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iPhone 15 Proのよかった新機能マイベスト5 #ギズライターまとめ2023

Photo:はらいさん今年は新体験がたくさんありました!iPhone15シリーズが発売されてから3ヶ月が経ちました。今年は特にiPhone15Proの進化が凄かったように感じたため、実際に使ってみて個人的に良かったと思えた新機能をランキング形式で5つご紹介します。AppleiPhone15Pro(128GB)-ブラックチタニウム159,800Amazonで見る!function(t,e){if(! …

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一生付き合いたいと思える音だから。今さら聞けないRME × Genelecの話

Photo:小原啓樹プロクオリティとプロクオリティの融合だしコラボだし共演ですよ、このセットたち。みんなー。家で音楽聴くときにスピーカー使ってるかーい。イヤホンもヘッドホンもいいけど、空間に音が溶け込んでいるような感覚がビシバシに効いてるスピーカーで聴くヘビロテ曲って本当に良いよねえ。真摯に音楽と向き合うときもご飯食べているときもマンガ読んでいるときも、散りばめられた音の数々に胸がときめいちゃうし …

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短くなった鉛筆が、驚きの転生を果たす。「シンロケットえんぴつ」で

Image:クツワ株式会社短くなった鉛筆。どう使ってました?良く聞くのは、鉛筆を差し込んで長く使える「補助軸」でしょうか(金属でできた筒です)。僕も小学生の頃に持たされていましたが、たいてい鉛筆同士を悪魔合体させて、双頭ランスみたいな武器を密造していました。まぁ、作るのに満足して、だいたい使わないんですけどね。あれ、今思えばエコじゃなかったな…。なのでもし、過去にタイムスリップできたら、これを持っ …

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Midjourneyがリアルすぎて写真と見分けがつかないレベルに

Image:MidjourneyV6Midjourneyの最新版、「MidjourneyV6」登場、過去のバージョンと比較して「よりリアルな画像を生成できる」ようになり、そのクオリティは本物の写真と見分けがつかないほどです。「MidjourneyV6」は現在、Discordで冬休み期間限定配布のアルファ版でのみ利用可能。試すなら今です。米Gizmodoでも試してみましたが、他のAI画像生成ツールと …

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Vision ProがAppleの未来を切り開くキープレイヤーに

 
Apple製品と言われて、iPhoneとMac以外に何が思い浮かぶでしょうか。Apple Watch、HomePod、はたまた一向に登場しないApple Carか――人それぞれ色々な製品を頭に思い描くでしょうが、少なくともAppleは2024年、Vision Proを最重要製品として位置づける方針のようです。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Vision Proが2024年、Appleにとっての最も重要な製品になると予想。
2. 生産目標の半減など苦戦もしたが、性能は誰しも認める一級品。
3. Vision Proが成功すれば、2025年の廉価モデル登場にも期待が高まる。

Appleの命運が懸かっている
Vision Proとは、Appleが2023年の世界開発者会議(WWDC2023)で発表した、複合現実(MR)ヘッドセットです。
 
このVision Proについて「Appleの2024年で最も重要な製品になる」と語るのは、Apple製品に詳しいアナリストのミンチー・クオ氏です。
 
同氏によれば、Vision Proは2024年、約50万台の出荷を予定しており、1月初週に出荷を開始、1月下旬から2月上旬のどこかで店舗販売を開始する予定とのことで、年明けからAppleの命運を大きく懸けた戦いが始まることとなります。
 
良くも悪くもiPhone16は売れ行きがある程度想定できるものの、Vision Proは今後の主力製品として展開するかどうかが2024年で決まるといっても過言ではありません。
消費者が羨ましがる製品になれば
ティム・クック最高経営責任者(CEO)が毎晩装着し「これが未来だ」と胸を高鳴らせる一方、Vision Proは3,499ドル(約50万円)という価格の高さや部品の確保がネックとなり、生産台数の目標を半減させてきた経緯があります。
 
