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iPhone15 Proに続きGalaxyもチタニウム合金製筐体採用、試作開始

 
iPhone15 Proシリーズに続き、Galaxy S24 Ultraの筐体素材としてチタニウム合金を用いることが決定されたと、韓国メディアThe Elecが報じました。
 
今後、チタニウム合金製筐体を備えるスマートフォンが増加する可能性があると、The Elecは述べています。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone15 Proシリーズは、チタニウム合金製筐体を採用している。
2. Samsungは、Galaxy S24 Ultraにチタニウム合金製筐体を用いることを決定、試作を開始した。
3. Galaxy S24 Ultra向けチタニウム合金製筐体の卸価格は、1台あたり約3,000円以下。

Galaxy S24 Ultra向けチタニウム合金製筐体の試作開始
Galaxy S24 Ultraがチタニウム合金製筐体を採用するとの噂はこれまでにも伝えられていましたが、The Elecは、SamsungはGalaxy S24 Ultraの筐体素材としてチタニウム合金を用いることを決定したと記しています。
 
既に、Galaxy S24 Ultra向けチタニウム合金製筐体の試作が韓国とベトナムのサプライヤーが開始している模様です。
 
なお、iPhone15 Proシリーズ同様、Galaxy S24 Ultra向けチタニウム合金製筐体もアルミニウム合金製の内部筐体に、チタニウム合金製の外部筐体を組み合わせたものになるようです。
 
The Elecは、SamsungはGalaxyシリーズ向けチタニウム合金製筐体の実現に向けて2年前から研究を行ってきたが、Galaxy S24 Ultra向けとして採用することを決定したのは最近のことと説明しています。
製造コストと年間出荷台数は?
関係者は、Galaxy S24 Ultra向けチタニウム合金製筐体の卸価格は20ドル(約3,000円)以下で、年間出荷台数は1,500万台分が予定されていると述べています。
 
 
Source:The Elec
Photo:Apple Cycle(@theapplecycle)/X
(FT729) …

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パネル出荷数からわかる!iPhone15シリーズもProが売れている

 
iPhone15シリーズが発売されてから1カ月以上が経過しました。
 
ディスプレイを専門とする調査会社Display Supply Chain Consultant(DSCC)によると、2023年9月までのiPhone15シリーズ用のパネル出荷数は、昨年同期間のiPhone14シリーズ用より24%増加、一昨年同期間のiPhone13シリーズ用よりも27%増加したとのことです。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone15シリーズでProモデルが占める割合はiPhone14/13シリーズより高い。
2. サプライヤーではSDCのシェアが引き続き80%を超えている。
3. 10月からはBOEもiPhone15向けにパネルを供給開始。

iPhone15シリーズのProモデルシェアは過去モデルよりも高い
iPhone15シリーズの現在のパネル出荷構成におけるProモデル(iPhone15 Pro/Pro Max)のシェアを見ると、6月から9月の期間では、iPhone14とiPhone13の各シリーズにおけるProモデルのシェアよりも高くなっていると、DSCCは報告しています。
 
iPhone15シリーズでは、6月から9月までの累積ベースのProモデルのシェアは61%となっています。iPhone14シリーズでは51%、iPhone13シリーズでは56%でした。
 
iPhone15 Proモデルの8月のシェアは68%で、8月の59%から上昇しました。
 

SDCのシェアが依然として80%超え
6月から9月の期間におけるiPhone15シリーズ用パネル出荷をメーカー別に見ると、Samsung Display(SDC)が83%という圧倒的シェアを獲得しています。
 
ちなみに2022年同期間のiPhone14シリーズ用でのSDCのシェアは85%、2021年同期間のiPhone13シリーズ用では83%でした 。
 
SDCはiPhone15、iPhone14、iPhone13の各シリーズで全4モデルにパネルを供給している唯一のサプライヤーであることが、シェア80%超えという結果につながっています。
 

LGDのシェア上昇。BOEは10月から供給開始
LG Display(LGD)も9月にiPhone15 Pro Max用パネルの出荷を開始してシェア17%を獲得、8月までの9%からシェアが上昇しています。
 
LGDはiPhone15 ProおよびiPhone15 Pro Max用のパネルを供給しています (LGDはiPhone13、iPhone13 Mini、iPhone14、iPhone14 Pro Max用のパネルも供給) 。
 
9月時点のSDCのシェアは74%、LGDのシェアは26%でした。
 
BOEは2023年10月に、iPhone15用パネル出荷を開始したと見られています。BOEはiPhone12、iPhone13、iPhone14用のパネルも供給しています。
 
 
Source:DSCC
(lunatic) …

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新型MacBook Pro、指紋対策でブラックが進化!

 
Appleは日本時間31日午前9時から開催したAppleイベントで、14インチ/16インチ新型MacBook Proを発表しました。新色「スペースブラック」の仕上げには「酸化皮膜シール」が採用されているとのことですが、これにより指紋が付きにくくなっているのかどうかに注目が集まっています。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleは日本時間31日、新型MacBook Proを発表した。
2. 新色「スペースブラック」の仕上げには「酸化皮膜シール」が採用されている。
3. これにより指紋が付きにくくなっているのかどうかに注目が集まっている。

ミッドナイトのMacBook Airよりは幾分マシ?
Appleは新型MacBook Proのプレスリリースの中で、新色スペースブラックについて以下のように記しています。
 

M3 ProとM3 Maxを搭載したMacBook Proモデルは、驚くほど美しく、プロにふさわしい新色のスペースブラックで提供します。この仕上げは、酸化皮膜シールを形成する画期的な化学を採用することで、指紋の付着が大幅に減ります。
 
すでに実際にコンピュータに触れたSix Colorsのジェイソン・スネル氏によれば、ミッドナイトのMacBook Airと比べて、指紋の付きやすさに関して“大幅な改善”がみられるとのことで、指紋は付着するものの、大分マシだそうです。
 
スペースブラックの新型MacBook Proの実機を触った他のテックライターたちも、一様に指紋は付きにくくなっているとコメントしており、確かに改善はみられるようです。
黒さは失われてしまった?
9to5Macは、スペースブラックの新型MacBook Proは指紋が付きにくくなっているのは称賛に値するものの、ミッドナイトのMacBook Airと比べると黒さが失われてしまっている気がする、と苦言を呈しています。
 
 
Source:9to5Mac, Six Colors, Apple
(lexi) …

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AirTagの新しいファームウェアアップデートが順次リリース、月末までに完了!

 
Appleは本日より、AirTag の新しいファームウェアアップデートのリリースを行なっていると、Aaron氏(@aaronp613)が報告しました。
 
AirTag の新しいファームウェアアップデートは全てのユーザーに一斉に配布されるのではなく順次行われると、Aaron氏は述べています。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. AirTagの新しいファームウェアアップデートがリリースされた。
2. AirTagの新しいファームウェアアップデートは、11月28日にかけて順次配信される。
3. バグ対応や、機能の改善が行われる見込み。

ファームウェアバージョンが2.0.61に更新
Aaron氏によれば、現時点でAirTagの新しいファームウェアアップデート(2A61)が配信されているユーザーは1%で、11月7日までに10%、11月14日までに25%、11月28日までに全てのユーザーに配信されるとのことです。
 
AirTagの新しいファームウェアアップデートが適用されれば、AirTagのファームウェアバージョンは2.0.36から2.0.61になります。
バグ対応や動作の改善を実施か
これまでにリリースされたファームウェアアップデートでは、自身が所有しているものではないAirTagに追跡されていた場合に鳴る警告音が大きくなり、ユーザーが発見しやすくなるなどの対応が行われていました。
 
 
Source: Aaron(@aaronp613) /X via AppleInsider
Photo:Apple
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iOS版Chrome、ついに下部アドレスバー化!

