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ジョナサン・アイブ氏、デザインに必要な12の道具とそのブランドを共有

 
Financial Timesのライフスタイル雑誌「How to Spend It」のゲスト編集者を務めた元Apple最高デザイン責任者のジョナサン・アイブ氏は、自身がデザインの仕事をする際に欠かせない、12の道具とそのブランドをシェアしました。
消しゴムは1万6,000円
5月6日に出版された「How to Spend It」のテーマは、“making and creating(製作と創作)”です。「どちらかというと個人的なHow to Spend It特別号となっており、私が愛する人、物、場所をたくさん集めました」とアイブ氏は述べていましたが、同氏が日頃使っているという12の道具を紹介する記事も公開されています。
 
アイブ氏が愛する12の道具とそのブランドは、以下のとおりとなっています。
 
トルクレンチ

 
Snap-Onの調整可能なトルクレンチ、455英ポンド(約7万3,000円)
 
トーンアーム

 
Linn Ekos SEのチタン製トーンアーム、5,645ドル(約73万6,000円)
 
六角棒スパナ

 
Wihaの色付きLキー六角棒スパナ、3.69ドル(約480円)〜
 
ボーンフォルダ

 
H Webber & Sonsのボーンフォルダ、価格表記なし
 
巻き尺

 
HermèsのIn The Pocket巻き尺、530ドル(約6万9,100円)
 
拡大鏡
Leitz Wetzlarのビンテージの拡大鏡、アイブ氏の個人所有物
 
万年筆
Montegrappaのビンテージの万年筆、アイブ氏の個人所有物
 
消しゴム

 
Graf Von Faber-Castellのプレート付きプレミアム消しゴム、100英ポンド(約1万6,050円)
 
筆箱
Visvimのビンテージレザーポーチ、アイブ氏の個人所有物
 
分度器

 
ミツトヨ(Mitutoyo)の6インチユニバーサルベベル分度器、264英ポンド(約4万2,370円)
 
デプスゲージ

 
Starrett 440Z-3RLデプスマイクロメータ、355ドル(約4万6,300円)
 
ウェザーステーション

 
Wempeの温度計・湿度計コンビネーションクォーツ時計(NAVIGATOR IIシリーズ)
 
 
Source:Financial Times via MacRumors
Photo:California College of the Arts – CCA/YouTube, Snap-On, Basil Audio, Wiha, H Webber & Sons, Hermès, Graf Von Faber-Castell, Mitutoyo, Starrett, Wempe
(lexi) …

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広告ベースのより廉価なNetflixプランが今年後半に登場か

 
米国で今年値上げされたばかりの動画配信サービスNetflixですが、2022年第4四半期(10月〜12月)により料金の安い広告ベースのプランを開始する可能性が浮上しました。
新たな顧客層の開拓につながるか
The New York Timesが入手したNetflixの従業員向けに送られた内部メモによれば、2022年の最後の3カ月間に広告ベースのより廉価なNetflixプランが導入されるかもしれないとのことです。これにより、現行のプラン料金が高いと感じている人々が新たな登録者となる可能性があります。
 
日本での価格は据え置きとなっていますが、Netflixは米国で今年に入ってからベーシックプランは月額8.89ドルから9.99ドルへと値上げされ、スタンダードプランは月額13.99ドルから15.49ドルへと上昇しました。
同一世帯以外のアカウント共有を有料化
Netflixは3月、同居していない家族や友人とアカウントを共有するための新機能のテストをチリ、コスタリカ、ペルーで開始すると発表しました。
 
「エクストラメンバーの追加」により、スタンダードプランとプレミアムプランの会員が、同居していないユーザーを2人までサブアカウントとして追加でき、追加料金は1人あたり約360円(コスタリカでの料金)となっています。
 
 
Source:The New York Times via MacRumros
Photo:Netflix
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世界初のUSB-C充電のAirPodsケースを作った強者が登場

