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OLED搭載iPadが2022年と2023年に発売〜AirとProを順次切り替えか

 
韓国メディアThe Elecが、Samsung Displayが2022年のiPad向けに、LG Displayが2023年のiPad向けに有機EL(OLED)ディスプレイを供給すると報じました。
Appleがサプライヤーに、仕様要求書を提出済み?
The Elecは、OLEDディスプレイに関する業界動向を報じる中で、Samsung DisplayとLG Displayの製造見通しを説明しています。
 
この中で同メディアは、Samsung Displayが2022年にiPad向けに、LG Displayは2023年に発売されるiPad向けにOLEDディスプレイを供給する可能性が高いと記しています。
 
The Elecによれば、Appleはサプライヤーに対し、2023年発売予定のiPadには2段スタック構造(赤、緑、青の発光層を2層重ねる構造)のOLEDディスプレイパネルを供給するよう依頼したとのことです。
 
2段スタック構造のOLEDディスプレイパネルでは、輝度が2倍、寿命は4倍になることでスマートフォンよりも長く使われるタブレット端末で有効だとThe Elecは説明しています。
廉価パネルをiPad Airに、2段スタック構造のパネルをiPad Proに搭載か
ただし、Samsung Displayが2022年にiPad向けとして供給するのは、1段スタック構造のOLEDディスプレイパネルのようです。
 
Appleは2022年にiPad Airを、2023年にiPad Proの搭載ディスプレイをOLEDに切り替えると噂されています。
 
ただし、ミニLEDバックライト搭載ディスプレイ(以下、ミニLEDディスプレイ)の採用機種を拡大するという情報もありますので、ディスプレイパネルが異なる2種類のiPadを販売するのか、ミニLEDディスプレイを短期間でOLEDに切り替えるのか気になるところです。
 
 
Source:The Elec
Photo:Apple Hub/Facebook
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14/16インチの次期MacBook Pro、入手競争になるかも?

Photo:Shutterstock.comミニLEDはよ。14インチモデルの登場やミニLEDディスプレイ、Appleシリコンの搭載などが噂されている、次期MacBookPro。こちら、発売当初は供給量がかなり限られるかもしれません。台湾紙のDigiTimeによると、アップルはこの次期MacbookPro向けにミニLEDディスプレイのサプライヤーを2社追加したそう。このことからも、アップルが次期M …

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Apple、次期MacBook Proに向けミニLEDのサプライヤーを追加か

 
Appleが、ミニLEDディスプレイの表面実装技術のサプライヤーとして中国のLuxshare Precision Industryを追加した、と台湾メディアDigiTimesが報じています。次期MacBook Proに向けた供給体制強化の一環とみられます。
次期MacBook ProのためにミニLEDディスプレイの供給強化か
AppleにミニLEDディスプレイの表面実装技術を供給するサプライヤーは、これまで台湾のSurface Mounting Technology(SMT)が独占していましたが、DigiTimesは現地時間7月13日、中国のLuxshare Precision Industryが第2のサプライヤーとして追加された、と報じています。
 
AppleがミニLEDディスプレイの供給体制を強化する理由は、2021年第4四半期(10月〜12月)に発売される次世代MacBook Proに、ミニLEDディスプレイが搭載されるためだ、とDigiTimesは伝えています。
 
なおDigiTimesは、7月初めにミニLEDバックライト基板のサプライヤーにZhen Ding TechnologyとTripod Technologyがが追加されたと報じているほか、5月にはミニLED用チップを日亜化学工業が供給する、と報じています。
供給不足が続くミニLEDディスプレイ
ミニLEDディスプレイは、従来の液晶ディスプレイよりもバックライトをきめ細かく制御できるため、より鮮明な表示が可能になります。
 
現在販売されているミニLEDディスプレイを搭載したApple製品は、4月に発表され、5月に発売された12.9インチiPad Proのみです。
 
ミニLEDディスプレイは、半導体不足と新型コロナウイルスの影響による供給不足が続いており、次期MacBook Proの生産に遅れが生じているとも伝えられています。
2022年には11インチiPad ProもミニLED搭載との予測も
最近では、Apple関連の著名アナリストとして知られるミンチー・クオ氏が、2022年に発売されるiPad Proでは、11インチモデルにもミニLEDディスプレイが搭載される、と予測しています。
 
 
Source:DigiTimes via MacRumors
Photo:Apple
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新型MacBook Airに関する噂まとめ〜約6割がホワイトベゼルに否定的

 
英メディアMacworldが、2022年の発売が予想されている新型MacBook Airの噂をまとめています。同メディアは、ベゼルが24インチiMacのようにホワイトになることに55.9%のユーザーが否定的だと伝えています。
新型MacBook Airに関する噂、名前はMacBook Airではないかも?
新型MacBook Airは、以下のようなモデルになると噂されています。
 

A15 Bionicと同じアーキテクチャのM2チップ搭載
M2チップのCPUコア数はM1チップと同じだが、GPUコアが9コア〜10コアに増加する
24インチiMacのような明るめの本体カラーをラインナップ
ミニLEDバックライト・ディスプレイを採用
ディスプレイのベゼルがホワイトになる
発表予想時期は2021年末〜2022年
ボトムカバーのゴム足がMagic Mouseのようなデザインになる
現行の、奥側から手元側にかけて薄くなるデザインを刷新、同じ厚さになる
充電端子はMagSafe
24インチiMacと同様に、カメラが1080pになる

 
Macworldは、リーカーのジョン・プロッサー氏はこのモデルの名称がMacBook Airになるのか確認されていないと伝えているとし、「MacBook」の名称が復活することもあり得ると記しています。
 
筆者も待望している12インチMacBook後継モデルに関し、Appleはバタフライキーボードの開発を諦めたわけではないとの情報がありました。
55.9%がホワイトベゼルに否定的、キーボードもホワイトだったら更に増加?
Macworldは、新型MacBook Airが採用すると噂のホワイトベゼルについて、Twitterにおいて読者アンケートを実施しました。
 
その結果、ホワイトベゼルに肯定的な意見は44.1%で、否定的な意見が55.9%を占めました。
 

(see above)
— Macworld (@macworld) May 11, 2021

 
コメント欄には、「ホワイトベゼルの部分以外はこれが良い」との意見が投稿されています。
 
新型MacBook Airのイメージ画像の多くは、キーボードもホワイトになっています。Macworldがアンケート用に掲載した画像がホワイトのキーボードを採用していた場合、否定的な意見が増えていたかもしれません。
 
 
Source:Macworld
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M2チップの出荷時期は年内?来年?〜A15とともに新しいアーキテクチャ導入か

 
台湾メディアDigiTimesが、新型MacBook Airが搭載すると噂のM2チップは、2022年初頭から下半期(7月〜12月)にかけて出荷されると伝えています・
新型MacBook Airの登場は年内?それとも来年?
M2チップは、ミニLEDバックライト・ディスプレイを採用する新型MacBook Airに搭載されて登場すると噂されています。
 
DigiTimesはM2チップの出荷時期について、新型MacBook Airとともに2021年中に登場するかもしれないと記載しながらいっぽうでは、2022年初頭から下半期(7月〜12月)とも記しており、どちらの情報が正しいのか不明だとWccftechは指摘しています。
M1よりも動作周波数が向上?
同メディアによれば、M2チップは「A15 Bionic」と同じアーキテクチャで作られる可能性があるとのことです。
 
M2チップのコア数は、Proシリーズ向けと噂のM1Xチップよりも少ないようですが、新しいアーキテクチャ採用により動作周波数が向上すると期待されます。
 
 
Source:DigiTimes via Wccftech
Photo:Appledsign/Facebook
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新型MacBook Proの量産がまもなく開始、新型Airは来年〜ミンチー・クオ氏