 
ChromeブラウザのiOSアプリで、アドレスバーをSafariのデフォルト設定のように下部に設置できるようになりました。些細な変更だと思われるかもしれませんが、片手でWeb検索ができるようになるなどの利点があるとされており、多くのユーザーにより望まれていた機能だそうです。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. ChromeのiOSアプリで下部アドレスバーが導入された。
2. 機能はAndroidアプリでは未実装のようだ。
3. AppleとGoogleとの関係性に与える影響は不明。

テスト機能から公式機能に
Safariのアドレスバーの位置がデフォルトで下部になったのはiOS15からで、最初は戸惑いの声が聞かれていましたが、Appleはこれまで通り上部に変更できるオプションを設けたことで事なきを得ました。
 
Googleが提供するライバルブラウザChromeでも、ベータ版でアドレスバーの下部への移動がテストされていると以前報じられていましたが、ついに公式にそのオプションが追加されたとの発表がありました。
なぜかAndroidアプリでは未実装
ChromeはGoogleが開発元であることもあり、Androidアプリでもすでにアドレスバーの下部移動は行われていて当然と思われるかもしれませんが、9to5Googleいわく機能はAndroidでは未実装であるとのことです。
 
先日AppleとGoogleとの間のウィンウィンの取引について伝えられましたが、今回のChromeのiOSアプリの仕様変更が両社の関係性に与える影響は今のところ未知数です。
 
 
Source:Google via 9to5Google
(lexi) …

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開発者向けvisionOSベータ5が公開。App Storeがついに登場

 
Appleは現地時間10月31日、複合現実(MR)ヘッドセット「Vision Pro」に搭載されるOS「visionOS」の開発者向けベータ5を公開しました。
 
visionOSベータ5には、「App Store」「Testflight」「Mindfulness」アプリが組み込まれているとAppleInsiderは伝えています。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1.Apple、Vision Proに搭載される「visionOS」の開発者向けベータ5を公開。
2.visionOSのベータ5で、「App Store」アプリがついに登場。
3.visionOSのベータ5は、Macにダウンロード可能。

visionOSのベータ5でApp Storeが登場
Appleは今年9月、今秋リリースする開発者向けvisionOSのベータ版に、visionOS App Storeを組み込む予定であると発表していました。
 
visionOSベータ5は、Vision Proアプリの開発プラットフォームとして機能するMacにダウンロードできます。AppleはVision Proデベロッパキットを開発者に提供していますが要件が厳しいため、ほとんどの場合、ベータ版はMacでのみ利用され、ヘッドセット本体では使用されません。
 
アップデートには、visionOSシミュレータへの変更が含まれることが多いため、開発者はXcode内でアップデートされたvisionOSを使用することができるということです。
 

It looks like visionOS Beta 5 has the App Store! pic.twitter.com/RIL9u9sBQB
— Aaron (@aaronp613) October 31, 2023

Vision Pro向けのアプリを開発・テストする方法
今のところ、開発者がVision Pro向けのアプリを開発するには3つの方法があり、その1つが「visionOSシミュレータ」を利用する方法です。visionOSシミュレータは、Xcode 15のベータ2に含まれます。
 
Vision Pro本体を用いてテストが必要となる場合は、「Apple Vision Proデベロッパキット」を貸し出すプログラムに申し込む方法がありますが、審査に通る必要があります。
 
そのほか、「Apple Vision Proデベロッパラボ」に参加することで、ヘッドセット本体を用いてアプリをテストすることも可能です。デベロッパラボは、クパティーノ、ロンドン、ミュンヘン、上海、シンガポール、東京、シドニー、ニューヨーク市で開催されます。
 
 
Source:M1/X via AppleInsider, MacRumors
Photo:Apple
(m7000) …

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iPhone16/16 Proシリーズが大進化!新方式ボタンを本体右側に追加

 
iPhone16シリーズおよびiPhone16 Proシリーズには、本体右側の電源ボタンの下に静電容量方式の感圧ボタンによる追加ボタンが搭載されるとの予想を、リーカーの刹那数码氏がWeiboに投稿しました。
 
感圧ボタンは現行モデルに搭載されている物理ボタンと異なり、筐体との段差がなくなるとMacRumorsは説明しています。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone16シリーズおよびiPhone16 Proシリーズに、静電容量方式の感圧ボタンによる追加ボタンが搭載される。
2. 搭載場所は本体右側、それに伴い米国モデルでは5Gミリ波アンテナの配置が本体左側に移動する。
3. iPhone16シリーズおよびiPhone16 Proシリーズは、多くの部分が改良されるかもしれない。

iPhone16シリーズおよびiPhone16 Proシリーズに新ボタン搭載
iPhone16シリーズおよびiPhone16 Proシリーズの本体右側の電源ボタンの下に搭載される静電容量方式の感圧ボタンは、Apple社内でキャプチャーボタンと呼ばれているものです。
 
iPhone15シリーズおよびiPhone15 Proシリーズの米国モデルには、電源ボタンの下に5Gミリ波アンテナが搭載されていますが、静電容量方式の感圧ボタンが新たに搭載されることに伴い、本体左側に移される可能性があると、MacRumorsが述べています。
大きな改良が期待されるiPhone16シリーズおよびiPhone16 Proシリーズ
iPhone16 Proシリーズは縦方向にディスプレイサイズを拡大しアスペクト比を変更、高倍率望遠カメラには成型ガラスレンズが採用され画質が向上する見込みであるなど、静電容量方式の感圧ボタンの搭載も含めて多くの改良が行われる見通しです。
 
また、iPhone16シリーズにはA18、iPhone16 ProシリーズにはA18 Proの搭載が予想されています。
 
 
Source:刹那数码/Weibo via MacRumors
Photo:Apple Hub/Facebook
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iPhoneの主流はeSIMへ!IIJmioの音声eSIMに乗り換えてみた [PR]

 
iPhoneなどスマートフォンでモバイル通信回線を使うのに必要なSIMカードは、これからはデータをダウンロードして使うeSIMが主流になるとみられます。Appleは2022年発売のiPhone14シリーズ以降、アメリカで販売するiPhoneから物理SIMスロットを廃止しています。音声通話もできてお得なIIJmioの音声eSIMにMNPしてみたので、体験レポートをご紹介します。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. 今後、iPhoneはeSIMが主流になるとみられる。
2. 他社から、IIJmioの音声eSIMにMNPで乗り換えてみた。
3. 使い勝手は従来の物理的なSIMと遜色なく、料金もお得になった。

目次 eSIM、知っていますか?アメリカ版iPhoneからは物理SIMスロットを撤廃休日の夕方、自宅でeSIMに乗り換えてみた1. 転出元キャリアからMNP予約番号を発行2. IIJmioにMNP転入手続き3. IIJmioのeSIMを開通させる家から一歩も出ず、手続き完了!MVNOは電波が弱い、というイメージは過去の思い込み。iPhoneが高いご時世、月額料金を節約するには料金比較:使い慣れた回線で大幅に節約可能まとめ:驚くほど簡単だった、IIJmioのeSIMへの乗り換えeSIM、知っていますか?
「SIMカード」を見たことのあるiPhoneユーザーは多いことと思います。iPhoneの側面に、付属のピンを差し込むと取り出せるトレイに収まった、小さなカードです。
 
このSIMカードには、携帯電話事業者の契約者を識別するための情報が保存されています。そのため、契約する携帯電話事業者を乗り換えると、カードを差し替える必要があります。
 

 
では、「eSIM」をご存じでしょうか?eSIMは、物理的なSIMカードを使わずに、契約者識別情報をスマートフォンに保存して使う方式で、今後は主流がSIMカードからeSIMに移っていくと見込まれています。
 
物理的なカードを使わないeSIMには、Webサイトで契約してすぐにその場で使いはじめることができるうえ、カードの破損や紛失・盗難といったリスクがなく、店頭や郵送でカードをやり取りしなくても携帯電話事業者の乗り換えが可能になるというメリットがあります。
アメリカ版iPhoneからは物理SIMスロットを撤廃
iPhoneは、2018年発売のiPhone XS/XS Max/XR以降の全モデルでeSIMに対応しています。iPhone SEは第2世代以降が対応しています。
 
Appleの本拠地であるアメリカでは、2022年発売のiPhone14シリーズ以降がeSIM専用モデルとなっており、SIMカードを挿し込むスロットが廃止されています。
 
iFixitの分解レポートによると、アメリカで販売されているiPhone15シリーズのSIMカードスロット部分は空きスペースとなっています。Appleとしても、全面eSIM化によって端末の耐久性向上、SIMカードスロットのスペースをバッテリーなど他用途に活用可能、製造コストの引き下げなどのメリットがあります。
 
そのため、今後、日本を含む各国・地域で販売されるiPhoneも、eSIM専用モデルに集約されていく可能性が高いと思われます。
 
日本では、携帯電話事業者間の乗り換えをしやすくする目的で、総務省がeSIMの普及拡大に取り組んでおり、日本でも遠くないうちにeSIMが主流となるとみられます。
休日の夕方、自宅でeSIMに乗り換えてみた
これからの主流はeSIMだ!というわけで、LINEMOから、「J.D. パワー“携帯電話サービス顧客満足度3年連続No.1<MVNO>”」※1、オリコンの顧客満足度®調査 格安SIM 第1位」を獲得しているIIJmioの音声eSIM(docomo回線)にMNPで乗り換えてみましたので、その様子をレポートします。
 
※1 出典:J.D. パワー2021-2023年携帯電話サービス顧客満足度調査。
2023年調査はスマートフォンを利用している2,600名からの回答による。
japan.jdpower.com/awards
 

 
MVNOが提供する音声eSIMへのMNPというと、色々と複雑で、詳しい人じゃないと厳しいのではないか?と思う方も多いかもしれません(実は筆者もそうでした)が、実際に試してみると拍子抜けするほど簡単で、難しい設定なども発生しませんでした。
 