 
USB-CポートをiPhoneに最初に埋め込んだのと同じエンジニアが、今度は世界初のUSB-C充電のAirPodsケースを製作しました。
E-Wasteの削減につながる?
世界初のUSB-Cポート搭載のiPhoneを作った強者として脚光を浴び、オークションにかけたデバイスが980万円の高値をつけたスイスのエンジニアであるケン・ピロネル氏が、“世界初のUSB-C搭載”シリーズの一環として、USB-C搭載AirPodsケースを製作しました。
 
公開されたプレビュー動画は、「毎日複数の異なるチャージャーを持ち歩かないといけないのにうんざりしている?じゃあ解決策を探ってみようか」とのナレーションと共に始まります。
 

 
ピロネル氏の意見は、電子廃棄物(E-Waste)の削減につながるとして、携帯電子機器用の共通の充電器を支持している欧州議会の意向とも一致します。
 
USB-C対応AirPodsケースのフル動画は後ほど公開される見通しです。
 
 
Source:AppleInsider
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iPhone14〜iPhone18までのディスプレイ変遷予想〜フルスクリーン実現は?

 
DSCCの最高経営責任者(CEO)であるロス・ヤング氏が、iPhone14〜iPhone18までのiPhoneのディスプレイデザインの変更点に関する予想をTwitterに投稿しました。
フルスクリーンiPhone実現は2026年か
ヤング氏は、ベースモデル(iPhone13やiPhone13 mini)とProシリーズ(iPhone13 ProやiPhone13 Pro Max)で、iPhoneのディスプレイデザインは以下のように変更されると予想しています。
 

モデル名
ベースモデル
Proモデル

iPhone14(2022年)
ノッチ
i型パンチホール

iPhone15(2023年)
i型パンチホール
i型パンチホール

iPhone16(2024年)
i型パンチホール
丸型パンチホール画面下埋め込み型Face ID

iPhone17(2025年)
丸型パンチホール画面下埋め込み型Face ID
丸型パンチホール画面下埋め込み型Face ID

iPhone18(2026年)
丸型パンチホール画面下埋め込み型Face ID
画面下埋め込み型カメラ画面下埋め込み型Face ID

 

Based on the technical challenges remaining for under panel cameras to meet discerning brands quality requirements as well as panel manufacturers' cost requirements, I still believe this roadmap makes sense for the iPhone. pic.twitter.com/3ck5X3sVcL
— Ross Young (@DSCCRoss) May 10, 2022

 
 
Source:Ross Young(@DSCCRoss)/Twitter
Photo:Apple Hub/Facebook
(FT729)
 
 

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さよなら、iPod touch。Appleが在庫限りでの販売終了を発表

 
Appleは、iPod touchの販売を在庫限りで終了すると発表しました。2001年に初代モデルが登場し、人々の音楽の楽しみ方を大きく変えたiPodシリーズが、姿を消すこととなります。
2001年から続いたiPodシリーズの歴史に幕
Appleは現地時間5月10日、現在販売されているiPodシリーズ最後のモデル、iPod touchの販売を在庫限りで終了すると発表しました。現在販売されているモデルは、2019年5月に発表・発売された第7世代モデルです。
 
Appleは、2017年7月にiPod nanoとiPod shuffleの販売を終了しています。初代iPodの発売された2001年から約21年で、iPodシリーズの販売が終了することとなります。
ジョズウィアック氏「iPodは数億人のユーザーに影響を与えた」
Appleのワールドワイド・マーケティング担当上級副社長、グレッグ・ジョズウィアック氏は、iPod touchの販売終了に寄せて「音楽は、ずっとAppleの中核的存在です。iPodは、音楽を発見し、聴き、共有する方法を再定義したことで、音楽業界だけでなく、数億人のユーザーに影響を与えました」とコメントしています。
販売価格は23,980円から
iPod touchは、スペースグレイ、シルバー、ピンク、ブルー、ゴールド、(PRODUCT)REDの6色が販売されています。本稿執筆時点で、販売ページには「在庫がなくなり次第終了します。」の案内が記載されています。
 

 
Appleオンライストアでの販売価格(税込)は以下のとおりです。無料で刻印を入れることも可能です。
 

32GB:23,980円
128GB:36,080円
256GB:48,180円

 
 
