ガジェット


イーロン・マスク氏、App Storeの30%手数料は高すぎると批判

 
Teslaの最高経営責任者、イーロン・マスク氏がTwitterにおいて、AppleのApp Storeの手数料は「インターネットの利用に30%課税するようなもの」で、「正しいことではない」と批判しました。
開発者に15%〜30%の手数料を課すApple
Appleは、App Storeにおける収益が年間100万ドルを超える開発者に対しては売上の30%に相当する手数料を課しています。
 
当初は全開発者に対し30%の手数料を適用していましたが、現在は収益が年間100万ドルに満たない開発者に対しては、手数料を15%へと引き下げています。
適正価格の10倍は高い
マスク氏は自身のTwitterアカウントに、「Appleのストアはインターネット利用に30%課税しているようなものだ。明らかに正しいことではない」「適正価格の10倍は高い」と投稿しています。
 

Literally 10 times higher than it should be
— Elon Musk (@elonmusk) May 3, 2022

 
マスク氏がApp Storeの手数料を批判するのは今回が初めてではありません。2021年7月にはApp Store手数料を「インターネットに対する事実上の国際的税金だ」と批判しています。
 
 
Source:Elon Musk/Twitter via MacRumors
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iOS15.5/watchOS8.6/macOS12.4などのベータ4がリリース

 
Appleは現地時間5月3日、開発者向けに、iOS15.5、iPadOS15.5、watchOS8.6、macOS12.4、tvOS15.5の各ベータ4を開発者向けにリリースしました。一般登録者向けパブリックベータも追ってリリースされる見通しです。
iOS15.5/iPadOS15.5
iOS15.5およびiPadOS15.5では、これまで以下の新機能追加や機能変更が行われています。
 

「ウォレット」アプリ内のApple Cash Cardの下部に、キャッシュを送受信するための新たなボタンが追加。これまではキャッシュを送受信するには、メッセージを利用する必要があった。
同期しているHomePodsのWi-Fi信号の強度が、「ホーム」アプリ内に表示される。
Apple IDに入金するための「iTunes Pass」カードの名称が「Apple Account」カードへと変更。
iOS15.5内のコードから、Appleが買収したPrimephonicを元にした新しいクラシック音楽アプリへの対応が判明。
「リーダー」アプリの外部決済が可能に。
写真アプリ「メモリー」に特定の場所の写真を表示しない。

 
なおそのほかのOSであるwatchOS8.6、macOS12.4、tvOS15.5のベータ4については、目立った新機能の追加や変更は報告されていません。
 
 
Source:9to5Mac(1), (2), (3)
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Apple、Fordから安全部門の責任者を引き抜く〜自動運転車発売に向け布石か

 
Appleが、Fordから豊富なキャリアを持つ幹部を引き抜いた、とBloombergが報じています。Appleが開発中と噂の自動運転車の発売に向けて、重要な役割を担うとみられます。
安全部門の責任者、電気自動車開発や規制当局と折衝も経験
AppleがFordから、グローバル・セーフティ・エンジニアリング部門の責任者であるデジ・ウジュカシェビック(Desi Ujkashevic)氏を引き抜いた、と事情に詳しい複数の人物からの情報としてBloombergが報じています。
 
デジ・ウジュカシェビック氏は、Fordに1991年から在籍するベテランで、自動運転車を含む全モデルの安全戦略を統括する要職にあります。
 

 
同氏はFordで、多くの車種の内装、外装、シャシー、電気部品など広範な分野で開発を担当したほか、電気自動車開発や、規制当局との折衝にも携わった経験を持ちます。
Appleの自動車発売実現に必要不可欠な人材か
Appleが自動車を発売するなら、安全性を重視することは確実とみられることから、Fordでセーフティ部門の責任者をつとめたウジュカシェビック氏のキャリアは魅力的でしょう。
 
特に規制当局との折衝は、Appleにとって自動車を市販する上で重要なポイントになるとみられます。Fordで豊富な経験を持つ同氏に、Appleが大きな期待を持っているとみられます。
2021年にはダグ・フィールド氏がFordへ
「Project Titan」と噂されるAppleの自動車開発は、2015年頃から本格化したとみられています。
 
同プロジェクトは、Teslaでの勤務を経て2018年にAppleに戻ったダグ・フィールド氏が率いていましたが、フィールド氏は2021年に、Fordに引き抜かれています。
 
Appleの自動車開発チームからは、2021年だけでも複数の責任者が退職しており、現在はGoogleから移ってきた機械学習及び人工知能戦略担当上級副社長であるジョン・ジャナンドレア上級副社長と、Apple Watchの責任者ケビン・リンチ氏が自動車開発部門を率いて、2025年の発売を目標に開発に取り組んでいるとみられます。
 
 
Source:Bloomberg
Photo:Ford
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深刻さ増す半導体不足、チップを作るのに必要なチップが足りない

 
世界的に続く半導体不足の影響により、チップを製造するための機器に必要なチップも不足しており、影響が長期化することが懸念されている、とThe Wall Street Journalが報じています。Appleは、半導体不足の影響により3カ月間で最大1兆円の損失が出る可能性があると発表しています。
チップ製造装置に必要なチップが足りない
iPhoneに搭載されるAシリーズチップや、Macに搭載されるAppleシリコンなど、最新鋭設計のチップを製造するには、最新の製造装置が必要です。
 
しかし、半導体不足により製造装置に使用するチップの供給が滞っており、大手半導体メーカーであっても製造装置の調達に苦労しています。
 
複雑な構造をもつチップ製造装置は、以前でも発注から納品まで数カ月を要するのが普通でしたが、現在は2年〜3年待ちになっているそうです。
半導体不足は2023年〜2024年も続く見込み
半導体業界各社の役員たちの多くが、半導体不足による影響は2023年や2024年、あるいはそれ以降も続くだろうと予想しています。この予想は、2021年秋に伝えられていたよりも悲観的なものです。
 
