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AirTagのプライバシー保護機能に抜け穴、新対策の効果も限定的と研究者が指摘

 
AirTagのプライバシー保護機能にはいくつかの抜け道があり、Appleが予告しているアップデートも効果は限定的ではないか、とクローンのAirTagを用いた実験をもとにセキュリティ研究者が指摘しています。
セキュリティ研究者がAirTagの抜け穴を検証
Appleが提供するAirTagの悪用防止策には抜け穴がある、とドイツのセキュリティ企業Positive Securityのファビアン・ブラウンレイン氏がブログで検証結果を公開しました。
 
ブラウンレイン氏は、Bluetooth通信機能を持つマイクロコントローラのESP32に、定期的に公開鍵を更新するファームウェアを書き込んでAirTagのクローンを制作し実験を行っています。サウンドを鳴らすスピーカーは追加していません。
 

 
Appleの用意した対策の抜け穴を突くクローン
AppleはAirTagや「探す」ネットワーク対応製品のシリアル番号とApple IDを連携させることで、Apple IDの持ち主からAirTagなどが離れて時間が経つと追跡の可能性を警告しますが、シリアル番号を持たないクローンにはこの方法は効果がありません。
 
また、クローンのAirTagにはサウンドを鳴らす機能を搭載していないので、サウンドによる警告も使えません。なお、海外ではスピーカーを無効化する不正改造が施されたAirTagが販売されていることも確認されています。
Appleの発表した対策はクローンAirTagにほぼ効果なし
先日、Appleが発表したAirTagの悪用を防ぐために計画しているアップデートについても、クローンのAirTagにはほぼ効果がない、とブラウンレイン氏は指摘しています。
 
追跡に用いられたAirTagの位置を確認するための超広帯域無線(UWB)も、UWBチップを搭載しないクローンのAirTagには意味がありません。
 

 
Androidアプリによる検出、学生制作アプリがApple製を上回る
AppleがAndroid向けに提供している「Tracker Detect」は、クローンのAirTagを発見することはできませんでした。
 
一方、ドイツのドルトムント工科大学の大学院生が公開したアプリ「AirGuard」は、クローンのAirTagを検出できたそうです。なお、「AirGuard」は「Tracker Detect」が非対応のバックグラウンドでのスキャンにも対応します。
 
ブラウンレイン氏はこの違いについて、「AirGuard」は1つの公開鍵を複数のビーコンと紐づけて検出するためではないか、と指摘しています。
 

 
 
Source:Positive Security via AppleInsider
(hato) …

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Mac向けアプリ「Yoink」がアップデート。クリップボード履歴機能が復活

 
ドラッグ&ドロップを効率化する人気のMac向けアプリ「Yoink」のアップデートが公開され、macOS 11 Big Sur以降でクリップボード履歴機能が復活しました。
「Yoink」について
「Yoink」は、Macのワークスペース内でのファイル移動を容易にするために最適化されたドラッグ&ドロップツールです。一時的なファイル置き場を作成し、そこに複数のファイルを置くことができ、取り出して別のフォルダへ移動することもできます。
 
Finderからファイルをドラッグすると、画面の端にYoinkのウィンドウが表示され、そこにドラッグできるようになります。マウスを離すと、ファイルを目的の場所に簡単に移動できます。
新機能について
今回のアップデートにより、macOS 11 Big Sur以降でクリップボード履歴機能が復活し、新しいウィジェットが実装されています。
 
ウィジェットでは、コピーしたアイテムをYoinkのウィンドウに送ったり、アイテムが消えないようピン留めすることも可能です。新しいクリップボードウィンドウでは、非表示のアイテムを表示したり、以前コピーしたファイルを整理することができます。また、以前に削除したコンテンツを復活させることができるSiriショートカットも用意されています。
改良やバグ修正
その他、様々な改良や不具合の修正が行われています。クリップボードからYoinkに画像を貼り付ける際のデータのデフォルトは、TIFFからPNGに変更されました。さらに、HEIC、HEIF、TIFFの画像ファイルに対してJPEG、PNGのデータを提供するようになり互換性が向上しています。
 
Yoinkは、M1及びIntelチップ搭載Macの両方にネイティブ対応しています。Yoink for Macは、App Storeで1,100円で提供されており、Yoinkの公式サイトでは30日間の無料トライアル版をダウンロードすることができます。なお、YoinkはiPhone及びiPad向けアプリも提供されています。
 

 
 
Source:9to5Mac
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Twitter、元ツイートからタグ付け解除できる新機能「この会話を離れる」テスト中か

