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驚愕!Vision Proディスプレイ、iPhoneの50倍の超高密度

 
デバイス分解で知られるiFixitがAppleの複合現実(MR)ヘッドセットVision Proの分解を試みたところ、同機のマイクロOLEDディスプレイの画素密度は非常に高く、3,386 ppiであることが判明したとのことです。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iFixitがAppleの複合現実ヘッドセットVision Proの分解を試みた。
2. 同機のマイクロOLEDディスプレイの画素密度は非常に高く、3,386 ppiであることが判明。
3. その密度はiPhoneの50倍だという。

iPhoneのピクセル1個に50個がフィット!
Apple Vision Proの画素密度、3,386 ppiという数字は、どれくらいすごいのかわかりにくいですが、iPhone15 Pro Maxと比べるとそのすごさがよくわかります。
 
iPhone15 Pro Maxは1,290 x 2,796ピクセルで、画素密度は460 ppiとなっていますが、Vision Proのピクセルそれよりもはるかに小さく、左右2枚のディスプレイに2,300万個が詰まっており、iPhoneのピクセル1個に50個がフィットする計算になるとのことです。
 

 
Vision ProのマイクロOLEDディスプレイは、元々ソニー製のものが採用されるといわれていましたが、TrendForceによれば、最終的には中国のSeeyaとBOEがサプライヤーとして選ばれたとのことです。
Vision Proの部品価格はいくら?
IT之家によれば、Apple Vision Proのハードウェア製造コストはおおよそ1,700ドル(約25万円)であるとのことで、その販売価格3,499ドルのほぼ半分を占めています。
 
Vision Proサプライチェーンの中で最も大きなシェアを獲得しているのは、放熱部品モジュールとヘッドバンド、アイマスクとノーズピースなどを独占供給する広東省のLingyi iTechで、1台あたり約250~300ドルに達するといわれています。
 
 
Photo:iFixit/YouTube
(lexi) …

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iOS17.4で恥ずかしい3Dエフェクトを回避!

 
iOS17、iPadOS17およびmacOS Sonomaで、ビデオ会議の3Dエフェクトが新たに導入されましたが、同機能がデフォルトでオンになっていることに気づかずにオンラインセッションに参加してしまい、恥をかいた事例が報告されていました。AppleはiOS17.4/iPadOS17.4と同時に、この3DエフェクトをデフォルトでオフにできるAPIをサードパーティー会議アプリ向けに公開する見込みであることが明らかになりました。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iOS17、iPadOS17およびmacOS Sonomaでビデオ会議の3Dエフェクトが新たに導入された。
2. 同機能がデフォルトでオンになっていることに気づかずにセッションに参加する人が続出。
3. Appleはアプリが3DエフェクトをデフォルトでオフにできるAPIを公開する見込みだという。

FaceTimeアプリやその他のビデオ会議アプリで自動でオンに
iOS17で3Dエフェクトという新機能が追加されたことを知らずに、オンラインのセラピーセッションに参加した人が、自身のトラウマ体験を語っているときに、オーガナイザーから大丈夫か尋ねられたため、問題ないことを意味するジェスチャー「両手でグーサイン」を出したところ、背後に大きな花火が打ち上がり、その場が凍りついたとの報告がありました。
 
3Dエフェクトのジェスチャーの種類は以下のとおりとなっています。
 

機能はデフォルトでオフに変更可能に
iOS17.4/iPadOS17.4の正式版の公開と同時に、サードパーティー会議アプリがビデオ会議の3Dエフェクト機能をデフォルトでオフにすることができる新たなAPIがリリースされる、とMacRumorsが報じています。このAPIはiOS17.4/iPadOS17.4では使用可能であることが判明しているものの、macOS 14.4でも使用できるか確認は取れていないそうです。
 
3Dエフェクト機能自体をオフにすること自体は難しいわけではありませんが、機能の存在を知らずにiOS17にアップデートし、大切なビデオ会議に出席してしまうことが問題とされています。
 
 
Photo:Apple (1), (2)
(lexi) …

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iPhone16/16 Proシリーズのバッテリー容量判明か〜予想スペック表更新

 
iPhone16シリーズおよびiPhone16 Pro Maxのバッテリー容量に関する予想が投稿されました。
 
iPhone16 Proのバッテリー容量は既に、外観写真とするものと共に報告されていました。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone16シリーズおよびiPhone16 Pro Maxのバッテリー容量に関する予想が投稿された。
2. 既に報告されていたiPhone16 Proのバッテリー容量と合わせ、全モデルの容量が判明した。
3. iPhone16 Pro Maxのバッテリー形状はL字型ではなくなると、リーカーが述べている。

iPhone16/16 Proシリーズの最新予想スペック表
今回新たに報告されたのは、iPhone16シリーズおよびiPhone16 Pro Maxのバッテリー容量です。
 
下記予想スペック表の緑字は、筆者の独自予想です。
 

モデル名
iPhone16
iPhone16Plus
iPhone16Pro
iPhone16Pro Max

コードネーム
D47
D48
D93
D94

識別子
iPhone16,4
iPhone16,5
iPhone17,1
iPhone17,2

SoC

A18

A18 Pro

RAM

8GB

ディスプレイサイズ
6.1インチ
6.7インチ
6.3インチ
6.9インチ

アスペクト比

19.5:9

19.6:9

ディスプレイ周囲のデザイン

狭額ベゼル

リフレッシュレート

60Hz

1-120Hz、ProMotion

高さ
146.7mm
160.0mm
149.6mm
163.0mm


70.70mm
76.90mm
71.45mm
77.58mm

厚さ

7.80mm

8.25mm

重さ


194グラム
225グラム

リアカメラ(広角)

4,800万画素

リアカメラ(超広角)

1,200万画素

4,800万画素

リアカメラ(望遠)

1,200万画素光学5倍

LiDAR

搭載

5Gモデム

Snapdragon X70

Snapdragon X755G Advanced対応

Wi-Fi

Wi-Fi 6E

Wi-Fi 7

バッテリー容量
3,561mAh
4,006mAh
3,355mAh
4,676mAh

 
今回新情報を報告したのは、リーカーのMajin Bu氏です。
 
iPhone16 PlusのみiPhone15 Plus(バッテリー容量:4,383mAh)と比べて容量が減少していますが、Majin Bu氏は「入手した噂ではこの容量」と述べていますので、確実ではありません。
 
また、リークされたiPhone16 Proのバッテリー形状はL字型だったのに対し、iPhone16 Pro MaxのバッテリーはL字型ではないと同氏は述べています。
 

pic.twitter.com/2TLTN0Pg2i
— Majin Bu (@MajinBuOfficial) February 7, 2024

 
 
Photo:Apple Hub/X
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iPad Foldに加え2種類のiPhone Flipが開発中〜2026年発売!?

 
Appleは、縦に折りたたむタイプのiPhone(仮称:iPhone Flip)を開発しており、早ければ2026年に発売する可能性があるとの予想が伝えられました。
 
Appleは折りたたみiPad(仮称:iPad Fold)を開発していると噂されており、こちらは横に折りたたむタイプになると思われますので、合計3種類の折りたたみモバイルデバイスが開発されていることになります。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleは縦に折りたたむタイプのiPhoneを開発中で、2種類のプロトタイプが存在している。
2. 折りたたみiPhoneの開発は2020年に中断され、最近になって再開された模様。
3. 折りたたみiPadと合わせ、Appleは3種類の折りたたみモバイルデバイスを開発している可能性が高い。

折りたたみiPhoneの開発経緯と現況
今回の予想を伝えたThe Informationによれば、iPhone Flipの開発はまだ始まったばかりで、発売時期は早くても2026年とのことです。
 
iPhone Flipに関する情報を整理すると、下記のようになります。
 

開発中のプロトタイプは2種類あり、いずれも縦に折りたたむタイプ
折りたたんだ際にディスプレイが外側になるようなデザインを検討したが、耐久性の問題から断念した
折りたたんだ際の厚さがストレートタイプのiPhone(例えばiPhone15)と同程度に収まるように開発を進めていたが、バッテリー容量とディスプレイの問題から断念した
折りたたみiPhoneの開発は、2020年に一度中断された
現在の開発の主眼は、折りたたんだ際のディスプレイの折り目の解消に向けられている
折り目を解消するために、それが可能なヒンジの設計を検討している

