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OPPOグループ、2021年4月と5月に世界第2位のスマートフォン出荷台数を記録

 
中国のスマートフォンブランドであるOPPOグループがシェアを伸ばしています。2021年4月と5月にスマートフォン出荷台数がAppleを抜いて2位になりました。OPPO、realme、OnePlusに分けたブランド戦略が功を奏しています。
Appleを抜いて世界第2位のスマートフォンメーカーに
調査会社のCounterpointによると、OPPOグループのスマートフォン出荷台数は2021年4月と5月にAppleを抜いて世界第2位となりました。
 

 
2021年5月のOPPOグループのシェアは16%で、15%のApple、14%のXiaomiを上回っています。
 
Counterpointのシニアアナリストであるジェーン・パーク氏は、OPPOグループはHuawei以来の中国発の大型ブランドになるかもしれないと述べました。
OPPO、realme、OnePlusに分けたブランド戦略が功を奏す
OPPOグループは以下の3ブランドから成り立っています。
 

OPPO: リアル店舗販売で、中位~低価格スマートフォンを扱う
realme: オンライン販売で、低価格スマートフォンを扱う
OnePlus: 高級スマートフォンを扱う

 
各ブランドが個別に、それぞれの地域でブランド認知度を高めており、この戦略が良い結果をもたらしています。
 

 
たとえば、OnePlusは2021年上半期(1月~6月)にアメリカで428%もの成長を記録しました。
 
 
Source: Counterpoint
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2021Q2の中国スマホ市場は2012年以来の低水準~Huaweiのシェアが激減

 
2021年第2四半期(4月~6月)の中国スマートフォン市場は前四半期比で13%減、前年同期比でも6%減となりました。その結果、第2四半期としては販売台数が2012年以来の低水準となっています。また、Huaweiが前年同期比で-72%と大きくシェアを落としています。
2012年以来の低水準の中国スマートフォン市場
調査会社のCounterpointによると、2021年第2四半期における中国スマートフォン市場の販売台数は約7,500万台で、前四半期比で13%減、前年同期比でも6%減となりました。
 
これは、第2四半期としては2012年以来の低水準です。
 
この理由として挙げられているのは、Huaweiの凋落によってできた空白をほかのメーカーがすぐに埋められていないという点です。
 
Huaweiの販売台数は前年同期比で-72%と、大きくシェアを落としています。
 
Huaweiは中国では強力なブランドであり、そのユーザーの多くはほかのブランドに乗り換えずにHuaweiの端末をそのまま使っているといいます。
 
また、中国のスマートフォン市場は非常に成熟しており、買い替え需要が中心となっているのも販売台数が伸びない理由の1つです。
VivoがシェアトップもXiaomiが猛追
メーカー別のシェアを見ると、Vivoが23%でシェアトップの座に立ちました。
 

 
一方、Xiaomiが前年同期比70%の成長を見せ、猛追しています。
 
Appleは前年同期比43%増でシェア14%を確保し、第4位の販売台数でした。
 
2021年第3四半期(7月~9月)は、Honorがシェアを伸ばすことにより競争が激化するとみられています。
 
Honorのシェアは、1月には5.1%だったのに対し、6月には8.4%に伸びました。
 
 
Source: Counterpoint
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【Amazonタイムセール祭り】スマートウォッチが安い!HUAWEIが32%オフ、リアルミーが8,000円台など

Amazon(アマゾン)では、2021年7月16日9時から7月18日23時59分まで「Amazon タイムセール祭り」を開催中。人気のアイテムが日替わり・時間ごとに多数セール対象となるタイムセールでは、現在、HUAWEIが32%オフ、リアルミーが8,000円台と、今すぐ使えるアイテムがお買い得に登場しています。 …

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今年登場したOLEDスマホのほとんどが6インチ台の画面を搭載

 
2021年上半期(1月〜6月)に発売された有機EL(OLED)ディスプレイ搭載スマートフォンのほとんどの画面サイズが、6インチ台であったことが、最新調査で明らかになりました。
97.5%が6インチ台の画面を搭載
市場調査会社UBI Researchによると、2021年1月〜6月に発売されたOLED搭載スマホは122機種で、そのうち97.5%に相当する119機種が、6インチ台の画面を搭載しています。
 
