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Windows 11の最新アップデートでサインイン不可に〜Microsoftが認める

 
次期大型アップデート「22H2」のリリースが近いとされるWindows 11ですが、現行の21H2に大きな不具合が発生しました。
 
最新の累積更新プログラム「KB5016691」を適用するとサインインできなくなるというもので、Microsoftがこの不具合の存在を公式に認めています。
KB5016691の適用でサインイン不可に
この不具合はWindows 11に対する最新の累積更新プログラム「KB5016691」を適用すると、Windows 11にサインインできなくなるというものです。
 
新しいMicrosoftアカウントが追加されたデバイスにこの問題が発生し、サインイン画面が壊れてしばらくの間サインインができなくなるといいます。
 
Microsoftアカウントではなく、Active DirectoryドメインアカウントやAzure Active Directoryアカウントを使用している企業には影響がありません。
 
この不具合に対処するには、サインインできない状態でPCを放置し、数分間待てばよいそうです。しばらく待つことでサインイン画面が表示され、サインインできるようになります。
Microsoftがすでにパッチをリリース
Microsoftはこの問題の存在を公式に認め、すでに対策パッチをリリースしています。
 
ただ、すべてのデバイスにこのパッチが配信されるまでには時間がかかるとみられます。
 
Microsoftは近くWindows 11の次期大型アップデート「22H2(あるいはWindows 11 2022 Updateとも)」をリリース予定です。
 
また、アメリカに続く2番目の国として、日本のInsiderプログラム向けにAndroidアプリ実行機能がWindows 11に追加されています。
 
 
Source: Microsoft via Windows Latest
(ハウザー) …

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Windows 11 22H2のリリースは9月20日?対応SDKなどがリリース

 
Windows 11の次期大型アップデートである「22H2」が早ければ9月20日にリリースされるという情報が出てきました。
 
22H2に対応したSDKが公開されるなど、配信開始を間近に感じさせる兆候が現れています。
早ければ9月20日にリリースされるWindows 11 22H2
Windows LatestはWindows 11 22H2(Sun Valley 2)の配信開始時期について、早ければ9月20日に開始されると報じました。
 
数週間前にテスターに向けて公開された「Windows 11 Build 22621.382」が一般ユーザー向けの最終アップデートとして検討されているとのことです。
 
また、MicrosoftはWindows 11 22H2向けのWindows Driver Kit(WDK)、Software Development Kit(SDK)、Enterprise Windows Driver Kit(EWDK)を提供開始しており、Windows SDKのページには、
 

この SDK を使用して、Windows 11 バージョン 22H2 および以前のWindows リリース用の ユニバーサル Windows プラットフォーム (UWP) アプリケーションと Win32 アプリケーションをビルドします。

 
という文言が追加されました。
 
Windows 11 22H2のリリースは9月下旬が有力視されており、まずは手動アップデートから開始され、10月から11月にかけて全デバイスに対する自動アップデートとして配信される見込みです。
エクスプローラーのタブ機能などが追加
Windows 11 22H2はコードネーム「Sun Valley 2」として知られるWindows 11の次期大型機能アップデートです。
 
名称は「Windows 11 2022 Update」になるともされています。
 
このアップデートではタスクマネージャーのデザインが変更されるなど、さまざまな改良が予定されています。
 
日本のInsiderプログラム向けに公開されたAndroidアプリ実行機能が、22H2で一般ユーザーに公開されるかどうかは不明です。
 
 
Source: Microsoft via Windows Latest
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Microsoft Outlook、iOS・Android両アプリで広告数を倍増

 
Microsoftは同社のメールアプリOutlookで、広告数を以前よりも増やしている、と報じられています。
メールのように見える広告を配置?
あるユーザーによれば、Microsoftの新たな広告は、Outlookアプリ内であたかもメールのような様相を呈しており、紛らわしいとのことです。
 

The iOS @Outlook app shows me ads that look like emails now, get the fuck outta here @Microsoft pic.twitter.com/o6dSIY85Yt
— Nick Smith (@yonicksmith) August 16, 2022

 
動きがあったのはここ数カ月の間であるとされており、無料ユーザーにとって広告の回避がより難しくなっているそうです。
 
Outlookモバイルで広告を回避する唯一の方法は、Microsoft 365のサブスクリプションを支払うことですが、広告をなるべく避ける方法は存在するようです。
フォーカスされた受信トレイを使用する
米メディアThe VergeがMicrosoftに広告を受信トレイに表示させない方法を尋ねたところ、“フォーカスされた受信トレイ”を有効にすることで、広告が“その他”の受信トレイに入るようになる、と広報担当者は声明で述べています。
 
 
Source:The Verge via 9to5Mac
Photo:Microsoft
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Windows 10で音が出なくなる問題が発生中〜KB5015878の適用で

 
Windows 10にWindows UpdateからKB5015878を適用すると音が出なくなる問題が発生しています。
 
Microsoftは公式にこの問題の存在を認め、回避方法を公開中です。
KB5015878の適用で音が出なくなるWindows 10
Microsoftによると、Windows 10に更新プログラム「KB5015878」を適用すると音が出なくなる問題が発生しているとのことです。
 
症状はまちまちで、オーディオ機能がまったく使えなくなるユーザーもいれば、特定のポートやデバイス、アプリのみで問題が発生しているユーザーもいます。
 
ただ、この現象が起きる原因は特定されており、更新適用時にオーディオ関連のドライバの「オーディオ拡張機能(audio enhancements)」が無効になっているか、ドライバがこの機能に問題を抱えているときに起こるそうです。
回避方法は3つ
Microsoftはこの問題が発生したユーザーに対し、3つの回避策を提示しています。
 

オーディオデバイスドライバを最新版に更新
アプリの設定で所望のデバイスが使われていることを確認(アップデート適用により変わる可能性がある)
オーディオのトラブルシューティングツールを実行

 
この問題はWindows 10の20H2、21H1、21H2にのみ発生するとされており、Windows 11では発生しないそうです。
 
 
Source: Microsoft via Neowin
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8月のパッチでWindows 11のCPUとRAM使用率が異常に高くなる不具合発覚

 
Windows 11に8月の定例パッチ「KB5016629」を適用すると、CPUやRAMの使用率が異常に高くなる可能性があることがわかりました。
 
Microsoftもこのことを公式に認めています。
日本語を含むファイルをXPSビューアーで開けない不具合
この不具合は、XPSビューアーで日本語を含む一部の非英語言語のXPSドキュメントを開けないというものです。
 
