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Vision ProのEyeSight、期待外れの声続出!

 
Appleの複合現実(MR)ヘッドセットVision Proの最も大きな特徴でもある機能EyeSightが全然使い物にならない、と酷評が集まっています。EyeSightとはヘッドセットを使用中に他人と関わるとユーザー目が表示される機能ですが、たいていの状況でうまく動作しないと報告されています。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. AppleのMRヘッドセットVision ProのEyeSightが使い物にならないと酷評が集まっている。
2. ユーザーの目がヘッドセット越しに表示される機能だが、たいていの状況でうまく動作しないとのこと。
3. ソフトウェアによる機能改善には限界があり、ハードウェアレベルでの改善が必要とも。

フロントガラスが光りすぎて目の部分が見えない?
Apple Vision ProのEyeSightは、昨年の世界開発者会議(WWDC23)での発表時ではプロモ動画の中でメイン機能の一つとして位置づけられていましたが、米国での発売後にこれは駄目なのではないかと、こき下ろす意見が多く見かけられています。
 
The Vergeは当初「不気味」という表現を使用していましたが、Macworldは「フロントディスプレイの品質とレンチキュラーレイヤーのせいで、解像度が低く、ぼやけている」と言い直しています。
 
また、ヘッドセットのフロントガラス自体が光りすぎており、どのような光源下でも目の部分がはっきり見えないとも言われています。
ソフトウェアでの解決は不可能?
Vision ProのEyeSightのソフトウェアによる機能改善には限界があり、抜本的な問題解決にはハードウェアレベルでの改善が必要だろう、とMacworldは述べています。
 
Vision ProはApple初の複合現実(MR)ながらすでに「Pro」がついていますが、EyeSight非搭載の廉価版が開発されているとの噂もあり、今後機能が取り払われる可能性も考えられます。
 
人気YouTuberの男性が路上してVision Proを使用しているのを見ている限り、ヘッドセットをしているユーザーの目が見える見えないは他の人にとってあまり重要でないように見えるのも事実です。
 
EyeSightは発想自体は素晴らしいと言えますが、今後のさらなる改善に期待したいところです。
 
 
Photo:Apple/YouTube
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EU圏内でWebアプリ禁止?iOS17.4が引き起こす波紋

 
欧州連合(EU)内において、iOS17.4ベータでプログレッシブWebアプリ(PWA)がこれまでのように動作しなくなったと報告されています。PWAとは、厳密に言えばWebサイトでありながらアプリのような性能を兼ね揃えており、App Storeを介さずにアプリ体験をユーザーにもたらす方法の一つととなっていましたが、EU圏内で今後使用不可となるかもしれません。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iOS17.4からEU内でプログレッシブWebアプリが使用できなくなっていると報告。
2. 仕様変更はデジタル市場法に関係している可能性が高い。
3. 今後、WebアプリがEU内で使用不可になるかもしれない。

デジタル市場法と関係か
iOS17.4ベータ2から、PWAを開こうとすると「これからはあなたのデフォルトブラウザで開かれます」とのメッセージが表示されるようになり、これまでWebアプリ上に保存されていたすべてのデータが消去され、またプッシュ通知も使用不可になっているとのことです。
 
この変更は、欧州のデジタル市場法(DMA)と関係している可能性が非常に高いとみられています。DMAではiOS、Safari、App Storeの3つのサービスが独占的であると判断されており、Appleは仕様変更を迫られています。
 
iOSでSafari以外のブラウザをデフォルトとして設定できるようにしたり、またWebKit以外のブラウザエンジンの使用をサードパーティーブラウザに認めたりと、Appleは規制準拠のための策を講じていますが、この過程でPWAのサポート体制に変更がもたらされたようです。
PWAの時代は終わったのか?
iOSのPWAとして身近なものにGeForce NOWやXbox Cloud Gamingなどがありますが、今後EU圏内ではこれらのWebアプリは使用不可となるのでしょうか?
 
EUではアプリのサイドローディングが認められるようになり、またストリーミングゲームアプリが解禁となったこともあり、NVIDIAやMicrosoftは正式なアプリとしてサービスを提供できるようになりますが、中にはPWAという形式を好む開発者も一部存在すると予想されます。
 
これからEU内のPWAについてAppleによってどのような対応が行われるのかに注目が集まっています。
 
 
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A18/A18 Proの量産開始か〜TSMCの改良型3nmプロセスでの製造数が大幅増

 
iPhone16シリーズ用A18と、iPhone16 Proシリーズ用A18 Proを製造するTSMCにおいて、改良型3nmプロセスである「N3E」での半導体製造数がウエハー換算で月産6万枚から月産10万枚に今後増加する見通しであることが明らかになりました。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone16シリーズ用A18とiPhone16 Proシリーズ用A18 Proは、TSMCの改良型3nmプロセス「N3E」で製造される。
2. Apple以外の各社も3nmプロセスでの半導体製造を委託することで、ウエハー換算で月産6万枚から月産10万枚に製造数が増加見込み。
3. N3Eの歩留まり率は80%以上に向上する見通しで、卸価格低下が期待できる。

A18とA18 Proの量産開始に伴う、製造数が大幅増予測
iPhone16シリーズ用A18とiPhone16 Proシリーズ用A18 Proは、いずれもN3Eで製造される見通しです。そのため、製造数の増加はA18とA18 Proの量産開始に伴うものと考えられます。
 
また、現在はN3Bで製造されているM3がN3Eに移行すれば、これらも製造数増加に寄与するでしょう。
 
Appleは3月末に新製品発表イベントを開催し、M3を搭載する新型iPad Proと新型MacBook Airを発表するのが確実視されています。
 
新型iPad Proの予想販売価格は以前の噂よりも安くなりましたが、M3の仕入れ価格低下もそれに寄与しているかもしれません。
 
N3Eでは歩留まり率も改善され、80%以上に向上するとのことですのでA17 Proのような大幅な値上げが生じることもなく、A18およびA18 ProをAppleは仕入れることが可能になると期待されます。
QualcommやMediaTekも3nmプロセスでの半導体製造を発注
N3Eではいよいよ、Apple以外のベンダーも半導体の製造委託を開始します。
 
Qualcommの次期ハイエンド・システム・オン・チップ(SoC)であるSnapdragon 8 Gen 4とMediaTekのハイエンドSoCであるDimensity 9400は、N3Eで製造されるとみられています。
 
また、NVIDIAのGPUの製造も開始されることから、各社からの新規発注もウエハー換算で月産10万枚の達成に繋がっているのでしょう。
 
TSMCの3nmプロセスでの半導体製造による売上高は、2024年の同社の年間売上高の14%〜16%に達すると予測されています。
 
 
Photo:Aaron Carpenter(@Aaron_Carpentr)/X
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iOS18がvisionOSのデザイン要素を採用か〜フローティングサイドバーなど

 
iOS18にはvisionOSのデザイン要素が導入されると、海外メディアが伝えています。一例として、設定アプリのサイドバーがvisionOSのフローティングサイドバーのようなデザインになるのではないかとの予想が伝えられています。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iOS18には、visionOSのデザイン要素の一部が導入される。
2. 設定アプリのサイドバーが、透明なフローティングサイドバーになるかもしれない。
3. iOS18は、過去最大級の変更が行われるとの噂がある。

過去最大級の変更が行われると噂のiOS18
AppleはiOSで導入したユーザーインターフェースをmacOSにも遅れて導入したり、アイコンのデザインなどは相互に影響を及ぼし合っています。
 
そのため、visionOSのデザイン要素の一部がiOS18に取り入れられたとしても特段驚くべきことではありません。
 

 
visionOSのデザイン要素が影響された実例としてtvOS17.2で導入された透明なフローティングサイドバー(下記画像)が挙げられており、これがiOS18およびiPadOS18にも採用されると海外メディアは述べています。
 

 
iOS18は過去最大とは言えないまでも最大級の変更が加えられるとの噂がありますので、ユーザーインターフェースとデザインの面でも一定の変更が加えられるのは確実でしょう。
 
 
Photo:The Verifier, Apple Hub/Facebook
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iPhone16 Ultraへの言及完全消滅〜シリーズのスペック予想に掲載なしで幻に