同社の調べによれば、2018年時点では、6インチOLED搭載のスマホがOLEDスマホ全体に占める割合は78%だったので、2018年と比べると20ポイント増えていることになります。
ホームボタン搭載モデルはゼロ
122機種中、パンチホールのあるディスプレイ搭載モデルは103機種で、iPhoneのようなノッチを持つモデルは13機種、6機種はベゼルが狭いモデルでした。122機種のなかにホームボタンを搭載したものはありませんでした。
 
画面解像度(画素密度)では、全体の52.5%に相当する64モデルが400ppi〜500ppi、28モデルは400ppi以下でした。10モデルは500ppi超えで、中でもSony Xperia 1 Ⅲの解像度は643ppiと最高でした。
 

画面占有率は80%以上が標準に
また画面占有率(スマホ前面のサイズに対して画面の面積が占める割合)の比較では、全体の84.4%のモデルの画面占有率が80%〜90%でした。90%を超えるモデルも13.9%あり、Huawei Mate 40 Pro 4Gの画面占有率は94.1%となっています。
 
iPhone12シリーズは2020年秋発売のため、今回の調査対象からは外れていますが、97.5%が6インチ台の画面を搭載という調査結果を見ると、5.4インチ画面搭載のiPhone12 miniが不人気な理由が見えてきそうです(iPhone12/12 Proは6.1インチ、iPhone12 Pro Maxは6.7インチ)。
 
 
Source:The Elec
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【Amazonタイムセール祭り】本日スタート!iPad Air 第4世代が7,000円オフ、HUAWEIのスマートウォッチが8,830円オフとお買い得

Amazon(アマゾン)では、2021年7月16日9時から7月18日23時59分まで「Amazon タイムセール祭り」を開催中です。 人気のアイテムが日替わり・時間ごとに多数セール対象となるタイムセールでは、現在iPad Air 10.9インチが7,000円オフ、HUAWEIのスマートウォッチが8,830円オフと、今すぐ使えるアイテムがお買い得に登場しています。 …

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Unihertz Jelly 2, Huawei Function Android 10 Smartphone 2000mAh Battery 6GB + 128GB

Unihertz Jelly 2, Huawei Function Android 10 Smartphone 2000mAh Battery 6GB + 128GB  (54) ¥24,999 (2021-07-16 以降 – 追加情報商品価格と取扱状況は記載された日時の時点で正確で、また常に変動します。Amazon のサイトに表示された価格と取扱状況の情報は、この商品が購入されたその時のものが適用されます。)

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ひみつ道具みある。ファーウェイから「画面がかちゃっと外れるスマートバンド」

Image:Huaweiカチャッと外れます。イヤホンにスマートバンドと、ますます身の回りに増えるウェアラウブルデバイス。ガジェット大増殖の流れを止めてくれるかもしれないのが、7月21日からビックカメラグループ限定で発売される「HUAWEITalkBandB6」。なんとヘッドセットにもなるスマートバンドなんです。価格は2万1780円(税込)。HUAWEITalkBandB6は基本的に、1.53インチ …

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中国で2021年上半期に最も人気だったAndroidスマホメーカーとは?

 
中国スマホ市場では、Huaweiが抜けた穴を埋めようと過酷な競争が続いていますが、2021年上半期(1月〜6月)のAndroidスマホ市場のシェア状況が明らかになりました。
VivoがAndroid市場でトップのベンダーに
Master Luのランキングによれば、中国Androidスマホ市場では3つのトップブランドが50%以上のシェアを占めたことがわかりました。
 
2021年上半期の中国Androidスマホ市場でトップとなったのはVivoで、19.76%のシェアを獲得しました。2位と3位はRedmiとOppoで、それぞれ18.74%と14.55%のシェアを占めました。
 

Huaweiのシェアは4位まで後退
米国からの制裁によりスマホ事業が壊滅的な影響を受けたHuaweiは、シェア4位にまで後退しています。
 
Huaweiはチップ不足によりローエンドモデルがまったく販売できない状態に陥っている、と今年5月に報じられました。
 
Huaweiのサブブランドとして始動し、現在は別会社所有となったHonorのシェアは5.72%で7位につけています。
 
 
Source:GizChina
Photo:Vivo
(lexi) …

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iPhone13シリーズの年内出荷台数、iPhone12シリーズから20%増に?

