ガジェット 2024/04/30

【独自試算】新型iPad Pro/Airの価格〜為替レート変えて複数シミュレーション


最近の急激な円安状況をふまえ来週火曜日に発表される見通しの新型iPad Pro新型iPad Air、新型 Pencil、新型Magic Keyboardの日本での販売価格を独自試算しました。

適用為替レートとして、1ドル136円を最も円高な場合とし、以降、140円から5円刻みで直近の相場である1ドル155円までで試算しました。

独自試算のもととなる適用為替レートの検討

独自試算する前に、代表的なApple製品の適用為替レートを確認しました。

結果、消費税を別にすると、適用為替レートは1ドル133円〜1ドル144円であることが確認できました。

直近の新製品であるM3搭載MacBook Airの適用為替レートは1ドル136円ですが、2023年9月に発売されたiPhone15の適用為替レートは1ドル142円です。

New iPad Pro Air calc_1

そのため、Apple製品に適用される為替レートは、為替相場とは別にAppleの価格戦略が含まれていることになります。

最近の為替相場を鑑みると期待薄とは言え、今回はM3搭載MacBook Airの適用為替レートである1ドル136円を最も円高な場合とし、140円、145円、150円、155円を用いて試算します。

なお、最終的な試算価格は税込とし、XXX,800円になるように丸めました。また、試算はリーク情報および現行モデルから値上げされないと仮定した最安モデルの価格を用いて行います。

新型iPad Proと新型iPad Airの価格を為替レートを変えて試算

米ドルでの予想販売価格が報告されている新型iPad Proと、現行モデルからの値上げなしと噂されている新型10.9インチiPad Airの最安モデルの販売価格を、適用される為替レート毎に試算しました。

新型12.9インチiPad Airのディスプレイサイズによる差額は、新型10.9インチiPad Airと比べて200ドル高と筆者は予想しており、この金額を用います。

1ドル136円の場合の独自試算価格

1ドル136円が適用された場合の、新型iPad Proおよび新型iPad Airの独自試算価格(予想販売価格)は下記の通りです。

New iPad Pro Air calc_2

1ドル140円の場合の独自試算価格

New iPad Pro Air calc_3

1ドル145円の場合の独自試算価格

New iPad Pro Air calc_4

1ドル150円の場合の独自試算価格

New iPad Pro Air calc_5

1ドル155円の場合の独自試算価格

New iPad Pro Air calc_6

新型Apple Pencilと新型Magic Keyboardの独自予想価格

新型Apple Pencilと新型Magic Keyboardの販売価格に関する予想はありません。

ただし、新型Apple Pencilには新機構が搭載される可能性が高いこと、新型Magic Keyboardの外装がアルミニウム製になると噂されており、これらは値上げ要素になります。

新型Apple Pencilの販売価格を独自試算

Pencil(USB-C)の販売価格は79ドル、Apple Pencil(第1世代)は99ドル、Apple Pencil(第2世代)は129ドルです。

新型Apple Pencilの販売価格がApple Pencil(第2世代)と変わらないことが期待されますが、新機構搭載により控えめに見て20ドル値上げされる(149ドルになる)可能性があるでしょう。

New iPad Pro Air calc_7

新型Magic Keyboardの販売価格を独自試算

Magic Keyboardの販売価格は、11インチモデル向けが299ドル、12.9インチモデル向けが349ドルです。

こちらは、およそ10%となる30ドル値上げされると仮定して試算します。

New iPad Pro Air calc_9
New iPad Pro Air calc_8

一式揃えると、11インチで30万円〜、13インチで35万円〜!?

筆者の独自試算では、新型iPad Proに加えて新型Apple Pencilと新型Magic Keyboardを購入した場合11インチモデルで約30万円〜、13インチモデルで約35万円〜となりそうです。

これは最小ストレージ容量で試算した価格ですので、ストレージ容量を増やせば、更に高くなります。

一方、新型iPad Airには現行のMagic Keyboardが対応する見通しです。そのため、本体とアクセサリーを一緒に購入した場合はこれまで以上にiPad Proとの価格差(およそ2倍以上)が生じます。

やはり、新型iPad Proと新型iPad Airの間を埋める新しいiPad(仮称:iPad Studio)がラインナップされる余地があるように思えます。

Photo:Apple, 画像内テキスト: Mania

iPhone Mania

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