しかし実際に発表されるやいなや、ライバル他社の先行製品とは違う完成度の高さに、メディアやユーザーの多くが絶賛の声を上げたのも事実です。特に高価なハイエンドTVに匹敵するとも言われるディスプレイは、パネルの専門家すら「競合他社が追随できない」と舌を巻くほどでした。
 
Appleの目論見通り、一般消費者の間で“高嶺の花”としてのイメージ作りに成功すれば、その後(2025年以降)に展開を予定している廉価モデルの売れ行きに、同社も自信を強めるに違いありません。
 
 
(kihachi) …

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スマホ買い替えサイクル史上最長!4年越えの新常識

 
世界的にスマートフォン市場の飽和が叫ばれて久しいなか、ユーザーが手元の端末を長く使う傾向は年を追うごとに強まりつつあります。買い替えサイクルは4年を超え、過去最長となりました。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. 2023年の買い替えサイクルは最も長い平均51カ月に
2. 性能と価格の上昇が買い控えを後押しか
3. メーカーも高額モデルで利益を上げる方向にチェンジへ

延び続ける買い替えサイクル
TechInsightsの調査によると、2023年にスマートフォンユーザーが新たな端末に買い替えた割合は23.5%となり、統計を始めて以来、最も低い数値を記録しました。また、買い替えサイクルは平均51カ月(4年3カ月)と史上最長となりました。
 
筆者の周りでも、2017年に登場したiPhone Xを約5年使い続け、2023年にiPhone15 Proへと買い替えたユーザーが2人おり、一時期に比べると確実に買い替えの期間が延びている印象を受けます。
性能向上と価格上昇が長期化を後押し
理由として考えられるのは、スマートフォンの性能の向上と高額化でしょう。とくに先進国では、スペック不足でアプリがまともに動作しない状況に陥る状況は、もはや遠い昔の出来事となりつつあります。
 
Appleを含む大手メーカー側も、買い替えサイクルの長期化に伴い、薄利多売のミッドレンジ(中価格帯)モデルではなく、高額なハイエンドモデルで利益を出す傾向を年々強めているため、こうした戦略がさらなる買い替え期間の長期化(正のフィードバック)を生んでいるとも言えます。
 
Appleが2年毎にiPhoneのモデルチェンジを行っていた過去も、今となってはどこか懐かしく感じられますね。
 
 
(kihachi) …

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Appleの新CM、iPhone15 Plusへの愛しさと切なさを歌い上げる

 
Appleが、iPhone15 Plusの動画広告「Miss You(会えなくて寂しい)」を公開しました。オーディオ再生時間最大100時間というバッテリー持ちの良さを誇るiPhone15 Plusに向かって、なかなか充電してもらえなくて寂しいと電源コンセントが歌う、コミカルな演出が印象的です。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. AppleがiPhone15 Plusの新作CM「Miss You」を公開。
2. iPhone15 Plusのバッテリー持ち時間をアピール。
3. iPhone15 Plusはオーディオ再生なら100時間の動作が可能。

 
iPhone史上最長のバッテリー動作時間をアピール
Appleが公開したiPhone15 PlusのCM「Miss You」は、ビデオ再生なら最大26時間、オーディオ再生なら100時間という、iPhone史上最長のバッテリー動作時間をアピールする内容となっています。
 

 
電源コンセントが、目の前に置かれたiPhone15 Proに向かって、悲しげな声で語りかけるように歌い出します。
 
「夜になると、君と僕とが離れられない関係だった頃のことを思い出すよ」
 

 
電源コンセントの視線は、持ち主に使われているiPhone15 Plusにも向けられます。
「僕たちにはピュアなエネルギーがあった。僕たちは相思相愛で、離れられなかった」
「僕たちはどうしてこんなに長い間、会えないんだろう?」
 

 
上の段の電源コンセントも、コーラスで参加します。
「僕は眠れずに、君の帰りを待っている」
「僕の愛する人は君だけだ。会えない時間がとても長く感じるよ」
 

 
字幕で「長〜〜〜〜いバッテリー寿命」と表示される間も、電源コンセントたちの切ない歌声が流れます。
 
「会えない時間が長くて寂しいよ。君が恋しい」
 

 
「Miss You」の動画はこちらでご覧ください。
 

 
楽曲はDoe Boyの「Way Too Long」
動画に使用されている楽曲は、ラッパーDoe Boyが2023年12月1日にリリースした新曲「Way Too Long」です。愛しい人に会えない寂しさを込めた一曲です。
 
