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AirPodsやHomePodはApple Musicのロスレス音楽再生に非対応

 
6月から追加費用無しでロスレスオーディオ再生が可能になると発表されたApple Musicですが、AirPodsシリーズやHomePodシリーズはロスレスでの音楽再生に非対応となっています。一方、空間オーディオについては利用可能なようです。
ロスレスオーディオに非対応のAirPodsシリーズとHomePodシリーズ
まず、Bluetooth経由で音楽を伝送するAirPodsシリーズについては、Bluetoothの帯域幅の制限からロスレスオーディオには対応できません。
 
Bluetoothコーデックのなかにはハイレゾ級の音質であることをうたうソニーのLDACのようなものもありますが、AirPodsシリーズが対応するコーデックはSBCとAACのみです。
 
AirPods Maxについてはオーディオケーブルを接続して音楽を聴くこともできますが、この場合は元の音源が一度アナログに変換された後、再び24ビット/48kHzのデジタルに再変換されます。このため、ロスレスの音源をそのまま再生しているとはいいがたいです。
 
また、AppleのスマートスピーカーであるHomePodシリーズもロスレスオーディオの再生には対応しません。
空間オーディオには対応
一方、AirPodsシリーズとHomePodはどちらも、音に包まれているような臨場感あふれる音響を楽しめる空間オーディオには対応するとのことです。
 
ただし、「HomePod」が対応することは書かれていますが、HomePod miniが対応するかどうかについては明記されていません。
 
 
Source:Apple via The Verge, MacRumors
(ハウザー) …

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Apple Music、全曲をロスレスで提供、空間オーディオにも対応。追加料金不要

 
Appleは現地時間5月17日、Apple Musicの利用者は6月から追加費用なしでDolby Atmos(ドルビーアトモス)による空間オーディオに対応し、Apple Musicの楽曲がすべて高音質のロスレスオーディオで再生可能になると発表しました。iPhoneやiPad、Macの内蔵スピーカーも空間オーディオに対応します。
追加料金なしで高音質オーディオが利用可能に
Apple Musicのロスレスオーディオは、Appleが音源の保存に使用しているALAC(Apple Lossless Audio Codec)を用いることで、Apple Music上の7,500万曲以上を、追加料金なしでアーティストがレコーディングしたのと同じ音質を楽しむことが可能になります。
 
ロスレスオーディオは、Apple Musicの最新バージョンで「設定」アプリから「ミュージック」>「オーディオの質」で設定が変更になります。なお、本稿執筆時点で、iOS14.5.1では表示されないため、今後のアップデートで対応すると見られます。
ロスレスとハイレゾロスレスに対応
ロスレス音質は、CD品質の16ビット/44.1kHzから最大24ビット/48kHzまでまであり、Appleデバイスでそのまま再生可能です。
 
さらに高音質の最大24ビット/192kHzのハイレゾリューションロスレス(ハイレゾロスレス)も利用可能になります。ただし、ハイレゾロスレスの利用にはUSB DAコンバータ(DAC)などの外部装置が必要となります。
iPhoneの内蔵スピーカーも空間オーディオ対応に
Apple Musicで提供されるDolby Atmosによる空間オーディオは、音に包まれているような臨場感ある音響を楽しめる機能です。
 
空間オーディオはこれまで、AirPods ProやAirPods Maxで利用可能でしたが、Appleは、H1チップ、W1チップ搭載のAirPodsシリーズ、Beatsヘッドホンのほか、最新バージョンのiPhone、iPad、Macの内蔵スピーカーで利用可能になると案内しています。
 
なお、まもなく発売される24インチiMacの内蔵スピーカーは空間オーディオに対応しています。
空間オーディオのプレイリストも公開予定
Apple Musicでは今後、Dolby Atmos対応のアルバムにはバッジが表示されるほか、対応楽曲のプレイリストも公開される予定です。
 
Appleは、Dolbyとともに、アーティストやエンジニアらがDolby Atmosで簡単に楽曲を制作できるよう支援すると発表しています。
 
具体的には、対応スタジオの倍増、教育プログラムの提供、独立系アーティストへのリソース提供などを行うとのことです。
 
 
Source:Apple
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高音質版Apple Musicを示唆する記述、Android版ベータからも発見

 
Apple MusicのHi-Fi(高音質)サービスを示唆する記述が、Android版Apple Musicのベータから発見されました。iOS14.6の正式版公開と同時期の発表が予想されています。
「ロスレス」と「ハイレゾロスレス」の記述
Android版Apple Musicの3.6.0ベータから、Apple Musicの高音質サービスに関する記述が発見された、と9to5Googleが報じています。
 