 
TF Securitiesのアナリスト、ミンチー・クオ氏が投資家に対し、新型MacBook Proの量産が2021年第3四半期(7月〜9月)に開始されると伝えたようです。同氏は、ミニLEDバックライト搭載ディスプレイ(以下、ミニLEDディスプレイ)を採用する新型MacBook Airに関する情報も伝えています。
ミニLEDディスプレイ搭載MacBook Proが10月から11月に発表か
クオ氏によれば、14インチおよび16インチのミニLEDディスプレイを搭載する新型MacBook Proの量産準備が、2021年第3四半期(7月〜9月)の開始に向けて順調に進んでいるようです。
 
新型MacBook Proは、10月か11月に発表されると噂されています。
 
ただし、ミニLEDディスプレイパネルが不足していることから、発表から出荷まで数週間の待ち時間が生じる可能性があるようです。
新型MacBook AirもミニLEDディスプレイ搭載
リーク情報をまとめているサイトAppleTrackは、2022年に新デザインのMacBook AirがミニLEDディスプレイを搭載して発表されるとのクオ氏の予想を伝えています。
 
新型MacBook AirにはM2チップが、新型MacBook ProにはM1Xチップが搭載されると噂されています。
 
 
Source:MacRumors, AppleTrack
Photo:Appledsign/Facebook
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2022年のiPad Pro、11インチモデルにもミニLEDを搭載か〜クオ氏予測

 
2022年に発売されるiPad Proでは、12.9インチモデルに加えて11インチモデルでもミニLEDディスプレイが採用される、との予測を著名アナリストのミンチー・クオ氏が発表しました。
現在は12.9インチだけがミニLEDディスプレイ
ミンチー・クオ氏は投資家向けレポートで、2022年のiPad Proでは、11インチモデルにもミニLEDディスプレイが搭載される、と予測しています。
 
Appleが2021年4月に発表、5月に販売を開始したiPad Proは、12.9インチモデルのみミニLEDディスプレイを搭載しており、11インチモデルは従来と同じ液晶ディスプレイを採用しています。
 
なお、次世代iPad Proについては、ワイヤレス充電のMagSafeが搭載されるとBloombergのマーク・ガーマン記者が報じているほか、2023年以降には大画面のiPad Proが、2021年内に新型iPad miniが登場するとも伝えています。
画質向上の一方で重量増
ミニLEDディスプレイは、バックライトを従来よりもきめ細かく制御することで、鮮やかな発色とコントラストが実現可能です。
 
ただし、ミニLEDディスプレイの採用により重量も増えており、2021年の12.9インチiPad Proは、前年モデルと比べてやや重く、わずかに厚くなっています。
 
Appleのエンジニアは、11インチモデルにミニLEDを採用しなかった理由について、11インチモデルはサイズや重量が重視されることを考慮した、と述べています。
 
 
Source:MacRumors
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12.9インチiPad ProのミニLEDディスプレイを分析専門会社が画像と共に解説

 
プロセッサや各種部品の分析専門会社であるTechInsightsが、M1チップ搭載12.9インチiPad ProのミニLEDバックライト搭載ディスプレイに関し、拡大写真とともに解説しています。
0.2ミリ角の、10,384個のミニLEDを搭載
TechInsightsによれば、従来モデルでは72個のバックライト用LEDを用いていたのに対しM1チップ搭載12.9インチiPad Proでは、10,384個のミニLEDを搭載しているようです。
 
ミニLEDの大きさは従来のバックライト用LEDの120分の1の大きさで、1個あたり0.2ミリ x 0.2ミリまで小型化されていると、TechInsightsが明らかにしました。
 

 
このミニLEDにはSTMicroelectronics製の部品が組み合わせられているが、これはアクティブマトリクス方式のLED制御用かもしれないと、同社は指摘しています。
 

 
M1チップ搭載12.9インチiPad Proでは、これらのミニLEDバックライトを用いて2,596分割の部分制御を行っています。
 
下記画像は、12.9インチiPad Pro(第3世代)が搭載している液晶ディスプレイの拡大画像です。
 

2023年には有機ELディスプレイ搭載モデルをラインナップと噂
筆者が購入したM1チップ搭載12.9インチiPad Proでは、場合により発光部周囲に若干の滲みが発生しながらも、高いコントラストによる「深い黒の表現」が実現されているのが確認されていました。
 
iPad Proシリーズの2023年モデルには、自発光式の有機ELディスプレイがラインナップされると噂されています。
 
2023年以降のiPad Proでは、ミニLEDバックライト搭載モデルが併売されるのか、有機ELディスプレイ搭載モデルに切り替わるのか注目です。
 
 
Source:TechInsights
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新型MacBook Proが9月発売か〜ミニLED供給増へサプライヤーが取り組み強化

 
台湾メディアDigiTimesが、サプライヤーは新型MacBook Pro用のミニLEDバックライトの出荷数増に向けた取り組みを強化していると報じました。
新型MacBook Proが、9月発売か
Zhen Ding TechnologyとTripod Technologyが、ミニLEDバックライト搭載ディスプレイを採用する新型MacBook Proのサプライチェーンに加わり、2021年第3四半期(7月〜9月)にミニLEDバックライト基板を出荷、両社はただちに出荷数増に向けた取り組みを強化するとDigiTimesが伝えました。
 
Zhen Ding Technologyは新型12.9インチiPad Pro用のミニLEDバックライト基板を供給しています。
 
DigiTimesによれば、2021年第3四半期(7月〜9月)後半に発売される予定の14インチおよび16インチMacBook Pro向け需要に対応するため、Zhen Ding Technologyは2021年第3四半期(7月〜9月)内にミニLEDバックライト基板の生産能力増強を目的とした第2次投資を完了する見通しとのことです。
両社とも、下半期の利益増加の見通し
Tripod Technologyは中国湖北省にある新工場の設備と生産能力に関するAppleの検証試験に合格済みで、新型MacBook Pro用ミニLEDバックライト基板の生産を当初の予定通り2021年第3四半期(7月〜9月)に開始予定だと、業界関係者がDigiTimesに伝えました。
 
Zhen Ding TechnologyとTripod Technologyはともに、ミニLEDバックライト基板の出荷は、単価と粗利益率の上昇により、下半期(7月〜12月)の収益に貢献すると考えているようです。
 
 
Source:DigiTimes
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32インチiMac、14インチMacBook Proなど噂の製品が今月登場する確率?

 
Macworldが、27インチiMac 5K後継製品となる32インチiMacや、ミニLEDディスプレイ搭載14インチMacBook Proなど、登場が噂される新製品が2021年7月中に発表される確率を伝えています。
2021年下半期〜2022年の登場が噂される製品が今月登場する可能性は?
Macworldによる、登場が噂される新製品が今月中に発表される確率は下記の通りです。
 
新型MacBook Pro:40%
 
ミニLEDディスプレイを搭載すると噂の14インチMacBook Proと16インチMacBook Proはデザインを刷新し、新しいAppleシリコン「M1X」を搭載、SDカードスロットやHDMIポートが復活し、充電端子がMagSafe方式になるとの情報があります。
 

 
新型MacBook Air:20%
 
新型MacBook Airは「M2」チップを搭載、24インチiMacのように豊富なカラーバリエーションになると、複数のソースが伝えています。
 

 
32インチiMac:50%
 
Appleシリコンを搭載する小型iMacが24インチiMacとして登場しましたが、27インチiMac 5K後継モデルは登場していません。iMac Proも廃番になっています。
 
Macworldは、iPhoneシリーズと同様にiMacもベースモデルはカラフルな筐体になり、上位モデルは落ち着いた本体カラーを採用すると予想しています。
 
27インチiMac 5K後継モデルとなる32インチiMacは「M1X」チップを搭載すると噂されています(ディスプレイサイズに関して、30インチ〜32インチとする複数の予想があります)。
 