Apple Musicでは、空間オーディオで再生できます。
 

 
iPhone14 PlusのCMでもバッテリー動作時間をアピール
AppleがiPhone15 Plusに特化したCMを公開するのは、今作「Miss You」が初めてです。
 
なお、1世代前のiPhone14 Plusについても、バッテリー動作時間の長さをアピールするCM「Battery for Miles(走り続けるバッテリー)」を2023年7月に公開しています。
 
ちなみに、Appleが公表している仕様上の数値では、iPhone14 PlusとiPhone15 Plusのバッテリー動作時間はともにビデオ再生最大26時間、オーディオ再生最大100時間で同じです。
充電できずに長時間使う必要があるユーザーに最適なiPhone15 Plus
バッテリー動作時間の長いiPhone15 Plusは、外出先などでiPhoneを使う機会が多く、充電のための電源や時間を確保しにくいユーザーには最適な選択
 
iPhone15 Plusは、iPhone15シリーズ中でバッテリー容量が最も大きいこともあり、動作時間も最長となっています。
 
iPhone15シリーズのバッテリー駆動時間は以下のとおりです。iPhone Maniaでは、iPhone15シリーズの詳細なスペックや端末価格を比較できる一覧表も掲載していますので、ぜひご覧ください。
 

ビデオ再生
オーディオ再生

iPhone15
最大20時間
最大80時間

iPhone15 Plus
最大20時間
最大100時間

iPhone15 Pro
最大23時間
最大75時間

iPhone15 Pro Max
最大29時間
最大95時間

 
 
Photo:Apple/YouTube, Apple
(hato) …

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クリスマスツリーの中から感じる視線。そこにいたのは…?

Image:BrettIngram/TikTokうちにもいつの間にか上がり込んでたことある。なんだか変な声がするなー、と思ってクリスマスツリーに目を凝らしたら、そこにいたのはガン見してくるオポッサム。ツリーにオポッサムこんなパニック必至の状況に遭遇したのは、テキサス州ダラス・フォートワース都市圏でメディア・マーケティングのマネージャーをしているBrettIngramさん。そのときの様子をTikTo …

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テクノロジーによるクリエイティブの可能性。電子音楽とデジタルアートの祭典「MUTEK.JP 2023」

Photo:ShigeoGomi/MUTEK.JP12月7,8,9日の3日間にわたって開催された、電子音楽とデジタルアートの祭典「MUTEK.JP2023」。8回目となった今年は、テクノロジーとクリエイティビティの融合による、実験的かつ革新的なオーディオビジュアル・ライブパフォーマンスのショーケースとして、渋谷SpotifyO-EASTとWOMBを舞台に開催。国内外の新進気鋭のアーティスト総勢53 …

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今年の「テスラ以外の自動車ニュース」3選 #ギズライターまとめ2023

Image:ALEF空を飛んでも一応クルマ。2023年は、電気自動車メーカーTESLA(テスラ)のピックアップ「Cybertruck(サイバートラック)」発売を控えて、かなりたくさんの関連ニュースを伝えてきました。発売後でも硬すぎて事故時の安全性が心配だの、水上走行モードが発見されただの、日々ネタが尽きません。ちょっとお腹いっぱいなので、サイバートラックに埋もれてしまったクルマの話をいくつか振り返 …

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映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』は歌と踊りに溢れた最高のミュージカル作品だった

Image:(c)2023WarnerBros.Ent.AllRightsReserved.優しくて甘いチョコレートを口いっぱい含んだような満足感。映画『チャーリーとチョコレート工場』に登場した魔術師でチョコレート職人ウィリー・ウォンカの若き日を描いた、映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』。ポスターや予告編ではあまり語られていませんが、本作は冒頭からエンドロールまで歌と踊りに溢れた極上のミ …

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柔らかいクッションに落としただけでバキバキに割れた〜あなたはその訴えを信じますか?