Appleは今年発売するiPhone13シリーズの年内出荷台数を、iPhone12シリーズの2020年出荷台数から最大20%増やすべく、サプライヤーに発注していると米メディアBloombergが報じています。
iPhone13シリーズの売れ行きに期待
Appleはここ数年、その年に発売した新型iPhoneの年内出荷台数を7,500万台程度としています。その数字を最大20%増やし、9,000万台出荷するというのは、AppleがiPhone13シリーズの売れ行きに大きな期待を抱いていることを意味します。
 
新型コロナウイルスのワクチン接種が普及しつつあり、新型iPhone需要に拍車がかかると見込んでいるようです。
 
またAppleが発注台数を昨年より20%も増やしている背景には、米国による制裁措置で、Huaweiのスマートフォン出荷台数が大幅に減少しているという理由もある模様です。
 
なおiPhone13シリーズの生産台数がiPhone12シリーズと比べ20%多いというのは、Wedbush証券の主席アナリストであるダニエル・アイブス氏の情報とも一致しています。
目立った新機能の導入やデザインの刷新はない?
iPhone13シリーズは昨年のiPhone12シリーズと比べ、より高速なプロセッサを搭載し、カメラとディスプレイは機能向上するものの、それほど目立った新機能の導入やデザインの刷新などは行われないと、Appleの計画に詳しい人物は語っています。
 
今年も昨年同様、5.4インチのiPhone13 mini、6.1インチのiPhone13/13 Pro、6.7インチのiPhone13 Pro Maxというラインアップで、新型コロナウイルスの影響を受けた昨年とは異なり、全モデルが9月に発売される見通しです。
 
また少なくとも1モデル(おそらくiPhone13 Pro Max)は、Apple Watchが搭載するLTPOディスプレイを搭載し、常時点灯が実現すると見られています。またiPhone13 Pro Maxの搭載するLTPOディスプレイはIGZO(インジウム、ガリウム、亜鉛で構成する酸化物)技術の採用により、低消費電力を実現するとも予想されています。
 
なおiPhone Maniaでは、iPhone13シリーズに関する噂とリーク情報をまとめ、常時アップデートしてお伝えしています。
 
 
Source:Bloomberg
Photo:EverythingApplePro E A P/YouTube
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耳を解析して得たフィット感。開放型でもノイキャンな「HUAWEI FreeBuds 4」登場

Image:ファーウェイそういうところからアプローチするのね!本日発表されたファーウェイの新作イヤホン「HUAWEIFreeBuds4」は、開放型でノイズキャンセリングを搭載したイヤホン。開放型なのにノイキャン?YES!こちらは耳をカナルで塞がない、いわゆるふつうのイヤホンなんだけど、ちゃんとノイキャンが効くっていうから驚きです。Image:ファーウェイアプローチとしてはフィードフォワードマイクと …

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HUAWEIのスマートウォッチは機能山盛りで最長14日持つ

Image:ファーウェイどうぞ付けっぱなしにしてください!ってレベルで持つ。そんな超長寿命なスタミナ性を持った、ファーウェイのスマートウォッチ「HUAWEIWATCH3」が発表されました。これ、実物はまだ触れていないんですけど、スペックを紹介を観る限り、現代のスマートウォッチに求められるニーズをかなりハイレベルに満たしている気がします。Image:ファーウェイまずはデザインから。ケースは側面がステ …

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120Hz駆動で高色域! 「HUAWEI MatePad 11」はクリエイティブに使える11インチタブレット

Image:ファーウェイこういう路線で来たか!映像を楽しむための画面だったり、仕事ツールだったり、学習の友だったり。現代では、さまざまなシーンに応えられるタブレットへのニーズも高まっています。そんな中、ファーウェイから発表されたのが、11インチクラスタブレット「HUAWEIMatePad11」です。Image:ファーウェイまずチェックしておかなければならないのが、画面です。約10.95インチの画面 …

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プレミアムな13.9インチとコスパな15.6インチ。HUAWEIの新作MateBook Xシリーズ登場

Image:ファーウェイ新作たち、現代風アップデートを遂げています。ファーウェイはスマホやタブレットで注目されがちですが、ラップトップ型PCもまた高いクオリティの製品が市場へ投入されています。そう、MateBookシリーズです。本日の発表会では、MateBookシリーズの2機種の2021年最新モデルが発表されました。薄く、細く、美しく。プレミアムモバイル「HUAWEIMateBookXPro202 …

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ファーウェイ渾身の3:2比率4K+モニター、なんと9万円でお釣りが来る

