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なぜか有名クリエイター支援アプリが“Apple税”の対象外に〜CEOも理由分からず

 
クリエイターをファンが金銭的に支援できる人気サービス「Patreon」が、App Storeを通してダウンロードされたアプリでも、Appleに手数料の30%を支払っていないことが明らかとなりました。
対象外の理由は「よく分からない」
ニュースサイトThe Vergeのインタビューで、Patreonのジャック・コンテ最高経営責任者(CEO)は、同サービスを提供するiOSアプリで課金が発生しても、Appleに30%の手数料を支払っていないことを明らかにしました。
 
通常であれば、App Storeからダウンロードされた課金アプリは、売上の30%をAppleに支払う必要があります(ただし、Appleはサブスクリプションが一年経過していて、かつ収益が年間100万ドル≒1億円未満の事業者については手数料を15%に引き下げています)。
 
“Apple税”と呼ばれるこの手数料は強制的に徴収されるため、訴訟を起こしたEpic Gamesを筆頭に、少なくないデベロッパーがAppleの姿勢に疑問を呈しています。
 
しかしコンテCEOによれば、Appleと特別な契約を交わしていないのにもかかわらず、なぜかPatreonは“Apple税”の対象外となっているそうです。同氏はインタビューで「自分たちが手数料の対象とならない理由はよく分からない」と述べ、Appleが設けたガイドラインに「何らかの理由で適合しているのだろう」と推測しています。
似たガイドラインは存在するが
確かにAppleのガイドラインでは、特定の金銭的ギフトはアプリ内課金を回避することが認められています。
 
ところが、ニュースサイトAppleInsiderによれば、Patreonのクリエイターがファンに提供する、デジタルコンテンツやサービスに関連したギフトはこのガイドラインの対象外であるため、Patreonが例外視されている理由は不明だそうです。
 
コンテCEOはインタビューの中で、4年前にAppleからアプリの掲載を拒否された際、両社の間で解決のために話し合いの機会が設けられたと述べていますが、ここにヒントが隠されているのかも知れません。ニュースサイトThe Vergeが、Appleに対してPatreonが例外となっている理由を問い合わせたものの、執筆時点(6月23日午前2時)で返答は得られていません。
 
 
Source:AppleInsider,The Verge
(kihachi) …

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巨大テック企業の規制強まっても、Appleへの影響限定的〜アナリスト指摘

 
欧州連合(EU)を筆頭に、世界各地で巨大テック企業への締め付けが強まっています。従来のような巨額の罰金にとどまらず、独占禁止法(反トラスト法)の観点から具体的な規制法案が検討されています。しかし米国について言えば、Appleのような巨大テック企業の構造改革をもたらすまではいかないかも知れません。
提出された規制法案は腰砕け?
Wedbush証券によると、米国で続々と独占禁止法に基づいた新法案が議員たちから提出されているにもかかわらず、投資家はリスクだとは考えず、醒めた目で見ているようです。事実、同社で主席アナリストを務めるダニエル・アイブス氏によると、提出された法案の内容とは裏腹に、Appleを始めとした巨大テック企業の構造が大きく変わる可能性は低いだろうとのことです。
 
6月上旬、複数の米議員がいわゆる“GAFA”(Google、Amazon、Facebook、Apple)を標的とした、反トラスト法案を提出しました。この法案では、オンラインアプリストアでの公平な競争、公式アプリのプリインストールに対する制限などが規定されており、先行するEUに追従した格好です。
 
しかし、アイブス氏は「見た目ほどには怖くない」と一蹴します。現行の独占禁止法が改正されない限り、せいぜい罰金やビジネスモデルの調整に留まる可能性が高いうえに、議員の間でもコンセンサスが得られておらず、“腰砕け”、つまり現在の法案推進は壁にぶつかって勢いを失う公算が大きいためです。
App Storeのビジネスモデルは簡単に崩れない
また、アイブス氏はAppleについても具体的に言及、App Storeが大きく改善を迫られるようなことはないだろうとの見解を示しました。
 
上述の法案以外だけでなく、現在AppleはEpic Gamesとの裁判に直面しており、App Storeで公開された課金アプリから手数料を強制的に徴収することの是非について争っています。プラットフォームの方向性を決定づける裁判として注目が集まっていますが、アイブス氏は「法廷でも政局でも、App Storeは非常に堅牢な堀を有して」おり、同ストアのビジネスモデルが簡単に崩れるようなことはないだろうと見ています。
 
しかもAppleは独占禁止法絡みで問題視されているとはいえ、FacebookやGoogleと比べれば“傍流”に過ぎないことも確かです。Googleは現在、米司法省から独占禁止法違反で訴えられています。巨大テック企業を相手取った同省の大型訴訟は、Windowsが問題視されたMicrosoft以来です。
 
Wedbush証券はこうした状況を踏まえ、2021年後半におけるテック企業の株見通しを「非常に強気」としました。アイブス氏は、独占禁止法の脅威が取り沙汰されながらも、年後半でテック企業株がさらに約15%上昇すると見込んでいます。
 