Source:Apple プレスリリース, iPod touch販売ページ
(hato) …

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iPhone14 Pro/Pro Maxのディスプレイサイズ判明!?専門家が投稿

 
DSCCの最高経営責任者(CEO)であるロス・ヤング氏が、iPhone14 ProとiPhone14 Pro Maxのディスプレイサイズに関する情報をTwitterに投稿しました。
iPhone14 Proシリーズは13 Proシリーズよりディスプレイサイズ拡大
ヤング氏によれば、iPhone14 Proのディスプレイサイズは6.12インチで、iPhone13 Proの6.06インチから0.6インチ拡大、iPhone14 Pro Maxのディスプレイサイズは6.69インチで、iPhone13 Proの6.68インチから0.01インチ拡大するとのことです。
 
これらのサイズの違いは、ベゼル幅が細くなることと、ノッチからi型パンチホール(丸型+錠剤型)に変更されることに伴うものとヤング氏は説明しています。
 
iPhone14 Proシリーズはディスプレイの縦幅が長くなり、アスペクト比が変更されると噂されていました。
 
両モデルのディスプレイサイズ表記はそれぞれ、iPhone13 Proシリーズと比べて0.1インチ増えて6.2インチと6.8インチになると言われていましたが、ヤング氏の情報通りであればモデルごとに拡大幅が異なるとのことですので、iPhone14 Pro Maxは6.7インチ表記のままになるかもしれません。
 
ヤング氏はまた、iPhone15シリーズでは、iPhone15とiPhone15 MaxもiPhone14 Proシリーズと同じディスプレイサイズになると予想しています。
 

I meant to say, "You can expect the 15 and 15 Max to have the same sizes as the 14 Pro and 14 Pro Max…
— Ross Young (@DSCCRoss) May 10, 2022

 
 
Source:Ross Young(@DSCCRoss)/Twitter
Photo:Apple Hub/Facebook
(FT729)
 
 

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電子ペーパー「Gallery 3」ならカラーで動画再生できて、曲がってクルっと丸められる

最先端スマートフォンといえば、曲がるディスプレイ。ポケットの中ではコンパクト、開けば大画面って最高の魅力です。なので、この流れがOLEDだけでなく電子ペーパーにもやってくるのは大歓迎。電子ペーパーのE Inkが新たなディスプレイ「Gallery 3」を発表、これ曲がります。 …

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コードうざい問題解決!プラズマクラスター付きポータブル扇風機

「プラズマクラスター扇風機 3Dファン」のコードレスタイプ「PJ-P2DBG」は、コンセントのない場所でも使える「コードレスモード」が便利。使用できる時間はMAXで約14時間、充電は約6時間かかるので、寝ている間に充電しておけば日中はコードレスでしのげそう。 …

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ソニーのイメージセンサーシェアが微減、Samsungが中低価格帯でシェア拡大

 
韓国メディアET Newsが、2021年におけるソニーのイメージセンサーの市場シェアが2020年比で1.3%減少、Samsungのシェアが増加したと報じました。
ソニーのシェア微減も、43%を占める
市場調査会社TSRによれば、2021年におけるカメラ用イメージセンサーの市場シェアは、首位のソニーが43%、2位のSamsungが19.7%、3位のOmniVisionが14.1%だったとのことです。
 
このうち、2位のSamsungは2020年比で0.8%、3位のOmniVisionは2020年比で2%、それぞれ市場シェアが増加しました。
 
Samsung製イメージセンサーは、中低価格帯のスマートフォンでの採用がシェア増加に繋がっており、自社製品に加えてVivo、Oppo、Xiaomiのスマートフォンに5,000万画素イメージセンサーが搭載されたのが主な要因とET Newsは述べています。
iPhone14 Proにソニー製4,800万画素イメージセンサー搭載と噂
iPhone14 Proシリーズには、ソニー製の4,800万画素イメージセンサーが搭載されると噂されています。
 