 
Twitterが、元ツイートやリプライからタグ付けを解除できる新機能「この会話を離れる」をテストしている可能性があると報じられました。この新機能では、「@ユーザー名」でメンションされたユーザーが会話を離れた場合、ユーザー名はプロフィールへのリンクが削除された、ただのテキストで表示されます。
巻き込みリプライを防ぐ
この機能は、リサーチャーのジェーン・マンチュン・ウォン氏によって最初に発見されました。ウォン氏がTwitterで公開したスクリーンショットによると、「この会話を離れる」機能を使用すると通知が来なくなりますが、必要に応じて会話を表示することが可能とのことです。
 

ユーザー名のタグ付けを解除:ユーザー名は残りますが、元ツイートと全てのリプライからタグ付けが解除されます。
 
今後のメンションを停止:この会話であなたのことを再びメンションすることはできません。
 
通知を停止:これ以降、通知を受け取れなくなりますが、会話を表示することができます。
 
Twitterでは既に会話からの通知をオフにする「この会話をミュート」という機能がありますが、「この会話を離れる」機能は、ユーザーのプロフィールへのリンクを削除するという点で異なっています。これにより、他のユーザーがリンクをクリックしたり、巻き込みリプライを防ぐことができます。
 
Twitterは、この機能について何の発表も行っておらず、いつ導入されるのか、または今後、一般ユーザーに提供される可能性があるのかどうかについては不明です。
 

Twitter is working on an onboarding screen for “Leave this conversation” pic.twitter.com/cZYeOdo1pJ
— Jane Manchun Wong (@wongmjane) February 18, 2022

 
 
Source:Jane Manchun Wong/Twitter,The Verge via iMore
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Apple Watch Series 8の製造に、新たなサプライヤーが参入か

 
9to5Macが、Apple Watchの製造にLuxshare Precisionが参入する可能性が高いと伝えました。
大規模投資を行い、Apple Watchの製造に参入か
大規模増資を行う予定のLuxshare Precisionについて、同社はまもなくApple Watchの製造に参入すると9to5Macは予想しています。
 
Apple Watchの製造はFoxconnとCompal Electronicsが担当、以前はQuanta Computerも行っていました。
 
Quanta Computerは2021年11月にApple Watchの生産を行っていた中国江蘇省常熟工場と土地を、中国Changshu Yuchuang Technology Industry Development(常熟市虞創科技産業発展有限公司)に売却し、同製品の製造から撤退していました。
Appleからの受注額が増加見通しのLuxshare Precision
Quanta ComputerがApple Watchの製造から撤退した理由は、同社が想定した利益に達しなかったからと伝えられていました。
 
新たに参入する見込みのLuxshare Precisionは、Appleとの関係を深めているとみられています。
 
同社はiPhone14シリーズにおいてiPhone14 Proの組立作業を受注できなかったようですが、iPhone14を担当すると噂されています。
 
 
Source:Reuters via 9to5Mac
Photo:Appledsign/Facebook
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未読メールいっぱいの人の救世主。「Shortwave」はInboxの再来

Image:shortwave未読メールでボックスがいっぱいの人類は今すぐ試して!Google(グーグル)の先進的なメールサービス「Inbox」が2019年に終了して悲しみに暮れていた皆さん、お待たせいたしました。同様の機能を実装した「Shortwave」(PC/iOS/Android)が無料で試せますよ!すこしおさらいすると、Inboxは2014年にグーグルがスタートしたメールサービス。その特徴 …

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Instagram、「1日の時間制限を設定」機能をアップデート。30分から設定可能に

 
Instagramは、1日のアプリ使用時間が決められた値になると終了するようリマインダーをユーザーに送信する「1日の時間制限を設定(Daily Limit)」機能をアップデートしました。
「1日の時間制限を設定」がアップデート
「1日の時間制限を設定」機能は2018年に導入され、Instagramを設定した時間以上利用すると、ユーザーはアプリの利用状況についての通知を受け取ることができるようになりました。これまで設定できる最も短い時間は10分でしたが、今回のアップデートにより30分からに変更されています。
 
また、「1日の時間制限を設定」の画面も若干デザインが変更され、リストは設定できる最長時間の3時間から降順に表示されるようになりました。Instagramは今回のアップデートの目的について、ユーザーを混乱させないためだとしています。
 
しかし、米メディアTechCrunchは、Metaの2021年第4四半期(10月〜12月)決算報告で、同社が損失を出していることが明らかになったことを受け、今回のアップデートが行われていることを指摘しています。つまり、必然的にユーザーの1日のアプリ使用時間が長くなることで、Instagramはより多くの広告でユーザーをターゲットにすることが可能になるのです。
iPhoneの場合、「スクリーンタイム」機能が利用可能
iPhoneやiPadユーザーの場合は、iOS12で追加された「スクリーンタイム」機能により、Instagramや、その他のアプリに時間制限を細かく設定することができます。
 
