新型15インチMacBook Airが分解〜スピーカー2つの追加を除きほぼ同じ
Appleは新型15インチMacBook Airの販売を開始していますが、デバイス分解で知られるiFixitが同機の分解を試み、13インチモデルと比べてどのような違いがあるのかが明らかになりました。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. iFixitが、新型MacBook Airの分解を試みた。
2. 13インチモデルと比べて、最も顕著な違いは2つの追加スピーカーだという。
3. バッテリー駆動時間は13インチモデルと同等だとしている。
2つの追加スピーカーが唯一の顕著な違い
Appleは15インチMacBook Airのプレスリリースで、同機について次のように述べています。
新しい15インチMacBook Airのデザインは、2つのツイーターと2セットのフォースキャンセリングウーファーを備えた驚異的な新しい6スピーカーサウンドシステムも搭載しています。新しいスピーカーは、低音の深みが2倍になり、より豊かなサウンドを実現し、ドルビーアトモスに対応した空間オーディオは、音楽を聴く時も映画を観る時も没入感のある体験を提供します。
13インチと15インチモデルの唯一の顕著な違いは2つの追加スピーカーであるとのことです。
15インチモデルではバッテリーも大きくなっていますが、Appleはバッテリー駆動時間は13インチモデルと同等だとしています。13インチモデルと同様に、バッテリーセルには取り外しやすいように粘着性のあるプルタブがありますが、バッテリーは他のいくつかの部品を取り外した後でないとアクセスできないようになっています。
購入後にRAMとストレージのアップグレードは不可
分解動画では、15インチMacBook Airのロジックボードや、256GBのシングルNANDチップも確認することができます。256GBモデルは、512GB、1TB、2TBモデルと比較してSSDの読み取りおよび書き込み速度が遅くなる可能性が指摘されています。
他のApple製ノートパソコンと同様に、15インチMacBook Airの修理が非常に困難であるとiFixitは述べています。また、購入後にRAMとストレージをアップグレードすることはできないため、注意が必要です。
Source:MacRumors, Apple
(lexi)