 
これまでの開発経緯を考えると、Appleはかなり意欲的な製品の開発を検討していたようです。
 
現在開発中のiPhone Flipは、折りたたんだ際にディスプレイが内側になるGalaxy Z Flipと同じようなデザインを採用していると思われます。
 
その上でプロトタイプが2種類あるということは、メインディスプレイおよびカバーディスプレイのサイズが異なるか、搭載するカメラの数が異なるのかもしれません。
 
Appleは折りたたみディスプレイの折り目を目立たなくするための特許を出願していますので、そうした新技術の導入を検討していると考えられます。
 
 
Photo:Apple Hub/Facebook
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Apple Vision Proは5月に中国で発売へ?商標問題はどうなる

 
Appleの複合現実(MR)ヘッドセットVision Proが、5月にも中国で発売に至る可能性が浮上しました。Vision Proは現在のところ米国のみでの販売となっていますが、今年中に販売地域が拡大するといわれています。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. AppleのMRヘッドセットVision Proが、5月にも中国で発売に至る可能性が浮上した。
2. 中国でのVision Proを発売するにはAppleは商標問題を解決しなければならない。
3. Vision Proの日本での発売時期はおそらく来年になると予想されている。

中国での発売は一筋縄ではいかない?
Appleのサプライチェーン情報についてこれまでに幾度も報じてきたIT之家によれば、Apple Vision Proは中国で早ければ4月、遅くとも5月に発売に至るとのことです。
 
しかしながら、中国でのVision Pro販売開始は一筋縄ではいかないと言われています。というのも、「Vision Pro」の商標がすでにライバル企業Huaweiによって同国内で取得されているためです。
 
Huaweiの「Vision Pro」商標は、2019年5月に取得されたものですが、使用権は2021年11月末〜2031年11月末までの最長10年間となっています。同商標は国際分類9に属しており、ヘッドマウント・バーチャルリアリティ機器、無線機器などをカバーしているため、Appleが中国でVision Proの名前を使用すると、商標侵害にあたる可能性があります。
 
Appleはこういった場合、通常他の企業と合意に達することを目指すとされていますが、相手がHuaweiとなると、どうなるかは予想はつきにくいと言えます。
日本での発売は来年?
Apple Vision Proの日本での発売時期はおそらく来年になると予想されています。
 
今年中に発売が実現する国として、現在のところカナダと英国がリストアップされていますが、やがてはフランス、ドイツ、オーストラリア、香港、韓国でも販売が行われるとみられています。
 
 
Photo:Apple
(lexi) …

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Apple、「不気味」と酷評されたVision Proのペルソナを修正開始

 
Appleは、現地時間2月6日にリリースしたvisionOS1.1の開発者向けベータで、Apple Vision Proでビデオ通話中に相手の顔を表示する「ペルソナ」を修正しています。同機能は、発売前にVision Proをレビューしたジャーナリストから「不気味」と酷評されていました。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Apple Vision Pro装着中、相手に表情を見せるペルソナ機能。
2. 画像が不鮮明でジャーナリストに「不気味」と酷評されていた。
3. visionOS1.1ベータで、同機能の改善が開始されている。

 
ビデオ通話中に相手に自分の顔が見える「ペルソナ」機能
Apple Vision Proの「ペルソナ」は、Vision Proを装着してFaceTimeビデオ通話をする際、Vision Proを装着していない状態の表情を相手に見せられる機能です。Appleは、同機能を「ベータ」と位置付けています。
 

 
テクノロジーメディアThe Vergeの編集長ニレイ・パテル氏は、Apple Vision Proの発売前レビューで、ペルソナ機能を実際に試した印象として「非常に奇妙でとても不気味」とコメントし、ストレスなく使うにはまだ時間がかかりそう、と辛口の評価を寄せていました。
 

 
以前よりも詳細で人間的に
Appleは、現地時間2月6日にリリースしたvisionOS1.1の最初の開発者向けベータで、ペルソナの改善を開始している、と米メディアMacRumorsが報じています。
 
visionOS1.1のベータをインストールすると、「最新の外観にアップデートするため」として顔のキャプチャをやり直すよう求められ、生成されたペルソナは以前よりも詳細で、人間的になっているようです。
 
なお、visionOS1.1ベータでも、ペルソナ機能はベータとされています。
「大幅に改善された」との評価
テクノロジー系YouTuberのSnazzy氏(@SnazzyLabs)は、「私だけかもしれないが」と前置きしつつ、visionOS1.1ベータでペルソナ機能が大幅に改善された、と評価しています。
 
同氏は「まだ不気味で奇妙な感じがする?ああ、でも私はもうスターリンのようには見えないよ」と、同機能が発展途上であることを認めつつ、新たなペルソナのスクリーンショットを投稿しています。
 

 

So, maybe it's just me, but I feel like the visionOS 1.1 beta vastly improves the Persona feature.
Is it still uncanny and creepy? Yeah, but I don't look like Stalin anymore. pic.twitter.com/uYGUugHFSl
— Snazzy Labs (@SnazzyLabs) February 6, 2024

 
visionOS1.1は「恐ろしく不安定」
ちなみに同氏は、visionOS1.1は恐ろしく不安定で、USBポートがないのでダウングレードもできないので、インストールしない方が良いとも呼びかけています。
 

PSA do not update to the Apple Vision Pro 1.1 developer beta no matter how much you may be tempted. It is horribly unstable and because this genius product has no USB port, you're unable to downgrade without going to the Apple Store.
— Snazzy Labs (@SnazzyLabs) February 7, 2024

 
 
Photo:Apple, SnazzyLabs/X …

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Google Pixel Fold 2が新デザインを主導しTensor G4搭載!?

 
Google Pixel Foldの後継モデルとなるGoogle Pixel Fold 2は、16GB RAMとTensor G4の組み合わせでテストされている模様です。
 
Google Pixel 9とGoogle Pixel 9 Proのリアカメラ周りのデザインは、Google Pixel Foldと似通ったものになる見通しです。Google Pixelシリーズ(スマートフォン)の新デザインは、Google Pixel Foldシリーズから導入されていくのかもしれません。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Google Pixel Fold 2のプロトタイプを用いた開発テストが行われている。
2. Google Pixel Fold 2には、Tensor G4が搭載されている。
3. Google Pixel Fold 2も、初代のように新しいデザイン要素を採用するかもしれない。

過去最大となる16GB RAMと組み合わせ
Google Pixel Fold 2(コードネーム:comet)の開発テストは当初、Tensor G3(コードネーム:zuma)を搭載して行われていましたが、現在はTensor G4(コードネーム:zumapro)に変更して行われているとAndroid Authorityが述べています。
 
Google Pixel Fold 2は、Tensor G4と16GB LPDDR5 RAM、256GBのUFS 4.0ストレージの組み合わせでテストが行われており、この仕様のまま登場すればRAM容量はGoogle Pixelスマートフォンとしてこれまでで最大となります。
何らかの新しいデザイン要素を採用することを期待
リークされたGoogle Pixel 9およびGoogle Pixel 9 Proのレンダリング画像から、両モデルのリアカメラバーのデザインは、Google Pixel Foldと似たアイランド状のデザインになるとみられています。
 
そのため、Google Pixel Fold 2にも何らかの新しいデザイン要素が取り入れられることが考えられます。
 
また、Google Pixel 9シリーズが採用するフラットな筐体デザインを、Google Pixel Fold 2も採用するのかもしれません。
 
 
Photo:Miror Pro/YouTube
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Apple、AliveCorとの心臓モニタリング技術をめぐる独占禁止法訴訟に勝利

 
Apple Watchの心臓モニタリング技術をめぐるAliveCorとの法廷闘争で、Appleが勝利を収めたことが明らかとなりました。AliveCorは、Appleが心拍数アルゴリズムに変更を加えたことで、サードパーティーのアクセスを制限しており、これは反競争的な動きだと主張していました。
 