 
Source:TechCrunch via 9to5Mac
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App Storeで本物にそっくりの危ない“偽アプリ”の存在が指摘

 
アプリ開発者の人物が、自身が開発したアプリとそっくりな見た目のアプリをApp Storeに発見した、と報告しています。この“偽アプリ”には、法外なサブスクリプション料金などが含まれており、「どうやってApp Storeの審査を突破したのだろう」と疑問が投げかけられています。
サブスクリプション料金は年間3万8,000円
iOSデベロッパのケビン・アーチャー氏(@IM_Kevin_Archer)は、「同じ名前のアプリが別の開発者アカウントにより提出されたようだ」とスクリーンショットを投稿しました。
 

Seems like they have the same app submitted on another developer account, they only changed the color. It's green now. https://t.co/2MQAo62vVm pic.twitter.com/J7obMRFE9w
— Kevin Archer (@IM_Kevin_Archer) February 19, 2022

 
アーチャー氏の開発した「Authenticator」は、オンラインアカウントの2ファクタ認証のトークンを保存・生成できる多機能アプリで、高評価を得ていますが、“偽”バージョンのアプリは毎週3.99ドル(約460円)のサブスクリプション料金が含まれており、ユーザーが登録に気づかない場合、課金額は年間355ドル(約3万8,000円)に上る可能性があります。
 
「ちゃんと機能しない、コピーされたデザインの、ユーザーにアプリを開く前にレビューを強要し、毎週サブスクリプション料金が発生するこのようなアプリが、どのようにしてApp Storeの審査を通過できたのか本当に理解できない」と、アーチャー氏は苦言しています。
悪徳アプリのApp Store掲載の事例は過去にも
2018年には、隠れて法外な料金を請求するQRコードスキャナーアプリがApp Storeに掲載されている、と報じられました。
 
驚くべきことに、このアプリには34万件のレビューが書かれており、星5個中4.7の評価がついていました。ちなみに、アプリはすでに削除済みとなっています。
 
 
Source:MacRumo
Photo:Apple
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iPhone14シリーズがレンズサプライヤーの業績に貢献と期待〜高性能レンズ搭載と噂

 
レンズサプライヤーであるLargan Precision(大立光)の2022年業績について、iPhone14シリーズが貢献すると経済日報が報じました。
iPhone14シリーズおよびiPhone SE(第3世代)用レンズ供給と噂
iPhone14シリーズにはLargan Precisionの8P(プラスチックレンズ8枚構成)レンズが搭載されると伝えられている他、同社はAppleからの要請でiPhone用カメラモジュールを開発していると噂されています。
 
また、同社はiPhone SE(第3世代)用カメラレンズも供給するとみられています。
7月以降にiPhone14用レンズ供給開始か
Largan Precisionの2022年1月の売上高は、前月比17%減、前年同月比19%減と、7カ月ぶりの低水準にとどまりました。
 
同社の最高経営責任者(CEO)である林恩平氏は、8Pレンズを採用する顧客が増えており、当初予測よりも遅れているが2022年下半期(7月〜12月)に同レンズの出荷数が増えると述べています。
 
Largan Precisionの2021年の業績は、iPhone13シリーズへのレンズ供給が開始された2021年7月以降に好転していました。
 
 
Source:経済日報
Photo:Appledsign/Facebook
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AppleストアのiPhone 13が36回払いに対応。乗り換えしやすくなりました

Image:AppleiPhoneの買い方がまた増えてしまった…!Appleストアでは「ペイディあと払いプランApple専用」により、商品の分割購入もOK。分割回数は製品によって異なりiPhoneの場合は24回。…だったんですが、この度36回払いに拡張されました。もちろん、分割手数料0%のまま(ペイディアプリによる口座振替・銀行振込のみ)です。こちら下取りとも併用できます。例えばiPhone11( …

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Apple Car用プロセッサ開発に韓国サプライヤーが関与〜プロセッサの構成は?

