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Appleの新製品発表イベントの演出内容をガーマン氏が大胆予測

 
Appleは、現地時間9月14日にiPhone13シリーズを発表するオンラインイベントを開催する予定ですが、Apple社内に独自のコネクションを持つとされるBloombergのマーク・ガーマン氏が、イベントの招待状から演出内容を予測し、ソーシャルメディアに投稿しています。
クックCEOが現実のように見える写真のカリフォルニアから立ち現れる?
現地時間9月14日午前10時(日本時間で9月15日午前2時)から開催されるイベントの招待状には、山と湖をバックに、光るAppleロゴが重なったデザインが施され、「California streaming.」のタイトルが添えられています。
 
ガーマン氏いわく、これは「夜のレッドウッドの海岸のようである」とのことです。「Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)が、レッドウッドから立ち現れるが、実はこれはiPhone13で撮った写真で、まだ視聴者は気付いていない。新しいカメラの品質のプレゼン部分でこの事実が明かされる」と、同氏は演出内容を予測しています。
 
また、「カリフォルニアのいくつかの異なる場所が基調講演のオープニング動画に登場してもおかしくないだろう」ともガーマン氏は述べています。「California streamingは単にCalifornia dreamingをもじったものではなく、実は基調講演を構成する要素なんだ」
 

Would also imagine several different places across California will be featured in the keynote’s opening video — So California streaming isn’t just a play on California dreaming, but actually a component of the keynote.
— Mark Gurman (@markgurman) September 7, 2021

 
Appleは、イベント開催発表にあわせて、拡張現実(AR)コンテンツや、イベント専用壁紙も公開しています。
 
イベントでは、iPhone13シリーズ、Apple Watch Series 7などの発表が見込まれています。
 
 
Source:@markgurman/Twitter
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Apple人事担当役員、「AppleToo」を念頭に従業員に語りかける

 
Apple社内での同一労働同一賃金などの問題を告発する「AppleToo」の動きに対応して、人事担当役員が、従業員に向けたビデオメッセージを公開したと米メディアMacRumorsが報じています。問題を抱えている従業員は上司に相談するよう呼びかけています。
労働者の祝日を前に労働問題について語る
Appleのリテール+人事担当上級副社長のディアドラ・オブライエン氏が、労働者の祝日であるレイバーデーを前に、従業員向けにビデオメッセージを公開し、賃金の平等性などについて語りました。
 

 
オブライエン氏は、一部のApple従業員グループが賃金の不公平や差別を訴えている「AppleToo」ムーブメントの名前こそ出しませんでしたが、内容から同ムーブメントを念頭に置いたものと考えられます。
 
AppleTooムーブメントは、最近ティム・クック最高経営責任者(CEO)ら首脳陣に当てた公開書簡で、賃金の平等性や職場での差別解消などを求めています。
 
最近は、アメリカの独立行政機関が調査に乗り出しています。
「問題を抱えている方は上司に相談を」
ビデオメッセージでオブライエン氏は、職場での問題を抱えている方は上司に相談して欲しい、Appleには誰もが尊厳と敬意をもって扱われるための、守秘の徹底された調査プロセスがあるので安心して相談して欲しい、と語っています。
 
オブライエン氏はまた、Appleの賃金は業界標準の算出方法によって決められており、賃金の平等性を包括的に検証する専門のチームが設置されていること、独立した外部の第三者機関による賃金の分析を毎年受けていること、賃金格差が発見された場合は是正していることについて説明し、Appleの手法はうまく機能している、と述べています。
Apple従業員「上司への相談で問題は解決していない」
しかし、匿名のApple従業員はMacRumorsに対して、「上司への相談で問題は解決していない」と主張しています。
 
匿名の従業員によると、上司から賃金にはある程度の幅があると曖昧なことを言われるだけで、他の従業員と自分の給与に違いがあることの明確な説明がない、と不満を語っています。
 
 
Source:MacRumors
Photo:Apple (1), (2)
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Apple従業員ら、ティム・クックCEOらに公開書簡。労働者の権利保護を要求

 
Appleの従業員グループが、性差別やハラスメントなどの問題を指摘している「#AppleToo」ムーブメントのWebサイトに、ティム・クック最高経営責任者(CEO)ら首脳陣に対する公開書簡が掲載されました。
Appleの労働環境問題を告発する「AppleToo」
「#AppleToo」ムーブメントは、Appleの元エンジニアと現職のエンジニアが開始され、職場におけるハラスメント、性差別、人種差別などの問題を告発しています。
最近では、アメリカの独立行政機関、全国労働関係委員会(National Labor Relations Board:NLRB)が調査に乗り出しています。
Apple首脳陣に問題改善への取り組みを求める
現地時間9月3日に「AppleToo」Webサイトに掲載された「ティム・クックと首脳陣へ」と題された公開書簡は、以下の書き出しで始まっています。
 

Appleは、多様性、平等、誰もが最高の仕事ができる環境への取り組みを誇っています。しかしながら、実際はかけ離れた状態です。ハラスメントや差別を担当する人事チームの対応によって、私たちの多くはより脆弱な状況に置かれています。
 

 
公開書簡では、Appleはプライバシーを重視している一方、従業員が休職や障害などへの配慮を希望すると2年間にわたる医療記録の提出を求められ、プライバシーが侵害されていると指摘しています。
 
また、数百人がいじめや差別、ハラスメントを人事チームに報告しているものの、改善が図られていないため、問題を明らかにすることで改善に役立てたい、と説明しています。
従業員の権利保護を求める公開書簡
公開書簡には、Appleに改善を求める以下の要望が記されています。
 

 

従業員のデジタルデータを仕事用とプライベートの分離:Appleの従業員は、仕事用のiCloudアカウントに個人アカウントを連携させるよう強く「推奨」されるそうです。これにより従業員はプライバシーを侵害されている、と主張しています。
 
公平で公正な給与制度:人種や障害、同性愛か否かによるバイアスのない、透明性の高い給与制度の実現を求めています。
 
医療情報の取り扱い:Appleが従業員の健康や障害などの医療情報の管理を委託しているSedgwickは従業員から多くの不満や訴訟が提起されており、信頼を置いてよいのか疑問だ、と指摘しています。
 
契約社員と人材派遣会社:Appleの契約社員は給与を含めて労働者としての権利が保障されていない、として正社員と同等の医療、休暇、福利厚生を提供するよう、人材派遣会社への管理を強化するよう求めています。また、多くの従業員が正社員になることが望ましい、と期待を述べています。
 
内部告発窓口:従業員の内部告発を受ける窓口を委託しているNAVEX Globalは、苦情を無視したり却下しており、従業員を保護していない、と批判しています。
 
経営陣、人事チームへの公正な監査の実施:Appleのイメージではなく労働者の権利を保護するため、公正な第三者による監査を実施し、差別やハラスメントなどの再調査を求めています。
 
従業員の声に耳を傾ける透明性の高いプロセス:従業員が安心して意見を表明できる体制の構築を求めています。

 
 
Source:AppleToo, AppleInsider
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児童保護を目的としたiCloudの監視機能、Appleが延期を発表