 
Source:AppleInsider
(kihachi) …

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Apple Arcadeに、アングリーバードなど新作3本が近日追加

 
Appleは、ゲームのサブスクリプションサービスApple Arcadeに「Alto’s Odyssey: The Lost City」「Angry Birds Reloaded」「Doodle God Universe」を追加すると発表しました。
3タイトルが近日公開
Apple Arcadeへの追加が発表されたゲームは、以下の3タイトルです。いずれも「近日公開」と案内されており、具体的な公開日は不明です。
 
Alto’s Odyssey: The Lost City
ロスト・シティを見つけ出し、隠された謎を解き明かす、Apple Arcade限定のアクションゲームです。
 
同シリーズ作品「アルトのオデッセイ」は、2018年のApple Design Awardsを受賞しています。なお、2021年のApple Design Awardsを「原神」などが受賞しています。
 
Alto’s Odyssey: The Lost Cityカテゴリ:アクションApple Arcade会員は無料で利用可能
※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
 

Coming Soon to Apple Arcade: Alto’s Odyssey: The Lost City
Join Alto and his friends on an endless sandboarding journey with new adventures to explore and mechanics to discover.
Set a reminder: https://t.co/vxACcY27Jb pic.twitter.com/Mpq1zo0jFO
— Apple Arcade (@AppleArcade) June 15, 2021

 
Angry Birds Reloaded
一世を風靡した大人気スリングショットゲームのビジュアルが一新され、新キャラクターが登場します。アプリ内課金なしで楽しめます。
 
Angry Birds Reloadedカテゴリ:アクションApple Arcade会員は無料で利用可能
※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
 

Some of the most memorable games to hit the @AppStore are re-launching with new versions on Apple Arcade!@AngryBirds Reloaded brings back the world’s most famous, furiousest flock, remastered with colorful new characters.
Set a reminder: https://t.co/kzcnoI2LGe pic.twitter.com/t7VMvHBUYy
— Apple Arcade (@AppleArcade) June 15, 2021

 
Doodle God Universe
プレーヤーが創造主となり、風、水、火、土を組み合わせて惑星に命を吹き込む、パズル&世界構築ゲームです。
 
Doodle God Universeカテゴリ:パズルApple Arcade会員は無料で利用可能
※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
 

Coming Soon to Apple Arcade: @Doodle_God Universe
The classic world-builder has been fully redrawn, with new updates that make the puzzle gameplay feel even better.
Set a reminder: https://t.co/TmHHXfSjj2 pic.twitter.com/x6R25KIHQ0
— Apple Arcade (@AppleArcade) June 15, 2021

 
4月にも有名タイトルを多数追加
2019年9月のサービス開始当初はプレイできるゲームは71タイトルでしたが、2021年4月には180タイトルを超えました。
 
4月には、「FΛNTΛSIΛN」「太鼓の達人 Pop Tap Beat」といった日本発の人気タイトルが追加されたほか、定番作品を集めた「クラシックコレクション」、App Storeの受賞作をまとめた「App Storeグレイツ」のグループも追加されています。
最大6人で遊べるゲームのサブスクサービス
Apple Arcadeは、月額600円(最初の1カ月間は無料)で、ファミリー共有メンバーの最大6人で利用できるゲームのサブスクリプションサービスです。iCloudストレージ、Apple Music、Apple TV+とセットになったバンドルサービスApple Oneの一部として利用することも可能です。
 
プレイを中断しても、同じApple IDでログインしたiPhone、iPad、iPod touch、Mac、Apple TVで、続きから遊ぶことができるのが特徴です。
 
 
Source:MacRumors
(hato) …

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Xbox Game Pass Ultimateがブラウザ動作を公式サポートへ

Image:Microsoftますます便利に。先週日曜日に開催されたMicrosoft(マイクロソフト)の「Xbox」と「Bethesda」のE3イベントに先立ち、同社は「XboxGamePassUltimate」に関するいくつかのニュースを発表しています。その中には、公式にウェブブラウザで直接ゲームをストリーミングプレイできるようになる、という内容も含まれています。マイクロソフトの新しいブログ記 …

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意外と多くのiPhoneユーザーがAndroidに乗り換えていることが明らかに

 
iPhoneユーザーのなかには熱狂的なファンが多いといわれていますが、その割合は思ったよりも高くないのかもしれません。AppleとEpic Gamesとの裁判で明らかになったデータによると、2019年から2020年の間の各四半期において、最大で26%のiPhoneユーザーがAndroidに乗り換えたそうです。
12%~26%のiPhoneユーザーがAndroidに乗り換える
このデータはAppleとEpic Gamesの裁判において、Apple自身から提示されました。
 
