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App Storeへの支出が22.1%伸び4兆円を突破~2021年上半期

 
新型コロナウイルスの影響で自宅での時間を過ごすことが求められる中、スマートフォンアプリの人気はさらに高まっているようです。2021年上半期(1月~6月)にApp Storeに支出された金額は前年同期比22.1%増の415億ドル(約4兆5,877億円)となりました。
649億ドルを売り上げた2021年上半期のアプリ市場
調査会社のSensor Towerによると、2021年上半期にスマートフォンアプリに支出された金額は前年同期比24.8%増の649億ドル(約7兆1,731億円)に達しました。
 
このうち、AppleのApp Storeが22.1%増の415億ドル(約4兆5,877億円)、Google Playが30%増の234億ドル(2兆5,863億円)となっています。
 

 
ゲーム以外の個別アプリでは、App StoreではTikTokが首位、Google PlayではGoogle Oneが首位となっており、全体ではTikTokが首位です。
 

App Storeのダウンロード数は減少
収益が上昇する一方で、App Storeでのアプリダウンロード数は前年同期の183億回から2021年上半期には163億回へと10.9%減少しました。
 
Google Playでは530億回から562億回へと6%増加しており、トータルでは1.7%の増加となっています。
 
Sensor TowerはApp Storeでの減少について、2020年前半にアプリのダウンロード数が急増した反動ではないかとしています。
 
 
Source:Sensor Tower via Apple Insider, MacRumors
(ハウザー) …

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SamsungとAMDの協業GPUの性能がリーク~A14 Bionicと同等以上

 
2021年7月の発表がうわさされるSamsungとAMDが協業して設計しているGPUのベンチマーク結果が初めてリークされました。QualcommやSamsung製のフラッグシップ システム・オン・チップ(SoC)の性能を軽く上回り、AppleのA14 Bionicと同等以上のパフォーマンスを見せています。
Snapdragon 888やExynos 2100よりも50%以上高速
このリーク情報はTwitter上の人気リーカーであるIce universe氏(@UniverseIce)によってもらたされました。
 
それによると、SamsungとAMDの協業によって生まれたGPUは、3D MarkのWild Lifeというテストにおいて8,134ポイントを獲得したとのことです。
 

Exclusive: Samsung is testing the AMD GPU in the new Exynos, and the Wild Life test on the 3D Mark has scored 8134 points. It is worth mentioning that the CPU in this test is A77 architecture, for reference only. Each test has different results, we need to wait for more results. pic.twitter.com/Rej9vqyP6s
— Ice universe (@UniverseIce) June 29, 2021

 
現在Androidスマートフォンに使われているSoCのなかで最速であると考えられるQualcommのSnapdragon 888が5,382ポイント、SamsungのExynos 2100が5,295ポイントですので、これらよりも50%以上高速な結果です。
 
このベンチマーク結果はCPUに最新ではないArmのCortex-A77を使用したときのものであり、フラッグシップSoCに搭載されるような最新CPUと組み合わせた場合にはさらにスコアが高まる可能性があります。
A14 Bionicと同等以上のスコア
この3D MarkのWild LifeというテストをiPhone12シリーズに搭載されているAppleのA14 Bionicで動作させた場合のスコアは7,668ポイントであり、SamsungとAMDのGPUはこれをも上回る結果です。
 
ただし、このチップを搭載したスマートフォンの登場時期を考えると、次期iPhoneに搭載されると考えられるAppleのA15 BionicやSnapdragon 895/898との比較が気になります。
 
SamsungとAMDの協業で生まれたGPUを搭載したSoCの詳細は2021年7月に発表される見込みです。
 
 
Source:Ice universe/Twitter via Wccftech, Gizchina
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総務省と消費者庁、携帯新料金プランによる負担軽減効果は年4,300億円と試算

 
総務省と消費者庁は、6月29日に大臣会合を開催し、格安スマホや携帯大手キャリアによる新料金プランによる負担軽減が、年間4,300億円に達するとの試算を公表しました。
2月以降の新プラン加入者数は携帯契約数の約1割
総務省と消費者庁のトップによる「携帯電話料金の低廉化に向けた二大臣会合」は、2020年12月に初めて開催され、乗り換えのしやすい環境づくり、消費者による合理的な選択などをテーマとして、公正取引委員会を加えて検討を行っています。
 
6月29日の会合では、2021年2月以降に提供が開始された携帯大手やMVNOによる新料金プランの加入者数が、携帯電話契約数のおよそ1割に相当する1,570万件になったと報告がありました。
 
これらの新料金プランによる、利用者の負担軽減効果は年間4,300億円にのぼるとの試算も公表されています。
さらに携帯各社の競争による値下げを促す方針
Sankei Bizによると二大臣会合では、スマートフォンの価格が高止まりしており端末購入費を含めた消費者の負担は変わっていない、との指摘に対応するため、携帯電話各社にさらなる競争を促す方針とのことです。
 
また、販売代理店での強引な勧誘を是正するルール整備、格安スマホ事業者に対する優遇策などによる消費者負担の引き下げにつなげたい考えと伝えられています。
端末代金の値引き方針に見直し?
端末代金の高止まりについては、総務省が設定した端末代金の値引き上限である2万円が今後見直されることとなるのか、注目が集まりそうです。
 
総務省が行った調査では、携帯キャリアが携帯販売代理店に支払う手数料の評価基準が高額な大容量プランに偏っており、販売現場では高額なプランを勧めざるを得ないという問題が指摘され、公正取引委員会が是正を求める報告書を公開しています。
 
また、携帯キャリアが販売代理店に対して、「アハモフック」「povoフック」と称して新料金プランに関心を持って来店した利用者を高額プランに誘導するよう指示していた、とも報じられています。
 
