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【レポート】新型12.9インチiPad Proが発売日に到着〜予約開始日に注文

 
予約開始日である2021年4月30日に注文した、筆者の新型12.9インチiPad Proが到着しました。
予約開始日に注文した新型12.9インチiPad Pro
筆者は予約開始日にApple Storeで、M1チップ搭載12.9インチiPad ProのWi-Fi+セルラーモデルを注文しました。
 
同時に新型Magic Keyboardの本体カラー「ブラック」も注文、こちらは2021年5月2日に配達されました。
 
ミニLEDディスプレイの生産がうまくいっていないことから初回予約分も生産数不足で配送が遅れるとの噂がありましたが、筆者の新型12.9インチiPad Proは発売日である2021年5月21日午前10時頃にヤマト運輸より配達されました。
 
フロントパネルが印字されたパッケージ
 
新型12.9インチiPad Proのパッケージは、配送用外箱に入った状態で配達されました。
 

 
開封
 
Apple製品でおなじみのシールを引っ張り、ラッピングを剥がします。
 

 
ミニLEDディスプレイ搭載フロントパネル
 
新型12.9インチiPad ProにはミニLEDディスプレイが搭載されていますが、当然ながらディスプレイ消灯状態では既存モデルとの違いはありません。
 

 
同梱品と、リアカメラ
 
電源アダプタは5V=3A(15W)と、9V=2.22A(20W)のパワールールに対応しています。
 
背面カメラのレンズの出っ張りはiPhone12 Proより少なく、レンズ間にホコリが溜まりにくそうで好印象です。
 

色々な評価やテストを実施し、報告予定
今後、初期セットアップを行い、ミニLEDディスプレイの評価や11インチiPad Pro(2018年モデル)との比較、ベンチマークテストを実施しお伝えします。
 
また、キャリアやMVNO各社から発表された新料金プランを検討し、契約予定です。
 
 
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新型11インチiPad ProにミニLEDディスプレイが搭載されなかった理由は?

 
AppleのエンジニアがYouTube動画で、新型11インチiPad ProにミニLEDディスプレイが搭載されなかった理由を説明しています。
可搬性重視か、性能重視か、ユーザー層が異なる
Appleのエンジニアで、iPadのプロダクト・マーケティングを担当するスコット・ブロデリック氏と、ディスプレイ・エンジニアであるビンセント・グー氏が、ブライアン・トン氏との対談を行い新型11インチiPad Proについて説明しました。
 
トン氏の「なぜAppleはミニLEDディスプレイを12.9インチiPad Proにだけ搭載し、11インチiPad Proには搭載しなかったのか」との質問に対しブロデリック氏は、「11インチiPad Proを好むユーザーは、処理能力の高さと同時にサイズや重さも重視する」と回答しました。
 
対して、12.9インチiPad Proを愛用中のユーザーは、クリエイティブな作業が可能であること、ディスプレイサイズが大きいことを重視すると、ブロデリック氏は違いを説明しました。
 

有機ELディスプレイ搭載11インチiPad Pro登場と噂
新型12.9インチiPad ProはミニLEDディスプレイを搭載したことで、旧機種よりも厚みが増し、重くなっています。
 
11インチiPad ProやiPad Air(第5世代)には、将来的に有機EL(OLED)ディスプレイが搭載されると噂されています。
 
OLEDディスプレイであれば、厚みが増すことなく、高い表示品質が実現されるかもしれません。
 
 
Source:Brian Tong/YouTube via iMore
Photo:Appledsign/Facebook
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12.9インチiPad Pro、プロ写真家がM1チップとディスプレイを絶賛

 
新型12.9インチiPad Proを、プロの旅行写真家が評価しています。大容量のRAWファイルを素早く処理するM1チップの性能と、明るく鮮明なLiquid Retina XDRディスプレイの画質を高く評価しています。ただし、今後の改善を期待する点もあるそうです。
「これまで使ったツールで最も高速」
旅行写真家のオースティン・マン氏は、これまでiPhoneシリーズのカメラレビューを数多く公開しており、2020年にはiPhone12 ProやiPhone12 Pro Maxのカメラを評価しナイトモードで良い写真を撮る方法や、Apple ProRAWの活用方法も紹介しています。
 

 
マン氏は、61メガピクセルのRAWファイルを軽々と処理するiPad Proを「これまでに使ったツールで最も高速だ」と賞賛しています。
 
なお、画像ファイルが内蔵ストレージ、外付けストレージのどちらに保存されていても処理速度に変わりはなかったそうです。
 

 
ミニLEDディスプレイは明るい屋外でも鮮明
12.9インチモデルに搭載のLiquid Retina XDRディスプレイは非常に明るく鮮明で、マン氏は「よく晴れた屋外で写真を確認できる、唯一のディスプレイ」と賞賛しています。
 
また、写真家としてiPad Proを選ぶなら、Liquid Retina XDRディスプレイを搭載する12.9インチを選ぶべきだ、と述べています。
 
マン氏は、新型12.9インチiPad ProとLightroom CCの組み合わせで加工した美しい画像をブログで公開しています。
 

 
今後のiPad Proに望むこと
マン氏は、12.9インチiPad Proの処理性能と画質を高く評価していますが、改善を望むことを3つ挙げています。
 

SDカードリーダーをiPad Proに内蔵して欲しい(16インチMacBook Proにも)
2つの外部ストレージに同時アクセス可能にして欲しい
Lightroom CCでのインポートをバックグラウンドで動作可能にして欲しい

