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iPhone16/16 Proシリーズの外寸と主な仕様を予想〜Proシリーズが縦長に

 
iPhone16シリーズおよびiPhone16 Proシリーズの外寸と主な仕様に関する噂をまとめてみました。
 
これまでのiPhoneと同様、大きく変化するのはiPhone16 Proシリーズになる見込みで、1年遅れでiPhone17およびiPhone17 Plusにも新機能が実装されると考えられます。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone16 Proシリーズの外寸と重さに関する予想を含め、仕様に関する噂をまとめた。
2. 識別子やiPhone16シリーズの外寸は、これまでのiPhoneのものから筆者が独自に予想。
3. iPhone16 Proシリーズは多数の新機能を搭載、iPhone16シリーズはiPhone15 Proシリーズだけの機能を1年遅れで導入する可能性がある。

iPhone16/16 Proシリーズの外寸とスペックを予想
現在噂されているiPhone16シリーズおよびiPhone16 Proシリーズの外寸と主な仕様に関する噂をまとめると、下記のようになります。
 
なお、赤字の部分は筆者独自の予想です。Dynamic Islandと同様、AppleはProシリーズの1年遅れでベースモデルに新機能を搭載する可能性があります。
 
iPhone16シリーズでは狭額ベゼルがそれに該当、iPhone16とiPhone16 Plusは、iPhone15およびiPhone15 Plusよりも高さと幅が0.9mm小さくなるかもしれません。
 

モデル名
iPhone16
iPhone16Plus
iPhone16Pro
iPhone16Pro Max

コードネーム
D47
D48
D93
D94

識別子
iPhone16,4
iPhone16,5
iPhone17,1
iPhone17,2

SoC

A18

A18 Pro

RAM

8GB(A18は6GBとの噂もあり)

ディスプレイサイズ
6.1インチ
6.7インチ
6.3インチ
6.9インチ

アスペクト比

19.5:9

19.6:9

ディスプレイ周囲のデザイン

狭額ベゼル

リフレッシュレート

60Hz

1-120Hz、ProMotion

高さ
146.7mm
160.0mm
149.6mm
163.0mm


70.70mm
76.90mm
71.45mm
77.58mm

厚さ

7.80mm

8.25mm

重さ


194グラム
225グラム

リアカメラ(広角)

4,800万画素

リアカメラ(超広角)

1,200万画素

4,800万画素

リアカメラ(望遠)

4,800万画素光学5倍

LiDAR

搭載

その他の仕様はどうなるか推察
iPhone15 Proシリーズは筐体素材としてチタニウム合金を採用、それによって本体の軽量化を実現しましたが、iPhone16とiPhone16 Plusは製造コストの点からも引き続きアルミニウム合金を用いると考えられます。
 
そのため、iPhone16とiPhone16 Plusの重さは現行モデルとそれほど変わらないでしょう。
 
ベースモデルのリフレッシュレートが120Hzになるのは、2025年モデルであるiPhone17およびiPhone17 Plusからとの噂があります。
 
iPhone17およびiPhone17 PlusはiPhone16 Proシリーズの1年遅れで6.3インチおよび6.9インチディスプレイも採用する見通しですので、iPhone16とiPhone16 Plusの進化が期待外れと感じたら2025年9月まで待ったほうが機種変更時の満足度が向上するかもしれません。
 
 
Photo:MacRumors
(FT729) …

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2024年あけおめLINEに!無料の「LINEスタンプ」まとめ

 
LINEにおいて、無料で提供されるイベントスタンプの中から、2024年のお正月のあけおめLINEで使えそうなスタンプを紹介します。
あけおめスタンプ
LINEにおいては、企業の公式アカウントを友だち追加すること等を条件に、無料で入手できるイベントスタンプが配布されています。
 
記事執筆時点において提供されているイベントスタンプのうち、「あけましておめでとう」「今年もよろしく」等、年始の挨拶に送るLINEで使えそうなスタンプを以下の通りピックアップしました。iPhone等で各項目のリンクをタップし、LINEアプリから条件達成の上でダウンロードしてください。
 
2024年も!タマ川ヨシ子(猫)第30弾
 
DHCの公式アカウントを友だちに追加することで、「あけましておめでとうございます」や「よろしくおねがいします」等の動くスタンプを利用可能です。
 

 

DHCの無料スタンプページ

 
動く!chocoZAP×こどもにゃんこ
 
chocoZAPの公式アカウントを友だちに追加することで、ダウンロード可能となります。「今年もよろしくね!」と記載された動くスタンプを利用可能です。
 

 

chocoZAPの無料スタンプページ

 
けたくまとIndeed
 
Indeedの公式アカウントを友だちに追加し、アンケートに回答することでダウンロード可能となります。「あけましておめでとう」や「今年もよろしく」と書かれた動くスタンプが配布されています。
 

 

Indeedの無料スタンプページ

 
くまのまーくん コカ・コーラ
 
コカ・コーラの公式アカウントを友だちに追加することでダウンロードでき、「あけましておめでとうございます」「今年もよろしくおねがいします」と記載されたスタンプを含んでいます。
 

 

コカ・コーラの無料スタンプページ

 
気づかいのできるネコ×LINEスキマニ♡冬
 
LINEスキマニの公式アカウントを友だちに追加することでダウンロードでき、「明けましておめでとうございます」と記載されたスタンプを入手可能です。
 

 

LINEスキマニの無料スタンプページ

 
キユーピーとヤサイな仲間たち
 
キユーピーの公式アカウントを友だちに追加し、アンケートに回答することで、スタンプをダウンロードできます。キューピーが辰年にちなんだ龍のきぐるみを着たスタンプがあります。
 

 

キユーピーの無料スタンプページ

 
【冬のイベントに♪】癒し系イミニちゃん
 
イミニの公式アカウントを友だちに追加することでダウンロードでき、龍のきぐるみを着たマスコットや、「今年もよろしくおねがいします。」のスタンプが用意されています。
 

 

イミニの無料スタンプページ

 
可愛く動く♪ほっこりやさしいお文具さん
 
アサヒ飲料の公式アカウントを友だちに追加することでダウンロードでき、「あけましておめでとう」と記載された動くスタンプを入手できます。
 

 

アサヒ飲料の無料スタンプページ

 
うさぎゅーん! × dポイントクラブ
 
NTTドコモが運営するdポイントクラブの公式アカウントを友だちに追加することでダウンロードでき、「あけましておめでとう」と記載された動くスタンプを入手できます。
 

 

dポイントクラブの無料スタンプページ

 
うさまる ローソン
 
ローソンの公式アカウントを友だちに追加することでダウンロードでき、「あけましておめでとうございます」と記載されたスタンプが含まれています。
 

 

ローソンの無料スタンプページ

 
ヨムビー×ごきげんぱんだ
 
コミックシーモアの公式アカウントを友だちに追加することでダウンロードでき、「あけましておめでとう」と記載されたスタンプを入手できます。
 

 

コミックシーモアの無料スタンプページ

 
年末年始に使える♡しろまる×LINEバイト
 
LINEバイトの公式アカウントを友だちに追加することでダウンロードでき、「あけましておめでとう」と記載されたスタンプや、初日の出風のスタンプを入手できます。
 

 

LINEバイトの無料スタンプページ

 
ぴよこ豆 × LINE NEWS
 
LINE NEWSの公式アカウントを友だちに追加することでダウンロードでき、辰年をイメージしたスタンプが配信されています。
 

 

LINE NEWSの無料スタンプページ

 
エニタイム ランニングマン・ウーマン
 
エニタイムフィットネスジャパンの公式アカウントを友だちに追加することでダウンロードでき、「あけましておめでとうございます」と記載されたスタンプが配信されています。
 
 

エニタイムフィットネスの無料スタンプページ

 
 
(seng) …

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Apple Watch新CM「誕生日を、これからも。」技術が救った、幸せな日々

 
Apple Watchが心拍の異常を検知したことで不整脈が発見された日本人男性を取り上げた広告をApple Japanが公開しました。動画は、2023年9月にApple Watch Series 9やiPhone15が発表されたイベントの冒頭で流れた動画を編集したものですが、年末年始らしいメッセージが加えられています。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1.Apple Watchの通知から不整脈が見つかった男性を取り上げたCMを公開。
2.CMは、2023年の新製品発表イベント冒頭で流れた映像を編集したもの。
3.不規則な心拍の通知は、最新のOSが動作する各モデルで利用可能。

家族や仲間と集まれる時間、繰り返せることの幸せ
Apple Japanは12月31日、「誕生日を、これからも。」と題した動画を公式YouTubeチャンネルで公開しました。
 
和室の窓際に座って外を眺める男性。通知音を発したApple Watchに目をやると、女性の声で「パパ、お誕生日おめでとう。今日のパーティ、楽しみにしててね」とメッセージが再生され、顔がほころびます。
 

 
ろうそくの立ったケーキを前に、「ハッピバースデー」を合唱する仲間たちに囲まれ、笑顔の男性。
 

 
男性の名前が紹介されます。
 

飯村将ひこ氏
Apple Watchで不規則な心拍を検出。重大な不整脈が見つかり、手術を受けた。
 

 
飯村氏は語ります。
 
やっぱり、こういう人生を送れるとか、仲間が集まってくれるという幸せな時間って、すごく素敵だな、というふうに感じます
 
画面には「今年も、これからも、新たな誕生日を迎えられる喜びを。」のメッセージ。
 

 
サーフィンを楽しみ、毎日が充実している様子の飯村氏は、こう付け加えています。
 
そういうことが繰り返せることを「幸せ」っていうのかな
 

 
動画と使用されている音楽はこちら
仲間に囲まれた飯村氏の笑顔が印象的なCMは、こちらでご覧ください。
 

 
使用されている楽曲は、Trinix, Rushawn, Jermaine Edwardsの「Beautiful Day (Thank You for Sunshine)」です。
 

 
2023年9月の新製品発表イベントの映像を編集
この動画は、iPhone15やApple Watch Series 9、Apple Watch Ultra 2が発表された2023年9月のApple新製品発表イベントのオープニングで流された映像を、飯村氏の出番に特化して編集したものです。
 