アドバンテストアメリカの役員は、半導体検査装置の納期が2倍以上になっており、通常の納期に戻るのは当分先になるだろうとの見通しを語っています。
 
また、一部の半導体メーカーは、製品を半導体製造装置のメーカーに優先して供給する方針を発表しています。
半導体不足によりiPadやMacの供給にも影響
Appleは先日、2022年度第2四半期(2022年1月〜3月)の業績を発表しました。ティム・クック最高経営責任者(CEO)は、半導体不足によりiPadシリーズや上位モデルMacBook Proの製造に影響が生じていると説明しています。
 
また、今後も供給不足が続く場合、次四半期に40億ドル〜80億ドル(約5,000億円〜1兆円)の損失が出る可能性もあると述べています。
 
なお、MacBook Proの製造を担当するQuantaの上海工場は、コロナ禍による厳しいロックダウンで操業を停止していましたが、最近になって稼働を再開しており、納期が短縮される見通しです。
 
 
Source:The Wall Street Journal, 9to5Mac
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iPadと組み合わせる2-in-1デバイスの特許取得?macOSの動作も想定か

 
Appleが現地時間2022年5月3日、米国特許商標庁(USPTO)において、iPad用のヒンジ付きキーボードの特許を取得しました。同特許内には、macOSが動作しているような画面が描かれています。
iPad用の複数のヒンジ付きキーボードの形態
Appleが今回取得した特許は、下記図表1Aのように、iPad(104)、キーボード(108)、ヒンジ(112)のついたベースプレートのようなもの(118)と、入力用ディスプレイ(106)で構成された製品に関するものです。
 

 
同様の特許が、2画面MacBookのものとして2022年2月に報告されていました。
macOSに似たユーザーインターフェースが特許内に図示
今回の特許名は「タブレット端末のための、複数の形態を持つヒンジ式キーボードアクセサリー」との題名で、対象はMacBookではなくタブレット(iPad)であることがわかります。
 
本特許で注目すべき点としてPatently Appleは、下記図表4Aおよび2Aに描かれたウィンドウ配置などが、macOSのユーザーインターフェースと酷似していることをあげています。
 

 

 
このことから、AppleはiPadとMacBookとを融合させた新たなフォームファクターに取り組んでいるのかもしれないと、同メディアは述べています。
 
ただし、Appleは以前よりmacOSが動作する2-in-1デバイスには否定的であるため、この特許も研究開発のみで実用化される可能性は低そうです。
 
 
Source:USPTO via Patently Apple
Photo:Apfelwelt/YouTube
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MacBook Proの納期短縮見通し〜Quantaの上海工場が稼働再開

 
DigiTimesが、新型コロナウイルス感染症蔓延の影響により工場を閉鎖していたQuantaの上海工場において閉鎖が解除され徐々に生産が再開されていることにより、MacBook Proの納期は今後短縮されるとの見通しを伝えました。
Quantaの上海工場が稼働再開
新型コロナウイルス感染症蔓延の影響によるロックダウンで、MacBook Proの唯一のサプライヤーであるQuantaの上海工場が閉鎖されたことから、出荷時期が大幅に延びていることが報告されていました。
 
今回の閉鎖解除により、今後徐々にMacBook Proの出荷遅延も解消に向かうと期待されます。
他地域でも稼働正常化に向けた動き
同様の生産再開、増産の動きは鄭州でも見られ始めています。
 
Foxconnは蘇州地区の工場において、iPhone14シリーズの量産開始と、iPhone13 Proシリーズ増産に向けた人員募集を開始していました。
 
 
Source:DigiTimes via IT之家
Photo:Apple
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objects.ioのiPhoneアクセサリ、新色ホワイトベージュが発売

 
objects.io(オブジェクツアイオー)は、MagSafe対応iPhoneケースとアクセサリーの新色「ホワイトベージュ」の予約販売を開始しました。iPhone13シリーズ、iPhone12シリーズの各モデルに対応します。
MagSafe対応レザーアクセサリーにホワイトベージュ
objects.ioのMagSafe対応iPhoneケースシリーズは、AppleサプライヤーでもあるECCO製の防水レザーのiPhoneケースと、MagSafeで吸着できるアクセサリーを組み合わせて使えるのが特徴です。
 
2021年秋にはスリムな「カードケース」と「ウォレット」が、2022年には収納力がアップした「マイクロバッグ」が発表・発売されていましたが、ブラックのみの販売でした。これまで「開発中」と案内されていた、新色ホワイトベージュが5月1日に開始開始となりました。
 

 
新色ホワイトベージュのカードケースとウォレットは6月下旬から順次発送予定、マイクロバッグは近日販売予定です。
洗練された雰囲気の型押し耐水レザー
新色のホワイトベージュは、男女問わず使えるよう淡いグレーのニュアンスを持つカラーが特徴です。
 
素材には細かなシボ模様で洗練した雰囲気と耐久性を持つ、型押し加工のECCO製レザーを採用しており、傷や色落ちに強く、水に濡れてもすぐに染み込まない耐水性もそなえています。
 

 
「カードケース」は厚さ1.3センチで、カードが3枚収納可能です。「ウォレット」は厚さ2.3センチで、カード3枚に加えて硬貨やAirTag、紙幣を収納できます。ポケットの少ない薄手の服装に合わせると便利です。
 
「マイクロバッグ」は厚さ2.8センチで、カギやAirPods、リップクリームなど身の回りのものを入れて持ち歩くことができます。
 

お待たせしました!新色ホワイトベージュ登場です!薄手の服装で出掛けたいこの時期に最高のアイテム https://t.co/xlh32H8k8f
ポケットが無い服をよく着る女性には特にオススメ。iPhone、クレカ、少しの現金をもって心身ともに軽やかにお出かけしましょ pic.twitter.com/Gm4O7Q4PUM
— ツノモリ サトシ / objcts.io (@tsuno_11110) May 1, 2022

 
objects.ioのデザイナー、角森智至氏はご夫婦で着用した様子をTwitterに公開しています。
 

僕はミーンズワイルの白シャツに pic.twitter.com/NBFTqT66dK
— ツノモリ サトシ / objcts.io (@tsuno_11110) May 1, 2022