筆者がIIJmioの音声eSIM(docomo回線)を選択した理由は、1)MVNOの中でも早期に音声eSIMに対応した実績があること、2)月額料金が安く、3)複数回線を契約すれば回線間でデータ通信容量を共有できる「データシェア」機能が使えること、そして4)9月22日に開始されたばかりの音声eSIM(docomo回線)を使ってみたかった、からです。
 
IIJmioの音声eSIMの詳細は、IIJmioのWebサイトでご確認ください。
<IIJmioの音声eSIMをチェック!>
 
なお、MNPの一連の手続きは、土曜日の午後5時頃に実施しています。IIJmioでは、午後8時30分〜翌朝9時の間の手続きは、翌朝以降の開通となる場合があります。
 
1. 転出元キャリアからMNP予約番号を発行
まず、転出元の契約先キャリアから、オンラインや電話でMNP予約番号を取得します。筆者は、前契約先のLINEMOのマイページからMNP予約番号を取得しました。オンラインなので、オペレーターに引き留められることもなく、申し込みから約2分で予約番号を入手できました。
 

 
なお、4キャリア間でのMNPでは、MNPのワンストップ化が進んでおり、転出先(今回ならIIJmio)でのオンライン手続きだけで完結するようになっています。今後、MVNOにもワンストップ化が拡大することに期待したいところです。
 
2. IIJmioにMNP転入手続き
続いて、IIJmioでのMNP転入契約手続きです。
 
現在の電話番号をそのまま使うので「他社から乗り換え(MNP)」を選び、利用するSIMは「eSIM」を選び、画面の指示に沿って進んでいきます。
 

 
IIJmioの音声通話対応のeSIMは、ドコモ回線とau回線を選ぶことができます。今回は、2023年9月にサービスが開始された、ドコモ回線を利用するタイプDのeSIMを選択し、データ通信容量は20GBを選択しました。
 
契約者の本人確認は、運転免許証などの本人確認書類、顔写真、顔動画の撮影によって実施します。画面の指示に従って撮影するだけで、3分ほどで完了しました。
 

 
本人確認の作業後、およそ15分で本人確認完了と、開通手続き(EID登録)の案内メールが届きました。
 
EIDとは、音声eSIM(タイプD)の利用に必要となる識別番号で、端末ごとに異なる32桁の数字です。端末のEIDを開通手続きの際に登録することで、端末にeSIMプロファイル設定を行うことができます。なお、音声eSIM(タイプA)の利用には必要ありません。
 
EIDは、iPhoneの「設定」アプリの「一般」>「情報」からコピーできるので、メールにあるURLから開く入力ページに貼り付けられます。
 
3. IIJmioのeSIMを開通させる
IIJmioの音声eSIM(docomo回線)は、キャリアアクティベーションに対応しているため、開通手続きが簡単なのが特徴です。
 
キャリアアクティベーションは、端末に届くプッシュ通知の案内に沿って操作するだけで、eSIMプロファイルのダウンロードができ、簡単に使い始めることができるサービスです。QRコードの読み込みやアクティベーションコードの入力といった手間が不要です。
 
iPhoneにプッシュ通知で「モバイル通信の設定を完了 このiPhoneでdocomoからのeSIMを設定する準備ができました」と表示されたら、通知をタップするとeSIMのアクティベート画面に移行するので、「続ける」をタップすれば3分間ほどでアクティベートが完了します。
 

 
なお、プッシュ通知を見逃してしまった場合でも「設定」アプリから「モバイル通信」>「モバイル通信を設定」から音声eSIMのアクティベートが可能です。
 
最後に、「My IIJmio」アプリから「APN構成プロファイルダウンロード」をタップして、プロファイルをダウンロード&インストールすれば、音声eSIMでの通信が可能になります。
 

 
締めくくりに、音声通話の発信テストと、モバイルデータ通信をテストしたら完了です。
 
家から一歩も出ず、手続き完了!
MNP転出手続きからeSIMの開通完了まで、2時間ほど(途中、約30分間の中断を含む)で作業が完了しました。
 
この間、自宅から一歩も出ず、コーヒーを飲んだり、家族と会話したりしながら、のんびりと手続きを進めています。
 
筆者の場合、途中で中断を挟んでいますが、実質的には1時間半ほどですべての手続きが済んだことになります。
 
筆者は、携帯電話会社を乗り換えた際に、MNP予約番号を入手するために携帯会社の営業時間内に電話して引き留め攻勢を乗り越え、携帯ショップまで出掛けて、混雑の中を何時間も待ち、店頭で不要な有料オプションの営業攻勢にあって、丸一日がかりでヘトヘトに疲れ果てる、という経験をしています。
 
それに比べると、IIJmioの音声eSIM(docomo回線)への乗り換えは、自宅で自分のペースで手続きができ、「本当にこんなに簡単でいいの?」と思うほどスムーズでした。
MVNOは電波が弱い、というイメージは過去の思い込み。
実際に開通したIIJmioのeSIMを、筆者が居住する宮城県仙台市で1週間、使用してみました。仙台市中心部と郊外、平日と週末などの条件で使用しています。
 
モバイル回線を使って、通常の音声通話、LINEの音声通話とビデオ通話を試しましたが、いずれも音声はクリアで遅延などもなく、問題なく使用できました。
 
Webサイトの閲覧、Apple Musicの音楽再生、YouTubeの動画再生、さらにテザリングでiPadを接続してオンラインゲームもプレイしてみましたが、通信速度に不満を感じることはありませんでした。
 
MVNOは電波が弱いとか、通信速度が不足する、といったイメージは、過去の思い込みと言ってしまって良さそうです。
iPhoneが高いご時世、月額料金を節約するには
円安の影響により、日本ではiPhoneの販売価格が従来以上に高く設定されています。加えて、大手キャリアのプランを割高に感じている方も多いことと思います。
 
また、大手キャリアから分割払いでiPhoneを購入した方で、分割払い期間中は大手キャリアを解約できないと思って、割高に思いながらも大手キャリアの料金を払い続けている方もいるのではないでしょうか。
 
総務省が通信契約と端末販売の完全分離を義務化しているため、通信契約がなくても端末を購入可能となっており、端末の分割払いが残っていても通信契約を乗り換えることは可能です(詳細はご利用の携帯電話サービス会社にご確認ください)。
料金比較:使い慣れた回線で大幅に節約可能
IIJmioの音声eSIMは、ドコモ回線とau回線を選ぶことができるので、使い慣れた回線を使うことができ、大手キャリアと同等のエリアで利用できます。
 
大手キャリアの主要プランとIIJmioの料金を比較すると、同程度のデータ通信量でも月額料金が大きく違っています。
 
各種割引適用前の月額料金(税込)で比較すると、20GB使用する場合、NTTドコモの「ahamo」なら2,970円(税込)、楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」なら2,178円(税込)なのに対して、IIJmioの「20ギガプラン」なら2,000円(税込)です。オンライン専用プランの「ahamo」と比べても月額970円節約できます。
 
小容量の3GB〜5GB程度で比較すると、ドコモの「irumo」は2,167円(3GBまで。税込)、auの「スマホミニプラン」は6,215円(3GB超4GBまで。税込)、ソフトバンクの「ミニフィットプラン」は5,478円(3GBまで。税込)楽天モバイル「Rakuten最強プラン」は1,078円(3GBまで。税込)に対し、IIJmioの「5ギガプラン」なら990円(税込)と、対ドコモで月額1,177円、対auで月額5,225円、対ソフトバンクで4,488円、対楽天モバイルで88円、IIJmioのほうが割安になります。
 
【IIJmioと大手キャリアの料金(各種割引前)・サービス比較】
※2023年10月現在。料金は全て税込です。
 

IIJmio
ギガプラン
ドコモ
irumo
ドコモ
ahamo
au
スマホミニプラン5G/4G
ソフトバンク
ミニフィットプラン
楽天モバイル
Rakuten最強プラン

1GB

3,465円
3,278円

2GB
850円

4,565円
4,378円

3GB

2,167円

5,665円
5,478円
1,078円

4GB

6,215円

5GB
990円

6GB

2,827円

9GB

3,377円

10GB
1,500円

15GB
1,800円

20GB
2,000円

2,970円

2,178円

無制限

3,278円

データ容量超過後の速度
最大300kbps
最大300kbps
最大1Mbps
最大300kbps
最大128kbps

データ追加料金
220円/1GB
1,100円/1GB
550円/1GB
605円/0.5GB
 
1,100円/ 1GBなど

605円/0.5GB
 
1,100円/1GB

通話料
11円/30秒
22円/30秒
5分以内の通話無料。5分超過後は22円/30秒
22円/30秒
22円/30秒
専用アプリ利用で無料、標準アプリだと22円/30秒

