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Exynos 2200のCPU性能は期待外れ?Snapdragon 888と同等

 
Samsungの次世代フラッグシップ システム・オン・チップ(SoC)であるExynos 2200にはAMDのmRDNA GPUが搭載されるといわれており、注目が集まっています。
 
そんなExynos 2200のCPU性能がGeekbench上に掲載されました。ベンチマークスコアはSnapdragon 888と同等であり、期待外れなものとなっています。
Exynos 2200はSnapdragon 888と同等のCPU性能?
Geekbenchはさまざまなプラットフォームで動作する、CPUやGPUの性能を測定するためのベンチマークプログラムです。
 
このGeekbenchに掲載されたExynos 2200のものと思われるCPU性能のベンチマーク結果は、シングルコアのスコアが1,073、マルチコアのスコアが3,389となっています。
 

 
これに対して、Qualcommの現行のハイエンドSoCであるSnapdragon 888を搭載したOnePlus 9 Proのスコアは、シングルコアが1,105、マルチコアが3,255であり、Exynos 2200はこれと同等の性能となっています。
 

 
Exynos 2200にはArmの新型CPUコアであるCortex-X2が搭載されるといわれ、CPU性能に関しても期待されていただけに残念な結果です。
クロック周波数が低いExynos 2200のCPU
このベンチマーク結果についてもう少し詳しく見てみると、Exynos 2200の高速CPUコアであるCortex-X2の動作周波数が低いことに気づきます。
 

Exynos 2200: 2.59GHz x 1 + 2.50GHz x 3 + 1.73 GHz x 4
Snapdragon 888: 2.84GHz x 1 + 2.42GHz x 3 + 1.8GHz x 4

 
動作周波数が低いにもかかわらずSnapdragon 888と同等の性能を発揮したのはCortex-X2の性能のおかげなのでしょう。
 
Exynos 2200の動作周波数の低さが、開発中のためなのか、あるいはAMDのmRDNA GPUの発熱が大きすぎるために抑えざるをえないのかは不明です。
 
Exynos 2200のGPU性能は、iPhone12シリーズに搭載されているA14 Bionicを超えるとされていますが、iPhone13シリーズに搭載される予定のA15 Bionicには及ばないとされています。
 
 
Source: Notebookcheck via Wccftech
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VivoのX70シリーズ3製品には異なるチップメーカーのSoCをそれぞれ使用

 
中国のスマートフォンメーカーであるVivoが2021年9月9日に発表したV70シリーズには面白い特徴があります。なんと、3製品のラインナップそれぞれに異なる半導体メーカーのシステム・オン・チップ(SoC)を採用しているのです。
 
さらに、X70には専用にカスタマイズされたSoCが使われています。
Snapdragon 888+、Exynos 1080、Dimensity 1200を使い分け
VivoのフラッグシップスマートフォンであるV70シリーズには、製品ごとにそれぞれ異なるメーカーのSoCが使われています。
 

製品
SoC

X70 Pro+
Qualcomm Snapdragon 888+

X70 Pro
Samsung Exynos 1080

X70
Mediatek Dimensity 1200-Vivo

 
通常、AppleのiPhone12シリーズやSamsungのGalaxy S21シリーズのように、同じシリーズの製品には同じチップを使用します。差別化のために異なるチップを使う場合でも、メーカーを統一するのが一般的です。
 
これは、チップを基盤に実装する際のノウハウや、ソフトウェア資産の流用が可能になり、コストが下げられるためです。
 
しかしながら、V70シリーズは見事に異なるメーカーのSoCを採用しており、大変興味深いラインナップといえます。
X70にはカスタマイズされたDimensity 1200を搭載
さらにX70には、Vivo向けにカスタマイズされたDimensity 1200-Vivoと呼ばれるSoCが採用されています。
 
これは、MediaTekの「MediaTek Dimensity 5G Open Resource Architecture」と呼ばれるプログラムに基づいて開発されたものであり、VivoによるとAIを使ったカメラ撮影が40%以上高速化され、エネルギー消費量が10%削減されたとのことです。
 