XPS形式以外に、OXPS形式のファイルでも同じことが起きます。
 
この不具合に当たった場合、このページは表示できませんというエラーメッセージが表示され、さらにCPUとRAMの使用率が大幅に増加するそうです。
 
Microsoftはこの不具合を公式に認めており、
 

エラーが発生すると、XPSビューアーを閉じなければ、予期せず終了する前に最大 2.5 GB のメモリ使用量に達する可能性があります。

 
としています。
 
回避方法はなく、Microsoftは「今後のリリースで更新プログラムを提供いたします。」としています。
 
ただ、XPSビューアーはWindows 10のバージョン1803以降では標準状態ではインストールされておらず、ほとんどのホームユーザーには影響がないとのことです。
そもそもアップデートが適用できないユーザーも
KB5016629については、そもそもインストールできないユーザーも多くいるようです。
 

2022-08 Cumulative Update for Windows 11 for x64-based Systems (KB5016629) – fails to update with error Install error – 0x80073701

 
というメッセージが表示されるそうで、Feedback Hub上には多くの報告があがっています。
 
こちらについてはMicrosoftは公式の見解を出していません。
 
 
Source: Microsoft via Windows Latest
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Windows 11、Arm64ECを正式サポート〜Armアプリの開発が容易に

 
MicrosoftはWindows 11において新しいエミュレーション技術「Arm64EC」を正式にサポートしたと発表しました。
 
これによりArm版Windows向けのアプリ開発が加速される可能性があります。
一気にx64からArmに移行しなくてはならなかったArm64ABI
Windows 11にはIntelやAMDのx86/x64アーキテクチャ向けのものと、Armアーキテクチャ向けのものがあります。
 
Arm版Windows 11にはx86向けアプリやx64向けアプリをエミューションによって動作させる機能があり、ユーザーは使い慣れた多くのアプリをそのまま利用可能です。
 
しかしながら、アプリのArmアーキテクチャへの移植が容易ではないため、より効率的に動作するArm向けに開発されたアプリが少ないのがMicrosoftの悩みの種といえます。
 
その理由の1つがこれまでのArm64ABI(Application Binary Interface)では一切x64向けのコードを含むことが許されなかった点です。
 
このため、アプリ開発者はすべてのコードをArmに対応させない限りArm版アプリを開発することができません。
 
また、サードパーティーが開発したライブラリやプラグインを利用している場合は、各サードパーティーがArm向けのものをリリースするのを待つ必要があります。
徐々にArmに移行できるArm64EC
新しいArm64EC(Emulation Compatible)ではArm向けのコードとx64向けのコードが混在できます。
 
これにより、アプリのコードを徐々にArmに対応させることができますし、サードパーティー製のコードがArmに対応していなくてもそのまま利用可能です。
 

 
Arm64ECは2021年6月に発表されており、Microsoftが現地時間の2022年8月9日に正式サポート開始を発表しました。
 
今後はArm向けのアプリ開発が進み、動作速度と消費電力の両面でArm版Windows 11がより実用的になるかもしれません。
 
 
Source: Microsoft (1), (2) via PC Watch, 窓の杜, Neowin
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Microsoft TeamがAppleシリコンにネイティブ対応

 
Microsoftは、Appleシリコン向けに最適化されたMicrosoft Teamの最新バージョンををリリースしました。
いずれはすべてのアプリがAppleシリコンにネイティブ対応する?
Appleシリコンが登場してから2年以上の月日が経過し、Microsoft Teamsがようやくネイテイブ対応を果たしました。Microsoft TeamsはSlackやZoomに似たデジタルワークプレイスですが、M1およびM2チップの素晴らしさをついに活かせるときが来ました。
 
これまで、Teamsを動かすにはAppleのRosetta 2エミュレーターが必要でした。Appleはやがてはエミュレーターを使用するのをやめ、すべてのアプリがネイティブ仕様に置き換わるとみられています。
 
「AppleシリコンでMacをお使いのお客様から、Teamsを自分のデバイスに最適化してほしいという声を聞きました」と、Microsoftはブログ投稿の中で述べています。「Microsoftはイノベーションにコミットしており、Macにもコミットしているので、今回の新機能をMacユーザーにもたらすことができてうれしく思います」
 
 
Source:Microsoft via AppleInsider
(lexi) …

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Microsoft Teamsで多数のユーザーが接続障害発生中

 
Reutersが、Microsoft Teamsで多数のユーザーに接続障害が発生しており、アクセスできない状態が続いていると報じました。筆者の環境でも、接続、利用、Teamsアプリのダウンロードができない状態です。
Teamsの利用、アクセスができない障害発生中
Reutersによれば、Microsoftは現地時間2022年7月20日に、Microsoft Teamsにアクセスできず、利用できない障害が発生しているとのことです。
 
この障害が発生しているとの報告が既に4,800人から寄せられており、Microsoft Office 365ユーザーからの報告も相次いでいるようです。
全てのユーザーではなく、発生していないユーザーもいる
筆者の環境では、日本時間2022年7月21日午前11時30分から予定していたMicrosoft Teamsミーティングにおいて、接続できないのが確認されました。
 
ミーティングへの参加者は、筆者を含めて日本から2名、米国から1名でしたが、筆者以外の2名は問題なく参加できていたため、全てのユーザーに障害が発生しているわけでは無さそうです。
 
筆者はアプリの不具合と考え、iMacにおいてアプリの再インストールを試そうとしましたが、Teamsをダウンロードしようとすると、「Operation failed with unexpected error」と表示され、ダウンロードもできません。
 
同様のエラーメッセージは、Teamsへの招待状リンクをクリックした際にも表示され、ミーティングに参加できませんでした。
 
また、ミーティング主催者にて別ミーティングを設定し、そのリンクをクリックしても同様のエラーメッセージが表示されました。
 

 
この障害はMicrosoftアカウントに依拠しているのか、iPhoneおよびiPadのTeamsアプリでも利用できない状態が続いています。
 
 
Source:Reuters
Photo:Microsoft
(FT729) …

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Windows 7/8.1でMicrosoft 365がサポート外に〜来年1月から

 
Microsoftが提供するサブスク型サービス「Microsoft 365」において、来年1月からWindows 7や8.1をサポート外にすると同社が発表しました。
 
Word、Excel、PowerPointといったOfficeアプリをMicrosoft 365を利用して使っている方は注意が必要です。
2023年1月10日に3つのOSでMicrosoft 365がサポート外に
Microsoftは同社のコミュニティサイトにおいて、2023年1月10日から3つの古いOSでMicrosoft 365をサポート外にすると発表しました。
 
対象は以下3つのOSです:
 

Windows 7
Windows 8.1
Windows Server 2008 R2

 
Microsoft 365はサブスク型のサービスであり、契約者はWord、Excel、PowerPointなどのOfficeアプリを常に最新の状態で使い続けることができます。
 