 
カードケースセットは17,600円
販売価格(税込)は以下のとおりです。
 

カードケースセット(カードケース+iPhoneケース):17,600円
ウォレットセット(ウォレット+iPhoneケース):19,800円
マイクロバッグセット(マイクロバッグ+iPhoneケース):24,800円(近日販売予定)

 

 
カードケース、ウォレット、マイクロバッグおよびカラビナ付きiPhoneケースは、それぞれ単体でも購入可能です。
 

 
レビュー記事・動画もどうぞ
iPhone Maniaでは、「カードケース」と「ウォレット」、「マイクロバッグ」のレビュー記事も公開していますので、ぜひご覧ください。
 
以下は、「マイクロバッグ」を約3週間使用してのレビュー動画です。
 

 
 
Source:objects.io
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「味覚ってテクノロジーで強化できちゃったりするの?」専門家に聞いてみた

トップ料理人やソムリエのドキュメンタリーを見ていると、そのストイックな姿を尊敬する一方で、そこまでの味の違い私はわかんないや…って思うこと、けっこうあります。専門家に「それ、技術の力でなんとかならないの?」って聞いてみました。 …

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iPad Air 2とiPad mini(第2世代)がビンテージ製品リストに追加

 
iPad Air 2とiPad mini(第2世代)が、ビンテージ製品リストに追加されたとMacRumorsが伝えました。
2つのiPadがビンテージ製品リストに追加
2014年10月に発売されたiPad Air 2と、2013年11月に発売されたiPad mini(第2世代)が、ビンテージ製品リストに追加されました。
 
iPad mini(第2世代)は発売当初、iPad mini Retinaと呼ばれたモデルです。
日本のリストには掲載されていないが
日本時間2022年5月3日午後8時30分現在、米国のAppleサポートサイトのビンテージ製品リストにiPad Air 2とiPad mini(第2世代)が掲載されていますが、日本のリストにはまだ掲載されていません。
 

 

ビンテージ製品とは
Appleはビンテージ製品について「Appleが販売店への供給を停止した日から5年以上7年未満の製品」と定義しています。
 
ビンテージ製品になると、Apple Store 直営店を含むAppleのサービスプロバイダからハードウェアの修理サービスを受けることができますが、修理可能かどうかは部品や交換品の在庫状況次第になります。
 
 
Source:Apple ビンテージ製品リスト(米国), ビンテージ製品リスト(日本), MacRumors
(FT729) …

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A15 Bionic製造時の半導体検査機器を韓国サプライヤーが供給開始

 
韓国メディアET Newsが、韓国Company A(正式な企業名か不明)が、A15 Bionic製造時の半導体検査機器を供給開始すると報じました。
ソケットとプローブカードを供給
Patently AppleはCompany Aについて、韓国には半導体検査機器のサプライヤーとして、「Provision & Technology」「Leeno Industrial」「Curoholdings」の3社があるので、そのいずれかではないかと推測しています。
 
Company Aが供給を開始したのは、A15 Bionic製造時の検査で用いるソケットとプローブカードです。
 
韓国の業界関係者によれば、半導体ソケットの専門企業であるCompany AはAppleの認証試験に合格したことで、2022年下半期(7月〜12月)から供給を開始するとのことです。
 
半導体ソケットの供給は、A15 Bionicを製造するTSMCに対して行われます。
 
また、Company AはNANDフラッシュ用のプローブカードもApple向けに出荷し始めたようです。
 
プローブカードはウェハーの不良箇所を見つけるために用いられ、中国Yangtze Memory Technologies(YMTC)を通じて供給されているとET Newsは説明しています。
これまでは、台湾や中国企業が主なサプライヤー
こうした半導体検査機器はこれまで台湾や中国の企業が主に供給してきましたが、韓国サプライヤーの製品が増加しているとET Newsは述べています。
 
 
Source:ET News via Patently Apple, プローブカード、ICテストソケット検査システム/日置電機, 日本マイクロニクス
Photo:AppleInsider
(FT729) …

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iPhone13向けBOE製OLEDディスプレイの出荷数急減〜何があった?

 
BOEが製造するiPhone13向け有機EL(OLED)ディスプレイの出荷数が急減、その理由を巡り業界内で様々な噂が囁かれているようです。
Appleに無断で仕様変更したのが発覚した!?
韓国メディアThe Elecによれば、2022年2月以降、BOEはiPhone13向けOLEDディスプレイをほとんど出荷していないとのことです。
 
その理由はまず、以前から噂されている通りLX Semicon製ディスプレイパネル用ドライバIC(DDI)の不足にあるようです。
 
業界内で注目されているのは、それとは別の理由があると考えられることです。その理由についてThe Elecは、「BOEがiPhone13向けOLEDディスプレイを仕様書通りに作らず、Appleに無断で変更していたのが発覚した」という意見が根強いと指摘しています。
 
変更箇所は薄膜トランジスタ(TFT)回路とみられており、その要因として2022年1月に、SamsungがBOEに対して特許侵害警告を行ったことが影響しているとThe Elecは推測しています。
LG Displayの見積もり価格がBOEを下回った可能性も
また、同ディスプレイを供給するLG Displayが、BOEよりも安い納入価格をAppleに提示したとの見方もあるようです。
 
これらにより、2022年のBOEのApple向けOLEDディスプレイ出荷数は当初予測された4,000万枚には及ばす、3,000万枚すら難しいとThe Elecは伝えています。
 
 
Source:The Elec
Photo:Appledsign/Facebook
(FT729)
 
 

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Galaxy S23 Ultraに新しい2億画素イメージセンサー搭載か

 
Galaxy S23 Ultraに、新しい2億画素イメージセンサー「ISOCELL HP3」が搭載される可能性があるとGalaxyClubが伝えました。
ISOCELL HP1と同サイズか
Samsungは、2021年9月に2億画素イメージセンサー「ISOCELL HP1」を発売、既に後継センサーの開発に取り組んでいるようです。
 