最近では、KDDIがauのSIMロック解除方法の案内ページが検索結果で表示されないようタグを埋め込んでいたことも明らかになり、KDDIは意図的なものではなかった、と説明しています。
 
 
Source:Sankei biz, 時事通信
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ローソン銀行、PayPayボーナス100万円相当等が当たるキャンペーンを開催

 
ローソン銀行とPayPayは6月29日、アンケートの回答で最大100万円相当のPayPayボーナスが当たるキャンペーンを開始しました。
アンケートの回答で応募可能
ローソン銀行とPayPayが実施している「ローソンのATMで現金チャージできます!PayPayボーナス総額300万円分プレゼントキャンペーン」のキャンペーン期間は、6月29日から8月31日までとなっています。
 
応募にはローソン銀行の取引は不要で、アンケートに回答することで誰でも可能となっており、1名に100万円相当、100名に1万円相当、1,000名に1,000円相当のPayPayボーナスが当たります。
 
当選した場合は、2021年11月末までに当選メールが送信されます。
 
アンケートの内容は以下の通りで、スマートフォン等から応募することが可能です。
 

100万円分のPayPayボーナスが当たったらローソンで何を買いたいか
メールアドレス
案内メール送付の可否
性別
生年月日
いつも利用するPayPayのチャージ方法
キャンペーンを知った経緯
ローソン銀行ATMの利用意向

 
キャンペーンの詳細は、以下の特設ページでご確認ください。
 

キャンペーン特設ページ

 
ローソン銀行は2021年4月、日本全国のATMで現金チャージが可能になったと発表しています。
 
 
Source:ローソン銀行・PayPay
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【進化版】UMIDIGI A9 Pro 8GB RAM + 128GB ROMスマートフォン本体 Android 10.0 4150mAh スマホ本体 6.3 FHD+フルスクリーン SIMフリー ス...

【進化版】UMIDIGI A9 Pro 8GB RAM + 128GB ROMスマートフォン本体 Android 10.0 4150mAh スマホ本体 6.3 FHD+フルスクリーン SIMフリー スマホ 本体 48MP+16MP+5MP 4眼カメラ オクタコア グローバルバージョン 顔認証 指紋認証 技適認証済 (フォレストグリーン)  (499) ¥24,969 (2021-06-29 以降 – 追加情報商品価格と取扱状況は記載された日時の時点で正確で、また常に変動します。Amazon の…

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クラウドゲームサービス「Xbox Cloud Gaming」が海外で正式に提供開始

 
Microsoftは現地時間6月28日、海外22カ国を対象に「Xbox Cloud Gaming」のサービスを正式に開始したことを発表しました。これにより、iPhone及びiPad上のSafariブラウザでサービスが利用できるようになります。
Apple端末やWindows10搭載のPCで利用可能
Xbox Cloud Gamingは、Appleのスマートフォンやタブレット、もしくはWindows10搭載のPCを持つXbox Game Pass Ultimateメンバーなら誰でも利用可能です。PCまたはモバイル端末のMicrosoft Edge、Chrome、SafariなどのWebブラウザより、「xbox.com/play」にアクセスすることでサービスを利用できます。
 
Microsoftは2週間前に、一部のユーザーを対象としたベータテストを経て、「今後数週間のうちに」Appleデバイス向けにサービスを開始すると発表していました。
ロード時間の短縮とフレームレートの向上を実現
Xbox Cloud Gamingは、どのデバイスからでもWebブラウザを利用してXbox Game Passライブラリにある数百種類のゲームをプレイできるように設計されています。Microsoftによると、このサービスはアップグレードされた同社のデータセンターに設置されたXbox Series Xハードウェアを利用することで、ロード時間の短縮とフレームレートの向上を実現しています。
 
また、遅延を減らすために1080p/60fpsでのストリーミングを予定しており、全てのデバイスでシームレスにプレイできるよう設計されているとのことです。このサービスを利用するには、Xbox Game Pass Ultimateへの加入が必要で、価格は月額14.99ドル(約1,660円)で、新規ユーザーは1ドル(約110円)で3ヶ月間サービスを利用することができます。
 
このサービスは米国などを含む22カ国で提供開始されましたが、日本では年内に提供される予定です。
 

 
 
Source:Microsoft via MacRumors
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世界のスマートフォン買い替え率は2020年が底~2021年からはゆっくり回復

 
世界のスマートフォン買い替え率は2013年の42%をピークに下がり続けています。しかしながら、2020年を底にゆっくり回復し、2026年には33%まで改善するとのことです。
2013年の42%をピークに下がり続けるスマートフォン買い替え率
調査会社のStrategy Analyticsによると、世界のスマートフォン買い替え率は、2013年に42%を記録しピークに達しました。
 
これは、携帯電話事業者による補助金が過去最高水準に達したことが要因です。
 
しかしながら、2014年以降は一部市場における補助金廃止の動きや、新興市場でのスマートフォンブームおよび低所得者向けプリペイド型スマートフォン利用の増加などにより、買い替え率は低下傾向にあります。
 
2020年には新型コロナウイルスの影響もあり、過去最低の28%を記録しました。
2021年以降はゆっくりと回復
しかしながら、2021年以降は世界のスマートフォン買い替え率はゆっくりと回復し始めると予想されています。
 

 
この回復は、景気回復と5Gへの移行によるものです。
 
2026年には世界のスマートフォン買い替え率は33%まで改善されると予測されています。
 
 
Source:Strategy Analytics
Photo:ぱくたそ
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タイのスマートフォン市場でiPhoneが躍進~2020年第4四半期は3位に