 
海外メディアやリーカーなどによる、iPhone16シリーズおよびiPhone16 Proシリーズに関するスペックの予想から、iPhone16 Ultraへの言及が完全に無くなっています。
 
こうした状況から、iPhone16 Ultraが追加機種として発売される可能性は低く、登場するとしてもiPhone16 Pro Maxのリネームに留まると予想されます。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone16シリーズおよびiPhone16 Proシリーズに関する最新情報から、iPhone16 Ultraへの言及が無くなっている。
2. iPhone16 Ultraは4眼カメラを搭載し、シリーズハイエンドモデルになると噂されていた。
3. デザインが確定しているだろうこの時期にリーク情報が全く無いということは、iPhone16 Ultra自体存在しないと筆者は予想。

著名記者がiPhone16 Ultraの存在を伝えたが
iPhone16 Ultraは、iPhone16シリーズおよびiPhone16 Proシリーズの新たなハイエンドモデルとして発売されるとBloombergのマーク・ガーマン記者が言及したことから注目されているものです。
 
しかし、iPhone16シリーズおよびiPhone16 Proシリーズに関するデザインやスペックに関する詳細情報が明らかになってくるにつれて、iPhone16 Ultraの情報は全く無くなりました。
 
iPhone16 Ultraは4眼ガメラを搭載するとの噂もありました。また、Ultraのサブネームを持つApple Watch Ultraには特徴的な機能としてアクションボタンが搭載されていますが、これはiPhone15 Proシリーズに搭載済みですので差別化の要素にならないでしょう。
最新の各種リーク情報に、iPhone16 Ultraの記載なし
時期的にそろそろ試作に向けてデザインは確定していると考えられ、CADレンダリング画像が流出していることもそれを伺わせます。
 
また、先日はバッテリー容量や形状に関するリーク情報も伝えられましたが、やはりこれにもiPhone16 Ultraの記載はありませんでした。
 
こうしたことから、iPhone16シリーズおよびiPhone16 Proシリーズ世代で新たなハイエンドモデルが追加される可能性は限りなく低いと、筆者は考えています。
 
 
Photo:Apple Hub/Facebook
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2023年国内携帯出荷、2007年以来で最低!iPhoneは12年不動のシェア1位

 
2023年1月〜12月における国内携帯電話端末の出荷台数の調査結果をMM総研が公表しました。2007年以来で初めて、出荷台数が3,000万台を割り過去最少となりました。理由として、端末の買い替え需要低下に加えて、総務省の規制による割引幅の縮小などが挙げられます。メーカー別では、iPhoneがシェアを54.7%に伸ばして12年連続の首位を獲得しています。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. 2023年の携帯電話出荷台数、2007年以来で過去最低だった。
2. メーカー別ではAppleのiPhoneが12年連続シェアトップ。
3. 端末販売の低迷は、総務省による割引規制も一因か。

 
2007年以来初の3,000万台割れで過去最少の出荷台数
MM総研によると、2023年1月〜12月における国内携帯電話端末の総出荷台数(スマートフォン+フィーチャーフォン)は2,801.3万台で、前年比16.9%の減少を記録しました。
 
この出荷台数は、日本でスマートフォンが登場した2007年以降で初の3,000万台割れとなり、過去最少となりました。
 
このうち、スマートフォンの出荷台数は2,628.6万台(同17.0%減)で、スマートフォンの比率は93.8%です。
 

 
5G対応スマートフォンの出荷台数は2,603.1万台で、スマートフォン出荷台数の99.0%(前年比4.0ポイント増)に達しています。
 
しかし、5Gの特徴である高速大容量通信を活かせる、ミリ波対応モデルの出荷台数は137.6万台で、出荷台数の比率では5.2%にすぎません。
 
iPhoneは2020年に発売されたiPhone12シリーズで5Gに対応しましたが、日本で販売されているiPhoneはすべてミリ波非対応であるほか、Androidスマートフォンでもミリ波対応モデルは一部の高価格端末に限定されているため、普及が進んでいないとMM総研は分析しています。
iPhoneはシェア伸ばし54.7%、12年連続トップ
メーカー別では、AppleのiPhoneがシェアトップの座を12年連続で獲得しました。
 
Appleの出荷台数は1438.9万台(前年比6.8%減)で、スマートフォンに占めるシェアは54.7%(同6ポイント増)でした。
 

 
iPhoneのシェア増加についてMM総研は、市場全体で買い替え需要が低迷したものの、ブランド力と底堅い人気に加えて、中国市場の需要が低迷する中で日本市場向け出荷を優先した結果、前年のiPhone14シリーズと比べてiPhone15シリーズの在庫が潤沢であったためではないか、と分析しています。
 
スマートフォン市場のシェア2位以下は、シャープ、Google、Samsung、ソニーの順で続いています。
2023年末のスマホ割引販売規制の影響、高価格端末が不人気に
2023年の総出荷台数が2007年以降で過去最低となった理由について、MM総研は以下のように分析しています。
 

端末の機能性・耐久性・品質向上による買い替え需要の低下
フィーチャーフォン利用者減によるスマートフォンへの特別販売施策の減少
端末割引施策の縮小

 
2023年12月27日には、電気通信事業法の省令改正によって、端末単体の割引販売が規制され、割引上限額が原則40,000円(税別)に設定されました。
 
この新規制により、販売の現場では高価格帯の端末が不人気となる懸念がささやかれている模様です。
 
MM総研は、今回の改正による影響が、ミリ波対応端末や高価格端末の普及に及ぼす影響を慎重に把握し、新たな議論が必要かもしれない、と提言しています。
 
 
Photo:MM総研
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EUのDMA施行を前にApp Store Connectに代替アプリストア追加可能に

 
Appleは現地時間2月8日、欧州連合(EU)の開発者がApp Store Connect(アプリのApp Storeへのアップロードや提出、管理を行うための開発者ツール)に、代替アプリマーケットプレイス(代替アプリストア)を追加できるようになったと発表しました。
 
また、代替アプリマーケットプレイスで提供される全てのアプリに必要な公証プロセスの申請受付も開始されています。マーケットプレイスで提供するアプリは、必ずAppleによる「公証(Notarization)」を受けなければなりません。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1.EU開発者、App Store Connectへマーケットプレイスを追加可能に。
2.マーケットプレイスで提供されるアプリは「公証」を受ける必要がある。
3.DMAへの準拠を目的としたAppleの新ビジネス規約に批判も。

App Store Connectにマーケットプレイスが追加可能に
Appleは、EUのデジタル市場法(DMA)への準拠を目的としたiOS、Safari、App Storeの変更を発表しており、3月以降に提供予定のiOS17.4以降で変更が適用される見通しです。それに先立ち今回、App Store Connectがアップデートされました。
 
なお、数日前にiOS/iPadOS17.4、watchOS10.4などの開発者向けベータ2が公開されています。
 
代替アプリマーケットプレイスは、App Storeの代替となるサードパーティーのアプリストアです。マーケットプレイスではiOSアプリを配布できるため、開発者はApp Store以外で自身のアプリを販売することも可能になります。
 
代替アプリマーケットプレイスや、それらのマーケットプレイスを通じて配布されるアプリは、マルウェア、不正行為や詐欺、違法有害コンテンツなどを防ぐためにAppleの承認プロセスを経る必要があります。
コア技術料など新しいビジネス規約に同意する必要あり
代替アプリマーケットプレイスを追加したり、公証を受けるためにアプリを提出したりするには、開発者はAppleの新しいビジネス規約に同意しなければなりません。
 
このビジネス規約には、マーケットプレイスは1インストールにつき0.5ユーロ(約80円)を、アプリは初回インストール件数が年間100万件を超えた場合に、1インストールごとに毎年、同料金を支払うことを義務付けるコア技術料に関する条件などが含まれます。
 
代替アプリマーケットプレイスをApp Store Connectに追加できるようになったことで、マーケットプレイス配信とアプリを設定し、TestFlightを使用して新機能のベータテストを行うことができるようになりました。TestFlightは、代替ブラウザエンジンを使用するアプリやサードパーティーの決済プロバイダを介した代替決済システムもサポートしています。
新規約に批判も
この新しいビジネス規約については、Epic Gamesのティム・スウィーニー最高経営責任者(CEO)や、Spotifyのダニエル・エックCEOが強く批判しています。
 
