iPhone13/13 Proシリーズ人気の影で、サプライヤー間の業績に明暗
台湾メディア経済日報が、iPhone13シリーズおよびiPhone13 Proシリーズが人気を集める中、サプライヤー間の業績の違いも明確になりつつあると報じました。
iPhone12シリーズ比10%の出荷台数増予測
台湾ではiPhone13の本体カラー「ピンク」が、予約開始後3分で発売日お届け分が完売したようです。
iPhone13シリーズおよびiPhone13 Proシリーズの人気は高く、iPhone12シリーズ比で約10%の出荷台数増が見込まれると経済日報は伝えています。
サプライヤー間で明暗わかれる業績
その陰で、関連サプライヤー間の業績の違いが明確になりつつあります。
Foxconnの2021年上半期(1月〜6月)の売上高は前年同期比で10.97%増加し、純利益は前年同期比で33.44%増となりました。
対して、サプライチェーンから外されたOFILMの業績は悪化しており、2021年上半期(1月〜6月)の売上高は前年同期比で49.96%減少、純利益は前年同期比で93.25%減少しました。
また、従業員の大量解雇が噂されているLuxshare Precisionの2021年上半期(1月〜6月)の業績は、純利益が前年同期比21.73%増ながらも、昨年同時期の実績である69.01%増と比べると成長が鈍化しています。
Source:経済日報
(FT729)