それによると、2019年から2020年の間の各四半期において、12%~26%のiPhoneユーザーが別のデバイスに乗り換えたそうです。
 

 
「別のデバイス」が何なのか明確に挙げられてはいませんが、Android搭載スマートフォンに乗り換えていると考えられます。
 
最大の26%のユーザーが乗り換えたのは2020年第1四半期(1月~3月)と2020年第2四半期(4月~6月)ですが、これは新しいiPhoneが登場するシーズンの前にiOSを捨ててAndroidに乗り換える人が多いことを示しています。
 
iPhone12シリーズの発売が近づいた2020年第3四半期(7月~9月)には、iPhoneからAndroidに乗り換えたユーザーの割合は12%まで低下しています。
AndroidからiPhoneに乗り換えたユーザーの割合は?
一方、AndroidからiPhoneに乗り換えたユーザーの割合についてはこの裁判では提示されていません。
 
Android Authorityの独自の調査によると、読者の約4分の1がiPhoneを無料でもらえるなら乗り換えると回答しています。しかしながら、43%弱の人はiPhoneへの乗り換えを全く検討していないそうです。
 
 
Source:Android Authority
(ハウザー) …

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この夏、オレはこの虫かごでポケモンマスターになる!

Image:キャステム©Nintendo・Creatures・GAMEFREAK・TVTokyo・ShoPro・JRKikaku©Pokémon強めの虫タイプもこれでゲット。ゲーム中では、野生のポケモンを必ずゲットできるマスターボール。その必殺?のマスターボールが、なんと虫かごになりました。アイアンファクトリーから発売される「マスターボール虫かご」です。どうしても!どうしても捕まえたい!アイツを捕 …

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Intelがプレゼンで自爆?Intel搭載MacBook Proをディスってしまう

 
海外メディアは、IntelがWindows PCの優位性を示すプレゼンテーションの中で、Intel製チップ搭載のMacbook Proを比較対象にしており、「自爆」したと報じました。
Intelのプレゼンテーション

 
Apple関連メディアの9to5Macは現地時間5月31日、IntelがComputex 2021 Virtualで使用したプレゼンテーションの中で、Intel製チップ搭載のMacbook Proを比較対象にしていると指摘しました。
 
ゲーミングPCとして利用する場合、MacBookがWindowsラップトップPCに大きく劣ると説明するプレゼンテーションの中で、比較対象となっていたのは、Appleシリコン(M1チップ)搭載のMacbook Proではなく、Intel製チップを搭載した2019年モデルのMacbook Pro(16インチ)でした。
Intelが自爆?
海外メディアのPC Gamerが掲載したIntelのプレゼンテーション資料によると、Intelの最新型プロセッサ、第11世代Core i5-1135Gと比較されていたのは、第9世代Core i9-9980HKを搭載した2019年モデルのMacbook Proでした。
 
最新型のIntel製チップを搭載したWindows PCの優位性を示したいのであれば、2020年11月に発売されたM1搭載のMacbook Pro(13インチ)と比較すべきだったかもしれません。
 
9to5Macは、Intelがプレゼンで示したことは「Intelの最新チップを搭載した端末が、Intelの旧型チップを搭載した端末より優れていること」だと皮肉をこめてコメントしています。
 
なお、一部のリーカーは、今月開催されるWWDC21において新型チップ「M1X」を搭載した新型MacBook Pro(16インチ)が発表されると予想しています。
 
 
Source:9to5Mac, Intel
Photo:PC Gamer
(seng) …

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初代iPhoneの開発者が作った試作品用ゲームアプリ、App Storeで入手可能

 
初代iPhoneのソフトウェアキーボード開発の中心人物ケネス・コシエンダ氏が開発し、App Storeで公開中のゲームアプリ「Up Spell」は、10年以上前に作られたiPod touchの試作品に搭載されていた、内部テスト用アプリがほぼそのままの形で移植されていることが分かりました。
iPod touchの試作品紹介動画から発見
YouTuberのDankPods氏が、2000年代〜2010年代前半のiPod touchのプロトタイプを紹介した動画に登場する、Game Centerのテスト用アプリ「Onword」が、App Storeで公開されているゲームアプリ「Up Spell」とそっくりだ、と9to5Macが指摘しています。
 

 
「Up Spell」は、Appleのヒューマンインターフェースデザイナーとして、初代iPhoneのソフトウェアキーボードを開発したケネス・コシエンダ氏(2017年に退職)が2020年に公開した、7つのアルファベットから英単語を作って得られるスコアを競うゲームアプリです。
 

 
iPhone wikiには、「Onword」の開発者としてコシエンダ氏の名前が掲載されており、「Up Spell」が、10年以上前に使われていたAppleの内部向けアプリにルーツを持つことを示しています。
 

 
DankPods氏による動画の8分56秒あたりで、「Onword」が登場します。
 

 
日本のApp Storeでも入手可能
「Up Spell」は、日本のApp Storeでも入手可能です。アプリは250円(本稿執筆時点)で、購入後の課金がない買い切り方式です。
 