彼らは「大手アプリ開発者はほとんど恩恵を得られない」と主張していますが、筆者も同意見です。
 
AppleはEUでのアプリ配布におけるコストを予測する「料金計算ツール」を公開していますが、以前、筆者がこのツールで計算したところ、年間200万回のダウンロードで約320万円ものコア技術が必要だと予測されました。これは、無料アプリ開発者にとっては相当の痛手であるため、今後、さらに批判の声が挙がるのではないでしょうか。
デジタル市場法(DMA)の狙い
EUのDMAは、デジタル市場の競争力と公平さを確保することを目的としており、同法の規制対象として大手テック企業6社が提供する22のサービスが規制の対象となりました。ゲートキーパー(門番)と表現される規制対象の6社は、2024年3月までに(遅くとも3月6日までに)DMAの規定を遵守する必要があります。AppleについてはiOS、Safari、App Storeが規制対象となり、同社はDMAに準拠するための取り組みを進めてきました。
 
DMAの狙いは、規制対象となった大手企業の支配力を抑制して小規模事業者の参入を促すことであるため、同法の施行でデジタル市場への新規参入が期待されます。
 
しかし、批判されているAppleの新規約のように、ゲートキーパーにとって有利な条件を設定できるなど、何かしらの「抜け道」があるのではと個人的には思ってしまいます。同法が施行されて、どれほどの効果があるのかは少なくとも数年経たないと検証できないと思いますが、今後、デジタル市場の動向にさらなる注目が集まることでしょう。
 
 
Photo:Apple
(m7000) …

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iOS/iPadOS17.3.1やwatchOS10.3.1などをリリース

 
Appleが現地時間2024年2月8日、iOS17.3.1、iPadOS17.3.1、watchOS10.3.1、macOS Sonoma 14.3.1をリリースしました。
 
これらのアップデートの主な修正点は、タイプ入力中の不具合への対応です。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iOS17.3.1、iPadOS17.3.1、watchOS10.3.1、macOS Sonoma 14.3.1がリリースされた。
2. タイプ入力中にテキストが予期せず複製されたり重なって見えることがある問題される。
3. watchOS10.3.1には、Apple Watch用の改善とバグ修正が含まれている。

タイプ入力中の問題などバグを修正
iOS17.3.1、iPadOS17.3.1、macOS Sonoma 14.3.1のリリースノートには、このアップデートで下記の不具合が修正されると記されています。
 

タイプ入力中にテキストが予期せず複製されたり重なって見えることがある問題

 
また、watchOS10.3.1のリリースノートには、「このアップデートにはApple Watch用の改善とバグ修正が含まれます」と記されています。
 
本日リリースされたのはいずれも小規模なアップデートであり、機能追加などを含むアップデートはiOS17.4などで行われます。
 
iOS17.4など次のアップデートのベータテストが現在行われており、正式版は3月にリリースされる見通しです。
 
 
Photo:9TechEleven(@9techeleven)/X
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iPhone SE(第4世代)はiPhone16似のデザインに!?やはり年内に発表か

 
確実ではないながらも、iPhone SE(第4世代)のデザインは、最近出回っているiPhone16のものとするデザインに似たものになるとの情報が伝えられています。
 
投稿されたiPhone SE(第4世代)のイメージ画像は、iPhone16のものとするデザインのリアカメラを2眼から1眼に変更したものです。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone SE(第4世代)のリアカメラは、iPhone16や新型iPad Airに似ている。
2. リアカメラはiPhone16の2眼に対し、iPhone SE(第4世代)は1眼。
3. iPhone SE(第4世代)はDynamic Islandを採用、年内発売の可能性があると筆者は予想。

iPhone16に似たデザインで、年内発売もあるのでは?
投稿されたiPhone SE(第4世代)のイメージ画像では、iPhone16のリアカメラ部を1眼に変更したようなデザインを採用しています。
 
また、リアカメラ部はiPhone16だけではなく、新型iPad Airのものとするデザインにも似ています。
 

 
よって、iPhone16および新型iPad AirのものとするCADレンダリング画像が正しいものであれば、同じデザイン言語を採用するという点で今回投稿されたiPhone SE(第4世代)のイメージ画像にもある程度の信憑性があると言えるでしょう。
 
ただし、別のリーカーからは「LEDフラッシュの配置とマイクホールの位置は間違っている」との指摘がなされていますので、「こうした雰囲気のプロトタイプがあるのかもしれない」程度の期待に留めておいたほうが良さそうです。
 
また、それらのデザインとの関連性がありこの時期に報告されるということは、やはりiPhone SE(第4世代)は年内に発売されるのではないでしょうか。
Dynamic Islandを採用、外寸はiPhone XRと同程度
投稿されたiPhone SE(第4世代)のイメージ画像では、Dynamic Islandも搭載されています。
 
iPhone SE(第4世代)用有機EL(OLED)ディスプレイは中国BOEが製造すると噂されています。
 
BOEはiPhone15用OLEDディスプレイを量産していますので、Dynamic Islandを備えたiPhone SE(第4世代)用OLEDディスプレイを製造するのに支障はないでしょう。
 
なお、iPhone SE(第4世代)の外寸はiPhone XRと同程度になる見通しです。
 
その他、下記の特徴を備えると、筆者は予想しています。
 

Dynamic Islandを採用するのであれば生体認証はFace IDで、Touch ID内蔵電源ボタンではない可能性が濃厚
iPhone16と異なり、キャプチャボタンは非搭載
ベゼル幅が太め=ディスプレイの製造難易度が低く製造コストが安いかもしれない
バッテリー搭載スペースが大きく、駆動時間はiPhone16と同程度になるかもしれない
リアカメラの画素数は1,200万画素でイメージセンサーサイズがiPhone SE(第3世代)よりも大きくなるか、もしくはレンズが改良され明るくなるかもしれない

 
 
Photo:Majin Bu(@MajinBuOfficial)/X
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M3搭載14インチMacBook Proの整備済製品が海外で販売開始〜日本もまもなく

 
米国のAppleオンラインストアで、M3搭載14インチMacBook Proの整備済製品の販売が開始されました。
 
これまでの慣例通りであれば、日本でもまもなくM3搭載14インチMacBook Proの整備済製品の販売が開始されることが期待できます。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. M3搭載14インチMacBook Proの整備済製品の販売が、米国のAppleオンラインストアで開始された。
2. 日本のAppleオンラインストアでもまもなく販売が開始されると予想。
3. 新品価格から、約15%値引きされている。

新品価格からの割引率は約15%
米国のAppleオンラインストアで販売が開始された、M3搭載14インチMacBook Proの整備済製品の販売価格は、新品価格が1,599ドルの「8コアCPUと10コアGPUのApple M3、8GB RAM、512GB SSD」搭載モデルが240ドル割引された1,359ドルになっています。
 
同様に、新品価格が1,799ドルの「8コアCPUと10コアGPUのApple M3、8GB RAM、1TB SSD」搭載モデルでは270ドル割引された1,529ドルで販売されています。
 
これらから計算すると、新品価格からの割引率は約15%となっています。
日本での販売価格を独自試算
日本でのこれらのモデルの新品価格は、それぞれ税込248,800円と税込276,800円です。
 
日本のAppleオンラインストラでも整備済製品の販売が開始された場合、「8コアCPUと10コアGPUのApple M3、8GB RAM、512GB SSD」搭載モデルは税込211,800円、「8コアCPUと10コアGPUのApple M3、8GB RAM、1TB SSD」搭載モデルは税込235,800円になると予想されます。
 
 
Photo:Apple
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ティム・クックCEO、Apple MusicハーフタイムショーのCM動画に登場

 
Appleは現地時間2月7日、Apple Music公式YouTubeチャンネルで、R&Bシンガーでソングライターのアッシャーが出演する予定の「第58回Apple Musicスーパーボウル・ハーフタイムショー」を宣伝するCM動画を公開しました。
 