 
韓国メディアThe Elecが、Apple Carに搭載される自動運転システム用プロセッサ製造における後工程に、韓国サプライヤーが関与すると報じました。
OSATを韓国サプライヤーが担当
Apple Carに搭載される自動運転システム用プロセッサ製造における、パッケージングとテスト(OSAT:Outsourced Semiconductor Assembly and Test)は韓国のサプライヤーが行うと、関係者がThe Elecに伝えました。
 
同プロセッサの開発は、A15 BionicやM1チップの開発部門で行われており、今回のOSAT委託もそれらと同じ過程をたどっているとThe Elecは述べています。
 
OSAT委託先の選定は、Appleの米国本社ではなく、韓国Appleにより行われたようです。
専用プロセッサの構成は?
Apple Carに搭載される自動運転システム用プロセッサには、CPU、GPU、メモリ、NPU(Neural Processing Unit)や画像処理プロセッサ(ISP:Image Signal Processor)も統合されるようです。
 
Apple Carは2025年に発売されると噂されていますが、開発担当者の退職が相次いでいます。
 
 
Source:The Elec via Notebookcheck
Photo:Apple Hub/Facebook
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Windows 11の最小システム要件を満たさないPC、デスクトップに警告表示へ?

 
Windows 11には厳しい最小システム要件が設定されており、現在使われているPCのなかにはこの要件を満たせないものが多く存在するといわれています。
 
MicrosoftはそのようなPCにWindows 11をインストールする方法を公開する一方、デスクトップや設定アプリに最小システム要件を満たしていないことを警告する表示をテストしているそうです。
最小システム要件を満たしていないことをデスクトップと設定アプリに表示
MicrosoftはWindows 11 Build 22557において、最小システム要件を満たさない場合にデスクトップに警告を表示するテストをおこなっています。
 

 
デスクトップだけでなく、設定アプリ上にも警告が表示されるとのことです。
 

 
これらの警告はA/Bテストとして実装されており、警告が表示されるユーザーと表示されないユーザーが存在します。
 
最小システム要件を満たさなかったとしても特に動作に影響はなく、今のところただの警告表示にとどまっているそうです。
 
Microsoftは2022年後半にWindows 11のバージョン22H2「Sun Valley 2」をリリースするといわれていますが、Sun Valley 2はこれらの警告表示が実装された状態でリリースされるかもしれません。
最小システム要件を満たさない場合はセキュリティアップデートが配信されない可能性も
Windows 11にはCPUやTPMなど厳しい最小システム要件が設定されており、企業で使われているPCの多くはこの要件を満たしていないという調査結果があります。
 
Microsoftは最小システム要件を満たしていないPCにWindows 11をインストールする公式の方法を公開する一方、最小システム要件を満たさないPCはセキュリティアップデートを受け取れない可能性があるとしています。
 
Microsoftとしては警告表示によって多くのユーザーに早く新しいPCに買い換えて欲しいのでしょうが、あまりにもしつこい警告表示は逆にWindows離れを招くかもしれません。
 
 
Source: Windows Latest
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iPhone14シリーズ用5G関連RF ICがTSMCの6nmプロセスで製造と報道

 
台湾メディア経済日報が、iPhone14シリーズ用の5G関連無線周波数集積回路(RF IC)はTSMCの6nmプロセス(N6RF)で製造されると報じました。
RF ICの小型化が、バッテリー搭載スペース拡大に繋がる期待
経済日報によれば、RF ICは年間15万個の出荷が見込まれるとのことです。
 
通信関連業界では、TSMCで製造される半導体は品質が良く、良品率が高いことから、今後、同社の6nmプロセスで製造される半導体が主流になるとみられています。
 
RF ICを製造するプロセスで微細化が進むことにより、チップの小型化が進み、バッテリー搭載スペースの拡大に結びつくと経済日報は説明しています。
 
同業界での2022年における話題は、5GとWi-Fi 6/6Eの双方に対応するRF ICの開発になると同メディアは述べています。
iPhone15用RF ICは6nmプロセスもしくは5nmプロセスで製造か
Appleが開発中の第1世代5GモデムはTSMCの5nmプロセス、それと組み合わせられるRF ICは7nmプロセスを用いて、2023年に量産が開始されると噂されていました。
 
iPhone14シリーズ用RF ICがTSMCの6nmプロセスで製造される場合、Appleが開発中の第1世代5Gモデムと組み合わせられるRF ICも同プロセスか、もしくは5nmプロセスで製造される可能性が高そうです。
 
 
Source:経済日報
Photo:Apple Hub/Facebook
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Apple、オランダ規制当局からまたもや6億5,000万円の罰金

 
オランダの消費者・市場庁(ACM)は、App Storeの独占的な決済システムに十分な改善がみられないとして、Appleに対して5度目の500万ユーロ(約6億5,000万円)の罰金を科しました。
監視機関は明確に説明していると主張
オランダの規制当局ACMは、同国内で運営するマッチングアプリに外部決済の使用を容認する決定を下し、Appleにサードパーティー決済の導入オプションを追加するよう求めていました。
 