Image:ファーウェイモニター選びにHUAWEIという選択肢が加わります。本日、ファーウェイからさまざまな新製品が発表されましたが(追って色々と紹介しますね!)、個人的にわかってるじゃん!と言って思わず膝を叩いたのがこのモニター。「HUAWEIMateView」です。Image:ファーウェイ28.2インチ4K+解像度(3840×2560)のモニターなんですが、これアスペクト比3:2なんです。ファ …

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iPhone13 Proが搭載と噂のベイパーチャンバー、Galaxy S22も搭載か

 
台湾メディアDigiTimesが、SamsungはGalaxy S22(仮称:2022年モデル)に超薄型放熱部品「ベイパーチャンバー」を搭載する可能性があると報じました。同部品は、iPhone13シリーズ(iPhone12sとの噂もあり)に採用されると、アナリストのミンチー・クオ氏が伝えていました。
発熱対策に有効な薄型冷却機構
ベイパーチャンバーはHuawei、Xiaomi、 Oppo、Vivoなどの中国ベンダーの製品を中心に採用されています。
 
Samsungは、AMD RDNA2アーキテクチャベースのGPUと新型Exynosチップを搭載するGalaxy S22シリーズで、ベイパーチャンバーを搭載する可能性があるようです。
 
ベイパーチャンバーは従来の冷却機構であるグラファイトシートやヒートパイプと比べ、スペース効率と放熱性能に優れることから、5G対応に伴うチップ数増加や部品の発熱対策に有効だと期待されています。
iPhone13 proシリーズが搭載か
アナリストのミンチー・クオ氏は、iPhone13シリーズのうちProシリーズの2機種がベイパーチャンバーを搭載すると予想しています。
 
同モデルにはリフレッシュレートが最大120HzとなるProMotionディスプレイが搭載される見通しであることから、これに関連した部品類の放熱対策としてベイパーチャンバーが用いられるのかもしれません。
 
iPhone13シリーズのベイパーチャンバーは、Nidec CCIとAurasが供給するとみられています。
 
 
Source:DigiTimes
Photo:EverythingApplePro E A P/YouTube
(FT729) …

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HUAWEI nova lite 3 SIMフリー オーロラブルー

HUAWEI nova lite 3 SIMフリー オーロラブルー  (279) ¥16,500 (2021-07-08 以降 – 追加情報商品価格と取扱状況は記載された日時の時点で正確で、また常に変動します。Amazon のサイトに表示された価格と取扱状況の情報は、この商品が購入されたその時のものが適用されます。)

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中国の中古スマートフォン市場はiPhoneが一番人気~シェアは約37%

 
高性能のスマートフォンを安価で購入できる中古スマートフォンは中国でも人気であり、2021年第2四半期(4月~6月)には前年同期比で10.76%増加したとのことです。メーカー別で最も人気があるのはAppleのiPhoneシリーズでした。
Appleが36.53%のシェアで首位
中国で中古品取引プラットフォームなどを運営する転転集団(Zhuanzhuan Group)によると、2021年第2四半期における中国の中古スマートフォン市場は前年同期比で10.76%増加しました。
 
特に5G通信対応スマートフォンが人気であったとのことです。
 
メーカー別ではAppleが一番人気であり、iPhoneシリーズのシェアは市場全体の36.53%を占めました。
 

 
2位はXiaomiでシェアは13.88%、3位はVivoでシェアは12.70%でした。
 
成長率ではHonorが突出しており、88.34%もの成長を見せています。
 

Huaweiの中古品価格が上昇
中国では中古iPhoneの価格が着実に低下しているとのことです。
 
その一方でHuaweiのスマートフォンは高額で転売されており、たとえばHuawei Mate 40 Proの価格は96.45%も伸びています。
 
これは、Huaweiのスマートフォンが現在品薄であることが原因です。
 
 
Source:Gizchina
(ハウザー) …

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Realme GT Master EditionにはKodakと提携したカメラを搭載?

