ガジェット 2023/11/19

Appleが開発中?就寝中も快適な新型AirPodsでヘルスケア測定実現する特許取得


AirPods 4 MTT
 
Appleが、装着したまま就寝してもユーザーが違和感を感じないデザインを採用するの開発を検討している可能性があると、MyHealthyAppleが伝えています。
 
MyHealthyAppleの指摘は、Appleが現地時間2023年11月14日に米国特許商標庁(USPTO)で取得した、ステム(軸)を折り曲げ可能なAirPodsの特許情報をもとにしたものです。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleが、装着したまま就寝してもユーザーが違和感を感じないデザインを採用するAirPodsの特許を取得した。
2. 就寝中もAirPodsを装着し続けることで、各種ヘルスケアデータを取得するのが目的と予想される。
3. 特許に記されたAirPodsのステムは柔らかい素材を採用しており、折り曲げて耳の内側に収めることができる。

就寝中のヘルスケアデータの取得を目的に、最適なデザインを検討

AppleがUSPTOで取得した特許の題名は、「イヤホン」です。この特許は、装着したまま就寝してもユーザーが違和感を感じないのデザインを検討するものです。
 
この特許の骨子は、就寝時に装着したまま使用する上で最適なデザインの検討です。
 
そのため、現行のAirPodsシリーズとは異なり、ステムを柔らかい素材とし、折り曲げ可能にすることが検討されています。
 
下記図表1は、通常時のAirPodsと、就寝時のAirPodsのステムの位置を可変させることを説明したものです。ステムは、72の位置を支点に折り曲げ可能です。
 
AirPods Patent 20231114_1
 
これにより、通常時は見慣れた形状(下記図表3)なのが、就寝時は反転させて装着し、ステムを曲げて耳の中で収まる(下記図表4)ようにすることが検討されています。
 
こうした装着方法を行ってもユーザーが違和感を感じることがないよう、ステムの素材変更だけではなく、イヤーチップの素材や形状、取付角度なども検討されています。
 

 
AirPodsを就寝時も違和感を感じることなく装着できるようにする目的は、就寝中のヘルスケアデータの取得です。
 
測定可能になるヘルスケアデータとして、心拍数呼吸数体温(耳式体温測定機能の搭載)が予想されます。
 
 
Source:USPTO via MyHealthyApple
Photo:Matt Talks Tech/YouTube
(FT729)

iPhone Mania

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iOSユーザー待望!スキャン機能がGoogleドライブで開放

 
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■3行で分かる、この記事のポイント
1. Googleドライブのドキュメントスキャナ機能がiPhone向けにも開放された。
2. 複数ページの連続撮影も可能で、境界線の調整やフィルターの適用も可能。
3. Googleドライブは最近ファイルが消える問題が報告されている。

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Source:Google via 9to5Google
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iPhone SE(第4世代)を来春か秋に発売か〜発売遅延の原因5Gモデムの開発断念

 
iPhone SE(第4世代)に最初に搭載されると噂されてきたApple自社設計の5Gモデムですが、開発部門の縮小を進めており、5Gモデム開発計画は放棄される可能性が高いと、複数のソースが伝えています。
 
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■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleが、iPhone SE(第4世代)への搭載を計画していた自社開発5Gモデムの開発を断念した模様。
2. 自社開発5Gモデムの発売時期遅延に伴い、iPhone SE(第4世代)の発売時期も2025年に延期されたと噂されていた。
3. 障害がなくなったことで、iPhone SE(第4世代)は2024年春か秋に発表されると予想。

5Gモデム開発断念、iPhone SE(第4世代)の発売には好影響?
リーカーのyeux1122氏によれば、Appleは5Gモデム開発部門の縮小と人員の配置転換を勧めており、最終的に5Gモデム開発計画自体放棄されるとのことです。
 
Apple自社設計の5Gモデムは最初にiPhone SE(第4世代)に搭載することを計画、そのため、iPhone SE(第4世代)の発売時期は5Gモデムの提供開始時期に左右されると考えられていました。
 
iPhone SE(第4世代)は自社開発5Gモデムを搭載して2024年春に発売されると噂されていましたが、開発の遅れに伴い2025年に延期されたとみられていました。
 
しかし、自社開発5Gモデムの搭載を考慮する必要がないのであれば、iPhone SE(第4世代)は合理的な時期に発売されると予想されます。
iPhone SE(第4世代)の発売時期は2024年春もしくは秋か
iPhone SE(第4世代)が2022年春に発売されたことから、iPhone SE(第4世代)は2年後の2024年春に発売される可能性がありますが、その場合、開発のベースとなるiPhone14と併売されることになります。
 
ただし、iPhone14と共有部品は多くてもリアカメラは1眼になるなど差別化されると噂されていることから、そうであれば併売してもカニバリゼーション(需要の共食い)は生じないと考えられます。
 
もしくは、2024年秋にiPhone16シリーズおよびiPhone16 Proシリーズと同時にiPhone SE(第4世代)を発表し、iPhone14とiPhone13を廃番にするかもしれません。
 
 
Source:yeux1122/Naver via MacRumors
Photo:iPhone Mania
(FT729) …

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Appleシリコン、Armへのライセンス料は1個45円以下!