 
児童虐待防止を目的としたiCloudの監視機能について、Appleは導入を延期すると発表しました。同機能はユーザープライバシーの検閲だとして、幅広い層からの反発にあっていました。
数カ月ヒヤリングの機会設けると発表
Appleが8月上旬に発表したユーザーのiCloud監視機能は、Photoライブラリをスキャンして児童性的虐待コンテンツ(CSAM:Child Sexual Abuse Material)を検出するものです。監視はアルゴリズムが行うため写真を見ることなく振り分けができるほか、違法画像が一定数検知されるまでアカウント情報や写真について直接関知しない点をAppleは強調しましたが、多くのユーザーから批判や疑念が噴出しました。
 
とくにセキュリティ研究者やプライバシー保護団体からも、この仕組みを一旦導入してしまえば政治的転用に繋がりかねないとの指摘が相次ぎ、国際的なコンソーシアムも公開書簡で計画を断念するようAppleに求めていました。
 
こうした批判を受け、Appleは2日(現地時間)に声明を発表、さらに時間をかけて改善するべく導入計画を延期すると発表しました。
 

先月我々は、コミュニケーションツールを悪用して児童を誘ったり搾取したりする略奪者から子どもたちを守り、児童性的虐待コンテンツ(CSAM)の拡散を防ぐことを目的とした機能を発表しました。消費者、支援団体、研究者などからのフィードバックを受け、これらの極めて重要な児童保護機能をリリースする前に、我々は今後数ヶ月、意見収集と改善のためのさらなる時間を設けることにしました。
 
一連の児童保護機能は本来であれば、今年後半のiOS15、iPadOS15、watchOS8、macOS Montereyのリリースに合わせて米国から導入される予定でした。
 
改めて導入する時期は明らかになっていませんが、ティム・クック最高経営責任者(CEO)やクレイグ・フェデリギ副社長といった上級幹部の弁明にもかかわらず白紙化されてしまったということは、システムの設計自体が大きく見直される可能性もあります。
 
 
Source:MacRumors,Apple
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移民の生き様描いた人気番組「リトル・アメリカ」、第2シーズン決定

 
Apple TV+で高い評価を得ている番組「リトル・アメリカ」の第2シーズン撮影が、2022年初頭から始まることが分かりました。
クックCEOもコメントを出すほどの傑作
Appleの独自番組「リトル・アメリカ」は、アメリカで移民として生活するマイノリティたちの活躍を1話30分のアンソロジースタイルで描きます(全8話)。いずれも実話をもとにした心温まるストーリーで、昨年1月に番組の配信が始まった際には、ティム・クック最高経営責任者(CEO)もTwitterでコメントを寄せたほどです。
 

「より良い人生を追い求める、すべての野心溢れる夢追い人、向こうみずな創造者、気の早い努力家を集めると、アメリカの物語が出来上がる。Appleは新たなシリーズであるリトル・アメリカで、こうしたストーリーを共有することに心血を注いだ」
 
第2シーズンの製作は、第90回アカデミー賞で脚本賞にノミネートされた映画「ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ」のクメイル・ナンジアニとともに製作を手掛けているエミリー・ゴードン氏がTwitterで明かしたものです。
 

Little America *is* coming back! Our show is uniquely UNsuited to shooting in pandemic times, as we have a lot of international actors and a different cast each episode. But we're prepping to shoot early next year!
— Emily V Gordon (@emilyvgordon) September 2, 2021

 
ゴードン氏は、多くの国際的な俳優を起用しているほか、エピソードごとにキャストも異なるために、パンデミック下の撮影は制約が多いと述べながらも「来年初めには撮影できるよう準備している」と語りました。
 
人の数だけドラマがあると言われるように、様々な事情を抱えて祖国からアメリカに渡ってきた移民たちの悲喜こもごもを描いた「リトル・アメリカ」は、批評家から概ね好意的な評価を得ています。実際、ニュースサイトMacRumorsによると「多くの批評家が当時のApple TV+のラインナップの中で最高の番組だと評価した」そうで、AppleもApple TV+の番組初のポッドキャスト配信まで行っています。
 

 
 
Source:MacRumors
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Apple Carの強みは垂直統合モデル、アナリスト語る

 
Appleが開発中と噂の自動運転車「Apple Car」が自動車業界に及ぼす影響や、就任10年を迎えたティム・クック最高経営責任者(CEO)の業績について、Appleの動向に詳しいアナリストが語りました。
Apple Carの強みは垂直統合
Morgan Stanley証券のアナリスト、ケイティ・ヒューバティ氏が、Podcast番組「Apollo Effect」で、自動車産業への参入が噂されているAppleの自動運転車について語りました。
 
自動車業界に参入するにあたり、Appleにとって最大の強みは垂直統合型のビジネスモデルであり、その成功例としてiPhoneが挙げられる、とヒューバティ氏は語っています。
 
ヒューバティ氏は、これからの車の差別化には、異なるコンポーネントの垂直統合、ハードウェアデザイン、ソフトウェア、そして車を通じて提供されるサービス、ブランドに対する消費者の信頼が重要になると語り、いずれもAppleが強みを持つ分野だ、とAppleの優位性を強調しています。
 
同氏は、Appleが自動車にサービスを統合することで、強みを発揮できるだろう、と述べています。
 
米メディアMacRumorsは、考えられる例として、ポルシェの電気自動車「タイカン」のようなApple Musicの聴き放題や、リアシートのモニターでApple TV+の番組やApple Arcadeのゲームが利用できる車を挙げています。
 

 
なお、Apple関連の著名アナリスト、TF International証券のミンチー・クオ氏は2020年12月、Appleの自動車が発売されるのは2025年〜2027年になるだろうと述べています。
 
Bloombergのマーク・ガーマン記者は最近、Appleの自動車よりも先にメガネ型デバイスが発売されるだろう、と報じています。
就任10周年のティム・クックCEOをジョブズ氏はどう見る?
ヒューバティ氏は、先日就任10周年を迎えたティム・クックCEOについて、故スティーブ・ジョブズ氏がデザインとイノベーションに徹底的にこだわって築いたAppleの企業文化という遺産を、クック氏はしっかりと守りつつ従業員の福利厚生、慈善活動への寄付、環境保護などに取り組むことで、新たな遺産を構築した、とヒューバティ氏は評価しています。
 
同氏は、もしジョブズ氏が見ていたら、クック氏を誇りに思うだろう、と述べています。
 
クック氏はごく最近、アメリカのルイジアナ州で大きな被害を及ぼしたハリケーンの被災地への支援を表明しています。
 
 
Source:MacRumors
Photo:ConceptsiPhone/YouTube, Porsche
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Appleがハリケーン被災地を支援へ、ティム・クックCEOが表明

 
Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は現地時間8月30日、米国におけるハリケーンの被災地を支援すると表明しました。
ハリケーンが襲来
現地時間8月29日、米国南部のルイジアナ州に猛烈なハリケーン「アイダ」が上陸し、一時100万軒が停電し、大きな被害が発生しています。また、少なくとも1名の方が亡くなりました。
 
海外大手メディアReutersやCNNによると、バイデン大統領はルイジアナ州とミシシッピ州に非常事態宣言を発令し、連邦当局に救援活動を行うよう命じました。
ティム・クックCEOがコメント
Appleのティム・クックCEOは現地時間8月30日、自身のTwitterアカウントにおいて、ハリケーンに対応する緊急対応要員に感謝するとともに、被災地に対して支援を行うことを表明しました。
 