 
また、ファイルの同期やパノラマ画像の作成作業を考慮すると、環境をiPad Proに完全移行はせず、16インチMacBook ProとiPad Proを組み合わせて使うだろう、と述べています。
 
 
Source:Austin Mann
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新型12.9インチiPad Proの初期注文分の出荷が遅れる可能性〜ミニLED不足

 
台湾メディアDigiTimesが、ミニLEDバックライトと実装用基板の供給不足により、新型12.9インチiPad Proの初期予約分の出荷が遅れる可能性が高いと報じました。
早期に予約したユーザーの入手日にも遅れ発生か
新型12.9インチiPad Proに搭載されるミニLEDバックライトの製造がうまくいっていないことで、納期が長くなっていることが指摘されていましたが、第一次予約分の出荷すらも遅れる可能性が高いようです。
 
今後、店頭で見て購入を決めたユーザーからの注文分が入るなどで受注残が積み上がった場合、新型12.9インチiPad Proの納期が現在よりも更に長くなることが懸念されます。
海外メディアが、半導体不足の影響も指摘
テック系メディアWccftechは、半導体不足が業界全体に与えている影響も指摘、今月下旬から量産が始まると噂のiPhone13シリーズ向けA15 Bionicの供給にも不確実性が存在すると指摘しています。
 
A15 BionicはA14 Bionicの製造に用いられているTSMCの5nmプロセス「N5」の改良版である「N5P」で製造される見込みで、7nmプロセスから5nmプロセスへの変更に比べ製造ラインの変更点は少ないと予想されます。
 
ただし、ミニLEDバックライトほどの新規部品ではないながらも、Face ID用として新しいVCSELスキャナの搭載などが予想されているため、基幹部品の製造で歩留まりが悪化した場合は、iPhone13シリーズの出荷に影響が及ぶこともあるかもしれません。
 
 
Source:DigiTimes via Wccftech
Photo:Appledsign/Facebook
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M1搭載新型iMac・iPad Pro、新Apple TV 4K、きょう発売!

 
Appleは、M1チップ搭載の新型iMac、iPad Proと、新型Apple TV 4Kを、きょう5月21日(金)に発売しました。本日より店頭販売が始まるほか、事前予約済みの場合は本日以降に届きます。
Apple M1チップ搭載のiMac、iPad Proが大きな注目を集める
新型iMac、iPad Pro、Apple TV 4Kは、4月のイベントで発表され、4月30日より予約受付が始まりました。当初は発売日について5月後半とだけ告知していましたが、予約注文完了時の発送案内から5月21日の発売が濃厚となり、先日5月21日に発売することが正式に発表されました。
 
iMac

 
新型iMacは、M1チップ搭載により従来機種よりも大幅に薄型化されました。24インチ4.5KのRetinaディスプレイを搭載し、重量は4.46キロ~4.48キロと軽量化。初代と比較すると重さは4分の1になりました。カラーは豊富な7色展開で、うちイエロー、オレンジ、パープルはオンライン限定の販売です。
 
Apple Storeの価格(税込)は、7コアGPU搭載モデルが154,800円から(グリーン、ピンク、ブルー、シルバー)、8コアGPU搭載モデルが177,800円から(カラーはグリーン、イエロー、オレンジ、ピンク、ブルー、パーブル、シルバー)。
 
iPad Pro

 
M1チップを搭載した新型iPad Proは、12.9インチが第5世代、11インチが第3世代機種となりました。M1搭載によりCPUパフォーマンス、グラフィックパフォーマンスともに大幅にスペックアップしているほか、5G通信にも対応。また12.9インチモデルでは、1万個以上のミニLEDを搭載したLiquid Retina XDRディスプレイが初めて採用されています。
 
Apple Storeの価格(税込)は11インチが112,800円から、12.9インチが147,800円からで、大手キャリアでも販売されています(価格比較記事)。2018年モデル、2020年モデルとのスペック比較記事もあわせてご覧ください。
 
Apple TV 4K

 
新型Apple TV 4Kは、A12 Bionicプロセッサを搭載し、高フレームレートのHDR映像を楽しめる製品です。iPhoneと連携させて行うカラーバランス調整機能も新たに追加されましたが、専門家からはかえって画質が悪化したという指摘もあります。
 
Apple Storeの価格(税込)は、32GBモデルが21,800円、64GBモデルが23,800円となっています。
 
 
Source:Apple
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【5月21日】新型iMac、iPad Pro、Apple TV 4Kの発売日が発表

 
Appleは、iMac、iPad Pro、Apple TV 4Kを5月21日(金)から店頭販売すると発表しました。事前予約した製品も同日に到着する予定です。
「5月後半」だった発売日を正式に発表
Appleは、4月のイベント「Spring Loaded.」で発表した、新型iMac、新型iPad Pro、新型Apple TV 4Kの予約を4月30日に受付開始した際も、発売日を「5月後半」とだけ予告していましたが、発売日は5月21日であることが正式に発表されました。
 
iMac

 
iMacは、M1チップ搭載により大幅な薄型化を実現し、7色のカラーバリエーションも魅力です。本体の内蔵スピーカーで、立体的な音響に包まれるような感覚が味わえる空間オーディオに対応します。
 