現在のAndroid版Apple Musicでは、音質を優先するか、データ通信量の節約を優先するかの選択が可能ですが、3.6.0ベータでは以下の説明が追加されているそうです。
 

ロスレスオーディオファイルは、オリジナルのすべてのディテールを保持します。オンにすると、より多くのデータを消費します
 
Apple Musicの3.6.0ベータには、高音質サービスとして、最大24-bit/48kHzのALACに対応した「ロスレス」と、最大24-bit/192kHzのALACに対応した「ハイレゾロスレス」に関する以下の記述がみられます。
 

ロスレスオーディオファイルは、デバイス上のスペースをより多く消費します。10GBで保存できる楽曲数の概算は、高音質で3,000曲、ロスレスで1,000曲、ハイレゾロスレスで200曲です
 

ロスレスストリーミングは、より多くのデータ通信量を消費します。3分間の楽曲の場合、高効率で1.5MB、高音質(256kbps)で6MB、ロスレス(24-bit/48kHz)で36MB、ハイレゾロスレス(24-bit/192kHz)で145MBです。ただし、楽曲、ネットワーク状況、接続されたスピーカーやヘッドホンの性能によっても異なります
 
Dolbyの記述は発見されず
9to5MacがiOS14.6ベータ1で発見した(その後のベータで削除)Dolby AtmosやDolby Audioに関する記述は、Android版Apple Musicの3.6.0ベータからは発見されなかったそうです。
 
9to5Macは、高音質版Apple MusicはiOS14.6の正式版公開と同時に発表されるのではないか、と推測しています。
AirPods(第3世代)も同時発表?
Apple Musicの高音質サービスは、数週間以内にAirPods(第3世代)と同時に発表される、と音楽情報メディアHits Double Dailyが5月初めに報じています。
 
最近になって、AirPods(第3世代)が5月18日に発表されるとの噂が浮上していますが、リーク情報で知られる人物は5月18日に発表されることはない、と否定しています。
 
 
Source:9to5Google
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AmazonにAirTag入荷〜5月上旬予約注文分よりも配送日が早い状況

 
AmazonにAirTagが入荷、5月上旬予約注文分よりも配送日が早くなっています。
5月2日予約注文分の配送日は6月6日以降と案内
筆者は5月2日にAirTag 4個パックをAmazonで予約注文、しばらく配送日が未定でしたが数日前に、6月6日〜7月14日に配送との案内が届きました。
 

 
Amazonでは現在AirTagの単品が当日か翌日配送、AirTagの4個パックが5月16日に入荷、配送日が5月18日と案内されています。
予約注文分よりも、通常購入が早く入手可能
AirTagを予約注文し、配送日が遅い場合は通常購入のほうが早く入手できる状況です。
 
なお、AirTag購入におけるAmazonポイントの付与率は現在、1%です。
 
AmazonにおけるAirTagの初回入荷分はすぐに売り切れ、今回の再入荷までの待ち日数も長めでした。今後、安定して入荷するか注目されます。
今回も、両面保護フィルムを一緒に注文
筆者は今回も、ミヤビックスのAirTag保護フィルム、「OverLay FLEX OFAIRTAG/S/12」を一緒に注文しました。
 
こちらの製品の貼付け後5日で、気泡や滲みは全て消えました。また、AirTag本体側(白い、スピーカーが搭載されている部分)の曲面にも、浮きが生じることなくフィットしています。
 
 
Source:AirTag/Amazon
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JABRA USB・Bluetooth接続対応 スピーカーフォン USBドングル付 JABRA SPEAK 510+ MS 7510-309

JABRA USB・Bluetooth接続対応 スピーカーフォン USBドングル付 JABRA SPEAK 510+ MS 7510-309  (1) ¥12,575 (2021-05-12 以降 – 追加情報商品価格と取扱状況は記載された日時の時点で正確で、また常に変動します。Amazon のサイトに表示された価格と取扱状況の情報は、この商品が購入されたその時のものが適用されます。)

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今年後半にSiri・Alexa・Googleで操作可能なスマートホーム機器が登場!