同様のDimensity 1200のカスタマイズはOnePlusのNord 2でもおこなわれました。
 
 
Source: Sparrows News (1), (2)
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チップ不足でスマホの供給間に合わず〜Appleのみが例外

 
世界的なチップセットの不足により、米国内では廉価なAndroidスマホの供給が足りなくなっている、と伝えられています。供給量が特に少なくなっているのはSamsungとOnePlusデバイスであるとの情報です。
Appleのみがチップの確保に成功
小売店へのアンケート調査をもとに月間報告書を発表しているWave7のジェフ・ムーア氏によれば、Appleのみが十分なチップの供給を確保することに成功しているとのことです。それ以外のOEMは一様にチップ不足の影響を受けているようです。
 
The Wall Street Journalも7月末、SamsungとOnePlusスマホの主要チップセットを供給するQualcommのチップの需要が供給を上回っていると報じています。
Samsungの市場シェアの低下はチップ不足が原因?
Wave7の報告書により、Samsungの市場シェアが下がっているのはSamsungデバイスの需要が弱くなっているのが原因ではなく、チップ不足によるデバイス供給量の低下によるものであることがわかります。
 
9月に新型iPhoneの控えているにも関わらず7月のiPhoneのシェアは下がらなかったことが明らかになっていますが、これはiPhone12の人気とSamsungの抱える在庫問題によるところが大きいというのがWave7の見方です。
 
 
Source:PCMag
Photo:Apple
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iPhone13シリーズで改善される?Androidより充電遅いと海外メディアが不満

 
Tom’s Guideが、iPhoneの充電速度はAndroidよりも遅く、一層の改善が必要だと伝えています。
iPhoneのバッテリー容量は小さいのに充電速度は遅いと不満
Tom’s Guideは、iPhone12シリーズの充電速度は「30分間で50%の充電が可能」ですが満足できるものではないとし、Androidスマートフォンと比較しています。
 
同メディアは最初に、iPhone12とiPhone12 Proのバッテリー容量2,815mAhは4,000mAh〜5,000mAhのバッテリー容量を持つAndroidスマートフォンよりも小さいことを指摘しています。
 
Tom’s GuideがApple 20W USB-C電源アダプタを使ってiPhone12の充電速度を測定したところ、15分間で28%、30分で55%充電できました。これは公称値よりも速い結果でしたが、十分ではないと同メディアは記しています。
iPhone13シリーズでも満充電までの時間は変わらないと噂
Androidスマートフォンの場合、充電速度が最も速いOnePlus 9 Proでは同梱された65ワット(W)充電器を使うと、iPhone12の約2倍の速度で充電できました。
 
Tom’s Guideは、AppleはiPhone XとiPhone8で15W有線充電に対応、iPhone12では20Wに改善、ワイヤレス充電もiPhone12で15Wに対応と改善しているがいずれもAndroidスマートフォンと比べると遅いと不満を示しています。
 
iPhone13シリーズは、iPhone12シリーズよりもバッテリー容量が増えると噂されています。
 
iPhone13シリーズでは有線充電が25Wに対応する見通しですが、バッテリー容量増加分と相殺され、満充電になるまでの時間は変わらないとみられています。
 
また、MagSafeを使ったワイヤレス充電速度も速くなると期待されていますが、何Wに対応するのか具体的な数値に関する情報はありません。
 
 
Source:Tom’s Guide
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OnePlusが折りたたみスマホをチラ見せ…今晩いきなり発表?

