Oxygen OS


51%の子どもが小学校ですでにスマホを所持

 
多くの子どもが、かなり早い段階で親からスマートフォンを与えられていることが明らかになりました。
3年前から著しく上昇
MMD研究所の2019年時点の調査では、小学校時点でスマホを与えられる子どもはわずか11.5%を占めるにとどまっていましたが、わずか3年間で状況は一変し、今では51.6%が小学校ですでにスマホを所持しているとのことです。
 
小学校入学前にスマホを与えられる子どもの割合も、2019年の2.8%から今では5.8%へと上昇しています。
 
MMD研究所によれば、 「子供が塾などに行く際の連絡手段として利用する家庭が増えた」とのことです。
リスク管理が求められる
スマホを持ち始めるのが早くなっているということは、インターネットやソーシャルメディアにより危険に晒される子どもが増える可能性があることを示唆しています。実際に、子どもがトラブルに巻き込まれるケースも報告されているそうです。
 
「家族でリスクについて話し合い、ルールを考える必要がある」と、MMD研究所はコメントしています。
 
今回のMMD研究所の数字は、2022年1月21日から24日にかけて、2021年から初めて子どもにスマートフォンを持たせた20歳から59歳の男女1,888人を対象にインターネットで行われたアンケート調査がもとになっています。
 
スマホを手にする時期として小学生の次に多かったのは中学生の28.5%で、高校生が12.4%、大学生が1.7%と続きました。
 
 
Source:共同通信
Photo:Apple
(lexi) …

続きを読む シェア
0

回答者の4割「パートナーの携帯電話にアクセスしたことがある」~アバスト調査

 
アンチウイルスソフトで知られるアバストは、日本国内のインターネット利用者1,000人を対象とした「携帯電話ののぞき見」に関する調査結果を発表しました。パートナーの携帯電話にアクセスしたことがあると回答したのは40%で、うち35%は相手の許可なく携帯電話を見ていたことが明らかになりました。
「見たことを相手は認識していない」「許可なく見ても構わない」とのぞき見する人も
今回の調査は、アバストがDynataに委託し、日本国内のインターネット利用者1,000人を対象に、2022年1月27日~同2月21日に実施したものです。
 
パートナーのデバイスにアクセスしたことはあるか問う設問では、アクセスしたことがあると回答したのが40%で、うち3人に1人以上が相手の許可なしに見たと回答。またパートナーの携帯電話にアクセスしたことがある人の3割は、携帯電話を見られたことを相手は認識していないと回答しています。
 

 
パートナーの許可なく携帯電話にアクセスした回答者を年齢別にみると、25歳~34歳が56%で最も多く、この年齢層だけでのみ、許可を得てアクセスした人を無許可で見た人が上回る結果となりました。
 
さらに25歳~34歳の45%は、許可なくパートナーの携帯電話にアクセスしても構わないと考えていることが今回の調査から明らかになっています。
のぞき見したコンテンツは「メール」「写真や動画」「通話履歴」「SNS」「メッセージ」「ネット閲覧履歴」
パートナーの携帯電話にアクセスした際に見たコンテンツは、メールが38%で最も多く、続いて写真や動画(32%)、通話履歴(19%)、InstagramやFacebookなどのSNS(16%)、SMSやLINEなどのメッセージアプリ(14%)、インターネットの閲覧履歴(13%)などが挙げられました。
 

 
また、パートナーの携帯電話にアクセスした際のロック状況について、半数以上(51%)が相手の携帯電話にロックがかかっていなかったと回答しました。
 
そのほか、「相手が過去にパスコードやパターンを教えてくれた」(19%)、「パスコードやパターンを覚えた」(12%)、「相手が寝ている間に指紋を使ってロックを解除した」(7%)、「相手をだましてロック解除してもらった」(6%)などの方法でロックを解除したようです。
のぞき見被害を防ぐには生体認証や2段階認証を設定など対策
アバストの最高情報セキュリティ責任者は、「多くの個人情報やプライベートなやりとりが保存されている携帯電話に、許可なくアクセスすることは重大なプライバシー侵害であり、控えるべき行為だ。実際パートナーの携帯電話にアクセスしたことがある人の22%は、相手の携帯電話で見つけた者が原因で喧嘩になったことがあると回答している」とコメントしています。
 
あわせて、「携帯電話への不正アクセスはストーカー行為につながっているケースもある。今回の調査では、パートナーのデバイスにアクセスした人の9%が相手の位置情報を確認したかった、4%は相手が知らないうちにアプリをインストールしたと回答している」と述べています。
 
アバストは、知らないうちに位置情報を追跡されたり、写真や動画にアクセスする行為を行う「ストーカーウェア」について、被害を防ぐには生体認証(指紋認証Touch IDや顔認証Face IDなど)や2段階認証を設定するほか、パスコードやパターンは覚えられるとアクセスされてしまうため、定期的に変更することを推奨しています。
 