 
AirPods(第3世代):40%
 
AirPods(第3世代)は長く登場が噂されながら、それが実現していない製品です。
 
AirPods(第3世代)はバッテリーをピン型からボタン型に変更、AirPods Proのようなデザインになる可能性があります。
 

 
AirPods Pro(第2世代):10%
 
ミンチー・クオ氏は、AirPods Pro(第2世代)が発表されるのは2022年と予想しています。
 
この製品は、ソニー WF-1000XM4のようなステム(軸)のないデザインになると噂されています。
 

 
新型Mac mini発表の噂もあり
Macworldは今月発表される確率が0%だからと判断したからかは不明ですが、他にも登場が噂される製品にM1Xチップを搭載する新型Mac miniがあります。
 

 
リーカーのジョン・プロッサー氏は新型Mac miniのイメージ画像を公開していました。
 
Source:Macworld
Photo:Appledsign/Facebook (1), (2), (3), (4), (5), MacRumors, Apple Hub/Facebook
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Apple、新たなミニLEDサプライヤーを探し中〜供給追いつかず

 
Appleは、12.9インチiPad Pro、そして年内に発売見込みの新型MacBook Pro向けのミニLEDバックライトディスプレイ(以下ミニLEDディスプレイ)の供給が追いつかないため、新たなサプライヤーを求め奔走しているようです。
TSMT単独供給では難しいと判断か
台湾メディアDigiTimes有料版によると(米メディアMacRumorsが確認)、Appleは現在12.9インチiPad Pro、および次期14インチ・16インチMacBook Pro向けにミニLEDディスプレイを供給している Taiwan Surface Mounting Technology(TSMT)に加え、新たなサプライヤーを探している模様です。
 
DigiTimesは以前の報道で、TSMTはミニLEDディスプレイを製造するうえでの技術的問題を解決、同社が単独供給するようだと伝えていました。
 
しかしその後AppleはTSMT 1社では十分な数のミニLEDディスプレイを供給できないと判断、方針転換を決めたようです。
 
M1チップとミニLEDディスプレイを搭載した12.9インチiPad Proは在庫数が少なく、Appleオンラインストアで購入してもなかなかユーザーの手元に届かない状況が続いています。たとえば現在(7月1日)注文すると、色、ストレージ容量に関係なく、配送予定日は2021/7/27-8/3となっています。
 
 
Source:MacRumors
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新型MacBook Proは年内に発売される〜ガーマン氏予想

 
Appleの内部情報に詳しいBloombergのマーク・ガーマン記者は5月の時点で、「デザインが刷新された新型MacBook Proが早ければこの夏登場する」と予想していました。
 
ガーマン記者は最新レポートにおいて「今年中に新型MacBook Proが発売される」と改めて伝えています。
iPad miniや廉価版iPadとともに今年後半発表か
ガーマン記者は現地時間6月27日付けの”Power On”ニュースレターに「Appleは現在、秋に発表する製品に集中している」と記しています。つまり、次期iPhoneとApple Watch、そしてiOS15、iPadOS15、watchOS8を含むOSの開発を進めているということです。
 
また同時に、Appleは学生をターゲットとしたエントリーレベルのiPad、そしてデザインを刷新したMacBook ProとiPad miniについても「今年後半」にリリースすべく、準備している模様です。
10月〜11月発表との予想も
新型MacBook Proについては、6月の世界開発者会議(WWDC21)で発表される予定だったものの、直前に延期されたとの報道もありました。
 
ガーマン氏は新型MacBook Proの発表時期について「年内」とだけ記しており、詳細は述べていませんが、リーカーのDylan氏(@dylandkt)は6月18日に、「14インチおよび16インチのMacBook Proは間違いなく2021年第4四半期(10月〜12月)に発表される。10月後半か11月初めになるだろう」とツイートしています。
 

Macbook Pro 14 and 16 are definitely coming Q4 of 2021. Either late October or early November.
— Dylan (@dylandkt) June 17, 2021

 
なお新型MacBook Proは、ミニLEDバックライトディスプレイ、新型Appleシリコンを搭載、SDカードスロットとHDMI端子を備えると予想されています。
 
 
Source:Bloomberg via 9to5Mac
Photo:Appledsign/Facebook
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大画面iPad Proの開発が検討中、新型iPad miniは年内発売か

 
Appleは大画面iPad Proの開発を検討しているものの、発売されるのは2023年以降になるだろう、とBloombergのマーク・ガーマン氏が述べています。2021年のうちにiPad miniやMacBook Proの新モデルも投入される模様です。
大画面モデルの発売は2023年以降か
Appleのエンジニアやデザイナーたちが、iPad Proの大画面モデルを検討しているものの、製品が発売されるのは早くても2023年以降になる、とBloombergのマーク・ガーマン記者が同メディアのニュースレターで述べています。
 
Appleの計画では、2022年は現在と同じサイズでデザインを変更する方針だが、実現しない可能性もあるとのことです。
iPad miniや新型MacBook Proは年内発売?
ガーマン氏はニュースレターの中で、エントリーモデルのiPadやiPad mini、MacBook Proの次期モデルが2021年のうちに発売される、とも述べています。
2022年にはiPad Proがワイヤレス充電に対応か
現在のiPad Proは、11インチと12.9インチが販売されており、12.9インチモデルにはミニLEDディスプレイが搭載されています。
 
マーク・ガーマン氏は6月初めに、ワイヤレス充電に対応し背面がガラス製の次期iPad Proが2022年の発売に向けて開発されていると報じていました。
 
 
Source:Bloomberg
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有機ELディスプレイ搭載スマホが2022年に45%に増加も、ドライバIC供給に不安

 
韓国メディアThe Elecが、有機EL(OLED)ディスプレイを搭載するスマートフォンが2022年に45%に増加すると見込まれているが、ディスプレイドライバICの供給がそれに追いつかない可能性があると報じました。
2022年にはiPadにも搭載されると噂のOLEDディスプレイ
市場調査会社TrendForceは、OLEDディスプレイ搭載スマートフォンが総出荷台数に占める割合が、2021年は39.8%、2022年には45%まで増加すると予測しています。
 
これは、AppleやSamsungなどが搭載デバイスを拡大していることが要因になっています。
 
Appleは2022年に、iPhoneだけではなくiPadにもOLEDディスプレイを搭載すると噂されています。
パネルメーカー各社で異なるドライバICの仕様
The Elecが、増加するOLEDディスプレイの供給数に対しOLEDディスプレイドライバICの供給が追いつかない可能性を指摘しています。
 
OLEDディスプレイドライバICは40ナノメートル(nm)から28nmプロセスで作られ、サイズが大きいことから1枚のウェハーからとれる個数が限られています。
 
TrendForceによれば、ドライバICの製造は、TSMC、Samsung Electronics、UMC、GlobalFoundriesが行っていますが、十分な量のウェハーを確保しているのはTSMC、Samsung Electronics、UMCの3社のみとのことです。
 
OLEDディスプレイパネルメーカーによってドライバICの仕様が異なることも、需要を満たすことの難しさに繋がっているようです。
11インチiPad ProへのOLED搭載を期待して待つが・・・
筆者は、新型12.9インチiPad Proに搭載されたミニLEDディスプレイでの画質に感銘を受けたことから、次期11インチiPad Proにも画質の良いOLEDディスプレイが搭載されることを期待していますが、部品不足や単価上昇があれば搭載時期が延期されることもありそうです。
 
 
Source:The Elec
Photo:Apple Hub/Twitter
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iPad Pro用ディスプレイパネルメーカー2社間の競争激化〜AUOとInnolux

 
台湾メディアDigiTimesが、同国の液晶ディスプレイパネルメーカーの上位2社であるAU Optronics(AUO)と、Innnoluxの競争が激化していると報じました。
AUO、5年間にわたる売り上げ金額1位の座を失う
AUOは2020年末まで5年間にわたり売り上げ金額1位でしたが、2021年1月〜5月の売り上げではInnoluxがAUOを上回りました。
 
