchはバッテリー容量の拡大に焦点が当てられる見通しです。
 
Apple Watchの超広帯域無線(UWB)への対応は、2022年までは実現しないとの見方が濃厚とされています。
前回の報道とも内容が一致
今回の報道は、先日台湾DigiTimesが報じた内容とも一致します。
 
DigiTimesは、Apple Watch Series 7に搭載される「S7チップ」には、ASE Technologyの、チップ両面に電極を形成し積層できるように薄型化したシステム・イン・パッケージが採用されると伝えています。
 
 
Source:経済日報 via AppleInsider
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Beats Studio Budsが米国とカナダで発売!

 
Beatsブランドの新型完全ワイヤレスイヤホン「Beats Studio Buds」が、米国とカナダで現地時間の6月25日付けで販売開始となりました。コンパクトな設計ながら、独⾃のアコースティックプラットフォームにより、パワフルでバランスに優れたサウンドが特徴です。
独自のドライバを搭載
「Beats Studio Buds」は、2枚の振動板を採用した独自のドライバをデュアル・チェンバーのハウジング内に搭載したことで、クリアなサウンドと高度なステレオセパレーションを実現しています。さらに、進化したデジタルプロセッサがオーディオのパフォーマンスを最適化してくれます。
 

 
ノイズキャンセリングでクリーンな音質を保ちながらもパワフルで鮮やかなサウンドをもたらします。スタジオで生まれた音楽の質感そのままに、臨場感あふれる音の世界を一日中楽しむことができます。
日本では17,800円で販売予定
米国とカナダでの取扱小売店は、Best Buy、Target、Walmartなどが挙げられます。
 
日本での発売時期は夏期期間であることだけが今のところ明らかになっています。Appleオンラインストアの製品ページには、「この夏、登場」と記されており、販売価格は17,800円(税込)となっています。
 
カラーバリエーションは、ホワイト、ブラック、Beatsレッドの3色構成で、イヤーバッドは最大8時間の再生が可能、2回分の充電ができるポケットサイズの充電ケースが付属しています。
 

 
3種類のサイズから選べるソフトなシリコーン製イヤーチップで、快適で安定した着け心地となり、耳から外れにくくなります。さらに高い密閉性が臨場感あふれるサウンドを実現します。
 
 
Source:Beats, Apple via MacRumors
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iPhone12 Pro/128GB、最新11インチiPad Pro未使用がセール

 
じゃんぱらが、「4週連続!じゃんじゃんセール」を開催、6月24日からの4週目の特価品として11インチiPad Pro(2021年)と、iPhone12 Proの128GB未使用品を販売しています。
4週目の特価品
じゃんぱらが6月24日から実施中の、「4週連続!じゃんじゃんセール」4週目のセール品として、11インチiPad Pro(2021年)のWi-Fiモデル、ストレージ容量128GB未使用品と、iPhone12 Proの国内版SIMフリー、128GBの未使用品を販売しています。
 

商品名
価格(税込)
程度

11インチiPad Pro(2021年)Wi-Fi/128GB
85,980円
未使用品 / 3カ月保証

iPhone12 Pro / 128GB
107,480円
未使用品 / 3カ月保証

 
上記以外にも、6月17日からのセール3週目の特価品である、8コアCPUと7コアGPUのM1チップ搭載MacBook Air(2020年モデル)やiPad mini(第5世代)が引き続き販売されています。
 
Intelプロセッサ搭載Macの中古を値引き販売
じゃんぱらは、セールの一環として表示価格が50,000円以上のIntelプロセッサ搭載Macを5,000円引きで販売します。
 

 
商品に関する質問は、じゃんぱらにお問い合わせ下さい。
 
 
Source:じゃんぱら
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驚異的なコスパに?次期iPhone SEが5Gに対応するかも

Photo:ヤマダユウス型安いは正義。2020年4月に登場したiPhoneSE(第2世代)はそのコスパで一躍人気となりましたが、来年前半に投入されると目されている次期iPhoneSE(第3世代となる)も極めて高コスパなモデルになるかもしれません。iPhone8をベースに5Gに対応し、プロセッサもアップデートされるかもしれないのですから。アップル関連のリーク情報に定評のあるアナリストことミンチー・ク …

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IntelがRISC-VアーキテクチャのCPUコアを同社のプラットフォームに採用

 
RISC-Vアーキテクチャは、ArmやIntelと異なりライセンスフリーのCPUアーキテクチャであり、業界の注目を集めています。そんなRISC-VアーキテクチャのCPUコアを開発しているSiFiveのP550と呼ばれるCPUコアがIntelのプラットフォームに採用されることがわかりました。Intelにとって最初の7ナノメートル(nm)で製造されるチップである可能性もあります。
ArmのCortex-A75を上回る性能のP550
SiFiveが発表したP550と呼ばれるCPUコアは、同社のフラッグシップCPUコアです。
 