2023年1月10日以降はこれら3つのOSにおいて、セキュリティ更新プログラムへのアクセスができなくなるほか、これらのOS上で新規にMicrosoft 365で提供されるアプリをインストールすることもできなくなるとのことです。
Windows 10では2025年10月まで利用可能
Microsoftによると、Windows 10の場合は2025年10月までMicrosoft 365のアプリをサポートするとしています。
 
Windows 11については今のところサポート終了日の告知はありません。
 
買い切り版のOfficeについては、Windows 7の場合はすでにOffice 2013/2016のサポートは打ち切られており、Windows 8.1の場合もこれらのOfficeのサポートは2023年1月までとされています。
 
Office 2019はWindows 7/8.1をそもそもサポートしておらず、Windows 10/11へのサポートは2025年10月までです。
 
 
Source: Microsoft (1), (2) via Neowin
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Microsoft DefenderはIntelのCPUで使うと重いがAMDなら軽い

 
Windowsに標準搭載されているアンチウイルスソフト「Microsoft Defender」は動作が重く、システム性能に大きな影響を与えるという分析結果を評価機関が出しています。
 
しかしながら、実はMicrosoft Defenderの動作が重いのはIntel製CPUと組み合わせた場合のみで、AMD製CPUと組み合わせた場合は軽いことがわかりました。
リアルタイム保護の有効化で約6%の性能低下
TechPowerUpの調査によると、Intel製のCore i9-10850KでCINEBENCH R23を実行した場合、Windows Defenderのリアルタイム保護を有効化することで約6%の性能低下が起こります。
 

 
このときのプロセスの実行状況を確認すると、Windows Defenderのリアルタイム保護を有効にしているときは「MsMpEng.exe」というMicrosoft Defenderのマルウェア対策プロセスが4.15%ものCPU時間を占有していました。
 

 
この現象はIntelの第8世代〜第11世代Coreシリーズと組み合わせた場合に起き、AMD製のCPUで実行した場合は起きません。
ハードウェアパフォーマンスカウンタ利用の不具合が原因
この現象についてTechPowerUpは、Microsoft Defenderの不具合が原因としています。
 
Intel Coreプロセッサには7つのハードウェアパフォーマンスカウンタが内蔵されており、それぞれのカウンタに対して特権レベルを設定することが可能です。
 
そして、一般的なシステムユーティリティが「モード3」あるいは「全リング・レベル」でこのカウンタを利用するのに対し、Microsoft Defenderは「モード2」で利用します。
 
Microsoft Defenderはカウンタを利用する際にそのカウンタがモード2以外になっていると、モード2に変更しようと起動と停止を繰り返したり何回も試行をおこなったりするため、CPU時間を消費し、システム性能を低下させるとのことです。
対策はリアルタイム保護を停止するか外部ソフトでカウンタのモードを制御するか
この問題に対する対策は2つあります。
 
1つ目はWindows Defenderのリアルタイム保護機能無効化ですが、これはセキュリティ上推奨されません。
 
もう1つはTechPowerUpが提供している無料ソフト「Counter Control」の利用です。
 
このソフトはIntel製CPUのパフォーマンスカウンタの利用状況を監視し、「Defender」と表示されたときに「Reset Counter」を押すことでWindows Defenderが無駄にCPU時間を消費することを抑止することができます。
 

 
また、同社の「ThrottleStop」ソフトでも対策可能です。
 
 
Source: TechPowerUp (1), (2), (3) via Neowin
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Microsoft TeamsがM1チップにネイティブ対応〜まずはベータから

 
M1チップ搭載Macリリースからすでに18カ月という年月が経過しましたが、ビデオ会議アプリMicrosoft TeamsのAppleシリコン対応がようやく実現したことが明らかになりました。現時点では、ベータ版がMicrosoftのサイトからダウンロード可能となっています。
ユニバーサルなアプリの選択肢が出現
Microsoftは公式にMicrosoft TeamsのM1チップネイティブ対応を発表したわけではありませんが、macOS版アプリのダウンロードを試みると、“ユニバーサル”アプリの選択肢が出てくるとのことです。
 
念の為、Appleシリコン搭載Macで動作するアプリは、以下の3種類であることを明記しておきます。
 

Mac App StoreでダウンロードするiPhoneおよびiPad向けアプリ
Rosetta 2を使ってM1チップ搭載Macでも動作するようにしたIntelプロセッサ搭載Mac用に開発されたアプリ
Mac App StoreまたはWeb上でダウンロード可能なユニバーサルアプリ

バグやパフォーマンス上の問題がある可能性も
米メディア9to5Macによれば、今週に入るまでMicrosoft TeamsのmacOSアプリは、Rosetta 2を使って動作させるIntelプロセッサ搭載Mac用のものしか選択肢がなかったとのことです。
 
9to5Macいわく、Microsoft TeamsのM1チップネイティブ対応アプリはいまだにベータ版の段階にあり、バグやパフォーマンス上の問題が生じる可能性があると指摘しています。
 
 
Source:9to5Mac
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Microsoft Edge、バージョン100でスリープタブ機能を強化

 
Microsoftは同社のEdgeブラウザ バージョン100において、スリープタブ機能を強化したと発表しました。
 
これまでスリープ状態にできなかったタブもスリープできるようになり、よりCPUとメモリの使用を抑えられるようになったとのことです。
アクティブなタブと同じインスタンスを共有しているタブもスリープ可能に
Microsoftによると、Edgeブラウザ バージョン100においてタブのスリープに関する制限が緩和され、より多くのタブがスリープ状態に移行できるようになったと発表しました。
 
Edgeブラウザのスリープタブ機能とは、使用していないタブをスリープ状態へと移行することにより、平均でメモリ使用量を85%、CPU使用率を99%節約する機能です。
 
これまではたとえ長時間非アクティブなタブであったとしても、アクティブなタブと同じブラウジングインスタンスを共有している場合はスリープ状態に移行することができませんでした。
 
Edgeブラウザ バージョン100からはそのようなタブもスリープできるようになり、平均で8%以上多くのタブをスリープさせられるようになったといいます。
 
Microsoftが約13,000台のデバイスで実施したテストによると、スリープタブ機能はメモリ使用量を平均で約32%、CPU使用率を約37%削減できたとのことです。
スリープによって節約できたリソース量を表示できるように
また、Edgeブラウザは新たに、スリープ機能によって節約できた推定メモリ使用量を表示できるようになりました。
 
ブラウザのウィンドウ右上の3点リーダーをクリックし、「パフォーマンス」を選択することにより表示できます。
 

 
この表示では効率モードの発動条件の設定も可能です。
 
Edgeブラウザはデスクトップ機器向けブラウザシェアで2022年3月にSafariを抜いて第2位のシェアを獲得しました。
 
 
Source: Microsoft via Bleeping Computer
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iPhone/iPad向けOffice、OneDrive上でのオフライン編集が可能に