Image:OnePlusどっちが欲しい?Samsung(サムスン)によるGalaxyUnpackedイベントがまさに日本時間の今夜開催されるわけですが、それにかぶせるようにしてOnePlusも東部時間8月11日(水)午前10時(日本時間8月12日(木)深夜0:00)にイベントを開催するとサプライズ発表してきました!イベントでは「GalaxyZFold3」にも似た、折りたたみスマートフォンが発表さ …

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アメリカのスマホ売り上げ上位10機種をAppleとSamsungが独占~2021Q2

 
2021年第2四半期(4月~6月)のアメリカスマートフォン市場において、売り上げ上位10機種をAppleとSamsungが独占しました。特にAppleはトップ3をiPhone12シリーズで占め、好調です。また、新興勢力であるOnePlusが前年同期比300%以上の成長を遂げています。
AppleとSamsungで上位10機種を独占
調査会社のStrategy Analyticsによると、2021年第2四半期におけるアメリカのスマートフォン市場で、AppleとSamsungが売り上げ上位10機種を独占しました。
 

 
トップはiPhone12で約12%のシェアを占めています。
 
2位と3位はiPhone12 Pro MaxとiPhone12 Proで、シェアはそれぞれ約9%および約8%でした。
 
SamsungはフラッグシップであるGalaxy S21シリーズが4位と5位に入るなど、4位~9位を占めています。
 
10位はAppleのiPhone11でした。
OnePlusが前年同期比300%以上の成長
上位10傑には入っていないものの、2021年第2四半期に新興ブランドであるOnePlusが大きな成長を遂げました。
 
その前年同期比の成長率は300%以上で、アメリカで第7位のブランドとなっています。この勢いが続けば、次の四半期にはLGとBLUを抜くと考えられているそうです。
 
OnePlusはCounterpointの調査でも2021年前半にアメリカで前年同期比428%の成長を記録しました。
 
また、OnePlusを含むOPPOグループは、2021年4月と5月にスマートフォン出荷台数がAppleを抜いて世界第2位となっており、CounterpointはOPPOグループがHuawei以来の中国発の大型ブランドになるかもしれないとしています。
 
 
Source: Strategy Analytics
Photo:ぱくたそ
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Xiaomiが5G通信対応Androidスマホのシェア首位~2021年第2四半期

 
5G通信対応スマートフォンの普及が進む中、中国のスマートフォンメーカーが勢力を伸ばしています。2021年第2四半期(4月~6月)に販売された5G通信対応Androidスマートフォンの台数シェアは、Xiaomiがトップでした。また、realmeやLenovoといったメーカーが前年同期比1,000%以上という高い成長率を誇っています。
25.7%のシェアでトップのXiaomi
調査会社のStrategy Analyticsによると、2021年第2四半期における5G通信対応Androidスマートフォンの出荷台数は前年同期比104%増の9,460万台でした。
 
そのなかで、Xiaomiが2,430万台を出荷し、シェア25.7%で首位に立っています。
 

 
また、OPPO、Vivo、realmeを合計したOPPOグループのシェアは36.9%で、Xiaomiを上回るシェアです。
 
スマートフォンシェアで上位の常連であったSamsungは、シェア15.6%のシェアで4位にとどまっています。Samsungはスマートフォン販売全体でもXiaomiの後塵を拝して2位に転落しました。
 
一方、2019年第1四半期(1月~3月)からの累計5G通信対応Androidスマートフォンの出荷台数は、いまだにHuaweiが9,520万台でトップの座を維持しています。しかしながら、成長率は-86%であり、抜かれるのは時間の問題です。
Lenovoとrealmeの成長率が高い
最も成長率が高かったのはLenovoで、出荷台数の前年同期比の伸びは3,480%でした。
 
また、realmeは1,773%増、OnePlusも877%増と、これらのメーカーも非常に高い成長率を示しています。
 
Lenovo、relame、OnePlus、Honorといったスマートフォンベンダーは、同業他社がまだ支配していないミドルレンジに注力しており、2021年後半から2022年にかけても力強い成長を遂げることができるとみられます。
 
Appleは今回の調査には含まれていませんが、2021年第1四半期には収益、出荷台数ともにトップでした。
 
 
Source: Strategy Analytics
Photo:Pixabay
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Google Pixel 6は、3年〜4年前のOnePlusのプロトタイプにそっくり

