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Apple、iPhone13の発売でシェアを伸ばす~2021Q3ヨーロッパスマホ市場

 
2021年第3四半期(7月~9月)のヨーロッパスマートフォン市場において、Appleのシェアは平均するとSamsung、Xiaomiに次いで3位でした。
 
しかしながら、9月だけ見ると販売期間が短かったにもかかわらず、iPhone13シリーズの効果で大きくシェアを伸ばし2位となっています。
iPhone13シリーズの効果でシェアを伸ばしたApple
調査会社のCounterpointによると、2021年第3四半期におけるヨーロッパスマートフォン市場は、前四半期比-4%、前年同期比-1%のマイナス成長となりました、
 
メーカー別では、Samsungがトップの座を維持し、Xiaomiが2位、そしてAppleが3位となっています。
 

 
しかしながら、月ごとにシェアを見ると、9月にAppleが一気にシェアを伸ばして2位に浮上しています。
 

 
これは、9月に発売されたiPhone13シリーズの効果とみられ、販売期間が短かったにもかかわらずAppleのシェアを大きく押し上げました。
Samsung、Xiaomiはマイナス成長
一方、1位と2位のSamsungとXiaomiは前四半期比でマイナス成長となっています。
 
これは供給問題によるものとみられ、Xiaomiは特に9月に重要な部品の制約により大きな打撃を受けました。
 
Samsungは前年比でも-16%であり、西ヨーロッパ地域でGalaxy Z Flip3がヒットしなければより悪い結果になっただろうといわれています。
 
一方、Oppo、Realme、Vivoといった中国ブランドが前年同期比で100%を超える成長をみせ、トップ3を追いかける構えです。
 
 
Source: Counterpoint via AppleInsider
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Xiaomi、中欧と東欧の5Gスマホ市場において41.8%のシェア獲得~2021Q3

 
中国のスマートフォンメーカーであるXiaomiが中欧と東欧で躍進しています。
 
2021年第3四半期(7月~9月)の5G通信対応スマートフォン市場において、41.8%のシェアを獲得し首位となりました。
中欧と東欧の5Gスマホ市場で首位となったXiaomi
調査会社のStrategy Analyticsによると、Xiaomiは中欧と東欧の5G通信対応スマートフォン市場において41.8%のシェアを獲得し、首位となりました。
 

 
Xiaomiの前年同期のシェアはわずか4.3%であったのに対し、5G通信対応スマートフォンの広がりもあって出荷台数の年間成長率は5,700%に達したとのことです。
 
Xiaomiは今年一年首位の座を維持するとみられるだけでなく、2022年も首位となることが予想されています。
Appleも大幅贈、Samsungは激減
2位はAppleで前年の0%から26.0%にシェアを大きく伸ばしました。
 
2021年第4四半期(10月~12月)もiPhone13のおかげで好調が予想されますが、価格の上昇により、この地域でのシェアを大きく伸ばすことには至らないとみられます。
 
3位のSamsungは、前年同期の34.3%から11.5%にシェアを大きく落としました。
 
また、世界中で勢力を伸ばしているRealmeが、前年同期の0.9%から7.9%にシェアを増やしています。
 
 
Source: Strategy Analytics via Gizchina
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Realmeの好調の要因は価格コントロール~5Gスマホを安く販売

 
中国のスマートフォンメーカーであるRealmeは、史上最速で1億台の出荷台数を達成するなど、好調を維持しています。
 
この好調の要因は、価格コントロールであるとの分析結果が出てきました。
他の中国メーカーに比べても安い価格設定
調査会社のStrategy Analyticsは、中国の主要メーカーであるRealme、OPPO、Xiaomi、Vivoが販売するスマートフォンの平均販売価格を調査しました。
 
それによると、5G通信対応で128GBのストレージを持つスマートフォンの、世界での平均販売開始価格は以下のようになっているとのことです。
 

 
Realmeは2020年第1四半期(1月~3月)以降、一貫して最も低い価格を維持しています。
発売後の価格コントロールも積極的
Realmeはまた、発売後の価格コントロールも積極的におこなっています。
 
たとえば、Realme X50 Proの128GBモデルは、2020年第2四半期(4月~6月)に平均価格約700ドル(約77,754円)で発売されましたが、2021年第3四半期(7月~9月)には170ドル(約18,883円)まで値を下げました。
 
こうした価格コントロールによりRealmeは好調を維持しているとみられます。
 
Realmeは史上最速で累計出荷台数1億台を達成したことや、2021年第2四半期(4月~6月)に世界第6位のスマートフォンメーカーとなったことを発表しています。
 
RealmeはOPPOグループの一員であり、OPPOグループとしては2021年4月と5月に世界第2位のスマートフォン出荷台数を記録しました。
 
 
Source: Strategy Analytics
Photo: Pexels
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新興国で5G対応スマホの出荷台数が増加~Realmeが積極攻勢

 
実用化されたなかで最新の携帯電話向け通信規格である5Gは、先進国だけでなく、世界中で普及しています。
 
新興国においても2021年第2四半期(4月~6月)に5G通信対応端末の出荷台数が前四半期比6.5%の増加を見せました。今後のスマートフォン業界の成長は新興国が鍵を握っているとみられます。
スマホ出荷台数は減少も5G対応スマホは伸びた新興国
調査会社のCounterpointによると、2021年第2四半期の新興国におけるスマートフォン出荷台数は前年同期比で5%減少しました。
 
しかしながら、5G通信対応スマートフォンに関しては人気が高く、前四半期比で6.5%出荷台数が伸びたとのことです。
 

 
この増加は、Apple初の5G対応スマートフォンであるiPhone12シリーズが盛り上がりを見せたことや、Oppo、Vivo、Xiaomi、Realmeといったメーカーが手頃な価格帯の5G通信対応モデルを発売したことが原因とされています。
 