 
ビジネス向けオフィススイートとして高いシェアを誇るMicrosoft OfficeのiOS版において、OneDrive上にある文書のオフライン編集が可能になることがわかりました。
 
また、PDFファイルがより扱いやすくなる改善もおこなわれるようです。
OneDrive上にある文書のオフライン編集が可能に
Microsoftは同社のOffice Insider Release Notesに、iOS版Microsoft Officeバージョン2.60(22032900)に関する情報を掲載しました。
 
それによると、このバージョンでOneDrive上にあるファイルのオフライン編集が可能になるそうです。
 
オフラインで使用可能と表示されているファイルについては、ネットワークから切断されていても編集することができ、その変更内容を後からアップロードすることができるようになります。
 
このサイトでMicrosoftはiOSとiPadOSの区別をしておらず、おそらくiPad向けのOfficeについても同様の機能が実装されるでしょう。
PDFがより扱いやすく
同じバージョンでMicrosoftは、iOS版OfficeでPDFファイルを扱いやすくする変更をおこなうようです。
 
具体的には画面下部の作成ボタンからPDFのスキャン、画像をPDFに変換、ドキュメントをPDFに変換といった機能を利用することができるようになります。
 

 
iOS版Microsoft Officeバージョン2.60は現在Office Insider向けにプレビュー版として提供されており、今後数週間以内に一般ユーザー向けに配信開始される予定です。
 
 
Source: Microsoft via Neowin
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【レポ】電子楽譜環境を作るなら12.9インチiPad Proがおすすめ!

 
紙の本に電子書籍があるように紙の楽譜には電子楽譜があり、大量の楽譜のなかから探しているものを見つけやすかったり収納する場所を取らなかったりといったメリットがあります。
 
現状電子楽譜環境を構築する上で一番人気なのがiPadを使った方法で、そのなかでも12.9インチiPad Proを使うと紙の楽譜に近い大きさで譜面を見ることが可能です。
 
今回は12.9インチiPad Proを使って実際に電子楽譜環境を構築しましたのでレポートしたいと思います。
なぜ12.9インチiPad Proが電子楽譜リーダーとして最適なのか
まずは数あるタブレット/電子楽譜リーダー/電子書籍リーダーのなかで、なぜ12.9インチiPad Proが電子楽譜用端末として多くの人から選ばれているのか解説します。
画面の大きさがA4に近い
最初の理由が画面の大きさです。
 
一般的な楽譜はA4サイズより少し大きめのサイズですが、余白を除くと譜面が印刷されている部分はほぼA4サイズといって良いでしょう。
 
12.9インチiPad Proの本体サイズはA4に近く、紙の楽譜と比べても違和感なく使うことができます。
 

横(mm)
縦(mm)

A4
210
297

12.9インチ iPad Pro(第5世代)
214.9
280.6

Lenovo Yoga Tab 13
200.4
293.4

Microsoft Surface Pro 8
208
287

 
同じ13インチくらいのディスプレイを持つタブレットなら何でも良さそうにも思えますが、実は縦横比の点で問題があるタブレットも存在します。
 
たとえば上の表で挙げたLenovo Yoga Tab 13は10:16ですが、A4は10:14.14です。
 
これに対しiPad Proは10:13.33(3:4)と、Yoga Tab 13よりも縦横比がA4に近く、よりA4に近いサイズで表示ができるといえます。
 
タッチ操作に最適化されたiPadOSを搭載
縦横比の面ではMicrosoft Surface Pro 8も10:15(2:3)とA4に近いですが、Surface Pro 8が搭載しているOSはWindowsです。
 
昔より良くなったとはいえ、Windowsは元々タッチ操作を前提としたOSではありません。
 
電子楽譜を使う際はマウスやキーボードではなくタッチパネルを使って操作をおこないますので、タッチ操作を前提として開発されたiPadOSを搭載するiPad Proのほうに分があるといえるでしょう。
 
ProMotionディスプレイでバッテリーが長持ち
電子楽譜を使う際に気になるのがバッテリー駆動時間です。
 
長時間動作してくれないと使いたいときに使えないということになりかねません。
 
iPad Proには2017年(第2世代)から可変リフレッシュレート対応のProMotionディスプレイが搭載されており、電子楽譜の表示において優れたバッテリー性能を発揮します。
 
電子楽譜の使用時は、画面に同じ内容を表示する時間が長いため、CPUやGPUはほとんど動作しません。
 
しかしながら、内容が同じでも画面表示は定期的に更新(リフレッシュ)されるため、更新頻度が高いとバッテリー消費量が多くなります。
 
一般的なタブレットは60Hzという固定リフレッシュレートですが、ProMotionディスプレイは必要に応じてリフレッシュレートを下げることができ、Appleの開発者向け文書によるとiPad Proの場合は24Hzまで下げることが可能です。
 
実際、筆者が2018年発売の第3世代iPad Proで試したところ、1時間半ほど楽譜を表示し続けてもバッテリーが7%程しか減りませんでした(明るさは自動設定、晴れた日の午後南向きの窓のある部屋で使用)。
 
電子楽譜で挫折してもほかの目的で使える
電子楽譜向けとして、専用の電子楽譜リーダーも販売されています。
 
以前は日本でもGVIDOという端末が販売されていました(現在は終売)。
 
しかしながら、専用端末の場合、ほかの目的に使いづらいという欠点があります。
 
電子楽譜が好みに合わず紙の楽譜に戻った場合、専用端末が無駄になってしまいます。
 
さらに、ニッチな市場なので価格が高く、先述のGVIDOは198,000円(税込)と、第5世代12.9インチiPad Pro 1TB Wi-Fiモデル(213,800円(税込))並の価格でした。
 
iPad Proならさまざまな目的で活用できるためコストパフォーマンスが高いですし、たとえ電子楽譜で使わなくてもほかの目的で利用可能です。
 
電子楽譜に使うなら第3世代以降のiPad Proがおすすめ
12.9インチiPad Proは現在第5世代まで販売されていますが、中古まで含めると古い世代のほうが端末入手価格は安いです。
 
電子楽譜に使うなら性能の面ではどのiPad Proでも十分といえます。
 
実際、編集部の第5世代iPad Proと手持ちの第3世代iPad Proを使い比べてみましたが、電子楽譜を扱う上で差は感じませんでした。
 
ただ、古い端末は早めにOSのサポートが打ち切られる可能性があるのと、第3世代以降はディスプレイの周辺領域が小さくなっていることから、第3世代以降がお勧めです。
 
第4世代になるとカメラが強化され、第5世代になるとシステム・オン・チップ(SoC)がノートパソコン並のM1チップになりますが、いずれも電子楽譜表示にはそれほど大きく影響しないので、予算と相談して選んで下さい。
アプリはPiascoreがおすすめ
iPad Proで電子楽譜環境を構築するなら、アプリはPiascoreがおすすめです。
 