 
開発したコシエンダ氏が出演しているアプリ紹介動画も公開されています。
 

 
初代iPhone誕生秘話を記した著書も
ケネス・コシエンダ氏は、iPhone Maniaでもご紹介した書籍「Creative Selection Apple 創造を生む力」の著者でもあります。
 
同書は、初代iPhoneのソフトウェアキーボード開発過程におけるスティーブ・ジョブズ氏を前にした緊張感あふれるプレゼンの様子や、Apple流の仕事術などが記された、Appleファンなら読んでおきたい好著です。
 
 
Source:9to5Mac, The iPhone wiki, UP GAMES
(hato) …

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「App Storeの成長は我々の予想以上」アナリストが見通し修正

 
一時は減速が懸念されたApp Storeの成長率ですが、再び勢いを取り戻したことを受け、投資銀行Morgan Stanleyが2021年第2四半期(4月〜6月)の収益見通しを上方修正しました。
下方修正から一転
Morgan Stanleyで主席アナリストを務めるケイティ・ヒューバティ氏は、2021年第2四半期(4月〜6月)において、App Storeの収益が予想以上に好調となる可能性を示しました。
 
ヒューバティ氏は当初、5月で前年同月比7%の成長を見込んでいましたが、新たな投資家向けレポートでは5ポイント高い12%へと上方修正しました。これに伴い、4月末時点では前年同期比19%増から11%増へと下方修正していた第2四半期の収益を、一転して14%増へと上方修正しました。
 
確かに3月〜4月にかけては収益の増加スピードが減速気味だったものの、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策の状況が依然として大きく改善されないにもかかわらず、5月が想定以上の収益増だったそうです。そのため同氏は、6月も同様に勢いがそのまま続くと判断、四半期でMorgan Stanleyが立てた予測を上回ると見ています。米国などの一部地域で成長率の減速が見られますが、台湾やカナダ、ドイツ、フランスといった市場では好調なことが後押しとなったようです。
利益率の高いApp Store
先日発表されたAppleの決算報告では、App Storeを含むサービス部門の売上高は169億ドル(約1兆8,500億円)となり、前年同期比で28%増と過去最高を記録したことが分かっています。全体の売上高でみれば、App Storeが占める割合は大きくありませんが(あくまでもiPhoneが中核です)、利益率が高いためにAppleの収益構造をしっかりと支える存在です。
 
Epic Gamesとの裁判の動向によっては、30%の“Apple税”が今後大きく見直される可能性があるものの、少なくともこの構造は向こう数年は変化がないと見てよさそうです。ヒューバティ氏も、Appleの第2四半期決算について「極めて強気(increasingly bullish)」で臨むべきだと考えており、Appleの目標株価(12ヶ月以内)を161ドル(約17,600円)に設定しています。執筆時点(5月28日)でAppleの株価は125ドル(約13,700円)となっています。
 
 
Source:AppleInsider,WSJ,Apple
(kihachi) …

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M1チップ搭載iPad Proの消費電力が報告〜ゲームプレイ時に約20Wの最大消費

 
M1チップ搭載11インチiPad Proの、使用状況ごとのCPUとGPUの合計消費電力がTwitterユーザーから報告されました。ゲームプレイ時に19.9ワットの最大消費電力が記録されたと、同ユーザーが報告しています。
 
また、M1チップ搭載11インチiPad Proにおける、「PUBG Mobile」での平均フレームレートも明らかになりました。
19.9ワット消費も、サーマルスロットリングの心配なし
スマートフォンのレビューやテスト結果を公開してきたゴールデン・レビュアー氏(@Golden_Reviewer)が、新たに購入したM1チップ搭載11インチiPad Proを使い、使用状況ごとの消費電力を報告しました。
 
同氏によれば、テストにおける低消費電力状態時には10.7ワットの消費電力が、「Divinity: Original Sin 2」をプレイした際にはCPUとGPUへの負荷が高まったことで、19.9ワットに増加したとのことです。
 

iPad Pro M1 Approx. CPU GPU Power Figures(sans idle):CPU Single Core Float 10.7Watt – LinpackCPU: 8-Core Float 14.3W – LinpackGPU: 16.3W – 3DMark Wildlife Stress TestCPU + GPU in Game: 19.9W – Divinity: Original Sin II#iPadPro2021 #iPadProM1 pic.twitter.com/McElpf3LAh
— Golden Reviewer (@Golden_Reviewer) May 23, 2021

 
テック系メディアWccftechはこのテスト結果について、「M1チップは11インチiPad Proの薄い筐体に搭載されているにも関わらず、高消費電力時でもサーマルスロットリングによってパフォーマンスが低下することはない」と記しています。
「PUBG Mobile」で平均フレームレート88.2FPSを記録
ゴールデン・レビュアー氏(@Golden_Reviewer)は「PUBG Mobile」によるパフォーマンステストも実施、平均フレームレート88.2FPSが記録されたと自身のYouTubeチャンネルで報告しています。
 