通話定額オプション
通話定額5分+:500円/月
 
通話定額10分+:700円/月
 
かけ放題+:1,400円/月

5分通話無料オプション:880円
 
かけ放題オプション:1,980円

かけ放題オプション:1,100円

通話定額ライト2(1回5分以内):880円/月
 
通話定額2(かけ放題):1,980円/月

準定額オプション(1回5分以内):880円
 
定額オプション+(かけ放題):1,980円

15分(標準)かけ放題:1,100円/月

 
さらに、IIJmioでは、11月30日までの期間限定で「GoGoキャンペーン」を実施しており、音声SIM/音声eSIMを申し込むと、最大3ヶ月間にわたって、利用できるデータ量が20%増量されると同時に、料金が300円割引となります。
 
例えば、5ギガプランは通常5GBで990円(税込)のところ6GBで690円(税込)になり、20ギガプランは通常20GBで2,000円(税込)のところ24GBで1,700円(税込)になり、よりお得に使い始められます。
 

 
まとめ:驚くほど簡単だった、IIJmioのeSIMへの乗り換え
筆者としては、物理的なSIMカードから音声eSIMへのMNP乗り換えは初めてのことで、(手続きに手こずったらどうしよう)と、少々不安な気持ちがあったのが正直なところでした。
 
しかし実際にやってみると、MNP転入手続き、オンラインで完結する契約、音声eSIMの開通手続きのいずれも、画面の指示に沿って操作するといつの間にか終わった、といえるほど簡単で、スムーズでした。
 
手続きはオンライン、週末に自宅でのんびりしながら完結できるので、手続きのために外出する必要もありません。
 
今後の主流になるであろうeSIMへの、お得な乗り換えに関心がある方は、IIJmioのWebサイトで最新情報をチェックしてみてはいかがでしょうか。
 
<IIJmioの音声eSIMをチェック!>
 
 
Source:IIJmio
(hato) …

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また「天気」アプリにバグ!?雪の代わりにファイルアイコンが表示

 
Appleは先ほどリリースしたwatchOS10.1で、watchOS10のリリース以来ユーザーを悩ませてきた、「天気」アプリのコンプリケーションのバグを修正しました。
 
ところが今度はiPhoneの天気アプリでバグが発生しているようです。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhoneのロック画面の天気ウィジェットにバグが発生。
2. 雪のアイコンの代わりにファイルアイコンが表示されてしまう。
3. iOSアプデが必要なバグなのかどうかは不明。

天気予報が雪の場合のみファイルアイコンが表示
寒冷地に住む多くのiPhoneユーザーから、ロック画面に配置した「天気」アプリのウィジェットで、「雪」のアイコンの代わりに「ファイル」アイコンが表示されてしまうという報告が数多く寄せられています。
 
興味深いのは、ファイルアイコンが表示されるのは天気予報が雪の場合のみで、ほかの状況(晴れや曇、雨など)は正しいアイコンが表示されるという点です。
 
あるX(旧Twitter)ユーザーは、実際に雪アイコンではなくファイルアイコンが表示された画面のスクリーンショットともに「iPhoneの天気ウィジェットは、もう雪に対処できないようだ(私も対処できないが、これとはまた別の話)」と投稿しています。
 

the iPhone weather widget apparently can no longer handle snow (neither can I, but that’s a different story) pic.twitter.com/MHqRAFy38T
— Aaron Rupar (@atrupar) October 31, 2023

iOSアプデが必要なバグかどうかは不明
この天気アプリのバグが、Appleの天気サーバー側で遠隔で修正できるものなのか、それともiOSのアップデートが必要なものなのかはわかっていません。
 
いずれにしても天気アプリ関連で問題が続出しているのは確かです。
 
 
Source:9to5Mac
(lunatic) …

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Apple iPhone 15 Plus (512 GB) - ブラック

Apple iPhone 15 Plus (512 GB) – ブラック 5星中5.0(3) ¥184,800 Dynamic IslandをiPhone 15でも — 画面のトップに浮かび上がるような動きで、アラートやライブアクティビティを表示。Dynamic Islandがあれば、別のことをしていても知りたい情報をキャッチできます。電話をかけてきた相手の名前、フライトの状況、ほかにもいろいろ見られます。 イノベーションが息づくデザイン — iPhone 15 Plusは、カラーインフューズドガラスと…

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Apple iPhone 15 Plus (128 GB) - ピンク

Apple iPhone 15 Plus (128 GB) – ピンク 5星中5.0(3) Amazon プライム対象 ¥139,800 Dynamic IslandをiPhone 15でも — 画面のトップに浮かび上がるような動きで、アラートやライブアクティビティを表示。Dynamic Islandがあれば、別のことをしていても知りたい情報をキャッチできます。電話をかけてきた相手の名前、フライトの状況、ほかにもいろいろ見られます。 イノベーションが息づくデザイン — iPhone 15 Plusは、カ…

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「iPhoneで撮影」したApple「Scary Fast.」イベントの舞台裏

 
Appleが開催した「Scary Fast.」イベントは、全編をiPhone15 Pro Maxで撮影したことが明かされて話題となっていますが、撮影の舞台裏をまとめた映像が公開されています。撮影スタジオ用のプロ機材をふんだんに用いて撮影されたことが分かります。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleの「Scary Fast.」イベントは全編iPhone15 Pro Maxで撮影された。
2. 撮影の舞台裏をまとめた映像が公開されている。
3. iPhone15 Pro Maxがプロ用機材と組み合わせて使用されている。

 
「iPhoneで撮影」の舞台裏
Appleが現地時間10月30日に開催した「Scary Fast.」イベントは、新世代AppleシリコンのM3ファミリー、新型MacBook Pro、新型24インチiMacが発表されましたが、映像の最後にイベントを全てiPhone15 Pro Maxで撮影したことが発表され、話題となっています。
 

 
Appleは「Scary Fast.」イベント撮影の舞台裏をまとめた動画を制作しており、公式YouTubeチャンネルでは公開されていませんが、アプリ開発者のAnanay( @ananayarora )氏がX(旧Twitter)に動画を公開しています。
プロ用機材に取り付けられたiPhone15 Pro Max
撮影に使われたiPhone15 Pro Maxは、しっかりと固定され、クレーンなどのプロ用撮影機材に取り付けられています。私たちが日常的に、iPhoneを手に持って撮影するのとは全く異なる撮影環境です。
 

 
Apple Parkの空撮映像などは、ドローンに取り付けて撮影しています。
 
iPhone15 Pro Maxは、USB-Cポートを搭載し、Logビデオ撮影に対応したことで、プロ用カメラとして活用できたようです。
 

 
ティム・クック最高経営責任者(CEO)が話す場面では、大型のLED照明が当てられていますが、撮影に使用するのはiPhoneです。
 

 
撮影には無料の高機能動画撮影アプリ「Blackmagic camera」が使用されている、とイアン・ゼルボ氏が指摘しています。
 

 

BTW, Apple is using Blackmagic Camera, a completely free app! pic.twitter.com/uZXCZiCHWo
— Ian Zelbo (@ianzelbo) October 31, 2023

 
「Scary Fast.」イベント撮影の舞台裏をまとめた動画はこちらでご覧ください。再生時間は約2分16秒です。
 

Full behind the scenes – Apple's Scary Fast event. Shot on iPhone, edited on Mac.
(Got this off of twitter, reposting it) pic.twitter.com/bTUn8eGnAc
— Ananay (@ananayarora) October 31, 2023

 
映像クオリティの高さで話題のAppleイベント
2020年のコロナ禍を経て、Appleは新製品発表イベントを事前収録映像に切り替えています。事前収録された映像は、そのクオリティの高さでも話題となっています。
 
AppleがiPhone15 Pro Maxで撮影した、「Scary Fast.」イベントの映像はこちらでご覧ください。再生時間は約30分間です。
 

 
 
Source:The Verge, Ian Zelbo/X
(hato) …

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M3搭載14インチ新型MacBook Pro、2ポートの限界とは?