 
世界で300万人以上のミュージシャンが使っているという、電子楽譜ユーザーの定番アプリといえます。
IMSLPと連携
このPiascoreが優れている点は色々あるのですが、最初に挙げられるのがInternational Music Score Library Project(国際楽譜図書館プロジェクト、IMSLP)との連携です。
 
IMSLPは著作権の切れた楽譜を無料公開しているサイトであり、特にクラシックの分野では非常に多くの楽譜を入手できます。
 
演奏したいと思ったらすぐに楽譜を入手できるのは大きなメリットです。
 
録音、チューナー、メトロノーム機能搭載
Piascoreには録音、チューナー、メトロノームといった演奏に欠かせない機能が搭載されています。
 

 
iPad Proさえ用意すればこれらが使えるので非常に便利です。
 
なお、録音とチューナーの利用にはアプリ内課金(610円)が必要ですが、課金する価値はあります。
 
書き込みと印刷が可能
Piascoreでは、iPad Proのタッチパネルを使って楽譜に自由に書き込みができます。
 
手書きはもちろん、音楽記号のスタンプの利用や文字入力、色の変換も可能です。
 
書き込みは消すことができ、何度でも書き直せます。
 
また、アプリ内課金をおこなえば印刷機能やメール送信機能が使えるため、書き込んだ楽譜を紙として持ち歩いたり他者と共有したりするのも簡単です。
購入したい周辺機器
iPad ProとPiascoreを導入したら一緒に購入したい周辺機器があります。
足で踏むことで譜めくりができるAirTurnシリーズ
Piascoreは画面フリックで譜めくりができますが、両手を使う楽器では演奏しながらの譜めくりは困難です。
 
一定間隔で楽譜を自動スクロールさせたり、ウインクや口の動きで譜めくりしたりする機能がPiascoreに搭載されているものの、一番確実なのは足で踏むことで譜めくりができるAirTurnシリーズの導入でしょう。
 

 
普段足を使わない楽器の奏者は慣れが必要ですが、慣れれば紙の譜面よりも快適に譜めくりができます。
 
譜面台型タブレットスタンド
iPad Proを机の上に置いて電子楽譜を表示してもいいですが、譜面台型タブレットスタンドを使えばより紙の楽譜に近い形で利用できます。
 

 
折りたたみスタンドであれば使わないときは収納でき、また携帯も可能です。
 
書き込み用のペン
譜面への書き込みは指でも可能ですが、細かい五線譜に書き込むならペンがあったほうが便利です。
 
iPad用のペンといえばApple Pencilですが、電子楽譜への書き込みだけならオーバースペックですので、格安の互換ペンが良いでしょう。
 

 
ちなみに、上で紹介した挟み込むタイプの譜面台型スタンドを使うとiPad Proの側面にペンを吸着することができません
 
色々試したところ、iPad Proの背面に吸着できることがわかりました(第3世代iPad Pro)。
 

 
表から見えないため演奏の邪魔にならないところもお気に入りです。
見開きで楽譜を表示する方法も
iPad Proを使うと快適な電子楽譜環境が構築できますが、一点だけ紙の楽譜にかなわないことがあります。
 
それは縦表示にした場合iPad Pro 1台だけでは楽譜を見開きで見られないという点です。
 
見開きのほうが譜めくりの回数が減り、さらに紙の楽譜に近づきます。
 
それを実現するのが「富豪ブック」アプリです。
 

 
このアプリはPDFファイルを2台のiPadOS/iOSデバイスで1ページずらした状態で表示し、ページめくりをすると1ページ飛ばしでめくることにより見開き表示ができます。
 
12.9インチiPad Proを2台買うのには大金が必要ですが、どうしても見開きで使いたい場合は検討してみてください。
電子楽譜なら12.9インチiPad Proがおすすめ
この記事で紹介してきたように、12.9インチiPad Proを使うと快適な電子楽譜環境を構築することができます。
 
紙の楽譜の電子化については、いわゆる書籍の「自炊」と呼ばれる電子化の方法がそのまま使えるでしょう。
 
たくさんの紙の楽譜を持っている人は電子化が大変かもしれませんが、ぜひ挑戦してみてください。
 
 
Source: Apple
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Microsoft Office付きで10万アンダー! 新生活スターターノートPCもよりどりみどりです!【Amazon新生活セール】

Image:Amazon予算10万円以内でも、結構選べるよ!新生活といえば、やっぱりPCは必須。そしてレポート提出にも、ビジネス利用でもMicrosoftOfficeも必須となるので、Office付きモデルを!ってなるんだけど、Office付きってやっぱり高いんだよね…。でも!Digれば出てくるもんですね。10万円以下でOffice付きという新生活スターターノートPCを発掘しておきました。Leno …

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ChromeとEdgeユーザーは至急最新版に更新すべき〜攻撃の危険性大

 
WebブラウザのGoogle Chrome、およびMicrosoft Edgeにセキュリティ上の脆弱性があるとして、Google、Microsoftがそれぞれ緊急アップデートをリリースしました。
 
両ブラウザのユーザーは、できるだけ早く最新版に更新する必要があります。
Googleは25日にセキュリティアップデートをリリース
現地時間3月25日、GoogleはWindows向けのGoogle Chrome Stableチャンネル(すべてのテストが完了しているチャンネル)の、緊急セキュリティアップデート(バージョン99.0.4844.84)をリリースしました。MacとLinux版についても近日中にリリースするとしています。
 
同アップデートはゼロデイ攻撃対策であり、Googleはこの脆弱性CVE-2022-1096の存在を認識している、と公式ブログに記しています。
できるだけ早く最新版にアップデートすべき
またMicrosoftもその翌日となる現地時間3月26日に、Chromeと同じChromiumベースのWebブラウザであるMicrosoft Edgeについて、緊急セキュリティアップデート(バージョン99.0.1150.55)をリリースしました。
 
Googleはどのような攻撃の危険性があるかなどの詳細は明らかにしていませんが、Googleは危険性について「高」としているので、ChromeおよびMicrosoft Edgeのユーザーはできるだけ早く最新版にアップデートすることをお勧めします。
 
 
Source:Google, Microsoft via Tom’s Guide
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Edgeブラウザ、画像の説明を自動生成する機能を実装~目の不自由な方のブラウジングに