映像には、Apple Watchから心拍数の警告を受けとったことがきっかけでお腹の赤ちゃんと自身の命が助かった女性や、iPhoneの衛星経由SOS通報のおかげで助かった男性らが出演しています。
 
2023年9月のイベントの動画は、AppleのYouTubeチャンネルで公開されています。2023年9月のイベント動画をリアルタイムで視聴していた筆者は、イベントの最初に話されたのが日本語だったことに驚きました。
 

 
新製品発表会で流れた映像に挿入された「This year they all cerebrated a birthday they thought they’d never have.)今年彼らは、二度と迎えることができないと思っていた誕生日を祝った)」というフレーズが印象的です。
 
2023年9月の新製品発表イベント動画はこちらで視聴可能です。
 

 
不規則な心拍の通知は最新のOSで利用可能
Apple Watchでは、心臓の健康に関する以下の機能が利用できます。
 

高心拍数/低心拍数の通知
不規則な心拍の通知
心電図

 

 
心電図アプリを利用するには、Apple Watch Series 4以降(Apple Watch SEは除く)が必要です。
 
高心拍数/低心拍数の通知や不規則な心拍の通知機能は、watchOSとiOSの最新版が必要です。
 
なおAppleは、Apple Watchでは心臓発作は検知できないこと、不規則な心拍の通知機能は心房細動を常時監視しているわけではない、と説明しており、通知が届かなくても、胸の痛みや圧迫感、胸が苦しめられるような苦しさなど、体調不良がある場合は医師の診察を受けるよう案内しています。
 
心拍数の通知など、ヘルスケアデータを家族など指定した人と共有しておくことで、急な心拍数上昇/低下を家族が知り、病院に運び込んで一命を取り留めたケースも伝えられています。iPhone Maniaでは、ヘルスケアデータの共有設定方法の解説も含めてご紹介しているので、ぜひご一読ください。
 
 
Photo:Apple Japan/YouTube, Apple/YouTube, Appleサポート
(hato) …

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【2023年末新モデル】 Bingoods iPhone HDMI 変換ケーブル 1.5m ライトニング hdmi 音声同期出 1080P&60HZ 遅延ゼロ 電源不要 設定不要 接続簡単 同...

5星中4.8(11935) 【2023年末新モデル】 Bingoods iPhone HDMI 変換ケーブル 1.5m ライトニング hdmi 音声同期出 1080P&60HZ 遅延ゼロ 電源不要 設定不要 接続簡単 同画面テレビ接続 iPhone/iPad対応 娯楽/仕事/オフィス/ホーム兼用日本語取扱説明書付き(ブラック)

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iPhone se/se3 ガラスフィルム 【日本旭硝子素材製2枚】 【ガイド枠1枚】【iphone se2/7/8対応】高透過率 硬度9H 耐衝撃 自動吸着 気泡防止 指紋防止 アイフォン se フ...

5星中4.8(12887) ¥1,039 iPhone se/se3 ガラスフィルム 【日本旭硝子素材製2枚】 【ガイド枠1枚】【iphone se2/7/8対応】高透過率 硬度9H 耐衝撃 自動吸着 気泡防止 指紋防止 アイフォン se フィルム 4.7インチ

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Apple Carに待った!中国EVの新たな挑戦

 
中国の大手家電ブランドXiaomiとHuaweiが相次いで電気自動車(EV)を発表したことで、Appleは遅れを取っているのではないかとの論調が強まっています。AppleがApple Carの開発を開始してからすでにかなりの年月が経過していますが、ライバル企業の台頭を受け、同社の製品計画が早まる可能性が指摘されています。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. 中国大手家電ブランドが相次いで自社製EVを発表。
2. Appleは遅れを取っているのではないかと指摘されている。
3. Apple Carの登場時期は2030頃との予想から2026年頃に早まった。

前回の予想から4年ほど前倒しに?
「中国のスマートフォン大手は、自動車の重要性を認識しており、Appleに先駆けソフトウェア定義のアプローチでスマートビークルを展開している」と、みずほ銀行の上級研究員のタン・ジン氏は述べています。
 
Appleが自社製自動車Apple Carの開発を最初に報じられたのは2010年代の中頃ですが、後追いしてきたライバル企業に先を越されたのは間違いありません。
 
これまでApple Carの登場時期は2030年頃とされてきましたが、米資産運用大手Wedbush Securitiesのアナリスト、ダン・アイブスによれば、Appleがあまり長い間場外にいるとは思えないとのことで、Apple Carは2026年頃登場するとの新たな予想が出ています。
XiaomiのEVはどんな車?
Xiaomi SU7のMaxモデルには、LiDAR1台、高解像度カメラ11台、ミリ波レーダー3台、超音波レーダー12台を擁するインテリジェント自律走行システムが搭載されています。
 
また、16.1インチ3K中央コンソール、56インチHUDヘッドアップディスプレイ、7.1インチ回転式ダッシュボード、2台のタブレット端末を搭載できる2つのシートバック延長マウントで構成されるスマートキャビンで、究極のインタラクティブ体験が可能になるとのことです。
 
XiaomiのEVはCarPlay、iPadおよびiPadアクセサリーの取り付けにも対応しており、Appleユーザーにとっても魅力的かもしれません。
決してにわかではない?
XiaomiはSU7のプレスリリースの中で「初期の研究開発段階で100億元(約1,992億2,700万円)以上を投資しており、研究開発チームは3,400人以上のエンジニアと国内外の重要な分野の1,000人以上の技術専門家で構成される」と述べており、同社のEV開発は決してにわかではないことが伺えます。
 
XiaomiはEモーター、バッテリー、ダイカスト、パイロット自律走行、スマートキャビンなどのEVの主要分野において、世界初の自社開発技術を誇っています。
 
 
Photo:Xiaomi
(lexi) …

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2024年に発表されるAppleの新製品は?mini 7など新型iPad多数

 
毎年この時期恒例の、「2024年に発表される可能性のあるAppleの新製品を一斉予想」が伝えられています。
 
2023年の新製品予想に対する的中率は、およそ50%でした。iPad mini 7など、2023年から引き続き登場が予想されている製品もあります。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. 2024年に発表される可能性のあるAppleの新製品に関する予想が伝えられた。
2. 昨年同時期に伝えられた、2023年の新製品予想に対する的中率はおよそ50%だった。
3. 2024年は多くのiPadが新型に切り替わる見込み。

2024年に発表されるAppleの新製品と時期を予想
2024年に発表される可能性のあるAppleの新製品の予想を、他メディアの先陣を切ってMacRumorsが伝えました。
 

製品名
予想時期

Vision Pro
2023年2月

新型iPad Pro(11インチ/13インチ)
2024年3月

新型iPad Air(10.9インチ/12.9インチ)
2024年3月

新OS
2024年6月世界開発者会議

新型MacBook Pro
2023年1月〜6月

新型Apple TV
2024年上半期(1月〜6月)

iPhone16シリーズiPhone16 Proシリーズ
2024年9月

Apple Watch X
2024年9月

AirPods(第4世代)
2024年9月

AirPods Max(USB-C)
2024年9月

iPad mini 7
2024年10月

iPad(第11世代)
2024年10月

新型Mac mini
2024年後半

新型Magic Keyboard(iPad Pro用)
2024年中

Apple Pencil(第3世代)
2024年中

新型MacBook Pro(M4シリーズ)
2024年中可能性低い

新型Mac Studio
2024年中可能性低い

新型Mac Pro
2024年中可能性低い

新型Mac Studio
2024年中可能性低い

スマートディスプレイ
2024年中可能性低い

新型ディスプレイ
2024年中可能性低い

 
Appleは2024年3月に新製品発表イベントを開催し、M3搭載MacBook Airを発表すると噂されていますが、今回の予想には含まれていません。
 
また、Apple Watch Ultra 3やApple Watch SE(第3世代)も含まれていません。
 
毎年のように登場が予想されていた新型HomePod miniも含まれておらず、リーク画像が投稿されたディスプレイ付きHomePodも含まれていませんので、来年の予想的中率は向上するかもしれません。
 
 
Photo:MacRumors
(FT729) …

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息子に届いた父の心拍数異常!Apple Watchで家族の命を救える設定方法

 
Apple Watchのおかげで命が助かった2人のユーザーが、Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)にお礼のメールを送ったところ、クックCEOから返信が届きました。ユーザーの命を救った、家族や友人と心拍数の異常などを共有できる機能の設定方法もご紹介します。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Apple Watchのおかげで命が助かったユーザー2人を紹介。
2. 父に贈ったApple Watchが検出した心拍数異常を知った息子が父を病院へ。。
3. Apple Watchで検出したヘルスケアデータを家族などと共有する方法を紹介。

 
父の心拍数の異常、息子がキャッチして病院に運び込む
ある日、米カンザス州のマイケル・ガレゴスさんのApple Watchは、心拍数が直近10分間以上にわたって1分間あたり40を下回っていることを検出しました。
 
また、マイケルさんのApple Watchは、就寝中の不規則な心拍リズムも記録していました。
 

 
マイケルさんにApple Watchをプレゼントした息子のニックさんは、自分のApple Watchに届いた通知でマイケルさんの心拍数の異常を知り、父を病院に連れて行きました。
 
病院の救急治療室に運び込まれたマイケルさんには、未治療の心臓病が発見され、ペースメーカーが装着されました。
 
医師からかなり幸運だったと言われたマイケルさんは、自分だけだったら気づかずに寝ている間に死んでいただろう、と語り、Apple Watchと、Apple Watchをプレゼントしてくれた息子に感謝しています。
 

 
ニックさんは、自分の体験談と感謝の気持ちを綴ったメールをAppleのティム・クックCEOに送ったところ、以下の返信が届いたそうです。
 
ニックさん
 
お父さんが診察をつけて、必要な治療が受けられて良かったです。お父さんのお話を聞かせてくださり本当にありがとうございます。
 
お父さんによろしくお伝えください。
 
ティムより
iPad Proから送信
 
医師に心拍数の履歴を見せ、心臓発作の手術が可能に
米ノースカロライナ州のクリストファー・オークレイさんは(61歳)は、心臓に異常を感じて病院の緊急治療室に向かいましたが、医師の診察を受ける頃には症状が落ち着いていました。
 