空間オーディオは、Apple Musicの楽曲でも6月から提供されます。
 
なお、イエロー、オレンジ、パープルの3色はオンライン限定販売です。
 
iPad Pro

 
新型iPad Proは、M1チップを搭載することで前モデルから50%以上の処理性能向上を果たしています。
 
12.9インチモデルには、ミニLEDバックライトを搭載し、従来の液晶ディスプレイ以上の精細な表示が可能となります。
 
また、Cellularモデルは5G通信に対応しています。
 
Apple TV 4K

 
新型Apple TV 4Kは、A12 Bionicプロセッサを搭載し、高フレームレートのHDR映像を楽しむことができます。
 
付属のSiri Remoteはクリックパッドコントロールと一体型アルミニウムデザインに生まれ変わっています。
 
Apple Storeにも製品が並ぶ
5月21日からは、Apple Storeなどの店頭で製品の実物を見ることができるようになります。iMacのボディカラーやiPad Proのディスプレイの鮮やかさを、実物で確認可能になります。
 
しかし、日本国内のApple Storeは感染症対策として営業時間を短縮しているほか、入店可能な人数を制限しているため、ショッピングや修理依頼などの来店時には事前の予約が推奨されています。
 
また、店舗の営業時間は突然変更されることもあるため、Webサイトや「Apple Store」アプリなどで事前に確認することをお勧めします。
 
 
Source:Apple
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12.9インチiPad Pro用ミニLEDバックライト供給不足により出荷に遅れ

 
12.9インチiPad Proに搭載されているミニLEDバックライトの製造に難渋していることが、製品の出荷遅れに影響を与えているようです。
ミニLEDバックライトの製造に遅れ
Bloombergによれば、12.9インチiPad Proに搭載されているミニLEDバックライトの製造に難渋しており、必要な出荷台数を確保するのが困難なようです。
 
以前、12.9インチiPad Proが搭載するミニLEDバックライトの製造上の問題が伝えられたあと、Appleはサプライヤーを切り替えて対処していると報じられていましたが、まだ解決には至っていないようです。
現在の納期は約1カ月〜
12.9インチiPad ProのミニLEDバックライト搭載ディスプレイには、パネル1枚あたり最大10,000個ものミニLEDチップが使われていることから、実装技術を確立するのにまだ時間がかかるようです。
 
この問題により12.9インチiPad Proの注文に対して出荷が追いついていないことで、2021年5月18日午後4時時点のお届け予定日が2021年6月16日〜2021年6月30日と、ユーザーは入手するのに約1カ月以上待つ必要があります。
 
 
Source:Bloomberg via AppleInsider
Photo:Apple Hub/Facebook
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14インチおよび16インチMacBook Pro・ミニLED搭載モデルの登場は来年か

 
台湾メディアDigiTimesが、ミニLEDバックライトディスプレイを搭載する14インチおよび16インチMacBook Proの発売時期が、2022年にずれ込む可能性があると伝えています。
2021年下半期(7月〜12月)発表と噂されてきたが
2021年下半期(7月〜12月)にも発表されると噂されてきた、ミニLEDバックライトディスプレイを搭載する14インチおよび16インチMacBook Proですが、DigiTimesが業界関係者から得た情報にれば、発表時期が2022年になってしまう可能性が高いようです。
 
その理由も含む詳細が、近日中に明らかになる予定です。
M1Xチップ搭載や、SDカードスロット復活との予想も
14インチおよび16インチMacBook ProはミニLEDバックライトディスプレイ、新しいAppleシリコンM1X(M2との噂もあり)を搭載し、デザインを刷新、SDカードスロットやHDMIポートも備えたモデルになると噂されています。
 
 
Source:DigiTimes via MacRumors
Photo:Apple Hub/Facebook
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新型iPad Pro12.9インチを発売日より1週間も受け取った購入者、動画も公開

 
12.9インチのiPad Proを、購入したお店の手違いにより5月21日の発売予定日から1週間も前に受け取ったという人物が現れました。ベンチマークテストの結果や動画も公開されています。
発売予定より1週間も早く受け取り
12.9インチiPad Proを早くも受け取った、とRedditユーザーのu/PeterDragon50氏が投稿しています。
 
5月21日(金)とみられる発売日よりも1週間も早く受け取れたのは、アメリカの家具家電販売店Nebraska Furniture Martの手違いによるもののようで、受け取りは7月になると案内されていたものの、お店から受け取り可能と電話があったそうです。
 
u/PeterDragon50氏が購入したのは、12.9インチiPad Pro(Wi-Fiモデル)で、ストレージは256GBモデルとのことです。
 

 
u/PeterDragon50氏は、ベンチマークスコアも公開しており、Geekbenchスコアはシングルコア1,715、マルチコア7,294と、先日公開されたスコアと同様、2020年モデルを約50%上回るスコアです。
iPad Proで撮影した動画も公開
同氏は、iPad Proで撮影した4K HDRビデオを、ミニLEDディスプレイで再生した様子の動画も公開しています。
 

 

 
ジャーナリストらによる先行レビューの解禁日について、リーカーのジョン・プロッサー氏は、新型iPa Proが5月19日、新型iMacは5月18日だろう、と予想しています。
 
 
Source:u/PeterDragon50 /Reddit via 気になる、記になる…
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AirTagはiOSユーザーの6割が購入意向、iMacの人気色1位はブルー。米調査

 
アメリカでiPhoneやiPadユーザーを対象に実施した調査の結果、AirTagを買いたいとの回答は61%で、取り付けたいのはカギがトップでした。新型iMacや新型iPad Proの購入意向や、7色ある新型iMacの人気色についても調査されています。
アメリカのiOSデバイスユーザー約3,000人に調査
中古デバイス流通のSellCellは、Appleが4月に発表した新製品などに関する調査の結果を発表しました。
 