 
Webブラウザにはスクリーンリーダーと呼ばれる、サイトの内容を音声で読み上げる機能が実装されています。
 
この機能は目の不自由な方がブラウジングするのに役立つのですが、画像についてはサイトの作成者がラベル(代替テキスト)を付けていないと読み上げることができません。
 
Microsoftは同社のEdgeブラウザに対し、画像認識を利用して各画像に自動でラベル付けをおこなう機能を実装しました。
機械学習で画像を認識、自動でラベル付け
この機能はスクリーンリーダーを利用しているサイト内にラベルが付いていない画像を見つけると動作を開始します。
 
ラベルが付いていない画像に対し機械学習アルゴリズムを利用した画像認識をおこない、画像に適した説明文を自動生成し、スクリーンリーダーがその説明文を画像の代わりに読み上げます。
 

 
このアルゴリズムは完璧なものではなく、説明の質にもばらつきがありますが、Microsoftによると説明がないよりは何らかの説明があった方がスクリーンリーダーの利用者には良い場合が多いとのことです。
すでに日本語でも利用可能
この機能はすでにEdgeブラウザに実装されており、日本語でも利用可能です。
 
使用するには”edge://settings/accessibility”にアクセスし、「Microsoft Edge を使いやすくする」の「スクリーン リーダー用に Microsoft から画像の説明を取得する」を有効にします。
 

 
この機能を利用できる端末はWindows、Mac、Linuxで、AndroidやiOSは今のところ非対応です。
 
また、50×50ピクセルより小さい画像、非常に大きな画像、性的な画像や暴力的な画像などラベル付けがおこなわれない画像もあります。
 
 
Source: Microsoft Edge Blog via The Verge
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Windows 11のエクスプローラーに広告が出るも間違いとMicrosoftが釈明

 
一部ユーザーのWindows 11のエクスプローラーに広告が出現し、Microsoftが広告ビジネスをOS上でおこなうのではないかと話題になりました。
 
これに対しMicrosoftは、広告の出現は意図しないものであったと釈明しています。
Windows 11のエクスプローラーに意図しない広告が出現
TwitterユーザーのFlorian氏(@flobo09)は、Windows 11のエクスプローラーに広告が出現したと投稿しました。
 

Some people will go mad if Microsoft starts adding ads in explorer. pic.twitter.com/rusnyrYyX2
— Florian (@flobo09) March 12, 2022

 
広告はMicrosoft エディターと呼ばれるスペルと文法をチェックするツールに関するものです。
 
MicrosoftがOS上で広告ビジネスを始めるのではないかという推測もありましたが、The VergeがMicrosoftに確認したところ、
 

これは外部に公開することを意図しない実験的な広告バナーであり、無効にされていたはずのものだ。
 
との回答がWindowsのシニアプログラムマネージャーであるブランドン・ルブラン氏から得られたとのことです。
OS上の広告表示はもはや一般的も煩わしい
OS上に広告が表示されるのはこれが初めてではありません。
 
たとえばMicrosoftは2017年に、Windows 10のエクスプローラー上にクラウドストレージサービスのOneDriveに関する大きなバナー広告を表示しました。
 
また、Windows 8の標準アプリの多くにも広告が表示されます。
 
Appleも新しいiPhoneに対してApple Music、Apple Fitness+、iCloudを宣伝し、GoogleもYouTube Premiumの有料契約のポップアップ広告を表示するなど、OSに広告を表示するのは今やそれほど珍しいことではありません。
 
ただ、ユーザーにとってOSに表示される広告は煩わしいものであることは確かでしょう。
 
 
Source: Florian/Twitter, The Verge
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Pixel 6シリーズのネットワーク接続問題解消アップデートが海外で月曜日に配信開始

 
海外メディアが、Google Pixel 6シリーズのネットワーク接続問題解消アップデートが1月17日月曜日から配信されると報じました。
カナダでは1月17日からダウンロード可能に
9to5Googleがカナダの携帯キャリから入手した情報によれば、Google Pixel 6とGoogle Pixel 6 Pro向けのOTA(Over-The-Air)アップデートは、1月17日からダウンロード可能になるとのことです。
 
今回のアップデートでは、2021年12月のアップデートを適用した一部のGoogle Pixel 6および6 Proにおいて発生した、「通信ネットワークに接続できない」問題が解消されます。
 
本問題を解消するためのアップデートは1月後半に配信される予定でしたが、それが前倒しされるようです。
100以上の不具合が解消
月曜日に配信されるアップデートにより、「通信ネットワークに接続できない」問題だけではなく、不在着信後の意図しないロック解除、Microsoft TeamアプリがインストールされているGoogle Pixel 6および6 Proで緊急通報ができなくなることなど、100以上の不具合が解消されると、PhoneArenaは伝えています。
 

Our January software update will start rolling out to #Pixel6 and Pixel 6 Pro devices today. This will include all the fixes listed for the December update as well as the January update. Learn more on our update post here: https://t.co/R4br1MnqqZ
— Made By Google (@madebygoogle) January 14, 2022

 
 
Source:9to5Google, PhoneArena
Photo:Google
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AR/VR機器の出荷台数、2025年に1億台に~Appleの参入でARが大幅成長

 
先端技術企業各社が注目する仮想現実(VR)と拡張現実(AR)を合わせたXRヘッドセットの出荷台数が、2025年に1億台を突破するという予想が発表されました。
 
特にAppleの参入によりARヘッドセットの成長が著しいとのことです。
4年で約10倍に成長するXRヘッドセット市場
調査会社のCounterpointは、2025年のXRヘッドセットの出荷台数を1億500万台とする予測を発表しました。
 

 
2021年の出荷台数予測は1,100万台であり、4年間で約10倍に成長するという計算になります。
 
特にARヘッドセットの成長が著しく、これはAppleがこの市場に参入するためとのことです。
 
2022年はAppleのARデバイス(2023年発売とも)、Metaの(旧Oculus)新型Quest、ソニー PlayStation VR2の発売が予想されており、XRヘッドセットの出荷台数は3,000万台と前年比約3倍に成長する見込みです。
XRに向けた動きが活発な先端技術企業各社
大きな成長が見込まれることから、先端技術企業各社はXR市場に向けて活発に活動しています。
 
先日はMicrosoftとQualcommがAR向けチップ開発で協業することを発表しました。
 
また、MicrosoftのHoloLens開発チームから40人以上が離脱し、Metaに加わったという報道もあります。
 
ただ、スマートフォンの出荷台数が2021年に14億台と予測されているのに比べると、XRヘッドセットの出荷台数は2025年でも1億台程度とまだまだ少なく、一人一台のレベルで普及する時代は遠そうです。
 
 
Source: Counterpoint, The Wall Street Journal
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Microsoft、Appleのチップデザイナーを引き抜き〜自社製チップ開発を強化