 
タイの2021年第1四半期(1月~3月)におけるスマートフォン市場は前年同期比で70.9%、前四半期比で34.2%増加しました。そのなかでiPhoneは好調を保ち、メーカー別シェアにおいて躍進を遂げています。
大幅な増加を見せた2021年第1四半期のタイスマートフォン市場
調査会社のIDCによると、2021年第1四半期のタイのスマートフォン市場は前年同期比で70.9%、前四半期比で34.2%増加と大幅な増加を見せました。
 
通常、第1四半期は前の第4四半期に比べて減少するものですが、そのような季節的な傾向を覆す結果となっています。
 
これには、ベンダーが供給不足に直面していた2020年第4四半期(10月~12月)からの旺盛な需要などが背景にあるとされています。
Appleのシェアが躍進
メーカー別のシェアでは、Appleが2020年第4四半期には17%のシェア、2021年第1四半期は11%のシェアを獲得し。躍進を見せました。
 

 
2020年第4四半期には3位、2021年第1四半期は順位を落としましたが5位となっています。
 
Appleは2020年7月に2店舗目のApple Storeをバンコクにオープンしており、このことが好調な業績につながったとみられます。
 
 
Source:IDC via Patently Apple
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楽天モバイル、iPhoneシリーズを「持ち込みスマホあんしん保証」の対象に

 
楽天モバイルの「持ち込みスマホあんしん保証」は、スマートフォンの故障時に新品の端末を交換品として受け取れるサービスです。この「持ち込みスマホあんしん保証」サービスの対象にiPhoneが追加されたと発表がありました。
スマートフォン故障時に新品の端末を受け取れる「持ち込みスマホあんしん保証」
楽天モバイルの「持ち込みスマホあんしん保証」は、スマートフォンの破損、全損、水没などの故障の際に、自己負担金(免責金額)の支払いのみで新品同等の同一機種を交換品として受け取れるサービスです。
 

 
交換品は故障受付日の翌日に発送されるため、最短で2~3日後に交換品を受け取ることができます。
 

 
コンビニでも受け取れるため、日中不在にしがちな平日でも確実に受け取ることが可能です。
iPhoneの月額料金は715円~、自己負担金は12,100円
この「持ち込みスマホあんしん保証」の対象機種にiPhoneシリーズが追加されました。
 

持ち込みスマホあんしん保証サービスに、iPhoneが対象製品になりました。スマホの故障・破損・水没時に、新品同等の同一機種を交換品としてお届けします。今使っているスマホを楽天モバイルで使いたい、そんな方におすすめです。※iPhone 6s以降対象
▼詳しくはコチラhttps://t.co/29J7IOPpoV pic.twitter.com/NWOSPZV67j
— 楽天モバイル (@Rakuten_Mobile) June 28, 2021

 
サービスの対象となっているのはiPhone 6sシリーズ以降の機種です。
 
このサービスは機種によって月額料金や自己負担金が異なるのですが、iPhoneシリーズの場合は月額料金が715円~1,309円、自己負担金は全機種共通で12,100円となっています。
 
「持ち込みスマホあんしん保証」に加入するには、回線開通日から30日以内にオンラインで加入手続きを行う必要があります。
 
 
Source:楽天モバイル
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Qualcomm、Snapdragon 888+を発表~888との違いは?

 
スマートフォン向けシステム・オン・チップ(SoC)大手のQualcommが新たなフラッグシップチップを発表しました。Snapdragon 888+と名付けられたこの製品は現在のフラッグシップであるSnapdragon 888を強化したものとなっています。
Snapdragon 888からCPU性能とAI処理能力を強化
Snapdragon 888+はSnapdragon 888の上位に当たる、Qualcommの新たなフラッグシップSoCです。
 
Snapdragon 888との違いは以下のようになっています。
 

Snapdragon 888
Snapdragon 888+

CPU
Cortex-X1 x 1(2.84GHz), Cortex-A78 x 3(2.42GHz), Cortex-A55 x 4(1.80GHz)
Cortex-X1 x 1(2.995GHz), Cortex-A78 x 3(2.42GHz), Cortex-A55 x 4(1.80GHz)

AI処理
Hexagon 780(26 TOPS)
Hexagon 780(32 TOPS)

 
まず、CPUのなかの高性能コアの動作周波数が2.84GHzから2.995GHzに引き上げられています。
 
また、AI処理性能が26 TOPSから32 TOPSに約20%向上しました。
 
このほかのスペックは共通であり、5ナノメートル(nm)プロセスで製造される点も変わりません。
搭載製品は2021年後半に登場
このSnapdragon 888+を搭載した製品は2021年後半に登場予定です。
 
Asus、Honor、Motorola、Vivo、XiaomiといったメーカーがSnapdragon 888+を搭載した製品を発表するといわれています。
 
また、Qualcommの次期フラッグシップSoCであるSnapdragon 895を搭載したスマートフォンも年内に発売されるとの情報もあります。
 
 
Source:Qualcomm via Android Authority
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聖剣伝説3のフルリメイク作品、スマートフォン版の発売が決定

 
スクエア・エニックスは6月27日、1995年に発売された人気ゲーム「聖剣伝説3」のフルリメイク版をスマートフォン向けに発売すると発表しました。配信開始日は7月15日となっています。
聖剣伝説3 トライアルズ オブ マナ

 
スクエア・エニックスは2020年4月、1995年にスーパーファミコン向けに発売され、大人気となったアクションRPG「聖剣伝説3」のフルリメイク版として、「聖剣伝説3 トライアルズ オブ マナ」をPlayStation4やNintendo Switch向けに発売しました。
 