スペックとしては、13ステージのパイプラインステージを持ち、3命令同時発行のアウト・オブ・オーダーマイクロアーキテクチャを採用しています。
 
SiFiveによれば、このP550はArmのCortex-A75を上回る面積性能比を備えているとのことです。
Intelの7nmプロセスプロットフォーム「Horse Creek」でサポートされるP550
SiFiveはまた、ニュースリリースのなかで、P550がIntelの7nmプロセスプラットフォームである「Horse Creek」でサポートされることを明らかにしています。
 
Intelのフェローであり、IPエンジニアリング・グループのCTOであるアンバー・ハフマン氏は、「当社は、SiFive社のリード開発パートナーとして、当社の7nm Horse Creekプラットフォーム上でのP550の素晴らしい性能を共通の顧客に紹介できることを嬉しく思います」と述べました。
 
Intelは7nm世代最初の製品として、Meteor Lakeプロセッサを2023年に市場に投入するとしていましたが、Horse Creekのシリコンは2022年に完成するといわれており、Horse CreekがIntelにとって最初の7nm製品となる可能性があります。
 
IntelはSiFiveに対して、20億ドルで買収を提案したという報道もあります。
 
 
Source:SiFive via The Elec, ANANDTECH
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2021Q1の5G向けベースバンドプロセッサ市場はQualcommが70%のシェア

 
スマートフォンにおいて電波による通信を担うベースバンドプロセッサ市場は、2021年第1四半期(1月~3月)に前年同期比で27%成長し、74億ドル(約8,206億円)に達しました。メーカー別ではQualcommが強く、特に5G通信向けのベースバンドプロセッサにおいては70%ものシェアを誇っています。
27%成長、74億ドルに達したベースバンドプロセッサ市場
調査会社のStrategy Analyticsによると、2021年第1四半期のベースバンドプロセッサ市場は前年同期比で27%成長し、74億ドル(約8,206億円)に達しました。
 
金額ベースのメーカー別シェアではQualcommが53%のシェアを獲得して首位に立っています。
 
2位はMediaTekで25%、3位はSamsungで10%でした。
 
MediaTekは急成長を遂げており、1年前と比べて162%収益が増加したとのことです。
5G向けではQualcommが圧倒的
普及が進む5G通信対応スマートフォン向けのベースバンドプロセッサ市場は、前年同期比で3倍に成長しました。
 
シェアとしてはQualcommが圧倒的で金額ベースで70%のシェアを誇っています。
 
これは、AppleのiPhone12シリーズで使われていることや、5G通信対応Androidスマートフォンの人気によるものです。
 
また、HuaweiのHiSiliconの縮小を受け、そのシェアを奪った側面もあります。
 
 
Source:Strategy Analytics via businesswire, Gizchina
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【速報】Microsoft Windows 11発表〜10から無償アップデート可能

 
Microsoftが現地時間2021年6月24日午前11時(日本時間6月25日午前0時)からイベント「What’s next for Windows」を開催し、「Windows 11」を発表しました。Windows 11では、Androidアプリが実行できるようになります。
新しいスタートメニュー
Windows 11のスタートボタンは、リーク情報通りタスクバー中央に配置されます。
 
スタートメニューはアプリアイコンの表示がWindows 10から改善され一覧性が向上、目的とするアプリが見つけやすくなります。
 

各ウィンドウの配置が容易に
Windows 11では、開いている複数のウィンドウの配置が簡単に選べるようになります。
 

ウィジェットが復活
進化したウィジェットが、Windows 11で利用できるようになります。
 
Windows 95 + Internet Explorer 4の「チャンネル」以降、Microsoftが目指していたインタラクティブなコンテンツ提供が、Windows 11のウィジェットを通じて実現されます。
 

Auto HDRなどゲーム環境を強化
ゲーム環境では、DirectX 12への最適化、Auto HDRへの対応強化などが行われ、Windows 10よりもパフォーマンスが向上します。
 

Androidアプリの実行
Androidアプリを、Windows 11で実行できるようになります。Androidアプリは、「Amazonアプリストア」からダウンロードします。
 
今回のイベントでは、TikTokのAndroidアプリを実行している様子が披露されました。
 

入力環境の改善
キーボードでの入力だけではなく、ペン、タッチ操作、音声による入力環境が改善されます。
 

 
DellやHP、Lenovoなど多くのベンダーの製品が、Windows 11の新しい入力環境をサポートします。
 

2021年後半にリリース予定
Windows 11は、2021年後半にリリース予定です。今後各社から、Windows 11への無償アップデート対応機種が発表される予定です。
 