 
Appleでチップアーキテクトを務めていたマイク・フィリッポ氏を、Microsoftが雇い入れた、と報じられています。今回の動きは、同社のチップ内製化計画の一端を担うものとみられています。
高まるサーバー用チップ内製化の動き
MicrosoftがAppleから引き抜いたフィリッポ氏は、2019年にAppleに加わる前、半導体メーカーARMで10年間勤務し、同社の主席CPUアーキテクトだった人物です。同氏は、IntelやAMDでも数年間働いた経験を持っています。
 
フィリッポ氏は、MicrosoftのクラウドサービスAzureグループでチップ開発に携わるとみられています。近年、クラウドコンピューティングサービスに使用されるサーバー用プロセッサを内製化する動きが高まっており、Microsoftだけでなく、Googleの親会社AlphabetやAmazonも同様に自社製サーバーチップの開発を進めているとされています。
自社製チップ開発で先駆けるApple
フィリッポ氏のような敏腕エンジニアの退社は、Appleにとってさらなる痛手となります。1月初めに、Appleシリコンの開発責任者を務めたジェフ・ウィルコックス氏のIntel転職が伝えられたばかりで、チップ関連の人材流出が続いています。
 
世界的なチップ不足により、テック企業の間で自社製チップ開発のインセンティブが高まっていますが、Appleは同分野では他社に先駆けています。10月、AppleはIntel製プロセッサの置き換えに向けた数年にわたる取り組みの一環として、同社初のプロ仕様のカスタムMacチップを発表しています。
 
 
Source:Bloomberg, TechCrunch
Photo:Apple
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Microsoft TeamsにiPhoneなどをトランシーバー化する機能が追加

 
Microsoftのコラボレーションプラットフォーム「Microsoft Teams」に、iOSデバイスなどをトランシーバー(ウォーキートーキー)として使えるようにする機能が追加されました。
スマホやタブレットがトランシーバーとして使える
Microsoftは約2年前に、Microsoft Teamsにトランシーバー機能を追加すると発表しましたが、今日まで実現していませんでした。
 
Microsoftの公式ブログによれば、現地時間1月12日より、Androidデバイス、iPhoneおよびiPad、そしてZebraモバイルデバイスにおいて、Microsoft Teamsのトランシーバー機能が利用可能となっています。
Apple Watchにもあるトランシーバー機能
トランシーバー機能とは、相手と交互に通話する機能です。通話ボタンを押している間は自分が話すことができ、通話を終えたらボタンから指を放します。相手が話している間は聞くことしかできません。
 
トランシーバー機能自体は珍しいものではなく、Apple Watchでも2019年9月リリースのwatchOS5以降、使えるようになっています。ただし同機能はApple Watch同士でしか使えません。
 
Microsoft Teamsのトランシーバー機能は新型コロナウィルスが猛威を振るう今、医療関係者や小売店の従業員など、人と接触する機会の多いいわゆる「フロントライン」ワーカーによる利用が念頭に置かれていますが、様々な場面で便利に使えそうです。
 
 
Source:Microsoft via 9to5Mac
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FaceTimeを大画面で利用するにはApple TVではなくXboxが必要

 
テレビを介したFaceTimeのビデオ通話は、Apple TVでは利用できませんが、Xboxなら可能であることが明らかになりました。
Microsoft EdgeでFaceTimeリンクを開く
Redditユーザーのu/JavonTEvans氏は、証拠写真と共に、FaceTimeをXboxを介してテレビ画面上で使う方法を紹介しています。
 

 
まず、「ロジクール C930eビジネス Webカメラ」のような、Xbox Series Sに対応したWebカメラを用意します。FaceTime通話に参加するには、Xbox上のMicrosoft Edgeブラウザで、電子メールのプロバイダにアクセスし、FaceTimeリンクを開きます。
FaceTimeリンクを作成するには
iPhoneでFaceTime通話へのリンクを作成するには、画面の上部付近にある「リンク作成」とタップします。その後、リンクの送信オプションを選択します。
 
最近の仕様変更により、FaceTime通話にはAndroidやWindowsデバイスからでも参加可能となっています。
 
WebでFaceTime通話に参加するには、最新バージョンのGoogle ChromeまたはMicrosoft Edgeブラウザで、以下の手順に従います。
 

FaceTime通話へのリンクを受け取ったら、そのリンクを開きます。
自分の名前を入力し、「続ける」を選択します。FaceTimeでマイクやカメラを使えるように適宜許可する必要があります。
「参加」を選択します。通話のホストが受け入れてくれるまで待ちましょう。
「退出」を選択して、通話から退出します。

Apple TVでFaceTimeが使えない理由とは?
Apple TVでFaceTime通話が利用できないのは、Apple TVでWebブラウザが使用できないためのようです。
 
Appleによれば、Apple TVでWebブラウジングができないのは、「文字キーもマウスもカーソルもないリモコンを使ってWebを閲覧しなければならないのは、快適なユーザーエクスペリエンスではないから」とのことです。
 
 
Source:Reddit via MacRumors, Xbox, Apple [1], [2], [3]
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Windows 11、ようやくドライバーのインストール元にフロッピーを使わなくなる

 
昔ながらのパソコンユーザーにとっては、OSやドライバーのインストールにはフロッピーディスクを使うのが当たり前でした。
 
Microsoftはこの伝統をいまだに引きずっており、最近までWindows 11ですらデフォルトのドライバーインストール元パスにフロッピーディスクを使っていましたが、ようやくシステムディスクを使うように変更されました。
デフォルトのドライバーインストール元が”A:\”だったWindows
Windowsはデバイスマネージャーから手動で各デバイスのドライバーを更新できます。
 
このとき、「ドライバーの更新」→「コンピューターを参照してドライバーを検索」→「コンピューター上の利用可能なドライバーの一覧から選択します」→「ディスク使用」を選ぶと、以下の画像のように標準で”A:\”が参照されていました(画像はWindows 10のもの)。
 

 
この“A:\”は少なくともMS-DOS時代からのMicrosoftの伝統で、フロッピーディスクドライブに割り当てられています。
 
つまり、今やフロッピーディスクドライブが付いているパソコンは皆無であるにもかかわらず、Windowsはフロッピーディスクドライブを標準のドライバーのインストール元として使っていたということです。
 
実際、ウィンドウの上部にも「フロッピー ディスクからインストール」とあります。
Windows 11 Build 22000で標準パスがシステムディスクに変更
しかしながら、ようやくこの伝統からの脱却がおこなわれ、Windows 11 Build 22000からは標準でシステムディスクを参照するようになりました。
 
以下の画像が変更後の画像です。
 

 
表示されるアイコンからもフロッピーディスクが取り除かれました。
 
ただ、日本語版では依然として上部に「フロッピー ディスクからインストール」と表示されており、修正が忘れられているようです(英語版の場合は修正以前から”Install From Disk”とだけ表示)。
 
ドライバーの標準のインストール元がフロッピーディスクドライブではなくなったものの、最新版のWindows 11でもフロッピーディスクドライブはサポートが継続されています。
 
 
Source: Windows Latest
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もう外付けカメラは不要? 薄型高解像度のラップトップ向けWebカメラ #CES2022

Image:Microsoftこれがニューノーマル…。すっかりオンラインのビデオ会議が日常になってきました。家族や友人とのビデオチャットくらいならまだしも、ビジネスシーンや大切なプレゼンテーションに、ショボいWebカメラで入ったりすると、暗いボヤけた自分の姿しか映らず、せっかくのビジネスチャンスも台無しになりかねません。とはいえ、多くのノートPC内蔵カメラなんて、そこまで画質も性能もよくありません …

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ホンダとAcuraの車に2022年問題が発生~GPSのロールオーバー処理の不具合?