 
Apple、Amazon、Googleを含む多くの企業が名を連ねるConnectivity Standards Alliance (CSA)が、スマートホーム機器間の互換性を実現する業界標準「Matter」を発表しました。年内には同標準に準拠した新製品が発売される見通しです。
2019年12月に発足
Apple、Amazon、Googleを含む、CSAの前身であるZigbee Allianceによるワーキンググループは2019年12月、「Connected Home over IP(CHIP)」プロジェクトとして、スマートホーム機器、モバイルアプリ、クラウドサービス間でのシームレスな通信を実現する、業界標準プロトコルの開発を目指すと発表しました。
 
CSAのリリースによれば、同メンバーは発足当時は数十社でしたが、現在は180社以上に増えています。
スマートホーム業界標準プロトコル「Matter」
そして今回CSAは、多種多様なスマートホーム機器を安全かつ簡単に相互接続する、オープンソースの業界標準プロトコルの基本仕様が2021年5月初めにまとまり、名称を「Matter」としたことを明らかにしました。
 

 
現在はAppleのHomeKit、AmazonのAlexa、GoogleのGoogle Assistantと、それぞれ異なる仕様を軸としてスマートホーム機器ネットワークが構築されています。しかし今後は業界標準であるMatterに準拠することで、いずれの音声アシスタント(Siri、Alexa、Google Assistant)でもすべてのスマートホーム機器を連携、操作することが可能になります。
 
つまりこれまでAlexaでしか操作できなかったスマートスピーカーが、SiriやGoogle Assistantでも操作可能となることを意味します。
今年後半にはMatter準拠の最初の製品が登場
CSAは2021年後半には、Matterに準拠した最初の製品が市場に登場するとしています。
 
 
Source:CSA/Business Wire via MacRumors
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AirTagのプログラムは書き換え可能、とセキュリティ研究者が報告

 
Appleの紛失防止タグAirTagの内蔵プログラムが書き換え可能であることを確認した、とセキュリティ研究者が報告し、紛失モードのAirTagからアクセスできるURLを変更したデモ動画も公開しています。
AirTagの動作を変更させるデモ動画も公開
4月30日に発売されたAirTagは、紛失モードにすると、NFC対応スマートフォンをかざして所有者の連絡先情報が確認できる「探す」のWebサイトにアクセス可能です。
 
セキュリティ研究者のstacksmashing氏(@ghidraninja)は、AirTagのマイクロコントローラーに侵入してプログラムが書き換え可能であることが確認できた、とTwitterで報告しています。
 
ちなみに、マイクロコントローラーに侵入するまでに、2つのAirTagが使い物にならない状態になったそうです。
 

Yesss!!! After hours of trying (and bricking 2 AirTags) I managed to break into the microcontroller of the AirTag!
/cc @colinoflynn @LennertWo pic.twitter.com/zGALc2S2Ph
— stacksmashing (@ghidraninja) May 8, 2021

 
同氏は、改造したAirTagを紛失モードにしてiPhoneをかざすと、任意のWebサイトにジャンプさせることが可能になったことを示す動画も投稿しています。
 

Built a quick demo: AirTag with modified NFC URL
(Cables only used for power) pic.twitter.com/DrMIK49Tu0
— stacksmashing (@ghidraninja) May 8, 2021

 
このニュースを伝えた9to5Macは、今後、こうした変更がフィッシングなどに悪用される危険性があると指摘し、Appleによるサーバーサイドでの対策が望まれる、とコメントしています。
プライバシー保護機能には疑問の声も
AirTagには、自分のものではないAirTagが自分と一緒に移動していることを認識するとiPhoneの表示とAirTagのサウンドで警告するプライバシー保護機能が搭載されています。
 
しかし、米紙The Washington PostはAirTagがストーキングに悪用される危険性がある、と報じています。
 
また、iFixitはAirTagを分解して検証した結果、音を鳴らすスピーカーが比較的簡単に無効化される可能性がある、と注意喚起しています。
 
 
Source:8-bit, 9to5Mac
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【レビュー】Apple 春の新色シリコーンケース&レザーウォレット

 
Appleは、iPhoneケースとレザーウォレットにおいて2021年春の新色を発売しました。今回は、その中で「MagSafe対応iPhone 12 miniシリコーンケース」のピスタチオと「MagSafe対応iPhoneレザーウォレット」のアリゾナを入手しましたので、レビューしていきます。
新色シリコーンケースを発売
Appleはこの春、iPhone12シリーズ向けのシリコーンケースとして、4色を追加ラインアップしました。
 

 
左からピスタチオ、カンタロープ、カプリブルー、アメシストです。どの色もパステルカラーで春にぴったりな色合いとなっています。特に、アメシストは同時に発表されたiPhone12/12 miniの新色パープルにも合うでしょう。
レザーウォレットは1色のみ追加