2月11日に開催されるハーフタイムショーのヘッドライナーを務めるアッシャーのパフォーマンスは、米ラスベガスのアレジアント・スタジアムで披露される予定です。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1.Apple MusicハーフタイムショーのCM動画にティム・クックCEOが登場。
2.第58回ハーフタイムショーでは、アッシャーがヘッドライナーを務める。
3.Apple Musicでアッシャーがキュレーションした限定プレイリストが公開。

CMには、ティム・クックCEOが登場
今回のCM動画では、ラスベガスにいるリュダクリス、リル・ジョン、タラジ・P・ヘンソンが、Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)とFaceTimeで話しているというシーンから始まります。3人がクックCEOにアッシャーがいなくなったことを伝えると、クックCEOは彼の居場所を突き止めると告げ、「アッシャーはどこに?」という文言の後に「Apple Musicで近日公開」と表示されて動画は終わります。
 
なお、2月8日午前10時(太平洋時間)には、今年のハーフタイムショーの公式記者会見がApple Musicで配信され、アッシャーがインタビューに応じる予定です。この様子は、Apple Musicでライブ配信およびオンデマンド、TikTok、YouTube、Facebook、Xでも視聴できます。
 
Apple Musicは昨年の第57回スーパーボウルからハーフタイムショーの新しいスポンサーとなり、同年のヘッドライナーはリアーナが務めました。この時のリアーナのハーフタイムショーは、第75回エミー賞で5つのノミネートを獲得しています。
 

Apple Musicで限定プレイリストが公開中

 
Apple Musicではハーフタイムショーを前に、アッシャーが自らキュレーションした限定プレイリスト「Halftime Showへの道」が公開されています。このプレイリストには彼自身の曲だけではなく、CMにも登場したリュダクリス、リル・ジョンの楽曲や、歴代の出演者やコラボレーターの曲も収録されています。
 
今年のスーパーボウル開催地であるラスベガスに偶然にも筆者は20年ほど前に留学していましたが、当時はアッシャーの楽曲がどこででも流れていた記憶があり、いつの間にか彼の楽曲が好きになっていました。
 
このプレイリストには、ジェイ・Z、エミネム、アウトキャスト、アリシア・キーズなどアッシャーと同年代のアーティストの曲も含まれており、特にアッシャー全盛期に青春時代を過ごしてきた方々にとっては懐かしいと思う楽曲やアーティストが多いと思います。
 
「Halftime Showへの道」へは、Apple Musicの「検索」の「カテゴリ検索」よりアクセス可能です。
 

 
Apple Musicカテゴリ:Apple現在の価格:無料
※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
 
 
Photo:Apple
(m7000) …

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Google Pixel Fold 2の実機画像流出〜予想通りカメラアイランド大変更

 
Google Pixel Fold 2のものとする実機画像が報告されました。Google Pixel Fold 2のデザインは、筆者が昨日予想した通り全く新しいリアカメラアイランドを備えています。
 
やはり、Google Pixelスマートフォンにおける新デザインの採用は、Google Pixel Foldシリーズから始まるのかもしれません。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Google Pixel Fold 2のものとする実機画像が流出した。
2. Google Pixel Fold 2は4眼リアカメラを搭載、カメラアイランドのデザインが大きく変更されている。
3. フロントカメラはパンチホールに、ディスプレイの大きさとアスペクト比も変更される模様。

Google Pixel Fold 2のリアカメラは4眼に?
Google Pixel Fold 2の実機画像を掲載したのはAndroid Authorityで、Google Pixel Foldでは長方形だったリアカメラアイランド(下記画像参照)が、Google Pixel Fold 2では正方形に近い形状へと変化しています。
 

 
Google Pixel Fold 2でリアカメラアイランドの形状が変更される理由として、4つ目のカメラを搭載することが挙げられています。
 
このカメラは遠赤外線カメラか、もしくはLiDARスキャナの改良版のようなものになる可能性があります。
フロントカメラとディスプレイも改良
Google Pixel Foldのフロントカメラはベゼル部に搭載されていますが、Google Pixel Fold 2ではピンホール型カメラとしてディスプレイ内に搭載されるとみられています。
 
また、カバーディスプレイの大きさやメインディスプレイのアスペクト比が変更されることも考えられます。
 
 
Photo:Android Authority
(FT729) …

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驚愕!Vision Proディスプレイ、iPhoneの50倍の超高密度

 
デバイス分解で知られるiFixitがAppleの複合現実(MR)ヘッドセットVision Proの分解を試みたところ、同機のマイクロOLEDディスプレイの画素密度は非常に高く、3,386 ppiであることが判明したとのことです。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iFixitがAppleの複合現実ヘッドセットVision Proの分解を試みた。
2. 同機のマイクロOLEDディスプレイの画素密度は非常に高く、3,386 ppiであることが判明。
3. その密度はiPhoneの50倍だという。

iPhoneのピクセル1個に50個がフィット!
Apple Vision Proの画素密度、3,386 ppiという数字は、どれくらいすごいのかわかりにくいですが、iPhone15 Pro Maxと比べるとそのすごさがよくわかります。
 
iPhone15 Pro Maxは1,290 x 2,796ピクセルで、画素密度は460 ppiとなっていますが、Vision Proのピクセルそれよりもはるかに小さく、左右2枚のディスプレイに2,300万個が詰まっており、iPhoneのピクセル1個に50個がフィットする計算になるとのことです。
 

 
Vision ProのマイクロOLEDディスプレイは、元々ソニー製のものが採用されるといわれていましたが、TrendForceによれば、最終的には中国のSeeyaとBOEがサプライヤーとして選ばれたとのことです。
Vision Proの部品価格はいくら?
IT之家によれば、Apple Vision Proのハードウェア製造コストはおおよそ1,700ドル(約25万円)であるとのことで、その販売価格3,499ドルのほぼ半分を占めています。
 
Vision Proサプライチェーンの中で最も大きなシェアを獲得しているのは、放熱部品モジュールとヘッドバンド、アイマスクとノーズピースなどを独占供給する広東省のLingyi iTechで、1台あたり約250~300ドルに達するといわれています。
 
 
Photo:iFixit/YouTube
(lexi) …

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iOS17.4で恥ずかしい3Dエフェクトを回避!

 
iOS17、iPadOS17およびmacOS Sonomaで、ビデオ会議の3Dエフェクトが新たに導入されましたが、同機能がデフォルトでオンになっていることに気づかずにオンラインセッションに参加してしまい、恥をかいた事例が報告されていました。AppleはiOS17.4/iPadOS17.4と同時に、この3DエフェクトをデフォルトでオフにできるAPIをサードパーティー会議アプリ向けに公開する見込みであることが明らかになりました。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iOS17、iPadOS17およびmacOS Sonomaでビデオ会議の3Dエフェクトが新たに導入された。
2. 同機能がデフォルトでオンになっていることに気づかずにセッションに参加する人が続出。
3. Appleはアプリが3DエフェクトをデフォルトでオフにできるAPIを公開する見込みだという。

FaceTimeアプリやその他のビデオ会議アプリで自動でオンに
iOS17で3Dエフェクトという新機能が追加されたことを知らずに、オンラインのセラピーセッションに参加した人が、自身のトラウマ体験を語っているときに、オーガナイザーから大丈夫か尋ねられたため、問題ないことを意味するジェスチャー「両手でグーサイン」を出したところ、背後に大きな花火が打ち上がり、その場が凍りついたとの報告がありました。
 
3Dエフェクトのジェスチャーの種類は以下のとおりとなっています。
 

機能はデフォルトでオフに変更可能に
iOS17.4/iPadOS17.4の正式版の公開と同時に、サードパーティー会議アプリがビデオ会議の3Dエフェクト機能をデフォルトでオフにすることができる新たなAPIがリリースされる、とMacRumorsが報じています。このAPIはiOS17.4/iPadOS17.4では使用可能であることが判明しているものの、macOS 14.4でも使用できるか確認は取れていないそうです。
 
3Dエフェクト機能自体をオフにすること自体は難しいわけではありませんが、機能の存在を知らずにiOS17にアップデートし、大切なビデオ会議に出席してしまうことが問題とされています。
 