 
表題画像のバキバキに割れているiPhone14 Proについて、「柔らかいクッションに落としただけなのに簡単に割れてしまったので、返金するか新品に交換して欲しい」との無茶な要求をするユーザーが台湾で現れて、店員と大モメした事例が報告されています。
 
海外のユーザーの無理難題は、日本人とは次元が違うようです。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone14 Proを、柔らかいクッションに落としただけでバキバキに割れたので返金か新品に交換して欲しいというユーザーが現れる。
2. どう考えても、高所から落下させたか車に轢かれて破損したようにしか見えない。
3. 店員が要求を拒否したところ、店内で怒りを発散させまくった後にやっと帰ってくれたとのこと。

日本ではあまり考えづらい事例、それとも日本でもあり!?
China Timesの報道によれば、携帯キャリアショップに「柔らかいクッションに落としただけなのに1カ月前に買ったばかりのiPhone14 Proが簡単に割れてしまったので、返金するか新品に交換して欲しい」との無茶な要求をするユーザーが現れたとのことです。
 

 
ここまでの破損は、YouTuberの耐久性試験のような状況にならない限りなかなか起きるものではありません。
 
それに加え、ディスプレイも浮き上っているのは耐久性試験よりも過酷な状況に陥ったことを示しています。例えば、かなりの高所から落下させたか、カメラ部を車に轢かれたかなどが考えられ、柔らかいクッションに落としただけでこうなることはあり得ないでしょう。
 

 
当然、店員はこのユーザーの訴えを信じず、返金も新品への交換もできないと告げたところ、店内で怒りを発散させまくってから店を後にしたとのことです。
 
このユーザーは、柔らかいクッションに落としただけでiPhone14 Proが簡単に割れてしまったという自身の言い分が通じると思ったのでしょうか?
 
ひょっとすると、日本でも同種の無理な要求に遭遇した店員の方や元店員の方もいるでしょうか?
 
 
Photo:China Times
(FT729) …

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dマガジンの月額料金が税込440円から税込580円に改定へ〜満足度は初期より向上

 
dマガジンが今後、月額料金を現行の税込440円から税込580円に値上げすると案内しています。dマガジンを契約中の筆者にもメールで案内が届いており、月額料金改定時期は2024円3月1日を予定と記されています。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. dマガジンが、月額料金を税込440円から税込580円に改定予定であることを案内。
2. 月額料金改定時期は、2024円3月1日を予定。
3. dマガジンの雑誌配信数はかなり増えており、趣味性の高いものが最近は増加傾向と感じる。

筆者は月額料金が値上げされても継続〜雑誌配信数増加に満足
結論から申し上げると、筆者は月額料金が税込440円から税込580円に値上げされても解約せず、継続して利用します。
 
dマガジンは案内のメールで、雑誌配信数がサービス開始当初の79誌から1200誌以上に増加したと述べています。
 

 
dマガジンで配信されている雑誌ですが、当初は一般的なものがほとんどだったのに対し、最近は趣味性の高いもの(ネオクラシックカーやネオクラシックバイクを特集した雑誌や、青春18切符による旅案内など)の新規配信が多く、より多くのユーザーが満足できるのではと感じる内容になっています。
 

 

 
dマガジン-人気雑誌が読み放題の電子書籍アプリ★カテゴリ:ブック現在の価格:無料
※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
 
 
Photo:dマガジン/App Store
(FT729) …

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今年、ガジェット好きの印象に残ったプロダクト5選 #ギズライターまとめ2023

Photo:はらいさん,シーフロント城ヶ崎今年も魅力溢れるガジェットに恵まれた年でした。2023年も残すところあと1週間ちょっと。今年は例年より数多くのガジェットに触れる機会に恵まれた年でしたが、その中でも特に触ってよかったと思えたガジェットを5つご紹介します。1.WATCHPROPhoto:はらいさん個人的に今年1番満足度が高かったのが、cmfbyNothingのWatchPro。約10日間持つ …

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バグを疑いたくなる「ダイソン実質3万円台」。チャンスは今夜までだ!

