Mac Studioの製造国は?マレーシアと中国の印字の理由をアナリストが説明
アナリストのミンチー・クオ氏が、Mac Studioの製造国としてマレーシアと中国の2カ国あると各所で取り上げられている理由を説明しています。
部品製造国と、製品組み立て国の表記がある
Mac Studioの製造国として、マレーシアと印字されているのをBloombergのマーク・ガーマン記者が報告していました。
また、DuanRui氏(@duanrui1205)が、Mac Studioの組み立てを行った国として中国と印字されているとTwitterに投稿していました。
クオ氏によれば、製造国と組み立てを行った国の2種類の印字がある理由は、ロジックボードにおける各部品の表面実装(SMT:Surface Mount Technology)はマレーシアで行われ、Mac Studioの組み立てが中国で行われているとのことです。
同氏は、Mac Studioにおいてロジックボードの重要性や製品価値に占める割合が高いため、底面に「マレーシア製」と印字することができ、関税と米中貿易摩擦の影響を低減できると述べています。
To be more precise, the SMT process of Mac Studio is done in Malaysia, while the final assembly is still done in China. The label can mark "Made in Malaysia" due to SMT's higher value-added. Doing so aims to reduce tariffs and the potential risks of the US vs. China trade war. https://t.co/nqJrTMLJe6
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My Mac Studio is Assembled in China, not Made in Malaysia. pic.twitter.com/kUT7vBC0rq
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クオ氏は、モデルごとに「製造国:マレーシア」の印字と「組み立てを行った国:中国」の印字の2種類が存在する理由については触れていません。
Source:郭明錤(@mingchikuo)/Twitter
Photo:9TechEleven(@9techeleven)/Twitter
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