私たちの思いは、ハリケーン「アイダ」の被災地、特にルイジアナ州で避難している皆様とともにあります。また、地域コミュニティの安全を守るために活動している緊急対応要員の方々に感謝いたします。Appleは、現場での救助活動や復興を支援するために寄付を行います。

 

Our thoughts are with everyone in Hurricane Ida’s path, especially those sheltering in Louisiana, and we’re grateful for the first responders who are helping keep communities safe. Apple will be donating to relief and recovery efforts on the ground.
— Tim Cook (@tim_cook) August 30, 2021

 
Appleは、大規模な災害等に対する支援を行っており、今月発生したハイチでの大地震や、7月の欧州での洪水、2019年の台風19号等への支援を表明しています。
 
 
Source:CNN, Reuters, ティム・クックCEO / Twitter via 9to5Mac
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クックCEOの後継者は誰に?Bloomberg名物記者は4人の名前を挙げる

 
Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)の後継者が誰になるかについて、Bloombergの名物記者マーク・ガーマン記者が4人の名前を候補として挙げています。
クックCEOは2025年〜2028年に退任か
クックCEOは先日、Apple CEO就任10周年を迎えました。同氏は2021年4月のインタビューで、さらに10年間CEOを務めることはないと述べており、数年以内の退任を考えているようです。
 
ガーマン記者は、クックCEOは退任前に主要製品カテゴリをもう1つ追加したいと考えているため、退任時期は2025年〜2028年の間になるだろうと推測しています。
ガーマン記者が予想する次期CEOとは
そうなると気になるのは誰がクックCEOの後継者となるかですが、ガーマン記者はニュースレター「Power On」において、次期CEOの可能性が高いと噂される11名について解説、最終的に自身の予想として4人に絞っています。
 
ガーマン記者が候補として名前を挙げているのは、ケイト・アダムス氏、エディ・キュー氏、クレイグ・フェデリギ氏、ジョン・ジャナンドレア氏、グレッグ・ジョズウィアック氏、サビン・カーン氏、ルカ・マエストリ氏、ディアドラ・オブライエン氏、ジョニー・スルージ氏、ジョン・ターナス氏、ジェフ・ウィリアムズ氏の11名です。
 
そしてその中から、クックCEOの後継となる可能性が最も高い人物として、ジェフ・ウィリアムズ氏(最高執行責任者=COO)、グレッグ・ジョズウィアック氏(ワールドワイドマーケティング担当シニアバイスプレジデント)、ディアドラ・オブライエン氏(リテール+人事担当シニアバイスプレジデント)、ジョン・ターナス氏(ハードウェアエンジニアリング担当上級副社長)の4名まで絞り込んでいます。
 
ちなみに以前Bloombergが、当時最もCEOになる可能性が高いとしていたのは、ジェフ・ウィリアムズ氏です。
 
 
Source:Power On/Bloomberg
(lunatic) …

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Appleのメガネ型デバイス、ティム・クックCEOの退任前に発売か

 
Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)が、退任前に新たなカテゴリの製品を投入したいと考えているようです。以前から噂されている、メガネ型デバイスの可能性があります。
数年以内の退任を示唆しているティム・クックCEO
先日、就任10周年を迎えたティム・クックCEOは、2021年4月にジャーナリストのインタビューに応じ、もう10年間CEOを務めることはないだろう、と数年以内の退任を示唆する発言をしています。
 
Bloombergのマーク・ガーマン記者は、「実現しない可能性もある」と前置きしながらも、クックCEOは自身の退任までに、主要製品カテゴリをもう1つ追加したいと考えているようだ、とニュースレター「PowerOn」に記しています。
新製品の有力候補はメガネ型デバイス?
ガーマン氏は、新カテゴリの製品について、以前から噂されている拡張現実(AR)や仮想現実(VR)対応のメガネ型デバイスの可能性が、自動車よりも高いだろう、とも述べています。
 
ガーマン氏は、メガネ型デバイスは2020年代半ばの発売を目標に開発が進められており、クック氏の退任は2025年から2028年の間のどこかだろう、と推測しています。
 
クック氏は2017年にAR技術について「スマートフォンのように偉大なアイディアだ」と、その将来性に期待する発言をして注目を集めました。
 
なお、クック氏の就任後に投入された新カテゴリ製品であるApple Watchは、アクティブユーザー数が1億人を突破したとみられています。
クック氏、自身は歳を取りすぎと認識
若手が主流のシリコンバレーの企業経営者の中にあって、現在60歳のクック氏は、自分は歳を取りすぎていると認識している、とマーク・ガーマン氏は伝えています。
 
昨年9月には、クック氏の後任としては、ジェフ・ウィリアムズ最高執行責任者(COO)が最有力候補だろう、とBloombergは報じています。
 
 
Source:Bloomberg via 9to5Mac
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就任10年のティム・クックCEO、報酬として826億円相当の自社株を獲得

 
Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)が、就任10年にあたり自社の株式500万株の報酬を受け取る予定です。現在の株価で計算すると約826億円に相当します。
就任10年で500万株の報酬
CEO就任10周年を迎えたティム・クック氏は、就任10年後に自社株500万株を報酬として受け取る契約を結んでいます。
 
Appleの現在の株価から、クック氏が受け取る報酬額は約7億5,000万ドル(約826億円)に相当する、とBloombergが報じています。
クック氏のCEO就任から株価は1,100%の上昇
ティム・クック氏のCEO就任からの10年間で、Appleの株価は1,100%も上昇し、株価と発行株式数を掛け合わせた時価総額は2兆ドルを突破しています。
 
Appleの株価は、2021年だけでも12%の上昇を記録しています。
 

 
収入の多くを寄付しているクック氏
ティム・クックCEOは現時点でも15億ドル(約1,650億円)相当のApple株を保有していることも分かっています。
 
クック氏は、自身の給与と報酬の多くを慈善団体に寄付していることでも知られ、2020年には5億円以上に相当するApple株を慈善団体に寄付しています。
 
 
Source:Bloomberg
Photo:Yahoo! Finance
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Apple、米国立公園局設立105周年を祝福し特別コンテンツ提供や寄付を実施

 
Appleは米国の国立公園システムを所管する国立公園局(NPS)の設立105週年を祝福し、マップ、App Store、Apple TVなどのサービスで様々な企画を行っています。また、米国内でAppleオンラインストアやApple StoreでApple Payを使って商品を購入すると、取引ごとに10ドルが国立公園財団へと寄付されます。
Appleサービス総出で国立公園をサポート
「年を追うごとに、国立公園の貴重さは増しています」と、Appleの最高経営責任者(CEO)のティム・クック氏は述べています。「より多くの人々が公園を探索し、その歴史を学び、私たちが共有する地球への愛と感謝を新たにするための、ささやかな役割を果たせることを光栄に思っています」
 
Appleマップでは、24のキュレートされた国立公園財団のガイドが取り上げられています。これらのガイドには、アメリカの大都市からすぐ近くにある隠れた名所や都市の喧騒から逃れられる刺激的な場所、そしてすべての年齢層の子供たちが探検し、学び、成長できる公園など、国立公園局が保護する400以上のスポットが含まれています。
 