Image:Dyson急ごう、まだ大掃除に間に合う。吸引力が落ちない。と、サイクロン式掃除機の定番であり、ガジェガジェしいデザインで掃除に向かうテンションもアガるダイソンのスティック掃除機。性能も使い勝手も良いので推せる掃除機なんですけど、基本は高い。…なんだけど!今公式ストアがセールでトンデモ価格になってます。あのダイソンが!以前のフラッグシップ「V10」がこの値段はおかしいImage:Dyso …

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“秒”で英単語の意味がわかるペンサイズの辞書。もうスマホで調べるのはやめました

Photo:ヤマダユウス型英語の本もガンガン読めるし、英語学習もはかどっちゃう!語学学習において、「スピード」ってすんごい重要なんです。人間はラクをしたがる生き物だから「この単語なんて意味なんだろ?」と思ったときに、スペルを1文字ずつ入力して調べることを面倒に感じるし、そうなると「まあいっか」とつい先送りにしてしまうんですよね。最近の賢いスマホなら、英文を撮影するだけでかなりの精度で翻訳をしてくれ …

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Bose QuietComfort Ultra Earbudsに買い替える価値あり!

 
Boseの新しいノイズキャンセリングイヤホンであるBose QuietComfort Ultra Earbudsを試してみました。
 
筆者が使用しているBose QuietComfort EarBuds Ⅱと、AirPods Pro(第2世代)、WF-1000XM5をあわせた4機種を比較した感想をお伝えします。
 
Bose QuietComfort Ultra Earbuds(以下、QC Ultra Earbuds)は、Bose QuietComfort EarBuds Ⅱ(以下、QC Earbuds Ⅱ)から買い替える価値ありと評価します。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Bose QuietComfort Ultra Earbudsを、Bose QuietComfort EarBuds Ⅱ、AirPods Pro(第2世代)、WF-1000XM5と比較。
2. Bose QuietComfort Ultra Earbudsのノイズキャンセリング性能が更に高まったのを確認。
3. ノイズキャンセリング性能を最も重視し、内耳が痛くならない軽快な装着感を求めるユーザーに最適な製品と評価。

比較対象製品と、ノイズキャンセリング製品の愛用歴
BoseよりQC Ultra Earbudsを貸し出して頂きましたので、筆者が使用するQC Earbuds Ⅱと、筆者の家族が使用するAirPods Pro(第2世代)とソニー WF-1000XM5とを比較しました。
 
なお、筆者および筆者の家族が所有する各社のノイズキャンセリングヘッドホンおよびイヤホンは、下記の製品です。
 
Bose

QuietComfort 3
QuietComfort 25
QuietComfort 35 Ⅱ
QuietControl 30
QuietComfort Earbuds Ⅱ(2セット、2名が使用中)

 
他社製品

Apple AirPods Pro(第2世代)
ソニー WF-1000XM5

 
Bose QuietComfort 3など、ノイズキャンセリングヘッドホンが発売された初期から愛用してきましたので、ノイズキャンセリングイヤホンおよびヘッドホンに求める性能で最も重視するのはノイズキャンセリング性能です。
 
また、イヤホンおよびヘッドホンとして下記の製品を使用しています。
 

ソニー MDR-EX90SL
ソニー MDR-CD900ST
Bang & Olufsen A8
Bang & Olufsen B&O PLAY Earset

 
▼ 比較評価項目と評価結果
▼ 装着感
▼ ノイズキャンセリング性能
▼ 操作性
▼ 音質
▼ 大きさ
▼ 駆動時間と充電環境
▼ アクセサリー
▼ iPhoneとの相性
▼ まとめ
 
比較評価項目と評価結果
早速ですが、「装着感」「ノイズキャンセリング性能」「操作性」「音質」「大きさ」「駆動時間と充電環境」「アクセサリー」「iPhoneとの相性」の項目で比較評価した結果が下記の通りです。
 