Reutersによれば、Appleはまだ対応できていないとして、5度目の500万ユーロの罰金を徴収されたとのことです。
 
「我々は、Appleに対してどのようにすれば命令を遵守できるのかを明確に説明している」とACMは声明の中で述べています。「しかしながら、彼らは事を進めることを拒絶しているようだ」
Appleの新提案は十分でない?
Appleは、代替決済システムが実装された新たなアプリをApp Storeに提出できるようにすることで、命令に遵守したとしていますが、ACMはこれを十分だと考えていないようです。
 
Appleは以前、通常のアプリ内課金にかけられる30%の手数料よりも安い、27%の手数料を外部決済に適用する意向を明らかにしています。
 
 
Source:Reuters via 9to5Mac
Photo:Håkan Dahlström/Flickr
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Dimensity 9000、CPUとMEMでSD8Gen1を圧倒~AnTuTu

 
MediaTekの新型フラッグシップ システム・オン・チップ(SoC)である、Dimensity 9000を搭載したスマートフォンのAnTuTuベンチマークスコアが登場しました。
 
その総合スコアは107万点超えを記録し、特にCPUとMEMでライバルのSnapdragon 8 Gen 1を大きく上回っています。
107万点超えを記録したDimensity 9000
このベンチマーク結果はDimensity 9000を搭載したVivo製のスマートフォンで取得されました。
 
それによると、Dimensity 9000はAnTuTuベンチマークの総合スコアにおいて1,072,221点を記録しています。
 

 
ライバルのQualcomm Snapdragon 8 Gen 1搭載スマートフォンが約97万点から約102万点であるのに対し、1段階高いスコアを記録したといえるでしょう。
CPUとMEMでSnapdragonを圧倒するDimensity
今回のDimensity 9000のスコアと、AnTuTuベンチマークの公式サイトで公開されているSnapdragon 8 Gen 1のスコア(Xiaomi Mi 12 Pro)を項目ごとに比較すると以下のようになります。
 

Snapdragon 8 Gen 1
Dimensity 9000

CPU
220,423
277,291

GPU
435,536
422,365

MEM
157,265
192,035

UX
166,275
180,530

Total
979,499
1,072,221

 
Dimensity 9000はGPUにおいてSnapdragon 8 Gen 1に対し同等か少し下のスコアであるものの、CPUとMEMでは大きく上回っています。
 
また、Dimensity 9000はSnapdragon 8 Gen 1よりも発熱が少なく、長時間使用していても性能劣化が小さいといわれており、このスコアが本当なら実使用環境ではより大きな差が出るかもしれません。
 
今回ベンチマークスコアが取得されたVivoのスマートフォンはVivo X80シリーズとみられますが、開発中のものを使っている可能性があり、実際の製品ではスコアが変わる可能性があることには注意が必要です。
 
 
Source: AnTuTu/Weibo, AnTuTu via Sparrows News
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Apple、韓国に新たに2つのApple Storeを近くオープン

 
韓国ソウルにて、Appleは2つの新たなApple Storeを近く開店することが求人情報から明らかになりました。
国内の店舗数が倍増
Tabletopsニュースレターによれば、Appleが“スペシャリスト”の募集をかけており、勤務地として“ソウル東部 – 韓国”と記されているとのことです。
 

Appleは、韓国ソウル東部の新店舗の募集を開始しました。近い将来、ソウルに2つの新しい店舗をオープンすることになります。新店舗により、Appleは建築の新たな高みに到達し、韓国における店舗数を倍増させることになります。求人情報は、Apple Jobsの“Seoul East – KR”に掲載されています。
現在韓国には直営店が2店舗
韓国初のApple Store「Apple カロスキル」は、2018年1月にソウルにオープンしました。店舗内と外に一体感のあるデザインが特徴の建物となっています。
 
韓国2店舗目のApple Store「Apple ヨイド」は昨年オープンしたばかりです。
 
 
Source:Apple via 9to5Mac
Photo:Apple
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27インチiMac 5Kモデルの後継品の予想価格は?5割高になる可能性も!?