 
Apple Watchに心拍数が記録されていることを思い出したクリストファーさんは医師に、心拍数が一晩中121〜151であったことを示すことができました。
 
軽度の心臓発作と診断されたクリストファーさんは、2日後に緊急手術を受けて一命を取り留めました。
 
クリストファーさんもティム・クックCEOに、自分の命を救った素晴らしい製品を作ってくれたことへの感謝を伝えるメールを送ったところ、約3時間後に、以下の返信が届きました。
 
クリストファーさん
 
お話を聞かせてくださり、ありがとうございます。必要な治療を受けられたとのことで、大変嬉しいです。
 
どうぞお大事に。
 
ティム
iPhoneから送信
ヘルスケアデータの共有方法はこちら
マイケルさんの命を救ったのは、ヘルスケアデータの項目を、指定した相手と共有できる機能です。
 
この機能は、iOS16以降のiPhoneまたはiPasOS17以降のiPadの「ヘルスケア」アプリの「共有」タブから設定できます。iOS17で新規追加されたメンタルヘルス項目も共有可能です。
 

 
「ヘルスケア」アプリに記録されている項目から、相手と共有したい項目を選択できます。「提案されたトピックを表示」を選択した場合、以下の項目が表示されます。「手動で設定」を選ぶと、自分で選ぶこともできます。
 

「ヘルスケア」の通知:心肺機能、不規則な心拍リズム、ノイズ、ヘッドフォン、歩行安定性
アクティビティと歩行:アクティビティ、アクティブエネルギー、ウォーキング+ランニングの距離、ワークアウト、歩数 など
心臓の健康:安静時心拍数、心電図(ECG)、心肺機能、歩行時平均心拍数
心の健康状態:うつ病リスク、マインドフル時間、心の状態、不安障害リスク
その他の役に立つヘルスケアのトピック:ヘッドフォン音量、環境音レベル、呼吸数、睡眠、体温、体重
服薬:服用している薬

 
共有すると、相手に参加依頼の通知が届きます。受信した側は参加するか辞退するかを選択できます。
 
共有する項目はいつでも変更できるほか、共有も簡単に停止できます。共有を停止すると、データは共有相手のデバイスから削除されます。
Appleイベントの冒頭でも紹介
Apple Watchで命が助かったエピソードは、2023年9月にApple Watch Series 9やApple Watch Ultra 2が発表された新製品発表イベントの冒頭でも流されました。
 
ちなみに、ティム・クックCEOは毎朝4時に起きてメールをチェックし、ワークアウトしてから出社するのが日課だそうです。
 
 
Photo:Apple, KAKE, WLOS
(hato) …

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iPad(第10世代)の未使用品が税込59,800円〜複数のApple製品を初売り

 
iPad(第10世代)、MagSafe充電ケース(USB-C)付きAirPods Pro(第2世代)、iPhone SE(第3世代)の未使用品を2024年の初売りとしてセール販売すると、じゃんぱらが案内しています。
 
また、買取価格をアップするクーポンや、スクラッチカードもプレゼントされます。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Apple製品の未使用品の初売りセールを開催すると、じゃんぱらが案内。
2. MagSafe充電ケース(USB-C)付きAirPods Pro(第2世代)が、早くもセール対象品として登場。
3. iPad(第10世代)は、今秋にiPad(第11世代)に切り替わるとの噂がある。

初売りセール対象製品と、新品価格との比較
じゃんぱらの店頭限定初売りで販売されるApple製品(未使用品)は、下記の通りです。なお、購入可能なのは1人1点です。
 
AppleはiPad(第9世代)の販売を年内に終了、iPad(第10世代)の後継品としてiPad(第11世代)が発表されるとの噂があります。
 
2023年9月に発売されたばかりのMagSafe充電ケース(USB-C)付きAirPods Pro(第2世代)が、早くもセール対象品として登場です。
 

品名
価格(税込)
保証
新品価格(税込)

iPad(第10世代)64GB, Wi-Fi
59,800円
6カ月
68,800円

AirPods Pro(第2世代)MagSafe充電ケース(USB-C)
31,800円
1週間
39,800円

iPhone SE(第3世代)キャリア版SIMフリー64GB
49,800円
3カ月
62,800円

 
なお、この初売りセールは店頭限定で、セール開始日は各店舗の2024年の営業開始日で、セール終了日は1月3日です。
 
ほとんどの店舗は2024年1月1日も営業するのに対し、一部の店舗は同日が休業になりますので、そうした店舗では1月2日から初売りセールが開催されることになります。
 
クーポンやスクラッチカードの獲得条件など詳細は、案内ページでご確認ください。
 

 
 
Photo:じゃんぱら
(FT729) …

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JAL Wi-Fiに繋がらないのはA350だから!?正確な位置情報オンが必要だった

 
日本航空(JAL)のエアバスA350-900(以下、A350-900)に搭乗した際に、機内Wi-Fiサービスに接続できず、キャビン・アテンダント(CA)に確認しても問題が解消せず、何とか自力で解決しましたので報告します。
 
検証の結果、JALのA350-900で機内Wi-Fiサービスを利用しようとする場合、JALアプリに位置情報の使用を許可した上で、更に、「正確な位置情報」をオンにしないと接続できませんでした。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. JAL Wi-Fiで無料Wi-Fiサービスに接続できない場合、搭乗機がエアバスA350-900なのが原因かもしれない。
2. 搭乗機がA350-900では、JALアプリで「正確な位置情報」をオンにしないと機内Wi-Fiサービスに接続できなかった。
3. A350-900以外の機種およびANA便では「正確な位置情報」をオフにしても機内Wi-Fiサービスおよび無料Wi-Fiサービスに接続できた。

JALアプリから機内Wi-Fiサービスに接続できない
筆者がJALのA350-900に搭乗した際に、いつものようにWi-Fiから「JAL Wi-Fi」(ネットワーク表記はJAL-WiFi)に接続しました。
 

 
「JAL Wi-Fi」に接続後、JALアプリから「無料Wi-Fiに接続する」を選択しましたが、接続できませんと表示されました。
 
その後、「JAL Wi-Fi」のネットワーク設定を削除、iPhoneの再起動、JALアプリの再インストールを試しましたが、状況は変わりませんでした。
 
もしや、機内Wi-Fiサービスに何らかの障害があるのではと考え、CAに訪ねましたが、「私のiPadは接続できています」との返答でした。
 

 
CAの返答から、筆者の環境に何らかの原因があると考えて確認した結果、もしや、「正確な位置情報」をオフにしていることが原因かもしれないとの推察に行き当たりました。
 
 なお、これまでは搭乗機がA350-900ではないJAL便を月間1回以上利用してきましたが、機内Wi-Fiサービスに接続できなかったことはありませんでした。
 
今回の事象は、筆者が使用するiPhone12 miniとiPhone14 Proだけではなく11インチiPad Pro(第3世代)でも同様であり、機器固有の問題ではないと考えられました。
 

JALアプリで「正確な位置情報」をオンにしたら接続できた
試しに、JALアプリで「正確な位置情報」をオンにしてみました。
 

 
すると、いつものように機内Wi-Fiサービスへの接続手続きが順調に進みます。
 

 
これまでは表示されなかった「メールアドレスの入力と接続ボタン」が表示されました。
 

 
接続を確立中、の画面も表示されました。
 

 
無事、無料インターネット接続が確立されました。
 

 
JALの「JAL機内エンターテインメントおよび機内Wi-Fiサービス」の説明画面を確認しても、JALアプリで「正確な位置情報」をオンにする、「正確な位置情報」を許可する必要があるとの記述は見当たりませんでした。
 
*JALのWebサイトのどこかには記載されているのかもしれませんが、筆者には見つけられず、CAから指摘されることもありませんでした。
 

 

 
もしもJAL便に搭乗して機内Wi-Fiサービスに接続できない場合、それは搭乗機がA350-900で、「正確な位置情報」をオフにしているからかもしれません。
 
なお、2023年12月30日時点で、JALのA350-900以外の機種および全日本(ANA)便では同様の事象は確認できていません。
 

 

 
今回の便以降に搭乗したJALのA350-900以外の機種では、「正確な位置情報」をオフにしても機内Wi-Fiサービスおよび無料Wi-Fiサービスに接続できました。
 

 
 
Photo:JAL
(FT729) …

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Appleの2023年新製品予想的中率は約50%、11カ月前の予想と実際の結果を確認

 
2023年中に発表されると予想されたAppleの新製品について、結果がどうだったか確認しました。
 
予想通り発表された製品もあれば、期待されながらハズレた製品もあり、一方、2023年1月には全く予想されていなかったにも関わらず発表された製品があったという結果になりました。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. 2023年に発表されると予想されたAppleの新製品に関して、結果を独自検証した。
2. 的中率は、およそ50%だった。
3. AirPods Max(第2世代)やiMac Pro後継モデルなど、もはや数年続けて著名な海外メディアや著名記者、アナリストの予想がハズレている。

2023年中の発表が予想された製品と結果を確認
海外メディアが2023年中に発表されると2023年1月〜3月に予想したAppleの新製品と、実際に発表された製品、発表されなかった製品、予想外だった製品をまとめると、下記のようになります。
 

製品名
予想時期
発表時期

新型HomePod
2023年1月〜3月
2023年1月

新型HomePod mini
2023年1月〜3月
ハズレ

新型Mac mini
2023年1月〜3月
2023年1月

新型Mac Pro
2023年1月〜3月
2023年6月

新型Mac Studio
言及なし
2023年6月

新型ディスプレイ
2023年1月〜3月
ハズレ

新型MacBook Pro
2023年1月〜3月
2023年1月(M2 Pro/M2 Max搭載モデル)