一方、Galaxy S23 Ultraには、Samsung製の2億画素イメージセンサーが搭載されると期待されています。
 
 
Source:ET News
Photo:Tech Limited(@TechLimitedOne)/Twitter
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「DJI Mini 3 Pro」は大きいドローンをダウンサイジングした感じ。パワフルなのに小さくて運びやすい

新たに発表された「DJI Mini 3 Pro」に触れてみて最初に感じたことは、コイツはDJI Miniシリーズの新型というよりは、もっと大きなDJI AirシリーズやDJI Mavicシリーズのダウンサイジング版じゃないか、って思えたこと。 小さく、軽いことを言い訳に、カメラ性能や安全性能がいま一歩はモデルとは異なる作りこみの良さにイイネしたくなります。 …

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ソニー wena 3 Ultraman Editionが限定1,000台予約受付中

 
ソニーが、スマートウォッチ「wena 3 Ultraman Edition」を限定1,000台、予約受付中です。
シン・ウルトラマンの世界観がモチーフ
ソニーは、「wena 3 Ultraman Edition」について、シン・ウルトラマンの世界観を踏襲したモデルと案内しています。
 

 
wena 3 Ultraman Editionはトノー型ケースを採用、主人公がウルトラマンに変身する際に使用するアイテム、「ベーターカプセル」の波紋状のボタンモチーフを文字盤や竜頭に採用しています。
 

 
ソニーストアでの同モデルの予約販売価格は税込68,200円で、発売予定日は2022年11月7日、販売個数は限定1,000台です。
 

 
付属品は、ラバーバンド、wena 3 本体(シルバー)、wena 3 専用充電コネクター、USB-Cケーブル、スタートガイド、リファレンスガイド、取説説明書、保証書で、オリジナルデザインのパッケージに収められます。
 

 
 
Source:wena 3/ソニー, ソニーストア
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温度でデザインが変わるジャケットが登場。Supreme x Stone Islandのコラボ春コレ

SupremeがStone Islandとのコラボした2022年春コレクションを発表しました。Stone Islandは、機能性やちょっと変わったファッション技術で人気のイタリアブランド。気温によって色が変わるユニークなジャケットが有名ですが、今回のSupremeコラボでも色変アイテムあり。 …

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Apple、コラージュ作品の「#ShotoniPhone」をインスタで共有

 
Appleは、「バザート(Bazaart)フォト&動画エディター」で作ったShot on iPhoneのコラージュ作品を公式Instagramで投稿しました。
アプリでより実験的なアプローチが可能に
豪メルボルン拠点のグラフィックデザイナーのガイア・バルナタン氏に、Appleがサードパーティー製アプリ「バザート」を使ったコラージュ作品の制作依頼を行いました。
 
「iPhoneで編集して写真のフュージョン(融合)作るということは、想像できるものなら何でも作れるということです」と、Appleは述べています。
 
作品を制作したバルナタン氏は、「このスタイルは、物事を正しく表現しなくてはならないというプレッシャーを軽減し、より遊び心のある、実験的なアプローチを可能にしてくれました」とコメントを添えています。
 
Instagramのスライドショーでは、どの写真とどの写真を組み合わせたかがわかるように、対比画像も含まれています。
 

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バザートは、魔法のような背景消去機能やプロの精度の修復ツールなどで知られるフォト&動画エディターアプリです。バザートプレミアムは11.99ドル(約1,560円)/毎月、71.99ドル(約9,375円)/年間の2つのオプションから選ぶことができます。
 

 
 
Source:9to5Mac
Photo:Gadgetonus
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【楽天お買い物マラソン開催中】最大50%還元! シャープのプラズマクラスター扇風機、Boseのワイヤレススピーカーなどがお買い得に

楽天市場では、複数ショップでの買い回りでポイントがアップする「お買いものマラソン」を5月16日(月)1:59まで開催中。さらに、毎月5と0のつく日はポイント還元Day なので、本日5月10日中にエントリーして楽天カードで購入するとポイント5倍になります。 現在、シャープのプラズマクラスター扇風機、Boseのワイヤレススピーカーなど、お得な商品が多数登場しています。 …