 
一方で、レザーウォレットは、1色しか追加されませんでした。今回、紹介するアリゾナがそれです。これまでも似たような色合いとして、サドルブラウンがありましたが、それよりも赤味が増して、個人的にはサドルブラウンよりも高級感のある色合いが登場したと思います。
アリゾナのレザーウォレットを装着してみた
今回は、2台のiPhone12 miniにカバーをつけた状態でアリゾナのレザーウォレットを装着してみました。
 

 
左がグリーンのiPhoneに新色ピスタチオのシリコーンケースを装着した上にレザーウォレットを装着した様子で、右はブルーのiPhoneにバルティックブルーのレザーケースを装着した上にレザーウォレットを装着した様子です。
 
これまでのレザーウォレット同様、iPhone12 miniの本体にぴったりフィットするサイズのため、ケースを着けると少しだけ左右に余裕が生まれますが、ほとんど気にならないレベルといえるでしょう。
 

 
レザーウォレット使用上の注意点
レザーウォレットを使用する上で気をつけないといけないのは、差し込むカードの向きです。これは、レザーウォレットに同梱されているイラストにも示されています。
 

 
iPhone12シリーズには、MagSafeという強い磁石を用いた機構が採用されています。Apple純正のレザーウォレットにはシールド機能が搭載されているので安心ですが、それでも注意書きに従って、表裏を注意して収納しておく方がよいでしょう。
 
 

関連記事:
【コラム】MagSafeとカード類の適切な扱い方〜磁気カードは要注意

 
MagSafe非対応ケースではウォレットは使えない
レザーウォレットなど、MagSafe対応商品を装着して使用するには、MagSafe対応ケースが必要です。サードパーティー製品の中には、MagSafeに対応していないケースもあるので、注意が必要となります。
 
その点、Apple純正のケースは全てMagSafeに対応しているので、安心して、充電器やアクセサリーを付け外しして利用することができます。
新色「ピスタチオ」をレビュー
写真で既に登場している、シリコーンケースの新色「ピスタチオ」をご紹介します。
 
まず、外見はパステルグリーンといった印象でしょうか。この色、iPhone12/12 miniの本体色である「グリーン」を彷彿とさせます。その意味では、ようやくiPhone本体に合う春カラーが登場した感じを受けました。
 
本体が接触する部分は、起毛素材になっていて本体を傷つける心配はありません。また、本体のMagSafeに当たる部分には、カバーにもMagSafeの仕組みが見てとれました。
 

 
また、他のMagSafe対応のApple製品と同じく、カバーをiPhone本体に装着すると装着したことがわかるアニメーションが画面に表示されます。
 

 
またここ数年のApple純正カバーは、iPhoneの底部は守っていないことが多かったのですが、本製品は底部も保護しており、iPhone本体のスピーカーやマイクに当たる部分には穴が開いています。
 

まとめ〜春らしいパステルカラーがようやく登場
春ということもあってか、ようやく季節にあったカラーの純正品が登場したなという印象です。特に、iPhone12/12 miniのパステル「グリーン」にピッタリなシリコーンケース「ピスタチオ」や、iPhone12/12 miniの新色「パープル」に似合う「アメシスト」などが好例だと思います。
 
最近では、秋に新しいiPhoneを発表・発売して、翌春に春向けのアクセサリーを発売することが恒例となっているAppleですが、iPhoneの本体色に合わせたケースは本体の登場と共に発売してもよいかもしれません。
 
 
参考情報:Apple
Photo:Apple
(藤田尚眞) …

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AirTagのセキュリティ性能を米有力紙が批判〜“安価で効果的なストーキング道具”

 
Appleの紛失防止タグAirTagには、ユーザーの知らないところで取り付けられた場合、一定時間いっしょに移動すると警告が発せられるなどのセキュリティ機能があります。しかしながら、The Washington Postがテストを行った結果、AirTagのセキュリティ性能は十分でないことが明らかになった模様です。
自宅にいるときには正確な住所を提供
AppleはAirTagにはアンチストーキング機能があると説明していますが、The Washington Postのコラムニストのジョフリー・フォウラー氏は、ハラスメントの加害者を阻止するのに十分ではなく、AirTagはむしろ“新たな安価で効果的なストーキング”を可能にしていると述べています。
 