これは、Innoluxが売上高を前年比56.36%増の1,455億6,000万台湾ドル(約5,788億円)に伸ばしたのに対し、AUOは51.34%増の1,446億6,000万台湾ドル(約5,753億円)にとどまったためです。
 
Innoluxの社長であるジェームズ・ヤン氏は、「パンデミックをきっかけとしたテレワーク関連製品の伸び、新しい市場の需要を取り込んだこと、付加価値のある製品を生み出したことが売上増加につながった」と述べています。
両社ともにミニLEDバックライト搭載ディスプレイパネル供給で取り上げられる
AUOとInnoluxは共に、新型12.9インチiPad Pro用ミニLEDバックライト搭載ディスプレイのサプライヤーとして取り上げられていました。
 
 
Source:DigiTimes
Photo:Appledsign/Facebook
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【長期レビュー】新型12.9インチiPad ProとMagic Keyboard

 
ミニLEDバックライト搭載ディスプレイを採用した新型12.9インチiPad Proを購入し、11インチiPad Pro(第1世代)と比較しながら1カ月間使い込んでみました。今回は、Magic Keybordとの組み合わせによる使い勝手と、11インチiPad Pro(第1世代)との使い分けについてお伝えします。
ライブストリーミング視聴時のサブディスプレイとして活躍
前レビュー記事でお伝えしたとおり、ミニLEDバックライト搭載ディスプレイ(以下、ミニLEDディスプレイ)を採用した新型12.9インチiPad Proの画質は期待通り素晴らしいものです。
 
世界開発者会議(WWDC21)も新型12.9インチiPad Proで閲覧しましたが、画質が良く、サブディスプレイとしてライブストリーミングを映しながら、27インチiMac 5Kで記事を書く際に活躍してくれました。
 
ただし画質以外の部分では、11インチiPad Proからの乗り換えを検討するにあたって「重さ」という点で、ユーザーと使う場所を選びそうです。
 
▼ iPad Pro本体の重量差
▼ Magic Keyboardと、Smart Folioの重量差
▼ Magic Keyboardと組み合わせると約1.4キログラム
▼ 11インチiPad Proユーザーも乗り換えるべきか
▼ まとめ
iPad Pro本体の重量差
筆者が購入した12.9インチiPad Pro(第5世代)Wi-Fi + Cellularモデル(以下、12.9インチiPad Pro(第5世代))の重さは684グラム、11インチiPad Pro(第1世代)の重さは468グラムです。
 
12.9インチiPad Pro(第5世代)は、11インチiPad Pro(第1世代)より216グラム重いことになります。216グラムとはいえ、重量比で考えれば11インチiPad Pro(第1世代)の1.46倍の重さになります。
Magic Keyboardと、Smart Folioの重量差
これに、組み合わせるアクセサリーの重さも加わります。筆者は今回初めて、Magic Keyboardを購入してみました。12.9インチiPad Pro(第5世代)対応Magic Keyboardの重さは約710グラムです。
 
11インチiPad Pro(第1世代)にはiPad Air(第4世代)用Smart Folioを装着していますが、こちらは約175グラムなので、両製品の重さの差は535グラムです。
 
結果、12.9インチiPad Pro(第5世代)+ Magic Keyboardの重さは約1,394グラム、11インチiPad Pro(第1世代)+ iPad Air(第4世代)用Smart Folioの重さは約643グラムになりました。
 

Magic Keyboardと組み合わせると約1.4キログラム
12.9インチiPad Pro(第5世代)+ Magic Keyboardの重さ約1.4キログラムは、13インチMacBook Pro(2020年モデル)と同じです。
 
キータッチやタイピングでの使い勝手は13インチMacBook Proの方が優れていますが、12.9インチiPad Pro(第5世代)ならモバイルデータ通信が利用できます(筆者が購入したモデルの場合)。
 
最終的に、新幹線などの車中で移動しながら執筆・修正を行う場合はモバイルデータ通信が使える12.9インチiPad Pro(第5世代)、簡単な作業は11インチiPad Pro(第1世代)とを使い分けるようになりました。
 
この状態で2週間ほど使いましたが、残りの2週間は「11インチiPad Pro(第1世代)+ iPad Air(第4世代)用Smart Folio」と「12インチMacBook(2015)」の組み合わせが主になりました。
 
理由は、2台持ちしても総重量が12.9インチiPad Pro(第5世代)+ Magic Keyboardとほぼ同じであり、作業に応じて最適なデバイスを使い分けられるからです。
 

11インチiPad Proユーザーも乗り換えるべきか
これらを踏まえ、M1チップ搭載iPad Proシリーズで唯一ミニLEDディスプレイを搭載した12.9インチモデルに、11インチiPad ProやiPad Air(第4世代)のユーザーも乗り換えるべきか考えてみました。
 
乗り換えを検討しても良いのでは、と思われるユーザー像
 

画質、ディスプレイの品質が最も重要
屋外の日光下で使用することが多い
新型12.9インチiPad Pro単体で使用する
既にMagic Keyboardを使っており、タイピングに慣れている
持ち運びする機会は少ない

 
乗り換える必要が無さそうなユーザー像
 

エッジ型バックライト搭載液晶ディスプレイに不満はない
直射日光下で使用する場面は少ない
MacBookシリーズと併用している
持ち運びする機会が多い

 
これらの評価は、筆者の使用環境、併用デバイスによるものですので、ユーザー個々の環境や価値観で異なります。
 
当たり前の結論ですが、ミニLEDディスプレイの画質を求めるならば、12.9インチiPad Pro(第5世代)しか選択肢はありません。
 
筆者の場合、同ディスプレイを搭載すると噂の新型MacBook Proが発売されれば、使い分けが変わるかもしれません。
まとめ
12.9インチiPad Pro(第5世代)は11インチiPad Pro(第1世代)より216グラム重いながら、本体だけならそれほどの差を感じませんでした。
 
やはり、本体以上にMagic Keyboardの重さ約710グラムによる重量増が大きいようです。
 
最終的に、11インチiPad Pro(第1世代)のユーザーがミニLEDディスプレイの素晴らしさを実感しつつ使い込んでいく上での最適な組み合わせは、12.9インチiPad Pro(第5世代)と12.9インチ用Smart Folioと感じました。
 
前記事にも記載したとおり、ミニLEDディスプレイの素晴らしさは十分に実感できます。11インチiPad Pro愛用者としては、次期モデルが搭載すると噂の、有機ELディスプレイが期待されます。
 

 
筆者はiPhone12 ProのLiDARをほとんど使っていませんでしたが、iPad ProならNotabilityでノートを取る際の寸法測定など、iPhoneよりも活躍の範囲が広がりました。
 
 
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【長期レビュー】新型12.9インチiPad Proの美しい画質と性能向上を実感

 
予約開始日である2021年4月30日に注文し、5月21日に配達された12.9インチiPad Pro(第5世代)を約1カ月使った上での評価をお伝えします。美しい画質とこれまで使っていた11インチiPad Pro(第1世代)からの進化が実感できる素晴らしいデバイスと評価しています。
ミニLEDディスプレイを中心にレビュー
筆者が購入したのは、M1チップを搭載する12.9インチiPad Pro(第5世代)のWi-Fi+Cellulerモデル、ストレージ容量256GBのスペースグレイです。
 
これまで使っていた11インチiPad Pro(第1世代)と、「直下型ミニLEDバックライト搭載液晶ディスプレイ(以下、ミニLEDディスプレイ)とエッジ型バックライト搭載液晶ディスプレイ(以下、液晶ディスプレイ)の画質の違い」「M1チップの処理速度」「通信環境や使い勝手」の3項目について1カ月にわたり比較しました。
 