同イメージセンサーの詳細はまだ不明ですが、センサーサイズは1/1.22インチでISOCELL HP1と同じとGalaxyClubは予想しています。
 
リーカーのIce universe氏(@UniverseIce)も、Galaxy S23 Ultraに2億画素イメージセンサーが搭載され、数年かけて最適化が行われる可能性があると述べていました。
 

Samsung has optimized the 108MP sensor for three years, and the result is better year by year, which is better than replacing the sensor frequently. It is said that the S23 Ultra will adopt 200MP sensor from next year, and then it will be optimized for several years.
— Ice universe (@UniverseIce) December 25, 2021

 
 
Source:GalaxyClub via Notebookcheck
Photo:Technical cheez/YouTube
(FT729) …

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川の水、綺麗にして飲む。ハンディ浄水器「Sawyer mini」の浄化性能を、化学と体で確かめてみた

登山やキャンプのようなアウトドアに、持っていく飲み水を減らしたい。そんな時は、川や沢、浅い水たまりの水を飲めるように濾過してくれる浄水器がおすすめです。Sawyer miniは約55gの超小型モデル。内蔵フィルターはバクテリアや微生物を99.99999%も除去可能です。でも本当の本当にに飲んでも大丈夫なのか気になったので、水質&浄水性能の調査をしてみました。 …

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米オンラインストアでApple Watch Series 7の整備済製品の販売が開始

 
Apple公式オンラインストア(米国)で、Apple Watch Series 7モデルの整備済製品の販売が開始されたことが明らかになりました。
2021年9月発表のモデル
今回、米Appleオンラインストアで整備済製品の販売が始まったのは、2021年9月に発表されたApple Watch Series 7です。
 
41ミリモデルは339ドル(約44,130円、通常価格から60ドル引き)、45ミリモデルは359ドル(約46,730円、通常価格から70ドル引き)で販売されています。
 
カラーバリエーションは、41ミリ・45ミリモデル共にスターライト、クローバー、アビスブルー、ミッドナイトの4色となっており、すべてアルミニウム製、GPS搭載となっています。
 
Apple Watch整備済製品は、すべてのモデルに1年間の保証が付いています。最短で翌日に無料で届き、返品も無料です。他にも、以下のものが含まれます。
 

完全な動作テストおよび徹底したクリーニング
出荷時のオペレーティングシステム、またはより最新のオペレーティングシステム
整備済製品はすべて、必要なアクセサリやケーブルとともに新品の箱に再梱包

 
 
Source:Apple via MacRumors
(lexi) …

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「ツバメノート」に指紋認証とモバイルバッテリーが合体!?

「T-Note Secret」は、ツバメノート監修のデザインノートケースで、指紋認証でセキュリティ確保が可能。本製品のために新開発したA5・6穴サイズのノートリフィルを使用し、ツバメノートならではの書き味を楽しめます。また、8,000mAhのバッテリー搭載で、スマホの充電も可能な製品です。 …

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iPhone14の量産開始と、13の増産に向けた人員募集開始〜Foxconn

 
経済日報が、FoxconnはiPhone14シリーズの量産開始と、iPhone13 Proシリーズの増産に向けた人員募集を開始したと報じました。
iPhone14シリーズの量産開始、13 Proシリーズを増産
募集人数は不明ながら、Foxconnが人員募集を開始したのはiPhone14シリーズの量産開始と、当初計画から1,000万台増産予定のiPhone13 Proシリーズの製造のためと、経済日報は伝えています。
 
iPhone13 Proシリーズは需要に対して供給が追いついていないことから、iPhone13 Proの生産台数は当初計画の100万台から約800万台へと約700万台増加、iPhone13 Pro Maxは約350万台から約650万台へと約300万台増加した模様です。
 
Apple Store(オンラインストア)のお届け予定日も、両モデルは延びていることが確認されていました。
以前よりも3割増の賃金で人員募集中
Foxconnの募集条件は、90日間勤務した場合の賃金が8,500元(約167,500円)と、以前の6,500元(約128,000円)から約30%増となっています。
 

 
 
Source:経済日報
Photo:Apple Hub/Facebook
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いま大人気の「耳を塞がないイヤホン」の記事まとめ

完全ワイヤレスイヤホンが登場してしばらくは「ノイズキャンセリング」搭載のモデルが人気でした。しかしコロナ禍のリモートワークで一日中イヤホンをつけることになり、耳に挿さりっぱなしの状態に疲れてきた人が急増。新たなジャンル「耳を塞がないイヤホン」が今、人気です。 …

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Xperia 1 IVの新しいティザー動画が公開〜カメラを大幅に改良か

 
Xperia 1 IVを取り上げたと思われる、新しいティザー動画が公開されました。同モデルのカメラは大幅に改良されることが期待できるとNotebookcheckが伝えています。
進化したカメラに関するティザー動画
新しいティザー動画の題名は、「Xperia 新商品発表会ティザー フォトグラフィー編」です。
 
動画では、コンテンツ・クリエイターのピエール・T・ランバート氏が「新型スマートフォンは高性能の大型光学レンズを搭載している」ことなどを語った後に、画面には「Next ONE is coming:次世代のONEが登場」の文字が映し出され、新型Xperia 1(Xperia 1 IV)が登場することを連想させています。
 
Xperia 1 IVのリアカメラは、下記のような仕様になると噂されています。
 

機種名
Xperia 1 IV

広角カメラ
画素数:4,800万画素、センサーサイズ:1/1.28インチ画素ピッチ:1.22μmネイティブベイヤー

超広角カメラ
画素数:4,800万画素、センサーサイズ:1/2.43インチ画素ピッチ:0.7μmクアッドベイヤー(1,200万画素相当での出力可能)

望遠カメラ 1
画素数:4,800万画素、センサーサイズ:1/2.43インチ画素ピッチ:0.7μmクアッドベイヤー(1,200万画素相当での出力可能)