調査は、2021年5月4日〜11日にかけて、アメリカに住む18歳以上のiPhone、iPadユーザー3,000人以上を対象として実施されています。
 
同社は、2021年秋の次期iPhoneシリーズに望む機能についても調査しています。
AirTagは54%が「割安」、買うなら「1個」が57%
AirTagについては、回答者の61%が「買いたい」と回答しました。
 

 
なお、日本のMMD研究所が実施した調査では、iPhoneユーザーの62.4%がAirTagに購入意向を示しています。
 
1個29ドル、4個で99ドル(日本では1個3,800円、4個12,800円。ともに税込)については、54%が「割安」、32%が「妥当」、14%が「割高」と回答し、割安と感じている回答者が過半数を占めました。
 

 
ただし、AirTagを持ち物に取り付けるためのアクセサリー類が別売であることについて「妥当」と考える回答者は33%で、67%が「アクセサリーも同梱されるべき」と回答しています。
 

 
AirTagの購入意向者に、1個と4個パックのどちらを買いたいか尋ねたところ、「1個」が57%、「4個パック」が43%と、「1個」がやや多くなっています。
AirTagを使いたいものトップ3はカギ、ペット、荷物
AirTagの購入意向者にAirTagを使って追跡したいものを最大3つ、挙げてもらったところ、上位の項目は以下のとおりでした。
 

カギ:42.4%
ペット:34.8%
荷物:30.6%
自転車:25.8%
財布:23.3%
AirPodsケース:19%
子供:15%
自動車:10.2%

 

 
ペットが2位、子供が7位に入っていますが、Appleは、AirTagの用途としてペットや人物の追跡は想定していない、と説明しています。
新型iMacの人気色トップはブルー
新型iMacを「買いたい」と回答したのは14%でした。
 

 
新型iMac購入意向者の買いたい色は、以下の順となりました。Appleのオンラインストア限定色(イエロー、オレンジ、パープル)は、比較的低い順位となっています。
 

ブルー:33.4%
シルバー:30.1%
グリーン:13.4%
パープル:8.9%
イエロー:6.8%
ピンク: 4.1%
オレンジ:3.3%

 

 
M1搭載iPad Pro、購入意向者の66.2%は11インチを選択
M1チップ搭載の新型iPad Proを「買いたい」と回答したのは24.9%でした。
 

 
新型iPad Proの購入意向者に、11インチモデルと、ミニLEDディスプレイを搭載した12.9インチモデルのどちらを買いたいか尋ねたところ、11インチが66.2%、12.9インチが33.8%でした。
 

 
 
Source:SellCell via MacRumors
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【比較】新型iPad Proは”買い”か。旧機種とのスペック・違いまとめ

 
4月30日より予約受付が始まった新型iPad Pro(11インチ第3世代/12.9インチ第5世代)ですが、旧機種のiPad Proを利用している方も、iPad miniやiPad Air、無印iPadを利用している方も、買い替えを悩んでいるのではないでしょうか。
 
この記事では、新型iPad Proを旧機種(2020年モデル、2018年モデル)と比較し、スペックや外観などの違いについてまとめてみました。
 
▼ 2021年/2020年/2018年 各モデル比較表
▼ 基本スペック・CPU
▼ ディスプレイ 画面サイズ・機能
▼ 外観・デザイン 本体サイズ・重さ
▼ カメラ・ビデオ性能
▼ ストレージ・バッテリー・その他
▼ 通信方式、対応アクセサリー
 
2021年/2020年/2018年 各モデル比較表
2021年モデルと2020年モデルの大きな違いは、チップにApple独自設計のM1チップが搭載されたほか、12.9インチモデルでは1万個のミニLEDを搭載したLiquid Retina XDRが採用されています。
 
また2021年モデルは5G通信に対応。コネクタはUSB-Cから、Thunderbolt/USB 4ポートに変更されました。ストレージ容量の最大は2TBとなり、カメラ性能では、被写体がフレームに収まるように画角を自動調整する新機能「センターフレーム」が利用できます。
 
なお2021年モデルの販売価格(税込)は、Apple Storeでは11インチが11万2,800円から、12.9インチが14万7,800円からとなっています(Appleとキャリアの販売価格比較記事)。
 

iPad Pro(2021年)12.9インチ第5世代11インチ第3世代
iPad Pro(2020年)12.9インチ第4世代11インチ第2世代
iPad Pro(2018年)12.9インチ第3世代11インチ第1世代

カラー
シルバースペースグレイ
シルバースペースグレイ
シルバースペースグレイ

ストレージ容量
128GB256GB512GB1TB2TB
128GB256GB512GB1TB
64GB256GB512GB1TB

本体サイズ重さ12.9インチ
280.6 mm214.9 mm6.4 mm
Wi-Fi:682 gWi-Fi+Cellular:684 g
280.6 mm214.9 mm5.9 mm
Wi-Fi:641 g Wi-Fi+Cellular:643 g
280.6 mm214.9 mm5.9 mm
Wi-Fi:631 g Wi-Fi+Cellular:633 g

本体サイズ重さ11インチ
247.6 mm178.5 mm5.9 mm
Wi-Fi:466 gWi-Fi+Cellular:468 g
247.6 mm178.5 mm5.9 mm
Wi-Fi:471 g Wi-Fi+Cellular:473 g
247.6 mm178.5 mm5.9 mm
Wi-Fi:468 g Wi-Fi+Cellular:468 g