 
Appleは日本時間31日午前9時から今年の秋2度目の新製品イベントを開催し、14インチ/16インチ新型MacBook Proを発表しました。同機は搭載チップをM3、M3 Pro、M3 Maxから選ぶことができますが、M3チップの14インチモデルは2つのThunderbolt 3 USB-Cポートのみ搭載であることがわかっています。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. M3チップ搭載14インチMacBook Proは外部ディスプレイを1台しか接続できない。
2. M3 Proは最大2台、M3 Maxは最大4台までディスプレイを接続できる。
3. M3チップ搭載14インチMacBook ProはThunderbolt 4を非サポート。

14インチモデルは1台のモニターのみ接続可
M3チップ搭載14インチMacBook Proは、M3 Pro、M3 Max搭載モデルと比べてポートの数が少ないだけでなく、Thunderbolt 4をサポートしていないため、60Hzで最大6K解像度のディスプレイ1台、またはHDMI経由で120Hzで最大4K解像度のディスプレイ1台しか接続できないことが判明しています。
M3 Maxは最大4台のモニターまで接続可能
M3 ProおよびM3 Maxのディスプレイ接続オプションは、次の通りとなっています。
 
M3 Proチップのディスプレイ接続オプション:
 

Thunderbolt 経由: 外部ディスプレイ2台(最大6K、60Hz)
Thunderbolt 経由: 外部ディスプレイ1台(最大6K、60Hz) + HDMI経由: 外部ディスプレイ1台(最大4K、144Hz)

 
M3 Maxチップのディスプレイ接続オプション:
 

Thunderbolt 経由: 外部ディスプレイ3台(最大6K、60Hz) + HDMI経由: 外部ディスプレイ1台(最大4K、144Hz)
Thunderbolt 経由: 外部ディスプレイ2台(最大6K、60Hz) + HDMI経由: 外部ディスプレイ1台(8K、60Hz または 4K、240Hz)

 
 
Source:MacRumors
(lexi) …

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新型MacBook Proと新型iMacの人気モデルはこれ!お届け予定日に遅れ

 
新型MacBook Proと新型24インチiMacの人気モデルを、Appleオンラインストアでのお届け予定日から推察してみました。
 
11月1日午前0時5分時点で、M3 Max搭載14インチMacBook Proと、M3 Pro搭載16インチMacBook Pro、新型24インチiMacの一部モデルは発売日に入手するのが難しい状況です。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. 新型MacBook Proと新型24インチiMacの人気モデルを、お届け予定日から推察した。
2. 新型MacBookはスペースブラックが人気、一部モデルのお届け予定日に遅れが生じている。
3. 新型24インチiMacの8コアCPUと8コアGPUのApple M2搭載モデルのみ、本体カラーは4種類しかない。

新色が人気
Appleオンラインストアにおける11月1日午前0時5分時点での、新型MacBook Proと新型24インチiMacのお届け予定日は下記の通りです。
 
新型24インチiMac
8コアCPUと8コアGPUのApple M2搭載モデルの本体カラーは、ブルー、グリーン、ピンク、シルバーの4種類のみです。
 

モデル名
お届け予定日

24インチiMac8コアCPUと8コアGPUのApple M28GB RAM / 256GB SSD全色
11月7日

24インチiMac8コアCPUと10コアGPUのApple M28GB RAM / 256GB SSDブルー、グリーン、ピンク、シルバー
11月7日

24インチiMac8コアCPUと10コアGPUのApple M28GB RAM / 256GB SSDイエロー、オレンジ、パープル
11月16日〜11月18日

24インチiMac8コアCPUと10コアGPUのApple M28GB RAM / 512GB SSDブルー、グリーン、ピンク、シルバー
11月7日

24インチiMac8コアCPUと10コアGPUのApple M28GB RAM / 512GB SSDイエロー、オレンジ、パープル
11月16日〜11月18日

 
新型14インチMacBook Pro
新型14インチMacBook ProのM3 Max搭載モデルで、本体カラー「スペースブラック」を選択すると、発売日である11月7日に受け取ることはできません。
 

モデル名
お届け予定日

14インチMacBook Pro8コアCPUと10コアGPUのApple M38GB RAM / 512GB SSD
11月7日(全色)

14インチMacBook Pro8コアCPUと10コアGPUのApple M38GB RAM / 1TB SSD
11月7日(全色)

14インチMacBook Pro11コアCPUと14コアGPUのApple M3 Pro18GB RAM / 512GB SSD
11月7日(全色)

14インチMacBook Pro12コアCPUと18コアGPUのApple M3 Pro18GB RAM / 1TB SSD
11月7日(全色)

14インチMacBook Pro14コアCPUと30コアGPUのApple M3 Max36GB RAM / 1TB SSD
11月14日〜11月16日(スペースブラック)11月7日(シルバー)

 
新型16インチMacBook Pro
新型16インチMacBook Proの、12コアCPUと18コアGPUと18GB RAMのM3 Pro搭載モデルで、本体カラー「スペースブラック」を選択すると、発売日である11月7日に受け取ることはできません。
 
新型16インチMacBook Proは新型14インチMacBook Proと異なり、M3搭載モデルはありません。
 

モデル名
お届け予定日

16インチMacBook Pro12コアCPUと18コアGPUのApple M3 Pro18GB RAM / 512GB SSD
11月14日〜11月16日(スペースブラック)11月7日(シルバー)

16インチMacBook Pro12コアCPUと18コアGPUのApple M3 Pro36GB RAM / 512GB SSD
11月7日(全色)

16インチMacBook Pro14コアCPUと30コアGPUのApple M3 Max36GB RAM / 1TB SSD
11月7日(全色)

16インチMacBook Pro16コアCPUと40コアGPUのApple M3 Max48GB RAM / 1TB SSD
11月7日(全色)

 
 
Source:MacBook Pro/Appleオンラインストア, iMac/Appleオンラインストア
(FT729) …

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モディ政権の陰謀か?AppleからのiPhoneハッキング警告

 
Appleが複数のインド野党政治家に対し、国家の支援を受けた悪意ある攻撃者によってiPhoneが狙われているとの自動メッセージを送っていたことが明らかになりました。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. 国家によるハッキング警告がインド野党政治家のiPhoneに届いた。
2. Appleが2021年より導入した通知機能で、今回の攻撃にはモディ政権の関連が疑われている。
3. Appleは警告について言及したものの、政権による攻撃の事実を肯定も否定もしなかった。

モディ政権の関連が疑われている
国家支援型のハッキングを警告する機能は2021年に導入されたもので、今回受け取った議員の一人はX(旧Twitter)で、実際にAppleから送られてきたとされるメッセージを公開しています。
 

Was notified by Apple late last night that my iPhone linked to my Apple ID is being targeted … I have implemented the on-device remedial measures suggested by Apple and am reaching out to experts as well …. pic.twitter.com/x9KbvcV1ez
— Samir Saran (@samirsaran) October 31, 2023

 
与党のインド人民党を率いるナレンドラ・モディ首相は、経済成長の舵取りを大きく期待されてきた一方で、排外的なヒンズー至上主義を掲げるなど、かねてより強権化が警戒されてきました。
 
したがって野党が、今回のiPhoneハッキング騒動について、そうしたモディ政権の企みを裏付けるものに他ならないと考えるのも不思議ではないでしょう。
 
早速インド国内の最大野党、国民会議派を率いるラフル・ガンディー氏は「好きなだけハッキングすればいい」と述べ、モディ首相を「だが、我々は追及を止めるつもりはない」と強く批判しました。
言及せざるを得ないが、したくないApple
これについてAppleは声明を発表、野党政治家らのiPhoneに何らかの攻撃があった可能性は否定しなかったものの、警告は「完全でも完璧でもない」とし、実際に与党側が意図して攻撃を行ったかどうかについては言及を避けました。
 
こうしたAppleの態度をラフル・ガンディー氏は、肯定も否定もしない「じれったいごまかし(long-winded non-denial)」と批判しましたが、世界有数のスマートフォン市場にとどまらず、中国に代わる新たなiPhoneの量産拠点としてインドを位置づけてきたAppleにとって、モディ政権の機嫌を損ねることは得策ではありません。
 
Appleとしては、今回の警告をなかったことにしたいというのが本音でしょう。
 
 
Source:AppleInsider,Reuters
(kihachi) …

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Apple公式、痛恨のミス!Macの製品画像を間違って掲載

 
Appleが新型MacBook Proと同時に発表したUSB-C – MagSafe3ケーブル(スペースブラック)の製品情報画像で、Macの向きが間違っていると指摘されています。かなり珍しいケースですが、いずれ正しい画像に差し替えされると思われます。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleは、新型MacBook Proと同時にMagSafe3ケーブルの新色を発表。
2. 製品画像で、ケーブルが接続されたMacの向きが間違っている。
3. かなり珍しいケースだが、近いうちに修正されると思われる。

 
新色ケーブルの公式画像に違和感
Appleは、M3ファミリーを搭載した14インチ/16インチのMacBook Proとあわせて、USB-C – MagSafe3ケーブル(2m)に、MacBook Proの新色と同じ「スペースブラック」を追加しました。
 

 
しかし、Appleが公式Webサイトに掲載した、USB-C – MagSafe3ケーブルの製品情報ページの画像に間違いがある、と米メディアMacRumorsの記者であるジョー・ロシニョール氏が指摘しています。
 
MagSafe3ケーブルが左上に接続されているのであれば、Appleロゴの上(葉っぱがある側)が下になるはずですが、公式イメージではAppleロゴが上下反対になっています。
 