 
Google Pixel 6シリーズの特徴的なリアカメラのデザインは、OnePlusが3年〜4年前に作ったプロトタイプとそっくりとの情報が、中国のソーシャルメディアWeiboに投稿されました。
Google Pixel 6シリーズとOnePlusのプロトタイプを比較
Weiboに掲載された情報によれば、OnePlusのプロトタイプは、OnePlus 7開発におけるコンセプトモデルのうちの1つだったとのことです。
 
OnePlusのプロトタイプとGoogle Pixel 6の背面パネルを並べて掲載した9TechEleven氏(@9techeleven)のツイートを見ると、両モデルの、横一列に並び背面パネルから浮き出たようなリアカメラのデザインは良く似ています。
 

: OnePlus Prototype: 3-4 years old: Pixel 6 & 6 Pro
Quite a familiar design…
Oneplus Image Credit: https://t.co/SocJhEI6da#oneplus #pixel6 pic.twitter.com/p2UaInKrXz
— 9TechEleven (@9techeleven) August 8, 2021

OnePlusのスマホがiPhoneに似ていると取り上げられたことも
もっとも、OnePlusのスマートフォンもiPhone7 Plusに似ているとして取り上げられたことがあります。
 
毎年多数のスマートフォンが発売されますので、何らかのきっかけで似てしまうのかもしれません。
 
 
Source:Weibo via 9TechEleven(@9techeleven)/Twitter
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OnePlusの最新スマホが5日使用後に爆発〜OnePlusは即座に謝罪

 
OnePlusが7月に発売したばかりの最新スマートフォン「OnePlus Nord 2」のバッテリーが爆発する事故が起きました。OnePlusは公式Twitterで被害者に即座に謝罪、その対応の早さも話題になっています。
5日前に購入したばかりのスマホが爆発
インド・ガーズィヤーバード在住のアンカー・シャーマ氏の妻は早朝、5日前に購入したばかりのOnePlus Nord 2をバッグに入れて、自転車に乗っていました。すると突然スマートフォンが爆発、煙が出てきたそうです。
 
シャーマ氏は焼け焦げたOnePlus Nord 2の写真とともに、「この事故は妻にトラウマを与えた」とTwitterに投稿しました。
即座に公式謝罪
この一件に対するOnePlusの対応は実に鮮やかでした。公式Twitterアカウントが即座に謝罪メッセージを投稿、本人に直接コンタクトをしてくれるよう呼びかけました。
 

Hi Ankur. We are gutted to hear about your experience. We are deeply concerned and want to make it up to you. We request you to connect to us over a direct message so that we can make amends and turn this around for you. https://t.co/Y6rHuMwu8J
— OnePlus Support (@OnePlus_Support) August 1, 2021

 
なんらかの賠償金が支払われたようで、シャーマ氏は現在、投稿を削除しています。
 

Oneplus is clever enough to negotiate. OnePlus Nord 2 tweeted is now deleted by owner. #OnePlusNord2 #OnePlus pic.twitter.com/Zvkuteo8A9
— Abhishek Yadav (@yabhishekhd) August 1, 2021

 
OnePlusは当然ながら、今回の事故について調査すると明言しています。
 
なおスマートフォンのリチウムバッテリーが爆発する事件は過去にも何度も起きており、なかでもGalaxy Note7は販売中止に追い込まれています。
 
 
Source:Wccftech
(lunatic) …

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Xiaomiが史上初めてヨーロッパスマートフォン市場でトップに~2021年第2四半期

 
Xiaomiの勢いはとどまるところを知りません。2021年第2四半期(4月~6月)のヨーロッパスマートフォン市場において、長年トップだったSamsungを抜き首位の座を獲得しました。
 
Appleも前年同期比15.7%増と好調でしたが、OPPOとrealmeを含む中国ブランドはそれを大幅に上回る成長を見せています。
1,270万台の出荷で首位を獲得したXiaomi
調査会社のStrategy Analyticsによると、2021年第2四半期のヨーロッパ市場において、Xiaomiが1,270万台を出荷しシェアランキングトップに躍り出ました。
 