QC Earbuds Ⅱでも他社製品より優れていたノイズキャンセリング性能が、QC Ultra Earbudsで更に改善されているのが実感できました。
 
特に、飛行機の機内、電車の車内、町中の雑踏など環境を変えてもノイズキャンセリング性能が向上しているのが確認でき、苦手な場面は現時点で見つかりませんでした。
 
ノイズキャンセリング性能を重視するなら他社製品よりも明らかに優れていると評価します。
 
装着感や音質の評価は、個人差(相性)がありますのでご了承ください。下記の評価点数は、製品による違いを明確にするためあえて差をつけています。
 

項目
BoseQuietComfortUltra EarBuds
AirPods Pro(第2世代)
WF-1000XM5
BoseQuietComfortEarBuds Ⅱ

装着感
5
3
3
5

ノイズキャンセリング性能
5
3
3
4

操作性
3
5
4
3

音質
4
4
5
3

大きさ
4
4
4
4

駆動時間と充電環境
3
4
4
3

アクセサリー
3
5
4
3

iPhoneとの相性
3
5
4
3

 
装着感
Bose QuietComfort EarBudsやBose QuietControl 30よりも装着した際の軽快感は薄れましたが、カナル型イヤホンのように長時間使用しても内耳が痛くならないのはQC Earbuds Ⅱから続く美点です。
 
AirPods Proを使用して内耳に異常を感じた経験があったり、他社のカナル型イヤホンを使用して内耳が痛くなる場合は、家電量販店の店頭に展示されているデモ機で装着感を確認してみてはいかがでしょうか。
 
また、完全ワイヤレスイヤホンは装着中に落ちやすいのではないかと考え、筆者はQuietControl 30やB&O PLAY Earsetなどのネックバンド型およびケーブル付きのワイヤレスイヤホンを使用していましたが、QuietComfort EarBudsおよびQC Earbuds Ⅱともに落ちたことはありません。
 
内耳が痛くならないのにしっかりと固定されるという、スタビリティバンドの有用性を実感しています。
 

 
ノイズキャンセリング性能
QC Ultra Earbudsのノイズキャンセリング性能がQC Earbuds Ⅱと比べて改善されたと感じるのは、飛行機の機内でのエンジン音、雑踏での他人の会話などの中音域のキャンセル効果です。
 
筆者は特にノイズキャンセリング性能を重視するからかもしれませんが、機内ではQC Earbuds Ⅱのノイズキャンセリングレベルが低くなっているのではないか、オフになっているのではないかと感じる場面が稀にありました。
 
特に、他社製品も含めて音楽再生時にはノイズキャンセリング性能の差が目立ちにくくなりますが、無音状態にすると真のノイズキャンセリング性能が確認でき、変なホワイトノイズが無いかもわかります。
 
そうした環境で、QC Ultra Earbudsのノイズキャンセリング性能は今回の比較対象品の中で最も優れていると評価します。
 
QC Earbuds Ⅱを愛用する筆者の家族から、「ジムでQC Ultra Earbudsを使用すると、外音取り込み(アウェア)モードにしないと他者の声がほぼ聞こえないほどのノイズキャンセリング効果を感じた」との評価もありました。
 
環境に応じたノイズキャンセリングモードの切り替えという点は、WF-1000XM5のほうが使い勝手が良い場面があります。
 

 
操作性
QC Ultra Earbudsの操作性に関する機能は、AirPods Pro(第2世代)やWF-1000XM5と比べて少なく、マルチポイント接続にも現時点で対応しておらず、アプリで別の機器に切り替えるしかありません。
 