また、東南アジアや中東を中心とした新興国では、5G通信のインフラ整備が進んでおり、需要拡大につながっています。
大手スマートフォンメーカーは5Gモデルを優先的に新興国市場に投入
大手スマートフォンメーカーは5G通信対応モデルを優先的に販売していますが、その傾向は特に新興国市場で顕著だといいます。
 
メーカー別ではRealmeが大きく出荷台数を伸ばしており、2021年第1四半期(1月~3月)における5G通信対応スマートフォン出荷台数のシェアは8.8%だったのが、第2四半期には15.0%に伸びたとのことです。
 
この結果、5G通信対応スマートフォン出荷台数のシェアランキングにおいて、Apple、OnePlusに次ぐ3位となりました。
 
Realmeは全世界におけるスマートフォン出荷台数ランキングでも、2021年第2四半期に初めて6位に入っています。
手頃な価格の5G対応製品がゲームチェンジャーに?
先進国市場では消費者が新しいスマートフォンは5G通信に対応していて当然と考えていますが、新興国市場ではこの認識が浸透していません。
 
このため、新興国市場こそが、今後の成長の可能性を秘めているといいます。
 
インドでは5G通信対応端末の出荷台数が前四半期比で75.5%増えており、今年の残りの期間もこの勢いを維持するとみられます。
 
また、東南アジアの国々でも2021年下半期に5G通信対応端末の出荷台数が増加するとみられますが、5Gの商用利用が開始される2022年には本当の意味で違いが出てくることでしょう。
 
これらの新興国では、手頃な価格の5G通信対応端末が人気であり、ゲームチェンジャーになる可能性があります。人気のある5G通信対応格安スマートフォンを持つメーカーは市場シェアが大幅に上昇する可能性が高いです。
 
 
Source: Counterpoint
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Realme、2021年第2四半期に世界第6位のスマートフォンメーカーとなる

 
Oppoグループの一員であり中国の家電メーカーのRealmeが、2021年第2四半期(4月~6月)に世界第6位のスマートフォンメーカーとなったことを発表しました。
 
Realmeは2018年第3四半期(7月~9月)には47位にランクされていましたが、そこから短期間で急速な成長を遂げています。
世界第6位にランクイン、成長率は上位6メーカー中最高
Realmeは調査会社のCounterpointのデータに基づき、2021年第2四半期にRealmeが世界第6位のスマートフォンメーカーになったことを発表しました。
 

 
この期間にRealmeは1,500万台のスマートフォンを出荷し、上位6メーカー中最高となる前年同期比135.1%の成長を遂げています。
 
Realmeは2018年第3四半期には世界47位の出荷台数でしたが、史上最速で1億台の出荷を達成するなど、そこから短期間で大きな成長を遂げました。
 

世界18の市場でトップ5にランクイン
Realmeのスマートフォンは世界中で大きなシェアを獲得しており、世界18の市場でトップ5にランクインしているとのことです。
 
特にバングラデシュとフィリピンでは、現在No.1のスマートフォンメーカーとなっています。
 
Realmeは今後も高い成長率を維持したいと考えており、2022年末までに2億台、2023年末までには3億台のスマートフォンを出荷することを目指しています。
 
Realmeは2021年4月に日本でワイヤレスイヤホン、スマートウォッチ、モバイルバッテリーの販売を開始しましたが、スマートフォンについてはまだ発売していません。
 
 
Source: Android Central
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Realme、ダイヤモンドを使った冷却システムを持つGT Neo 2を発表

 
Realmeが新しいミドルレンジゲーミングスマートフォンのGT Neo 2を発表しました。
 
最大の特徴は、ダイヤモンドを使った冷却システムによって、ゲームなどの高負荷な作業をおこなっているときでも安定した性能を発揮できるようにしているところです。
微少なダイヤモンドの結晶を含んだ冷却液を使用
ダイヤモンドが使われているのは冷却液のなかです。
 
このGT Neo 2にはベーパーチャンバーと呼ばれる、金属内に封入された冷却液が気化と液化を繰り返すことで冷却するシステムを採用しています。
 
ダイヤモンドはすべての固体物質のなかで最も熱伝導率が高いため、この冷却液のなかに微少なダイヤモンド結晶を加えることで、効率の良い冷却を狙っているものと考えられます。
 
GT Neo 2にはほかにも熱伝導率の高いグラフェンを使ったヒートパッドも採用しており、これらによりほかの冷却方法よりも最大で18度低い温度を保つことができるとのことです。
 
一般的にスマートフォンは高負荷状態が続いて温度が上がりすぎると、熱暴走しないようにCPUやGPUのクロック周波数が下がって性能が落ちる可能性がありますが、低い温度を保つことができれば高性能状態を維持することが可能でしょう。
SoCにはSnapdragon 870を採用
GT Neo 2はシステム・オン・チップ(SoC)として、QualcommのハイエンドSoCであるSnapdragon 870を採用しています。
 
ディスプレイは6.6インチでリフレッシュレートは120Hz、画面タッチのサンプリングレートは600Hzとゲーミングスマートフォンらしいスペックです。
 
このGT Neo 2は中国リリースされ、価格はRAMが6GBでストレージが128GBのモデルが約370ドル(約40,993円)、RAMが12GBでストレージが256GBのモデルは約464ドル(約51,402円)で販売されています。
 
中国国外での販売計画については不明です。
 
Realmeはスマートフォンの販売台数が最速で1億台を超えるなど、好調が伝えられています。
 
 
Source: Realme via Android Authority
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Apple、スマホ向けSoCシェアランキングで3位の座をキープ~2021Q2