Apple messed up this image. Given the Apple logo is upright, the MagSafe 3 cable should be in the bottom-right corner. pic.twitter.com/KfzrQoSUcR
— Joe Rossignol (@rsgnl) October 31, 2023

 
新色だけでなく全色で間違い
Appleロゴの向きは、スペースブラックだけでなく、スペースグレイ、ミッドナイト、スターライト、シルバーの各色でも同じように間違っています。
 

 
ご参考に、筆者のMacBook ProにMagSafe 3ケーブルを接続した画像がこちらです。
 

 
Appleが製品のデザインを間違った画像を掲載するという珍しいケースですが、いずれ修正されるのではないかと推測されます。
 
 
Source:Joe Rossignol/X, Apple
(hato) …

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iOS17.2、iPhoneのWi-Fi接続が遅い&途切れる不具合を修正

 
iOS17.2では、iOS17以降で発生しているWi-Fiが遅くなる、接続が途切れるといった問題が快活される模様です。iOS17.2以前では、Wi-Fiをいったんオフにしてオンに戻すことで一時的に対処可能ですが、iOS17.2へのアップデートで恒久的な解決策が提供されそうです。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iOS17.2では、Wi-Fiの接続に関する問題が解決される模様。
2. iOS17.1以前でも、Wi-Fiをオフにしてオンに戻すことで一時的には対処可能。
3. iOS17.2は現在、開発者と登録ユーザー向けベータが提供中、正式版公開は12月頃の見込み。

 
Wi-Fi接続の低速化、切断などの問題を修正
iOS17.2は現在、開発者向けベータと登録ユーザー向けパブリックベータが提供されています。一般ユーザー向けの正式版は、12月頃の提供になると予想されています。
 
iOS17.2では、iOS17やiOS17.1で発生していたWi-Fi接続に関する問題が修正されている、と海外メディアiClarifiedが報じています。
 
Appleは、iOS17のリリース以降に一部のユーザーが遭遇していたWi-Fiの問題(Webページの表示が遅い、常にバッファリング状態になる、接続が頻繁に切断される、など)が、iOS17.2で恒久的に解決できている、と説明しています。
 
これらの問題は、Wi-Fiをオフにして再度オンにすることで一時的に解決できていましたが、根本的な問題解決になっていませんでした。
「ジャーナル」アプリ追加、アクションボタンの機能強化も
iOS17.2では、iPhoneからの提案に沿って毎日の記録をつけられる「ジャーナル」アプリが追加されているほか、iPhone15 ProとiPhone15 Pro Maxではアクションボタンに割り当て可能な機能が増えています。
 
なお、「ジャーナル」アプリは、現在のところiPadOS17.2やmacOS 14.2のベータでは提供されていません。
 
 
Source:iClarified, MacRumors
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Exynos 2500、A17 ProやM3シリーズに続き3nmプロセスで製造?

 
Samsungは、Exynos 2500を自社の3nmプロセスで製造するとの予想を、韓国メディアFnnewsが報じました。
 
AppleはiPhone15 Proシリーズ用A17 ProをTSMCの3nmプロセスで製造、Exynos 2500もそれに続く可能性があります。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Samsungは、Exynos 2500を自社の3nmプロセスで製造する。
2. Samsungの3nmプロセスは、TSMCの3nmプロセスより素性が良いと韓国メディアが報道。
3. Samsungも、Arm Cortexに代わる自社設計のCPUコアを開発していると噂。

Samsungの3nmプロセスの素性は、TSMCよりも良い?
Samsungの3nmプロセスは、TSMCの3nmプロセスと比べて処理性能に優れ消費電力が低いとSamMobileが伝えています。
 
SamsungはExynos 2400を開発しており、Galaxy S24とS24+に搭載されると噂されています。
 
Exynos 2400の後継システム・オン・チップ(SoC)がSamsungの3nmプロセスで製造される見通しで、名称はExynos 2500になる可能性が高いとSamMobileは述べています。
各社が自社設計CPUコアに移行
ただし、Samsungは自社設計のCPUコアを開発しているとの噂もあり、実現した場合はExynosとは異なるブランドになることも考えられます。
 
QualcommはOryonコアをSnapdragon X Eliteに実装、Androidスマホ用SoCとなるSnapdragon 8 Gen 4にも実装する見通しです。
 
 
Source:Fnnews, SamMobile via Notebookcheck
Photo:Wccftech
(FT729) …

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新型MacBook ProとiMacの公式4K壁紙が公開

 
Appleが発表したM3ファミリーを搭載した14インチ/16インチMacBook Pro、24インチiMacの公式イメージに用いられている4Kサイズの壁紙を、ブログメディアTechRushiが公開しました。設定すれば最新Macの気分を味わえます。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. 新型MacBook ProとiMacの公式4K壁紙が入手可能。
2. MacBook Proの壁紙はブラックのみ。
3. iMacの壁紙には7色のカラーバリエーションがある。

 
MacBook Proの壁紙はブラック1色
「Scary Fast.」イベントで発表された14インチと16インチのMacBook Proは、M3 Pro、M3 Max搭載モデルで新色の「スペースブラック」が選択可能となっています。
 
新しいMacBook Proの公式イメージに用いられている壁紙は、ボディカラーがスペースブラック、シルバー、スペースグレイのどれを選んでも同じ、黒をベースにしたダークなデザインです。
 

 
iMacは7色のカラーバリエーション
M3搭載の24インチiMacは、M1モデルから引き続き、7色のカラーバリエーションとなっています。
 
壁紙も、本体のボディカラーに合わせた7色が用意されています。
 
ちなみに、iMacに同梱されている、ボディカラーに合わせたMagic KeyboardとMagic Mouseは、USB-CではなくLightning接続です。
 

 
壁紙のダウンロードはこちら
新型MacBook Proと、新型iMacの壁紙画像は、SourceにあるTechRushiの記事下部からリンクされている、Googleフォトからダウンロード可能です。
 
 
Source:TechRushi MacBook Proの壁紙, iMacの壁紙
(hato) …

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M3 Pro、全てがアップグレードなわけではない?

 
Appleが発表した新型MacBook Proに搭載されるM3 Proについて、GPUコア数とCPUの高性能コアの数、メモリの帯域幅はM2 Proよりも劣っていると、Wccftechが指摘しています。
 
M3 Proは、高性能コアおよび高効率コアともにM2 Proよりも処理性能が優れているとAppleは発表していますが、単純に数だけを比べればWccftechの指摘通りです。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. M3 ProとM2 Proを比べると、ダウングレードされた部分があるとWccftechが指摘。
2. M3 Proは、GPUコア数と高性能コア数、メモリ帯域幅がM2 Proよりも減少している。
3. 今後、ベンチマークスコアが報告されればどの程度の差なのか明らかになる。

GPUコア数、高性能コア数、メモリ帯域幅がM2 Proよりも減少
M2 Proには12コアCPUと19コアGPU構成がありましたが、M3 Proでは12コアCPUと18コアGPU構成と、GPUが1コア減少しています。
 
また、CPUは同じ12コアながら、M2 Proは8つの高性能コアを搭載していたのに対し、M3 Proは6つに減少しています。
 
更に、M2 Proのメモリ帯域幅は200GB/sだったのに対し、M3 Proのメモリ帯域幅は150GB/sになりました。
 

実性能の確認はベンチマークスコアの報告待ち
M2 ProとM3 Proの性能差が小さいのはこれらの要因によるのかもしれないと、Wccftechは推察しています。
 
ただし、M2 ProとM3 Proでは細部の設計が異なる可能性がありますので、実性能での差は今後報告されるであろうベンチマークスコアを確認する必要があります。
 
 
Source:Wccftech
(FT729) …

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スペースブラック版USB-C – MagSafe 3登場!

 
Appleは日本時間31日午前9時から開催したAppleイベント「速いもの見たさ。(Scary Fast.)」で、14インチ/16インチの新型MacBook Proを発表しました。その発表のタイミングと合わせて、USB-C – MagSafe 3ケーブル(2 m)の新色「スペースブラック」が発売となりました。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleは日本時間31日、新型MacBook Proを発表した。
2. USB-C – MagSafe 3ケーブル(2 m)の新色「スペースブラック」が発売となった。
3. USB-Cの部分も含めてすべて黒で統一されているのが特徴。

USB部分までも黒いのは初めて?
Appleはこれまでにも「スペースグレイ」「ミッドナイト」「スターライト」「シルバー」のUSB-C – MagSafe 3ケーブル(2 m)を販売していましたが、すべてのカラバリでUBC-Cの部分のみ白くなっていました。
 
今回発売されたUSB-C – MagSafe 3ケーブル(2 m)の「スペースブラック」は、USB-Cの部分も含めてすべて黒で統一されているのが特徴です。
 
ケーブルは、誰かが引っかかったときにケーブルが外れてMacノートブックが落下するのを防いでくれるMagSafe 3コネクタを搭載しています。
 
なお、USB-C電源アダプタは別売りとなっているので注意が必要です。
 
 
Source:Apple via MacRumors
(lexi) …

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Appleイベント、驚きのiPhone撮影で一新!