マルチポイント接続には今後対応する予定と案内されていますので、早急に実現することが期待されます。
 

 
音質
QuietComfort 3の時代と比べれば、低音重視の音作りからフラットな特性に移行しているように感じます。
 
音楽再生時の音質という点では、筆者の好みもありますがWF-1000XM5が最も自然な音質に感じます。
 
QC Ultra Earbudsはイマーシブオーディオ(空間オーディオ)に対応、やっと他社製品に並んだと評価します。
 
ただし、iPhoneとペアリングして通話やTeams会議を行った際に、「バックノイズが酷く聞き取りづらい」という反応が複数人から寄せられました。
 
QuietControl 30や他社製品ではそのような指摘を受けたことはありませんが、QC Earbuds Ⅱを使用するようになってから何度も指摘されますので、改善が期待されます。
 

 
大きさ
AirPodsシリーズと比べて、Boseを含む他社製品はまだ大きめですが、Bose
QuietComfort EarBudsやWF-1000XM3と比べて年々小さくなっており、装着していても特に重さの差を感じることは少なくなってきました。
 
これには、QC Earbuds UltraとQC Earbuds Ⅱが採用するスタビリティバンドの軽快な装着感も良い影響を与えているでしょう。QC Earbuds Ultraのイヤーバッドの表面仕上げが、メタリック調になりました(表題画像右側)。
 
充電ケースの大きさはQC Earbuds Ⅱ(下記画像左側)と同じですが、Boseの文字がフラットな印字のシルバーに変更されています。
 

 
駆動時間と充電環境
ノイズキャンセリングをオンにした音楽再生環境で比較すると、QC Earbuds Ultraのバッテリー駆動時間は本体だけで6時間、充電ケースを用いて合計24時間です。
 
AirPods Pro(第2世代)のバッテリー駆動時間は本体だけで6時間、充電ケースを用いて合計30時間です。
 
WF-1000XM5のバッテリー駆動時間は本体だけで8時間、充電ケースを用いて合計24時間です。
 
実使用環境で大きな差を感じることは少ないでしょう。
 
ただし、AirPods Pro(第2世代)とWF-1000XM5は有線充電に加えてワイヤレス充電にも対応しているのに対し、QC Earbuds UltraはQC Earbuds Ⅱ同様、別売のワイヤレス充電ケースカバー(税込7,150円)を使用しないと有線充電しか利用できません。
 

 
アクセサリー
AirPods Pro(第2世代)に対応する各種アクセサリーの数は、Boseを含めた他社製品を圧倒しています。
 
iPhoneのアクセサリーやカバーと同じメーカーや同じ素材のものを使用して統一感を出したい場合は、AirPodシリーズが最適です。
 

 
iPhoneとの相性
「探す」に対応しているなど、Apple製品と組み合わせて使用する場合はAirPodシリーズが最も相性の良い製品です。
 
ペアリングが容易であり、Bose製品よりもアップデートの頻度が高いのも機能改善に有利な点です。
 
「Bose Music」アプリにはイマーションモードが追加されましたが、WF-1000XM5と比べても設定可能な項目が少なく、改善が望まれます。
 

 
まとめ
QC Earbuds Ultraは、ノイズキャンセリングヘッドホンの先駆者であるBoseらしい、高いノイズキャンセリング性能を誇る製品です。
 
デザインは基本的にQC Earbuds Ⅱと同じですので、変更点はイマーシブオーディオへの対応が中心と事前に予想していましたが、ノイズキャンセリング性能がQC Earbuds Ⅱユーザーでも実感できるほど改善されていたのは大きな収穫でした。
 
筆者宅では今後、家族の分も含めてQC Earbuds ⅡからQC Earbuds Ultraに移行する予定です。
 
なお、筆者は出張移動時に使用することが多く、そうした場合は荷物軽減のためにワイヤレス充電器を持参しませんので、ワイヤレス充電ケースカバーの必要性は現時点で感じていません。
 

 
 
Source:Bose QuietComfort Ultra Earbuds
(FT729) …

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知ってた? スマホを使って住民票の写しが出せるって

Image:デジタル庁窓口行かなくても良いんだ!僕、最近になって知ったんですけど、コンビニの端末から住民票の写しなど、各種証明書が交付できるって知ってました?「コンビニ交付サービス」と言って、平日を使って窓口に出向かなくても(窓口の時間外でも)、全国のコンビニから証明書を交付できるといった、知っておくと便利なサービス。そしてこのサービスがさらに便利になりました。これまでは利用にマイナンバーカードが …