▼ 両製品の仕様を確認
▼ 室内で、ミニLEDディスプレイと液晶ディスプレイ比較
▼ 屋外で、ミニLEDディスプレイと液晶ディスプレイ比較
▼ モバイルデータ通信速度
▼ Geekbench 5スコアを比較
▼ まとめ
両製品の仕様を確認
 
12.9インチiPad Pro(第5世代)と11インチiPad Pro(第1世代)の仕様は下記の通りです。
 

12.9インチiPad Pro(第5世代)
11インチiPad Pro(第1世代)

カラー
シルバースペースグレイ
シルバースペースグレイ

ストレージ容量
128GB256GB512GB1TB2TB
64GB256GB512GB1TB

本体サイズ重さ
280.6ミリ214.9ミリ6.4ミリ
Wi-Fi+Cellular:684グラム
247.6ミリ178.5ミリ5.9ミリ
Wi-Fi+Cellular:468グラム

チップ
Apple M18コアCPU8コアグラフィックス次世代のニューラルエンジン8GBまたは16GB RAM
A12X Bionicニューラルエンジン

ディスプレイ
Liquid Retina XDR2,732 x 2,048264ppiフルスクリーンの最大輝度1000ニト、ピーク輝度1,600ニト(HDR)
Liquid Retina2,388 x 1,668264ppi
ProMotionTrue Tone広色域(P3)最大輝度600ニト(標準)

背面カメラ
1,200万画素広角 f1.81,000万画素超広角 f2.4
2倍 光学ズームアウト最大5倍 デジタルズームより明るいTrue Toneフラッシュ写真のスマートHDR 3
1,200万画素広角 f1.8
最大5倍 デジタルズームクアッドLED True Toneフラッシュ写真のスマートHDR

ビデオ撮影
4Kビデオ撮影(24/25/30/60fps)1080p HDビデオ撮影(25/30/60fps)ビデオの拡張ダイナミックレンジ(最大30fps)
2倍 光学ズームアウト最大3倍 デジタルズームオーディオズーム
1080pスローモーションビデオ(120/240fps)手ぶれ補正機能を使ったタイムラプス
4Kビデオ撮影(30/60fps)1080p HDビデオ撮影(60fps)
3倍 ビデオズームオーディオズーム
1080pスローモーションビデオ(240fps)手ぶれ補正機能を使ったタイムラプス

インカメラ
TrueDepth(超広角搭載)1,200万画素f 2.42倍 光学ズームアウトセンターフレームRetina Flash写真のスマートHDR 3ポートレートモードポートレートライティングビデオの拡張ダイナミックレンジ(最大30fps)映画レベルの手ぶれ補正1080p HDビデオ撮影(25/30/60fps)アニ文字、ミー文字
TrueDepth700万画素f 2.2
Retina Flash写真のスマートHDR ポートレートモードポートレートライティング
映画レベルの手ぶれ補正1080p HDビデオ撮影アニ文字、ミー文字

認証形式
Face ID(顔認証)
Face ID(顔認証)

Bluetooth
Bluetooth 5.0
Bluetooth 5.0

通信形式
Wi‑Fi 6 (802.11a/b/g/n/ac/ax)2.4GHz/5Ghz同時デュアルバンド最大1.2Gbpsの速度MIMO
Cellularモデル:GSM/EDGEUMTS/HSPA/HSPA+/DC-HSDPA5G(sub-6 GHz)ギガビットLTE(最大32バンド)内蔵GPS/GNSS
Wi‑Fi (802.11a/b/g/n/ac)2.4GHz/5Ghz同時デュアルバンド最大866Mbpsの速度MIMO
Cellularモデル:GSM/EDGEUMTS/HSPA/HSPA+/DC-HSDPA
ギガビットLTE(最大29バンド)内蔵GPS/GNSS

バッテリー駆動時間
Wi-Fiでのビデオ再生・ネット利用:最大10時間モバイルネットワークでのネット利用:最大9時間
Wi-Fiでのビデオ再生・オーディオ再生・ネット利用:最大10時間モバイルネットワークでのネット利用:最大9時間

コネクタ
Thunderbolt / USB 4以下に対応:充電DisplayPortThunderbolt 3(最大40Gb/s)USB 4(最大40Gb/s)USB 3.1 Gen 2(最大10Gb/s)Smart Connector
USB-CSmart Connector

LiDARスキャナ
搭載

SIMカード
nano-SIM(Apple SIM対応)eSIM
nano-SIM(Apple SIM対応)eSIM

対応Apple Pencil
Apple Pencil(第2世代)
Apple Pencil(第2世代)

対応Keyboard
Magic KeyboardSmart Keyboard Folio
Magic KeyboardSmart Keyboard Folio

 
室内で、ディスプレイの違いを比較
 
12.9インチiPad Pro(第5世代)には、iPadシリーズ初となるミニLEDをバックライトに採用したディスプレイが搭載されています。
 
本ディスプレイに関し、「黒」の部分は直下型バックライトが点灯しないことで暗所表現が向上しましたが、バックライトの分割制御領域は2,596カ所なので、隣接する領域も点灯され滲んでいるように見えると報告されていました。
 
また、明度の差が大きいウィンドウを暗い背景に表示した場合に、ハロー効果のような緑色の枠が表示されるとの情報もありました。
 
ミニLEDディスプレイにおいて文字と隣接する領域のバックライトも点灯し、滲んでいることが下記画像のように確認できました(肉眼ではもう少し差が大きい)が、動画を見ている際に気になることはありませんでした。
 

 
また、11インチiPad Pro(第1世代)と比べると、エッジ型バックライトのような画面全体での光の漏れはなく、白い文字などの周囲だけ直下型バックライトからの光の漏れが生じていることがわかります。
 
設定画面でも同様ですが、それ以上に、ミニLEDディスプレイは色再現性とコントラスト比が優れていることがわかります。
 

 

直下型、エッジ型バックライト共に、点灯した領域では光が漏れることで「黒」の表現力が下がる
ミニLEDディスプレイの分割制御領域は2,596カ所なので、画面内の多くの部分で高いコントラスト比による美しい画面表示が実現
直下型ミニLEDバックライト搭載ディスプレイでは、分割制御領域が「黒」表示の場合、くっきりとした「黒」の描写
ミニLEDディスプレイの表示の滲みは、静止画や、撮影画像で意識的に確認しなければ気にならなかった
筆者の12.9インチiPad Pro(第5世代)では、ハロー効果のような緑色の枠は確認できなかった

 
屋外で、ミニLEDディスプレイと液晶ディスプレイ比較
 
12.9インチiPad Pro(第5世代)のミニLEDディスプレイの実力を、屋外でも評価しました。
 
屋外での日光下、曇り空の環境では、ミニLEDディスプレイの高コントラスト比により、12.9インチiPad Pro(第5世代)が見やすいと評価します。こうした点は、クリエイティブ系のユーザーだけではなく一般的なユーザーへのメリットにもなると感じました。
 

 
屋外の使用では、画面表示の滲みなどは全く気にならず(意識して確認しようとしてもわからない)、コントラスト比の高いくっきりとした見やすい表示が素晴らしいと評価します。
 

直射日光下では、12.9インチiPad Pro(第5世代)のほうがくっきりとした表示で見やすい
明るい環境下では、画面の滲みは全く気にならない
屋外で使う機会が多い場合、一般的なユーザーにもこれらはメリットになり得る

 
モバイルデータ通信速度
 
屋外での通信環境は、12.9インチiPad Pro(第5世代)がIIJmioのeSIM、11インチiPad Pro(第1世代)がahamoの物理SIMです。
 
両者の通信速度に大きな差は感じませんでした。ただし、5月31日午後4時台に都下ターミナル駅前で行ったスピードテストにおいて、IIJmio回線でダウンロード速度64.57Mbpsが記録されたのに対してahamoではそれに劣る結果(約59Mbps)だったのは少し意外でした。
 