しかし、米連邦地方裁判所の判事は、Appleは裁判でこの訴訟に向き合う必要はないと述べ、同社に全面的に有利な判決を下しています。AliveCorは、控訴する予定だということです。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1.Apple Watchのアルゴリズム変更におけるAliveCorとの法廷紛争でApple勝利。
2.Appleは、watchOS 5において新しいアルゴリズムを採用していた。
3.AliveCorは新しいアルゴリズムへの変更を反競争的な動きだと主張していた。

Appleが勝利を収める
Appleの広報担当者は、9to5Macへの声明の中で次のように述べています。
 

Appleでは、健康、ウェルネス、救命機能によってユーザーを支援する製品やサービスを生み出すため、チームは常に革新に取り組んでいます。AliveCorの訴訟は、消費者と開発者が信頼するApple Watchの重要な機能を向上させるAppleの能力に異議を唱えたものであり、本日の結果は、それが反競争的なものではないことを裏付けるものです。私たちは裁判所が本件を慎重に検討してくれたことに感謝するとともに、私たちが顧客のために進めているイノベーションを実利のない主張から守り続けます。
 
この訴訟は、watchOS 5における心拍数データを収集するアルゴリズムのアップグレードに関するもので、Appleは「Heart Rate Path Optimizerアルゴリズム(HRPO)」から、「Heart Rate Neural Networkアルゴリズム(HRNN)」にアップグレードしています。AliveCorは、これらの変更により自社のwatchOSアプリで利用できる不整脈を警告する「SmartRhythm」が機能しなくなったと主張し、Appleに開発者が利用できるオリジナルのアルゴリズム(HRPO)を残すよう求めていました。
 
これに対しAppleは、新しいアルゴリズム(HRNN)がより正確であるとし、この要求を拒否したために訴訟に発展しています。
 
ジェフリー・ホワイト連邦地裁判事は、今回の訴訟でAppleに有利な略式判決を下しました。判決の詳細は守秘義務のため非公開ですが、Appleによるとパブリックバージョンが数週間以内に入手可能になるということです。
機能改善のためのアルゴリズムは当然のことでは?
Appleが行ったアルゴリズムの変更はApple Watchの機能を改善するためのものであり、決して競合他社を排除するものではないことは素人が見ても明らかです。Apple Watchのような電子機器は常に進化し続けるものであり、その進化に応じて使用するアルゴリズムが変更される事は当然のことでしょう。
 
ちなみに、AliveCorのApple Watch用の「Kardia Band」は、米国食品医薬品局(FDA)に認可されています。Kardia Bandと組み合わせて使えるSmartRhythmという機能を用いることで、活動レベルに見合わない形で脈が正常値からはみ出した場合、アルゴリズムがユーザーに対して警告を表示することができるようになります。
 
今回の訴訟では、このアルゴリズムの変更が焦点となっていましたが、最終的にAppleの主張が認められることとなりました。
Masimoとの特許紛争ではApple Watch Series 9などが販売停止に
なお、Apple Watchの心電図(ECG)技術に関するAppleとAliveCorの特許訴訟については現在も続いています。
 
AliveCorの特許紛争では、Apple Watchの販売停止に至っていませんが、血中酸素飽和度測定センサー関連の多数の特許を有する医療機器メーカーMasimoとの特許紛争では、Appleは米国のオンラインストアにおいてApple Watch Series 9およびApple Watch Ultra 2の販売を停止しています。ちなみに、AliveCorはこの販売停止措置を賞賛していました。
 
その後、一時的に販売が復活するも、今年1月には米国では再度、販売停止となっています。この紛争を回避するためAppleは2024年1月18日より、米国において血中酸素ウェルネスを無効化したApple Watch Ultra 2とApple Watch Series 9を発売しています。
 
 
Photo:Apple
(m7000) …

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Galaxy Z Fold6がデザイン刷新〜Fold6 SEはFold5のリネームか

 
Galaxy Z Fold6は、デザインが刷新されるとの予想が伝えられています。
 
Galaxy Z Fold6が全く新しいデザインを採用するのであれば、同時発表が噂されるGalaxy Z Fold6 SEはGalaxy Z Fold5の筐体を活用したモデルになるかもしれません。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Galaxy Z Fold6は、全く新しいデザインを採用する。
2. Galaxy Z Fold6はディスプレイのアスペクト比も変更、Google Pixel Foldのように横幅が広くなる。
3. Galaxy Z Fold6 FEと噂される廉価モデルは、iPhone SE(第2世代)と同じ開発手法を用いてGalaxy Z Fold5の筐体を活用したモデルになるかもしれない。

Galaxy Z Fold5のカメラをダウングレードしてZ Fold6 FEに!?
Samsungが出願したデザイン特許から、Galaxy Z Fold6(下記画像右側)はアスペクト比を変更し、Google Pixel Foldのように横幅が広いディスプレイを搭載する可能性が伝えられています。
 

 
その場合、SamsungはGalaxy Z Fold5の筐体を活用し、カメラをダウングレードしたデバイスをGalaxy Z Fold6 FEとして発売することが考えられます。
 

 
この方法はAppleがiPhone SE(第2世代)の開発で用いた手法であり、新たな開発予算をかける必要がないため販売価格を抑えることができると予想されます。
 

 
Galaxy Z Fold6 FEの販売価格をGalaxy Z Fold5よりも大幅に安くすることができれば、低迷する中国市場でのシェア回復と、折りたたみスマートフォンの普及が実現されるかもしれません。
3種類の折りたたみスマートフォンを開発中
Samsungは現在、コードネームがQ6、B6、Q6Aの3種類の折りたたみスマートフォンを開発しているとみられています。
 
このうち、Q6はGalaxy Z Fold6、B6がGalaxy Z Flip6で、Q6AがGalaxy Z Fold6 FEと思われます。
 
コードネームに「A」がつくことから、Galaxy Z Fold6の廉価モデルの名称はGalaxy Z Fold6 FEではなく、以前噂にのぼったGalaxy A Foldになる可能性もありそうです。
 
 
Photo:Wccftech, Miror Pro/YouTube, Pigtou, xleaks7 (David Kowalski)(@xleaks7)/X
(FT729) …

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iOS/iPadOS17.4、watchOS10.4などの開発者向けベータ2が公開

 
Appleが現地時間2024年2月6日、iOS17.4、iPadOS17.4、watchOS10.4、macOS Sonoma 14.4、tvOS17.4、HomePodソフトウェアバージョン17.4の開発者向けベータ4を公開しました。
 
Appleはまた、visionOS1.1の開発者向けベータ2も公開しています。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iOS17.4、iPadOS17.4、watchOS10.4、macOS Sonoma 14.4、tvOS17.4、HomePodソフトウェアバージョン17.4のベータ2が公開された。
2. visionOS1.1の開発者向けベータ1も公開されている。
3. 古いMac向けの、macOS MontereyとVenturaのリリースキャンディデートも公開された。

ビルド番号を確認〜iOS17.3.1を近日公開と噂
Appleは現地時間2024年1月25日に、iOS17.4とiPadOS17.4、tvOS17.4の開発者向けベータ1を公開していました。
 
今回公開された、開発者向けベータ2のビルド番号は下記の通りです。
 

iOS17.4開発者向けベータ2:21E5195e
iPadOS17.4開発者向けベータ2:21E5195e
watchOS10.4開発者向けベータ2:21T5196d
macOS Sonoma 14.4開発者向けベータ2:23E5191e
tvOS17.2開発者向けベータ2:21L5206f
HomePodソフトウェアバージョン17.2開発者向けベータ2:21L5206f
visionOS1.1開発者向けベータ1:21O5181e

 
iOS17.4では、欧州においてサイドローディングへの対応が行われる見通しです。また、次世代CarPlayの痕跡が見つかっていました。
 
AppleはiOS17.4の正式版を公開する前に、iOS17.3.1を公開するとの噂があります。
macOS MontereyとVenturaのリリースキャンディデートも公開
macOS Sonomaにアップデート出来ないMacを対象とする、macOS Ventura 13.6.5とmacOS Monterey 12.7.4のリリースキャンディデート(RC)も公開されています。
 

macOS Ventura 13.6.5 RC2:22G610
macOS Monterey 12.7.4 RC2:21H1111

 
 