 
ホンダとその高級車ブランドであるAcuraの車に2022年問題が発生したそうです。
 
時計が示す日付が約20年前に戻ってしまっており、GPSのロールオーバー処理の不具合である可能性が指摘されています。
2022年の元旦に日付が約20年戻る
Jalopnikによると、ホンダ車とAcura車のオーナーから2022年の元旦に日付が約20年戻ってしまったという報告が相次いでいるとのことです。
 
この問題はアメリカ、カナダ、イギリスで2006年から2014年に発売された、カーナビゲーション付きのモデルに発生しています。
 
ホンダの広報担当者はThe Vergeに対し、一部の古いホンダ車とAcura車で起こっている時計表示に関する問題を認識しているとした上で、
 

我々は現在、対策方法を決めるための調査をおこなっており、現時点ではこれ以上共有すべき詳細な情報がありません。
 
と述べました。
GPSのロールオーバー処理の不具合?
Jalopnikはこの問題について、GPSのロールオーバー処理に関する不具合が原因ではないかとしています。
 
カーナビゲーション付きの車はGPSから得られる情報に基づいて日付と時刻を設定しますが、GPSから送信されるのは 年/月/日/時/分/秒の情報ではなく週と秒のみです。
 
これを日付と時刻の情報として表示するには、端末側で年/月/日/時/分/秒に変換する必要があります。
 
そして、週の情報は10桁の2進数で表されており、最大値は1,023です。
 
1,023の次は0に戻ることが「ロールオーバー」と呼ばれており、このロールオーバーの発生を考慮して端末側で補正処理をおこなう必要があります。
 
今回のホンダおよびAcuraのケースでは、日付がちょうど1,024週前の2002年5月19日に戻っていることから、ロールオーバー処理を実装するのを怠ったのか、あるいはロールオーバー処理に不具合があることが考えられるとのことです。
Microsoft Exchangeにも2022年問題が発生
2022年問題に関しては、Microsoft Exchangeにも日付を格納する変数がオーバーフローし、メール配信が止まるという問題が発生しました。
 
今回のホンダおよびAcuraの問題も含め、細かいものを含めるともっと多くの2022年問題が発生しているのかもしれません。
 
今年はChrome 100のリリースで「新たな2000年問題」が発生する可能性が指摘されています。
 
 
Source: Jalopnik via The Verge
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パカパカしたい2画面スマホ「Surface Duo 2」が日本でも発売へ

Microsoftだいぶ待ってました!前モデルの弱点を潰して昨年に堂々デビューした、Microsoft(マイクロソフト)の2画面モバイルデバイス「SurfaceDuo2」。こちらの日本発売日が1月11日に決定しました!SurfaceDuo2をおさらいをすると、本体には5.8インチディスプレイ×2枚を搭載し、開くと8.3インチのタブレットとして利用可能。折りたたみスマホとしてはGalaxyFoldシ …

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MicrosoftがSurface Duo 2を11日に発売、税込184,580円〜

 
Microsoftが、Surface Duo 2を日本において2022年1月11日に発売すると発表しました。
本体カラーが2種類、ストレージ容量が3種類
Surface Duo 2には、グレイシア(白系)とオブシディアン(黒系)の2つの本体カラーが用意されます。
 
同デバイスはQualcomm Snapdragon 888を搭載し、Android 11が動作します。
 
Surface Duo 2にはRAM容量8GB+ストレージ容量128GBと、RAM容量8GB+ストレージ容量256GB、RAM容量8GB+ストレージ容量512GBが用意されます。
 
128GBモデルの販売価格は税込184,580円で、256GBモデルは税込196,680円です。
 
512GBモデルの販売価格は税込220,880円ですが、本モデルのみ本体カラーはオブシディアンしか選択できず、販売もMicrosoft公式ストアに限られます。
Surface Duo 2用のアクセサリ
また、Surface Duo 2用のアクセサリも同様に、1月11日に発売されます。
 
Surface Duo 2用バンパーには、「オブシディアン」「グレイシア」「ライト ブルー」「ダーク オレンジ」が用意され、税込4,840円(参考価格)で販売されます。
 
Surface Duo 2 ペンは税込7,920円(参考価格)で、カバー色は「オブシディアン」と「グレイシア」が用意されます。
 
 
Source:Microsoft, 価格表(PDF)/Microsoft, Surface Duo 2/Microsoft
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Intelの第3世代Evo PCではiMessageが使えるようになる?

 
Intelは、同社が推進するモバイルPCプラットフォーム「Evo」の第3世代の仕様を発表しました。同社は、新バージョンはWi-Fi 6Eや折りたたみデバイスに対応するだけでなく、iPhoneやApple Watchとも親和性が高いことを強調するデモを行いました。
第3世代Evoプラットフォームを発表
Intelは、現在米ラスベガスで開催中の家電見本市CES 2022(1月5日〜1月8日)において、第3世代Evoプラットフォーム(ちなみに初代はProject Athenaのコード名で呼ばれていました)を発表しました。
 
EvoとはIntelが提唱する基準であり、これに準拠したノートPCは「Intel Evo PC」を名乗ることが許されます。第3世代Evo PCとして認められるには、第12世代システムオンチップ(SoC)の搭載、そしてWi-Fi 6E、折りたたみデバイスへの対応などが必須となります。
 

Windows PC上でiMessageを表示
そしてIntelはCESの発表の場において、Windows PC(Evo PC)のディスプレイ上にiPhoneからのiMessageを表示するデモンストレーションを行いました。さらに、iPhoneと同期したApple Watchから収集したヘルスケアデータもPC上に表示しました。
 
現時点では、Windows PC上で公式にiMessageを使用する方法はありません。
 
ただしMicrosoftのサティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)は、iMessageがWindows PCに対応することを歓迎すると発言しています。
 
 
Source:9to5Mac, Engadget
(lunatic) …

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