 
デバイス間の性能差を考慮し、12.9インチiPad Pro(第5世代)にahamoの物理SIMを挿入してテストしても、この傾向は変わりませんでした。
 

IIJmioのeSIMと、NTTドコモのahamoの通信速度はほぼ同等だった
IIJmioのeSIMは予想以上の通信速度、ahamoが少し下回ったのは意外
テスト結果から、音声通話をしないiPadでの使用であれば通信速度に差がなく安いIIJmioのeSIMで良いのではと感じた
ただし、計測地点や時間帯によって通信速度が異なる可能性がある
1カ月のテスト期間中いずれのデバイスにおいても、通信速度が遅くて動画閲覧やWebミーティングに支障をきたした場面は無かった

Geekbench 5スコアを比較
 
12.9インチiPad Pro(第5世代)が搭載するM1、11インチiPad Pro(第1世代)が搭載するA12Xの処理性能は比べるべくもありませんが、試しにGeekbench 5アプリを使用して測定・比較してみました。
 
測定は、両デバイスともに電源アダプタを接続した状態で行っています。結果、12.9インチiPad Pro(第5世代)のシングルコアスコアは「1723」、マルチコアスコアは「7250」、11インチiPad Pro(第1世代)のシングルコアスコアは「1119」、マルチコアスコアは「4541」と明らかな差が確認できました。
 

 

 
重めのアプリを11インチiPad Pro(第1世代)で使用しているユーザーは、M1チップを搭載する11インチiPad Pro(第3世代)への買い替えを検討しても良いと思われます。
 
筆者の場合、使用用途が電子書籍リーダーとNotabilityでの記録が主なので、処理性能の差を感じることはありません。
まとめ
12.9インチiPad Pro(第5世代)と11インチiPad Pro(第1世代)を比較しながら、約1カ月間使い込んでみました。
 
クリエイターでもなく、オーディオ・ビジュアル愛好家でもない筆者には、ミニLEDディスプレイで懸念された画面の滲みは気になりませんでした。
 
それ以上に、屋外などの明るい環境での見やすさが好ましく感じた比較結果になりました。
 
次の11インチiPad Proには軽量で、自発光式の有機ELディスプレイが搭載されることを期待します。
 
次回記事では、Magic Keyboardと組み合わせた場合の使い勝手をお伝えします。
 
 
Photo:iPad/Apple
(FT729) …

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M1X搭載Macシリーズが10月下旬か11月上旬発表〜的中率81%のリーカー

 
リーク情報的中率のDylan氏(@dylandkt)が、新型14インチおよび16インチMacBook ProおよびMac miniは、10月下旬〜11月上旬にかけて発表されるとの予想をTwitterに投稿しました。
27インチiMac 5K、iMac Pro後継モデルの発表は無い?
量産試作が行われていると噂の、ミニLEDディスプレイと新しいAppleシリコン「M1X」を搭載する新型14インチおよび16インチMacBook ProとMac miniは10月下旬〜11月上旬に発表されるが、新型iMac Proは発表されないと、Dylan氏(@dylandkt)は予想しています。
 

Macbook Pro 14 and 16 are definitely coming Q4 of 2021. Either late October or early November.
— Dylan (@dylandkt) June 17, 2021

 

iMac Pro will most likely not release at this event but you can definitely expect the Mac mini alongside the new Macbook Pro 14 and 16, all of which will contain the M1X.
— Dylan (@dylandkt) June 17, 2021

1080p FaceTime HDカメラを搭載
Dylan氏(@dylandkt)は新型MacBook Proについて、新しいデザインを採用し、ディスプレイ下のMacBook Proの刻印はない、4つのThunderbolt端子とMacBookでは初となる1080p FaceTime HDカメラを採用すると伝えています。
 

 
リーク情報の的中率をまとめているサイト「AppleTrack」はDylan氏(@dylandkt)のこれまでのリーク情報の的中率について、81.3%だったと発表しています。
 
 
Source:Dylan(@dylandkt)/Twitter via AppleTrack
Photo:Appledsign/Twitter (1), (2)
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新型14インチおよび16インチMacBook Proの量産試作開始か〜ミニLED関連

 
台湾DigiTimesが、ミニLEDディスプレイ関連サプライヤー筋からの情報として、同ディスプレイを搭載する新型14インチおよび16インチMacBook Proの量産試作が行われていると伝えました。
量産試作が順調に進めば量産に移行
量産試作が順調に進めば、サプライヤーは量産に移行、それから数カ月以内に実製品(新型MacBook Pro)が発売されるとNotebookcheckは予想しています。
 
新型12.9インチiPad ProではミニLEDディスプレイの歩留まりが悪かったことで初期出荷数が不足したと報告されていました。
ミニLEDサプライヤー関連企業が好業績
ミニLEDのサプライヤーであるEpistarのLEDチップの検査および受託生産を行うFinTechの稼働率が、ミニLEDバックライトの生産数増加に伴い伸び続けているようです。
 
その背景として、同ディスプレイを搭載する新型14インチおよび16インチMacBook Proのサプライヤーが、2021年第3四半期(7月〜9月)の発売に向けた量産試作を始めたこともFinTechの稼働率上昇に繋がっていると伝えられています。
世界開発者会議で発表されると噂されたが
新型14インチおよび16インチMacBook Proは世界開発者会議(WWDC21)で発表されると複数ソースから伝えられていましたが、Appleからは実機についても新しいAppleシリコンについてもアナウンスされませんでした。
 
 
Source:DigiTime via Notebookcheck
Photo:Apple Hub/Facebook
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14インチと16インチの新型MacBook Pro、ミニLEDパーツ不足で生産遅延

 
ミニLED部品の不足により、デザインが刷新された14インチと16インチの新型MacBook Proの生産に遅れが出ている、と台湾DigiTimesが伝えています。
不良品発生率の高さが遅延の原因に
DigiTimesによれば、Appleは当初2021年第2四半期(4月〜6月)に新型MacBook Proを生産する予定でしたが、ミニLEDディスプレイ部品の不足により、2021年第3四半期(7月〜9月)に生産時期がずれ込むとのことです。
 
ミニLEDディスプレイのパーツ不足は、予想よりも歩留まりが低かった(不良品の発生率が高かった)のが原因とされています。
WWDCではハードウェアは発表されず
Appleは年次の開発者会議「WWDC21」で新型MacBook Proを発表するのではないかと期待されていましたが、結果的に新型ハードウェア製品が披露されることはありませんでした。
 
Appleに独自の情報筋を持つBloombergのマーク・ガーマン氏いわく、新型MacBook Proは早ければ今夏にも発売に至るとのことです。
 
デザインが刷新された新型MacBook Proには、Appleが独自開発したモバイルチップを搭載するとみられています。
 
新型MacBook ProからはTouch Barが取り払われ、M1チップ搭載12.9インチiPad Proと同じミニLEDディスプレイが採用される見通しです。
 
 
Source:DigiTimes via MacRumors
(lexi) …

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WWDC21では「少なくとも」1モデルの新型MacBook Proが発表される?