 
Appleのスマートフォン向けシステム・オン・チップ(SoC)であるAシリーズは、自社のiPhoneシリーズにしか搭載されていないにもかかわらず、スマートフォン向けSoCとして高いシェアを誇っています。
 
Appleは2021年第2四半期(4月~6月)においても業界第3位の地位を維持したとのことです。
前年同期比でシェアを伸ばし3位を維持したApple
調査会社のCounterpointによると、2021年第2四半期におけるスマートフォン向けSoC市場でAppleはシェアランキング3位の座を維持しました。
 

 
Appleのシェアは15%と、前年同期の13%に対して増加しています。これは、iPhone12シリーズの好調でA14 Bionicの生産数が伸びたためと考えられます。
 
4位のSamsungは前年同期の13%から7%にシェアを落としており、Appleとの差が広がりました。
QualcommやMediaTekとの差は大きい
一方、首位のMediaTekは前年同期の25%から38%に、2位のQualcommは28%から32%にシェアを伸ばしました。
 
MediaTekとQualcommのSoCはiPhoneに対して数で勝るAndroidスマートフォンの多くで使われており、iPhoneの出荷台数が大幅に伸びない限り追い付くのは難しいでしょう。
 
中国の半導体メーカーであるUNISOCは4G向けスマートフォン市場でHonorやrealmeといった顧客を獲得し、シェアを維持しました。
 
また、アメリカからの制裁に苦しむHuaweiのHiSiliconは16%から3%に大きくシェアを落としています。
 
 
Source: Counterpoint via Wccftech
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MagSafe、MagDartに続き、MagVOOCをOPPOが発表

 
OPPOが、磁気吸着式ワイヤレス充電機構「MagVOOC」を発表しました。
磁気吸着式バッテリーパックをラインナップ
OPPOが発表したMagVOOCは、AppleのMagSafe、RealmeのMagDartのような磁気吸着式ワイヤレス充電機構です。
 
MagVOOCには、MagVOOC磁気吸着式ワイヤレスパワーバンク、MagVOOC薄型ワイヤレス充電パッド、MagVOOCワイヤレス充電台(縦置き)の3つの製品が用意されています。
 
MagVOOC磁気吸着式ワイヤレスパワーバンクは磁気吸着式バッテリーで、Qi方式による20ワット(W)ワイヤレス充電と、10W有線充電に対応します。
 

増え続ける「Mag」の名称を持つ製品
AppleがiPhone12シリーズ用の磁気吸着式ワイヤレス充電機構「MagSafe」を発表して以降、似たような名前と機構を持つ製品が増えています。
 
Realmeは、MagDartはMagSafeよりも充電速度が440%速いと発表していました。
 
 
Source:GizmoChina
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SamsungのOLEDのシェアが一カ月で約20%減少〜中国企業が攻勢強める

 
Samsung Displayの有機EL(OLED)ディスプレイの出荷数が急減しているとGizchinaが報じています。その理由として同メディアは、中国企業の躍進を挙げています。
中国企業製スマートフォン用の需要を取り込めず
Gizchinaによれば、Samsung DisplayのOLEDディスプレイのマーケットシェアは、出荷数ベースで90%だったのが69.5%へと、わずか一カ月で約20%も減少したようです。
 
その理由としてGizchinaは、中国BOE、Visionox、TCL China Star Optoelectronics、Tianma Microelectronicsが製造するOLEDディスプレイの出荷数が増加していることを挙げています。
 
これらのサプライヤーが製造したOLEDディスプレイは、Xiaomi、OPPO、Vivo、Realme、iQOOのデバイスに搭載されているようです。
iPhoneへの採用進むBOEが躍進
OLEDディスプレイを製造する中国企業において出荷数が最も多いのはBOEで、2021年第2四半期(4月〜6月)の出荷数は1,428万枚で前期比36%の伸びを示しました。 
 
2位はVisionoxで、980万枚を出荷しました。
 
BOEのOLEDディスプレイはiPhone12シリーズの一部に採用されており、iPhone13シリーズでは供給数が増える見通しです。
 
 
Source:Gizchina
Photo:EverythingApplePro/YouTube
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Apple、2021年第2四半期もスマホ売上高シェアで1位を維持~44%で独走

 
AppleのiPhoneシリーズは、数量で比較すると他メーカーのスマートフォンに負けるものの、売上高の比較では他の追随を許さず1位をキープしてきました。2021年第2四半期(4月~6月)もAppleはその座を明け渡さなかったようです。44%ものシェアで圧倒的な1位の座をキープしています。
44%の売上高シェアで首位のApple
調査会社のStrategy Analyticsによると、Appleは2021年第2四半期に44%の売上高シェアを獲得し、売上高シェア首位の座をキープしました。
 

 
Appleの売上高シェアは2020年第3四半期(7月~9月)までは下降傾向でしたが、iPhone 12シリーズが発売された2020年第4四半期(10月~12月)に55%に跳ね上がりました。
 
2021年第1四半期(1月~3月)と第2四半期は例年通りシェアが減少しているものの、その勢いは続いており、他のメーカーの追随を許さない圧倒的なシェアとなっています。
Android勢ではSamsungが首位
一方、Android勢のなかではHuaweiが持っていたシェアの奪い合いが起きています。
 
Huaweiは2020年第2四半期には20%近い売上高シェアを持ちSamsungを上回っていましたが、アメリカからの制裁の影響でその後はシェアが激減し、2021年第2四半期のシェアはわずか2%と、新興メーカーのrealmeと同等の売上高シェアとなりました。
 
ただし、Huaweiはこのままで終わるつもりはなく、スマートフォン市場での返り咲きを宣言しています。
 
Android勢のなかで首位なのがSamsungです。
 
Samsungは900ドル(約98,803円)から999ドル(約10,9671円)の価格帯では30%以上のシェアを獲得するなど、Androidスマートフォンのなかでは競合他社よりも高い平均小売価格を維持しています。
 