15インチMacBook Air
2023年4月〜6月
2023年6月

ディスプレイ付きHomePod
2023年6月
ハズレ

AR/VRヘッドセット
2023年6月
2023年6月(Vision Pro)

新型AirPods Max
2023年7月〜12月
ハズレ

iPhone15シリーズ
2023年9月
2023年9月

Apple WatchSeries 9
2023年9月
2023年9月

新型iMac
2023年10月〜12月
2023年10月

新型iMac Pro
2023年10月〜12月
ハズレ

新型MacBook Pro
言及なし
2023年10月(M3 Pro/M3 Max/M3搭載モデル)

iPad mini 7
2023年10月〜12月
ハズレ

14インチiPad Pro
2023年秋
ハズレ

Apple製ゲームコンソール
2023年秋
ハズレ

iPad Air(第6世代)
2023年末
ハズレ

 
海外メディア、著名記者、著名アナリストなどの2023年初頭の予想をもとにAppleが2023年に発表すると考えられた製品と、実際に発表された製品を比較した結果、予想的中率はおよそ50%となりました。
2024年中の発表が予想されている製品は?
2024年中の発表が予想されている製品は、M3搭載MacBook Air、新型iPad Pro、新型iPad Air(10.9インチおよび12.9インチ)、iPad mini 7です。
 
2024年9月には、例年通り新しいiPhoneと新しいApple Watchが発表されるでしょう。
 
海外メディアは年明けに2024年に発表される新製品予想を伝えるはずですので、およそ1年後にどうなったか、2024年12月に改めて確認します。
 
 
Photo:Apple Hub/Facebook
(FT729) …

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iPhone & Apple Watch福袋など6種類の充電関連アクセサリー福袋

 
iPhoneやApple Watch用の充電関連アクセサリーが入った6種類の福袋(福袋2024)を、CIOが案内しています。
 
筆者はBelkinの磁気ワイヤレス車載充電器「BOOST↑CHARGE 磁気ワイヤレス車載充電器10W」とCIOのL型USB-Cコネクタ付き両端USB-Cケーブルを組み合わせて使用中ですが、柔らかく取り回しに優れており、安定して充電できています。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Apple製品向けアクセサリーなどを販売する各社が、2024年の福袋や初売りを案内中。
2. CIOは、6種類の福袋を販売中。
3. CIOのケーブルは柔らかく取り回しに優れ、L字コネクタも使用状況次第で便利。

福袋の種類を確認、一部は個数限定
CIOが販売している福袋は、「パープル福袋2024」「ハイスペック福袋2024」「<ブラックセット>SLIM福袋2024」「<ホワイトセット>SLIM福袋2024」「ケーブル・ケーブルガイドクリップ福袋2024」「iPhone & Apple Watch福袋2024」の6種類です。
 
各福袋におけるケーブルは、長さやコネクタの種類、色がパープル、ホワイト、ブラックの3種類から選択するなど複数の組み合わせがありますので、購入を検討なされる方は商品ページで確認下さい。
 
パープル福袋2024
カラーがパープルのケーブルは、1メートルのLightningかUSB-Cが選択できます。
 

販売価格:税込10,000円
割引率:最大22%
限定個数:1,000名

 

 
ハイスペック福袋2024
ハイスペックセットには、ホワイトセットとブラックセットがあります。
 

販売価格:税込15,000円
割引率:最大30%
限定個数:300名

 

 
<ブラックセット>SLIM福袋2024
<ブラックセット>には、組み合わせるケーブルによりLightningセットとUSB-Cセットがあります。
 

販売価格:税込8,888円
割引率:最大30%

 

 
<ホワイトセット>SLIM福袋2024
<ホワイトセット>にも、組み合わせるケーブルによりLightningセットとUSB-Cセットがあります。
 

販売価格:税込8,888円
割引率:最大30%

 

 
ケーブル・ケーブルガイドクリップ福袋2024
ケーブル・ケーブルガイドクリップ福袋2024は、ブラックLightningセットとブラックUSB-CセットおよびホワイトLightningセットとホワイトUSB-Cセットから選択可能です。
 

販売価格:税込2,024円
割引率:最大36%

 

 
iPhone & Apple Watch福袋2024
iPhone & Apple Watch福袋2024は、NanoWaveブラックかNanoWaveホワイトの2種類から選択可能です。
 

販売価格:税込8,888円
割引率:最大32%

 

 
 
Photo:CIO (1), (2), (3), (4), (5), (6)
(FT729) …

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Boseの新型ノイズキャンセリングヘッドホンを比較評価〜見た目同じでも性能向上

 
BoseのノイズキャンセリングヘッドホンのハイエンドモデルであるBose QuietComfort Ultraヘッドホン(以下、QC Ultra)と、Bose QuietComfort Headphones(以下、QCヘッドホン)を試してみました。
 
筆者が所有しているBose QuietComfort 35 Ⅱ(以下、QC35 Ⅱ)、Bose QuietComfort 25(以下、QC25)を含めた4機種で、イマーシブオーディオ(空間オーディオ)の効果やノイズキャンセリング性能を比較しました。
 
QC UltraはこれまでのQuietComfortヘッドホンシリーズとは全く異なるデザインを採用して高級感を加味、QCヘッドホンはQC35 Ⅱよりもノイズキャンセリング性能が向上しています。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Bose QuietComfort UltraおよびをBose QuietComfortヘッドホンを、Bose QuietComfort 35 Ⅱ、Bose QuietComfort 25と比較。
2. Bose QuietComfort Ultraのイマーシブオーディオは魅力的だが、操作性はこれまでのQCヘッドホンシリーズと異なるので慣れが必要。
3. Bose QuietComfort UltraとBose QuietComfortヘッドホンのいずれも、これまでのモデルよりもノイズキャンセリング性能が向上しているのを確認。

比較対象製品と、ノイズキャンセリング製品の愛用歴
BoseよりQC UltraとQCヘッドホンを貸し出して頂きましたので、筆者が使用するQC35 Ⅱと、筆者の家族が使用するQC25を比較しました。
 
筆者の、ノイズキャンセリングヘッドホン使用歴は下記の通りです。
 
Bose

QuietComfort 3
QuietComfort 25
QuietComfort 35 Ⅱ

 
他社製品

ソニー MDR-NC500D

 
AirPods Maxは試聴するも、約385グラムの重さは245グラム前後のBoseやソニーのQCヘッドホンシリーズと比較しても重すぎで、Apple製品との相性の良さを加味しても許容できず、それでいてBoseやソニーに劣るノイズキャンセリング性能のわりに高額な価格、特別優れているとは感じないデザインにより、購入していません。
 
Bose QuietComfort Ultra Earbudsのレビュー記事でもお伝えした通り、筆者がノイズキャンセリングヘッドホンおよびイヤホンに求める性能で最も重視するのはノイズキャンセリング性能です。音質の良い音楽を聞きたいなら、ソニー MDR-CD900STで満足しているからです。
 
今回の比較は、屋内、屋外、飛行機内、電車内の使用で行いました。
 
▼ 比較評価項目と評価結果
▼ デザイン
▼ ノイズキャンセリング性能
▼ 操作性
▼ 音質
▼ 駆動時間と充電環境
▼ まとめ
 
比較評価項目と評価結果
4製品を、「デザイン」「ノイズキャンセリング性能」「操作性」「音質」「駆動時間と充電環境」の項目で比較評価した結果が下記の通りです。
 
QC Ultraは新しいハイエンドモデルなので当然としても、QCヘッドホンのノイズキャンセリング性能がQC35 Ⅱよりも明らかに優れているのに進化を感じました。
 
イマーシブオーディオに興味がなく、ノイズキャンセリング性能だけで選択するのであればQC UltraとQCヘッドホンの差はほぼ無く、価格の安いQCヘッドホンを選択しても十分満足できます。
 
装着感や音質の評価は、個人差(相性)がありますのでご了承ください。下記の評価点数は、製品による違いを明確にするためあえて差をつけています。
 

項目
BoseQuietComfortUltra
BoseQuietComfortヘッドホン
BoseQuietComfort35 Ⅱ
BoseQuietComfort25

デザイン
5
3
3
3

ノイズキャンセリング性能
5
5
4
3

操作性
3
5
5
4

音質
5
4
4
4

駆動時間と充電環境
5
4
4
評価外

 
デザイン
QC UltraのデザインはこれまでのQCシリーズヘッドホンとは異なり、ソニー WH-1000XMシリーズに寄せてきた感じです。
 
対して、QCヘッドホンのデザインはQC25以降の見慣れたデザインです。ハイエンドモデルの地位をQC Ultraに譲ったことで、QC45と比べてカジュアルな本体カラーが採用できたのかもしれません。
 
QC Ultraの重さは約250グラム、QCヘッドホンやQC35 Ⅱ、QC25などはいずれも約240グラムです。
 
QC Ultraのヘッドバンドから伸びるアームは、金属ではなく金属調のプラスチックです。
 

 
QC Ultraの収納ケース(下記画像右)のデザインはQCヘッドホン(下記画像中央)のものを基本としながら、少しデザインを変えてあり丸みを帯びています。
 
QCヘッドホンの収納ケースもQC35 Ⅱと微妙に異なり、ジッパータブの素材や、背面のポケットの廃止などの違いがあります。
 

 
QC Ultraの収納ケースにはイヤーカップが収まる凹みが設けられており、ケース内で動いて擦過傷がつくことを防いでいます。
 

 
QC UltraとQCヘッドホンのヘッドバンドの内側は皮革調の素材で、QC35 Ⅱのバックスキン調の素材と異なります。
 

 
ノイズキャンセリング性能
QC UltraとQCヘッドホンのノイズキャンセリング性能はほぼ互角で、QC35 Ⅱよりも優れています。
 
また、アウェアモードでの外部音の聞き取りやすさが向上したように感じました。
 
QC25はノイズキャンセリングをオンにした無音の状態ではホワイトノイズがわずかに聞こえるのに対し、QC35 Ⅱ、QC UltraとQCヘッドホンでは気になりませんでした。
 