 
Apple Storeでは、NPSの公式アプリが「今日のApp」としてスポットライトが当てられています。
 

 
Apple Musicでは、自然保護にちなんだ特別なプレイリストが公開されています。
 

 
8月28日は、Apple Watchで特別な運動チャレンジに参加することができます。
 

 
 
Source:Apple
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ティム・クックCEO、今週にもバイデン大統領と会談

 
Apple、アマゾン、マイクロソフトの幹部がサイバーセキュリティに関する取り組みについてバイデン大統領と会談する予定とアメリカのメディアが報じています。
インフラへの攻撃に対応
ホワイトハウスはApple、アマゾン、マイクロソフトなどの大手IT企業の幹部を招き、ランサムウェアとオンライン攻撃の劇的な増加で深刻な被害をもたらしている現状を踏まえ、サイバーセキュリティを改善するための民間企業の取り組みについて意見を交換する予定です。会議にはAppleからティム・クック最高経営責任者(CEO)が出席するとされ、Appleの取り組み、政府への要望などが話題になると考えられます。
 

 
会合の主な議題は生活インフラ(銀行、電力、水道など)を支えるシステムへの攻撃に対して、民間企業がソフトウェア的にどう対応できるかになると報じられており、攻撃者から生活を守る体制の構築を目指すものになるようです。Appleが今後どのような形でセキュリティの向上に協力するかはわかりませんが、世界的なIT企業の幹部が揃って大統領と会談することで、攻撃に対する対策が一歩前進することが期待されます。
 
なお会談は現地時間水曜日午後(日本時間木曜日未明)に開催される予定となっています。会談後には内容の詳細が判明するかもしれません。
 
 
Source:Bloomberg
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ティム・クック氏、AppleのCEOに就任して10周年

 
Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)が、現地時間2021年8月24日(日本時間では8月25日)に、就任から10周年を迎えました。スティーブ・ジョブズ氏の後継者としてAppleを着実に成長させ、企業としての理念や哲学を貫いています。
スティーブ・ジョブズ氏の後継者としてCEOに就任
ティム・クック氏は、2011年8月24日にCEOを退任したスティーブ・ジョブズ氏の後継者として、Appleのトップに就任しました。
 

 
クック氏がCEOとして初めて発表した新製品はiPhone4sでした。役員たちが陣取る最前列には「Reserved」と記された空席が設けられていました。
 

 
闘病を続けていたジョブズ氏は、iPhone4sの発表翌日、クック氏の大舞台を見届けるかのように旅立ちました。
 
2014年には、ジョブズ氏がとっておきの新製品を発表するときに使っていた「One more thing…」のフレーズを使って、クック氏がApple Watchを発表しています。
 

 
Apple Watchは、ティム・クック体制で初めて発売される新カテゴリの製品となりました。
iPhone Xの発表ではジョブズ氏の写真を前に涙も
クック氏が再び「One more thing…」として完成したばかりのスティーブ・ジョブズ・シアターで発表したのは、iPhoneの10周年記念モデルであるiPhone Xでした。
 
イベントの冒頭、ジョブズ氏が微笑む写真を前に、Appleの製品開発には現在もジョブズ氏の哲学が息づいていると語るクック氏の目には涙が光っていました。
 

 
ジョブズ氏と比較されながらもAppleを1兆円企業に
クック氏は、偉大な共同創業者であるジョブズ氏と比較され、退屈な人間だと批判されながらも、着実にAppleを成長させ、Appleの時価総額は2018年には1兆ドルに到達しています。
 
2014年10月には、「自身のカミングアウトが、悩める人たちの助けになれば」と、自身が同性愛者であることを公表しました。大企業のトップによるこうした発表は極めて異例のことです。
 
クック氏は慈善事業にも熱心に取り組んでおり、自身の報酬の多くを慈善団体に寄付していることでも知られます。
 
最近のインタビューでは、朝4時に起床し、Appleユーザーから届くメールに目を通す習慣などについても語っています。
 
iPhone Maniaでは、Apple役員たちや、クック氏をよく知る人々へのインタビューを通じて同氏の人物像に迫る好著「ティム・クック アップルをさらなる高みへ押し上げた天才」の書評も掲載しています。
CEO就任後に2度の来日、Twitterでも日本にたびたび言及
ティム・クック氏は、AppleのCEOとして2016年10月と、2019年12月に来日しています。
 
Twitterで日本に関する発言も多く、2019年には台風19号による被害へのお見舞いと被災者へのサポートを表明しています。日本の新元号「令和」の幕開けへのお祝いや、東日本大震災から10年に寄せたコメントも発表しています。
 
 
Source:MacRumors
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Appleのティム・クックCEOは朝4時に業務を開始、ユーザーからのメールをチェック

 
海外メディアは現地時間8月20日、Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)が早朝から業務を行っていると報じました。またクック氏は、故スティーブ・ジョブズ氏との思い出等も語っています。
早朝4時からメールチェック
海外メディアAustralian Financial Reviewが、発刊70周年記念の一環として、Appleのティム・クックCEOにインタビューを行っており、Apple関連メディアの9to5Macが興味深い箇所を抜粋して紹介しています。
 
例えば、クック氏は早朝の午前4時に仕事を開始していることをインタビューで明かしました。多忙なクック氏にとって、夕方よりも早朝の方が自由に仕事ができる時間のようです。
 
午前4時に仕事を開始すると、まずはユーザーから寄せられた数百件のメールをチェックするそうです。もちろん、全てを時間内に読み終えることはできないようですが、膨大な数のメールに目を通し、社内の関係チームに転送していると語っています。
 
ユーザーからのメールを読むことで、顧客が何を感じているのか把握することができ、またメールを転送することで社内各所とのコミュニケーションを維持することにも役立っている模様です。
 
2020年には、Apple Watchにより病気を発見できたユーザーが感謝のメールをクックCEOに送信したところ、クック氏から返信が来たことが話題になりました。
 
女性がメールを受け取った背景には、早朝から多くのメールをチェックするクックCEOの習慣があったのかもしれません。
ジョブズ氏との思い出も
ティム・クックCEOは、インタビューにおいて、前CEOの故スティーブ・ジョブズ氏と共に働いた時の思い出や、ジョブズ氏の思考の柔軟性を尊敬していたこと等を語っています。
 
また、iPhoneという画期的な製品を世に出したスティーブ・ジョブズ氏と自身の違いについても言及しており、Appleは「魔法」のような製品を生み出す驚きに満ちた企業から、より実直な運営が行われる企業に変化を遂げたとコメントしました。
 
多くのイノベーションを起こしたジョブズ氏と比較されることが多いクックCEOですが、企業の経営者としてはクック氏の方が優れているとの意見もあります。
 
なお、クック氏は過去のインタビューにおいて、ジョブズ氏の哲学を今もApple製品等に反映させていると語っており、ジョブズ氏の誕生日である2月24日には、例年ジョブズ氏の功績を偲ぶツイートを投稿しています。
 
 
Source:Australian Financial Review via 9to5Mac
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Uber題材の米TVシリーズでハンク・アザリアがAppleのクックCEOを演じる