また、比較的高価な折りたたみスマートフォン市場で圧倒的なシェアを獲得していることも、売上高シェアに貢献していると考えられます。
 
 
Source: Strategy Analytics
Photo:ぱくたそ
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UNISOC、スマホ向けSoCの出荷台数が前年同期比倍以上に~2021年上半期

 
中国のファブレス半導体メーカーであるUNISOCの存在感が増しています。2021年上半期におけるUNISOCのスマートフォン向けシステム・オン・チップ(SoC)の出荷台数は、前年同期比で倍以上となりました。今後もこの勢いが続くことが期待されています。
前年同期比122%増のUNISOC製スマートフォン用SoC
調査会社のCounterpointによると、2021年上半期におけるUNISOC製スマートフォン用SoCの出荷台数は、前年同期比122%増となりました。
 

 
この結果、2020年第1四半期(1月~3月)に4.8%、同年第2四半期(4月~6月)に4.4%だったUNISOCのシェアは、2021年第1四半期に7.1%、同年代2四半期には8.4%に上昇しています。
 
UNISOCは2021年にHonor、realme、Motorolaといった大手メーカーとのデザインウィンを相次いで獲得し、顧客基盤の拡大に成功しました。
 
また、UNISOCのSoCであるT610およびT740がZTE、Hisense、Honorに採用されたことは、中国の消費者にUNISOC製SoC搭載スマートフォンが受け入れられ始めたことを示しており、2021年後半の成長に向けた良い兆候であるといえます。
 
UNISOCは中国市場において2021年にスマートフォン向けSoCシェア3位に浮上する見込みです。
ラテンアメリカおよび中東・アフリカ地域にも強いUNISOC
中国以外の市場では、ラテンアメリカおよび中東・アフリカ地域でUNISOCは通信事業者やローカルブランドの重要なパートナーになっています。
 
このため、UNISOCのチップ出荷数のなかでもこれらの地域が大きな割合を占めています。
 
 
Source: Counterpoint
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Xiaomiが5G通信対応Androidスマホのシェア首位~2021年第2四半期

 
5G通信対応スマートフォンの普及が進む中、中国のスマートフォンメーカーが勢力を伸ばしています。2021年第2四半期(4月~6月)に販売された5G通信対応Androidスマートフォンの台数シェアは、Xiaomiがトップでした。また、realmeやLenovoといったメーカーが前年同期比1,000%以上という高い成長率を誇っています。
25.7%のシェアでトップのXiaomi
調査会社のStrategy Analyticsによると、2021年第2四半期における5G通信対応Androidスマートフォンの出荷台数は前年同期比104%増の9,460万台でした。
 
そのなかで、Xiaomiが2,430万台を出荷し、シェア25.7%で首位に立っています。
 

 
また、OPPO、Vivo、realmeを合計したOPPOグループのシェアは36.9%で、Xiaomiを上回るシェアです。
 
スマートフォンシェアで上位の常連であったSamsungは、シェア15.6%のシェアで4位にとどまっています。Samsungはスマートフォン販売全体でもXiaomiの後塵を拝して2位に転落しました。
 
一方、2019年第1四半期(1月~3月)からの累計5G通信対応Androidスマートフォンの出荷台数は、いまだにHuaweiが9,520万台でトップの座を維持しています。しかしながら、成長率は-86%であり、抜かれるのは時間の問題です。
Lenovoとrealmeの成長率が高い
最も成長率が高かったのはLenovoで、出荷台数の前年同期比の伸びは3,480%でした。
 
また、realmeは1,773%増、OnePlusも877%増と、これらのメーカーも非常に高い成長率を示しています。
 
Lenovo、relame、OnePlus、Honorといったスマートフォンベンダーは、同業他社がまだ支配していないミドルレンジに注力しており、2021年後半から2022年にかけても力強い成長を遂げることができるとみられます。
 
Appleは今回の調査には含まれていませんが、2021年第1四半期には収益、出荷台数ともにトップでした。
 
 
Source: Strategy Analytics
Photo:Pixabay
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AndroidのMagSafeっぽい無線充電、凄まじい性能でした

Image:RealmeiPhoneでも使いたい!先日お伝えした、Android向けに「MagSafe」風のマグネット式ワイヤレス充電機能が登場するかもしれないという噂。それが現実のものとなりました…しかも、想像のはるかに上をいくスペックとなってです。廉価スマートフォンを中心にラインナップするRealmeが発表した「MagDart」は、マグネットでスマートフォンの背面にくっつくアクセサリ規格。Ap …

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Realme、史上最速でスマホ販売台数1億台に到達

 
2018年8月にできたばかりのスマホブランドRealmeが、わずか3年で販売台数1億台に達したことが、調査会社Strategy Analyticsの調査で明らかになりました。史上最速の1億台突破です。
パンデミック禍で著しい成長を記録
Realmeは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック禍において2020年と2021年に好成績を収めており、ブランド創設からわずか3年で販売台数1億台の大台に到達しました。
 
Realmeは2021年第2四半期(4月〜6月)に主要スマホブランドの中で最も著しい成長を記録しており、前年同四半期比で販売台数は149%増となっています。
 
Realmeは2018年8月にできたばかりですが、世界で7番目に大きなスマホブランドとなっており、61カ国で商品を展開しています。13の市場ではトップ5入りも果たしており、2021年第2四半期のシェアでは、フィリピンとバングラデシュで1位、インドとロシアで4位、ヨーロッパで5位となっています。
2022年末までに新たに1億台の出荷目標
Realmeの最高経営責任者(CEO)のスカイ・リー氏は、「当社の顧客と従業員はともに若く、未来に向かって飛躍し、トレンドセッターになる気概を見せてくれ、既成の業界を破壊する勇気を与えてくれました」とコメントしています。
 