 
操作性
音量調整などをボタンで操作するQCヘッドホンとそれ以前のモデルに対し、QC Ultraはイヤーカップのタッチセンサーで行います。
 
微妙な音量調整は、ボタン式のほうが優れていると感じました。
 

 

 
音質
やはり、QC Ultraのイマーシブオーディオ(イマーションモード)は効果的です。
 
QC25を普段愛用している筆者の家族がQC35 Ⅱには興味を示さなかったのに対し、QC Ultraのイマーシブオーディオを体験するとQCヘッドホンに戻りにくくなると評価していました。
 
ただし、リズムゲームではいずれのワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホンも音声の遅延があったと報告しています。
 
Boseのノイズキャンセリングヘッドホンには3.5mm – 2.5mmオーディオケーブルが付属しますので、音声の遅延を感じる場合は有線接続に切り替えたほうが良さそうです。
 
当然、有線接続にのみ対応するQC25では音声の遅延はありません。
 

 
駆動時間と充電環境
バッテリー駆動時間は、QC Ultraが最大24時間(イマーシブオーディオ再生時は最長18時間)、QCヘッドホンは最大24時間、QC35 Ⅱは最大20時間です。
 
QC UltraとQCヘッドホンの充電端子はUSB-Cなので、QC35 Ⅱのように出張時にそれにしか使わないmicroUSBケーブルを持ち歩く必要がありません。
 
QC25のノイズキャンセリング機構は単4電池で動作、アルカリ乾電池で約35時間の使用が可能です。
 

 
まとめ
総合評価点数だけを考えれば、オススメはQC Ultraです。イマーシブオーディオ対応と新デザインは、「新しいノイズキャンセリングヘッドホンを購入した!」との満足が得られるでしょう。
 
ただし、販売価格は税込59,400円(公式サイト)と、これまでのQCシリーズヘッドホンよりも高額です。
 
QCヘッドホンの販売価格は税込46,200円(公式サイト)なので、これまでのQCヘッドホンと大きく変わりません。
 
価格も含めて評価すると、イマーションモード必須でデザインが気に入ったならQC Ultra、他社のノイズキャンセリングヘッドホンに不満があり、Boseのノイズキャンセリングヘッドホンを初めて試すならQCヘッドホンが良いのではと感じました。
 
Boseは特別価格でのセール販売を実施したり(現在も実施中)、Amazonの公式ストアでは公式サイトの価格よりも安く販売しています。
 
筆者宅では、QuietComfort Earbuds Ⅱを使用してきた筆者はQuietComfort Ultra Earbudsをレビュー後に注文済み(自腹購入)、QC25を愛用してきた家族がQC Ultraの購入を検討中です。
 

 

 
 
参考URL:Bose QuietComfort Ultra Headphones, Bose QuietComfort Headphones
(FT729) …

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中国Luxshare、iPhone製造で主導権を握る?

 
Appleは中国からベトナムやインドなどの国々へと生産移管を進めていると以前から報じられていましたが、Appleサプライチェーンにおける中国サプライヤーLuxshareの存在感が増してきている、と英Financial Timesが報じています。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleサプライチェーンにおける中国サプライヤーLuxshareの存在感が増している。
2. 台湾PegatronからiPhone組み立て工場を買収し、中国子会社を傘下に収めた。
3. iPhone製造が以前ほど儲からなくなってきている中、新時代の始まりを意味している。

台湾PegatronからiPhone組み立て工場を買収
中国深センを拠点とするLuxshareが、台湾Pegatronの中国子会社を傘下に収めたことが明らかになりました。これは、iPhone製造が以前ほど儲からなくなってきている中、中国拠点のメーカーが国内で勢いを増している新時代の始まりを意味しているとの見方もあります。
 
最もシェアの高いiPhone組み立てサプライヤーである台湾のFoxconnは、Luxshareからのより大きなプレッシャーにさらされています。LuxshareはAppleの複合現実(MR)ヘッドセットVision Proの組み立てを一手に担っていることでも知られています。
Appleはインドでの投資を加速
中国サプライヤーが勢いを強める一方で、Appleはサプライチェーン多様化のためインドでの投資を加速させています。The Wall Street Journalは12月、全世界のiPhoneのうち4台に1台がインド製となる日もそう遠くはないと伝えました。
 
Bloombergも同月にAppleのインドへの投資拡大を報じており、新たな50,000人規模のiPhone組み立て工場の建設も計画されています。
 
 
Photo:Reddit
(lexi) …

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iPhone17/17 Proのスペックに関する噂と独自予想〜ディスプレイが大変革

 
iPhone17シリーズおよびiPhone17 Proシリーズについて、現在報告されている噂がまとめられていますので、内容を確認してみます。
 
また、これまでのモデルで確認されたコードネームと識別子からそれらを、TSMCの製造プロセス見通しから搭載されるApple Aシリーズの製造プロセスを独自予想します。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone17シリーズおよびiPhone17 Proシリーズに関する噂を確認。
2. これまでのモデルからコードネームと識別子を、搭載されるAシリーズの名称と製造プロセスを独自予想した。
3. iPhone17 Proシリーズにはついに画面下埋め込み型Face IDが搭載、パンチホールデザインになるとみられている。

iPhone17/17 Proシリーズのスペックを予想
iPhone17シリーズおよびiPhone17 ProシリーズについてMacRumorsがまとめた噂をスペック表にすると、下記のようになります。
 
それに、筆者独自予想のコードネームと識別子、Apple Aシリーズの名称と製造プロセスを加えました。
 
iPhone17シリーズで注目される新機能はリフレッシュレートが120Hzになること、iPhone17 Proシリーズに画面下埋め込み型Face IDが搭載され、長円+丸型のDynamic Islandが丸型が1つだけのパンチホールになると考えられている点です。
 


iPhone17
iPhone17Plus
iPhone17Pro
iPhone17Pro Max

ディスプレイサイズ
6.27インチ
6.86インチ
6.27インチ
6.86インチ

アスペクト比

19.6:9

リフレッシュレート

120Hz(ProMotion)

生体認証

Face ID

Face ID(画面下埋め込み)

望遠カメラ

1,200万画素

4,800万画素

Wi-Fi

Wi-Fi 6E

Wi-Fi 7

コードネーム筆者予想
D57
D58
D103
D104

識別子筆者予想
iPhone17,4
iPhone17,5
iPhone18,1
iPhone18,2

SoC筆者予想

A19TSMC 3nm

A19 ProTSMC 2nm

 

 
 
Photo:Apple Hub/Facebook (1), (2)
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Vision Proの真打ちが2027年に発売〜新方式ディスプレイを搭載し画質向上

 
Appleは、Vision Proを2024年に発売して市場(空間コンピュータ、複合現実)への参入を果たし、2025年に廉価モデルを追加、2027年に大幅に画質が向上する新方式ディスプレイを搭載し、一般層に普及させることを狙っているのかもしれません。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleは、2027年モデルのVision Proに新方式有機ELディスプレイを搭載する可能性が高い。
2. RGBの3原色の発光素子を持つマイクロOLEDディスプレイで、画質が大幅に向上する見込み。
3. 2025年モデルのVision Proの予想販売価格は、約213,800円〜約355,800円。

2027年モデルのVision ProがiPhone4のような反響を得られるかも
韓国の有機EL(OLED)ディスプレイサプライヤー情報に詳しいThe Elecが、Appleは2027年モデルのVision ProにRGBの3原色の発光素子を持つマイクロOLEDディスプレイ(OLEDoS:OLED on Silicon)を搭載することを計画していると伝えています。
 
2024年に発売されるVision Proに搭載されるのもマイクロOLEDディスプレイで、ソニーが供給しますが、こちらは白色光にRGBフィルターを組み合わせることでカラー化を実現しているものです。
 
AppleはiPhone4にRetinaディスプレイを搭載して解像度を向上させたように、2027年モデルのVision Proに3原色の発光素子を持つマイクロOLEDディスプレイ(RGB-OLEDoS)を搭載して大幅に画質と表現力を向上させることを計画しているのかもしれません。
 
それが実現された場合、ユーザーは高い没入感と現実と見紛う映像表現を感じることができるでしょう。
2025年モデルのVision Proは約213,800円〜?
なお、値下げが実現される見通しの2025年モデルのVision Proですが、販売価格は2024年モデルの半額となる1,500ドル(約213,800円)〜2,500ドル(約355,800円)との予想をサプライヤー筋が伝えています。。
 
 
Photo:Apple Hub/Facebook
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Galaxy S24とS24+が値下げ、S24 Ultraが値上げへ!?仕様も判明

 
Galaxy S24とGalaxy S24+の欧州における販売価格が現行モデルと比べて値下げされる一方、Galaxy S24 Ultraは値上げされる見通しです。
 
Galaxy SシリーズもiPhone15シリーズと同様、ベースモデルとフラッグシップとの差別化の範囲が拡がりそうです。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Galaxy S24とGalaxy S24+は値下げ、Galaxy S24 Ultraは値上げされる可能性が高い。
2. Galaxy S24 UltraはiPhone15 Proシリーズ同様、チタニウム合金製筐体採用による部品原価上昇が理由と考えられる。
3. Galaxy S24とGalaxy S24+は値下げは、需要喚起が目的かもしれない。

ベースモデルとフラッグシップとの価格差拡がる
GalaxyClubの情報によれば、Galaxy S24とGalaxy S24+の欧州における販売価格は現行モデルと比べて50ユーロ(約7,800円)値下げされ、Galaxy S24 Ultraの販売価格は100ユーロ(約15,600円)値上げされるとのことです。
 
Galaxy S24とGalaxy S24+の値下げは需要喚起を期待したものとも考えられますが、Galaxy S24 Ultraの値上げは部品原価上昇が原因でしょう。
 