2021年2月には世界累計出荷・ダウンロード本数が100万本を突破する人気作品となっています。
 
聖剣伝説3は、6人のキャラクターから主人公を選び、物語の展開が変わっていく「トライアングルストーリー」が採用され、やりこみ度が高いゲームとなっており、フルリメイク版ではグラフィックが向上し、キャラクターボイス等が追加されています。
 
スクエア・エニックスは、聖剣伝説3 トライアルズ オブ マナのトレーラー動画をYouTubeで公開しています。
 

スマートフォン版の発売が決定

 
スクエア・エニックスは6月27日、聖剣伝説シリーズ30周年を記念したライブ配信において、聖剣伝説3 トライアルズ オブ マナのスマートフォン版を7月15日に発売することを発表しました。
 

 
iOS端末とAndroid端末の両方に対応し、App StoreとGoogle Play Storeで販売されます。
 
記事執筆時点において、App Storeで予約注文が可能となっており、販売価格は2,940円(税込)です。
 
スクエア・エニックスは、ドラゴンクエストシリーズ等、過去の名作のスマートフォン版を配信しており、iPhone等でもプレイ可能です。
 
聖剣伝説3 トライアルズオブマナカテゴリ:RPG・3Dアクション現在の価格:¥2,940
※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
 
 
Source:スクエア・エニックス
Photo:スクエア・エニックス / App Store
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スマホ人口が40億人に到達〜世界人口の半数

 
調査会社Strategy Analyticsの新たな報告書によれば、スマートフォンを利用する人の数が40億人に達したとのことです。世界人口80億人の半数がスマホを手にした計算になります。
スマホ人口は10年以内に30億人増
Strategy Analyticsのエグゼクティブ・ディレクターを務めるニール・モーストン氏は、今回のマイルストーンについて次のようにコメントしています。
 

今や人類の半分がスマートフォンを所有しています。スマートフォンは、史上最も成功したコンピュータと言えます。現在、スマートフォンは、カリフォルニアの都市部から中国の郊外、アフリカの農村部まで、世界中で40億人もの人々に利用されています。消費者や労働者は、インターネットに接続されたコンピュータをポケットに入れておくことの利便性、実用性、安全性を高く評価しています。スマートフォンは日常生活に欠かせないツールとなっており、2030年には全世界で50億人が利用するようになると予測しています。
 
今回の報告書が正しければ、2012年に10億人だったスマホ人口は、2021年6月に39億人まで伸びたことになります。
 

最初にスマホが発売されたのは1994年
世界で最初のスマートフォンは、IBMが設計開発し、三菱電機が製造していたハンドヘルドタッチスクリーン携帯電話・PDAであるIBM Simon(1994年)とされています。
 
IBM Simonは4.5インチ×1.4インチのモノクロ液晶を搭載し、画面解像度は293×160、タッチやスタイラスにも対応していました。CPUはVadem製の16ビットx86互換機で、クロックスピードは16Hz、ROMは1MB、RAMは1MBでした。価格も900ドルと、最近のフラッグシップ機と比べても遜色のないものとなっていました。
 
そしてもちろん、スマホをメインストリームへと持ち上げた初代iPhoneの存在を忘れるわけにはいきません。
 
2021年現在、スマホには18GBのRAMや512GBのストレージ、信じられないようなズーム機能を搭載した高解像度カメラや、息を呑むようなビジュアル機能のディスプレイが搭載されています。
 
 
Source:Strategy Analytics via XDA Developers
Photo:ajay_suresh/Flickr
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インドの少女、12個のマンゴーを売ってオンライン授業のためスマートフォンを購入

 
新型コロナウイルスのパンデミックにより、学校に行けなくなくなったインドの少女が、マンゴーを売ってスマホを買うことで、オンライン授業に参加できるようになった、と地元メディアが報じています。
マンゴー1個を1万5,000円で買った男性
インド東部のジャールカンド州南東部にある工業都市ジャムシェードプルのトゥルシー・クマリさん(12歳)は、オンライン授業に参加するためマンゴーを路上で売ったお金でスマートフォンを購入する計画を立てました。家族が貧しく、デバイスを買ってもらうことができなかったからです。
 
そんな噂を聞きつけた“おじさん”がある日、トゥルシーさんから12個のマンゴーを1つあたり1万インドルピー(約1万5,000円)で購入しました。購入額の約18万円は、彼女の父親のスリマルさんへと振り込まれたといいます。
自分で問題を解決しようとする姿勢を評価
そのおじさんの招待は、オンライン授業の促進を行うValuable Edutainment Pvtのマネージング・ディレクターのアメヤ・ヘテ氏でした。
 
「彼女は自分の運命を責めたり、施しを求めたりしなかった。だからこそ私は彼女からマンゴーを買い、慈善行為は行わなかった」と、ヘテ氏はコメントしています。
 
「そのとおりです、私はマンゴーを売ってお金を貯め、オンラインで勉強を再開できるように携帯電話を購入したかったのです。今は携帯電話を購入して、授業に参加しています」と、トゥルシーさんは語っています。
 
 
Source:The Times of India
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Oppo、折り返しディスプレイ搭載スマホの特許を取得

 
中国スマホブランドOppoが、折り返しディスプレイを搭載したスマートフォンの特許の承認を得た、と報じられています。特許図面をもとにレンダリング画像も制作されています。
表から裏にディスプレイが続くデバイス
Oppoが2021年5月4日付けで世界知的所有権機関(WIPO)から取得した特許は、 “電子機器の組立・分解方法(Method for assembling and disassembling electronic equipment)”と名付けられたものです。
 