また、自作PCにおける各OSからの無償アップデート条件などもリリースに向けて明らかになっていくものと予想されます。
 

ハードウエア/仕様の最小要件
MicrosoftはWindows 11のページで、互換性をチェックするためのアプリを提供しています。
 

 
アプリを用いて、使用中のPCがWindows 11と互換性があると確認された場合、無償でアップデートできるとMicrosoftが案内しています。
 

プロセッサ:動作周波数1GHz、デュアルコア以上以上の64ビット互換プロセッサもしくはシステム・オン・チップ(SoC)
RAM:4GB
ストレージ:64GB以上
システム ファームウェア:UEFI、セキュア ブート対応
グラフィックス カード:DirectX 12 以上
ディスプレイ:対角9インチ以上、8ビット カラーのHD解像度(720p)
インターネット接続:Windows 11 Home Editionセットアップのために、Microsoftアカウントが必要
 

Get 3 minutes closer to the release of #Windows11 #MicrosoftEvent pic.twitter.com/qI55tvG6wK
— Windows (@Windows) June 24, 2021

 
 
Source:Windows 11/Microsoft
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次期iPhone SE、5G対応iPhoneとしては最安値に〜クオ氏予測

 
5Gに対応したiPhone SE(第3世代)は、2022年前半に発売され、5G対応iPhoneとしては最も低価格のモデルになる、との予測をApple関連の著名アナリスト、ミンチー・クオ氏が発表しました。
5G対応のiPhoneとして最安値に
現地時間6月23日の投資家向けレポートでクオ氏は、iPhone SE(第3世代)について、外観デザインはiPhone SE(第2世代)とほぼ変わらず、搭載プロセッサがアップデートされ、5Gに対応して2022年前半に発売される、と2021年3月の予測と同じ内容を繰り返しています。
 
今回のレポートでクオ氏は、iPhone SE(第3世代)の価格について5G対応のiPhoneとしては最も低価格になると予測しています。
 
クオ氏の予測どおりなら、現在販売されている5G対応iPhoneで最も安い、iPhone12 mini(64GBで82,280円)よりもiPhone SE(第3世代)が安く購入できることになります。
 
なお、現行モデルiPhone SE(第2世代)は、64GBモデルが49,280円(税込)で販売されています。
 
クオ氏はiPhone SE(第3世代)の具体的な発売時期について明言していませんが、2022年春のイベントで発表という可能性がある、と米メディアMacRumorsはコメントしています。
「iPhone SE Plus」については言及なし
以前、クオ氏がサイドボタンにTouch IDが搭載されると予測した、「iPhone SE Plus」と噂される大画面モデルについては、今回のレポートでは触れられていません。
 
なお、クオ氏は以前、6インチ液晶ディスプレイ、Face ID対応、5G対応のiPhone11の後継にあたるモデルが2023年に発売されると予測しています。
 
このiPhone11後継モデルが、「iPhone SE Plus」に相当するのかもしれない、とMacRumorsは指摘しています。
 
 
Source:MacRumors
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Windows 11プレビューが各種ベンチマークテストでWindows 10を上回る

 
Hot Hardwareが、リークされたWindows 11プレビュービルド(21996.1)とWindows 10 21H1を各種ベンチマークテストで比較、Windows 10 21H1を上回る結果を出したと報告しました。
 
Windows 11には、Windows 7とWindows 8、Windows 8.1、Windows 10から無償アップグレードできると噂されています。
Windows 11に関する噂
Windows 11には、「軽量版のWindows 11 SEが用意される」「Windows 7とWindows 8、Windows 8.1、Windows 10から無償アップグレードできる」などの噂があります。
 
また日本マイクロソフトが、流出したWindows 11のISOにリンクしているインドのテクノロジーサイト「Beebom」のページを検索結果から除外するよう、Googleにデジタルミレニアム著作権法(DMCA:Digital Millennium Copyright Act)にもとづく通知を送ったことから、図らずもWindows 11のISOなどが本物だと認められたと、XDA- Developersが報告していました。
比較テストの内容と結果
Hot HardwareがWindows 11プレビュービルド(バージョン21996.1、以下Windows 11)とWindows 10 21H1を「Geekbench 5」「Browserbench Speedometer 2.0」「Cinebench R23」「UL PCMark 10」「3DMark Night Raid」でのベンチマーク比較テストを実施、結果を報告しました。
 