Galaxy S24 Ultraの筐体はチタニウム合金製になりますが、先にチタニウム合金製筐体を採用したiPhone15 Pro Maxの筐体だけの部品原価は、43%(約7,500円)上昇していました。
 
iPhone15 ProとiPhone15 Pro Maxの2機種がチタニウム合金製筐体を採用することで仕入れコスト削減(仕入れ数量増加によるコスト削減効果)が期待できるiPhone15 Proシリーズに対し、Galaxy S24シリーズでチタニウム合金製筐体を採用するのはGalaxy S24 Ultraだけなので、原価上昇は約7,500円では収まらないと考えられます。
Galaxy S24シリーズのスペック表がリーク
海外ではGalaxy S24シリーズのスペック表も出回っており、Appleと比べた情報管理の甘さが気になります。
 

 
 
Photo:SamMobile, Notebookcheck
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【12月28日】iPhone14、月額1円セールの最新状況を調査

 
2023年12月27日に端末の割引販売に関する新規制が適用されたことを受け、家電量販店でのキャリア版iPhoneセールの状況を調査しました。多くのキャリアがiPhone14を値上げしており、ソフトバンクがiPhone14(128GB)の月額1円販売を継続していますが、条件が大きく変更されています。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. 端末割引に関する新規制を受けて、キャリアの販売状況を調査
2. 多くのキャリアはiPhone14の販売価格を値上げ
3. ソフトバンクはiPhone14の月額1円販売を継続も、条件変更

通信キャリアによるiPhoneセール
家電量販店等の販売代理店において、MNPで残価設定型契約を申し込むこと等を条件にキャリア版スマートフォンが割引価格で販売されています。
 
2023年12月26日まではMNP等での残価設定型契約を条件に、ドコモ版、ソフトバンク版、au版のiPhone14(128GB)が月額1円~2円で提供されていました。
 
しかし、総務省が端末の割引販売に関する規制を変更し、2023年12月27日に改正電気通信事業法施行規則が施行されました。
 
通信プランとのセット販売時の割引上限が従来の2万円から4万円に変更される一方で、端末自体の割引(白ロム割引)への規制により、iPhoneの「一括1円」での販売が禁止されています。
 

 
新規制の適用開始後の2023年12月27日に筆者が西日本地域のビックカメラを訪問したところ、ドコモやauではiPhone14の月額1円販売を終了していました。
 
ソフトバンクは以下画像の通りiPhone14を月額1円で販売していましたが、1年後の返却が前提となっており、使用できる期間が従来の2年間から大幅に短縮されています。
 

 
また、新規制では通信契約とのセットで購入することによる割引幅が2万円から4万円に拡大されましたが、店頭のポップでは4万円での割引を実施しているキャリアは確認できませんでした。今後、キャリア間の競争により割引幅が変更となる可能性もあり、動向に要注目です。
 
現行のiPhone14のセール情報は下表の通りです。
 
iPhone14

製品名
価格(税込)

au版iPhone14(128GB)
19,860円/月
(1カ月目:874円/月、2カ月~23カ月目:863円/月)

ソフトバンク版iPhone14(128GB)
1円/月
(1カ月目~12カ月目:1円/月)

 
 
(seng) …

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Waymoの自動運転、人間ドライバーを圧倒!

 
Googleと同じAlphabet傘下の自動運転車開発企業Waymoは、自律走行車と人間のドライバーの事故発生率を比べる新たな研究を公開しました。これによれば、自律走行車のほうが人間のドライバーよりも傷害を伴う衝突率が85%減り、警察に報告された衝突率も57%減少したとのことです。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Alphabet傘下の自動運転車開発企業Waymoが、新たな研究を公開した。
2. 自律走行車のほうが人間のドライバーよりも衝突率が85%減ったという。
3. Appleの自動運転車Apple Carの登場は2030年頃と言われている。

もう人間ドライバーを超えていた?
Waymoはカリフォルニア州車両管理局の登録から、Apple Carの開発を進めるAppleなどの競合相手をはるかに上回る数の自動運転車プロジェクトのドライバーを擁することが判明していますが、同社が公開した研究によれば、自律走行車のほうが人間のドライバーよりも安全であることが明らかになったとのことです。
 
研究は、完全自律走行距離714万マイル(約1,150万キロメートル)以上で報告された事故数を比較したものとなっていますが、以下の事実が実証されたそうです。
 

軽傷から重傷、死亡事故まで、あらゆる傷害を伴う衝突率が85%減少
 
警察に報告された衝突率が57%減少

 
つまり、Waymoの自律走行車が走行した場合、人間のドライバーと比べて負傷者の数は推定17人少なく、警察に報告された衝突の数は20件少なかったことになります。
Apple Carは2030年頃登場
Appleは今年に入ってから自動運転車プロジェクトのドライバー数を再び増やしていますが、実際に製品化が実現するのは2030年頃とみられています。
 
Apple Carの提供方法については諸説あり、サブスクリプション形式、ピックアップトラック型、ミニバン型などの噂がこれまでに浮上しています。
 
 
Photo:Waymo
(lexi) …

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Apple、Vision Proにクッション材質カバーを採用?

 
Appleは香港知的財産局から、70以上のVision Proの付属品の意匠権を新たに取得しました。これらの中には、Vision Proのレンズ部分に取り付けるカバーやiPhone用バッテリーパックも含まれています。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleは香港知的財産局から、70以上のVision Proの付属品の意匠権を新たに取得した。
2. レンズ部分に取り付けるカバーやバッテリーパックも含まれている。
3. 追加のヘッドバンドのデザインは含まれていないようだ。

気になるVision Proのクッション
Appleの複合現実(MR)ヘッドセットVision Proには様々な付属品が存在するとは以前から噂されていましたが、今回、取得された意匠権からその一部の詳細が明らかになりました。
 
70以上ある新たなに取得された意匠権の中でも、正面部分に取り付けるカバーが一段を興味を引きます。
 

 
これがヘッドセットの保護目的なのか、それも仮想現実(VR)モードに特化するための覆いのようなものなのかは不明ですが、クッション材質と網目模様を確認することができます。
 
他に目を引くのは、バッテリーパックです。こちらはどうやらiPhone用のようで、Vision Pro用の「Magic Battery」とは異なるようです。
追加のヘッドバンドは含まれず?
Vision Proの長時間の利用を可能とする追加のヘッドバンドのデザインは今回の一連の意匠権の中には含まれていないようです。
 
今年7月時点で、Vision Proの追加のヘッドバンドのデザインはまだ完成していないと報じられていましたが、来年2月の米国発売を控えた今、もうほぼ出来上がっているのは間違いないのではないでしょうか。
 
 
Photo:Patently Apple, Apple
(lexi) …

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インドのモディ政権と巨大財閥の闇、「ハッキング警告」送ったAppleに圧力

 
インドのモディ政権が野党政治家のiPhoneをハッキングした疑惑が報じられた後、政府関係者がAppleに警告文の内容を改めるよう、圧力をかけていたことが明らかとなりました。政財界の癒着も次第に明らかとなる中、Appleは政府との関係維持とプライバシー尊重の間で葛藤に直面しています。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. 政府主導のハッキング疑惑が浮上した後も、政権がAppleに圧力をかけていたことが発覚。
2. 財閥に不都合な記事を掲載しようとした人物のiPhoneに、政府系スパイウェアが送り込まれていた。
3. 市場規模を考えると、Appleとしてはなかったことにしたいのが本音か。

モディ政権は「警告」に激怒
インドの野党政治家や運動家など、政権与党と敵対する人物たちのiPhoneに、同国政府がハッキング攻撃を仕掛けていた疑惑が報じられたのは2023年10月のことです。
 
Appleのハッキング検知システムが自動送信した警告画像は、攻撃を受けた政治家たちによって一斉にX(Twitter)上で公開されたため、モディ政権は国際的な批判に晒される結果となりました。
 
実際にハッキングが行われたかどうかについて、Appleは「(攻撃検知システムは)完全でも完璧でもない」として明言を避けましたが、モディ政権がこころよく思うはずがありません。
 
Washington Postの取材によって、政権関係者が現地のAppleに電話をかけ「政治的な影響を和らげるよう」警告の内容を見直すべきだと、圧力を掛けていたことが新たに分かりました。匿名を条件に語った人物によると、政権は「非常に怒っていた」そうです。
財閥に不都合な人間にスパイウェアを送り込む
Appleに圧力を掛けた背景を掘り下げていくと、モディ政権が財界と結託し、なりふり構わず権力を維持しようとする姿勢が浮かび上がってきます。
 
ハッキング被害の警告を受け取ったiPhoneユーザーたちには、モディ政権以外にも同氏と深い仲にある、インドのインフラを一手に担うAdani財閥に批判的だったという共通点がありました。
 
事実、組織犯罪や汚職の撲滅をプロジェクトに掲げる団体OCCRPが、証券取引法に違反しているとする記事を公開するとAdaniにメールで告知したところ、メール送信後から24時間以内に、イスラエルのスパイウェア企業NSO Groupの開発する「Pegasus」が仕込まれていたそうです。
 
このPegasusは政府機関にしか提供されていないため、Adaniとモディ政権に繋がりがあることを裏付ける証拠と考えることも不自然ではありません。
 
他にもWashington Postは、モディ政権の経済顧問を務める人物が、Appleと経済界の大物ジョージ・ソロス氏を結びつけるかのような陰謀論を展開し、火消しに躍起になっていることにも触れています。
悩ましいApple
ユーザープライバシーの尊重を声高に宣伝するAppleとしては、本来であれば、こうしたモディ政権の圧力は断固として跳ね除けたいに違いありません。米国では、FBIと真っ向から対立した過去もあります。
 
しかし世界最大級のスマートフォン市場であり、政府の支援を受けてiPhoneの量産拠点を拡大している現状を踏まえると、ここで政権と対立して締め出しを食らうのは何としてでも避けたいはずです。同じように中央集権が目立つ中国でも、Appleは粛々と政府当局の意向に従って、何度も物議を醸してきた過去があります。
 
残念ながらAppleとしては、今回の警告はただの“アクシデント”で済ませたいのが本音でしょう。
 
 
(kihachi) …

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禁止命令の一時停止、Apple Watch Series 9とUltra 2が店頭に復活