 
Armアーキテクチャに基づくAppleシリコン製造に伴うAppleからArmへのライセンス料は、Appleシリコン1個あたり30セント以下(約45円以下)だと、The Informationが伝えています。
 
なお、Armアーキテクチャを採用するチップの年間製造個数のうちAppleシリコンが占める割合は、5%とのことです。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleシリコン製造に伴うAppleからArmへのライセンス料に関する報道を確認。
2. AppleはArmに対し、Appleシリコン1個あたり30セント以下(約45円以下)のライセンス料を支払っている模様。
3. Appleのライセンス料はQualcommやMediaTekよりも安く、有利な条件で契約している。

Armと最も良い条件で契約しているApple
The Informationによれば、Appleシリコンの年間製造個数は数億個に達するとのことですので、Appleからのライセンス料だけでArmは莫大な収益をあげていることになります。
 
ただし、このライセンス料はArmの顧客の中で最も安く、QualcommやMediaTekからの年間ライセンス料収入と比べて半分程度に留まっていると、The Informationは指摘しています。
 
この契約条件は、Appleシリコンの卸価格はTSMCが製造する他社チップよりも大幅に安いことに似ています。
 
 
Source:The Information via MacRumors
Photo:Apple Cycle(@theapplecycle)/X
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Apple iPhone 12 (256 GB) – (PRODUCT)RED 5星中3.5(2) ¥85,800 (2023-11-29 18:27 GMT +09:00 時点 – 詳細はこちら商品価格と取扱状況は記載された日時の時点で正確で、また常に変動します。Amazon のサイトに表示された価格と取扱状況の情報は、この商品が購入されたその時のものが適用されます。)

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マッキントッシュ風?Ayaneoの革新的ミニPCが登場!

 
手のひらに乗るほどの小さなデスクトップコンピュータをミニPCと呼びますが、このジャンルのデバイスは昨今性能が高まっていることもあり人気を博しています。携帯ゲーム機メーカーAyaneoは、マッキントッシュ型のミニPC「AM01」を発表しました。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. 携帯ゲーム機メーカーAyaneoが、マッキントッシュ型のミニPC「AM01」を発表した。
2. レインボーのステッカーはリンゴではなく旗の形になっているとのこと。
3. ベースモデルは199ドルで、Ryzen 3 3200U、8GBのRAM、256GBのストレージを搭載。

マッキントッシュへのオマージュ?
AyaneoはミニPC「AM01」はマッキントッシュへのオマージュだと述べていますが、実際には“マッキントッシュをそのままコピーした”というのが正しい、と米メディアThe Vergeはコメントしています。ただ、レインボーのステッカーはリンゴではなく旗の形になっているとのことです。
 
気になるスペックですが、ベースモデルは199ドル(早期割引価格は149ドル)で、Ryzen 3 3200U(5年ほど前に発売されたプロセッサ)、8GBのRAM、256GBのストレージを搭載しています。上位モデルは値が少々張りますが、AMD Ryzen 7 5700Uプロセッサ、32GBのRAM、1TBのストレージも搭載可能で、メモリは拡張可能となっています。
 
AM01は特に拡張性に優れており、5つのUSBポート(USB-C×1、USB-A×4)に加え、HDMI、DisplayPort、イヤホンジャック、イーサネット、Bluetooth、Wi-Fiを搭載しています。
 

Indiegogoでキャンペーン中
Ayaneoは現在クラウドファンディングプラットフォームIndiegogoでキャンペーンを行っていますが、同社には納入実績があり、リスクは低めであるとのことです。
 
AM01の出荷時期ですが、2023年12月が予定されています。
 
 
Source:Ayaneo/Indiegogo via The Verge
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目が悪い人の視界、iPhoneで体験!メガネ屋の斬新アイデア

 
メガネ屋4代目というユーザーが、iPhoneカメラを使って目が悪い人の裸眼の見え方を再現する方法をシェアしています。ソーシャルメディア投稿は注目を集めており、多くのいいねやコメントが寄せられています。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhoneカメラを使って目が悪い人の裸眼の見え方を再現する方法が話題だ。
2. メガネを通してフォーカスを合わせるだけで、多くのいいねやコメントが寄せられた。
3. 目が良い人に目が悪い人の感覚を少しでも味わってもらうには役立ちそうだ。