 
Photo:Apple (1), (2)
(lexi) …

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iPhone16/16 Proシリーズのバッテリー容量判明か〜予想スペック表更新

 
iPhone16シリーズおよびiPhone16 Pro Maxのバッテリー容量に関する予想が投稿されました。
 
iPhone16 Proのバッテリー容量は既に、外観写真とするものと共に報告されていました。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone16シリーズおよびiPhone16 Pro Maxのバッテリー容量に関する予想が投稿された。
2. 既に報告されていたiPhone16 Proのバッテリー容量と合わせ、全モデルの容量が判明した。
3. iPhone16 Pro Maxのバッテリー形状はL字型ではなくなると、リーカーが述べている。

iPhone16/16 Proシリーズの最新予想スペック表
今回新たに報告されたのは、iPhone16シリーズおよびiPhone16 Pro Maxのバッテリー容量です。
 
下記予想スペック表の緑字は、筆者の独自予想です。
 

モデル名
iPhone16
iPhone16Plus
iPhone16Pro
iPhone16Pro Max

コードネーム
D47
D48
D93
D94

識別子
iPhone16,4
iPhone16,5
iPhone17,1
iPhone17,2

SoC

A18

A18 Pro

RAM

8GB

ディスプレイサイズ
6.1インチ
6.7インチ
6.3インチ
6.9インチ

アスペクト比

19.5:9

19.6:9

ディスプレイ周囲のデザイン

狭額ベゼル

リフレッシュレート

60Hz

1-120Hz、ProMotion

高さ
146.7mm
160.0mm
149.6mm
163.0mm


70.70mm
76.90mm
71.45mm
77.58mm

厚さ

7.80mm

8.25mm

重さ


194グラム
225グラム

リアカメラ(広角)

4,800万画素

リアカメラ(超広角)

1,200万画素

4,800万画素

リアカメラ(望遠)

1,200万画素光学5倍

LiDAR

搭載

5Gモデム

Snapdragon X70

Snapdragon X755G Advanced対応

Wi-Fi

Wi-Fi 6E

Wi-Fi 7

バッテリー容量
3,561mAh
4,006mAh
3,355mAh
4,676mAh

 
今回新情報を報告したのは、リーカーのMajin Bu氏です。
 
iPhone16 PlusのみiPhone15 Plus(バッテリー容量:4,383mAh)と比べて容量が減少していますが、Majin Bu氏は「入手した噂ではこの容量」と述べていますので、確実ではありません。
 
また、リークされたiPhone16 Proのバッテリー形状はL字型だったのに対し、iPhone16 Pro MaxのバッテリーはL字型ではないと同氏は述べています。
 

pic.twitter.com/2TLTN0Pg2i
— Majin Bu (@MajinBuOfficial) February 7, 2024

 
 
Photo:Apple Hub/X
(FT729) …

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iPad Foldに加え2種類のiPhone Flipが開発中〜2026年発売!?

 
Appleは、縦に折りたたむタイプのiPhone(仮称:iPhone Flip)を開発しており、早ければ2026年に発売する可能性があるとの予想が伝えられました。
 
Appleは折りたたみiPad(仮称:iPad Fold)を開発していると噂されており、こちらは横に折りたたむタイプになると思われますので、合計3種類の折りたたみモバイルデバイスが開発されていることになります。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleは縦に折りたたむタイプのiPhoneを開発中で、2種類のプロトタイプが存在している。
2. 折りたたみiPhoneの開発は2020年に中断され、最近になって再開された模様。
3. 折りたたみiPadと合わせ、Appleは3種類の折りたたみモバイルデバイスを開発している可能性が高い。

折りたたみiPhoneの開発経緯と現況
今回の予想を伝えたThe Informationによれば、iPhone Flipの開発はまだ始まったばかりで、発売時期は早くても2026年とのことです。
 
iPhone Flipに関する情報を整理すると、下記のようになります。
 

開発中のプロトタイプは2種類あり、いずれも縦に折りたたむタイプ
折りたたんだ際にディスプレイが外側になるようなデザインを検討したが、耐久性の問題から断念した
折りたたんだ際の厚さがストレートタイプのiPhone(例えばiPhone15)と同程度に収まるように開発を進めていたが、バッテリー容量とディスプレイの問題から断念した
折りたたみiPhoneの開発は、2020年に一度中断された
現在の開発の主眼は、折りたたんだ際のディスプレイの折り目の解消に向けられている
折り目を解消するために、それが可能なヒンジの設計を検討している

 
これまでの開発経緯を考えると、Appleはかなり意欲的な製品の開発を検討していたようです。
 
現在開発中のiPhone Flipは、折りたたんだ際にディスプレイが内側になるGalaxy Z Flipと同じようなデザインを採用していると思われます。
 
その上でプロトタイプが2種類あるということは、メインディスプレイおよびカバーディスプレイのサイズが異なるか、搭載するカメラの数が異なるのかもしれません。
 
Appleは折りたたみディスプレイの折り目を目立たなくするための特許を出願していますので、そうした新技術の導入を検討していると考えられます。
 
 
Photo:Apple Hub/Facebook
(FT729) …

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Apple Vision Proは5月に中国で発売へ?商標問題はどうなる

 
Appleの複合現実(MR)ヘッドセットVision Proが、5月にも中国で発売に至る可能性が浮上しました。Vision Proは現在のところ米国のみでの販売となっていますが、今年中に販売地域が拡大するといわれています。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. AppleのMRヘッドセットVision Proが、5月にも中国で発売に至る可能性が浮上した。
2. 中国でのVision Proを発売するにはAppleは商標問題を解決しなければならない。
3. Vision Proの日本での発売時期はおそらく来年になると予想されている。

中国での発売は一筋縄ではいかない?
Appleのサプライチェーン情報についてこれまでに幾度も報じてきたIT之家によれば、Apple Vision Proは中国で早ければ4月、遅くとも5月に発売に至るとのことです。
 
しかしながら、中国でのVision Pro販売開始は一筋縄ではいかないと言われています。というのも、「Vision Pro」の商標がすでにライバル企業Huaweiによって同国内で取得されているためです。
 
Huaweiの「Vision Pro」商標は、2019年5月に取得されたものですが、使用権は2021年11月末〜2031年11月末までの最長10年間となっています。同商標は国際分類9に属しており、ヘッドマウント・バーチャルリアリティ機器、無線機器などをカバーしているため、Appleが中国でVision Proの名前を使用すると、商標侵害にあたる可能性があります。
 
Appleはこういった場合、通常他の企業と合意に達することを目指すとされていますが、相手がHuaweiとなると、どうなるかは予想はつきにくいと言えます。
日本での発売は来年?
Apple Vision Proの日本での発売時期はおそらく来年になると予想されています。
 
今年中に発売が実現する国として、現在のところカナダと英国がリストアップされていますが、やがてはフランス、ドイツ、オーストラリア、香港、韓国でも販売が行われるとみられています。
 
 
Photo:Apple
(lexi) …

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Apple、「不気味」と酷評されたVision Proのペルソナを修正開始

 
Appleは、現地時間2月6日にリリースしたvisionOS1.1の開発者向けベータで、Apple Vision Proでビデオ通話中に相手の顔を表示する「ペルソナ」を修正しています。同機能は、発売前にVision Proをレビューしたジャーナリストから「不気味」と酷評されていました。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Apple Vision Pro装着中、相手に表情を見せるペルソナ機能。
2. 画像が不鮮明でジャーナリストに「不気味」と酷評されていた。
3. visionOS1.1ベータで、同機能の改善が開始されている。

 
ビデオ通話中に相手に自分の顔が見える「ペルソナ」機能
Apple Vision Proの「ペルソナ」は、Vision Proを装着してFaceTimeビデオ通話をする際、Vision Proを装着していない状態の表情を相手に見せられる機能です。Appleは、同機能を「ベータ」と位置付けています。
 

 
テクノロジーメディアThe Vergeの編集長ニレイ・パテル氏は、Apple Vision Proの発売前レビューで、ペルソナ機能を実際に試した印象として「非常に奇妙でとても不気味」とコメントし、ストレスなく使うにはまだ時間がかかりそう、と辛口の評価を寄せていました。
 