 
政府機関である米国際貿易委員会(USITC)の裁定を受け、12月24日(現地時間)から米国内で販売停止となっていたApple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2の販売が、現地Apple Storeで復活しました。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. 最新Apple Watchの販売が米国で復活した。
2. 特許侵害にもとづく輸入禁止命令を受け、Appleは24日から販売を停止していた。
3. 今後は侵害を認めたUSITCとの裁判に注目が集まる。

一時的な禁止命令の差し止め
血中酸素濃度の測定機能がMasimoの所有する特許を侵害しているとして、輸入禁止命令(海外で生産し米国に輸入しているため)が下っていたApple Watchですが、AppleがUSITCの判断を不服として控訴裁判所に上訴したことで、少なくとも一時的に販売が復活する運びとなりました。
 
すでに現地Apple Storeでは、Apple Watch Series 9/Ultra 2ともに陳列が復活しているほか、オンラインストアでも28日12時から販売が再開される見通しです(執筆時点では血中酸素ウェルネスアプリに対応していないApple Watch SEしか購入できない状態となっています)。
 

うっかりMasimoの特許を侵害してしまった?
血中酸素濃度の測定機能は、2020年に登場したApple Watch Series 6以降で採用されていますが、Masimoとの争いで公開された文書からは、少なくとも2013年の時点でこの機能をAppleが計画していたことが分かっています。
 
しかし「Appleをナンバー1にする技術開発を手助けする」という甘い言葉を真に受けて、Misimoの従業員を精査せずに引き抜いた結果、待っていたのは泥沼の特許侵害訴訟でした。しかもこのラブコールを受け取ったのは、他ならぬティム・クック最高経営責任者(CEO)本人だったことも文書から明らかになっています。
控訴裁の判決が今後の鍵に
控訴裁が輸入禁止命令を差し止めたことで、何とか販売再開にこぎつけたAppleですが、同社の申し立てが検討の結果棄却されれば、特許問題を解決しない限り再びApple Watchはストアから姿を消すこととなります。もちろん、2024年1月から始まるUSITCとの裁判に敗れれば言わずもがなでしょう。
 
Wedbush証券のアナリストが「法的問題を考えると、Appleにとって予想外の大勝利」とReutersに語ったように、いずれにしてもソフトウェアの設計を全面的に見直さなければ、依然として暗雲が立ち込めていることに変わりはなさそうです。
 
 
(kihachi)
 
 
※Apple Watchの血中酸素ウェルネスアプリの測定値は、自己診断または医師との相談を含む医療での使用を目的とするものではなく、一般的なフィットネスとウェルネスのみを目的としています。 …

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折りたたみiPadもしくはiPhoneの開発が次の段階に!?部材のサンプル提供依頼

 
折りたたみiPhoneなのか、もしくは折りたたみiPadなのか、Appleは折りたたみモバイルデバイスの開発においてキーコンポーネントとなるベアリングのサンプル出荷依頼を3つのサプライヤーに対して行ったようです。
 
ベアリングは、折りたたみiPhoneもしくは折りたたみiPadのヒンジ(蝶番)周辺に用いられるものでしょう。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleが開発中の折りたたみモバイルデバイス用ベアリングのサンプル提供依頼を、3社に行った。
2. 折りたたみディスプレイとヒンジの開発に目処がたったのかもしれない。
3. Appleは折りたたみiPadと折りたたみMacBookを開発した後、機構を小型化して折りたたみiPhoneに応用するとの噂がある。

折りたたみディスプレイの開発に目処がたったことで次の段階へ
Appleは既に、折りたたみiPhoneもしくは折りたたみiPad用ヒンジの開発と耐久テストを実施済み、有機ELディスプレイのサンプル提供を依頼済みとの情報があります。
 
今回、新たにベアリングのサンプル提供依頼がなされたのだとすれば、ヒンジと折りたたみ有機ELディスプレイの開発に目処がたったことで、いよいよ周辺部材の開発に移行したのかもしれません。
 

折りたたみiPadか折りたたみMacBook用?
Apple製折りたたみモバイルデバイスとしてまずは内部スペースにゆとりがある折りたたみiPadが開発され、次にその技術を活かした折りたたみiPhoneが開発されるとの噂があります。
 
その為、今回サンプル提供依頼がなされたベアリングは、折りたたみiPadもしくは並行して開発されている20.25インチ折りたたみMacBook用のものかもしれません。
 
折りたたみiPhoneが開発されているとすれば当然、これらの製品よりも小型ですので、同等の耐久性と性能を備えたベアリングの開発は難易度が高く、出荷予想台数も多いと考えられますので、サプライヤーは要求性能を満たしながら量産体制を整える必要があります。
 
 
Photo: Apple Hub/Facebook, Patently Apple
(FT729) …

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Apple Watch販売停止の悪夢、きっかけはクックCEOに10年前届いたメール?

 
Apple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2が米国で販売中止となったきっかけが、今から十年前、Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)のもとに届いたメールではないかとの説が浮上しています。彼にメールを送った人物は、Appleが特許を侵害したとされるMasimoの従業員でした。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. ライバル会社の従業員から採用希望のメールがクックCEOのもとに届いた。
2. 採用した結果、Appleはライバルの特許を侵害することとなった。
3. この従業員は、Appleでも問題を起こしすぐに退職したが、技術はそのまま採用された。

Masimoの従業員からアピールが届いた
Bloombergによると、本国でApple Watchの販売が中止される異例の事態は、係争相手であるMasimoの従業員(当時)が、Appleのティム・クックCEOに送った、一通のメールに端を発するそうです。
 
Masimoに在籍していたマルセロ・ラメゴ氏は2013年、大胆にもティム・クックCEOに「医療、フィットネス、ウェルネス市場でAppleをナンバー1ブランドにする、新たなテクノロジーの波を作る」手助けができると書いたメールを送りつけました。
 
このメールを送ってから数カ月後、めでたくラメゴ氏はApple Watchのセンサーを開発するエンジニアとして採用され、血中酸素濃度を測定するセンサーやアルゴリズムの特許を次々と申請します。
 
これが悪夢の始まりでした。Masimoによれば、もともとラメゴ氏は血中酸素濃度の測定技術に関する知識を持ち合わせておらず、同社で得た知識をそのままAppleに流していたそうです。
販売中止になった経緯
2020年発売のApple Watch Series 6以降であれば、ユーザーは専用のウェルネスアプリを通して、体内に取り込まれた酸素のレベル(血中酸素濃度)を測定することができます。
 
しかし、同機能の特許権をAppleに侵害されたとするMasimoの言い分を、政府機関である米国際貿易委員会(USITC)が認めたため、米国内では2023年12月24日(現地時間)、最新のApple Watchが販売中止となりました。Appleはこの判断を不服とし、USITCを相手取って米連邦巡回控訴裁判所に上訴しています。
悪夢のクリスマスイブに
結局ラメゴ氏は、マネージャーと衝突するだけでなく、数億円単位の予算や、無断でエンジニアを雇用する裁量権を要求するなどの振る舞いが問題となり、数カ月でAppleを退職することとなります。
 
もし10年前、こんな人物に耳を貸さなければ、よりによってクリスマスイブにApple Watchの販売を取りやめる必要もなかったのではないか――ティム・クックCEOが悔しがる気持ちは想像に難くありません。
 
幸いにも日本では、Apple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2ともに販売が続いていますが、Masimoの特許を侵害しないよう設計の見直しは必至で、今後何らかの影響が及ぶ可能性もあります。
 
 
(kihachi)
 
 
※Apple Watchの血中酸素ウェルネスアプリの測定値は、自己診断または医師との相談を含む医療での使用を目的とするものではなく、一般的なフィットネスとウェルネスのみを目的としています。 …

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iPhone14が安く!ソフトバンク「新トクするサポート(バリュー)」提供開始

 
ソフトバンクは12月27日から、48回払いのうち最大36回分のスマートフォン機種代金支払いが免除される新たな購入プログラム「新トクするサポート(バリュー)」の提供を開始しました。iPhone14(128GB)が、支払い総額21,996円(税込)で購入可能です。ソフトバンクの回線契約がなくても利用可能です。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. ソフトバンクが「新トクするサポート(バリュー)」の提供を開始。
2. 48回分割払いのうち12回だけ支払えば残りの機種代金が免除される。
3. iPhone14(128GB)が21,996円(税込)で購入可能。

 
48回分割のうち12回だけ支払えば残債を免除
ソフトバンクが12月27日から提供を開始した「新トクするサポート(バリュー)」は、2021年11月から提供されている従来の「新トクするサポート」では48回払いのうち最大24回分となっていた機種代金の支払い免除が、48回払いのうち最大36回分に拡大しているのが特徴です。
 
また、1回目〜12回目の分割額が、13回目以降の分割額よりも安く設定されているため、最初の12回分だけ支払い、次の機種に買い換えた場合の負担額が大きく引き下げられています。
 
13カ月目以降に買い換える際、使っていた機種はソフトバンクが回収します。ソフトバンクが査定した結果、条件を満たさない場合、機種回収に加えて最大22,000円(不課税)の支払いが必要となります。
 
なお、「新トクするサポート」は、ソフトバンクの回線契約がなくても利用可能です。
iPhoneは、iPhone14(128GB)だけが「バリュー対象」
「新トクするサポート(バリュー)」の開始に伴い、従来の「新トクするサポート」は名称を「新トクするサポート(スタンダード)」に変更して継続されます。
 
「バリュー」は、最新・最高スペックではないモデルを手軽に購入できるプログラム、「スタンダード」は、最新・最高スペックの機種も購入しやすくなるプログラム、と棲み分けがされています。2つのプログラムは、購入する機種によって決まるため、ユーザーが選ぶことはできません。
 

 
ソフトバンクが取り扱っているiPhoneシリーズのうち、「バリュー」の対象となるのはiPhone14(128GBモデル)のみです。最新モデルのiPhone15/iPhone15 Proシリーズなどは、「スタンダード」が適用されます。
 

