HomePod15 RCの内容が判明、低音レベル調節などの機能を追加
HomePod用OSのリリースキャンディデート(RC)から、ソフトウェアアップデートの内容が判明した、と米メディア9to5Macが報じています。
HomePod miniの機能強化、低音レベル調節機能など
AppleはiOS15やtvOS15の正式版を日本時間9月21日に公開すると発表し、ベータテストの最終版となるRCを開発者と登録ユーザーに提供しています。
招待制の開発者向けにリリースされたHomePodシリーズ用OS、HomePod15のRCから、HomePodとHomePod mini向けソフトウェアアップデートの内容が明らかになりました。
- Apple TV 4Kのデフォルトスピーカーとして、1台または2台1組のHomePod miniを設定可能に
- 音楽を再生中のHomePod miniが近くにあると、iPhoneのロック画面に再生コントロールが表示される
- 低音レベルを設定し、近所迷惑を気にせず音楽を楽しむことが可能に
- SiriにApple TVの起動、好きな映画の再生、再生中のコントロールを頼むことが可能に
- 部屋の状況やユーザーの声の大きさから、Siriが自動で声の大きさを調整
- 「10分後に照明を消して」のように時間を指定したスマートホーム機器の操作をSiriに頼むことが可能に
- Siriの音声コントロールを対応HomeKit機器で有効にすることで、家のどこからでもHomePodへのアクセスが可能に
- HomeKit Secure Videoの荷物検出に対応
低音レベルの調整機能や、Siriの声の大きさの自動調整などは、ユーザーからの希望を反映したと推測されます。
ロスレス、空間オーディオには未対応
残念ながら、以前のベータバージョンで設定可能だったロスレスオーディオと空間オーディオは、HomePod15では対応していません。
Appleは今後のアップデートで対応予定と発表していることから、バージョン15.1などでの対応を待つ必要があります。
Source:9to5Mac
(hato)