 
以前よりも詳細で人間的に
Appleは、現地時間2月6日にリリースしたvisionOS1.1の最初の開発者向けベータで、ペルソナの改善を開始している、と米メディアMacRumorsが報じています。
 
visionOS1.1のベータをインストールすると、「最新の外観にアップデートするため」として顔のキャプチャをやり直すよう求められ、生成されたペルソナは以前よりも詳細で、人間的になっているようです。
 
なお、visionOS1.1ベータでも、ペルソナ機能はベータとされています。
「大幅に改善された」との評価
テクノロジー系YouTuberのSnazzy氏(@SnazzyLabs)は、「私だけかもしれないが」と前置きしつつ、visionOS1.1ベータでペルソナ機能が大幅に改善された、と評価しています。
 
同氏は「まだ不気味で奇妙な感じがする?ああ、でも私はもうスターリンのようには見えないよ」と、同機能が発展途上であることを認めつつ、新たなペルソナのスクリーンショットを投稿しています。
 

 

So, maybe it's just me, but I feel like the visionOS 1.1 beta vastly improves the Persona feature.
Is it still uncanny and creepy? Yeah, but I don't look like Stalin anymore. pic.twitter.com/uYGUugHFSl
— Snazzy Labs (@SnazzyLabs) February 6, 2024

 
visionOS1.1は「恐ろしく不安定」
ちなみに同氏は、visionOS1.1は恐ろしく不安定で、USBポートがないのでダウングレードもできないので、インストールしない方が良いとも呼びかけています。
 

PSA do not update to the Apple Vision Pro 1.1 developer beta no matter how much you may be tempted. It is horribly unstable and because this genius product has no USB port, you're unable to downgrade without going to the Apple Store.
— Snazzy Labs (@SnazzyLabs) February 7, 2024

 
 
Photo:Apple, SnazzyLabs/X …

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Google Pixel Fold 2が新デザインを主導しTensor G4搭載!?

 
Google Pixel Foldの後継モデルとなるGoogle Pixel Fold 2は、16GB RAMとTensor G4の組み合わせでテストされている模様です。
 
Google Pixel 9とGoogle Pixel 9 Proのリアカメラ周りのデザインは、Google Pixel Foldと似通ったものになる見通しです。Google Pixelシリーズ(スマートフォン)の新デザインは、Google Pixel Foldシリーズから導入されていくのかもしれません。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Google Pixel Fold 2のプロトタイプを用いた開発テストが行われている。
2. Google Pixel Fold 2には、Tensor G4が搭載されている。
3. Google Pixel Fold 2も、初代のように新しいデザイン要素を採用するかもしれない。

過去最大となる16GB RAMと組み合わせ
Google Pixel Fold 2(コードネーム:comet)の開発テストは当初、Tensor G3(コードネーム:zuma)を搭載して行われていましたが、現在はTensor G4(コードネーム:zumapro)に変更して行われているとAndroid Authorityが述べています。
 
Google Pixel Fold 2は、Tensor G4と16GB LPDDR5 RAM、256GBのUFS 4.0ストレージの組み合わせでテストが行われており、この仕様のまま登場すればRAM容量はGoogle Pixelスマートフォンとしてこれまでで最大となります。
何らかの新しいデザイン要素を採用することを期待
リークされたGoogle Pixel 9およびGoogle Pixel 9 Proのレンダリング画像から、両モデルのリアカメラバーのデザインは、Google Pixel Foldと似たアイランド状のデザインになるとみられています。
 
そのため、Google Pixel Fold 2にも何らかの新しいデザイン要素が取り入れられることが考えられます。
 
また、Google Pixel 9シリーズが採用するフラットな筐体デザインを、Google Pixel Fold 2も採用するのかもしれません。
 
 
Photo:Miror Pro/YouTube
(FT729) …

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Apple、AliveCorとの心臓モニタリング技術をめぐる独占禁止法訴訟に勝利

 
Apple Watchの心臓モニタリング技術をめぐるAliveCorとの法廷闘争で、Appleが勝利を収めたことが明らかとなりました。AliveCorは、Appleが心拍数アルゴリズムに変更を加えたことで、サードパーティーのアクセスを制限しており、これは反競争的な動きだと主張していました。
 
しかし、米連邦地方裁判所の判事は、Appleは裁判でこの訴訟に向き合う必要はないと述べ、同社に全面的に有利な判決を下しています。AliveCorは、控訴する予定だということです。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1.Apple Watchのアルゴリズム変更におけるAliveCorとの法廷紛争でApple勝利。
2.Appleは、watchOS 5において新しいアルゴリズムを採用していた。
3.AliveCorは新しいアルゴリズムへの変更を反競争的な動きだと主張していた。

Appleが勝利を収める
Appleの広報担当者は、9to5Macへの声明の中で次のように述べています。
 

Appleでは、健康、ウェルネス、救命機能によってユーザーを支援する製品やサービスを生み出すため、チームは常に革新に取り組んでいます。AliveCorの訴訟は、消費者と開発者が信頼するApple Watchの重要な機能を向上させるAppleの能力に異議を唱えたものであり、本日の結果は、それが反競争的なものではないことを裏付けるものです。私たちは裁判所が本件を慎重に検討してくれたことに感謝するとともに、私たちが顧客のために進めているイノベーションを実利のない主張から守り続けます。
 
この訴訟は、watchOS 5における心拍数データを収集するアルゴリズムのアップグレードに関するもので、Appleは「Heart Rate Path Optimizerアルゴリズム(HRPO)」から、「Heart Rate Neural Networkアルゴリズム(HRNN)」にアップグレードしています。AliveCorは、これらの変更により自社のwatchOSアプリで利用できる不整脈を警告する「SmartRhythm」が機能しなくなったと主張し、Appleに開発者が利用できるオリジナルのアルゴリズム(HRPO)を残すよう求めていました。
 
これに対しAppleは、新しいアルゴリズム(HRNN)がより正確であるとし、この要求を拒否したために訴訟に発展しています。
 
ジェフリー・ホワイト連邦地裁判事は、今回の訴訟でAppleに有利な略式判決を下しました。判決の詳細は守秘義務のため非公開ですが、Appleによるとパブリックバージョンが数週間以内に入手可能になるということです。
機能改善のためのアルゴリズムは当然のことでは?
Appleが行ったアルゴリズムの変更はApple Watchの機能を改善するためのものであり、決して競合他社を排除するものではないことは素人が見ても明らかです。Apple Watchのような電子機器は常に進化し続けるものであり、その進化に応じて使用するアルゴリズムが変更される事は当然のことでしょう。
 
ちなみに、AliveCorのApple Watch用の「Kardia Band」は、米国食品医薬品局(FDA)に認可されています。Kardia Bandと組み合わせて使えるSmartRhythmという機能を用いることで、活動レベルに見合わない形で脈が正常値からはみ出した場合、アルゴリズムがユーザーに対して警告を表示することができるようになります。
 
今回の訴訟では、このアルゴリズムの変更が焦点となっていましたが、最終的にAppleの主張が認められることとなりました。
Masimoとの特許紛争ではApple Watch Series 9などが販売停止に
なお、Apple Watchの心電図(ECG)技術に関するAppleとAliveCorの特許訴訟については現在も続いています。
 
AliveCorの特許紛争では、Apple Watchの販売停止に至っていませんが、血中酸素飽和度測定センサー関連の多数の特許を有する医療機器メーカーMasimoとの特許紛争では、Appleは米国のオンラインストアにおいてApple Watch Series 9およびApple Watch Ultra 2の販売を停止しています。ちなみに、AliveCorはこの販売停止措置を賞賛していました。
 
その後、一時的に販売が復活するも、今年1月には米国では再度、販売停止となっています。この紛争を回避するためAppleは2024年1月18日より、米国において血中酸素ウェルネスを無効化したApple Watch Ultra 2とApple Watch Series 9を発売しています。
 
 
Photo:Apple
(m7000) …

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Galaxy Z Fold6がデザイン刷新〜Fold6 SEはFold5のリネームか