 
一方、長年トップを守っていたSamsungは前年同期比-7%の1,200万台で2位に転落しました。
 
Xiaomiは特にロシア、ウクライナ、スペイン、イタリアで高い需要があるとのことです。
 
Xiaomiは2021年第1四半期に初めてヨーロッパでシェアランキング2位になったばかりであり、急速な成長を見せています。
ヨーロッパで躍進する中国ブランド
Appleも前年同期比15.7%増の960万台のiPhoneを出荷し、好調でした。
 
しかしながら、Xiaomiは67.1%増、OPPOは180.0%増、realmeは1800.0%増と、これを大きく上回る成長率であり、中国ブランドの躍進が見られます。
 
また、シェアランキングには入っていませんが、OPPOグループのOnePlusも2021年上半期にヨーロッパで304%の非常に高い成長率を見せました。
 
 
Source: Strategy Analytics
Photo: Pixabay
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OnePlus、2021年上半期に世界中で257%の成長を記録~世界の各地域で好調

 
OPPOグループのOnePlusが絶好調です。2021年上半期のスマートフォン販売台数は前年同期比257%と、大きな成長を見せました。また、世界の各地域でも高い成長率を誇り、2021年下半期もこの勢いを維持する可能性が高いと見られています。
前年同期比257%の成長率を見せたOnePlus
OnePlusのCEOであるピート・ラウ氏がWeibo上に投稿した内容によると、OnePlusは2021年上半期にスマートフォン販売台数が前年同期比257%成長しました。
 

 
また、アメリカでは同期間に428%、ヨーロッパでは304%、インドでは229%と、世界各地で高い成長率を見せています。
 
本国である中国でも124%の成長です。
 
これらの成長には、6月に発売されたNord CE 5GやN200 5Gがほとんど貢献せず、新型のNord 2 5Gが全く貢献していないことを考えると、OnePlusは2021年下半期も高い成長率を維持する可能性が高いです。
勢いのあるOPPOグループ
OnePlusはOPPOグループの一員であり、そのなかで高級スマートフォンを扱っています。
 
OPPOグループのスマートフォン出荷台数は2021年4月と5月にAppleを抜いて世界第2位となりました。
 
調査会社であるCounterpointのシニアアナリストであるジェーン・パーク氏は、OPPOグループはHuawei以来の中国発の大型ブランドになるかもしれないとしています。
 
 
Source: Pete Lau/Weibo via PhoneArena, Android Central
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OPPOグループ、2021年4月と5月に世界第2位のスマートフォン出荷台数を記録

 
中国のスマートフォンブランドであるOPPOグループがシェアを伸ばしています。2021年4月と5月にスマートフォン出荷台数がAppleを抜いて2位になりました。OPPO、realme、OnePlusに分けたブランド戦略が功を奏しています。
Appleを抜いて世界第2位のスマートフォンメーカーに
調査会社のCounterpointによると、OPPOグループのスマートフォン出荷台数は2021年4月と5月にAppleを抜いて世界第2位となりました。
 

 
2021年5月のOPPOグループのシェアは16%で、15%のApple、14%のXiaomiを上回っています。
 
Counterpointのシニアアナリストであるジェーン・パーク氏は、OPPOグループはHuawei以来の中国発の大型ブランドになるかもしれないと述べました。
OPPO、realme、OnePlusに分けたブランド戦略が功を奏す
OPPOグループは以下の3ブランドから成り立っています。
 

OPPO: リアル店舗販売で、中位~低価格スマートフォンを扱う
realme: オンライン販売で、低価格スマートフォンを扱う
OnePlus: 高級スマートフォンを扱う

 
各ブランドが個別に、それぞれの地域でブランド認知度を高めており、この戦略が良い結果をもたらしています。
 

 
たとえば、OnePlusは2021年上半期(1月~6月)にアメリカで428%もの成長を記録しました。
 
 
Source: Counterpoint
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2021H1のアメリカスマホ市場でOnePlusが前年同期比428%もの成長を遂げる