望遠カメラ 2潜望鏡レンズ搭載
画素数:不明、センサーサイズ:1/2インチ

 

 
 
Source:Notebookcheck
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Google折りたたみスマホ登場は4Q〜Z Flip/Fold4ディスプレイ情報

 
ディスプレイ業界の内情に詳しいDSCCの最高経営責任者(CEO)、ロス・ヤング氏が、Googleが開発中とされる折りたたみスマートフォンや、Samsungの次期折りたたみスマートフォンGalaxy Z Flip4およびGalaxy Z Fold4について、新たな情報をTwitterに投稿しました。
Googleスマホのカバーディスプレイは5.8インチ
ヤング氏によると、Galaxy Z Fold4とGoogleの折りたたみスマホのメインディスプレイ(折りたたみ時に内側になるディスプレイ)はほぼ同じ大きさですが、外側のカバーディスプレイについては、Galaxy Z Fold4が6.19インチ(現行のGalaxy Z Fold3と同じ)であるのに対し、Googleの折りたたみスマホは5.8インチとやや小さくなるとのことです。
 

Z Fold 4 and Google foldable will have similar sized foldable displays, but the Google cover display will be quite a bit smaller at 5.8". This should mean it will have a wider aspect ratio than the Samsung 6.19" Fold 4. Hear more at our conference next week.
— Ross Young (@DSCCRoss) May 2, 2022

 
なおヤング氏はGoogleの折りたたみスマホの登場時期について、「2022年第4四半期(10月〜12月)」と予想しています。
 

Q4
— Ross Young (@DSCCRoss) May 2, 2022

Z Flip4のカバーディスプレイは前モデルよりやや大きくなる
Galaxy Z Fold4のカバーディスプレイがGalaxy Z Fold3のものと同じサイズであるのに対し、Galaxy Z Flip4のカバーディスプレイについては、前モデルのGalaxy Z Flip3よりもやや大きくなるようです。
 
ヤング氏は「1.9インチが2インチになる」と述べています。
 

Z Flip 4 will have a larger cover display than the z Flip 3. Begins with a 2 rather than 1.9"…
— Ross Young (@DSCCRoss) May 2, 2022

 
 
Source:Ross Young/Twitter
Photo:Tech Advisor
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【レポ】組み合わせで本領発揮!Ankerの太陽電池とポータブル電源で災害の備えを

 
以前公開した本サイトのレビュー記事において、災害や停電発生時に「太陽電池は最後の手段として考えるのが適当」と結論づけ、積極的に導入する必要はないと述べました。
 
しかしながら、このときに使ったのは最大出力15ワットの小型のものであり、より大型のものを使えば結論が変わるかもしれません。
 
そこで今回はAnkerから同社のラインナップのなかで最大出力を誇る「Anker PowerSolar 3-Port 100W」と、これを使って充電できるポータブル電源の「Anker 535 Portable Power Station」をお借りし、レビューをおこないました。
100ワットの大出力太陽電池「Anker PowerSolar 3-Port 100W」
まずはAnker PowerSolar 3-Port 100W(以下PowerSolar)単体で使ってみます。
 
大型かつ重量級の本体
この太陽電池は最大出力100ワットとAnkerのラインナップのなかでは最も出力が大きく、筆者が以前にレビューしたPowerPort Solar Lite(15W出力、以下Solar Lite)の6倍以上の出力を誇ります。
 
その分大型かつ重く、iPhone XRも含めて比べると以下の写真のようなサイズ感です:
 

 
スペック上のサイズは格納時は約525 x 470 x 85ミリ、展開時は約1,446 x 525 x 45ミリとなっています。
 
重さもSolar Liteの約355グラムに対して約5キログラムとかなり重く、折り畳んだときに利用する持ち運び用のハンドルが内蔵されています。
 

 
それでも5キログラムはかなり重く、これを持って長距離を歩く自信は筆者にはありません。
 
USBポートの出力はSolar Liteとあまり変わらない
PowerSolarとSolar Liteを5月の快晴および曇りの日の正午ごろに外に出し、iPhone XRや12.9インチiPad Pro(第3世代)を充電してみました。
 
PowerSolar 3-Port 100WにはUSB-A、USB-C、そして後述するポータブル電源充電用のDC出力が用意されています。
 

 
USB-AポートおよびUSB-Cポートを使い、快晴時に充電した結果が以下です:
 

Solar Lite
PowerSolar

iPhone
5.02V 1.57A
4.95V 1.35A

iPad
5.09V 1.41A
4.95V 1.41A

iPhone+iPad
5.19V 0.4A
4.95V 0.5A

 
思ったよりも差がありません。
 
仕様を比較したところ、Solar LiteのUSB-Aポートが最大5V=3A出力なのに対し、PowerSolarはUSB-Cポートが5V=3A、USB-Aポートが5V=2.4Aと、あまり変わらないことがわかりました。
 
最大100ワット出力とはいえ、USBポートを使う分には差があまりないようです。
 
ならば天気が悪い日には差が出るだろうと、雨が降り出す前の曇りの正午に充電をおこないました。
 

Solar Lite
PowerSolar

iPhone
不安定
不安定

iPad
不安定
不安定

iPhone+iPad
充電不可
充電不可

 
残念ながらどちらも1つの機器のみを接続した際の充電は不安定で、2つの機器を接続すると充電ができなくなりました。
 
最大出力が大きいからといって曇りの日に強いというわけではないようです。
ポータブル電源の接続で本領発揮!
USBポートの利用ではあまり差が出ないことがわかったPowerSolarとSolar Liteですが、一縷の望みをかけてPowerSolarのみの機能であるポータブル電源の充電機能を試してみました。
 
PowerSolarのDC出力に付属のケーブルを接続し、Anker 535 Portable Power Stationの背面にもう一方の端子を接続することで簡単に充電できます。このポータブル電源以外にAnker PowerHouse II 400/800の充電も可能です。
 