Photo:Apple
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iPhone16/16 Proのキャプチャボタンにシャッター半押しでピント合わせ搭載

 
iPhone16シリーズおよびiPhone16 Proの右側面に搭載されるキャプチャボタンには、軽く押した際にデジタル一眼レフカメラのようなシャッター半押しでのピント合わせ動作が可能になると、リーカーが述べています。
 
本機能の搭載により、iPhone16シリーズおよびiPhone16 Proはより本格的な撮影に対応する模様です。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone16シリーズおよびiPhone16 Proのキャプチャボタンは、「軽く押す」「強く押す」の操作に対応。
2. 「軽く押す」では、デジタル一眼レフカメラのシャッターボタン半押しのような動作に対応し、露出とピントを確定させることができる。
3. キャプチャボタンが本体右側面に配置されることにより、米国モデルでは5Gミリ波アンテナの位置が移動すると予想される。

キャプチャボタンは、半押し動作に対応
iPhone16シリーズおよびiPhone16 Proの右側面に搭載されるキャプチャボタンに半押し動作が追加されることで、ユーザーは軽く押した状態でピントや露出を確定させ、その後、強く押して撮影(シャッターをきった状態に)できることになるようです。
 
この機能が搭載されることで、ユーザーは現行モデルと比べてより意図した写真撮影が可能になると考えられます。
キャプチャボタンの大きさは電源ボタンと同程度
iPhone16のものとするCADレンダリング画像で、本体右側面に搭載されたキャプチャボタン(右側面下段)が確認できます。
 
この画像から、キャプチャボタンは電源ボタン(右側面上段)と同じ大きさであることがわかります。
 

 
iPhone15の米国モデルでは、キャプチャボタンの位置に5Gミリ波アンテナが搭載されています。
 
左側面にはSIMトレーがあることから、iPhone16の米国モデルでは5Gミリ波アンテナがどこに配置されるのか、今後明らかになるでしょう。
 
 
Source:Majin Bu(@MajinBuOfficial)/X, Sûjåñ Tharu(@SujanTharu66)/X
(FT729) …

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「ながらVR」運転、法律で規制すべきか

 
Appleの複合現実(MR)ヘッドセットVision Proは、2日に米国で発売に至ってからというものユーザーが屋外でデバイスを使用する事例が多数報告されていますが、中には危険を伴うものも存在します。TeslaのCybertruckをVision Proを装着したまま運転するユーザーの姿がカメラに捉えられており、物議を醸しています。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. AppleのMRヘッドセットVision Proが屋外で使用される事例が多数報告されている。
2. TeslaのCybertruckをVision Proを装着したまま運転するユーザーの姿が捉えられている。
3. 日本では、運転中にスマホや携帯電話で通話する「ながらスマホ」に対する罰則が厳格化されている。

米運輸長官が「危ない」とポスト
Apple Vision Proを装着したままTeslaのCybertruckを運転するユーザーの動画をジョー・バイデン政権で運輸長官を務めるピート・ブティジェッジ氏がリポストしており、「先進運転支援システムを使用していても、人間のドライバーが常に運転を制御し、そのタスクに関与しなければならない」とコメントしていますが、ユーザーの返信でCybertruckでは先進運転支援システムは今のところ使用できないことが指摘されています。
 

Reminder—ALL advanced driver assistance systems available today require the human driver to be in control and fully engaged in the driving task at all times. pic.twitter.com/OpPy36mOgC
— Secretary Pete Buttigieg (@SecretaryPete) February 5, 2024

 
すなわち、カメラに捉えられたこのユーザーは、Vision Proで手のジェスチャーを使用しながら、普通の自動車を運転していたことになります。
ながらスマホと同じ扱いになる?
Apple Vision Proの法律上の位置づけは、やはりスマホと同等になるのでしょうか。日本では令和元年12月1日から運転中にスマホや携帯電話で通話したり、画面を見たり操作する「ながらスマホ」に対する罰則が厳しくなっています。
 
Vision Proを装着したままスケボーでニューヨークを走り回るユーザーの動画もすでに上がっていますが、今後同様のデバイスがさらに普及したとき、新たに法整備が行われていくのではないでしょうか。
 
 
Photo:@SecretaryPete/X
(lexi) …

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バレンタインデー限定!Apple Watchで健康な愛を育もう

 
Appleは2月14日(金)、バレンタインデーのApple Watchアクティビティチャレンジを開催することが明らかになりました。30分間の「エクササイズ」リングを完成させると、特別なバッジがもらえるようになっています。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleは2月14日、バレンタインデーのApple Watchアクティビティチャレンジを開催する。
2. 30分間の「エクササイズ」リングを完成させると、特別なバッジがもらえる。
3. Apple Watch以外でも、App Store、Apple TVなどで「心臓月間」の特別なコンテンツが提供。

「心臓月間」の催しのひとつ
Apple Watchのバレンタインデーのアクティビティチャレンジは、Appleの「心臓月間(Heart Month)」の催しのひとつです。Apple Watch以外でも、App Store、Apple TV、ポッドキャストなどで特別なコンテンツが提供されています。
 
規定のアクティビティをクリアすると、特別なバレンタインデーバッジがもらえます。
 

 

Apple Watchは心臓の健康にフォーカス
Appleは米国心臓協会や病院の研究者と共に、Apple Watchで記録されたワークアウトと心臓血管の健康の関係性を探る共同研究も行っており、男女、年齢を問わず、心臓血管の健康レベルが平均以上の人は週平均200分以上、心臓血管の健康レベルが高い人は週平均300分以上のアクティビティを行っていたことがわかっているそうです。
 
「心臓の健康を保つには、総合的なアプローチが必要です。Apple Watchの第1世代から、心拍数に加えてアクティビティやワークアウトのアプリを搭載し、これに取り組んできました」と、Appleの最高執行責任者(COO)を務めるジェフ・ウィリアムズ氏は述べています。
 
同氏は過去に英メディアの取材で、いかに心臓の健康管理がApple Watchの中核機能になっていったかを語っています。
 
Apple Watchは予防的ヘルスケアだけではなく、病院で見落とされていた肺血栓の発見に貢献するなど、対症療法的なアプローチでも効力を存分に発揮することでも知られています。
 
 
Photo:Apple, MacRumors
(lexi) …

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ベータ機能追加!Vision Proでパスコード忘れ解消

 
Appleの複合現実(MR)ヘッドセットVision Proでは、虹彩認識「Optic ID」が新たに導入されていますが、それでもパスコードの入力が要求されることが度々あるといいます。Vision Proではパスコードを忘れてしまった場合、Apple Storeにデバイスを持ち込まなければリセットを行うことはできないことがわかっていましたが、visionOS1.1ベータでユーザー自身が行えるようになっている模様です。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. AppleのMRヘッドセットVision Proでは、パスコードを忘れた場合Apple Storeに持ち込まなければならない。
2. visionOS1.1ベータで、ユーザー自身がパスコードのリセットを行えるようになっているという。
3. iPhoneと同様の手順でVision Proでもパスコードのリセットを行えるようだ。

アナログすぎる対応に非難が集中
iPhoneでも同じですが、生体認証だけでなくパスコードの入力が求められることは要所要所であります。
 
Vision Proで導入されたOptic IDで、虹彩の画像からユーザー認証を行うことが可能となりましたが、この便利な機能に頼りすぎたユーザーがパスコードを忘れてしまったところ、デバイスをApple Storeに直接持ち込むか修理センターに送付しなければならないことが判明し、アナログすぎると物議を醸していました。
最新ベータでオプションが追加
幸いなことに、visionOS1.1ベータにiPhoneなどのデバイスのようにユーザー自身がパスコードのリセットを行える機能が追加されているのがわかったそうです。
 
iPhoneではパスコードのリセットの際、デバイスをリカバリーモードにして消去し、もう一度設定し直す必要がありますが、Vision Proでも同様の手順を踏まなければならないようです。なお、iPhoneの場合、データや設定はバックアップから復元することが可能です。
 
Vision ProはAppleにとっても実験的なデバイスだと推測されるため、出荷時にリセット機能を実装し忘れても仕方がないのではないでしょうか。
 
 
Photo:Apple
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Apple Watchの心拍数通知、真剣に受け止めて!肺血栓発見で命拾いの男性語る