 
特許のデバイスは、両面ディスプレイを搭載しており、表側は全面スクリーンで、裏側にもカメラモジュールの幅以外すべてディスプレイが貼られた状態となっています。デバイスの左側面から裏面にディスプレイが続いているため、“折り返し”ディスプレイと呼ばれているようです。
カメラも重要な要素か
LetsGoDigitalは、 Concept Creatorとしても知られるグラフィックデザイナーのジャーメイン・スミット氏とコラボし、特許図面をもとにしたデバイスのレンダリング画像を制作しています。
 

 
両面タイプのスマートフォンは、多機能な携帯端末を求めるユーザーの声に応えることができる、と特許に記されています。とはいえ、このようなデバイスを組み立て、部品を交換するのはそう簡単ではありません。
 
Oppoは今回の特許に、プロの手で分解できるように、どのように真ん中のフレームにディスプレイを接着剤でとめることができるかを丁寧に記録しています。スクリーンとフレームの間には、極薄のスチールプレートが使用されており、柔軟性のあるディスプレイの最適なサポートと、比較的薄いスクリーン使用を実現しています。
 
特許は両面タイプのスマホの組み立てに関するものですが、カメラについてもかなり詳しく言及されているため、デバイスにとって重要な機能を果たすと推測されます。
 

 
 
Source:LetsGoDigital
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KDDI、auのSIMロック解除ページ検索回避問題に「意図的ではない」と説明

 
KDDIが、SIMロック解除方法を案内するauのWebページが検索結果に表示されないよう、タグを設定していた問題について、Webページの設定ミスだった、と説明しています。
KDDI、複数メディアに「意図的ではない」と説明
au(KDDI)のWebページにある、SIMロック解除の手続きを案内するページに、検索エンジンによるヒットを回避するためのタグが埋め込まれていたことが、携帯電話代理店の運営者のツイートをきっかけに明らかになりました。
 
KDDIは、複数メディアに対して、本来は「暫定ページ」だけに設定するはずのタグが、本来のページにも設定してしまった、解約方法をユーザーから隠す目的ではなかった、と意図的なものではなく人為的なミスだと説明しています。
「暫定ページ」に埋め込んだ、との説明
ITmediaによると、KDDIは、SIMロック解除を掲載した「正規ページ」(URLの末尾がunlock/)のほか、UQ mobileのバナーが入る暫定ページB(URLの末尾がunlock_b/)、料金プラン見直しのバナーが入る暫定ページC(URLの末尾がunlock_c/)を用意し、ユーザーの反応を確かめようとしていた、とのことです。
 

 
5月中旬に、Google検索結果で表示されるのが暫定ページだけであることに気付き、6月中旬に「noindex」「nofollow」のタグを設置した結果、正規ページも暫定ページも表示されなくなった、と説明しています。
 
本稿執筆時点(6月28日の午後10時頃)でも、「暫定ページB」「暫定ページC」にはアクセスできますが、正規ページにアクセスすると暫定ページのどちらかにリダイレクトされます。
 
なお、6月28日の午後5時半頃には残っていた「noindex」「nofollow」タグは、午後10時頃の時点では、どちらの暫定ページからも削除されています。
総務省の有識者会議報告書にも「禁止の徹底」
「noindex」タグの埋め込みは、KDDIとNTTドコモが解約手続きを案内するページに埋め込んでいたことが2月に明らかとなり、総務省の有識者会議でも取り上げられました。
 
当時の議事録には、有識者会議の座長が「私自身、ちょっとびっくりしたといいますか、こんなことがやられてたのかとちょっと驚いた」と率直な感想を述べる一幕が記されています。
 
総務省は、議論の結果をまとめた5月に取りまとめた報告書案を5月末に公開し、6月28日までの期間、パブリックコメントを受け付けています。報告書には、検索回避タグの設置について「禁止の徹底を図る」と記されています。
SIMロックは原則禁止へ
携帯電話を購入した通信事業者以外で利用できなくするSIMロックについては、ユーザーが通信事業者を乗り換える障壁になっていると問題視されてきました。
 
高額化し分割払いが一般的なスマートフォンの端末代金不払いを防ぐため、という理由に対して、総務省の有識者会議は「婚約指輪や高級カメラを分割払いで購入しても、機能が制限されることはない」と一蹴、SIMロックはユーザーの利益を不当に制限しており、一律禁止とすべき、と結論づけています。
 
 
Source:ケータイwatch, ITmedia, J-CASTニュース, 総務省(PDF)
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Apple、新型iPhone向けの部品発注を開始

 
Appleが、2021年後半に発売見込みの新型iPhone向けの受動部品の出荷を開始した、と台湾メディアDigiTimesが報じています。
ミリ波の5G対応iPhoneの出荷台数増でインダクタの需要も増大
iPhoneのパワーチョーク(DC/DCコンバータ回路などに使用される電子部品)の主要サプライヤーとされる台湾企業Cyntecの2021年第2四半期(4月〜6月)の収益は、Appleからの受注により、前年同期比で25%増加する見通しです。
 
Cyntecによれば、すでに2021年第1四半期(1月〜3月)時点で30%の収益増が確認されたとのことです。
 
今年のiPhoneは半数以上がミリ波の5G対応となることもあり、Cyntecは2021年第3四半期(7月〜9月)にさらなる発注を受ける見込みです。ミリ波の5Gには、パワーチョークとその他のインダクタが必須部品となっているためです。
中国の他社メーカーの新型5Gデバイス発売も追い風に
DigiTimesが情報筋から入手した情報によると、水晶振動子と発振回路のサプライヤーTXCも、iPhone向けの部品の供給比が増加しているとのことです。これは、歩留まり(不良品発生率)の改善によるもので、今年の第2四半期に好調な売上高が見込まれるそうです。
 