 
2021年上半期(1月~6月)のアメリカスマートフォン市場は、半導体不足にもかかわらず、前年同期比で27%の販売台数増加となりました。LGがスマートフォン事業から撤退したことにより各メーカーがシェアを伸ばし、特にOnePlusは前年同期比428%もの成長を遂げています。
前年同期比428%の成長を遂げたOnePlus
調査会社のCounterpointによると、2021年上半期のアメリカスマートフォン市場は、販売台数が前年同期比で27%増加しました。
 
世界的な半導体不足によりスマートフォンの在庫状況はひっ迫しているものの、スマートフォンメーカーはアメリカ市場を優先しているようで、そのために高い成長率となったとのことです。
 
メーカー別の成長率では、OnePlusが前年同期比428%と圧倒的な成長率を見せています。
 

 
また、MotorolaやNokia HMDも高い成長率を記録しており、これらのメーカーはLGがスマートフォン事業から撤退した恩恵を受けたといえます。
プレミアムセグメントではAppleとSamsungが強い
価格が比較的高いプレミアムセグメントでは、AppleとSamsungがトップセラーでした。
 
Appleは前年同期比53%、Samsungは前年同期比17%の成長率となっています。
 
半導体不足のなか、SamsungはミドルレンジのAシリーズよりも、プレミアムデバイスに供給の重点を置いています。
 
Counterpointは、もし在庫が潤沢であったならSamsungはより販売台数を伸ばせたのではないかとしています。
 
 
Source: Counterpoint
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Xperia 1 Ⅲのアップデート提供は2年間だけ〜Android 12が最後?

 
オランダのサイトDroidAppがソニーに問い合わせた結果判明したとし、Xperia 1 Ⅲの各種アップデートは発売後2年間しか提供されず、Android 12までしかアップデートできないと伝えました。
アップデート提供期間は2年間
DroidAppが、オランダでまもなく発売される見通しのソニー Xperia 1 Ⅲのアップデート提供予定について現地のソニーに問い合わせた結果、下記のような回答を得たと報告しました。
 

アップデートは2年間提供されます。予定ではAndroid OSのアップデートを1回、セキュリティ/バグフィックスのアップデートを毎月行います。 必要に応じて、2年後にバグ/セキュリティのアップデートを行うこともありますが、これは本当に必要な場合のみです。
 
この回答が事実であれば、Xperia 1 ⅢのOSアップデートは1回だけ、セキュリティ/バグ修正アップデートは2年間しか提供されないということになります。
他メーカーと比べても短いと不満
DroidAppは、他のメーカーが2回か3回(OnePlusやSamsung)のAndroid OSアップデートに対応するのに対して、1回しか提供されないというのは良い計画ではないと評しています。
 
また、セキュリティアップデートの提供期間が2年間というのも、Samsungの4年間やOne Plusの3年〜4年よりも短いと記しています。
 
Xperia 1 Ⅲへの回答から、Xperia 5 ⅢやXperia 10 Ⅲでのアップデート提供もどうなるのか気になるところです。
 
本情報が、オランダだけの事例なのか他国でも同様なのか現時点では明らかになっていません。
ソフトウェアサポート期間が長いことを理由に乗り換えを検討との調査結果も
米オンラインマーケットSellCellが2020年10月に、約2,000人のAndroidユーザーに対して行った意識調査では、AndroidスマホからiPhone12シリーズへの乗り換えを考える理由に、「ソフトウェアサポート期間が長い」ことを55.9%のユーザーがあげていました。
 
 
Source:DroidApp via Notebookcheck
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OnePlus、スマホ開発の方向性をデバイスの高速化から最適化に転換

 
OnePlusは、最新スマホシリーズOnePlus 9シリーズを今年3月にリリースしました。しかしながら、上位機種であるOnePlus 9 Proのベンチマークのテスト結果が期待していたものよりもはるかに低いとの報告が多々あったといいます。OnePlusは、これは同社のスマホ開発の方向性を転換したことによるものである、と説明しています。
高速化よりも省電力化と放熱に焦点
スマートフォンのシステム・オン・チップ(SoC)は、毎年ますます動作の高速化が進んでいますが、ソーシャルメディアやブラウザでの検索、軽量のゲームプレイなどにおいて逆にパフォーマンスが行き過ぎている状態が多く見かけられる、とOnePlusは公式Webサイト上のフォーラムでコメントしています。
 