メガネを通してフォーカスを合わせるだけ
よしひこ@メガネ屋4代目1級眼鏡作製技能士氏(@sakata_yoshi)が、iPhoneの「AFロック」を使った目が悪い人の裸眼の見え方の再現方法について投稿したところ、大きな注目を集めています。
 

全メガネ民は試してみて【メガネを外した時の見え方】カメラでメガネを通して撮影して、iPhoneなら長押しで「AFロック」。そのままメガネを外せばその人の裸眼の見え方を体験できます。
目が良い人は悪い人の見え方は理解できないので、これを利用して店舗や街づくりなどに役立てられるかもしれない pic.twitter.com/faDiSUZNOO
— よしひこ@メガネ屋4代目1級眼鏡作製技能士 (@sakata_yoshi) November 27, 2023

 
目が悪い人の中には、「視力0.01、0.02だが、こんなにはっきり見えない」と、視野の再現性について疑問を投げかける人もいます。
 
再現性はさておき、目が良い人に目が悪い人の感覚を少しでも味わってもらうには役立ちそうです。
老眼の再現方法も?
よしひこ@メガネ屋4代目1級眼鏡作製技能士氏は、近眼だけでなく、老眼の再現方法も伝授しています。
 

【老眼の見え方】を体験するには、メガネは不要です。少し離れたところにピントを合わせてAFロック。遠くは見えるのに近くの文字はボヤける。本を離すと多少見える。 pic.twitter.com/kbMA6y4QUt
— よしひこ@メガネ屋4代目1級眼鏡作製技能士 (@sakata_yoshi) November 27, 2023

 
 
Source:@sakata_yoshi/X
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Amazonのブラックフライデー、本番始まったということで先行セールに続き買ってよかったオススメ商品15選をまとめました! 今回かなり各社、セールに力入れてますね…散財が止まらん、、 【ブラックフライデーオススメセール品こちら!】 https://amzn.to/3sUJ4Cs 【先行セールの動画はこちら】 https://youtu.be/UaVgDGfmcwk?si=swz36-vWuhjNZm_R ———————…

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これが「電動昇降デスク」の最先端。新居にワークスペース作りました。【FlexiSpot E7H】

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macOS Sonoma壁紙、ソノマでYouTuberが再現!

 
Appleは、macOSの名称にカリフォルニアに実在する地名を使用することを最新バージョンのmacOS Sonomaでも続けています。YouTuberの男性は、自身のお気に入りスポットであるソノマがmacOSの名前として選ばれたため、Mac内に搭載されている公式壁紙が撮影された場所を自ら訪れ、壁紙の自作を試みました。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleの公式壁紙が撮影された場所をYouTuberが訪れ、自作を試みた。
2. カリフォルニア州ソノマ郡とは、ワインの生産地域として世界的に有名な場所。
3. Google Earthで撮影地の特定に乗り出し、見事同じ場所を見ることに成功した。

ネットの噂とGoogle Earthで撮影地の特定に成功
カリフォルニア州ソノマ郡とは、サンフランシスコの北約55キロの位置にあり、カリフォルニアワインの生産地域として世界的に有名な場所です。macOS Sonomaの抽象バージョンの公式壁紙には波打つウェーブのようなものがありますが、これはどうやらワイン畑のようです。
 

 
YouTuberのジョッシュ・ポスト氏は、Appleの公式壁紙が撮影されたのと同じ場所を探すため、まずはインターネットで徹底的に調査を行いました。いろいろな噂をたどると、おおよその地点がわかったため、今度はGoogle Earthで航空視点で撮影地の特定に乗り出し、最終的に見事同じ場所を見るけることに成功しました。
やはり自分で撮影すると感動
実際にその場所に車を走らせたポスト氏は、ドローン撮影でAppleとほぼ同じショットの撮影が行えるかを試みました。使用したドローンはDJI Mini 2で、カメラはPanasonic S5、GoPro Hero 10、Sony ZV-1の合計3台を使ったとのことです。
 
Appleとほぼ同じ写真を撮影できたポスト氏は、「やっぱり自分で本物を撮影するのと壁紙を見るのでは感動が違う」と述べています。左がポスト氏の写真で、右がAppleの公式壁紙です。
 

 

 
YouTuberによるApple公式壁紙のリメイクの試みは今回が始めてではなく、前回はあるグループが過去のOSまでさかのぼり、壁紙制作を試みています。
 
 
Source:Josh Post/YouTube
(lexi) …

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