 
Appleの世界開発者会議(WWDC21)開幕日が月曜日(日本時間では火曜日)に迫っていますが、同会議での発表が見込まれるAppleシリコン搭載の新型MacBook Proについて、Morgan Stanleyのアナリストが新たな予想を明らかにしました。
少なくとも1モデルがWWDC21で発表との予想
Morgan Stanleyのケイティ・ヒューバティ氏は投資家向けメモにおいて、AppleはAppleシリコンを搭載した新型MacBook Proを「少なくとも1モデル」は発表するだろう、と述べています。
 
「過去12カ月間において、AppleはM1チップを搭載した新型Mac(MacBook Air、13インチMacBook Pro、Mac mini)だけではなく、M1チップ搭載の12.9インチiPad Proも発表している。私達の調査によればこの勢いはWWDC21まで続き、Appleは社内設計のシリコンを搭載した新型MacBookを発表すると見られる」
 
ヒューバティ氏は新型MacBook Proは「M2」チップを搭載する可能性もあるとし、その場合はユーザーへの出荷開始は2021年後半(7月〜12月)になる、としています。ただし同氏は画面サイズ(14インチと16インチが用意されるとの説が主流)については触れていません。
WWDC21で発表、発売時期はもっとあとになる可能性も
ジョン・プロッサー氏を始め、マクガイア・ウッド氏、Wedbush証券のダニエル・アイブス氏など複数の人物が、新型MacBook ProがWWDC21で発表されると予想していますが、その一方で台湾メディアDigiTimesは「新型MacBook Pro用ミニLEDディスプレイの出荷は2021年第3四半期(7月〜9月)に始まる」と報じています。部品の出荷が7月以降に始まるとなれば、発売時期はもっと遅れることになり、WWDC21で発表というのは早すぎるのでは、という見方の根拠となっています。
 
ただしWWDC21で発表されても、発売はもっとあとになると考えれば、辻褄が合います。
 
WWDC21は現地時間6月7日午前10時(日本時間6月8日午前2時)の基調講演で開幕、すべてのセッションがオンラインで行われます。
 
 
Source:MacRumors
(lunatic) …

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ミニLEDと新型Appleシリコン採用MacBook Pro、今年後半に発売か

 
ミニLEDと、新しいAppleシリコンを搭載した次期MacBook Proは、「2021年後半(7月〜12月)」に発売されると、台湾メディアDigiTimesが改めて伝えています。
新たなミニLEDサプライヤーが追加か
同メディアによると、MacBook Pro用ミニLEDのサプライヤーリストに、Osram Opto Semiconductorsが新たに名を連ねる見通しで、新型MacBook Proは2021年後半に発売予定とのことです。
 
現地時間6月7日午前10時(日本時間6月8日午前2時)から始まる基調講演で、新型MacBook Pro(14インチ、16インチ)が発表される可能性が高いと見られています。
ミニLEDディスプレイ製造に遅れか
新型MacBook ProはミニLEDディスプレイを搭載する見通しですが、同ディスプレイを製造する上で技術的問題が発生しており、発売時期が遅れるとの見方が広がっていました。
 
12.9インチiPad Proの配送日が遅れているのも、ミニLEDバックライト採用のLiquid Retina XDRディスプレイ製造で遅れが生じているからだと考えられています。
 
ここのところ新型MacBook Proに関する情報が相次いで報じられていますが、「発表はWWDC21で、発売は7月以降」というタイムフレームはほぼ一致しています。
 
 
Source:DigiTimes via 9to5Mac
Photo:Appledsign/Facebook
(lunatic) …

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新型MacBook Pro用らしき内蔵バッテリー「A2519」「A2527」が登録

 
新型14インチMacBook Proと16インチMacBook Proのものと思われるバッテリー、「A2519」と「A2527」が中国の規制当局のデータベースから発見されたとMacRumorsが報じています。
新型MacBook Proに関する噂
世界開発者会議(WWDC21)で発表されるとの予想が複数のソースから伝えられている新型MacBook Proは、14インチモデルと16インチモデルをラインナップし、下記のような特徴を備えると噂されています。
 

新しいAppleシリコン「M1X」を搭載
M1Xは、CPUコアとGPUコアがM1から増加
ディスプレイパネル(バックライト)がミニLEDになる
ディスプレイ下部のモデル名の刻印は無い
充電端子としてMagSafeを採用
SDカードスロット、HDMI端子が復活
Touch Barを廃止
デザインはiPhone12シリーズのような曲面を抑えたものになる
新型14インチおよび16インチMacBook Pro用と思われる2種類のバッテリー
今回発見されたバッテリーは、モデル識別子が「A2519」と「A2527」の2種類です。
 
中国の規制当局のデータベースに登録されている情報によれば、「A2519」は容量6,068mAh、電圧は11.47V、「A2527」は容量8,693 mAh、電圧が11.45Vです。
 
これらは、現行モデルである13インチMacBook Proと、Intelプロセッサ搭載16インチMacBook Proのバッテリーの数値に近いことから、新型14インチおよび16インチMacBook Proのものと考えられるとMacRumorsは記しています。
 
規制当局への申請はAppleのサプライヤーであるSunwoda Electronicから、「A2519」が2021年3月30日に、「A2527」が4月14日に行われました。
 

 

 
 
Source:MacRumors via iMore
Photo:Apple Hub/Facebook
(FT729) …

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新型MacBook ProがWWDC21で発表されるのは確実か〜アナリストも予想

 
Wedbush証券のアナリスト、ダニエル・アイブス氏が、まもなく開催される世界開発者会議(WWDC21)で、新しい14インチおよび16インチMacBook Proが発表されると伝えました。
2名のリーカーに続き、アナリストも新型MacBook Pro発表を予想
アイブス氏は投資家あてに伝えたメモに、AppleはWWDC21でiOSやiPadOSの次期バージョンだけではなく、新型MacBook Proを含む「いくつかのサプライズが用意されている」と記しています。
 
リーカーのジョン・プロッサー氏やマクガイア・ウッド氏も、WWDC21での新型MacBook Pro発表を予想していました。
デザインを刷新、新しいAppleシリコン搭載か
14インチモデルと16インチモデルが用意されると噂の新型MacBook ProはミニLEDディスプレイを搭載、ディスプレイパネル下部の「MacBook Pro」の刻印が無くなると噂されています。
 
これらのモデルに搭載される新しいAppleシリコンの名称は、「M1X」になるとみられています。M1XチップはCPUコアとGPUコアがM1チップよりも増加、I/Oが強化され消費電力が増える見通しです。
 
アナリストのミンチー・クオ氏は、「新型MacBook Proは、iPhone12のデザイン要素を取り入れたものになる」と予想していました。
 
 
Source:MacRumors via iPhoneHacks
Photo:Appledsign/Facebook
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新型MacBook Pro〜MagSafe、SD対応、HDMI搭載しWWDCで発表?

 
リーカーのマクガイア・ウッド氏がTwitterに、新型MacBook ProはMagSafe充電端子、SDカードスロット、HDMI端子を搭載し、世界開発者会議(WWDC21)で発表されると投稿しました。
新型MacBook Proが来週発表か
リーカーのジョン・プロッサー氏に続き、ウッド氏もWWDC21で新型MacBook Proが発表されるとの予想を伝えました。
 

Some conformation of MagSafe, HDMI, and SD reader on the MacBook Pro coming at WWDC. pic.twitter.com/F8TRmU1YnY
— McGuire Wood (@Jioriku) June 1, 2021

ミニLEDディスプレイ、「M1X」チップ搭載と噂
新型MacBook Proは14インチモデルと16インチモデルの2つをラインナップ、ミニLEDディスプレイ、MagSafe充電端子、SDカードスロット、HDMI端子を搭載すると噂されています。
 
同モデルには新しいAppleシリコン「M1X」が搭載されると予想されています。
 
 
Source:McGuire Wood(@Jioriku)/Twitter
Photo:Appledsign/Facebook
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新型MacBook Pro用ミニLEDディスプレイの出荷が今夏開始〜M1X搭載と噂

 
サプライヤー事情に詳しい台湾メディアDigiTimesが、新しいAppleシリコンを搭載して登場すると噂の新型MacBook Pro用ミニLEDディスプレイの出荷が、2021年第3四半期(7月〜9月)に始まると報じました。
ミニLEDディスプレイ関連サプライヤーが今夏に部品出荷
DigiTimesが業界関係者から入手した情報によれば、新型MacBook Proに搭載されるミニLEDディスプレイ向けに、Global Lighting Technologiesが導光板を出荷するようです。
 