 
俳優のハンク・アザリアが、米動画配信サイトShowTimeの新シリーズ「Super Pumped(原題)」で、Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)を演じることが明らかとなりました。この番組は、米カリフォルニア州シリコンバレーを舞台に、ライドシェアサービスを提供するUberの躍進について描いています。
ティム・クックCEOをハンク・アザリアが演じる
ハンク・アザリアの代表作には、映画「ミステリー・メン」「GODZILLA ゴジラ」「スマーフ」「アメリカン・スウィートハート」などがあります。また、テレビドラマ「レイ・ドノヴァン」「HUFF〜ドクターは中年症候群」「あなたにムチュー」などに出演したことでも知られています。
 
Super Pumpedは、アンソロジーシリーズとして計画されており、シーズン1ではUberにスポットを当てています。この番組は、New York Times記者であるマイク・アイザック氏の著書「Super Pumped: The Battle for Uber」がベースとなっており、Uberの創業者トラビス・カラニック氏と、「ジェットコースターのような新進気鋭の輸送会社」Uberに焦点が当てられています。
 
なお、このシリーズではジョセフ・ゴードン=レヴィットがトラビス・カラニック氏を、カラニック氏のメンターであるビル・ガーリー氏をカイル・チャンドラーが演じています。
 
 
Source:Variety via MacRumors
(m7000) …

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Apple Card、米クレジットカード満足度でトップ。J.D. Power調査

 
AppleによるクレジットカードApple Cardが、調査会社J.D. Powerによるクレジットカード利用者満足度ランキングの中規模カード部門でトップになったと発表しました。
アメリカのクレジットカード利用者満足度でトップ
Apple Cardは、Appleと金融大手Goldman Sachsの連携により発行されるクレジットカードで、2019年8月にアメリカでサービスが開始されました。
 
調査会社J.D. Powerが実施した、2021年版の米国クレジットカード利用者満足度調査の中規模カード部門で、Apple Cardは864点を獲得して満足度トップとなりました。
現在はアメリカ限定のサービス
Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)がApple Cardの海外展開計画を認めており、2021年3月にはカナダでApple Cardが当局の認可を受けるなど、サービス提供地域が近々アメリカ以外にも拡大するのではないか、と以前から噂されています。
 
しかし、現時点ではアメリカ限定のサービスとなっています。
チタン製カードも話題に
Apple Cardは、シンプルなデザインのチタン製カードが注目を集めましたが、サービスの中心はApple Payによる決済で、物理カードはApple Payを補完する存在と位置付けられています。
 
アメリカでは、Apple CardをApple Storeなどでの支払いに使うと3%のキャッシュバックが受けられるほか、その他の支払いにApple Payを使っても2%の還元が受けられます。
 
Appleは4月に、Apple Cardを家族で便利に利用できる家族カード機能を発表しています。
 
 
Source:Apple
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Appleのティム・クックCEO、ハイチ地震被災者への支援を表明

 
Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は8月15日、カリブ海のハイチで発生した大規模な地震の被災者を支援すると表明しました。
ハイチで大地震
現地時間8月14日午前8時頃、ハイチにおいてマグニチュード7.2と推定される大規模な地震が発生しました。
 
NHKによると、記事執筆時点において少なくとも300人以上が死亡し、約1,800が負傷している模様です。
 
なお、ハイチでは2010年にも大規模な地震が発生し、30万人以上が死亡したと言われています。また、2021年7月には大統領が暗殺される事件が発生し、現地では混乱が生じていました。
Appleが被災者を支援
Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は8月15日、自身のTwitterアカウントにおいて、ハイチの地震の被災者に対して支援を行うことを表明しました。
 

私たちの心は、再び壊滅的な地震の被害に直面したハイチの人々とともにあります。Appleは、被災地での救助活動や復興を支援するために寄付を行います。

 

Our hearts are with all those in Haiti who are once again facing the consequences of a devastating earthquake. Apple will be donating to assist relief and recovery efforts in the affected communities.
— Tim Cook (@tim_cook) August 15, 2021

 
Appleは、大規模な災害等に対する支援を行っており、過去には先月の欧州での洪水や、2020年のベイルートでの大規模爆発、2019年の台風19号等への支援を表明しています。
 
 
Source:NHK, ティム・クックCEO / Twitter via 9to5Mac,
Photo:汎米保健機構
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Facebook、オフィス復帰を2022年まで延期

 
Facebookは現地時間8月12日、米国内の従業員は2022年1月までオフィス復帰しなくていい、と発表しました。
すべての人の安全を優先した復帰計画
「最近の健康データによると、デルタ株に基づく新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の症例が増加していることから、当社の米国チームは2022年1月までオフィスに戻る必要はありません」と、Facebookの広報担当者のトレイシー・クレイトン氏は声明の中で述べています。
 
「米国以外の一部の国々でも、同様の事態が発生することが予想されます。私たちは引き続き状況を監視し、専門家と協力して、すべての人の安全を優先した復帰計画を立てています」
Appleは少なくとも10月まで延期
Facebookは当初、2021年9月までに米国内のオフィス定員の50%が実地での業務に戻り、10月までに全員がオフィス復帰すると予測していました。Facebookはオフィス復帰に際して、従業員にCOVID-19のワクチン接種とマスクの着用を義務化するとも述べていました。
 
Appleもオフィス復帰を延期したことがわかっています。ティム・クック最高経営責任者(CEO)は、「9月初旬に予定されていた従業員のオフィス復帰が、少なくとも10月までは延期となった」と、米メディアCNBCの取材で答えています。
 
 
Source:Bloomberg
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App Store、課金しても何も起こらない詐欺アプリを誤ってプロモート

 
「App Storeはアプリを見つけるための安全で信頼できる場所です」と、Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は主張していますが、実際には多くの詐欺アプリが横行していることがわかっています。今回、週10豪ドル〜のサブスクリプション料金を徴収するにも関わらず、実際には何も起こらない詐欺アプリがイチオシアプリとして豪App Storeでプロモートされていたことが判明しました。
詐欺アプリがApp Storeプレビューに表示
Appleが開発したプログラミング言語SwiftをYouTubeで教えるBeau Nouvelle氏(@BeauNouvelle)は、「AppleがまたこれらのSlimeアプリをプロモートしている」と、投稿しました。同氏によれば、問題のアプリ「Slime relaxations」に週10ドル〜のサブスクリプション料金を支払っても何も起こらないとのことです。
 

Apple promoting these slime apps again.
A few of them have $10+ weekly subscriptions.
One of them doesn’t even do anything.https://t.co/d0dKLCkiVF
— Beau Nouvelle (@BeauNouvelle) August 4, 2021

 
「Jelly: Slime simulator, ASMR」というアプリも、詐欺アプリであるにも関わらず、App Storeプレビューに表示されてしまっていたようです。
 

This is infuriating. How is Apple *featuring* these scams?
Let's take a look at one of these apps!
"Jelly: Slime simulator, ASMR"
1/https://t.co/lDTn8eEVfz pic.twitter.com/VyYKUSLdJE
— Simeon (@twolivesleft) August 5, 2021

売上高上位の2%が詐欺アプリ?
今年6月、The Washington PostはApp Storeの売上高上位アプリのうち約2%が詐欺アプリだったこともある、と報じています。
 