 
Apple Watchからの心拍数の異常通知がきっかけで、病院で見落とされていた肺血栓が発見され、命拾いしたケースが報告されています。発見が遅れれば死に至った可能性もあります。命拾いした男性は、Apple Watchからの通知は真剣に受け止めるよう、呼びかけています。記事では、心拍数通知の設定方法もご紹介します。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Apple Watchの高心拍数通知を受け取った男性が病院を受診。
2. 最初の検査では原因不明だったが、再び高心拍数通知を受けて肺血栓を発見。
3. 命拾いした男性は「Apple Watchの通知は真剣に受け止めて」と呼びかけ。

最初は気に留めなかった、Apple Watchからの高心拍数通知
米フロリダ州のルーク・ハイマン氏はある日、Apple Watchからの高心拍数の通知を受け取りました。心拍数は160前後を示していました。
 
その時ハイマン氏は、Apple Watchの故障か、誤検出だろう、と気にも留めなかったそうです。
 
2日後に、気分が悪くなり、足がゼリーのように力が入らなくなったハイマン氏は、再び同じ通知を受け取り、検査を受けた方が良さそうだ、と考えました。
医師「放置していたら最悪の結果に至ったかも」
医師は心臓発作の可能性は否定したものの原因を特定することはできず、ハイマン氏は家に返されました。
 
帰宅後に、安静時心拍数が160を超えたため、ハイマン氏は再び病院を訪れます。緊急救命室(ER)で造影剤を使ったCTスキャンを受けた結果、両方の肺に複数の血栓が発見されました。
 
ハイマン氏を診察した心臓専門医は、発見が遅れれば気絶や失神、あるいは最悪の結果に至った可能性もあり、ハイマン氏はApple Watchに命を救われたと言える、彼がApple Watchを持っていて良かった、と述べています。
 

 
「Apple Watchから通知が来たら、真剣に受け取って」
数カ月後に心拍数が正常に戻ったたハイマン氏は、「Apple Watchなどのスマートデバイスから通知を受け取ったら、真剣に受け取った方がいい」とアドバイスしています。
 
ハイマン氏は、Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)に自分の体験を伝えたところ、わずか数時間後にクックCEOからお礼のメールを受け取ったそうです。
 

 
心拍数通知はiPhoneから設定可能
Apple Watchは、安静時の心拍数が高い、あるいは低い状態が10分間続いていることを検出するとユーザーに通知します。
 
通知を設定する心拍数は、iPhoneの「Watch」アプリで「心臓」の設定から変更できます。同じ画面から、心肺機能レベル通知(watchOS7.2で対応)や、不規則な心拍リズム(日本では心電図機能と同時にwatchOS7.3で対応)の通知も設定可能です。
 
高い心拍数の通知は100拍/分〜150拍/分の6段階とオフ、低い心拍数は40拍/分、45拍/分、50拍/分の3段階とオフからそれぞれ設定可能です。
 

 
Apple Watchユーザーの方は、この機会にご自分の設定を見直してみても良いでしょう。
Apple Watchで助かった日本人男性はAppleの広告に
Apple Watchの通知がきっかけで一命を取り留めた、という事例は数多く報告されています。
 
ヘルスケアデータを共有していたことで、父親の心拍数異常を知った息子が一緒に病院に行き、心臓病が発見されたケースもあります。
 
Appleは先日、Apple Watchの通知によって重大な不整脈が見つかり、手術を受けたおかげで健康を取り戻して仲間たちと誕生日を祝う日本人男性を取り上げた広告を公開しています。
 

 
 
Photo:Apple, WFLA
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新型iPad Proの最新価格予想〜税込148,800円〜と196,800円〜

 
11インチモデルが税込239,800円〜、13インチモデルが税込287,800円〜になる可能性があると噂されている新型iPad Proについて、値上げ額はそれほど大きくなることはなく、160ドル(約24,000円)に留まるとの予想がサプライチェーン関係者から伝えられました。
 
この予想が的中した場合、新型iPad Proの販売価格は、11インチモデルが税込148,800円〜、13インチモデルが税込196,800円〜に抑えられるかもしれません。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. 新型iPad Proの値上げ額は、現行モデルと比べて約24,000円に留まるのと予想が伝えられた。。
2. これまでの予想販売価格は、11インチモデルが税込239,800円〜、13インチモデルが287,800円〜とMacBook Proと同程度の価格と予想されていた。
3. 新しい予想をもとにすると、11インチモデルが税込148,800円〜、13インチモデルが税込196,800円〜に抑えられるかもしれない。

値上げ額は160ドル(約24,000円)に留まるとサプライチェーン関係者が予想
サプライチェーン関係者の予想通り、新型iPad Proの値上げ額は160ドル(約24,000円)に留まるのであれば有機EL(OLED)ディスプレイの搭載、新しいMagic Keyboardへの対応、Apple Pencil(第3世代)が利用可能なことを考えると、かなり人気を集めると期待されます。
 
また、デザインも刷新され、フロントカメラの位置が本体上部から右側に移動しランドスケープモードでFace IDのセットアップを行うようになりそうですので、購入したユーザーは現行モデルと比べて十分新味を感じられるモデルチェンジとなるでしょう。
 
ただし気になるのは、本当に値上げ額が160ドル(約24,000円)で留まるのかという点です。バックライトがミニLEDになるだけであればこの値上げ額も妥当と考えられますが、OLEDディスプレイならこの値上げ額では収まらないように思われます。
 
筆者は新型iPad Proの11インチモデルを購入予定ですが、値上げ額が想定を下回ったとしても11インチモデルで20万円近い価格になる可能性があるのではないかと考えています。
 
カメラのスペックが劣るとしても、iPhone15 Proシリーズの販売価格を考えれば、そのくらいが妥当ではないでしょうか。
 
 
Photo:jordan(@feverdreamlng)/X
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Snapdragon 8 Gen 4と8 Gen 4 Proリリースか〜下位版開発

 
Qulacommは、Snapdragon 8 Gen 3のスペックダウン版を開発しているとの予想が伝えられました。
 
Qualcommがこの戦略を推し進めた場合、AppleがiPhone16シリーズにA18を搭載し、iPhone16 ProシリーズにA18 Proを搭載すると噂されているように、Qualcommも次世代ハイエンドモデル・システム・オン・チップ(SoC)となるSnapdragon 8 Gen 4で、下位版のSnapdragon 8 Gen 4に加え、Snapdragon 8 Gen 4 Proを上位版としてラインナップするかもしれません。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Qulacommが、Snapdragon 8 Gen 3のスペックダウン版を開発している模様。
2. 3nmプロセスへの移行を前に、歩留まり率向上のために選別品を上位版として発売するのかもしれない。
3. Appleも、A18に加えProシリーズ向けにA18 Proをラインナップすると噂。

Appleに続きQualcommも選別品を用いてSoCを複数用意か
Snapdragon 8 Gen 4は、TSMCの3nmプロセス「N3E」での製造に移行、それに伴いウエハー単価がかなり高くなるとみられています。
 
その場合、Snapdragon 8 Gen 4 Proで不良CPUコアや不良GPUコアがあるものを、Snapdragon 8 Gen 4としてリリースすれば歩留まり率向上に大きく寄与すると考えられます。もしくは、Snapdragon 8+ Gen 4を標準とし、Snapdragon 8 Gen 4を下位版としてラインナップするのかもしれません。
 
AppleはA15 Bionicでそうしたように、A18の選別品をA18 Proと位置づけるとみられているため、Qualcommも同じ製造プロセスを用いるSnapdragon 8 Gen 4でそうした戦略を採用するのは合理性があるでしょう。
SM8635とSM7675が開発中
なお、Qualcommが開発中の新しいSoCのコードネームは、SM8635とSM7675で、それぞれSnapdragon 8シリーズと7シリーズのバリエーションになります。
 
このうち、SM8635は2.9GHz動作のArm Cortex-X4 CPUコアにAdreno 735 GPUを組み合わせ、Snapdragon 8 Gen 2を上回るベンチマークスコアを記録していると、リーカーが報告しています。
 