リーCEOいわく、Realmeの次の目標は販売台数2億台で、2022年の終わりまでに新たに1億台を出荷し、2023年中の達成を目指すとのことです。
 
Realmeは、無印良品とコラボしたスマホの発売を計画しているとも噂されています。また、AppleのMagSafeに似た「MagDart」の商標登録したことも明らかになっています。
 
 
Source:Ada Derana Biz English
Photo:Realme
(lexi) …

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Xiaomiが史上初めてヨーロッパスマートフォン市場でトップに~2021年第2四半期

 
Xiaomiの勢いはとどまるところを知りません。2021年第2四半期(4月~6月)のヨーロッパスマートフォン市場において、長年トップだったSamsungを抜き首位の座を獲得しました。
 
Appleも前年同期比15.7%増と好調でしたが、OPPOとrealmeを含む中国ブランドはそれを大幅に上回る成長を見せています。
1,270万台の出荷で首位を獲得したXiaomi
調査会社のStrategy Analyticsによると、2021年第2四半期のヨーロッパ市場において、Xiaomiが1,270万台を出荷しシェアランキングトップに躍り出ました。
 

 
一方、長年トップを守っていたSamsungは前年同期比-7%の1,200万台で2位に転落しました。
 
Xiaomiは特にロシア、ウクライナ、スペイン、イタリアで高い需要があるとのことです。
 
Xiaomiは2021年第1四半期に初めてヨーロッパでシェアランキング2位になったばかりであり、急速な成長を見せています。
ヨーロッパで躍進する中国ブランド
Appleも前年同期比15.7%増の960万台のiPhoneを出荷し、好調でした。
 
しかしながら、Xiaomiは67.1%増、OPPOは180.0%増、realmeは1800.0%増と、これを大きく上回る成長率であり、中国ブランドの躍進が見られます。
 
また、シェアランキングには入っていませんが、OPPOグループのOnePlusも2021年上半期にヨーロッパで304%の非常に高い成長率を見せました。
 
 
Source: Strategy Analytics
Photo: Pixabay
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Unisoc、2021年に中国でHiSiliconを抜いてスマホ向けSoCシェア3位に

 
中国の半導体メーカーであるUnisocの存在感が増してきています。2021年には中国でスマートフォン向けシステム・オン・チップ(SoC)の出荷数が前年比152%増となり、シェア3位に浮上する見込みだとのことです。特に4G通信対応スマートフォン向けで強さを誇っています。
HiSiliconを抜いて中国で第3位のスマートフォン向けSoCメーカーへ
DigiTimes Researchによると、中国のスマートフォンメーカーが使用するUnisoc製SoCの数量が、2021年に前年比152%増の6,820万個になる見込みだとのことです。
 
これにより、Unisocは2021年にHiSiliconを抜いて中国におけるスマートフォン向けSoCシェアランキング3位に躍り出る見込みです。
 
UnisocのSoCは、Honor、realme、Lenovoといった力のあるメーカーに採用されており、これにより大幅な販売個数増を達成します。
4G通信対応スマホ向けで存在感
QualcommやMediaTekといったスマートフォン向けSoCメーカーが5G通信対応SoCに力を入れているため、4G通信対応SoCの供給がひっ迫しています。
 
Unisocはこの恩恵を受け、特に4G通信対応SoCの分野で高い成長を達成しました。
 
Unisocは5G通信対応のTanggulaシリーズも発表しており、さらにシェアを拡大する構えです。
 
ただし、同社の4G通信対応スマートフォン向けSoCの製造は主にTSMCと契約していますが、TSMCが十分な製造能力をUnisocに提供できるかは未知数であるとのことです。
 
 
Source:DigiTimes Research via DigiTimes, Gizmochina
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MagSafe?ではないMagDartはMagSafeより薄く、高速充電が可能

 
Realmeが開発中の磁気吸着充電パッドMagDartは、MagSafe充電パッドよりも薄く、充電速度が速くなるようです。
MagDartの予告画像が投稿
Realmeは、磁気充電技術MagDartを開発していることが明らかになっていました。
 
Realmeインドとヨーロッパの最高経営責任者(CEO)であるMadhav Sheth氏(@MadhavSheth1)がTwitterで、MagSafe充電パッドよりも高速で薄いとする、MagDart磁気吸着充電パッドの予告画像を公開しました。
 

Faster and Thinner!
Can you guess in comparison to which charging tech is #realme's MagDart charger 440% faster?
RT and reply with #MagForFuture. pic.twitter.com/xaZ3xRuMMW
— Madhav Sheth (@MadhavSheth1) July 29, 2021

約66ワットでの急速充電に対応
MagDart磁気吸着充電パッドを使えば、約66ワット(W)の急速充電が利用可能になるようです。
 
また、MagDart充電パッドはMagSafe充電パッドよりも薄いと、Madhav Sheth氏(@MadhavSheth1)は伝えています。
 
 
Source:GizcmoChina
(FT729) …

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AndroidでもMagSafeみたいなワイヤレス充電ができるように

Image:GSMArena便利ですからねマグネットでピタリとくっつく、iPhone12のワイヤレス充電システム「MagSafe」。そんなMagSafeに負けじとばかり、スマホメーカーのRealmeもAndroidスマートフォン用のマグネット式ワイヤレス充電器「MagDart」をリリースします。MagDartでは、2タイプの充電器の投入が予定されているようです。1.ファン内蔵&高速充電に対応したM …

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OPPOグループ、2021年4月と5月に世界第2位のスマートフォン出荷台数を記録