 
Macworldが、モデル名がiMac Proになると噂の27インチiMac 5Kモデル後継品の予想価格を伝えました。
世界開発者会議で発表されると噂
27インチiMac 5Kモデル後継品は、新型iMac Proとして、27インチ・ミニLEDバックライト搭載ディスプレイ(以下、ミニLEDディスプレイ)を採用、世界開発者会議(WWDC22)で発表されると噂されています。
 
新型iMac ProにはM1 ProとM1 Max、12コアCPUを搭載するM1系の新しいAppleシリコンが搭載されるとの情報もあります。
予想価格は約327,800円〜
新型iMac Proについて予想される仕様から、ディスプレイ仕様と搭載チップは新型MacBook Proとの共通点が多いとMacworldは指摘、それを踏まえて予想価格を検討しました。
 
結果、M1 Proを搭載する新型14インチMacBook Proの販売価格が2,199ドル〜(日本では、税込239,800円〜)、16インチが2,499ドル〜(日本では、税込299,800円〜)となっていることを考えると、新型iMac Proは3,000ドル以上になる可能性が高いとMacworldは述べています。
 
Macworldの試算額を新型14インチMacBook Proにおける為替レートと同じにして試算すると、日本での予想価格は約327,800円〜になります。
 
27インチiMac 5Kが税込213,800円〜で販売されていることを考えると、新型iMac Proのベースモデルの価格はおよそ5割高になってしまうかもしれません。
 
また、Macworldの試算はM1 Pro搭載モデルで行っていますので、M1 Maxやそれよりも強力なチップを搭載したモデルはかなり高くなりそうです。
 
 
Source:Macworld
Photo:Apple Hub/Facebook
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AR/VRヘッドセットの製造に向けた技術検証試験が完了〜年内発表の見込み

 
台湾メディアDigiTimesが、Appleの拡張現実(AR)/仮想現実(VR)ヘッドセット製造に向けた技術検証試験の第2段階(EVT 2::Engineering Validation Test 2)が完了したと伝えました。AR/VRヘッドセットは、2022年末に発表される見込みです。
量産に向けて前進
AppleのAR/VRヘッドセットは、M2チップとBoraコプロセッサ、OSとして専用設計のrealityOSが搭載されると噂されています。
 
EVT 2では、試作された製品が、要求仕様などを満たしているかが検証されます。AR/VRヘッドセットの技術検証試験が完了したことから、量産に向けて一歩前進したことになります。
 
2021年9月に発売されたiPad mini(第6世代)に関しリーカーのKang 康总氏は、2021年3月上旬にEVTの2段階前の開発工程であるである設計(Design)に進んだと報告していました。
 
設計が完了すると設計検証試験(DVT:Design Validation Test)が行われ、EVTに移行するようです。
iPhone14シリーズの試作も実施中と噂
年内発表が予想される製品に関し、AR/VRヘッドセットに加え、iPhone14シリーズの試作も行われていることが報告されていました。
 
 
Source:DigiTimes via AppleTrack
Photo:Appledsign/Facebook
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ゲオが中古iPhoneやiPad、Apple Watchのセールを開催

 
ゲオが中古のiPhoneシリーズやiPad、Apple Watch等を対象とした期間限定セール「ゲオ スマホセール」を開催しています。
ゲオ スマホセール
ゲオのセールは2月19日(土)から2月28日(月)までの期間限定で実施されており、対象商品が10%割引で販売されています。
 
30,000円(税抜)以上の中古スマートフォンやタブレットが、通常販売価格(税抜)から10%割引となっています。さらに中古のApple Watchは通常販売価格に関わらず、全品10%割引で購入可能です。
 
ゲオの特設ページで紹介されているセール対象製品(中古)の具体例と、割引後の販売価格(税込)は以下の通りです。
 

iPhone11(64GB):49,302円
iPhone XS(64GB):37,422円
iPhone XR(128GB):36,432円
iPad mini(第5世代)Wi-Fiモデル(64GB):37,422円
Apple Watch SE(GPSモデル)44mm:27,522円
Apple Watch Nike Series 6(Cellularモデル)44mm:43,362円

 

/Apple・Android製品がお買い得!『スマホセール』明日から開催\
2/19(土)~2/28(月)の期間中スマホ・タブレット・AppleWatchが最大10%OFF!
詳しくはこちら⇒https://t.co/45fZJWzrgT#ゲオ #ゲオセール pic.twitter.com/hcPgY3aUSC
— ゲオ【GEO】 (@GEO_official) February 18, 2022

 
なおゲオモバイルは、MNP契約を条件に中古iPhone SE(第2世代)128GBを最安2,500円で販売する「新生活応援キャンペーン」を開催しています。
 
 
Source:ゲオ
(seng) …

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ロマンス詐欺、主流は暗号通貨

Photo:Shutterstockなんでもかんでも暗号通貨時代。ロマンス詐欺。その名の通り、人の恋する気持ちを利用する許せない詐欺です。最近、Netflixで『Tinder詐欺師:恋愛は大金を生む』を見て、とんでもない野郎だ!と腹が立ちましたが、実際に詐欺が起きたのは数年前の話。彼のやり方は、すでに古い手口なのかもしれません。だって、現在のロマンス詐欺は暗号通貨が主流だそうですから。現金を振り込 …