チップ
Apple M18コアCPU8コアグラフィックス次世代のニューラルエンジン8GBまたは16GB RAM
A12Z Bionicニューラルエンジン
A12X Bionicニューラルエンジン

ディスプレイ
12.9インチモデル:Liquid Retina XDR2,732 x 2,048264ppiフルスクリーンの最大輝度1000ニト、ピーク輝度1,600ニト(HDR)
11インチモデル:Liquid Retina2,388 x 1,668264ppi
共通:ProMotionTrue Tone広色域(P3)最大輝度600ニト(標準)
12.9インチモデル:2,732 x 2,048264ppi
11インチモデル:2,388 x 1,668264ppi
共通:Liquid RetinaProMotionTrue Tone広色域(P3)最大輝度600ニト(標準)
12.9インチモデル:2,732 x 2,048264ppi
11インチモデル:2,388 x 1,668264ppi
共通:Liquid RetinaProMotionTrue Tone広色域(P3)最大輝度600ニト(標準)

背面カメラ
1,200万画素広角 f1.81,000万画素超広角 f2.4
2倍 光学ズームアウト最大5倍 デジタルズームより明るいTrue Toneフラッシュ写真のスマートHDR 3
1,200万画素広角 f1.81,000万画素超広角 f2.4
2倍 光学ズームアウト最大5倍 デジタルズームより明るいTrue Toneフラッシュ写真のスマートHDR 3
1,200万画素広角 f1.8
最大5倍 デジタルズームクアッドLED True Toneフラッシュ写真のスマートHDR

ビデオ撮影
4Kビデオ撮影(24/25/30/60fps)1080p HDビデオ撮影(25/30/60fps)ビデオの拡張ダイナミックレンジ(最大30fps)
2倍 光学ズームアウト最大3倍 デジタルズームオーディオズーム
1080pスローモーションビデオ(120/240fps)手ぶれ補正機能を使ったタイムラプス
4Kビデオ撮影(24/25/30/60fps)1080p HDビデオ撮影(25/30/60fps)
2倍 光学ズームアウト最大3倍 デジタルズームオーディオズーム
1080pスローモーションビデオ(120/240fps)手ぶれ補正機能を使ったタイムラプス
4Kビデオ撮影(30/60fps)1080p HDビデオ撮影(60fps)
3倍 ビデオズームオーディオズーム
1080pスローモーションビデオ(240fps)手ぶれ補正機能を使ったタイムラプス

インカメラ
TrueDepth(超広角搭載)1,200万画素f 2.42倍 光学ズームアウトセンターフレームRetina Flash写真のスマートHDR 3ポートレートモードポートレートライティングビデオの拡張ダイナミックレンジ(最大30fps)映画レベルの手ぶれ補正1080p HDビデオ撮影(25/30/60fps)アニ文字、ミー文字
TrueDepth700万画素f 2.2
Retina Flash写真のスマートHDR ポートレートモードポートレートライティング
映画レベルの手ぶれ補正1080p HDビデオ撮影(25/30/60fps)アニ文字、ミー文字
TrueDepth700万画素f 2.2
Retina Flash写真のスマートHDR ポートレートモードポートレートライティング
映画レベルの手ぶれ補正1080p HDビデオ撮影アニ文字、ミー文字

認証形式
Face ID(顔認証)
Face ID(顔認証)
Face ID(顔認証)

Bluetooth
Bluetooth 5.0
Bluetooth 5.0
Bluetooth 5.0

通信形式
Wi‑Fi 6 (802.11a/b/g/n/ac/ax)2.4GHz/5Ghz同時デュアルバンド最大1.2Gbpsの速度MIMO
Cellularモデル:GSM/EDGEUMTS/HSPA/HSPA+/DC-HSDPA5G(sub-6 GHz)ギガビットLTE(最大32バンド)内蔵GPS/GNSS
Wi‑Fi 6 (802.11a/b/g/n/ac/ax)2.4GHz/5Ghz同時デュアルバンド最大1.2Gbpsの速度MIMO
Cellularモデル:GSM/EDGEUMTS/HSPA/HSPA+/DC-HSDPA
ギガビットLTE(最大30バンド)内蔵GPS/GNSS
Wi‑Fi (802.11a/b/g/n/ac)2.4GHz/5Ghz同時デュアルバンド最大866Mbpsの速度MIMO
Cellularモデル:GSM/EDGEUMTS/HSPA/HSPA+/DC-HSDPA
ギガビットLTE(最大29バンド)内蔵GPS/GNSS

バッテリー駆動時間
Wi-Fiでのビデオ再生・ネット利用:最大10時間モバイルネットワークでのネット利用:最大9時間
Wi-Fiでのビデオ再生・ネット利用:最大10時間モバイルネットワークでのネット利用:最大9時間
Wi-Fiでのビデオ再生・オーディオ再生・ネット利用:最大10時間モバイルネットワークでのネット利用:最大9時間

コネクタ
Thunderbolt / USB 4以下に対応:充電DisplayPortThunderbolt 3(最大40Gb/s)USB 4(最大40Gb/s)USB 3.1 Gen 2(最大10Gb/s)Smart Connector
USB-CSmart Connector
USB-CSmart Connector

LiDARスキャナ
搭載
搭載

SIMカード
nano-SIM(Apple SIM対応)eSIM
nano-SIM(Apple SIM対応)eSIM
nano-SIM(Apple SIM対応)eSIM

対応Apple Pencil
Apple Pencil(第2世代)
Apple Pencil(第2世代)
Apple Pencil(第2世代)

