iPhone用レンズサプライヤーとしての認証審査中〜中国OFILMの復活なるか
台湾メディアDigiTimesが、かつてiPhone用のカメラモジュールサプライヤーだった中国OFILMが、Appleの認証審査を受けていると報じました。
Appleのサプライチェーンから外れ、業績悪化
OFILMはiPhone12シリーズのカメラモジュールを供給していましたが、米商務省の人権侵害に関係している企業リスト11社に追加されたことで、Appleのサプライチェーンから外されました。
それに伴い同社の業績は悪化し、2021年上半期(1月〜6月)の売上高は前年同期比で半減したと伝えられていました。
現在はシャープとLG Innotekの2社がレンズモジュール供給
OFILMがiPhone用カメラモジュールのサプライヤーを外れた後、シャープとLG Innotekの供給数が増加していました。
OFILMがAppleの認証審査を受けているのはレンズモジュールとのことで、審査に合格した場合、レンズモジュールだけを供給するのか、もしくはカメラモジュールも供給して以前のような3社体制に戻ることも考えられます。
Source:DigiTimes, OFILM
Photo:Appledsign/Facebook
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