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AppleサプライヤーのLuxshare、大規模増資を計画

 
海外大手メディアReutersは現地時間2月21日、Appleの主要サプライヤーである中国企業Luxshare Precisionが2,500億円規模の大規模増資を行うと報じました。ウェアラブル端末の生産ライン構築等に投資する模様です。
Luxshare Precisionが増資
Reutersによると、Luxshare Precisionは最大で35の法人または個人に対して21億株を新規に発行し、最大で135億元(約2,447億円)の資金を調達することを計画しています。
 
新株発行により得られる資金は、ウェアラブル端末の生産ライン構築等の6つのプロジェクトに投資される予定です。Luxshare Precisionは深圳証券取引所に提出した書類において「消費者向け家電製品やスマートカー等の分野での生産能力を向上させる」と表明しました。
 
なお、Luxshare Precisionは2月16日、EV生産に投資すると発表しています。
Appleのサプライヤーとして成長
2004年に設立された中国企業のLuxshare Precisionは、Appleのサプライヤーとして急成長しており、AirPodsを生産しているほか、一部ではiPhone13 Proの組立作業も受注しています。
 
なお台湾メディア経済日報は2月21日、Luxshare PrecisionはiPhone14の製造を受注
したものの、iPhone14 ProシリーズはFoxconnが生産する見込みだと報じました。
 
一方でReutersはアナリストのコメントを紹介し、Luxshare Precisionの大規模増資は、中国企業がAppleのサプライチェーンにより深く関与する予兆だと報じています。
 
 
Source:Reuters
Photo:Luxshare Precision
(seng) …

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折りたたみiPhoneと折りたたみMacBookが開発中?2025年以降登場か

 
ディスプレイ業界の情報に詳しい企業Display Supply Chain Consultants(DSCC)が、Appleは折りたたみiPhoneを開発中で、折りたたみMacBookの開発を検討していると伝えました。
折りたたみiPhoneの発表予想時期が2025年に
DSCCは、折りたたみiPhoneの発表は2025年になると予想しています。折りたたみiPhoneの発売時期についてこれまでは2023年と予想されていましたので、開発が難航しているか、Appleは市場動向を見極めているのかもしれません。
 
DSCCは、Appleは折りたたみスマートフォン市場への参入を急いでいないと報告しています。
20インチ折りたたみMacBookの開発を検討?
DSCCはまた、Appleは折りたたみMacBookの開発を検討していると述べています。
 
折りたたみMacBookのディスプレイサイズは20インチ程度が検討されているようで、発売時期は2026年か2027年の可能性が高いようです。
 

Read the latest updates on Apple's entry into the foldable smartphone & IT markets at https://t.co/rtn7Y0Vs3y
— Ross Young (@DSCCRoss) February 21, 2022

 
 
Source:DSCC via AppleInsider
Photo:Apple Hub/Faccebook
(FT729) …

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Galaxy S22 UltraのExynos 2200搭載モデルで表示不具合と報告

 
Galaxy S22 UltraのExynos 2200搭載モデルにおいて、ディスプレイ表示に不具合があると報告されています。
出荷が始まったExynos 2200搭載モデルで不具合発生
Redditで、複数のユーザーがGalaxy S22 UltraのExynos 2200搭載モデルにおける表示不具合を報告しました。
 

 
この不具合は1440pモードのみで発生しているようで、ディスプレイに帯状のものが表示されてしまうようです。
 

 
Notebookcheckはこの不具合について、画面モードを切り替えると直ることから、ソフトウェアに起因していると指摘しています。
Snapdragon 8 Gen 1搭載モデルは未出荷
Galaxy S22 UltraのExynos 2200搭載モデルは、欧州や中東、アフリカなどで販売されると伝えられていました。
 
出荷開始されたGalaxy S22 UltraのExynos 2200搭載モデルに対し、Snapdragon 8 Gen 1搭載モデルの出荷開始日は2月25日であるため、本不具合は確認されていないとNotebookcheckが述べています。
 
 
Source:Frandroid via Notebookcheck
(FT729) …

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小泉今日子の名曲が空間オーディオで蘇るEP、Apple Musicで限定リリース