 
今回お借りしたAnker 535 Portable Power Stationは512Whのバッテリーを内蔵し、消費電力500ワットまでの機器を接続できるポータブル電源です。
 
4つのUSB出力に加え、電化製品のコンセントを4つ、さらに車用のシガーソケットも付いています。
 

 
また、LEDライトも内蔵されており、キャンプや災害時などに役立つでしょう。
 

 
通常の6倍の寿命を持つバッテリーや長期の5年保証付きという特徴もあり、いざというときの備えとして持っておきたい1台です。
 
快晴時のポータブル電源への充電なら90ワット近い出力が得られる
これら2つの機器を接続し、5月の快晴の正午に外に出してみました。
 
すると80ワットから90ワットの出力となり、電力損失を考えるとほぼスペック通りの結果が得られたといえるでしょう。
 
PowerSolarの真価はUSBポートでの充電ではなく、ポータブル電源との組み合わせによって発揮されるようです。
 
この状態で1時間半ほど放置したところポータブル電源が0%から20%まで充電されました。
 
512Whの20%は約100Whであり、80ワットで1.5時間充電すると120Whなので、ほぼ想定通り充電されたようです。
 
曇りでも8ワットくらいは得られる
一方、曇りの日に同じようにポータブル電源の充電をおこなったところ、8ワットから11ワットくらいの出力となりました。
 
スマートフォンであればそれなりの速度で充電できる出力ですが、512Whを満充電状態にするには10ワットで50時間以上必要な計算であり、不十分な出力です。
 
色々試してみましたが、薄曇りか本格的な曇りかにはあまり関係なく、太陽が出ているかどうかが出力にとって非常に重要なようです。
 
雲が多い晴天のときに試したところ、晴れると80ワット以上の出力なのに、日が陰った途端11ワット以下に落ち込むという現象が観測されました。
 
いかに太陽の恵みが大きいかということでしょう。
普段使いすると購入価格の元は取れる?
晴れていれば実測で80ワット以上の出力ということで、普段から使えば購入価格の元が取れるのではないか?と期待する人もいるかもしれません。
 
そこで、PowerSolarとポータブル電源の購入費の元が取れるのにどれくらい時間がかかるか計算してみました。
 
基準となる電気代ですが、先月の筆者宅の電気代が287kWhで9,175円でしたので、1kWhあたり9,175 ÷ 287 = 32円とします。
 
日照時間については、気象庁によると東京では1年に平均で1,926.7時間だそうですので、365日で割って1日あたり5.3時間としました。
 
PowerSolarからは日照時に90ワットの出力が得られるものとします。
 
一方、Anker公式サイトでのこれらの機器の価格は、PowerSolarが29,800円、535 Portable Power Stationが59,800円で、合計は89,600円です(いずれも税込)。
 
すると以下の計算ができます。
 

PowerSolarの1日あたりの発電量:90ワット x 5.3時間 = 477Wh
PowerSolarで節約できる1日あたりの電気代:32円 x 0.477kWh = 15.3円
機器購入費用の元が取れるまでの期間:89,600円 ÷ 15.3円 = 5,856日 = 16年

 
というわけで、太陽が出る日に毎日充電し、かつ充電した電気は余すことなく使い切ったとしても、購入価格の元を取るのに16年かかるようです。
 
さすがにこれだけの期間使うとなると、PowerSolarかポータブル電源のどちらかが元を取るより前に壊れるでしょう。
 
残念ながら節約のためにこれらの機器を導入するのは現実的ではないようです。
災害や停電では強い味方に
一方、これらの機器を持っておくことは、災害などで停電が発生した際の対策として大きな安心感を生むでしょう。
 
535 Portable Power Stationの512Whというバッテリー容量は16.75WhのiPhone13 Pro Maxを30回以上充電でき、災害時のライフラインとなるスマートフォンを長く使用可能な状態に保つことができます。
 
しかも晴れていれば、PowerSolarは1日に477Whの発電ができますので、スマートフォンのバッテリーを節約しながら使いかつスマートフォンだけ充電する分にはバッテリー切れを起こす心配はないのではないでしょうか。
 
また、最大500Wの出力が得られますのでパソコンなどの電化製品も使用可能です。小型IHクッキングヒーターであればポータブル電源につないで料理もできます。
 
Solar Liteの場合は「太陽電池は最後の手段として考えるのが適当」と述べましたが、PowerSolarと535 Portable Power Stationの組み合わせであれば災害時の備えとして第1選択肢になり得ると思います。
 
災害時の備えがモバイルバッテリーだけでは不安だという人は、ぜひこの2つの組み合わせを検討してみてください。
 
欠点は大きさと重さです。
 
PowerSolarは5キログラム、Anker 535 Portable Power Stationは7.6キログラムあり、避難が必要になった場合にこれらよりも優先して持ち出すべきものは他にあるでしょう。
 
大きな太陽電池パネルを広げるための場所の用意や、盗まれないように見張っておく必要もあり、避難が必要な場合は役に立たないかもしれません。
 
自宅での備えには役立ちそうですが、避難所へ持っていけるかどうかはわからないと考えておいた方がよさそうです。
 
 
Source: Anker (1), (2), 気象庁
(ハウザー) …

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【レポ】Zoom会議で役立つ指向性マイク、実際の音質は?iPhoneとも比較してみた

 
PCやiPhone、iPadに搭載されているマイクは「無指向性マイク」と呼ばれ、360度あらゆる方向からの音を拾います。このため、周りが騒がしい状況ではZoomなどのビデオ会議でその雑音が入り込む可能性があり、ときに通話相手が自分の音声を聞き取りづらいと感じるかもしれません。
 
そんなときに役立つのが「指向性マイク」と呼ばれる、特定の方向から飛んでくる音を集中的に拾うことができるマイクです。しかしながら、一口に指向性マイクといっても安いものから高いものまで存在し、商品説明を見ただけではその違いがわかりづらいのではないでしょうか。
 