 
テスト結果は、下記動画の再生時間20分50秒からご確認下さい。
 

 
 
Source:Golden Reviewer(@Golden_Reviewer)/YouTube via Wccftech, Divinity: Original Sin 2/App Store
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AppleクックCEO、対Epic Games裁判で証言〜アプリストアの正当性を主張

 
Appleが反トラスト法(独占禁止法)違反の疑いで人気のサードパーソンシューター「フォートナイト」を運営するEpic Gamesから訴えられている問題で、Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)が裁判で証言を行い、「App Storeの支払いシステムはセキュリティと手数料のため必要である」と述べた、と伝えられています。
App Storeなしでは利便性とセキュリティが損なわれる
対Epic Games裁判で証言台に立ったAppleのクックCEOは、App Storeはユーザーセキュリティの確保に役立っているだけでなく、ソフトウェアの配布という面でも利便性が高い、と出張しました。もしApp Storeがなかった場合、それぞれのアプリが独自のやり方で料金を請求することになり、複雑化が避けられないというのが同氏の見方です。
 

ユーザーはすべての異なるアプリそれぞれにクレジットカード情報を入れる必要が出てくる。これは利便性の問題でもあるが、詐欺の問題も発生してくるだろう。
手数料の徴収も困難に
クックCEOは裁判での証言で、大量のアプリへの支払いが生じる場合、それぞれのソフトウェア企業から手数料の徴収を行う必要が出てくる、とも述べています。
 

(App Storeを介さない場合)手数料を徴収する別の方法を考えなければならないだろう。どのような取引が行われているかトラッキングする方法を考えなければならないし、開発者に請求書を送るため追いかけ回すことになるだろう。これらは必要のないプロセスのように思えるのだが。
 
約3週間に及んだ公判はほぼ終了したというのが米カリフォルニア州北部地区連邦地裁のロジャース判事の認識で、陪審制によって8月13日までに裁判の結論が導かれる見通しです。
 
 
Source:AppleInsider, 日本経済新聞
(lexi) …

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AirPodsがソフトウェアアップデートでAirPlayでのロスレス再生対応?

 
リーカーのジョン・プロッサー氏が自身のYouTubeチャンネル「FRONT PAGE TECH」で、AirPods MaxやAirPods Pro、AirPodsに今後ソフトウェアアップデートが提供され、それを適用することでロスレスオーディオ再生が利用できるようになるとの予想を伝えました。
AirPlayのWi-Fi接続利用で、Bluetooth接続での帯域幅の問題解決
プロッサー氏によれば、AirPods Max、AirPods Pro、AirPodsのソフトウェアアップデート(もしくはファームウェアアップデートか)を行い、それらをAirPlayに対応させることで、ALAC(Apple Lossless Audio Codec)によるロスレスオーディオ再生ができるようになるようです。
 
プロッサー氏の予想通りであれば、アップデート後のAirPodsシリーズとiPhoneをパーソナルWi-Fi接続することで、Bluetoothの通信帯域幅の問題から開放され、AirPlayによるロスレスオーディオ再生が可能になります。
先行発表の理由
Appleが何故、AirPodsシリーズのソフトウェアアップデート提供前にも関わらずApple Musicの全楽曲のロスレスオーディオ再生が利用可能になることを発表したのか、プロッサー氏が説明しています。
 
その理由に同氏は、AppleはEpic Gamesとの裁判を念頭に、BeatsやAirPodsシリーズだけでなく他社製品ユーザーも利用できるよう、Apple Musicのアップグレードを検討していることをあげています。
 
これは、AppleがAirTagのリリース前に「探す」ネットワークをサードパーティーに開放したのと同じ動きだと、プロッサー氏は述べています。
 

 
 
Source:FRONT PAGE TECH/YouTube via iMore
Photo:Appledsign/Facebook
(FT729) …

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AirPods Proを純正ケーブルで充電中に発火爆発した事例が海外で報告

 
AirPods ProをApple純正ケーブルで充電中に、発火爆発した事例が韓国で報告されました。
AirPods Proが充電中に発火、爆発
リーカーのTron氏(@FrontTron)によれば、AirPods Proの所有者がApple純正ケーブルとBeseus製USB PD対応充電器を使って充電している最中に、本体が充電ケース内で発火、爆発したとのことです。
 

good thing it don't explode in your ears
— Kittyyy (@KittygamersR) May 18, 2021

 

Pic batch 3/3 pic.twitter.com/eoN8asn1xj
— Tron ❂ (@FrontTron) May 18, 2021

原因はサードパーティーの充電器?
フォロワーも記載している通り、この爆発がユーザーがAirPods Proを装着している最中に起きなかったのは不幸中の幸いでした。
 
今回の爆発の原因が、サードパーティーの充電器を使ったことにあるのか、AirPods Proに搭載されたバッテリーの不具合によるものなのか注目されます。
 
 
Source:QUASAR ZONE via Tron(@FrontTron)/Twitter, Beseus UM2/danawa
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「ウマ娘 プリティーダービー」、日本のみでの配信で4月の課金ランキング世界3位に