 
小泉今日子の1990年代のヒット曲「あなたに会えてよかった」「木枯らしに抱かれて」「優しい雨」と最新シングル「夏のタイムマシーン 1982-2022」の計4曲を空間オーディオで聴けるEPをApple Music限定配信しています。
「あなたに会えてよかった」
小泉今日子の最新EP「KOIZUMI 3D」は空間オーディオに対応しており、Apple Music限定で2月18日に配信リリースされています。
 
1988年当時の声と現在の声でのデュエットが聴けるデビュー40周年記念の最新シングル「夏のタイムマシーン 1982-2022」のほか、「あなたに会えてよかった」「木枯らしに抱かれて」「優しい雨」といった1990年代前半の名曲が空間オーディオで蘇ります。
 

 
「KOIZUMI 3D」リリースに合わせたプロモーション動画も公開されています。
 

 
なお、小泉今日子の楽曲は2020年8月にサブスクリプション配信が解禁されています。Apple Musicではプレイリスト「はじめての小泉今日子」「小泉今日子:隠れた名曲」「通のための小泉今日子」「小泉今日子:ラブソング」も公開されています。
 

 
2021年に提供が開始された空間オーディオ
音楽に包みこまれるような立体的な音響効果が特徴の空間オーディオは、Apple Musicで2021年6月に提供が開始されました。
 
空間オーディオのコンテンツは、Apple製以外を含む各種ヘッドホンで再生できるほか、iPhone XS以降のiPhone(iPhone SEを除く)や2018年以降のMacBook ProとMacBook Air、12.9インチと11インチのiPad Pro、iPad Air(第4世代)の内蔵スピーカーでも再生可能です。
 
AirPods Pro、AirPods Max、AirPods(第3世代)、Beats Fit ProとiPhoneやiPadをペアリングすると、頭の動きに合わせて音の聴こえ方が変わるヘッドトラッキング機能が利用可能です。
 
Apple Music担当役員は先日、Apple Music加入者の半数以上が空間オーディオで音楽を聴いていると明かしています。
 
 
Source:ビクターエンタテインメント, Apple
(hato) …

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Apple製以上の機能を持つAndroid用のAirTag発見アプリ、学生が開発

 
AirTagを悪用したストーカー行為などの予防に向けた、業界全体での取り組みの必要性が提案されています。ドイツの大学院生が、Appleが提供するものより高機能な、AndroidユーザーがAirTagを発見できるアプリを開発・公開しています。
Appleはユーザー保護の強化を予告
2021年に発売されたAppleのAirTagは、「探す」ネットワークを活用してプライバシーを保護しながら持ち物の位置を検出できるアイテムですが、その位置検出性能の高さを悪用したストーカー行為や窃盗などの犯罪が発生しているのも事実です。
 
Tileなどのアイテムトラッカーと比較すると、ユーザーに追跡を知らせる機能を持つAirTagは安全性に配慮されているとはいえ、AirTagの手軽さが悪用につながっている面もあります。
 
Appleは先日、AirTagや「探す」ネットワーク対応製品の安全性を高めるためのアップデートを行うことを予告し、ユーザー向けのサポート文書を公開しています。
業界を超えた取り組みが必要
ドメスティック・バイオレンスの根絶に取り組む団体の代表を務めるエリカ・オルセン氏は、Appleなど特定企業の取り組みでは効果は限定的だとして、同様のアイテムトラッカーを提供する各社が連携し、業界全体をあげて取り組むべきだ、と提言しています。
 
オルセン氏は、製品が悪用された事例を各社が共有し、悪用を防ぐための対策を開発することが重要であり効果的だ、と主張しています。
Apple提供を上回る機能のアプリを大学院生が開発
Appleは、AndroidユーザーでもAirTagによる追跡を検出できる「Tracker Detect」アプリを2021年12月に提供していますが、このアプリはバックグラウンドではAirTagを検出できない弱点があります。
 
ドイツのダルムシュタット工科大学でモバイルネットワークのセキュリティを研究する博士課程学生のアレクサンダー・ハインリッヒ氏らは、Android向け無料アプリ「AirGuard」を2021年9月に公開しています。
 

 
Appleよりも早く公開された「AirGuard」アプリは、バックグラウンドでもAirTagを検出できるのが最大の特徴です。
 
ハインリッヒ氏らの研究グループは、研究への参加に同意した「AirGuard」アプリユーザーの協力を得て、発見されたAirTagの信号の強さ、送信した通知の数などを、匿名化し位置情報を除去して収集した情報を用いて、AirTagが悪用される規模を測定する研究に活用しています。
 
 
Source:CNET, AirGuard/Google Play via 9to5Mac
(hato) …

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