 
スマートフォン業界では、重要な差別化要素であるカメラを他社よりも良いものにするため、伝統あるカメラメーカーと提携することがよくあります。最近躍進が目覚ましいRealmeも、同社の新型スマホであるGT Master EditionでKodakと提携するそうです。
Realme GT Master EditionにKodakと提携したカメラを搭載?
この情報は有名リーカーであるDigital Chat Station氏がWeibo上にリークしたものです。
 

 
それによると、Realme GT Master Editionには伝統のあるカメラメーカーが提携したカメラが搭載されるとのことです。
 
別のWeiboの投稿者はそのメーカーはKodakであるとしています。
 
スマートフォンメーカーがカメラメーカーと提携することはよくあり、HuaweiやシャープはLeicaと、ソニーやVivoはCarl Zeissと、OnePlusはHasselbladと、それぞれ提携しています。
 
また、Samsungがオリンパスと提携したスマートフォンを発売するといううわさもあります。
Snapdragon 870を搭載するRealme GT Master Edition
RealmeはOPPOのサブブランドであり、最近急速に勢力を広げています。
 
GT Master EditionはそんなRealmeの新型スマートフォンであり、7月中に発表されるそうです。
 
システム・オン・チップ(SoC)にはQualcommのSnapdragon 870が使われ、90Hz駆動の6.5インチディスプレイが搭載されるといわれています。
 
 
Source: Weibo (1), (2) via Android Authority, Gizmochina
(ハウザー) …

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MediaTek、スマホメーカーが同社製SoCをカスタムチップのように使用可能に

 
台湾のファブレス半導体メーカーであるMediaTekは、スマートフォン向けシステム・オン・チップ(SoC)のシェアで首位を獲得するなど、勢いのあるメーカーです。
 
そんなMediaTekが「MediaTek Dimensity 5G Open Resource Architecture」と呼ばれるプログラムを発表しました。これは、スマートフォンメーカーが同社製SoCをカスタムチップに近い使い方ができるようにするためのものです。
差別化が難しい他社製SoCを使ったスマートフォン開発
通常、スマートフォンメーカーがSoCを扱うときは、SoCメーカーから提供されるミドルウェアやライブラリと呼ばれるソフトウェアを介して行います。
 
これらは複雑なSoCの制御をかんたんに行えるものであり、開発期間やコストの削減には効果的なのですが、どのメーカーが使っても同じようなことしか実現できないという問題があります。
 
また、さまざまなメーカー向けに共通に開発されるソフトウェアであり、チップの性能を最大限引き出せるとはいえません。
 
これに対して、AppleやSamsung、Huaweiのように自社でSoCを開発しているメーカーは、SoCのよりローレベルな機能に直接アクセスすることが可能です。
 
これにより、SoCのポテンシャルを100%引き出したスマートフォンの開発が可能であり、他社との差別化要素とすることができます。
 
ただ、カスタムチップの開発には莫大なコストがかかるため、多くのスマートフォンメーカーは他社製SoCを購入せざるを得ません。
カスタムチップに近い使い方が可能になる「MediaTek 5G Open Resource Architecture」
これに対してMediaTekは「MediaTek Dimensity 5G Open Resource Architecture」と呼ばれるプログラムを発表しました。
 
このプログラムでは、スマートフォンメーカーがSoCに搭載されているハードウェアリソースに直接アクセスできるようになります。
 
これにより、自社でSoCを開発できないようなスマートフォンメーカーでも、カスタムチップに近いような使い方が可能です。
 
MediaTekは、バックグラウンド処理、グラフィック処理、AI処理、カメラ処理、ネットワーク切り換えなどについてハードウェアへの直接アクセスを可能にするとしています。
 
このプログラムに基づいて開発されるスマートフォンは、2021年7月から登場し始める予定です。
 
 
Source: MediaTek (1), (2) via NEWS18, Gizchina
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中国の618商戦でHuaweiとHONORが凋落~Appleなどがシェアを奪う

 
中国の618商戦は、毎年6月18日付近に開催される中国最大のECセールの一つです。そんな618商戦真っただ中の6月の最初の3週間において、中国のスマートフォンの販売台数は前年同期比7%増になりました。メーカー別ではHuaweiやHONORが大きくシェアを落とし、ほかのメーカーがそのシェアを奪う構図となっています。
618商戦でプラスに転じた中国スマートフォン市場
618商戦を含む6月の最初の3週間において、中国のスマートフォン販売台数は前年同期比で7%増となりました。
 
中国では4月5月と2カ月連続で前年同月比マイナス成長を記録していましたが、久しぶりの増加となっています。
 
メーカー別ではVivoがスマートフォン販売台数の23%を占めて首位でした。
 

 
2位と3位はOPPO(21%)とXiaomi(19%)であり、Appleは14%のシェアで4位となっています。
HuaweiとHONORが大きくシェアを落とす
今年の618商戦を前年と比べると、HuaweiとHONORの凋落が目立ちます。
 