 
Cygamesが手掛ける育成シミュレーションゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」が、日本語のみでの配信にも関わらず、iOSとAndroidを含めた4月のゲームアプリの売上額ランキングで世界3位となったことが明らかになりました。
ワケあって今年にリリースとなった“ウマ娘”
調査会社Sensor Towerによれば、2021年4月のiOSとAndroid両方をあわせたゲームアプリの売上額のランキングトップ10は、以下のとおりとなりました。
 

王者榮耀(Honor of Kings)
PUBG MOBILE
ウマ娘 プリティーダービー
Roblox
Coin Master
GENSHIN IMPACT
Rise of Kingdoms ―万国覚醒―
キャンディークラッシュ
クラッシュ・オブ・クラン (Clash of Clans)
Garena Free Fire: World Series

 
特筆すべきは、世界3位につけた「ウマ娘 プリティーダービー」です。アプリは日本のみでのリリースとされていますが、数々の強豪アプリを抑えてのトップ3入りを果たしています。
 
「ウマ娘 プリティーダービー」は、App Storeの売上額ランキングでも3位にランクインしており、Google Playでも「ポケモンGO」を抑えて5位につけています。
 

 

 

 
 
Source:Sensor Tower
Photo:Cygames
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今夜21時より。ASUSがゲームミングPC「Zephyrus」の新型モデルを生配信で発表

Image:facebook猛虎を解き放て。台湾のPCメーカーASUS(エイスース)が、日本時間の5月11日21時より新型ゲーミングPCを発表するべく、生配信でのオンライン発表会を行います。そこではゲームに特化したブランド「ROG(REPUBLICOFGAMERS)」についての最新情報と共に、ゲーム用ノートPC「Zephyrus」シリーズの最新型がいくつかお披露目されるとのことです。公式サイトとY …

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Appleが、Nintendo Switchのようなゲーム機を開発中とリーカーが投稿

 
リーカーが、AppleはNintendo Switchのようなデザインのゲーム機を開発中だと投稿しました。
グラフィックを強化した新しいAppleシリコンを搭載?
リーカーのTron氏(@FrontTron)によれば、Appleが開発中のゲーム機には、グラフィック性能が強化された新しいAppleシリコンが搭載、デザインはNitendo Switchに似ているとのことです。
 

Apple, preparing a portable hybrid console, like the Switch
A new AP is being prepared with a new model name, not the Apple A series or M series. It features enhanced GPU performance and ray tracing support. Future games are in negotiation with Ubisoft.https://t.co/K88iSMC4bd
— Tron ❂ (@FrontTron) May 7, 2021

 
リーカーのジョン・プロッサー氏は2020年4月に、「Appleはゲームコントローラーを開発しているが、この分野には注力していない」と伝えていました。
Apple Arcade専用タイトル提供を検討中か
Tron氏(@FrontTron)氏は、AppleはUbisoftなどと交渉し、Apple Arcade専用のゲームタイトルを提供することを検討していることも伝えています。
 
 
Source:Clien via Tron(@FrontTron)/Twitter
Photo:IGN/YouTube
(FT729) …

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2017年〜2019年にApp Storeに提出されたアプリの35%が却下されていた

 
人気のサードパーソンシューター「フォートナイト」を運営するEpic GamesとAppleとの裁判が続いていますが、証拠の資料からApp Storeに提出されたアプリの数と、アプリの精査プロセスによって却下されたアプリの数が明らかになりました。
年々上がり続けるアプリの却下率
Appleは2017年〜2019年、毎年平均で500万個のアプリ提出を受けており、Appleのアプリ精査チームはそのうち33%〜35%を却下していたことがわかりました。平均で170万個のアプリが毎年却下されている計算になります。なお、裁判での証言によれば、2020年にはおおよそ40%のアプリが却下されたとのことです。
 

年度
提出されたアプリの数
平均却下率
却下されたアプリの数

2017
5,176,583
33%
1,694,664

2018
4,793,826
35%
1,697,787

2019
4,808,685
36%
1,747,278

500人のApple従業員が人界戦略でアプリを精査
Appleの資料を見ると、App Storeには毎週10万個のアプリが提出されていることがわかります。Appleは500人のアプリ精査の専門家を雇用しているとされていますが、単純計算で一人あたり毎週200個のアプリを精査していることになります。
 
裁判では、Appleでマーケティングディレクターを務めるトリスタン・コスミンカ氏に、アプリ精査をすり抜ける悪質がアプリが存在する中、人界戦略でアプリ精査を続ける意味が問われましたが、同氏は「誰でも自由にアプリをApp Storeに掲載できてしまえば、顧客や子どもは大きな危険にさらされるだろう」とコメントしたとのことです。
 
 
Source:MacRumors
(lexi) …

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1億2,800万人のiOSユーザーがXcodeGhostマルウェアに感染していた

