M2 Pro搭載Mac miniを分解!筐体小型化できなかった理由判明か
Apple製品に関する情報を発信しているルーク・ミアーニ氏が、512GB SSDを搭載したM2 Pro搭載Mac miniを分解し、Intelプロセッサ搭載Mac mini、M1搭載Mac miniなどと比較、ロジックボードの大きさや仕様を報告しました。
M2 Pro搭載Mac mini用のヒートシンクと冷却ファンはこれまでよりも大きくなっているため、噂されていた筐体の小型化ができなかったのかもしれません。同氏は、SSDの読み込み/書き込み速度を計測、いずれも約3GB/sと述べています。
大きくなったヒートシンクと冷却ファン
ミアーニ氏は最初に、M2 Pro搭載Mac miniのヒートシンクが長く、冷却ファンが大きくなっていることを報告しています。
かつて、M1Xとも噂されたM1 Pro搭載Mac miniは筐体が小さくなると噂されていました。
今回、M2 Proを搭載したことで、Appleシリコンとはいえども発熱が増え大型のヒートシンクと冷却ファンを採用する必要が生じたのが、小型化できなかった理由かもしれません。
SSDと読み込み/書き込み速度
M2 Pro搭載Mac miniのロジックボードには、SSDチップを搭載するためのパターンが表面と裏面に4カ所ずつあります(下記画像左上)。
搭載されるSSDチップは、8TBモデルのみ1TB品、それ以外は256GB品で、今回分解に用いた512GBモデルの場合は256GBチップがロジックボードの表面と裏面に1つずつ搭載されています。
同氏はSSDの性能も確認、読み込みと書き込み速度はともに約3GB/sでした。
I don't think this is correct. The board likely has a second chip on the other side for 8 total pads. Read/write speeds are in the 3gb/s range https://t.co/yr1yJwAFxD pic.twitter.com/39mqqqI4sq
— Luke Miani (@LukeMiani) January 24, 2023
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Source:Luke Miani/YouTube
(FT729)