これらのメーカーのシェアは、Huaweiが33%から10%に、HONORが15%から7%にそれぞれ低下しました。
 

 
ほかのメーカーはHuaweiとHONORが失ったシェアを獲得することで成長を遂げています。
 
Appleも前年同期比16%増となり、今年の618商戦期において4位にランクインしました。
 
Appleの618商戦への参加は今年で2年目ですが、強力な販売促進活動が行われ、中国の大手オンラインショップではiPhone12が1,000元(約17,242円)以上の割引価格で販売されていたとのことです。
 
また、realmeのスマートフォン販売台数は昨年の10倍以上に増加しています。
 
 
Source:Counterpoint via 9to5Mac
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Huawei、Kirinチップを2022年から武漢で製造開始か

 
米政府からの制裁により、GoogleやQualcommを含む米企業と取引ができないばかりか、米企業製の半導体装置を使用するTSMCからもチップが購入できず、事業が大幅に衰退しているHuaweiが、早ければ2022年に、中国・武漢でKirinチップ生産を開始すると、台湾メディアDigiTimesが伝えています。
Kirinチップが調達できなくなったHuawei
Huaweiは同社のハイエンドスマートフォンに、傘下のHiSiliconが開発するKirinシリーズのシステム・オン・チップ(SoC)を搭載してきました。
 
しかし委託生産を行うTSMCが米国の制裁を受けてHiSiliconとの取引を終了したため、同SoCが調達できなくなっています。
自社で生産する道を選択か
今年3月には、SamsungがKirinチップを製造するとの噂も流れましたが、Huaweiは自ら生産する道を選んだようです。
 
DigiTimesによると、Huaweiは武漢にKirinチップ生産施設を設立、2022年より生産を開始する計画とのことです。施設にはすでに約1万人が勤務しており、Kirinチップに加え、光通信機器や自動車用レーザー/レーダーの開発および製造に従事する見通しです。
 
 
Source:DigiTimes via MySmartPrice
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HUAWEI nova lite 3 SIMフリー [ミッドナイトブラック]

HUAWEI nova lite 3 SIMフリー [ミッドナイトブラック]  (242) ¥18,000 (2021-06-27 以降 – 追加情報商品価格と取扱状況は記載された日時の時点で正確で、また常に変動します。Amazon のサイトに表示された価格と取扱状況の情報は、この商品が購入されたその時のものが適用されます。)

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2021Q1の5G向けベースバンドプロセッサ市場はQualcommが70%のシェア

 
スマートフォンにおいて電波による通信を担うベースバンドプロセッサ市場は、2021年第1四半期(1月~3月)に前年同期比で27%成長し、74億ドル(約8,206億円)に達しました。メーカー別ではQualcommが強く、特に5G通信向けのベースバンドプロセッサにおいては70%ものシェアを誇っています。
27%成長、74億ドルに達したベースバンドプロセッサ市場
調査会社のStrategy Analyticsによると、2021年第1四半期のベースバンドプロセッサ市場は前年同期比で27%成長し、74億ドル(約8,206億円)に達しました。
 
金額ベースのメーカー別シェアではQualcommが53%のシェアを獲得して首位に立っています。
 
2位はMediaTekで25%、3位はSamsungで10%でした。
 
MediaTekは急成長を遂げており、1年前と比べて162%収益が増加したとのことです。
5G向けではQualcommが圧倒的
普及が進む5G通信対応スマートフォン向けのベースバンドプロセッサ市場は、前年同期比で3倍に成長しました。
 
シェアとしてはQualcommが圧倒的で金額ベースで70%のシェアを誇っています。
 
これは、AppleのiPhone12シリーズで使われていることや、5G通信対応Androidスマートフォンの人気によるものです。
 
また、HuaweiのHiSiliconの縮小を受け、そのシェアを奪った側面もあります。
 
 
Source:Strategy Analytics via businesswire, Gizchina
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【Amazonプライムデー】マイクもノイキャンも優秀なファーウェイの完全ワイヤレス、今お値打ちでっせ!

黒と赤のうどんもあるよ。 HUAWEI(ファーウェイ)の完全ワイヤレスといえば、「HUAWEI FreeBuds」。音質やノイキャンだけでなく、マイクもつよつよで今風なんですよね。ノイキャン目的で買ったらマイク性能も良くてテレワークが捗った、みたいなこともさもありなん。 …

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