 
2015年、中国を発生源とするマルウェア「XcodeGhost」がAppStoreで猛威をふるい、深刻な問題となりました。
 
当時は感染規模が公表されていませんでしたが、現在も進行中のApple対Epic Gamesの裁判で資料として提出されたメールから、当時1億2,800万人以上のiOSユーザーが、XcodeGhostマルウェアに感染していたことが判明しました。
裁判資料から当時の感染状況が明らかに
米メディアMotherboardの報道によると、2015年当時AppleでiTunesカスタマー・エクスペリエンス・マネージャーを務めていたデール・バグウェル氏はメールにおいて、1億2,800万人のユーザーがXcodeGhostマルウェアに感染した2,500以上のアプリをダウンロードしていたこと、またこれら2,500以上の感染したアプリは合計2億300万回以上、App Storeからダウンロードされた事実を記しています。
 
また別のApple社員は、マルウェアをダウンロードしたユーザーのうち55%が中国のユーザーで、感染アプリの総ダウンロード数の66%を占めたとも記しています。
Appleのサーバの速度が遅かったのが理由?
米メディア9to5Macによると、複数のアプリ開発者が、Appleのサーバの速度が遅いため、ほかのダウンロードリンクからXcode(つまりこれがマルウェアに感染していた)をダウンロードしたと述べており、感染拡大を誘因したと見られています。
 
 
Source:Motherboard via 9to5Mac
Photo:Pixabay
(lunatic) …

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『フォートナイト』のEpicとアップルの裁判がカオス。音声トラブルで傍聴者の声がダダ漏れ

Image:GizmodoUSリアル・バトルロワイアル。5月3日の朝、人気オンラインゲーム『フォートナイト』を開発するEpicGamesとAppleの公判が始まりました。昨年夏に「フォートナイトの乱」を繰り広げたデベロッパーと巨大企業との裁判は、開始早々、阿鼻叫喚の大炎上に見舞われました。電話回線での傍聴解禁がアダに…。ミュート無効で言いたい放題。今回の裁判はその注目度の高さから、電話回線を通じて …

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EpicのCEO、App Storeの30%手数料は任天堂やMSなどと同率と認める

 
AppleがApp Storeにおいてアプリ開発者に課している30%の手数料が高すぎると異議申し立てをしているEpic Gamesが、任天堂、Microsoft、ソニーなどのゲームプラットフォーム企業がアプリ内課金に課している手数料も30%であることを認めました。
EpicのCEOがAppleに有利な証言?
Epicは、App Storeの手数料やApp Storeの運営方法が独占禁止法に抵触するとしてAppleを提訴、5月から裁判が始まりました。
 
その裁判の2日目、証言台に立ったEpicのティム・スウィーニー最高経営責任者(CEO)は、Apple側の弁護士からの質問に対し、Appleにむしろ有利になる証言をしたと、米MacRumorsが伝えています。
ゲーム機器メーカーの手数料も30%
同メディアによるとスウィーニーCEOは、アプリ内課金に大して30%の手数料を課しているのはAppleだけでなく、ゲームソフトストアを運営するゲーム機器メーカーの任天堂、Microsoft、ソニーもストア内課金について、同じく30%の手数料を徴収していることを認めました。
 
また裁判資料から、Epicのゲーム機器向けアプリ売上は、iOSアプリ売上よりもはるかに大きいことがわかっています。
 
スウィーニーCEOはまた証言のなかで、iPhoneを愛用していること、その理由がAppleがプライバシーとセキュリティーを重視しているからであることも語っています。
 
 
Source:MacRumors
Photo:Epic Games
(lunatic) …

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フィリップ・シラー氏、App Storeの手数料を下げるべきと10年前に提言していた

 
Appleで長年ワールドワイドマーケティング担当上級副社長を務め、2020年にAppleフェローとなったフィリップ・シラー氏は、2011年にApp Storeの30%の手数料は取りすぎではないか、とApple役員に提言していたことがEpic Gamesが提出した証拠から明らかになりました。
2011年に手数料は今後変わるとコメント
シラー氏は今から10年前、Appleのインターネット関連ソフトウェア・サービス担当上級副社長エディ・キュー氏に対して、“70/30の分け前がずっと続くと思うか?”と、App Storeでの有料アプリのダウンロード、アプリ内課金、サブスクリプションへの30%の手数料について意見を述べていたとのことです。2011年7月のメールでシラー氏は、“手数料はあるべき”主張する一方、“永遠に変わらないとは思わない”とも記していたことが判明しています。
 
30%の手数料とアプリ内課金に関するルールが、人気のサードパーソンシューター「フォートナイト」を運営するEpic GamesのがAppleを訴える理由となっているため、シラー氏の過去の発言に注目が集まっています。
年間10億ドルの利益を突破したら手数料を下げるべき
シラー氏は上記のメールの中で、Appleはやがては手数料に変更を加えるべきと述べており、ひとつの目安として、App Storeの年間の利益が10億ドル(約1,093億円)を超えるようになったときというタイミングを例に挙げています。年間10億ドルの利益を保つことが可能ならば、25%か20%の手数料に引き下げても良いのではないか、と提言していたようです。
 