比較テストは、Intel Core i7-L16G7(Lakefield)を搭載したSamsung Galaxy Book Sに両OSをインストールして行われました。
 
テストは最低3回実施し、中央値を採用しています。結果、ほとんどのテストにおいて、Windows 11がWindows 10 21H1を上回る結果になりました。
 
Windows 11は、Apple M1のようなbig.LITTLE構成のCPUアーキテクチャに最適化されている可能性があるようです。
 
Geekbench 5
 
マルチコアスコアにおいてWindows 11がWindows 10を約5.8%、シングルコアスコアにおいて約2%上回りました。
 

 
Browserbench Speedometer 2.0
 
Windows 11は、Google Chrome バージョン91を使ったテストでWindows 10 21H1よりも10%以上速く動作しました。
 

 
Cinebench R23
 
Windows 11はシングルスレッドテストでより大きな向上が見られ、Windows 10 21H1から約8.2%向上していることが確認されました。
 

 
UL PCMark 10
 
ドライバーが最適化されていないながら、Windows 11はWindows 10 21H1よりもわずかながら良い結果を記録しました。
 

 
3DMark Night Raid
 
Samsung Galaxy Book SのドライバーはWindows 11用ではありませんが、Intel UHDグラフィックスで問題が起きることもなくテストが実行されました。
 
このテストではWindows 10 21H1がWindows 11を20ポイント上回りましたが、差は小さいことから結果は互角とHot Hardwareが報告しています。
 

Windows 11はbig.LITTLE構成に最適化される?
今回の結果についてHot Hardwareは、テストに用いたSamsung Galaxy Book Sが搭載するIntel Core i7-L16G7のアーキテクチャが影響したのではないかと推測しています。
 
Intel Core i7-L16G7はApple M1のようなbig.LITTLE構成で、10nmプロセスで製造されます。
 
Microsoftは、同様にbig.LITTLE構成となるIntelの次世代プロセッサ「Alder Lake」を見据えた開発を行っていることが今回のWindows 11の好結果に繋がったのかもしれないと、Hot Hardwareが記しています。
 
 
Source:Hot Hardware via Windows Latest (1), (2), (3), Notebookcheck
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M1 MacBook Air中古が94,980円、iPad mini5中古がセール中

 
じゃんぱらが、「4週連続!じゃんじゃんセール」を開催、6月17日からの3週目の特価品としてiPad mini(第5世代)と、8コアCPUと7コアGPUのM1チップ搭載MacBook Air(2020年モデル)の中古品を販売しています。
3週目の特価品
じゃんぱらが6月17日から実施中の、「4週連続!じゃんじゃんセール」3週目のセール品として、8コアCPUと7コアGPUのM1チップ搭載MacBook Air(2020年モデル)iPad mini(第5世代)を販売しています。
 

商品名
価格(税込)
程度

iPad mini(第5世代)Wi-Fiモデル/64GB
39,480円
中古 / 1カ月保証

MacBook Air(2020年モデル)8コアCPUと7コアGPUのM1チップ256GB SSD/8GB RAM
94,980円
中古 / 1カ月保証

 
上記以外にも、6月11日からのセール2週目の特価品であるiPad Air(第4世代)やApple Watch SEの未使用品が引き続き販売されています。
 
Intelプロセッサ搭載Macの中古を値引き販売
じゃんぱらは、セールの一環として表示価格が50,000円以上のIntelプロセッサ搭載Macを5,000円引きで販売します。
 

 
商品に関する質問は、じゃんぱらにお問い合わせ下さい。
 
 
Source:じゃんぱら
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IntelのCPU市場シェアが過去最低に?~Macの独自プロセッサ移行により

 
長らく高いシェアを誇ってきたIntelのCPUですが、今後数年で過去最低に落ち込む可能性があります。AppleがMacのCPUを自社製に置き換えることで、IntelのCPU市場のシェアが80%を下回ることになるそうです。
2年後の完全移行を目指すMac
Appleは昨年、デスクトップ、ノートパソコンを問わず、すべてのMacをIntel製から自社製のCPUに移行させることを発表しました。
 
この第1弾としてM1チップをリリースし、市場からは高評価を得ています。
 
この結果、今年のIntelはAppleからの受注の50%を失うそうです。
 
さらに2023年には、Appleが完全移行を果たすことにより、Appleが10%のシェアを得て、AMDが10%のシェアを持ち、Intelのシェアは80%を下回るとみられます。
M1チップに対してネガティブキャンペーンを行うIntel
Appleのこの動きをIntelは脅威に感じており、さまざまなネガティブキャンペーンを行っています。
 