Appleからの受注増加に加えて、中国の携帯電話メーカーが下半期に向けて新たな5Gモデルを発売するため、第3四半期には部品メーカーは2桁台の伸びを示す可能性も指摘されています。
 
Digitimes Researchよると、2021年の世界のスマートフォン出荷台数は6.4%増の13億2,000万台となる見込みで、そのうち5Gモデルは70~80%増の5億~5億3,000万台に拡大するとのことです。
 
 
Source:DigiTimes
Photo:Cyntec
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カナダの大学、液体サンプルをモバイル環境で分析できる装置を開発〜コロナにも応用可

 
現在、医師が患者に細菌感染の疑いがあると判断した場合、その患者は液体サンプルを提供し、研究室に送って分析してもらう必要があります。カナダのマクマスター大学の研究者たちは、液体サンプルをその場で数分以内に分析可能な新たな装置を開発することに成功しました。
専用アプリが1時間以内にデータを解析
研究所での体液サンプルの分析には、様々な問題があります。結果が出るまでの数日間に、感染症が悪化する可能性があったり、結果を待っている間に無駄な抗生物質の投与により副作用が生じてしまうことがあることです。また、遠隔地や発展途上国では、適切な設備を備えた研究室が遠くにある場合もあります。
 
マクマスター大学の研究者たちが開発したプロトタイプのデバイスにより、液体サンプルの分析をラボ環境なしで、迅速に行うことが可能になります。
 
デバイスは、2チャンネルの電気センサーチップと、そのチップを接続するUSBスティックのようなメイン処理モジュールの2つの部分で構成されています。
 
医師はまず、血液や尿、唾液などの液滴をチップの上に置きます。すると、チップに搭載されたDNA酵素が、疑わしい細菌が生成するシグネチャータンパク質と反応します。チップとメインモジュールの両方をスマートフォンに接続すると、専用アプリが1時間以内にデータを解析して結果を表示します。
 

COVID-19への応用も可能
この技術により、すでに尿中の有害な大腸菌の検出に成功しており、異なるDNA酵素を利用することで他の種類の細菌を検出することも可能とのことです。さらに、COVID-19をはじめとするウイルス感染の検出にも応用できるといわれています。
 
「患者がより良い治療を受け、より早く結果を得て、深刻な合併症を避けることができるようになることを意味します。また、不必要な抗生物質の使用を避けることができ、これは抗菌剤耐性との戦いにおける時間稼ぎにもなります」と、本研究に関する論文の共同執筆者のレイラ・ソレイマニ准教授はコメントしています。
 
この論文は最近、学術誌「Nature Chemistry」に掲載されました。
 
 
Source:マクマスター大学
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Huawei、Kirinチップを2022年から武漢で製造開始か

 
米政府からの制裁により、GoogleやQualcommを含む米企業と取引ができないばかりか、米企業製の半導体装置を使用するTSMCからもチップが購入できず、事業が大幅に衰退しているHuaweiが、早ければ2022年に、中国・武漢でKirinチップ生産を開始すると、台湾メディアDigiTimesが伝えています。
Kirinチップが調達できなくなったHuawei
Huaweiは同社のハイエンドスマートフォンに、傘下のHiSiliconが開発するKirinシリーズのシステム・オン・チップ(SoC)を搭載してきました。
 
しかし委託生産を行うTSMCが米国の制裁を受けてHiSiliconとの取引を終了したため、同SoCが調達できなくなっています。
自社で生産する道を選択か
今年3月には、SamsungがKirinチップを製造するとの噂も流れましたが、Huaweiは自ら生産する道を選んだようです。
 
DigiTimesによると、Huaweiは武漢にKirinチップ生産施設を設立、2022年より生産を開始する計画とのことです。施設にはすでに約1万人が勤務しており、Kirinチップに加え、光通信機器や自動車用レーザー/レーダーの開発および製造に従事する見通しです。
 
 
Source:DigiTimes via MySmartPrice
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第2世代画面下埋込み型カメラを搭載するZTE AXON 30が7月22日発売か

 
ZTEが2021年6月25日に株主総会を開催、今後の事業計画が発表される中、近日中に第2世代ディスプレイ下埋込み型カメラを搭載するスマートフォンの発売を計画していることが明らかになりました。
新しいディスプレイ下埋込み型カメラ搭載し7月22日発売か
中国メディアGizchinaは、ZTEが第2世代ディスプレイ下埋込み型カメラを搭載するAXON 30を7月22日に発売すると予想しています。
 
第1世代ディスプレイ下埋込型カメラを搭載したZTE AXON 20 5Gの写真画質には厳しい評価が寄せられていました。
 
ZTEがAXON 30で、この評価を払拭できるか注目されます。AXON 30は、今年の第1四半期(1月~3月)にリリースされるとみられていました。
ディスプレイ下埋込み型カメラ搭載iPhoneに関する噂
今後、SamsungやGoogleも自社デバイスにディスプレイ下埋込み型カメラを搭載すると噂されています。
 
Appleは2022年モデルのiPhoneにパンチホールカメラを搭載、2023年モデルではフルスクリーンディスプレイが実現されるとの情報がありますが、これはディスプレイ下埋込み型カメラ採用によってなされるのか注目されます。
 
 
Source:Gizchina
(FT729) …

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2021年第1四半期のDRAM売上高は堅調~スマホのメモリ搭載容量増加が一因

 
2021年第1四半期のDRAM売上高は前年同期比30%増、前四半期比9%増と堅調に推移しました。スマートフォンに搭載されるメモリ容量の増加がその一因とされています。
190億ドルに達したDRAM市場
調査会社のCounterpointによると、2021年第1四半期(1月~3月)のDRAM市場の売上高は、前年同期比30%増、前四半期比9%増の190億ドル(約2兆1,051億円)に達しました。
 