この最近の傾向を念頭に置いた上で、OnePlusはただ単にパフォーマンスの高速化を図るのではなく、省電力化と放熱に力を入れているとのことです。言い換えれば、アプリの使用要件にあわせてパフォーマンスの最適化を行うことに注力しているということになります。
CPUのクロック周波数は概ね3GHzに抑制
OnePlus 9とOnePlus 9 Proでは、重量感のあるゲームを開いたときにはSnapdragon 888プロセッサが最大限のパフォーマンスを発揮します。しかしながら、WebページやTwitter、Instagramの閲覧など、そこまでCPU容量が必要でない場合は、3GHzに抑えられることが多いとのことです。
 
先日、スマホを毎年買い替える必要がない理由をまとめた記事が公開されましたが、その中でもデバイスが必要とされている処理能力以上のパフォーマンスを発揮してもその違いに気付かないこと多いことが指摘されていました。
 
スマートフォンは単に動作の高速化に向かう時代に終わりを告げ、別の差別化要素を模索するステージに入っているのかもしれません。
 
 
Source:OnePlus via GSMArena
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MWC 2021でベストスマホ賞を獲得したのはどのデバイス?

 
今年は実地とバーチャルのハイブリッド開催となった世界最大規模の携帯通信関連見本市MWC(Mobile World Congress)​ですが、ベストスマートフォン賞を獲得したのはどのデバイスだったのでしょうか?
ベストスマホはSamsung Galaxy S21 Ultraに!
MWC 2021でベストスマホに輝いたのは、Samsung Galaxy S21 Ultraでした。
 
しかしながら、ユーザーの期待度はどうたったのでしょうか?Android Authorityは、読者アンケートでどのデバイスがMWC 2021のベストスマートフォン賞を獲得すべきだったかを調査しています。
 
その結果、Samsung Galaxy S21 Ultraで53%でトップとなりました。iPhone12 Pro Max(19%)が2位となっており、Xiaomi Mi 11 Ultra(10%)、OnePlus 9 Pro(8%)、Samsung Galaxy S20 FE(6%)、その他(5%)がつづきました。
 

 
Samsung Galaxy S21 Ultraは、6.8インチの QHD+ Dynamic AMOLED 2X Infinity-Oディスプレイを搭載しており、HDR10+、120Hzの可変リフレッシュレートをサポートしています。また、スタイラスSペンもサポートしており、5Gにも対応しています。リアカメラは4眼構成で、メインカメラはOISをサポートした1億800万画素のイメージセンサーを搭載しています。
 
 
Source:Android Authority
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Realme GT Master EditionにはKodakと提携したカメラを搭載?

 
スマートフォン業界では、重要な差別化要素であるカメラを他社よりも良いものにするため、伝統あるカメラメーカーと提携することがよくあります。最近躍進が目覚ましいRealmeも、同社の新型スマホであるGT Master EditionでKodakと提携するそうです。
Realme GT Master EditionにKodakと提携したカメラを搭載?
この情報は有名リーカーであるDigital Chat Station氏がWeibo上にリークしたものです。
 

 
それによると、Realme GT Master Editionには伝統のあるカメラメーカーが提携したカメラが搭載されるとのことです。
 
別のWeiboの投稿者はそのメーカーはKodakであるとしています。
 
スマートフォンメーカーがカメラメーカーと提携することはよくあり、HuaweiやシャープはLeicaと、ソニーやVivoはCarl Zeissと、OnePlusはHasselbladと、それぞれ提携しています。
 
また、Samsungがオリンパスと提携したスマートフォンを発売するといううわさもあります。
Snapdragon 870を搭載するRealme GT Master Edition
RealmeはOPPOのサブブランドであり、最近急速に勢力を広げています。
 
GT Master EditionはそんなRealmeの新型スマートフォンであり、7月中に発表されるそうです。
 
システム・オン・チップ(SoC)にはQualcommのSnapdragon 870が使われ、90Hz駆動の6.5インチディスプレイが搭載されるといわれています。
 
 
Source: Weibo (1), (2) via Android Authority, Gizmochina
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OnePlusのOppo統合でAndroid端末の「個性」は失われてしまうのか?