 
Photo:Apple Update(@Appleupdatee)/X, Nguyen Phi Hung(@negativeonehero)/X
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Apple Watch UltraにマイクロLED搭載したら22万円以上〜発売不透明

 
Apple Watch UltraへのマイクロLEDディスプレイ搭載計画ですが、現時点で全く目処が立たない状況のようです。Apple Watch UltraへのマイクロLEDディスプレイ搭載は早ければ2024年に実現すると噂されながら新情報が入る度に遅れが生じ、現在は2026年と予想されていました。
 
しかし、2027年すらも危ういとの情報が入ってきました。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Apple Watch UltraへのマイクロLEDディスプレイは2026年と噂されているが、2027年すら怪しい。
2. 2インチマイクロLEDディスプレイの部品単価は、iPhone15 Pro Max用の6.7インチOLEDディスプレイよりも高い。
3. 現在の状況を鑑みると、モバイルデバイスにおけるマイクロLEDディスプレイ普及時期は全く予想できない。

Apple Watch UltraにマイクロLEDディスプレイを搭載したら22万円
今回の報道は、韓国のサプライヤー事情に詳しいThe Elecによるものですので、一定の信憑性があると考えられます。
 
Apple Watch UltraへのマイクロLEDディスプレイ搭載を困難なものにしている理由として、製造コストが挙げられています。Apple Watch Ultraに搭載する2インチ程度のマイクロLEDディスプレイを製造する場合、部品単価は150ドル(約22,000円)と、現行の有機ELディスプレイのおよそ4倍に達するとのことです。
 
Appleの価格戦略に基けば、ディスプレイの部品単価が150ドルの製品の販売価格は1,500ドル(約22万円)になるとThe Elecは指摘、その場合、Apple Watch Ultraの販売価格が2倍近くに値上げされることになります。
 
150ドルというマイクロLEDディスプレイの部品単価は、iPhone15 Pro Max用の6.7インチOLEDディスプレイよりも高いとのことで、これでは発売したとしても量販は望めません。
普及には程遠いマイクロLEDディスプレイ
そもそも、マイクロLEDディスプレイは超大型テレビ用にモジュール式のものが販売されているだけで、小型ディスプレイの普及にはほど遠い状況です。
 
よって、小型ディスプレイの量産体制構築、現実的な部品単価の実現までを考えると、The Elecの指摘通り3年後の実現も疑わしいというのは確かにその通りと感じます。
 
これが良い方向に裏切られることが期待されます。
 
 
Photo:Apple, 画像内テキスト:iPhone Mania
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iOS17.3.1をまもなくリリースか〜iOS17.4が来月リリース見込み

 
Appleは社内でiOS17.3.1をテストしており、まもなくリリースする可能性があります。Appleはその後、大きめのアップデートとしてAppleはiOS17.4を2024年3月にリリースする見込みです。
 
その為、iOS17.3.1のアップデート内部はバグの修正と安定性の向上、セキュリティアップデートになると予想されます。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleは社内でiOS17.3.1をテストしており、まもなくリリースする可能性がある。
2. アップデート内部はバグの修正と安定性の向上、セキュリティアップデートと予想。
3. Appleは来月、iOS17.4とiPadOS17.4など、ベータテスト中の各OSの正式版をリリース見込み。

iOS17.4リリースを前にしたマイナーアップデートを実施見込み
iOS17.3.1は、現地時間1月22日にリリースされたiOS17.3のマイナーアップデートになると考えられます。その為、新機能が導入されることはなく、アップデート内容はバグの修正と安定性の向上、セキュリティアップデートになるでしょう。
 
対して、iOS17.4には新機能が導入、同時にリリースされるであろうiPadOS17.4は、新型iPad Proと新型iPad Airにインストールされて出荷されると考えられています。
 
Appleは各OSのベータテストを実施中で、watchOS、macOS Sonoma、tvOSの最新版も来月中にリリースされるでしょう。
 
 
Source:MacRumors
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Apple Vision Pro、飛行機内でのリアルな使い勝手をチェック!

 
Appleは、複合現実(MR)ヘッドセットVision Proを飛行機の中で使用する新たな広告を公開しましたが、実際の飛行機での使用感はどうなのでしょうか?すでにデバイスを飛行機で試したユーザーがレビュー動画を投稿しています。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleは、MRヘッドセットVision Proを飛行機の中で使用する広告を公開した。
2. 実際にデバイスを飛行機で試したユーザーがレビュー動画を投稿している。
3. 「触ってもいないのに色々なところが選択されてウザい」と感想を述べている。

飛行機が映画館に早変わり!
Appleが新たに公開した15秒のVision ProのCMは、エコノミークラスの飛行機の中で乗客それぞれがエンターテインメントに興じる中、Vision Proを使用するユーザーのみ映画館にいざなわれるという内容になっています。
 

New Apple Vision Pro ad pic.twitter.com/bpedzSmPIi
— M1 (@M1Astra) February 5, 2024

 
おそらくユーザーが併用しているのはAirPods Pro(第2世代/USB-C)で、ロスレスオーディオで映画を鑑賞しているのだと予想されます。
実際の使用感はどうなのか
新興YouTubeチャンネルGravelは、Apple Vision Proを実際に飛行機の中で使用する動画を公開しています。
 
なぜかわかりませんが、実験を行っている男性は映画鑑賞ではなく、Vision Proで動画編集や読書を試みており、「触ってもいないのに色々なところが選択されてウザい」と、読書については普通の紙の書籍のほうが良いとの意見を述べています。
 
それでも体感ディスプレイサイズには大満足の様子で、「120インチぐらいある」とその大きさを表現しています。
 

 

 
 
(lexi) …

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YouTube、方針を一転しVision Pro向けアプリの開発を示唆

 
Apple Vision Proでは発売当初にYouTubeアプリを利用することはできませんが、YouTubeは現地時間2月5日、「Vision Pro向けアプリが開発ロードマップ(行程表)にある」ことを明らかにしました。また、「YouTubeユーザーがSafariで素晴らしい体験ができるようにすること」にも注力していると述べています。
 
同社は今年1月、Vision Pro向けに特化したアプリを構築しないと発表し、同ハードウェア上でiPad向けアプリの実行を許可しないとしていましたが、この声明を撤回することとなりました。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1.YouTube、「Vision Pro向けアプリがロードマップにある」ことを明らかに。
2.YouTubeは以前、Vision Pro向けアプリを構築しないとしていた。
3.NetflixやSpotifyはVision Pro向けアプリをリリースする予定なし。

YouTubeはVision Pro向けアプリを提供する可能性
YouTubeの広報担当者はThe Vergeへの声明で、次のように述べています。
 

私たちはVision Proの発売を楽しみにしており、YouTubeユーザーがSafariで素晴らしい体験ができるようサポートします。現時点では共有できる具体的な計画はありませんが、Vision Pro向けアプリが私たちのロードマップにあることは確かです。
 
「Vision Proアプリ」という言い方は、単なるiPad互換モードではなくネイティブクライアントという意味に捉えられますが、YouTubeは詳細を明らかにしませんでした。なお、同社は現在、Vision Proのユーザーに対してSafari経由でYouTubeにアクセスすることを推奨しています。
 
ちなみに、YouTubeは2011年から3D動画を、2016年から360度動画をサポートしていますが、Vision Proではどれも動作しません。Appleは、これらのコンテンツの多くは、高品質な空間体験を提供しないデバイス向けに作成されており、場合によっては動きの不快感を引き起こす可能性があると述べているため、3D動画及び360度動画はVision Proでは動作しない可能性が高いです。
NetflixやSpotifyはVision Pro向けアプリを提供せず
YouTubeはVision Pro向けアプリを開発しないという声明を撤回しましたが、今のところ、NetflixやSpotifyはVision Pro向けアプリをリリースする予定がないと報じられています。
 
Netflixの共同最高責任者(co-CEO)のグレッグ・ピーターズ氏は、Vision Proアプリを提供しない理由を「デバイス(Vision Pro)はかなりニッチであり、多くの会員にとってあまり関係ない」からとインタビューで述べていました。ただし、Visin Pro向けアプリを提供しない代わりに、ヘッドセット上のSafariやそのほかのWebブラウザからはNetflixにアクセスできるということです。
 