フォウラー氏は、同僚にAirTagで自身を1週間追跡するよう頼み、バックパックの中にデバイスを入れてもらいました。自転車に乗っているとき、AirTagはフォウラー氏の位置情報を半ブロックほどの精度で特定可能だったようです。自宅に戻ったときは、AirTagは正確な住所を提供したとされています。
警告アラートの音量は予想よりも小さかった?
iOSの通知とAirTagスピーカーからのオーディオによるアラートにより、不明なデバイスが同氏の動きを追っていると警告はあったようですが、思っていたよりも効果的ではなかったようです。
 
アラートは、追跡されて3日後に“軽い鳴き声のような音”が60デシベル(90センチ離れたところから計測)で15秒だけ鳴っただけにすぎなかったとのことです。この3日後というタイム・スパンに関して、プライバシーおよび家庭内暴力(DV)アドボケイトから問題であるとの声も上がっています。
 
加えて、「探す」ネットワークは現在のところiOSのみに限られており、Androidユーザーは見知らぬAirTagが取り付けられたとしても警告を受けることはできません。
Androidユーザーに使用すれば強力なストーキング道具に
簡単にスピーカーの音を遮断することができるAirTagは、iPhoneを持っていない人向けに使用できる強力なトラッキング道具であるとの意見もあります。なお、AndroidデバイスであってもAirTagの“紛失モード”のメッセージはNFCで読み取ることができます。
 
フォウラー氏は、AppleでiPhoneプロダクトマーケティング担当副社長を務めるカイアン・ドランス氏に、AirTagをデザインするときDVの専門家に相談したかどうか質問しましたが、同氏は回答するのを拒んだとされています。
 
 
Source:AppleInsider
(lexi) …

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iFixit、AirTagの詳細分解レポートで完成度を高評価。ただし注意点も

 
Appleの紛失防止タグ、AirTagの詳細な分解レポートをiFixitが公開しました。内部に搭載されたチップ類の詳細のほか、プライバシー機能の抜け穴が悪用される可能性についても言及されています。
ドーナツ型基板を2枚重ね
iFixitが、発売直後に公開したAirTagの分解レポートを更新し、基板の構造や搭載されたチップなどの詳細情報について報告しています。
 
AirTagの基板は接着剤でしっかり固定されており、取り外し用のピックを差し込む隙間を探すのも困難だったそうです。
 
ドーナツ形の基板は2枚重ねの複層構造で、基板を取り囲むように、アンテナが繊細にはんだ付けされています。
 

 
基板の中心には、細い銅線を束ねたスピーカー用コイルが配置されています。
 

 
AirTagの内部構造についてiFixitは、なんとか分解することはできても、修理は不可能だろうとコメントしています。
各種チップの詳細も判明
基板には、以下のようなチップ類が確認されています。
 

Bosch製の3軸加速度センサー(他のApple製品にも採用)
UWB(超広帯域)通信用のAppleのU1チップ
Nordic Semiconductor製のBluetoothコントローラー
GigaDevice製の32MBシリアルNORフラッシュメモリ
Maxim Integrated製のデジタルオーディオアンプ
Texas Instruments製のオペアンプ
ON Semiconductor製の電圧制御スイッチ
Texas Instruments製の300mA DC-DCバルクコンバーター
ON Semiconductor製、Texas Instruments製とみられるDC-DCコンバーター

 

 
プライバシー保護機能も万全ではないと注意喚起
AirTagには、ストーカー行為などへの悪用防止とプライバシー保護のため、近くにAirTagがあることをiPhoneが通知するほか、持ち主から離れた状態が一定時間続くと音を鳴らして注意を促す機能が搭載されています。
 
iFixitは悪用を避けるために方法は公開していないものの、AirTagのスピーカーを無効化する改造が可能かを検証した結果、複数の比較的簡単な方法によりAirTagを機能させたままスピーカーを無効化することは可能だと判明したそうです。
 
そのため、iPhoneを持っていない人の持ち物に、スピーカーを無効化されたAirTagが潜んでいても気づくことができない可能性があることには注意が必要だ、と述べています。
「隅々まで考え抜かれた、最も印象的な製品」
iFixitは、AirTagについて「第1世代の製品とは思えない」「隅々まで考え抜かれている」と、完成度の高さを評価しています。
 
そして、バッテリーは交換可能でも修理はほぼ不可能であること、警告音を無効化されるリスクがあるというマイナス面も指摘しています。
 
iFixitはAirTagの分解レポートを、開口部のないスピーカーを含めて最も印象的な製品であり、Appleは正しい方向に進んでいると言えるだろう、と分解レポートを締めくくっています。修理しにくい製品に批判的なiFixitが、ほぼ修理不可能なAirTagをここまで高く評価することは異例と言えます。
 