Image:SamRutherford/GizmodoUSちょっとモヤモヤ。先日、OnePlusがOppoと組織的統合を進めることが発表されました。OnePlusのPeteLauCEOは、統合してもOnePlusはOnePlusというブランドのまま独立して続くと言っているので、OnePlusがなくなる心配はありません。OnePlusファンはほっとしたことでしょう。でもね、ほっとしつつも不安はあるん …

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2021年第1四半期にフィンランドで最も売れたスマホはiPhone12

 
2021年第1四半期(1月~3月)のフィンランドのスマートフォンシェアランキングにおいて、SamsungがAppleを抜いて再び1位へと躍り出ました。しかしながら、最も売れたスマートフォンはiPhone12であったとのことです。
2021年第1四半期にフィンランドで最も売れたのはiPhone12
調査会社のCounterpointによると、2021年第1四半期におけるフィンランドのスマートフォン市場は前年同期比28%増となったそうです
 
そのなかで、2020年第4四半期(10月~12月)に2位に転落したSamsungが再びAppleを抜いて1位へと躍り出ています。
 

 
一方、最も売れたモデルという意味では、AppleのiPhone12がトップであったとのことです。Androidに限ればOnePlus Nordが首位でした。
iPhon12の人気で平均販売価格が上昇
また、フィンランド、デンマーク、オランダの3カ国では、平均販売価格(ASP)の上昇がみられました。
 

 
これは、iPhone12に対する旺盛な消費者需要や、各メーカーからの5G通信対応スマートフォンの登場が後押ししたものとみられます。
 
 
Source:Counterpoint via Patently Apple
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中国で出荷されるスマホの80%が5G通信対応~基地局数も世界の70%を占める

 
国を挙げて5Gを精力的に推進している中国では、端末もインフラもすでにかなりの普及を見せているようです。中国で出荷されるスマートフォンの80%は5G通信に対応しており、基地局数は世界の70%を占めています。
出荷されるスマートフォンの80%が5G通信対応
調査会社のStrategy Analyticsによると、2021年第1四半期(1月~3月)に中国で出荷されたスマートフォンのうち80%が5G通信対応の端末だそうです。
 
この普及の要因としては、中国政府による後押しと現地の通信事業者によるプロモーションに加え、各メーカーが販売する5G通信対応スマートフォンの価格が下がっていることが挙げられます。
 
メーカー別では、Huaweiにかわり、VivoとOPPOが中国市場をリードしています。
 
一方、Realme、OnePlus、Meizu以外の小規模メーカーは5G対応チップの不足に悩まされています。
世界中の5G基地局の70%が中国に
また、インフラ面でも中国は世界をリードしています。
 
昨年末時点で中国の5G基地局数は71万8,000で、世界の70%を占めているとのことです。
 
今年はこの数がさらに増え、100万を大きく超えることが見込まれています。
 
また、深圳だけでも4万6,000の5G基地局がありますが、これはドイツの850という基地局数を大きく凌駕しています。
 
このように中国は5Gの普及に関しては他国に比べて先行しているといえ、その勢いはまだまだ続きそうです。
 
 
Source:Strategy Analytics via Gizchina
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OnePlus Watch Review: They Settled!

https://www.youtube.com/watch?v=07mIwEa3xbQ
OnePlus Watch vs the smartwatch formula MKBHD Merch: http://shop.MKBHD.com Tech I'm using right now: https://www.amazon.com/shop/MKBHD Intro Track: Jordyn Edmonds http://smarturl.it/jordynedmonds​​​​ Playlist of MKBHD Intro music: https://goo.gl/B3AWV5 Watch provided by OnePlus for review. ~
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