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iPhone向け画面内指紋認証(Touch ID)の特許取得〜光ファイバーを利用

 
Appleが現地時間2022年5月10日、米国特許商標庁(USPTO)において、iPhone向け画面内指紋認証(Touch ID)の特許を取得しました。
光ファイバーを利用した指紋認証
Appleが今回取得した特許は、現在普及している画面内指紋認証機構である超音波式や光学式のものとは異なり、画面内に光ファイバーを用いたセンサーを搭載するものです。
 

 
この方式であれば、既存の光学式指紋認証センサーで課題となっている認証精度も、光ファイバーから直接光を発して反射を読み取ることで、正確な指紋認証が可能になると期待できます。
実製品への搭載の可能性は?
AppleがiPhone向け画面内指紋認証(Touch ID)の特許を取得したとはいえ、実製品への搭載の可能性は低そうです。
 
DSCCの最高経営責任者(CEO)であるロス・ヤング氏や、アナリストのミンチー・クオ氏は、iPhoneに同機構が搭載されることはないと述べていました。
 
 
Source:USPTO via Patently Apple
Photo:Apple Hub/Facebook
(FT729) …

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AppleはARの先駆者なのにSafariで足を引っ張っている?

 
Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は拡張現実(AR)の重要性を主張し続けてきましたが、WebARというブラウザベースのAR環境構築において、Safariが障壁となっている、と没入型コンピューティング専門家が苦言を呈しています。
WebXRで足を引っ張っているApple
Appleは1,000人ものエンジニアをARグラスチームに動員しており、2017年にAR開発者フレームワークを導入するなど、ARの先駆者的な存在として知られています。
 
しかしながら、Webベースでアプリダウンロードなしでブラウザから直接ARコンテンツ体験が行えるWebARという分野においてはむしろ足を引っ張っているとされています。
 
「AppleはWebARのイノベーションの足かせになっている」と、没入型コンピューティング専門家のクリストファー・レプコウスキー氏は苦言しています。
 
レプコウスキー氏は、Pretty Big Monsterという米ロサンゼルス拠点のマーケティング・エージェンシーの技術部長兼パートナーを務めており、Netflix、Warner Bros.、Discovery、アメリカン航空などの大手企業のARマーケティングキャンペーンづくりを手掛けてきた人物です。
アプリをダウンロードするのは多くの顧客にとって非現実的
昨今のコンテンツ配布において最も重視されるのは紛れもなくスマートフォンですが、“アプリのダウンロード”という工程を踏むと、顧客の数は95%減少するといいます。「95%のお客様にとって、それは非現実的なことです」と、Pretty Big Monsterの業務執行社員のジェイソン・スタインバーグ氏は語っています。同氏いわく、クリック(タップ)1つを経るだけでも50%の顧客を失ってしまうそうです。
 
そこで、WebARに白羽の矢が立つわけです。WebARであれば、QRコードのスキャンなどワンステップのインタラクションのみでARコンテンツにアクセス可能となります。
 
Google、Meta、Samsung、Mozilla、Magic Leapなどのブラウザおよびデバイスメーカーの幅広い連合によって開発された「WebXR」標準のおかげで、アプリを使わずにブラウザ上でAR体験を行うことができるようになっています。
WebXRはiOSに事実上非対応
WebXRはAndroid環境では非常に役に立ちますが、Appleは他のブラウザメーカーにSafariのWebKitレンダリングエンジンを使用してiOS版のブラウザを構築することを強制しているため、他のブラウザメーカーがWebXRをiPhoneに導入する手立ては今のところありません。
 
唯一、「WebXR Viewer」というMozillaが開発したARKitベースのWebXRコンテンツ閲覧用のアプリがありますが、このアプリをダウンロードしなければならないということは、「持っているブラウザで直接ARコンテンツ体験ができる」というWebARの醍醐味が失われることを意味します。
ARKitが障壁に?
ポケモンGOの運営で知られるNianticが最近買収したARスタートアップ企業8th Wallは、AppleのARKitを使用せずにブラウザ上でSLAMなどのARにおいて重要なコンピュータビジョン機能が利用できるWebARソリューションを提供していますが、他のブラウザのAPIに効果的に便乗する手法では、AppleのARKitほどの深いハードウェア統合を活かすことができないそうです。
 