以下の画像は、左からTile Mate、AirTag、Galaxy SmartTagを分解したものです。
 

 
 
Source:iFixit
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iPhone13 Pro MaxのCADデータを基にしたモックアップ〜ノッチが小型化

 
YouTubeチャンネル「Unbox Therapy」が、サプライチェーン関係者間で出回っていると噂の、iPhone13 Pro MaxのCADデータを基にしたモックアップを、動画で紹介しています。
受話用スピーカーホールが移動し、ノッチが小さくなる
Unbox Therapyが公開している動画に映るiPhone13 Pro Maxのモックアップ(グラファイト色)は、iPhone12 Pro Max(パシフィックブルー色)と比べてリアカメラのレンズが大きくなっているのが確認できます。
 

 
また、フロントカメラハウジング部は、受話用スピーカーホールがベゼル部に移動しており、横幅が狭くなっているのがわかります。
 

リアカメラハウジング部がiPhone12 Pro Maxより大きくなる
iPhone13 Pro Maxのリアカメラハウジング部は、iPhone12 Pro Maxよりも縦幅と横幅が約5ミリ大きくなり、厚さが約0.9ミリ増しになるとみられています。
 

 
YouTubeチャンネル「Unbox Therapy」が公開した動画は、下記よりご確認下さい。
 

 
 
Source:Unbox Therapy/YouTube via iPhone Hacks
(FT729) …

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Google、インスタのストーリーズに「白い」Pixel 4aの画像を誤投稿

 
Googleの公式アカウントが写真共有サイトInstagramのストーリーズに、Pixel 4aの未発売カラーモデルの画像を誤って投稿していたことがわかりました。
ストーリーズに白いPixel 4aが登場
Instagramにはフォロワーのタイムラインには流れず、投稿後24時間で消える「ストーリーズ」という機能があります。Googleの公式アカウント ”Made by Google” がこのストーリーズに、白いPixel 4aの画像を投稿していたことが判明しました。
 
Android Authorityによると、Google公式アカウントは2021年4月29日の「国際ダンスデー」当日、Instagramのストーリーズに新しい動画を投稿しました。動画は、家中に配置されたGoogle製品の合間を縫って女性が踊るという内容です。
 
女性はGoogleのスマートスピーカー、Google Nest Audio(色は「Chalk」(チョーク))から流れる音楽に合わせて踊りますが、このNest Audioの隣に、同じ色合いのスマートフォンが置かれています。このスマホはどう見てもPixel 4aなのですが、同モデルのカラーは「Just Black」しか展開されていません。
 

新型コロナウイルスの影響で白モデルの発売中止か
Pixel 4aは当初2020年5月の発表が計画されていましたが、新型コロナウイルスの影響により同年8月へと延期されました。
 
Android Authorityは、Googleは当初、黒に加え白の販売も計画していたものの、発売の遅れなどの理由により実現に至らなかったのではないかと推測しています。
 
 
Source:Android Authority
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iFixit、AirTagの分解レポートを公開

 
AirTagの分解レポートを、各種ガジェットの分解で知られるiFixitが公開しました。第1弾レポートでは、ライバル製品と異なり、音質の良いマグネットを使ったスピーカーを内蔵していることなどが明かされています。
存在感のあるスピーカー用マグネット
4月30日に発売されたばかりのAirTagの内部構造に迫った分解レポートをiFixitが早速公開しました。
 
左からTIle Mate、Galaxy SmartTag、AirTag、そして25セント硬貨を並べて、X線写真を撮影しています。
 

 
AirTagの中心部分に、スピーカードライバーの丸いマグネットが黒く写っているのが目立ちます。
 
iFixitは、X線による360度ビューも公開しており、小型の部品が円周に沿って高密度に配置されていることがわかります。
 

 
AirTagのスピーカーに、Tile MateやGalaxy SmartTagのような圧電スピーカーではなく、小型軽量化が犠牲になるスピーカードライバーが採用されているのは、音量だけでなく音質へのこだわりによるものだろう、とiFixitは推測しています。
 

 
非推奨:穴を開けるなら基板のない位置に
AirTagには、キーリングなどを通すための穴がありません。
 
iFixitは、バッテリーを取り外し、基板やチップのない部分を狙ってAirTagに穴を開けてみたところ、AirTagは動作し続けているそうです。
 

 
iFixitは、AirTagに穴を開けることについて、IP67等級の防沫・耐水・防塵性能が失われ、破損のリスクも高いので真似することは推奨しないと警告しつつ、自己責任で実行するなら、とAirTag内部の基板がない部分を示した図を公開しています。
 