リモートワークやリモート教育などの影響で、スマートフォンやノートパソコン向けのDRAM需要が引き続き堅調に推移したことでこのような堅調な業績となっています。
 
メーカー別では、Samsungが41.5%のシェアを持ち首位でした。
 

 
また、Samsung、SK hynix、Micronを合わせたシェアは94.2%に達し、DRAM市場は寡占状態です。
スマートフォンに搭載させるメモリ容量が増加
DRAM市場が好調である要因の1つとして、スマートフォンに搭載されるメモリ容量の増加が挙げられています。
 
2021年第1四半期のスマートフォンの平均DRAM容量は5.3GBとなり、前年同期比で約21%、前四半期比で約7%の増加となっています。
 
iPhoneにおいても、iPhone12 ProおよびiPhone12 Pro Maxは6GBのメモリを搭載しており、すべての製品が4GBだったiPhone11シリーズよりもメモリ容量の増加がみられました。
 
 
Source:Counterpoint
(ハウザー) …

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Snapdragon 895を搭載したスマートフォンがLenovoから年内に発売?

 
スマートフォン向けシステム・オン・チップ(SoC)開発大手のQualcommは次期フラッグシップSoCであるコードネーム「SM8450」を開発しているといわれています。このチップはSnapdragon 895あるいはSnapdragon 898という名前になり、2021年のうちにLenovoから搭載スマートフォンが発売されるそうです。
Lenovoのゼネラルマネージャーが発売時期を明らかに
これは、Lenovoのゼネラルマネージャーであるチェン・ジン氏が、Weibo上のネットユーザーとのやり取りのなかで明らかにしたものです。
 
それによると、Lenovoは2022年の元旦より前にフラッグシップスマートフォンをリリースするとしています。
 
チェン・ジン氏は以前、QualcommのSM8450を搭載したLenovoの新機種は冬頃に発売されると語っていました。
Snapdragon 895?898?
Qualcommのコードネーム「SM8450」については、まだ正式な製品名は明らかになっておらず、Snapdragon 895であるともSnapdragon 898であるともいわれています。
 
予想されるスペックは、CPUにKyro 780を、GPUにAdreno 730を搭載するなど、現在のフラッグシップであるSnapdragon 888から大きく進化したものになるとのことです。
 
製造はTSMCあるいはSamsungの4ナノメートル(nm)プロセスで行われるといわれています。
 
 
Source:MyDrivers via Gizchina, wccftech
(ハウザー) …

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ドコモ、一部のスマホでデータを残したまま修理できるサービスを提供

 
NTTドコモは6月25日、一部のスマートフォンを対象に、保存データを残したまま修理するサービスを提供していることを公式サイトで周知しました。
バックアップなしでもOK
ドコモは、スマートフォンの保存データや設定を残したまま修理する「預かり修理(データあり)」を4月1日から提供していると表明しました。
 
ドコモによると、通常のスマートフォン修理サービスでは、ユーザーが事前に保存データのバックアップを行った上で修理を申し込む必要があります。
 
通常の修理サービスでは、本体の破損等で電源が入らないスマートフォンは、ユーザーによるバックアップができず、保存データを諦めるしかありませんでした。
 
「預かり修理(データあり)」は、スマートフォンに保存されているデータを残した状態でドコモが修理し、ユーザーに返却するため、故障前と同様の状態で使用することが可能となります。
 
なおドコモは、修理でスマートフォンの初期化や、基板交換が必要になる場合等、データを残すことができない場合もあるとコメントしています。
 
「預かり修理(データあり)」サービスを利用する場合は、通常の修理料金に4,950円(税込)が加算されます。
 
記事執筆時点における対象機種はSamsungとシャープの一部機種となっており、残念ながらiPhoneはサービス対象外となっています。
 
「預かり修理(データあり)」の詳細については、以下のドコモのページでご確認ください。
 

「預かり修理(データあり)」のページ

 
 
Source:NTTドコモ(1), (2)
(seng) …

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【実験】スマホ用ガラスコーティング剤を用途外の保護フィルムに塗布〜劇的な効果を確認

 
筆者が使用している11インチiPad Proの液晶保護フィルムが劣化してきたため、6月11日に発売された「iガラコ スマートフォン 2.0」を、用途外と理解した上で試しに塗布してみました。結果、新品時を上回る指すべりが用途外の液晶保護フィルムでも得られました。
「iガラコ スマートフォン 2.0」で指すべり改善
「iガラコ スマートフォン 2.0」はソフト99コーポレーションが6月11日に発売したもので、前モデルよりも指すべりが140%向上したと案内されています。
 
本商品はソフト99コーポレーションオンラインストアで、税込1,100円(送料無料)で限定販売されています。
実験内容
「iガラコ スマートフォン 2.0」の用途はスマートフォンやタブレットの、ディスプレイや保護「ガラス」のコーティングと明記されています。
 
保護「フィルム」の記載はなく、今回の塗布も筆者の責任における「実験」目的のものです。メーカーの認めた用途からは外れる、用途外使用になります。
 
約2年使用中の、保護フィルムを貼ったiPad Pro(第1世代)で実験
 
今回実験的に塗布してみるのは、「エレコム ファインティアラ(耐擦傷)超透明 TB-A18MFLFIGHD」を貼った11インチiPad Pro(第1世代)です。
 
筆者が液晶保護ガラスではなく液晶保護フィルムを使用しているのは、11インチiPad Pro(第1世代)購入直後に貼った液晶保護ガラスで重量が増えたのを明確に感じたからです。
 