ARKitのみがアクセスを許されているセンサーデータを使わずにブラウザ上でARを動作させても、アプリ並みのAR体験は得ることはできません。また、消費電力が多く、バッテリーにとてつもない負荷がかかるとのことです。
 
加えて、8th Wallのソリューションには月額のライセンス費用がついて回ります。大手企業であればこれらのコストは負担可能ですが、教育者やアーティストおよびその他の独立系の開発者にとって現実的な選択肢ではありません。
AppleがWebXRをサポートすれば状況は一変する
AR関係者はWebXRのiOS非対応問題を以前から認識していましたが、Appleがサードパーティー開発者に対する制限をめぐって規制当局の圧力に直面する可能性があることがわかり、状況は今後変わっていくかもしれないと前向きです。
 
もしAppleがWebXRのサポートにポジティブな姿勢を示した場合、業界全体が大きく変化し、消費者向けのARグラスが市場に出る前に、新しいイノベーションの波が押し寄せると予想されています。
 
 
Source:Protocol via 9to5Mac
Photo:Apple
(lexi) …

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Apple Watch SE(Cellular)が、Amazonアウトレットで販売中

 
Apple Watch SEの、ケース径40ミリ、GPS + Cellularモデルが、Amazonアウトレットで販売中です。
Amazonアウトレットで販売中の商品
この記事は、2022年5月10日午後4時30分の情報をもとにしています。
 
Amazonアウトレットで販売されているApple Watch SEは、ケース径40ミリのGPS + Cellularモデル、スペースグレイアルミニウムケースとミッドナイトスポーツバンドで、「中古商品:良い」商品です。
 
販売価格は、税込31,816円で在庫が1個です。
 
商品の状態が「中古商品:良い」についてAmazonアウトレットは、「梱包に多少の傷・へこみ・汚れがあります。商品に傷がありますが、使用の妨げにはなりません」と記しています。
 
本商品には小さな傷がありますので、詳細は購入前にAmazonアウトレットにご確認ください。
 
 
Source:Apple Watch SE/Amazonアウトレット
(FT729) …

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Car Keyと飲酒運転防止機構を組み合わせる特許出願〜iPhoneで事前検査

 
Appleが米国特許商標庁(USPTO)に、Car Keyと飲酒運転防止機構を組み合わせる特許を出願したとPatently Appleが伝えました。
呼気分析試験に合格しないとロック解除できない
Appleが出願した特許は、Car Keyに関連してユーザーの呼気分析を行うものです。
 
呼気分析は赤外線センサーを用いて行われ、その結果と呼気分析データベースとの値を参照します。
 
これをCar Keyと組み合わせることで、ユーザーは自動車のロック解除時に呼気分析機構に息を吹きかけることが求められるようになります。
 
呼気分析によってアルコールを摂取していると判断された場合、Car Keyでのロック解除ができない(下記図表6X)仕様になるようです。
 

 
呼気分析機構は、iPhoneに内蔵されるか、iPhoneと通信可能なアクセサリー(例えばApple Watch)に搭載されることが想定されていると、Patently Appleは述べています。
 
 
Source:USPTO via Patently Apple
Photo:BMW
(FT729) …

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Steel Seriesの新しいマウス、軽量性も多ボタンも七色ライトも諦めません

Steel Seriesの新しいマウス「Aerox 9 Wireless」と「Aerox 5 Wireless」は、軽量化と多ボタンを両立したゲーミングマウス。どちらもハニカム構造の軽量ボディで、センサー解像度は100〜1万8000dpi、バッテリーは180時間とタフな仕様です。IP54の防滴防塵性能ゆえ、手汗にも強い。 …

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Galaxy S22、発売から2カ月でiPhone13シリーズの3倍の価値下落