 
なお、AirTag本体に穴を開けても、音量は穴を開ける前と同程度の78dB〜80dbの範囲で、ほぼ変わらなかったそうです。
詳細な分解レポートを追って公開
iFixitは、AirTagの基板や搭載されたチップなどの詳細なレポートを近日中に公開する、と予告しています。
 
 
Source:iFixit
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Apple、AirTagから鳴るサウンドを解説した動画を公開

 
Appleは、AirTagから鳴るサウンドの意味を解説する動画をYouTubeで公開しました。探す時だけでなく、セットアップなどの時に鳴る音の意味を知ることができます。
AirTagから鳴る4種類のサウンドを解説
4月30日に発売されたAirTagは、iPhoneの画面表示に沿って簡単にセットアップでき、操作に応じてサウンドが鳴ります。
 

 
Apple Supportの公式YouTubeチャンネルは、AirTagから鳴る以下4種類のサウンドについて、意味を紹介しています。
 

Welcome(ようこそ):AirTagのセットアップを開始する時に鳴ります。
Setup Complete(セットアップ完了):AirTagのセットアップが完了し、使い準備ができた時に鳴ります。
Find My(探す):「探す」アプリでAirTagを探している時に繰り返し再生されます。
Battery Connected(バッテリー接続済):バッテリー交換が完了した時に鳴ります。

 
Appleが公開した動画はこちらでご覧ください。
 

 
Appleは、AirTagをリセットする方法を解説したサポートドキュメントも公開しており、操作の目安としてAirTagから鳴る音を使っています。
iPhone Maniaで制作した動画もどうぞ
iPhone Maniaでは、AirTagとTile Mate(2018年モデル)の比較レビューとしてサウンドを比較した動画を公開しているほか、スピーカー穴のないAirTagはどこから音が出ているかを視覚化した動画も公開していますので、ぜひご覧ください。
 

 

 
 
Source:Apple Support/YouTube
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「位置情報」はAppleにとって次の新サブスクサービスとなるか?

 
Appleは、大きく進化を遂げたAppleマップや、iPhone、Apple Watch、AirPodsなどに搭載されたセンサーやコンポーネント機能と連携することで、数十億のアクティブなデバイスとユーザーの「ライブネットワーク」を構築しています。Appleの「探す」アプリは、Appleマップと世界中に散在するハードウェアをベースに成り立っていますが、Appleはこれを今後サブスクリプションサービスとして提供すべき、と調査会社Counterpointが新たな方向性を指し示しています。
忘れ物防止タグ「AirTag」を春のイベントで発表
Appleは2021年春の新製品発表イベントで、自社ブランドの忘れ物防止タグ「AirTag」を3,800円(税込)で発表しました。AirTagはIP67規格に準拠したしたトラッカーで、接続技術(Bluetooth/NFC/Apple U1 UWBチップ)や内蔵スピーカーを搭載しています。AirTagはプライバシー性にも優れており、位置情報は匿名化および暗号化されるのも特徴のひとつです。
 
Counterpointは、AirTagを含めたAppleの位置情報特定サービスは、今後大きな利益につながると見ているようです。
「探す」は今後Apple Careに統合される?
Counterpointによれば、ユーザーが「探す」のネットワークとAirTagなどのトラッカーを用いた紛失財産の場所の特定により大きな価値を見出すようになった場合、位置情報サービスの有料サブスクリプション化も考えられるとのことです。
 
やがては「探す」エコシステム自体がデバイスの安全と安心のためのApple Careの一部となり、コンテンツサービスのApple Oneと並んで2大サービスとして統合される可能性があるというのがCounterpointの見方です。
位置情報サービスは今後5年間で100億ドルの利益につながる?
Counterpointは、AirTagのハードウェア販売と「探す」のサブスクリプションを組み合わせ、5年目にユーザーベースの10%の普及率に到達した場合、今後5年間で累計収益100億ドル(約1兆886億円)を計上できる、と予測しています。
 
AppleグラスやApple Carなど、Appleは位置情報が重要な役割を果たす製品の開発を進めているとされています。Appleにとって位置情報は数十億ドル規模の製品を生み出す可能性のある重要なテクノロジーのひとつとなるとの見通しです。
 