対応Keyboard
Magic KeyboardSmart Keyboard Folio
Magic KeyboardSmart Keyboard Folio
Magic KeyboardSmart Keyboard Folio

 
基本スペック・CPU
2021年モデルの最大の特徴は、Apple独自設計のM1チップを搭載したことでしょう。
 

 
8コアのCPU、8コアのGPU、16コアのニューラルエンジンを組み込み、パフォーマンスとグラフィックスの処理速度が向上。CPUパフォーマンスは従来機種よりも最大50%速く、グラフィックス性能も最大40%高速になりました。
 
ディスプレイ 画面サイズ・機能
2021年発売のiPad Proは、11インチモデルは2020年モデルと同じLiquid Retinaディスプレイ、12.9インチモデルは新たにLiquid Retina XDRディスプレイを搭載しています。
 

 
1万個以上のミニLEDを並べたLiquid Retina XDRでは、すべてを1,000,000:1のコントラスト比で、現実の世界に近い精細さで描写します。フルスクリーンの最大輝度は1,000ニトで、ピーク時は1,600ニトに達します。
 
2020年モデル、2018年モデルと同じく、ProMotionテクノロジーやTrue Toneも搭載しています。
 
外観・デザイン 本体サイズ・重さ
2021年モデルの外観やデザインは、従来機種と比べて大きな違いはありません。カラーバリエーションもシルバーとスペースグレイの2種類で、本体サイズは縦、横ともに前機種と同じです。
 

 
旧機種からの変更点は、12.9インチモデルの薄さと、両モデルの重さです。12.9インチモデルは、2020年モデル、2018年モデルともに薄さ5.9ミリでしたが、2021年モデルは6.4ミリと少し厚くなりました。
 
重さでは、12.9インチは2020年モデルより40グラム~50グラム重くなっている一方、11インチは2020年モデルより5グラムほど軽くなっています。
 
カメラ・ビデオ性能
カメラ・ビデオ性能を比較すると、背面のメインカメラは2020年モデル、2018年モデルから変更されていません。ビデオ撮影では新たにビデオの拡張ダイナミックレンジ(最大30fps)が可能になりました。
 
大きく進化したのは前面カメラです。TrueDepthカメラは超広角を搭載し、旧機種の700万画素(f2.2)から1,200万画素(f2.4)にアップしました。こちらもビデオの拡張ダイナミックレンジ(最大30fps)が搭載されているほか、2倍の光学ズームアウトにも対応しています。
 

 
2021年モデルの新機能として、超広角カメラと機械学習を活用し、ビデオ通話時に被写体を追いかける「センターフレーム」機能が追加されました。動きながらビデオ通話をしているときに、画面内に収まるように自動で調整するほか、人物が増えた場合はその全員が画面のフレームに収まるように調整します。
 
Appleイベントでの発表の模様です(動画46分12秒~46分47秒ごろ)
 

 
ストレージ・バッテリー・その他
ストレージ容量は従来の128GB、256GB、512GB、1TBに加え、2TBが追加されました。1TBとの価格差は税込48,000円となりますが、大容量のストレージが欲しい方には良い選択肢になるでしょう。
 
バッテリー持続時間は、旧機種と変わらず、Wi-Fiでのネット利用やビデオ再生では最大10時間、5Gでのネット利用では最大9時間となっています。
 
通信方式、対応アクセサリー
通信方式では、2021年モデルでは新たに5G通信(sub6)に対応しました。ギガビットLTEの対応バンドも、2020年モデルの最大30バンドから、最大32バンドに拡大しています。
 
コネクタはThunderbolt/USB 4に変更されました。既存のUSB-Cコネクタに対応し、高速の外付けストレージやディスプレイ、ドックといったアクセサリがiPad Proでも利用できるようになります。
 
周辺機器ではApple Pencil(第2世代)、Magic Keyboard、Smart Keyboard Folioに対応しています。
 

 
 
Source:Apple [1], [2]
(asm) …

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16インチラップトップ向けミニLEDバックライト用チップを、日亜化学工業が受注

 
台湾メディアDigiTimesが、日亜化学工業が16インチおよび17.3インチディスプレイを搭載するラップトップ向けミニLEDバックライト用チップを受注したと報じています。
16インチミニLEDバックライトディスプレイ用チップを受注済み
日亜化学工業が、ミニLEDチップの専用生産設備を徳島県に建設し、2021年7月に完成、2021年9月末に生産を開始する予定であることを、日亜台湾の総経理である戴燦嘉氏が明らかにしました。
 
同社は、稼働初期の月産能力は約5万個、2021年末には20万個に拡大する予定で、2年~3年後には200万個の生産を目指しているようです。
 
日亜化学工業は既に、16インチおよび17.3インチディスプレイを搭載するラップトップ向けミニLEDバックライト用チップを受注済みで、稼働初期にはこれらのチップが生産されると戴燦嘉氏は述べています。
同社製品の歩留まりと消費電力に自信
日亜化学工業のミニLEDバックライト用チップ、Light Clusterシリーズには、デスクトップモニター用のType J、ラップトップやタブレット端末用のType V、スマートフォンなどの携帯端末用のType Mがあります。
 
戴燦嘉氏によれば、Light Clusterシリーズ搭載製品は、最大輝度1,000ニト、コントラスト比1,000,000:1が実現できるようです。
 
同氏は、Light Clusterシリーズは他社のミニLEDチップよりも高価だが、表面基板実装(SMT:Surface Mount Technology)の歩留まりが良く、消費電力も少ないと、自信を示しています。
新型14インチおよび16インチMacBook ProがミニLEDバックライト採用か
ミニLEDバックライトは、14インチおよび16インチディスプレイを搭載すると噂の、新型MacBook Proが採用するとの情報がありました。
 