Appleは日本時間31日午前9時から開催したAppleイベント「速いもの見たさ。(Scary Fast.)」で、14インチ/16インチの新型MacBook Proや24インチの新型iMacなどを発表しました。イベントは現地時間30日の夜だったこともあり、ハロウィーンをテーマにしたものとなっていましたが、これまでと大きく異なるのは全編がiPhone15 Pro Maxで撮影されていたことです。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleは31日、イベントで新型MacBook Proや24インチの新型iMacなどを発表。
2. これまでと大きく異なるのは、映像の全編がiPhone15 Pro Maxで撮影されていたこと。
3. イベントはすでに終了済みだが、Apple公式サイトとYouTubeで視聴可能。

「Shot on iPhone」動画とは?
Appleはこれまでに、すべてをiPhoneのみで撮影した多くの「Shot on iPhone」動画広告を公開してきました。
 
最近発表されたものでは、オリヴィア・ロドリゴをフィーチャーし、Pro Res 4K LogやUSB-C外付けドライブ互換性などの機能を使ってすべてをiPhone15 Proで撮影した動画があります、
今回のAppleイベントはすべてiPhoneで撮影
Appleイベント「速いもの見たさ。」は、終盤の注意書きで「このイベントはiPhoneで撮影され、Macで編集されました」と記されており、すべてのプレゼンと野外での撮影、ドローン撮影までもすべてiPhone15 Pro Maxを使用した、とさらに下に小さく書かれています。
 

 
なお、イベントはすでに終了済みですが、Apple公式サイトとYouTubeで視聴可能となっています。
 

 
 
Source:9to5Mac
(lexi) …

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さよなら、Touch Bar。13インチMacBook Proの販売が終了

 
Appleは、M3シリーズ搭載MacBook Proの発表にあわせて、13インチMacBook Proの販売を終了しました。これにより、2016年10月に発売されたTouch Bar搭載Macの、7年間の歴史に幕が下ろされました。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. AppleはMacBook Proを14インチと16インチに集約した。
2. Touch Bar搭載の13インチMacBook Proが販売終了。
3. Apple役員が、Touch Barがユーザーから不評だったと語っていた。

 
13インチMacBook Pro廃止に伴いTouch Bar搭載機も消滅
Appleは、新世代AppleシリコンのM3、M3 Pro、M3 Maxを搭載した新型の14インチ/16インチのMacBook Proを発表しました。同時に、13インチMacBook Proがラインナップから消え、MacBook Proは14インチと16インチのみとなりました。
 
13インチMacBook Proには、キーボード上部に設けられた細長い有機EL(OLED)タッチスクリーンのTouch Barが搭載されていましたが、同モデルの販売終了に伴い、Touch Bar搭載MacがAppleの製品ラインナップから消えることとなりました。
Apple役員が不評だったと認めたTouch Bar
2016年にTouch Bar搭載MacBook Proが発表された直後、Appleの最高デザイン責任者をつとめたジョナサン・アイブ氏(2019年に退職)は「コンピュータの入力方法を根本から見直した」と、開発にあたっての哲学を語っていました。
 

 
しかし、2021年に発売されたM1 Pro/M1 Max搭載のMacBook Proでは、Touch Barが廃止されています。Touch Bar廃止の理由について、Appleのワールドワイド担当上級副社長であるグレッグ・ジョズウィアック氏は「ユーザーが物理キーの触感を愛しているから」と語り、Touch Barがユーザーから不評であったことを認めています。
 
2016年の発表当時、Touch Bar搭載MacBook Proをジョナサン・アイブ氏が紹介する動画はこちらでご覧ください。
 

 
Touch Bar追悼の画像も
14インチMacBook Proに買い替えるまで、Touch Bar搭載の13インチMacBook Proを愛用していた筆者としては、Touch Bar搭載モデルの販売に寂しさを感じます。同時に、Touch Barをあまり活用できていなかったことも思い出します。
 
Apple製品に関する画像投稿で知られるBasic Apple Guy( @BasicAppleGuy )氏は、「安らかに眠れ、Touch Bar 〜多くの人に嫌われ、少数に愛された」と刻まれた墓石の画像をXに投稿しています。
 

RIP Touch Bar (2016-2023) #AppleEvent pic.twitter.com/Ii7zDBLejg
— Basic Apple Guy (@BasicAppleGuy) October 31, 2023

 
 
Source:MacRumors, Basic Apple Guy/X
Photo:Apple/YouTube
(hato) …

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M3搭載MacBook Pro、NANDフラッシュの搭載数変更で転送速度アップ!?

 
M3搭載14インチMacBook Proはベースモデルにも2つのNANDフラッシュストレージチップを搭載、NANDフラッシュストレージチップが1つしか搭載されていないことにより転送速度が遅かったM2搭載13インチMacBook ProやMacBook Airよりも転送速度が速くなることが期待されます。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. M3搭載14インチMacBook Proは、ベースモデルにも2つのNANDフラッシュストレージチップを搭載している。
2. M2搭載13インチMacBook ProとMacBook AirのベースモデルはNANDフラッシュストレージチップを1つしか搭載しておらず、転送速度が低下していた。
3. ただし、ベースモデルの最小ストレージが256GBから512GBに増加しているので、NANDフラッシュストレージチップが2つになっただけなのかもしれない。

ベースモデルもNANDフラッシュストレージチップを2つ搭載
M3搭載14インチMacBook Proはベースモデルにも2つのNANDフラッシュストレージチップを搭載していることにより、転送速度の改善が期待されると、YouTubeチャンネル「Max Tech」のVadim Yuryev氏(@VadimYuryev)が投稿しています。
 

 
M2搭載13インチMacBook ProやMacBook AirのベースモデルにはNANDフラッシュストレージチップが1つしか搭載されておらず、転送速度が遅くなっていることが報告されていました。
 
ただし、最小ストレージ容量が256GBだったM2搭載13インチMacBook Proなどと異なり、M3搭載13インチMacBook Proの最小ストレージ容量は512GBです。
 
そのため、512GBモデル同士の比較ではどちらもNANDフラッシュストレージチップを2つ搭載している点で、違いはありません。
 
NANDフラッシュストレージチップ自体の性能に違いがあるのか、今後のレビュー記事に注目です。
 
 
Source:Vadim Yuryev(@VadimYuryev)/X
Photo:Apple Hub/Facebook
(FT729) …

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iPhone16/16 ProにHOYAがレンズ供給!?性能向上も値上げ懸念

 
Appleは、iPhone16シリーズおよびiPhone16 Proシリーズ用カメラ向けレンズを刷新することを計画していると、経済日報が報じました。
 
それに伴い、Appleは日本のHOYAに担当者を訪問させ、レンズ供給に向けて協議したと、経済日報は述べています。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone16シリーズおよびiPhone16 Proシリーズには、成型ガラスレンズが搭載される。
2. 成型ガラスレンズを、HOYAが供給するかもしれない。
3. 成型ガラスレンズの採用により光学性能が向上するが、販売価格の値上げにつながる可能性が指摘されている。

AppleとHOYAが成型ガラスレンズ供給に向けて協議
iPhone16シリーズおよびiPhone16 Proシリーズ用カメラ向けレンズは、新たに成型ガラス(Molding Glass)を採用、光学性能が向上する見込みです。
 
Appleは十分な数量の成型ガラスレンズを確保するべく、HOYAとの間で供給に向けた協議を開始した模様です。
 
成型ガラスは、iPhone16 ProとiPhone16 Pro Maxが搭載する高倍率望遠カメラにも採用、Largan Precisionが独占供給すると経済日報は伝えています。
成型ガラスレンズ採用で、来年も値上げか
性能面でメリットが大きい成型ガラスレンズですが、Appleの仕入れ価格は現行レンズと比較して10%〜20%高くなる可能性があり、販売価格の値上げに繋がることが懸念されています。
 
その場合、為替レートが現在の水準で推移すれば、日本でのiPhone16シリーズおよびiPhone16 Proシリーズの販売価格は、iPhone15シリーズおよびiPhone15 Proシリーズ同様、また値上げされることになります。
 
 
Source:経済日報 via IT之家
Photo:Konstantin Milenin(@mi_konstantin)/X
(FT729) …

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M3 Max搭載MacBook Pro、最上位構成は100万円超え!