 
中国のスマートフォンブランドであるOPPOグループがシェアを伸ばしています。2021年4月と5月にスマートフォン出荷台数がAppleを抜いて2位になりました。OPPO、realme、OnePlusに分けたブランド戦略が功を奏しています。
Appleを抜いて世界第2位のスマートフォンメーカーに
調査会社のCounterpointによると、OPPOグループのスマートフォン出荷台数は2021年4月と5月にAppleを抜いて世界第2位となりました。
 

 
2021年5月のOPPOグループのシェアは16%で、15%のApple、14%のXiaomiを上回っています。
 
Counterpointのシニアアナリストであるジェーン・パーク氏は、OPPOグループはHuawei以来の中国発の大型ブランドになるかもしれないと述べました。
OPPO、realme、OnePlusに分けたブランド戦略が功を奏す
OPPOグループは以下の3ブランドから成り立っています。
 

OPPO: リアル店舗販売で、中位~低価格スマートフォンを扱う
realme: オンライン販売で、低価格スマートフォンを扱う
OnePlus: 高級スマートフォンを扱う

 
各ブランドが個別に、それぞれの地域でブランド認知度を高めており、この戦略が良い結果をもたらしています。
 

 
たとえば、OnePlusは2021年上半期(1月~6月)にアメリカで428%もの成長を記録しました。
 
 
Source: Counterpoint
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MagDart磁気吸着式ワイヤレス充電器が2つ登場〜1機種は急速充電対応か

 
MagDart磁気吸着式ワイヤレス充電器は2つ登場することが明らかになったとし、中国メディアGizmoChinaが製品画像を明らかにしました。
2種類のMagDart磁気吸着式ワイヤレス充電器
Realmeは、どこかで聞いたような名前の磁気吸着式ワイヤレス充電器MagDartを開発していることがインド特許意匠商標総局(CGPDTM:The Office of the Controller General of Patents, Designs & Trade Marks)と欧州連合知的財産庁(EUIPO:European Union Intellectual Property Office)への商標登録情報から明らかになっていました。
 
GizmoChinaが、Realme MagDartの実製品画像を明らかにしました。同メディアは、MagDartはAndroidデバイス対応製品として初めての磁気吸着式ワイヤレス充電器になると記しています。
 

MagDartはMagSafeよりも薄い
GizmoChinaによれば、丸型のMagDart充電パッドはMagSafe充電パッドよりも薄くなるようです。
 
四角い形状のMagDart充電器は有線式急速充電に匹敵する高速ワイヤレス充電が可能になるようですが、充電速度、ワット数は不明だとGizmoChinaは説明しています。
 
これら2製品の詳細は、Realmeから近日中に発表される見通しです。
 
MagDartワイヤレス充電器の評判が良ければ、MagSafeバッテリーパック対抗のMagDartバッテリーパックも登場するかもしれません。
 
 
Source:GizmoChina
(FT729) …

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Snapdragon Wearでのウェアラブル製品の開発を促進するプログラムが始まる

 
スマートフォン向けシステム・オン・チップ(SoC)で大きなシェアを持つQualcommは、ウェアラブルデバイス向けにもSnapdragon Wearと呼ばれるプラットフォームを持っています。
 
そんなQualcommが、Snapdragon Wearを使ったウェアラブルデバイスの開発を促進するため、「Qualcomm Wearables Ecosystem Accelerator Program」と呼ばれるプログラムを開始しました。また、来年には新しいプラットフォーム製品を発表する予定とのことです。
多くのウェアラブル関連企業が集まるプログラム
この「Qualcomm Wearables Ecosystem Accelerator Program」は、スマートウォッチを含むウェアラブルデバイス業界のリーダーたちが集まり、
 

業界の動向の議論
新技術や製品の方向性の共有
トレーニングセッションの開催
コンセプトデモンストレーションの実施
製品の発表
エコシステムに属するプレーヤー間のマッチングセッションの促進

 
といったことを行います。
 
これにより、開発コストを抑えて生産時間を短縮し、差別化された体験を提供することで、ウェアラブル分野の製品開発を促進することが目的です。
 
このプログラムにはすでに多くの企業が参加しており、Arm、BBK(Vivo、Oppo、Realme)、Fossil、Mobvoi、TCL、Timex、Verizon、ZTEなど、50近くのブランドが名を連ねています。
 
また、Qualcommはこの分野への投資を拡大し、来年新しいSnapdragon Wearプラットフォームの製品を発表する予定とのことです。
Appleとの差は大きい
Qualcommによると、この5年間で250種類以上のウェアラブルデバイスを出荷し、その数量は4,000万台以上とのことです。
 
しかしながら、Appleは2020年第1四半期(1月~3月)だけで2,100万台以上のウェアラブルデバイスを出荷したとされており、Qualcommの数字は見劣りするものとなっています。
 
Googleは新しいWear OS 3.0を2021年秋に発表予定であり、そこでの巻き返しが期待されます。
 
 
Source:Qualcomm via 9to5Google, Android Authority
(ハウザー) …

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無印良品とRealmeがコラボしたスマホの画像がリーク〜日本でも発売される?

