Satechi 66W USB-C 3超えなるか！特価セールでAnkerの充電器購入
Anker Prime Wall Charger (67W, 3 ports, GaN)の本体カラー「ブラック」が、Amazonブラックフライデーで29%引きで販売されているので、Anker PowerPort 4からの乗り換え用に購入しました。
筆者が出張用に愛用する、Satechi 66W USB-C 3端子搭載GaN充電器と比較しました。Satechi 66W USB-C 3端子搭載GaN充電器のレビュー記事は、こちらからご確認ください。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Anker Prime Wall Charger (67W, 3 ports, GaN)を、現在使用中の充電器と比較した。
2. Satechi 66W USB-C 3端子搭載GaN充電器を超えるまでには至っていないと評価。
3. ただし、Anker PowerPort 4を置き換えるのに十分満足する製品。
比較レビューに用いた3つの充電器
Anker Prime Wall Charger (67W, 3 ports, GaN)（以下、Anker Prime Wall Charger 67W）は現在、Amazonブラックフライデーおよび公式ストアで29%引きとなる税込5,990円で販売中です。
Anker Prime Wall Charger 67Wは、USB-C端子を2つとUSB-A端子を1つ、Satechi 66W USB-C 3端子搭載GaN充電器（以下、Satechi 66W USB-C）は、USB-C端子を3つ、Anker PowerPort 4は、USB-A端子を4つ搭載しています。
筆者の最近の使用状況から、充電器のUSB端子は3つで十分と判断し、Anker PowerPort 4を置き換える充電器としてAnker Prime Wall Charger 67Wを購入しました。
▼ 大きさと重さを比較
▼ 実使用環境での使い勝手
▼ 使用端子数による出力
▼ ケーブルを接続した状態での収納しやすさ
▼ まとめ
大きさと重さを比較
各充電器の大きさと重さは、下記の通りです。Satechi 66W USB-CとAnker Prime Wall Charger 67Wの最大出力はほぼ同じながら、Satechi 66W USB-Cは大幅に軽いことがわかります。
| モデル | 大きさ | 重さ |
|---|---|---|
|
Anker Prime Wall Charger (67W, 3 ports, GaN) |
50ミリx40ミリx39ミリ | 約144グラム |
| Satechi 66W USB-C 3端子搭載GaN充電器 |
71ミリx38ミリx30ミリ | 約116.2グラム |
| Anker PowerPort 4 | 65ミリx65ミリx29ミリ | 約145グラム |
実使用環境での使い勝手
実使用環境での使い勝手では、ACプラグの配置が重要になります。
大きさと重さで最も優れているSatechi 66W USB-Cですが、奥行きが浅く高さが高い形状をしているため、コンセントが床に近い場所に配置されている状況で本体を下向きに挿すと、底面が干渉することがありました。
また、それを避けるために上向きに挿すと、重心がACプラグよりも上に位置することになり、コンセントから簡単に抜けてしまうことがありました。
対して、Anker Prime Wall Charger 67Wは、奥行きが長いながら高さと幅は狭いため、コンセントから手前へ突出する長さがSatechi 66W USB-Cよりも大きくても、何かに干渉することが少ない形状をしています。
使用端子数による出力
Satechi 66W USB-CはUSB-C端子を3つ備えており、それが必須のユーザーにとってAnker Prime Wall Charger 67Wよりも良い選択肢になります。
常用するUSB-C端子が2つで良い場合、Satechi 66W USB-Cの出力は「30W/30W」か「45W/20W」、Anker Prime Wall Charger 67Wの出力は2つの端子をあわせた最大出力が65Wです。
Anker PrimeシリーズでUSB-C端子を3つ使用したい場合は、USB-A端子を1つ加えた合計4端子を備え最大出力150Wを実現しているAnker 747 Charger (GaNPrime 150W)を検討するのが良いでしょう。ただし、大きくなり、重さも約232グラムに増加します。
ケーブルを接続した状態での収納しやすさ
外出時にケーブルを接続した状態でポーチなどに収納する場合、Satechi 66W USB-Cでは本体の向き（下記画像では左右）とケーブルの端子の方向（下記画像では手前側）が異なるため、大きさのわりに収納しにくい場面があります。
対して、Anker Prime Wall Charger 67Wでは本体の向きとケーブルの端子の向き（下記画像では右方向）が同じであるため、収納しやすさではSatechi 66W USB-Cよりも優れています。
まとめ
Anker Prime Wall Charger 67Wはその形状から使い勝手が良く、Anker PowerPort 4を置き換えるのに適した製品と評価します。
しかしながら、筆者の使用環境では、外出先でMacBook Pro、iPhone14 Pro、Apple Watch Series 7をUSB-Cで高速充電可能なSatechi 66W USB-Cを超えるまでには至りませんでした。
ただし、Satechi 66W USB-Cは販売が終了しており、現在はSatechi 108W USB-C 3端子搭載GaN充電器（以下、Satechi 108W USB-C）のみ個人輸入可能なのが残念な点です。
Satechi 108W USB-Cの大きさは91ミリx48ミリx32ミリで、重さは約189.9グラムであるためSatechi 66W USB-Cの優位性が失われます。
そのため、Satechi 66W USB-Cを買い替える必要が生じた場合は、Anker Prime Wall Charger 67WとAnker 511 Charger (Nano 3, 30W)の組み合わせも検討するつもりです。
参考URL:Satechi 108W USB-C 3端子搭載GaN充電器, Anker Prime Wall Charger (67W, 3 ports, GaN) (ブラック)/Amazon
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