一方AppleはM1XやM2など、複数のAppleシリコンの開発がうわさされており、精力的に開発を行っているようです。
 
 
Source:DigiTimes via MacRumors
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MacBook Air/M1 MacBook ProのAppleCare+が値下げ

 
Appleが、M1搭載MacBook ProとMacBook Air向けのAppleCare+料金を引き下げています。AppleCare+は、Mac購入後30日間以内なら追加購入も可能です。
MacBook AirとM1 MacBook Proで値下げ
現地時間6月17日、M1プロセッサ搭載のMacBook AirとMacBook Pro向けのAppleCare+の料金が引き下げられている、と米メディアMacRumorsが報じています。
 
MacBook Air向けのAppleCare+は、249ドルから199ドルに引き下げられています。
 
M1搭載MacBook ProのAppleCare+は、269ドルが249ドルに引き下げられた一方、Intelモデルは269ドルのままで変わっていません。
日本でも値下げ
日本のAppleオンラインストアでも、対象モデルのAppleCare+には「プライスダウン」の表示があり、新料金(税込)が適用されています。
 

AppleCare+ for MacBook Air:22,800円
AppleCare+ for MacBook Pro(M1):27,800円
(参考)AppleCare+ for MacBook Pro(Intel):28,380円(変更なし)

 

 
Macの購入から30日以内に追加可能
AppleCare+ for Macは、Mac購入と同時、もしくはMacの購入から30日以内に購入することができます。
 
AppleCare+ for Macに加入すると、通常は1年間のハードウェア製品限定保証と90日間の無償テクニカルサポートが、3年間に延長されます。
 
また、過失や事故による損傷に対する修理は、画面または外部筐体の損傷は12,900円(税込)、そのほかの損傷は37,100円(税込)で、1年間に2回まで受けることができます。
 
アメリカでは、2021年4月からAppleCare+ for Macの保証期間終了後に新たな保証プランを購入して延長することも可能になっています。
 
 
Source:Apple (1), (2), (3) via MacRumors
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新型Mac Proと新型Pro Display XDRの登場時期は?

 
Appleが公式YouTubeチャンネルからMac ProおよびPro Display XDRの動画を削除したことで、一部では「次期モデル登場の兆し?」との噂が流れました。しかし米メディア9to5Macは、「まず登場するのはIntelチップ搭載Mac Pro」など、これまでの情報をまとめたうえで、両ハードウェアの今後について予想しています。
AppleはAppleシリコン搭載Mac Proを開発中
Appleは2020年から、2年を費やしてAppleシリコンへ移行するとの計画を明らかにしました。しかしMac Proについては、Appleシリコン搭載モデルが開発中であるという情報と同時に、Intelチップ搭載モデルがリリースされるとの報道があります。
 
Bloombergは5月、コードネーム「Jade 2C-Die」および「Jade 4C-Die」と呼ばれる新型Mac Proには、CPUコアが20コアと40コアの2つのAppleシリコンが用意されると報じました。同メディアは20コアチップは16コアの高性能コアと4コアの高効率コア、40コアチップは32コアの高性能コアと8コアの高効率コアで構成され、GPUチップは64コアと128コアの2種類が用意されると伝えています。
まず登場するのはIntelチップ搭載のMac Pro
とはいえこの報道は、Appleシリコン搭載の新型Mac Proが年内に登場するという意味ではないようです。
 
というのは、macOS Big Sur 11.4のリリースキャンディデート(RC)に、Intel Core i9プロセッサがMac Proに搭載されることを示唆する記述が見つかったのに続き、Xcode 13ベータ1でも、Intelの最新Xeon Scalableプロセッサを搭載するMac Proの登場を示すコードが見つかったためです。
 
Bloombergのマーク・ガーマン記者も、AppleはIntelチップ搭載Mac Proを開発中であるとTwitterに投稿しています。
 
これらの情報から、AppleはAppleシリコン搭載Mac Proの開発を進めているものの、それよりも先にIntelチップ搭載Mac Proを発売すると見て良さそうです。
Pro Display XDRは?
現時点では次世代Pro Display XDRに関する情報はありません。Appleは今年2月に、LGとの提携によるUltraFine 5K Displayの販売を終了しており、現在外付モニターとして販売しているのはPro Display XDRのみです。
 
Bloombergは今年1月、AppleはPro Display XDRと比べるの性能は落ちるものの、手頃な価格のディスプレイを開発中であると報じました。
 
Appleは一般ユーザー向けに2011年にThunderbolt Displayを発売していますが、2016年に販売を終了しています。
 
 
Source:9to5Mac
(lunatic) …

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