新型12.9インチiPad Proが搭載するミニLEDバックライト用チップの生産では、歩留まりの悪さを指摘する報道がありました。
 
日亜化学工業がラップトップ向けミニLEDバックライト用チップで、競合他社を上回る受注を獲得できるか注目されます。
 
 
Source:DigiTimes
Photo:Apple Hub/Facebook
(FT729) …

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Apple、ミニLEDディスプレイ搭載のMacBook Proを今年後半に発売か

 
新型12.9インチiPad ProのミニLEDディスプレイを供給するAppleサプライヤーのTSMTが、次期14インチと16インチMacBook ProモデルのミニLEDディスプレイの製造上の技術的問題を解決することに成功した、と台湾メディアDigiTimesが伝えています。
サプライヤーの変更で生産収率を改善
DigiTimesによれば、TSMTは次世代MacBook Pro向けのミニLEDディスプレイ製造において、プリント基板(PCB)と接着剤が原因の問題を抱えていましたが、技術的な調整を行うことで、現在では生産収率が95%以上にまで増加したとのことです。
 
具体的には、TSMTはPCBと接着剤のサプライヤーを変更することで問題解決に至ったとされています。
 
次期14インチおよび16インチMacBook Proはデザインが刷新される見込みで、M1XもしくはM2チップが搭載されると噂されています。
 
 
Source:DigiTimes via MacRumors
(lexi) …

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新型12.9インチiPad Proが、iPadシリーズ出荷数の10%を占めると予測

 
サプライヤー事情に詳しい台湾メディアDigiTimesが、新型12.9インチiPad Proが、2021年のiPadシリーズ出荷数の10%を占めるとの予測を伝えました。
年内に500万台の出荷数達成と予測
新型12.9インチiPad Proの販売価格は高額ながら、2021年のiPadシリーズの販売において欠かせない機種になりそうです。
 
DigiTimesはサプライヤー筋の情報をもとに、焼き付きの心配のないミニLEDバックライトディスプレイの搭載と、高いパフォーマンスを実現していることが消費者に評価され、新型12.9インチiPad Proは年内に500万台の出荷数を達成する可能性があると予測しています。
十分な出荷数が確保できるか
ただし、Appleも半導体不足の影響を受け、iPadとMacの供給数が不足すると、ルカ・マエストリ最高財務責任者(CFO)が述べていました。
 
それだけではなく、新型12.9インチiPad Proが搭載するミニLEDバックライトディスプレイは歩留まりが良くないことから、初期出荷数が少ないとの懸念も指摘されていました。
 
ミニLEDバックライトディスプレイの出荷数は4月下旬には回復し、それに伴って5月中旬頃には新型12.9インチiPad Proの出荷数も安定すると、DigiTimesは予想していました。
 
年内の出荷数500万台実現のためには、新型12.9インチiPad Proの十分な製造数確保が重要になってきそうです。
 
 
Source:DigiTimes via Wccftech
Photo:Apple Hub/Facebook
(FT729) …

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12.9インチiPad Pro、AppleCare+なしの修理料金は85,580円

 
ミニLEDディスプレイを搭載した、12.9インチiPad Pro(第5世代)を修理する場合、AppleCare+がないと修理費用が85,580円(税込)にのぼることがわかりました。
ミニLEDディスプレイで修理料金がアップ
Appleは、4月30日に予約受付が開始された新型iPad Proの修理料金を公表しました。
 
ミニLEDディスプレイを搭載した12.9インチiPad Pro(第5世代)を過失や事故による損傷で修理する場合、AppleCare+がないと85,580円(税込。以下同じ)の料金が必要となります。
 
第3世代と第4世代の修理料金は78,980円だったので、この差額は、ミニLEDディスプレイの修理コストによるものと思われます。
 
なお、11インチiPad Pro(第3世代)の修理料金は、AppleCare+がない場合、60,280円です。
 
いずれも、AppleCare+に加入している場合の修理料金は4,400円です。
AppleCare+、12.9インチは18,480円
AppleCare+は、12.9インチモデルが18,480円、11インチモデルが16,280円です。
 
AppleCare+は、デバイスの購入時と同時、もしくは30日以内に加入することができます。
 
なお、予約受付開始から1時間弱で、iPad Proの一部モデルのお届け予定は6月にずれ込んでいます。
 
 
Source:Apple via MacRumors
(hato) …

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OLEDディスプレイ搭載MacBookは登場するのか?専門家によって異なる予想

 
Cult of Macが、有機EL(OLED)ディスプレイ搭載MacBookが将来的に登場する可能性に関する、複数の専門家の予想を紹介しています。
ミンチー・クオ氏は、焼き付きと寿命に懸念
TF Securitiesのアナリスト、ミンチー・クオ氏は、OLEDディスプレイには焼き付きや寿命の問題があるため、PhotoshopやExcelなどを長時間使い続けるMacBookのようなデバイスへの搭載には向いていないと指摘しています。
 
しかし、こうした懸念がMacBookへのOLEDディスプレイ搭載を妨げるものではないという意見もあるようです。
OLEDディスプレイの部品単価次第で、採用もあり得る
Counterpoint Researchのアナリスト、トム・カン氏は、焼き付きの懸念は解消されつつあるとし、MacBookへのOLEDディスプレイ搭載は、液晶ディスプレイと比べた場合の部品単価次第だと述べています。
 