この保護フィルムは2021年6月27日現在、Amazonでは税込1,598円で販売されています。新品で貼り替えるとしても、それほど高価な商品ではありません。
 
ただし、ディスプレイサイズが大きいiPadの保護フィルム貼り付け作業は気泡抜きが面倒です。そこで、「用途外のiガラコ スマートフォン 2.0を塗布して指すべりが改善しなかったらその際に新品に交換しよう」と考え実験してみました。
 

 
コーティング開始準備
 
「iガラコ スマートフォン 2.0」を塗布する前に、11インチiPad Pro(第1世代)のディスプレイを綺麗に拭きます。
 
「iガラコ スマートフォン 2.0」は使用前に、塗布面のスポンジを上向きにしてティッシュで押す必要があります。
 
自動車ガラス用ガラコでは、「スポンジをガラス面に押し当ててコーティング液でスポンジを濡らす」となっているので、スポンジの向きが逆になります。
 

 
「iガラコ スマートフォン 2.0」の塗布
 
「iガラコ スマートフォン 2.0」を取扱説明書通りに、ディスプレイに渦巻状に周囲から中心に向けて塗っていきます。
 
およそ1分で液剤が乾燥、塗布したディスプレイに塗りムラが生じているのが確認できます(画像は後日塗布したiPhone12のものです)。
 

 
30分後に拭き上げ、90分で完全硬化
 
「iガラコ スマートフォン 2.0」を塗った後は30分乾燥させると、取扱説明書に記載されています。
 
また、90分乾燥させれば完全硬化するようです。今回は、45分経過後にティッシュでコーティング面を拭き取り、90分経過するまで放置しました。
 
45分経過後にティッシュで拭き取った際に、塗りムラは全て消えており、用途外の保護フィルムが劣化するなどの悪影響を受けた様子がないのが確認できました
 
画像は後日塗布したiPhone12の、90分経過拭き取り後のものです。
 

 
2年使った液晶保護フィルムの指すべりと防指紋効果復活!
 
90分経過後に、「iガラコ スマートフォン 2.0」を塗布した液晶保護フィルムの指すべりと防指紋性能を確認しました。
 
結果、「指すべりがとても良い」「指紋がつきにくい。ついても簡単に拭き取れる」という素晴らしい効果が実感できました。
 

筆者の印象として、液晶保護フィルムを2年前に貼った直後よりも指すべりと防指紋効果が優れているように感じます。
 
iPhone12の液晶保護ガラスにも施工
 
11インチiPad Pro(第1世代)を使った実験で効果を実感したので、本来の目的である買ったばかりのiPhone12の液晶保護ガラスにも塗布してみました。
 
こちらも同様に、素晴らしい効果が確認できました。
 

まとめ
「iガラコ スマートフォン 2.0」を用途外の液晶保護フィルム、本来の用途である液晶保護ガラスに塗布して効果を確かめてみました。
 
結果、用途外の液晶保護フィルムでも指すべり、防指紋効果が明確に向上するのが確認できました。11インチiPad Pro(第1世代)に塗布後約1週間経過しましたが、効果は持続しています。
 
「iガラコ スマートフォン 2.0」は、画面サイズが大きいiPad用液晶保護フィルムの、指すべり改善、防指紋効果復活が得られるとても良い商品と評価します。
 
【注意】「iガラコ スマートフォン 2.0」の用途欄には、「ガラス製スマートフォン・タブレット画面のコーティング」と記載されています。今回の実験内容の一部は、メーカーが推奨するものではなく、筆者が自己責任で行ったものです。
 
 
Photo:Amazon
(FT729) …

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有機ELディスプレイ搭載スマホが2022年に45%に増加も、ドライバIC供給に不安

 
韓国メディアThe Elecが、有機EL(OLED)ディスプレイを搭載するスマートフォンが2022年に45%に増加すると見込まれているが、ディスプレイドライバICの供給がそれに追いつかない可能性があると報じました。
2022年にはiPadにも搭載されると噂のOLEDディスプレイ
市場調査会社TrendForceは、OLEDディスプレイ搭載スマートフォンが総出荷台数に占める割合が、2021年は39.8%、2022年には45%まで増加すると予測しています。
 
これは、AppleやSamsungなどが搭載デバイスを拡大していることが要因になっています。
 
Appleは2022年に、iPhoneだけではなくiPadにもOLEDディスプレイを搭載すると噂されています。
パネルメーカー各社で異なるドライバICの仕様
The Elecが、増加するOLEDディスプレイの供給数に対しOLEDディスプレイドライバICの供給が追いつかない可能性を指摘しています。
 
OLEDディスプレイドライバICは40ナノメートル(nm)から28nmプロセスで作られ、サイズが大きいことから1枚のウェハーからとれる個数が限られています。
 
TrendForceによれば、ドライバICの製造は、TSMC、Samsung Electronics、UMC、GlobalFoundriesが行っていますが、十分な量のウェハーを確保しているのはTSMC、Samsung Electronics、UMCの3社のみとのことです。
 
OLEDディスプレイパネルメーカーによってドライバICの仕様が異なることも、需要を満たすことの難しさに繋がっているようです。
11インチiPad ProへのOLED搭載を期待して待つが・・・
筆者は、新型12.9インチiPad Proに搭載されたミニLEDディスプレイでの画質に感銘を受けたことから、次期11インチiPad Proにも画質の良いOLEDディスプレイが搭載されることを期待していますが、部品不足や単価上昇があれば搭載時期が延期されることもありそうです。
 
 
Source:The Elec
Photo:Apple Hub/Twitter
(FT729) …

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RAZERから初のUSB-C GaN充電器が登場。4口同時に充電

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