 
Galaxy Z Fold6は、デザインが刷新されるとの予想が伝えられています。
 
Galaxy Z Fold6が全く新しいデザインを採用するのであれば、同時発表が噂されるGalaxy Z Fold6 SEはGalaxy Z Fold5の筐体を活用したモデルになるかもしれません。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Galaxy Z Fold6は、全く新しいデザインを採用する。
2. Galaxy Z Fold6はディスプレイのアスペクト比も変更、Google Pixel Foldのように横幅が広くなる。
3. Galaxy Z Fold6 FEと噂される廉価モデルは、iPhone SE(第2世代)と同じ開発手法を用いてGalaxy Z Fold5の筐体を活用したモデルになるかもしれない。

Galaxy Z Fold5のカメラをダウングレードしてZ Fold6 FEに!?
Samsungが出願したデザイン特許から、Galaxy Z Fold6(下記画像右側)はアスペクト比を変更し、Google Pixel Foldのように横幅が広いディスプレイを搭載する可能性が伝えられています。
 

 
その場合、SamsungはGalaxy Z Fold5の筐体を活用し、カメラをダウングレードしたデバイスをGalaxy Z Fold6 FEとして発売することが考えられます。
 

 
この方法はAppleがiPhone SE(第2世代)の開発で用いた手法であり、新たな開発予算をかける必要がないため販売価格を抑えることができると予想されます。
 

 
Galaxy Z Fold6 FEの販売価格をGalaxy Z Fold5よりも大幅に安くすることができれば、低迷する中国市場でのシェア回復と、折りたたみスマートフォンの普及が実現されるかもしれません。
3種類の折りたたみスマートフォンを開発中
Samsungは現在、コードネームがQ6、B6、Q6Aの3種類の折りたたみスマートフォンを開発しているとみられています。
 
このうち、Q6はGalaxy Z Fold6、B6がGalaxy Z Flip6で、Q6AがGalaxy Z Fold6 FEと思われます。
 
コードネームに「A」がつくことから、Galaxy Z Fold6の廉価モデルの名称はGalaxy Z Fold6 FEではなく、以前噂にのぼったGalaxy A Foldになる可能性もありそうです。
 
 
Photo:Wccftech, Miror Pro/YouTube, Pigtou, xleaks7 (David Kowalski)(@xleaks7)/X
(FT729) …

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iOS/iPadOS17.4、watchOS10.4などの開発者向けベータ2が公開

 
Appleが現地時間2024年2月6日、iOS17.4、iPadOS17.4、watchOS10.4、macOS Sonoma 14.4、tvOS17.4、HomePodソフトウェアバージョン17.4の開発者向けベータ4を公開しました。
 
Appleはまた、visionOS1.1の開発者向けベータ2も公開しています。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iOS17.4、iPadOS17.4、watchOS10.4、macOS Sonoma 14.4、tvOS17.4、HomePodソフトウェアバージョン17.4のベータ2が公開された。
2. visionOS1.1の開発者向けベータ1も公開されている。
3. 古いMac向けの、macOS MontereyとVenturaのリリースキャンディデートも公開された。

ビルド番号を確認〜iOS17.3.1を近日公開と噂
Appleは現地時間2024年1月25日に、iOS17.4とiPadOS17.4、tvOS17.4の開発者向けベータ1を公開していました。
 
今回公開された、開発者向けベータ2のビルド番号は下記の通りです。
 

iOS17.4開発者向けベータ2:21E5195e
iPadOS17.4開発者向けベータ2:21E5195e
watchOS10.4開発者向けベータ2:21T5196d
macOS Sonoma 14.4開発者向けベータ2:23E5191e
tvOS17.2開発者向けベータ2:21L5206f
HomePodソフトウェアバージョン17.2開発者向けベータ2:21L5206f
visionOS1.1開発者向けベータ1:21O5181e

 
iOS17.4では、欧州においてサイドローディングへの対応が行われる見通しです。また、次世代CarPlayの痕跡が見つかっていました。
 
AppleはiOS17.4の正式版を公開する前に、iOS17.3.1を公開するとの噂があります。
macOS MontereyとVenturaのリリースキャンディデートも公開
macOS Sonomaにアップデート出来ないMacを対象とする、macOS Ventura 13.6.5とmacOS Monterey 12.7.4のリリースキャンディデート(RC)も公開されています。
 

macOS Ventura 13.6.5 RC2:22G610
macOS Monterey 12.7.4 RC2:21H1111

 
 
Photo:Apple
(FT729) …

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iPhone16/16 Proのキャプチャボタンにシャッター半押しでピント合わせ搭載

 
iPhone16シリーズおよびiPhone16 Proの右側面に搭載されるキャプチャボタンには、軽く押した際にデジタル一眼レフカメラのようなシャッター半押しでのピント合わせ動作が可能になると、リーカーが述べています。
 
本機能の搭載により、iPhone16シリーズおよびiPhone16 Proはより本格的な撮影に対応する模様です。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone16シリーズおよびiPhone16 Proのキャプチャボタンは、「軽く押す」「強く押す」の操作に対応。
2. 「軽く押す」では、デジタル一眼レフカメラのシャッターボタン半押しのような動作に対応し、露出とピントを確定させることができる。
3. キャプチャボタンが本体右側面に配置されることにより、米国モデルでは5Gミリ波アンテナの位置が移動すると予想される。

キャプチャボタンは、半押し動作に対応
iPhone16シリーズおよびiPhone16 Proの右側面に搭載されるキャプチャボタンに半押し動作が追加されることで、ユーザーは軽く押した状態でピントや露出を確定させ、その後、強く押して撮影(シャッターをきった状態に)できることになるようです。
 
この機能が搭載されることで、ユーザーは現行モデルと比べてより意図した写真撮影が可能になると考えられます。
キャプチャボタンの大きさは電源ボタンと同程度
iPhone16のものとするCADレンダリング画像で、本体右側面に搭載されたキャプチャボタン(右側面下段)が確認できます。
 
この画像から、キャプチャボタンは電源ボタン(右側面上段)と同じ大きさであることがわかります。
 

 
iPhone15の米国モデルでは、キャプチャボタンの位置に5Gミリ波アンテナが搭載されています。
 
左側面にはSIMトレーがあることから、iPhone16の米国モデルでは5Gミリ波アンテナがどこに配置されるのか、今後明らかになるでしょう。
 
 
Source:Majin Bu(@MajinBuOfficial)/X, Sûjåñ Tharu(@SujanTharu66)/X
(FT729) …

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「ながらVR」運転、法律で規制すべきか

 
Appleの複合現実(MR)ヘッドセットVision Proは、2日に米国で発売に至ってからというものユーザーが屋外でデバイスを使用する事例が多数報告されていますが、中には危険を伴うものも存在します。TeslaのCybertruckをVision Proを装着したまま運転するユーザーの姿がカメラに捉えられており、物議を醸しています。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. AppleのMRヘッドセットVision Proが屋外で使用される事例が多数報告されている。
2. TeslaのCybertruckをVision Proを装着したまま運転するユーザーの姿が捉えられている。
3. 日本では、運転中にスマホや携帯電話で通話する「ながらスマホ」に対する罰則が厳格化されている。

米運輸長官が「危ない」とポスト
Apple Vision Proを装着したままTeslaのCybertruckを運転するユーザーの動画をジョー・バイデン政権で運輸長官を務めるピート・ブティジェッジ氏がリポストしており、「先進運転支援システムを使用していても、人間のドライバーが常に運転を制御し、そのタスクに関与しなければならない」とコメントしていますが、ユーザーの返信でCybertruckでは先進運転支援システムは今のところ使用できないことが指摘されています。
 

Reminder—ALL advanced driver assistance systems available today require the human driver to be in control and fully engaged in the driving task at all times. pic.twitter.com/OpPy36mOgC
— Secretary Pete Buttigieg (@SecretaryPete) February 5, 2024

 
すなわち、カメラに捉えられたこのユーザーは、Vision Proで手のジェスチャーを使用しながら、普通の自動車を運転していたことになります。
ながらスマホと同じ扱いになる?
Apple Vision Proの法律上の位置づけは、やはりスマホと同等になるのでしょうか。日本では令和元年12月1日から運転中にスマホや携帯電話で通話したり、画面を見たり操作する「ながらスマホ」に対する罰則が厳しくなっています。
 