 
Source:Counterpoint
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【レビュー】AirTagとTile、サウンドなどを比較

 
Appleの紛失防止タグのAirTagを購入したので、同分野の先駆者的存在のTileと持ち物を探す時のサウンドなどを比較してみました。
AirTagとTileを比較してみた
Appleが4月30日に販売を開始したAirTagは、iPhoneやMacの「探す」ネットワークを使って持ち物の場所を確認できるほか、UWB(超広帯域無線)技術のU1チップを内蔵し、iPhone11シリーズとiPhone12シリーズでは詳細な場所を確認可能です。
 
AirTagとTileのスペック比較は先日ご紹介しましたが、購入したAirTagと、筆者が以前から使っているTile Mate(2018年モデル)で比較してみました。
 
Tileには、薄型のTile Slimや音量を強化したTile Proがありますが、記事中では筆者が使用しているTile Mate(2018年モデル)を「Tile」と記載しています。
 
外観と質感
AirTagは、ステンレス面と白いプラスチック面の両方とも光沢があります。
 

 
プラスチック側の質感は、AirPodsシリーズの充電ケースと似ていると感じました。先行レビュワーが指摘していたように、どちらの面も、使っているうちに傷がつきやすそうな感じはします。
 

 
Tileの表面はマットな質感で、片方の面がホワイト、もう片方はグレーです。
 

 
2年間以上、カギに付けてポケットに入れて毎日持ち歩いているTileはこの状態です。表面に多くの傷がつき、ロゴも色褪せていますが、使用には支障ありません。
 

 
サイズと重量
AirTagは直径31.9ミリ、厚さ8ミリ、重量は11グラムです。Tileは、35ミリ x 35ミリ、厚さ6.2ミリ、重量は7グラムです。
 
どちらも電池を含む重さですが、Tileのほうが手にした時に軽いと感じることができます。
 
持ち物への取り付け
Tileは本体についた穴を使って、鍵などの持ち物に取り付けることができます。
 
一方、AirTagの本体に穴はないので、持ち物に取り付けるには、アクセサリ類が必要となります。今後、さまざまなブランドから、面白いアイデアの製品が登場することに期待したいところです。
耐水性能
AirTagは、IP67等級の防沫・耐水・防塵性能を持っています。
 
Tile Mateの2020年モデルには、IP55等級の防滴性能があります。
 
バッテリー交換の方法
AirTag、Tileともに、電源には一般的なボタン型電池を採用しており、簡単に交換できます。
 
AirTagはステンレス製カバーを指2本で押し回すと電池(CR2032)が出てきます。
 

 
Tileは、裏面の電池カバーをスライドさせると電池(CR1632)を交換できます。
 

 
探す時に出せる音の違いは?
AirTagもTileも、iPhoneから音を鳴らして探すことができます。
 
AirTagで音を鳴らすには「探す」アプリで「持ち物を探す」から操作します。単純にサウンドを鳴らすことも、AirTagとの位置関係を表示しながら鳴らすこともできます。
 

 
音量はそれほど大きくありませんが、自宅内で他の部屋にいても気付ける音質だと感じました。音は数秒間、再生されてすぐに止まります。
 
Tileも、専用アプリで音を鳴らすことができます。音量は大きめです。アプリでは、鳴らすメロディーを選択して設定できます。音は、アプリを操作するまで鳴り続けます。
 

 
ちなみに、「探す」アプリから鳴らせるサウンドは、AirTagとAirPodsで似ています。AirTagの音はすぐ止まりますが、AirPodsでは、iPhoneから操作するまで音が鳴り続けます。
 
AirTag、TIle、そしてAirPods Proを探す時の音を動画にまとめてみました。
 

 
なお、AirTagからiPhoneで音を鳴らして探すことはできません。
 
Tileはボタンをダブルクリックすると、iPhoneから結構な大音量で軽やかなメロディが再生されます。筆者はポケットの中でTileがダブルクリックされてしまい、iPhoneが鳴り響いて慌てたことが数回あります。
AirTagの音を可視化してみた
AirTagにはスピーカー穴がありませんが、先日Appleが公開した図面から、白いプラスチック部分から音が出るらしいことはわかっています。
 
しかし、サウンド再生中に触れても、体感できるほどの振動がないため、霧吹きで水滴を作り、音を鳴らした動画を撮ってみました。
 
プラスチック部分の中心で振動が大きいように見えることから、スピーカーをドーム型のプラスチックで覆っているのではないかと推測されます。
 

 
 
(hato) …

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