またスマホを一定時間操作しないと自動的に画面がロックされる機能をオンにして、自動ロックまでの時間を調整することで、スマホを触っていないときにのぞき見されるリスクを軽減できるとしています。
 
 
Source:Avast
(asm) …

続きを読む シェア
0

インカメラに映る目の反射でスマホの持ち方を推定~慶應義塾大学など研究

 
慶應義塾大学理工学部 杉浦裕太准教授、同大学大学院 理工学研究科大学院生 張翔さん、ヤフー Yahoo! JAPAN研究所 池松香上席研究員、東京工科大学 メディア学部 加藤邦拓助教の研究グループは、スマートフォンのインカメラで撮影された顔写真を使い、ユーザーのスマホの持ち方を推定する新手法を開発したことを発表しました。
目に反射したスマホ画面、指部分の欠けで持ち方を推定
多くのスマホ向けアプリは、右手の親指での操作を前提とした画面設計ですが、ユーザーのスマホの持ち方を推定することで、その姿勢に合わせた画面表示が可能になるとしています。
 
研究グループは、スマホを操作する際にスマホ画面の光が角膜に反射することで、画面の形をした角膜反射像が映り、それがスマホの持ち方によって異なることに着目。そこでスマホのインカメラで顔写真を撮影し、顔写真から角膜反射像を切り取り、機械学習を使って角膜反射像を推定するシステムを開発しました。
 
角膜反射像には、画面上に指を置いている部分は影となり、その部分のみ欠けます。スマホと持っている姿勢に応じて欠け方が異なるため、機械学習を使って分類し、スマホの持ち方を推定する仕組みです。
 

 
実験協力者13名を対象に図のような6種類の持ち方でスマホを利用してもらい、インカメラを使って顔写真を撮影。その画像を使って持ち方の識別が可能かを検証しました。深層学習を用いて推定モデルを作成した結果、85%の精度で識別できたとのことです。
 

 
アプリの操作性向上、長時間のスマホ利用による疾患予防に期待
スマホの持ち方を推定する既存の研究では、センサを外付けする必要があったり、推定が可能な機種が限られるなどの課題がありました。今回の手法はスマホのインカメラを活用した技術のため、さまざまな機種のスマホに対応できるようです。
 
またこの手法を活用することで、持ち方や姿勢に応じた画面表示の最適化や、操作ボタンやキーボードの位置の自動切り替えなどが可能になるなどアプリの操作性向上につながるほか、長時間同じ姿勢でスマホを利用したことによる疾患の予防などが期待されています。
 
研究グループは今後、より大規模、実環境に近い状態での実験や、スマホ内蔵カメラ以外のセンサの情報を併用、推定アルゴリズムの改善などで、より高い精度で安定して持ち方を推定することを目指すとしています。
 
 
Source:慶應義塾大学, 研究プロジェクトページ via ケータイwatch
(asm) …

続きを読む シェア
0

Samsung、次期折りたたみスマホにATLのバッテリー採用を検討か

 
Samsungが同社の次期折りたたみスマートフォンに、Amperex Technology Limited (ATL)のバッテリーを採用することを検討しているようです。韓国メディアThe Elecが報じています。
Galaxy Note 7 の発火問題の原因となったバッテリー
SamsungはこれまでGalaxy Z Fold/Flipには、ATLのバッテリーを採用したことはありませんでした。
 
ATLというと、2016年に発火・爆発問題でリコールとなったGalaxy Note 7に搭載されていたのが同社製のバッテリーでした。
 
Samsungは2017年に、Galaxy Note 7の過熱による発火問題の原因は、ATL製バッテリーだったと発表しています。
iPhoneもATL製バッテリーを搭載
しかしそれでATLとSamsungの関係が終了したかというとそんなことはなく、ATLはGalaxy AおよびMシリーズ向けにバッテリーを供給しています。
 
また昨年からはフラッグシップモデルであるGalaxy S21向けにもバッテリーの供給を開始しています。ちなみにAppleのiPhoneも、ATL製のバッテリーを搭載しています。
コスト削減が理由か
ただし折りたたみスマホのGalaxy Z FlipとZ Foldシリーズについては、Samsung SDI製のバッテリーが採用されてきました。
 
Samsungが折りたたみスマホへのATL製バッテリーの搭載を検討しているのはコスト削減のためだろうと、The Elecは推測しています。
LG Energy Solutionも候補に
なおSamsungは折りたたみスマホのバッテリーについては、LG Energy Solutionからの供給も計画しているようです。
 
LG Energy SolutionはGalaxy Note 10から、Samsungのスマホ向けにバッテリーを供給しています。
 
 
Source:The Elec
Photo:ATL
(lunatic) …

続きを読む シェア
0

Popular Posts