 
Source:9to5Mac [1], [2], AppleInsider
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Appleのティム・クックCEO、2020年の報酬は約290億円

 
Bloombergは、Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)が2020年に得た報酬は約2億6,500万ドル(約290億円)で、全米で8番目に高額の報酬を得たCEOとなったと報じています。
米国CEOの高額報酬ランキング
Bloombergは、各社のCEOの報酬額を独自に算出し、全米ランキングを作成しています。
 
2020年にアメリカで最も高額の報酬を得たCEOは、2019年に引き続きTeslaのイーロン・マスク氏でした。
 
マスク氏の報酬額は、66億ドル(約7,226億円)以上という驚異的な金額となっており、2位に10倍以上の大差をつけました。
 
Appleのティム・クックCEOの報酬は約2億6,500万ドル(約290億円)で2019年の約1億3,300万ドルから2倍近くに増加しています。
 
しかし、他社のCEOの報酬額が大幅に増加した結果、クック氏は2019年の2位から大きく順位を落とし、全米8位になっています。
 
The Wall Street Journalは、ティム・クックCEOの給与やボーナスは時価総額トップ500企業中171位と控えめだと報じていましたが、Bloombergによると2億5,000万ドル(約273億円)の株式報酬を得た模様です。
クックCEOは個人での寄付を実施
ティム・クック氏は、頻繁に多額の寄付を行っており、2020年8月には、5億円超相当のApple株式を慈善団体に寄付したことが明らかになっています。
 
また、2019年12月には200万ドル相当、2019年8月には500万ドル近いApple株式を慈善団体に寄付しています。
他のApple役員もランクイン

 
Appleからは、ティム・クックCEO以外にも2人の女性役員が高額報酬ランキングに掲載されました。
 
小売・人事担当上級副社長のディアドラ・オブライエン氏が約4,500万ドル(約49億円)で全米の女性役員の中で4番目に高額の報酬を得た女性役員になりました。
 
また、女性役員の5位にはAppleの法務統括責任者を務めるキャサリン・アダムス上級副社長がランクインしています。
 
 
Source:Bloomberg via Appleinsider
Photo:Apple
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Apple、カリフォルニア州で自動運転車の試験車両とドライバーを増強

 
Appleが、公道を走行する自動運転車とドライバーを増やしていることが、米カリフォルニア州への届け出内容から分かりました。
試験車両は1台増、ドライバーは16名増
Appleが米カリフォルニア州車両管理局(DMV)に、公道で試験走行する自動運転車の台数を7月30日時点で69台、ドライバーの人数を92名と届け出ている、とmacReportsが報じています。
 
5月から、自動運転車は1台のみの増加ですが、ドライバーは76名から16名増加しています。
 
Appleは2017年4月に、カリフォルニア州DMVから公道での自動運転車の試験走行の許可を取得しており、レクサスRX450hのルーフにLiDARスキャナやカメラを搭載した試験車両がたびたび目撃されています。
 
2017年6月には、ティム・クック最高経営責任者(CEO)が、自動運転車開発を認める発言をしています。
圧倒的に多いWaymoの試験車両とドライバー
macReportsによると、カリフォルニア州DMVに登録されている、各社の自動運転の試験車両とドライバーの数は以下のとおりです。
 
Google傘下のWaymoが圧倒的に多いのが目立ちますが、GMのCruise、AmazonのZoox、Nvidiaなどと比べると、Appleのドライバーの数は少ないことがわかります。
 

Waymo:615台 / 1244人
Cruise:201台 / 903人
Zoox:54台 / 221人
Nvidia:16台 / 196人
Apple:69台 / 92人
Tesla:22台 / 86人
Lyft:30台 / 71人
PONY.AI:39台 / 64人
メルセデス・ベンツ:19台 / 78人
トヨタ:28台 / 35人

責任者の交代、要職者の交代などが報じられる
「Project Titan」と噂される自動運転車開発プロジェクトについては、責任者の交代などがたびたび伝えられています。
 
2020年2月には、機械学習及び人工知能戦略担当上級副社長であるジョン・ジャナンドレア上級副社長に交代したと報じられています。ジャナンドレア氏は、Googleで機械学習と人工知能の責任者でしたが、2018年にAppleに移っています。
 
2021年6月には、2021年に自動運転車開発の中心人物が相次いで退職していると報じられています。
 
7月には、Apple Watchの開発で中心的役割を果たしたテクノロジー担当副社長のケビン・リンチ氏が自動車開発を担当することになった、と報じられています。
 
 
Source:macReports via MacRumors
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Apple、「Fortune 500」で売上高6位、純利益で1位に

 
経済誌Fortuneが毎年公開する企業の売上高ランキング「Fortune 500」で、Appleは売上高で6位、純利益で1位に立っています。
2013年から9年連続でトップ10入り
2021年版の「Fortune 500」において、Appleは売上高で6位に入りました。1位は米流通大手のWalmartが8年連続で獲得しています。
 
2021年のトップ10は以下のとおりです。9位にトヨタグループがランクインしています。
 

 
Appleの2010年からの順位は以下のとおりで、2013年から9年連続で毎年トップ10に入っています。
 

2021年:6位
2020年:4位
2019年:3位
2018年:4位
2017年:3位
2016年:3位
2015年:5位
2014年:5位
2013年:6位
2012年:17位
2011年:35位
2010年:56位

 
利益では3位から1位にランクアップ
Fortune 500によると、Appleの純利益は552億5,600万ドルで、昨年の3位から順位を上げ、世界で最も利益を上げている企業となりました。
 
2021年の2位はSaudi Aramco(492億8,700万ドル)、3位はソフトバンクグループ(470億5,300万ドル)でした。
パンデミックがピンチにもチャンスにも
Fortuneは、Appleについて以下のコメントを記しています。
 

パンデミックは、Appleに挑戦と機会の両方をもたらした。ティム・クック最高経営責任者(CEO)は、Apple Storeを閉鎖し、エンジニアに在宅勤務を命じざるを得なかった。
 
しかし、世界中のAppleの顧客の在宅勤務や自宅学習により、iPadとMacの販売は最高水準への急上昇した。年間売上高も2,750億ドルと最高記録を更新したことで、Appleの株価は2020年に80.7%の上昇を記録した。
 
2020年末にAppleは、規制当局からiOSのApp Storeで巨大な権力を濫用しているのではないかと注視されています。10月には、米下院の反トラスト小委員会がAppleが独裁的な権力を濫用し、競争を阻害し消費者の料金負担が増している、とする報告書をまとめました。
 
また、Fortniteを開発したEpic Gamesが提起した訴訟における証言は、立法機関からAppleへの圧力を強めることにつながるだろう

 
 
Source:Fortune (1), (2) via 9to5Mac, MacRumors
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Apple Music、星野源のラジオ番組を8月1日午後6時に無料でライブ配信

 
Apple Musicで配信されている、星野源のラジオ番組「Inner Visions Hour with Gen Hoshino」の最終回が、2021年8月1日午後6時からライブ配信されます。Apple Musicの会員登録をしていなくても、無料で聴くことができます。
Apple Music非会員でも無料で聴ける
「Inner Visions Hour with Gen Hoshino」は、星野源による選曲とともに、毎回のテーマに合わせたトークを聴ける限定のラジオ番組として、6月13日にスタートしました。
 