ディスプレイサイズが14インチおよび16インチになると噂の新型MacBook ProはミニLEDディスプレイを搭載、ディスプレイ下に刻印されているモデル名表記が廃止される見通しです。
ミニLEDディスプレイ搭載以外にも大幅に変更される?
ディスプレイが変わるだけではなく、新型MacBook Proには、新しいAppleシリコン「M1X」が搭載されると噂されています。
 
また、デザインが刷新され、MagSafe充電端子、SDカードスロット、HDMIポートを備える可能性が高いようです。
 
 
Source:DigiTimes via Wccftech
Photo:Apple Hub/Facebook
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iPadの2022年モデルがOLEDディスプレイ搭載〜SamsungとLGが製造か

 
韓国メディアET Newsが、Appleは2022年モデルのiPadに有機EL(OLED)ディスプレイを搭載すると報じました。
Samsung DisplayとLG Displayが製造
同メディアによれば、2022年モデルのiPadに搭載されるOLEDディスプレイは、Samsung DisplayとLG Displayが製造するようです。
 
両社は、今秋発売予定のiPhone13シリーズ(iPhone12sとの噂もあり)用のOLEDディスプレイも製造供給する見通しです。
 

Apple has made an agreement on production and supplying with Korean OLED manufacturers for the next iPad's OLED display. Starting 2022, Apple will feature OLED displays in select iPad models. Samsung Display and LG Display is expected to work with Apple.https://t.co/qDBt5QpClu
— Tron ❂ (@FrontTron) May 31, 2021

iPad Air(第5世代)が搭載か
アナリストのミンチー・クオ氏は、iPad Airの2022年モデルがOLEDディスプレイを搭載すると予想していました。
 
その場合、ディスプレイサイズの近い11インチiPad Proの2022年モデルもOLEDディスプレイを搭載することが考えられます。新型12.9インチiPad ProがミニLEDディスプレイに変更したのに対し、11インチiPad Proは引き続き液晶ディスプレイを搭載していました。
OLEDはミニLEDに対し、薄型化できると専門家説明
ディスプレイ業界の内情に詳しいDSCC(Display Supply Chain Consultants)の最高経営責任者(CEO)ロス・ヤング氏は、ミニLEDディスプレイは輝度の点で優れており、OLEDディスプレイは薄型化に有利だと述べていました。
 
AppleのエンジニアでiPadのプロダクト・マーケティングを担当するスコット・ブロデリック氏は、11インチiPad ProにミニLEDディスプレイを搭載しなかった理由について、「11インチiPad Proを好むユーザーは、処理能力の高さと同時にサイズや重さも重視する」と述べていました。
 
 
Source:ET News via Tron(@FrontTron)/Twitter
Photo:Apple Hub/Facebook
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iPad Pro 12.9インチのブルーミング(色にじみ)、前よりひどいと感じる人も

なにこれ、お盆の灯篭みたい。 「ミニLEDすごい」「オーバースペックすぎておかしい」と話題のミニLEDの新iPad Pro 12.9インチ版ですが、「ブルーミングの問題がちっとも解消されてない!」という苦情が一部寄せられています。 新iPad Proはコントラスト比1,000,000:1で輝度は1,000ニト。スペックは申し分ないのですが、眩しすぎるんでしょうか。光がぼやっとにじみ出してしまう …

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12.9インチiPad ProのミニLEDで表示が滲むのは避けようがない?専門家投稿

 
ディスプレイ業界の内情に詳しいDSCC(Display Supply Chain Consultants)の最高経営責任者(CEO)ロス・ヤング氏がTwitterに、新型12.9インチiPad Proに搭載されたミニLEDディスプレイにおいて滲んだような表示(ブルーミング)になる原因は、直下型バックライトの影響だと投稿しました。
従来型の液晶ディスプレイとの違いを説明
ヤング氏は、一部のユーザーからブルーミングが報告されているが、その原因は直下型のミニLEDバックライトを採用し、ローカルディミングを行っている影響だと説明しています。
 
同氏は、エッジ型バックライトを用いた従来の液晶ディスプレイと直下型のミニLEDバックライトを用いたディスプレイでの表示例と違いを説明しています。
 
直下型のミニLEDバックライト搭載ディスプレイは、「ハロが発生することがある」「コントラスト比が高い」「”黒”の表現に優れる」と、ヤング氏は説明しています。
 

The miniLED iPad Pro has 2596 zones so each zone controls around 2155 pixels. In an OLED version, there is pixel level control, so each pixel is its own zone or nearly 5.6M zones/pixels.
— Ross Young (@DSCCRoss) May 25, 2021

 
新型12.9インチiPad Proに搭載されたミニLEDディスプレイでは、2596カ所のエリアに分割したローカルディミングが行われていますが、ブルーミングを軽減するにはローカルディミングの分割エリアを更に増やすしかないないようです。
 
ヤング氏が掲載した表示例では、従来型の液晶ディスプレイはエッジ型バックライトの特性で全体が薄っすらと灰色がかっていますが、直下型のミニLEDバックライト搭載ディスプレイでは未点灯の領域と点灯した領域(月と星の部分)がはっきりと区別され、くっきりと見えることが示されています。
 

 
ただし、2596カ所のローカルディミングを行っているとしても画素単位では意図した領域だけではなく隣接した領域のバックライトも点灯するため、滲みが生じてしまいます。
有機ELディスプレイの「焼き付き」を懸念しミニLEDを選択?
有機EL(OLED)ディスプレイではこうした現象が生じないようですが、今度は「焼き付き」の懸念が生じるためAppleはミニLEDディスプレイを採用したと、ヤング氏は説明しています。
 
ソフトウェアアップデートを行い、ローカルディミングの制御方法を調整すればブルーミングを軽減できる可能性があるようですが、根本的に解決するにはOLEDディスプレイのような自発光式ディスプレイに変更するしかないようです。
筆者が購入した新型12.9インチiPad Proは?
ヤング氏が指摘した通り、滲みが発生する原因が新型12.9インチiPad Proに搭載されたミニLEDディスプレイの特性によるものだとすれば、全てのデバイスが影響を受けると考えられます。
 
幸いというべきか、筆者の眼で「滲み」が気になることはありませんでした。
 
 
Source:Ross Young(@DSCCRoss)/Twitter via Wccftech, ブルーミング/Wikipedia
Photo:Appledsign/Facebook
(FT729) …

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新型12.9インチiPad ProのミニLEDディスプレイ周辺に緑色の滲み発生が報告

 
中国のソーシャルメディアWeiboで、「新型12.9インチiPad ProのミニLEDディスプレイ周辺部に、緑色の枠や帯のような不明な表示が発生している」と報告されました。
ディスプレイやウィンドウ周辺部に緑色の帯のような表示
UNCLE疯叔氏がWeiboに投稿した画像を見ると、ミニLEDディスプレイの周辺部に緑色の帯のような表示があるのが確認できます。
 

 
この緑色の枠や帯のような表示はディスプレイ周辺部だけに発生するのではなく、ウィンドウ周辺部にも発生すると、中国メディアIT之家が報告しています。
 

構造に由来?それとも制御の問題?初期製品特有の不具合か
UNCLE疯叔氏は、このハローのような緑色の枠が表示される原因が直下型バックライトによるものなのか、組み立て上の問題のどちらかだろうと指摘しています。
 
もしも原因がローカルディミング制御に起因するものであれば、ソフトウェアアップデートで修正することはできないと、IT之家が報告しています。
 
筆者が2021年5月21日に受け取った新型12.9インチiPad Proではこの事象は確認できませんが、今後何かの拍子に発生するのか、ミニLED関連部品供給元の違いによって発生するものなのか続報が待たれます。
 
新型12.9インチiPad Proの搭載されるミニLEDディスプレイ製造において、歩留まりが良くないことが報告されていました。
 
 
Source:UNCLE疯叔/Weibo via IT之家
(FT729) …

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