「物議を醸すことだとは思うが、ビジネスの大きさ、何を達成しようとしているのか、そしてどのように競争力を保ち続けるのか、を考慮するひとつの方法だと思う」と、シラー氏がメールの中で手数料の引き下げについてコメントしていたことが裁判で明らかになっています。
 
 
Source:Bloomberg
(lexi) …

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Apple「我々はAndroidになるつもりない」〜Epicとの裁判で

 
世界的人気アプリ「フォートナイト」がApp Storeから取り下げられたことについて、Epic GamesとAppleの裁判が5月3日より始まりました。その中でApple側が「私たちはAndroidになりたくない」と発言し、注目が集まっています。
Apple税を改めて批判
「App Storeでダウンロードされたアプリは、売上の30%をAppleに納めなければならない」とする“Apple税”に対し、Epic Gameが反旗を翻した結果、同社とAppleの双方が互いを訴訟し合うのみならず、プラットフォーマーのあり方が問われる事態にまで発展しています。
 
5月3日から始まった裁判では、改めて両社の言い分が申し立てられました。
 
Epic Gamesは、App Storeが競争を阻害しており独占的で“Wall Garden(「塀で囲われた庭」の意)”であること、デベロッパーたちがAppleに手数料の支払いを強制されていること、30%の手数料が法外であることなどを指摘しました(ただし、Appleはサブスクリプションが一年経過しているか、収益が年間100万ドル≒1億円未満の事業者については手数料を15%に引き下げています)。Epic Gamesはこれらを踏まえ、iOSでサードパーティーのストアや、Appleの決済システム以外も認めるべきだとAppleに要求しました。
「Androidになるつもるはない」
これに対しAppleは、ユーザーが期待するようなセキュリティやプライバシー、信頼性、品質を提供する義務があるとして、App Storeを厳格にコントロールすることには理由があると反論しました。また、Appleは「Epicは我々にAndroidになるよう求めているが、そうなるつもりはない」と否定、正規のアプリストアを経由しない“野良アプリ(サイドロードアプリ)”の信頼性について疑問を呈しました。「我々同様に、我々の顧客も望んでいないのだ」
 
裁判は始まったばかりですが、裁判所側がオンライン傍聴者の発言をミュートできないトラブルが発生するなど、出だしから今後の波乱を予期させる展開となっています。
 
 
Source:MacRumors
(kihachi) …

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AppleとEpicの裁判が開始、電話傍聴をミュートできず大混乱

 
海外Apple関連メディアの9to5Macは現地時間5月3日、AppleとEpicの裁判が混乱とともに開始したと報じました。裁判所が電話傍聴システムをミュートすることに失敗し、大勢の傍聴者が発言した模様です。
AppleとEpic Gamesの裁判
2020年8月、人気ゲーム「フォートナイト」を運営するEpicは、App Storeでの手数料を回避するために、同社への直接課金システムを導入したことにより、App Store等から「フォートナイト」アプリ等を削除されました。
 
その後、EpicがApp Store反対運動「#FREEFORTNITE」を展開するなど、AppleとEpicの対立は激化の一途をたどり、互いが提訴し法廷での事前審理等を経て2021年5月3日から裁判官裁判を開始することになっていました。
 
5月3日からの裁判は、App Storeが反トラスト法(独占禁止法)に抵触しているかどうか判断される可能性があり、多くのユーザーやアプリ開発者から注目されています。
大混乱で幕開け
AppleとEpicの裁判では、ライブ配信は行われないものの、電話で傍聴することが可能となっています。
 
裁判開始当初、電話傍聴に大勢が接続していましたが、裁判所スタッフが傍聴者の通話をミュートにすることに失敗し、一時、AppleとEpic双方の支持者が思い思いに発言し、裁判は大混乱に陥りました。
 
9to5Macや海外メディアVentureBeatによると、例えば以下の発言があった模様です。
 

フォートナイトに自由を!
Epic Games!Epic Games!

奴らはしくじってiOSアプリを失った
私たちはただ携帯アプリに戻りたいだけなんだ
とても貧乏だから携帯電話を買えない
これってライブ通話だよな
お母さんに受話器とるなって言うつもり

 
さらに、フォートナイト上でコンサートを開いたトラヴィス・スコットの曲を演奏する人や、携帯アプリ版の自動照準機能のすばらしさを賞賛する人、自身のYouTubeチャンネルを宣伝する人等が続出し、支離滅裂な複数の音声が混じり合い、裁判所はまさしくカオスな状況に陥ったようです。
 
なお、その後裁判所スタッフが傍聴者の音声をミュートにすることに成功しており、今後同様の問題は起きずに済みそうです。
 
 
Source:9to5Mac, VentureBeat
(seng) …

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