テーマは第1回の「心」から「夏」「馬鹿」「創造」「突破」と続き、最終回となる第6回のテーマは「愛」です。「愛」についての素朴な疑問や創作の哲学が語られます。
 
最終回は、2020年8月に「Beats 1」が再編され発足したApple MusicのラジオチャンネルApple Music 1で世界にライブ配信され、Apple Music会員でなくても、Webサイトから無料で聴くことができます。
 
Apple Music会員は、ライブ配信後にオンデマンド配信を聴くことができます。
 

#AppleMusic にて公開中の、星野源の冠番組 #InnerVisionsHour 最終回のEP.6「愛」が、Apple Music 1にて世界ライブ配信決定!
▼8/1(日)18:00〜Apple Music 1にてオンエアhttps://t.co/GBQNRUNL2Z
こちらの配信は、Apple Musicに未登録の方もお聴きいただけます!#星野源 #GenHoshino pic.twitter.com/ppQ5ig7bI9
— 星野源 Gen Hoshino (@gen_senden) July 30, 2021

 
番組テーマに沿ったプレイリストも公開
Apple Musicでは、「Inner Visions Hour with Gen Hoshino」のテーマに沿ったプレイリストも公開されています。
 

 
星野源さんといえば、2019年12月にAppleのティム・クック最高経営責任者(CEO)が来日した際、東京都内の居酒屋で笑顔で語りあう写真も公開されています。
 

Wowed by the many talents of Gen @gen_senden. Thanks for showing me how you bring your creative vision to life in the studio. Loved the izakaya too! Have a great show tomorrow! 楽しかったです! pic.twitter.com/Seqzd9Pkme
— Tim Cook (@tim_cook) December 8, 2019

 
 
Source:Apple Music, billboard Japan, iをありがとう
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イーロン・マスク氏、AppleのCEOになろうとして一喝されていた?

 
Wall Street Journalのティム・ヒギンス氏が著した新刊「Power Play: Tesla, Elon Musk and the Bet of the Century(パワープレイ:Tesla、イーロン・マスク、世紀の大賭け)」が物議を醸しています。
笑い話か事実か――買収劇の一コマ
Teslaとその創業者であるイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)を描いた本作によれば、Appleが2016年にTeslaを買収しかけた際、マスク氏がAppleのCEOになることを要求したのだそうです。
 

 

AppleのCEOであるティム・クックと、TeslaのCEOであるイーロン・マスクが電話で話している。社運を賭けた「Model 3」の発表が2016年、間近に迫っていたが、Teslaは深刻な財政問題を抱えていたのだ。クックにはアイデアがあった。AppleがTeslaを買収するのだ。
 
マスクは興味を示した。だが一つ条件がある。「私がCEOだ」
 
確かに、とクックは答える。AppleがBeatを2014年に買収した時、創業者のジミー・アイオヴィンとDr.Dreは留任したからな。
 
違うんだ、とマスクは言った。Apple、AppleのCEOだよ。
 
「いい加減にしろ(F- You)」そう言うなり、クックは電話を切った。
 
この会話からは、買収後もマスク氏がTeslaのCEOの座に留まりたいという意味だとティム・クックCEOは思っていたものの、実際にはAppleのCEOに成りたがっていたことが分かります。
 
にわかには信じがたい話で、この逸話を紹介したLA Timesも二次創作の可能性を指摘しています。しかし、これまでのイーロン・マスク氏の大言壮語とも言える数々の発言、そしてスティーブ・ジョブズ氏を始めとしたAppleとの確執を考えれば、あながち嘘とも思えないのが面白いですね。
 
なお、Appleに買収を持ちかけたものの断られたことはマスク氏本人が認めています。提示した金額は明らかにされていませんが、Appleの内部事情に詳しいマーク・ガーマン氏によると600億ドル(6兆5,800億円)ほどとのことです。
 
 
Source:LA Times,iMore
Photo:Amazon,Flickr-Daniel Oberhaus
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Appleのティム・クックCEO、オフィス復帰が9月から10月に延期になったと認める

 
Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)が、米メディアCNBCの取材で、当初9月初旬に予定されていた従業員のオフィス復帰が、少なくとも10月までは延期となったと答えた、と伝えられています。
日々状況観察を続けるApple
Appleは従業員に対して、9月初旬から最低3日はオフィス業務を要請する新たな勤務形態の実施を計画していましたが、一部の従業員はリモートワークの廃止に強い反発を示している、と以前から報じられていました。
 
Appleは、新型コロナウイルスの変種への感染が世界的に拡大しているのを受けて、オフィスへの復帰を当初の予定より1カ月遅らせ、10月にする予定だと先日Bloombergが伝えましたが、今回クックCEO自らがその報道が事実であると認めたことが明らかになりました。
 

(前略)今、我々が注意深く確認しているのは、どのタイミングでオフィス復帰を行うか、ということです。9月初旬から少なくとも10月へは延期としましたが、それが正しい決断だったのかを見極めるため、日々状況を観察しています。
 

.@tim_cook spoke w/ me yesterday about this same issue at @Apple:
“…our main focus right now is on when to come back…we pushed it from early September to at least October…we are monitoring things daily to really conclude whether that is the right answer or not” https://t.co/zhBqwocynm
— Josh Lipton (@CNBCJosh) July 28, 2021

新製品発表イベントもバーチャル開催に?
Apple従業員のオフィス復帰が10月に延期された場合、9月開催が通例となっている新製品発表イベントもバーチャル開催となる可能性が高い、とAppleの内部事情に詳しいBloombergのマーク・ガーマン氏が先日伝えたばかりです。
 
もし仮に今年の新製品発表イベントもオンラインになれば、2年連続でのバーチャル開催となります。そうなった場合、Appleはオンラインでの販売に力を入れると予想されています。
 
 
Source:AppleInsider
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Apple、職場復帰の従業員にワクチン接種の義務化は「検討中」

 
ワクチンの普及によって、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と働き方の関係を見直す段階に入っていますが、Appleは今秋に職場復帰する従業員について、ワクチン接種を要求するかどうかを決めていないそうです。
従業員の判断尊重のため結論急がず
Appleの内部事情に詳しい、CNBCのジョシュ・リプトン氏がTwitterで明らかにしたところによると、ワクチン接種を義務化についてティム・クック最高経営責任者(CEO)は判断を保留しているようです。
 
リプトン氏によれば、クックCEOは「我々の主な関心はいつ従業員を復帰させるかであり……早ければ9月上旬、遅くとも10月に予定している。(ワクチン義務化が)正しい答えかどうかを結論づけるために、状況を日々注視しているところだ」と述べ、義務化を発表したGoogleには現段階で追従しないとの考えを示しました。
 
なお、Appleはワクチン自体に否定的なわけではなく、接種を推奨するために対象者には有給休暇を付与しています。
デルタ株などの台頭で後ずれへ
Appleは当初、9月から最低週3日のペースで従業員を復帰させる予定だったと言われています。しかし、新型コロナウイルスの変異種であるデルタ株などが台頭を始めたことで時期尚早と判断、10月へと遅らせました。同様の判断をGoogleも採っています。
 