 
Appleが発表した、M3シリーズ搭載の14インチと16インチMacBook Proの最上位構成でカスタマイズした場合の価格と構成内容を調査しました。14インチと16インチのいずれも、CPU、メモリ、ストレージを最上位構成にすると100万円を超えています。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. M3シリーズ搭載の14インチ/16インチMacBook Proが発表された。
2. 最上位構成の価格と内容を調査してみた。
3. 14インチは約105万円、16インチは約109万円(ともに税込)。

 
ベーシックモデルは248,800円から購入可能
Appleが発表した新しい14インチと16インチのMacBook Proは、新開発のM3シリーズチップを搭載し、特にグラフィック処理性能が向上しています。とくにM3 Maxチップ搭載モデルは最大128GBのユニファイドメモリを搭載可能など、トップエンドモデルと言える性能を誇ります。
 
ベーシックな構成なら、M3搭載14インチMacBook Proは248,800円(税込、以下同じ)、M3 Pro搭載14インチMacBook Proなら328,800円、M3 Pro搭載16インチMacBook Proは398,800円から購入可能です。
 
14インチと16インチのMacBook Proについて、最上位構成でカスタマイズした場合の内容と価格は、以下のとおりです。
14インチMacBook Proの最上位構成:1,056,800円
14インチMacBook Proの最上位構成の価格は1,056,800円で、構成内容は以下のとおりです。
 

16コアCPU、40コアGPU、16コアNeural Engine搭載Apple M3 Maxチップ(14コアCPU、30コアGPUのM3 Max比42,000円増)
128GBユニファイドメモリ(36GB比で168,000円増)
8TB SSDストレージ(1TB比で308,000円増)

 
本稿執筆時点では、11月13日〜17日に配送予定と案内されています。
 

 
16インチMacBook Proの最上位構成:1,092,800円
16インチMacBook Proの最上位構成の価格は1,092,800円で、構成内容は以下のとおりです。
 

16コアCPU、40コアGPU、16コアNeural Engine搭載Apple M3 Maxチップ(14コアCPU、30コアGPUのM3 Max比62,000円増)
128GBユニファイドメモリ(36GB比で168,000円増)
8TB SSDストレージ(1TB比で308,000円増)

 
本稿執筆時点では、配送予定は11月18日〜25日と案内されています。
 

 
 
Source:Apple
(hato) …

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M3 iMacとM1 iMac、やはり違いは搭載チップと対応ワイヤレス規格のみ

 
Appleは本日、10月31日に、M3チップを搭載した新型24インチiMacを発表しました。
 
2021年4月に発表(発売は5月)されたM1搭載iMacとは、カラー展開もデザインも同じで、搭載するシステムオンチップ(SoC)を除くと、それほど大きな違いは見受けられません。
 
M3チップを搭載したこととワイヤレス規格以外に変わった部分があるのかどうか、仕様を細かく確認してみました。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. 2021年発売のM1 iMacとM3 iMacの技術仕様を比較してみた。
2. M1 iMacとM3 iMacの最大の違いはM1からM3へアップグレードした点。
3. チップとワイヤレス以外の違いはない。

結論:搭載チップとワイヤレス規格以外の進化はなし
Appleが公開している、2021年5月発売の24インチM1 iMacの技術仕様と、発表されたばかりの24インチM3 iMacの技術仕様を比較してみました。
 
M3 iMacとM1 iMacの共通スペック
7種類のカラー展開:ブルー、グリーン、ピンク、シルバー、イエロー、オレンジ、パープル
ストレージ容量:256GB/512GB SSD
メモリ容量:8GBユニファイドメモリ
ディスプレイ:24インチ4.5K Retinaディスプレイ
カメラ:1080p FaceTime HDカメラ
ディスプレイのサポート:1台の外部ディスプレイで最大6K解像度、60Hz。Thunderbolt 3デジタルビデオ出力
オーディオ:フォースキャンセリングウーファーを備えた6スピーカーシステム、空間オーディオ対応、Hey Siri対応
接続と拡張性:2つのThunderbolt/USB 4ポート
同梱物:Magic Keyboard(上位モデルのみTouch ID搭載)、Magic Mouse、143W電源アダプタ、電源コード(2m)、USB-C – Lightningケーブル
 
つまり、ほとんどのスペックがまったく同じで、違うところを見つけるほうが難しいのです。
 
スペックで差異があったのは、搭載チップとワイヤレス、そしてなぜか重量(2ポート搭載モデル)が若干異なっていました。サイズ(高さ46.1センチ×幅54.7センチ×奥行き14.7センチ)はM3 iMacとM1 iMacで差異はありません。
 
M3 iMacとM1 iMacで異なるスペック
搭載チップ:
M3(8コアCPU/8コアGPU、8コアCPU/10コアGPU)16コアNeural Engine
M1(8コアCPU/7コアGPU、8コアCPU/8コアGPU)16コアNeural Engine
ワイヤレス:
M3モデルーーWi-Fi 6E(802.11ax) Bluetooth 5.3
M1モデルーーWi-Fi 6(802.11ax) Bluetooth 5.0
重量:
M3モデルーー4.43キロ(2ポート)、4.48キロ(4ポート)
M1モデルーー4.46キロ(2ポート)、4.48キロ(4ポート)
 
 
Source:M3 iMac技術仕様, M1 iMac技術仕様
(lunatic) …

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【速報】M3、M3 Pro、M3 Maxが発表〜3nmで製造、GPUなど大幅に強化

 
Appleが現地時間2023年10月30に、全く新しいAppleシリコン、M3、M3 Pro、M3 Maxを発表しました。
 
M3、M3 Pro、M3 Maxは3nmプロセスで製造、性能向上と消費電力削減が実現されています。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleが、M3ファミリーを発表、最上位チップであるM3 Maxは128GBメモリが選択可能。
2. M3ファミリーは3nmで製造、高性能コアと高効率コアの性能が向上している。
3. ハードウェアレイトレーシングに対応するなど、GPU性能が大幅に強化された。

GPUを大幅に強化、ハードウェアレイトレーシング対応
M3シリーズはGPU性能を大幅に強化、ダイナミックキャッシング技術を搭載し、レイトレーシング、メッシュシェーディングに対応したことなどにより、M1ファミリーと比べて2.5倍高速なレンダリング速度を実現しました。
 

 
M3ファミリーのCPU性能も同様に強化されており、M1ファミリーと比べて高性能コアが30%、高効率コアが50%、Neural Engineが60%高速化されています。
 

 

 

性能向上し、消費電力削減
M3 Maxの最大メモリ容量として、128GBが選択可能になりました。
 
M3ファミリーは3nmプロセスで製造、M1ファミリーに対して大幅な性能向上を実現しながら消費電力はほぼ半分に削減されています。
 
M3ファミリーの基本構成は、下記の通りです。
 

 
 
Source:Apple
(FT729) …

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【速報】M3搭載MacBook Pro発表!新色スペースブラック追加、11/7発売

 
Appleは現地時間10月30日、M3シリーズチップを搭載した14インチと16インチのMacBook Proを発表しました。チップはM3、M3 Pro、M3 Maxから選択可能で、新色の「スペースブラック」が追加されます。本日から予約受付開始、M3とM3 Proモデルは11月7日に発売です。M3搭載14インチMacBook Proの価格は248,800円(税込)からです。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1.AppleがM3シリーズ搭載のMacBook Proを発表。
2.上位チップ搭載モデルには新色「スペースブラック」を追加。
3. 本日予約受付開始、11月7日から販売開始。

新色「スペースブラック」が追加のM3 MacBook Pro
Appleは現地時間10月30日、M3シリーズチップを搭載する新型MacBook Proを発表しました。M3 Pro、M3 Max搭載モデルには、スペースグレイに替わって新色「スペースブラック」が追加されます。シルバーも選択可能です。M3モデルのカラーバリエーションは、従来と同じスペースグレイとシルバーです。
 

 
M3、M3 Pro、M3 MaxのM3シリーズは、M1、M2シリーズからさらに処理性能が向上するとともに省電力性能を維持しており、最大22時間のバッテリー駆動時間を実現しています。
 

 
最大128GBのメモリ搭載可能
M3 Max搭載のMacBook Proは、最大128GBの大容量メモリを搭載でき、4台の高解像度ディスプレイを接続可能です。
 
特に、Intel搭載モデルと比べて処理性能は最大11倍の高速化を果たしています。
 

 
14インチMacBook Proは248,800円から
14インチMacBook Proは、M3、M3 Proのチップを選択可能で、販売価格は248,800円(税込)からです。
 
16インチMacBook Proは、M3 Pro、M3 Maxを選択可能で、販売価格は398,800円(税込)からです。
 
M3とM3 Proモデルは本日予約開始、11月7日から販売開始です。M3 Maxモデルは11月中旬の発売予定です。
 

 
紹介動画も公開
Appleは、公式YouTubeチャンネルで新型MacBook Proの紹介動画も公開しています。再生時間は約1時間49秒です。
 
動画はこちらからご覧ください。
 

 
 
Source:Apple
(hato) …

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