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iPhone17/17 Proは新機能多数も、独自開発Wi-Fiチップ間に合わない?

 
iPhone17 ProシリーズにはAppleが独自開発するWi-Fi+Bluetoothチップが搭載されるとアナリストが予想していることに関し、2025年モデルであるiPhone17シリーズおよびiPhone17 Proシリーズに間に合うとは思えないとの懸念が伝えられています。
 
筆者の予想通り、Appleが独自開発する5Gモデムと同じ状況を呈してきました。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone17 ProシリーズにはAppleが独自開発するWi-Fi+Bluetoothチップが搭載されるとアナリストが予想。
2. サプライチェーン関係者は、2025年までの2年間でWi-Fi+Bluetoothチップを独自開発するのは困難と指摘。
3. ユーザーにとって、Broadcom製チップが継続採用されるか独自開発品に切り替わるかは、特にメリットのない話と感じる。

5Gモデム含め、独自開発の難易度はかなり高い
Haitong International Securitiesのアナリストであるジェフ・プー氏が、iPhone17 ProシリーズにAppleが独自開発するWi-Fi+Bluetoothチップが搭載されると予想していることに関し、サプライチェーン関係者が「Wi-Fiチップに関する特許をBroadcomは多数有しており、それに抵触せずに開発し製造を開始するのはかなり難しい」との見解を示しているとのことです。
 
この状況は、「Qualcommの特許に抵触せずに独自開発するのは困難、製造の難易度もAppleシリコンよりも高い」と指摘されている5Gモデムと似た状況です。
独自開発品を搭載しても、ユーザーにはメリットなし?
iPhone17シリーズにはリフレッシュレート120Hzの有機ELディスプレイが全モデルに搭載、iPhone17 Pro Maxには4,800万画素望遠カメラが搭載されるなど、多数の新機能の導入が予想されています。
 
その状況で、独自開発するWi-Fi+Bluetoothチップを搭載した場合、初期バージョンで生じやすい想定外のバグなどへの対応も含め、デバイスとしての完成度が低くなることが懸念されます。
 
5GモデムやWi-Fi+BluetoothチップをAppleの独自開発品にすることは、部品単価削減という点でAppleにはメリットが大きいでしょうが、ユーザーにはどちらでも良く、実績があり動作が安定している製品のほうが良いのではと感じます。
 
 
Photo:Apple Hub/Facebook
(FT729) …

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エクセル/スプレッドシートを楽に使いこなす裏技

Image:PixieMe/Shutterstock.comエクセルやスプレッドシートでの日常的なデータ処理で今年登場したChatGPTが大活躍しています。関数を書かせるようにしたら、自分で調べたり考えたりしなくてOKに。とても楽になりました。書くのが面倒な関数はChatGPT任せ以下はウェブサイトのページのパフォーマンス(PVなど)を管理するエクセル/スプレッドシートを作っているときにChatG …

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2023年には早すぎた自転車たち #ギズライターまとめ2023

Image:TheQ/YouTubeおもしろい機能を持つパーツも生まれた1年。新発明や珍発明が大好きなギズモード・ジャパンでは、自転車にまつわるアイデアやデバイスも取りあげることがあります。2023年を振り返って、興味深かった発明や魔改造を見てみましょう。ホームレスを救うモバイルバッテリーImage:MullenLoweGlobalスマホが生命線となるホームレスのために整備されたモバイルバッテリー …

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2,000円ちょっとで手に入る車載用スマホマグネットホルダー

Image:ゲオ価格破壊にもほどがある。ゲオから、車載用マグネットワイヤレススマホホルダーが発売されました。どういう製品かというと、自動車のエアコン吹き出し口にセットする、マグネット式のスマホホルダー。ワイヤレス充電にも対応しています。Image:ゲオ僕もこのタイプのスマホホルダーを使っているのですが、とても便利。ポンと近づけるだけでセット完了。取り外すときも、普通に引っ張れば取れます。手でロック …

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