そこで今回は安い指向性マイクと高級な指向性マイク、そしてiPhoneに搭載されたマイクを利用し、実際に録音される音がどのように違うか比較してみました。
マイクの「指向性」とは?
マイクの指向性とは、マイクが音を拾う方向の特性のことを指します。
 
iPhoneやiPad、PCなどに搭載されている一般的なマイクは指向性がない「無指向性マイク」であり、360度どの方向から飛んできた音でも同じように拾います。
 
このため、マイクの周囲のどの位置に人などの発音源があっても音を拾えるのが利点ですが、一人で参加するZoom会議など拾ってほしい音が限られた場所にある場合には、余計な音まで拾ってしまうのが欠点です。
 
これに対し、「指向性マイク」と呼ばれるマイクは、音が飛んでくる方向に応じて録音される音の大きさが変わります。
 

 
上の画像はマイクメーカーのSHUREのものですが、このようにさまざまな特性を持った指向性マイクが存在し、用途に応じて使い分けられています。
 
一人で参加するZoom会議で正面の音に特化した指向性マイクを使うと、それ以外の方向から飛んできた音が大きな音で拾われないため、周囲のノイズを排除した状態で通話が可能です。
無指向性マイクは周囲のノイズに弱い
無指向性マイクがどれくらい周囲のノイズに弱いのか実験してみました。
 
実験には無指向性マイクを持つiPhone XRを使用し、「ボイスメモ」アプリで録音をおこなっています。
 
以下の写真のようにiPhone XRの底面マイクの正面に1台PCを置き、反対側にもう1台PCを置きました。
 

 
そして正面のPCでiPhone Maniaの記事を読み上げさせながら、反対側のPCのCPUファンの音を小さくしたり大きくしたりしました。
 
まず、ファンの音が小さいときにはこのような感じで録音されます:
 

https://iphone-mania.jp/uploads/2022/05/14362cf592cc5e6c60f00123d268f5de.m4a
 
iPhoneシリーズのマイクは比較的音質が良く、きれいに音が録れています。
 
しかしながら、反対側に置いたPCに負荷をかけ、CPUファンの回転数を上げるとこうなります:
 
https://iphone-mania.jp/uploads/2022/05/e927c7524dad16e501ce7750e732cbba.m4a
 
無指向性のiPhoneのマイクは後ろ方向にあるCPUファンの音もしっかりと録音しました。
 
この録音されたファンの音、人間の耳で聞くよりも大きく聞こえます。人間の耳は単純に音を聞いているのではなく、状況を判断して選択的に音を聞いているといわれるため、その場で聞いているときは脳が自動的にファンの音をマスキングしているのでしょう。
 
これはつまり、通話中は自分が思っているよりも周りの雑音は通話相手に大きく聞こえているということです。
安い指向性マイクと高級な指向性マイクで実験してみた
そこで、指向性マイクを使った場合にこのCPUファンの音がどうなるか実験してみました。
 
サンワサプライ MM-MC32の場合
まずは安い指向性マイクとして、サンワサプライのMM-MC32を使いました。
 

 
このマイクは定価2,310円(税込)、実売では1,000円ほどで販売されており、手軽に試すことができます。
 
MM-MC32をPCのマイク入力端子に接続し、同じように録音をおこなった結果が以下です。
 

 
CPUファンの回転が遅い場合:
 
https://iphone-mania.jp/uploads/2022/05/150463d0332a8609e293b47a476aa87f.wav
 
CPUファンが高速回転している場合:
 
https://iphone-mania.jp/uploads/2022/05/881bf9267f6fc2e1deb839290d4fad96.wav
 
確かにiPhone XRに比べるとCPUファンの回転の違いに対してノイズの変化が少なく、後ろからの音がカットされているように聞こえます。
 
ただ、CPUファンの回転が遅いときでもノイズが大きいです。
 
これは、MM-MC32の出力はデジタルではなくアナログの3.5ミリのミニプラグであり、PCが発するノイズを拾ってしまっているためだと考えられます。
 
AKG Lyraの場合
次に比較的高価なAKGのLyraを試しました。
 

 
こちらはUSB接続のマイクであり、Windows/Mac/iPhone/iPad/Androidなどさまざまな機器にデジタル接続することが可能です。
 
価格はオープンプライスですが実勢価格は12,000円ほどと、MM-MC32の10倍ほどの価格で販売されています。
 
Lyraには指向性切り替え機能がついていますが、まずは正面の音だけを集中的に拾うFRONTモードで実験した結果がこちらです:
 
CPUファンの回転が遅い場合:
 
https://iphone-mania.jp/uploads/2022/05/1f6e128d441be4e825964792204e90c9.wav
 
CPUファンが高速回転している場合:
 
https://iphone-mania.jp/uploads/2022/05/71f144237e6942010480d691417987b1.wav
 
背面からのノイズがしっかり抑えられており、なおかつMM-MC32で気になったノイズも小さいです。
 
CPUファンが高速回転している状態でLyraの指向性の設定を変更し、背面の音も拾うFRONT&BACKにするとこうなります:
 
https://iphone-mania.jp/uploads/2022/05/0c2d033c4844015a2253a023ff31f5e3.wav
 
ファンの音もしっかりと録音されており、たとえば複数人数で会議に参加するときなどはこのモードが便利です。
 
Lyraにはほかに、TIGHT STEREOと呼ばれる正面の音をステレオで録音するモードや、WIDE STEREOという背面の音も含めてステレオで録音するモードが用意されており、状況に応じた使い分けができます。
音質の違いは?
次にiPhone XRを含めたこれらのマイクに対し、音声通話時の音質を比較します。
 