Vision Proを装着したままスケボーでニューヨークを走り回るユーザーの動画もすでに上がっていますが、今後同様のデバイスがさらに普及したとき、新たに法整備が行われていくのではないでしょうか。
 
 
Photo:@SecretaryPete/X
(lexi) …

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バレンタインデー限定!Apple Watchで健康な愛を育もう

 
Appleは2月14日(金)、バレンタインデーのApple Watchアクティビティチャレンジを開催することが明らかになりました。30分間の「エクササイズ」リングを完成させると、特別なバッジがもらえるようになっています。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleは2月14日、バレンタインデーのApple Watchアクティビティチャレンジを開催する。
2. 30分間の「エクササイズ」リングを完成させると、特別なバッジがもらえる。
3. Apple Watch以外でも、App Store、Apple TVなどで「心臓月間」の特別なコンテンツが提供。

「心臓月間」の催しのひとつ
Apple Watchのバレンタインデーのアクティビティチャレンジは、Appleの「心臓月間(Heart Month)」の催しのひとつです。Apple Watch以外でも、App Store、Apple TV、ポッドキャストなどで特別なコンテンツが提供されています。
 
規定のアクティビティをクリアすると、特別なバレンタインデーバッジがもらえます。
 

 

Apple Watchは心臓の健康にフォーカス
Appleは米国心臓協会や病院の研究者と共に、Apple Watchで記録されたワークアウトと心臓血管の健康の関係性を探る共同研究も行っており、男女、年齢を問わず、心臓血管の健康レベルが平均以上の人は週平均200分以上、心臓血管の健康レベルが高い人は週平均300分以上のアクティビティを行っていたことがわかっているそうです。
 
「心臓の健康を保つには、総合的なアプローチが必要です。Apple Watchの第1世代から、心拍数に加えてアクティビティやワークアウトのアプリを搭載し、これに取り組んできました」と、Appleの最高執行責任者(COO)を務めるジェフ・ウィリアムズ氏は述べています。
 
同氏は過去に英メディアの取材で、いかに心臓の健康管理がApple Watchの中核機能になっていったかを語っています。
 
Apple Watchは予防的ヘルスケアだけではなく、病院で見落とされていた肺血栓の発見に貢献するなど、対症療法的なアプローチでも効力を存分に発揮することでも知られています。
 
 
Photo:Apple, MacRumors
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ベータ機能追加!Vision Proでパスコード忘れ解消

 
Appleの複合現実(MR)ヘッドセットVision Proでは、虹彩認識「Optic ID」が新たに導入されていますが、それでもパスコードの入力が要求されることが度々あるといいます。Vision Proではパスコードを忘れてしまった場合、Apple Storeにデバイスを持ち込まなければリセットを行うことはできないことがわかっていましたが、visionOS1.1ベータでユーザー自身が行えるようになっている模様です。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. AppleのMRヘッドセットVision Proでは、パスコードを忘れた場合Apple Storeに持ち込まなければならない。
2. visionOS1.1ベータで、ユーザー自身がパスコードのリセットを行えるようになっているという。
3. iPhoneと同様の手順でVision Proでもパスコードのリセットを行えるようだ。

アナログすぎる対応に非難が集中
iPhoneでも同じですが、生体認証だけでなくパスコードの入力が求められることは要所要所であります。
 
Vision Proで導入されたOptic IDで、虹彩の画像からユーザー認証を行うことが可能となりましたが、この便利な機能に頼りすぎたユーザーがパスコードを忘れてしまったところ、デバイスをApple Storeに直接持ち込むか修理センターに送付しなければならないことが判明し、アナログすぎると物議を醸していました。
最新ベータでオプションが追加
幸いなことに、visionOS1.1ベータにiPhoneなどのデバイスのようにユーザー自身がパスコードのリセットを行える機能が追加されているのがわかったそうです。
 
iPhoneではパスコードのリセットの際、デバイスをリカバリーモードにして消去し、もう一度設定し直す必要がありますが、Vision Proでも同様の手順を踏まなければならないようです。なお、iPhoneの場合、データや設定はバックアップから復元することが可能です。
 
Vision ProはAppleにとっても実験的なデバイスだと推測されるため、出荷時にリセット機能を実装し忘れても仕方がないのではないでしょうか。
 
 
Photo:Apple
(lexi) …

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Apple Watchの心拍数通知、真剣に受け止めて!肺血栓発見で命拾いの男性語る

 
Apple Watchからの心拍数の異常通知がきっかけで、病院で見落とされていた肺血栓が発見され、命拾いしたケースが報告されています。発見が遅れれば死に至った可能性もあります。命拾いした男性は、Apple Watchからの通知は真剣に受け止めるよう、呼びかけています。記事では、心拍数通知の設定方法もご紹介します。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Apple Watchの高心拍数通知を受け取った男性が病院を受診。
2. 最初の検査では原因不明だったが、再び高心拍数通知を受けて肺血栓を発見。
3. 命拾いした男性は「Apple Watchの通知は真剣に受け止めて」と呼びかけ。

最初は気に留めなかった、Apple Watchからの高心拍数通知
米フロリダ州のルーク・ハイマン氏はある日、Apple Watchからの高心拍数の通知を受け取りました。心拍数は160前後を示していました。
 
その時ハイマン氏は、Apple Watchの故障か、誤検出だろう、と気にも留めなかったそうです。
 
2日後に、気分が悪くなり、足がゼリーのように力が入らなくなったハイマン氏は、再び同じ通知を受け取り、検査を受けた方が良さそうだ、と考えました。
医師「放置していたら最悪の結果に至ったかも」
医師は心臓発作の可能性は否定したものの原因を特定することはできず、ハイマン氏は家に返されました。
 
帰宅後に、安静時心拍数が160を超えたため、ハイマン氏は再び病院を訪れます。緊急救命室(ER)で造影剤を使ったCTスキャンを受けた結果、両方の肺に複数の血栓が発見されました。
 
ハイマン氏を診察した心臓専門医は、発見が遅れれば気絶や失神、あるいは最悪の結果に至った可能性もあり、ハイマン氏はApple Watchに命を救われたと言える、彼がApple Watchを持っていて良かった、と述べています。
 

 
「Apple Watchから通知が来たら、真剣に受け取って」
数カ月後に心拍数が正常に戻ったたハイマン氏は、「Apple Watchなどのスマートデバイスから通知を受け取ったら、真剣に受け取った方がいい」とアドバイスしています。
 
ハイマン氏は、Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)に自分の体験を伝えたところ、わずか数時間後にクックCEOからお礼のメールを受け取ったそうです。
 

 
心拍数通知はiPhoneから設定可能
Apple Watchは、安静時の心拍数が高い、あるいは低い状態が10分間続いていることを検出するとユーザーに通知します。
 
通知を設定する心拍数は、iPhoneの「Watch」アプリで「心臓」の設定から変更できます。同じ画面から、心肺機能レベル通知(watchOS7.2で対応)や、不規則な心拍リズム(日本では心電図機能と同時にwatchOS7.3で対応)の通知も設定可能です。
 
高い心拍数の通知は100拍/分〜150拍/分の6段階とオフ、低い心拍数は40拍/分、45拍/分、50拍/分の3段階とオフからそれぞれ設定可能です。
 

 
Apple Watchユーザーの方は、この機会にご自分の設定を見直してみても良いでしょう。
Apple Watchで助かった日本人男性はAppleの広告に
Apple Watchの通知がきっかけで一命を取り留めた、という事例は数多く報告されています。
 
ヘルスケアデータを共有していたことで、父親の心拍数異常を知った息子が一緒に病院に行き、心臓病が発見されたケースもあります。
 
Appleは先日、Apple Watchの通知によって重大な不整脈が見つかり、手術を受けたおかげで健康を取り戻して仲間たちと誕生日を祝う日本人男性を取り上げた広告を公開しています。
 

 
 
Photo:Apple, WFLA
(hato) …

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