カン氏は、「Appleは保守的なので、他社に先んじて新しい技術を採用することはないが、実証例が増えてくればMacBookへのOLEDディスプレイ搭載も検討するだろう」とし、将来実現することに期待を示しています。
 
iPhone用OLEDディスプレイのサプライヤーであるSamsung Displayは、ラップトップ用OLEDディスプレイの生産拡大をすすめていると報告されています。
 
ラップトップ用OLEDディスプレイの出荷数が増えれば、価格も徐々に下がってくるかもしれません。
OLED搭載タブレット発売後に、MacBookにも採用するだろう
Strategy Analyticsのチラーグ・ウパデアーエ氏は、「AppleはOLEDディスプレイ搭載タブレット(OLED搭載iPad)を発売した後、2022年末か2023年にOLEDディスプレイ搭載MacBookを発表する」と予想しています。
 
ウパデアーエ氏はその理由に、コンテンツ制作者などによる高画質ディスプレイへの需要が想定されることをあげています。
台湾メディアが、OLEDディスプレイ搭載iPad登場を予想
台湾DigiTimesは、2022年にiPad Air(第5世代)がOLEDディスプレイを搭載、その後、12.9インチiPad Proや16インチMacBook Proも搭載モデルをラインナップする可能性があると伝えていました。
 
Appleは、ミニLEDバックライトディスプレイを搭載した新型MacBook Proを2021年下半期(7月〜12月)に発表するとの情報もありました。
 
将来的に、OLEDディスプレイ搭載MacBookが登場するのか注目されます。
 
 
Source:Cult of Mac
Photo:Apple Hub/Facebook
(FT729) …

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M1搭載新型iMac・iPad Pro、新Apple TV 4K、きょう予約開始

 
Appleが発表した新製品のうち、M1チップ搭載新型iMac(24インチ)、新型iPad Pro(11インチ/12.9インチ)、新型Apple TV 4Kが、Apple Storeなどできょう4月30日(金)より予約受付開始となります。
 
詳細な発売日は明らかにされていませんが、いずれも5月後半の発売予定です。一部報道によると、発売日は現地時間5月21日である可能性が浮上しています。
超薄型&7色のカラフルラインナップに!新型iMac
従来のiMacよりも薄型になった新型iMac(24インチ)は、7色のカラフルなラインアップで、Appleが独自設計したM1チップを搭載しています。本体部分はわずか11.5ミリ、スタンド部分の奥行きも14.7センチと超薄型になりました。
 

 
24インチ4.5K Retinaディスプレイを採用しており、8コアGPUモデルと7コアGPUモデルから選択可能です。ストレージはモデルにより256GB、512GB、1TB、2TBから選べます。
 
新型iMacはApple Storeなどで注文可能で、Apple Storeでの販売価格は7コアGPU搭載モデルが税込154,800円から、8コアGPU搭載モデルが同177,800円からとなっています。
 
M1搭載でスペック大幅アップ!新型iPad Pro
先日のAppleイベントで発表された紛失防止タグ「AirTag」とともに、大きな話題を呼んだのがM1搭載の新型iPad Proです。11インチは第3世代、12.9インチは第5世代にあたります。
 

 
M1チップを搭載したことにより、CPUパフォーマンスは最大50%速く、グラフィックス性能も最大40%向上しました。最大ストレージサイズは2TBに引き上げられ、USB 4に対応するThunderboltポートも搭載。Cellularモデルは5G通信に対応します。
 
さらに12.9インチモデルは、バックライトに使うLEDを従来モデルから大幅に増加し、1万個のミニLEDによりピーク輝度1,600ニトを実現した「Liquid Retina XDR」ディスプレイを搭載しています。
 
新型iPad ProはApple Storeのほか、大手3キャリアや家電量販店でも購入可能です。Apple Storeでの販売価格は11インチモデルが税込94,800円~、12.9インチモデルが同129,800円~です。
 
キャリアでの販売価格はそれぞれ異なり、価格だけみるとApple Storeではなくドコモで購入する方が安い価格設定になっています。また家電量販店など通販サイトで購入すると各社独自のポイントが付与される場合があり、製品を購入して還元されたポイントでアクセサリーを購入する使い方もできます。
 
A12チップ採用で処理性能が大幅に向上!新型Apple TV 4K
紛失防止タグ「AirTag」やM1搭載iMac、iPad Proの方が話題に上がることが多い今回のApple新製品ですが、新型Apple TV 4Kも前機種からスペックアップして登場しました。デザインを刷新した新リモコン「Siri Remote」も付属します。
 

 
iPad(第8世代)やiPhone XS/XS Max、iPhone XRにも搭載されているA12チップを採用したことによりグラフィックス性能、ビデオ・デコーディング性能、オーディオ処理性能などが大幅に向上しています。iPhoneと連携させて、観ている映像の画質を自動で調整する機能も利用できます。
 
新型Apple TV 4KはApple Storeなどで注文可能で、Apple Storeでの販売価格は32GBモデルが税込21,800円、64GBモデルが同23,800円です。新リモコン「Siri Remote」は単体購入もできます(税込6,500円)。
 
iPhone12新色と「AirTag」はきょう発売
また、iPhone12/12 miniの新色パープルモデルと、紛失防止タグ「AirTag」はきょう30日(金)に発売されます。
 
 
Source:Apple
(asm) …

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