人間の声での音質比較
まずは音声通話に使うことを想定し、筆者がiPhone Maniaの記事を読み上げた音声を録音してみました。
 
以下の録音では3つの機器を横に並べ、1回の読み上げで同じ声を同時に録音しています。
 
iPhone XR:
 
https://iphone-mania.jp/uploads/2022/05/a75b95f17f1ea3bf1cf06b31c3798234.m4a
 
MM-MC32:
 
https://iphone-mania.jp/uploads/2022/05/91bdeb48ed230107a60a42c7b5cde7bc.wav
 
Lyra:
 
https://iphone-mania.jp/uploads/2022/05/1a0e7f178f2961d2c51aaf712e03ae41.wav
 
やはりMM-MC32はノイズが大きく、Lyraのほうがクリアに聞こえます。
 
特筆すべきはiPhoneの音質の良さです。ノイズも少なく、声だけであればLyraに引けを取りません。
 
電話であるiPhoneのマイクは声に最適化されており、音声をきれいに録音することができるのでしょう。
 
音楽での音質比較
次に、声だけでなく楽器の音も含むフリー素材の音楽を録音してみました。使用したのは「水曜日のフィロソフィ / 仄架よみ feat. Flehmann」です。
 

 
この楽曲をSonosの高音質スピーカー「Arc」で再生したものをそれぞれの機器で録音した結果が以下です。
 
iPhone XR:
 
https://iphone-mania.jp/uploads/2022/05/05c85e673cc449b6ec5cb18707b9d082.m4a
 
MM-MC32:
 
https://iphone-mania.jp/uploads/2022/05/dogv8-1ikto.wav
 
Lyra:
 
https://iphone-mania.jp/uploads/2022/05/ir2ur-5s6mo.wav
 
iPhone XRの音質も悪くはありませんが、高音のキラキラした音が失われ、ベースの音もスピード感がなく、全体的にもっさりした音になってしまっています。声を重視するためにそれ以外の周波数を削り落としているのかもしれません。
 
とはいえ、iPhoneのマイクは機器に標準搭載されているものとしては音質が良いです。試しにWindowsノートPCであるVAIO S15の2012年モデルで同じ録音をおこなってみました。
 
https://iphone-mania.jp/uploads/2022/05/yql8p-e9jic.wav
 
VAIO自身のファンの音を拾ってしまっているのはさておき、音質としてもイマイチであることがわかるでしょう。
 
一方、ノイズが多いもののMM-MC32は高音域をそれなりに再現しています。
 
Lyraの音質はさすがで、音楽の録音にはやはりこのクラスのマイクが必要です。
指向性マイクはZoom会議などの音声通話で役に立つがそれなりのマイクが必要
今回の実験で、指向性マイクを使うことで、Zoom会議などの音声通話において周りの騒音を低減する効果がしっかりと得られることがわかりました。
 
家でも職場でも、雑音が存在する状況で通話するのに役立つでしょう。
 
一方、音質の面では安いマイクはノイズが多く、iPhoneなどの高音質マイクを搭載した機器のほうが高い音質で録音できました。
 
声は相手の印象を左右する要素の1つといわれており、重要な会議などではきれいな声を届けたほうが良い結果が得られるかもしれません。
 
リモートワークが普及するこの現代、コミュニケーションを取るための道具であるマイクについてもこだわってみてはいかがでしょうか。
 
 
Source: サンワサプライ, AKG, SHURE, DOVA-SYNDROME
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Apple WatchとAIで心臓のポンプ機能低下を検知する研究

 
米メイヨー・クリニックは現地時間5月2日、Apple Watchの心電図(ECG)記録機能と人工知能(AI)を利用して、患者の心臓ポンプ機能低下を検知する研究を行っていることを明らかにしました。
 
同クリニックの研究データは5月1日に開催されたHeart Rhythm Societyの学会で公開されています。
心房細動検出に貢献しているApple Watch
世界全体の人口の2%〜3%、60歳以上の最大9%が、左心室機能障害(心臓のポンプ機能低下)を持つとされています。息切れ、脚のむくみ、心拍数の増加などの症状が一般的ですが、無症状の人も数多くいます。
 
Apple Watchではデジタルクラウンに30秒間指をのせることでECGを測定することが可能で、多くの人々の心房細動の発見に貢献しています。
 
メイヨー・クリニックはこのApple WatchのECG測定機能を用い、心臓のポンプ機能低下を検知できないかと考えました。
Apple Watchで心臓のポンプ機能低下を検知
一般に心臓のポンプ機能低下を検出するには、手、足、胸などに電極をつける12誘導心電図検査を行います。メイヨー・クリニックはApple Watchのひとつの電極のみで得られたデータと、12誘導心電図検査に用いられているアルゴリズムの改良版(AIを活用)を使い、心臓のポンプ機能低下を検知しようとしています。
 
メイヨー・クリニックはこれまでの6カ月の研究期間中に、46州および11カ国から、125,610のECGデータを収集。今後はさらに世界規模で研究を行うとしています。
 
 
Source:Mayo Clinic via MacRumors
Photo:Apple
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欧州委、Apple Payが競争法違反の疑いありとして異議告知書送付

 
欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会(EC)は現地時間5月2日、iOSデバイスが搭載する近距離無線通信(NFC)の利用が、Apple Payのみに限定されているのは競争法に抵触するとして、異議告知書(Statement of Objections)をAppleに送付しました。
NFCへの他社アプリのアクセス制限が問題
欧州委員会は異議告知書において、AppleはiOSデバイスで、モバイル決済アプリ開発者が非接触決済に必要なハードウェアやソフトウェアにアクセスするのを制限し、自社サービスであるApple Payを優遇していると説明ししています。
 
EUの主張が確認されれば、多額の制裁金が科される可能性があります。米Financial Timesは制裁金について、Appleの全世界の売上高の最大10%にのぼる可能性ありと推測しています。
 
欧州委員会のマルグレーテ・べステアー上級副委員長(競争政策担当)は異議告知書の中で「Appleが競争を制限し、自社のApple Payを優遇した情報は見つかっている。確認されれば、このような行動は競争法違反と判断される」と述べています。
 
App StoreとApple Payが競争法違反として調査
欧州委員会は2020年6月より、Apple PayおよびApp Storeに競争法違反の疑いがあるとして、調査を開始していました。
 
 
Source:欧州連合(EU) via MacRumors
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