Spotifyについては、Visin Pro向けアプリを開発しないだけでなく、iPad向けアプリをVision Proに対応させることもないと伝えられています。
 
Vision Proの今年の出荷台数は50万台を超えると予想されていますが、Netflixだけでなく、その他サービスを利用する多くの人にとって、Visin Pro向けアプリがあるかどうかは関係なく、その市場に参入するメリットがないと考える企業が存在するのも当然かもしれません。
 
しかしそれは現時点の状況であり、仮想空間市場は拡大傾向にあるため、今後さらに市場が大きくなればNetflixやSpotifyも、その市場を無視することはできなくなるでしょう。
 
 
Photo:Apple
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76%にとどまるiOS17のインストール率、原因は何?

 
iOS17が昨年9月にリリースされてからすでにかなりの月日が経過しましたが、2月上旬のインストール率は低めにとどまっており、過去4年以内に発売されたiOSデバイスで76%となっていることがわかりました。iOS17のインストール率が伸びない原因は何なのでしょうか。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iOS17のインストール率が低めにとどまっており、2月上旬時点で76%となっていることがわかった。
2. 昨年同時期のiOS16のインストール率と比べて5ポイント低くなっている。
3. iOSとは異なり、iPadOS17のインストール率は昨年よりも速めだという。

昨年は同時期に最新OSのインストール率は81%
昨年2月時点でiOS16のインストール率は、過去4年以内に発売されたiOSデバイスで81%となっていたため、今年の最新OSのインストール率は昨年よりも5ポイント低くなっています。
 
すべてのiOSではiOS17のインストール率は66%とさらに低くなっています。iOS16を使用するユーザーは過去4年間に発売されたデバイスで20%、すべてのiOSデバイスで23%となっており、iOS16をいまだに使用しているユーザーが一定数いることがわかります。
 
iOS16が今でも使用され続けているのは、iOS17.3ベータ2で一部のiPhoneが文鎮化するなど、不具合が報告されていたことが関係している可能性があります。
iPadOS17のインストール率の上昇は昨年よりも速め
iOSとは異なり、iPadOS17のインストール率は過去4年以内に発売されたiPadOSデバイスで2月上旬時点で61%となっており、昨年同時期の53%と比べるとより速く最新OSがインストールされているのが伺えます。
 

 
iOS17の4番目の主要アップデートiOS17.4が3月にリリースされる見通しですが、同バージョンでは欧州連合(EU)でアプリのサイドローディングが可能になるなど、目玉機能が導入されるため、iOS17のインストール率のさらなる上昇が予想されます。
 
 
Photo:Apple
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iPhone16/16 Plusのデザインが大変更〜CADレンダリング画像流出!?

 
iPhone16のものとするCADレンダリング画像が投稿されました。iPhone16とiPhone16 Plusは、iPhone15およびiPhone15 Plusと比べてリアカメラの配置が斜めの2眼から縦の2眼に変わるだけと噂されていますが、今回投稿されたCADレンダリング画像ではリアカメラ部のデザインが大きく異なります。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone16のものとする、CADレンダリング画像が投稿された。
2. リアカメラ部のデザインが現行モデルと大きく異なり、iPhone XとiPhone XRをミックスしたようなものになっている。
3. 以前、検討されながら不採用になったと報告されたデザインに似ている。

リアカメラ部のデザインを大きく変更
iPhone16のものとするCADレンダリング画像を投稿したのはリーカーのMajin Bu氏(@MajinBuOfficial)で、あくまでも噂をもとにしていると述べています。
 
投稿されたiPhone16のCADレンダリング画像では、リアカメラ部のデザインが現行モデルと全く異なります。
 
まず、リアカメラ部は縦に配置された2眼レンズだけが盛り上がっており、LEDフラッシュライトは背面パネルと同一面に見えます。
 

 
このデザインを見たフォロワーからは、iPhone XとiPhone XRのデザインをミックスしたもののようだとの指摘がなされています。
 

 
iPhone16のデザインは3種類が検討され、最も代わり映えのしないものが選ばれたと報告されていましたが、今回のCADレンダリング画像は最も注目を集めたデザイン(下記画像のイエローのモデル)に近いものです。
 

 
 
Photo:Majin Bu(@MajinBuOfficial), Apple Hub(@theapplehub)/X, MacRumors
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Vision Pro、キーボードはOKでもマウスはNG!

 
Appleの複合現実(MR)ヘッドセットVision Proが2日に米国で発売に至りましたが、新たなサポート資料が公開され、対応するBluetoothアクセサリーについての情報が明かされました。これによれば、Vision Proはキーボードに対応しているものの、マウスには非対応であるとのことです。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. AppleのMRヘッドセットVision Proが2日に米国で発売に至った。
2. 新たなサポート資料が公開され、対応するBluetoothアクセサリーについての情報が明かされた。
3. キーボードに対応しているものの、マウスには非対応であることがわかった。

Vision Proとマウスの組み合わせはタブーなのか
Apple Vision Proの先行レビュアーからは、バーチャルキーボードが使用しにくいとの意見が聞かれていましたが、新たに公開されたサポート資料によれば、Apple製のほとんどのBluetoothキーボードおよびMagic TrackpadにVision Proは対応しているとのことです。
 
バーチャルキーボードでのタイピングが難しいとき、物理キーボードが使えるのは安心ですが、残念ながらBluetoothマウスにはVision Proは非対応であることがわかっています。
 
Vision Proがマウスに非対応なのは、やはり未来的なインターフェースを提供するVision Proとコンピューティングの基礎とも言えるマウスの組み合わせが悪いからなのでしょうか。
コントローラーには対応
Apple Vision Proにはコントローラーは付属しておらず、視線と手のジェスチャーでコントロールしますが、それでもMFi(Made for iPhone)認証付きのXbox、PlayStation、およびその他のコントローラーは併用可能とのことです。
 
その他、すべての現行AirPods、BeatsヘッドホンにもVision Proは対応しているとのことですが、超低遅延のロスレスオーディオの提供にはAirPods(第2世代/USB-C)が必要になるそうです。
 
 
Photo:Apple
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この組み合わせ、リアルDaft Punkだ!

 
もうすでに予想されていたことですが、Appleの複合現実(MR)ヘッドセット「Vision Pro」とDysonの空気清浄機付きヘッドホン「Zone」を同時に使用する強者が登場したとの報告がありました。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. AppleのMRヘッドセット「Vision Pro」とDysonの空気清浄機付きヘッドホンを同時に使用する強者が登場。
2. フランスの電子音楽デュオDaft Punkを彷彿させるものがある。
3. 屋外で空間コンピューティングを楽しむ人の姿をSNSで意外にも多く見ることができる。

これが2024年というタイムラインなのか…
Dyson「Zone」は、単なるノイズキャンセリングヘッドホンではなく、口元に空気清浄機を配置することができるという、これまでにはなかったデザインと機能性により昨年注目を集めた製品です。
 

 
このヘッドホンとAppleのVision Proを合わせたら一体どうなるのだろうか、とソーシャルメディアで時々その瞬間を心待ちにする人の姿が見かけられていましたが、Vision Proが2日米国で発売に至り、ついに念願の強者(トップ画像)が登場しました。
 
フランスの電子音楽デュオDaft Punkを彷彿させるものがあります。
 

Vision Proを屋外で使用する人は意外にも多い
Apple Vision Proの連続使用時間は2〜2時間半となっていますが、追加のモバイルバッテリーを使用し、屋外で空間コンピューティングを楽しむ人の姿をソーシャルメディアで意外にも多く見にします。
 
YouTuberのケイシー・ナイスタット氏いわく、Vision Proを長時間使用するとやがてデバイスを装着していることを忘れるとのことで、そのときに「空間コンピューティング」の真の意味がわかるそうです。
 
今後、Vision ProとDyson Zoneの両方をつけて街に飛び出す人は出てくるのでしょうか。
 
 
Photo:@techAU/X, Sony Music Entertainment, additional editing by W.carter/Wikimedia Commons, Dyson
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サイドローディング解禁、iPhoneのセキュリティは大丈夫?