 
今年2月に発売されたばかりのSamsung Galaxy S22シリーズですが、発売からわずか2カ月で「ほぼ新品」状態の中古デバイスの価格は定価の40%〜50%減となっており、iPhone13シリーズの発売2カ月後と比べて3倍の価値下落が観測されています。
Galaxy S22+ 5G(128GB)は2カ月で半額以下に
Galaxy S22シリーズは平均で、発売から2カ月時点で中古デバイスの価格は「良い」状態のものが定価の51.1%減、「ほぼ新品」状態のものが定価の46.8%減となっていることが、モバイル端末の価値比較サイトSellCellの調べにより明らかになりました。
 
Galaxy S22シリーズの中でも特に価値下落が激しいモデルは、Galaxy S22+ 5G(128GB)で、「良い」状態の価格は定価の57.5%減、「ほぼ新品」状態の価格は定価の53.8%減となっています。言い換えれば、発売から2カ月で最大574.99ドル(約74,950円)もの価値を失ったということになります。
iPhone13シリーズは価値を堅持
Galaxy S22シリーズと比べて、iPhone13シリーズは発売から2カ月後の時点で価値をあまり下げておらず、最もパフォーマンスの悪かったiPhone13 mini(128GB)でも「良い」状態が定価の31.2%減、「ほぼ新品」状態が定価の29.2%減にとどまっています。
 
最も価値を維持したモデルはiPhone13 Pro Max(128GB)で、「良い」状態が定価の4.7%減、「ほぼ新品」状態が定価の3.8%減という驚異的なパフォーマンスを発揮しています。
 
 
Source:SellCell via MacRumors
Photo:Dave2D/YouTube
(lexi)
 
 

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火を使わずにアロマの香りを楽しむキャンドルウォーマー

火を使わずにアロマの香りを楽しむキャンドルウォーマー「Warmthrow DIFFUSA」がmachi-yaに登場しました。アロマキャンドルを小さなお子様やペットがいると危なくてできないと悩んでいた人にとっておきのプロダクト。リビング、玄関、ベッドサイドなど好きな場所で楽しめます。 …

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iPodからiPhoneへ進化したことを示す貴重なプロトタイプの写真が公開

 
デバイスの底部が回転し、クリックホイールが数字キーパッドへと早変わりするプロトタイプデバイスの写真が、iPodの父として知られるトニー・ファデル氏により公開されました。
iPodから携帯電話へ
2007年に初代iPhoneを発表する前に、Appleは複数のプロトタイプを製作したといわれていますが、中にはiPhoneとはかなりデザインが異なるものも存在したようです。
 
今回ファデル氏が公開した画像のプロトタイプは、iPodを携帯電話として使用しようとする意図が見て取れる様相を示しています。
iPodは唯一のApple製モバイルデバイスだった
初代iPhone発売以前、iPodはAppleが販売していた唯一のモバイルデバイスであり、携帯電話を作る際のベースに使用するのは自然な選択肢だったようです。
 
ファデル氏いわく、プロトタイプはサードパーティー企業によって“iPod Phone”開発の一環で作られたとのことです。デバイス底部が回転し、クリックホイールが数字キーパッドへと早変わりします。
 
プロトタイプにはビルトインカメラも備え付けられています。デバイスの配色がすでに初代iPhoneとかなり似ているのも特筆すべきと言えそうです。
クリックホイールを入力に使用できると主張したジョブズ氏
Apple共同創業者のスティーブ・ジョブズ氏は、クリックホイールが入力に使えるはずだという強い信念を持っており、ファデル氏らは何週間もクリックホイールを使った入力方法を考えたといいます。チーム全体が無理だと確信した後でも、ジョブズ氏は「がんばれ!」と鼓舞し続けたそうです。
 
結果的に「これはうまくいかない」と全員が同じ結論に達し、大きなタッチスクリーンにほとんど物理的なボタンがない、まったく別のデザインアプローチが取られることになったのです。
 
 
Source:TechCrunch via 9to5Mac
Photo:@bheater/Twitter
(lexi) …

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