 
プログラム開始時点では、iPhone14のほか、以下のモデルが「バリュー」適用対象と発表されています。
 

Google Pixel 8(128/256GB)
Xiaomi 13T Pro
motorola razr 40s

 
iPhone14とiPhone SE(第3世代)の価格が逆転!
「新トクするサポート(バリュー)」の適用対象となるiPhone14(128GB)と、「新トクするサポート(スタンダード)」の対象となるiPhone SE(第3世代)(128GB)で、購入価格を比較してみました。
 
「バリュー」対象のiPhone14なら21,996円で購入可能
ソフトバンクが公表している、iPhone14(128GBモデル)を「新トクするサポート(バリュー)」を利用して購入した場合の支払額(全て税込)は以下のとおりです。
 

現金販売価格・割賦販売価格:137,520円
分割支払額(1~12回):1,833円/月
分割支払額(13~48回):3,209円/月

 
12回の支払い後に「新トクするサポート(バリュー)」を適用すると、支払額は1,833円 x 12回で21,996円となります。
 

 
iPhone SE(第3世代)の同容量だと26,784円
ホームボタン付きのスタンダードモデルとして人気のあるiPhone SE(第3世代)は、「新トクするサポート(スタンダード)」の適用対象です。
 
「バリュー」対象のiPhone14と同じ128GBモデルだと、支払額は以下のとおりです。
 

現金販売価格・割賦販売価格: 81,360円
分割支払額(1~24回):1,116円/月
分割支払額(25~48回):2,274円/月

 
24回の支払い後に「新トクするサポート(スタンダード)」を適用すると、支払額は1,116円 x 24回で26,784円となります。
 
現金販売価格で5万円以上の差があるiPhone14のほうが、支払い総額でiPhone SE(第3世代)を下回る逆転現象が発生しています。
 

 
なお、上記の価格はすべてソフトバンクオンラインショップおよびソフトバンク直営店の価格であり、機種代金は店舗ごとに異なります。
商戦期に向け、ドコモ、auも追随か?
ソフトバンクの新プログラムが提供される12月27日は、スマートフォンの割引上限額を定めた電気通信事業法の新ルールが適用開始される日です。新ルールでは、端末の値引き上限が最大20,000円から最大40,000円に引き上げられています。
 
「新トクするサポート(バリュー)」適用対象の機種に「値引き」が適用された場合、ユーザーの実質負担額はかなり引き下げられると見込まれます。
 
最新モデル、最上位モデルにこだわらず、1年ごとに買い替えたいユーザーにとっては、魅力的な選択肢となりそうです。
 
携帯電話各社にとって最大の商戦期である新年度に向けて、KDDI(au)やNTTドコモが同様の購入プログラムで追随することも考えられます。
 
 
Photo:ソフトバンク
(hato) …

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MagSafeバッテリーパック(USB-C)のデザイン特許取得が確認!来年発売見込み

 
Appleが、USB-C端子を備えたMagSafeバッテリーパックのデザイン特許を取得したことが確認されました。USB-C端子を搭載する新しいMagSafeバッテリーパックは、2024年に発売されると考えられています。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. USB-C端子を備えたMagSafeバッテリーパックのデザイン特許取得を確認。
2. デザインは、以前のMagSafeバッテリーパックと少し異なる可能性がある。
3. 筆者は2021年7月以来愛用、劣化を懸念しており後継品の発売を待っている状況。

新型MagSafeバッテリーパックのデザイン特許取得、発売に向けた準備進む
Appleが香港特許庁において、USB-C端子を備えたMagSafeバッテリーパックのデザイン特許を取得したのを確認したと、Patently Appleがデザイン画とともに報告しています。
 
Appleは、Lightning端子を備えたMagSafeバッテリーパックとMagSafeデュアル充電パッドの販売を2023年9月に終了、現時点で後継品は発売されていません。
プロトタイプと異なるデザインを採用か
香港特許庁でデザイン特許を取得したUSB-C搭載MagSafeバッテリーパックは、以前のMagSafeバッテリーパックと比べてiPhoneの背面パネルに吸着する側の側面が丸みを帯びているように見えます。
 

 
以前報告されたUSB-C搭載MagSafeバッテリーパック(下記画像参照)は、外部接続端子がUSB-Cに変わっただけで全体の形状は同じに見えましたので、もしかしたらそれはプロトタイプだったのかもしれません。
 

 
筆者はMagSafeバッテリーパックを発売直後から愛用していますが、およそ2年半の使用で劣化が進んでいると考えられますので、後継品が発売されたら購入予定です。
 
新しいMagSafeバッテリーパックの外部接続端子がUSB-C端子になれば、Lightningケーブルを持ち歩く必要がなくなり荷物を削減できるユーザーもいるでしょう。
 
 
Photo:Patently Apple, Apple
(FT729) …

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Bose SoundLink Flex〜これは現代の101MMか!高価格も納得の実力

 
Bose SoundLink Flex Bluetooth® Speaker(以下、SoundLink Flex)とHomePod mini、ソニー SRS-BT50(以下、SRS-BT50)を比較しました。
 
SoundLink Flexの音質はHomePod miniとSRS-BT50を上回り、防水性能などから使い勝手はSRS-BT50を上回ると評価します。SoundLink Flexは今回の比較レビュー対象製品で最も高額ですが、価格に応じた高音質と使い勝手の良さを実現していると感じました。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Bose SoundLink FlexとHomePod mini、ソニー SRS-BT50を、ポータブルスピーカーとして比較した。
2. Bose SoundLink Flexは小さなサイズにも関わらず音質が良く、Bose 101MMを彷彿とさせる良い製品と感じた。
3. シャワーを浴びるなど風呂場で使用する場合は最適な製品と評価、アプリ上から電源をオンにできるのも便利。

比較対象製品
BoseよりSoundLink Flexを貸し出して頂きましたので、筆者が使用するHomePod miniおよびSRS-BT50とを比較しました。
 
なお、筆者はHomePod miniでSiriなど各種機能について利便性を感じなかったため利用しておらず、ほぼ、寝室の置型スピーカーと化しています。
 
同様に、Amazon Echoも購入後すぐに売却しました。そのため、筆者の生活環境に合致しないスマートスピーカーとしての評価ではなく、ポータブルスピーカーとしての評価になります。
 
▼ 比較評価項目と評価結果
▼ 音質
▼ 使い勝手
▼ 防水性能
▼ 大きさ
▼ 駆動時間と充電環境
▼ Apple製品との相性
▼ まとめ
 
比較評価項目と評価結果
「音質」「使い勝手」「防水性能」「大きさ」「駆動時間と充電環境」「Apple製品との相性」の項目で比較評価した結果が下記の通りです。
 
装着感や音質の評価は、個人差(相性)がありますのでご了承ください。下記の評価点数は、製品による違いを明確にするためあえて差をつけています。
 

項目
BoseSoundLinkFlex
HomePodmini
SRS-BT50

音質
5
2
3

使い勝手
5
2
3

防水性能
5
0
3

大きさ
4
4
5

駆動時間と充電環境
5
2
4

Apple製品との相性
4
5
3

 
音質
これまで、Bluetooth接続ワイヤレススピーカーの音質はこの程度だろうとSRS-BT50で満足していましたが、SoundLink Flexで同じ音楽を聞くとその認識が誤りだったことに気づきました。
 
もちろん、価格帯が異なりますのでそれも当然なのでしょうが、注目したいのは本体の大きさが大幅に異なるわけではない点です。昔使用したBose 101MMでもそう感じましたが、本体サイズが小さくても豊かな音質を実現しているのはBoseの美点です。
 
HomePod miniは、本体の小ささを加味しても音の広がりがなく、単に再生しているだけとしか感じられない貧弱な音質です。HomePodならこの点は改善されるのかもしれませんが、HomePod miniは事前の期待を大きく下回りました。
 
それが、全く使用しなくなった主な要因です。
 

 
使い勝手
SRS-BT50を使用する際は、手動で電源をオンにする必要があります。対して、SoundLink FlexはBose Connectアプリ上から(画面下に)選択するだけで自動的に電源がオンになります。
 
SoundLink Flexが離れた場所にある場合にそこまで移動せずにiPhoneやiPadから電源をオンにできますので、ワイヤレススピーカーの利点をこうした点でも活かしています。電源オフは、未使用時に電源オフになるまでの時間をアプリ上から選択できます。
 

 

 
防水性能
SRS-BT50の防水性能はIPX2なので、多少濡れても大丈夫な程度であり、風呂場で使用する際はお湯や水がかからないように使用しています。
 
対して、SoundLink Flexの防水性能はIP67であり、水に落としても大丈夫なことをBoseは謳っています。シャワーを浴びる、風呂に入る際にも音楽を楽しみたいユーザーは安心して使用できるでしょう。
 

 
大きさ
小さく持ち運びやすいのは、SRS-BT50です。HomePod miniはケーブルがあるハンデを差し引いても球形であり、持ち運ぶのを前提にした設計ではありません。
 
SoundLink FlexはSRS-BT50よりも大きいながら横幅に対して厚さが薄く、それほど大きさを感じさせません。
 
総じて、今回比較した3機種はいずれも小型です。
 

 
駆動時間と充電環境
SoundLink FlexがUSB-C端子で充電可能なのに対し、SRS-BT50は専用のACアダプタを用いる必要があります。
 
ただし、ソニー SRS-XB100などの現行製品はUSB-C充電に対応していますので、この点は設計年度の違いが影響しています。
 

 
Apple製品との相性
HomePod miniはApple製品と接続して使用するのを前提に設計されていますので、連携、Siriの利用などiPhoneやiPadと組み合わせて利用するのに便利です。
 
これを利用していない筆者には、宝の持ち腐れと言えるでしょう。
 

 
まとめ
今回の比較レビューの結果は、販売当時は税込7,000円程度だったSRS-BT50が健闘、税込14,800円のHomePod miniは期待外れ、税込19,800円のSoundLink Flexの良さが際立つ結果になりました。
 
ワイヤレススピーカーとして比較した場合、それほど大きな差は生じないだろう、特に音質面での違いは小さいと予想していましたので、101MMを思い出させてくれたSoundLink Flexには驚きを感じました。
 

 
 
Source:Bose SoundLink Flex Bluetooth Speaker
(FT729) …

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