 
App Storeを統括するAppleフェローのフィリップ・シラー氏が、ビジネスメディアFast Companyのインタビューで、来月から欧州連合(EU)で運用が始まる見込みのiPhone向けのサードパーティーアプリストアについて詳細を語っています。同氏によれば、Appleはアプリストア開設者のためのツールキットを用意しているとのことです。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleフェローが、来月から欧州連合で運用が始まる見込みのサードパーティーアプリストアについて語った。
2. Appleはアプリストア開設者のためのツールキットを用意しているという。
3. App Storeのような高度なセキュリティをサードパーティーアプリストアが維持するのは困難との指摘も。

EUの決定でApp Storeが開放へ
ヨーロッパで新たに導入されたデジタル市場法(DMA)でApp Storeが独占的と判断されたことを受け、AppleはEU加盟国においてのみiPhoneでサードパーティーアプリストアからのアプリダウンロード、いわゆるサイドローディングを許可します。
 
これまでiPhoneにダウンロードされるすべてのアプリはAppleが運営するApp Storeを介して行う必要がありましたが、サードパーティーストアの登場により、特にセキュリティ面が大きく変化するといわれています。
600以上の新たなAPIを用意
iPhoneでサイドローディングが可能になるといっても、Appleがまったくアプリダウンロードに介入しないというわけではなく、同社は自動化された悪意のあるコードのスキャンや、人間による基本的なチェックを行うことがわかっています。
 
加えて、600以上の新たなアプリケーションプログラミングインタフェース(API)がサードパーティーアプリ開設者のために用意されており、マーケットプレイスの構築、アプリのインストール、ユーザーによるプロセスのコントロールがより簡単に行えるようにしているとのことです。
 
シラー氏によれば、Appleはこの2年間、DMAという新規性を完全に把握するため欧州委員会(EC)の代表者と50回以上面会し、何千人というエンジニアや従業員をそれに捧げてきたとのことです。
それでもApp Storeが一番安全なストア?
AppleはApp Storeを安全なアプリのマーケットプレイスとするため、多額の資金を費やしていますが、小規模なサードパーティーストアはいくら崇高な意図を持っていたとしても、Appleと同レベルの高度なセキュリティを維持するのは難しいといわれています。
 
セキュリティ専門家も、サイドローディングの危険を回避する最も確かな方法は、サイドローディングを行わないことだと述べており、App Store開放後もAppleが直接運営するApp Storeが最も安全なアプリストアとして君臨し続けるのではないでしょうか。
 
 
Photo:Apple
(lexi) …

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Vision Proで見た、未来の「現実」

 
人気のアメリカ人YouTuberのケイシー・ナイスタット氏が、Appleの複合現実(MR)ヘッドセットVision Proをニューヨークの街中で12時間連続で装着する社会実験を行ったところ、Appleが謳う「空間コンピューティング」の意味を理解したとのことです。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. 米国のYouTuberが、AppleのMRヘッドセットを12時間連続で装着する実験を行った。
2. Appleが謳う「空間コンピューティング」の意味を理解したという。
3. 装着しながらスケートボードに乗っている姿は、何とも言えない浮遊感がある。

Vision Proでスケボー
2日に米国で発売に至ったApple Vision Proは、多くのレビュアーから「重い」と批判的な意見が聞かれていましたが、ナイスタット氏は果敢にもニューヨークという大都会で12時間連続装着するという実験を行いました。
 
Vision Proを装着しながらスケートボードに乗っている同氏の姿は、やはりヘッドセットをまだ見慣れていないためか、何とも言えない浮遊感があります。
 
街ゆく人々の反応ですが、Appleのマーケティング戦略が功を奏しているのかすでにVision Proのことを知っている人が多いようで、「どんな感じなんだ」とナイスタット氏は質問攻めにあっています。
やがてヘッドセットの存在を忘れた?
Vision Proの連続使用時間は2〜2時間半となっていますが、追加のモバイルバッテリーをバッテリーパックに接続することで、12時間の長丁場でも問題なくヘッドセットを使用できたそうです。
 
AppleはVision Proは「空間コンピューティング」デバイスであり、仮想現実(VR)や拡張現実(AR)とは異なると違いを強調していましたが、ナイスタット氏いわく、Vision Proを使用し始めて一定の時間が経過したとき、その意味が理解できたそうです。
 
同氏は、やがてヘッドセット自体の存在を忘れ、インターフェースと現実世界の間だけを意識していることに気づいたと述べており、「これが将来軽量化されれば、とんでもないことになる」とも付け加えました。
 

Vision Proを身に付けて外に飛び出す人が続出
Apple Vision Proは外界とのインタラクションに特に焦点が当てられていることもあり、デバイスを付けたまま屋外に出る人の姿がソーシャルメディアで多く見かけられています。
 
中にはVision Proを装着したままTeslaの自動運転を行っている強者まで登場していますが、Appleは運転中にVision Proを使用しないよう明言しており、すべての州で違法であるとコミュニティノートに注意書きが加えられています。
 

Think different. #applevisionpro pic.twitter.com/dEALUsntS8
— Dante (@lentinidante) February 2, 2024

 
 
Photo:CaseyNeistat/YouTube
(lexi) …

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iPhone15シリーズで最低評価が15 Proの何故!?あれが大きすぎることに不満

 
iPhone15シリーズの購入者に対して海外で行われた顧客満足度調査において、iPhone15 Proの評価が最も低いことが明らかになりました。
 
iPhone15 Proシリーズは発売直後から異常加熱によるサーマルスロットリングが報告されていましたが、それを訴えているユーザーの割合は漸減的に低下しており、満足度の低さには別の要因が影響しているようです。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone15シリーズの購入者に対して海外で行われた顧客満足度調査において、iPhone15 Proが2位から4位に転落した。
2. iPhone13シリーズ以前のモデルを使っていたユーザーにとって、リアカメラ部とレンズが大きすぎるのが不満な模様。
3. iPhone15 Proシリーズで異常発熱を訴えるユーザーは、今ではほとんどいなくなった。

iPhone15 Proの顧客満足度が最低になった理由は?
PerfectRecがiPhone15シリーズの購入者に対して行った満足度調査において、9月の発売直後の満足度調査では、iPhone15 Pro Maxが1位、iPhone15 Proが2位、iPhone15 Plusが3位でiPhone15が4位でした。
 
しかし、iPhone15 Proを購入したユーザーの満足度が翌10月には4位に低下、その後も右肩下がりで、2024年1月時点での満足度は66.1%に低下しています。
 

 
一方、iPhone15を購入したユーザーの満足度は向上しており、9月には68.2%だったのが2024年1月には78.1%まで上昇し、1位になりました。
 
この理由についてPerfectRecは、「iPhone13以前のモデルからiPhone15 Proに機種変更したユーザーにとって、リアカメラ部およびレンズの出っ張りが大きすぎるとの不満が多く指摘されている」と述べています。
 
モデルチェンジと共にリアカメラ部およびレンズが大きくなり続けるのに対し、ユーザーはそろそろ許容できなくなってきているのかもしれません。
 
同様にiPhone15 Pro Maxのリアカメラ部とレンズも大きくなっていますが、テトラプリズムレンズ搭載光学5倍望遠カメラ搭載などユーザーの納得する要素があるからか、こちらの満足度はそれほど低下していません。
 
iPhone16 ProシリーズではiPhone16 Pro Maxに加えiPhone16 Proにもテトラプリズムレンズ搭載光学5倍望遠カメラが採用される見通しですので、来年は満足度の低下が抑えられることが期待されます。
 

iPhone15 Proシリーズの異常発熱問題は収束の気配
今回の調査で注目されるもう1つの結果は、iPhone15 Proシリーズにおいて異常発熱を訴えるユーザーの割合が大幅に減少した点です。
 
異常発熱の原因は、A17 Proの素性の悪さという指摘が初期に聞かれましたが、特定のアプリ実行時のiOS17との相性というAppleの説明と、それを解消するためのiOS17のアップデートが奏功したようにみえます。
 

 
 
Photo: PerfectRec , Apple Cycle(@theapplecycle)/X
(FT729) …

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