ティム・クックCEOは「イノベーションは対面してこそ」だと述べ、従業員の職場復帰に積極的な立場ですが、ニュースサイトMacRumorsによれば、遠隔地での仕事に慣れ、仕事の多くが自宅でできることを知った従業員からは不評の声が上がっているようです。
 
 
Source:MacRumors,Twitter
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クックCEO、部品の内製化を決める基準について語る

 
Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、このほど行われた同社2021年第3四半期(2021年4月〜6月)業績発表において、Appleシリコンを始めとする部品の内製化をどのように決めているかについて語りました。
より優れた製品を作れる場合にのみ内製化を決定
クックCEOは、同社第3四半期業績発表において、Appleは購入する部品と自社開発する部品をどのように決定しているかを尋ねられ、次のように答えました。
 

私達は、今よりももっとよくできないかと常に自分自身に問いかけています。もっと優れた製品が提供できないかと。もしも市場に優れたものが出回っていて、それが自分達で作れるものと同じくらい良いものなら、購入します。私達にもっと良いものが作れる能力があって、それによってユーザーにより優れた製品が提供できる場合にのみ、その市場に参入します。
 
そしてクックCEOは、M1チップがその好例だと述べました。「当社のシリコンチームには、購入できるものよりも明らかに良いものが作れる能力があります」
将来的にはモデムチップも内製化するとの噂
クックCEOによれば、M1チップへの評価は「信じられない」ほど高く、おかげで同チップを搭載したMacとiPadの在庫は逼迫しているそうです。
 
M1チップの開発によって、AppleはIntelの技術や開発スケジュールに依存する必要がなくなりました。将来的にはモデムチップも内製化し、Qualcommへの依存度を減らすと予想されています。
 
 
Source:MacRumors
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Appleの2021年4月〜6月期のサービス部門の売上高、前年同期比33%増

 
App Store、Apple Music、Apple Pay、AppleCare、Apple TV+、Apple Arcade、Apple Fitness+などを含むAppleのサービス部門は、2021年第3四半期(4月〜6月)にも記録的な成長を遂げました。
サービス部門の売上高、前年同期比33%増
Appleの決算報告書によると、サービス部門の売上高は175億ドル(約1兆9,214億円)で、前年同期の132億ドル(約1兆4,493億円)から33%増加し、前四半期の169億ドル(約1兆8,400億円)からも増加しています。
 
クラウドサービス、Apple Music、広告、動画、ペイメントサービスは、過去最高の売上高を記録し、App Storeは、第3四半期の売上高の新記録を更新しました。Appleの最高財務責任者(CFO)ルカ・マエストリ氏は、決算報告後の電話会議において、Appleデバイスのインストールベースが過去最高を記録したことも、サービス部門の成長を後押ししていると述べました。
有料会員数は7億人以上で、4年前の4倍に
現在、Appleの有料会員数は7億人以上で、昨年よりも1億5,000万人増加し、4年前と比べると4倍になっています。
 
デジタルコンテンツストアの有料アカウント数は各地域別セグメントにおいて、それぞれ過去最高を更新し、有料アカウント数は2桁増となりました。
 
Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、Apple TV+の番組がエミー賞で35部門にノミネートされたことを強調し、Apple TV+の視聴者が「テッド・ラッソ 破天荒コーチがゆく」や「神話クエスト」などの番組を気に入っていると述べました。
 
なお、2021年第3四半期の総売上高は814億ドル(約8兆9,988億円)で、前年同期比36%の増加となっています。
 
 
Source:MacRumors
(m7000) …

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2021年4月〜6月期はiPhone買い替えが過去最高、切り替えも多数に

 
現地時間7月27日に行われた2021年第3四半期(2021年4月〜6月)の業績発表において、Appleは同期間におけるiPhoneの買い替え台数が過去最高にのぼり、またAndroidスマートフォンからの切り替えも非常に多かったことを明かしました。
多くの人が初めてiPhoneを購入
同社第3四半期の業績発表においてティム・クック最高経営責任者(CEO)は、具体的な数字は挙げなかったものの、現在の顧客を維持しつつ、新規顧客を多く獲得できたという点で、同四半期は非常に重要な期となったと述べました。
 
また質問に答える形で、この4月〜6月の期間において、多くの人々が初めてiPhoneを購入したとも述べています。
 
クックCEOによれば、新たなiPhoneへと買い替えた既存ユーザー数は過去最高にのぼり、同時にAndroidスマホからの切り替えも非常に多かったとのことです。
新興国でのiPhone SEの売れ行きが好調
AppleはiPhoneのモデル別の売上台数を公表していません。しかしクックCEOは、メキシコ、ブラジル、チリ、インドなどの新興国において、iPhone SE(第2世代)の売れ行きが好調であったことを匂わせる発言をしました。
 
 
Source:9to5Mac
Photo:Apple
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iPhoneの生産に半導体不足が影響の可能性、Apple財務担当役員語る

 
世界的な半導体不足によりiPhoneやiPadの生産や売り上げが影響を受ける可能性があるとの見通しが業績発表で語られました。「iPhone13」と噂される次期iPhoneは、需要に見合った生産台数が確保できない可能性もあります。
半導体不足、iPhoneにも影響する可能性
記録的な好調となった2021年度第3四半期(4月〜6月)の業績発表において、Appleの最高財務責任者(CFO)ルカ・マエストリ氏は、世界的な半導体不足による業績への影響について語りました。
 
マエストリ氏は、4月〜6月の四半期よりも、2021年度第4四半期(7月〜9月)に影響を受ける可能性が高いとの見通しを示し、iPhoneやiPadの売り上げにも影響を及ぼす可能性があると述べています。
 
半導体不足による業績への影響については、4月に2021年度第2四半期(1月〜3月)の業績を発表した際、iPadやMacへの影響が懸念されると発表されていましたが、影響がiPhoneにも及ぶ可能性があります。
2021年7月〜9月の業績も2桁成長の見通し
10月〜12月のホリデーシーズンも半導体不足の影響を受ける見込みかと問われたティム・クック最高経営責任者(CEO)は「個々の四半期に最善を尽くすのみです」と応じ、最大の書き入れ時への影響については名言を避けました。
 
マエストリ氏は、2021年度第4四半期(7月〜9月)の業績予測について具体的な発表はできないとしながら、「非常に好調な2桁成長となるだろう」と楽観的な見通しを明かしています。
iPhoneやiPadは需要に供給が追いつかない可能性、とクックCEO
業績発表においてクックCEOは、半導体不足は多くの業界全体に影響を及ぼしていると前置きし、iPhoneやiPadは、見込みを大きく上回る需要に供給が追いつかないことにより、予定どおり出荷できない可能性がある、との見通しを語りました。
 
「iPhone13」と噂される次期iPhoneは、例年どおり9月に発表、発売されると予測されています。
 
仮に半導体不足が次期iPhoneに影響する場合、発売直後には供給不足による品薄が続く可能性もあります。
 
最近中国メディアCnBetaは、TSMCがAppleから「A15」プロセッサを1億個以上受注したようだ、と報じています。
 
 
Source:AppleInsider
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