 
無印良品と中国Realmeのコラボレーションによるスマートフォン「Realme GT Master Edition」のものとされる画像が相次いでリークされました。
画像が相次いでリーク
最初にリークしたのはリーカーのIshan Agarwal氏(@ishanagarwal24)で、元はWeiboに投稿された画像です。
 

realme GT Master Edition First Look through Weibo… designed in partnership with MUJI. pic.twitter.com/PUg02fax6H
— Ishan Agarwal (@ishanagarwal24) July 14, 2021

 
続いてMySmartPriceが、情報提供者から入手したという画像を公開しました。情報提供者によるとこの画像は、Facebookのストーリーにアップロードされたものだそうです。
 

 
同端末については、日本人デザイナーの深澤直人氏がデザインしたとするレンダリング画像を、ハイパーガジェットチャンネルが公開しています。深澤氏は2002年以降、無印良品のアドバイザリーボードとしても活動しています。
無印良品のスーツケースをイメージ
背面にトリプルカメラとLEDフラッシュを搭載するRealme GT Master Editionの最大の特徴は、無印良品のスーツケースをイメージしたとされる筐体デザインです。シンプルかつスタイリッシュで、カラーはグレーとダークグレーが用意される見通しです。
 
Realme GT Master Editionはモデル番号「RMX3361」としてつい最近Geekbenchにも登場しています。それによると、同モデルはSnapdragon 778システムオンチップ(SoC)、8GBのRAM、Adreno 642L GPU、Android 11を搭載。シングルコアスコアは794、マルチコアスコアは2,759です。
 
そのほかのスペックは、120Hzリフレッシュレートの6.55インチFHD+ LPTO有機EL(OLED)ディスプレイ、3,200万画素のフロントカメラ搭載と推測されています。
 
なお中国での発売日は7月21日となる見通しですが、日本で発売されるかどうかはまだ発表されていません。
 
 
Source:MySmartPrice, (2), ハイパーガジェットチャンネル, Geekbench
(lunatic) …

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HiPad Proが8月発売〜iPad Pro似のHiPad Plusに続く第2弾か

 
中国CHUWIが、10.8インチディスプレイを搭載する新しいタブレット「HiPad Pro」を2021年8月3日に発売予定とAliExpressに掲載しました。
「iPad Pro」ではなく「HiPad Pro」が8月に発売
HiPad ProはAliExpressに掲載されており、その情報では発売日が2021年8月3日〜8月4日となっています。
 

 
同製品の掲載ページのデザインは、どこかで見たような気がするものです。
 

HiPad Proの仕様
HiPad Proは10.8インチのIPS方式液晶ディスプレイ(解像度:2560×1600)を搭載しています。
 

 
同モデルの搭載チップはQualcomm Snapdragon 662で、メモリは8GBのLPDDR4x、ストレージ容量は128GBです。
 

 
HiPad Proの背面には、iPhone XやXSに似たデザインの800万画素カメラが搭載されています。
 

 
CHUWIは、11インチiPad Pro似のHiPad Plusを税込25,999円で販売しています。
MagDartワイヤレス充電システムが商標登録
中国企業では、RealmeがMagSafeと似た名前のワイヤレス充電システム「MagDart」の商標登録を行ったことが報告されていました。
 
同社はMacBookに似たラップトップや、Apple Watchに似たスマートウォッチを発表しています。
 
 
Source:HiPad Pro/AliExpress via GizmoChina, CHUWI, iPad Pro/Apple
(FT729) …

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MagSafeではなく”MagDart”〜Realmeがワイヤレス充電機構を商標登録

 
中国Realmeが、欧州とインドの商標登録機関においてMagSafeに似た「MagDart」を登録したとMySmartPriceが報じています。
Realmeの新しいワイヤレス充電システム「MagDart」
Realmeが現地時間2021年7月14日、インド特許意匠商標総局(CGPDTM:The Office of the Controller General of Patents, Designs & Trade Marks)と欧州連合知的財産庁(EUIPO:European Union Intellectual Property Office)において、MagSafeに似た名称のワイヤレス充電システム「MagDart」を商標登録したとMySmartPriceが報じました。
 

 
MagDartはRealmeが開発したワイヤレス充電システムの名称のようで、同様の充電システムがOppoのスマホにも搭載される可能性があるとMySmartPriceが指摘しています。
 

MacBookとApple Watchとそっくりな製品を発表済み
Realmeについて、ノートPC「Realme Book」がMacBookに、Realme Watch 2がApple Watchにそっくりであることが指摘された際には、テックレビュアーが「まるで子どもが、ほとんど手を加えずに丸写しした宿題のようだ」と皮肉っていました。
 

The presentation* pic.twitter.com/qGOrYVVAX7
— siddarth (@sidd662) June 15, 2021

 
 
Source:Mukul Sharma(@stufflistings)/Twitter, EUIPO via MySmartPrice
(FT729) …

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Realme GT Master EditionにはKodakと提携したカメラを搭載?

 
スマートフォン業界では、重要な差別化要素であるカメラを他社よりも良いものにするため、伝統あるカメラメーカーと提携することがよくあります。最近躍進が目覚ましいRealmeも、同社の新型スマホであるGT Master EditionでKodakと提携するそうです。
Realme GT Master EditionにKodakと提携したカメラを搭載?
この情報は有名リーカーであるDigital Chat Station氏がWeibo上にリークしたものです。
 

 
それによると、Realme GT Master Editionには伝統のあるカメラメーカーが提携したカメラが搭載されるとのことです。
 
別のWeiboの投稿者はそのメーカーはKodakであるとしています。
 
スマートフォンメーカーがカメラメーカーと提携することはよくあり、HuaweiやシャープはLeicaと、ソニーやVivoはCarl Zeissと、OnePlusはHasselbladと、それぞれ提携しています。
 
また、Samsungがオリンパスと提携したスマートフォンを発売するといううわさもあります。
Snapdragon 870を搭載するRealme GT Master Edition
RealmeはOPPOのサブブランドであり、最近急速に勢力を広げています。
 
GT Master EditionはそんなRealmeの新型スマートフォンであり、7月中に発表されるそうです。
 
システム・オン・チップ(SoC)にはQualcommのSnapdragon 870が使われ、90Hz駆動の6.5インチディスプレイが搭載されるといわれています。
 
 
Source: Weibo (1), (2) via Android Authority, Gizmochina
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中国の618商戦でHuaweiとHONORが凋落~Appleなどがシェアを奪う

 
中国の618商戦は、毎年6月18日付近に開催される中国最大のECセールの一つです。そんな618商戦真っただ中の6月の最初の3週間において、中国のスマートフォンの販売台数は前年同期比7%増になりました。メーカー別ではHuaweiやHONORが大きくシェアを落とし、ほかのメーカーがそのシェアを奪う構図となっています。
618商戦でプラスに転じた中国スマートフォン市場
618商戦を含む6月の最初の3週間において、中国のスマートフォン販売台数は前年同期比で7%増となりました。
 
中国では4月5月と2カ月連続で前年同月比マイナス成長を記録していましたが、久しぶりの増加となっています。
 
メーカー別ではVivoがスマートフォン販売台数の23%を占めて首位でした。
 

 
2位と3位はOPPO(21%)とXiaomi(19%)であり、Appleは14%のシェアで4位となっています。
HuaweiとHONORが大きくシェアを落とす
今年の618商戦を前年と比べると、HuaweiとHONORの凋落が目立ちます。
 
これらのメーカーのシェアは、Huaweiが33%から10%に、HONORが15%から7%にそれぞれ低下しました。
 

 
ほかのメーカーはHuaweiとHONORが失ったシェアを獲得することで成長を遂げています。
 
Appleも前年同期比16%増となり、今年の618商戦期において4位にランクインしました。
 
Appleの618商戦への参加は今年で2年目ですが、強力な販売促進活動が行われ、中国の大手オンラインショップではiPhone12が1,000元(約17,242円)以上の割引価格で販売されていたとのことです。
 
また、realmeのスマートフォン販売台数は昨年の10倍以上に増加しています。
 
 
Source:Counterpoint via 9to5Mac
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RealmeのノートPCがMacBookそっくりと話題に

 
中国Realmeが、ノートPC「Realme Book」、タブレットPC「Realme Pad」などの新製品を発表しました。ただし両製品のスペックは公表されず、発売日も明らかにされていません。
 
そして何より注目を集めたのは、動画で披露されたRealme BookがMacBookそっくりだったことでした。
スペックも発売時期も不明
Android Authorityが「MacBook風」デザインのRealme Bookの画像を精査したところ、左側にはUSB-Cポートが2個装備されていることがわかりました。
 
同メディアが今回の発表以前に入手した別の画像によれば、Realme Bookのディスプレイの横対縦の比率は3:2で、ベゼルは細く、カバー上にはRealmeのブランド名が入っているようです。
 
同時に発表されたRealme Padについては画像も情報も少ないため、背面カメラが本体よりもやや出っ張っていること、筐体がメタルのように見えることしか判明していません。
 

 
つまりRealme Book、Realme Padともに、その仕様も、いつ発売されるのかも、現時点ではまったくわかっていないということです。
有名レビュアーが「丸写しした宿題」と皮肉る

 
Realmeはこのほかにも、スマートウォッチRealme Watch 2/2 Proを発売すると発表しました。これらのモデルについてはすでにマレーシアで発売されています。
 
画面サイズはRealme Watch 2は1.4インチ、Realme Watch 2 Proは1.75インチで、前者の価格は54.99ユーロ(約7,300円)、後者は74.99ユーロ(約1万円)、欧州において現地時間6月16日から販売されています。
 
ちなみにこのRealme Watch 2は、Apple Watchによく似ています。
 
人気テックレビュアーのマーケス・ブラウンリー氏は、
 
「Realmeの新製品ティーザーは、まるで子どもが、ほとんど手を加えずに丸写した宿題のようだ」とツイート、暗に「Apple製品のコピーだ」と皮肉っています。
 

Realme’s new product teasers look like the kid who got caught copying the homework because they didn’t change enough things to make it less obvioushttps://t.co/ZhpUuRiA90 pic.twitter.com/77pGkQVRHT
— Marques Brownlee (@MKBHD) June 15, 2021

 
 
Source:Android Authority, Gizmochina
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realme、2021第1四半期に中国スマホ市場で最も成長〜前年比で451%増

 
米国による制裁により、HuaweiとHonorのスマホ事業は大きな煽りを受けており、中国スマホ市場のブランドシェアが著しく変化しています。2021年第1四半期(1月〜3月)に最も売上を伸ばしたのはrealmeで、前年同四半期と比べて451%増となったことが明らかになりました。
realmeはOppoやXiaomiを寄せ付けず
調査会社Counterpoint Researchによれば、2021年第1四半期に中国スマホ市場で最も売上を伸ばしたのはrealmeであったことがわかっています。realmeは市場シェアでは国内7位でしたが、売上は前四半期比で82%増となっており、Oppo(42%増)やXiaomi(35%増)を寄せ付けませんでした。
 

ローレンジおよびミッドレンジデバイスが主戦場に?
Counterpointのシニア・アナリストのヤン・ワン氏いわく、realmeの成功は効果的なマーケティング戦略が鍵であったとのことで、コスト意識の強いZ世代をターゲットとし、150ドル〜250ドル(約1万6,300円〜2万7,200円)の低価格帯のQ2、V3、V5、V15シリーズを多く売り上げたとされています。
 
これらのローレンジおよびミッドレンジデバイスの売上増加により、中国スマホ市場の平均販売価格(ASP)は今後200ドル(約2万1,800円)を切る可能性があり、150ドルを下回ることも予想範囲内であるとのことです。
 
次の数四半期はローレンジおよびミッドレンジセグメントが主戦場となる、というのがワン氏の見方です。realmeはすでに多くの廉価デバイスを販売しているため、競争上の優位性を持っているとされています。
 
 
Source:Counterpoint Research via Gizmochina
(lexi) …

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